JPH10979A - 応急道路敷設・撤収車両 - Google Patents

応急道路敷設・撤収車両

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JPH10979A
JPH10979A JP15553296A JP15553296A JPH10979A JP H10979 A JPH10979 A JP H10979A JP 15553296 A JP15553296 A JP 15553296A JP 15553296 A JP15553296 A JP 15553296A JP H10979 A JPH10979 A JP H10979A
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JP
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vehicle
roll
mat
wheel
belt wheel
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JP15553296A
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Satoshi Kaida
敏 甲斐田
Toshimitsu Motomiya
利光 本宮
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の駆動源を設けずにマットが巻回されてな
るロールを正逆回転させて、大重量のマットでも容易に
敷設すると共に、巻取って撤収する。 【解決手段】 マット2が巻回されてなるロール3を支
持する架台4が搭載されてなる車両1の、車輪1cのホ
イールカバーに着脱自在な駆動スプロケット11を設
け、車輪1cの回転を第1チェーン12、中間動力伝達
機構13の従動スプロケット13a、出力スプロケット
13b、第2チェーン14、変速装置20を介してロー
ル3に伝達する構成とすれば、他の駆動源を設けるまで
もなく、車両1の前後進で回転する車輪1cの回転によ
りロール3を同期回転させて大重量のマットでも容易に
敷設・撤収することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟弱地等で各種の
車両を通過させるために、ロールを回転自在に支承した
架台を荷台に搭載し、ロールに地面に敷設するマットを
巻付け、走行しながらマットを地面に敷設しあるいは地
面上に敷設したマットを巻取る応急道路敷設・撤収車両
に係る技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】軟弱地等で各種の車両を通過させるため
に、例えばロールを回転自在に支承した架台を荷台に搭
載し、このロールに地面に付設する金属製(例えば、ア
ルミニウム合金製)あるいは樹脂製の多数のパネルが、
例えばシャッター戸のように屈曲自在に連結されてなる
マットを巻付け、走行しながらマットを地面に敷設しあ
るいは地面上に敷設されたマットを巻取る応急道路敷設
・撤収車両が用いられている。このような応急道路敷設
・撤収車両は、例えば本願出願人の出願になる特公平4
−122号公報や特公平4−123号公報に開示されて
いる。
【0003】先ず、前者の特公平4−122号公報に示
されてなる応急道路敷設・撤収車両は、通常走行に際し
てはマットが巻回されてなる水平なロールを車両の前後
方向と平行にし、マットを敷設しかつ巻取るときには、
ロールを垂直軸心回りに90度回転させて車両の前後方
向と直交する向きにするものであるが、マットを敷設し
かつ巻取るときには、人力でラチェットハンドルを回転
させ、このハンドルの回転を減速機を介して伝達してロ
ールを正逆回転させている。
【0004】次に、後者の特公平4−123号公報に示
されてなる応急道路敷設・撤収車両は、水平なロールは
上記従来例と同様に、車両の通常走行時にはロールを車
両の前後方向と平行にし、マットを敷設しかつ巻取ると
きには、ロールを垂直軸心回りに90度回転させて車両
の前後方向と直交する向きにするものである。この応急
道路敷設・撤収車両でマットを敷設しかつ巻取るときに
は、車両の荷台に搭載されているエンジンにより油圧ポ
ンプを駆動し、この油圧ポンプから吐出される作動油の
供給により回転する油圧モータでロールを回転させてい
る。この場合、ロールの正逆回転は、油圧ポンプから油
圧モータに連通する油管に介装されてなる切換弁の切換
により行われる。なお、本公報には手動や電動機により
油圧ポンプを駆動する例も合わせて開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者で
は、ロールの回転に人力を活用するため、マットが軽量
である場合には問題がないが、マットが大重量である場
合には大トルクが必要となり使用できないという欠点が
ある。また、後者では、大重量のマットでもロールを容
易に回転させることが可能であるが、エンジン等の動力
源が必要であるから高コストになるという経済上の問題
があった。
【0006】従って、本発明は、他にエンジン等の動力
源を設けるまでもなく、例え大重量のマットが巻回され
てなるロールであっても、これを容易に回転させること
を可能ならしめる応急道路敷設・撤収車両の提供を目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る応急道路敷設・撤収車両が
採用した主たる手段は、車両の上に、この車両の前後方
向と直交するロールを水平かつ回転自在に支承する架台
が搭載され、前記ロールには地面に敷設されるマットが
巻付けられ、走行しながらマットを地面に敷設し、かつ
敷設された地面上のマットを巻取る応急道路敷設・撤収
車両において、前記車両の前後方向と直交する向きの車
軸の一方の車輪の回転を前記ロールに伝達する動力伝達
装置を設けたことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に係る応急道路敷設・撤
収車両が採用した主たる手段は、請求項1に記載の応急
道路敷設・撤収車両において、前記動力伝達装置が、前
記車両の前後方向と直交する車軸の一方の車輪の外側に
着脱自在に設けられる駆動スプロケットと、前記車両に
付設され、前記駆動スプロケットにより第1チェーンを
介して回転される出力スプロケットを備えた中間動力伝
達機構と、この中間動力伝達機構の出力スプロケットに
より第2チェーンを介して回転される出力軸に外嵌され
た二つ割りの溝幅可変自在な第1変速Vベルト車の回転
がVベルトを介して伝達され、前記ロールを回転させる
二つ割りの溝幅可変自在な第2変速Vベルト車を備えた
変速装置とからなることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に係る応急道路敷設・撤
収車両が採用した主たる手段は、請求項2に記載の応急
道路敷設・撤収車両において、前記変速装置が、前記第
1変速Vベルト車を支持する出力軸の第1変速Vベルト
車の先端側輪を基端側輪に対して接近かつ離反させてこ
の第1変速Vベルト車の溝幅を変える駆動側ねじケース
と、前記第2変速Vベルト車を支持するロール軸の基端
側輪を先端側輪に対して接近かつ離反させてこの第2変
速Vベルト車の溝幅を変える従動側ねじケースとからな
ることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項4に係る応急道路敷設・撤
収車両が採用した主たる手段は、請求項1に記載の応急
道路敷設・撤収車両において、前記動力伝達装置が、前
記車両の前後方向と直交する車軸の一方の車輪の外側に
着脱自在に設けられる駆動スプロケットと、前記車両に
付設され、前記駆動スプロケットにより第1チェーンを
介して回転される出力スプロケットを備えた第1中間動
力伝達機構と、この第1中間動力伝達機構の出力スプロ
ケットにより第2チェーンを介して回転される回転軸に
外嵌された二つ割りの変速Vベルト車を備えた変速装置
と、この変速装置の変速Vベルト車によりVベルトを介
して回転されるVベルト車を備えると共に、出力スプロ
ケットを備えた第2中間動力伝達機構と、この第2中間
動力伝達機構の出力スプロケットにより第3チェーンを
介して回転され、前記ロールを回転させるロール回転用
スプロケットとからなることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項5に係る応急道路敷設・撤
収車両が採用した主たる手段は、請求項4に記載の応急
道路敷設・撤収車両において、前記変速装置が、巻出
し、巻取られるマットの緊張状態に応じて作動して前記
二つ割りの変速Vベルト車の溝幅を拡縮させると共に、
この変速Vベルト車をVベルトが所定の張力になる位置
に移動させるVベルト車作動機構を備えてなることを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態1に係
る応急道路敷設・撤収車両を、その全体側面図の図1
と、図1の1部断面示A矢視図の図2と、その平面図の
図3と、図1のB−B線矢視図の図4と、動力伝達装置
の変速装置の主要部断面図の図5とを参照しながら説明
する。
【0013】図1乃至図3に示す符号1は、自走式の車
両であって、この車両1の基礎フレーム1aの上にはマ
ット2が巻回されてなるロール3の両端部のロール軸3
a,3aを図示しない軸受を持つ軸受ボス5,5を介し
て支持する1対のロール軸支持ブラケット4aを有する
架台4が搭載されている。この架台4の中心は、基礎フ
レーム1aの上に突設されてなるセンター軸6が嵌合さ
れると共に、この架台4はコッタ4cの押し引きにより
上下動されるようになっている。即ち、コッタ4cを引
くことにより下降(数mm)したときには架台4の下部
に設けられた転動輪4bが、基礎フレーム1aに設けら
れてなる環状のレール7に転接し、人力により架台4は
車両1の前後方向と平行になる向きから前後方向と直交
する向きに、また逆に90度可逆回転し得るようになっ
ている。一方、架台4は車両1の前後方向と平行になる
向きから前後方向と直交する向きとにおいて、コッタ4
cの押込みにより上昇され、固定ボルト4dにより基礎
フレーム1aに固定されるようになっている。なお、車
両1の後部に設けられてなるものは、ロール3からマッ
ト2を巻出し、かつマット2をロール3に巻取る際に、
このマット2を案内するガイドローラ8で、これは図
2,3から良く理解されるように、車両1の幅方向に2
つ設けられている。
【0014】以上の説明から良く理解されるように、こ
の応急道路敷設・撤収車両のロール3は、従来例と同様
に、車両1の前後方向と平行になる向きから前後方向と
直交する向きに90度可逆回転され、走行時にはロール
3が車両1の前後方向と平行にされる一方、マット2の
巻出し、巻取りに際しては車両1の前後方向と直交する
向きにされるものである。
【0015】この実施の形態1では、このような構成に
なる応急道路敷設・撤収車両の車両1の本体に、ロール
3の一方側のロール軸3aを、後述する構成になる動力
伝達装置10で正逆自在に回転させる構成にしたもので
ある。以下、図1乃至図5を参照しながらこの動力伝達
装置10の詳細を説明すると、前記車両1の後部には2
本の車軸が設けられており、これらの車軸のうち前側の
車軸1bに設けられた駆動車輪のうち、図における左側
の駆動用の車輪1cのホイールカバーの外側に、車輪1
cと同期回転する駆動スプロケット11が着脱自在に設
けられている。そして、駆動スプロケット11と、後述
する中間動力伝達機構13の従動スプロケット13aと
に跨がって第1チェーン12が掛装されている。
【0016】前記中間動力伝達機構13は、図3に示す
ように構成されている。即ち、車両1のシャーシーの下
部に軸支持ブロック13dが固着され、この軸支持ブロ
ック13dの嵌合部には、第1チェーン12の張力を調
整するための支持軸押圧ねじ13gのねじ込量の調整
で、図4に示すように、車両1の前方方向に移動される
支持軸13cが嵌合されている。この支持軸13cの軸
支持ブロック13d側に従動スプロケット13aが、ま
たこの従動スプロケット13aの外側に出力スプロケッ
ト13bが外嵌されている。
【0017】前記中間動力伝達機構13に設けられた出
力スプロケット13bと、前記架台4に設けた後述する
構成になる無段式の変速装置20の入力軸に外嵌された
入力スプロケット21aとに跨がって第2チェーン14
が掛装されている。このように、第2チェーン14を用
いることにより、車両1の走行で基礎フレーム1aが揺
れても中間動力伝達機構13から変速装置20に確実に
回転力が伝達される。そして、変速装置20の変速によ
り前記マット2の巻出し、巻取り速度と、前記車輪1c
の周速との速比が1対1になるように制御される。即
ち、この変速装置20は、図5に示すように、入力スプ
ロケット21aが外嵌される入力軸21と、この入力軸
21と同心で、かつ二つ割りの後述する構成になる第1
変速Vベルト車25を支持する出力軸22とを備えてい
る。
【0018】また、前記出力軸22の入力軸21側に
は、クラッチ切換レバー23aの操作により出力軸22
に案内されて摺動して入力軸21の回転を出力軸22に
伝達し、かつ回転の伝達を遮断するクラッチ体23がキ
ーK1 を介して外嵌されると共に、このクラッチ体23
と第1変速Vベルト車25との間に、出力軸22に自由
回転し得るように外嵌され、前記クラッチ体23を介し
て出力軸22を回転させるウオームホイール24aと、
このウオームホイール24aに噛合し、図示しないハン
ドルで正逆自在に回転されるウオームギヤ24bとから
なる出力軸駆動装置24が設けられている。なお、クラ
ッチ体23と出力軸駆動装置24とを設けたのは、車輪
1cの周速よりもマット2の巻出し速度が速くなる場合
が生じたときに、手動によりマット2の巻出し速度を調
整するためである。
【0019】前記第1変速Vベルト車25は、出力軸2
2の基端側にキーK2 を介して外嵌される固定輪25a
と、出力軸22の先端側にキーK2 を介して摺動自在に
外嵌され、図示しない取付ブラケットに固着されてなる
駆動側ねじケース26の雌ねじに螺合する雄ねじを有す
る移動輪25bとからなっている。つまり、第1変速V
ベルト車25の溝幅は、出力軸22の回転により移動輪
25bが回転されると雄ねじが駆動側ねじケース26の
雌ねじにねじ込まれる一方、逆回転でねじ戻されること
により拡縮されるように構成されている。この第1変速
Vベルト車25の回転は、Vベルト27を介して、ロー
ル3のロール軸3aに外嵌されてなる後述する構成にな
る第2変速Vベルト車28に伝達されるようになってい
る。
【0020】前記第2変速Vベルト車28は、ロール3
を支持するロール軸3aの先端側にキーK3 を介して外
嵌される固定輪28aと、ロール軸3aの基端側にキー
3を介して摺動自在に外嵌され、ロール軸3aを支持
する軸受5aが嵌合される軸受ボス5と一体的に形成さ
れてなる従動側ねじケース29の雌ねじに螺合する雄ね
じを有する移動輪28bとからなっている。つまり、こ
の第2変速Vベルト車28の溝幅は、ロール軸3aの回
転により移動輪28bが回転されると雄ねじが従動側ね
じケース29の雌ねじにねじ込まれる一方、逆回転でね
じ戻されることにより拡縮されるように構成されてい
る。そして、この第2変速Vベルト車28の溝幅は、前
記第1変速Vベルト車25の溝幅が拡大すると縮小し、
逆に縮小すると拡大するように構成されている。
【0021】従って、マット2の巻出しに際しては、敷
設につれてロール3へのマット2の巻回数が次第に少な
くなるので、第1変速Vベルト車25の溝幅が縮小して
ベルトピッチ径が大径になると共に第2変速Vベルト車
28の溝幅が拡大してベルトピッチ径が小径になるので
ロール3の回転が次第に高速になる。また、逆にマット
2の巻取りに際しては、巻取りにつれてロール3へのマ
ット2の巻回数が次第に多くなるので、第1変速Vベル
ト車25の溝幅が拡大してベルトピッチ径が小径になる
と共に第2変速Vベルト車28の溝幅が縮小してベルト
ピッチ径が大径になるのでロール3の回転が次第に低速
になる。なお、第1Vベルト車25の移動輪25bと、
第2Vベルト車28の移動輪28bとの許容回転数は、
マット2の巻数(5巻程度である。)によって決定され
るものである。
【0022】以下、上記動力伝達装置10を備えた応急
道路敷設・撤収車両の使用態様を説明すると、マット2
が巻回されてなるロール3が車両1の前後方向と平行な
向きで基礎フレーム1aに固定され、駆動スプロケット
11、第1チェーン12、中間動力伝達機構13の従動
スプロケット13a、第2チェーン14とが取外された
状態で、この応急道路敷設・撤収車両はマット2を敷設
すべき軟弱地まで走行する。なお、走行路が十分に広
く、障害物等がなくて車両1の走行に特に支障がない場
合には、前記駆動スプロケット11、第1チェーン1
2、中間動力伝達機構13の従動スプロケット13a、
第2チェーン14のうち、第2チェーン14だけの取外
しで済ませることができる。
【0023】車両1がマット2を敷設すべき軟弱地に到
着すると、固定ボルト4dが弛められ、コッタ4cの引
出しによって転動輪4bがレール7に転接すると、人力
で架台4が90度回転されると共に、コッタ4cが押込
まれ、固定ボルト4dによる締込みで架台4が基礎フレ
ーム1aに固定される。これによって、例えば図1に示
すように、マット2が巻回されてなるロール3が車両1
の前後方向と直交する向きになり、マット2を軟弱地に
敷設し得る状態になる。次いで、取外されていた駆動ス
プロケット11、第1チェーン12、中間動力伝達機構
13の従動スプロケット13a、第2チェーン14と
が、図1乃至3に示すように、車両1の車輪1bの回転
をロール3に伝達し得るように動力伝達装置10が組立
てられる。そして、ロール3に巻回されてなるマット2
を固縛している図示しない固縛ベルトを取外し、マット
2の巻終端に接続されている図示しない先端ワイヤーロ
ープをガイドローラ8,8に周設されてなる溝でガイド
させると共に、この先端ワイヤーロープの先端を車両1
の後方まで引っ張っておく。
【0024】前記先端ワイヤーロープの先端を車両1の
後方まで引っ張った後、車両1を後進させ、車輪1cに
設けられている駆動スプロケット11の回転を第1チェ
ーン12、中間動力伝達機構13の従動スプロケット1
3aおよび出力スプロケット13b、第2チェーン1
4、変速装置20を介してロール軸3aに伝達して、図
1において矢印で示す時計回り方向にロール3を回転さ
せながらマット2を巻出して軟弱地の上に敷設する。
【0025】このようなマット2の敷設作業中におい
て、上記のとおり、前記変速装置20の第1変速Vベル
ト車25の溝幅の縮小によるベルトピッチ径の大径化
と、第2変速Vベルト車28の溝幅の拡大によるベルト
ピッチ径の小径化とによりマット2の巻出し速度が車輪
1cの周速と同等になるように制御されるが、車輪1c
の周速よりもマット2の巻出し速度が速くなる場合が生
じたりするので、必要に応じてクラッチ切換レバー23
aを操作して入力軸21と出力軸22との係合を解除す
ると共に、出力軸駆動装置24の操作で巻出し速度を調
整しながらマット2を軟弱地の上に敷設する。マット2
の敷設作業が終了すると、マット2の終端部に接続され
ている図示しない終端ワイヤーロープを、例えば杭等に
締結した後、車両1を敷設したマット2の端部位置から
退避させる。
【0026】他の車両等が敷設されたマット2の上を渡
り終えると、敷設されているマット2の終端ワイヤーロ
ープを杭等から取外し、ガイドローラ8,8にガイドさ
せると共に、その先端をロール3に締結し、車両1を前
進させながらロール3を図1において反時計回り方向に
回転させながら軟弱地に敷設されているマット2をロー
ル3により巻取り、巻取りが終了すると、ロール3に巻
取られてなるマット2を固縛ベルトで固縛する。このよ
うにして、マット2の固縛ベルトによる固縛が終了する
と、車両1から駆動スプロケット11、第1チェーン1
2、従動スプロケット13a、第2チェーン14が取外
される。次いで、固定ボルト4dが弛められ、コッタ4
cが引出されて転動輪4bがレール7に転接され、人力
で架台4が90度回転されると共に、コッタ4cが押込
まれて固定ボルト4dが締込まれ、架台4が基礎フレー
ム1aに固定され、ロール3が車両1の前後方向と平行
する向きになる。以上で、車両1はマット2を敷設すべ
き次の軟弱地へ走行し得る状態になり、応急道路敷設・
撤収車両によるマット2の巻出し、巻取る一連の作業が
終了する。
【0027】以上述べたように、本発明の実施の形態1
に係る動力伝達装置10を有する応急道路敷設・撤収車
両によれば、ロール3は動力伝達装置10を介して伝達
される車両1の車輪1cの回転力によって回転されるの
で、ロールを人力で回転させる従来例1のように、マッ
トが軽量である必要がなく、大重量のマットでも容易に
敷設・撤収することができ、また従来例2のように、ロ
ール3の回転にエンジン等の他動力源を必要としないの
で、経済的に有利になるという優れた効果がある。さら
に、マット2の巻出しと巻取り速度が、車輪1cの周速
と同じであるから、マット2の巻出しと巻取りが容易に
行われ、その作業の安全性も向上する。なお、以上で
は、車両1が自走式である場合を例として説明したが、
車両は牽引式であっても良い。
【0028】次に、本発明の実施の形態2に係る応急道
路敷設・撤収車両を、その全体側面図の図6と、その動
力伝達装置の動力伝達形態説明図の図7と、その変速装
置の一部切欠平面図の図8(a)と、その変速装置の側
面構成説明図の図8(b)とを参照しながら以下に説明
する。なお、本実施の形態2は車両と、動力伝達機構と
が相違するだけで、他の構成については全て上記実施の
形態1に係る応急道路敷設・撤収車両と同様であるか
ら、それらの相違する点についてだけ説明する。即ち、
図6に示す符号51は、牽引式の車両であって、この車
両51の基礎フレーム51aの上に搭載されてなる架台
54にはマット52が巻回されてなるロール53が支持
されている。このロール53は、ロール53の一方側の
ロール軸53aを回転させる後述する構成になる動力伝
達装置60で正逆自在に回転されるように構成されてい
る。
【0029】以下、この動力伝達装置60を説明する
と、車両51の後部の車軸51bの左側の車輪51cの
ホイールカバーの外側に、車輪51cと同期回転する駆
動スプロケット61が着脱自在に設けられている。そし
て、この駆動スプロケット61と、後述する第1中間動
力伝達機構63の従動スプロケット63aとに跨がって
第1チェーン62が掛装されている。この第1中間動力
伝達機構63は、図7に示すように構成されている。即
ち、車両51のシャーシーの下部に軸支持ブロック63
dが固着され、この軸支持ブロック63dに支持されて
なる支持軸63cの軸支持ブロック63d側に従動スプ
ロケット63aが、またこの従動スプロケット63aの
外側に出力スプロケット63bが外嵌されている。前記
第1中間動力伝達機構63に設けられた出力スプロケッ
ト63bと、前記架台54に設けた後述する構成になる
無段式の変速装置70の回転軸に外嵌されてなる入力ス
プロケット71aとに跨がって第2チェーン64が掛装
されている。
【0030】前記変速装置70は、図7,8に示すよう
に、支持ブラケット71bにより揺動支持軸71cを介
して揺動自在に支持されてなるコの字状フレーム71d
に出没自在に支持され、リターンスプリング73fで押
出される方向に付勢されてなる一対の出没部材71eの
先端に回転軸71が支持され、この回転軸71の突出端
に入力スプロケット71aが外嵌されると共に、この回
転軸71のコの字状フレーム71dの内側部分に二つ割
りの後述する構成になる変速Vベルト車72が外嵌され
ている。この二つ割りの変速Vベルト車72の二つ割り
部分は何れも移動輪72a,72bで、後述するVベル
ト車作動機構73によって溝幅が拡縮されるように構成
されている。
【0031】前記Vベルト車作動機構73は、図8
(a),(b)に示すように構成されている。即ち、マ
ット52をガイドするガイドローラ58を支持するガイ
ドローラブラケット58aにプッシュロッド73aの一
端側が連結され、その他端側は前記支持ブラケット71
bにより揺動自在に支持されてなる揺動アーム73bの
一端側に連結されている。この揺動アーム73bの他端
側は、前記回転軸71の先端に一端側が連結されてなる
レバー73cの他端に連結されている。さらに、前記一
対の出没部材71eの間には井桁状の伸縮リンク機構7
3dが配設されており、この伸縮リンク機構73dの一
方は一対の出没部材71eを繋ぐ連結部材に設けられた
貫通孔に摺動自在に嵌合されてなるロッドに連結される
と共に、他方の突出端は前記変速Vベルト車72の移動
輪72a,72bのボス部に周設されてなる溝に係合す
るように構成されている。また、伸縮リンク機構73d
の左右の連結端は、コの字状フレーム71dの内側の相
対する側に設けられ、開口側が広く、奥側になるほど間
隔が狭まるリンク作動ガイド73eに摺接するように構
成されている。なお、符号59はサブガイドローラであ
る。
【0032】つまり、緊張したマット52によりガイド
ローラ58が押されると,ガイドローラブラケット58
a、プッシュロッド73aを介して揺動アーム73bが
揺動し、この揺動アーム73bによりレバー73cが引
かれて一対の出没部材71eがコの字状フレーム71d
に引込まれ、入力スプロケット71aと変速Vベルト車
72とが移動すると共に、前記伸縮リンク機構73dの
左右の間隔がリンク作動ガイド73eにより狭められ、
移動輪72a,72bの間に形成される溝幅が狭められ
て変速Vベルト車72のベルトピッチ径が大径になる。
【0033】逆に、マット52の緊張がなくなるとガイ
ドローラ58を押す押圧力が弱くなるので、リターンス
プリング73fの弾発力により一対の出没部材71eが
コの字状フレーム71dから押出され、入力スプロケッ
ト71aと変速Vベルト車72とが逆移動する。そし
て、レバー73cと揺動アーム73bとを介してプッシ
ュロッド73aが押戻されると共に、変速Vベルト車7
2の溝幅が広がり、そのベルトピッチ径が小径になるも
のである。この変速Vベルト車72の回転は、Vベルト
74を介して後述する第2中間動力伝達機構80に伝達
される。
【0034】第2中間動力伝達機構80は、図7に示す
ように、前記変速Vベルト車72からVベルト74を介
して回転が伝達されるVベルト車81aが外嵌される入
力軸81と、この入力軸81と同心であって、かつ突出
端に出力スプロケット82aが外嵌される出力軸82と
を備えている。また、この出力軸82の入力軸81側に
は、クラッチ切換レバー83aの操作で出力軸82に案
内されて摺動して入力軸81の回転を出力軸82に伝達
し、かつ回転の伝達を遮断するクラッチ体83が外嵌さ
れると共に、このクラッチ体83と出力スプロケット8
2aとの間に、出力軸82に自由回転し得るように外嵌
され、前記クラッチ体83を介して出力軸82を回転さ
せるウオームホイール84aと、このウオームホイール
84aに設けられた突起に噛合し、図示しないハンドル
で正逆自在に回転されるウオームギヤ84bとからなる
出力軸駆動装置84が設けられている。なお、クラッチ
体83と出力軸駆動装置84は、上記実施の形態1と同
様に、車輪1cの周速よりもマット2の巻出し速度が速
くなる場合が生じたときに、手動によりマット2の巻出
し速度を調整するために設けたものである。
【0035】そして、前記出力スプロケット82aの回
転は第3チェーン91を介して、ロール53を支持する
ロール軸53aの突出端に外嵌されてなるロール回転用
スプロケット92に伝達されるように構成されている。
【0036】従って、マット52の巻出しに際しては敷
設の継続によりロール53へのマット52の巻回数が次
第に少なくなり、巻出し速度が次第に遅くなる。する
と、マット52の緊張度が次第に強くなるが、緊張度に
応じてガイドローラ58が押圧され、プッシュロッド7
3a、揺動アーム73b、レバー73cを介して一対の
出没部材71eがコの字状フレーム71dに引込まれ
て、第2チェーン64の張力を保持したまま、入力スプ
ロケット71aと変速Vベルト車72とがVベルト車8
1aに接近する方向に移動すると共に、伸縮リンク機構
73dの働きで変速ベルト車72の溝幅が狭められるの
で、変速ベルト車72のベルトピッチ径が次第に大きく
なってロール53の回転速度が増速される。
【0037】つまり、マット52を敷設する場合はマッ
ト52の緊張程度によって巻出し速度が増減されると共
に、マット52を撤収する場合もマット52の緊張程度
によって巻取り速度が増減される。従って、支障なくマ
ット52を軟弱地に敷設し、かつ敷設したマット52を
撤収することができるので、本実施の形態2は上記実施
の形態1と同効である。なお、本実施の形態2にあって
は、牽引式の車両を用いたが、車両は上記実施の形態1
と同様に自走式であっても良い。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1乃
至5に係る応急道路敷設・撤収車両によれば、マットを
巻出し、かつ巻取るロールは動力伝達装置を介して伝達
される車両の車輪の回転力により回転されるので、ロー
ルを人力で回転させる従来例1のように、マットが軽量
である必要がなく、大重量のマットでも容易に敷設・撤
収することができ、また従来例2のように、ロールの回
転にエンジン等の他動力源を必要としないので、経済的
に有利になるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る応急道路敷設・撤
収車両の全体側面図である。
【図2】図1の1部断面示A矢視図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る応急道路敷設・撤
収車両の平面図である。
【図4】図1のB−B線矢視図である。
【図5】動力伝達装置の変速装置の主要部断面図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態2に係る応急道路敷設・撤
収車両の全体側面図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る応急道路敷設・撤
収車両の動力伝達装置の動力伝達形態説明図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係り、図8(a)は応
急道路敷設・撤収車両の変速装置の一部切欠平面図、図
8(b)は応急道路敷設・撤収車両の変速装置の側面構
成説明図である。
【符号の説明】
1…車両,1b…車軸,1c…車輪,2…マット,3…
ロール,3a…ロール軸,4…架台,5…軸受用ボス,
8…ガイドローラ。10…動力伝達装置,11…駆動ス
プロケット,12…第1チェーン,13…中間動力伝達
機構,13a…従動スプロケット,13b…出力スプロ
ケット,14…第2チェーン,20…変速装置,21…
入力軸,21a…入力スプロケット,22…出力軸,2
3…クラッチ体,24…出力軸駆動装置,25…第1変
速Vベルト車,26…駆動側ネジケース,27…Vベル
ト,28…第2変速Vベルト車,29…従動側ねじケー
ス。51…車両,51b…車軸,51c…車輪,52…
マット,53…ロール,53a…ロール軸,54…架
台,58…ガイドローラ,58a…ガイドローラブラケ
ット,59…サブガイドローラ。60…動力伝達装置,
61…駆動スプロケット,62…第1チェーン,63…
第1中間動力伝達機構,63a…従動スプロケット,6
3b…出力スプロケット,64…第2チェーン,70…
変速装置,71…回転軸,71a…入力スプロケット,
71b…支持ブラケット,71c…揺動支持軸,,71
d…コの字状フレーム,71e…一対の出没部材,72
…変速Vベルト車,73…Vベルト車作動機構,73a
…プッシュロッド,73b…揺動アーム,73c…レバ
ー,73d…伸縮リンク機構,73e…リンク作動ガイ
ド,73f…リターンスプリング,74…Vベルト,8
0…第2中間動力伝達機構,81…入力軸,81a…V
ベルト車,82…出力軸,82a…出力スプロケット,
83…クラッチ体,84…出力軸駆動装置,91…第3
チェーン,92…ロール回転用スプロケット。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の上に、この車両の前後方向と直交
    するロールを水平かつ回転自在に支承する架台が搭載さ
    れ、前記ロールには地面に敷設されるマットが巻付けら
    れ、走行しながらマットを地面に敷設し、かつ敷設され
    た地面上のマットを巻取る応急道路敷設・撤収車両にお
    いて、前記車両の前後方向と直交する向きの車軸の一方
    の車輪の回転を前記ロールに伝達する動力伝達装置を設
    けたことを特徴とする応急道路敷設・撤収車両。
  2. 【請求項2】 前記動力伝達装置が、前記車両の前後方
    向と直交する車軸の一方の車輪の外側に着脱自在に設け
    られる駆動スプロケットと、前記車両に付設され、前記
    駆動スプロケットにより第1チェーンを介して回転され
    る出力スプロケットを備えた中間動力伝達機構と、この
    中間動力伝達機構の出力スプロケットにより第2チェー
    ンを介して回転される出力軸に外嵌された二つ割りの溝
    幅可変自在な第1変速Vベルト車の回転がVベルトを介
    して伝達され、前記ロールを回転させる二つ割りの溝幅
    可変自在な第2変速Vベルト車を備えた変速装置とを備
    えてなることを特徴とする請求項1に記載の応急道路敷
    設・撤収車両。
  3. 【請求項3】 前記変速装置が、前記第1変速Vベルト
    車を支持する出力軸の第1変速Vベルト車の先端側輪を
    基端側輪に対して接近かつ離反させてこの第1変速Vベ
    ルト車の溝幅を変える駆動側ねじケースと、前記第2変
    速Vベルト車を支持するロール軸の基端側輪を先端側輪
    に対して接近かつ離反させてこの第2変速Vベルト車の
    溝幅を変える従動側ねじケースとからなることを特徴と
    する請求項2に記載の応急道路敷設・撤収車両。
  4. 【請求項4】 前記動力伝達装置が、前記車両の前後方
    向と直交する車軸の一方の車輪の外側に着脱自在に設け
    られる駆動スプロケットと、前記車両に付設され、前記
    駆動スプロケットにより第1チェーンを介して回転され
    る出力スプロケットを備えた第1中間動力伝達機構と、
    この第1中間動力伝達機構の出力スプロケットにより第
    2チェーンを介して回転される回転軸に外嵌された二つ
    割りの変速Vベルト車を備えた変速装置と、この変速装
    置の変速Vベルト車によりVベルトを介して回転される
    Vベルト車を備えると共に、出力スプロケットを備えた
    第2中間動力伝達機構と、この第2中間動力伝達機構の
    出力スプロケットにより第3チェーンを介して回転さ
    れ、前記ロールを回転させるロール回転用スプロケット
    とからなることを特徴とする請求項1に記載の応急道路
    敷設・撤収車両。
  5. 【請求項5】 前記変速装置が、巻出し、巻取られるマ
    ットの緊張状態に応じて作動して前記二つ割りの変速V
    ベルト車の溝幅を拡縮させると共に、この変速Vベルト
    車をVベルトが所定の張力になる位置に移動させるVベ
    ルト車作動機構を備えてなることを特徴とする請求項4
    に記載の応急道路敷設・撤収車両。
JP15553296A 1996-06-17 1996-06-17 応急道路敷設・撤収車両 Withdrawn JPH10979A (ja)

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