JPH0683529B2 - 架空地線への線状体らせん巻付け方法 - Google Patents

架空地線への線状体らせん巻付け方法

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JPH0683529B2
JPH0683529B2 JP19999686A JP19999686A JPH0683529B2 JP H0683529 B2 JPH0683529 B2 JP H0683529B2 JP 19999686 A JP19999686 A JP 19999686A JP 19999686 A JP19999686 A JP 19999686A JP H0683529 B2 JPH0683529 B2 JP H0683529B2
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豊 松崎
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、架空地線に光ファイバケーブルなどの線状体
をらせん状に巻き付ける方法に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
架空地線に光ファイバケーブルをらせん状に巻き付けて
架空送電線路を光通信線路として使用することが実用化
されつつある。従来、このような線路を構成するため架
空地線に光ファイバケーブルをらせん巻きする場合に
は、第2図のような方法が採用されている。この方法
は、架空地線11に巻付け機12と牽引車13を連結した状態
で乗せ、牽引車13で巻付け機12を牽引しながら光ファイ
バケーブル14を架空地線11に巻き付けていくものであ
る。
ここで用いられる巻付け機12は、例えば実開昭60-79205
号公報に記載されているようなもので、架空地線11のま
わりに回転しない軸部と、その軸部のまわりに回転する
回転枠体と、その回転枠体に取り付けられたドラム15と
を備えており、牽引車13に引っ張られて走行すると、ド
ラム15から光ファイバケーブル14が引き出されるためド
ラム15が自転し、ドラム15が自転すると回転枠体内にあ
る遊星歯車の噛み合いによりドラム15が架空地線11のま
わりに公転する仕組みとなっている。このため巻付け機
12が架空地線11上を走行すると、ドラム15から引き出さ
れる光ファイバケーブル14が架空地線11にらせん状に巻
き付くことになる。
また牽引車13は、ローラー16と17で架空地線11を挟み付
け、ローラー16を、内蔵するエンジンまたはモーターで
回転駆動することにより、架空地線11上を自走するもの
である。
なお上記の巻付け方法は光ファイバケーブルの巻付けだ
けでなく、難着雪化あるいは低風騒音化のための線材の
巻付けなどにも利用できるものである。
上記のように従来は巻付け機と牽引車を架空地線に乗せ
て巻付けを行っているが、巻付け機と牽引車は重量がか
なり大きいため、比較的細い架空地線の場合は、架空地
線の弛度が過大になり、巻付け機がその下の架空送電線
に接触したり、あるいは架空地線の張力がGアームの許
容張力を越えたりする可能性があり、巻付けが出来ない
という問題があった。
〔問題点の解決手段とその作用〕
上記のような従来技術の問題点を解決するため本発明
は、線状体(光ファイバケーブルや通常の線材など)の
巻付け機を架空地線に乗せ、自走式の牽引車を上記架空
地線下の架空送電線に乗せて、上記巻付け機と牽引車を
耐張部材(ワイヤーまたはロッドなど)で連結し、架空
送電線上の牽引車で架空地線上の巻付け機を牽引しなが
ら、架空地線に線状体をらせん巻きすることを特徴とす
るものである。
このようにすると架空地線にかかる重量が大幅に軽減さ
れ、かつ架空送電線も架空地線と同様に弛むから、架空
地線が細い場合でも支障なく線状体のらせん巻付けが可
能となる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す。図において、18は鉄
塔、11は鉄塔18・18間に架設された架空地線、19はその
下に架設された架空送電線である。
この方法は、巻付け機12と牽引車13を分離し、巻付け機
12を架空地線11に乗せ、牽引車13を架空送電線11に乗せ
て、両者をワイヤー20で連結する。この状態で牽引車13
を走行させ、巻付け機12を引っ張って架空地線11上を移
動させることにより、巻付け機12から引き出される光フ
ァイバケーブル14を架空地線11にらせん巻きするもので
ある。
なお巻付け機12は、従来例で説明したようにドラムを遊
星歯車の噛み合いで架空地線のまわりに回転させる構造
のものでもよいし、走行距離を検出し、それに応じてド
ラムをモーターにより架空地線のまわりに回転させる構
造のものでもよく、構造は特に限定されない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、架空地線に乗るの
は巻付け機だけとなり、重量が大幅に軽減され、架空地
線の弛度が小さくなると共に、架空送電線も牽引車の重
量により架空地線とほぼ同じ状態で弛むようになるか
ら、巻付け機が架空送電線に接触することがなくなり、
また架空地線のGアームにかかる荷重も少なくなる。し
たがって架空地線が細い場合でも線状体の巻付けを行え
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る架空地線への線状体らせん巻付け
方法の一実施例を示す側面図、第2図は従来の線状体ら
せん巻付け方法を示す側面図である。 11……架空地線、12……巻付け機、13……牽引車、14…
…光ファイバケーブル、15……ドラム、19……架空送電
線、20……ワイヤー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線状体の巻付け機を架空地線に乗せ、自走
    式の牽引車を上記架空地線下の架空送電線に乗せて、上
    記巻付け機と牽引車を耐張部材で連結し、架空送電線上
    の牽引車で架空地線上の巻付け機を牽引しながら架空地
    線に線状体をらせん巻きすることを特徴とする架空地線
    への線状体らせん巻付け方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の方法であっ
    て、線状体が光ファイバケーブルであるもの。
JP19999686A 1986-08-28 1986-08-28 架空地線への線状体らせん巻付け方法 Expired - Lifetime JPH0683529B2 (ja)

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