JPH1096218A - 道路照明灯具用清掃車 - Google Patents

道路照明灯具用清掃車

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Publication number
JPH1096218A
JPH1096218A JP25033596A JP25033596A JPH1096218A JP H1096218 A JPH1096218 A JP H1096218A JP 25033596 A JP25033596 A JP 25033596A JP 25033596 A JP25033596 A JP 25033596A JP H1096218 A JPH1096218 A JP H1096218A
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JP
Japan
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cleaning
brush
lighting device
road
camera
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25033596A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Yoneyama
信夫 米山
Koichi Okamoto
浩一 岡本
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1096218A publication Critical patent/JPH1096218A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 清掃ユニットの位置決めを容易かつ確実に行
うことができ、質の高い清掃作業を短時間に行うことが
できる道路照明灯具用清掃車を提供する。 【解決手段】 受け皿40に立設された基台43上に、上下
方向に回転軸心CCを有し中心に穴が形成されたブラシ台
44を設ける。ブラシ台44の上面には、中心部から外周部
に向かって順次毛足が長くなるようにブラシ62を植設す
る。ブラシ台44の中心穴には、円筒形上のブラシガード
47を上下方向に移動自在に設け、ブラシガード47の内部
には、位置確認用カメラ51と噴霧ノズル53を設ける。清
掃ユニット4は、清掃ユニット4が上方に移動し照明灯具
22と接触すると、ブラシガード47は中心穴に没入し、中
心部近傍のブラシ62は中心部にしなだれ、ブラシ62が照
明灯具22の前面カバー26の全面を清掃するように構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路に付設された
照明灯具を清掃する道路照明灯具用清掃車に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、道路照明灯具を清掃する道路照明
灯具用清掃車には、実公昭48−16392号公報に開
示されているものがあり、この清掃車は、図13に示す
ように、車台に搭載された伸縮ポールの先端部に清掃ユ
ニットaが設けられ、この清掃ユニットa内に回転ブラシ
bが取付けられて構成されている。
【0003】上記清掃車では、清掃時に、伸縮ポールを
伸長して清掃ユニットaを照明灯具の位置まで上昇させ
た後、回転ブラシbを回転させて照明灯具の表面を清掃
する。
【0004】一方、天井等を掃除するための掃除装置と
して、実公昭54−10763号公報に開示されている
ものがあり、この掃除装置は、図14に示すように、上
向きに植毛されたブラシcを、上下軸まわりに回転させ
るように構成されている。
【0005】上記掃除装置では、毛の長さが等しいブラ
シcを天井面に押しあてながら、ブラシcを上下軸まわり
に回転させることにより、天井面を清掃する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、道路
照明灯具用清掃車においては、清掃ユニットと照明灯具
との位置合わせは、作業者が運転室より反射鏡を介して
清掃ユニットと照明灯具との位置関係を確認しつつ、伸
縮ポールを操作することにより行っていた。しかし、照
明灯具は高所に配置されているので、清掃ユニットと照
明灯具との位置関係を正確に把握することは困難であ
る。そのため、清掃ユニットと照明灯具との位置関係を
厳密に設定しようとすると、伸縮ポールの操作は極めて
困難となる。従って、清掃ユニットの位置設定に長時間
を要するという問題があった。
【0007】特に、上記実公昭48−16392号公報
に開示された清掃車では、清掃のために小型のブラシb
を複数個用いているため、照明灯具の表面がそれらのブ
ラシbに密着するように、複数個のブラシbの配置形状に
合わせて清掃ユニットaを厳密に位置決めしなければな
らず、清掃ユニットaの位置設定が非常に困難であっ
た。そのため、清掃ユニットaの位置設定に長時間を要
していた。
【0008】また、上記実公昭54−10763号公報
に開示された掃除装置では、ブラシcの位置を認識する
手段がないので、この掃除装置を道路照明灯具用清掃車
に適用しようとした場合には、ブラシcと照明灯具との
位置合わせが問題となる。また、この掃除装置では、洗
浄液の供給手段がないことに加え、ブラシの毛の長さが
一様に整えられているので、道路照明灯具の前面カバー
のような曲面形状の全面を満遍なく一様に清掃するのは
困難であった。
【0009】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、清掃ユニットの位置
決めを容易かつ確実に行うことができ、質の高い清掃作
業を短時間に行うことができる道路照明灯具用清掃車を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、洗浄液を供給しつつ、ブラシ台に植設さ
れたブラシを回転運動させて照明灯具を清掃することに
よって、ブラシと照明灯具との位置合わせを厳密に行わ
なくても良好な清掃が可能となるようにした。
【0011】具体的には、請求項1に記載の発明が講じ
た手段は、道路に付設された道路照明灯の照明灯具を清
掃する道路照明灯具用清掃車であって、車体に搭載さ
れ、該車体に対して起伏自在に設けられると共に、伸縮
自在に構成されたブームと、該ブームの先端部に設けら
れた清掃手段とを備え、上記清掃手段は、基台と、該基
台に回転自在に支持されたブラシ台および該ブラシ台の
上面に植設されたブラシとを備えて、照明灯具を清掃す
る回転ブラシ体と、上記ブラシ台の中央部分から上方に
向かって洗浄液を噴射する洗浄液供給手段と、上記回転
ブラシ体を回転駆動させる回転手段とを有している構成
としたものである。
【0012】上記の発明特定事項により、ブラシ台の中
心位置から洗浄液を供給しつつ、ブラシを回転運動させ
て照明灯具を清掃することができる。
【0013】一方、請求項2に記載の道路照明灯具用清
掃車は、請求項1に記載の道路照明灯具用清掃車におい
て、清掃手段は、ブームの先端部に回転ブラシ体を収容
する受け皿を備えている構成としたものである。
【0014】上記の発明特定事項により、受け皿が洗浄
液の飛散を防止するので、清潔な清掃作業が可能とな
る。
【0015】また、請求項3に記載の道路照明灯具用清
掃車は、請求項1に記載の道路照明灯具用清掃車におい
て、ブラシの毛は、ブラシ台の中心側に位置するブラシ
から外周に位置するブラシに向かって順次長くなるよう
に形成されている構成としたものである。
【0016】上記の発明特定事項により、道路照明灯具
の表面とブラシとの接触圧が均等になり、質の高い清掃
作業が可能となる。
【0017】また、請求項4に記載の道路照明灯具用清
掃車は、請求項3に記載の道路照明灯具用清掃車におい
て、ブラシの外寸法は、照明灯具の水平方向最大長さよ
りも大きく形成されている構成としたものである。
【0018】上記の発明特定事項により、ブラシは照明
灯具を満遍なく捉えるので、清掃ユニットと照明灯具と
の位置合わせを厳密に行わなくても照明灯具の全面を清
掃することが可能となる。
【0019】また、請求項5に記載の道路照明灯具用清
掃車は、請求項2に記載の道路照明灯具用清掃車におい
て、清掃手段は、回転ブラシ体と照明灯具との垂直方向
の距離を認識する距離認識手段と、回転ブラシ体と照明
灯具との水平方向の位置を認識する位置認識手段とを有
している構成としたものである。
【0020】上記の発明特定事項により、清掃ユニット
の位置決めを容易かつ確実に行うことができる。
【0021】また、請求項6に記載の道路照明灯具用清
掃車は、請求項5に記載の道路照明灯具用清掃車におい
て、ブラシ台に形成された中央穴の内部には、該中央穴
を貫通して回転軸心の方向に延び、上端がブラシ台の上
面より所定距離突出した上限位置とブラシ台より没入し
た下限位置との間で移動自在の中空円筒状の筒体が設け
られ、洗浄液供給手段は、該筒体の内部に設けられた噴
霧ノズルである構成としたものである。
【0022】上記の発明特定事項により、筒体が下方向
に移動し、中心部付近のブラシが中心部にしなだれるこ
とにより、ブラシは照明灯具の全面を清掃することが可
能となる。また、噴霧ノズルにより、洗浄液が確実に供
給される。そのため、質の高い清掃作業が可能となる。
【0023】また、請求項7に記載の道路照明灯具用清
掃車は、請求項6に記載の道路照明灯具用清掃車におい
て、位置認識手段は、筒体の内部に設けられ、該筒体の
上方を撮像するカメラであり、距離認識手段は、照明灯
具と筒体との接触による該筒体の軸方向の変位を検知す
る位置検知センサである構成としたものである。
【0024】上記の発明特定事項により、清掃ユニット
の位置決めを容易かつ確実に行うことができる。
【0025】また、請求項8に記載の道路照明灯具用清
掃車は、請求項6に記載の道路照明灯具用清掃車におい
て、位置認識手段は、筒体の内部に設けられ、該筒体の
上方を撮像する第1のカメラであり、距離認識手段は、
受け皿または基台に固定され、ブラシの上部近辺を撮像
する第2のカメラである構成としたものである。
【0026】上記の発明特定事項により、清掃ユニット
の位置決めを容易かつ確実に行うことができる。
【0027】また、請求項9に記載の道路照明灯具用清
掃車は、請求項6に記載の道路照明灯具用清掃車におい
て、清掃手段は、筒体が所定の下限位置まで没入したこ
とを検知する位置検知センサを有している構成としたも
のである。
【0028】上記の発明特定事項により、回転ブラシ体
の回転および噴霧ノズルの噴射を開始すべき時期を容易
に知ることができる。
【0029】また、請求項10に記載の道路照明灯具用
清掃車は、請求項6に記載の道路照明灯具用清掃車にお
いて、位置認識手段は、受け皿または基台に固定され、
ブラシの上部近辺を該ブラシの前方から撮像する第1の
カメラであり、距離認識手段は、受け皿または基台に固
定され、ブラシの上部近辺を該ブラシの側方から撮像す
る第2のカメラである構成としたものである。
【0030】上記の発明特定事項により、清掃ユニット
の位置決めを容易かつ確実に行うことができると共に、
筒体を小径化することができる。
【0031】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0032】図1に示すように、道路照明灯具用清掃車
1は、道路に付設された道路照明灯2の照明灯具22を清掃
するものである。
【0033】道路照明灯2は、図2に示すように、道路
に立設された照明灯ポール21の先端部に照明灯具22が取
付けられて構成されている。照明灯ポール21は、垂直ポ
ール部23の上端に連続して若干斜め上方に延びる傾斜ポ
ール部24が形成されて成り、傾斜ポール部24の上端部に
照明灯具22が取付けられている。また、照明灯具22は、
図示しないランプが収納された照明灯本体25の下面に透
明な前面カバー26が取付けられて成り、前面カバー26が
上記清掃車1で清掃されることになる。
【0034】−清掃車1の構成− まず、始めに清掃車1の構成を説明する。
【0035】図1に示すように、清掃車1は、車体11に
アウトリガ12が取付けられると共に、ブーム3が搭載さ
れる一方、ブーム3の先端部に回動部材35を介して清掃
ユニット4が回動自在に取付けられて構成されている。
ブーム3は、車体11に立設された旋回支柱31の上端部に
取付けられ、支柱31とブーム3との間に設けられた起伏
シリンダ32の伸縮によって車体11に対して起伏自在に構
成されている。また、ブーム3は、図4に示すように、
テレスコープ状に伸縮自在に構成されている。そして、
ブーム3の操作が運転室13で行われるように構成されて
いる。また、運転室13内には後述する位置確認用カメラ
51に接続された位置確認用モニター91が設置され、作業
者が位置確認用カメラ51で撮像された映像を運転室13内
で監視することができるように構成されている。また、
図4に示すように、車体11には、支柱31を挟んで位置す
る洗浄液タンク81と汚水タンク82とが設けられている。
【0036】−清掃ユニット4の構成− 次に、本発明の特徴である清掃ユニット4の構成を説明
する。
【0037】図3に示すように、清掃ユニット4は、回
動部材35を介してブーム3に連結された受け皿40を備え
ている。受け皿40は、上部が開口した略立方体形状の箱
体で形成され、ブーム3から最も離れた側面41bの高さが
他の3つの側面41aの高さの約半分となるように形成さ
れている。つまり、側面41bの高さは、照明灯具22の清
掃時に照明灯ポール21が側面41bに衝突しないような高
さに形成されている。また、受け皿40の側面41a,41bの
高さは、照明灯具22の清掃時に洗浄液が清掃ユニット4
外に飛散しないように、清掃時に照明灯具22を収納する
のに十分な高さに形成されている。
【0038】受け皿40の底面には脚42が立設され、脚42
の上端には基台43が載置されている。基台43の中心部に
は上方に突出する中空円筒状のボス部43aが形成され、
このボス部43aには円板状のブラシ台44が回転自在に取
り付けられている。
【0039】ブラシ台44は、中央穴を有するドーナツ盤
状の回転板61の下面に円筒状の連結筒44aが一体形成さ
れて成り、この連結筒44aはベアリングを介して基台43
のボス部43aに嵌合されている。
【0040】上記連結筒44aの外周面には外歯が形成さ
れ、この外歯は、基台43の端部に固定されたモータ45に
より回転駆動されるピニオン46と歯合している。そし
て、外歯とピニオン46とモータ45によってブラシ台の回
転手段が構成され、ブラシ台44は、ピニオン46の回転に
従って、回転軸心CCを中心としてボス部43aのまわりで
回転するように構成されている。
【0041】回転板61の上表面にはブラシ62が鉛直方向
上向きに植毛されている。このブラシ62は、回転板61の
中心部から外周部に向かって、毛足が順次長くなるよう
に植設されており、毛先の集合面が照明灯具22の前面カ
バー26の表面形状に合うようにすり鉢状に構成されてい
る。また、ブラシ62の外寸法L、即ち直径は、照明灯具2
2の前面カバー26の水平方向最大長さL1よりも大きく形
成されている。
【0042】そして、上記ブラシ台44およびブラシ62が
回転ブラシ体60を形成している。
【0043】回転板61および基台43の中心穴には、上下
方向に延びる中空円筒形状の筒体であるブラシガード47
が上下方向に移動可能に設けられている。このブラシガ
ード47の長さは、回転板61の上面と受け皿40の底面との
間の距離よりも若干小さい。このブラシガード47の底面
には水平方向に延びた延長部47aが形成され、延長部47a
と基台43との間には、上下方向のシリンダ48が設けられ
ている。非清掃時においては、シリンダ48は、ブラシガ
ード47を上方に付勢し、ブラシ62が中心部にしなだれて
こないような長さ分だけブラシガード47を回転板61より
上方に突出させている。つまり、ブラシガード47は、シ
リンダ48の付勢により、ブラシガード47の内部に設置さ
れた位置確認用カメラ51が鉛直上方を撮影するのを妨げ
ないように、ブラシ62の中心部を保持する位置、即ち、
上限位置に設定されている。そして、ブラシガード47は
シリンダ48の伸縮により、上下方向に移動可能となって
いる。
【0044】シリンダ48の側面の上部には、ブラシガー
ド47が上限位置にあることを認識する位置検知センサと
しての第1シリンダセンサ49が設けられている。一方、
シリンダ48の側面の下部には、ブラシガード47が所定位
置まで下降したことを検知する位置検知センサとしての
第2シリンダセンサ50が設けられている。
【0045】ブラシガード47の内部には、受け皿40の底
面に立設されたカメラ脚54が上下方向に延びており、位
置確認用カメラ51がカメラ脚54に上向きに固定されてい
る。つまり、位置確認用カメラ51は、ブラシガード47の
上方を撮像できるように設置されている。また、位置確
認用カメラ51は、運転室13に設置された位置確認用モニ
ター91とつながっており、カメラ51の撮影画像がモニタ
ー91で監視できるようになっている。また、カメラ脚54
には、位置確認用カメラ51のレンズの上方を覆う透明板
52が設けられている。この透明板52は傾斜して設けら
れ、透明板52に落下した洗浄液が透明板52上で滞留せず
に速やかに排水されるように形成されている。
【0046】更に、ブラシガード47の内面には、噴射口
を上向きにして設置された噴霧ノズル53が設置されてい
る。噴霧ノズル53は、ブーム3に沿って設けられた図示
しないホースを介して、洗浄液タンク81とつながってい
る。
【0047】受け皿40の底面には、洗浄液の排出口55が
形成されている。そして、受け皿40は、この排出口55を
通じて開閉バルブ56を備えた排水ホース57とつながって
おり、受け皿40に溜まった洗浄液が排出口55を通じて排
出可能となっている。
【0048】−清掃作業− 次に、道路照明灯具用清掃車1による照明灯具22の清掃
作業について説明する。
【0049】まず、高速道路等において、清掃すべき照
明灯具22の設置箇所に清掃車1を走行移動させる。な
お、この時、清掃車1に搭載された洗浄液タンク81に
は、洗浄液が充填されている。
【0050】そして、清掃現場に到着すると、車体11を
アウトリガ12で固定する。
【0051】その後、図4に示すように、作業者が運転
室13内でモニター91を観察しながら清掃ユニット4の位
置決めを行う。
【0052】清掃ユニット4の位置決めは、まず、ブー
ム3を起伏、旋回および伸縮させて清掃ユニット4を照明
灯具22の近傍に移動させると共に、回動部材35を首振り
操作して清掃ユニット4を照明灯具22の前面カバー26に
合うように調節することによって行う。この際、清掃ユ
ニット4が照明灯具22に衝突しないように、清掃ユニッ
ト4と照明灯具22との間には適当な間隔、例えば、受け
皿40の高さの1/2の間隔が空くよう、ブーム3および
回動部材35を制御する。
【0053】そして、位置確認用カメラ51で撮像された
照明灯具22の前面カバー26の位置を確認しつつ、清掃ユ
ニット4のブラシガード47が前面カバー26の中心に位置
するように、清掃ユニットの水平面(図3に示すX−Y
平面)の位置決めを行う。水平面の位置決めは、具体的
には、図5に示すように、あらかじめ位置確認用モニタ
ー91の画面上に、照明灯具22の輪郭を表示した位置目標
75を映し出しておき、位置確認用カメラ51で現実に撮像
した照明灯具22の映像76と位置目標75とが一致するよう
に清掃ユニット4の位置を調整することにより行う。こ
の位置目標75は、例えば、照明灯具22の形状を切り抜い
た半透明スクリーン78をモニター91に貼り付けることに
よって形成することができる。
【0054】そして、上記水平面の位置決めが終了した
後、垂直方向(Z方向)の位置決めを行う。垂直方向の
位置決めは、清掃ユニット4を上方に移動することによ
り行う。
【0055】まず、図3に示すように、ブラシガード47
の先端と照明灯具22の前面カバー26とが所定間隔隔てら
れた位置から、清掃ユニット4を前面カバー26に向かっ
て垂直方向に移動させる。この時、ブラシガード47は、
シリンダ48により上向きに付勢されている。
【0056】その後、図6に示すように、ブラシガード
47は、前面カバー26に接触し、鉛直下向きの力を受け
る。その結果、ブラシガード47は鉛直下向きに微小距離
だけ移動し、第1シリンダセンサ49はブラシガード47の
移動を検知する。この第1シリンダセンサ49の検知によ
り、清掃ユニット4の垂直方向の位置が設定されたと判
断され、清掃ユニット4はその位置に固定される。この
ようにして、垂直方向の位置決めは行われる。
【0057】また、上記のように第1シリンダセンサ49
がブラシガード47の移動を検知すると、シリンダ48は上
向きの付勢を解除する。そして、ブラシガード47は鉛直
下向きに移動して、回転板61の中心穴に没入する。つま
り、図7に示すように、ブラシガード47が回転板61の上
面よりも上に突出しない状態となる。その結果、回転板
61の中心部近傍のブラシ62が中心側にしなだれることに
より、ブラシ62は前面カバー26の全面を捉える。つま
り、ブラシ62は、前面カバー26を満遍なく掃くことがで
きる位置に設定される。また、ブラシ62は中心部から外
周部に向かって毛足が長くなっているので、前面カバー
26の表面に沿って配置され、ブラシ62と前面カバー26と
の接触圧は全面に亘り一様となる。その結果、ブラシ62
と前面カバー26とは良好な接触状態を保つ。
【0058】そして、第2シリンダセンサ50がブラシガ
ード47の回転板61の中心穴への埋没を検知すると、以下
の洗浄作業が開始される。
【0059】洗浄作業では、まず、モータ45が駆動さ
れ、ピニオン46が回転することにより、ブラシ体60が回
転軸心CCを中心として基台43のボス部43aまわりに回転
する。回転ブラシ体60が回転を始めると、噴霧ノズル53
から洗浄液が供給される。洗浄液は回転板61の中心穴か
ら前面カバー26の中心部に向かって垂直上向きに噴射さ
れるが、ブラシ62が前面カバー26の表面を円周状に掃く
ので、洗浄液は前面カバー26の中心部から外周部に向か
って全面にくまなく供給される。そして、洗浄液は、最
終的にはブラシ62の外周部から飛散し、受け皿40に滞留
する。この際、透明板52が位置調整用カメラ51を覆って
いるので、カメラ51が洗浄液で汚染されことはない。ま
た、透明板52は傾斜して設けられているので、表面に洗
浄液が滞留することもない。なお、一回の洗浄作業で使
用される洗浄液の量は200cc程度なので、洗浄液が
受け皿40内であふれることはない。
【0060】そして、上記の洗浄作業を所定時間行った
後、洗浄液の供給を停止し、モータ45を停止することに
より回転ブラシ体60の回転を停止させる。このようにし
て、洗浄作業が行われる。
【0061】その後、ブーム3を起伏、旋回および伸縮
させ、また、回動部材35を作動させることにより、清掃
ユニット4をほぼ水平状態に保った状態で下方に移動さ
せる。そして、ブーム3を車体11上のブームスタンド33
に格納し、清掃ユニット4を収納位置に固定する。
【0062】そして、シリンダ48を駆動し、ブラシガー
ド47を最上位の位置まで移動させる。
【0063】更に、排水ホース57の流出口を汚水タンク
82に導き、開閉バルブ56を開口して、受け皿40に溜まっ
た使用済みの洗浄液を汚水タンク82内に回収する。そし
て、受け皿40に滞留した洗浄液をすべて抜き取った後、
開閉バルブ56を閉じる。なお、この洗浄液回収作業は、
上記の洗浄作業を所定回数実行した後に行ってもよく、
また、受け皿40に洗浄液が所定量溜まった後に行っても
よい。
【0064】以上のようにして1サイクルの清掃作業が
終了すると、次に清掃すべき照明灯具22の設置箇所に清
掃車1を移動させ、同様の清掃作業を繰り返す。そし
て、上記の清掃作業を繰り返すことにより、複数の照明
灯具を清掃する。
【0065】−清掃作業の効果− 従って、実施形態1の道路照明灯具用清掃車1では、清
掃ユニット4の中心部に鉛直上向きに設置された位置確
認用カメラ51が設けられているので、清掃ユニット4と
照明灯具22との水平面の位置合わせが容易である。その
ため、清掃ユニット4の位置決めを確実かつ速やかに行
うことができる。
【0066】また、第1シリンダセンサ49がブラシガー
ド47と照明灯具22との接触を検知することにより清掃ユ
ニット4の照明灯具22に対する垂直方向の位置を認識す
るので、垂直方向の位置設定が容易である。そのため、
清掃ユニット4の位置決めを短時間で確実に行うことが
できる。
【0067】また、照明灯具22の前面カバー26の水平方
向最大長さよりも長い直径を有し、垂直方向の軸のまわ
りで回転する回転ブラシ体60を用いているので、前面カ
バー26の全面を確実に清掃することができる。また、ブ
ラシ62は回転板61の中心部から外周部に向かって毛足が
長くなる、いわゆるすり鉢状になっているので、前面カ
バー26に対するブラシ62の接触圧が全面に亘って均等と
なり、清掃が良好となる。従って、清掃ユニット4と照
明灯具22との位置合わせを厳密に行わなくても、照明灯
具22の良好な清掃が可能となる。その結果、清掃ユニッ
ト4の位置設定を短時間で行うことができ、清掃作業を
短縮化することができる。
【0068】また、回転ブラシ体60の回転により、回転
板61の中心部から供給された洗浄液が外周方向に移動す
るので、洗浄液が前面カバー26の全面に満遍なく供給さ
れる。その結果、良好な清掃が可能となる。
【0069】また、受け皿40が洗浄液の飛散を防止する
と共に、受け皿40に溜まった使用済みの洗浄液が排水ホ
ース57を通じて汚水タンク82に回収されるので、清掃作
業を清潔に行うことができる。
【0070】また、運転室13に清掃ユニット4と照明灯
具22との位置関係を認識するためのモニター91が設けら
れているので、運転室13内で清掃ユニット4の位置決め
を容易に行うことができる。
【0071】また、第2シリンダセンサ50がブラシガー
ド47の回転板61の中心穴への没入を検知するので、回転
ブラシ体60の回転および噴霧ノズル53の噴射を開始すべ
き時期を容易に知ることができる。
【0072】
【発明の実施の形態2】次に、実施形態2の道路照明灯
具用清掃車1を説明する。
【0073】図8に示すように、実施形態2の道路照明
灯具用清掃車1では、実施形態1の清掃ユニット4が第1
シリンダセンサ49を備えていたのに代えて、受け皿40の
一側面41aに距離確認用カメラ71を設けるようにしたも
のである。距離確認用カメラ71は、ブラシ62の最上端よ
りも上方に設置され、回転ブラシ体60の上部近傍の水平
方向の様子を撮像することができるように設けられてい
る。つまり、距離確認用カメラ71は、回転ブラシ体60と
前面カバー26との垂直方向の位置関係が容易に認識でき
る位置、即ち清掃ユニット4と照明灯具22との距離を確
認することができる位置に設置されている。
【0074】そして、図9に示すように、運転室13に
は、距離確認用カメラ71に接続された距離確認用モニタ
−92が設置されている。
【0075】実施形態2の清掃車1では、清掃ユニット4
の垂直方向の位置決めは、下記のように距離確認用カメ
ラ71からの画像に基づいて行われる。
【0076】つまり、実施形態1で述べた水平面の位置
決めを行った後、距離確認用カメラ71で撮影した回転ブ
ラシ体60と照明灯具22の前面カバー26との位置関係を距
離確認用モニター92で観察しながら、ブーム3および回
動部材35を操作することにより、清掃ユニット4を前面
カバー26に向かって上方に移動させる。そして、回転ブ
ラシ体60と全面カバー26との距離が所定距離になったと
きに、清掃ユニット4の移動を停止し、その位置で清掃
ユニット4を固定する。
【0077】この際、図10(a)に示すように、あら
かじめ距離確認用モニター92の画面上に照明灯具22の垂
直方向の位置目標75を映し出しておき、距離確認用カメ
ラ71で現実に撮像した照明灯具22の映像76と位置目標75
とが一致するように、清掃ユニット4の垂直方向の位置
を調整する。なお、位置目標75は、図10(b)に示す
ように、照明灯具22の形状を切り抜いた半透明スクリー
ン78をモニター92に貼り付けることによっても形成する
ことができる。
【0078】そして、上記のようにして垂直方向の位置
決めが終了した後に、シリンダ48の上向きの付勢を解除
する。すると、ブラシガード47は鉛直下向きに移動し
て、回転板61の中心穴に埋没する。
【0079】その後は、実施形態1と同様にして、清掃
作業が行われる。
【0080】従って、実施形態2の清掃車1では、距離
確認用カメラ71により清掃ユニット4の垂直方向の位置
決めが容易になる。そのため、実施形態2の清掃車1に
おいても、清掃ユニット4の位置決めが容易であり、照
明灯具22の清掃を速やかに行うことができる等、実施形
態1の清掃車1と同様の効果が得られる。
【0081】
【発明の実施の形態3】次に、実施形態3の道路照明灯
具用清掃車1を説明する。
【0082】図11に示すように、実施形態3の道路照
明灯具用清掃車1では、実施形態2の清掃ユニット4が位
置確認用カメラ51をブラシガード47内に設けていたのに
代えて、位置確認用カメラ51を、受け皿40の距離確認用
カメラ71が設けられた側面41aと直交する側面41aに設け
るようにしたものである。
【0083】位置確認用カメラ51は、ブラシ62の最上端
よりも上方に設置され、回転ブラシ体60の上方近傍の水
平方向の様子を撮像することができるように設けられて
いる。つまり、位置確認用カメラ51は、回転ブラシ体60
と前面カバー26との水平方向の位置関係が容易に認識で
きる位置、即ち清掃ユニット4と照明灯具22との水平方
向の位置関係を確認することができる箇所に設置されて
いる。
【0084】なお、実施形態1と同様、位置確認用カメ
ラ51は、運転室13内に設置された位置確認用モニタ−91
と接続されている。
【0085】また、実施形態3の清掃車1では、実施形
態1の清掃車1にくらべてブラシガード47の直径を小さ
くし、噴霧ノズル53が収納できる最小の大きさにした。
【0086】この実施形態3の清掃車1では、清掃ユニ
ット4のX軸方向の位置決めは距離確認用カメラ71から
の画像に基づいて行われる。また、Y軸方向の位置決め
は位置確認用カメラ51からの画像に基づいて行われる。
一方、垂直方向(Z軸方向)の位置決めは距離確認用カ
メラ71からの画像と位置確認用カメラ51からの画像のい
ずれを用いても可能であるが、照明灯具22は前面よりも
側面の大きさの方が大きいので、本実施形態3では、垂
直方向の位置決めは、距離確認用カメラ71からの画像に
基づいて行われる。具体的には、清掃ユニット4の位置
決めは、以下のように行われる。
【0087】まず、位置確認用カメラ51で照明灯具22の
前面カバー26のY軸方向の位置を確認しつつ、回転ブラ
シ体60の中心が前面カバー26の中心に位置するように、
清掃ユニットのY軸方向の位置決めを行う。この際、図
12に示すように、あらかじめ位置確認用モニター91の
画面上に、照明灯具22の輪郭を表示した位置目標75を映
し出しておき、位置確認用カメラ51で現実に撮影した照
明灯具22の映像76と位置目標75とのY軸方向の位置が一
致するように清掃ユニット4のY軸方向の位置を調整す
ることにより行う。この位置目標75は、照明灯具22の形
状を切り抜いた半透明スクリーン78を位置確認用モニタ
ー91に貼り付けることによって形成することができる。
【0088】更に、距離確認用カメラ71で撮像された照
明灯具22の前面カバー26のX軸方向の位置を距離確認用
モニター92で確認しつつ、清掃ユニット4のX軸方向の
位置を調整する。この際、実施形態2で述べたように、
図10(b)に示す位置目標75を用いて、距離確認用カ
メラ71で現実に撮影した照明灯具22の映像と位置目標75
とのY軸方向の位置が一致するように清掃ユニット4の
X軸方向の位置を調整する。
【0089】そして、清掃ユニット4を上方に移動する
ことにより、距離確認用モニター92上に表示された位置
目標75と現実に撮影された照明灯具22の映像とを一致さ
せる。
【0090】以上のようにして、清掃ユニット4の位置
決めが行われる。
【0091】そして、シリンダ48の上向きの付勢を解除
し、ブラシガード47は鉛直下向きに移動して回転板61の
中心穴に没入させた後、清掃ユニット4の位置を固定す
る。
【0092】その後は、実施形態1と同様にして、洗浄
作業が行われる。
【0093】従って、実施形態3の清掃車1において
も、清掃ユニット4の位置決めが容易であり、照明灯具2
2の清掃を速やかに行うことができる。また、清掃ユニ
ット4の位置決めを運転室13内で行うことができる等、
実施形態1の清掃車1と同様の効果が得られる。更に、
実施形態3の清掃車1では、ブラシガード47の直径が小
さいので、中心部にしなだれるブラシ62の量が少なく、
前面カバー26の清掃を一層確実に行うことができる。
【0094】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明によ
れば、清掃ユニットと照明灯具との位置合わせを厳密に
行わなくても、照明灯具を良好に清掃することができ
る。その結果、清掃ユニットの位置設定を短時間で行う
ことができ、清掃作業の短縮化が可能となる。
【0095】また、請求項2に係る発明によれば、受け
皿が洗浄液の飛散を防止するので、清潔な清掃作業が可
能となる。
【0096】また、請求項3に係る発明によれば、ブラ
シの毛が回転体の中心から外周に向かって順次長くなる
ので、道路照明灯具の表面とブラシとの接触圧が均等に
なり、質の高い清掃作業が可能となる。
【0097】また、請求項4に係る発明によれば、ブラ
シの外寸法が照明灯具の水平方向最大長さよりも大きい
ので、清掃ユニットと照明灯具との位置合わせを厳密に
行わなくても照明灯具の全面を清掃することが可能とな
る。
【0098】また、請求項5に係る発明によれば、距離
認識手段と位置認識手段とが設けられているので、清掃
ユニットの位置決めを容易かつ確実に行うことができ
る。
【0099】また、請求項6に係る発明によれば、筒体
の上端が回転体の上面より下方に没入した位置におい
て、中心部付近のブラシは中心部にしなだれることによ
り、ブラシは照明灯具の全面を清掃することが可能とな
る。また、噴霧ノズルにより、洗浄液が確実に供給され
る。そのため、質の高い清掃作業が可能となる。
【0100】また、請求項7に係る発明によれば、位置
認識手段がカメラを有し、距離認識手段が検知手段を有
しているので、清掃ユニットの位置決めを確実に行うこ
とができる。
【0101】また、請求項8に係る発明によれば、位置
認識手段がカメラを有し、距離認識手段もカメラを有し
ているので、清掃ユニットの位置決めを確実に行うこと
ができる。
【0102】また、請求項9に係る発明によれば、清掃
手段が筒体の没入を検知する検知手段を有しているの
で、回転ブラシ体の回転および噴霧ノズルの噴射を開始
すべき時期を容易に知ることができる。
【0103】また、請求項10に係る発明によれば、位
置認識手段が受け皿または基台に固定されたカメラであ
り、距離認識手段も受け皿または基台に固定されたカメ
ラであるので、筒体内には噴霧ノズルを設置するだけで
足り、筒体を小径化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の道路照明灯具用清掃車の側面図で
ある。
【図2】道路照明灯の側面図である。
【図3】実施形態1の清掃ユニットの断面図である。
【図4】清掃作業を示す図である。
【図5】位置確認用モニターの表示画面を示す図であ
る。
【図6】実施形態1の清掃ユニットの断面図である。
【図7】実施形態1の清掃ユニットの断面図である。
【図8】実施形態2の清掃ユニットの断面図である。
【図9】実施形態2の清掃車の側面図である。
【図10】距離確認用モニターの表示画面である。
【図11】実施形態3の清掃ユニットの断面図である。
【図12】実施形態3の位置確認用モニターの表示画面
を示す図である。
【図13】従来の清掃車における清掃ユニットの断面図
である。
【図14】従来の掃除装置の側面図である。
【符号の説明】
1 道路照明灯具用清掃車 2 道路照明灯 3 ブーム 4 清掃ユニット 22 照明灯具 26 前面カバー 35 回動部材 40 受け皿 44 ブラシ台 47 ブラシガード 48 シリンダ 51 位置確認用カメラ 53 噴霧ノズル 60 回転ブラシ体 61 回転板 62 ブラシ 71 距離確認用カメラ 91 位置確認用モニター 92 距離確認用モニター CC 中心軸心

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路に付設された道路照明灯の照明灯具
    を清掃する道路照明灯具用清掃車であって、 車体に搭載され、該車体に対して起伏自在に設けられる
    と共に、伸縮自在に構成されたブームと、 該ブームの先端部に設けられた清掃手段とを備え、 上記清掃手段は、 基台と、 該基台に垂直軸まわりに回転自在に支持されたブラシ台
    および該ブラシ台の上面に植設されたブラシとを備え
    て、照明灯具を清掃する回転ブラシ体と、 上記ブラシ台の中央部分から上方に向かって洗浄液を噴
    射する洗浄液供給手段と、 上記回転ブラシ体を回転駆動させる回転手段とを有して
    いることを特徴とする道路照明灯具用清掃車。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の道路照明灯具用清掃車
    において、 清掃手段は、ブームの先端部に回転ブラシ体を収容する
    受け皿を備えている道路照明灯具用清掃車。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の道路照明灯具用清掃車
    において、 ブラシの毛は、ブラシ台の中心側に位置するブラシから
    外周に位置するブラシに向かって順次長くなるように形
    成されている道路照明灯具用清掃車。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の道路照明灯具用清掃車
    において、 ブラシの外寸法は、照明灯具の水平方向最大長さよりも
    大きく形成されている道路照明灯具用清掃車。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の道路照明灯具用清掃車
    において、 清掃手段は、 回転ブラシ体と照明灯具との垂直方向の距離を認識する
    距離認識手段と、 回転ブラシ体と照明灯具との水平方向の位置を認識する
    位置認識手段と を有していることを特徴とする道路照明灯具用清掃車。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の道路照明灯具用清掃車
    において、 ブラシ台に形成された中央穴の内部には、該中央穴を貫
    通して回転軸心の方向に延び、上端がブラシ台の上面よ
    り所定距離突出した上限位置とブラシ台より没入した下
    限位置との間で移動自在の中空円筒状の筒体が設けら
    れ、 洗浄液供給手段は、該筒体の内部に設けられた噴霧ノズ
    ルである道路照明灯具用清掃車。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の道路照明灯具用清掃車
    において、 位置認識手段は、筒体の内部に設けられ、該筒体の上方
    を撮像するカメラであり、 距離認識手段は、照明灯具と筒体との接触による該筒体
    の軸方向の変位を検知する位置検知センサである道路照
    明灯具用清掃車。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の道路照明灯具用清掃車
    において、 位置認識手段は、筒体の内部に設けられ、該筒体の上方
    を撮像する第1のカメラであり、 距離認識手段は、受け皿または基台に固定され、ブラシ
    の上部近辺を撮像する第2のカメラである道路照明灯具
    用清掃車。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の道路照明灯具用清掃車
    において、 清掃手段は、筒体の上端が所定の下限位置まで没入した
    ことを検知する位置検知センサを有している道路照明灯
    具用清掃車。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載の道路照明灯具用清掃
    車において、 位置認識手段は、受け皿または基台に固定され、ブラシ
    の上部近辺を該ブラシの前方から撮像する第1のカメラ
    であり、 距離認識手段は、受け皿または基台に固定され、ブラシ
    の上部近辺を該ブラシの側方から撮像する第2のカメラ
    である道路照明灯具用清掃車。
JP25033596A 1996-09-20 1996-09-20 道路照明灯具用清掃車 Withdrawn JPH1096218A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100744729B1 (ko) 2007-04-05 2007-08-01 김원기 스팀을 이용한 표면처리장치 및 이를 이용한 표면처리방법
CN107794872A (zh) * 2017-11-09 2018-03-13 福建龙马环卫装备股份有限公司 一种具有污水循环降尘装置的扫路车

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Effective date: 20031202