JP3244741U - 火力発電所の安全警報システム用撮影装置 - Google Patents

Abstract

【課題】カメラの洗浄後、洗浄構造を洗浄し、汚れの蓄積を回避する、火力発電所の安全警報システム用撮影装置を提供する。【解決手段】装置本体１の底部中心位置には、取付円板が横方向に取り付けられ、取付円板の底部中心位置には、カメラ２が縦方向に取り付けられ、装置本体の外面中心位置下部には、スライドカラー３が取り付けられ、スライドカラーの一方側には、側板４が縦方向に取り付けられ、側板の外側面中心位置には、電動伸縮ロッド５が横方向に取り付けられている。当該火力発電所の安全警報システム用撮影装置は、側板と装置本体を同じ高さにし、かつ保護板が液体噴射ヘッドとクリーニングアークプレートを保護し、高さを調節できる洗浄構造は、使用しない時にカメラの動作に影響を与えない。【選択図】図１

Description

本実用新案は、火力発電所の安全警報の技術分野に関し、具体的に、火力発電所の安全警報システム用撮影装置に関する。

火発電所、火力発電所とも呼ばれ、可燃物（例えば石炭）を燃料として電気エネルギーを発生する工場である。一方、火力発電所には貴重な機械器具や貴重な資料があり、前記火力発電所内部の安全警報システムは撮影装置（カメラなど）を通じて保管位置を監視する。

一般的な撮影装置は、撮像装置（カメラなど）を、実装構造を通じて適切な位置（例えば、壁、電柱など）に配置し、ネットワークを介して安全警報システムに接続する。撮像装置の撮像ヘッドは実装位置で移動することができ、これにより、全方面の監視を行うことができる。これは、撮影装置の一般的な動作方式である。撮影装置は長時間動作すると、撮像ヘッドが汚れに染まりやすく、撮像した画像がぼやけてしまう。そして、撮影装置は通常高い位置に配置されることで、洗浄に不便である。従来の洗浄方式は、装置の外に設けられたスクレーパ構造（例えばスクレーパ）などを通じて、撮像ヘッドを洗浄するが、この方式は、スクレーパ自体にも汚れが溜まりやすく、長く使用するとかえって撮影装置の汚染が重くなり、撮像ヘッドが正常な撮影ができなくなることがある。そのため、火力発電所の安全警報システム用撮影装置を提案した。

従来技術の不足に対して、本実用新案は上述の技術問題を解決するために、火力発電所の安全警報システム用撮影装置を提供する。

第一方面において、上記の目的を達成するために、本実用新案は、次のような技術案を提供する。この火力発電所の安全警報システム用撮影装置は、装置本体を含み、前記装置本体の底部中心位置には、取付円板が横方向に取り付けられ、前記取付円板の底部中心位置には、カメラが縦方向に取り付けられ、前記装置本体の外面中心位置下部には、スライドカラーが取り付けられ、前記スライドカラーの一方側には、側板が縦方向に取り付けられ、前記側板の外側面中心位置には、電動伸縮ロッドが横方向に取り付けられ、前記電動伸縮ロッドの頂部と底部中心位置には、それぞれ連結レバーが取り付けられ、連結レバーの一端は、側板の一側の対応する位置にそれぞれ接続され、前記電動伸縮ロッドの伸縮する一端は側板の外壁を貫通して内向きに延在し、クリーニングアークプレートが接続され、クリーニングアークプレートの内壁の四辺には清掃毛がそれぞれ増設されている。

第二方面において、好ましくは、前記装置本体の頂部には、円筒カバーが縦方向に取り付けられ、前記円筒カバーの内部空洞の底部中心位置には駆動モータが縦方向に増設され、且つ駆動モータのロータは装置本体の底部を貫通して下向きに延在する。

第三方面において、好ましくは、前記装置本体の内部空洞の頂部中心位置には、回転軸が縦方向に取り付けられ、回転軸の先端は駆動モータのロータと同軸に接続され、前記回転軸の底端は取付円板の頂部中心位置に接続されている。

第四方面において、好ましくは、前記円柱カバーの一方側の中心位置には、電動プッシュロッドが縦方向に取り付けられ、前記円柱カバーの頂部中心位置には、頂部に連結板がヒンジ接続される第１連結柱が縦方向に取り付けられ、前記連結板の一方側には、第２連結柱が横方向に増設され、前記第２連結柱の底端には取付板が縦方向に取り付けられ、前記取付板の底部中心位置には、虫よけ器が縦方向に移動可能に増設されている。

第五方面において、好ましくは、前記側板の全体は、逆Ｌ字形に設計され、前記側板の内側面の両側には保護板がそれぞれ縦方向に取り付けられ、クリーニングアークプレートは保護板の間に位置し、前記側板の内側面の頂部中心位置には、出水端がクリーニングアークプレートに向ける液体噴射ヘッドが縦方向に取り付けられている。

第六方面において、好ましくは、前記側板の頂部側には、リザーバが縦方向に取り付けられ、前記リザーバの頂部吸液端は吸液管に連通接続し、かつ吸液管の吸液端は外部の給液設備と連通し、前記リザーバの一方側の下部には、小型ポンプが横方向に増設され、且つ小型ポンプの吸液端はリザーバの内部まで延設され、前記小型ポンプの出水端は導液管と連通し、かつ、導液管の出液端は液体噴射ヘッドの吸液端に連通し、前記側板の頂部の他方側の両側には支持棒がそれぞれ縦方向に取り付けられ、前記支持棒の頂部には横板が横方向に増設され、横板の頂部中心位置は電動プッシュロッドの伸縮端に接続されている。

従来技術と比較して、本実用新案の有益な効果は、以下の通りである。
１、この火力発電所の安全警報システム用撮影装置は、小型ポンプを通じてリザーバ内部の洗浄液を導出し、導液管に沿って液体噴射ヘッドの内部に入り、クリーニングアークプレートの内部に噴射する。電動伸縮ロッドによりクリーニングアークプレートをカメラに移動させ、貼り合わせた後、駆動モータは回転軸と取付円板を通じてカメラを回転させて洗浄し、洗浄した後、クリーニングアークプレートは電動伸縮ロッドによってリセットされ、液体噴射ヘッドはクリーニングアークプレートの内部に洗浄液を引き続き噴射し、清掃毛を洗浄している。このように、カメラを洗浄した後、洗浄構造を洗浄し、汚れが蓄積してカメラに後続の洗浄作業を行うことができないことを回避することができる。

２、この火力発電所の安全警報システム用撮影装置は、増設された電動プッシュロッドによって横板と支持棒を介して側板とその接続構造を上昇させ、装置本体の外面に外嵌されたスライドカラーが側板の移動につれて移動することにより、側板と装置本体を同じ高さにし、かつ保護板が液体噴射ヘッドとクリーニングアークプレートを保護し、虫よけ器に通電起動させて、夜間に吸引する虫を追い払う。このように、一方、洗浄構造の高さは調節でき、使用しない時にカメラの動作に影響を与えず、撮像の死角を形成しないとともに、保護板が雨や雪の天気でクリーニングアークプレートの内部の清掃毛による汚染を与える現象の発生を効果的に防止することができる。他方、虫を追い払うことによって、設備の撮影効果を保証するとともに、蚊がカメラに接触することを回避し、一部の汚れの発生を低減する。

本実用新案の構造図である。 本実用新案に係る設備本体と円筒カバーの内部構造の断面図である。 本実用新案に係る側板の内部構造の側断面図である。

以下、本実用新案の実施例における図面を参照して、本実用新案の技術案を明確に、完全に説明する。明らかに、説明された実施例は、本実用新案の一部の実施例にすぎず、すべての実施例ではない。本実用新案における実施例に基づいて、当業者は、創造的な労働を行うことなく取得した他のすべての実施例は、本願の保護範囲に属する。

本実用新案は、以下のような技術案を提供する。この技術案に係る火力発電所の安全警報システム用撮影装置は、装置本体１、カメラ２、スライドカラー３、側板４、電動伸縮ロッド５、クリーニングアークプレート６、円筒カバー７、駆動モータ８、電動プッシュロッド９、取付板１０、虫よけ器１１、保護板１２、液体噴射ヘッド１３、リザーバ１４、小型ポンプ１５和横板１６を含む。図２を参照すると、装置本体１の底部中心位置には、取付円板が横方向に取り付けられ、取付円板の底部中心位置には、カメラ２が縦方向に取り付けられて、周囲の映像を撮影する。図１を参照すると、装置本体１の外面中心位置下部には、スライドカラー３が取り付けられ、スライドカラー３の一方側には、側板４が縦方向に取り付けられて、側板４が移動する際に、スライドカラー３は同時に装置本体１の外面に沿って移動する。図３を参照すると、側板４の外側面中心位置には、電動伸縮ロッド５が横方向に取り付けられ、電動伸縮ロッド５の頂部と底部中心位置には、それぞれ連結レバーが取り付けられ、連結レバーの一端は、側板４の一側の対応する位置にそれぞれ接続され、電動伸縮ロッドの伸縮する一端は側板４の外壁を貫通して内向きに延在し、クリーニングアークプレート６が接続され、クリーニングアークプレート６の内壁の四辺には清掃毛がそれぞれ増設されている。電動伸縮ロッド５は、クリーニングアークプレート６を平行移動させることができる。

図２を参照すると、装置本体１の頂部には、円筒カバー７が縦方向に取り付けられ、円筒カバー７の内部空洞の底部中心位置には駆動モータ８が縦方向に増設され、且つ駆動モータ８のロータは装置本体１の底部を貫通して下向きに延在する。このように、円筒カバー７は駆動モータ８を保護する役割を果たす。

装置本体１の内部空洞の頂部中心位置には、回転軸が縦方向に取り付けられ、回転軸の先端は駆動モータ８のロータと同軸に接続され、回転軸の底端は取付円板の頂部中心位置に接続されている。駆動モータ８は、回転軸と取付円板を介してカメラ２を駆動することにより、撮影方向を調整する。

図１を参照すると、円柱カバー７の一方側の中心位置には、電動プッシュロッド９が縦方向に取り付けられ、円柱カバー７の頂部中心位置には、頂部に連結板がヒンジ接続される第１連結柱が縦方向に取り付けられ、連結板の一方側には、第２連結柱が横方向に増設され、第２連結柱の底端には取付板１０が縦方向に取り付けられ、取付板１０の底部中心位置には、虫よけ器１１が縦方向に移動可能に増設されている。取付板１０を適切な位置に取り付け固定しながら、虫よけ器１１によりカメラ２が蚊や虫に囲まれることを回避することができる。

図３を参照すると、側板４の全体は、逆Ｌ字形に設計され、側板４の内側面の両側には保護板１２がそれぞれ縦方向に取り付けられ、クリーニングアークプレート６は保護板１２の間に位置し、側板４の内側面の頂部中心位置には、出水端がクリーニングアークプレート６に向ける液体噴射ヘッド１３が縦方向に取り付けられている。

側板４の頂部側には、リザーバ１４が縦方向に取り付けられ、リザーバ１４の頂部吸液端は吸液管に連通接続し、かつ吸液管の吸液端は外部の給液設備と連通し、リザーバ１４の一方側の下部には、小型ポンプ１５が横方向に増設され、且つ小型ポンプ１５の吸液端はリザーバ１４の内部まで延設され、小型ポンプ１５の出水端は導液管と連通し、かつ、導液管の出液端は液体噴射ヘッド１３の吸液端に連通し、側板４の頂部の他方側の両側には支持棒がそれぞれ縦方向に取り付けられ、支持棒の頂部には横板１６が横方向に増設され、横板１６の頂部中心位置は電動プッシュロッド９の伸縮端に接続されている。小型ポンプ１５によりリザーバ１４の内部の洗浄液を、導液管を介して液体噴射ヘッド１３の内部に導入して吐出するとともに、電動プッシュロッド９により側板４を昇降運動させることができる。

本装置の動作原理は、以下の通りである。
小型ポンプ１５を通じてリザーバ１４の内部の洗浄液を導出し、導液管に沿って液体噴射ヘッド１３の内部に入り、クリーニングアークプレート６の内部に噴射している。電動伸縮ロッド５によりクリーニングアークプレート６をカメラに移動させ、貼り合わせた後、駆動モータ８は回転軸と取付円板を通じてカメラ２を回転させて洗浄し、洗浄した後、クリーニングアークプレート６は電動伸縮ロッド５によってリセットされ、液体噴射ヘッド１３はクリーニングアークプレート６の内部に洗浄液を引き続き噴射し、清掃毛を洗浄している。増設された電動プッシュロッド９によって横板１６と支持棒を介して側板４とその接続構造を上昇させ、装置本体１の外面に外嵌されたスライドカラー３が側板４の移動につれて移動することにより、側板４と装置本体１を同じ高さにし、かつ保護板１２が液体噴射ヘッド１３とクリーニングアークプレート６を保護し、虫よけ器１１に通電起動させて、夜間に吸引する虫を追い払う。

なお、本願では、「第１」、「第２」などの関係に係る用語は、必ずしもこれらのエンティティまたは操作間にいずれかの実際の関係または順序が存在することを要求または暗示することなく、１つのエンティティまたは操作を別のエンティティまたは操作と区別するためにのみ使用される。さらに、用語「含む」、「含有する」、またはその任意の他のバリエーションは、一連の要素を含むプロセス、方法、物品、または装置がそれらの要素だけでなく、明示的にリストされていない他の要素も含むように、非排他的な包含を含むことを意図しており、あるいはそのようなプロセス、方法、物品、または装置に固有の要素も含むことができる。

本実用新案の実施例が示されて説明されたが、当業者にとって、本実用新案の原理と精神を逸脱することなく、これらの実施形態に様々な変更、修正、置換、および変形が可能であることが理解され、本実用新案の範囲は添付の請求の範囲およびその均等物によって限定される。

１ 装置本体
２ カメラ
３ スライドカラー
４ 側板
５ 電動伸縮ロッド
６ クリーニングアークプレート
７ 円筒カバー
８ 駆動モータ
９ 電動プッシュロッド
１０ 取付板
１１ 虫よけ器
１２ 保護板
１３ 液体噴射ヘッド
１４ リザーバ
１５ 小型ポンプ
１６ 横板

Claims (6)

1. 装置本体（１）を含む火力発電所の安全警報システム用撮影装置であって、
   前記装置本体（１）の底部中心位置には、取付円板が横方向に取り付けられ、
   前記取付円板の底部中心位置には、カメラ（２）が縦方向に取り付けられ、
   前記装置本体（１）の外面中心位置下部には、スライドカラー（３）が取り付けられ、
   前記スライドカラー（３）の一方側には、側板（４）が縦方向に取り付けられ、
   前記側板（４）の外側面中心位置には、電動伸縮ロッド（５）が横方向に取り付けられ、
   前記電動伸縮ロッド（５）の頂部と底部中心位置には、それぞれ連結レバーが取り付けられ、連結レバーの一端は、側板（４）の一側の対応する位置にそれぞれ接続され、
   前記電動伸縮ロッド（５）の伸縮端は側板（４）の外壁を貫通して内向きに延在し、クリーニングアークプレート（６）が接続され、
   クリーニングアークプレート（６）の内壁の四辺にはクリーン毛がそれぞれ増設されている、
   ことを特徴とする火力発電所の安全警報システム用撮影装置。
2. 前記装置本体（１）の頂部には、円筒カバー（７）が縦方向に取り付けられ、
   前記円筒カバー（７）の内部空洞の底部中心位置には駆動モータ（８）が縦方向に増設され、且つ駆動モータ（８）のロータは装置本体（１）の底部を貫通して下向きに延在する、
   ことを特徴とする請求項１に記載の火力発電所の安全警報システム用撮影装置。
3. 前記装置本体（１）の内部空洞の頂部中心位置には、回転軸が縦方向に取り付けられ、回転軸の先端は駆動モータ（８）のロータと同軸に接続され、
   前記回転軸の底端は取付円板の頂部中心位置に接続されている、
   ことを特徴とする請求項２に記載の火力発電所の安全警報システム用撮影装置。
4. 前記円柱カバー（７）の一方側の中心位置には、電動プッシュロッド（９）が縦方向に取り付けられ、
   前記円柱カバー（７）の頂部中心位置には、頂部に連結板がヒンジ接続される第１連結柱が縦方向に取り付けられ、
   前記連結板の一方側には、第２連結柱が横方向に増設され、
   前記第２連結柱の底端には取付板（１０）が縦方向に取り付けられ、
   前記取付板（１０）の底部中心位置には、虫よけ器（１１）が縦方向に移動可能に増設されている、
   ことを特徴とする請求項２に記載の火力発電所の安全警報システム用撮影装置。
5. 前記側板（４）の全体は、逆Ｌ字形に設計され、前記側板（４）の内側面の両側には保護板（１２）がそれぞれ縦方向に取り付けられ、
   クリーニングアークプレート（６）は保護板（１２）の間に位置し、前記側板（４）の内側面の頂部中心位置には、出水端がクリーニングアークプレート（６）に向ける液体噴射ヘッド（１３）が縦方向に取り付けられている、
   ことを特徴とする請求項１に記載の火力発電所の安全警報システム用撮影装置。
6. 前記側板（４）の頂部側には、リザーバ（１４）が縦方向に取り付けられ、
   前記リザーバ（１４）の頂部吸液端は吸液管に連通接続し、かつ吸液管の吸液端は外部の給液設備と連通し、
   前記リザーバ（１４）の一方側の下部には、小型ポンプ（１５）が横方向に増設され、且つ小型ポンプ（１５）の吸液端はリザーバ（１４）の内部まで延設され、
   前記小型ポンプ（１５）の出水端は導液管と連通し、かつ、導液管の出液端は液体噴射ヘッド（１３）の吸液端に連通し、
   前記側板（４）の頂部の他方側の両側には支持棒がそれぞれ縦方向に取り付けられ、
   前記支持棒の頂部には横板（１６）が横方向に増設され、横板（１６）の頂部中心位置は電動プッシュロッド（９）の伸縮端に接続されている、
   ことを特徴とする請求項４又は５に記載の火力発電所の安全警報システム用撮影装置。
   
   
   

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