JPH1084659A - ブラシホルダ装置 - Google Patents

ブラシホルダ装置

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JPH1084659A
JPH1084659A JP20981997A JP20981997A JPH1084659A JP H1084659 A JPH1084659 A JP H1084659A JP 20981997 A JP20981997 A JP 20981997A JP 20981997 A JP20981997 A JP 20981997A JP H1084659 A JPH1084659 A JP H1084659A
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brush holder
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reinforcing ribs
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進 青木
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秀紀 古内
Akihito Miyamoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱変形によるブラシの摺動性能の低下を防止
する。 【解決手段】 長方形筒形状の樹脂製ブラシホルダ本体
15の両長辺側の側壁15aに切欠部18、19がブラ
シ44の摺動方向に切設され、両側壁15a外面の切欠
部18、19の閉塞側端辺に一対の第1補強リブ16c
が突設され、上側壁15dの両端辺に一対の第2補強リ
ブ16dが突設され、第1補強リブ16cに突設された
係止部21Aにトーションスプリング46の反力側端部
46aが係止されている。 【効果】 熱で側壁に径方向内側に収縮変形が起こって
も、第1補強リブ、第2補強リブで閉塞側壁の内側への
撓み変形は防止されるため、さらに、剛構造の第1補強
リブは変形せずにスプリングの反力側弾発力を確実に支
えるため、摺動性能の低下は防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシホルダが樹
脂成形されているブラシホルダ装置に関し、特に、樹脂
製のブラシホルダにおけるブラシの摺動性能の低下を防
止する技術に係り、例えば、車載用モータに利用して有
効なブラシホルダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用モータのブラシホルダ装置
として、樹脂が用いられて環状に成形されたブラシホル
ダステーの一端面に複数のブラシホルダが周方向に間隔
を置かれて一体的に突設されており、この樹脂製のブラ
シホルダにおける互いに対向する一対の側壁にトーショ
ンスプリング用切欠部およびピグテール引出し用切欠部
がそれぞれ開設されているブラシホルダ装置、がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】樹脂製のブラシホルダ
を備えているブラシホルダ装置においては、用いる樹脂
材料の種類によってはブラシホルダに熱が加わると、ブ
ラシホルダの上側壁は先端部側が両切欠部の開口側を閉
じるように下方へ撓み変形することが本発明者によって
究明された。このように変形すると、ブラシが上下方向
に押さえられた状態になるため、ブラシのブラシホルダ
に対する摺動性能が損なわれる。
【0004】本発明の目的は、熱変形によるブラシの摺
動性能の低下を防止することができるブラシホルダ装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るブラシホル
ダ装置は、切欠部が一端から他端に向けてそれぞれ開設
された一対の側壁の外面に補強リブが突設されているこ
とを特徴とする。
【0006】この補強リブとしては、両側壁外面におけ
る切欠部の開口端と反対側の端辺にブラシの摺動方向と
交差する上下方向に延在するようにそれぞれ突設されて
いる一対の第1補強リブがある。
【0007】この第1補強リブにはブラシを押圧するト
ーションスプリングの一端部を受けるスプリング受け部
を設けることができる。
【0008】他の補強リブとしては、両側壁の一端面を
閉塞する側壁の外面における両端辺にブラシの摺動方向
に延在するようにそれぞれ突設されている一対の第2補
強リブがある。
【0009】前記した手段によれば、ブラシホルダの両
側壁および閉塞側壁の外面に補強リブが突設されている
ため、ブラシホルダの閉塞側壁先端部の内側への撓み変
形は防止される。この変形が防止されることにより、ブ
ラシのブラシホルダに対する摺動性能の低下は防止され
る。
【0010】殊に、第1補強リブは切欠部が開設された
側壁の切欠部開口端と反対側の端辺部分の剛性を高める
ことにより、側壁が切欠部開口を閉じるように変形する
のを防止する。
【0011】さらに、第1補強リブに設けた係止部にト
ーションスプリングの反力側端部を係止した場合には、
スプリングの反力側端部の弾発力は第1補強リブをブラ
シホルダの周方向に押すように作用する状態になるた
め、第1補強リブはきわめて効果的にスプリングの反力
側端部の弾発力を受け止める状態になる。
【0012】また、第2補強リブは閉塞壁のブラシ摺動
方向全体の剛性を高めることにより閉塞壁自体が撓み変
形するのを防止する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1(a)は本発明の一実施形態
であるブラシホルダ装置の主要部を示す分解斜視図であ
り、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)はその作
用を説明するための各正面断面図および各側面断面図で
ある。図2はそのブラシホルダ装置を示す一部省略分解
斜視図、図3は平面図、図4は底面図、図5は側面断面
図である。図6は本発明のブラシホルダ装置の成形方法
に使用される成形型の主要部を示す展開側面断面図であ
る。図7は本発明の一実施形態であるブラシホルダ装置
の主要部を示す展開側面断面図である。
【0014】本実施形態において、本発明に係るブラシ
ホルダ装置は、車載用モータに使用されるものとして構
成されており、樹脂成形されたブラシホルダステーの内
部にターミナル部材がインサート成形されている形式の
ブラシホルダ装置10として構成されている。このブラ
シホルダ装置10は樹脂が使用されて略円盤形状に形成
されたブラシホルダステー(以下、ステーという。)1
1を備えている。ステー11の外形はモータハウジング
(図示せず)の内形形状に対応されて成形されており、
ステー11の中央部にはコミテータ挿通孔12が円形に
大きく開設されている。
【0015】ステー11の一端面(以下、上面とす
る。)には互いに対になるプラス側ブラシホルダ13と
マイナス側ブラシホルダ14とが2組、対になるプラス
側ブラシホルダ13とマイナス側ブラシホルダ14同士
がコミテータ挿通孔12の中心線を挟んで相対向するよ
うにそれぞれ配されて軸方向に一体的に突設されてい
る。両プラス側ブラシホルダ13、13および両マイナ
ス側ブラシホルダ14、14は同一形状に形成されて、
コミテータ挿通孔12の中心線を基準に対称形状にそれ
ぞれ配置されているので、以下、それらの構成は一方の
プラス側ブラシホルダ(以下、区別の必要な場合を除き
ブラシホルダという。)13について代表的に説明す
る。
【0016】ブラシホルダ13は長方形の筒形状に形成
された本体15を備えており、本体15はステー11の
上にその筒心がコミテータ挿通孔12の法線に一致する
ように配されて、長方形が縦長になるように直角に立設
されている。本体15の筒内形によってブラシ収容部1
6が形成されており、このブラシ収容部16は後記する
ブラシを筒心方向(以下、内外方向とする。)に摺動自
在に嵌入されて保持し得る大きさに形成されているとと
もに、その内外両端面はそれぞれ開放されている。本体
15のブラシ収容室16内の底面にはブラシの温度上昇
を防止するブラシ冷却用溝17が、内外方向に延在する
ように一定幅一定深さに没設されている。また、本体1
5の両側の側壁にはトーションスプリング用切欠部18
およびピグテール引出し用切欠部19が内外方向に延在
するように一体的にそれぞれ開設されており、各切欠部
18、19は半分の長円孔形状に開設されてその外側端
が側壁の外側端においてそれぞれ開口されている。
【0017】ブラシホルダ本体15の両切欠部18、1
9がそれぞれ開設された一対の側壁15a、15aの内
面には一対の変形吸収溝16a、16aが、ブラシの摺
動方向である内外方向に延在するようにそれぞれ没設さ
れており、その内面の上下両端部にはブラシ保持面部1
6b、16bが相対的にそれぞれ形成されている。すな
わち、変形吸収溝16aは内外方向の全長にわたって一
定幅一定深さに形成されて、本体15における内外両端
面においてそれぞれ開口されており、また、変形吸収溝
16aの上下方向の高さ寸法はブラシ収容室16の高さ
寸法よりも小さく設定され、ブラシ収容室16の側壁内
面における上下端部に一定寸法のブラシ保持面部16b
を残して上下対称になるように配設されている。
【0018】ブラシホルダ本体15の両切欠部18、1
9がそれぞれ開設された一対の側壁15a、15aの外
面における内側端辺部には、一対の第1補強リブ16c
が上下方向に延在するように配されて、ブラシ収容室1
6の左右方向(ブラシホルダステー11の周方向。以
下、左右方向とする。)の左右外向きにそれぞれ突設さ
れている。第1補強リブ16cの内外方向の幅(奥行
き)は一定で、両切欠部18、19に干渉しない範囲で
可及的に大きく設定されており、また、その側壁15a
の外面から第1補強リブ16cの先端までの寸法(左右
方向の厚さ)は後記するピグテール保持用凸部に干渉し
ない範囲で可及的に大きく設定されている。
【0019】また、ブラシホルダ本体15の上側壁15
dの外面における左右の端辺部には、一対の第2補強リ
ブ16dが内外方向に延在するように配されて、上方向
にそれぞれ突設されている。第2補強リブ16dは高さ
および左右方向の幅が一定の断面が略正方形の棒形状に
形成されており、その左右方向の幅は側壁15aの厚さ
と略等しく設定されている。
【0020】ステー11の上面における4個のブラシホ
ルダ13、13、14、14の片脇には同一の円柱形状
のスプリング保持柱20が合計4本、それぞれ直角に突
設されており、各スプリング保持柱20にはトーション
スプリングの一端を係止するための係止部21が縦割り
溝形状に形成されている。合計4本のスプリング保持柱
20は2本ずつが隣合うプラス側ブラシホルダ13とマ
イナス側ブラシホルダ14との間で隣合ってそれぞれ配
置されており、各隣合うスプリング保持柱20と20と
の間には両者間を電気的に絶縁して仕切るための隔壁2
2が平板形状に形成されてステー11の上面にそれぞれ
直角に突設されている。
【0021】また、ステー11の上面における4個のブ
ラシホルダ13、13、14、14の他方の片脇にはピ
グテールの遊動を規制するためのピグテール保持用凸部
23が合計4本、それぞれ直角に突設されており、各ピ
グテール保持用凸部23は円柱の外側を向いた側面およ
び内側を向いた側面が平坦面にカットされた断面小判形
状に同一に形成されている。各ピグテール保持用凸部2
3には押さえピン痕跡孔24が軸方向に開設されてお
り、この押さえピン痕跡孔24はステー11における後
記するプラス側ターミナル部材のインサート領域を貫通
してプラス側ターミナル部材の表面に達した状態になっ
ている。
【0022】そして、合計4本のピグテール保持用凸部
23は2本ずつが隣合うプラス側ブラシホルダ13とマ
イナス側ブラシホルダ14との間で隣合ってそれぞれ配
置されており、各隣合うピグテール保持用凸部23と2
3との間にはピグテール接続端子を保持するためのピグ
テール接続端子保持用凸部(以下、端子保持用凸部とい
う。)25、26が、横長の四角柱形状および三角柱形
状に形成されてステー11の上面にそれぞれ突設されて
いる。両端子保持用凸部25、26には後記するマイナ
ス側ターミナル部材およびプラス側ターミナル部材のピ
グテール接続端子がステー11の内部から上方へそれぞ
れ突出されている。また、四角柱形状の端子保持用凸部
25には押さえピン痕跡孔27が一対、隣合わせに並べ
られて軸方向に開設されており、各押さえピン痕跡孔2
7はステー11における後記するマイナス側ターミナル
部材のインサート領域を貫通してマイナス側ターミナル
部材の表面に達した状態になっている。
【0023】ステー11の外周には絶縁壁28が一対、
ピグテール保持用凸部23が2本ずつそれぞれ配された
各外側をそれぞれ取り囲むようにステー11の上面に直
角に突設されており、各絶縁壁28は軸方向の長さ(高
さ)が一定で、周方向の長さ(幅)が隣合うプラス側ブ
ラシホルダ13とマイナス側ブラシホルダ14との間を
略覆うように設定されている。また、各絶縁壁28の内
周面には凹部29と凸部30とが多数条ずつ、周方向に
交互に配されて軸方向に平行に延在するようにそれぞれ
形成されている。
【0024】ステー11の外周における四角柱形状の端
子保持用凸部25の外側位置には、略円柱形状に形成さ
れたカプラ部31が直角方向下向きに突設されており、
カプラ部31の下面中央部には隔壁32が長方形の板形
状に形成されて直角に突設されている。そして、ステー
11の内部およびカプラ部31の内部には対になったプ
ラス側ブラシホルダ13とマイナス側ブラシホルダ14
に対応して互いに対になるプラス側ターミナル部材33
とマイナス側ターミナル部材34とが2組、コミテータ
挿通孔12の中心線を挟んで対称形になるようにそれぞ
れ配されてインサート成形されている。
【0025】2枚のプラス側ターミナル部材33、33
は対称形状に形成されてコミテータ挿通孔12の中心線
を基準に対称にそれぞれ配置されている。すなわち、プ
ラス側ターミナル部材33は銅材料(銅またはその合
金)が用いられてプレス加工により略円弧形の板形状に
形成された本体35を備えている。この本体35は内径
がコミテータ挿通孔12の内径よりも大きく、外径がス
テー11の外径よりも小さく形成されて、ステー11の
リング形状部の内部に同心円に埋設されている。本体3
5の一端部にはピグテール接続端子36が直角に屈曲さ
れて一体的に形成されており、このピグテール接続端子
36は三角柱形状の端子保持用凸部26に内部から上面
の外部に突出されている。本体35の他端部には直線形
状部37が一体的に連設されており、直線形状部37の
連結側と反対側の端部にはプラグ端子38がピグテール
接続端子36の屈曲方向と逆方向に直角に屈曲されて一
体的に形成されており、このプラグ端子38はカプラ部
31の内部から下面の外部に突出されている。
【0026】他方の2枚のマイナス側ターミナル部材3
4、34は銅材料(銅またはその合金)が用いられてプ
レス加工により略矩形形状に形成された本体39を備え
ている。この本体39の一端部にはピグテール接続端子
40が直角に屈曲されて一体的に形成されており、この
ピグテール接続端子40はカプラ部31の近傍に配置さ
れた四角柱形状の端子保持用凸部25に内部から上面の
外部に突出されている。本体39の他端部にはプラグ端
子41がピグテール接続端子40の屈曲方向と逆方向に
直角に屈曲されて一体的に形成されており、このプラグ
端子41はカプラ部31の内部から下面の外部に突出さ
れている。カプラ部31において、各プラス側ターミナ
ル部材33のプラグ端子38と各マイナス側ターミナル
部材34のプラグ端子41とは四角形のコーナ部にそれ
ぞれ配置されて、隔壁32によって仕切られた状態にな
っている。
【0027】ステー11の下面にはプラス側ターミナル
部材33を保持するための押さえピンの痕跡孔42が複
数個、プラス側ターミナル部材33に対向する複数箇所
に周方向に間隔を置かれてそれぞれ開設されており、こ
れら押さえピン痕跡孔42はステー11を貫通してプラ
ス側ターミナル部材33の下面に達している。また、ス
テー11の下面における両方のマイナス側ターミナル部
材34、34のピグテール接続端子40、40の近傍位
置には、マイナス側ターミナル部材34を保持するため
の押さえピンの痕跡孔43が互いに並べられてそれぞれ
開設されており、両押さえピン痕跡孔43、43はステ
ー11を貫通してマイナス側ターミナル部材34、34
の下面に達している。
【0028】前記構成に係るブラシホルダ装置は次に説
明される成形方法によって一体的に加圧樹脂成形され
る。以下の成形方法の説明により、前記ブラシホルダ装
置の構成の詳細がさらに明らかにされる。
【0029】前記ブラシホルダ装置10の成形方法には
図6に示されている成形型50が使用される。成形型5
0は第1型としての上型51と、第2型としての下型5
2と、第3型としての中子型53とを備えており、上型
51と下型52との合わせ面にはキャビティー54が上
型キャビティー凹所54aおよび下型キャビティー凹所
54bとによって形成されている。上型キャビティー凹
所54aにはプラス側ブラシホルダ本体成形部55と、
マイナス側ブラシホルダ本体成形部56と、スプリング
保持柱20および係止部21を成形するスプリング保持
柱成形部57と、隔壁部成形部58と、ピグテール保持
用凸部成形部59と、ピグテール接続端子保持用凸部成
形部60と、絶縁壁成形部61とがそれぞれ形成されて
いる。また、上型キャビティー凹所54aのピグテール
接続端子保持用凸部成形部60にはピグテール接続端子
保持用穴62が没設されている。
【0030】下型キャビティー凹所54bにはステー1
1におけるリング形状の本体を成形するためのステー本
体成形部63と、カプラ部成形部64と、隔壁成形部6
5とがそれぞれ形成されており、カプラ部成形部64の
底面にはプラグ端子保持用穴66が4箇所に没設されて
いる。中子型53は上型51のプラス側ブラシホルダ本
体成形部55およびマイナス側ブラシホルダ本体成形部
56にそれぞれ対応する位置に配設されて、これら成形
部55、56に進退し得るように形成されており、これ
ら成形部55、56と協働してブラシ収容部16を成形
し得るようになっている。また、中子型53はブラシ収
容部16にブラシ冷却用溝17、トーションスプリング
用切欠部18、ピグテール引出し用切欠部19、変形吸
収溝16a、ブラシ保持面部16b、第1補強リブ16
c、第2補強リブ16dをそれぞれ成形するように構成
されている。
【0031】上型51の各ピグテール保持用凸部成形部
59に対向する位置(合計で4箇所)には、各押さえピ
ン支持孔71が成形部59に貫通するように上下方向に
それぞれ開設されており、これら支持孔71には押さえ
ピン72が1本ずつ嵌入されて上下方向に摺動自在に支
持されている。各押さえピン支持孔71の上部には止め
ねじ部材73が螺着されており、各支持孔71内には圧
縮スプリング74が止めねじ部材73に反力を取って押
さえピン72を常時下方に付勢するように装備されてい
る。
【0032】また、上型51の他方のピグテール接続端
子保持用凸部成形部60に対向する位置には押さえピン
支持孔75が2本、隣合わせに並べられて成形部60に
貫通するように上下方向に開設されており、これら支持
孔75には押さえピン76が1本ずつ嵌入されて上下方
向に摺動自在に支持されている。各押さえピン支持孔7
5の上部には止めねじ部材77が螺着されており、各支
持孔75内には圧縮スプリング78が止めねじ部材77
に反力を取って押さえピン76を常時下方に付勢するよ
うに装備されている。
【0033】他方の下型52には押さえピン支持孔81
が複数本(図示例では、合計10本)、周方向に間隔を
置かれた所定の位置にステー本体成形部63に貫通する
ように上下方向に開設されており、これら支持孔81に
は押さえピン82が1本ずつ嵌入されて上下方向に摺動
自在に支持されている。各押さえピン支持孔81の下部
には止めねじ部材83が螺着されており、各支持孔81
内には圧縮スプリング84が止めねじ部材83に反力を
取って押さえピン82を常時上方に付勢するように装備
されている。これらの押さえピン82のうち4本は上型
51のピグテール保持用凸部成形部59に対応する各押
さえピン72にそれぞれ対向するように配置されてお
り、その他のうち2本は上型51のピグテール接続端子
保持用凸部成形部60に対応する2本の押さえピン76
にそれぞれ対向するように配置されている。
【0034】なお、下型52の合わせ面における適当箇
所には成形材料としての液状樹脂(以下、レジンとい
う。)90をキャビティー54内に注入するためのゲー
ト91が、キャビティー54内に連通するように開設さ
れている。
【0035】次に前記構成に係る成形型によるブラシホ
ルダ装置の成形方法を説明する。下型52の下型キャビ
ティー凹所54b内にプラス側ターミナル部材33およ
びマイナス側ターミナル部材34がそれぞれ2枚ずつ配
置される。この際、プラス側ターミナル部材33のプラ
グ端子38およびマイナス側ターミナル部材34のプラ
グ端子41が各プラグ端子保持用穴66にそれぞれ嵌入
されて位置決め保持されるとともに、各ターミナル部材
33、34の下面が各押さえピン82によって下から支
持される。
【0036】次いで、下型52に上型51が型合わせさ
れるとともに、シリンダ装置によって型締めされる。型
合わせによって、プラス側ターミナル部材33のピグテ
ール接続端子36およびマイナス側ターミナル部材34
のピグテール接続端子40が各ピグテール接続端子保持
用穴62にそれぞれ嵌入されて位置決め保持されるとと
もに、各ターミナル部材33、34の上面が各押さえピ
ン72および76によって上から支持される。
【0037】続いて、中子型53が上型51に型合わせ
されてシリンダ装置により型締めされる。この型合わせ
によって、中子型53は上型51のプラス側ブラシホル
ダ本体成形部55およびマイナス側ブラシホルダ本体成
形部56に挿入された状態になる。
【0038】その後、上型51、下型52および中子型
53によって構成されたキャビティー54にゲート91
からレジン90が注入されて充填される。レジン90が
キャビティー54内に圧入充填されると、各ターミナル
部材33、34にレジン90による押し力が加わる。こ
の際、長いプラス側ターミナル部材33はレジン90の
押し力によって厚さ方向に屈曲変形され易い。しかし、
本実施形態において、長いプラス側ターミナル部材33
は押さえピン72、82群によって上下から全長にわた
って均等に保持されているため、レジン90によって押
されても屈曲変形することはない。
【0039】充填されたレジン90が硬化した後に、中
子型53が上型51からシリンダ装置により引き離さ
れ、次いで、下型52と上型51とがシリンダ装置によ
って引き離されるとともに、成形品としての前記構成に
係るブラシホルダ装置10が離型される。同時に、各押
さえピン72、76、82が離型される。各押さえピン
72、76、82が離型されると、成形品としてのブラ
シホルダ装置10には各押さえピン痕跡孔24、27、
42、43がそれぞれ開設された状態になる。
【0040】次に、前記構成に係るブラシホルダ装置1
0によるモータの組立方法およびその作用を説明する。
【0041】各ブラシホルダのブラシ収容部16に各ブ
ラシ44がそれぞれ収容されるとともに、各ブラシ44
に接続されたピグテール45が各ブラシホルダ本体15
に開設されたピグテール引出し用切欠部19を挿通され
て、各ピグテール保持用凸部23と絶縁壁28との間を
配線される。続いて、各ピグテール45の先端部は各ピ
グテール接続端子36、40にそれぞれ溶着されて接続
される。また、各スプリング保持柱20にブラシスプリ
ングとしてのトーションスプリング46がそれぞれ外装
されるとともに、トーションスプリング46の一端が係
止部21にそれぞれ係止される。ブラシホルダ装置10
がモータハウジング(図示せず)に装着されるととも
に、その後、ステー11のコミテータ挿通孔12内にモ
ータの回転子のコミテータ(図示せず)が挿通される
と、各ブラシ44がコミテータにトーションスプリング
46の弾発力によってそれぞれ押接される。
【0042】以上のようにして組み立てられたモータが
自動車等に搭載された後に、ブラシホルダ装置10のカ
プラ部31に相手方の雌カプラ(図示せず)が装着され
て、電源からカプラ部31の各プラグ端子38、41に
電力が供給されると、本実施形態においては、コミテー
タに各ターミナル部材33、34を介して2系統のプラ
ス側ブラシホルダ13、13およびマイナス側ブラシホ
ルダ14、14によって電力が供給される。したがっ
て、一方の通電系統が故障しても、他方の通電系統によ
ってモータの運転が確保されることになるため、モータ
の運転は確実に保証される。
【0043】ところで、モータの運転に伴うブラシ44
とコミテータとの摩擦熱や接触抵抗熱、および、エンジ
ンの発熱等による熱が加わると、用いる樹脂材料によっ
ては、図1(d)に示されているように、ブラシホルダ
本体15の両側壁15a、15aは高さ方向中央部が内
側に収縮するように弯曲変形することが本発明者によっ
て究明された。このように変形すると、ブラシホルダ本
体15の両側壁15a、15aによってブラシ44が両
側面から挟持された状態になってしまうため、ブラシ4
4の収容室16に対する摺動性能が損なわれてしまう。
しかし、本実施形態においては、ブラシホルダ本体15
の両側壁15a、15aの内面に変形吸収溝16a、1
6aがそれぞれ没設されているため、万一、変形が起こ
ったとしても、ブラシ44の収容室16に対する摺動性
能は損なわれることはない。すなわち、万一、側壁15
a、15aに変形が起こったとしても、図1(c)に示
されているように、変形吸収溝16a、16aの溝底は
ブラシ44の両側面に接触しないため、ブラシ44を挟
持することはない。
【0044】また、ブラシホルダに熱が加わると、用い
る樹脂材料によっては、図1(f)に示されているよう
に、ブラシホルダ本体15の上側壁15dは両切欠部1
8、19の開口側を閉じるように下方へ撓み変形するこ
とも本発明者によって究明された。このように変形する
と、ブラシ44が上下方向に押さえられた状態になるた
め、ブラシ44のブラシ収容室16に対する摺動性能が
損なわれる。しかし、本実施形態においては、図1
(e)に示されているように、ブラシホルダ本体15の
外面に第1補強リブ16cおよび第2補強リブ16dが
突設されているため、ブラシホルダ本体15の上側壁1
5dの先端部における内側への撓み変形は未然に防止さ
れる。変形が未然に防止されることにより、ブラシ44
の収容室16に対する摺動性能の低下は防止されること
になる。ここで、第1補強リブ16cは切欠部18、1
9が開設された各側壁15aの切欠部開口端と反対側の
端辺部分の剛性を高めることにより、側壁15aが切欠
部開口を閉じるように変形するのを防止する。また、第
2補強リブ16dは上側壁15dの内外方向全体の剛性
を高めることにより、上側壁15d自体が下側へ撓み変
形するのを防止する。
【0045】ところで、コミテータの回転に伴って研摩
されたブラシ44の摩耗粉は周囲に飛散し、ステー11
の上面に次第に堆積して行く。本実施形態においては、
4個のブラシ44がコミテータによって研摩されるた
め、ブラシ摩耗粉の堆積速度は通常のモータに比べて早
くなると推定される。そして、ステー11の上面に堆積
して行くブラシ摩耗粉がステー11の上面に開設された
押さえピン痕跡孔24、27に侵入し、押さえピン痕跡
孔24、27の内周面全体にブラシ摩耗粉(図示せず)
が付着して堆積すると、押さえピン痕跡孔24、27内
のブラシ摩耗粉はブラシホルダステー11の表面に降り
積もったブラシ摩耗粉と接触する。万一、このブラシホ
ルダステー11の表面に降り積もったブラシ摩耗粉がそ
こに配線された極性の異なる導電部材の一例であるピグ
テール45に電気的に接触した状態になっていると、そ
のピグテール45とプラス側ターミナル部材33または
マイナス側ターミナル部材34とはブラシ摩耗粉を通じ
て電気的に短絡された状態になってしまう。つまり、モ
ータの寿命は押さえピン痕跡孔24、27の内周面全体
がブラシ摩耗粉によって埋められる期間によって規定さ
れてしまうことになる。
【0046】しかし、本実施形態においては、各押さえ
ピン痕跡孔24、27はブラシホルダステー11のブラ
シホルダ側端面に突設されたピグテール保持用凸部23
および端子保持用凸部25にそれぞれ開設されているこ
とにより、各押さえピン痕跡孔24、27の底で露出す
るプラス側ターミナル部材33およびマイナス側ターミ
ナル部材34の表面から各凸部23、25の頂において
開口する各押さえピン痕跡孔24、27の開口縁までの
距離(沿面距離)は長くなるため、モータの運転に伴っ
て発生するブラシ摩耗粉によって各押さえピン痕跡孔2
4、27の内周面全体が埋められる期間はきわめて長く
なり、それによって短絡が発生される可能性はモータの
寿命の範囲内においては充分に回避することができる。
【0047】ちなみに、本実施形態においては、ステー
11の外周側には絶縁壁28が突設されているため、各
ピグテール45がモータのハウジングと接触するのを防
止することができる。また、絶縁壁28の内周面に多数
条の凹部29と凸部30とが交互に形成されているの
で、絶縁壁28の内周面全体がブラシ摩耗粉によって埋
められる期間を延ばすことができ、その結果、ブラシホ
ルダ装置とモータハウジングとがブラシ摩耗粉によって
短絡してしまう現象を抑止することができる。
【0048】図8は本発明の他の実施形態であるブラシ
ホルダ装置の主要部を示しており、(a)は斜視図、
(b)および(c)はその作用を説明するための各説明
図である。
【0049】本実施形態2が前記実施形態1と異なる点
は、ブラシホルダ13における一対の第1補強リブ16
c、16cのうちトーションスプリング用切欠部18側
に位置する第1補強リブ16cに、トーションスプリン
グ46の反力側端部46aを係止する係止部21Aが一
体的に突設され、この係止部21Aにはスプリング保持
柱20に外装されたトーションスプリング46の反力側
端部46aが、その反力側端部46aが上下方向に遊動
して係合が外れるのを阻止されつつ、弾発力が第1補強
リブ16cに厚さ(左右)方向に作用するように係止さ
れている。すなわち、第1補強リブ16cのトーション
スプリング用切欠部18側の側面上端部には略半円形の
突起形状に形成された係止部21Aが左右方向外向きに
一体的に突設されており、この係止部21Aの半円形の
下側コーナ部にトーションスプリング46の反力側端部
46aが下方から係止されている。係止部21Aに反力
側端部46aを係止されたトーションスプリング46の
作用側端部46bは、前記実施形態1と同様にトーショ
ンスプリング用切欠部18の開口端においてブラシ44
の外側側面に係止される。
【0050】ブラシ44への弾発力の付勢に際して、ト
ーションスプリング46の反力側端部46aは係止部2
1Aに図8(b)に矢印で示されている弾発力Rを付勢
する。この弾発力Rはブラシホルダ13を横倒しさせる
力として作用する。しかし、ブラシホルダ13の左右側
面に突設された第1補強リブ16c、16cは左右方向
に厚みを有し、この横倒し力に対して剛構造上きわめて
高い強度を発揮するため、ブラシホルダ13が左右方向
に変形することはない。したがって、ブラシホルダ13
内に嵌入されたブラシ44が摺動不良を起こす事態は未
然に回避することができる。また、スプリング保持柱2
0にはトーションスプリング46の反力側端部46aを
受ける係止部が不必要となることから、スプリング保持
柱20は単に円柱形状に形成することができ、その結
果、スプリング保持柱20の強度を向上させることがで
きる。
【0051】ところで、図8(c)に示されているよう
に、ブラシホルダの上側壁後端部に係止部21Bが突設
され、トーションスプリング46の反力側端部46aが
係止された場合には、トーションスプリング用切欠部1
8の開口側端部を閉じさせようとするモーメント力Mが
作用するため、ブラシ44の摺動不良が発生する危惧が
ある。本実施形態2においては、このようなモーメント
力Mが作用しないため、ブラシ44の摺動不良を発生し
ない。
【0052】なお、以上の説明では便宜上、一つのブラ
シホルダ13について述べたが、他のブラシホルダ1
3、14についても同様であることは言うまでもない。
【0053】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種
々変更可能であることはいうまでもない。
【0054】例えば、樹脂製のブラシホルダはステーと
一体成形するに限らず、別体に成形してステーに組み付
けるように構成してもよい。また、場合によっては変形
吸収溝の構成は省略することもできる。
【0055】また、変形吸収溝はブラシホルダの内外方
向の全長にわたって配設するに限らず、両側壁に開設さ
れた切欠部に対応する領域だけに配設してもよい。この
ように配設した場合、両側壁における変形吸収溝以外の
部分は相対的に厚くなるため、第1補強リブと同様の効
果を発揮し、上側壁の下方への撓みの変形を抑制するこ
とができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ブラシホルダの外面に補強リブが突設されていることに
より、ブラシホルダの閉塞側壁の内側への撓み変形は未
然に防止されるため、ブラシのブラシホルダに対する摺
動性能の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態であるブラシホル
ダ装置の主要部を示す分解斜視図であり、(b)、
(c)、(d)、(e)、(f)はその作用を説明する
ための各正面断面図および各側面断面図である。
【図2】そのブラシホルダ装置を示す一部省略分解斜視
図である。
【図3】その平面図である。
【図4】その底面図である。
【図5】その側面断面図である。
【図6】本発明のブラシホルダ装置の成形方法に使用さ
れる成形型の主要部を示す展開側面断面図である。
【図7】本発明の一実施形態であるブラシホルダ装置の
主要部を示す展開側面断面図である。
【図8】本発明の他の実施形態であるブラシホルダ装置
の主要部を示しており、(a)は斜視図、(b)および
(c)はその作用を説明するための各説明図である。
【符号の説明】
10…ブラシホルダ装置、11…ブラシホルダステー
(ステー)、12…コミテータ挿通孔、13…プラス側
ブラシホルダ、14…マイナス側ブラシホルダ、15…
ブラシホルダ本体、15a…側壁、15d…上側壁(閉
塞壁)、16…ブラシ収容部、16a…変形吸収溝、1
6b…ブラシ保持面部、16c…第1補強リブ、16d
…第2補強リブ、17…ブラシ冷却用溝、18…トーシ
ョンスプリング用切欠部、19…ピグテール引出し用切
欠部、20…スプリング保持柱、21、21A、21B
…係止部、22…隔壁、23…ピグテール保持用凸部、
24…押さえピン痕跡孔、25、26…ピグテール接続
端子保持用凸部(端子保持用凸部)、27…押さえピン
痕跡孔、28…絶縁壁、29…凹部、30…凸部、31
…カプラ部、32…隔壁、33…プラス側ターミナル部
材、34…マイナス側ターミナル部材、35…プラス側
ターミナル部材本体、36…ピグテール接続端子、37
…直線形状部、38…プラグ端子、39…マイナス側タ
ーミナル部材本体、40…ピグテール接続端子、41…
プラグ端子、42…押さえピンの痕跡孔、43…押さえ
ピンの痕跡孔、44…ブラシ、45…ピグテール、46
…トーションスプリング、46a…反力側端部、46b
…作用側端部、50…成形型、51…上型、52…下
型、53…中子型、54…キャビティー、54a…上型
キャビティー凹所、54b…下型キャビティー凹所、5
5…プラス側ブラシホルダ本体成形部、56…マイナス
側ブラシホルダ本体成形部、57…スプリング保持柱成
形部、58…隔壁部成形部、59…ピグテール保持用凸
部成形部、60…ピグテール接続端子保持用凸部成形
部、61…絶縁壁成形部、62…ピグテール接続端子保
持用穴、63…ステー本体成形部、64…カプラ部成形
部、65…隔壁成形部、66…プラグ端子保持用穴、7
1…押さえピン支持孔、72…押さえピン、73…止め
ねじ部材、74…圧縮スプリング、75…押さえピン支
持孔、76…押さえピン、77…止めねじ部材、78…
圧縮スプリング、81…押さえピン支持孔、82…押さ
えピン、83…止めねじ部材、84…圧縮スプリング、
90…液状樹脂(レジン)、91…ゲート。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシを摺動自在に保持する筒形状のブ
    ラシホルダの本体における少なくとも対向する一対の側
    壁と、両側壁の一端面を閉塞する側壁とが樹脂を用いら
    れて一体成形されており、前記一対の側壁には切欠部が
    一端から他端に向けてそれぞれ開設されているブラシホ
    ルダ装置において、 前記側壁の外面に補強リブが突設されていることを特徴
    とするブラシホルダ装置。
  2. 【請求項2】 前記補強リブは、前記一対の側壁の外面
    における前記切欠部の開口端と反対側の端辺に前記ブラ
    シの摺動方向と交差する方向に延在するようにそれぞれ
    突設されている一対の第1補強リブであることを特徴と
    する請求項1に記載のブラシホルダ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1補強リブには、ブラシを押圧す
    るトーションスプリングの反力側端部を係止する係止部
    が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のブ
    ラシホルダ装置。
  4. 【請求項4】 前記補強リブは、前記閉塞側壁の外面に
    おける両端辺に前記ブラシの摺動方向に延在するように
    それぞれ突設されている一対の第2補強リブであること
    を特徴とする請求項1に記載のブラシホルダ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003032970A (ja) * 2001-07-06 2003-01-31 Showa Corp 電動モータ
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JP2013009520A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Denso Corp ブラシホルダおよびブラシホルダの製造方法
JP2016103905A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 アイシン精機株式会社 整流子モータ

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