JPH107709A - 感エネルギー線活性剤組成物、それを用いた感応性組成物ならびに画像形成用組成物 - Google Patents

感エネルギー線活性剤組成物、それを用いた感応性組成物ならびに画像形成用組成物

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JPH107709A
JPH107709A JP16278296A JP16278296A JPH107709A JP H107709 A JPH107709 A JP H107709A JP 16278296 A JP16278296 A JP 16278296A JP 16278296 A JP16278296 A JP 16278296A JP H107709 A JPH107709 A JP H107709A
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JP16278296A
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Yasumasa Toba
泰正 鳥羽
Yasuhiro Tanaka
康裕 田中
Madoka Yasuike
円 安池
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】活性線に対する感受性に優れた特性を有する感
エネルギー線活性剤組成物、およびそれを用いた硬化性
感応性組成物、ポジ型感応性組成物、さらには発色性の
画像形成用組成物を提供する。 【解決手段】活性線の照射によって酸を発生する、オニ
ウムカチオンと一般式(1)のボレートアニオンとから
構成されるオニウムボレート錯体である感エネルギー線
酸発生剤、および感エネルギー線塩基発生剤、さらには
増感剤とからなることを特徴とする感エネルギー線活性
剤組成物と、それを用いた硬化性感応性組成物、ポジ型
感応性組成物、ならびに画像形成用組成物。 一般式(1) [BYm n - (ただし、Yはフッ素または塩素、Zはフッ素、シアノ
基、ニトロ基、トリフルオロメチル基の中から選ばれる
少なくとも2つ以上の電子吸引性基で置換されたフェニ
ル基、mは0〜3の整数、nは1〜4の整数を表し、m
+n=4である。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感エネルギー線活性
剤組成物、およびそれを用いた感応性組成物と該組成物
に関する。さらに詳しくは、エネルギー線の照射下で酸
を発生する酸発生剤とエネルギー線の照射下で塩基を発
生する塩基発生剤からなる感エネルギー線活性剤組成物
と、該活性剤組成物を用いた硬化性感応性組成物、ポジ
型感応性組成物および画像形成用組成物に関する。これ
らの組成物は、成型樹脂、注型樹脂、封止剤、歯科用重
合レジン、光造形樹脂、プリント基板用レジスト、カラ
ーフィルター用レジスト、マイクロエレクトロニクス用
レジスト、印刷版用感光性樹脂、感光性インキジェッ
ト、印刷(オフセット、グラビア、シルクスクリーン)
用インキ、印刷校正用カラープルーフ、塗料、表面コー
ト剤、接着剤、粘着剤、離型剤、ホログラム記録材料等
の分野に好適に用いられる。
【0002】
【従来の技術】エネルギー線の照射によって酸を発生す
る化合物としては、芳香族ジアゾニウム塩、ヨードニウ
ム塩、スルホニウム塩、ホスホニウム塩、セレノニウム
塩等で代表されるオニウム塩類および金属アレーン錯体
が既に知られており、該オニウム塩または金属アレーン
錯体をカチオン的に重合しうる物質と混合して用いる
と、光照射によって発生したルイス酸が重合を誘発する
ことが、米国特許第4069054号、同第44503
60号、同第4576999号、同第4640967
号、カナダ国特許第1274646号およびヨーロッパ
特許第203829号において報告されており、またA
dvances in Polymer Scienc
e 62, Initiators − Poly R
eactions − Optical Activi
ty,1頁〜48頁,Springer−Verlag
(1984年)、最新UV硬化技術,技術情報協会編,
29頁(1991年)などにおいて詳細な報告がなされ
ている。特に産業上有用な酸発生剤として、トリアリー
ルスルホニウム塩または鉄アレーン錯体が上市されてお
り、特に高い感度特性を与えるものとして、アニオンが
ヘキサフルオロアンチモネートからなるオニウム塩が好
適であるとされている。
【0003】ところで近年、ある種の有機ホウ素アニオ
ンを有するヨードニウム化合物が、光カチオン重合の開
始剤として良好な特性を示すことが報告されている。
C.Priouら〔(ラドテック・' 94・ノースアメ
リカ・プロシーディングス(RadTech ’94
North America Proc.,)第1巻,
187頁(1994年)およびポリメリック・マテリア
ルズ・サイエンス・アンド・エンジニアリング(Pol
ym.Mater.Sci.Eng.,),第72巻,
417頁、(1995年)〕によると、ジフェニルヨー
ドニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
トは、従来のジフェニルヨードニウムヘキサフルオロア
ンチモネートよりも、エポキシシリコンの重合に対し、
より高い重合特性を有し、かつ毒性も小さいことが報告
されている。さらに、特開平6−184170号ならび
に国際特許第95/03338号公報においては、新規
なオニウム有機硼酸塩および金属アレーン有機硼酸塩
(例えば、ヨードニウム、スルホニウム、セレノニウ
ム、ホスホニウム、アンモニウム、鉄アレーン)が提案
されている。
【0004】ところで、酸を活性種として使用した各種
感応性材料、特にポジ型フォトレジストの画像形成特性
を向上する目的で、光酸発生剤に光塩基発生剤を組み合
わせて画像形成の制御を行う提案が、特開平4−162
040号において開示されている。該公知技術によれ
ば、フォトレジストフィルムの非画像部位に存在してい
る酸を、光塩基発生剤で中和することにより、画像特性
に優れたポジ画像を得られるとされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、酸の
発生源としてさまざまなオニウム塩が検討されている
が、より一層の高い感度を示す感エネルギー線活性剤組
成物、感応性組成物、画像形成用組成物が望まれてい
る。
【0006】上述したように、さまざまなオニウム塩が
検討されているが、より一層の高い感度を示し、各種有
機材料や樹脂への溶解性が高く、副生したルイス酸が反
応系にいつまでも残存しない感エネルギー線酸発生剤が
求められている。
【0007】従来の技術で述べたオニウム塩の内、特に
産業上有用なものとして、トリアリールスルホニウム塩
または鉄アレーン錯体が提案されており、これらの中で
高い感度特性を与えるアニオンとしては、ヘキサフルオ
ロアンチモネートが好適であるとされている。しかし、
ヘキサフルオロアンチモネートを含有するオニウム塩に
は毒性の危険があり、それ以外のアニオン、例えば、ヘ
キサフルオロホスフェート等では、感度特性に劣るとい
った欠点がある。また、上記したオニウム塩の内、テト
ラフルオロボレート、ヘキサフルオロホスフェート、ヘ
キサフルオロアンチモネート塩の場合、一般的に各種有
機材料や樹脂への溶解性が必ずしも満足するレベルにな
いことがあり、溶解性を向上させうるためのアニオン種
の開発も課題の一つであった。さらに、これらのオニウ
ム塩はいずれも、その分解によって副生したルイス酸が
反応系にいつまでも残存し、金属等の腐食の原因になる
などの根本的な問題を内在している。
【0008】したがって、上述したように、さまざまな
オニウム塩が検討されているが、より一層の高い感度を
示し、各種有機材料や樹脂への溶解性が高く、副生した
ルイス酸が反応系にいつまでも残存しない光酸発生剤が
求められていた。
【0009】一方、C.Priouらにより報告されて
いるジフェニルヨードニウムテトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)ボレートは、エポキシシリコンの重合に対
しては、従来のジフェニルヨードニウムヘキサフルオロ
アンチモネートよりも、より高い重合特性を有すると報
告されているが、塩基発生剤との併用系については、全
く検討されていない。
【0010】また、特開平4−162040号におい
て、光酸発生剤として用いられるものとしては、有機ス
ルホン酸のアルキルエステルのみの例示であるが、これ
ら有機スルホン酸のアルキルエステルは、一般に溶媒や
反応性モノマーなどに対する溶解性が低かったり、また
その酸強度から硬化重合可能な化合物が限定されるな
ど、その使用範囲が限定されるという欠点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、以上の諸
問題点を考慮し解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発
明に至った。すなわち、本発明における第一の発明は、
オニウムカチオンと一般式(1)のボレートアニオンと
から構成されるオニウムボレート錯体である感エネルギ
ー線酸発生剤(A)、および感エネルギー線塩基発生剤
(B)となる感エネルギー線活性剤組成物であり、一般
式(1) [BYm n - (ただし、Yはフッ素または塩素、Zはフッ素、シアノ
基、ニトロ基、トリフルオロメチル基の中から選ばれる
少なくとも2つの電子吸引性基で置換されたフェニル
基、mは0〜3の整数、nは1〜4の整数を表し、m+
n=4である。) 第二の発明は、該感エネルギー線活性剤組成物に増感剤
(C)を添加してなる感エネルギー線活性剤組成物であ
り、第三の発明は、感エネルギー線活性剤組成物と、酸
硬化性化合物(D)および塩基硬化性化合物(E)とか
らなる硬化性感応性組成物であり、第四の発明は、感エ
ネルギー線活性剤組成物と、酸を触媒とする反応により
現像液に対する親和性あるいは溶解性が変化する性質を
有する化合物(F)とからなるポジ型感応性組成物であ
り、第五の発明は、該感エネルギー線活性剤組成物と、
酸との反応により発色する性質を有する色素前駆体
(G)とからなる画像形成用組成物である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、詳細にわたって本発明を説
明する。まず初めに、本発明の感エネルギー線酸発生剤
(A)について説明する。本発明の感エネルギー線酸発
生剤(A)を構成するオニウムカチオンとは、ヨードニ
ウム、スルホニウム、スルホキソニウム、セレノニウ
ム、ホスホニウム、アンモニウム、金属アレーンカチオ
ンのほか、ピリジニウム、キノリニウム、イソキノリニ
ウム、ベンゾオキサゾリウム、ベンゾチアゾリウム等の
複素環カチオンをあげることができる。
【0013】この内、本発明の感エネルギー線酸発生剤
(A)として好ましいオニウムカチオンの構造として
は、一般式(2)〜一般式(13)から選ばれるオニウ
ムカチオンをあげることができる。 一般式(2)
【0014】
【化1】
【0015】一般式(3)
【0016】
【化2】
【0017】一般式(4)
【0018】
【化3】
【0019】一般式(5)
【0020】
【化4】
【0021】一般式(6)
【0022】
【化5】
【0023】一般式(7)
【0024】
【化6】
【0025】一般式(8)
【0026】
【化7】
【0027】一般式(9)
【0028】
【化8】
【0029】一般式(10)
【0030】
【化9】
【0031】一般式(11)
【0032】
【化10】
【0033】一般式(12)
【0034】
【化11】
【0035】一般式(13)
【0036】
【化12】
【0037】(ただし、R1 は、一般式(2)〜一般式
(8)に共通して、ベンジル基、置換されたベンジル
基、フェナシル基、置換されたフェナシル基、アリル
基、置換されたアリル基、アルコキシル基、置換された
アルコキシル基、アリールオキシ基、置換されたアリー
ルオキシ基から選ばれる基を表す。R2 は、一般式
(2)〜一般式(4)に共通して、それぞれ独立に、フ
ッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシル基、メルカプ
ト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で置換されていて
も良いC1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルキル基
もしくは、フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシル
基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で置
換されていても良いC6 〜C18の単環、縮合多環アリー
ル基のいずれかを表す。R3 は、それぞれ独立に、水
素、メルカプト基あるいは、フッ素、塩素、臭素、水酸
基、カルボキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ
基、アジド基で置換されていても良いC1 〜C18の直鎖
状、分岐鎖状、環状アルキル基もしくは、フッ素、塩
素、臭素、水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、シ
アノ基、ニトロ基、アジド基で置換されていても良いC
1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルキルチオ基から
選ばれる基を表す。R4 は、それぞれ独立に、フッ素、
塩素、臭素、水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、
シアノ基、ニトロ基、アジド基で置換されていても良い
1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルキル基もしく
は、フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシル基、メ
ルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で置換され
ていても良いC1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状アル
コキシル基のいずれかを表す。Rは、一般式(5)〜一
般式(8)に共通して、それぞれ独立に、フッ素、塩
素、臭素、水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、シ
アノ基、ニトロ基、カルバモイル基に加え、以下の有機
残基から選ばれる基を表す。ここで有機残基とは、フッ
素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシル基、メルカプト
基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で置換されていても
良いC1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルキル基、
2 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルケニル基、C
6 〜C18の単環、縮合多環アリール基、C7 〜C18の単
環、縮合多環アリールアルキル基、C1 〜C18の直鎖
状、分岐鎖状、環状アルコキシル基、C6 〜C18の単
環、縮合多環アリールオキシ基、C1 〜C18の直鎖状、
分岐鎖状、環状脂肪族もしくはC7〜C19の単環、縮
合多環芳香族アシル基、C2 〜C19の直鎖状、分岐鎖
状、環状アルコキシカルボニル基、C7 〜C19の単環、
縮合多環アリールオキシカルボニル基、のいずれかを表
す。Arは、一般式(10)〜一般式(13)に共通し
て、それぞれ独立に、フッ素、塩素、臭素、水酸基、カ
ルボキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、ア
ジド基で置換されていても良いC6 〜C18の単環、縮合
多環アリール基を表す。Cpは、シクロペンタジエニル
基を表す。Xは、酸素もしくは硫黄原子を表す。iは0
〜5の整数を表す。jは、一般式(6)〜一般式(8)
に共通して、0〜4の整数を表す。kは、一般式(6)
〜一般式(7)に共通して、0〜3の整数を表す。さら
に、隣接した、R同士、R2 同士、Ar同士、もしく
は、R1 とR2 、R1とR3 は、互いに共有結合によっ
て環構造を形成していてもよい。)
【0038】この内、より好ましいオニウムカチオンの
構造としては、感エネルギー線酸発生剤(A)のオニウ
ムカチオン中心元素に、ベンジル基、置換されたベンジ
ル基、フェナシル基、置換されたフェナシル基、アリル
基、置換されたアリル基、アルコキシル基、置換された
アルコキシル基、アリールオキシ基、置換されたアリー
ルオキシ基から選ばれる基が、直接化学結合しているも
のであり、具体的には、一般式(2)、一般式(3)、
一般式(5)および一般式(7)から選ばれるオニウム
カチオンである。
【0039】また、他の好ましいオニウムカチオンの構
造として、一般式(9)〜一般式(13)のオニウムカ
チオンがあげられる。
【0040】この理由として、上に説明したオニウムカ
チオンは、概して、その還元電位が高いこと、すなわ
ち、電子受容性が高いことがあげられる。そのため、エ
ネルギー線、ことに光の照射によって、分解し、容易に
酸を発生する。それは、特に増感剤(C)と組み合わせ
た場合に顕著な結果として認められる。
【0041】以下に、本発明の感エネルギー線酸発生剤
(A)を構成するオニウムカチオン中の置換基について
説明する。まず、本発明の感エネルギー線酸発生剤
(A)を構成する一般式(2)〜一般式(8)で表され
るオニウムカチオンにおける置換基R1 において、
【0042】置換されたベンジル基とは、フッ素、塩
素、臭素、シアノ基、ニトロ基、トリフルオロメチル
基、水酸基、メルカプト基、メチルスルフィニル基、メ
チルスルホニル基、アセチル基、ベンゾイル基、C1
18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルキル基、C1 〜C18
の直鎖状、分岐鎖状、環状アルコキシル基、C2 〜C18
の直鎖状、分岐鎖状、環状アルコキシカルボニル基から
選ばれる基で置換されたベンジル基があげられ、さら
に、ベンジル基中のベンゼン環が、不飽和炭化水素基に
よって、C10〜C22の縮合多環芳香族環を形成していて
も良い構造があげられる。
【0043】これら置換されたベンジル基の具体例とし
ては、o−フルオロベンジル基、m−フルオロベンジル
基、p−フルオロベンジル基、o−クロロベンジル基、
m−クロロベンジル基、p−クロロベンジル基、o−ブ
ロモベンジル基、m−ブロモベンジル基、p−ブロモベ
ンジル基、o−シアノベンジル基、m−シアノベンジル
基、p−シアノベンジル基、o−ニトロベンジル基、m
−ニトロベンジル基、p−ニトロベンジル基、2,4−
ジフルオロフェニルメチル基、2、6−ジクロロフェニ
ルメチル基、2、4、6−トリブロモフェニルメチル
基、ペンタフルオロフェニルメチル基、p−(トリフル
オロメチル)ベンジル基、3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)フェニルメチル基、o−ヒドロキシベンジル
基、m−ヒドロキシベンジル基、p−ヒドロキシベンジ
ル基、o−メルカプトベンジル基、m−メルカプトベン
ジル基、p−メルカプトベンジル基、o−メチルスルフ
ィニルベンジル基、m−メチルスルフィニルベンジル
基、p−メチルスルフィニルベンジル基、o−メチルス
ルホニルベンジル基、m−メチルスルホニルベンジル
基、p−メチルスルホニルベンジル基、o−アセチルベ
ンジル基、m−アセチルベンジル基、p−アセチルベン
ジル基、o−ベンゾイルベンジル基、m−ベンゾイルベ
ンジル基、p−ベンゾイルベンジル基、o−メチルベン
ジル基、m−メチルベンジル基、p−メチルベンジル
基、p−エチルベンジル基、p−プロピルベンジル基、
p−イソプロピルベンジル基、p−t−ブチルベンジル
基、p−オクタデシルベンジル基、p−シクロヘキシル
ベンジル基、o−メトキシベンジル基、m−メトキシベ
ンジル基、p−メトキシベンジル基、p−エトキシベン
ジル基、p−プロポキシベンジル基、p−イソプロポキ
シベンジル基、p−t−ブトキシベンジル基、p−オク
タデシルオキシベンジル基、p−シクロヘキサンオキシ
ベンジル基、o−メトキシカルボニルベンジル基、m−
メトキシカルボニルベンジル基、p−メトキシカルボニ
ルベンジル基、p−エトキシカルボニルベンジル基、p
−プロポキシカルボニルベンジル基、p−イソプロポキ
シカルボニルベンジル基、p−t−ブトキシカルボニル
ベンジル基、p−オクタデシルオキシカルボニルベンジ
ル基、p−シクロヘキサンオキシカルボニルベンジル
基、1−ナフチルメチル基、2−ナフチルメチル基、9
−アンスリルメチル基、1−ピレニルメチル基、5−ナ
フタセニルメチル基、6−ペンタセニルメチル基などが
あげられる。
【0044】また、置換基R1 における置換されたフェ
ナシル基とは、フッ素、塩素、臭素、シアノ基、ニトロ
基、トリフルオロメチル基、水酸基、メルカプト基、メ
チルスルフィニル基、メチルスルホニル基、アセチル
基、ベンゾイル基、C1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環
状アルキル基、C1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状ア
ルコキシル基、C2 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状ア
ルコキシカルボニル基から選ばれる基で置換されたフェ
ナシル基があげられ、さらに、フェナシル基中のベンゼ
ン環が、不飽和炭化水素基によって、C10〜C22の縮合
多環芳香族環を形成していても良い構造があげられる。
【0045】これら置換されたフェナシル基の具体例と
しては、o−フルオロフェナシル基、m−フルオロフェ
ナシル基、p−フルオロフェナシル基、o−クロロフェ
ナシル基、m−クロロフェナシル基、p−クロロフェナ
シル基、o−ブロモフェナシル基、m−ブロモフェナシ
ル基、p−ブロモフェナシル基、o−シアノフェナシル
基、m−シアノフェナシル基、p−シアノフェナシル
基、o−ニトロフェナシル基、m−ニトロフェナシル
基、p−ニトロフェナシル基、2,4−ジフルオロフェ
ニルカルボニルメチル基、2、6−ジクロロフェニルカ
ルボニルメチル基、2、4、6−トリブロモフェニルカ
ルボニルメチル基、ペンタフルオロフェニルカルボニル
メチル基、p−(トリフルオロメチル)フェナシル基、
3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニルカルボニ
ルメチル基、o−ヒドロキシフェナシル基、m−ヒドロ
キシフェナシル基、p−ヒドロキシフェナシル基、o−
メルカプトフェナシル基、m−メルカプトフェナシル
基、p−メルカプトフェナシル基、o−メチルスルフィ
ニルフェナシル基、m−メチルスルフィニルフェナシル
基、p−メチルスルフィニルフェナシル基、o−メチル
スルホニルフェナシル基、m−メチルスルホニルフェナ
シル基、p−メチルスルホニルフェナシル基、o−アセ
チルフェナシル基、m−アセチルフェナシル基、p−ア
セチルフェナシル基、o−ベンゾイルフェナシル基、m
−ベンゾイルフェナシル基、p−ベンゾイルフェナシル
基、o−メチルフェナシル基、m−メチルフェナシル
基、p−メチルフェナシル基、p−エチルフェナシル
基、p−プロピルフェナシル基、p−イソプロピルフェ
ナシル基、p−t−ブチルフェナシル基、p−オクタデ
シルフェナシル基、p−シクロヘキシルフェナシル基、
o−メトキシフェナシル基、m−メトキシフェナシル
基、p−メトキシフェナシル基、p−エトキシフェナシ
ル基、p−プロポキシフェナシル基、p−イソプロポキ
シフェナシル基、p−t−ブトキシフェナシル基、p−
オクタデシルオキシフェナシル基、p−シクロヘキサン
オキシフェナシル基、o−メトキシカルボニルフェナシ
ル基、m−メトキシカルボニルフェナシル基、p−メト
キシカルボニルフェナシル基、p−エトキシカルボニル
フェナシル基、p−プロポキシカルボニルフェナシル
基、p−イソプロポキシカルボニルフェナシル基、p−
t−ブトキシカルボニルフェナシル基、p−オクタデシ
ルオキシカルボニルフェナシル基、p−シクロヘキサン
オキシカルボニルフェナシル基、1−ナフトイルメチル
基、2−ナフトイルメチル基、9−アンスロイルメチル
基、1−ピレニルカルボニルメチル基、5−ナフタセニ
ルカルボニルメチル基、6−ペンタセニルカルボニルメ
チル基などがあげられる。
【0046】また、置換基R1 における置換されたアリ
ル基とは、フッ素、ニトロ基、トリフルオロメチル基、
シアノ基、アセチル基、ベンゾイル基、C1 〜C18の直
鎖状、分岐鎖状、環状アルキル基、C2 〜C18の直鎖
状、分岐鎖状、環状アルコキシカルボニル基、フェニル
基から選ばれる基で置換されたアリル基があげられる。
【0047】これら置換されたアリル基の具体例として
は、2,3,3−トリフルオロ−2−プロペニル基、
3,3−ジニトロ−2−プロペニル基、3,3−ビス
(トリフルオロメチル)−2−プロペニル基、3,3−
ジシアノ−2−プロペニル基、2−メチル−3,3−ジ
シアノ−2−プロペニル基、2−ヘキシル−3,3−ジ
シアノ−2−プロペニル基、2−オクタデシル−3,3
−ジシアノ−2−プロペニル基、2−イソプロピル−
3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、2−t−ブチル
−3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、2−シクロヘ
キシル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、2−ア
セチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、2−ベ
ンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、2−
フェニル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、3,
3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル基、
2−メチル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2
−プロペニル基、2−ヘキシル−3,3−ビス(メトキ
シカルボニル)−2−プロペニル基、2−オクタデシル
−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニ
ル基、2−イソプロピル−3,3−ビス(メトキシカル
ボニル)−2−プロペニル基、2−t−ブチル−3,3
−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル基、2
−シクロヘキシル−3,3−ビス(メトキシカルボニ
ル)−2−プロペニル基、2−アセチル−3,3−ビス
(メトキシカルボニル)−2−プロペニル基、2−ベン
ゾイル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プ
ロペニル基、2−フェニル−3,3−ビス(メトキシカ
ルボニル)−2−プロペニル基、2−フェニル−3,3
−ビス(ヘキシルオキシカルボニル)−2−プロペニル
基、2−フェニル−3,3−ビス(オクタデシルオキシ
カルボニル)−2−プロペニル基、2−フェニル−3,
3−ビス(t−ブトキシカルボニル)−2−プロペニル
基、2−フェニル−3,3−ビス(シクロヘキシルオキ
シカルボニル)−2−プロペニル基などががあげられ
る。
【0048】また、置換基R1 におけるアルコキシル基
としては、C1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルコ
キシル基があげられ、メトキシ基、エトキシ基、プロポ
キシ基、ブトキシ基、オクチルオキシ基、オクタデカン
オキシ基、イソプロポキシ基、t−ブトキシ基、シクロ
ペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等があげら
れる。
【0049】また、置換基R1 における置換されたアル
コキシル基とは、フッ素、塩素、臭素、シアノ基、ニト
ロ基、トリフルオロメチル基、水酸基から選ばれる基で
置換されたC1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状アルコキシル
基があげられ、フルオロメトキシ基、2−クロロエトキ
シ基、3−ブロモプロポキシ基、4−シアノブトキシ
基、8−ニトロオクチルオキシ基、18−トリフルオロ
メチルオクタデカンオキシ基、2−ヒドロキシイソプロ
ポキシ基、トリクロロメトキシ基等があげられる。
【0050】また、置換基R1 におけるアリールオキシ
基とは、C6 〜C18の単環、縮合多環アリールオキシ基
であり、フェノキシ基、1ーナフチルオキシ基、2−ナ
フチルオキシ基、9−アンスリルオキシ基、9−フェナ
ントリルオキシ基、1−ピレニルオキシ基、5−ナフタ
セニルオキシ基、1−インデニルオキシ基、2−アズレ
ニルオキシ基、1−アセナフチルオキシ基、9−フルオ
レニルオキシ基、o−トリルオキシ基、m−トリルオキ
シ基、p−トリルオキシ基、2,3−キシリルオキシ
基、2,5−キシリルオキシ基、メシチルオキシ基、p
−クメニルオキシ基、p−デシルフェノキシ基、p−シ
クロヘキシルフェノキシ基、4−フェニルフェノキシ基
等があげられる。
【0051】また、置換基R1 における置換されたアリ
ールオキシ基とは、フッ素、塩素、臭素、水酸基、カル
ボキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジ
ド基から選ばれる基で置換されたC6 〜C18の単環、縮
合多環アリールオキシ基であり、o−フルオロフェノキ
シ基、m−クロロフェノキシ基、p−ブロモフェノキシ
基、p−ヒドロキシフェノキシ基、m−カルボキシフェ
ノキシ基、o−メルカプトフェノキシ基、p−シアノフ
ェノキシ基、m−ニトロフェノキシ基、m−アジドフェ
ノキシ基、2−クロロ−1−ナフチルオキシ基、10−
シアノ−9−アンスリルオキシ基、11−ニトロ−5−
ナフタセニルオキシ基等があげられる。
【0052】以上述べた置換基R1 において、好ましい
ものとしては、フッ素、シアノ基、ニトロ基、トリフル
オロメチル基、C1 〜C4 の直鎖状、分岐鎖状アシル
基、C 2 〜C5 の直鎖状、分岐鎖状アルコキシカルボニ
ル基、ベンゾイル基、メチルスルフィニル基、メチルス
ルホニル基、p−トシル基といった電子吸引性基で置換
されたベンジル基、フェナシル基、アリル基があげられ
る。そのような具体例としては、
【0053】o−シアノベンジル基、p−シアノベンジ
ル基、o−ニトロベンジル基、p−ニトロベンジル基、
ペンタフルオロフェニルメチル基、3,5−ビス(トリ
フルオロメチル)フェニルメチル基、o−アセチルベン
ジル基、p−アセチルベンジル基、o−メトキシカルボ
ニルベンジル基、p−メトキシカルボニルベンジル基、
o−t−ブトキシカルボニルベンジル基、p−t−ブト
キシカルボニルベンジル基、o−ベンゾイルベンジル
基、p−ベンゾイルベンジル基、o−メチルスルフィニ
ルベンジル基、p−メチルスルフィニルベンジル基、o
−メチルスルホニルベンジル基、p−メチルスルホニル
ベンジル基、o−(p−トシル)ベンジル基、
【0054】o−シアノフェナシル基、p−シアノフェ
ナシル基、o−ニトロフェナシル基、p−ニトロフェナ
シル基、ペンタフルオロベンゾイルメチル基、3,5−
ビス(トリフルオロメチル)ベンゾイルメチル基、o−
アセチルフェナシル基、p−アセチルフェナシル基、o
−メトキシカルボニルフェナシル基、p−メトキシカル
ボニルフェナシル基、o−t−ブトキシカルボニルフェ
ナシル基、p−t−ブトキシカルボニルフェナシル基、
o−ベンゾイルフェナシル基、p−ベンゾイルフェナシ
ル基、o−メチルスルフィニルフェナシル基、p−メチ
ルスルフィニルフェナシル基、o−メチルスルホニルフ
ェナシル基、p−メチルスルホニルフェナシル基、o−
(p−トシル)フェナシル基、p−(p−トシル)フェ
ナシル基、
【0055】3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、1
−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、2−
フェニル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、3,
3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル基、
2−フェニル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−
2−プロペニル基、シアノメトキシ基、アセチルメトキ
シ基、ベンゾイルメトキシ基、p−シアノフェノキシ
基、ペンタフルオロフェニルメトキシ基があげられる。
【0056】この理由として、これらベンジル基やフェ
ナシル基、アリル基、アルコキシル基、アリールオキシ
基中に、シアノ基、ニトロ基、フルオロ基、トリフルオ
ロメチル基、アセチル基、メトキシカルボニル基、t−
ブトキシカルボニル基、ベンゾイル基、メチルスルフィ
ニル基、メチルスルホニル基、p−トシル基などの電子
吸引性基を導入することにより、オニウムカチオンがエ
ネルギー線の作用で、電子を受けて、非可逆的な反応に
よる還元、分解をする際に、置換基R1 が脱離しやすく
なると共に、該オニウムカチオンの還元電位が高めら
れ、すなわち電子受容性が高められるものと考えられ
る。
【0057】さらに、本発明の感エネルギー線酸発生剤
(A)を構成する一般式(2)〜一般式(4)で表され
るオニウムカチオンにおける置換基R2 、一般式(8)
で表されるオニウムカチオンにおける置換基R3 、一般
式(9)で表されるオニウムカチオンにおける置換基R
4 、一般式(5)〜一般式(8)で表されるオニウムカ
チオンにおける置換基Rにおいて、
【0058】フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシ
ル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で
置換されていても良いC1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、
環状アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル
基、デシル基、ドデシル基、オクタデシル基、イソプロ
ピル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル
基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、4−デシル
シクロヘキシル基、フルオロメチル基、クロロメチル
基、ブロモメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロ
ロメチル基、トリブロモメチル基、ヒドロキシメチル
基、カルボキシメチル基、メルカプトメチル基、シアノ
メチル基、ニトロメチル基、アジドメチル基等があげら
れる。
【0059】また、本発明の感エネルギー線酸発生剤
(A)を構成する一般式(2)〜一般式(4)で表され
るオニウムカチオンにおける置換基R2 、一般式(5)
〜一般式(8)で表されるオニウムカチオンにおける置
換基R、一般式(10)〜一般式(13)で表されるオ
ニウムカチオンにおける置換基Arにおいて、
【0060】フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシ
ル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で
置換されていても良いC6 〜C18の単環、縮合多環アリ
ール基としては、フェニル基、1−ナフチル基、2−ナ
フチル基、9−アンスリル基、9−フェナントリル基、
1−ピレニル基、5−ナフタセニル基、1−インデニル
基、2−アズレニル基、1−アセナフチル基、9−フル
オレニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル
基、2,3−キシリル基、2,5−キシリル基、メシチ
ル基、p−クメニル基、p−ドデシルフェニル基、p−
シクロヘキシルフェニル基、4−ビフェニル基、o−フ
ルオロフェニル基、m−クロロフェニル基、p−ブロモ
フェニル基、p−ヒドロキシフェニル基、m−カルボキ
シフェニル基、o−メルカプトフェニル基、p−シアノ
フェニル基、m−ニトロフェニル基、m−アジドフェニ
ル基等があげられる。
【0061】さらに、本発明の感エネルギー線酸発生剤
(A)を構成する一般式(8)で表されるオニウムカチ
オンにおける置換基R3 において、
【0062】フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシ
ル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で
置換されていても良いC1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、
環状アルキルチオ基としては、メチルチオ基、エチルチ
オ基、プロピルチオ基、ブチルチオ基、ペンチルチオ
基、ヘキシルチオ基、オクチルチオ基、デシルチオ基、
ドデシルチオ基、オクタデシルチオ基、イソプロピルチ
オ基、イソブチルチオ基、sec−ブチルチオ基、t−
ブチルチオ基、シクロペンチルチオ基、シクロヘキシル
チオ基、4−デシルシクロヘキシルチオ基、フルオロメ
チルチオ基、クロロメチルチオ基、ブロモメチルチオ
基、トリフルオロメチルチオ基、トリクロロメチルチオ
基、トリブロモメチルチオ基、ヒドロキシメチルチオ
基、カルボキシメチルチオ基、メルカプトメチルチオ
基、シアノメチルチオ基、ニトロメチルチオ基、アジド
メチルチオ基等があげられる。
【0063】また、本発明の感エネルギー線酸発生剤
(A)を構成する一般式(9)で表されるオニウムカチ
オンにおける置換基R4 、一般式(5)〜一般式(8)
で表されるオニウムカチオンにおける置換基Rにおい
て、
【0064】フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシ
ル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で
置換されていても良いC1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、
環状アルコキシル基としては、メトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、ブトキシ基、オクチルオキシ基、オ
クタデカンオキシ基、イソプロポキシ基、t−ブトキシ
基、シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ
基、フルオロメトキシ基、クロロメトキシ基、ブロモメ
トキシ基、トリフルオロメトキシ基、トリクロロメトキ
シ基、トリブロモメトキシ基、ヒドロキシメトキシ基、
カルボキシメトキシ基、メルカプトメトキシ基、シアノ
メトキシ基、ニトロメトキシ基、アジドメトキシ基等が
あげられる。
【0065】さらに、本発明の感エネルギー線酸発生剤
(A)を構成する一般式(5)〜一般式(8)で表され
るオニウムカチオンにおける置換基Rにおいて、
【0066】フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシ
ル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で
置換されていても良いC2 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、
環状アルケニル基としては、ビニル基、1−プロペニル
基、2−プロペニル基、1−オクテニル基、1−オクタ
デセニル基、イソプロペニル基、1−シクロヘキセニル
基、トリフルオロエテニル基、1−クロロエテニル基、
2,2−ジブロモエテニル基、4−ヒドロキシ−1−ブ
テニル基、1−カルボキシエテニル基、5−メルカプト
−1−ヘキセニル基、1−シアノエテニル基、3−ニト
ロ−1−プロペニル基、4−アジド−2−ブテニル基等
があげられる。
【0067】フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシ
ル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で
置換されていても良いC7 〜C18の単環、縮合多環アリ
ールアルキル基としては、ベンジル基、p−トリルメチ
ル基、2−ナフチルメチル基、9−アンスリルメチル
基、4−(9−アンスリル)ブチル基、o−フルオロベ
ンジル基、m−クロロベンジル基、p−ブロモベンジル
基、p−ヒドロキシベンジル基、m−カルボキシベンジ
ル基、o−メルカプトベンジル基、p−シアノベンジル
基、m−ニトロベンジル基、m−アジドベンジル基等が
あげられる。
【0068】フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシ
ル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で
置換されていても良いC6 〜C18の単環、縮合多環アリ
ールオキシ基としては、フェノキシ基、1ーナフチルオ
キシ基、2−ナフチルオキシ基、9−アンスリルオキシ
基、9−フェナントリルオキシ基、1−ピレニルオキシ
基、5−ナフタセニルオキシ基、1−インデニルオキシ
基、2−アズレニルオキシ基、1−アセナフチルオキシ
基、9−フルオレニルオキシ基、o−トリルオキシ基、
m−トリルオキシ基、p−トリルオキシ基、2,3−キ
シリルオキシ基、2,5−キシリルオキシ基、メシチル
オキシ基、p−クメニルオキシ基、p−デシルフェノキ
シ基、p−シクロヘキシルフェノキシ基、4−ビフェノ
キシ基、o−フルオロフェノキシ基、m−クロロフェノ
キシ基、p−ブロモフェノキシ基、p−ヒドロキシフェ
ノキシ基、m−カルボキシフェノキシ基、o−メルカプ
トフェノキシ基、p−シアノフェノキシ基、m−ニトロ
フェノキシ基、m−アジドフェノキシ基等があげられ
る。
【0069】フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシ
ル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で
置換されていても良いC1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、
環状脂肪族もしくはC7 〜C19の単環、縮合多環芳香族
アシル基としては、ホルミル基、アセチル基、ヘキサノ
イル基、ラウロイル基、パルミトイル基、ステアロイル
基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、
シクロペンチルカルボニル基、シクロヘキシルカルボニ
ル基、ベンゾイル基、1−ナフトイル基、2−ナフトイ
ル基、9−アンスロイル基、5−ナフタセロイル基、シ
ンナモイル基、α−フルオロアセチル基、α−クロロア
セチル基、α−ブロモアセチル基、α−ヒドロキシアセ
チル基、α−カルボキシアセチル基、α−メルカプトア
セチル基、α−シアノアセチル基、α−ニトロアセチル
基、α−アジドアセチル基等があげられる。
【0070】フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシ
ル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で
置換されていても良いC2 〜C19の直鎖状、分岐鎖状、
環状アルコキシカルボニル基としては、メトキシカルボ
ニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル
基、ブトキシカルボニル基、オクチルオキシカルボニル
基、オクタデカンオキシカルボニル基、イソプロポキシ
カルボニル基、t−ブトキシカルボニル基、シクロペン
チルオキシカルボニル基、シクロヘキシルオキシカルボ
ニル基、フルオロメトキシカルボニル基、クロロメトキ
シカルボニル基、ブロモメトキシカルボニル基、トリフ
ルオロメトキシカルボニル基、トリクロロメトキシカル
ボニル基、トリブロモメトキシカルボニル基、ヒドロキ
シメトキシカルボニル基、カルボキシメトキシカルボニ
ル基、メルカプトメトキシカルボニル基、シアノメトキ
シカルボニル基、ニトロメトキシカルボニル基、アジド
メトキシカルボニル基等があげられる。
【0071】フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシ
ル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で
置換されていても良いC7 〜C19の単環、縮合多環アリ
ールオキシカルボニル基としては、フェノキシカルボニ
ル基、1ーナフチルオキシカルボニル基、2−ナフチル
オキシカルボニル基、9−アンスリルオキシカルボニル
基、9−フェナントリルオキシカルボニル基、1−ピレ
ニルオキシカルボニル基、5−ナフタセニルオキシカル
ボニル基、1−インデニルオキシカルボニル基、2−ア
ズレニルオキシカルボニル基、1−アセナフチルオキシ
カルボニル基、9−フルオレニルオキシカルボニル基、
o−トリルオキシカルボニル基、m−トリルオキシカル
ボニル基、p−トリルオキシカルボニル基、2,3−キ
シリルオキシカルボニル基、2,5−キシリルオキシカ
ルボニル基、メシチルオキシカルボニル基、p−クメニ
ルオキシカルボニル基、p−シクロヘキシルフェノキシ
カルボニル基、4−フェニルフェノキシカルボニル基、
o−フルオロフェノキシカルボニル基、m−クロロフェ
ノキシカルボニル基、p−ブロモフェノキシカルボニル
基、p−ヒドロキシフェノキシカルボニル基、m−カル
ボキシフェノキシカルボニル基、o−メルカプトフェノ
キシカルボニル基、p−シアノフェノキシカルボニル
基、m−ニトロフェノキシカルボニル基、m−アジドフ
ェノキシカルボニル基等があげられる。
【0072】さらに隣接した、R同士、R2 同士、Ar
同士、もしくは、R1 とR2 、R1とR、R1 とR
3 は、互いに共有結合によって環構造を形成していても
よく、このようなものとして例えば、メチレン基、エチ
レン基、テトラメチレン基、ヘキサメチレン基等のアル
キレン基、エチレンジオキシ基、ジエチレンジオキシ基
等のエーテル基、エチレンジチオ基、ジエチレンジチオ
基等のチオエーテル基等があげられるが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。
【0073】以下に、本発明の感エネルギー線酸発生剤
(A)の一般式(2)〜一般式(13)で表されるオニ
ウムカチオンの構造の具体例をあげる。
【0074】一般式(2)に該当するオニウムカチオン
(スルホニウムカチオン):
【0075】ベンジルスルホニウムカチオンの例:ジメ
チル(ベンジル)スルホニウム、ジメチル(o−フルオ
ロベンジル)スルホニウム、ジメチル(m−クロロベン
ジル)スルホニウム、ジメチル(p−ブロモベンジル)
スルホニウム、ジメチル(p−シアノベンジル)スルホ
ニウム、ジメチル(m−ニトロベンジル)スルホニウ
ム、ジメチル(2,4,6−トリブロモフェニルメチ
ル)スルホニウム、ジメチル(ペンタフルオロフェニル
メチル)スルホニウム、ジメチル(p−(トリフルオロ
メチル)ベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−ヒド
ロキシベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−メルカ
プトベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−メチルス
ルフィニルベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−メ
チルスルホニルベンジル)スルホニウム、ジメチル(o
−アセチルベンジル)スルホニウム、ジメチル(o−ベ
ンゾイルベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−メチ
ルベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−イソプロピ
ルベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−オクタデシ
ルベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−シクロヘキ
シルベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−メトキシ
ベンジル)スルホニウム、ジメチル(o−メトキシカル
ボニルベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−イソプ
ロポキシカルボニルベンジル)スルホニウム、ジメチル
(2−ナフチルメチル)スルホニウム、ジメチル(9−
アンスリルメチル)スルホニウム、ジエチル(ベンジ
ル)スルホニウム、メチルエチル(ベンジル)スルホニ
ウム、メチルフェニル(ベンジル)スルホニウム、ジフ
ェニル(ベンジル)スルホニウム、ジイソプロピル(ベ
ンジル)スルホニウムなど。
【0076】フェナシルスルホニウムカチオンの例:ジ
メチル(フェナシル)スルホニウム、ジメチル(o−フ
ルオロフェナシル)スルホニウム、ジメチル(m−クロ
ロフェナシル)スルホニウム、ジメチル(p−ブロモフ
ェナシル)スルホニウム、ジメチル(p−シアノフェナ
シル)スルホニウム、ジメチル(m−ニトロフェナシ
ル)スルホニウム、ジメチル(2,4,6−トリブロモ
フェニルメチル)スルホニウム、ジメチル(p−(トリ
フルオロメチル)フェナシル)スルホニウム、ジメチル
(p−ヒドロキシフェナシル)スルホニウム、ジメチル
(p−メルカプトフェナシル)スルホニウム、ジメチル
(p−メチルスルフィニルフェナシル)スルホニウム、
ジメチル(p−メチルスルホニルフェナシル)スルホニ
ウム、ジメチル(o−アセチルフェナシル)スルホニウ
ム、ジメチル(o−ベンゾイルフェナシル)スルホニウ
ム、ジメチル(p−メチルフェナシル)スルホニウム、
ジメチル(p−イソプロピルフェナシル)スルホニウ
ム、ジメチル(p−オクタデシルフェナシル)スルホニ
ウム、ジメチル(p−シクロヘキシルフェナシル)スル
ホニウム、ジメチル(p−メトキシフェナシル)スルホ
ニウム、ジメチル(o−メトキシカルボニルフェナシ
ル)スルホニウム、ジメチル(p−イソプロポキシカル
ボニルフェナシル)スルホニウム、ジメチル(2−ナフ
トイルメチル)スルホニウム、ジメチル(9−アンスロ
イルメチル)スルホニウム、ジエチル(フェナシル)ス
ルホニウム、メチルエチル(フェナシル)スルホニウ
ム、メチルフェニル(フェナシル)スルホニウム、ジフ
ェニル(フェナシル)スルホニウム、ジイソプロピル
(フェナシル)スルホニウム、テトラメチレン(フェナ
シル)スルホニウム、ペンタメチレン(フェナシル)ス
ルホニウム、ヘキサメチレン(フェナシル)スルホニウ
ム、エチレンジオキシ(フェナシル)スルホニウム、ジ
エチレンジオキシ(フェナシル)スルホニウム、エチレ
ンジチオ(フェナシル)スルホニウムなど。
【0077】アリルスルホニウムカチオンの例:ジメチ
ル(アリル)スルホニウム、ジメチル(2,3,3−ト
リフルオロ−2−プロペニル)スルホニウム、ジメチル
(3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホニウム、
ジメチル(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペ
ニル)スルホニウム、ジメチル(2−アセチル−3,3
−ジシアノ−2−プロペニル)スルホニウム、ジメチル
(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニ
ル)スルホニウム、ジメチル(2−フェニル−3,3−
ジシアノ−2−プロペニル)スルホニウム、ジメチル
(3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニ
ル)スルホニウムなど。
【0078】アルコキシスルホニウムカチオンの例:ジ
メチル(メトキシ)スルホニウム、ジメチル(エトキ
シ)スルホニウム、ジメチル(プロポキシ)スルホニウ
ム、ジメチル(ブトキシ)スルホニウム、ジメチル(オ
クチルオキシ)スルホニウム、ジメチル(オクタデカン
オキシ)スルホニウム、ジメチル(イソプロポキシ)ス
ルホニウム、ジメチル(t−ブトキシ)スルホニウム、
ジメチル(シクロペンチルオキシ)スルホニウム、ジメ
チル(シクロヘキシルオキシ)スルホニウム、ジメチル
(フルオロメトキシ)スルホニウム、ジメチル(2−ク
ロロエトキシ)スルホニウム、ジメチル(3−ブロモプ
ロポキシ)スルホニウム、ジメチル(4−シアノブトキ
シ)スルホニウム、ジメチル(8−ニトロオクチルオキ
シ)スルホニウム、ジメチル(18−トリフルオロメチ
ルオクタデカンオキシ)スルホニウム、ジメチル(2−
ヒドロキシイソプロポキシ)スルホニウム、ジメチル
(トリス(トリクロロメチル)メチル)スルホニウムな
ど。
【0079】アリールオキシスルホニウムカチオンの
例:ジメチル(フェノキシ)スルホニウム、ジメチル
(1ーナフチルオキシ)スルホニウム、ジメチル(2−
ナフチルオキシ)スルホニウム、ジメチル(9−アンス
リルオキシ)スルホニウム、ジメチル(9−フェナント
リルオキシ)スルホニウム、ジメチル(p−トリルオキ
シ)スルホニウム、ジメチル(2,3−キシリルオキ
シ)スルホニウム、ジメチル(o−フルオロフェノキ
シ)スルホニウム、ジメチル(m−クロロフェノキシ)
スルホニウム、ジメチル(p−ブロモフェノキシ)スル
ホニウム、ジメチル(p−ヒドロキシフェノキシ)スル
ホニウム、ジメチル(m−カルボキシフェノキシ)スル
ホニウム、ジメチル(o−メルカプトフェノキシ)スル
ホニウム、ジメチル(p−シアノフェノキシ)スルホニ
ウム、ジメチル(m−ニトロフェノキシ)スルホニウ
ム、ジメチル(m−アジドフェノキシ)スルホニウム、
ジメチル(2−クロロ−1−ナフチルオキシ)スルホニ
ウム、ジメチル(11−ニトロ−5−ナフタセニル)ス
ルホニウムなど。
【0080】一般式(3)に該当するオニウムカチオン
(スルホキソニウムカチオン):
【0081】ベンジルスルホキソニウムカチオンの例:
ジメチル(ベンジル)スルホキソニウム、ジメチル(p
−ブロモベンジル)スルホキソニウム、ジメチル(p−
シアノベンジル)スルホキソニウム、ジメチル(m−ニ
トロベンジル)スルホキソニウム、ジメチル(ペンタフ
ルオロフェニルメチル)スルホキソニウム、ジメチル
(p−ヒドロキシベンジル)スルホキソニウム、ジメチ
ル(o−アセチルベンジル)スルホキソニウム、ジメチ
ル(o−ベンゾイルベンジル)スルホキソニウム、ジメ
チル(p−イソプロピルベンジル)スルホキソニウム、
ジメチル(p−メトキシベンジル)スルホキソニウム、
ジメチル(o−メトキシカルボニルベンジル)スルホキ
ソニウム、ジメチル(2−ナフチルメチル)スルホキソ
ニウム、ジメチル(9−アンスリルメチル)スルホキソ
ニウム、ジエチル(ベンジル)スルホキソニウム、メチ
ルエチル(ベンジル)スルホキソニウム、メチルフェニ
ル(ベンジル)スルホキソニウム、ジフェニル(ベンジ
ル)スルホキソニウム、ジイソプロピル(ベンジル)ス
ルホキソニウムなど。
【0082】フェナシルスルホキソニウムカチオンの
例:ジメチル(フェナシル)スルホキソニウム、ジメチ
ル(p−ブロモフェナシル)スルホキソニウム、ジメチ
ル(p−シアノフェナシル)スルホキソニウム、ジメチ
ル(m−ニトロフェナシル)スルホキソニウム、ジメチ
ル(2、4、6−トリブロモフェニルメチル)スルホキ
ソニウム、ジメチル(p−ヒドロキシフェナシル)スル
ホキソニウム、ジメチル(p−メルカプトフェナシル)
スルホキソニウム、ジメチル(o−ベンゾイルフェナシ
ル)スルホキソニウム、ジメチル(p−メチルフェナシ
ル)スルホキソニウム、ジメチル(p−メトキシフェナ
シル)スルホキソニウム、ジメチル(o−メトキシカル
ボニルフェナシル)スルホキソニウム、ジメチル(2−
ナフチルメチル)スルホキソニウム、ジメチル(9−ア
ンスリルメチル)スルホキソニウム、ジエチル(フェナ
シル)スルホキソニウム、メチルエチル(フェナシル)
スルホキソニウム、メチルフェニル(フェナシル)スル
ホキソニウム、ジフェニル(フェナシル)スルホキソニ
ウム、ジイソプロピル(フェナシル)スルホキソニウ
ム、テトラメチレン(フェナシル)スルホキソニウムな
ど。
【0083】アリルスルホキソニウムカチオンの例:ジ
メチル(アリル)スルホキソニウム、ジメチル(3,3
−ジシアノ−2−プロペニル)スルホキソニウム、ジメ
チル(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペ
ニル)スルホキソニウム、ジメチル(2−フェニル−
3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホキソニウ
ム、ジメチル(3,3−ビス(メトキシカルボニル)−
2−プロペニル)スルホキソニウムなど。
【0084】アルコキシスルホキソニウムカチオンの
例:ジメチル(エトキシ)スルホキソニウム、ジメチル
(プロポキシ)スルホキソニウム、ジメチル(オクチル
オキシ)スルホキソニウム、ジメチル(イソプロポキ
シ)スルホキソニウム、ジメチル(シクロヘキシルオキ
シ)スルホキソニウム、ジメチル(2−クロロエトキ
シ)スルホキソニウムなど。
【0085】アリールオキシスルホキソニウムカチオン
の例:ジメチル(フェノキシ)スルホキソニウム、ジメ
チル(2−ナフチルオキシ)スルホキソニウム、ジメチ
ル(9−アンスリルオキシ)スルホキソニウム、ジメチ
ル(p−トリルオキシ)スルホキソニウム、ジメチル
(m−クロロフェノキシ)スルホキソニウム、ジメチル
(m−カルボキシフェノキシ)スルホキソニウム、ジメ
チル(p−シアノフェノキシ)スルホキソニウムなど。
【0086】一般式(4)に該当するオニウムカチオン
(ホスホニウムカチオン):
【0087】ベンジルホスホニウムカチオンの例:トリ
メチルベンジルホスホニウム、トリエチルベンジルホス
ホニウム、トリフェニルベンジルホスホニウム、トリフ
ェニル(p−フルオロベンジル)ホスホニウム、トリフ
ェニル(o−クロロベンジル)ホスホニウム、トリフェ
ニル(m−ブロモベンジル)ホスホニウム、トリフェニ
ル(p−シアノベンジル)ホスホニウム、トリフェニル
(m−ニトロベンジル)ホスホニウム、トリフェニル
(o−ヒドロキシベンジル)ホスホニウム、トリフェニ
ル(o−アセチルベンジル)ホスホニウム、トリフェニ
ル(m−ベンゾイルベンジル)ホスホニウム、トリフェ
ニル(p−メチルベンジル)ホスホニウム、トリフェニ
ル(p−イソプロポキシベンジル)ホスホニウム、トリ
フェニル(o−メトキシカルボニルベンジル)ホスホニ
ウム、トリフェニル(1−ナフチルメチル)ホスホニウ
ム、トリフェニル(9−アンスリルメチル)ホスホニウ
ムなど。
【0088】フェナシルホスホニウムカチオンの例:ト
リメチルフェナシルホスホニウム、トリエチルフェナシ
ルホスホニウム、トリフェニルフェナシルホスホニウ
ム、トリフェニル(p−フルオロフェナシル)ホスホニ
ウム、トリフェニル(o−クロロフェナシル)ホスホニ
ウム、トリフェニル(m−ブロモフェナシル)ホスホニ
ウム、トリフェニル(p−シアノフェナシル)ホスホニ
ウム、トリフェニル(m−ニトロフェナシル)ホスホニ
ウム、トリフェニル(o−ヒドロキシフェナシル)ホス
ホニウム、トリフェニル(o−アセチルフェナシル)ホ
スホニウム、トリフェニル(m−ベンゾイルフェナシ
ル)ホスホニウム、トリフェニル(p−メチルフェナシ
ル)ホスホニウム、トリフェニル(p−イソプロポキシ
フェナシル)ホスホニウム、トリフェニル(o−メトキ
シカルボニルフェナシル)ホスホニウム、トリフェニル
(1−ナフチロイルメチル)ホスホニウム、トリフェニ
ル(9−アンスロイルメチル)ホスホニウムなど。
【0089】アリルホスホニウムカチオンの例:トリフ
ェニルアリルホスホニウム、トリフェニル(3,3−ジ
シアノ−2−プロペニル)ホスホニウム、トリフェニル
(2−ヘキシル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)
ホスホニウム、トリフェニル(2−アセチル−3,3−
ジシアノ−2−プロペニル)ホスホニウム、トリフェニ
ル(2−フェニル−3,3−ジシアノ−2−プロペニ
ル)ホスホニウムなど。
【0090】アルコキシホスホニウムカチオンの例:ト
リフェニルメトキシホスホニウム、トリフェニルブトキ
シホスホニウム、トリフェニルオクタデシルオキシホス
ホニウム、トリフェニルイソプロポキシホスホニウム、
トリフェニル(2−クロロエトキシ)ホスホニウム、ト
リフェニル(4−シアノブトキシ)ホスホニウムなど。
【0091】アリールオキシホスホニウムカチオンの
例:トリフェニルフェノキシホスホニウム、トリフェニ
ル(1−ナフチルオキシ)ホスホニウム、トリフェニル
(2−ナフチルオキシ)ホスホニウム、トリフェニル
(9−アンスリルオキシ)ホスホニウム、トリフェニル
(p−トリルオキシ)ホスホニウム、トリフェニル
(2,3−キシリルオキシ)ホスホニウム、トリフェニ
ル(p−ヒドロキシフェノキシ)ホスホニウム、トリフ
ェニル(m−カルボキシフェノキシ)ホスホニウムな
ど。
【0092】一般式(5)に該当するオニウムカチオン
(ピリジニウムカチオン):
【0093】ベンジルピリジニウムカチオンの例:N−
ベンジルピリジニウム、N−(o−クロロベンジル)ピ
リジニウム、N−(m−クロロベンジル)ピリジニウ
ム、N−(p−シアノベンジル)ピリジニウム、N−
(o−ニトロベンジル)ピリジニウム、N−(p−アセ
チルベンジル)ピリジニウム、N−(p−イソプロピル
ベンジル)ピリジニウム、N−(p−オクタデシルオキ
シベンジル)ピリジニウム、N−(p−メトキシカルボ
ニルベンジル)ピリジニウム、N−(9−アンスリルメ
チル)ピリジニウム、2−クロロ−1−ベンジルピリジ
ニウム、2−シアノ−1−ベンジルピリジニウム、2−
メチル−1−ベンジルピリジニウム、2−ビニル−1−
ベンジルピリジニウム、2−フェニル−1−ベンジルピ
リジニウム、1,2−ジベンジルピリジニウム、2−メ
トキシ−1−ベンジルピリジニウム、2−フェノキシ−
1−ベンジルピリジニウム、2−アセチル−1−ベンジ
ルピリジニウム、2−メトキシカルボニル−1−ベンジ
ルピリジニウム、3−フルオロ−1−ベンジルピリジニ
ウム、4−メチル−1−ベンジルピリジニウムなど。
【0094】フェナシルピリジニウムカチオンの例:N
−フェナシルピリジニウム、N−(o−クロロフェナシ
ル)ピリジニウム、N−(m−クロロフェナシル)ピリ
ジニウム、N−(p−シアノフェナシル)ピリジニウ
ム、N−(o−ニトロフェナシル)ピリジニウム、N−
(p−アセチルフェナシル)ピリジニウム、N−(p−
イソプロピルフェナシル)ピリジニウム、N−(p−オ
クタデシルオキシフェナシル)ピリジニウム、N−(p
−メトキシカルボニルフェナシル)ピリジニウム、N−
(9−アンスロイルメチル)ピリジニウム、2−クロロ
−1−フェナシルピリジニウム、2−シアノ−1−フェ
ナシルピリジニウム、2−メチル−1−フェナシルピリ
ジニウム、2−ビニル−1−フェナシルピリジニウム、
2−フェニル−1−フェナシルピリジニウム、1,2−
ジフェナシルピリジニウム、2−メトキシ−1−フェナ
シルピリジニウム、2−フェノキシ−1−フェナシルピ
リジニウム、2−アセチル−1−フェナシルピリジニウ
ム、2−メトキシカルボニル−1−フェナシルピリジニ
ウム、3−フルオロ−1−フェナシルピリジニウム、4
−メチル−1−フェナシルピリジニウムなど。
【0095】アリルピリジニウムカチオンの例:N−ア
リルピリジニウム、N−(2−メチル−3,3−ジシア
ノ−2−プロペニル)ピリジニウム、N−(2−イソプ
ロピル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ピリジニ
ウム、N−(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−
プロペニル)ピリジニウム、N−(2−ヘキシル−3,
3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル)ピ
リジニウムなど。
【0096】N−アルコキシピリジニウムカチオンの
例:N−メトキシピリジニウム、N−オクチルオキシピ
リジニウム、N−オクタデシルオキシピリジニウム、N
−イソプロポキシピリジニウム、N−シクロヘキシルオ
キシピリジニウム、1−エトキシ−2−メチルピリジニ
ウム、N−(2−クロロエトキシ)ピリジニウムなど。
【0097】N−アリールオキシピリジニウムカチオン
の例:N−フェノキシピリジニウム、N−(2−ナフチ
ルオキシ)ピリジニウム、N−(9−アンスリルオキ
シ)ピリジニウム、N−(p−トリルオキシ)ピリジニ
ウム、N−(2,3−キシリルオキシ)ピリジニウム、
N−(p−ブロモフェノキシ)ピリジニウム、N−(p
−ヒドロキシフェノキシ)ピリジニウムなど。
【0098】一般式(6)に該当するオニウムカチオン
(キノリニウムカチオン):
【0099】ベンジルキノリニウムカチオンの例:N−
ベンジルキノリニウム、N−(o−クロロベンジル)キ
ノリニウム、N−(m−クロロベンジル)キノリニウ
ム、N−(p−シアノベンジル)キノリニウム、N−
(o−ニトロベンジル)キノリニウム、N−(p−アセ
チルベンジル)キノリニウム、N−(p−イソプロピル
ベンジル)キノリニウム、N−(p−オクタデシルオキ
シベンジル)キノリニウム、N−(p−メトキシカルボ
ニルベンジル)キノリニウム、N−(9−アンスリルメ
チル)キノリニウム、2−クロロ−1−ベンジルキノリ
ニウム、2−シアノ−1−ベンジルキノリニウム、2−
メチル−1−ベンジルキノリニウム、2−ビニル−1−
ベンジルキノリニウム、2−フェニル−1−ベンジルキ
ノリニウム、1,2−ジベンジルキノリニウム、2−メ
トキシ−1−ベンジルキノリニウム、2−フェノキシ−
1−ベンジルキノリニウム、2−アセチル−1−ベンジ
ルキノリニウム、2−メトキシカルボニル−1−ベンジ
ルキノリニウム、3−フルオロ−1−ベンジルキノリニ
ウム、4−メチル−1−ベンジルキノリニウムなど。
【0100】フェナシルキノリニウムカチオンの例:N
−フェナシルキノリニウム、N−(o−クロロフェナシ
ル)キノリニウム、N−(m−クロロフェナシル)キノ
リニウム、N−(p−シアノフェナシル)キノリニウ
ム、N−(o−ニトロフェナシル)キノリニウム、N−
(p−アセチルフェナシル)キノリニウム、N−(p−
イソプロピルフェナシル)キノリニウム、N−(p−オ
クタデシルオキシフェナシル)キノリニウム、N−(p
−メトキシカルボニルフェナシル)キノリニウム、N−
(9−アンスロイルメチル)キノリニウム、2−クロロ
−1−フェナシルキノリニウム、2−シアノ−1−フェ
ナシルキノリニウム、2−メチル−1−フェナシルキノ
リニウム、2−ビニル−1−フェナシルキノリニウム、
2−フェニル−1−フェナシルキノリニウム、1,2−
ジフェナシルキノリニウム、2−メトキシ−1−フェナ
シルキノリニウム、2−フェノキシ−1−フェナシルキ
ノリニウム、2−アセチル−1−フェナシルキノリニウ
ム、2−メトキシカルボニル−1−フェナシルキノリニ
ウム、3−フルオロ−1−フェナシルキノリニウム、4
−メチル−1−フェナシルキノリニウムなど。
【0101】アリルキノリニウムカチオンの例:N−ア
リルキノリニウム、N−(2−メチル−3,3−ジシア
ノ−2−プロペニル)キノリニウム、N−(2−イソプ
ロピル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)キノリニ
ウム、N−(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−
プロペニル)キノリニウム、N−(2−ヘキシル−3,
3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル)キ
ノリニウムなど。
【0102】N−アルコキシキノリニウムカチオンの
例:N−メトキシキノリニウム、N−オクチルオキシキ
ノリニウム、N−オクタデシルオキシキノリニウム、N
−イソプロポキシキノリニウム、N−シクロヘキシルオ
キシキノリニウム、1−エトキシ−2−メチルキノリニ
ウム、N−(2−クロロエトキシ)キノリニウムなど。
【0103】N−アリールオキシキノリニウムカチオン
の例:N−フェノキシキノリニウム、N−(2−ナフチ
ルオキシ)キノリニウム、N−(9−アンスリルオキ
シ)キノリニウム、N−(p−トリルオキシ)キノリニ
ウム、N−(2,3−キシリルオキシ)キノリニウム、
N−(p−ブロモフェノキシ)キノリニウム、N−(p
−ヒドロキシフェノキシ)キノリニウムなど。
【0104】一般式(7)に該当するオニウムカチオン
(イソキノリニウムカチオン):
【0105】ベンジルイソキノリニウムカチオンの例:
N−ベンジルイソキノリニウム、N−(o−クロロベン
ジル)イソキノリニウム、N−(m−クロロベンジル)
イソキノリニウム、N−(p−シアノベンジル)イソキ
ノリニウム、N−(o−ニトロベンジル)イソキノリニ
ウム、N−(p−アセチルベンジル)イソキノリニウ
ム、N−(p−イソプロピルベンジル)イソキノリニウ
ム、N−(p−オクタデシルオキシベンジル)イソキノ
リニウム、N−(p−メトキシカルボニルベンジル)イ
ソキノリニウム、N−(9−アンスリルメチル)イソキ
ノリニウム、1,2−ジベンジルイソキノリニウムな
ど。
【0106】フェナシルイソキノリニウムカチオンの
例:N−フェナシルイソキノリニウム、N−(o−クロ
ロフェナシル)イソキノリニウム、N−(m−クロロフ
ェナシル)イソキノリニウム、N−(p−シアノフェナ
シル)イソキノリニウム、N−(o−ニトロフェナシ
ル)イソキノリニウム、N−(p−アセチルフェナシ
ル)イソキノリニウム、N−(p−イソプロピルフェナ
シル)イソキノリニウム、N−(p−オクタデシルオキ
シフェナシル)イソキノリニウム、N−(p−メトキシ
カルボニルフェナシル)イソキノリニウム、N−(9−
アンスロイルメチル)イソキノリニウムなど。
【0107】アリルイソキノリニウムカチオンの例:N
−アリルイソキノリニウム、N−(2−メチル−3,3
−ジシアノ−2−プロペニル)イソキノリニウム、N−
(2−イソプロピル−3,3−ジシアノ−2−プロペニ
ル)イソキノリニウム、N−(2−ベンゾイル−3,3
−ジシアノ−2−プロペニル)イソキノリニウム、N−
(2−ヘキシル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)
−2−プロペニル)イソキノリニウムなど。
【0108】N−アルコキシイソキノリニウムカチオン
の例:N−メトキシイソキノリニウム、N−オクチルオ
キシイソキノリニウム、N−オクタデシルオキシイソキ
ノリニウム、N−イソプロポキシイソキノリニウム、N
−シクロヘキシルオキシイソキノリニウムなど。
【0109】N−アリールオキシイソキノリニウムカチ
オンの例:N−フェノキシイソキノリニウム、N−(2
−ナフチルオキシ)イソキノリニウム、N−(9−アン
スリルオキシ)イソキノリニウム、N−(p−トリルオ
キシ)イソキノリニウム、N−(2,3−キシリルオキ
シ)イソキノリニウム、N−(p−ブロモフェノキシ)
イソキノリニウム、N−(p−ヒドロキシフェノキシ)
イソキノリニウムなど。
【0110】一般式(8)に該当するオニウムカチオン
(ベンゾオキサゾリウムカチオン、ベンゾチアゾリウム
カチオン):
【0111】ベンゾオキサゾリウムカチオンの例:N−
ベンジルベンゾオキサゾリウム、N−(p−フルオロベ
ンジル)ベンゾオキサゾリウム、N−(p−クロロベン
ジル)ベンゾオキサゾリウム、N−(p−シアノベンジ
ル)ベンゾオキサゾリウム、N−(o−メトキシカルボ
ニルベンジル)ベンゾオキサゾリウム、N−フェナシル
ベンゾオキサゾリウム、N−(o−フルオロフェナシ
ル)ベンゾオキサゾリウム、N−(p−シアノフェナシ
ル)ベンゾオキサゾリウム、N−(m−ニトロフェナシ
ル)ベンゾオキサゾリウム、N−(p−イソプロポキシ
カルボニルフェナシル)ベンゾオキサゾリウム、N−ア
リルベンゾオキサゾリウム、N−(2−メチル−3,3
−ジシアノ−2−プロペニル)ベンゾオキサゾリウム、
N−(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペ
ニル)ベンゾオキサゾリウム、N−(3,3−ビス(メ
トキシカルボニル)−2−プロペニル)ベンゾオキサゾ
リウム、N−メトキシベンゾオキサゾリウム、N−(t
−ブトキシ)ベンゾオキサゾリウム、N−(3−ブロモ
プロポキシ)ベンゾオキサゾリウム、N−フェノキシベ
ンゾオキサゾリウム、N−(1−ナフチルオキシ)ベン
ゾオキサゾリウム、N−(m−カルボキシフェノキシ)
ベンゾオキサゾリウム、2−メルカプト−3−ベンジル
ベンゾオキサゾリウム、2−メチル−3−ベンジルベン
ゾオキサゾリウム、2−メチルチオ−3−ベンジルベン
ゾオキサゾリウム、6−ヒドロキシ−3−ベンジルベン
ゾオキサゾリウム、7−メルカプト−3−ベンジルベン
ゾオキサゾリウム、4,5−ジフルオロ−3−ベンジル
ベンゾオキサゾリウムなど。
【0112】ベンゾチアゾリウムカチオンの例:N−ベ
ンジルベンゾチアゾリウム、N−(p−フルオロベンジ
ル)ベンゾチアゾリウム、N−(p−クロロベンジル)
ベンゾチアゾリウム、N−(p−シアノベンジル)ベン
ゾチアゾリウム、N−(o−メトキシカルボニルベンジ
ル)ベンゾチアゾリウム、N−フェナシルベンゾチアゾ
リウム、N−(o−フルオロフェナシル)ベンゾチアゾ
リウム、N−(p−シアノフェナシル)ベンゾチアゾリ
ウム、N−(m−ニトロフェナシル)ベンゾチアゾリウ
ム、N−(p−イソプロポキシカルボニルフェナシル)
ベンゾチアゾリウム、N−アリルベンゾチアゾリウム、
N−(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニ
ル)ベンゾチアゾリウム、N−(2−ベンゾイル−3,
3−ジシアノ−2−プロペニル)ベンゾチアゾリウム、
N−(3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロ
ペニル)ベンゾチアゾリウム、N−メトキシベンゾチア
ゾリウム、N−(t−ブトキシ)ベンゾチアゾリウム、
N−(3−ブロモプロポキシ)ベンゾチアゾリウム、N
−フェノキシベンゾチアゾリウム、N−(1−ナフチル
オキシ)ベンゾチアゾリウム、N−(m−カルボキシフ
ェノキシ)ベンゾチアゾリウム、2−メルカプト−3−
ベンジルベンゾチアゾリウム、2−メチル−3−ベンジ
ルベンゾチアゾリウム、2−メチルチオ−3−ベンジル
ベンゾチアゾリウム、6−ヒドロキシ−3−ベンジルベ
ンゾチアゾリウム、7−メルカプト−3−ベンジルベン
ゾチアゾリウム、4,5−ジフルオロ−3−ベンジルベ
ンゾチアゾリウムなど。
【0113】一般式(9)に該当するオニウムカチオン
(フリルもしくはチエニルヨードニウムカチオン):
【0114】ジフリルヨードニウム、ジチエニルヨード
ニウム、ビス(4,5−ジメチル−2−フリル)ヨード
ニウム、ビス(5−クロロ−2−チエニル)ヨードニウ
ム、ビス(5−シアノ−2−フリル)ヨードニウム、ビ
ス(5−ニトロ−2−チエニル)ヨードニウム、ビス
(5−アセチル−2−フリル)ヨードニウム、ビス(5
−カルボキシ−2−チエニル)ヨードニウム、ビス(5
−メトキシカルボニル−2−フリル)ヨードニウム、ビ
ス(5−フェニル−2−フリル)ヨードニウム、ビス
(5−(p−メトキシフェニル)−2−チエニル)ヨー
ドニウム、ビス(5−ビニル−2−フリル)ヨードニウ
ム、ビス(5−エチニル−2−チエニル)ヨードニウ
ム、ビス(5−シクロヘキシル−2−フリル)ヨードニ
ウム、ビス(5−ヒドロキシ−2−チエニル)ヨードニ
ウム、ビス(5−フェノキシ−2−フリル)ヨードニウ
ム、ビス(5−メルカプト−2−チエニル)ヨードニウ
ム、ビス(5−ブチルチオ−2−チエニル)ヨードニウ
ム、ビス(5−フェニルチオ−2−チエニル)ヨードニ
ウムなど。
【0115】一般式(10)に該当するオニウムカチオ
ン(ジアリールヨードニウムカチオン):
【0116】ジフェニルヨードニウム、ビス(p−トリ
ル)ヨードニウム、ビス(p−オクチルフェニル)ヨー
ドニウム、ビス(p−オクタデシルフェニル)ヨードニ
ウム、ビス(p−オクチルオキシフェニル)ヨードニウ
ム、ビス(p−オクタデシルオキシフェニル)ヨードニ
ウム、フェニル(p−オクタデシルオキシフェニル)ヨ
ードニウムなど。
【0117】一般式(11)に該当するオニウムカチオ
ン(トリアリールスルホニウムカチオン):
【0118】トリフェニルスルホニウム、トリス(p−
トリル)スルホニウム、トリス(フェニル)スルホニウ
ム、トリス(2,6−ジメチルフェニル)スルホニウ
ム、トリス(p−シアノフェニル)スルホニウム、トリ
ス(p−クロロフェニル)スルホニウムなど。
【0119】一般式(12)に該当するオニウムカチオ
ン(トリアリールスルホキソニウムカチオン):
【0120】トリフェニルスルホキソニウム、トリス
(p−トリル)スルホキソニウム、トリス(フェニル)
スルホキソニウム、トリス(2,6−ジメチルフェニ
ル)スルホキソニウム、トリス(p−シアノフェニル)
スルホキソニウム、トリス(p−クロロフェニル)スル
ホキソニウムなど。
【0121】一方、本発明の感エネルギー線酸発生剤
(A)を構成する一般式(1)で表されるボレートアニ
オンにおける置換基Zとしては、3,5−ジフルオロフ
ェニル基、2,4,6−トリフルオロフェニル基、2,
3,4,6−テトラフルオロフェニル基、ペンタフルオ
ロフェニル基、2,4−ビス(トリフルオロメチル)フ
ェニル基、3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル基、2,4,6−トリフルオロ−3,5−ビス(トリ
フルオロメチル)フェニル基、3,5−ジニトロフェニ
ル基、2,4,6−トリフルオロ−3,5−ジニトロフ
ェニル基、2,4−ジシアノフェニル基、4−シアノ−
3,5−ジニトロフェニル基、4−シアノ−2,6−ビ
ス(トリフルオロメチル)フェニル基等があげられる
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0122】したがって、本発明の感エネルギー線酸発
生剤(A)のボレートアニオンの構造として、具体的に
は、ペンタフルオロフェニルトリフルオロボレート、
3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニルトリフル
オロボレート、ビス(ペンタフルオロフェニル)ジフル
オロボレート、ビス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ジフルオロボレート、トリス(ペンタフ
ルオロフェニル)フルオロボレート、トリス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]フルオロボレー
ト、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェ
ニル]ボレート等があげられる。
【0123】この内、本発明の感エネルギー線酸発生剤
(A)のボレートアニオンの構造として、好ましいもの
は、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートお
よびテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)
フェニル]ボレートである。
【0124】したがって、本発明の感エネルギー線酸発
生剤(A)を構成する好ましいオニウムボレート錯体の
具体例としては、以下に掲げるものをあげることができ
るが、本発明は、なんらこれらに限定されるものではな
い。
【0125】テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボ
レートの例:
【0126】ベンジルスルホニウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレートの例:ジメチル(ベンジ
ル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、ジメチル(p−ブロモベンジル)スルホ
ニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、ジメチル(p−シアノベンジル)スルホニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル
(m−ニトロベンジル)スルホニウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(ペンタフル
オロフェニルメチル)スルホニウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−(トリフ
ルオロメチル)ベンジル)スルホニウムテトラキス(ペ
ンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−メチ
ルスルホニルベンジル)スルホニウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(o−アセチ
ルベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロ
フェニル)ボレート、ジメチル(o−ベンゾイルベンジ
ル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、ジメチル(p−イソプロピルベンジル)
スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボ
レート、ジメチル(p−メトキシベンジル)スルホニウ
ムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジ
メチル(2−ナフチルメチル)スルホニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(9−
アンスリルメチル)スルホニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレート、ジエチル(ベンジル)スル
ホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、メチルエチル(ベンジル)スルホニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、メチルフェニル
(ベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロ
フェニル)ボレート、ジフェニル(ベンジル)スルホニ
ウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートな
ど。
【0127】フェナシルスルホニウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレートの例:ジメチル(フェナ
シル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、ジメチル(p−シアノフェナシル)スル
ホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、ジメチル(m−ニトロフェナシル)スルホニウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチ
ル(p−(トリフルオロメチル)フェナシル)スルホニ
ウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
ジメチル(p−メチルスルホニルフェナシル)スルホニ
ウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
ジメチル(o−アセチルフェナシル)スルホニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル
(o−ベンゾイルフェナシル)スルホニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−
イソプロピルフェナシル)スルホニウムテトラキス(ペ
ンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−イソ
プロポキシカルボニルフェナシル)スルホニウムテトラ
キス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル
(2−ナフトイルメチル)スルホニウムテトラキス(ペ
ンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(9−アン
スロイルメチル)スルホニウムテトラキス(ペンタフル
オロフェニル)ボレート、ジエチル(フェナシル)スル
ホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、メチルエチル(フェナシル)スルホニウムテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、メチルフェニ
ル(フェナシル)スルホニウムテトラキス(ペンタフル
オロフェニル)ボレート、ジフェニル(フェナシル)ス
ルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、テトラメチレン(フェナシル)スルホニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
【0128】アリルスルホニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレートの例:ジメチル(アリル)ス
ルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、ジメチル(3,3−ジシアノ−2−プロペニル)
スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボ
レート、ジメチル(2−メチル−3,3−ジシアノ−2
−プロペニル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)ボレート、ジメチル(2−ベンゾイル−
3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル
(3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニ
ル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレートなど。
【0129】アルコキシスルホニウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレートの例:ジメチル(メトキ
シ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、ジメチル(エトキシ)スルホニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル
(ブトキシ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロ
フェニル)ボレート、ジメチル(イソプロポキシ)スル
ホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、ジメチル(4−シアノブトキシ)スルホニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
【0130】アリールオキシスルホニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:ジメチル
(フェノキシ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)ボレート、ジメチル(1ーナフチルオキ
シ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、ジメチル(2−ナフチルオキシ)スルホ
ニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、ジメチル(9−アンスリルオキシ)スルホニウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチ
ル(p−トリルオキシ)スルホニウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−ブロモ
フェノキシ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロ
フェニル)ボレートなど。
【0131】ベンジルスルホキソニウムテトラキス(ペ
ンタフルオロフェニル)ボレートの例:ジメチル(ベン
ジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフ
ェニル)ボレート、ジメチル(p−ブロモベンジル)ス
ルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)
ボレート、ジメチル(p−シアノベンジル)スルホキソ
ニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、ジメチル(m−ニトロベンジル)スルホキソニウム
テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメ
チル(ペンタフルオロフェニルメチル)スルホキソニウ
ムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジ
メチル(p−(トリフルオロメチル)ベンジル)スルホ
キソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、ジメチル(p−メチルスルホニルベンジル)スル
ホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボ
レート、ジメチル(o−アセチルベンジル)スルホキソ
ニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、ジメチル(o−ベンゾイルベンジル)スルホキソニ
ウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
ジメチル(p−イソプロピルベンジル)スルホキソニウ
ムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジ
メチル(p−メトキシベンジル)スルホキソニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル
(2−ナフチルメチル)スルホキソニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(9−
アンスリルメチル)スルホキソニウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレート、ジエチル(ベンジル)
スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、メチルエチル(ベンジル)スルホキソニ
ウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
メチルフェニル(ベンジル)スルホキソニウムテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジフェニル
(ベンジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフル
オロフェニル)ボレートなど。
【0132】フェナシルスルホキソニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:ジメチル
(フェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−シアノフェ
ナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロ
フェニル)ボレート、ジメチル(m−ニトロフェナシ
ル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェ
ニル)ボレート、ジメチル(p−(トリフルオロメチ
ル)フェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−メチルス
ルホニルフェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペ
ンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(o−アセ
チルフェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレート、ジメチル(o−ベンゾイ
ルフェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−イソプロピ
ルフェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−イソプロポ
キシカルボニルフェナシル)スルホキソニウムテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(2
−ナフトイルメチル)スルホキソニウムテトラキス(ペ
ンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(9−アン
スロイルメチル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレート、ジエチル(フェナシル)
スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、メチルエチル(フェナシル)スルホキソ
ニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、メチルフェニル(フェナシル)スルホキソニウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジフェ
ニル(フェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレート、テトラメチレン(フェ
ナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロ
フェニル)ボレートなど。
【0133】アリルスルホキソニウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレートの例:ジメチル(アリ
ル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェ
ニル)ボレート、ジメチル(3,3−ジシアノ−2−プ
ロペニル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)ボレート、ジメチル(2−メチル−3,3
−ジシアノ−2−プロペニル)スルホキソニウムテトラ
キス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル
(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニ
ル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェ
ニル)ボレート、ジメチル(3,3−ビス(メトキシカ
ルボニル)−2−プロペニル)スルホキソニウムテトラ
キス(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
【0134】アルコキシスルホキソニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:ジメチル
(メトキシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフル
オロフェニル)ボレート、ジメチル(エトキシ)スルホ
キソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、ジメチル(ブトキシ)スルホキソニウムテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(イ
ソプロポキシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレート、ジメチル(4−シアノブト
キシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフ
ェニル)ボレートなど。
【0135】アリールオキシスルホキソニウムテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:ジメチル
(フェノキシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレート、ジメチル(1ーナフチルオ
キシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフ
ェニル)ボレート、ジメチル(2−ナフチルオキシ)ス
ルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)
ボレート、ジメチル(9−アンスリルオキシ)スルホキ
ソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、ジメチル(p−トリルオキシ)スルホキソニウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチ
ル(p−ブロモフェノキシ)スルホキソニウムテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
【0136】ベンジルホスホニウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレートの例:トリメチルベンジル
ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボ
レート、トリエチルベンジルホスホニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニルベ
ンジルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、トリフェニル(p−シアノベンジル)ホ
スホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、トリフェニル(m−ニトロベンジル)ホスホニウ
ムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ト
リフェニル(1−ナフチルメチル)ホスホニウムテトラ
キス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニ
ル(9−アンスリルメチル)ホスホニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
【0137】フェナシルホスホニウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレートの例:トリエチルフェナ
シルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、トリフェニルフェナシルホスホニウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフ
ェニル(p−シアノフェナシル)ホスホニウムテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル
(m−ニトロフェナシル)ホスホニウムテトラキス(ペ
ンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(1−
ナフタロイルメチル)ホスホニウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(9−アン
スロイルメチル)ホスホニウムテトラキス(ペンタフル
オロフェニル)ボレートなど。
【0138】アリルホスホニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレートの例:トリフェニルアリルホ
スホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、トリフェニル(3,3−ジシアノ−2−プロペニ
ル)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、トリフェニル(2−フェニル−3,3−
ジシアノ−2−プロペニル)ホスホニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
【0139】アルコキシホスホニウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレートの例:トリフェニルメト
キシホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、トリフェニルイソプロポキシホスホニウ
ムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ト
リフェニル(2−クロロエトキシ)ホスホニウムテトラ
キス(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
【0140】アリールオキシホスホニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:トリフェニ
ルフェノキシホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロ
フェニル)ボレート、トリフェニル(9−アンスリルオ
キシ)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、トリフェニル(p−トリルオキシ)ホス
ホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、トリフェニル(p−ヒドロキシフェノキシ)ホスホ
ニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート
など。
【0141】ベンジルピリジニウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレートの例:N−ベンジルピリジ
ニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、N−(p−シアノベンジル)ピリジニウムテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(o−ニ
トロベンジル)ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)ボレート、N−(p−アセチルベンジル)
ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボ
レート、N−(9−アンスリルメチル)ピリジニウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、4−シ
アノ−1−ベンジルピリジニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレートなど。
【0142】フェナシルピリジニウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレートの例:N−フェナシルピ
リジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、N−(p−シアノフェナシル)ピリジニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(o
−ニトロフェナシル)ピリジニウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレート、N−(p−アセチルフェ
ナシル)ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェ
ニル)ボレート、N−(9−アンスロイルメチル)ピリ
ジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、2−シアノ−1−フェナシルピリジニウムテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
【0143】アリルピリジニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレートの例:N−アリルピリジニウ
ムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N
−(2−イソプロピル−3,3−ジシアノ−2−プロペ
ニル)ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、N−(2−ベンゾイル−3,3−ジシア
ノ−2−プロペニル)ピリジニウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレートなど。
【0144】N−アルコキシピリジニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:N−メトキ
シピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)
ボレート、1−エトキシ−2−メチルピリジニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(2
−クロロエトキシ)ピリジニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレートなど。
【0145】N−アリールオキシピリジニウムテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:N−フェ
ノキシピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、N−(9−アンスリルオキシ)ピリジニ
ウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
N−(p−トリルオキシ)ピリジニウムテトラキス(ペ
ンタフルオロフェニル)ボレートなど。
【0146】ベンジルキノリニウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレートの例:N−ベンジルキノリ
ニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、N−(p−シアノベンジル)キノリニウムテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(o−ニ
トロベンジル)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)ボレート、N−(p−アセチルベンジル)
キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボ
レート、N−(9−アンスリルメチル)キノリニウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、2−シ
アノ−1−ベンジルキノリニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレートなど。
【0147】フェナシルキノリニウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレートの例:N−フェナシルキ
ノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、N−(p−シアノフェナシル)キノリニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(o
−ニトロフェナシル)キノリニウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレート、N−(p−イソプロピル
フェナシル)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロ
フェニル)ボレート、N−(p−メトキシカルボニルフ
ェナシル)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフ
ェニル)ボレート、N−(9−アンスロイルメチル)キ
ノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、2−シアノ−1−フェナシルキノリニウムテトラ
キス(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
【0148】アリルキノリニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレートの例:N−アリルキノリニウ
ムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N
−(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニ
ル)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、N−(2−ヘキシル−3,3−ビス(メ
トキシカルボニル)−2−プロペニル)キノリニウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
【0149】N−アルコキシキノリニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:N−メトキ
シキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)
ボレート、N−イソプロポキシキノリニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、1−エトキシ−
2−メチルキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフ
ェニル)ボレート、N−(2−クロロエトキシ)キノリ
ニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート
など。
【0150】N−アリールオキシキノリニウムテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:N−フェ
ノキシキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、N−(2−ナフチルオキシ)キノリニウ
ムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N
−(9−アンスリルオキシ)キノリニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−トリ
ルオキシ)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフ
ェニル)ボレート、N−(p−ブロモフェノキシ)キノ
リニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
トなど。
【0151】ベンジルイソキノリニウムテトラキス(ペ
ンタフルオロフェニル)ボレートの例:N−ベンジルイ
ソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)
ボレート、N−(p−シアノベンジル)イソキノリニウ
ムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N
−(o−ニトロベンジル)イソキノリニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(9−アン
スリルメチル)イソキノリニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレート、1,2−ジベンジルイソキ
ノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ートなど。
【0152】フェナシルイソキノリニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:N−フェナ
シルイソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェ
ニル)ボレート、N−(p−シアノフェナシル)イソキ
ノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、N−(p−アセチルフェナシル)イソキノリニウ
ムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N
−(p−メトキシカルボニルフェナシル)イソキノリニ
ウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
N−(9−アンスロイルメチル)イソキノリニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
【0153】アリルイソキノリニウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレートの例:N−アリルイソキ
ノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、N−(2−イソプロピル−3,3−ジシアノ−2
−プロペニル)イソキノリニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレート、N−(2−ベンゾイル−
3,3−ジシアノ−2−プロペニル)イソキノリニウム
テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
【0154】N−アルコキシイソキノリニウムテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:N−メト
キシイソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェ
ニル)ボレート、N−オクタデシルオキシイソキノリニ
ウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
N−イソプロポキシイソキノリニウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレートなど。
【0155】N−アリールオキシイソキノリニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:N−
フェノキシイソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)ボレート、N−(9−アンスリルオキシ)
イソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、N−(p−トリルオキシ)イソキノリニ
ウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
N−(p−ヒドロキシフェノキシ)イソキノリニウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
【0156】ベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレートの例:N−ベンジルベンゾ
オキサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)
ボレート、N−(p−シアノベンジル)ベンゾオキサゾ
リウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、N−フェナシルベンゾオキサゾリウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−シア
ノフェナシル)ベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレート、N−アリルベンゾオキ
サゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、N−(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロ
ペニル)ベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタフル
オロフェニル)ボレート、N−メトキシベンゾオキサゾ
リウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、N−(3−ブロモプロポキシ)ベンゾオキサゾリウ
ムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N
−フェノキシベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレート、N−(1−ナフチルオキ
シ)ベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロ
フェニル)ボレート、2−メルカプト−3−ベンジルベ
ンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、2−メチルチオ−3−ベンジルベンゾオ
キサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボ
レートなど。
【0157】ベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレートの例:N−ベンジルベンゾチ
アゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、N−(p−シアノベンジル)ベンゾチアゾリウム
テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−
フェナシルベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタフル
オロフェニル)ボレート、N−(p−シアノフェナシ
ル)ベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフ
ェニル)ボレート、N−アリルベンゾチアゾリウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(2
−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ベンゾ
チアゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボ
レート、N−メトキシベンゾチアゾリウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(3−ブロ
モプロポキシ)ベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレート、N−フェノキシベンゾチ
アゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、N−(1−ナフチルオキシ)ベンゾチアゾリウム
テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、2−
メルカプト−3−ベンジルベンゾチアゾリウムテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、2−メチルチ
オ−3−ベンジルベンゾチアゾリウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレートなど。
【0158】フリルもしくはチエニルヨードニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:ジフ
リルヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、ジチエニルヨードニウムテトラキス(ペ
ンタフルオロフェニル)ボレート、ビス(4,5−ジメ
チル−2−フリル)ヨードニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレート、ビス(5−クロロ−2−チ
エニル)ヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェ
ニル)ボレート、ビヨードニウムテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレート、ビス(5−アセチル−2−
フリル)ヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェ
ニル)ボレート、ビス(5−(p−メトキシフェニル)
−2−チエニル)ヨードニウムテトラキス(ペンタフル
オロフェニル)ボレートなど。
【0159】ジアリールヨードニウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレートの例:ジフェニルヨード
ニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、ビス(p−オクタデシルフェニル)ヨードニウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ビス
(p−オクタデシルオキシフェニル)ヨードニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、フェニル
(p−オクタデシルオキシフェニル)ヨードニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
【0160】トリアリールスルホニウムテトラキス(ペ
ンタフルオロフェニル)ボレートの例:トリフェニルス
ルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、トリス(p−トリル)スルホニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリス(2,6
−ジメチルフェニル)スルホニウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレート、トリス(p−シアノフェ
ニル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレートなど。
【0161】トリアリールスルホキソニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:トリフェニ
ルスルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、トリス(p−トリル)スルホキソニウム
テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリ
ス(2,6−ジメチルフェニル)スルホキソニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリス
(p−シアノフェニル)スルホキソニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
【0162】テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)フェニル]ボレート
【0163】ベンジルスルホニウムテトラキス[3,5
−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの
例:ジメチル(ベンジル)スルホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジメチル(p−ブロモベンジル)スルホニウムテ
トラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレート、ジメチル(p−シアノベンジル)スルホ
ニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、ジメチル(m−ニトロベンジ
ル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(ペンタフ
ルオロフェニルメチル)スルホニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、
ジメチル(p−(トリフルオロメチル)ベンジル)スル
ホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−メチルスルホ
ニルベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル
(o−アセチルベンジル)スルホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジメチル(o−ベンゾイルベンジル)スルホニウ
ムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フ
ェニル]ボレート、ジメチル(p−イソプロピルベンジ
ル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−メト
キシベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル
(2−ナフチルメチル)スルホニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、
ジメチル(9−アンスリルメチル)スルホニウムテトラ
キス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]
ボレート、ジエチル(ベンジル)スルホニウムテトラキ
ス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボ
レート、メチルエチル(ベンジル)スルホニウムテトラ
キス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]
ボレート、メチルフェニル(ベンジル)スルホニウムテ
トラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレート、ジフェニル(ベンジル)スルホニウムテ
トラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレートなど。
【0164】フェナシルスルホニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの
例:ジメチル(フェナシル)スルホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジメチル(p−シアノフェナシル)スルホニウム
テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェ
ニル]ボレート、ジメチル(m−ニトロフェナシル)ス
ルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−(トリフル
オロメチル)フェナシル)スルホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジメチル(p−メチルスルホニルフェナシル)ス
ルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)フェニル]ボレート、ジメチル(o−アセチルフ
ェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(ト
リフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(o
−ベンゾイルフェナシル)スルホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジメチル(p−イソプロピルフェナシル)スルホ
ニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−イソプロポキ
シカルボニルフェナシル)スルホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジメチル(2−ナフトイルメチル)スルホニウム
テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェ
ニル]ボレート、ジメチル(9−アンスロイルメチル)
スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)フェニル]ボレート、ジエチル(フェナシル)
スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)フェニル]ボレート、メチルエチル(フェナシ
ル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)フェニル]ボレート、メチルフェニル(フ
ェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(ト
リフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジフェニル
(フェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、テトラメ
チレン(フェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5
−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートな
ど。
【0165】アリルスルホニウムテトラキス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
ジメチル(アリル)スルホニウムテトラキス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメ
チル(3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホニウ
ムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フ
ェニル]ボレート、ジメチル(2−メチル−3,3−ジ
シアノ−2−プロペニル)スルホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジメチル(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−
2−プロペニル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビ
ス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチ
ル(3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペ
ニル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフ
ルオロメチル)フェニル]ボレートなど。
【0166】アルコキシスルホニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの
例:ジメチル(メトキシ)スルホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジメチル(エトキシ)スルホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジメチル(ブトキシ)スルホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジメチル(イソプロポキシ)スルホニウムテトラ
キス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]
ボレート、ジメチル(4−シアノブトキシ)スルホニウ
ムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フ
ェニル]ボレートなど。
【0167】アリールオキシスルホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ートの例:ジメチル(フェノキシ)スルホニウムテトラ
キス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]
ボレート、ジメチル(1ーナフチルオキシ)スルホニウ
ムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フ
ェニル]ボレート、ジメチル(2−ナフチルオキシ)ス
ルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)フェニル]ボレート、ジメチル(9−アンスリル
オキシ)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリ
フルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−
トリルオキシ)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル
(p−ブロモフェノキシ)スルホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ートなど。
【0168】ベンジルスルホキソニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ートの例:ジメチル(ベンジル)スルホキソニウムテト
ラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレート、ジメチル(p−ブロモベンジル)スルホ
キソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−シアノベン
ジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(ト
リフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(m
−ニトロベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、
ジメチル(ペンタフルオロフェニルメチル)スルホキソ
ニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−(トリフルオ
ロメチル)ベンジル)スルホキソニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジメチル(p−メチルスルホニルベンジル)スル
ホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)フェニル]ボレート、ジメチル(o−アセチル
ベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル
(o−ベンゾイルベンジル)スルホキソニウムテトラキ
ス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボ
レート、ジメチル(p−イソプロピルベンジル)スルホ
キソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−メトキシベ
ンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル
(2−ナフチルメチル)スルホキソニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジメチル(9−アンスリルメチル)スルホキソニ
ウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)
フェニル]ボレート、ジエチル(ベンジル)スルホキソ
ニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、メチルエチル(ベンジル)ス
ルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオ
ロメチル)フェニル]ボレート、メチルフェニル(ベン
ジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(ト
リフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジフェニル
(ベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビ
ス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートなど。
【0169】フェナシルスルホキソニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ートの例:ジメチル(フェナシル)スルホキソニウムテ
トラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレート、ジメチル(p−シアノフェナシル)スル
ホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)フェニル]ボレート、ジメチル(m−ニトロフ
ェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル
(p−(トリフルオロメチル)フェナシル)スルホキソ
ニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−メチルスルホ
ニルフェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5
−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジ
メチル(o−アセチルフェナシル)スルホキソニウムテ
トラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレート、ジメチル(o−ベンゾイルフェナシル)
スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−イソ
プロピルフェナシル)スルホキソニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジメチル(p−イソプロポキシカルボニルフェナ
シル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(ト
リフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(2
−ナフトイルメチル)スルホキソニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジメチル(9−アンスロイルメチル)スルホキソ
ニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、ジエチル(フェナシル)スル
ホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)フェニル]ボレート、メチルエチル(フェナシ
ル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリ
フルオロメチル)フェニル]ボレート、メチルフェニル
(フェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジフ
ェニル(フェナシル)スルホキソニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、テトラメチレン(フェナシル)スルホキソニウム
テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェ
ニル]ボレートなど。
【0170】アリルスルホキソニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの
例:ジメチル(アリル)スルホキソニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジメチル(3,3−ジシアノ−2−プロペニル)
スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(2−メチ
ル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホキソニ
ウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)
フェニル]ボレート、ジメチル(2−ベンゾイル−3,
3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホキソニウムテト
ラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレート、ジメチル(3,3−ビス(メトキシカル
ボニル)−2−プロペニル)スルホキソニウムテトラキ
ス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボ
レートなど。
【0171】アルコキシスルホキソニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ートの例:ジメチル(メトキシ)スルホキソニウムテト
ラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレート、ジメチル(エトキシ)スルホキソニウム
テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェ
ニル]ボレート、ジメチル(ブトキシ)スルホキソニウ
ムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フ
ェニル]ボレート、ジメチル(イソプロポキシ)スルホ
キソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)フェニル]ボレート、ジメチル(4−シアノブト
キシ)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(ト
リフルオロメチル)フェニル]ボレートなど。
【0172】アリールオキシスルホキソニウムテトラキ
ス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボ
レートの例:ジメチル(フェノキシ)スルホキソニウム
テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェ
ニル]ボレート、ジメチル(1ーナフチルオキシ)スル
ホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)フェニル]ボレート、ジメチル(2−ナフチル
オキシ)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル
(9−アンスリルオキシ)スルホキソニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジメチル(p−トリルオキシ)スルホキソニウム
テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェ
ニル]ボレート、ジメチル(p−ブロモフェノキシ)ス
ルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオ
ロメチル)フェニル]ボレートなど。
【0173】ベンジルホスホニウムテトラキス[3,5
−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの
例:トリメチルベンジルホスホニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、
トリエチルベンジルホスホニウムテトラキス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリ
フェニルベンジルホスホニウムテトラキス[3,5−ビ
ス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフ
ェニル(p−シアノベンジル)ホスホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、トリフェニル(m−ニトロベンジル)ホスホニウ
ムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フ
ェニル]ボレート、トリフェニル(1−ナフチルメチ
ル)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(9−
アンスリルメチル)ホスホニウムテトラキス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートなど。
【0174】フェナシルホスホニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの
例:トリエチルフェナシルホスホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、トリフェニルフェナシルホスホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、トリフェニル(p−シアノフェナシル)ホスホニ
ウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)
フェニル]ボレート、トリフェニル(m−ニトロフェナ
シル)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフ
ルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(1
−ナフタロイルメチル)ホスホニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、
トリフェニル(9−アンスロイルメチル)ホスホニウム
テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェ
ニル]ボレートなど。
【0175】アリルホスホニウムテトラキス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
トリフェニルアリルホスホニウムテトラキス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリ
フェニル(3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ホスホ
ニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、トリフェニル(2−フェニル
−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ホスホニウムテ
トラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレートなど。
【0176】アルコキシホスホニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの
例:トリフェニルメトキシホスホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、トリフェニルイソプロポキシホスホニウムテトラ
キス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]
ボレート、トリフェニル(2−クロロエトキシ)ホスホ
ニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレートなど。
【0177】アリールオキシホスホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ートの例:トリフェニルフェノキシホスホニウムテトラ
キス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]
ボレート、トリフェニル(9−アンスリルオキシ)ホス
ホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、トリフェニル(p−トリルオ
キシ)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフ
ルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(p
−ヒドロキシフェノキシ)ホスホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ートなど。
【0178】ベンジルピリジニウムテトラキス[3,5
−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの
例:N−ベンジルピリジニウムテトラキス[3,5−ビ
ス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−
(p−シアノベンジル)ピリジニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、
N−(o−ニトロベンジル)ピリジニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、N−(p−アセチルベンジル)ピリジニウムテト
ラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレート、N−(9−アンスリルメチル)ピリジニ
ウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)
フェニル]ボレート、4−シアノ−1−ベンジルピリジ
ニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレートなど。
【0179】フェナシルピリジニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの
例:N−フェナシルピリジニウムテトラキス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−
(p−シアノフェナシル)ピリジニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、N−(o−ニトロフェナシル)ピリジニウムテト
ラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレート、N−(p−アセチルフェナシル)ピリジ
ニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、N−(9−アンスロイルメチ
ル)ピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)フェニル]ボレート、2−シアノ−1−フ
ェナシルピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリ
フルオロメチル)フェニル]ボレートなど。
【0180】アリルピリジニウムテトラキス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−アリルピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(ト
リフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(2−イ
ソプロピル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ピリ
ジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、N−(2−ベンゾイル−3,
3−ジシアノ−2−プロペニル)ピリジニウムテトラキ
ス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボ
レートなど。
【0181】N−アルコキシピリジニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ートの例:N−メトキシピリジニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、
1−エトキシ−2−メチルピリジニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、N−(2−クロロエトキシ)ピリジニウムテトラ
キス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]
ボレートなど。
【0182】N−アリールオキシピリジニウムテトラキ
ス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボ
レートの例:N−フェノキシピリジニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、N−(9−アンスリルオキシ)ピリジニウムテト
ラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレート、N−(p−トリルオキシ)ピリジニウム
テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェ
ニル]ボレートなど。
【0183】ベンジルキノリニウムテトラキス[3,5
−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの
例:N−ベンジルキノリニウムテトラキス[3,5−ビ
ス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−
(p−シアノベンジル)キノリニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、
N−(o−ニトロベンジル)キノリニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、N−(p−アセチルベンジル)キノリニウムテト
ラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレート、N−(9−アンスリルメチル)キノリニ
ウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)
フェニル]ボレート、2−シアノ−1−ベンジルキノリ
ニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレートなど。
【0184】フェナシルキノリニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの
例:N−フェナシルキノリニウムテトラキス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−
(p−シアノフェナシル)キノリニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、N−(o−ニトロフェナシル)キノリニウムテト
ラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレート、N−(p−イソプロピルフェナシル)キ
ノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)フェニル]ボレート、N−(p−メトキシカルボ
ニルフェナシル)キノリニウムテトラキス[3,5−ビ
ス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−
(9−アンスロイルメチル)キノリニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、2−シアノ−1−フェナシルキノリニウムテトラ
キス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]
ボレートなど。
【0185】アリルキノリニウムテトラキス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−アリルキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(ト
リフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(2−ベ
ンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)キノリ
ニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、N−(2−ヘキシル−3,3
−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル)キノ
リニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレートなど。
【0186】N−アルコキシキノリニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ートの例:N−メトキシキノリニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、
N−イソプロポキシキノリニウムテトラキス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、1−
エトキシ−2−メチルキノリニウムテトラキス[3,5
−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N
−(2−クロロエトキシ)キノリニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ートなど。
【0187】N−アリールオキシキノリニウムテトラキ
ス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボ
レートの例:N−フェノキシキノリニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、N−(2−ナフチルオキシ)キノリニウムテトラ
キス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]
ボレート、N−(9−アンスリルオキシ)キノリニウム
テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェ
ニル]ボレート、N−(p−トリルオキシ)キノリニウ
ムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フ
ェニル]ボレート、N−(p−ブロモフェノキシ)キノ
リニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレートなど。
【0188】ベンジルイソキノリニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ートの例:N−ベンジルイソキノリニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、N−(p−シアノベンジル)イソキノリニウムテ
トラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレート、N−(o−ニトロベンジル)イソキノリ
ニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、N−(9−アンスリルメチ
ル)イソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリ
フルオロメチル)フェニル]ボレート、1,2−ジベン
ジルイソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリ
フルオロメチル)フェニル]ボレートなど。
【0189】フェナシルイソキノリニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ートの例:N−フェナシルイソキノリニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、N−(p−シアノフェナシル)イソキノリニウム
テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェ
ニル]ボレート、N−(p−アセチルフェナシル)イソ
キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)フェニル]ボレート、N−(p−メトキシカル
ボニルフェナシル)イソキノリニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、
N−(9−アンスロイルメチル)イソキノリニウムテト
ラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレートなど。
【0190】アリルイソキノリニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの
例:N−アリルイソキノリニウムテトラキス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−
(2−イソプロピル−3,3−ジシアノ−2−プロペニ
ル)イソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリ
フルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(2−ベン
ゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)イソキノ
リニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレートなど。
【0191】N−アルコキシイソキノリニウムテトラキ
ス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボ
レートの例:N−メトキシイソキノリニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、N−オクタデシルオキシイソキノリニウムテトラ
キス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]
ボレート、N−イソプロポキシイソキノリニウムテトラ
キス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]
ボレートなど。
【0192】N−アリールオキシイソキノリニウムテト
ラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレートの例:N−フェノキシイソキノリニウムテ
トラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレート、N−(9−アンスリルオキシ)イソキノ
リニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、N−(p−トリルオキシ)イ
ソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオ
ロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−ヒドロキシ
フェノキシ)イソキノリニウムテトラキス[3,5−ビ
ス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートなど。
【0193】ベンゾオキサゾリウムテトラキス[3,5
−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの
例:N−ベンジルベンゾオキサゾリウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、N−(p−シアノベンジル)ベンゾオキサゾリウ
ムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フ
ェニル]ボレート、N−フェナシルベンゾオキサゾリウ
ムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フ
ェニル]ボレート、N−(p−シアノフェナシル)ベン
ゾオキサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフル
オロメチル)フェニル]ボレート、N−アリルベンゾオ
キサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)フェニル]ボレート、N−(2−メチル−3,
3−ジシアノ−2−プロペニル)ベンゾオキサゾリウム
テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェ
ニル]ボレート、N−メトキシベンゾオキサゾリウムテ
トラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレート、N−(3−ブロモプロポキシ)ベンゾオ
キサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)フェニル]ボレート、N−フェノキシベンゾオ
キサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)フェニル]ボレート、N−(1−ナフチルオキ
シ)ベンゾオキサゾリウムテトラキス[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、2−メル
カプト−3−ベンジルベンゾオキサゾリウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、2−メチルチオ−3−ベンジルベンゾオキサゾリ
ウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)
フェニル]ボレートなど。
【0194】ベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−ベンジルベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−
(p−シアノベンジル)ベンゾチアゾリウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、N−フェナシルベンゾチアゾリウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、N−(p−シアノフェナシル)ベンゾチアゾリウ
ムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フ
ェニル]ボレート、N−アリルベンゾチアゾリウムテト
ラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレート、N−(2−メチル−3,3−ジシアノ−
2−プロペニル)ベンゾチアゾリウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、
N−メトキシベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−
(3−ブロモプロポキシ)ベンゾチアゾリウムテトラキ
ス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボ
レート、N−フェノキシベンゾチアゾリウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、N−(1−ナフチルオキシ)ベンゾチアゾリウム
テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェ
ニル]ボレート、2−メルカプト−3−ベンジルベンゾ
チアゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)フェニル]ボレート、2−メチルチオ−3−ベ
ンジルベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートなど。
【0195】フリルもしくはチエニルヨードニウムテト
ラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ボレートの例:ジフリルヨードニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ジチエニルヨードニウムテトラキス[3,5−ビ
ス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ビス
(4,5−ジメチル−2−フリル)ヨードニウムテトラ
キス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]
ボレート、ビス(5−クロロ−2−チエニル)ヨードニ
ウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)
フェニル]ボレート、ビヨードニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、
ビス(5−アセチル−2−フリル)ヨードニウムテトラ
キス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]
ボレート、ビス(5−(p−メトキシフェニル)−2−
チエニル)ヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(ト
リフルオロメチル)フェニル]ボレートなど。
【0196】ジアリールヨードニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの
例:ジフェニルヨードニウムテトラキス[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ビス(p
−オクタデシルフェニル)ヨードニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ビス(p−オクタデシルオキシフェニル)ヨード
ニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、フェニル(p−オクタデシル
オキシフェニル)ヨードニウムテトラキス[3,5−ビ
ス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートなど。
【0197】トリアリールスルホニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ートの例:トリフェニルスルホニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、
トリス(p−トリル)スルホニウムテトラキス[3,5
−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ト
リス(2,6−ジメチルフェニル)スルホニウムテトラ
キス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]
ボレート、トリス(p−シアノフェニル)スルホニウム
テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェ
ニル]ボレートなど。
【0198】トリアリールスルホキソニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ートの例:トリフェニルスルホキソニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、トリス(p−トリル)スルホキソニウムテトラキ
ス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボ
レート、トリス(2,6−ジメチルフェニル)スルホキ
ソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、トリス(p−シアノフェニ
ル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリ
フルオロメチル)フェニル]ボレートなど。
【0199】また、下記化学式で示される各オニウムボ
レート錯体も、好ましい例としてあげられる。
【0200】
【化13】
【0201】
【化14】
【0202】本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)
は、エネルギー線、特に光の照射によって、容易に分解
して、強い酸を発生するという特徴を有する。ここで発
生する酸は、従来知られていたBF4 - 、PF6 - 、A
sF6 - 、SbF6 - といったアニオンをもつオニウム
塩よりも、強い酸であると考えられる。しかも、分解し
て、酸を発生した後に加熱することにより、酸が残存し
ないといった特徴を有する。
【0203】また、本発明の感エネルギー線酸発生剤
(A)であるオニウムボレート錯体は、高い電子受容性
を有し、エネルギー線の照射による分解を受けやすいた
め、重合性組成物とした際に高い感度を与える。これら
オニウムボレート錯体の電子受容性は、ポーラログラフ
ィーもしくは、サイクリックボルタンメトリー等の電気
化学的測定法で求められる還元電位で説明できる。な
お、本明細書中で述べているオニウムボレート錯体の還
元電位は、ジャーナル・オブ・ポリマー・サイエンス・
パートA・ポリマー・ケミストリー(J.Polym.
Sci.,A,Polym.Chem.)、第28巻、
3137頁(1990年)や、ジャーナル・オブ・アメ
リカン・ケミカル・ソサエティー(J.Am.Che
m.Soc.)、第106巻、4121頁(1984
年)記載の方法で、容易に測定が可能である。
【0204】さらに、本発明の感エネルギー線酸発生剤
(A)は、従来知られていたBF4 - 、PF6 - 、As
6 - 、SbF6 - といったアニオンをもつオニウム塩
よりも、種々の有機溶媒やポリマー、オリゴマーに対す
る相溶性、溶解性が極めて高いことがあげられる。
【0205】次に、本発明で使用の感エネルギー線塩基
発生剤(B)について説明する。本発明で使用すること
ができる適当な感エネルギー線塩基発生剤(B)とは、
エネルギー線の照射によってアミンを生成する化合物で
あり、例えば、下記一般式(14)〜一般式(22)の
各化合物があげられる。
【0206】一般式(14):ベンジルカルバメート類 (式中、RA は水素原子、または炭素数1〜18の置換
されていても良いアルキル基を示し、RB は炭素数1〜
18の置換されていても良いアルキル基、または芳香環
炭素数6〜20の置換されていても良いアリール基を示
し、RC およびR D はそれぞれ独立に、炭素数1〜18
の置換されていても良いアルキル基、または芳香環炭素
数6〜20の置換されていても良いアリール基を示し、
Ar’は芳香環炭素数6〜20の置換されていても良い
アリール基を示す。)
【0207】一般式(15):カルバメート類 (式中、RA は水素原子、または炭素数1〜18の置換
されていても良いアルキル基を示し、RB は炭素数1〜
18の置換されていても良いアルキル基、または芳香環
炭素数6〜20の置換されていても良いアリール基を示
し、RC は炭素数1〜18の置換されていても良いアル
キル基、または芳香環炭素数6〜20の置換されていて
も良いアリール基を示す。)
【0208】一般式(16):ベンゾインカルバメート
(式中、RA は水素原子、または炭素数1〜18の置換
されていても良いアルキル基を示し、RB は炭素数1〜
18の置換されていても良いアルキル基、または芳香環
炭素数6〜20の置換されていても良いアリール基を示
し、Ar’は芳香環炭素数6〜20の置換されていても
良いアリール基、Ar”は芳香環炭素数6〜20の置換
されていても良いアリーレン基を示す。)
【0209】一般式(17):o−カルバモイルヒドロ
キシアミン類 (式中、RA は水素原子、または炭素数1〜18の置換
されていても良いアルキル基を示し、RB は炭素数1〜
18の置換されていても良いアルキル基、または芳香環
炭素数6〜20の置換されていても良いアリール基を示
し、RC およびR D はそれぞれ独立に、炭素数1〜18
の置換されていても良いアルキル基、または芳香環炭素
数6〜20の置換されていても良いアリール基を示
す。)
【0210】一般式(18):o−カルバモイルオキシ
ム類 (式中、RA は水素原子、または炭素数1〜18の置換
されていても良いアルキル基を示し、RB は炭素数1〜
18の置換されていても良いアルキル基、または芳香環
炭素数6〜20の置換されていても良いアリール基を示
し、RC およびRD はそれぞれ独立に、炭素数1〜18
の置換されていても良いアルキル基、または芳香環炭素
数6〜20の置換されていても良いアリール基を示
す。)
【0211】一般式(19):芳香族スルホンアミド類 (式中、RA は水素原子、または炭素数1〜18の置換
されていても良いアルキル基を示し、RB は炭素数1〜
18の置換されていても良いアルキル基、または芳香環
炭素数6〜20の置換されていても良いアリール基を示
し、Ar’は芳香環炭素数6〜20の置換されていても
良いアリール基を示す。)
【0212】一般式(20):アルファーラクトン類 (式中、RB は炭素数1〜18の置換されていても良い
アルキル基、または芳香環炭素数6〜20の置換されて
いても良いアリール基を示し、RC は、炭素数1〜18
の置換されていても良いアルキル基、または芳香環炭素
数6〜20の置換されていても良いアリール基を示
す。)
【0213】一般式(21):N−(2−アリールエテ
ニル)アミド類 (式中、RC およびRD はそれぞれ独立に、炭素数1〜
18の置換されていても良いアルキル基、芳香環炭素数
6〜20の置換されていても良いアリール基を示し、A
r’は芳香環炭素数6〜20の置換されていても良いア
リール基を示す。)
【0214】一般式(22):アミド類 (式中、Ar’は芳香環炭素数6〜20の置換されてい
ても良いアリール基を示す。)
【0215】ここで、一般式(14)ないし一般式(2
2)において示される各置換基について説明する。ま
ず、炭素数1〜18の置換されていても良いアルキル基
としては、フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシル
基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で置
換されていても良い炭素数1〜18の直鎖状、分岐鎖
状、環状アルキル基があげられ、具体的には、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、オクタ
デシル基、イソプロピル基、イソブチル基、sec−ブ
チル基、t−ブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基、4−デシルシクロヘキシル基、フルオロメチル
基、クロロメチル基、ブロモメチル基、トリフルオロメ
チル基、トリクロロメチル基、トリブロモメチル基、ヒ
ドロキシメチル基、カルボキシメチル基、メルカプトメ
チル基、シアノメチル基、ニトロメチル基、アジドメチ
ル基等があげられる。
【0216】また、芳香環炭素数6〜20の置換されて
いても良いアリール基としては、フッ素、塩素、臭素、
水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニ
トロ基、アジド基で置換されていても良い芳香環炭素数
6〜20のの単環、縮合多環アリール基があげられ、具
体的には、フェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル
基、9−アンスリル基、9−フェナントリル基、1−ピ
レニル基、5−ナフタセニル基、1−インデニル基、2
−アズレニル基、1−アセナフチル基、9−フルオレニ
ル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、
2,3−キシリル基、2,5−キシリル基、メシチル
基、p−クメニル基、p−ドデシルフェニル基、p−シ
クロヘキシルフェニル基、4−ビフェニル基、o−フル
オロフェニル基、m−クロロフェニル基、p−ブロモフ
ェニル基、p−ヒドロキシフェニル基、m−カルボキシ
フェニル基、o−メルカプトフェニル基、p−シアノフ
ェニル基、m−ニトロフェニル基、m−アジドフェニル
基等があげられる。
【0217】さらに、芳香環炭素数6〜20の置換され
ていても良いアリーレン基しては、フッ素、塩素、臭
素、水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、シアノ
基、ニトロ基、アジド基で置換されていても良い芳香環
炭素数6〜20のの単環、縮合多環アリーレン基があげ
られ、具体的には、1,2−フェニレン基、1,3−フ
ェニレン基、1,4−フェニレン基、1,4−ナフチレ
ン基、2,6−ナフチレン基、9,10−アンスリレン
基、1,2−アセナフチレン基、4,4’−ビフェニレ
ン基、3−フルオロ−1,2−フェニレン基、2−ブロ
モ−1,4−フェニレン基等があげられる。
【0218】これらの感エネルギー線塩基発生剤(B)
から発生するアミンは、加熱工程の間に蒸発によってア
ミンの実質的損失を防ぐのに充分な構造であることが望
ましく、常圧下での沸点が60℃以上、好ましくは80
℃以上であることが望ましい。その様な方法としては、
炭素原子数が4以上のアミン化合物となるようにする
か、あるいは高分子量アミンとなるようにするなどの方
法をとることが好ましい。
【0219】好ましい、感エネルギー線塩基発生剤
(B)として以下の構造の化合物を具体例として示す。
【0220】
【化15】
【0221】また、次に例示する様に、本発明で使用さ
れる感エネルギー線塩基発生剤(B)は高分子化合物で
あっても良い。
【0222】
【化16】
【0223】またさらに、次に例示する様に、ジアミン
とアクリル酸エステルのマイケル付加反応によって生産
されるスターバーストオリゴマーであるデンドリマーな
ども感エネルギー線塩基発生剤(B)として使用するこ
ともできる。
【0224】
【化17】
【0225】上記した感エネルギー線塩基発生剤(B)
は、例えば、J.F.Cameron他、J.M.J.
Frechet、J.Photochem.Photo
biol.,A:Chem.,第59巻,105頁(1
991年)、J.F.Cameron他、J.Am.C
hem.Soc.,第113巻,4303頁(1991
年)、J.F.Cameronら、J.Org.Che
m.,第55巻,5919頁(1990年)、J.E.
Beecher他、Polym.Mat.Sci.En
g.,第64巻,71頁(1991年)、J.M.J.
Frechet他、Polym.Bull.,第30
巻,369頁(1993年)、C.Kutalら、J.
Electrochem.Soc.,第134巻,22
80頁(1987年)などの、公知の文献にて記載され
ている方法を参考に得ることができる。さらに、吉田
他、第4回ポリマー材料フォーラム,105頁(199
5年)に記載の1,4−ジヒドロピリジン誘導体なども
感エネルギー線塩基発生剤(B)として使用することが
できる。
【0226】次に、本発明における感エネルギー線酸発
生剤(A)は、以下に示す増感剤(C)と組み合わせる
ことによって、エネルギー線に対する活性をさらに高
め、あるいはその感光波長領域を長波長化せしめること
が可能となる。ここでいう増感剤(C)とは、エネルギ
ー線の作用によって、感エネルギー線酸発生剤(A)と
の間でエネルギーもしくは電子の授受をし、該感エネル
ギー線酸発生剤(A)の分解を促進をするものである。
【0227】これら増感剤(C)の具体例としては、ナ
フタレン誘導体、アントラセン誘導体、フェナントレン
誘導体、ピレン誘導体、ナフタセン誘導体、ペリレン誘
導体、ペンタセン誘導体等の縮合多環芳香族誘導体、ア
クリジン誘導体、ベンゾチアゾール誘導体、カルコン誘
導体やジベンザルアセトン等に代表される不飽和ケトン
類、ベンジルやカンファーキノン等に代表される1,2
−ジケトン誘導体、ベンゾイン誘導体、フルオレン誘導
体、ナフトキノン誘導体、アントラキノン誘導体、キサ
ンテン誘導体、チオキサンテン誘導体、キサントン誘導
体、チオキサントン誘導体、クマリン誘導体、ケトクマ
リン誘導体、シアニン誘導体、メロシアニン誘導体、オ
キソノール誘導体等のポリメチン色素、アクリジン誘導
体、アジン誘導体、チアジン誘導体、オキサジン誘導
体、インドリン誘導体、アズレン誘導体、アズレニウム
誘導体、スクアリリウム誘導体、ポルフィリン誘導体、
テトラフェニルポルフィリン誘導体、トリアリールメタ
ン誘導体、テトラベンゾポルフィリン誘導体、テトラピ
ラジノポルフィラジン誘導体、フタロシアニン誘導体、
テトラアザポルフィラジン誘導体、テトラキノキサリロ
ポルフィラジン誘導体、ナフタロシアニン誘導体、サブ
フタロシアニン誘導体、ピリリウム誘導体、チオピリリ
ウム誘導体、テトラフィリン誘導体、アヌレン誘導体、
スピロピラン誘導体、スピロオキサジン誘導体、チオス
ピロピラン誘導体、金属アレーン錯体、有機ルテニウム
錯体等があげられ、その他さらに具体的には大河原信ら
編、「色素ハンドブック」(1986年、講談社)、大
河原信ら編、「機能性色素の化学」(1981年、シー
エムシー)、池森忠三朗ら編、「特殊機能材料」(19
86年、シーエムシー)に記載の色素および増感剤があ
げられるがこれらに限定されるものではなく、その他、
紫外から近赤外域にかけての光に対して吸収を示す色素
や増感剤があげられ、これらは必要に応じて任意の比率
で二種以上用いてもかまわない。
【0228】これら、増感剤(C)の中で特に好ましい
ものとしては、アントラセン誘導体、ベンゾフェノン誘
導体、キサンテン誘導体、チオキサンテン誘導体、キサ
ントン誘導体、チオキサントン誘導体、クマリン誘導
体、ケトクマリン誘導体、スチリル誘導体、シアニン誘
導体、アクリジン誘導体、ポルフィリン誘導体、ピリリ
ウム誘導体、チオピリリウム誘導体があげられる。
【0229】これらの具体例としては、アントラセン、
1−アントラセンカルボン酸、2−アントラセンカルボ
ン酸、9−アントラセンカルボン酸、9−アントラアル
デヒド、9,10−ビス(クロロメチル)アントラセ
ン、9,10−ビス(フェニルエチニル)アントラセ
ン、9−ブロモアントラセン、1−クロロ−9,10−
ビス(フェニルエチニル)アントラセン、9−クロロメ
チルアントラセン、9−シアノアントラセン、9,10
−ジブロモアントラセン、9,10−ジクロロアントラ
セン、9,10−ジシアノアントラセン、9,10−ジ
メチルアントラセン、9,10−ジブチルアントラセ
ン、9,10−ジフェニルアントラセン、9,10−ジ
−p−トリルアントラセン、9,10−ビス(p−メト
キシフェニル)アントラセン、2−ヒドロキシメチルア
ントラセン、9−ヒドロキシメチルアントラセン、9−
メチルアントラセン、9−フェニルアントラセン、9,
10−ジメトキシアントラセン、9,10−ジブトキシ
アントラセン、9,10−ジフェノキシアントラセン、
9,10−ジメトキシアントラセン−2−スルホン酸ナ
トリウム、1,4,9,10−テトラヒドロキシアント
ラセン、2,2,2−トリフルオロー1−(9−アンス
リル)エタノール、1,8,9−トリヒドロキシアント
ラセン、1,8−ジメトキシ−9,10−ビス(フェニ
ルエチニル)アントラセン、さらには、特開平3−23
7106号公報記載の9−ビニルアントラセン、9−ア
ントラセンメタノール、9−アントラセンメタノールの
トリメチルシロキシエーテル等のアントラセン誘導体、
アクリジンオレンジ、ベンゾフラビン、アクリジンイエ
ロー、ホスフィンR等のアクリジン誘導体、セトフラビ
ンT等のベンゾチアゾール誘導体があげられる。
【0230】つぎに、本発明で使用される酸硬化性化合
物(D)について説明する。ここで、酸硬化性化合物
(D)とは、本明細書中における感活性線酸発生剤組成
物との共存下、活性線の作用によって、重合もしくは架
橋反応によって高分子量物質に変換可能な化合物を意味
し、以下に示す化合物またはそれらの混合物がこれに含
まれる。
【0231】まず、酸触媒のもとで、あるいは加熱との
併用で、架橋または重合反応により高分子量化する化合
物が酸硬化性化合物(D)としてあげられる。典型的な
例として、ホルムアルデヒドプレカーサーとしてのメチ
ロール基、あるいは置換されたメチロール基を有する化
合物として、下記一般式(23)で表される構造の化合
物があげられる。 一般式(23) (QOCH2 r −A−(CH2 OQ’)s 〔上記一般式(23)中、Aは、GまたはG−H−Gで
示される基であり、Gは置換もしくは非置換の単核もし
くは縮合多核芳香族炭化水素基、または酸素、硫黄、窒
素含有の複素環基を意味する。Hは単結合、または炭素
数1〜4の置換基を有してもよいアルキレン基、置換を
有しても良いアリーレン基、アリールアルキレン基、も
しくは−O−、−S−、−SO2 −、−CO−、−CO
O−、−OCOO−、−CONH−、及びこれらの結合
を一部に有するような置換基を有しても良いアルキレン
基を意味する。またZ’はフェノール樹脂のような重合
体であってもよい〕 Q、及びQ’は、互いに独立して、水素、炭素数1〜4
のアルキル基、シクロアルキル基、置換基を有しても良
いアリール基、アリールアルキル基、またはアシル基を
意味する。rは1〜3の整数、sは0〜3の整数であ
る。
【0232】ここで、一般式(23)のGないしHで表
される、置換もしくは非置換の単核もしくは縮合多核芳
香族炭化水素基としては、o−フェニレン基、m−フェ
ニレン基、p−フェニレン基、4−メチル−1,2−フ
ェニレン基、4−クロロ−1,2−フェニレン基、4−
ヒドロキシ−1,2−フェニレン基、2−メチル−1,
4−フェニレン基、p,p’−ビフェニリレン基、1,
2−ナフチレン基、9,10−アンスリレン基、2,7
−フェナンスリレン基等が、酸素、硫黄、窒素含有の複
素環基としては、2,5−フリレン基、2,5−チエニ
レン基、2,4−オキサゾリレン基、2,4−チアゾリ
レン基、2,5−ベンゾフリレン基、2,5−ベンゾチ
エニレン基、2,6−ピリジレン基、5,8−キノリレ
ン基等が、炭素数1〜4の置換基を有してもよいアルキ
レン基としては、メチレン基、エチレン基、トリメチレ
ン基、テトラメチレン基、プロピレン基、エチルメチレ
ン基、クロロメチレン基、ジメチルメチレン基、ビス
(トリフルオロメチル)メチレン基等が、置換基を有し
ても良いアリーレン基としては、o−フェニレン基、m
−フェニレン基、p−フェニレン基、4−メチル−1,
2−フェニレン基、4−クロロ−1,2−フェニレン
基、4−ヒドロキシ−1,2−フェニレン基、2−メチ
ル−1,4−フェニレン基、p,p’−ビフェニリレン
基、1,2−ナフチレン基、9,10−アンスリレン
基、2,7−フェナンスリレン基等が、アリールアルキ
レン基としては、ベンジリデン基、p−トリルメチレン
基、2−ナフチルメチレン基等が、さらに、もしくは−
O−、−S−、−SO2 −、−CO−、−COO−、−
OCOO−、−CONH−結合を一部に有するような置
換基を有しても良いアルキレン基としては、メチレンジ
オキシ基、エチレンジオキシ基、プロピレンジオキシ
基、ジエチレンジオキシ基、トリエチレンジオキシ基、
メチレンジチオ基、エチレンジチオ基、プロピレンジチ
オ基、ジエチレンジチオ基、トリエチレンジチオ基、メ
チレンジスルホニル基、エチレンジスルホニル基、マロ
ニル基、スクシニル基、グルタリル基、アジポイル基、
−OOC−CH2 −COO−基、−OOC−(CH2
2 −COO−基、−CH2 −OCOO−CH 2 −基、−
CH2 −(OCOO−CH2 2 −基等があげられる。
【0233】また、一般式(23)のQおよびQ’で表
される炭素数1〜4のアルキル基としては、メチル基、
エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イ
ソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基等
が、シクロアルキル基としては、シクロペンチル基、シ
クロヘキシル基等が、置換基を有しても良いアリール基
としては、フェニル基、p−トリル基、キシリル基、メ
シチル基、クメニル基、p−メトキシフェニル基、ビフ
ェニリル基、ナフチル基、アンスリル基、フェナントリ
ル基、p−シアノフェニル基、p−ニトロフェニル基、
3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル基、p−
フルオロフェニル基、p−クロロフェニル基、p−ジメ
チルアミノフェニル基、p−フェニルチオフェニル基等
が、アリールアルキル基としては、ベンジル基、2−ナ
フチルメチル基、9−アンスリルメチル基、フェニチル
基、スチリル基、シンナミル基等が、アシル基として
は、アセチル基、ヘキサノイル基、ベンゾイル基、シク
ロヘキサノイル基、メトキサリル基、サリチロイル基等
があげられる。
【0234】このような酸硬化性化合物(D)の具体例
としては、様々なアミノプラスト類またはフェノプラス
ト類、即ち尿素−ホルムアルデヒド、メラミン−ホルム
アルデヒド、ベンゾグアナミン−ホルムアルデヒド、グ
リコールウリル−ホルムアルデヒド樹脂やそれらの単量
体、もしくはオリゴマーがある。これらは、塗料用のベ
ヒクル等の用途に多くのものが市販されている。例え
ば、アメリカンサイアナミッド社が製造するCymel
(登録商標)300、301、303、350、37
0、380、1116、1130、1123、112
5、1170等、あるいは三和ケミカル社製ニカラック
(登録商標)Mw30、Mw 30M、Mw30HM、
Mx45、Bx4000等のシリーズをその典型例とし
てあげることができる。これらは1種類でも2種以上を
組み合わせて用いてもよい。
【0235】また、別の酸硬化性化合物(D)の具体例
としては、ホルムアルデヒドプレカーサーとなり得るよ
うなメチロール化またはアルコキシジメチル化されたフ
エノール誘導体がある。これらは単量体として用いて
も、レゾール樹脂、ベンジルエーテル樹脂のように樹脂
化されたものを用いてもよい。
【0236】さらに、酸硬化性化合物(D)の別な系統
として、シラノール基を有する化合物、例えば特開平2
−154266号、特開平2−173647号に開示さ
れている化合物をあげることができる。
【0237】また、ポリエンとポリチオールの混合物、
例えばポリエンとして、ジアリルフタレート、ジアリル
イソフタレート、ジアリルマレエート、ジアリルカーボ
ネート、トリアリルイソシアヌレート、ポリイソシアネ
ートとアリルアルコールから製造されるウレタン系ポリ
エン(例えばヘキサメチレンジイソシアネートとアリル
アルコールの重縮合反応によって得られるウレタン化合
物など)などから選択される化合物と、例えばポリチオ
ールとして、トリメチロールプロパントリチオールグリ
コレート、ペンタエリスリトール−テトラ−3−メルカ
プトプロピオネートなどから選択される化合物との混合
物も、酸硬化性化合物(D)として例示することができ
る。
【0238】また、以下に示すアルコキシシラン類も酸
硬化性化合物(D)としてあげることができる。具体例
としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラ
ン等のテトラアルコキシシラン類や、γ−クロロプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ
−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−
メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン等のア
ルコキシシリル基を有する化合物、さらに詳しくは、東
レ・ダウコーニング社製品カタログ、59頁もしくは、
信越シリコーンシランカップリング剤製品カタログ(昭
和62年9月発行)記載の「シランカップリング剤」、
あるいは東レ・ダウコーニング社製品カタログ、61頁
もしくは、東芝シリコーン社総合カタログ、27頁(1
986年4月発行)記載の「シラン化合物」として業界
で知られるアルコキシシリル基を有する化合物が、アル
コキシシラン類としてあげることができる。
【0239】さらに、酸硬化性化合物(D)として、カ
チオン重合可能な化合物あるいはその混合物をあげるこ
とができる。ここでいうカチオン重合可能な化合物と
は、例えば、エポキシ化合物、スチレン類、ビニル化合
物、ビニルエーテル類、スピロオルソエステル類、ビシ
クロオルソエステル類、スピロオルソカーボナート類、
環状エーテル類、ラクトン類、オキサゾリン類、アジリ
ジン類、シクロシロキサン類、ケタール類、環状酸無水
物類、ラクタム類およびアリールジアルデヒド類などが
あげられる。
【0240】まず、エポキシ化合物としては、従来、公
知の芳香族エポキシ化合物、脂環式エポキシ化合物、脂
肪族エポキシ化合物、更にはエポキシド単量体、エピサ
ルファイト単量体類があげられる。芳香族エポキシ化合
物の例としては、フェニルグリシジルエーテルなどの単
官能エポキシ化合物や、少なくとも1個の芳香族核を有
する多価フェノールまたはそのアルキレンオキサイド付
加体のポリグリシジルエーテルであって、例えばビスフ
ェノールA、テトラブロモビスフェノールA、ビスフェ
ノールF、ビスフェノールS等のビスフェノール化合物
またはビスフェノール化合物のアルキレンオキサイド
(例えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイド等)付加体とエピクロルヒドリ
ンとの反応によって製造されるグリシジルエーテル類、
ノボラック型エポキシ樹脂類(例えば、フェノール・ノ
ボラック型エポキシ樹脂、クレゾール・ノボラック型エ
ポキシ樹脂、臭素化フェノールノボラック型エポキシ樹
脂等)、トリスフェノールメタントリグリシジルエーテ
ル等があげられる。
【0241】脂環式エポキシ化合物としては、4−ビニ
ルシクロヘキセンモノエポキサイド、ノルボルネンモノ
エポキサイド、リモネンモノエポキサイド、3,4−エ
ポキシシクロヘキシシルメチル−3,4−エポキシシク
ロヘキサンカルボキシレート、ビス−(3,4−エポキ
シシクロヘキシルメチル)アジペート、2−(3,4−
エポキシシクロヘキシル−5,5−スピロ−3,4−エ
ポキシ)シクロヘキサノン−メタ−ジオキサン、ビス
(2,3−エポキシシクロペンチル)エーテル、2−
(3,4−エポキシシクロヘキシル−5,5−スピロ−
3,4−エポキシ)シクロヘキサン−メタ−ジオキサ
ン、2,2−ビス[4−(2,3−エポキシプロポキ
シ)シクロヘキシル]ヘキサフルオロプロパン、BHP
E−3150(ダイセル化学工業(株)製、脂環式エポ
キシ樹脂(軟化点71℃)等があげられる。
【0242】脂肪族エポキシ化合物としては、例えば
1,4−ブタンジオールジクリシジルエーテル、1,6
−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、エチレング
リコールジグリシジルエーテル、エチレングリコールモ
ノグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシ
ジルエーテル、プロピレングリコールモノグリシジルエ
ーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテ
ル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ネオ
ペンチルグルコールジグリシジルエーテル、ネオペンチ
ルグルコールモノグリシジルエーテル、グリセロールジ
グリシジルエーテル、グルセロールトリグリシジルエー
テル、トリメチロールプロパンジグリシジルエーテル、
トリメチロールプロパンモノグリシジルエーテル、トリ
メチロールプロパントリグリシジルエーテル、ジグリセ
ロールトリグリシジルエーテル、ソルビトールテトラグ
リシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、2−エ
チルヘキシルグリシジルエーテル等があげられる。
【0243】スチレン類としては、スチレン、α−メチ
ルスチレン、p−メチルスチレン、p−クロロメチルス
チレン等があげられる。ビニル化合物としては、N−ビ
ニルカルバゾール、N−ビニルピロリドンなどがあげら
れる。
【0244】ビニルエーテル類としては、例えばn−
(またはiso−、t−)ブチルビニルエーテル、シク
ロヘキシルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエ
ーテル、1,4ブタンジオールジビニルエーテル、エチ
レングリゴールジビニルエーテル、エチレングリコール
モノビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニル
エーテル、テトラエチレングリコールジビニルエーテ
ル、プロピレングリコールジビニルエーテル、プロピレ
ングリコールモノビニルエーテル、ネオペンチルグリコ
ールジビニルグリコール、ネオペンチルグリコールモノ
ビニルグリコール、グリセロールジビニルエーテル、グ
リセロールトリビニルエーテル、トリメチロールプロパ
ンモノビニルエーテル、トリメチロールプロパンジビニ
ルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテ
ル、ジグリセロールトリビニルエーテル、ソルビトール
テトラビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジ
ビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、ド
デシルビニルエーテル2,2−ビス(4−シクロヘキサ
ノール)プロパンジビニルエーテル、2,2−ビス(4
−シクロヘキサノール)トリフルオロプロパンジビニル
エーテルなどのアルキルビニルエーテル類、アリルビニ
ルエーテルなどのアルケニルビニルエーテル類、エチニ
ルビニルエーテル、1−メチル−2−プロペニルビニル
エーテルなどのアルキニルビニルエーテル類、4−ビニ
ルエーテルスチレン、ハイドロキノンジビニルエーテ
ル、フェニルビニルエーテル、p−メトキシフェニルビ
ニルエーテル、ビスフェノールAジビニルエーテル、テ
トラブロモビスフェノールAジビニルエーテル、ビスフ
ェノールFジビニルエーテル、フェノキシエチレンビニ
ルエーテル、p−ブロモフェノキシエチレンビニルエー
テルなどのアリールビニルエーテル類、1,4−ベンゼ
ンジメタノールジビニルエーテル、N−m−クロロフェ
ニルジエタノールアミンジビニルエーテル、m−フェニ
レンビス(エチレングリコール)ジビニルエーテル等の
アラルキルジビニルエ一テル類、ウレタンポリビニルエ
ーテル(例えば、ALLIED−SIGNAL社製、V
ECtomer2010)等をあげることができる。
【0245】スピロオルソエステル類としては、1,
4,6−トリオキサスピロ(4,4)ノナン、2−メチ
ル−1,4,6−トリオキサスピロ(4,4)ノナン、
1,4,6−トリオキサスピロ(4,5)デカンなど
が、ビシクロオルソエステル類としては、1−フェニル
−4−エチル−2,6,7−トリオキサビシクロ(2,
2,2)オクタン、1−エチル−4−ヒドロキシメチル
−2,6,7−トリオキサビシクロ(2,2,2)オク
タンなどが、スピロオルソカーボナート類としては、
1,5,7,11−テトラオキサスピロ(5,5)ウン
デカン、3,9−ジベンジル−1,5,7,11−テト
ラオキサスピロ(5、5)ウンデカンなどのような環状
エ一テル類があげられる。
【0246】環状エーテル類としては、オキセタン、フ
ェニルオキセタンなどのオキセタン類、テトラヒドロフ
ラン、2−メチルテトラヒドロフランなどのテトラヒド
ロフラン類、テトラヒドロピラン、3−プロピルテトラ
ヒドロピランなどのテトラヒドロピラン類およびトリメ
チレンオキサイド、s−トリオキサンなどがあげられ
る。ラクトン類としては、β−プロピオラクトン、γ−
ブチルラクトン、δ−カプロラクトン、δ−バレロラク
トンなどがあげられる。オキサゾリン類としては、オキ
サゾリン、2−フェニルオキサゾリン、2−デシルオキ
サゾリンなどがあげられる。
【0247】アジリジン類としては、アジリジン、N−
エチルアジリジンなどがあげられる。シクロシロキサン
類としては、ヘキサメチルトリシロキサン、オクタメチ
ルシクロテトラシロキサン、トリフェニルトリメチルシ
クロトリシロキサンなどがあげられる。ケタール類とし
ては、1,3−ジオキソラン、1,3−ジオキサン、
2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン、2−フェニル
−1,3−ジオキサン、2,2−ジオクチル−1,3−
ジオキソランなどがあげられる。環状酸無水物類として
は、無水フタル酸、無水マレイン酸、無水コハク酸など
が、ラクタム類としてはβ−プロピオラクタム、γ−ブ
チロラクタム、δ−カプロラクタムなどがあげられる。
またアリールジアルデヒド類としては1,2−ベンゼン
ジカルボキシアルデヒド、1,2−ナフタレンジアルデ
ヒドなどがあげられる。
【0248】次に、本発明で使用の塩基硬化性化合物
(E)について説明する。本発明における塩基硬化性化
合物(E)としては、本発明で使用の感エネルギー線塩
基発生剤(B)から発生したアミンとの反応により、硬
化または架橋反応を生じる化合物を挙げることができ
る。
【0249】したがって、塩基硬化性化合物(E)とし
ては、先の酸硬化性化合物(D)として例示した中のエ
ポキシ化合物を挙げることができ、前記したエポキシ化
合物はいずれも塩基硬化性化合物(E)として好適に使
用できる。特に、本発明では、感エネルギー線塩基発生
剤(B)から発生したアミンが、感エネルギー線酸発生
剤(A)によって、架橋もしくは重合したエポキシ化合
物の重合率すなわちゲル化率をさらに向上することが可
能となる。すなわち、本発明で使用の感エネルギー線酸
発生剤(A)から発生した酸によるエポキシ化合物の重
合あるいは架橋反応を起こさせた後、次いで感エネルギ
ー線塩基発生剤(B)から発生したアミンで、さらに強
固に重合または架橋反応を起こすことが可能となる。こ
の際、本発明で使用の感エネルギー線酸発生剤(A)
は、加熱によって酸発生剤としての機能が失活する性質
を有するため、感エネルギー線塩基発生剤(B)に対す
るエネルギー線照射前に加熱することによって、塩基性
化合物の反応が阻害されない。これは、本発明使用の感
エネルギー線酸発生剤(A)を使用することによっては
じめて成し得る。
【0250】その他の塩基硬化性化合物(E)として
は、イソホロンジイソシアネート、トリレンジイソシア
ネート、キシリレンジイソシアネート、水添加キシリレ
ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、ジイソシアノメチルノルボルネン、パラフェニレン
ジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシア
ネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、トリ
ス(イソシアネートフェニル)チオホスフェート、2−
クロロ−1,4−フェニルジイソシアネート、1,5−
ナフタレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジソシ
アネート、3,3−ジメチル−4,4−ビフェニレンジ
イソシアネート、3,3−ジメチル−4,4−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、3,3−ジメトキシ−4,
4−ビフェニレンジイソシアネート、リジンエステルト
リイソシアネート、1,6,11−ウンデカントリイソ
シアネート、1,8−ジイソシアネート−4−イソシア
ネートメチルオクタン、1,3,6−ヘキサメチレント
リイソシアネート、ビシクロヘプタントリイソシネー
ト、トリメチルヘキサンメチレンジイソシアネートなど
の脂肪族系、脂環族系、あるいは芳香族系イソシアネー
ト化合物、ブロックドポリイソシアネート、さらには、
ポリオール、ポリエーテルポリオールまたはポリエステ
ルポリオールなどとポリイソシアネート化合物とから得
られる末端イソシアネートオリゴマーやポリマーを使用
することができる。
【0251】さらに、山下晋三ら、架橋剤ハンドブッ
ク,p34(大成社)に記載の、アミン類と架橋反応す
る化合物、例えば、クロロプレンゴム、エピクロルヒド
リンゴム、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
(塩化ビニリデン/アクリロニトリル)共重合体、ポリ
(塩化ビニル/β−クロルエチルビニルエーテル)共重
合体などの塩素系ポリマー、フッ化ビニリデン/パーフ
ルオロプロピレン共重合体、ルミフロン(旭硝子社
製)、セフラルコート(セントラル硝子社製)などのフ
ッ素系ポリマー、クロロスルホン化ポリエチレン、カル
ボキシル基含有ポリマー、例えば(メタ)アクリル酸お
よびその(メタ)アクリレートとの共重合体、スチレン
/無水マレイン酸共重合体などの酸無水物含有ポリマー
など、アミンとの架橋反応を生じうる化合物を挙げるこ
とができるが、本発明は、これらに限定されるものでは
ない。
【0252】本発明の硬化性感応性組成物は、常温で液
状であれば、そのまま、コーターなどによる基材への塗
布や、ディスペンサーや注入器などによる滴下、あるい
はインキジェットノズルなどによる噴射で、各種用途に
使用可能である。またさらに、高分子重合体等のバイン
ダーを共存させて使用することも可能である。高分子重
合体が、固体状のものであれば溶剤中で混合し、ガラス
板、アルミニウム板、銅板、鋼板などの金属板、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリオレフ
ィン等のポリマーフィルムまたはプラスチック板などの
各種基材上に塗布して使用することも可能である。
【0253】本発明の硬化性組成物と混合して使用可能
なバインダーとしては、ポリアクリレート類、ポリ−α
−アルキルアクリレート類、ポリアミド類、ポリビニル
アセタール類、ポリホルムアルデヒド類、ポリウレタン
類、ポリカーボネート類、ポリスチレン類、ポリビニル
エステル類等の重合体、共重合体があげられ、さらに具
体的には、ポリメタクリレート、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリエチルメタクリレート、ポリビニルカルバゾ
ール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルブチラール、
ポリビニルアセテート、ノボラック樹脂、フェノール樹
脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂、シロキサンポリマ
ー他、赤松清監修、「新・感光性樹脂の実際技術」、
(シーエムシー、1987年)や「10188の化学商
品」、657〜767頁(化学工業日報社、1988
年)記載の業界公知の有機高分子重合体があげられる。
【0254】以上の様な硬化性感応性組成物において、
酸硬化性化合物(D)と塩基硬化性化合物(E)の両化
合物を効果的に重合あるいは架橋せしめるためには、次
の様な方法をとることが好ましい。例えば、下記スキー
ムにおいて、予めエネルギー線照射によって感エネルギ
ー線酸発生剤(A)から発生した酸で、酸硬化性化合物
(D)を重合あるいは架橋せしめた後((a)の工
程)、該感エネルギー線酸発生剤(A)を、熱反応によ
り失活せしめ((b)の工程)、ついでエネルギー線の
照射により、感エネルギー線塩基発生剤(B)からアミ
ンを発生せしめ、塩基硬化性化合物(E)を、重合ある
いは架橋せしめる((c)の工程)という方法をとるこ
とができる。
【0255】この際、感エネルギー線酸発生剤(A)か
ら酸を発生せしめるに使用するエネルギー線のエネルギ
ーレベルと、感エネルギー線塩基発生剤(B)からアミ
ンを発生せしめるために使用するエネルギー線のエネル
ギーレベルが異なる場合、特に前者が後者より低い場
合、例えば光エネルギーにおいては前者(光1)が後者
(光2)より長波長の光を使用することによって、まず
選択的に酸のみを発生せしめ、ついで塩基を発生させ、
所望の重合あるいは架橋反応を起こすことが可能とな
る。さらに、特筆すべきは、本発明で使用の感エネルギ
ー線酸発生剤(A)は、加熱によって酸発生機能を失活
せしめることができるため、塩基硬化性化合物(E)の
重合あるいは架橋反応を阻害しないという特長を有す
る。これは、本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)を
使用することによって、はじめてなしうる効果である。
以上の様な方法で、本発明の硬化性感応性組成物の重合
あるいは架橋反応を極めて効果的に促進することが可能
であるが、本発明は、なんらこの硬化方法に限定される
ものではない。
【0256】
【0257】本発明の硬化性感応性組成物には、さらに
目的に応じて染料、有機および無機顔料、カブリ防止
剤、退色防止剤、ハレーション防止剤、蛍光増白剤、界
面活性剤、可塑剤、難燃剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、発泡剤、防カビ剤、抗菌剤、帯電防止剤、磁性体
や、希釈を目的とした有機溶剤と混合して使用しても良
い。
【0258】前記した様に、本発明の硬化性感応性組成
物の重合または架橋方法としては、エネルギー線の照射
によって重合させることが可能であるが、これに加え
て、これらエネルギー線の照射と同時、もしくはエネル
ギー線の照射後に、加熱やサーマルヘッド等による熱エ
ネルギーを加えることによる、いわるポストベークによ
って、目的とする重合物や硬化物を得ることも可能であ
る。
【0259】エネルギー線源としては、低圧水銀灯、中
圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノンラン
プ、カーボンアーク灯、メタルハライドランプ、蛍光
灯、タングステンランプ、エキシマーランプ、エキシマ
ーレーザ、窒素レーザアルゴンイオンレーザ、ヘリウム
カドミウムレーザ、ヘリウムネオンレーザ、クリプトン
イオンレーザ、各種半導体レーザ、YAGレーザ、発光
ダイオード、CRT光源、プラズマ光源等の各種光源に
代表される光エネルギー源や、EB発生装置による電子
線源があげられる。
【0260】故に、本発明の硬化性感応性組成物は、そ
の目的にしたがって、成型樹脂、注型樹脂、封止剤、歯
科用重合レジン、光造形樹脂、プリント基板用レジス
ト、カラーフィルター用レジスト、マイクロエレクトロ
ニクス用レジスト、印刷版用感光性樹脂、感光性インキ
ジェット、印刷インキ、印刷校正用カラープルーフ、塗
料、表面コート剤、接着剤、粘着剤、離型剤、ホログラ
ム記録材料等の各種硬化性のエネルギー線感応性材料に
応用することが可能である。
【0261】次に、本発明で使用の、酸を触媒とする反
応により現像液に対する親和性あるいは溶解性が増加す
る性質を有する化合物(F)について説明する。本明細
書で言う、酸を触媒とする反応により現像液に対する親
和性あるいは溶解性が増加する性質を有する化合物
(F)とは、例えば、カルボン酸のエステル、炭酸のエ
ステル、アルコキシシラン等があげられ、これらはいず
れも、そのエステル結合や、シロキシ結合が、酸を触媒
とする反応により、カルボキシル基や水酸基、シラノー
ル基へと変化し、いずれも、アルカリ溶液等の現像液に
対する親和性あるいは溶解性が増加する化合物を指す。
また、「化学増幅型レジスト」として、業界公知のもの
も、これに含まれる。
【0262】したがって、酸を触媒とする反応により現
像液に対する親和性あるいは溶解性が増加する性質を有
する化合物(F)の具体例としては、ポリ(p−t−プ
トキシカルボニルオキシスチレン〔Polym.En
g.Sci.,第23巻,1012頁(1983
年)〕、ポリ(p−ビニル安息香酸エステル)類、ポリ
メタクリル酸エステル類〔Proc.of SPIE,
第771巻,24頁(1987年)、Macromol
ecules,第21巻,1475頁(1988
年)〕、メタクリル酸α,α’−ジメチルベンジルとα
−メチルスチレンの共重合体〔ACS,57頁(198
9年)〕、t−ブトキシカルボニルマレイミドースチレ
ン共重合体、t−プトキシカルポニルフェニルマレイミ
ド−スチレン共重合体〔Proc.SPIE,第631
巻,68頁(1981年)〕、ポリ(P−ヒドロキシス
チレン)などのアルカリ可溶性フェノール樹脂をトリア
ルキルシリル基、テトラヒドロピラニル基、フラニル基
等で保護した高分子化合物〔Polym.Eng.Sc
i.,第29巻、856頁(1989年)、ACS D
ivision PMSE,第61巻,417頁(19
89年)〕、ポリ(α−アセトキシスチレン)〔J.P
hotopolym.Sci.Technol.,第3
巻,335頁(1990年)〕、ポリ(4−メチレン−
4H−1,3−ベンゾジオキシ−2−オン)〔Macr
omolecules,第23巻,2885頁(199
0年)〕等の高分子化合物、ポリフタルアルデヒド〔A
CS,11頁(1984年)〕、ポリ(4−クロルフタ
ルアルデヒド)〔J.Electrochem.So
c.,第136巻,241頁(1989年)〕、ポリカ
ーボネート〔ACS,100頁(1989年)〕、ポリ
(4−トリメチルシリルフタルアルデヒド)〔J.El
ectrochem.Soc.,第136巻,245頁
(1988年)〕等の酸により解重合を起こす高分子化
合物を挙げることができる。
【0263】これらの高分子化合物は単独で使用するこ
とができるが、他のアルカリ可溶性樹脂、例えばフェノ
ール性ノボラック樹脂と混合して使用することもでき
る。この場合、例示した高分子化合物類は、アルカリ可
溶性樹脂のアルカリヘの溶解抑制剤として作用する。ま
た、本発明では、芳香族化合物類のt−ブチルエステ
ル、t−ブチルカーボネート、t−ブチルエーテル類
〔Proc.SPIE,920,p60(1988
年)、Polym.Eng.Sci.,第29巻,84
6頁(1989年)〕、テトラヒドロピラニル基で保護
したポリヒドロキシ化合物類〔特開平1−67500
号〕、その他アセタール化合物類〔Polym.En
g.Sci.,第29巻,874頁(1989年)〕等
の低分子の溶解性抑制剤も使用することができる。
【0264】この様な高分子化合物には特に制限はない
が、化合物の分子量が50より低いと膜形成性が悪くな
り、また500,00より高いと塗布溶媒に対する溶解
性が悪くなる傾向があるため、分子量の範囲としては、
重量平均分子量(ゲルパーミエーションクロマトグラフ
ィーのポリスチレン換算値における)で2,000〜2
00,000の範囲の高分子化合物が好適に用いられ
る。該高分子化合物は、全感応性組成物(塗布溶媒は含
まず)の重量を基準として、5〜98重量%、好ましく
は10〜95重量%の量で使用される。これら例示した
化合物は、アルカリ可溶性樹脂と併用することにより本
発明の効果はさらに顕著になる。本発明に用いることの
できるアルカリ可溶性樹脂としては、ノボラック樹脂、
アセトン−ピロガロール樹脂やポリヒドロキシスチレン
及びその誘導体を挙げることができる。これらの中で、
特にノボラック樹脂が好ましく、所定のモノマーを主成
分として、酸性触媒の存在下、アルデヒド類と付加縮合
させることにより得られる。
【0265】ここでいう所定のモノマーとしては、フェ
ノール、m−クレゾール、p−クレゾール、o−クレゾ
ール等のクレゾール類、2,5−キシレノール、3,5
−キシレノール、3,4−キシレノール、2,3−キシ
レノール等のキシレノール類、m−エチルフェノール、
p−エチルフェノール、o−エチルフェノール、p−t
−ブチルフェノール等のアルキルフェノール類、p−メ
トキシフェノール、m−メトキシフエノール、3,5−
ジメトキシフェノール、2−メトキシ−4−メチルフェ
ノール、m−エトキシフェノール、p−エトキシフェノ
ール、m−プロポキシフェノール、m−プトキシフェノ
ール等のアルコキシフェノール類、2−メチル−4−イ
ソプロピルフェノール等のビスアルキルフェノール類、
m−クロロフェノール、p−クロロフェノール、o−ク
ロロフェノール、ジヒドロキシビフェニル、ビスフェノ
ールA、フェニルフェノール、レゾルシノール、ナフト
ール等のヒドロキシ芳香族化合物を単独もしくは2種以
上混合して使用することができるが、これらに限定され
るものではない。アルデヒド類としては、例えばホルム
アルデヒド、パラホルムアルデヒド、アセトアルデヒ
ド、プロピルアルデヒド、ベンズアルデヒド、フェニル
アセトアルデヒド、α−フェニルプロピルアルデヒド、
β−フェニルプロピルアルデヒド、o−ヒドロキシベン
ズアルデヒド、m−ヒドロキシベンズアルデヒド、p−
ヒドロキシベンズアルデヒド、o−クロロベンズアルデ
ヒド、m−クロロベンズアルデヒド、p−クロロベンズ
アルデヒド、o−ニトロベンズアルデヒド、m−ニトロ
ベンズアルデヒド、p−ニトロベンズアルデヒド、o−
メチルベンズアルデヒド、m−メチルベンズアルデヒ
ド、p−メチルベンズアルデヒド、p−エチルベンズア
ルデヒド、p−n−ブチルベンズアルデヒド、フルフラ
ール、クロロアセトアルデヒド及びこれちのアセタール
体、例えばクロロアセトアルデヒドジエチルアセタール
等を使用することができるが、これらの中で、ホルムア
ルデヒドを使用するのが好ましい。これらのアルデヒド
類は、単独でもしくは2種以上組合わせて用いられる。
酸性触媒としては塩酸、硫酸、ギ酸、酢酸及びシュウ酸
等を使用することができる。こうして得られたノボラッ
ク樹脂の重量平均分子量は、2,000〜30,000
の範囲であることが好ましい。2,000未満では未露
光部の現像後の膜減りが大きく、30,000を越える
と現像速度が小さくなってしまう。特に好適なのは6,
000〜20,000の範囲である。これらのアルカリ
可溶性樹脂の含有量は、感応性組成物の全重量(塗布溶
媒は含まず)を基準として0〜80重量%、好ましくは
20〜60重量%が適当である。
【0266】この様なポジ型の感応性組成物には、着色
などの目的で、必要に応じて更に染料などを含有させる
ことができる。好適な染料としては油溶性染料及び塩基
性染料がある。具体的にはオイルイエロー#101、オ
イルイエロー#103、オイルピンク#312、オイル
グリーンBG、オイルブルーBOS、オイルブルー#6
03、オイルプラックBY、オイルブラックBS、オイ
ルブラックT−505(以上、オリエント化学工業株式
会社製)、クリスタルバイオレット(CI−4255
5)、メチルバイオレット(CI−42535)、ロー
ダミンB(CI−45170B)、マラカイトグリーン
(CI−42000)、メチレンブルー(CI−520
15)などを挙げることができる。
【0267】以上の様な、本発明の硬化性およびポジ型
感応性組成物は、上記各成分を溶解する溶媒に溶かして
支持体上に塗布して用いることができる。ここで使用す
る溶媒としては、1,1,2,2−テトラクロロエタ
ン、エチレンジクロライド、シクロヘキサノン、シクロ
ペンタノン、γ−プチロラクトン、メチルエチルケト
ン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレン
グリコールモノエチルエーテル、2−メトキシエチルア
セテート、エチレングリコールモノエチルエ一テルアセ
テート、プロピレングリコールモノメチルエ一テル、ト
ルエン、酢酸エチル、乳酸メチル、乳酸エチル、N,N
一ジメチルホルムアミド、N,N一ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシドなどが好ましく、これらの溶
媒を単独あるいは混合して使用する。
【0268】したがって、上記の様な硬化性あるいはポ
ジ型の感応性組成物を用いて画像形成を行うに当たって
は、精密集積回路素子の製造に使用されるような基板
(例:シリコン/二酸化シリコン被覆)、プリント回路
用に使用されるような基板(例:銅張り積層板)、カラ
ーフィルターに用いられるようなガラス板(またはプラ
スチック板)、あるいは平版印刷版に使用されるような
基板(例:陽極酸化されたAl板)上に、スピナー、コ
ーター等の適当な塗布方法により塗布した後、制御され
た条件のもとでプリベークし、所定のマスクを通して光
(あるいは電子線)照射したり、あるいはレーザー(あ
るいは電子線)による直接描画をした後、制御された条
件のもとで、照射領域を現像処理して選択的に除去する
ことにより、良好なパターン画像を形成することができ
る。
【0269】また、本明細書で言う現像液とは、以下に
示す無機もしくは有機塩基の溶液があげられ、これは、
先に説明した、酸を触媒とする反応により現像液に対す
る親和性あるいは溶解性が増加する性質を有する化合物
(F)が、酸を触媒とする反応により、カルボキシル基
や水酸基、シラノール基等へと変化したものを、溶解さ
せるために用いられる。
【0270】したがって、それに相応しい現像液として
は、具体的には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリ
ウム、アンモニア水等の無機アルカリ類、エチルアミ
ン、n−プロピルアミン等の第一アミン類、ジエチルア
ミン、ジ−n−ブチルアミン等の第二アミン類、トリエ
チルアミン、メチルジエチルアミン等の第三アミン類、
ジメチルエタノールアミン、トリエタノールアミン等の
アルコールアミン類、テトラメチルアンモニウムヒドロ
キシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド等の第
四扱アンモニウム塩、ピロール、ピペリジン等の環状ア
ミン類、等のアルカリ類の水溶液を使用することが望ま
しい。更に、上記アルカリ類の水溶液にアルコール類、
界面活性剤を適当量添加して使用することもできる。
【0271】次に、本発明で使用の、発生した酸との反
応により発色する性質を有する色素前駆体(G)につい
て説明する。その様な化合物としては、既に公知の色素
前駆体、例えば、トリフェニルメタン系色素、トリメタ
ンフタリド系色素、フェノチアジン色素、フェノキサジ
ン色素、フルオラン色素、インドリルフタリド色素、ア
ザフタリド色素、ジフェニルメタン系色素、クロメノピ
ラゾール系色素、ロイコオーラミン色素、ローダミンラ
クタム系色素、アゾメチン系色素およびロイコキサンテ
ン系色素など挙げられる。
【0272】これら色素前駆体(G)の具体的な例は、
特開昭59−190891号、特開昭60−20215
5号、特開昭62−167086号、特開昭61−51
381号、特開昭60−184878号、特開昭50−
195173号、特開昭62−27171号、特開昭6
2−106964号、特開昭62−4752号、特開昭
61−230981号、特開昭61−101556号、
特開昭62−84157号、特開昭56−52759
号、特開昭60−196177号、特開昭58−745
3号、特開昭58−76458号、特開昭59−135
254号、特開昭55−265号、特開昭52−822
43号、特開昭57−195155号、特開昭62−7
4961号、特開昭63−236679号、特開昭号、
特開昭58−209589号、特開昭62−17998
3号、特開昭63−317558号、特開昭49−10
3710号、特開昭63−251278号、特開昭63
−251279号、特開昭63−251280号、特開
昭51−8012号、特開昭58−192887号、特
開昭58−192885号、特開昭62−77132
号、特開昭54−126114号、特開昭64−251
148号、特開昭47−460110号、特開昭61−
195164号、特開昭61−230981号、特開昭
63−270662号、特開昭53−90255号、特
開昭63−199268号、特開昭51−121035
号、特開昭55−115448号、特開昭58−157
779号、特開昭61−87758号、特開昭62−2
43652号、特開昭61−113589号、特開昭6
2−176881号、特開昭60−230890号、特
開昭48−95420号、特開昭59−162086
号、特開昭62−198495号、特開昭59−199
757号、特開昭64−51978号、特開昭62−1
27353号、特開昭62−292859号、特開昭5
0−124930号、特開昭54−111528号、特
開昭49−59127号、特開昭52−92618号、
特開昭50−137549号、特開昭54−61637
号、特開昭59−25393号、特開昭53−9751
2号、特開昭62−94841号、特開昭62−198
494号、特開昭64−3176特公昭46−1605
2号、特公昭51−92207号、特公昭48−432
96号、特公昭51−23204号、特公昭52−10
871号、特公昭58−40991号、特公昭51−1
5445号、特公昭60−27692号、特公昭54−
26929号、特公昭55−49086号、特公昭56
−162690号、特公昭46−4614号、特公昭
号、47−20479特公昭47−42364号、特公
昭60−1341号、特公昭59−30748号、特公
昭47−1179号、特公昭45−4698号、特公昭
46−16053号、特公昭49−3047号、特公昭
45−8557号、特公昭61−12952号、特公昭
56−12515号、特公昭64−2589号、特公昭
46−22649号、特公昭54−25445号、特公
昭47−19799号、特公昭51−23202号、特
公昭55−7473号、特公昭56−11596号、特
公昭57−24233号、特公昭60−25275号、
特公昭60−23991号、特公昭51−92207
号、特公昭48−18725号、特公昭61−2574
5号、特公昭51−16807号、特公昭63−433
98号、特公昭42−25654号、特公昭59−32
79号、特公昭60−6794号、特公昭50−145
32号、特公昭37−4041号、特公昭46−122
48号、特開平4−224990号、特開平4−225
982号、特開平4−18060号、特開平2−267
89号、特開平3−143680号、特開平3−294
280号、特開平2−58574号、特開平3−127
794号、特開平1−190484号、特開平2−26
783号、特開平4−223467号、特開平1−21
3636号、特開平1−160979号、特開平1−2
64889号、特開平2−135264号、特開平2−
39987号、特開平2−26782号、特公平4−6
0035号、米国特許第4444591号、米国特許第
4515971号、米国特許第4341403号、米国
特許第3560229号、米国特許第4436920
号、米国特許第4390616号、米国特許第4775
656号、米国特許第3514310号、米国特許第2
417897号、米国特許第2548366号、米国特
許第2505472号、米国特許第4220356号、
米国特許第4057562号、米国特許第431603
6号、米国特許第4505093号、米国特許第456
2449号、米国特許第3873573号、米国特許第
4119777号、米国特許第4795736号、米国
特許第4794069号、米国特許第3787412
号、米国特許第4820841号、米国特許第4598
150号、米国特許第4446321号、英国特許第1
339316号、英国特許第1160940号、欧州特
許第433024等の公知文献にて開示されている材料
を用いることができる。具体的な化合物を以下に示す。
【0273】
【化18】
【0274】
【化19】
【0275】
【化20】
【0276】
【化21】
【0277】
【化22】
【0278】
【化23】
【0279】
【化24】
【0280】
【化25】
【0281】
【化26】
【0282】
【化27】
【0283】また、上記画像形成用組成物には、さらに
高分子バインダーを混合することが望ましい。その様な
高分子バインダーには特に制限はないが、本発明で使用
の感エネルギー線酸発生剤(A)、感エネルギー線塩基
発生剤(B)、色素前駆体(G)、あるいは増感剤
(C)との相溶性を有し、かつ適当な溶媒によって溶解
され塗布可能であり、また望ましくは熱可塑性の高分子
化合物であれば特に問題はなく、さらには、色素前駆体
(G)の発色を誘起しうるカルボキシル基、スルホン酸
基、フェノール性水酸基、シラノール基などを有しない
高分子化合物えあればより好ましい。これら官能基の最
低含有量については、適宜選択することが望まれる。
【0284】具体的な高分子バインダーの例としては、
ポリスチレン、スチレン/アクリル酸エステル共重合
体、スチレン/メタクリル酸エステル共重合体、ポリア
クリル酸メチル、ポリアクリル酸エチルなどのポリアク
リル酸エステル類、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタ
クリル酸エチルなどのポリメタクリル酸エステル類、ポ
リ酢酸ビニル、エチレン/酢酸ビニル共重合体、ポリウ
レタン、ビスフェノールA(または、テトラブロモビス
フェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールSな
ど)型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、セル
ロースアセテート、セルロースアセテートサクシネー
ト、メチルセルロース、エチルセルロースなどのセルロ
ース誘導体、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマ
ール、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド
樹脂などを挙げることができる。また、本発明の画像形
成用組成物には、発生した酸および塩基性化合物によっ
て硬化可能な前記した化合物を混合して用いることも可
能である。
【0285】以上、本発明で使用の画像形成用組成物の
配合比に特に制限はないが、好ましくは、該組成物中、
感エネルギー線酸発生剤(A)の含有率は0.1〜40
重量%の範囲、感エネルギー線塩基発生剤(B)の含有
率は0.1〜40重量%の範囲、色素前駆体(G)の含
有率は0.1〜40重量%の範囲であり、増感剤(C)
の含有率は0.1〜40重量%の範囲であり、高分子バ
インダーの含有率は10〜95重量%の範囲である。ま
た、さらに酸硬化性化合物(D)あるいは塩基硬化性化
合物(E)を混合する際の該化合物の配合比は、高分子
バインダーの配合量に対し1/10〜5倍の範囲の重量
比で配合することができる。特に色素前駆体(G)の含
有率は、最大発色濃度が、光学濃度(Optical
Density)で少なくとも1.0以上、より好まし
くは1.5以上になるように調整することが望ましい。
【0286】上記配合比の画像形成用組成物を、シート
状基材の上に膜形成された画像形成媒体とするに当たっ
ては、該画像形成用組成物を溶媒に溶解して、基材上に
塗布する方法をとることができる。ここで使用する溶媒
としては、特に限定はないが、例えばMEK、MIB
K、シクロヘキサノン、シクロペンタノンなどのケトン
系溶媒、酢酸エチル、酢酸アミル(またはイソアミ
ル)、酢酸ブチルなどの酢酸エステル系溶媒、乳酸メチ
ル、乳酸エチルなどの乳酸エステル類、、1,1,2,
2−テトラクロロエタン、エチレンジクロライドなどの
ハロゲン系溶媒、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、2−メト
キシエチルアセテート、エチレングリコールモノエチル
エ一テルアセテート、プロピレングリコールモノメチル
エ一テルアセテート、プロピレングリコールモノメチル
エ一テルなどのグリコール誘導体系溶媒、トルエン、キ
シレンなどの芳香族系溶媒、N,N一ジメチルホルムア
ミド、N,N一ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホ
キシドなどが好ましく、これらの溶媒を単独あるいは混
合して使用する。また、一旦基材上に形成した画像形成
媒体を、熱転写方式などにより他の基材に転写して画像
形成媒体を作成する方法も選択できる。
【0287】また、さらに上記溶媒に界面活性剤、ハレ
ーション防止剤、帯電防止剤、レベリング剤、消泡剤な
どの添加剤を適宜混合して使用することも可能である。
【0288】この様にして調整した、本発明の画像形成
用組成物を含む溶液は、ロールコーター、スピンコータ
ー、グラビアコーター、バーコーターなどを用いてシー
ト状基材上に塗布され、これを乾燥することによって皮
膜を形成することができる。シート状基材として、本発
明で用いられるものに制限はないが、紙、不織布、布
地、多孔質ガラスシートなどの多孔質性基材、あるいは
合成紙、コート紙、高分子フィルム、金属箔などの基材
等を使用することが可能である。これらの基材は単独で
も良いし、積層された複合基材の形態でも使用できる。
また、この様にして形成された画像形成用媒体の皮膜を
保護する目的で、さらに高分子フィルムなどの保護膜を
設けることも可能である。
【0289】以上の様にして作成された本発明の画像形
成用媒体を用いて画像形成するには、次の四種の方法が
好ましく使用される。先ず第一の方法としては、該媒体
全面にエネルギー線を照射し、色素前駆体(G)を充分
発色せしめた後、ネガ画像部に当たる部位を選択的に加
熱し、発色部位を完全に消色し所望の画像パターンを形
成する方法である。これは、本発明で使用の感エネルギ
ー線酸発生剤(A)が、加熱により酸を失活するという
性質を有するが故に成しえる方法である。
【0290】第二の方法としては、ネガ画像部に当たる
部位を先ず選択的に加熱し、感エネルギー線酸発生剤
(A)を熱分解せしめた後、媒体全面にエネルギー線を
照射し、所望の画像パターンを形成する方法である。こ
れら、第一および第二の方法は、感エネルギー線塩基発
生剤(B)の存在がなくても、画像形成可能であること
は、既に本発明者らによって確認されているが、以下の
方法は、感エネルギー線塩基発生剤(B)の併用により
はじめて可能となる方法であり、本発明に至ったもので
ある。
【0291】すなわち、第三の方法としては、該媒体全
面にエネルギー線を照射し、色素前駆体(G)を充分発
色せしめた後、ネガ画像部に当たる部位を、マスクフィ
ルムを通して、あるいは直接レーザー光を照射して選択
的に塩基を発生させ、中和によって酸発色した色素を消
色せしめ、所望の画像パターンを形成する方法である。
【0292】第四の方法は、ネガ画像部に当たる部位
を、マスクフィルムを通して、あるいは直接レーザー光
を照射して選択的に塩基性化合物を発生させた後、媒体
全面に感エネルギー線酸発生剤(A)(または増感剤)
が吸収するエネルギー線を照射して、発生した塩基以上
の量の酸を発生せしめ、色素前駆体を発色させる方法で
ある。これら第三および第四の方法において、感エネル
ギー線酸発生剤(A)と感エネルギー線塩基発生剤
(B)が作用するエネルギー線のエネルギーレベルに差
があると、どちらか一方のみを選択的に反応せしめるこ
とが可能となるので好ましい。特に、本発明では、感エ
ネルギー線塩基発生剤(B)の方が、感エネルギー線酸
発生剤(A)(または増感剤)より、高いレベルのエネ
ルギー線で作用せしめることが好ましい。
【0293】
【作用】本発明の感エネルギー線活性剤組成物におい
て、感エネルギー線酸発生剤(A)は、活性線の照射に
よって、分子内でエネルギー移動または電子移動反応を
起こし分解することにより酸を発生する。さらにここで
発生した酸は、加熱により分解し、酸を消失する。
【0294】また、増感剤(C)をさらに添加した場合
は、活性線の照射によって、増感剤(C)と感エネルギ
ー線酸発生剤(A)の間で、エネルギー移動もしくは電
子移動が起こり、該感エネルギー線酸発生剤(A)を、
より効果的に分解して酸を発生せしめることが可能とな
る。
【0295】一方、感エネルギー線塩基発生剤(B)
は、活性線の照射によって、分子内でエネルギー移動ま
たは電子移動反応を起こし分解することにより塩基(ア
ミン)を発生する。
【0296】したがって、これら感エネルギー線酸発生
剤(A)と、感エネルギー線塩基発生剤(B)とを組み
合わせた感エネルギー線活性剤組成物を使用することに
よって、酸発生剤としての機能と塩基発生剤としての機
能を、それぞれが互いに中和抑制することなしに、それ
ぞれの効果を発現することが可能となる。
【0297】よって、本発明の感エネルギー線活性剤組
成物を用いることにより、低エネルギーの活性線で感応
可能な、酸硬化性化合物(D)や塩基硬化性化合物
(E)の硬化性感応性組成物や、酸を触媒とする反応に
より現像液に対する親和性あるいは溶解性が増加する性
質を有する化合物(E)を含むポジ型感応性組成物、さ
らには、発生した酸との反応により発色する性質を有す
る色素前駆体(F)を用いた画像形成用組成物を提供す
ることが可能となる。
【0298】
【実施例】以下、実施例にて本発明を詳細にするが、本
発明は下記のみに限定されるものではない。尚、例中、
部は重量部を示す。
【0299】実施例1 酸硬化性化合物(D)および塩基硬化性化合物(E)と
して、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4
−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート(ユニオン
カーバイド社製、製品名ERL−4221)100部、
感エネルギー線酸発生剤(A)としてジメチルフェナシ
ルスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)
ボレートを3部、感エネルギー線塩基発生剤(B)とし
てPBG−1を3部からなる硬化性感応性組成物を、バ
ーコーターを用いて約10μmの厚みにアルミ板上に塗
布し、東芝(株)製紫外線照射装置(メタルハライドラ
ンプ3KW2灯、120W/cm、照射距離180m
m、カットフィルターにて340nm光以上の長波長の
光を使用)にて15m/minのコンベアスピードで照
射したところ、タックはあるが硬化物が得られた。つい
で、該硬化物を120℃で2分加熱し、上記した東芝
(株)製紫外線照射装置(メタルハライドランプ3KW
2灯、120W/cm、照射距離180mm)でカット
フィルターを使用せず5m/minのコンベアスピード
で照射したところ、タックフリーの硬化物が得られた。
【0300】比較例1 実施例1におけるPBG−1を使用しない他は、実施例
1と同様の操作を行ったところ、タックフリーの硬化物
は得られなかった。
【0301】比較例2 実施例1におけるジメチルフェナシルスルホニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートのかわり
に、公知の光酸発生剤であるジメチルフェナシルスルホ
ニウムヘキサフルオロホスフェートを3部使用した他は
実施例1と同様の操作を行ったところ、タックフリーの
硬化物は得られなかった。
【0302】実施例2 実施例1の硬化性感応性組成物に、増感剤(C)として
9,10−ジメチルアントラセンを3部さらに添加して
得た硬化性感応性組成物を、バーコーターを用いて約1
0μmの厚みにアルミ板上に塗布し、東芝(株)製紫外
線照射装置(メタルハライドランプ3KW2灯、120
W/cm、照射距離180mm、カットフィルターで3
80nm光以上の長波長光を使用)にて25m/min
のコンベアスピードで照射したところ、タックはあるが
硬化物が得られた。ついで、該硬化物を120℃で2分
加熱し、上記した東芝(株)製紫外線照射装置(メタル
ハライドランプ3KW2灯、120W/cm、照射距離
180mm)でカットフィルターを使用せず5m/mi
nのコンベアスピードで照射したところ、タックフリー
の硬化物が得られた。
【0303】実施例3〜実施例56 実施例1におけるジメチルフェナシルスルホニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート3部のかわ
りに、第1表に示した感エネルギー線酸発生剤(A)に
替えた他は、実施例1と全く同様の操作で、実験をそれ
ぞれ行ったところ、いずれの場合も、タックフリーの硬
化膜が得られた。
【0304】 第1表 ────────────────────────────────── 実施例 感エネルギー線酸発生剤(A) ────────────────────────────────── 3 テトラメチレンフェナシルスルホニウム テトラキス(ヘ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 4 シ ゛メチルヘ゛ンシ゛ルスルホニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 5 シ ゛フェニルヘ ゛ンシ゛ルスルホニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 6 シ ゛メチル(p-シアノヘ゛ンシ゛ル)スルホニウム テトラキス(ヘ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 7 シ ゛フェニルフェナシルスルホニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 8 シ ゛メチル(p-シアノフェナシル)スルホニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 9 シ ゛メチルアリルスルホニウム テトラキス(ヘ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 10 シ ゛フェニルメトキシスルホニウム テトラキス(ヘ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 11 シ ゛フェニルフェノキシスルホニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 12 シ ゛メチルヘ゛ンシ゛ルスルホキソニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 13 シ ゛フェニルヘ ゛ンシ゛ルスルホキソニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 14 メチルフェニルヘ゛ンシ゛ルスルホキソニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 15 シ ゛メチル(p-シアノヘ゛ンシ゛ル)スルホキソニウム テトラキス(ヘ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 16 シ ゛フェニルフェナシルスルホキソニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 17 シ ゛メチル(p-シアノフェナシル)スルホキソニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 18 トリフェニルヘ ゛ンシ゛ルホスホニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 19 トリメチルヘ゛ンシ゛ルホスホニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 20 メチルシ゛フェニルヘ ゛ンシ゛ルホスホニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 21 トリフェニル(p-シアノヘ ゛ンシ゛ル)ホスホニウム テトラキス(ヘ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 22 トリメチルフェナシルホスホニウム テトラキス(ヘ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 23 トリフェニル(p-シアノフェナシル)ホスホニウム テトラキス(ヘ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 24 N-ヘ ゛ンシ゛ルヒ゜リシ゛ニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 25 N-(p-シアノヘ ゛ンシ゛ル)ヒ ゜リシ゛ニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 26 4-シアノ-1-フェナシルヒ゜リシ゛ニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 27 2-メチル-1-エトキシヒ ゜リシ゛ニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 28 N-ヘ ゛ンシ゛ルキノリニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 29 N-(p-シアノヘ ゛ンシ゛ル)キノリニウム テトラキス(ヘ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 30 4-シアノ-1-フェナシルキノリニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 31 2-メチル-1-エトキシキノリニウム テトラキス(ヘ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 32 N-ヘ ゛ンシ゛ルイソキノリニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 33 N-(p-シアノヘ ゛ンシ゛ル)イソキノリニウム テトラキス(ヘ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 34 6-クロロ-1-フェナシルイソキノリニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 35 2-メチル-1-エトキシイソキノリニウム テトラキス(ヘ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 36 N-ヘ ゛ンシ゛ルチアソ゛リウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 37 N-(p-シアノヘ ゛ンシ゛ル)チアソ ゛リウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 38 2-メルカフ゜ト-3-フェナシルチアソ゛リウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 39 6-ヒト゛ロキシ-3-フェナシルチアソ゛リウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 40 N-ヘ ゛ンシ゛ルオキサソ ゛リウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 41 N-(p-シアノヘ ゛ンシ゛ル)オキサソ゛リウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 42 2-クロロ-3-ヘ ゛ンス゛ヒト゛リルオキサソ゛リウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 43 6-ヒト゛ロキシ-3-フェナシルオキサソ ゛リウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 44 シ ゛(2-フリル)ヨート゛ニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 45 シ ゛(2-チエニル)ヨート ゛ニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 46 ヒ ゛ス(2-(3-メチル)フリル)ヨート゛ニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 47 ヒ ゛ス(2-(3-メチル)チエニル)ヨート ゛ニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 48 シ ゛フェニルヨート ゛ニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 49 ヒ ゛ス(p-t-フ ゛チルフェニル)ヨート゛ニウム テトラキス(ヘ ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 50 トリフェニルスルホニウム テトラキス(ヘ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 51 トリフェニルスルホキソニウム テトラキス(ヘ゜ンタフルオロフェニル)ホ゛レート 52 シ ゛メチルヘ゛ンシ゛ルスルホニウム テトラキス[3,5-ヒ゛ス(トリフルオロメチル)フェニル] ホ ゛レート 53 シ ゛メチルヘ゛ンシ゛ルスルホキソニウム テトラキス[3,5-ヒ゛ス(トリフルオロメチル)フェニル] ホ ゛レート 54 2-メチル-1-エトキシヒ ゜リシ゛ニウム テトラキス[3,5-ヒ゛ス(トリフルオロメチル)フェニル] ホ ゛レート 55 シ ゛(2-チエニル)ヨート ゛ニウム テトラキス[3,5-ヒ゛ス(トリフルオロメチル)フェニル] ホ ゛レート 56 ( η5-2,4-シクロヘ ゜ンタシ ゛エニル-1-イル) [(1,2,3,4,5,6-η)-(1-メチルエチル)ヘ ゛ンセ゛ン ] 鉄 テトラキス[3,5-ヒ゛ス(トリフルオロメチル)フェニル] ホ ゛レート ──────────────────────────────────
【0305】実施例57〜実施例65 実施例2における9,10−ジメチルアントラセン0.
5部のかわりに、第2表に示した増感剤(C)を0.5
部、それぞれ添加して得た感応性組成物を、実施例2と
全く同様の操作をそれぞれ行ったところ、実施例2と同
様、タックフリーの硬化膜が得られた。
【0306】第2表 ──────────────────────── 実施例 増感剤(C) ──────────────────────── 57 アントラセン 58 9,10-ヒ ゛ス(フェニルエチニル)アントラセン 59 9-フ゛ロモアントラセン 60 9,10-シ ゛エチルアントラセン 61 9,10-シ ゛フェニルアントラセン 62 1,8-シ゛メトキシ-9,10-ヒ ゛ス(フェニルエチニル)アントラセン 63 アクリシ ゛ンオレンシ ゛ 64 ヘ゛ンソ゛フラヒ ゛ン 65 セトフラヒ゛ン T ────────────────────────
【0307】実施例66〜実施例68 実施例1におけるPBG−1を3部のかわりに、PBG
−2、PBG−3、PBG−3をそれぞれ3部に替えた
他は、実施例1と全く同様の操作で、実験をそれぞれ行
ったところ、いずれの場合も、タックフリーの硬化膜が
得られた。
【0308】実施例69 酸を触媒とする反応により現像液に対する親和性あるい
は溶解性が変化する性質を有する化合物(F)として、
ポリ(p−tert−ブトキシカルボニルオキシスチレ
ン)(重量平均分子量:30,000)を3部、感エネ
ルギー線酸発生剤(A)として、ジメチルフェナシルス
ルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ートを0.3部、感エネルギー線塩基発生剤(B)とし
て、PBG−1を0.3部、増感剤(C)として、9,
10−ビス(フェニルエチニル)アントラセンを0.3
部からなるポジ型感応性組成物を、シクロヘキサノン2
7部に溶解して得た感光液を、スピナーを用いて、陽極
酸化処理したアルミ板上に、2.0μmの厚みにて塗布
した後、オーブン中で60℃/10分間プリベークして
感光板を作成した。先ず、該感光板に、超高圧水銀灯
(500W、ウシオ電機社製)の315nmを全面露光
した。ついで、超高圧水銀灯(500W、ウシオ電機社
製)の435nmをポジマスク(L/S=30μm)を
通して露光し、100℃で3分間ポストベークした。つ
いで、1.2%炭酸ナトリウム水溶液にて現像(25℃
/1分間)し、水洗後乾燥したところ、矩形パターンの
良好(L/S=30μm)なパターンを得た。パターン
形成に要した露光エネルギー量は35mJ/cm2 (残
膜率:99%)であった。
【0309】実施例70 高分子バインダーとしてポリビニルブチラールを3部、
感エネルギー線酸発生剤(A)として、ジメチルフェナ
シルスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレートを0.3部、感エネルギー線塩基発生剤
(B)として、PBG−1を0.3部、増感剤(C)と
して、9,10−ジメチルアントラセンを0.2部、色
素前駆体(G)として、クリスタルバイオレットラクト
ン(CVL)を0.5部からなる画像形成用組成物を、
シクロヘキサノンを27部に溶解し、該溶液をロールコ
ータを用いて、ポリエステルフィルム(厚み50μm)
に塗工した後、オーブン中で60℃/10分間プリベー
クして、記録層の厚みが3μmの画像形成媒体を作成し
た。該媒体に、超高圧水銀灯(500W、ウシオ電機社
製)の405nm光を用いて全面露光し、CVLを発色
(青色)させた(発色濃度OD=1.3)。ついで、ポ
ジマスクフィルムを通して超高圧水銀灯(500W、ウ
シオ電機社製)の315nm光を用いて露光することに
より、ネガ部位(非画像部)のみを消色せしめることが
できた(OD=0.05)。
【0310】
【発明の効果】以上説明したように、感エネルギー線酸
発生剤(A)と感エネルギー線塩基発生剤(B)とから
なる感エネルギー線活性剤組成物が提供され、該感エネ
ルギー線活性剤組成物に、酸硬化性化合物(D)および
塩基硬化性化合物(E)の硬化性感応性組成物が提供さ
れ、あるいは、該感エネルギー線活性剤組成物に、酸を
触媒とする反応により現像液に対する親和性あるいは溶
解性が増加する性質を有する化合物(F)を混合するこ
とにより、ポジ型感応性組成物が提供され、さらには、
該感エネルギー線活性剤組成物に、酸によって発色する
性質を有する色素前駆体(G)を混合することにより画
像形成用組成物が提供される。したがって、本発明の組
成物は、成型樹脂、注型樹脂、封止剤、歯科用重合レジ
ン、光造形樹脂、プリント基板用レジスト、カラーフィ
ルター用レジスト、マイクロエレクトロニクス用レジス
ト、印刷版用感光性樹脂、感光性インキジェット、印刷
(オフセット、グラビア、シルクスクリーン)用イン
キ、印刷校正用カラープルーフ、塗料、表面コート剤、
接着剤、粘着剤、離型剤、ホログラム記録材料等の各種
材料に好適に用いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 65/00 NQE C08G 65/00 NQE 69/20 NRT 69/20 NRT 73/00 NTB 73/00 NTB 75/00 NTV 75/00 NTV 77/08 NUD 77/08 NUD 85/00 NUX 85/00 NUX G03F 7/004 503 G03F 7/004 503 7/029 7/029

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オニウムカチオンと一般式(1)のボレー
    トアニオンとから構成されるオニウムボレート錯体であ
    る感エネルギー線酸発生剤(A)、および感エネルギー
    線塩基発生剤(B)とからなる感エネルギー線活性剤組
    成物。 一般式(1) [BYm n - (ただし、Yはフッ素または塩素、Zはフッ素、シアノ
    基、ニトロ基、トリフルオロメチル基の中から選ばれる
    少なくとも2つの電子吸引性基で置換されたフェニル
    基、mは0〜3の整数、nは1〜4の整数を表し、m+
    n=4である。)
  2. 【請求項2】さらに増感剤(C)を添加してなる請求項
    1記載の感エネルギー線活性剤組成物。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載の感エネルギ
    ー線活性剤組成物に、酸硬化性化合物(D)および塩基
    硬化性化合物(E)を添加してなる硬化性感応性組成
    物。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2記載の感エネルギ
    ー線活性剤組成物に、酸を触媒とする反応により現像液
    に対する親和性あるいは溶解性が変化する性質を有する
    化合物(F)を添加してなることを特徴とするポジ型感
    応性組成物。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項2記載の感エネルギ
    ー線活性剤組成物に、酸との反応により発色する性質を
    有する色素前駆体(G)を添加してなる画像形成用組成
    物。
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