JPH1055396A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH1055396A
JPH1055396A JP8212238A JP21223896A JPH1055396A JP H1055396 A JPH1055396 A JP H1055396A JP 8212238 A JP8212238 A JP 8212238A JP 21223896 A JP21223896 A JP 21223896A JP H1055396 A JPH1055396 A JP H1055396A
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JP
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slip
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JP8212238A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Taniji
良高 谷治
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 統計的なデータ処理において利用される項目
を定義する定義票の作成および変更を容易に行えるよう
にする。 【解決手段】 ファイル定義票を作成するためのプログ
ラムが起動されると、入力フォーマットが表示される
(図(a) 参照)。この状態で、伝票名入力領域(H列の
1行目)に「売上伝票」と入力すると、売上伝票を定義
する伝票定義票が読み出され、その伝票定義票に設定さ
れている項目情報(項目名、属性、桁数、テーブル名)
がファイル定義表に自動的に設定される(図(b) 参
照)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定義票によって定
義された内容に従ってデータを処理する装置、およびそ
の定義票を作成する方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスにおける事務処理の電子
化が普及してきており、たとえば、営業管理、会計管
理、人事管理などの業務をパーソナルコンピュータやオ
フィスコンピュータ等のデータ処理装置(情報処理装
置)を用いて行う形態が増加しつつある。
【0003】このような電子化された業務形態では、通
常、個々のデータを入力する作業も電子化されている。
すなわち、たとえば、売上状況を入力する際には、デー
タ処理装置のディスプレイ上に「売上伝票」を表示し、
そこに日付、品目、数量、金額などのデータをキー入力
していく。また、仕入状況を入力する際には、同様に
「仕入伝票」を表示してそこに必用なデータをキー入力
していく。
【0004】上述のような事務処理に必用なデータを入
力する際には、予め決められた入力帳票を利用してその
入力帳票内にデータを入力していくことが多い。以下で
は、このような形式でデータを入力する際に利用する帳
票を「伝票」と呼ぶ。
【0005】伝票は、伝票定義票(伝票登録票)によっ
て定義される。すなわち、伝票定義票は、各伝票がどの
ような項目を持っているのかを定義する。例えば、上述
の売上伝票を定義する伝票定義票においては、項目とし
て日付、品目、数量、金額などが定義されている。ま
た、伝票定義票は、各項目を規定する情報を定義する。
各項目を規定する情報としては、例えば、属性情報、桁
数情報、検索テーブル情報を定義する。属性情報は、入
力データのデータ型(文字、数値、...)を表した
り、表示位置(中央、右寄せ、左寄せ、...)を表す
情報である。桁数情報はデータの桁数を表す情報であ
る。検索テーブル情報は、オペレータがある項目のデー
タを入力するときにその項目の候補データ(例えば、
「品目」の場合には、品目リスト)を表示してオペレー
タがその候補データの中から所望のデータを選べるよう
にする場合に、その候補データを格納したテーブルを指
示する情報である。
【0006】伝票にデータが入力されると、伝票種別ご
とにファイルに格納される。たとえば、売上データは、
売上伝票に書き込まれるようにして入力され、データ処
理装置の有する記憶装置内の売上伝票レコードファイル
に格納される。
【0007】ところで、一般に、業務管理においては様
々なデータが入力される。例えば、営業管理業務では、
売上、仕入、倉庫移動、貸借などに関するデータが入力
される。この場合、データ入力には、売上伝票、仕入伝
票、倉庫移動伝票、貸借伝票が使用される。このため、
営業管理業務に関するデータを集計する(集計データフ
ァイルの更新)場合には、売上、仕入、倉庫移動、貸借
などの各伝票レコードファイルを参照する必用がある。
【0008】従って、集計データを更新する際には、ど
のような伝票を使用しているか、各伝票ではどのような
定義がなされているのかを認識する必用がある。この集
計データを生成・更新する際に必用な情報は、ファイル
定義票(原簿登録票)として定義される。
【0009】ファイル定義票は、データ処理に先だって
ユーザが作成しておくものである。また、ファイル定義
票は、通常、伝票定義票に基づいて作成される。すなわ
ち、ファイル定義票を作成する場合には、図11に示す
ように、ファイル定義票を作成するためのフォーマット
を表示しておき、そこにデータ集計に必用な伝票の伝票
名を入力し、さらに各伝票において定義される項目の名
称(項目名)や、必要な場合には各項目ごとに規定され
る情報などを入力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図11は、売上伝票に
入力される売上データと仕入伝票に入力される仕入デー
タとから営業データを集計する場合の営業管理用のファ
イル定義票を作成する例を示している。売上伝票および
仕入伝票を定義する伝票定義票には、それぞれ項目とし
て品目、数量、金額が定義されている。これらの伝票定
義票からファイル定義票を作成するときには、まず、フ
ァイル定義票を作成するためのフォーマットを表示して
おき、そこに伝票名として「売上伝票」および「仕入伝
票」と入力する。また、売上伝票および仕入伝票におい
て定義されている項目名として、それぞれ「品目」、
「数量」、「金額」を入力する。さらに必用に応じて、
伝票定義票において定義されている内容をファイル定義
票にも入力する。
【0011】このように、従来の定義票作成手順では、
伝票定義票およびファイル定義票において重複する項目
が多いにもかかわらず、伝票定義票において定義されて
いる項目であっても、ファイル定義票を作成するときに
新たに同じ項目をキー入力していた。このため、定義票
を作成する際の入力作業が煩雑であるだけでなく、入力
ミスが起こる可能性も高かった。
【0012】上述の問題は、伝票定義票(伝票登録票)
からファイル定義票(原簿登録票)を作成する場合にお
いてのみ生じるのではなく、複数の項目を定義する第1
の定義票および第1の定義票において定義された項目の
うちの少なくとも1つを含む複数の項目を定義する第2
の定義票に基づいて各項目に対応するデータを処理する
システムにおいて起こりうる。
【0013】本発明の課題は、統計的なデータ処理にお
いて利用される項目を定義する定義票の作成および変更
を容易に行えるようにすることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ処理装置
は、複数の項目を定義する第1の定義票に基づいて各項
目に対応するデータを処理するとともに、上記第1の定
義票において定義された項目のうちの少なくとも1つを
含む複数の項目を定義する第2の定義票によって定義さ
れた各項目に基づいてデータを処理する装置を前提とす
る。そして、上記第2の定義票において上記第1の定義
票とのリンク関係が指定されたときに、上記第1の定義
票における項目設定内容を読み出して上記第2の定義票
の項目情報として設定する。
【0015】上記構成とすれば、第2の定義票を作成す
る際、第1の定義票において先に設定した情報を利用で
きるので、その作業が容易になるとともに、第1および
第2の定義票において設定項目の不一致を防げる。
【0016】上記データ処理装置において、上記第1お
よび第2の定義票のうちの一方の定義票に設定されてい
る項目情報を変更した際に、上記第1および第2の定義
票のうちの他方の定義票において上記変更された項目情
報とリンク関係のある項目情報を同様に変更するように
してもよい。
【0017】このような構成とすれば、第1および第2
の定義票において互いに対応する項目の設定内容を自動
的に一致させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は、本発明のデータ
処理装置を実現する装置のブロック図である。このデー
タ処理装置は、たとえば、パーソナルコンピュータ、オ
フィスコンピュータなどの情報処理装置である。
【0019】入力部1は、キーボード等のキー入力装置
およびマウス等のポインティングデバイスである。外部
記憶装置2は、たとえば、ハードディスクであり、OS
(オペレーティングシステム)プログラムや、各種アプ
リケーションプログラムを格納している。本実施形態の
定義票の作成プログラムや各種定義票によって定義され
た内容に従ってデータを処理するプログラムもこの外部
記憶装置2に格納される。
【0020】CPU3は、入力部1から投入される指示
に従ってプログラムを起動し、そのプログラムに記述さ
れている処理を実行する。RAM4は、CPU3の作業
領域である。表示部5は、例えばディスプレイであり、
また、印字部6は、例えばプリンタである。
【0021】記憶媒体駆動装置7は、CPU3からの指
示に従って、挿入された可搬性記憶媒体8からデータを
読み出したり、あるいは可搬性記憶媒体8にデータを書
き込んだりする。可搬性記憶媒体8は、たとえば、フロ
ッピーディスク、CD−ROMなどであり、磁気ディス
ク、光ディスク、光磁気ディスクを含む。ネットワーク
接続装置9は、ネットワークとの間のインタフェイスを
提供する装置であり、CPU3からの指示に従って、ネ
ットワーク上の端末装置(たとえば、サーバマシン)か
らプログラムやデータをダウンロードしたり、あるい
は、ネットワーク上の端末装置に処理を依頼したりす
る。
【0022】なお、本実施形態の定義票作成プログラム
や各種定義票によって定義された内容に従ってデータを
処理するプログラムが可搬性記憶媒体8によって提供さ
れる場合には、それらのプログラムは記憶媒体駆動装置
7を介して外部記憶装置2にインストールされる。ま
た、それらのプログラムをネットワーク上のサーバから
ダウンロードする形態も考えられる。
【0023】外部記憶装置10は、たとえば、ハードデ
ィスクであり、各種データを格納する。本実施形態のデ
ータ処理装置で作成される定義票や、それらの定義票に
従って生成されるデータファイル等もこの外部記憶装置
10に格納される。なお、外部記憶装置10および外部
記憶装置2は、1つの記憶装置を機能的に2つに分けた
構成であってもよい。
【0024】次に、売上データおよび仕入データから営
業データを集計する例を説明する。ここで、売上データ
は、売上伝票を利用して入力され、仕入データは、仕入
伝票を利用して入力される。また、売上伝票および仕入
伝票は、それぞれ売上用および仕入用の伝票定義票によ
って定義される。
【0025】図2(a) および図2(b) は、それぞれ売上
用および仕入用の伝票定義票の例を示す図である。これ
らの定義票では、それぞれ複数の項目が定義されてお
り、各項目ごとの情報(項目情報)として項目名、属
性、桁数、テーブル名が規定されている。
【0026】図2(a) に示す売上用の伝票定義票では、
伝票番号、発行日、得意先コード、製品コード、製品
名、数量、単価、金額という項目が定義されており、図
2(b)に示す仕入用の伝票定義票では、得意先コードの
代わりに仕入れ先コードが定義されている。属性情報
は、入力データのデータ型(文字、数値、..)を表し
たり、表示位置(中央、右寄せ、左寄せ、...)を表
す情報である。同図の例では、数量、単価、金額のデー
タ型を「数値」とすることを規定している。桁数情報
は、各データの桁数を表す情報である。さらに、テーブ
ル名は、当該項目の候補データを格納したテーブルを指
示する情報である。この定義により、オペレータがある
項目のデータを入力するときにその項目の候補データを
ディスプレイに表示できるようになる。たとえば、図2
では、得意先コードのテーブル名として「取引先tb」
が定義されているが、これは、オペレータが売上伝票を
利用して取引先コード入力するときに取引先テーブルと
して格納してある取引先リストをディスプレイに表示す
ることを定義したものである。
【0027】図3は、営業データ集計用のファイル定義
票の例を示す図である。ファイル定義票(原簿登録票)
は、集計データファイルのレコード構成に対応した項目
(図中、「項目名」で表される)と、その集計データフ
ァイルのレコードを更新する際の対象となる1つ以上の
伝票の各項目(図中、「伝票項目」で表される)とを対
応づける定義票である。このファイル定義票により、集
計データファイルを更新する際、どの伝票レコードを使
用するのか、また各伝票レコードのどの項目が対象とな
るのかが定義される。
【0028】図3において、ファイル定義票の枠の上部
に横方向に列記したアルファベット文字A,B,
C,...は、行列の表形式における列項目位置を示
し、縦方向に列記した数字1,2,3,...は、行項
目位置を示している。
【0029】ファイル定義票の1行目には、営業データ
の集計ファイルのレコードを更新する際に対象となる伝
票として、「売上伝票」および「仕入伝票」が設定され
ている。
【0030】ファイル定義票のA列には、営業データ用
の集計データファイルのレコード構成に対応した項目の
項目名が設定されている。B〜D列には、属性、桁数、
テーブル名が設定されているが、これらの設定情報は、
図2を参照しながら説明したものと同じである。E列に
は、キー指定項目が設定されている。同図の例では、製
品コードがキー指定項目となっている。F列には、集計
対象項目が設定されている。同図の例では、数量および
金額が集計対象項目となっている。同図の設定は、製品
コードごとに数量および金額の合計を集計することを指
示する。G列には、伝票識別番号が設定される。伝票識
別番号については後述する。
【0031】H列以降は、営業データの集計ファイルを
更新する際に対象となる1つ以上の伝票の項目(伝票項
目)を定義するための列である。図3の例では、H列お
よびI列がそれぞれ売上伝票および仕入伝票のために確
保され、図2(a) および(b)に示した伝票定義票におい
て定義された項目名が「伝票項目」として設定されてい
る。
【0032】本実施形態は、この図3に示すファイル定
義票を作成する方式、並びに図2に示した伝票定義票お
よび図3に示すファイル定義票においてそれぞれ定義さ
れる項目情報を互いに対応づけながら変更する方式に関
するものであるが、これらの方式を説明する前に、伝票
定義票およびファイル定義票に基づいてデータを処理す
る際の全体フローを図4を参照しながら説明する。
【0033】データ処理は、データを入力して記憶する
伝票処理、その記憶されたデータに基づいてファイルを
更新するファイル更新処理、および更新されたファイル
を出力する帳票出力処理からなる。すなわち、まず、ス
テップS1において、伝票定義票で定義される伝票を表
示部5に表示し、オペレータに伝票データを入力させ
る。なお、伝票定義票は、伝票種別ごとに外部記憶装置
10に格納されている。ステップS2では、ステップS
1で入力された伝票データを伝票レコードとして外部記
憶装置10に記憶する。
【0034】ステップS3では、ファイル定義票に設定
されている伝票名に従って該当する伝票レコードを読み
込む。図3の例では、伝票名として売上伝票および仕入
伝票が設定されているので、外部記憶装置10から売上
データを記憶した伝票レコードファイルと仕入データを
記憶した伝票レコードファイルとを取り出す。なお、フ
ァイル定義票は、集計すべきファイルごとに外部記憶装
置10に格納されている。ステップS4では、ファイル
定義票に基づいてステップS3で読み込んだ伝票レコー
ドを用いて集計ファイルを更新する。図3のファイル定
義票の例では、製品コードごとに数量および金額の合計
を算出する等の処理を行う。そして、更新した集計デー
タを表示部5に表示する。
【0035】次に、図5のフローチャートを参照しなが
ら、図3に示す営業データ集計用のファイル定義票を作
成する手順を説明する。なお、ここでは、図2に示す伝
票定義票が先に作成されて外部記憶装置10に格納され
ているものとする。
【0036】ファイル定義票を作成するためのプログラ
ムが起動されると、図6(a) に示すような入力フォーマ
ットが表示部5に表示される。この状態で、ステップS
11において、営業データを集計する際に必要な伝票レ
コードの伝票名を入力する。伝票名を入力するための領
域は、ここではH列の1行目であり、同図において斜線
で示している。オペレータは、たとえば、「売上伝票」
と入力する。
【0037】ステップS12では、ステップS11で入
力された伝票名に対応する伝票定義票を外部記憶装置1
0から読み出す。すなわち、ファイル定義票内の伝票名
入力領域に伝票名が入力されると、図7(a) に示すアド
レステーブル21を参照し、入力された伝票名に対応す
る伝票定義票が格納されている外部記憶装置10上のア
ドレスを取り出す。アドレステーブル21は、各伝票定
義票が作成されて外部記憶装置10に格納されるときに
設定される。なお、アドレステーブル21は、外部記憶
装置10内の所定領域に格納される。
【0038】したがって、ステップS11において「売
上伝票」と入力されると、アドレステーブル21から格
納アドレスが得られ、この格納アドレスを用いて外部記
憶装置10にアクセスすることによって売上データ用の
伝票定義票を取り出す。この処理により、図2(a) に示
す伝票定義票が取り出される。
【0039】ステップS13では、ステップS12にお
いて取り出した伝票定義票から各項目の項目情報を読み
出す。ここでは、項目情報として、項目名、属性、桁
数、テーブル名を読み出す。
【0040】ステップS14では、ステップS13で読
み出した項目情報をファイル定義票に設定する。項目名
は、ファイル定義票のA列において「項目名」として設
定されるとともに、H列においては「伝票項目名」とし
て設定される。また、属性、桁数、テーブル名は、それ
ぞれB〜D列に設定される。ステップS14の設定によ
り、ファイル定義票は、図6(b) に示す状態になる。
【0041】図6(b) において、G列に定義される伝票
識別番号は、当該項目のデータを上述のようにして伝票
定義票からコピーした場合にそのコピー元の伝票定義票
を識別する情報であり、上記コピーと同時に自動的に設
定される。伝票識別番号の数字は、ファイル定義票の1
行目に入力される伝票名を左から数えたときに番号を示
す。したがって、図6(b) においては、6〜13行目の
項目情報の一部を一番左側に設定されている伝票名の伝
票定義票、すなわち売上伝票の伝票定義票からコピーし
てきたことを示している。なお、伝票識別番号は、項目
情報を変更する際に使用するデータであり、図6(b) に
示すように表示しなくてもよい。
【0042】ステップS15では、必要に応じて追加項
目を入力する。たとえば、営業データを年度毎あるいは
月毎に集計する場合には、図3の6行目に示すように、
ファイル定義票の項目名として「取引年月度」を挿入入
力する。
【0043】ステップS16では、キー項目および集計
対象項目を設定する。ここでは、製品コードをキー項目
として設定し、数量および金額を集計対象項目をとして
設定している。
【0044】ステップS17では、営業データを集計す
るために他に伝票(伝票定義票)が必要かどうかを調べ
る。この場合、図6(b) のI列に示すように、新たに伝
票名入力領域を表示し、他の伝票が必要かどうかをオペ
レータに判断させる。他の伝票が必要であれば(項目名
の入力は終了?:NO)、ステップS11に戻り、他の
伝票が必要なければ(項目名の入力は終了?:YE
S)、ステップS18へ進む。
【0045】ここでは、営業データを集計する際に売上
データだけでなく仕入データも使用するので、ステップ
S11に戻り、図6(b) の伝票名入力領域に「仕入伝
票」と入力する。このことにより、図2(b) の伝票定義
票が読み出され、その伝票定義票において定義されてい
る項目情報がファイル定義票に設定される。この後、キ
ー項目、集計対象項目などを設定すると、ファイル定義
票は、図3に示す状態になる。
【0046】営業データの集計に必要なすべての伝票に
ついての設定が終了すると、ステップS18において、
上述のようにして設定されたファイル定義票からスペッ
クファイルを作成して外部記憶装置10に格納する。な
お、スペックファイルとは、定義票をコンピュータが理
解できる形式に変換したデータである。
【0047】このように、本実施形態では、ファイル定
義票作成画面上の所定の領域に伝票名を入力すると、そ
の入力された伝票名に対応する定義票において定義され
ている項目情報がファイル定義票にコピーされる。
【0048】次に、ファイル定義票に設定されている情
報が変更されたときの処理を説明する。以下では、図2
に示した伝票定義票および図3に示したファイル定義票
を参照しながら説明する。
【0049】図8は、ファイル定義票において項目名を
変更した場合の処理を示すフローチャートである。ステ
ップS21において、オペレータがファイル定義票にお
いて項目名を変更する。ここでは、A列の14行目の
「金額」を「合計金額」に変更した場合を説明する。
【0050】ステップS22では、変更された項目名が
伝票参照項目に属するかどうか調べる。伝票参照項目と
は、ファイル定義票を作成する際に項目情報の少なくと
も一部を伝票定義票からコピーしてきた項目のことであ
る。伝票参照項目かどうかを調べるときには、伝票参照
番号を調べる。この場合、ファイル定義票の14行目に
対して設定されている伝票識別番号を調べ、何の設定さ
れていなければ、伝票参照項目ではないとみなし、ステ
ップS25へ進む。一方、伝票参照番号が設定されてい
れば、伝票参照項目であるとみなしステップS23へ進
む。ここでは、ファイル定義票の14行目に対して伝票
識別番号として「1」が設定されているので、この項目
の項目情報は売上伝票を定義するための伝票定義票から
コピーしてきたものであると認識する。
【0051】ステップS23では、売上伝票を定義する
ための伝票定義票を取り出す。続いて、ステップS24
では、ステップS21と同じ変更をステップS23で取
り出した伝票定義票に対して施す。即ち、図2(a) に示
す伝票定義票を取り出し、そこに定義されている「金
額」を「合計金額」に変更する。
【0052】なお、フローチャートには示していない
が、ファイル定義票の項目名(A列)を変更したとき
に、その項目の伝票項目名(H列〜)も同時に変更する
ようにしてもよい。たとえば、上述の例において、A列
の14行目の「金額」を「合計金額」に変更した際に、
H列14行目の「金額」を「合計金額」に変更するよう
にしてもよい。
【0053】この後、ステップS25において、ファイ
ル定義票および伝票定義票のスペックファイルを更新す
る。図9は、ファイル定義票において伝票項目名を変更
した場合の処理を示すフローチャートである。ステップ
S31において、オペレータがファイル定義票の伝票項
目名を変更する。ここでは、H列の14行目の「金額」
を「合計金額」に変更した場合を説明する。
【0054】伝票項目名は、伝票定義票において定義さ
れた項目名であり、対応する伝票定義票からコピーして
きたものである。そして、図3のH列またはI列に示す
ように、伝票名を入力した列にその伝票項目名が設定さ
れる。したがって、ある伝票項目名を指定した場合、そ
の伝票項目名がどの伝票定義票からコピーしてきたもの
なのかは記憶している。ステップS32では、変更され
た伝票項目名に対応する伝票定義票を取り出す。
【0055】ステップS33およびS34では、図8に
示したステップS24およびS25と同様に、伝票定義
票を変更し、さらに、ファイル定義票および伝票定義票
のスペックファイルを更新する。なお、フローチャート
には示していないが、ファイル定義票の伝票項目名(H
列〜)を変更したときに、その項目の項目名(A列)も
同時に変更するようにしてもよい。
【0056】このように、ファイル定義票において項目
名または伝票項目名を変更すると、伝票定義票において
その変更された項目名または伝票項目名に対応する項目
名も自動的に同様に変更される。
【0057】なお、上記実施形態では、ファイル定義票
において伝票識別番号を用いて各項目が伝票参照項目か
どうかを設定しているが、個々の設定情報ごとにその設
定情報がどの伝票定義票からコピーしてきたものなのか
を記憶してもよい。例えば、図3のファイル定義票の1
4行目において、項目名(金額)、属性(N)、桁数
(13)、テーブル名(なし)、および伝票項目(金
額)は、それぞれ伝票定義票からコピーしてきた定義情
報なので、これらの定義情報の各々に対応づけてコピー
元の伝票定義票を記憶してもよい。このような構成とす
れば、ファイル定義票の任意の定義情報が変更されたと
きに、その変更を即座に伝票定義票にも反映できる。
【0058】図10は、伝票定義票において項目名を変
更した場合の処理を示すフローチャートである。ステッ
プS41において、オペレータが伝票定義票の項目名を
変更する。ここでは、図2(a) の伝票定義票において
「金額」を「合計金額」に変更した場合を説明する。
【0059】ステップS42では、変更のあった伝票定
義票を使用するファイル定義票を外部記憶装置10から
読み出す。ファイル定義票を読み出すときには、図7
(b) に示す伝票/ファイル対応テーブル22を参照す
る。伝票/ファイル対応テーブル22は、ファイル定義
票の作成に際してそのファイル定義票で使用する伝票名
が指定されるごとに更新されるテーブルであり、各伝票
レコードがどの集計ファイルによって使用されるのかを
示している。図7(b) の例では、たとえば、売上伝票が
営業ファイルおよび会計ファイルで使用されることを示
している。したがって、この場合、営業データ集計用の
ファイル定義票および会計データ集計用のファイル定義
票(不図示)が読み出される。なお、伝票/ファイル対
応テーブル22は、外部記憶装置10内の所定領域に格
納される。
【0060】ステップS43では、ステップS41と同
じ変更をステップS42で読み出したファイル定義票に
対して施す。すなわち、図3に示すファイル定義票、お
よび不図示の会計データ集計用のファイル定義票を取り
出し、そこに項目名および伝票項目名として定義されて
いる「金額」を「合計金額」に変更する。
【0061】このように、伝票定義票において項目名を
変更すると、ファイル定義票においてその変更された項
目名に対応する項目名または伝票項目名も自動的に同様
に変更される。また、1つの伝票データが複数の集計フ
ァイルに使用されている場合には、その伝票を定義する
伝票定義票において変更が発生すると、上記複数の集計
ファイルを定義する複数のファイル定義票において同様
の変更が自動的に行われる。
【0062】なお、上述の実施例では、伝票定義票また
はファイル定義票において項目名または伝票項目名を変
更したときにそれら2つの定義票の互いに対応する項目
名が一致するようにしているが、本発明は、項目名の変
更に限定されることはなく、伝票定義票からファイル定
義票へコピーされた任意の項目情報の変更に適用され
る。たとえば、伝票定義票またはファイル定義票のうち
の一方の定義票において「属性」を変更すると、伝票定
義票またはファイル定義票のうちの他方の定義票におい
て「属性」が同様に変更される。
【0063】また、上述の実施例では、伝票定義票とフ
ァイル定義票を採り上げて説明したが、本発明はこれに
限定されることはなく、複数の項目を定義する第1の定
義票とその第1の定義票において定義された項目のうち
の少なくとも1つを含む複数の項目を定義する第2の定
義票について適用可能である。
【0064】
【発明の効果】第1の定義票(伝票定義票)によって定
義されるフォーマットを利用してデータを入力し、第2
の定義票(ファイル定義票)に従ってその入力されたデ
ータを集計するデータ処理において、第2の定義票(フ
ァイル定義票)を作成するときに、第1の定義票(伝票
定義票)において先に設定した項目情報を利用し、その
項目情報を第1の定義票(伝票定義票)から第2の定義
票(ファイル定義票)にコピーするので、第2の定義票
(ファイル定義票)を作成する作業が容易になると共
に、第1の定義票と第2の定義票との間での設定項目の
不一致を防ぐことができる。
【0065】第1および第2の定義票のうちの一方の定
義票に設定されている項目情報を変更した際に、第1お
よび第2の定義票のうちの他方の定義票において上記変
更された項目情報とリンク関係のある項目情報を同様に
変更するので、第1および第2の定義票において互いに
対応する項目の設定内容を自動的に一致させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ処理装置を実現する装置のブロ
ック図である。
【図2】(a) および(b) は、それぞれ売上用および仕入
用の伝票定義票の例を示す図である。
【図3】営業データ集計用のファイル定義票の例を示す
図である。
【図4】本実施形態のデータ処理装置のデータ処理のフ
ローチャートである。
【図5】ファイル定義票を作成する手順を説明するフロ
ーチャートである。
【図6】(a) および(b) は、ファイル定義票を作成する
途中の状態を示す図である。
【図7】(a) は、アドレステーブルの例を示し、(b)
は、伝票/ファイル対応テーブルの例である。
【図8】ファイル定義票の設定内容が変更された場合の
フローチャート(その1)である。
【図9】ファイル定義票の設定内容が変更された場合の
フローチャート(その2)である。
【図10】伝票定義票の設定内容が変更された場合のフ
ローチャートである。
【図11】ファイル定義票を作成する従来の方法を説明
する図である。
【符号の説明】
1 入力部 2、10 外部記憶装置 3 CPU 4 RAM 5 表示部 6 印字部 7 記憶媒体駆動装置 8 可搬性記憶媒体 9 ネットワーク接続装置 21 アドレステーブル 22 伝票/ファイル対応テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の項目を定義する第1の定義票に基
    づいて各項目に対応するデータを処理するとともに、上
    記第1の定義票において定義された項目のうちの少なく
    とも1つを含む複数の項目を定義する第2の定義票によ
    って定義された各項目に基づいてデータを処理するデー
    タ処理装置であって、 上記第2の定義票において上記第1の定義票とのリンク
    関係が指定されたときに、上記第1の定義票における項
    目設定内容を読み出して上記第2の定義票の項目情報と
    して設定するデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 上記第1および第2の定義票のうちの一
    方の定義票に設定されている項目情報を変更した際に、
    上記第1および第2の定義票のうちの他方の定義票にお
    いて上記変更された項目情報とリンク関係のある項目情
    報を同様に変更する請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 データ入力帳票を定義する第1の定義票
    によって定義された複数の項目のうちの少なくとも1つ
    の項目を含み上記データ入力帳票を利用して入力された
    データの集計を定義する第2の定義票を作成する定義票
    作成装置であって、 第1の定義票を格納する格納手段と、 第2の定義票の作成に際して所望のデータ入力帳票を識
    別する情報を指定する指定手段と、 該指定手段によって指定されたデータ入力帳票に対応す
    る第1の定義票を上記格納手段から取り出し、その取り
    出した第1の定義票において定義されている項目情報を
    第2の定義票の項目情報として設定する設定手段と、 を有する定義票作成装置。
  4. 【請求項4】 複数の項目を定義する第1の定義票に基
    づいて各項目に対応するデータを処理するとともに、上
    記第1の定義票において定義された項目のうちの少なく
    とも1つを含む複数の項目を定義する第2の定義票によ
    って定義された各項目に基づいてデータを処理するコン
    ピュータによって使用されたとき、 上記第2の定義票において上記第1の定義票とのリンク
    関係を指定させる機能と、 上記リンク関係が指定された際にそのリンク関係に従っ
    て上記第1の定義票における項目設定内容を読み出す機
    能と、 その読み出した項目設定内容を上記第2の定義票の項目
    情報として設定する機能と、 を上記コンピュータに行わせるための読出し可能記憶媒
    体。
  5. 【請求項5】 上記第1および第2の定義票のうちの一
    方の定義票に設定されている項目情報が変更された際
    に、上記第1および第2の定義票のうちの他方の定義票
    において上記変更された項目情報とリンク関係のある項
    目情報を同様に変更する機能をさらに有する請求項4に
    記載の読出し可能記憶媒体。
JP8212238A 1996-08-12 1996-08-12 データ処理装置 Pending JPH1055396A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005038404A (ja) * 2003-07-03 2005-02-10 Information Services International Dentsu Ltd データマッピング装置、データマッピング方法、およびプログラム
JP2019008544A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 東芝テック株式会社 サーバ装置、プログラム及び発注システム

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