JPH104529A - 画像表示装置 - Google Patents
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- JPH104529A JPH104529A JP8156537A JP15653796A JPH104529A JP H104529 A JPH104529 A JP H104529A JP 8156537 A JP8156537 A JP 8156537A JP 15653796 A JP15653796 A JP 15653796A JP H104529 A JPH104529 A JP H104529A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶表示装置の駆動回路は、液晶の劣化防止
と画面のフリッカ防止のために画素に印加する電圧の極
性をフィールド毎及び水平表示ライン毎に反転させる機
能が必要である。この極性反転を維持しつつ、大幅なコ
ストアップなしに画像を拡大表示できる画像表示装置を
提供するものである。 【解決手段】 ラインメモリ１により１水平期間の映像
信号を数回繰り返して出力し、極性反転制御ブロック７
により出力映像信号ＤＯＵＴに同期した極性反転信号Ｐ
ＯＬを出力し、極性反転ブロック４により、極性反転制
御信号ＰＯＬにしたがって水平表示ライン毎に映像信号
の極性を反転する。
と画面のフリッカ防止のために画素に印加する電圧の極
性をフィールド毎及び水平表示ライン毎に反転させる機
能が必要である。この極性反転を維持しつつ、大幅なコ
ストアップなしに画像を拡大表示できる画像表示装置を
提供するものである。 【解決手段】 ラインメモリ１により１水平期間の映像
信号を数回繰り返して出力し、極性反転制御ブロック７
により出力映像信号ＤＯＵＴに同期した極性反転信号Ｐ
ＯＬを出力し、極性反転ブロック４により、極性反転制
御信号ＰＯＬにしたがって水平表示ライン毎に映像信号
の極性を反転する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に対
して、水平走査線数の異なる信号方式の映像信号を表示
する画像表示装置に関する。
して、水平走査線数の異なる信号方式の映像信号を表示
する画像表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、１画面分の映像信号の任意の位置
の水平走査線ｙ本分の映像信号を全画面に拡大表示する
方法としては、フィールドメモリを用いて１画面分の映
像データを蓄えておき、メモリ内のデータを読み出すタ
イミング等を変えることによって任意の位置の拡大映像
信号を得る方法が知られている。
の水平走査線ｙ本分の映像信号を全画面に拡大表示する
方法としては、フィールドメモリを用いて１画面分の映
像データを蓄えておき、メモリ内のデータを読み出すタ
イミング等を変えることによって任意の位置の拡大映像
信号を得る方法が知られている。
【０００３】また、メモリを使用せず液晶パネルの水平
表示ラインを複数同時に選択して、複数の水平表示ライ
ンに同一の映像信号を表示することによって映像信号を
補間し拡大表示する方法が知られている。
表示ラインを複数同時に選択して、複数の水平表示ライ
ンに同一の映像信号を表示することによって映像信号を
補間し拡大表示する方法が知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】液晶パネルは、液晶の
劣化防止と画面のフリッカ防止の観点から画素に交流の
電圧を印加する必要があり、画素に印加する電圧の極性
をフィールド毎及び水平表示ライン毎に反転する機能を
具備している。
劣化防止と画面のフリッカ防止の観点から画素に交流の
電圧を印加する必要があり、画素に印加する電圧の極性
をフィールド毎及び水平表示ライン毎に反転する機能を
具備している。
【０００５】しかしながら上記メモリを使用しない方法
では、複数の水平表示ラインに同一の映像信号が表示さ
れるため、同一極性の電圧が複数の水平表示ラインにわ
たって印加されることになり、直流電圧が液晶に印加さ
れ液晶の劣化及びフリッカ現象が問題となる。
では、複数の水平表示ラインに同一の映像信号が表示さ
れるため、同一極性の電圧が複数の水平表示ラインにわ
たって印加されることになり、直流電圧が液晶に印加さ
れ液晶の劣化及びフリッカ現象が問題となる。
【０００６】また、上記フィールドメモリを用いる方法
は、上記フィールド毎及び水平表示ライン毎の極性反転
は維持されるが、フィールドメモリの使用とそれにとも
なう制御回路の複雑化によって大幅なコストアップを招
くことになる。
は、上記フィールド毎及び水平表示ライン毎の極性反転
は維持されるが、フィールドメモリの使用とそれにとも
なう制御回路の複雑化によって大幅なコストアップを招
くことになる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の画像表示装置は、予め定められたＹ本の水
平表示ラインをもつ表示装置において、１画面分の映像
信号の任意の位置の水平表示ラインＹ本より少ない水平
走査線ｙ本分の映像信号を、前記水平走査線数ｙ本分の
走査期間内に部分的に１水平期間の映像信号を数回繰り
返して出力し前記水平表示ラインＹ本分の映像信号にし
て前記水平走査線数ｙ本分の走査期間と同期間で拡大表
示させることを特徴としたものである。
に、本発明の画像表示装置は、予め定められたＹ本の水
平表示ラインをもつ表示装置において、１画面分の映像
信号の任意の位置の水平表示ラインＹ本より少ない水平
走査線ｙ本分の映像信号を、前記水平走査線数ｙ本分の
走査期間内に部分的に１水平期間の映像信号を数回繰り
返して出力し前記水平表示ラインＹ本分の映像信号にし
て前記水平走査線数ｙ本分の走査期間と同期間で拡大表
示させることを特徴としたものである。
【０００８】本発明によれば、フィールド毎及び水平ラ
イン毎の極性反転を維持しつつ、大幅なコストアップな
しに画像を拡大表示する画像表示装置を提供できる。
イン毎の極性反転を維持しつつ、大幅なコストアップな
しに画像を拡大表示する画像表示装置を提供できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明は、Ｙ本の水平表示ライン
を有する画像表示装置において、前記水平表示ラインＹ
本より少ない水平走査線ｙ本分の映像信号を入力して、
前記入力した水平期間の映像信号を部分的に数回繰り返
して水平表示ラインＹ本分の映像信号にすると同時に水
平表示ライン毎の極性を反転して出力することを特徴と
したものであり、フィールド毎及び水平ライン毎の極性
反転を維持しつつ、大幅なコストアップなしに画像を拡
大表示することができるという作用を有する。
を有する画像表示装置において、前記水平表示ラインＹ
本より少ない水平走査線ｙ本分の映像信号を入力して、
前記入力した水平期間の映像信号を部分的に数回繰り返
して水平表示ラインＹ本分の映像信号にすると同時に水
平表示ライン毎の極性を反転して出力することを特徴と
したものであり、フィールド毎及び水平ライン毎の極性
反転を維持しつつ、大幅なコストアップなしに画像を拡
大表示することができるという作用を有する。
【００１０】また、本発明は、入力するアナログ映像入
力信号をディジタルデータ変換するＡＤ変換器と、前記
ＡＤ変換器によりディジタルデータに変換する水平期間
の映像信号データを蓄積し数回繰り返して出力する記憶
手段手段と、前記記憶手段を制御する制御手段と、前記
数回繰り返して出力する映像信号を指定するタイミング
制御手段と、前記記憶手段の出力信号をアナログデータ
に変換して出力するＤＡ変換器と、前記ＤＡ変換器の出
力を入力してフィールド毎及びライン毎に極性の反転し
た映像信号として出力する極性反転手段と、前記極性反
転手段を制御する極性反転制御手段と、前記極性反転手
段の入力を表示する表示手段を備えたことを特徴とする
ものであり、フィールド毎及び水平ライン毎の極性反転
を維持しつつ、大幅なコストアップなしに画像を拡大表
示することができるという作用を有する。
力信号をディジタルデータ変換するＡＤ変換器と、前記
ＡＤ変換器によりディジタルデータに変換する水平期間
の映像信号データを蓄積し数回繰り返して出力する記憶
手段手段と、前記記憶手段を制御する制御手段と、前記
数回繰り返して出力する映像信号を指定するタイミング
制御手段と、前記記憶手段の出力信号をアナログデータ
に変換して出力するＤＡ変換器と、前記ＤＡ変換器の出
力を入力してフィールド毎及びライン毎に極性の反転し
た映像信号として出力する極性反転手段と、前記極性反
転手段を制御する極性反転制御手段と、前記極性反転手
段の入力を表示する表示手段を備えたことを特徴とする
ものであり、フィールド毎及び水平ライン毎の極性反転
を維持しつつ、大幅なコストアップなしに画像を拡大表
示することができるという作用を有する。
【００１１】また本発明は、上記発明において、入力し
た水平走査線ｙ本分の映像信号の指定した１水平期間の
映像信号を数回繰り返して出力する手段を設け、上記数
回繰り返して出力する１水平期間の映像信号をフィール
ド毎に異なるようにすることを特徴とするものであり、
拡大表示の際の斜め線をなめらかに表示することができ
る。
た水平走査線ｙ本分の映像信号の指定した１水平期間の
映像信号を数回繰り返して出力する手段を設け、上記数
回繰り返して出力する１水平期間の映像信号をフィール
ド毎に異なるようにすることを特徴とするものであり、
拡大表示の際の斜め線をなめらかに表示することができ
る。
【００１２】また本発明は、上記発明において水平走査
線を間引いて縮小表示する手段を設け、数回繰り返して
出力する映像信号のいずれかを間引くことを特徴とする
ものであり、映像信号データの欠落のない間引き処理が
できる。
線を間引いて縮小表示する手段を設け、数回繰り返して
出力する映像信号のいずれかを間引くことを特徴とする
ものであり、映像信号データの欠落のない間引き処理が
できる。
【００１３】以下、本発明の実施の形態について、図１
を用いて説明する。 （実施の形態１）図１において、１は例えば、１水平期
間の映像信号を数回繰り返して出力する手段であるＦＩ
ＦＯタイプのラインメモリで、１水平期間の映像信号デ
ータを蓄積する。５はラインメモリ１を制御するブロッ
クで、書き込みクロックＷＣＫ、書き込みリセット信号
ＲＳＴＷ、読み出しクロックＲＣＫ、読み出しリセット
信号ＲＳＴＲを出力する。６は、数回繰り返して出力さ
れる映像信号を指定するタイミング制御ブロックで制御
信号ＲＰＴを出力する。２は、アナログ映像入力信号Ａ
ＩＮをディジタルデータＤＩＮに変換するＡＤ変換器で
ある。
を用いて説明する。 （実施の形態１）図１において、１は例えば、１水平期
間の映像信号を数回繰り返して出力する手段であるＦＩ
ＦＯタイプのラインメモリで、１水平期間の映像信号デ
ータを蓄積する。５はラインメモリ１を制御するブロッ
クで、書き込みクロックＷＣＫ、書き込みリセット信号
ＲＳＴＷ、読み出しクロックＲＣＫ、読み出しリセット
信号ＲＳＴＲを出力する。６は、数回繰り返して出力さ
れる映像信号を指定するタイミング制御ブロックで制御
信号ＲＰＴを出力する。２は、アナログ映像入力信号Ａ
ＩＮをディジタルデータＤＩＮに変換するＡＤ変換器で
ある。
【００１４】タイミング制御ブロック６の制御信号ＲＰ
Ｔを受けたラインメモリ制御ブロック５は、１水平期間
の映像信号をラインメモリ１が数回繰り返して出力する
ように、読み出しクロックＲＣＫと読み出しリセット信
号ＲＳＴＲを制御する。ラインメモリ１によって拡大さ
れた映像信号ＤＯＵＴは、ＤＡ変換器３によってアナロ
グ信号に変化される。前記アナログ信号は、極性反転ブ
ロック４を通って、フィールド毎及び水平表示ライン毎
に極性の反転した映像信号ＡＯＵＴとなる。極性反転ブ
ロック４は、極性反転制御ブロック７より出力される制
御信号ＰＯＬに従って反転処理を行う。液晶パネル８に
は、拡大並びに極性反転された映像信号ＡＯＵＴが印加
される。
Ｔを受けたラインメモリ制御ブロック５は、１水平期間
の映像信号をラインメモリ１が数回繰り返して出力する
ように、読み出しクロックＲＣＫと読み出しリセット信
号ＲＳＴＲを制御する。ラインメモリ１によって拡大さ
れた映像信号ＤＯＵＴは、ＤＡ変換器３によってアナロ
グ信号に変化される。前記アナログ信号は、極性反転ブ
ロック４を通って、フィールド毎及び水平表示ライン毎
に極性の反転した映像信号ＡＯＵＴとなる。極性反転ブ
ロック４は、極性反転制御ブロック７より出力される制
御信号ＰＯＬに従って反転処理を行う。液晶パネル８に
は、拡大並びに極性反転された映像信号ＡＯＵＴが印加
される。
【００１５】液晶パネル制御ブロック９は、制御信号Ｒ
ＰＴから数回繰り返して出力される映像信号の位置を認
識し、数回繰り返して出力された映像信号のいずれかを
間引いて表示するための制御信号を出力する。
ＰＴから数回繰り返して出力される映像信号の位置を認
識し、数回繰り返して出力された映像信号のいずれかを
間引いて表示するための制御信号を出力する。
【００１６】
【実施例】次に、本発明の具体例を説明する。
【００１７】（実施例１）図２のように、水平表示ライ
ン数２４０本の液晶パネルに１画面を水平走査線１８０
本で構成した映像信号がＮＴＳＣ方式で送られてきた場
合、映像信号の開始位置から水平走査線１８０本分の映
像信号を２４０本の水平表示ラインに拡大表示する事を
例にして説明する。前記例の場合、拡大率は４／３倍と
なる。拡大率を４／３倍にするために、水平走査線３本
のうち１本を２回繰り返して出力するように制御する。
図３に前記制御による４／３倍拡大表示のタイミング図
を示す。ＡＤ変換器２を通ってディジタル化された映像
信号ＤＩＮについて、書き込みリセット信号ＲＳＴＷを
トリガにして書き込みクロックＷＣＫによって１水平期
間分のデータがラインメモリに蓄積される。書き込みリ
セット信号ＲＳＴＷの周期は、１水平期間と同じであ
る。蓄積されたデータは、読み出しリセット信号ＲＳＴ
Ｒをトリガにして読み出しクロックＲＣＫによって読み
出される。読み出しリセット信号ＲＳＴＲは、制御信号
ＲＰＴを基準にして生成される。制御信号ＲＰＴの周期
は３水平期間であり、この期間内に読み出しリセット信
号ＲＳＴＲが４回出力される。読み出しクロックＲＣＫ
の周波数は、書き込みクロックＷＣＫの周波数の４／３
倍になっている。このとき、４回目の読み出しスリセッ
ト信号ＲＳＴＲによってラインメモリ１から読み出され
る映像信号は、３回目の読み出しリセット信号ＲＳＴＲ
によって出力される映像信号と同じである。
ン数２４０本の液晶パネルに１画面を水平走査線１８０
本で構成した映像信号がＮＴＳＣ方式で送られてきた場
合、映像信号の開始位置から水平走査線１８０本分の映
像信号を２４０本の水平表示ラインに拡大表示する事を
例にして説明する。前記例の場合、拡大率は４／３倍と
なる。拡大率を４／３倍にするために、水平走査線３本
のうち１本を２回繰り返して出力するように制御する。
図３に前記制御による４／３倍拡大表示のタイミング図
を示す。ＡＤ変換器２を通ってディジタル化された映像
信号ＤＩＮについて、書き込みリセット信号ＲＳＴＷを
トリガにして書き込みクロックＷＣＫによって１水平期
間分のデータがラインメモリに蓄積される。書き込みリ
セット信号ＲＳＴＷの周期は、１水平期間と同じであ
る。蓄積されたデータは、読み出しリセット信号ＲＳＴ
Ｒをトリガにして読み出しクロックＲＣＫによって読み
出される。読み出しリセット信号ＲＳＴＲは、制御信号
ＲＰＴを基準にして生成される。制御信号ＲＰＴの周期
は３水平期間であり、この期間内に読み出しリセット信
号ＲＳＴＲが４回出力される。読み出しクロックＲＣＫ
の周波数は、書き込みクロックＷＣＫの周波数の４／３
倍になっている。このとき、４回目の読み出しスリセッ
ト信号ＲＳＴＲによってラインメモリ１から読み出され
る映像信号は、３回目の読み出しリセット信号ＲＳＴＲ
によって出力される映像信号と同じである。
【００１８】ＤＯＵＴは、ラインメモリ１から出力され
る映像信号である。網掛けの部分が２回繰り返して出力
された映像信号である。ＳＴＶは表示開始信号であり映
像信号の垂直表示位置を決定する。制御信号ＲＰＴによ
って２回繰り返して出力される映像信号の位置が決まる
ので、図３のように第１フィールドと第２フィールドで
制御信号ＲＰＴの位相を変えることで、２回繰り返して
出力される映像信号の位置をフィールド毎に変えられ
る。これによって、拡大表示の際の斜め線をなめらかに
表示することができる。
る映像信号である。網掛けの部分が２回繰り返して出力
された映像信号である。ＳＴＶは表示開始信号であり映
像信号の垂直表示位置を決定する。制御信号ＲＰＴによ
って２回繰り返して出力される映像信号の位置が決まる
ので、図３のように第１フィールドと第２フィールドで
制御信号ＲＰＴの位相を変えることで、２回繰り返して
出力される映像信号の位置をフィールド毎に変えられ
る。これによって、拡大表示の際の斜め線をなめらかに
表示することができる。
【００１９】また、極性反転制御ブロック７に読み出し
リセット信号ＲＳＴＲを与えることで、図３に示すよう
に極性反転制御信号ＰＯＬがＤＯＵＴに同期して変化
し、水平表示ライン毎の極性反転が実現される。図３の
タイミングによって液晶パネルに表示される映像信号ラ
インと映像信号の極性を図４に示す。
リセット信号ＲＳＴＲを与えることで、図３に示すよう
に極性反転制御信号ＰＯＬがＤＯＵＴに同期して変化
し、水平表示ライン毎の極性反転が実現される。図３の
タイミングによって液晶パネルに表示される映像信号ラ
インと映像信号の極性を図４に示す。
【００２０】（実施例２）図５は、実施例１と同様の水
平表示ライン数２４０本の液晶パネルに、１画面を水平
走査線２１０本で構成した映像信号がＰＡＬ方式で送ら
れてきた場合の表示方法を示している。図１の液晶コン
トローラ１０はＮＴＳＣ方式に対応した液晶表示装置に
ＰＡＬ方式の映像を表示するための間引き処理回路を含
んでいる。ここで、拡大率を変更して表示サイズを一致
させるのではなく、図５に示すように、まず水平走査線
２１０本分の映像信号を上記実施例１と同様の方法で４
／３倍に拡大する。その後、間引き回路によって２４０
本の水平表示ラインに１画面の映像が表示されるように
する。このように間引き処理回路を共用すると、拡大率
を変更するための処理回路が必要なく、ＮＴＳＣ・ＰＡ
Ｌ両方式に対応することができる。間引き処理によって
間引かれる映像信号は、２回繰り返して出力された映像
信号のどちらか一方になるようにする。２回繰り返して
出力された映像信号は、制御信号ＲＰＴによって識別さ
れる。図６にタイミング図を示す。網掛け部分が間引か
れる映像信号である。２回繰り返して出力された映像信
号のどちらか一方を間引いているので、１画面の中で映
像信号ラインが欠落することはない。図６のタイミング
によって液晶パネルに表示される映像信号ラインと映像
信号の極性図７に示す。
平表示ライン数２４０本の液晶パネルに、１画面を水平
走査線２１０本で構成した映像信号がＰＡＬ方式で送ら
れてきた場合の表示方法を示している。図１の液晶コン
トローラ１０はＮＴＳＣ方式に対応した液晶表示装置に
ＰＡＬ方式の映像を表示するための間引き処理回路を含
んでいる。ここで、拡大率を変更して表示サイズを一致
させるのではなく、図５に示すように、まず水平走査線
２１０本分の映像信号を上記実施例１と同様の方法で４
／３倍に拡大する。その後、間引き回路によって２４０
本の水平表示ラインに１画面の映像が表示されるように
する。このように間引き処理回路を共用すると、拡大率
を変更するための処理回路が必要なく、ＮＴＳＣ・ＰＡ
Ｌ両方式に対応することができる。間引き処理によって
間引かれる映像信号は、２回繰り返して出力された映像
信号のどちらか一方になるようにする。２回繰り返して
出力された映像信号は、制御信号ＲＰＴによって識別さ
れる。図６にタイミング図を示す。網掛け部分が間引か
れる映像信号である。２回繰り返して出力された映像信
号のどちらか一方を間引いているので、１画面の中で映
像信号ラインが欠落することはない。図６のタイミング
によって液晶パネルに表示される映像信号ラインと映像
信号の極性図７に示す。
【００２１】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像表示装置に
よれば、フィールド毎及び水平ライン毎の極性反転を維
持して液晶の劣化及び画面のフリッカを防止でき、また
大幅なコストアップなしに画像を拡大表示する画像表示
装置を提供することが可能となる。
よれば、フィールド毎及び水平ライン毎の極性反転を維
持して液晶の劣化及び画面のフリッカを防止でき、また
大幅なコストアップなしに画像を拡大表示する画像表示
装置を提供することが可能となる。
【図１】本発明の実施の形態における画像表示装置のブ
ロック図
ロック図
【図２】本発明の実施例１における拡大表示の説明図
【図３】本発明の実施例１における画像表示装置の動作
を示すタイミング図
を示すタイミング図
【図４】本発明の実施例１における映像信号ラインと極
性反転の簡略図
性反転の簡略図
【図５】本発明の実施例２における拡大表示の説明図
【図６】本発明の実施例２における画像表示装置の動作
を示すタイミング図
を示すタイミング図
【図７】本発明の実施例２における映像信号ラインと極
性反転の簡略図
性反転の簡略図
１ ラインメモリ ２ ＡＤ変換器 ３ ＤＡ変換器 ４ 極性反転ブロック ５ ラインメモリ制御ブロック ６ タイミング制御ブロック ７ 極性反転制御ブロック ８ 液晶パネル ９ 液晶パネル制御ブロック
Claims (4)
- 【請求項１】 Ｙ本の水平表示ラインを有する画像表示
装置において、前記水平表示ラインＹ本より少ない水平
走査線ｙ本分の映像信号を入力して、前記入力した水平
期間の映像信号を部分的に数回繰り返して水平表示ライ
ンＹ本分の映像信号にすると同時に水平表示ライン毎の
極性を反転して出力することを特徴とする画像表示装
置。 - 【請求項２】 入力するアナログ映像入力信号をディジ
タルデータ変換するＡＤ変換器と、前記ＡＤ変換器によ
りディジタルデータに変換する水平期間の映像信号デー
タを蓄積し数回繰り返して出力する記憶手段手段と、前
記記憶手段を制御する制御手段と、前記数回繰り返して
出力する映像信号を指定するタイミング制御手段と、前
記記憶手段の出力信号をアナログデータに変換して出力
するＤＡ変換器と、前記ＤＡ変換器の出力を入力してフ
ィールド毎及びライン毎に極性の反転した映像信号とし
て出力する極性反転手段と、前記極性反転手段を制御す
る極性反転制御手段と、前記極性反転手段の入力を画像
表示する表示手段を備えたことを特徴とする画像表示装
置。 - 【請求項３】 入力した水平走査線ｙ本分の映像信号の
指定した１水平期間の映像信号を数回繰り返して出力す
る手段を設け、上記数回繰り返して出力する１水平期間
の映像信号をフィールド毎に異なるようにすることを特
徴とする請求項２に記載の画像表示装置。 - 【請求項４】 水平走査線を間引いて縮小表示する手段
を設け、数回繰り返して出力する映像信号のいずれかを
間引くことを特徴とする請求項２、３に記載の画像表示
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8156537A JPH104529A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8156537A JPH104529A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 画像表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH104529A true JPH104529A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15629965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8156537A Pending JPH104529A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH104529A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001166733A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-22 | Koninkl Philips Electronics Nv | ビデオ信号の補間方法及びビデオ信号補間機能を有する表示装置 |
| JP2001272943A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-05 | Canon Inc | モバイル型電子機器及びその制御方法 |
| US7408589B2 (en) | 2004-04-23 | 2008-08-05 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Video signal processing circuit, video display, and display driving device |
| WO2008152857A1 (ja) * | 2007-06-12 | 2008-12-18 | Sharp Kabushiki Kaisha | 液晶パネル駆動装置、液晶表示装置、液晶表示装置の駆動方法、駆動条件設定プログラム、およびテレビジョン受像機 |
| US8427413B2 (en) | 2007-06-12 | 2013-04-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device, scan signal drive device, liquid crystal display device drive method, scan signal drive method, and television receiver |
| US8451205B2 (en) | 2007-06-12 | 2013-05-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device, liquid crystal display device drive method, and television receiver |
-
1996
- 1996-06-18 JP JP8156537A patent/JPH104529A/ja active Pending
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