JP3801242B2 - 縮小画像表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号による画像を縮小して表示する装置に係り、特に、高画質の表示を行なうことができるようにした縮小画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
映像信号の画像を縮小して表示する装置の例としては、特公平5−46147号公報に記載のマルチ画面発生回路がある。これは、画像縮小処理された映像信号をメモリに書き込み、これを読み出して画面に表示するものであって、映像信号毎にメモリでの書込み位置を異ならせることにより、一度に複数個の縮小画像を表示する。この従来例によれば、書込みが終了した映像信号はフリーズ画像として表示されるが、フリーズ表示に関する詳細な説明はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、インタレース方式の映像信号の1フレーム、即ち、2フィールド分をメモリに書き込んでフレームフリーズ表示を行なった場合には、その画像に動きがないときには、垂直解像度の高いフリーズ画像が得られるが、画像に動きがあると、表示画像にブレが生じて見苦しい画面になる。
【0004】
これに対し、1フィールド分の映像信号を繰り返し表示するフィールドフリーズ表示では、画像のブレは生じないが、垂直解像度がフレームフリーズ表示の1/2になってしまう。例えば、映像信号を1ラインおきに間引いて画像を1/2に縮小し、これをフィールドフリーズ表示を行なった場合には、画像の垂直方向のサイズを1/2に縮小したにも拘らず、垂直解像度は元の解像度の1/4になってしまう。使用者が画像をフリーズする場合には、その瞬間の画像に関心がある場合と考えられるので、解像度はできる限り高いことが望ましい。
【0005】
また、セキュリティシステムなどにおいては、複数のカメラで撮影した非同期の動画像を一度に同一表示画面上に表示したいというニーズがある。このような場合、一般には、メモリの書込み系が入力映像信号の数だけ必要であって、例えば、16個の画像を同一表示画面に同時に分割表示しようとすると、16系統の信号処理回路が必要となり、回路規模が極端に増大する。
【0006】
本発明の第1の目的は、垂直解像度の高い高画質な縮小画像のフリーズ表示を行なうことができるようにした縮小画像表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、インタレース方式の映像信号を入力信号とする縮小画像表示装置であって、縦横夫々1/2に縮小された該入力映像信号を2フィールド分記憶し、アドレス空間上でフィールド単位に2分される記憶容量を有する記憶手段と、該入力映像信号を垂直方向に1/2に間引き処理する垂直方向の間引き手段と、該垂直方向の間引き手段の垂直方向の間引き動作を停止させる手段と、該記憶手段の書込アドレス信号を発生する書込アドレス発生手段と、該垂直方向の間引き手段によって間引き処理された該映像信号を該書込アドレスに従って該記憶手段に書き込む書込手段と、該書込手段の書込み動作を停止させる手段と、該記憶手段に書き込まれた2フィールド分の映像信号を順次読み出すための該記憶手段の読出アドレス信号を発生する読出アドレス発生手段と、該記憶手段に書き込まれた該映像信号を該読出アドレス信号に従って読み出す読出手段とを具備し、動画の表示モードでは、該垂直方向の間引き手段で垂直方向の間引き動作を行なわせるとともに、該アドレス発生手段が連続する2フィールド分の画素に一対一に対応する該アドレス信号を繰り返し発生して、縮小された該入力映像信号を該記憶手段にフィールド単位に2分して書き込み、フリーズ画の表示モードでは、該記憶手段への書込みを停止し、さらに、該書込み停止の直前のフィールドにおいて、該垂直方向の間引き手段による垂直方向の間引き動作を停止させて、1ライン毎に該記憶手段の2分されたアドレス空間に交互に書き込むことを特徴とするものである。
【0009】
また、本発明は、垂直方向の間引き手段による垂直方向の1/2の間引き処理に応じて、入力映像信号の垂直方向の周波数成分をサンプリング定理に従って帯域制限するフィルタ手段と、該フィルタ手段の垂直方向の帯域制限動作を停止させる手段とを設け、動画の表示モードでは、該フィルタ手段で垂直方向の帯域制限動作を行なわせ、フリーズ画の表示モードでは、該フィルタ手段による垂直方向の帯域制限動作を停止させることを特徴とするものである。
【0010】
上記目的を達成するために、本発明は、インタレース方式の映像信号を入力信号とする縮小画像表示装置であって、縦横夫々1/4に縮小された該入力映像信号を2フィールド分記憶し、アドレス空間上でフィールド単位に2分される記憶容量を有する記憶手段と、該入力映像信号を垂直方向に1/4あるいは1/2に間引き処理する垂直方向の間引き手段と、該垂直方向の間引き手段の垂直方向の間引き処理を1/4と1/2とに切り替える切替手段と、該記憶手段の書込アドレス信号を発生する書込アドレス発生手段と、該垂直方向の間引き手段によって間引き処理された該映像信号を該書込アドレス信号に従って該記憶手段に書き込む書込手段と、該書込手段の書込み動作を停止させる手段と、該記憶手段に書き込まれた2フィールド分の映像信号を順次読み出すために、該記憶手段の読出アドレス信号を発生する読出アドレス発生手段と、該記憶手段に書き込まれた該映像信号を該読出アドレス信号に従って読み出す読出手段とを具備し、動画の表示モードでは、該垂直方向の間引き手段によって該入力映像信号を垂直方向に1/4に間引き処理するとともに、該アドレス発生手段が連続する2フィールド分の画素に一対一に対応するアドレス信号を繰り返し発生して、縮小された該入力信号を該記憶手段にフィールド単位に2分して書き込み、フリーズ画の表示モードでは、該記憶手段への書込みを停止し、さらに、該書込み停止の直前のフィールドにおいて、該垂直方向の間引き手段によって該入力映像信号を垂直方向に1/2に間引き処理し、書込みライン毎に該記憶手段の2分されたアドレス空間に交互に書き込むことを特徴とするものである。
【0011】
また、本発明は、垂直方向の間引き手段による垂直方向の間引き処理に応じて、入力映像信号の垂直方向の周波数成分をサンプリング定理に従って帯域制限し、該垂直方向の1/4あるいは1/2の間引き処理の切替えに応じて帯域制限特性が切り替わる垂直フィルタ手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0013】
図1は本発明による縮小画像表示装置の第1の実施形態を示すブロック図であって、1〜4は処理回路、5〜8は映像信号の入力端子、9はA/D変換器、10はフィルタ回路、11は同期分離回路、12はフィールド判別回路、13はライン選択回路、14はマルチプレクサ、15はOR回路、16はANDゲート、17は書込制御回路、18は書込信号発生回路、19は書込アドレス発生回路、20は画像メモリ装置、21,22はフィールドメモリ、23,24は選択回路、25は読出制御回路、26は読出信号発生回路、27は読出アドレス発生回路、28は同期モード信号の入力端子、29は同期信号発生回路、30は外部同期信号の入力端子、31は同期分離回路、32はマルチプレクサ、33はフィールド判別回路、34はタイミングパルス発生回路、35はライン選択回路、36はフリップフロップ回路、37はインバータ回路、38はマルチプレクサ、39はNANDゲート、40はバッファ回路、41はD/A変換器、42は加算器、43は映像信号の出力端子、44はフリーズモード信号の入力端子。45はフリーズ制御回路、46,47はフリップフロップ回路、48はANDゲート、49は拡大モード信号の入力端子、50は拡大制御回路である。
【0014】
この実施形態は、4つの非同期の入力映像信号を、夫々もとの画像サイズが1/4(縦横夫々1/2)に縮小されるように、処理し、同一画面上に4分割表示する装置を実現するものである。図2は4分割の表示画面を表わしている。
【0015】
一般に、n個の縮小画像を1つの表示画面上に一括同時表示する場合には、少なくとも1画面分の記憶容量を有する画像メモリ装置に画像縮小処理されたn個の映像信号を夫々書き込み、これを一括して読み出して同時に表示するようにする。この場合、特に、入力されるn個の映像信号が互いに非同期の動画像信号であって、さらに、それらを夫々動画像として一括表示するためには、画像メモリ装置の記憶領域をn個に分割し、n個の入力映像信号を分割した夫々の記憶領域に対して非同期に独立して書込みを行なう必要がある。
【0016】
第1の実施形態では、図1に示すように、もとの1/4サイズの画像の映像信号を2フィールド分記憶できる画像メモリ装置20とその制御回路を含む処理回路を4系統、即ち、処理回路1〜4を備えており、夫々の画像メモリ装置20に1/4に縮小した画像の映像信号を書き込む。その動作は4系統で共通であるので、ここでは、そのうちの1系統、即ち、処理回路1についてのみ詳細に説明し、残りの3系統については説明を省略する。
【0017】
図1における処理回路1,2,3,4は夫々、表示画面の左上,右上,左下,右下、即ち、図2に示す表示画面の領域A,B,C,Dに縮小表示される画像の映像信号の処理を行なうものとする。
【0018】
まず、動画表示を行なう場合の画像メモリ装置20の書込み動作について説明する。
【0019】
図1において、入力端子5からの入力映像信号はA/D変換器9でディジタル信号に変換され、フィルタ回路10によって水平及び垂直方向のフィルタ処理を受けた後、画像メモリ装置20に供給される。このフィルタ処理は水平,垂直方向夫々に間引き処理を行なって画像サイズを1/2に縮小するものであって、間引き周波数の1/2を超える帯域成分を取り除く。これはいわゆるサンプリング定理に従うものであるが、その説明は省略する。但し、垂直方向のフィルタ処理は、制御信号によってオン/オフが切り替えられるものとする。
【0020】
同期分離回路11では、入力端子5からの入力映像信号の水平同期信号WHAと垂直同期信号WVAとが分離される。フィールド判別回路12では、これら水平同期信号WHA,垂直同期信号WVAをもとに、入力映像信号の現フィールドが偶フィールドであるか、奇フィールドであるかを判別し、その判定結果を示すフィールド判別信号12Yを出力する。
【0021】
ライン選択回路13は、入力映像信号の画像を垂直方向に間引き処理してそのサイズを1/2に縮小するために、書込みの可否をライン単位で制御する回路であり、同期分離回路11からの水平同期信号WHAと垂直同期信号WVAをもとに、映像信号における有効表示期間の奇数番目のライン(ライン1,ライン3,ライン5,……)を画像メモリ装置20に書き込むようにするために、ライン単位の制御パルスを発生する。ここでは、この制御パルスは、書込みを行なう場合、“H”(ハイレベル)になるものとし、従って、奇数番目のラインのタイミングで“H”となる。
【0022】
書込制御回路17は、書込信号発生回路18と書込アドレス発生回路19とから構成されている。書込信号発生回路18は、水平同期信号WHA及び垂直同期信号WVAから書込クロックパルスを生成し、これを画像メモリ装置20に供給する。
【0023】
この書込クロックパルスは、使用する画像メモリ装置20の種類によって仕様が異なるが、汎用のメモリICでいうロウアドレスストローブ信号,カラムアドレスストローブ信号,ライトイネーブル信号などがこれに相当する。この書込クロックパルスは、1画素おきに書込みを行なって画像を水平方向に1/2に間引くように発生される。
【0024】
また、この書込信号発生回路18は、ANDゲート16からの制御信号16Yにより、書込みの可否が制御される。動画表示を行なう場合には、OR回路15及びANDゲート16はスルー状態となり、従って、ライン選択回路13から出力される上記制御パルスに従って、有効表示期間の奇数番目のライン毎に書込クロック信号を発生する。
【0025】
書込アドレス発生回路19は、水平同期信号WHA及び垂直同期信号WVAをもとに、表示画面上での画素位置に一対一に対応したフィールドメモリ21,22のアドレスを表わすアドレス信号を発生し、これを画像メモリ装置20に供給する。
【0026】
画像メモリ装置20は、フィールドメモリ21,22と選択回路23,24とから構成されている。フィールドメモリ21,22は夫々、1/4に画像縮小された映像信号の画像データを少なくとも1フィールド分記憶できる記憶容量を有している。選択回路23は、フィールドメモリ21,22のいずれにデータの書込みを行なうかを選択するためのものであり、選択回路24は、同じくフィールドメモリ21,22のいずれからデータの読出しを行なうかを選択するためのものである。
【0027】
動画表示を行なう場合には、マルチプレクサ14がフィールド判別回路12からのフィールド判別信号12Yを選択する。従って、選択回路23はこのフィールド判別信号12Yによって制御され、書込信号発生回路18からの書込クロックパルスをフィールドメモリ21,22のいずれか一方に供給する。ここでは、偶フィールドの映像信号の画像データをフィールドメモリ21で、また、奇フィールドの映像信号の画像データをフィールドメモリ22で夫々書き込むものとする。
【0028】
図3は入力端子5からの入力映像信号の有効表示期間部分を模式的に示す図であって、実線E1,E2,E3,E4,……は偶フィールドのライン信号を表わし、点線O1,O2,O3,O4,……は奇フィールドのライン信号を表わしている。
【0029】
この実施形態では、表示画面上で、偶フィールドの最初のラインE1が奇フィールドの最初のラインO1の上に位置するものとする。
【0030】
縮小動画表示を行なう場合には、上述した垂直方向の間引き動作により、偶フィールドでは、ラインE1,E3,E5,E7,……がフィールドメモリ21に書き込まれ、奇フィールドでは、ラインO1,O3,O5,O7,……がフィールドメモリ22に書き込まれる。
【0031】
図4は動画表示時にフィールドメモリ21,22に書き込まれる各ラインの映像信号を示す図であり、図3に対応するラインには同一符号をつけている。
【0032】
図4に示すように、フィールドメモリ21には、偶フィールドの奇数番目のラインの映像信号が書き込まれ、フィールドメモリ22には、奇フィールドの偶数番目のラインの映像信号が書き込まれる。
【0033】
以上の動作により、1/4に画像縮小された映像信号が画像メモリ装置20に書込まれる。
【0034】
次に、動画表示を行なう場合の画像メモリ装置20の読出し動作について説明する。
【0035】
マルチプレクサ32は、使用者の指定に応じて入力端子28から入力される同期モード信号により、外部同期モードが指定された場合には、入力端子30から入力される外部映像信号の同期分離回路31によって分離された同期信号を選択し、内部同期モードが指定された場合には、同期信号発生回路29が発生する同期信号を選択する。
【0036】
読出制御回路25は、読出信号発生回路26と読出アドレス発生回路27とからなっている。読出信号発生回路26は、マルチプレクサ32からの同期信号32Yをもとに、図2に示した表示画面上の領域Aに縮小画像を表示するタイミングで読出クロックパルスを発生し、画像メモリ装置20に供給する。また、後述する読出しに必要なタイミングパルスも発生する。
【0037】
読出アドレス発生回路27は、マルチプレクサ32からの同期信号32Yの水平同期信号RH,垂直同期信号RVをもとに、図2に示した表示画面上の領域Aのタイミングで画像メモリ装置20に書き込まれた縮小画像の映像信号を読み出すように、読出アドレス信号を発生して画像メモリ装置20に供給する。
【0038】
選択回路24はフィールドメモリ21,22のいずれからの出力を表示するかを選択するためのものであり、マルチプレクサ38からの制御信号38Yによって制御され、読出信号発生回路26からの読出クロックパルスをフィールドメモリ21,22のいずれか一方に供給する。
【0039】
一般に、メモリを用いて動画像の縮小表示を行なう場合、メモリの読出速度が書込速度よりも速いために、読出アドレスが書込アドレスを追い越す現象が生じる。このような場合、この追い越しが起きる前では、書込み後の新しい画像データが読み出されるが、追い越しが起きた後では、書込み前の古い画像データが読み出されるため、表示画面上では、画像の上部と下部との間で時間ズレを生じて見苦しい画像となる。
【0040】
そこで、この実施形態では、フィールドメモリ21,22のうち、読出しを開始する時点で書込みが行なわれていない方のフィールドメモリを読み出すものとして選択する。これにより、追越し現象を回避することができる。即ち、フィールド判別回路12からのフィールド判別信号12Yを画像メモリ装置20での読出しを開始するタイミングでフリップフロップ回路36に格納し、その出力信号36Yをインバータ37で反転して得られる信号37Yを選択回路24の選択制御信号として供給する。読出し開始のタイミング信号は、読出信号発生回路26が発生する。
【0041】
内部同期モードでは、同期信号発生回路29が発生する同期信号により、また、外部同期モードでは、入力端子30からの外部映像信号の同期信号により、表示画面の偶フィールドと奇フィールドとが決まる。一方、上述したように、フィールドメモリ21,22の読出選択制御は書込みのフィールド判別信号12Yに依存しており、書込みと読出しとは非同期であるため、フィールドメモリ21,22から読み出される映像信号の奇,偶フィールドと実際の表示画面の奇,偶フィールドとが一致するとは限らない。
【0042】
これらが不一致の場合には、表示画面上では、偶フィールドと奇フィールドとでラインの上下関係が逆転するため、見苦しい画像となってしまう。
【0043】
そこで、この実施形態では、両者のフィールドが不一致の場合には、一方のフィールドの読出しを1ライン分ずらし、これにより、ラインの上下逆転現象が生じないようにする。
【0044】
即ち、偶フィールドの画像を奇フィールドとして表示するときには、読出しを1ライン分早め、奇フィールドの画像を偶フィールドとして表示するときには、読出しを1ライン分遅らせればよい。読出しを1ライン分早める(あるいは、遅らせる)ためには、読出し開始タイミングを1ライン分早める(あるいは、遅らせる)か、あるいは、読出アドレスを1ラインに相当する分だけ減算(あるいは、加算)すればよい。
【0045】
この実施形態では、奇フィールドの映像信号を読み出して偶フィールドとして表示されるような場合、即ち、フリップフロップ回路36の出力信号が“H”でフィールド判別回路33からのフィールド判別信号33Yが“H”となる場合、NANDゲート39の出力信号が“H”となる。これにより、読出制御回路27は、読出しを1ライン分遅らせるように、読出アドレス信号を発生するものとする。
【0046】
図5は以上の動作によって画像メモリ装置20から読み出される信号を示す図であり、図3と同様、実線は表示画面の偶フィールドの各ラインを示し、点線は表示画面の奇フィールドの各ラインを示している。各ラインに付した符号は、図3に示した入力映像信号における各ラインに付した符号と同じものである。
【0047】
図5(a)は画像メモリ装置20に書き込まれた映像信号の奇,偶フィールドと表示画面の奇,偶フィールドとが一致した場合を示しており、図5(b)はメモリに書き込まれた映像信号の奇,偶フィールドと表示画面の奇,偶フィールドとが不一致の場合を示している。
【0048】
このように、表示画面上において、偶フィールドと奇フィールドとでラインの上下関係が逆転することがない。
【0049】
バッファ回路40は、画像メモリ装置20から読み出された縮小画像の映像信号を、図2に示した表示領域Aの表示タイミングでアクティブとする。このタイミング信号は読出信号発生回路26が発生する。この映像信号は、同様にして処理回路2,3,4から出力される領域B,C,Dの縮小画像の映像信号と合成され、その合成信号はD/A変換器41でアナログ信号に変換される。さらに、この合成信号は、加算器42において、マルチプレクサ32からの同期信号32Yやタイミングパルス発生回路34からのブランキングパルスなどが加算されて、出力端子43から出力される。これを図示していないモニタ装置に供給することにより、図2に示すように、表示画面の4分割された夫々の領域A,B,C,Dに縮小された動画像が表示される。
【0050】
次に、縮小画像のフリーズ(静止画)表示を行なう場合の動作について説明する。
【0051】
この実施形態では、フリーズ表示時には、画像メモリ装置20での映像信号の書込み動作を停止させ、さらに、この書込み動作が停止する直前のフィールドにおいて、有効表示期間の全ラインをフィールドメモリ21,22に書き込むことにより、垂直方向の解像度が高いフリーズ画像を表示することができるようにするものである。
【0052】
図6はフリーズ動作時の図1における主要信号を示すタイミングチャートであって、図1に対応する信号には同一符号を付けている。
【0053】
図1に図示していない操作パネルなどによって使用者がフリーズモードを指定すると、入力端子44からフリーズモード信号44Iが入力される。フリーズ制御回路45はこのフリーズモード信号44Iを受け、4つの処理回路1〜4のうちの所望の処理回路にフリーズ命令信号45A,45B,45Cもしくは45Dを発生して供給する。この実施形態では、フリーズ表示をする場合、これらのフリーズ命令信号45A〜45Dが“H”になるものとする。
【0054】
いま、処理回路1に“H”のフリーズ命令信号45Aが供給されたものとすると、この処理回路1では、このフリーズ命令信号45Aは、フリップフロップ回路46により、書込系の同期分離回路11からの垂直同期信号WVAのタイミングに同期化された後、次段のフリップフロップ回路47によって1フィールド遅延させられる。この遅延されたフリーズ命令信号47QはANDゲート16に反転して供給され、このANDゲート16の出力信号16Yを“L”(ロウレベル)とする。これにより、書込信号発生回路18は書込信号の発生が禁止され、映像信号の画像メモリ装置20への書込みが停止する。
【0055】
また、ANDゲート48は、フリップフロップ回路46の出力信号とフリップフロップ回路47の出力信号47Qの反転信号とが供給され、これらから画像メモリ装置20の書込み動作が停止する直前のフィールドで“H”となる信号48Yを発生する。
【0056】
この書込み停止直前のフィールドでは、ANDゲート48の出力信号48Yによってフィルタ回路10が制御されてその垂直フィルタがオフするし、また、マルチプレクサ14は、ライン選択信号発生回路13からの出力信号を選択して選択回路23に供給する。これにより、フィルタ回路10からの入力映像信号は、フィールドメモリ21,22にライン毎に交互に書き込まれる。
【0057】
また、この書込み停止直前のフィールドでは、OR回路15の出力が“H”となってANDゲート16に供給され、フリップフロップ回路47の出力信号47Qも“H”であるから、ANDゲート16の出力信号も“H”となり、これにより、書込信号発生回路18は、有効表示期間の全ラインに対して書込みが行なわれるように、書込クロック信号を発生して画像メモリ装置20に供給する。
【0058】
図7はフリーズ表示時にフィールドメモリ21,22に書き込まれる映像信号を示す図であって、L1,L2,L3,L4,……は書込み直前のフィールドにおける有効表示期間のライン1,2ライン目,ライン3,4ライン目,……を表わしている。
【0059】
上述のフィールドメモリ21,22の選択動作及び書込信号制御動作により、書込み停止直前のフィールドでは、有効表示期間の奇数番目のライン(ライン1,ライン3,ライン5,……)がフィールドメモリ21に書き込まれ、偶数番目のライン(ライン2,ライン4,ライン6,……)がフィールドメモリ22に書き込まれる。
【0060】
このようにして書き込まれた書込み停止直前のフィールドの映像信号が、動画表示時と同じように、フィールドメモリ21,22からフィールド毎に交互に読み出され、これにより、フリーズ画像が表示されることになる。
【0061】
図8は以上の動作によってフリーズ表示時に画像メモリ装置20から読み出される信号を示す図であって、実線は表示画像の偶フィールドの各ラインを、点線は表示画像の奇フィールドの各ラインを夫々示しており、各ラインに付した符号L1,L2,L3,L4,……は、図7と同様、書込み停止直前のフィールドにおける有効表示期間のライン1,ライン2,ライン3,ライン4,……を表わしている。
【0062】
このフリーズ表示の場合も、動画表示の場合と同様に、ラインの上下関係が逆転する現象が生じるので、一方のフィールドで読出アドレスを1ライン分ずらして補正する必要がある。この制御は動画表示の場合と同じである。図8(a),(b)は夫々補正を行なわない場合と行なった場合の表示画面を示している。
【0063】
その他の読出し動作は、動画表示時と同じであるので、説明は省略する。
【0064】
図1に示した第1の実施形態において、画像メモリ装置20は、1/4に縮小した画像を2フィールド分記憶できる記憶容量を有する1個のメモリ装置(フレームメモリ)として構成することもできる。この場合には、選択回路23,24は不要であり、夫々の選択回路の選択制御信号をアドレス信号に変換してフレームメモリに供給すればよい。
【0065】
次に、上述の方法でフリーズした縮小画像を、通常の画面サイズに拡大して表示する場合について説明する。
【0066】
図1に図示していない操作パネルなどによって使用者がフリーズ画像の拡大を指定すると、入力端子49から拡大モード信号が入力される。拡大制御回路50はこの拡大モード信号を受け、4つの処理回路1〜4のうちの所望の処理回路に拡大命令信号50A,50B,50Cもしくは50Dを発生する。この実施形態では、かかる拡大表示を行なう場合には、拡大表示処理動作を行なう処理回路に対する拡大命令信号が“H”になるものとする。
【0067】
処理回路1において、ライン選択回路35は、マルチプレクサ32から出力される同期信号32Yをもとに、表示画面の有効表示期間の奇数番目のライン(ライン1,ライン3,ライン5,……)で“H”の信号を出力し、偶数番目のライン(ライン2,4ライン目,6ライン目,……)で“L”の信号を発生して、マルチプレクサ38に供給する。
【0068】
いま、処理回路1に供給される拡大命令信号50Aが“H”になったものとすると、この処理回路1において、マルチプレクサ38はこの拡大命令信号50Aによってライン選択回路35の出力信号を選択し、選択回路24に選択制御信号として供給する。これにより、フィールドメモリ21とフィールドメモリ22との読出しが1ライン毎に交互に行なわれる。
【0069】
また、読出アドレス発生回路27は、水平方向に1/2に画像縮小された1ライン分の映像信号を正規の1ラインに引き延ばして読み出し、さらに、フィールドメモリ21,22から交互に1ライン分ずつのデータ読出しが終了する毎に、読出アドレスを1ライン分順次更新するようにして、読出アドレス信号を発生する。
【0070】
図9は以上の動作によってフリーズ拡大時に画像メモリ装置20から読み出される信号を示す図であって、実線は偶フィールドの各ラインを、点線は奇フィールドの各ラインを夫々示しており、各ラインに付した符号は、図7及び図8に示した入力画像信号における各ラインに付した符号と同じものである。
【0071】
図9に示すように、上述の読出し動作により、表示画面では、1フィールドの有効表示期間の全ラインの映像信号が順次読み出され、フィールドフリーズ画像が表示される。
【0072】
以上のように、この実施形態による縮小画像のフリーズ表示では、垂直フィルタをオフし、1フィールドの全ラインの映像信号を1ラインおきに2フィールドに分割してフリーズ表示できるので、ラインを間引いて縮小した画像の1フィールドをフリーズして表示する方法に比べて、垂直解像度が高い。
【0073】
図10は本発明による縮小画像表示装置の第2の実施形態を示すブロック図であって、51〜54は処理回路、55〜70は映像信号の入力端子、71はスイッチ回路、72はフィルタ回路、73はライン選択回路、74は書込信号発生回路、75は書込アドレス発生回路、76は画面選択信号発生回路、77は画面選択回路、78,79はOR回路であり、図1に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0074】
この実施形態は、最大16個の非同期の入力映像信号夫々の画像サイズを1/16(縦横夫々1/4)に縮小し、同一画面上に16分割同時表示する装置を実現するものである。
【0075】
図10において、図1に示した第1の実施形態と同様、もとの1/4サイズの画像の映像信号を2フィールド分記憶できる画像メモリ装置20及びその制御回路を含む4系統の処理回路51〜54を備えており、夫々の画像メモリ装置20に1/16に画像縮小された映像信号を書き込むようにする。かかるの動作は、4系統の処理回路51〜54で共通であるので、ここでは、そのうちの1系統である処理回路51についてのみ詳細に説明し、残りの3系統についての説明は省略する。
【0076】
図11はこの第2の実施形態による表示画面を示す図であって、この表示画面は16分割されて、a〜pは夫々この表示画面での分割画面である。
【0077】
ここで、処理回路51は、かかる分割画面a〜pのうちの左上の4つの分割画面a,b,c,dで画像表示する映像信号の処理を行なうものとする。なお、他の処理回路52,53,54は夫々、右上の4つの分割画面e〜h,左下の4つの分割画面i〜l,右下の4つの分割画面m〜pで画像表示する映像信号の処理を行なうものとする。
【0078】
16個の入力端子55〜70からは、互いに非同期の映像信号が夫々入力される。選択信号発生回路76は、4つの系統の処理回路51〜54夫々に対して、入力映像信号の選択と表示画面での表示位置とを更新するための制御パルス信号76A〜76Dを発生する。
【0079】
画面選択回路77は、入力端子55〜58からの入力映像信号を切り替え、また、縮小画像の表示位置a〜dを選択するための制御信号を発生する回路であって、選択信号発生回路76からの制御パルス信号76Aをもとに、選択制御信号77Sと後述する制御信号77W,77Fとを生成して出力する。
【0080】
スイッチ回路71は、画面選択回路77からの制御信号77Sに応じて入力端子55〜58からの映像信号を切り替え、A/D変換器9と同期分離回路11とに供給する。
【0081】
ライン選択回路73は、スイッチ回路71からの映像信号をその画像の垂直方向に間引き処理をするために、画像メモリ装置20での書込みの可否をライン単位で制御する回路であり、同期分離回路11で分離された入力映像信号の水平同期信号WHA及び垂直同期信号WVAをもとに、動画表示モードでは、画像の垂直方向に1/4の間引き処理を行なう。
【0082】
即ち、偶フィールドでは、有効表示期間の4ライン毎のライン1,ライン5,ライン9,……を、奇フィールドでは、有効表示期間の4ライン毎にライン3,ライン7,1ライン1,……を夫々画像メモリ装置20に書き込むようにするために、ライン単位の制御パルス13Yを発生する。この制御パルス13Yは、書込みを行なうラインで“H”になるものとする。
【0083】
書込制御回路17における書込信号発生回路74は書込クロックパルスを発生し、これを画像メモリ装置20に供給する。動画表示を行なう場合には、ANDゲート16はスルー状態となり、従って、ライン選択回路73からの制御パルス13Yに従って書込クロック信号を発生し、有効表示期間の4ライン毎に1ラインずつ書込み状態にする。
【0084】
書込制御回路17における書込アドレス発生回路75は、同期分離回路11からの水平同期信号WHA及び垂直同期信号WVAをもとに、図11に示した分割画面a〜dでの画像データの表示位置に一対一に対応したフィールドメモリ21,22のアドレスを示す書込アドレス信号を発生し、これを画像メモリ装置20に供給する。
【0085】
フィールドメモリ21,22の記憶領域は夫々、4つの領域にアドレス上で分割されており、分割された夫々の領域に1/16に画像縮小された映像信号の画像データが書き込まれる。
【0086】
動画表示を行なう場合には、マルチプレクサ14はフィールド判別回路12からのフィールド判別信号12Yを選択する。従って、選択回路23は、図1に示した第1の実施形態と同様に、このフィールド判別信号12Yによって制御される。ここでは、偶フィールドの画像データはフィールドメモリ21に、奇フィールドの画像データはフィールドメモリ22に夫々書き込まれるものとする。
【0087】
入力端子55〜58からの入力映像信号の各ラインに図3と同一の符号を付すものとすると、縮小動画表示を行なう場合には、上述した画像の垂直方向の間引き処理動作により、偶フィールドでは、4ライン毎のラインE1,E5,E9,E13,……がフィールドメモリ21に書き込まれ、奇フィールドでは、4ライン毎のラインO3,O7,O11,O15,……がフィールドメモリ22に書き込まれる。
【0088】
図12は動画表示時にフィールドメモリ21,22に書き込まれる映像信号の各フィールドを示す図であって、これら各フィールドを図3に対応した符号で示している。
【0089】
図12に示すように、フィールドメモリ21には、偶フィールドの映像信号が書き込まれ、フィールドメモリ22には、奇フィールドの映像信号を書き込まれる。
【0090】
以上の動作により、1/16に画像縮小された映像信号が、フィールドメモリ21,22の4つに分割された記憶領域の1つに書き込まれる。そして、後述する動作により、入力映像信号が切り替えられて、残りの3つの領域に1/16に画像縮小された他の映像信号が順次書き込まれる。
【0091】
このようして書き込まれた映像信号を、第1の実施形態と同様に、表示画面の左上の表示タイミングで読み出すことにより、図11に示した表示画面の分割画面a,b,c,dに夫々対応した縮小画像が表示される。
【0092】
図13は表示される動画像の映像信号を示す図であって、実線は偶フィールドの各ラインを表わしており、点線は奇フィールドの各ラインを表わしている。各ラインに付した符号は図12に示した符号と同様である。
【0093】
図1に示した第1の実施形態と同様に、画像メモリ装置20での書込み,読出し速度の関係から、偶フィールドと奇フィールドとでラインの上下関係が逆転する場合が生じるので、上記と同様の方法により、読出アドレスを1ライン分ずらしてこれを補正する。図13(a),(b)は夫々補正を行なわない場合と補正を行なった場合との表示画像の各ラインを示している。
【0094】
次に、この第2の実施形態のフリーズ表示動作について説明する。
【0095】
図10に図示しない操作パネルなどからの指示により、フリーズ制御回路45からフリーズ命令信号45Aが発せられると、図1に示した第1の実施形態と同様に、フリップフロップ回路46,47とANDゲート48との動作により、このANDゲート48から書込み停止直前のフィールドを示す“H”のパルス信号が発生される。
【0096】
書込み停止直前のフィールドでは、ANDゲート48からOR回路78を介して供給されるこの“H”のパルス信号によってフィルタ回路72が制御され、2ライン毎に1ラインずつ間引きされるように、即ち、画像の垂直方向に1/2の間引きを行なうのに適するように、フィルタ回路72での垂直フィルタの係数が切り替えられる。
【0097】
また、ライン選択回路73は、有効表示期間の奇数番目のライン(ライン1,ライン3,ライン5,ライン7,……)で“H”となるパルス信号13Yを発生し、ANDゲート16を介して書込制御回路17の書込信号発生回路74に供給する。また、このライン選択回路73からのパルス信号13Yはマルチプレクサ14に供給され、有効表示期間の4ライン毎のライン1,ライン5,ライン9,……をフィールドメモリ21に書き込み、有効表示期間の他の4ライン毎のライン3,ライン7,1ライン1,……をフィールドメモリ22に書き込むように、選択回路23を制御する。
【0098】
図14はフリーズ表示時にフィールドメモリ21,22に書き込まれる映像信号の各ラインを示す図であって、L1,L3,L5,L7,……は夫々、書込み停止直前のフィールドの有効表示期間のライン1,ライン3,ライン5,ライン7,……を示している。
【0099】
上述の書込み動作により、書込み停止直前のフィールドでは、有効表示期間のライン1,ライン5,ライン9,……がフィールドメモリ21に書き込まれ、ライン3,ライン7,ライン11,……がフィールドメモリ22に書き込まれる。
【0100】
このようにして書き込まれた書込み停止直前のフィールドの映像信号を、動画表示時と同じように、フィールドメモリ21,22からフィールド毎に交互に読み出すことにより、フリーズ画像を表示させることができる。
【0101】
図15は以上の動作によってフリーズ表示時に画像メモリ装置20から読み出される映像信号の各ラインを示す図であって、実線は偶フィールドの各ラインを、点線は奇フィールドの各ラインを夫々示しており、各ラインには図14と同様の符号をつけている。
【0102】
読出しの際のフィールドメモリ21,22の選択は、動画表示の場合と同様である。この場合も、動画表示の場合と同様に、ラインの上下関係が逆転する現象が生じるので、一方のフィールドで読出アドレスを1ライン分ずらし補正を行なう。この制御は動画表示の場合と同じである。図15(a),(b)は夫々かかる補正を行なわない場合と行なった場合の表示映像信号を示している。
【0103】
図10に示した第2の実施形態において、画像メモリ装置20は、1/16に画像縮小した4個の画面の画像データを2フィールド分記憶できる記憶容量を有する1個のメモリ装置(フレームメモリ)として構成することもできる。この場合、選択回路23,24は不要であり、夫々の選択回路の選択制御信号をフレームメモリのアドレス信号として入力すればよい。
【0104】
次に、入力映像信号と画面位置の切替えについて説明する。
【0105】
図16は図10における画面選択回路77の一具体例を示すブロック図であって、80はカウンタ、81,82はフリップフロップ回路、83は比較回路、84,85はEXOR回路、86はOR回路、87はフリップフロップ回路であり、図10に対応する信号には同一符号を付けている。
【0106】
図16において、カウンタ80は、選択信号発生回路76(図10)から制御パルス信号76Aが供給される毎に、1ずつカウントアッブして、0,1,2,3とカウントを繰り返す入力映像信号を選択するための2ビットの信号80Yを発生する。この信号80Yは、フリップフロップ回路81で書込みの垂直同期信号のタイミングに同期化された後、さらに、フリップフロップ回路82で1フィールド遅延される。フリップフロップ回路81,82の出力信号81Y,77Sは比較回路83でビット毎に比較される。
【0107】
この比較回路83はEXOR回路84,85とOR回路86とにより構成されており、信号81Y,77Sを比較し、これら間のいずれかのビットに差異があることを検出すると、画面位置が切り替わったことを示す1フィールド幅のパルス信号77Wを発生する。このパルス信号77Wが、書込み停止直前のフィールドを示す信号として、図10におけるOR回路78を介してライン選択回路73やマルチプレクサ14,フィルタ回路72に供給される。
【0108】
フリップフロップ回路82の出力信号77Sは、また、入力映像信号の選択制御信号及び処理領域の選択制御信号として、図10におけるスイッチ回路71や書込アドレス発生回路75に供給される。ここで、2ビットの選択信号77Sの値が0,1,2,3のとき、スイッチ回路71は夫々入力端子55,56,57,58からの映像信号を選択するものとする。
【0109】
図16において、比較回路83の出力パルス信号77Wは、また、フリップフロップ回路87によって1フィールド遅延され、書込停止信号77Fとして、図10におけるOR回路79,ANDゲート16を介して書込信号発生回路74に供給される。
【0110】
かかる構成において、まず、カウンタ80のカウント値が0であって、このとき、図10におけるスイッチ回路71が入力端子55からの映像信号を選択し、これが表示画面で縮小動画表示されているものとする。
【0111】
そこで、カウンタ80がカウントアップしてそのカウント値が1に更新されると、図16に示した画像選択回路77の動作により、パルス信号77Wが1フィールド期間“H”となる。この期間では、上述したフリーズ動作の書込み停止直前のフィールドと同じ書込み動作が行なわれ、入力映像信号の奇数番目のラインがフィールドメモリ21,22における図11に示した分割画面aに対応するフィールドメモリ21,22での記憶領域に書き込まれる。
【0112】
この書込みの終了直後の映像信号の垂直同期信号のタイミングで画面選択回路77は書込停止信号77Fを発生し、これにより、フィールドメモリ21,22の書込み動作が停止する。また、同じタイミングで選択制御信号77Sが切り替わり、これにより、スイッチ回路71は切り替わって入力端子56からの映像信号を選択するとともに、書込アドレス発生回路75が発生する書込アドレスを、図11に示した分割画面bに対応するフィールドメモリ21,22の記憶領域に切り替える。この切替え動作後、入力映像信号の垂直同期信号のタイミングで書込停止信号77Fは“L”となり、フィールドメモリ21,22の書込み動作停止が解除される。
【0113】
以上の動作により、入力端子55からの映像信号は表示画面の分割画面aの位置にフリーズ表示され、入力端子56からの映像信号が表示画面の分割画面bの位置に動画表示される。
【0114】
以下同様にして、入力映像信号とその書込み位置を順次切り替えていくことにより、処理回路51は4個の入力映像信号を画像縮小処理して表示画面の分割画面a〜dに表示させることができる。この場合、フリーズ画は動画に比べて垂直解像度が高い。
【0115】
ここで、映像信号の切替え周期を短くすることにより、擬似的な動画表示を行なうことができる。例えば、各映像信号の書込み期間を1フィールドとする。4つの映像信号は非同期であるので、夫々のフィールド単位の同期のずれが平均して0.5フィールドであると仮定すると、ある入力端子からの映像信号の書込みから次の映像信号の書込みまでの周期は平均1.5フィールドとなる。即ち、4つの映像信号を順次書き込み、再度同じ映像信号を書き込むまでの周期は6フィールドとなる。従って、1つの縮小表示画面に着目すれば、メモリデータは6フィールド周期で書込みが行なわれ、フィールド周波数が60Hzであれば、1秒間に10コマの画像を表示することができる。
【0116】
図17はこの場合の切替え動作を示すタイミングチャートであって、55V〜58Vは夫々図10の入力端子55〜58から入力される映像信号の垂直同期信号を示し、その他の各信号波形に付した符号は図10あるいは図16の各信号に付した符号と同様である。
【0117】
映像信号の書込みは、常に、書込み停止直前のフィールドとして行なわれることになる。映像信号の切替え後、平均0.5フィールドの間隔を置いて次の映像信号の書込みが行なわれる。
【0118】
なお、映像信号の切替え前後の期間で切替え出力が安定しなかったり、同期分離回路11から出力される同期信号11Yにノイズが発生したりする場合には、書込停止信号77Fのパルス幅が長くなるように、図16に示した回路を構成すればよい。
【0119】
以上のように、この実施形態では、小容量の画像メモリ装置を多数使うことなく、16個の互いに非同期の映像信号の擬似的な動画表示を行なわせることができる。また、1系統の画像メモリ装置に16個の映像信号を切り替えながら書き込む構成に比べ、時間分解能が高い。さらに、フリーズ表示時には、1フィールドの映像信号をその画像の垂直方向に1/2に間引き処理し、これを2フィールドに分解して表示するので、垂直方向に1/4に間引き処理した単純なフィールドフリーズに比べて垂直方向の分解能が高い。
【0120】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、垂直分解能が高い高画質な縮小画像のフリーズ表示を行なうことができるし、また、小容量の画像メモリを多数使うことなく、縮小画の擬似的な動画表示を行なうこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による縮小画像表示装置の第1の実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示した第1の実施形態による表示画面を示す模式図である。
【図3】図1に示した第1の実施形態での入力映像信号の有効表示期間部分を模式的に示す図である。
【図4】図1に示した第1の実施形態での動画表示時に画像メモリ装置に書き込まれる各ラインの映像信号を示す図である。
【図5】図1に示した第1の実施形態での動画表示時に画像メモリ装置から読み出される映像信号の各ラインを示す図である。
【図6】図1に示した第1の実施形態でのフリーズ動作時の図1における各信号を示すタイミングチャートである。
【図7】図1に示した第1の実施形態でのフリーズ動作時に画像メモリ装置に書き込まれる映像信号を示す図である。
【図8】図1に示した第1の実施形態でのフリーズ動作時に画像メモリ装置から読み出される映像信号を示す図である。
【図9】図1に示した第1の実施形態でのフリーズ拡大動作時に画像メモリ装置から読み出される映像信号を示す図である。
【図10】本発明による縮小画像表示装置の第2の実施形態を示すブロック図である。
【図11】図10に示した第2の実施形態による表示画面を示す模式図である。
【図12】図10に示した第2の実施形態でのフィールドメモリに書き込まれる映像信号のフィールドを示す図である。
【図13】図10に示した第2の実施形態での表示される動画像の映像信号の各ラインを示す図である。
【図14】図10に示した第2の実施形態でのフリーズ表示時に画像メモリ装置に書き込まれる映像信号の各ラインフィールドを示す図である。
【図15】図10に示した第2の実施形態でのフリーズ表示時に画像メモリ装置から読み出される映像信号の各ラインフィールドを示す図である。
【図16】図10における画像選択回路の一具体例を示すブロック図である。
【図17】図10に示した第2の実施形態での複数の入力映像信号の切替え動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1〜4 処理回路
5〜8 映像信号の入力端子
9 A/D変換器
10 フィルタ回路
11 同期分離回路
12 フィールド判別回路
13 ライン選択回路
14 マルチプレクサ
17 書込制御回路
18 書込信号発生回路
19 書込アドレス発生回路
20 画像メモリ装置
21,22 フィールドメモリ
23,24 選択回路
25 読出制御回路
26 読出信号発生回路
27 読出アドレス発生回路
28 同期モード信号の入力端子
29 同期信号発生回路
30 外部映像信号の入力端子
31 同期分離回路
32 マルチプレクサ
33 フィールド判別回路
34 タイミングパルス発生回路
35 ライン選択回路
36 フリップフロップ回路
38 マルチプレクサ
41 D/A変換器
43 映像信号の出力端子
44 フリーズモード信号の入力端子
45 フリーズ制御回路
46,47 フリップフロップ回路
49 拡大モード信号の入力端子
50 拡大制御回路
51〜54 処理回路
55〜70 映像信号の入力端子
71 スイッチ回路
72 フィルタ回路
73 ライン選択回路
74 書込信号発生回路
75 書込アドレス発生回路
76 画面選択信号発生回路
77 画面選択回路

Claims (4)

  1. インタレース方式の映像信号を入力信号とする縮小画像表示装置において、
    縦横夫々1/2に縮小された該入力映像信号を2フィールド分記憶し、アドレス空間上でフィールド単位に2分される記憶容量を有する記憶手段と、
    該入力映像信号を垂直方向に1/2に間引き処理する垂直方向の間引き手段と、
    該垂直方向の間引き手段の垂直方向の間引き動作を停止させる手段と、
    該記憶手段の書込アドレス信号を発生する書込アドレス発生手段と、
    該垂直方向の間引き手段によって間引き処理された該映像信号を該書込アドレス信号に従って該記憶手段に書き込む書込手段と、
    該書込手段の書込み動作を停止させる手段と、
    該記憶手段に書き込まれた2フィールド分の映像信号を順次読み出すための該記憶手段の読出アドレス信号を発生する読出アドレス発生手段と、
    該記憶手段に書き込まれた該映像信号を該読出アドレス信号に従って読み出す読出手段と
    を具備し、
    動画の表示モードでは、該垂直方向の間引き手段で垂直方向の間引き動作を行なわせるとともに、該アドレス発生手段が連続する2フィールド分の画素に一対一に対応する該アドレス信号を繰り返し発生して、縮小された該入力映像信号を該記憶手段にフィールド単位に2分して書き込み、
    フリーズ画の表示モードでは、該記憶手段への書込みを停止し、さらに、該書込み停止の直前のフィールドにおいて、該垂直方向の間引き手段による垂直方向の間引き動作を停止させて、1ライン毎に該記憶手段の2分されたアドレス空間に交互に書き込むことを特徴とする縮小画面表示装置。
  2. 請求項1において、
    前記垂直方向の間引き手段による垂直方向の1/2の間引き処理に応じて、前記入力映像信号の垂直方向の周波数成分をサンプリング定理に従って帯域制限するフィルタ手段と、
    該フィルタ手段の垂直方向の帯域制限動作を停止させる手段と
    を設け、
    前記動画の表示モードでは、該フィルタ手段で垂直方向の帯域制限動作を行なわせ、
    前記フリーズ画の表示モードでは、該フィルタ手段による垂直方向の帯域制限動作を停止させることを特徴とする縮小画面表示装置。
  3. インタレース方式の映像信号を入力信号とする縮小画像表示装置において、
    縦横夫々1/4に縮小された該入力映像信号を2フィールド分記憶し、アドレス空間上でフィールド単位に2分される記憶容量を有する記憶手段と、
    該入力映像信号を垂直方向に1/4あるいは1/2に間引き処理する垂直方向の間引き手段と、
    該垂直方向の間引き手段の垂直方向の間引き処理を1/4と1/2とに切り替える切替手段と、
    該記憶手段の書込アドレス信号を発生する書込アドレス発生手段と、
    垂直方向の間引き手段によって間引き処理された該映像信号を該書込アドレス信号に従って該記憶手段に書き込む書込手段と、
    該書込手段の書込み動作を停止させる手段と、
    該記憶手段に書き込まれた2フィールド分の映像信号を順次読み出すために、該記憶手段の読出アドレス信号を発生する読出アドレス発生手段と、
    該記憶手段に書き込まれた該映像信号を該読出アドレス信号に従って読み出す読出手段と
    を具備し、
    動画の表示モードでは、該垂直方向の間引き手段によって該入力映像信号を垂直方向に1/4に間引き処理するとともに、該アドレス発生手段が連続する2フィールド分の画素に一対一に対応するアドレス信号を繰り返し発生して、縮小された該入力映像信号を該記憶手段にフィールド単位に2分して書き込み、
    フリーズ画の表示モードでは、該記憶手段への書込みを停止し、さらに、該書込み停止の直前のフィールドにおいて、該垂直方向の間引き手段によって該入力映像信号を垂直方向に1/2に間引き処理し、書込みライン毎に該記憶手段の2分されたアドレス空間に交互に書き込むことを特徴とする縮小画面表示装置。
  4. 請求項3において、
    前記垂直方向の間引き手段による垂直方向の間引き処理に応じて、前記入力映像信号の垂直方向の周波数成分をサンプリング定理に従って帯域制限し、該垂直方向の1/4あるいは1/2の間引き処理の切替えに応じて帯域制限特性が切り替わる垂直フィルタ手段と
    を設けたことを特徴とする縮小画面表示装置。
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