JPH1044870A - 自動車用トノカバー装置 - Google Patents

自動車用トノカバー装置

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Publication number
JPH1044870A
JPH1044870A JP21598496A JP21598496A JPH1044870A JP H1044870 A JPH1044870 A JP H1044870A JP 21598496 A JP21598496 A JP 21598496A JP 21598496 A JP21598496 A JP 21598496A JP H1044870 A JPH1044870 A JP H1044870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tonneau cover
storage case
cover sheet
edge
tonneau
Prior art date
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Pending
Application number
JP21598496A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Hara
明宏 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
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Publication of JPH1044870A publication Critical patent/JPH1044870A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トノカバーシートに皺を生じて美観を損ね
る。 【解決手段】 両端にサイドカバー11を備えた収納ケ
ース13と、この収納ケース13内に収納され、この収
納ケース13に形成した開口部14から引出し可能なト
ノカバーシート16と、このトノカバーシート16の引
出し端17側の両端に設けられ、サイドカバー11に形
成した係合孔12に係合可能なエンドキャップ18とを
設ける。前記サイドカバー11に形成した係合孔12を
下端側に解放する切欠き孔19とする。この切欠き孔1
9の端縁19aを、収納ケース13に形成した開口部1
4の下端縁14aと略一致させ、サイドカバー11の切
欠き孔19の端縁19aで生じるトノカバーシート16
の折れ線が、収納ケース13の開口部14の下端縁14
aで生じる折れ線と略同一になるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のラゲッジ
ルームの上部を覆うトノカバーシートを備えたトノカバ
ー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用トノカバー装置10は、
図4及び図5に示すように、両端にサイドカバー11を
備えた収納ケース13と、この収納ケース13内に収納
され、この収納ケース13に形成した開口部14から引
出し可能なトノカバーシート16とを備えており、この
トノカバーシート16の引出し端側17の両端には、前
記サイドカバー11に形成した係合孔12に係合可能な
エンドキャップ18が設けられている。
【0003】前記トノカバーシート16は巻取軸15に
巻き付けられて収納ケース13内に収納されており、こ
の収納ケース13を乗員の着座シートよりも後方側のラ
ゲッジルーム2の上端に載置して、収納ケース13内か
らトノカバーシート16を引出し、ラゲッジルーム2の
上部を覆うようになっている。また、前記トノカバーシ
ート16によるラゲッジルーム2の覆いを解除すると、
トノカバーシート16は図示しない巻き取り装置により
巻取軸15に巻き取られて収納ケース13内に再び収納
される。
【0004】ところで、近年、前記ラゲッジルーム2の
上部の全域を覆うように、トノカバーシート16の幅寸
法(引出し方向と直角方向の寸法)を大きくして、この
トノカバーシート16の引出し端側17の両端に設けた
エンドキャップ18をサイドカバー11に形成した係合
孔12に係合可能にしてある。
【0005】これによって、前記トノカバーシート16
の寸法が、サイドカバー11間の収納ケース13の幅寸
法と同等以下の寸法である場合に比較して、大きくなる
から、ラゲッジルーム2の上部を広範に亘って覆うこと
ができるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ト
ノカバーシート16が収納ケース13内に収納されると
き、トノカバーシート16の引出し端17側に設けたエ
ンドキャップ18が、図5に二点鎖線で示すように、サ
イドカバー11に形成した係合孔12に正しく係合する
場合には格別不具合は生じないけれども、前記エンドキ
ャップ18がサイドカバー11に形成した係合孔12に
正しく係合しない場合にはつぎのような不具合を生じる
虞がある。
【0007】即ち、前記エンドキャップ18が係合孔1
2に正しく係合しない場合、図5に実線で示すように、
エンドキャップ18がサイドカバー11と干渉してトノ
カバーシート16がエンドキャップ18を設けた部分か
ら折れ曲って、引出し端17側が垂れ下がることにな
る。この場合には、前記エンドキャップ18を設けた部
分のトノカバーシート16(斜線部A)が、このトノカ
バーシート16の収納方向での引張り力を強く受け、残
余の部分のトノカバーシート16が弛むことになる。
【0008】これは、前記トノカバーシート16が折れ
曲るとき、エンドキャップ18を設けた両端付近におい
ては、このエンドキャップ18との接点18a或いはサ
イドカバー12に形成した係合孔12の下端縁12aか
らから折れ曲るが、残余の中央部分では収納ケース13
に形成した開口部14の下端縁14aから折れ曲ろうと
し、このトノカバーシート16の折れ曲り位置が一致し
ないからである。
【0009】その結果、前記トノカバーシート16が、
引張り力を強く受けた両端付近部分と弛んだ中央部分と
の間の部分で皺を生じることになり、美観を損ねる虞が
ある。
【0010】本発明は前記従来の実情に鑑みて案出され
たもので、トノカバーシートに皺が発生せず、美観を損
うことのない自動車用トノカバー装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、両端にサイドカバーを備えた収納ケース
と、この収納ケース内に収納され、この収納ケースに形
成した開口部から引出し可能なトノカバーシートと、こ
のトノカバーシートの引出し端側の両端に設けられ、前
記サイドカバーに形成した係合孔に係合可能なエンドキ
ャップとを備えた自動車用トノカバー装置において、前
記サイドカバーに形成した係合孔を下端側に解放する切
欠き孔とすると共に、この切欠き孔の端縁を、前記収納
ケースに形成した開口部の下端縁と略一致させ、前記サ
イドカバーの切欠きの端縁で生じるトノカバーシートの
折れ線が、前記収納ケースの開口部の下端縁で生じる折
れ線と略同一になるようにしてある。
【0012】この発明において、トノカバーシートは収
納ケース内に引出し可能に収納されており、具体的には
巻取軸に巻き付けられた状態で収納されている。前記収
納ケース内に収納されたトノカバーシートは、収納ケー
スに形成された開口部から適宜引出されて、ラゲッジル
ームを覆うことが可能である。前記トノカバーシートに
よるラゲッジルームの覆いを解除すると、トノカバーシ
ートは巻取軸に巻き取られて収納ケース内に再び収納さ
れる。
【0013】ここで、前記トノカバーシートが巻取軸に
巻き取られて収納ケース内に収納されるとき、トノカバ
ーシートの引出し端側の両端に設けたエンドキャップが
サイドカバーに形成した係合孔(切欠き孔)に係合して
止まり、トノカバーシートの引出し端側は、サイドカバ
ーに形成した切欠き孔の端縁及び収納ケースに形成した
開口部の下端縁を境として折れ曲り、自重によって鉛直
方向に垂れ下がることになる。
【0014】このとき、前記サイドカバーに形成した切
欠き孔の端縁は収納ケースに形成した開口部の下端縁と
略一致しており、サイドカバーの切欠き孔の端縁で生じ
るトノカバーシートの折れ線が、前記収納ケースの開口
部の下端縁で生じる折れ線と略同一になるようにしてあ
るから、トノカバーシートは全幅に亘って一様な引張り
力を受けることになり、不均一な張力が作用することが
ない。したがって、前記トノカバーシートに皺が生じる
ことが防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。尚、従来例と同一構
成部分には同一符号を付して説明する。
【0016】図1は本発明の自動車用トノカバー装置を
備えた自動車のラゲッジルームの要部を示す斜視図、図
2はトノカバー装置の一部を切除して示す斜視図であ
る。
【0017】図において、10は自動車用のトノカバー
装置で、このトノカバー装置10は、両端にサイドカバ
ー11を備えた収納ケース13と、この収納ケース13
に形成した開口部14から引出し可能なトノカバーシー
ト16とを備えており、このトノカバーシート16の引
出し端17側の両端には、前記サイドカバー11に形成
した係合孔12に係合可能なエンドキャップ18が設け
られている。前記トノカバーシート16は巻取軸15に
巻き付けられた状態で収納ケース13内に収納されてお
り、この収納ケース13を乗員の着座シート1よりも後
方側のラゲッジルーム2の上方に載置して、収納ケース
13に形成した開口部14からトノカバーシート16を
引出し、ラゲッジルーム2の上部を覆うようになってい
る。
【0018】前記サイドカバー11に形成した係合孔1
2は下端側に解放する切欠き孔19となっており、この
切欠き孔19の端縁19aは、収納ケース13に形成し
た開口部14の下端縁14aと略一致させてある。
【0019】前記トノカバーシート16の引出し端17
側はトノカバーシート16が折り返されて二重になって
おり、この引出し端17側の端縁には、折り返されて二
重になったトノカバーシート16内に挟み込まれた状態
で、補強部材20が設けられている。この補強材20は
合成樹脂製或いは金属製のパイプから形成されており、
全体として略U字状を呈している。また、前記補強部材
20の両端部はエンドキャップ18に係合している。
【0020】斯かる構成において、前記トノカバー装置
10は、収納ケース13が乗員の着座シート1よりも後
方側のラゲッジルーム2の上方に載置される。前記収納
ケース13内に収納されたトノカバーシート16は、収
納ケース13に形成した開口部14から適宜引出され、
ラゲッジルーム2の上部を覆うことが可能である。前記
トノカバーシート16によるラゲッジルーム2の覆いを
解除すると、トノカバーシート16は巻取軸15に巻き
取られて、収納ケース13内に再び収納される。
【0021】ここで、前記トノカバーシート16が巻取
軸15に巻き取られて収納ケース13内に収納されると
き、トノカバーシート16の引出し端17側の両端に設
けたエンドキャップ18がサイドカバー11に形成した
係合孔12(切欠き孔19)に係合して止まる。これに
より、前記トノカバーシート16の引出し端17側は、
エンドキャップ11に形成した切欠き孔19の端縁19
a及び収納ケース13に形成した開口部14の下端縁1
4aを境として折れ曲り、自重によって鉛直方向に垂れ
下がることになる(図3参照)。
【0022】このとき、前記エンドキャップ11に形成
した切欠き孔19の端縁19aは、収納ケース13に形
成した開口部14の下端縁14aと略一致しており、サ
イドカバー11の切欠き孔19の端縁19aで生じるト
ノカバーシート16の折れ線21が、前記収納ケース1
3の開口部14の下端縁14aで生じる折れ線22と略
同一になるから、トノカバーシート16は全幅に亘って
一様な引張り力を受けることになり、不均一な張力が作
用することがない。したがって、前記トノカバーシート
16に皺が生じることが防止される。
【0023】
【発明の効果】以上、詳細に述べたように本発明によれ
ば、トノカバーシートが収納ケース内に収納されると
き、トノカバーシートに皺が発生せず、美観を損うこと
のない自動車用トノカバー装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図面で、本発明のト
ノカバー装置を備えた自動車のラゲッジルームの要部を
示す斜視図である。
【図2】同トノカバー装置の一部を切除して示す斜視図
である。
【図3】同トノカバー装置のトノカバーシートが収納ケ
ース内に収納されるとき、エンドキャップがサイドカバ
ーに形成した切欠き孔に係合した状態を示す断面説明図
である。
【図4】従来のトノカバー装置の一部を切除して示す斜
視図である。
【図5】同トノカバー装置のトノカバーシートが収納ケ
ース内に収納される状態を示す断面説明図である。
【符号の説明】
10 トノカバー装置 11 サイドカバー 12 係合孔 13 収納ケース 14 開口部 14a 下端縁 16 トノカバーシート 17 引出し端 18 エンドキャップ 19 切欠き孔 19a 端縁 21 折れ線 22 折れ線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端にサイドカバーを備えた収納ケース
    と、この収納ケース内に収納され、この収納ケースに形
    成した開口部から引出し可能なトノカバーシートと、こ
    のトノカバーシートの引出し端側の両端に設けられ、前
    記サイドカバーに形成した係合孔に係合可能なエンドキ
    ャップとを備えた自動車用トノカバー装置において、前
    記サイドカバーに形成した係合孔を下端側に解放する切
    欠き孔とすると共に、この切欠き孔の端縁を、前記収納
    ケースに形成した開口部の下端縁と略一致させ、前記サ
    イドカバーの切欠きの端縁で生じるトノカバーシートの
    折れ線が、前記収納ケースの開口部の下端縁で生じる折
    れ線と略同一になるようにしたことを特徴とする自動車
    用トノカバー装置。
JP21598496A 1996-07-30 1996-07-30 自動車用トノカバー装置 Pending JPH1044870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21598496A JPH1044870A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 自動車用トノカバー装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP21598496A JPH1044870A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 自動車用トノカバー装置

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JPH1044870A true JPH1044870A (ja) 1998-02-17

Family

ID=16681491

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JP21598496A Pending JPH1044870A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 自動車用トノカバー装置

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JP (1) JPH1044870A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009073340A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Toyota Boshoku Corp 車両用トノカバー装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009073340A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Toyota Boshoku Corp 車両用トノカバー装置

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