JPH104239A - 半導体発光素子 - Google Patents

半導体発光素子

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JPH104239A
JPH104239A JP17702196A JP17702196A JPH104239A JP H104239 A JPH104239 A JP H104239A JP 17702196 A JP17702196 A JP 17702196A JP 17702196 A JP17702196 A JP 17702196A JP H104239 A JPH104239 A JP H104239A
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layer
ridge
width
semiconductor
laser
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JP17702196A
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Akihiko Kasukawa
秋彦 粕川
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な工程で製造できるリッジ構造の半導体
発光素子を提供する。 【解決手段】 半導体レーザには、リッジ構造19〜2
1と活性層16との間に選択的に酸化可能なp−AlAs
半導体層18が設けられ、製造工程中に、リッジ幅の側
縁部に相当する半導体層の部分が酸化されて選択酸化層
18Bを構成し、リッジ幅の中心に相当する部分がその
まま半導体層部分18Aとして残される。選択酸化層1
8Bはリッジ構造と組み合わせることにより、電流狭窄
及び横モード制御を可能にする。リッジ構造の半導体レ
ーザが、1回の成長工程で得られ、製造工程が簡素化さ
れる。リッジ構造の幅を、共振器の端面で小さく中央部
で大きくすることにより、中央部の有効リッジ幅を小さ
くすると共に、端面近傍では電流阻止構造に形成する。
これにより、レーザしきい値を低減し、小さな径の円形
ビームを得ると共に、レーザのCODをも防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体発光素子に
関し、更に詳しくは、二重ヘテロ構造の端面発光型の半
導体発光素子の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】二重ヘテロ構造の半導体発光素子は、バ
ンドギャップが小さな活性層の上下を、バンドギャップ
がより大きな結晶層で挟んだ構造を有する。この構造で
は、上下の結晶層が活性層よりも大きな屈折率を有する
ため、レーザ光が活性層内に好適に閉じ込められる。
【0003】図4は、埋込みリッジ導波路型半導体レー
ザと呼ばれる形式の従来の短波長レーザの構造を示し、
同図(a)は全体断面を、同図(b)は同図(a)の一
部詳細断面を示している。n−GaAs基板51上には、
下層から順次に、n−(Al0.3Ga0.7)0.5In0.5Pク
ラッド層52、n−(Al0.1Ga0.90.5In0.5P光閉
込め層53、複数のGa0.5In0.5P井戸層54及び該
井戸層を挟む(Al0.1Ga0.9)0.5In0.5P障壁層55
から成る量子井戸活性層56、及び、p−(Al0.1Ga
0.90.5In0.5P光閉じ込め層57が形成され、更にそ
の上には、リッジ構造のp−(Al0.3Ga0.70.5In
0.5Pクラッド層58、p−Ga0.5In0.5P層59、及
び、p−GaAsコンタクト層60が形成されている。図
示しないp側及びn側電極が、これら全体を上下方向に
挟んで配置される。リッジ構造のp−(Al0.3Ga0.7
0.5In0.5Pクラッド層58のリッジ幅は、そのリッジ
底部で4μm程度であり、リッジの幅方向両側部には、
電流阻止及び横モード制御のためのn−GaAs埋込み層
61が形成されている。
【0004】上記形式の従来の半導体レーザは、例えば
680nmで発振する半導体レーザの場合には、発振の
しきい値電流が30mA程度であり、50mW以上の光
出力が基本横モード動作で得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体レーザで
は、上記リッジ構造を形成するために、p−GaInP層
59迄の成長工程、フォトリソグラフィ法によりリッジ
導波路を形成した後のn−GaAs埋込み層61の成長工
程、及び、その後のp−GaAs層60の成長工程と、3
回の結晶成長工程を必要とする。このため、工程が複雑
で生産効率が低いという問題がある。
【0006】更に、従来の半導体レーザから得られる放
射ビームは、例えば7°×30°程度の拡がりを有する
楕円形状であり、楕円形のビームパターンは、光ディス
クの孔へビームを絞ることが困難という問題もある。
【0007】本発明は、上記に鑑み、工程が簡素である
と共に、ビームサイズを絞ることが容易な円形に近い放
射ビームパターンを有する半導体発光素子を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体発光素子
は、活性層の上下を該活性層のバンドギャップよりも大
きなバンドギャップを有する結晶層で挟む光共振器を備
える半導体発光素子において、前記結晶層の少なくとも
一方が、0.8<x≦1として、組成がAlXGa1-XAs
で与えられる1の半導体層を含み、該半導体層の一部が
酸化膜層に形成されることを特徴とする。
【0009】本発明の半導体発光素子では、製造工程中
において、半導体層を選択的に酸化して選択酸化層を形
成する部分及び半導体層として残す部分の選択を、酸化
条件の選択により行なうことが出来る。選択酸化層は、
リッジ構造と組み合わせることにより、電流狭窄及びレ
ーザの横モード制御を行なうことが出来るので、リッジ
構造を埋め込むための埋込み層の成長工程を要しない。
【0010】また、リッジ構造との位置関係を整合させ
ることで、半導体層部分として残す幅を実効的なリッジ
幅とし、このリッジ幅が酸化条件の選定により選択でき
ることにより、実効的なリッジ幅を小さくしてレーザ発
振のためのしきい値を低減し、更には、共振器端面に電
流阻止構造を同時に形成することも可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の半導体発光素子の特に好
ましい態様では、活性層上部の結晶層がリッジ構造を有
し、該リッジ構造の幅が、光共振器の共振器方向の端面
において光共振器の中央部分よりも小さく形成される。
ここで、AlXGa1-XAs(0.8<x≦1)から成る半
導体層を選択酸化する際に、リッジ幅及び酸化条件を適
当に選ぶことにより、光共振器の中央部分ではリッジ側
縁部のみでAlAsを酸化させ、端面ではリッジ幅の全体
でAlAsを酸化させる。
【0012】選択酸化層が、電流狭窄および横モード制
御のための層として作用するので、実効的なリッジ幅を
小さくすることが出来る。一方、共振器端面近傍では、
リッジの幅方向全体でAlAsの酸化を発生させること
で、共振器端面に流れる電流を有効に阻止することが出
来る。更に、共振器端面では光の電界が大きく広がるた
め、円形に近い出射ビームパターンが得られ、ビーム径
の縮小が容易になる。
【0013】また、一般に、従来の短波長系の半導体レ
ーザでは、共振器端面がレーザ光により熱的に溶融し、
レーザ発振が瞬時に停止していまうという現象「COD
(Catastrophic Optical Damage)」が頻繁に発生し、半
導体レーザの寿命を損っている。このCODは、従来、
共振器端面を発振光に対して透明とする窓構造、或い
は、端面に電流を注入させない端面非注入構造などを採
用することで防止している。
【0014】AlAs層の選択酸化については、面発光レ
ーザ装置における垂直キャビティーの形成に適用した報
告がある(Y.Hayashi et al., Electronics Letters, V
o.31,pp.560-562,1995)。この面発光レーザ装置では、
円柱メサの中心部分を残して周縁部分のAlAs層を酸化
させ、円柱メサの実効的な活性領域の直径を小さくし
て、しきい値の低減及びレーザ径の縮小を図っている。
しかし、本発明では、選択酸化層の形成をリッジ構造の
半導体レーザに適用することにより、埋込み層形成のた
めの成長工程が不要となる利点が得られるものである。
【0015】また、本発明では、上記選択酸化層を二重
ヘテロ構造に適用して大きなCOD光出力を得ること、
更には、選択酸化の領域とリッジ領域との位置関係に基
づいた効果を得るものであることにおいても、上記報告
例とは異なる。更に、本発明の好ましい態様では、半導
体層の選択酸化を、端面附近で幅が小さなリッジ構造の
半導体発光素子に適用することで、従来の面発光レーザ
装置にはない利点が得られるものである。
【0016】図面を参照して本発明を更に詳細に説明す
る。図1(a)は、本発明の一実施形態例の半導体レー
ザの構造を示す断面図、図1(b)はその一部詳細断面
図である。
【0017】n−GaAs基板11上には、まず、下層か
ら順次に、1μm厚みのn−(Al0.3Ga0.7)0.5In0.5
Pクラッド層12、20nm厚みの(Al0.1Ga0.9
0.5In0.5P光閉込め層13、7nm厚みのGa0.5In
0.5P量子井戸層14及び10nm厚みの(Al0.1Ga
0.9)0.5In0.5P障壁層15からなる量子井戸活性層1
6、及び、20nm厚みの(Al0.1Ga0.9)0.5In0.5
光閉じ込め層17が成長形成されている。
【0018】更に、その上には、半導体層を構成する2
0nm厚みのp−AlAs層18が積層してあり、その光
共振器の幅方向中央部はそのままp−AlAs層18Aと
して残され、該中央部を除いた周縁部が製造工程中に酸
化されて選択酸化層18Bを形成している。半導体層1
8の上には、全体としてリッジ構造を有する1μm厚み
のp−(Al0.3Ga0.70.5In0.5Pクラッド層19、
20nm厚みのp−Ga0.5In0.5P層20、及び、1μ
m厚みのp−GaAsコンタクト層21から成る積層が形
成されている。このリッジ構造及び半導体層を含む全面
を覆ってSiN層22が形成され、更に、全体を挟んで
図示しない電極が形成されている。リッジ構造は、全体
として共振器方向に細長い棒形状を有し、その両端面の
近傍が幅方向にテーパー状となる先細に形成され、共振
器方向と直交方向の断面は台形を成している。
【0019】上記実施形態例の半導体レーザを実際に作
製した。まず、n−GaAs基板11上に、n−(Al0.3
Ga0.7)0.5In0.5Pクラッド層12から、p−GaAs
コンタクト層21迄を順次に成膜した。この成膜には、
MOCVD法を用い、その原料には、III族材料として
TMIn及びTeGaを、V族材料としてPH3及びAsH3
を夫々用いた。また、ドーピングガスには、p導電型の
形成にDEZnを、n導電型の形成にSiH4を夫々用い
た。
【0020】次いで、SiNx層を全面に形成し、通常の
ホトリソグラフィの手法を用いて、これをパターニング
した。このパターン形状は、図2に示すように、全体と
してストライプ形状を有し、ストライプの両端部で先細
のテーパー状としてある。引き続き、このストライプパ
ターンをマスクとした湿式エッチングにより、p−Al
As層18の上面迄を選択除去することで、図1のリッ
ジ構造を有するウエハを得た。図2に示したパターンに
より、共振器長は400μmで、リッジ底面におけるリ
ッジ幅は、共振器方向の中央部分で4μm、共振器方向
の両端面で1μmが得られた。
【0021】引き続き、石英製のベルジャにウエハをセ
ットし、水蒸気を導入しながら加熱して、ウエハ温度を
450°に上げた。この状態で30分程度維持すること
により、リッジ構造の下部に配置されたp−AlAs層1
8を酸化した。適当な酸化条件を選定することにより、
リッジ下部のp−AlAs層18の共振器中央部には、リ
ッジの幅方向の中心位置に約3μm幅を有するAlAs半
導体層部分18Aをそのまま残し、リッジの幅方向周縁
部に選択酸化層18Bを形成した。また、リッジの共振
器方向の端面附近では、幅方向全体のAlAs層18の全
てを酸化して選択酸化層18Bとした。このような選択
酸化を採用することにより、共振器方向の中央部に3μ
m幅のレーザの電流経路が得られ、他方、共振器端面附
近では電流経路が形成されず、共振器端面部は、電流非
注入構造に形成された。
【0022】その後に、絶縁及び保護膜を構成するSi
x層22を全面に形成し、リッジ上部に電流通路用の
窓を形成した。n−GaAs基板11を裏面から研磨し、
ウエハ全体の厚みを100μm程度にした後に、積層の
上面及び基板の裏面に夫々p側電極及びn側電極を形成
した。
【0023】上記で得られた半導体レーザの特性を測定
した。測定されたしきい値電流は20mAで、量子効率
は0.4W/Aであった。発振波長は680nmであ
る。この半導体レーザは、端面に電流阻止構造を形成し
たことにより、レーザ出力が100mWまでの範囲では
CODが観測されなかった。遠視野像の半値全幅は、接
合面に平行な方向で25゜、垂直な方向で30°であっ
た。遠視野像のアスペクト比は1.2(30/25)で
あり、ほぼ円形で良好なビーム形状が実現できた。
【0024】図3(a)及び(b)は、本発明の第2の
実施形態例の半導体レーザを図1(a)及び(b)と同
様に示している。本実施形態例の半導体レーザは0.9
8μm波長で発振する。
【0025】本実施形態例の半導体レーザは、全体とし
て先に示した実施形態例の半導体レーザと同様な構造を
有すると共に、材料組成並びに活性層及びリッジ構造の
一部において先の実施形態例から相違する。n−GaAs
基板23上には、順次に、2μm厚みのn−Al0.3Ga
0.7Asクラッド層24、10nm厚みのAl0.1Ga0.9
s光閉じ込め層25、10nm厚みのGa0.8In0.2As量
子井戸層26及び10nm厚みのAl0.1Ga0.9As障壁
層27からなる量子井戸活性層28、20nm厚みのA
l0.1Ga0.9As光閉込め層29が形成され、更にその上
に、半導体層部分30A及び選択酸化層30Bを有する
10nm厚みのp−AlAs層30が形成されている。p
−AlAs層30の上には、リッジ構造を成す2μm厚み
のp−Ga0.7Al0.3Asクラッド層31及び1μm厚みの
p−GaAsコンタクト層32が形成され、リッジ構造を
含む全積層を覆ってSiN層33が形成されている。リ
ッジ構造等その他の構成は、先の実施形態例における構
成と同様である。
【0026】第2の実施形態例においても、先の実施形
態例と同様な特性が得られた。共振器長800μmの素
子で、共振器端面に夫々5%/95%の反射膜を施すこ
とにより、しきい値電流15mA、量子効率1W/A
で、1Aの駆動電流までCODのない特性が得られる。
上記各実施形態例では、選択酸化を行なう半導体層とし
てp−AlAsを用いた例を示したが、この半導体層は、
AlAsには限定されず、0.8<x≦1なる範囲のxで
与えられる組成のAlXGa1-XAsであればよい。また、
上記各実施形態例では、GaAs基板上に形成した半導体
レーザの例を挙げて説明したが、InP基板上に形成し
た半導体レーザであってもよい。この場合には、例えば
InPとAlAsとは格子定数が3.7%程度異なるた
め、AlAs半導体層の膜厚を10nm以下とすることが
好ましい。
【0027】また、本発明は、エピタキシャル成長で形
成するレーザ構造に限らず、異種基板上に形成したウエ
ハをボンディング技術を用いて形成したレーザ構造に適
用してもよい。
【0028】本発明のリッジ構造の半導体レーザでは、
円形ビーム形状が容易に得られ、また、COD光出力の
大きな半導体レーザを作製することが出来る。即ち、半
導体層の酸化条件の選定により、有効リッジ幅が共振器
方向で異なるリッジ構造を形成できる。任意の有効幅の
リッジを得ることで、埋込み層の成長工程を要すること
なく、必要な電流狭窄及び横モード制御を得ると共に、
レーザ発振のためのしきい値電流を低減し、共振器端面
には電流阻止構造を形成する。つまり、共振器端面でリ
ッジ幅を小さくしたことにより、端面非注入構造がいわ
ば自己整合的に形成される。また、光の電界も大きく広
がり、実質的に円形で狭い出射ビームパターンが得られ
るというメリットも同時に実現できる。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の半導体
発光素子によると、半導体層を選択的に酸化して選択酸
化膜層を形成することにより、電流狭窄及び横モード制
御のための構造を得ることが出来るので、埋込み層の成
長形成を必要とすることなく、リッジ構造の半導体発光
素子が得られる。従って、本発明は、リッジ導波路型半
導体発光素子の製造工程を簡素化した顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は夫々、本発明の一実施形態
例の半導体レーザの構造を示す断面図、及び、その一部
詳細断面図。
【図2】リッジ形成のためのマスクの形状を示す平面
図。
【図3】(a)及び(b)は夫々、本発明の別の実施形
態例の半導体レーザの構造を示す断面図、及び、その一
部詳細断面図。
【図4】(a)及び(b)は、従来の半導体レーザの構
造を図1(a)及び(b)と同様に示す断面図。
【符号の説明】
11 n−GaAs基板 12 n−GaAsクラッド層 13 n−(AlGa)InP光閉込め層 14 GaInP井戸層 15 (AlGa)InP障壁層 16 量子井戸活性層 17 p−(AlGa)InP光閉込め層 18 p−AlAs層 18A 半導体層部分 18B 選択酸化層 19 p−(AlGa)InPクラッド層 20 p−GaInP層 21 p−GaAsコンタクト層 22 SiNx層 23 n−GaAs基板 24 n−AlGaAsクラッド層 25 n−AlGaAs光閉込め層 26 GaInAs井戸層 27 AlGaAs障壁層 28 量子井戸活性層 29 p−AlGaAs光閉込め層 30 p−AlAs層 30A 半導体層部分 30B 選択酸化層 31 p−GaAlAsクラッド層 32 p−GaAsコンタクト層 33 SiNx層 51 n−GaAs基板 52 n−(AlGa)InPクラッド層 53 n−(AlGa)InP光閉込め層 54 GaInP 井戸層 55 (AlGa)InP障壁層 56 量子井戸活性層 57 p−(AlGa)InP光閉込め層 58 p−(AlGa)InPクラッド層 59 p−GaInP層 60 p−GaAsコンタクト層 61 n−GaAs埋込み層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性層の上下を該活性層のバンドギャッ
    プよりも大きなバンドギャップを有する結晶層で挟む光
    共振器を備えるリッジ導波路型半導体発光素子におい
    て、 前記結晶層の少なくとも一方が、0.8<x≦1とし
    て、組成がAlXGa1-XAsで与えられる1の半導体層を
    含み、該半導体層の一部が酸化膜層に形成されることを
    特徴とする半導体発光素子。
  2. 【請求項2】 前記活性層上の結晶層がリッジ構造を有
    し、該リッジ構造の幅は、光共振器の端面近傍において
    光共振器の中央部分よりも小さく形成される、請求項1
    に記載の半導体発光素子。
  3. 【請求項3】 前記半導体層は、光共振器の端面の近傍
    において、前記リッジ構造の幅に整合する部分の実質的
    に全てが前記酸化膜層に形成され、光共振器の中央部分
    において、リッジ構造の幅に整合する部分の側縁部のみ
    が前記酸化膜層に形成されている、請求項2に記載の半
    導体発光素子。
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