JPH10336534A - 映像音声信号記録装置及びテレビジョン受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが放送された番組を見て、その番組の
次回を予約する旨を宣言する操作を行うだけで、簡単に
録画予約を行うことができる映像音声信号記録装置を提
供する。 【解決手段】 テレビジョン放送受信部１０２により受
信されるテレビジョン放送の映像音声信号を映像音声信
号記録部１０３により記録媒体１０９に記録するに当た
り、番組表取得部１０７により番組表を一定期間毎に取
得して番組表記憶部１０８に記憶しておくことにより、
入力部１０６により入力された録画予約設定情報に応じ
て、上記番組表記憶部１０８に記憶されている番組表を
用いて自動的に番組予約し、時計部１０５により与えら
れる現在時刻情報と上記番組表記憶部１０８に記憶され
ている番組表に基づいて、録画予約された番組を抽出し
て上記記録媒体１０９に記録するように上記テレビジョ
ン放送受信部１０２及び映像音声信号記録部１０３を制
御部１０４で制御する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】予め指定された時間に指定さ
れたチャンネルを録画させる録画予約機能を有する映像
音声信号記録装置及び予め指定された時間に指定された
チャンネルを表示する番組予約機能を有するテレビジョ
ン受信装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、タイマー予約機能を備えたビデオ
テープレコーダ（ＶＴＲ）やテレビジョン受像機におけ
る録画予約や番組予約は、 （１） タイマー予約モードに入る。

【０００３】（２） 開始の週及び曜日をセットする。

【０００４】（３） 開始の時をセットする。

【０００５】（４） 開始の分をセットする。

【０００６】（５） 終了の時をセットする。

【０００７】（６） 終了の分をセットする。

【０００８】（７） 予約チャンネルをセットする。

【０００９】（８） タイマー予約を行う。

【００１０】の（１）ないし（８）のプロセス手順で行
われていた。そして、上記（２）ないし（７）プロセス
における数値のセットには、アップ・スイッチとダウン
・スイッチを使用して１デジットずつ増減させたり、あ
るいは１０キー・スイッチやバーコードなどの入力装置
が用いられていた。また、毎日或いは毎週同じ時刻に放
送される番組を予約する場合は、毎回予約する旨を宣言
することにより、その番組の予約情報を繰り返し使用す
るようにしていた。

【００１１】

【発明が解決しようとする課題】ところで、タイマー予
約機能を備えたビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）やテレ
ビジョン受像機における録画予約や番組予約には、従
来、ユーザが番組表等を見て、設定に必要な情報を入力
する必要があった。

【００１２】本発明の目的は、ユーザが放送された番組
を見て、その番組の次回を予約する旨を宣言する操作を
行うだけで、簡単に録画予約を行うことができる映像音
声信号記録装置を提供することにある。

【００１３】本発明の他の目的は、番組表を定期的に取
得して記憶し、記憶した番組表に基づいて番組の録画予
約を自動的に行うことができる映像音声信号記録装置を
提供することにある。

【００１４】また、本発明の他の目的は、番組表を定期
的に取得して記憶し、記憶した番組表に基づいて連続番
組の録画予約を自動的に行うことができる映像音声信号
記録装置を提供することにある。

【００１５】また、本発明の他の目的は、番組表を定期
的に取得できない場合にも、連続番組の録画予約を継続
することができる映像音声信号記録装置を提供すること
にある。

【００１６】さらに、本発明の他の目的は、番組表を定
期的に取得できなかった場合にも、連続番組の録画予約
を正しい予約内容で実行することができる映像音声信号
記録装置を提供することにある。

【００１７】本発明の目的は、ユーザが放送された番組
を見て、その番組の次回を予約する旨を宣言する操作を
行うだけで、簡単に番組予約を行うことができるテレビ
ジョン受信装置を提供することにある。

【００１８】本発明の他の目的は、番組表を定期的に取
得して記憶し、記憶した番組表に基づいて番組の番組予
約を自動的に行うことができるテレビジョン受信装置を
提供することにある。

【００１９】また、本発明の他の目的は、番組表を定期
的に取得して記憶し、記憶した番組表に基づいて連続番
組の番組予約を自動的に行うことができるテレビジョン
受信装置を提供することにある。

【００２０】また、本発明の他の目的は、番組表を定期
的に取得できない場合にも、連続番組の番組予約を継続
することができるテレビジョン受信装置を提供すること
にある。

【００２１】さらに、本発明の他の目的は、番組表を定
期的に取得できなかった場合にも、連続番組の番組予約
を正しい予約内容で実行することができるテレビジョン
受信装置を提供することにある。

【００２２】

【課題を解決するための手段】本発明に係る映像音声信
号記録装置は、入力手段により入力された録画予約設定
情報に応じて、番組表記憶手段に記憶されている番組表
を用いて自動的に録画予約し、時計手段により与えられ
る現在時刻情報と上記番組表記憶手段に記憶されている
番組表に基づいて、録画予約された番組を抽出して記録
媒体に記録するように受信手段及び記録手段を制御する
制御手段を備える。

【００２３】本発明に係る映像音声信号記録装置では、
受信手段により受信されるテレビジョン放送の映像音声
信号を記録手段により記録媒体に記録するに当たり、番
組表取得手段により番組表を一定期間毎に取得して番組
表記憶手段に記憶しておき、入力手段により入力された
録画予約設定情報に応じて、上記番組表記憶手段に記憶
されている番組表を用いて自動的に番組予約し、時計手
段により与えられる現在時刻情報と上記番組表記憶手段
に記憶されている番組表に基づいて、録画予約された番
組を抽出して上記記録媒体に記録するように上記受信手
段及び記録手段を制御手段により制御する。

【００２４】また、本発明に係る映像音声信号記録装置
では、例えば、上記制御手段により、ある番組の録画予
約に基づく録画が終了したときに、上記番組表記憶手段
に記憶されている新しい番組表から、その番組の次回の
放送日時を抽出し、その番組を自動的に録画予約する。

【００２５】また、本発明に係る映像音声信号記録装置
では、例えば、上記番組表取得手段により一週間毎に番
組表を取得して上記番組表記憶手段に記憶し、上記制御
手段により、ある番組の録画予約に基づく録画が終了し
たときに、上記番組表記憶手段に記憶されている来週の
番組表から、その番組の次回の放送日時を抽出し、その
番組を自動的に録画予約する。

【００２６】また、本発明に係る映像音声信号記録装置
では、例えば、上記制御手段により、ある番組の録画予
約を自動的に行うときに上記番組表取得手段により番組
表が取得できていない場合に、同じチャンネルで同じ時
間の来週の番組を自動的に録画予約する。

【００２７】また、本発明に係る映像音声信号記録装置
では、例えば、上記制御手段により、ある番組の録画予
約を自動的に行うときに上記番組表取得手段により新し
い番組表が取得できていない場合に、その番組の次回の
放送日時を予測して仮録画予約を行い、上記番組表取得
手段により新しい番組表を取得した時点で、新しい番組
表に基づいてその番組の仮録画予約内容を正しいものに
訂正する。

【００２８】本発明に係るテレビジョン受信装置は、入
力手段により入力された番組予約設定情報に応じて、番
組表記憶手段に記憶されている番組表を用いて自動的に
番組予約し、上記時計手段により与えられる現在時刻情
報と上記番組表記憶手段に記憶されている番組表に基づ
いて、予約番組を抽出して出力手段から予約番組の映像
音声信号を出力するように上記受信手段及び出力手段を
制御する制御手段を備える。

【００２９】本発明に係るテレビジョン受信装置では、
テレビジョン放送の映像音声信号を受信手段により受信
して出力手段から出力するに当たり、番組表取得手段に
より番組表を一定期間毎に取得して番組表記憶手段に記
憶しておき、入力手段により入力された番組予約設定情
報に応じて、記番組表記憶手段に記憶されている番組表
を用いて自動的に番組予約し、時計手段により与えられ
る現在時刻情報と上記番組表記憶手段に記憶されている
番組表に基づいて、番組予約された番組を抽出して出力
するように上記受信手段及び出力手段を制御手段により
制御する。

【００３０】また、本発明に係るテレビジョン受信装置
では、例えば、上記制御手段により、ある予約番組が終
了したときに、上記番組表記憶手段に記憶されている新
しい番組表から、その番組の次回の放送日時を抽出し、
その番組を自動的に番組予約する。

【００３１】また、本発明に係るテレビジョン受信装置
では、例えば、上記番組表取得手段により一週間毎に番
組表を取得して上記番組表記憶手段に記憶し、上記制御
手段により、ある予約番組が終了したときに、上記番組
表記憶手段に記憶されている来週の番組表から、その番
組の次回の放送日時を抽出し、その番組を自動的に番組
予約する。

【００３２】また、本発明に係るテレビジョン受信装置
では、上記制御手段により、ある番組の番組予約を自動
的に行うときに上記番組表取得手段により番組表が取得
できていない場合に、同じチャンネルで同じ時間の来週
の番組を自動的に番組予約する。

【００３３】さらに、本発明に係るテレビジョン受信装
置では、上記制御手段により、ある番組の番組予約を自
動的に行うときに上記番組表取得手段により新しい番組
表が取得できていない場合に、その番組の次回の放送日
時を予測して仮番組予約を行い、上記番組表取得手段に
より新しい番組表を取得した時点で、新しい番組表に基
づいてその番組の仮番組予約内容を正しいものに訂正す
る。

【００３４】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。

【００３５】図１は、本発明を適用した映像音声信号記
録装置の構成を一例を示すブロック図である。

【００３６】この図１に示した映像音声信号記録装置１
００は、アンテナ１０１を介してテレビジョン放送を受
信するテレビジョン放送受信部１０２と、このテレビジ
ョン放送受信部１０２に接続された記録部１０３と、上
記テレビジョン放送受信部１０２及び記録部１０３を制
御する制御部１０４と、上記制御部１０４に現在時刻情
報を与える時計部１０５と、上記制御部１０４にユーザ
設定情報を与える入力部１０６と、一週間毎に番組表を
取得する番組表取得部１０７と、上記制御部１０４に与
える番組情報を記憶しておく番組表記憶部１０８からな
る。

【００３７】この映像音声信号記録装置１００におい
て、テレビジョン放送受信部１０２は、制御部１０４か
らの制御命令に基づいて、アンテナ１０１を介してテレ
ビジョン放送を受信し、目的のテレビジョン放送の映像
信号と音声信号を復調して増幅する。

【００３８】また、記録部１０３は、制御部１０４から
の制御命令に基づいて、上記テレビジョン放送受信部１
０２から供給される映像信号と音声信号を記録媒体１０
９に記録する。

【００３９】一方、番組表取得部１０７は、一週間毎に
番組表を取得する。この番組表取得部１０７において一
週間毎に番組表を取得する方法としては、ＣＤＲＯＭ等
の外部電子媒体から取得する方法、あるいはインターネ
ットなどのネットワークを用いて番組の情報を持つサー
バーにアクセスして取得する方法、番組情報をテレビジ
ョン信号に重畳して伝送し、それをデコードすることに
より取得する方法などがあるが、番組が一意に決定で
き、録画予約するために十分な情報、すなわち番組の名
前、開始時間、終了時間、放送チャンネルが取得可能な
方法であれば、他のいかなる方法であっても良い。

【００４０】また、番組表記憶部１０８は、上記番組表
取得部１０７から供給される番組表の番組情報を記憶す
る。また、この番組表記憶部１０８は、制御部１０４か
らの命令により、番組情報を上記制御部１０４に供給す
る。

【００４１】そして、制御部１０４は、マイクロコンピ
ュータからなり、入力部１０６から入力される録画予約
設定情報に応じて、上記番組表記憶部１０８に記憶され
ている番組表を用いて自動的に録画予約し、時計部１０
５により与えられる現在時刻情報と上記番組表記憶部１
０８に記憶されている番組情報に基づいて、録画予約さ
れた番組を抽出して記録媒体１０９に記録するように上
記テレビジョン放送受信部１０２及び記録部１０３を制
御する録画予約機能を有する。

【００４２】このような構成の映像音声信号記録装置１
００では、番組表取得部１０７により一週間毎に取得さ
れる番組表の番組情報を番組表記憶部１０８に記憶し
て、制御部１０４により、入力部１０６から入力される
録画予約設定情報に応じて、時計部１０５により与えら
れる現在時刻情報と上記番組表記憶部１０８に記憶され
ている番組情報に基づいて録画予約された番組を抽出
し、録画予約された番組のテレビジョン放送を受信して
記録媒体１０９に記録するように上記テレビジョン放送
受信部１０２及び記録部１０３を制御する。

【００４３】また、連続録画予約をすべき番組の情報
は、視聴者が入力部１０６を操作することにより制御部
１０４に与えられる。これにより、制御部１０４は、あ
る番組の録画予約に基づく録画が終了したときに、上記
番組表記憶部１０８に記憶されている新しい番組表か
ら、その番組の次回の放送日時を抽出し、その番組を自
動的に録画予約する。すなわち、上記連続録画予約が設
定されると、制御部１０４は、番組表記憶部１０８に記
憶されている番組情報に基づいて、連続録画予約すべき
番組の次回の録画予約情報を抽出できなくなるまで、そ
の番組の録画予約を繰り返し行う。

【００４４】このように、この映像音声信号記録装置１
００では、上記制御部１０４により、ある番組の録画予
約の執行が終了した際に、来週の番組表から、その番組
の次回の録画予約情報を抽出し、その番組の録画予約を
することができ、一週毎に放送される連続番組を次々と
連続して録画予約（以下、この録画予約のことを連続録
画予約という）を行う。

【００４５】ここで、上記入力部１０６としては、キー
ボートやリモートコントローラなどが用いられるが、視
聴者の意志を入力する手段であれば、他のいかなる手段
を用いても良いことはいうまでもない。

【００４６】次に、図２は、本発明を適用したテレビジ
ョン受信装置の構成を一例を示すブロック図である。

【００４７】この図２に示したテレビジョン受信装置２
００は、アンテナ２０１を介してテレビジョン放送を受
信するテレビジョン放送受信部２０２と、このテレビジ
ョン放送受信部２０２に接続された映像音声信号出力部
２０３と、上記テレビジョン放送受信部２０２を制御す
る制御部２０４と、上記制御部２０４に現在時刻情報を
与える時計部２０５、上記制御部２０４にユーザ設定情
報を与える入力部２０６と、一週間毎に番組表を取得す
る番組表取得部２０７と、上記制御部２０４に与える番
組情報を記憶しておく番組表記憶部２０８からなる。

【００４８】すなわち、このテレビジョン受信装置２０
０は、上述の映像音声信号記録装置１００における映像
音声信号記録部１０３及び記録媒体１０９を映像音声信
号出力部２０３に置き換えた構成となっている。上記映
像音声信号出力部２０３は、テレビジョン放送受信部２
０２により得られた目的のテレビジョン放送の映像信号
と音声信号を出力するものであって、例えば、スピーカ
等の音声信号出力装置を備えたビデオモニタからなる。

【００４９】このテレビジョン受信装置２００においる
映像音声信号出力部２０３以外の構成要素は、上述の映
像音声信号記録装置１００と同じであるので、その詳細
な説明を省略する。

【００５０】このような構成のテレビジョン受信装置２
００では、番組表取得部２０７により一週間毎に取得さ
れる番組表の番組情報を番組表記憶装置２０８に記憶し
て、制御部２０４により、入力部２０６から入力される
番組予約設定情報に応じて、時計部２０５により与えら
れる現在時刻情報と上記番組表記憶部２０８に記憶され
ている番組情報に基づいて、番組予約された番組を抽出
して、番組予約された番組のテレビジョン放送を受信す
るように上記テレビジョン放送受信部２０２を制御す
る。そして、このテレビジョン受信装置２００では、制
御部２０４により、ある番組の番組予約の執行が終了し
た際に、来週の番組表から、その番組の次回の番組予約
情報を抽出し、その番組の番組予約をすることで、一週
毎に放送される連続番組を次々と連続して番組予約（以
下、この番組予約のことを連続番組予約という）を行
う。

【００５１】連続番組予約をすべき番組の情報は、視聴
者が入力部２０６を操作することにより制御部２０４に
与えられる。これにより、制御部２０４は、番組予約に
基づくある番組が終了したときに、上記番組表記憶装置
２０８に記憶されている新しい番組表から、その番組の
次回の放送日時を抽出し、その番組を自動的に番組予約
する。すなわち、上記連続番組予約が設定されると、制
御部２０４は、番組表記憶装置２０８に記憶されている
番組情報に基づいて、連続番組予約すべき番組の次回の
番組予約情報を抽出できなくなるまで、その番組の番組
予約を繰り返し行う。

【００５２】以下、上述の映像音声信号記録装置１００
における録画予約、あるいはテレビジョン受信装置２０
０における番組予約のことを単に予約という。また、あ
る番組と同じ時間、同じチャンネルの来週の番組のこと
を来週の同番組という。さらに、ある番組の予約の執行
が終了した際に、来週の番組表より、その番組の次回を
抽出し、その番組を予約することで、１週間毎に放送さ
れる連続番組を次々と連続して予約することを連続予約
という。

【００５３】そして、１週間毎に放送される番組を、１
週間毎に取得可能な番組表から、その次回の番組の放送
開始時刻や終了時刻などの番組情報を抽出して、連続予
約するようにした上述の映像音声信号記録装置１００に
おける連続番組予約機能やテレビジョン受信装置２００
の連続番組予約機能では、予約番組の終了時点で来週の
番組表が取得されていないと、その番組の連続予約が中
断されてしまうので、図３に示す処理アルゴリズムに従
って、番組表が取得できなかった場合には取り敢えず来
週の同番組を予約（以下、この予約のことを仮予約とい
う）しておき、番組表が取得できた際に、その予約を訂
正する。もしも、来週の番組表が、その仮予約の日時ま
でに取得できなければ、その仮予約の内容を実行する。
来週の番組表が、その仮予約の日時までに取得できれ
ば、それにより正しい次回の番組の放送スケジュールを
抽出し、仮予約の内容を訂正する。また、取得した来週
の番組表に次回の番組が存在しない場合には、その時点
で仮予約をキャンセルする。

【００５４】すなわち、図３に示す処理アルゴリズムに
おいて、ステップＳ３０１では、連続予約されていた番
組が終了したか否かを判断し、終了したのであればステ
ップＳ３０２に進み、終了していなければステップＳ３
０６に進む。

【００５５】ステップＳ３０２では、来週の番組表を入
手しているか否かを判断し、入手していればステップＳ
３０３に進み、入手していなければステップＳ３０４に
進む。

【００５６】ステップＳ３０３では、来週の同番組を仮
予約し、ステップＳ３０６に進む。

【００５７】ステップＳ３０４では、来週の番組表に、
その番組の次回が存在するか否かを判断し、存在すれば
ステップＳ３０５に進み、存在しなければステップＳ３
０１に戻る。すなわち、来週の番組表を入手して、その
番組表に、その番組の次回が存在しなければ、連続予約
は終了する。

【００５８】ステップＳ３０５では、その番組の次回を
予約し、ステップＳ３０１に戻る。すなわち、来週の番
組表を入手して、その番組表に、その番組の次回が存在
すれば、それを予約する。これにより連続予約が継続す
る。

【００５９】ステップＳ３０６では、仮予約された番組
があるか否かを判断し、あればステップＳ３０７に進
み、なければステップＳ３０１に戻る。

【００６０】ステップＳ３０７では、来週の番組表を入
手したか否かを判断し、入手していればステップＳ３０
８に進み、入手していなければステップＳ３０１に戻
る。

【００６１】ステップＳ３０８では、仮予約した番組が
来週の番組表に存在するか否かを判断し、存在すればス
テップＳ３０９に進み、存在してなければステップＳ３
１０に進む。

【００６２】ステップＳ３０９では、来週の同番組に仮
予約された番組を、番組表から得られる正しい番組情報
をもとに、正しい予約に訂正し、ステップＳ３０１に戻
る。

【００６３】すなわち、仮予約した後に来週の番組表を
取得し、その番組表に、その番組の次回が存在すれば、
それにより正しい次回の番組の放送スケジュールを抽出
し、仮予約の内容を訂正する。これにより連続予約が継
続する。

【００６４】ステップＳ３１０では、仮予約された番組
を消去し、ステップＳ３０１に戻る。すなわち、仮予約
した後に来週の番組表を取得し、その番組表に、その番
組の次回が存在しなければ、連続予約は終了する。

【００６５】すなわち、この処理アルゴリズムに従った
予約処理を行うことにより、仮予約の日時までに来週の
番組表が取得できなければ、その仮予約の内容を実行
し、その仮予約の日時までに来週の番組表が取得できれ
ば、それにより正しい次回の番組の放送スケジュールを
抽出し、仮予約の内容を訂正し、また、取得した来週の
番組表に次回の番組が存在しない場合には、その時点で
仮予約をキャンセルすることができる。

【００６６】以上説明した実施の形態では、番組表も１
週間毎に取得し、連続予約する番組も１週間毎に放送さ
れる場合について説明したが、定期的あるいは不定期に
放送される連続番組の放送周期が、１度に取得する番組
表の期間以下であるという関係を満足すれば、いかなる
周期の連続予約も、処理アルゴリズムに従った予約処理
により実現することができる。

【００６７】

【発明の効果】本発明に係る映像信号記録装置では、受
信手段により受信されるテレビジョン放送の映像音声信
号を記録手段により記録媒体に記録するに当たり、番組
表取得手段により番組表を一定期間毎に取得して番組表
記憶手段に記憶しておくことにより、入力手段により入
力された録画予約設定情報に応じて、上記番組表記憶手
段に記憶されている番組表を用いて自動的に番組予約
し、時計手段により与えられる現在時刻情報と上記番組
表記憶手段に記憶されている番組表に基づいて、録画予
約された番組を抽出して上記記録媒体に記録するように
上記受信手段及び記録手段を制御手段で制御することが
でき、定期的あるいは不定期に放送される連続番組を簡
単に録画予約することができる。

【００６８】本発明に係る映像信号記録装置では、例え
ば、ある番組の録画予約に基づく録画が終了したとき
に、上記番組表記憶手段に記憶されている新しい番組表
から、その番組の次回の放送日時を抽出し、その番組を
自動的に録画予約することによって、定期的あるいは不
定期に放送される連続番組を自動的に連続録画予約する
ことができる。

【００６９】また、本発明に係る映像信号記録装置で
は、例えば、ある番組の録画予約を自動的に行うときに
上記番組表取得手段により番組表が取得できていない場
合に、同じチャンネルで同じ時間の来週の番組を自動的
に録画予約することによって、連続録画予約を継続する
ことができる。

【００７０】また、本発明に係る映像信号記録装置で
は、例えば、ある番組の録画予約を自動的に行うときに
上記番組表取得手段により新しい番組表が取得できてい
ない場合に、その番組の次回の放送日時を予測して仮録
画予約を行い、上記番組表取得手段により新しい番組表
を取得した時点で、新しい番組表に基づいてその番組の
仮録画予約内容を正しいものに訂正することによって、
正しい予約内容で連続録画予約を実行することができ
る。

【００７１】本発明に係るテレビジョン受信装置では、
テレビジョン放送の映像音声信号を受信手段により受信
して出力手段から出力するに当たり、番組表取得手段に
より番組表を一定期間毎に取得して番組表記憶手段に記
憶しておき、入力手段により入力された番組予約設定情
報に応じて、記番組表記憶手段に記憶されている番組表
を用いて自動的に番組予約し、時計手段により与えられ
る現在時刻情報と上記番組表記憶手段に記憶されている
番組表に基づいて、番組予約された番組を抽出して出力
するように上記受信手段及び出力手段を制御手段により
制御するので、定期的あるいは不定期に放送される連続
番組を簡単に番組予約することができる。

【００７２】本発明に係るテレビジョン受信装置では、
例えば、番組予約に基づくある番組が終了したときに、
上記番組表記憶手段に記憶されている新しい番組表か
ら、その番組の次回の放送日時を抽出し、その番組を自
動的に番組予約することによって、定期的あるいは不定
期に放送される連続番組を連続番組を自動的に連続番組
予約することができる。

【００７３】また、本発明に係るテレビジョン受信装置
では、例えば、ある番組の番組予約を自動的に行うとき
に上記番組表取得手段により番組表が取得できていない
場合に、同じチャンネルで同じ時間の来週の番組を自動
的に番組予約することによって、連続番組予約を継続す
ることができる。

【００７４】また、本発明に係るテレビジョン受信装置
では、例えば、ある番組の番組予約を自動的に行うとき
に上記番組表取得手段により新しい番組表が取得できて
いない場合に、その番組の次回の放送日時を予測して仮
番組予約を行い、上記番組表取得手段により新しい番組
表を取得した時点で、新しい番組表に基づいてその番組
の仮番組予約内容を正しいものに訂正することによっ
て、正しい予約内容で連続番組予約を実行することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る映像音声信号記録装置の構成を示
すブロック図である。

【図２】本発明に係るテレビジョン受信装置の構成を示
すブロック図である。

【図３】上記映像音声信号記録装置及びテレビジョン受
信装置における予約処理の処理アルゴリズムを示すフロ
ーチャートである。

【符号の説明】

１００ 映像音声信号記録装置、１０１，２０１ アン
テナ、１０２，２０２テレビジョン放送受信部、１０３
記録部、１０４，２０４ 制御部、１０５，２０５
時計部、１０６，２０６ 入力部、１０７，２０７ 番
組表取得部、１０８，２０８ 番組表記憶部、２００
テレビジョン受信装置、２０３ 出力部

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 テレビジョン放送を受信する受信手段
   と、 上記受信手段により受信されたテレビジョン放送の映像
   音声信号を記録媒体に記録する記録手段と、 一定期間毎に番組表を取得する番組表取得手段と、 上記番組表取得手段により取得した番組表を記憶する番
   組表記憶手段と、 現在時刻情報を出力する時計手段と、 上記受信手段及び記録手段を制御する制御手段と、 上記制御手段に設定情報を入力するための入力手段とを
   備え、 上記制御手段は、上記入力手段により入力された録画予
   約設定情報に応じて、上記番組表記憶手段に記憶されて
   いる番組表を用いて自動的に録画予約し、上記時計手段
   により与えられる現在時刻情報と上記番組表記憶手段に
   記憶されている番組表に基づいて、録画予約された番組
   を抽出して記録媒体に記録するように上記受信手段及び
   記録手段を制御することを特徴とする映像音声信号記録
   装置。
2. 【請求項２】 上記制御手段は、ある番組の録画予約に
   基づく録画が終了したときに、上記番組表記憶手段に記
   憶されている新しい番組表から、その番組の次回の放送
   日時を抽出し、その番組を自動的に録画予約することを
   特徴とする請求項１記載の映像音声信号記録装置。
3. 【請求項３】 上記制御手段は、ある番組の録画予約を
   自動的に行うときに上記番組表取得手段により番組表が
   取得できていない場合に、同じチャンネルで同じ時間の
   来週の番組を自動的に録画予約することを特徴とする請
   求項２記載の映像音声信号記録装置。
4. 【請求項４】 上記制御手段は、ある番組の録画予約を
   自動的に行うときに上記番組表取得手段により新しい番
   組表が取得できていない場合に、その番組の次回の放送
   日時を予測して仮録画予約を行い、上記番組表取得手段
   により新しい番組表を取得した時点で、新しい番組表に
   基づいてその番組の仮録画予約内容を正しいものに訂正
   することを特徴とする請求項２記載の映像音声信号記録
   装置。
5. 【請求項５】 上記制御手段は、ある番組の録画予約を
   自動的に行うときに上記番組表取得手段により番組表が
   取得できていない場合に、同じチャンネルで同じ時間の
   来週の番組を自動的に録画予約することを特徴とする請
   求項４記載の映像音声信号記録装置。
6. 【請求項６】 上記番組表取得手段により一週間毎に番
   組表を取得して上記番組表記憶手段に記憶し、 上記制御手段により、ある番組の録画予約に基づく録画
   が終了したときに、上記番組表記憶手段に記憶されてい
   る来週の番組表から、その番組の次回の放送日時を抽出
   し、その番組を自動的に録画予約することを特徴とする
   請求項２記載の映像音声信号記録装置。
7. 【請求項７】 上記制御手段は、ある番組の録画予約を
   自動的に行うときに上記番組表取得手段により番組表が
   取得できていない場合に、同じチャンネルで同じ時間の
   来週の番組を自動的に録画予約することを特徴とする請
   求項６記載の映像音声信号記録装置。
8. 【請求項８】 上記制御手段は、ある番組の録画予約を
   自動的に行うときに上記番組表取得手段により新しい番
   組表が取得できていない場合に、その番組の次回の放送
   日時を予測して仮録画予約を行い、上記番組表取得手段
   により新しい番組表を取得した時点で、新しい番組表に
   基づいてその番組の仮録画予約内容を正しいものに訂正
   することを特徴とする請求項６記載の映像音声信号記録
   装置。
9. 【請求項９】 上記制御手段は、ある番組の録画予約を
   自動的に行うときに上記番組表取得手段により番組表が
   取得できていない場合に、同じチャンネルで同じ時間の
   来週の番組を自動的に録画予約することを特徴とする請
   求項８記載の映像音声信号記録装置。
10. 【請求項１０】 テレビジョン放送を受信する受信手段
    と、 上記受信手段により受信されたテレビジョン放送の映像
    音声信号を出力する出力手段と、 一定期間毎に番組表を取得する番組表取得手段と、 上記番組表取得手段により取得した番組表を記憶する番
    組表記憶手段と、 現在時刻情報を出力する時計手段と、 上記受信手段を制御する制御手段と、 上記制御手段に設定情報を入力するための入力手段とを
    備え、 上記制御手段は、上記入力手段により入力された番組予
    約設定情報に応じて、上記番組表記憶手段に記憶されて
    いる番組表を用いて自動的に番組予約し、上記時計手段
    により与えられる現在時刻情報と上記番組表記憶手段に
    記憶されている番組表に基づいて、予約番組を抽出して
    出力手段から予約番組の映像音声信号を出力するように
    上記受信手段及び出力手段を制御することを特徴とする
    テレビジョン受信装置。
11. 【請求項１１】 上記制御手段は、ある予約番組が終了
    したときに、上記番組表記憶手段に記憶されている新し
    い番組表から、その番組の次回の放送日時を抽出し、そ
    の番組を自動的に番組予約することを特徴とする請求項
    １０記載のテレビジョン受信装置。
12. 【請求項１２】 上記制御手段は、ある番組の番組予約
    を自動的に行うときに上記番組表取得手段により番組表
    が取得できていない場合に、同じチャンネルで同じ時間
    の来週の番組を自動的に番組予約することを特徴とする
    請求項１１記載のテレビジョン受信装置。
13. 【請求項１３】 上記制御手段は、ある番組の番組予約
    を自動的に行うときに上記番組表取得手段により新しい
    番組表が取得できていない場合に、その番組の次回の放
    送日時を予測して仮番組予約を行い、上記番組表取得手
    段により新しい番組表を取得した時点で、新しい番組表
    に基づいてその番組の仮番組予約内容を正しいものに訂
    正することを特徴とする請求項１１記載のテレビジョン
    受信装置。
14. 【請求項１４】 上記制御手段は、ある番組の番組予約
    を自動的に行うときに上記番組表取得手段により番組表
    が取得できていない場合に、同じチャンネルで同じ時間
    の来週の番組を自動的に番組予約することを特徴とする
    請求項１３記載のテレビジョン受信装置。
15. 【請求項１５】 上記番組表取得手段により一週間毎に
    番組表を取得して上記番組表記憶手段に記憶し、 上記制御手段により、ある予約番組が終了したときに、
    上記番組表記憶手段に記憶されている来週の番組表か
    ら、その番組の次回の放送日時を抽出し、その番組を自
    動的に番組予約することを特徴とする請求項１１記載の
    テレビジョン受信装置。
16. 【請求項１６】 上記制御手段は、ある番組の番組予約
    を自動的に行うときに上記番組表取得手段により番組表
    が取得できていない場合に、同じチャンネルで同じ時間
    の来週の番組を自動的に番組予約することを特徴とする
    請求項１５記載のテレビジョン受信装置。
17. 【請求項１７】 上記制御手段は、ある番組の番組予約
    を自動的に行うときに上記番組表取得手段により新しい
    番組表が取得できていない場合に、その番組の次回の放
    送日時を予測して仮番組予約を行い、上記番組表取得手
    段により新しい番組表を取得した時点で、新しい番組表
    に基づいてその番組の仮番組予約内容を正しいものに訂
    正することを特徴とする請求項１５記載のテレビジョン
    受信装置。
18. 【請求項１８】 上記制御手段は、ある番組の番組予約
    を自動的に行うときに上記番組表取得手段により番組表
    が取得できていない場合に、同じチャンネルで同じ時間
    の来週の番組を自動的に番組予約することを特徴とする
    請求項１７記載のテレビジョン受信装置。