JP2004236078A - 受信装置、放送番組録画システム及び放送番組録画方法 - Google Patents
受信装置、放送番組録画システム及び放送番組録画方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】録画機器の動作を適切に制御して無駄のない録画を実行させる。
【解決手段】受信装置10と録画機器25,26,27を通信手段23を介して接続し、受信装置10から録画機器の電源を投入するコマンドを送出すると共に、時刻の計測を開始し、さらに受信装置10から録画機器を録画モードにするコマンドを送出して、録画機器が録画モードになったことを示す情報が通信手段を介して送出されてくるのを待つ。録画機器が録画モードになったことを示す情報が送出された時点で時刻の計測を停止し、計測した時間を予約録画前倒し実行時間としてメモリ28に記憶する。予約録画を実行する際に、予約録画前倒し実行時間だけ早い時刻に録画機器の電源を投入するコマンドを送出し、その後録画コマンドを送出することで、録画予約した放送番組の放送開始時刻にあわせて録画機器を録画モードに設定することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】受信装置10と録画機器25,26,27を通信手段23を介して接続し、受信装置10から録画機器の電源を投入するコマンドを送出すると共に、時刻の計測を開始し、さらに受信装置10から録画機器を録画モードにするコマンドを送出して、録画機器が録画モードになったことを示す情報が通信手段を介して送出されてくるのを待つ。録画機器が録画モードになったことを示す情報が送出された時点で時刻の計測を停止し、計測した時間を予約録画前倒し実行時間としてメモリ28に記憶する。予約録画を実行する際に、予約録画前倒し実行時間だけ早い時刻に録画機器の電源を投入するコマンドを送出し、その後録画コマンドを送出することで、録画予約した放送番組の放送開始時刻にあわせて録画機器を録画モードに設定することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送信号の受信装置、放送番組録画システム及び放送番組録画方法に関し、特に通信手段を介して録画機器と接続され、当該録画機器に受信した放送信号を供給して録画を実行させるように構成された受信装置、放送番組録画システム及び放送番組録画方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、放送信号を受信するSTB(Set Top Box)と、外付けの録画機器とを組み合わせてSTBで受信した放送信号を録画機器で録画する際に、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394規格のシリアルバスを適用して録画機器に制御信号と放送信号を伝送するように構成することがある。
【0003】
すなわち、STBと録画機器を1394シリアルバスで接続し、受信した放送信号と録画機器の動作を制御する制御信号を、STBからシリアルバスで録画機器に伝送して録画機器の動作を制御し放送信号を録画させるようにしたものである。1394規格では、録画機器としてD−VHS(Digital−Video Home System)(登録商標)ビデオテープレコーダ、DVD(Digital Versatile Disk)レコーダ等を扱うことが可能であり、STBにそれら録画機器を接続して放送信号を録画するように構成することができる。
【0004】
具体的には、例えば、STBに録画予約機能を備えておき、録画しようとする放送番組の所定時刻前に、STBから1394シリアルバスを介して電源を投入する制御信号(コマンド)を録画機器に送出すると共に、録画しようとする番組を放送するチャンネルを受信して受信した放送信号を1394シリアルバスで録画機器に送出する。そして、番組の放送開始に合わせて録画機器に録画コマンドを送出して、録画機器を録画モードに設定することで放送信号を録画するものである。このような録画システムは、例えば特許文献1に記載されている。
【0005】
一般に、録画機器は、電源が投入されてから所定時間が経過しないと、動作状態を設定することができず、1394シリアルバス規格で伝送されてくるコマンドも所定時間経過した後でないと受付可能状態とならない。したがって、放送信号を録画する場合、放送開始時刻には録画コマンドを受け付け可能な状態になっていなくてはならず、その時間を見越して、放送開始時刻の所定時間前に、録画機器の電源を投入するようにしている。
【0006】
以上のような1394シリアルバス規格に準拠したSTBに、複数種類の録画機器を接続して放送番組の録画をジャンルあるいは内容等によって振り分けることも可能であるが、電源投入から録画コマンドを受け付けて録画動作を実行するようになるまでの時間は、録画機器の種類によって異なり、例えば、D−VHSでは数十秒であるが、DVDでは、1分を超えるものも存在し、さらにメーカによっても異なるため、従来は、最も時間の掛かるDVDに合わせて制御するようにしていた。このため、電源投入から短時間で録画動作を実行させ得る録画機器では、必要以上に早い時間で電源が投入されるため、電力が無駄になり、かつ間違ったコマンドで誤動作する可能性も高くなるという問題を有している。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−126193号公報(第8頁[0051]、図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来、STBと録画機器をIEEE1394シリアルバス等の伝送手段で結合して、STBで受信した放送信号を複数の録画機器で選択的に録画する場合、録画機器の電源投入時刻を、録画しようとする放送信号の放送開始時刻から一律に所定時間前の時刻としているため、録画機器によっては必要以上に電源投入時刻が早くなり、取り扱いの点で問題があった。
【0009】
本発明は、以上の点に対処してなされたものであり、各録画機器毎に、適切な電源投入時刻を設定することができる受信装置、放送番組録画システム及び放送番組録画方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の受信装置は、放送番組を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した放送番組の受信信号、及びその受信信号を録画すべく設けられる外部録画機器の電源を投入し、かつ録画動作を実行させるための制御信号とを通信手段を介して当該外部録画機器に伝送する伝送手段と、前記外部録画機器に前記電源投入のための制御信号を伝送した後、当該外部録画機器が前記録画動作を実行させるための制御信号を受け付けて録画動作を実行するまでの時間が予め記憶された記憶手段と、前記放送番組の録画を予約可能な録画予約手段と、前記録画予約手段で予約された番組の放送開始時刻に対して前記記憶手段に記憶された時間だけ早い時刻で前記外部録画機器に電源投入と録画動作を実行させる制御信号を送出する制御手段と、を具備したことを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、外部の録画機器の動作を録画しようとする放送番組の放送時間に合せた適切なタイミングで実行させることができるものである。
本発明の放送番組録画システムは、放送番組を受信する受信手段と、該受信手段で受信した放送信号を通信手段を介して出力する受信器と、前記受信器から出力される放送信号を前記通信手段介して受信して録画する録画機器と、を備える録画システムであって、前記受信器はさらに、前記通信手段を介して前記録画機器に少なくとも電源を投入する制御信号と録画動作を実行させる制御信号を伝送すると共に、前記録画機器から伝送される動作状態を示す情報を受信する送受信制御手段、及び前記電源投入制御信号と前記録画動作実行制御信号を伝送してから前記録画機器から録画動作が実行されたことを示す情報を受信したときまでの時間を計測する計測手段、及びその計測した時間を記憶する記憶手段、及び将来放送される番組の録画を予約する録画予約設定手段とを備え、前記録画予約設定手段で設定した放送番組を録画する際に、前記送受信制御手段が、当該放送番組の放送開始時刻に対して前記記憶された時間だけ早い時刻に、前記録画機器の電源を投入する制御信号と録画機器の録画動作を実行させる制御信号を送出するように制御するものであることを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、録画機器の動作を録画しようとする放送番組の放送時間に合せた適切なタイミングで実行させることができるものである。
本発明の放送番組録画方法は、放送番組を受信するステップと、前記受信した放送番組の受信信号と、その受信信号を録画すべく設けられる外部録画機器の電源を投入し、かつ録画動作を実行させるための制御信号とを外部録画機器に伝送するステップと、前記外部録画機器に前記電源投入のための制御信号を伝送した後、当該外部録画機器が前記録画動作を実行させるための制御信号を受け付けて録画動作を実行するまでの時間を計測して記憶するステップと、前記放送番組の録画を予約するステップと、前記録画予約された番組の放送開始時刻に対して前記記憶された時間だけ早い時刻に前記外部録画機器に電源投入と録画動作を実行させる制御信号を送出するステップと、を具備したことを特徴とする。
【0013】
本発明によれば、録画機器の動作を録画しようとする放送番組の放送時間に合せた適切なタイミングで実行させることができるものである。
本発明の放送番組録画方法は、録画機器に電源投入制御信号と録画を実行させる制御信号を伝送するステップと、前記電源投入制御信号を前記録画機器に伝送したタイミングで時間の計測を開始するステップと、前記録画機器から録画動作を実行中であることを示す情報を受けるステップと、前記録画動作実行中の情報を受信したタイミングで前記時間の計測を停止して前記電源投入制御信号を伝送してから前記録画機器が録画動作を開始したときまでの時間情報を得てこれを記憶するステップと、放送信号を受信する受信器に対して、将来の放送番組の受信を予約すべく設定するステップと、前記予約した番組の放送時刻に対して前記記憶した時間分だけ早いタイミングで前記録画機器に電源投入制御信号を伝送しかつ録画動作を実行させる制御信号を伝送し、さらに前記予約した番組を放送するチャンネルの受信信号を伝送するステップと、 を具備したことを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、録画機器の動作を録画しようとする放送番組の放送時間に合せた適切なタイミングで実行させることができるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1において、点線で囲んだ部分が、本発明の一実施の形態である受信装置10の回路ブロック図である。
図1において、受信装置10は、アンテナ11で受信されたデジタルテレビジョン放送信号が供給されるアンテナ入力端子12を有している。このアンテナ入力端子12は、チューナ/復調部13に接続されており、アンテナ11から供給される信号は、チューナ/復調部13でチャンネルの選局と、選局した受信信号の復調、データの誤り訂正及び必要に応じてデスクランブル等の処理が施され、TS(Transport Stream)信号として出力される。
【0016】
チューナ/復調部13からのTS信号は、デマルチプレクサ14に供給され、ここで番組を構成する映像データ及び音声データと、データ放送等の付加データに分離される。映像データ及び音声データは、MPEG(Moving Pictuer Experts Group)デコーダ15で複合され、映像データがグラフィック処理部16に供給され、ここで映像データに対して必要に応じて記号、図形等のグラフィックが重畳され、映像出力部17に供給される。映像出力部17は、映像データをアナログ信号に変換し、変換した映像信号を映像出力端子18を介して表示部19に導出して表示部19で表示する。
【0017】
なお、MPEGデコーダ15では音声データも複合されるが、復号された音声データは図示しない音声処理部で処理され、図示しないスピーカ等の音性出力手段によって出力される。
チューナ/復調部13、デマルチプレクサ14、MPEGデコーダ15、グラフィック処理部16を制御するための制御部20が設けられ、この制御部20を介して各回路ブロックの動作、機能を制御するために、ユーザによって操作可能な操作入力部21が設けられている。
【0018】
操作入力部21は、図示しないリモコンハンドユニットからのリモコン信号を受信して複合し、制御信号を出力するリモコン受信部として構成してもよいし、あるいは受信器10の図示しない筐体の前面に設けられた複数の操作釦で構成してもよい。ユーザの操作入力部21の操作によって、チューナ/復調部13での放送チャンネルの選局、デマルチプレクサ14でのデータの分離、MPEGデコーダ15での復号処理、グラフィック処理部16でのグラフィックの重畳処理等が行われる。グラフィック処理部16で重畳されるグラフィックは、制御部20から供給される。
【0019】
さらに受信器10は、1394I/F(Inter Face)22を有し、この1394I/F22は、デマルチプレクサ14からのTS信号をシリアルバス23により1394端子24を介して外部に導出すると共に、制御部20からの制御コマンドを同様に、シリアルバス23により端子24を介して外部に導出するように構成されている。
【0020】
端子24は、D−VHS25の1394端子25aに接続されている。さらに、D−VHS25の1394端子25bには、第1のDVDレコーダ(DVD−1)26の1394端子26aが接続され、第1のDVDレコーダ26の1394端子26bは、第2のDVDレコーダ(DVD−2)27の1394端子27aに接続されている。
【0021】
D−VHS25、第1のDVDレコーダ26及び第2のDVDレコーダ27は、1394シリアルバス23を介して制御部20によって制御可能に構成されており、受信器10に録画したい放送番組を予め登録しておいて、放送開始時刻でそれら録画機器に録画を行わせる、いわゆる予約録画も可能である。そのため、制御部20には、メモリ28が接続され、ユーザが操作入力部21の操作によって入力した録画予約のためのデータを記憶する。
【0022】
また、D−VHS25、第1のDVDレコーダ26及び第2のDVDレコーダ27は、自らの動作状態を1394シリアルバス23を介して受信装置10に伝送するようにも構成されており、伝送された動作状態を示す情報は、1394I/F22を介して制御部20に供給され、録画機器25〜27の動作状態が認識される。
【0023】
以上のように構成された本発明の受信装置10では、接続された録画機器25〜27について、それぞれ1394シリアルバス23で電源投入コマンドを伝送してから録画機器が録画コマンドを受付けて録画動作が開始されかつその録画動作が定常状態になったことを示す情報が録画機器から返ってくるまでの時間を予め計測し、その時間を「録画予約前倒し実行時間」としてメモリ28に記憶させておくことで、録画機器25〜27に適切な録画動作を実行させることができるようにしたものである。
【0024】
すなわち、まず、受信装置10に接続された録画機器の情報を1394シリアルバス23を介して各録画機器25〜27から収集してリストを構築し、グラフィック処理部16、映像出力部17を介して表示部19で表示させる。
リスト表示の例を図2に示す。図2においては、録画機器としてD−VHS1台、DVD2台が、それぞれモデル名とメーカ名と共に表示されている。ユーザは、操作入力部21を操作して、表示されたリストから録画機器を選択する。次に、選択された録画機器に対して録画のための記録媒体の装着を促すメッセージを表示部19で表示させる。
【0025】
メッセージの例を図3に示す。この例では、図2でDVDのDR−4500が選択された例であり、記録媒体として録画してもよいDVD−R用ディスクあるいはDVD−R/Wディスクを装着するようにメッセージが表示されている。
ユーザが適当なディスクを装着すると、制御部20は、選択されたDR−4500の電源を一旦オフにするコマンドを13941/F22からシリアルバス23を介して録画機器26に送り、録画機器26の電源をオフにする。次いで同じ録画機器26の電源を投入するコマンドを13941/F22からシリアルバス23を介して録画機器26に送りその電源をオンさせる。電源を投入するコマンドの送出と同時に制御部20内に設けられた時間計測機能を駆動して時間の計測を開始する。
【0026】
次に、制御部20から録画を実行させるためのコマンドを13941/F22からシリアルバス23を介して録画機器26に送ると共に、録画機器26の動作状態を示す信号をシリアルバス23を介して受信するようにする。録画を実行させるためのコマンドは、連続的に送り続け、録画機器26から録画モードの定常状態になったことを示す情報がシリアルバス23を介して伝送されてきたら、そのタイミングで時間の計測を停止し、電源投入コマンドを送出してから、録画機器が録画コマンドを受付けて実際に録画動作状態に入るまでの時間を得、これを予約録画前倒し実行時間としてメモリ28に記憶させる。
【0027】
そして、その他の録画機器についても、予約録画前倒し実行時間の計測と登録が行なわれていなかったら、同様に処理してメモリ28に記憶する。以上によって、準備処理は完了する。
受信装置10から送出される各コマンドと録画機器25〜27からの録画動作状態を示す情報のタイミングチャートを図4に示す。図4において、線4aで示すものが受信装置10の動作であり、線4bで示すのが録画機器の動作である。時刻t1において受信装置10から録画機器に電源投入コマンドが送出されて、録画機器の電源がオンとなり、次いで時刻t2において、受信装置10から録画機器に対して録画コマンドの送出が開始され。それを受けて録画機器が録画モードの定常状態になるとt3の時点において、録画機器から録画モード信号が送出され、受信装置10でそれが受信される。電源投入コマンドが送出されたt1から、録画モードを示す信号を受信したt3までの時間を計測して、予約録画前倒し実行時間としてメモリ28に記憶するものである。なお、録画機器は通常、録画コマンドを受付けて録画モードに設定された後、若干の時間を経過することで定常録画動作となるものであり、t3は定常録画動作状態になったタイミングである。
【0028】
放送番組の録画予約は、例えば、放送信号中に含まれるEPG(Electric Program Guide)データから番組表を構築して表示部19で表示させ、操作入力部21を操作して所望の番組を選択することで、まず、録画対象となる番組の選択が完了する。次いでその番組を録画させる録画機器を選択して番組情報と共にメモリ28に記憶させることで録画予約手続きが完了する。
【0029】
制御部20は、選択された録画機器の予約録画前倒し実行時間をメモリ28から読み出して特定し、予約された番組の放送開始時刻よりも、予約録画前倒し実行時間分だけ早く、録画機器の電源を投入するコマンドを送出すると共に、チューナ/復調部13を制御して予約された番組を放送するチャンネルを選局して受信した放送信号をデマルチプレクサ14を介して1394I/F部22に送り、1394I/F部からシリアルバス23で選択された録画機器に送出する。さらに、制御部20は、選択された録画機器に対して録画を実行させるためのコマンドを送出する。
【0030】
録画機器は、予約された放送番組の開始と略同時に定常録画動作を開始するように制御され、受信装置10からシリアルバス23を介して伝送される放送番組を記録する。さらに制御部20は、録画予約されたデータから番組の放送終了時刻を特定して、その時刻になったら、録画機器に対して録画を停止させるコマンドを送出し、次いで録画機器の電源をオフにするコマンドを送出して一連の処理を終了する。
【0031】
以上のように処理を行なうことによって、各録画機器に無駄な動作をさせることなく、確実に予約録画動作を実行させることができようになるものである。
各録画機器毎に予約録画前倒し実行時間を取得する処理を図5のフローチャートを用いてさらに説明する。
図5において、ステップ5aで開始され、ステップ5bで受信装置10に接続された録画機器のリストを画面表示し、ステップ5cでユーザに録画機器を選択させる。次に、ステップ5dでユーザが選択した録画機器に記録媒体の装着を促すメッセージを画面表示させる。
【0032】
ステップ5eで記録媒体が装着されたら、ステップ5fで記録媒体を装着した録画機器の電源を一旦切断し、再び投入するコマンドを送出する。ステップ5gで電源投入コマンドの送出と同時に時間の計測を開始し、ステップ5hで録画コマンドを送出する。次いで、ステップ5iで録画機器から録画機器の動作状態を示す情報を受信し、ステップ5jで録画機器から定常録画動作状態を示す信号が伝送されたか否かの判定を行い、定常録画動作状態を示す情報が伝送されなかったら、ステップ5hに戻って録画コマンドの送出を継続する。
【0033】
ステップ5jで録画機器から定常録画動作を示す情報が送られてきたことが判定されたら、ステップ5kで時計の計測を停止して、計測した時間を予約録画前倒し実行時間としてメモリ28に記憶させる。次に、ステップ5lで録画機器に録画停止コマンドと電源切断コマンドを送る。次にステップ5mで全ての録画機器の予約録画前倒実行時間の記憶が終了しているか否かの判定が行なわれ、未終了であった場合には、ステップ5cに戻って同様な処理を行ない、全ての録画機器について予約録画前倒し実行時間の記憶が完了したらステップ5nで処理を終了する。
【0034】
以上の処理で、予約録画された番組を的確に録画することができるが、実際に予約録画を実行する際に、予約録画前倒し実行時間が記憶されているかを確認して、もし登録されていなかったら、その登録処理を実行した後で、録画処理が実行されるようにしたほうがより確実な予約録画を実行させることができる。
【0035】
図6は、その処理を説明するためのフローチャートである。図6において、ステップ6aで開始され、ステップ6bで録画予約した番組の放送開始時刻に対して所定時間前に受信装置10の電源を投入し、次いでステップ6cで予約録画を実行する録画機器に関して、予約録画前倒し実行時間が記憶されているか否かの判定を行い、記憶されていない場合は、ステップ6dで録画を実行する録画機器に電源投入コマンドを送出する。その後ステップ6eからステップ6iの処理を行なって予約録画前倒し実行時間を記憶する。なお、ステップ6e〜6iの処理は、図5のステップ5gからステップ5kまでと全く同じ処理であり詳細な説明は省略する。
【0036】
ステップ6cで、予約録画前倒し実行時間が記憶されているかあるいは、ステップ6iで予約録画前倒し実行時間が記憶された場合、ステップ6jで、録画予約番組の放送開始時刻に対して、予約録画前倒し実行時間だけ前の時刻になったら、予約録画を実行する機器に電源投入コマンドを送出す。次いで、ステップ6kで受信装置10で予約録画された番組を放送するチャンネルの選局が実行され、受信した放送信号を録画機器に送出し、ステップ6lで録画機器に録画コマンドを送出する。次にステップ6mで録画機器から定常録画動作状態を示す信号が送出されたか否かが判定され、送出されていない場合には、ステップ6lに戻って録画コマンドの送出を継続する。
【0037】
ステップ6mで録画モードを示す信号の送出が確認されたら、ステップ6nで番組の放送終了時刻になったか否かが判定され、番組放送終了時刻になったら、ステップ6oで録画機器に録画停止コマンドと、電源切断コマンドを送出し、ステップ6pで終了となる。
【0038】
図6に示した実施の形態では、実際に録画を実行する前に、予約録画前倒し実行時間の記憶の有無を調べて記憶されていない場合には、録画動作が行なわれる前に、予約録画前倒し実行時間の登録を実行するようにしたが、録画予約を行なう際に、予約録画前倒し実行時間の記憶の有無を調べて記憶されていない場合に登録するように構成してもよく、図7にその際の処理のフローチャートを示す。
【0039】
図7において、ステップ7aで開始され、ステップ7bで録画を実行させる録画機器を含む録画予約データを登録する。次いで、ステップ7cで予約録画を実行する録画機器に関して、予約録画前倒し実行時間が記憶されているか否かの判定を行い、記憶されていない場合は、ステップ7dで、予約録画を実行する録画機器に対して電源投入コマンドを送出する。以降ステップ7eからステップ7jまでの処理で、予約録画前倒し実行時間の登録と録画機器の録画停止処理及び録画機器の電源切断処理を実行してステップ7kで処理を終了する。ステップ7e〜7jの処理は、図5のステップ5gからステップ5lまでの処理と全く同じであるため、詳細な説明は省略する。
【0040】
以上のように本発明によれば、録画機器毎に、受信装置から電源を投入するコマンドを送出してから、定常録画動作状態になるまでの時間を計測して、それを予約録画前倒し実行時間として記憶し、録画予約を行なう際に、予約した放送番組の放送開始時刻から、予約録画前倒し実行時間だけ早い時刻に録画機器の電源を投入するコマンドを送出し、かつ録画モードを実行させるコマンドを送出するように構成することで、異なる仕様の複数の録画機器において、放送開始時刻と録画開始時刻を一致させることが可能となり、録画機器を必要最小限の動作時間で動作させることができるようになるものである。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明の受信装置は、録画機器の電源投入から、定常録画状態となるまでの時刻を予約録画前倒し実行時間として計測して記憶してき、予約録画を実行する際に、その予約録画前倒し実行時間だけ早く録画機器の電源を投入して録画コマンドを送出することで録画しようとする番組の放送開始時刻に合せて録画機器に録画動作を実行させることができ、不必要な動作を録画機器に行なわせる虞をなくすことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受信装置と録画機器の接続状態を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示す装置の動作を説明するための図。
【図3】図1に示す装置の動作を説明するための図。
【図4】図1に示す装置の動作を説明するためのタイミングチャート。
【図5】図1に示す装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図6】本発明の受信装置の他の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図7】本発明の受信装置のさらに他の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
10…受信装置
11…アンテナ
12…アンテナ入力端子
13…チューナ/復調部
14…デマルチプレクサ
15…MPEGデコーダ
16…グラフィック処理部
17…映像出力部
18…映像出力端子
19…表示部
20…制御部
21…操作入力部
22…1394I/F部
23…1394シリアルバス
24…1394入出力端子
25…録画機器(D−VHS)
26…録画機器(DVD−1)
27…録画機器(DVD−2)
28…メモリ
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送信号の受信装置、放送番組録画システム及び放送番組録画方法に関し、特に通信手段を介して録画機器と接続され、当該録画機器に受信した放送信号を供給して録画を実行させるように構成された受信装置、放送番組録画システム及び放送番組録画方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、放送信号を受信するSTB(Set Top Box)と、外付けの録画機器とを組み合わせてSTBで受信した放送信号を録画機器で録画する際に、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394規格のシリアルバスを適用して録画機器に制御信号と放送信号を伝送するように構成することがある。
【0003】
すなわち、STBと録画機器を1394シリアルバスで接続し、受信した放送信号と録画機器の動作を制御する制御信号を、STBからシリアルバスで録画機器に伝送して録画機器の動作を制御し放送信号を録画させるようにしたものである。1394規格では、録画機器としてD−VHS(Digital−Video Home System)(登録商標)ビデオテープレコーダ、DVD(Digital Versatile Disk)レコーダ等を扱うことが可能であり、STBにそれら録画機器を接続して放送信号を録画するように構成することができる。
【0004】
具体的には、例えば、STBに録画予約機能を備えておき、録画しようとする放送番組の所定時刻前に、STBから1394シリアルバスを介して電源を投入する制御信号(コマンド)を録画機器に送出すると共に、録画しようとする番組を放送するチャンネルを受信して受信した放送信号を1394シリアルバスで録画機器に送出する。そして、番組の放送開始に合わせて録画機器に録画コマンドを送出して、録画機器を録画モードに設定することで放送信号を録画するものである。このような録画システムは、例えば特許文献1に記載されている。
【0005】
一般に、録画機器は、電源が投入されてから所定時間が経過しないと、動作状態を設定することができず、1394シリアルバス規格で伝送されてくるコマンドも所定時間経過した後でないと受付可能状態とならない。したがって、放送信号を録画する場合、放送開始時刻には録画コマンドを受け付け可能な状態になっていなくてはならず、その時間を見越して、放送開始時刻の所定時間前に、録画機器の電源を投入するようにしている。
【0006】
以上のような1394シリアルバス規格に準拠したSTBに、複数種類の録画機器を接続して放送番組の録画をジャンルあるいは内容等によって振り分けることも可能であるが、電源投入から録画コマンドを受け付けて録画動作を実行するようになるまでの時間は、録画機器の種類によって異なり、例えば、D−VHSでは数十秒であるが、DVDでは、1分を超えるものも存在し、さらにメーカによっても異なるため、従来は、最も時間の掛かるDVDに合わせて制御するようにしていた。このため、電源投入から短時間で録画動作を実行させ得る録画機器では、必要以上に早い時間で電源が投入されるため、電力が無駄になり、かつ間違ったコマンドで誤動作する可能性も高くなるという問題を有している。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−126193号公報(第8頁[0051]、図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来、STBと録画機器をIEEE1394シリアルバス等の伝送手段で結合して、STBで受信した放送信号を複数の録画機器で選択的に録画する場合、録画機器の電源投入時刻を、録画しようとする放送信号の放送開始時刻から一律に所定時間前の時刻としているため、録画機器によっては必要以上に電源投入時刻が早くなり、取り扱いの点で問題があった。
【0009】
本発明は、以上の点に対処してなされたものであり、各録画機器毎に、適切な電源投入時刻を設定することができる受信装置、放送番組録画システム及び放送番組録画方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の受信装置は、放送番組を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した放送番組の受信信号、及びその受信信号を録画すべく設けられる外部録画機器の電源を投入し、かつ録画動作を実行させるための制御信号とを通信手段を介して当該外部録画機器に伝送する伝送手段と、前記外部録画機器に前記電源投入のための制御信号を伝送した後、当該外部録画機器が前記録画動作を実行させるための制御信号を受け付けて録画動作を実行するまでの時間が予め記憶された記憶手段と、前記放送番組の録画を予約可能な録画予約手段と、前記録画予約手段で予約された番組の放送開始時刻に対して前記記憶手段に記憶された時間だけ早い時刻で前記外部録画機器に電源投入と録画動作を実行させる制御信号を送出する制御手段と、を具備したことを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、外部の録画機器の動作を録画しようとする放送番組の放送時間に合せた適切なタイミングで実行させることができるものである。
本発明の放送番組録画システムは、放送番組を受信する受信手段と、該受信手段で受信した放送信号を通信手段を介して出力する受信器と、前記受信器から出力される放送信号を前記通信手段介して受信して録画する録画機器と、を備える録画システムであって、前記受信器はさらに、前記通信手段を介して前記録画機器に少なくとも電源を投入する制御信号と録画動作を実行させる制御信号を伝送すると共に、前記録画機器から伝送される動作状態を示す情報を受信する送受信制御手段、及び前記電源投入制御信号と前記録画動作実行制御信号を伝送してから前記録画機器から録画動作が実行されたことを示す情報を受信したときまでの時間を計測する計測手段、及びその計測した時間を記憶する記憶手段、及び将来放送される番組の録画を予約する録画予約設定手段とを備え、前記録画予約設定手段で設定した放送番組を録画する際に、前記送受信制御手段が、当該放送番組の放送開始時刻に対して前記記憶された時間だけ早い時刻に、前記録画機器の電源を投入する制御信号と録画機器の録画動作を実行させる制御信号を送出するように制御するものであることを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、録画機器の動作を録画しようとする放送番組の放送時間に合せた適切なタイミングで実行させることができるものである。
本発明の放送番組録画方法は、放送番組を受信するステップと、前記受信した放送番組の受信信号と、その受信信号を録画すべく設けられる外部録画機器の電源を投入し、かつ録画動作を実行させるための制御信号とを外部録画機器に伝送するステップと、前記外部録画機器に前記電源投入のための制御信号を伝送した後、当該外部録画機器が前記録画動作を実行させるための制御信号を受け付けて録画動作を実行するまでの時間を計測して記憶するステップと、前記放送番組の録画を予約するステップと、前記録画予約された番組の放送開始時刻に対して前記記憶された時間だけ早い時刻に前記外部録画機器に電源投入と録画動作を実行させる制御信号を送出するステップと、を具備したことを特徴とする。
【0013】
本発明によれば、録画機器の動作を録画しようとする放送番組の放送時間に合せた適切なタイミングで実行させることができるものである。
本発明の放送番組録画方法は、録画機器に電源投入制御信号と録画を実行させる制御信号を伝送するステップと、前記電源投入制御信号を前記録画機器に伝送したタイミングで時間の計測を開始するステップと、前記録画機器から録画動作を実行中であることを示す情報を受けるステップと、前記録画動作実行中の情報を受信したタイミングで前記時間の計測を停止して前記電源投入制御信号を伝送してから前記録画機器が録画動作を開始したときまでの時間情報を得てこれを記憶するステップと、放送信号を受信する受信器に対して、将来の放送番組の受信を予約すべく設定するステップと、前記予約した番組の放送時刻に対して前記記憶した時間分だけ早いタイミングで前記録画機器に電源投入制御信号を伝送しかつ録画動作を実行させる制御信号を伝送し、さらに前記予約した番組を放送するチャンネルの受信信号を伝送するステップと、 を具備したことを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、録画機器の動作を録画しようとする放送番組の放送時間に合せた適切なタイミングで実行させることができるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1において、点線で囲んだ部分が、本発明の一実施の形態である受信装置10の回路ブロック図である。
図1において、受信装置10は、アンテナ11で受信されたデジタルテレビジョン放送信号が供給されるアンテナ入力端子12を有している。このアンテナ入力端子12は、チューナ/復調部13に接続されており、アンテナ11から供給される信号は、チューナ/復調部13でチャンネルの選局と、選局した受信信号の復調、データの誤り訂正及び必要に応じてデスクランブル等の処理が施され、TS(Transport Stream)信号として出力される。
【0016】
チューナ/復調部13からのTS信号は、デマルチプレクサ14に供給され、ここで番組を構成する映像データ及び音声データと、データ放送等の付加データに分離される。映像データ及び音声データは、MPEG(Moving Pictuer Experts Group)デコーダ15で複合され、映像データがグラフィック処理部16に供給され、ここで映像データに対して必要に応じて記号、図形等のグラフィックが重畳され、映像出力部17に供給される。映像出力部17は、映像データをアナログ信号に変換し、変換した映像信号を映像出力端子18を介して表示部19に導出して表示部19で表示する。
【0017】
なお、MPEGデコーダ15では音声データも複合されるが、復号された音声データは図示しない音声処理部で処理され、図示しないスピーカ等の音性出力手段によって出力される。
チューナ/復調部13、デマルチプレクサ14、MPEGデコーダ15、グラフィック処理部16を制御するための制御部20が設けられ、この制御部20を介して各回路ブロックの動作、機能を制御するために、ユーザによって操作可能な操作入力部21が設けられている。
【0018】
操作入力部21は、図示しないリモコンハンドユニットからのリモコン信号を受信して複合し、制御信号を出力するリモコン受信部として構成してもよいし、あるいは受信器10の図示しない筐体の前面に設けられた複数の操作釦で構成してもよい。ユーザの操作入力部21の操作によって、チューナ/復調部13での放送チャンネルの選局、デマルチプレクサ14でのデータの分離、MPEGデコーダ15での復号処理、グラフィック処理部16でのグラフィックの重畳処理等が行われる。グラフィック処理部16で重畳されるグラフィックは、制御部20から供給される。
【0019】
さらに受信器10は、1394I/F(Inter Face)22を有し、この1394I/F22は、デマルチプレクサ14からのTS信号をシリアルバス23により1394端子24を介して外部に導出すると共に、制御部20からの制御コマンドを同様に、シリアルバス23により端子24を介して外部に導出するように構成されている。
【0020】
端子24は、D−VHS25の1394端子25aに接続されている。さらに、D−VHS25の1394端子25bには、第1のDVDレコーダ(DVD−1)26の1394端子26aが接続され、第1のDVDレコーダ26の1394端子26bは、第2のDVDレコーダ(DVD−2)27の1394端子27aに接続されている。
【0021】
D−VHS25、第1のDVDレコーダ26及び第2のDVDレコーダ27は、1394シリアルバス23を介して制御部20によって制御可能に構成されており、受信器10に録画したい放送番組を予め登録しておいて、放送開始時刻でそれら録画機器に録画を行わせる、いわゆる予約録画も可能である。そのため、制御部20には、メモリ28が接続され、ユーザが操作入力部21の操作によって入力した録画予約のためのデータを記憶する。
【0022】
また、D−VHS25、第1のDVDレコーダ26及び第2のDVDレコーダ27は、自らの動作状態を1394シリアルバス23を介して受信装置10に伝送するようにも構成されており、伝送された動作状態を示す情報は、1394I/F22を介して制御部20に供給され、録画機器25〜27の動作状態が認識される。
【0023】
以上のように構成された本発明の受信装置10では、接続された録画機器25〜27について、それぞれ1394シリアルバス23で電源投入コマンドを伝送してから録画機器が録画コマンドを受付けて録画動作が開始されかつその録画動作が定常状態になったことを示す情報が録画機器から返ってくるまでの時間を予め計測し、その時間を「録画予約前倒し実行時間」としてメモリ28に記憶させておくことで、録画機器25〜27に適切な録画動作を実行させることができるようにしたものである。
【0024】
すなわち、まず、受信装置10に接続された録画機器の情報を1394シリアルバス23を介して各録画機器25〜27から収集してリストを構築し、グラフィック処理部16、映像出力部17を介して表示部19で表示させる。
リスト表示の例を図2に示す。図2においては、録画機器としてD−VHS1台、DVD2台が、それぞれモデル名とメーカ名と共に表示されている。ユーザは、操作入力部21を操作して、表示されたリストから録画機器を選択する。次に、選択された録画機器に対して録画のための記録媒体の装着を促すメッセージを表示部19で表示させる。
【0025】
メッセージの例を図3に示す。この例では、図2でDVDのDR−4500が選択された例であり、記録媒体として録画してもよいDVD−R用ディスクあるいはDVD−R/Wディスクを装着するようにメッセージが表示されている。
ユーザが適当なディスクを装着すると、制御部20は、選択されたDR−4500の電源を一旦オフにするコマンドを13941/F22からシリアルバス23を介して録画機器26に送り、録画機器26の電源をオフにする。次いで同じ録画機器26の電源を投入するコマンドを13941/F22からシリアルバス23を介して録画機器26に送りその電源をオンさせる。電源を投入するコマンドの送出と同時に制御部20内に設けられた時間計測機能を駆動して時間の計測を開始する。
【0026】
次に、制御部20から録画を実行させるためのコマンドを13941/F22からシリアルバス23を介して録画機器26に送ると共に、録画機器26の動作状態を示す信号をシリアルバス23を介して受信するようにする。録画を実行させるためのコマンドは、連続的に送り続け、録画機器26から録画モードの定常状態になったことを示す情報がシリアルバス23を介して伝送されてきたら、そのタイミングで時間の計測を停止し、電源投入コマンドを送出してから、録画機器が録画コマンドを受付けて実際に録画動作状態に入るまでの時間を得、これを予約録画前倒し実行時間としてメモリ28に記憶させる。
【0027】
そして、その他の録画機器についても、予約録画前倒し実行時間の計測と登録が行なわれていなかったら、同様に処理してメモリ28に記憶する。以上によって、準備処理は完了する。
受信装置10から送出される各コマンドと録画機器25〜27からの録画動作状態を示す情報のタイミングチャートを図4に示す。図4において、線4aで示すものが受信装置10の動作であり、線4bで示すのが録画機器の動作である。時刻t1において受信装置10から録画機器に電源投入コマンドが送出されて、録画機器の電源がオンとなり、次いで時刻t2において、受信装置10から録画機器に対して録画コマンドの送出が開始され。それを受けて録画機器が録画モードの定常状態になるとt3の時点において、録画機器から録画モード信号が送出され、受信装置10でそれが受信される。電源投入コマンドが送出されたt1から、録画モードを示す信号を受信したt3までの時間を計測して、予約録画前倒し実行時間としてメモリ28に記憶するものである。なお、録画機器は通常、録画コマンドを受付けて録画モードに設定された後、若干の時間を経過することで定常録画動作となるものであり、t3は定常録画動作状態になったタイミングである。
【0028】
放送番組の録画予約は、例えば、放送信号中に含まれるEPG(Electric Program Guide)データから番組表を構築して表示部19で表示させ、操作入力部21を操作して所望の番組を選択することで、まず、録画対象となる番組の選択が完了する。次いでその番組を録画させる録画機器を選択して番組情報と共にメモリ28に記憶させることで録画予約手続きが完了する。
【0029】
制御部20は、選択された録画機器の予約録画前倒し実行時間をメモリ28から読み出して特定し、予約された番組の放送開始時刻よりも、予約録画前倒し実行時間分だけ早く、録画機器の電源を投入するコマンドを送出すると共に、チューナ/復調部13を制御して予約された番組を放送するチャンネルを選局して受信した放送信号をデマルチプレクサ14を介して1394I/F部22に送り、1394I/F部からシリアルバス23で選択された録画機器に送出する。さらに、制御部20は、選択された録画機器に対して録画を実行させるためのコマンドを送出する。
【0030】
録画機器は、予約された放送番組の開始と略同時に定常録画動作を開始するように制御され、受信装置10からシリアルバス23を介して伝送される放送番組を記録する。さらに制御部20は、録画予約されたデータから番組の放送終了時刻を特定して、その時刻になったら、録画機器に対して録画を停止させるコマンドを送出し、次いで録画機器の電源をオフにするコマンドを送出して一連の処理を終了する。
【0031】
以上のように処理を行なうことによって、各録画機器に無駄な動作をさせることなく、確実に予約録画動作を実行させることができようになるものである。
各録画機器毎に予約録画前倒し実行時間を取得する処理を図5のフローチャートを用いてさらに説明する。
図5において、ステップ5aで開始され、ステップ5bで受信装置10に接続された録画機器のリストを画面表示し、ステップ5cでユーザに録画機器を選択させる。次に、ステップ5dでユーザが選択した録画機器に記録媒体の装着を促すメッセージを画面表示させる。
【0032】
ステップ5eで記録媒体が装着されたら、ステップ5fで記録媒体を装着した録画機器の電源を一旦切断し、再び投入するコマンドを送出する。ステップ5gで電源投入コマンドの送出と同時に時間の計測を開始し、ステップ5hで録画コマンドを送出する。次いで、ステップ5iで録画機器から録画機器の動作状態を示す情報を受信し、ステップ5jで録画機器から定常録画動作状態を示す信号が伝送されたか否かの判定を行い、定常録画動作状態を示す情報が伝送されなかったら、ステップ5hに戻って録画コマンドの送出を継続する。
【0033】
ステップ5jで録画機器から定常録画動作を示す情報が送られてきたことが判定されたら、ステップ5kで時計の計測を停止して、計測した時間を予約録画前倒し実行時間としてメモリ28に記憶させる。次に、ステップ5lで録画機器に録画停止コマンドと電源切断コマンドを送る。次にステップ5mで全ての録画機器の予約録画前倒実行時間の記憶が終了しているか否かの判定が行なわれ、未終了であった場合には、ステップ5cに戻って同様な処理を行ない、全ての録画機器について予約録画前倒し実行時間の記憶が完了したらステップ5nで処理を終了する。
【0034】
以上の処理で、予約録画された番組を的確に録画することができるが、実際に予約録画を実行する際に、予約録画前倒し実行時間が記憶されているかを確認して、もし登録されていなかったら、その登録処理を実行した後で、録画処理が実行されるようにしたほうがより確実な予約録画を実行させることができる。
【0035】
図6は、その処理を説明するためのフローチャートである。図6において、ステップ6aで開始され、ステップ6bで録画予約した番組の放送開始時刻に対して所定時間前に受信装置10の電源を投入し、次いでステップ6cで予約録画を実行する録画機器に関して、予約録画前倒し実行時間が記憶されているか否かの判定を行い、記憶されていない場合は、ステップ6dで録画を実行する録画機器に電源投入コマンドを送出する。その後ステップ6eからステップ6iの処理を行なって予約録画前倒し実行時間を記憶する。なお、ステップ6e〜6iの処理は、図5のステップ5gからステップ5kまでと全く同じ処理であり詳細な説明は省略する。
【0036】
ステップ6cで、予約録画前倒し実行時間が記憶されているかあるいは、ステップ6iで予約録画前倒し実行時間が記憶された場合、ステップ6jで、録画予約番組の放送開始時刻に対して、予約録画前倒し実行時間だけ前の時刻になったら、予約録画を実行する機器に電源投入コマンドを送出す。次いで、ステップ6kで受信装置10で予約録画された番組を放送するチャンネルの選局が実行され、受信した放送信号を録画機器に送出し、ステップ6lで録画機器に録画コマンドを送出する。次にステップ6mで録画機器から定常録画動作状態を示す信号が送出されたか否かが判定され、送出されていない場合には、ステップ6lに戻って録画コマンドの送出を継続する。
【0037】
ステップ6mで録画モードを示す信号の送出が確認されたら、ステップ6nで番組の放送終了時刻になったか否かが判定され、番組放送終了時刻になったら、ステップ6oで録画機器に録画停止コマンドと、電源切断コマンドを送出し、ステップ6pで終了となる。
【0038】
図6に示した実施の形態では、実際に録画を実行する前に、予約録画前倒し実行時間の記憶の有無を調べて記憶されていない場合には、録画動作が行なわれる前に、予約録画前倒し実行時間の登録を実行するようにしたが、録画予約を行なう際に、予約録画前倒し実行時間の記憶の有無を調べて記憶されていない場合に登録するように構成してもよく、図7にその際の処理のフローチャートを示す。
【0039】
図7において、ステップ7aで開始され、ステップ7bで録画を実行させる録画機器を含む録画予約データを登録する。次いで、ステップ7cで予約録画を実行する録画機器に関して、予約録画前倒し実行時間が記憶されているか否かの判定を行い、記憶されていない場合は、ステップ7dで、予約録画を実行する録画機器に対して電源投入コマンドを送出する。以降ステップ7eからステップ7jまでの処理で、予約録画前倒し実行時間の登録と録画機器の録画停止処理及び録画機器の電源切断処理を実行してステップ7kで処理を終了する。ステップ7e〜7jの処理は、図5のステップ5gからステップ5lまでの処理と全く同じであるため、詳細な説明は省略する。
【0040】
以上のように本発明によれば、録画機器毎に、受信装置から電源を投入するコマンドを送出してから、定常録画動作状態になるまでの時間を計測して、それを予約録画前倒し実行時間として記憶し、録画予約を行なう際に、予約した放送番組の放送開始時刻から、予約録画前倒し実行時間だけ早い時刻に録画機器の電源を投入するコマンドを送出し、かつ録画モードを実行させるコマンドを送出するように構成することで、異なる仕様の複数の録画機器において、放送開始時刻と録画開始時刻を一致させることが可能となり、録画機器を必要最小限の動作時間で動作させることができるようになるものである。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明の受信装置は、録画機器の電源投入から、定常録画状態となるまでの時刻を予約録画前倒し実行時間として計測して記憶してき、予約録画を実行する際に、その予約録画前倒し実行時間だけ早く録画機器の電源を投入して録画コマンドを送出することで録画しようとする番組の放送開始時刻に合せて録画機器に録画動作を実行させることができ、不必要な動作を録画機器に行なわせる虞をなくすことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受信装置と録画機器の接続状態を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示す装置の動作を説明するための図。
【図3】図1に示す装置の動作を説明するための図。
【図4】図1に示す装置の動作を説明するためのタイミングチャート。
【図5】図1に示す装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図6】本発明の受信装置の他の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図7】本発明の受信装置のさらに他の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
10…受信装置
11…アンテナ
12…アンテナ入力端子
13…チューナ/復調部
14…デマルチプレクサ
15…MPEGデコーダ
16…グラフィック処理部
17…映像出力部
18…映像出力端子
19…表示部
20…制御部
21…操作入力部
22…1394I/F部
23…1394シリアルバス
24…1394入出力端子
25…録画機器(D−VHS)
26…録画機器(DVD−1)
27…録画機器(DVD−2)
28…メモリ
Claims (9)
- 放送番組を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した放送番組の受信信号、及びその受信信号を録画すべく設けられる外部録画機器の電源を投入し、かつ録画動作を実行させるための制御信号とを通信手段を介して当該外部録画機器に伝送する伝送手段と、
前記外部録画機器に前記電源投入のための制御信号を伝送した後、当該外部録画機器が前記録画動作を実行させるための制御信号を受け付けて録画動作を実行するまでの時間が予め記憶された記憶手段と、
前記放送番組の録画を予約可能な録画予約手段と、
前記録画予約手段で予約された番組の放送開始時刻に対して前記記憶手段に記憶された時間だけ早い時刻で前記外部録画機器に電源投入と録画動作を実行させる制御信号を送出する制御手段と、
を具備したことを特徴とする受信装置。 - 前記通信手段は、IEEE1394規格に準拠したものであることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
- 前記通信手段は双方向性を有し、前記外部録画機器は複数設けられ、前記記憶手段に記憶された時間は、前記伝送手段によって前記電源投入制御信号と録画動作を実行させる制御信号を送出した後、前記外部録画機器から録画動作が開始されたことを示す信号が送られてきたときまでの時間が前記録画機器毎に計測されたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
- 放送番組を受信する受信手段と、該受信手段で受信した放送信号を通信手段を介して出力する受信器と、
前記受信器から出力される放送信号を前記通信手段介して受信して録画する録画機器と、を備える録画システムであって、
前記受信器はさらに、前記通信手段を介して前記録画機器に少なくとも電源を投入する制御信号と録画動作を実行させる制御信号を伝送すると共に、前記録画機器から伝送される動作状態を示す情報を受信する送受信制御手段、及び前記電源投入制御信号と前記録画動作実行制御信号を伝送してから前記録画機器から録画動作が実行されたことを示す情報を受信したときまでの時間を計測する計測手段、及びその計測した時間を記憶する記憶手段、及び将来放送される番組の録画を予約する録画予約設定手段とを備え、前記録画予約設定手段で設定した放送番組を録画する際に、前記送受信制御手段が、当該放送番組の放送開始時刻に対して前記記憶された時間だけ早い時刻に、前記録画機器の電源を投入する制御信号と録画機器の録画動作を実行させる制御信号を送出するように制御するものであることを特徴とする放送番組録画システム。 - 前記通信手段は、IEEE1394規格に準拠したものであることを特徴とする請求項4に記載の放送番組録画システム。
- 前記計測手段は、前記予約録画が実行される前に、前記時間を計測するものであることを特徴とする請求項4に記載の放送番組録画システム。
- 前記計測手段は、前記録画予約設定手段による録画予約を実行する際に、前記時間を計測するものであることを特徴とする請求項4に記載の放送番組録画システム。
- 放送番組を受信するステップと、
前記受信した放送番組の受信信号と、その受信信号を録画すべく設けられる外部録画機器の電源を投入し、かつ録画動作を実行させるための制御信号とを外部録画機器に伝送するステップと、
前記外部録画機器に前記電源投入のための制御信号を伝送した後、当該外部録画機器が前記録画動作を実行させるための制御信号を受け付けて録画動作を実行するまでの時間を計測して記憶するステップと、
前記放送番組の録画を予約するステップと、
前記録画予約された番組の放送開始時刻に対して前記記憶された時間だけ早い時刻に前記外部録画機器に電源投入と録画動作を実行させる制御信号を送出するステップと、
を具備したことを特徴とする放送番組録画方法。 - 録画機器に電源投入制御信号と録画を実行させる制御信号を伝送するステップと、
前記電源投入制御信号を前記録画機器に伝送したタイミングで時間の計測を開始するステップと、
前記録画機器から録画動作を実行中であることを示す情報を受けるステップと、
前記録画動作実行中の情報を受信したタイミングで前記時間の計測を停止して前記電源投入制御信号を伝送してから前記録画機器が録画動作を開始したときまでの時間情報を得てこれを記憶するステップと、
放送信号を受信する受信器に対して、将来の放送番組の受信を予約すべく設定するステップと、
前記予約した番組の放送時刻に対して前記記憶した時間分だけ早いタイミングで前記録画機器に電源投入制御信号を伝送しかつ録画動作を実行させる制御信号を伝送し、さらに前記予約した番組を放送するチャンネルの受信信号を伝送するステップと、
を具備したことを特徴とする放送番組録画方法。
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