JPH10321287A - 被覆導体導出部の防水方法 - Google Patents

被覆導体導出部の防水方法

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JPH10321287A
JPH10321287A JP9132432A JP13243297A JPH10321287A JP H10321287 A JPH10321287 A JP H10321287A JP 9132432 A JP9132432 A JP 9132432A JP 13243297 A JP13243297 A JP 13243297A JP H10321287 A JPH10321287 A JP H10321287A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な製造コストで高い防水性を有し、かつ
多様な電線品種、電線サイズにも適用可能な電線導出部
の防水方法の提供。 【解決手段】 導体20の外周を樹脂製の被覆部21で
被覆した被覆導体17が導出される樹脂成型品10の被
覆導体導出部13の防水方法であって、被覆導体導出部
13と融合可能で、かつ前記被覆部21との相溶性を有
する管状の防水部材19を被覆導体導出部13の被覆導
体17の外周に取り付けた状態で被覆導体導出部13を
加熱し、防水部材19と被覆部21とを相溶させると共
に、防水部材19と被覆導体導出部13と融合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被覆電線等の被覆
導体が導出される被覆導体導出部の防水方法に関し、詳
しくは防水コネクタあるいは電気接続箱等の配線器具の
被覆導体導出部を防水材で防水する防水方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に、防水コネクタの電線導出部の防
水構造の従来例を示している。
【0003】図8に示すものは、(a)に示す2つ割り
された上下のゴム栓1で電線2(被覆電線、以下、同
じ)を挟み、ゴム栓1の溝3に電線2を嵌合させた状態
で、(b)のようにゴム栓1をコネクタのハウジング4
の凹陥部5に圧入して防水構造を得るものである。(実
開昭50−54591号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来
の防水構造は、複数の電線2を一括防水できるが、ゴム
栓1のハウジング4の嵌合作業が面倒である上、電線サ
イズ、極数に応じて金型を起こしてゴム栓1を成形する
必要があり、製造コストが高くなるという課題がある。
【0005】さらに、従来の防水構造は、2個のゴム栓
1の合せ目1a(図8(b)参照)を隙間無く合せるこ
とが難かしく、ひいては合せ目1a部分で防水機能の低
下を招き易いという課題をも有している。
【0006】本発明は上述の点に着目してなされたもの
で、安価な製造コストで高い防水性を有する電線導出部
の防水構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、導体の外周を樹脂製の被覆部で
被覆した被覆導体が導出される樹脂成型品の被覆導体導
出部の防水方法であって、前記被覆導体導出部と融合可
能で、かつ前記被覆部との相溶性を有する管状の防水部
材を前記被覆導体導出部の前記被覆導体の外周に取り付
けた状態で被覆導体導出部を加熱し、防水部材と被覆部
とを相溶させると共に、防水部材と被覆導体導出部と融
合させることを特徴としている。
【0008】この被覆導体導出部の防水方法では、被覆
導体導出部の被覆導体の外周に管状の防水部材を取り付
け、被覆導体導出部を加熱する。被覆導体導出部を加熱
すると、防水部材と被覆部とが相溶して一体化し、防水
部材と樹脂成形品の被覆導体導出部とが融合する。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記被覆導体が樹脂製の被覆部で外周が覆われ
た被覆電線からなり、前記樹脂成形品が前記防水部材と
ともに被覆電線が挿入されて樹脂製のカバーで覆われる
防水溝部を有する被覆導体導出部が一体成形されたハウ
ジングからなり、前記カバーが前記防水溝部内の防水材
を押圧する防水突起を有し、前記カバーで前記被覆導体
導出部の防水溝部を覆った状態で被覆導体導出部に超音
波加振して、前記防水材と被覆部とを相溶し、防水部材
と防水溝部内壁と融合させることを特徴としている。
【0010】この被覆導体導出部の防水方法では、被覆
電線の外周に管状の防水部材を取り付け、この被覆電線
と共に防水材を被覆導体導出部の防水溝部内に挿入す
る。次に防水溝部をカバーで覆うことにより、防水突起
で管状の防水部材と共に被覆電線を防水溝部の内壁側へ
押圧する。この状態から被覆導体導出部を超音波加振す
ると、防水部材と被覆部とが相溶して一体化し、防水部
材と防水溝部の内壁が融合する。
【0011】請求項3の発明は、請求項2記載の発明で
あって、前記ハウジングに収容された端子の板状の端子
部と前記被覆電線とを接続部で重ねた状態で前記防水溝
部内に収容し、前記カバーで前記被覆導体導出部の防水
溝部を覆った状態で前記カバーに設けた接続突起で前記
接続部を押圧し、この状態で超音波加振することで前記
被覆電線の接続部の被覆部を溶融除去し、板状の端子部
と導体とを導通接触させることを特徴としている。
【0012】この被覆導体導出部の防水方法では、被覆
電線の外周に管状の防水部材を取り付け、この被覆電線
と共に防水材を被覆導体導出部の防水溝部内に挿入す
る。次に防水溝部をカバーで覆うことにより、防水突起
で管状の防水部材と共に被覆電線を防水溝部の内壁側へ
押圧すると共に、端子部と被覆電線とを重ねた接続部を
カバーの接続突起で押圧する。この状態でハウジングを
超音波加振すると被覆電線の被覆部が溶融除去し、接続
突起により端子部と導通接続される。これと共に、防水
部材と被覆部とが相溶して一体化し、防水部材と防水溝
部の内壁が融合する。
【0013】請求項4の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記被覆導体が樹脂製の被覆部で外周が覆われ
た被覆電線からなり、前記樹脂成形品が2本の被覆電線
同士が接続部で重ねた状態で挟み込まれるとともに、被
覆導体導出部から導出される一対の樹脂チップからな
り、前記一対の樹脂チップのそれぞれが、前記接続部を
挟んで相手チップと溶着し前記接続部を密封する主溶着
部と、被覆導体導出部に設けられて主溶着部から引き出
される被覆電線の被覆部と超音波加振により融合する補
溶着部とを有し、前記接続部を一対の樹脂チップで挟み
緒音波加振して被覆部を溶融除去し、樹脂チップの外側
からの加圧により被覆電線同士を導通接触させることを
特徴としている。
【0014】この被覆導体導出部の防水方法では、2本
の被覆電線を接続部で重ね、重ねた接続部を一対の樹脂
チップで挟む。このとき接続部は主溶着部同士で挟み込
まれると共に、被覆電線は一対の樹脂チップ間から被覆
導体導出部の補溶着部間から導出される。また、被覆電
線には、補溶着部間に挟持される外周部分に管状の防水
部材を取り付ける。
【0015】次に、一対の樹脂チップを超音波加振する
と、主溶着部で挟持された接続部の被覆部が溶融除去し
て、導体同士が導通接触し、補溶着部間では、防水部材
が被覆部と相溶して一体化すると共に、防水部材が補溶
着部と融合する。
【0016】請求項5の発明は、請求項4記載の発明で
あって、前記一対の樹脂チップの一方の補溶着部が前記
被覆電線を収容する電線収容溝を有する凸状に形成さ
れ、他方の補溶着部が前記被覆電線を収容する電線収容
溝を有し一方の補溶着部が嵌合する凹状に形成されて前
記一方の補溶着部と他方の補溶着部との間で防水材及び
被覆電線を挟持することを特徴としている。
【0017】この被覆導体導出部の防水方法では、管状
の防水材が外周に取り付けられた被覆電線は一方の補溶
着部の電線収容溝内に挿入収容され、一対の樹脂チップ
を合わせることにより、相手樹脂チップの補溶着部の電
線収容溝内に挿入収容される。この場合、防水部材が補
溶着部と融合する面積が広くなるため、むらなく溶け合
うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る被覆導体導出
部の防水方法の実施形態について説明する。
【0019】第1実施形態 図1は、本発明に係る被覆導体導出部の防水方法が適用
されたコネクタ10をし、図2は、被覆導体導出部13
の防水構造を示す。
【0020】図1(a)に示すように、コネクタ10
は、ハウジング11の一側にフード部12が形成され、
他側に被覆導体導出部(以下「導出部」という)13が
一体に形成されている。導出部13には、4つの隔壁1
4、14、14、14で3つの防水溝部15、15、1
5が形成されている。防水溝部15は、上方及び後端側
が開口された矩形状断面に形成されている。この防水溝
部15内には、ハウジング11に収容された端子の板状
の端子部16と、被覆電線17の端末部分の接続部18
が収容されると共に、被覆電線17の外周に取り付けら
れた管状の防水部材19が挿入される。被覆電線17
は、芯線部分である導体20の外周を樹脂(塩化ビニー
ル)製の被覆部21で被覆されて形成されている。防水
部材19は、被覆部21との相溶性を有しており、ま
た、防水溝部15の内壁15aと融合可能材質で形成さ
れている。
【0021】また、両側の隔壁14、14の外側には、
防水溝部15の底壁22を延長した溶着部23、23が
それぞれ形成されている。この溶着部23、23上に
は、カバー24の溶着部27、27が当接する。
【0022】防水溝部15上方側の開口を閉鎖するカバ
ー24は、閉鎖板部25と、この閉鎖板部15の両側か
ら同方向に延設された一対の側壁16、16とでコ字型
状に形成されている。そして、上記溶着部27、27
は、一対の側壁26、26の先端側の鋭角状の端部に設
けられている。
【0023】また、図1(b)に示すように、カバー2
4の閉鎖板部25の裏面側には、防水溝部15に対応し
て接続突起28が2個ずつ3列に形成されている。この
接続突起28は、防水溝部15内に収容された端子部1
6と被覆電線17の接続部18を防水溝部15の底壁2
2側へ押圧する。
【0024】さらに、接続突起28に隣接して、3個の
防水突起29が防水溝部15に対応して後端側に形成さ
れている。この防水突起29は、防水溝部15内に被覆
電線17と共に挿入された防水部材19を防水溝部15
の底壁22側へ押圧する。
【0025】上記ハウジング11の材質は、少なくとも
導出部13とカバー24の材質が、アクリル系樹脂、A
BS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体)系樹脂、PC(ポリカーボネイト)系樹脂、PVC
(ポリ塩化ビニル)系樹脂、PE(ポリエチレン)系樹
脂、PEI(ポリエ−テルイミド)系樹脂、PBT(ポ
リエチレンテレフタレート)系樹脂等であり、一般に被
覆部21に使用される塩化ビニル等に比して硬質であ
る。これらの樹脂を樹脂を導出部13、カバー24に使
用した場合の適性は、導通性及び導通安定性の点におい
ては全ての樹脂にその実用性が認められ、外観性及び絶
縁性をも含めて判断した場合には、特にPEI系樹脂及
びPBT系樹脂が適する。
【0026】防水部材19としてポリエステル、エラス
トマーを使用した場合は、導出部13、カバー24の樹
脂はPBTが最も良いしポリエステルエラストマーの化
学構造がPBTとポリエーテルとのブロック共重合体の
ため相溶性が得られやすい。
【0027】また、防水材19は、被覆部21の材質と
相溶性を有する樹脂(エラストマー:合成ゴムあるいは
合成プラスチックの様な物質、室温では、低い応力で最
初の長さの2倍に引き伸ばされ、応力を解くとただちに
もとの長さに戻る性質を有する物質)が用いられてい
る。被覆部21と相溶性のある樹脂として、例えば、
(1)ABS/塩ビのアロイ(アクリロニトリル−ブタ
ジエン−スチレン共重合体/塩化ビニール)、(2)ア
クリル/塩ビのアロイ(アクリロニトリル/塩化ビニー
ル)、(3)ポリエステルエラストマー等であり、特
に、ポリエステルエラストマー等(例えば、ポリブチレ
ンテレフタレートとポリエーテルとのブロック共重合体
が好適である。
【0028】ここで、相溶性とは、なじみやすさの程度
を示し、特に可塑剤が高分子物質と均一に混和する性質
をいい、高分子に可塑剤を加えた場合に相分離をおこさ
ない限界量で示す。
【0029】導出部13、カバー24を成形する場合、
溶着部23、27と、溶着部23、27を除く部分とを
異なる材質(上記材質)で2色成形することにより一体
に成形する。
【0030】次に、被覆導体導出部13を防水するため
の防水方法について説明する。
【0031】導出部13の防水溝部15内には、ハウジ
ング11に収容された端子の板状端子部16を配置した
状態から、管状の防水部材19を外周に取り付けた被覆
電線17を防水溝部15内に挿入し、接続部18で端子
部16と被覆電線17とを重ねると共に、防水部材19
とともに防水溝部15の後端側に被覆電線17を挿入す
る。
【0032】次いで、防水溝部15の上方の開口をカバ
ー24で閉鎖する。このとき、カバー24側の溶着部2
7は、導出部13側の溶着部23に当接させ、接続突起
28は防水溝部15の端子部16と被覆電線17との接
続部18上に当接させる。さらに、防水突起29は、各
防水溝部15内に挿入された防水部材19上に当接させ
る。
【0033】この状態から、導出部13を超音波加振す
る。導出部13を超音波加振すると、カバー24側の溶
着部27と導出部13側の溶着部23とが溶け合って溶
着する。また、被覆電線17の接続部18の被覆部21
が溶融除去されることで、接続突起28に押圧されて被
覆電線17の導体(芯線)20と端子部16とが導通接
触する。さらに、防水部材19は、被覆電線17の被覆
部21と相溶して一体化すると共に、防水部材19は、
防水溝部15の内壁15aと融合し、カバー24の防水
突起29とも融合する。
【0034】このように本実施形態では、防水部材19
を管状にして被覆電線17の外周に取り付けて超音波加
振するだけで、導出部13の防水を確実に行うことがで
きる。
【0035】また、管状の防水部材19としたことで、
必要な部分にのみ防水部材19を用いることができるた
め、材料の無駄が少なくなる。
【0036】さらに、管状の防水部材19は、最終的に
は溶融するために、被覆電線17の外径寸法に関わらず
内径寸法を設定できる。このため、大きめの内径に設定
しておくことができ、被覆電線の外径寸法にかかわらず
用いることができる。従って、製造コストの低減が可能
となる。
【0037】また、管状の防水部材19は、被覆電線1
7の軸方向に容易に移動させることが可能であるため、
位置合わせを容易に行うことができると共に、被覆電線
の任意の位置で防水処理することができる。
【0038】第2実施形態 次に図3に示す第2実施形態について説明する。上記実
施形態では、被覆電線17の導体20と端子部16と
を、超音波加振により防水と共に接続したが、本実施形
態では、被覆電線40の端末と端子39との接続が加締
め接続で行われている場合の防水方法である。
【0039】図3に示すように、コネクタ30の導出部
31には、3つの円弧状断面の防水溝部32が形成され
ている。この防水溝32は、ハウジング33の端子収容
室34とそれぞれ対応している。一方、導出部31を閉
鎖するカバー35にも3つの円弧状断面の防水溝部36
が形成されている。このカバー35の両側の端面には溶
着部37、37が形成され、この溶着部37、37は、
導出部31の両側の上面の溶着部38、38と当接す
る。
【0040】そして、端末に端子39が加締め接続され
た被覆電線40に管状の防水部材41を取り付けた状態
で、端子39をハウジング33の端子収容室34内に挿
入し、導出部31の防水溝部32上に防水部材41とと
もに被覆電線40を載置する。次に、導出部31をカバ
ーで閉鎖する。このとき、溶着部37は溶着部38と当
接し、防水溝部36は防水材41に当接する。
【0041】次に、導出部31に超音波加振すると、溶
着部37、38同士が溶け合って溶着し、防水部材41
と被覆部42とが相溶して一体化し、防水部材41と防
水溝部32、36の内壁と融合する。
【0042】このように本実施形態では、導出部31に
おいて、防水部材41が被覆電線40の被覆部と相溶し
て一体化することで防水溝部32、36と被覆電線40
との間からの水の浸入を確実に防止することができ高い
防水性能を得ることができる。
【0043】また、本実施形態では、管状の防水部材4
1を被覆電線40の外周に取り付けて超音波加振するだ
けで容易に防水することができる。
【0044】第3実施形態 次に図4に示す第3実施形態について説明する。この実
施形態は上記第2実施形態の変形例であり、コネクタ4
3の導出部44の両側に壁部45、45が設けられ、カ
バー46がこの壁部45、45間に挿入されると共に、
カバー46の両側から、壁部45、45の上面に当接す
る当接壁47が設けられている。また、壁部45、45
の上面側と当接壁47の両側の下面が溶着部48、49
となっている。
【0045】そして、端末に端子39が加締め接続され
た被覆電線40に管状の防水部材41を取り付けた状態
で、端子39をハウジング33の端子収容室34内に挿
入し、導出部44の防水溝部32上に防水部材41とと
もに被覆電線40を載置する。次に、導出部44をカバ
ー46で閉鎖する。このとき、溶着部48は溶着部49
と当接し、防水溝部36は防水材41に当接する。
【0046】次に、導出部44に超音波加振すると、溶
着部48、49同士が溶け合って溶着し、防水部材41
と被覆部42とが相溶して一体化し、防水部材41と防
水溝部32、36の内壁と融合する。
【0047】本実施形態によれば、上記第2実施形態と
同様の効果が得られる他に、カバー46の両側と壁部4
5、45の内側との接触面積が増えるため、溶着部分が
多くなり、カバー46を導出部44に強固に溶着するこ
とができる。
【0048】第4実施形態 次に図5乃至図7に示す第4実施形態について説明す
る。上記実施形態は、被覆電線同士を接続すると共に、
被覆電線同士の接続部を密封して防水する防水構造に本
願発明を適用した例である。
【0049】図5に示すように、導体50が樹脂(塩化
ビニール)製の被覆部51で外周が覆われた被覆電線5
2からなり、樹脂成形品が2本の被覆電線52、52同
士が接続部53で重ねられた状態で挟み込まれる一対の
樹脂チップ54、55からなる。一方の樹脂チップ54
は、小判型状の本体56の中央部分に円筒状に突設した
主溶着部57が形成され、この主溶着部57の周囲4カ
所に補溶着部58、58、58、58が突設されてい
る。この補溶着部58は、被覆電線52が収容される電
線収容溝59を有する凸状に形成されている。
【0050】一方、他方の樹脂チップ55は、小判型状
の本体60の中央部分に円筒状に突設した主溶着部61
が形成されている。また、本体60の外周部分には、主
溶着部61を囲むように側壁62が設けられている。こ
の側壁62には4カ所の開口が設けられており、被覆電
線52、52が一対の樹脂チップ54、55間から導出
される導出部63、63、63、63となっている。こ
の導出部63には補溶着部64、64、64、64がそ
れぞれ設けられている。この補溶着部64は、被覆電線
52が収容される電線収容溝65を有し、一方の樹脂チ
ップ54の補溶着部58が嵌合する凹状に形成されてい
る。
【0051】そして、2本の被覆電線52、52の外周
に管状の防水部材66、66をそれぞれ取り付けた状態
で、主溶着部57、61間で2本の被覆電線52、52
の接続部53が交差するように一対の樹脂チップ54、
55間に挟み込む。この場合、管状の防水部材66は、
補溶着部64から、主溶着部61を挟んで補溶着部64
の反対側に補溶着部までの長さに設定されている。従っ
て、主溶着部61、57間では、管状の防水部材66、
66と共に、被覆電線52、52の接続部53が挟み込
まれる。また、4カ所の補溶着部58、58間でも同様
に、管状の防水部材66、66と共に、被覆電線52、
52が挟み込まれる。
【0052】樹脂チップ54、55の材質は、主溶着部
57、61がアクリル系樹脂、ABS(アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン共重合体)系樹脂、PC(ポ
リカーボネイト)系樹脂、PVC(ポリ塩化ビニル)系
樹脂、PE(ポリエチレン)系樹脂、PEI(ポリエ−
テルイミド)系樹脂、PBT(ポリエチレンテレフタレ
ート)系樹脂等であり、一般に被覆部51に使用される
塩化ビニル等に比して硬質である。これらの樹脂を樹脂
チップ54、55に使用した場合の適性は、導通性及び
導通安定性の点においては全ての樹脂にその実用性が認
められ、外観性及び絶縁性をも含めて判断した場合に
は、特にPEI系樹脂及びPBT系樹脂が適する。
【0053】防水材66としてポリエステルエラストマ
ーを使用した場合は、補溶着部58、64の樹脂はPB
Tが最も良いしポリエステルエラストマーの化学構造が
PBTとポリエーテルとのブロック共重合体のため相溶
性が得られやすい。
【0054】また、補溶着部58、64は、被覆部51
の材質と相溶性を有する樹脂(エラストマー:合成ゴム
あるいは合成プラスチックの様な物質、室温では、低い
応力で最初の長さの2倍に引き伸ばされ、応力を解くと
ただちにもとの長さに戻る性質を有する物質)が用いら
れている。被覆部51と相溶性のある樹脂として、例え
ば、(1)ABS/塩ビのアロイ(アクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン共重合体/塩化ビニール)、
(2)アクリル/塩ビのアロイ(アクリロニトリル/塩
化ビニール)、(3)ポリエステルエラストマー等であ
り、特に、ポリエステルエラストマー等(例えば、ポリ
ブチレンテレフタレートとポリエーテルとのブロック共
重合体が好適である。
【0055】ここで、相溶性とは、なじみやすさの程度
を示し、特に可塑剤が高分子物質と均一に混和する性質
をいい、高分子に可塑剤を加えた場合に相分離をおこさ
ない限界量で示す。
【0056】また、樹脂チップ54、55を成形する場
合には、主溶着部57、61と、主溶着部57、61を
除き補溶着部58、64を含む部分とを異なる材質(上
記材質)で2色成形することにより一体に成形する。
【0057】次にこの一対の樹脂チップ54、55で被
覆電線52、52の接続部53を防水する防水方法につ
いて説明する。
【0058】先ず、2本の被覆電線52、52の外周に
管状の防水部材66、66を取り付けた状態で、主溶着
部61上で交差し、補溶着部64、64、64、64内
に防水材66、66とともに被覆電線52、52をそれ
ぞれ挿入する。次に、一方の樹脂チップ54を他方の樹
脂チップ55上に載置する。このとき、被覆電線52、
52の接続部53は、管状の防水部材66、66と共
に、主溶着部61、57間に挟み込まれる。また、導出
部63の被覆電線52、52は補溶着部64、64、6
4、64と補溶着部58、58、58、58間に管状の
防水部材66と共に挟み込まれる。
【0059】この状態から一対の樹脂チップ54、55
に超音波加振すると、主溶着部61、57間では、被覆
部51、51が溶融除去して、導体同士が導通接触し、
主溶着部57、61と防水部材66とが溶融する。ま
た、補溶着部58、58、58、58と補溶着部64、
64、64、64との間では、防水部材66が被覆部5
1と相溶して一体化し、補溶着部58、64と防水材6
6とが溶融する。
【0060】これにより、被覆電線52、52が重なっ
た接続部53を密封することができる。
【0061】なお、上記各実施形態では、超音波加振に
より導出部を加熱したが、他の方法で加熱して、防水材
と被覆部、導出部と防水材とを融合させても良い。
【0062】さらに、上記各実施形態では、被覆導体と
して被覆電線を用いた例を示したが、これに限らず、他
の被覆導体、例えばFPC等に本発明を用いることもで
きる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、被覆導体導出部の被覆導体の外周に管状の防水部
材を取り付け、被覆導体導出部を加熱することで、防水
部材と被覆部とが相溶して一体化し、防水部材と樹脂成
形品の被覆導体導出部とが融合する。これにより、被覆
導体導出部と被覆電線との間を確実にシールして高い防
水性能を得ることができる。また、管状の防水部材を被
覆導体に取り付けて加熱するだけで容易に防水処理を施
すことができ、製造コストを低減することができる。
【0064】請求項2の発明によれば、被覆電線の外周
に管状の防水部材を取り付け、この被覆電線と共に防水
材を被覆導体導出部の防水溝部内に挿入し、防水溝部を
カバーで覆うことにより、防水突起で管状の防水部材と
共に被覆電線を防水溝部の内壁側へ押圧した状態から被
覆導体導出部を超音波加振すると、防水部材と被覆部と
が相溶して一体化し、防水部材と防水溝部の内壁とが融
合する。これにより、高い防水性能を得ることができ
る。
【0065】請求項3の発明によれば、ハウジングを超
音波加振すると被覆電線の被覆部が溶融除去し、接続突
起により端子部と導通接続される。これと共に、防水部
材と被覆部とが相溶して一体化し、防水部材と防水溝部
の内壁が融合するので、高い防水性能が得られる。従っ
て、端子部と被覆電線との接続と防水処理を同時に行う
ことができるので製造コストを低減することができる。
【0066】請求項4の発明によれば、2本の被覆電線
を接続部で重ね、重ねた接続部を一対の樹脂チップで挟
み、超音波加振すると、主溶着部で挟持された接続部の
被覆部が溶融除去して、導体同士が導通接触し、補溶着
部間では、防水部材が被覆部と相溶して一体化すると共
に、防水部材が補溶着部と融合する。この結果、接続部
を密封することができ、高い防水性能が得られる。
【0067】請求項5の発明によれば、管状の防水材が
外周に取り付けられた被覆電線は一方の補溶着部の電線
収容溝内に挿入収容され、一対の樹脂チップを合わせる
ことにより、相手樹脂チップの補溶着部の電線収容溝内
に挿入収容される。この場合、防水部材が補溶着部と融
合する面積が広くなるため、むらなく溶け合うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る被覆導体導出部の防水方法が適用
された第1実施形態のコネクタを示し、(a)は斜視
図、(b)はカバーの裏面側を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態の導出部を示し、(a)は超音波
加振する前の状態を示す断面図、(b)は超音波加振し
て防水部材と被覆部とが相溶し一体化した状態を示す断
面図である。
【図3】第2実施形態のコネクタを示す分解斜視図であ
る。
【図4】第4実施形態のコネクタを示す分解斜視図であ
る。
【図5】第5実施形態の一対の樹脂チップを示す斜視図
である。
【図6】第5実施形態の一対の樹脂チップを重ねた状態
を示す斜視図である。
【図7】第5実施形態の導出部を示す断面図である。
【図8】従来の防水コネクタを示し、(a)はゴム栓の
斜視図、(b)はコネクタへの取り付け状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
10、30、43 コネクタ 11、33 ハウジング 13、31、44 導出部(被覆導体導出部) 15、32、36 防水溝部 16 端子部 17、40 被覆電線 19、41、66 管状の防水部材 20、50 導体 21、42、51 被覆部 24、35、46 カバー 28 接続突起 29 防水突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体の外周を樹脂製の被覆部で被覆した
    被覆導体が導出される樹脂成型品の被覆導体導出部の防
    水方法であって、前記被覆導体導出部と融合可能で、か
    つ前記被覆部との相溶性を有する管状の防水部材を前記
    被覆導体導出部の前記被覆導体の外周に取り付けた状態
    で被覆導体導出部を加熱し、防水部材と被覆部とを相溶
    させると共に、防水部材と被覆導体導出部と融合させる
    ことを特徴とする被覆導体導出部の防水方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記被覆
    導体が樹脂製の被覆部で外周が覆われた被覆電線からな
    り、前記樹脂成形品が前記防水部材とともに被覆電線が
    挿入されて樹脂製のカバーで覆われる防水溝部を有する
    被覆導体導出部が一体成形されたコネクタからなり、前
    記カバーが前記防水溝部内の防水材を押圧する防水突起
    を有し、前記カバーで前記被覆導体導出部の防水溝部を
    覆った状態で被覆導体導出部に超音波加振して、前記防
    水材と被覆部とを相溶し、防水部材と防水溝部の内壁と
    融合させることを特徴とする被覆導体導出部の防水方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発明であって、前記コネ
    クタに収容された端子の板状の端子部と前記被覆電線と
    を接続部で重ねた状態で前記防水溝部内に収容し、前記
    カバーで前記被覆導体導出部の防水溝部を覆った状態で
    前記カバーに設けた接続突起で前記接続部を押圧し、こ
    の状態で超音波加振することで前記被覆電線の接続部の
    被覆部を溶融除去し、板状の端子部と導体とを導通接触
    させることを特徴とする被覆導体導出部の防水方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の発明であって、前記被覆
    導体が樹脂製の被覆部で外周が覆われた被覆電線からな
    り、前記樹脂成形品が2本の被覆電線同士が接続部で重
    ねた状態で挟み込まれるとともに、被覆導体導出部から
    導出される一対の樹脂チップからなり、前記一対の樹脂
    チップのそれぞれが、前記接続部を挟んで相手チップと
    溶着し前記接続部を密封する主溶着部と、被覆導体導出
    部に設けられて主溶着部から引き出される被覆電線の被
    覆部と超音波加振により融合する補溶着部とを有し、前
    記接続部を一対の樹脂チップで挟み超音波加振して被覆
    部を溶融除去し、樹脂チップの外側からの加圧により被
    覆電線同士を導通接触させることを特徴とする被覆導体
    導出部の防水方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の発明であって、前記一対
    の樹脂チップの一方の補溶着部が前記被覆電線を収容す
    る電線収容溝を有する凸状に形成され、他方の補溶着部
    が前記被覆電線を収容する電線収容溝を有し一方の補溶
    着部が嵌合する凹状に形成されて前記一方の補溶着部と
    他方の補溶着部との間で防水材及び被覆電線を挟持する
    ことを特徴とする被覆導体導出部の防水方法。
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