JPH10320253A - バックアップシステムおよび記録媒体 - Google Patents

バックアップシステムおよび記録媒体

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Publication number
JPH10320253A
JPH10320253A JP10070879A JP7087998A JPH10320253A JP H10320253 A JPH10320253 A JP H10320253A JP 10070879 A JP10070879 A JP 10070879A JP 7087998 A JP7087998 A JP 7087998A JP H10320253 A JPH10320253 A JP H10320253A
Authority
JP
Japan
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data
buffer
file
backup
remote file
Prior art date
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Pending
Application number
JP10070879A
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English (en)
Inventor
Shingo Tokizono
信吾 時園
Toshiki Ito
敏樹 伊藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、バックアップシステムおよび記録
媒体に関し、正センタから回線を介してバックアップセ
ンタにファイル転送してバックアップする際に、回線が
混雑などしたときに正センタ側でリモートファイルに一
旦保存しておき、ある程度溜まったときに一括してバッ
クアップセンタに転送してバックアップし、バックアッ
プ時の回線の混雑等の影響による正センタの業務への支
障を解消することを目的とする。 【解決手段】 アプリなどからデータをバッファに順次
格納されたことに対応して、バッファの空が所定量以上
のときにバッファからデータを取り出してリモートファ
イルに格納および回線を介してバックアップセンタに同
時に転送し、一方、バッファの空が所定量以下となった
ときにバッファからデータを取り出してリモートファイ
ルに一旦格納した後、リモートファイルからデータを取
り出して回線を介してバックアップセンタに転送する手
段とを設けた正センタと、この正センタから回線を介し
て転送されてきたデータを格納するシャドウファイルを
設けたバックアップセンタとを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正センタのファイ
ルを回線を介してバックアップセンタに転送してバック
アップするバックアップシステムおよび記録媒体に関す
るものである。
【0002】計算機システムの資源(データ)を地震等
の災害時に備えて保全するために、遠隔地に設けられた
バックアップセンタへ逐次データを転送してバックアッ
プする方式は、従来から有効な手段と考えられてきた。
近年のデータ転送技術の進歩とともに、CPUとディス
ク装置とからなるファイル制御装置を相互に回線でつな
げて自動的にデータ転送を行うというリモートファイル
転送装置が実現している。これにより、効率的に遠隔地
のバックアップセンタへデータのバックアップを図るこ
とが可能となった。
【0003】このような遠隔地へのバックアップを行う
データとしては、データベースの差分データなどを配置
することが考えられる。しかし、データベースの差分デ
ータのように業務の運用上重要なデータは、データの更
新処理を遅延すると全体のシステムの性能に影響を与
え、最悪の場合には、サブシステムダウンが発生するこ
とが考えられる。
【0004】本発明は、このような遠隔地のバックアッ
プセンタにデータを転送してバックアップを図る際に、
回線の混雑等の理由により、転送が遅延して業務の継続
に耐えられなくなったときに、ファイル制御装置内など
に一旦蓄積しておき、データがある程度溜まったときに
一括して転送などし、回線の混雑が業務の遂行に与える
影響を解消するようにしたものである。
【0005】
【従来の技術】従来は図9に示すように、正センタ側で
ディスク装置内に書き込んだファイルは、ファイル制御
装置によって自動的にバックアップセンタのディスク装
置に転送して書き込み、バックアップしていた。以下図
9の構成および動作を簡単に説明する。
【0006】図9は、従来技術の説明図を示す。図9に
おいて、正センタ41は、業務を行うセンタであって、
CPU42、主記憶43、ファイル制御装置44、およ
びデータを格納するディスク装置45などから構成され
るものである。
【0007】CPU42は、プログラムに従った各種業
務を行うものである。主記憶43は、プログラムやデー
タを格納するものである。ファイル制御装置44、デー
タをディスク装置45中に書き込んだり、回線を介して
遠隔地のバックアップセンタ51に転送したりなどする
ものである。
【0008】ディスク装置45は、データをファイル
(リモートファイル46)に格納するものである。バッ
クアップセンタ51は、正センタ41から回線を介して
転送されてきたデータを、ディスク装置55に格納して
バックアップするものであって、CPU52、主記憶5
3、ファイル制御装置54、およびディスク装置55な
どから構成されるものである。
【0009】CPU52は、プログラムに従い、各種処
理を行うものである。主記憶53は、プログラムやデー
タを格納するものである。ファイル制御装置54は、正
センタ41のファイル制御装置44との間で回線を介し
てデータの転送を相互に行うものである。
【0010】ディスク装置55は、正センタ41から送
られてきたデータをファイル(シャドウファイル56)
に格納してバックアップするものである。次に、動作を
説明する。
【0011】(1) 正センタ41のCPU42が各種
業務処理を行い、ファイル制御装置44がデータをディ
スク装置45にリモートファイルとして格納すると共
に、回線を介してバックアップセンタ51に転送する。
【0012】(2) バックアップセンタ51のファイ
ル制御装置54は(2)で転送されてきたデータを受信
し、ディスク装置55にシャドウファイル56として格
納し、バックアップする。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の正センタ41から回線を介して遠隔地のバックアップ
センタ51にデータを転送してディスク装置55にシャ
ドウファイル56として格納しバックアップしていたた
め、回線が混雑などした場合に、転送が遅延してしまい
正センタ41の業務処理に支障が発生してしまうという
問題があった。
【0014】本発明は、これらの問題を解決するため、
正センタから回線を介してバックアップセンタにデータ
転送してバックアップする際に、回線が混雑などしたと
きに正センタ側でリモートファイルに一旦保存してお
き、ある程度溜まったときに一括してバックアップセン
タに転送してバックアップし、バックアップ時の回線の
混雑等の影響による正センタの業務への支障を解消する
ことを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、正センタ
1は、各種業務を行うものであって、ここでは、バッフ
ァ4、ファイル制御装置5、およびリモートファイル7
などから構成されるものである。
【0016】バッファ4は、バップアップするデータを
格納するメモリである。ファイル制御装置5は、バッフ
ァ4中のデータをリモートファイル7に格納したり、回
線を介してバックアップセンタ11に転送したりなどす
るものである。
【0017】リモートファイル6は、バッファ4中のデ
ータを格納するものである。バックアップセンタ11
は、正センタ1のデータをバックアップするものであ
る。
【0018】ファイル制御装置14は、回線を介して転
送されてきたデータをシャドウファイル16に格納する
ものである。次に、動作を説明する。
【0019】正センタ1において、CPU2がバッファ
4にデータを順次格納し、当該バッファ4の空が所定量
以上のときに、ファイル制御装置5がバッファ4からデ
ータを取り出してリモートファイル7に格納すると共に
回線を介してバックアップセンタ11に同時に転送して
ファイル制御装置14にシャドウファイル16に格納さ
せ、一方、バッファ4の空が所定量以下となったとき
に、ファイル制御装置5がバッファ4からデータを取り
出してリモートファイル7に一旦格納した後、リモート
ファイル7からデータを取り出して回線を介してバック
アップセンタ11に転送してファイル制御装置14にシ
ャドウファイル16に格納させ、バックアップするよう
にしている。
【0020】この際に、バッファ4の空が所定量以下と
なってバッファ4からデータを取り出してリモートファ
イル7に格納する場合に、直前のデータがリモートファ
イル7に格納およびバックアップセンタ11に同時に転
送していた場合には、新しいリモートファイル7にデー
タを格納し、新しいリモートファイル7からデータを取
り出して回線を介してバックアップセンタ11に転送し
てファイル制御装置14にシャドウファイル16に格納
し、バックアップするようにしている。
【0021】また、リモートファイル7に格納されたデ
ータを一括して回線を介してバックアップセンタ11に
転送してファイル制御装置14にシャドウファイル16
に格納させ、バックアップするようにしている。
【0022】従って、正センタ1から回線を介してバッ
クアップセンタ11にデータ転送しバックアップする際
に、回線が混雑などしたときに正センタ1側でリモート
ファイル7にデータを一旦保存しておき、ある程度溜ま
ったときに一括してバックアップセンタ11にデータを
転送してバックアップすることにより、バックアップ時
の回線の混雑等の影響による正センタ1の業務への支障
を解消することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、図1から図8を用いて本発
明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。ここ
で、記録媒体から読み出したプログラムあるいは外部記
憶装置であるハードディスク装置などから読み出したプ
ログラム、またはセンタの外部記憶装置から読み出して
回線を介して転送を受けたプログラムを主記憶にローデ
ィングして起動し、以下に説明する各種処理を行うよう
にしている。
【0024】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1において、正センタ1は、例えば図示外のデータベ
ースなどをアクセスして業務処理を行った後にデータベ
ースを更新する例の場合には、その以前のデータと更新
した後のデータとの差分データをバッファ4に格納して
バックアップするようにしたものであって、ここでは、
CPU2、主記憶3上に設けた複数のバッファ4、ファ
イル制御装置5、ディスク装置6などから構成されるも
のである。
【0025】バッファ4は、主記憶3上に設けた複数の
バッファであって、ここでは、7個設けたものである。
バッファ4には、上述した差分データを順次格納する。
ファイル制御装置5は、バッファ4中のデータをディス
ク装置6内のリモートファイル7に保存したり、回線を
介して遠隔地のバックアップセンタ11に転送したりな
どするものである。
【0026】ディスク装置6は、差分データなどを保存
するリモートファイル7を格納するものであって、ここ
では、複数のリモートファイル7を設けるためのもので
ある。
【0027】バックアップセンタ11は、回線を介して
正センタ1と接続し、差分データなどを保存してバック
アップするものであって、ここでは、CPU12、主記
憶13、ファイル制御装置14、およびディスク装置1
5などから構成されるものである。
【0028】CPU12は、プログラムに従って各種処
理を行うものであって、ここでは、正センタ1から回線
を介して転送されてきた差分データなどをシャドウファ
イル16に格納してバックアップするものである。
【0029】主記憶13は、プログラムやデータを格納
するものである。ファイル制御装置14は、正センタ1
から回線を介して転送されてきた差分データなどを受信
し、シャドウファイル16に格納するものである。
【0030】ディスク装置15は、差分データなどを格
納するシャドウファイル16を設けるものである。シャ
ドウファイル16は、リモートファイル7に対応するも
のであって、差分データなどを格納してバックアップす
るものである。
【0031】次に、図2のフローチャートに示す順序に
従い、図1の構成の全体の動作を説明する。図2は、本
発明の動作説明フローチャート(全体)を示す。
【0032】図2において、S1は、バッファ4に所定
量以上の空があるか判別する。これは、図1の正センタ
1の主記憶2上に設けた例えば7個のバッファ4中の2
個以上の空、即ち差分データなどのバックアップ対象の
データが格納されていない空があるか判別する。YES
の場合には、S2でバッファ4からデータを取り出して
リモートファイル7に格納すると同時に、回線を介して
バックアップセンタ11に転送してシャドウファイル1
6に格納してバックアップし、終了する。一方、S1の
NOの場合には、S3に進む。
【0033】S3は、直前のデータがリモートファイル
/シャドウファイル共に書き込んだか判別する。これ
は、バッファ4から取り出した直前のデータについて、
リモートファイル7に格納すると同時に回線を介して転
送しシャドウファイル16に格納したか否かを判別す
る。YESの場合には、直前のデータまでリモートファ
イル7とシャドウファイル16の両者に書き込んでバッ
クアップ済みであると判明したので、S4で新しいリモ
ートファイルに出力先を切り替え、S5に進む。一方、
S3のNOの場合には、バッファ4から取り出した直前
のデータについて、リモートファイルにのみ書き込んで
いたと判明したので、そのままS5に進む。
【0034】S5は、バッファ4から取り出したデータ
をリモートファイルに格納する(シャドウファイル16
にはこの段階ではバックアップしない)。S6は、一括
転送のタイミングの判定を行う。一括転送可の場合に
は、S7でリモートファイル7からデータを取り出し回
線を介してバックアップセンタ11に転送しシャドウフ
ァイル16に書き込み、バックアップし、終了する。一
方、S6の転送不可の場合には、終了する。ここで、一
括転送のタイミングの判定は、例えば回線の混雑状態と
一括転送する転送量とから転送に耐えられる混雑状態で
あると判断した時に転送するなどを決定する。その他の
場合として、出力先のリモートファイル7のいずれか、
あるいは空の個数が少なくなったときに一括転送すると
決定する。
【0035】以上によって、正センタ1内の差分データ
などのバックアップ対象のデータをバッファ4に格納
し、バッファ4に所定量以上の空があるときはバッファ
4から取り出したデータをリモートファイル7に格納す
ると同時に回線を介してバックアップセンタ11に転送
してシャドウファイル16に格納してバックアップし、
一方、バッファ4に所定量以上の空が無くなった場合に
は、回線が混雑していると推定し、バッファ4が一杯に
なって差分データなどの保存ができなくなる事態が発生
しないように、バッファ4からデータを高速に取り出し
てリモートファイル7に一旦格納し、リモートファイル
7からデータを取り出して転送効率の良い一括転送によ
って回線を介してバックアップセンタ11に転送しシャ
ドウファイル16に格納してバックアップを完了させ
る。
【0036】次に、図3ないし図8のフローチャートに
示す順次に従い、図1の構成のもとで差分データなどを
バックアップするときの動作を詳細に説明する。図3な
いし図8は、本発明の動作説明フローチャートを示す。
【0037】図3において、S11は、差分データ用の
バッファ4を獲得する。これは、図1の正センタ1内の
主記憶3上に差分データを格納する複数のバッファ4、
ここでは、7個のバッファ4を獲得する。
【0038】S12は、リモートファイル7のOPEN
を行う。S13は、空きバッファ4を1つ取り出して使
用中バッファにする。S14は、待ちに入る。
【0039】S15は、STOP要求か判別する。YE
Sの場合には、S25で終了処理(E)(後述する図8
の(E)の終了処理)を実行し、終了する(END)。
一方、NOの場合には、S16に進む。
【0040】S16は、書き込み要求か判別する。YE
Sの場合には、S17に進む。NOの場合には、S14
の待ちに戻る。S17は、使用中バッファ4に空がある
か判別する。YESの場合には、S22で使用中バッフ
ァ4に書き込み、要求データを格納し、S14に戻る。
一方、NOの場合には、S18に進む。
【0041】S18は、書き込み先のリモートファイル
7の決定処理(A)を行う。これは、後述する図4の
(A)の処理によって、書き込み先のリモートファイル
7の決定を行う。
【0042】S19は、DELAYED転送中表示(バ
ッファ4からデータをリモートファイル7にのみ格納し
ている状態を表す表示)がONか判別する。YESの場
合には、S24でDELAYED転送中の書き込み処理
(D)(後述する図7の(D))を実行し、S22で使
用中バッファに書き込み、要求データを格納し、S14
に戻る。一方、NOの場合には、S20に進む。
【0043】S20は、空バッファ数が2個に等しい、
あるいは小さいか判別する。これは、空バッファ4の数
が2個と等しい、あるいは小さいか判別し、回線が混雑
してデータをバックアップセンタ11への転送が遅延し
ているか判別する。YESの場合には、S23でDEL
AYED転送への移行処理(C)(後述する図6の
(C))を行い、S22で使用中バッファに書き込み、
要求データを格納し、S14に戻る。一方、NOの場合
には、空バッファ数が2個以上と判明し、回線が混雑し
ていなく、データを回線を介してバックアップセンタ1
1に遅延なく転送できると推定し、S21で使用中バッ
ファ4の書き込み処理(B)(後述する図5の(B))
を行い、S22で使用中バッファに書き込み、要求デー
タを格納し、S14に戻る。
【0044】以上によって、差分データを格納する複数
のバッファ4、および複数のリモートファイル7を準
備、およびバックアップセンタ11にシャドウファイル
16を準備し、差分データがバッファ4の空が所定個
数、ここでは2個以上のときにバッファ4から取り出し
たデータをリモートファイル7に格納と同時に回線を介
してバックアップセンタ11に転送してシャドウファイ
ル16に格納してバックアップし、バッファ4に所定個
数、ここでは2個以下のときにバッファ4から取り出し
たデータを一旦リモートファイル7に格納した後、一括
して回線を介してバックアップセンタ11に転送してシ
ャドウファイル6に格納しバックアップすることが可能
となる。以下(A)ないし(E)の処理を個別に詳細に
説明する。
【0045】次に、図4のフローチャートに示す順序に
従い、図3のS18の書き込み先のリモートファイルの
決定処理(A)について詳細に説明する。図4におい
て、S31は、現在のOPEN中のリモートファイルに
空があるか判別する。YESの場合には、S34に進
む。NOの場合には、S32で新しいリモートファイル
をOPENし、S33でリモートファイル切り替え中表
示をONにし、S34に進む。
【0046】S34は、書き込み依頼中バッファ4の中
に書き込みが完了したものがあれば空きバッファに戻
す。S35は、リモートファイル7切り替え表示中がO
Nか判別する。YESの場合には、S36に進む。NO
の場合には、終了する(END)。
【0047】S36は、旧リモートファイル7に対する
書き込みが全て完了したか判別する。YESの場合に
は、S37で旧リモートファイルをCLOSEし、S3
8に進む。一方、NOの場合には、終了する(EN
D)。
【0048】S38は、DELAYED転送中表示がO
Nか判別する。YESの場合には、S39で旧リモート
ファイル7をバックアップセンタ11へ転送する。S3
9は、リモートファイル7切り替え中表示をOFFに
し、終了する。
【0049】以上のS31ないしS40によって、バッ
ファ4から取り出したデータを書き込むリモートファイ
ル7を決定などし、書き込む準備が完了したこととな
る。次に、図5のフローチャートに示す順序に従い、図
3のS21の使用中バッファの書き込み処理(B)につ
いて詳細に説明する。
【0050】図5において、S41は、使用中バッファ
4の内容を転送保証要求(リモートファイル7およびシ
ャドウファイル16の同時書き込み要求)で書き込み依
頼する。
【0051】S42は、使用中バッファ4を書き込み依
頼中バッファ4にする。S43は、空きバッファ4を1
つ取り出して使用中バッファ4にする。以上によって、
使用中バッファの内容を転送保証要求(リモートファイ
ル7およびシャドウファイル16の同時書き込み要求)
で書き込み依頼することが可能となる。
【0052】次に、図6のフローチャートに示す順序に
従い、図3のS23のDELAY転送への移行処理
(C)について詳細に説明する。図6において、S51
は、新しいリモートファイル7をOPENする。
【0053】S52は、リモートファイル7切り替え中
表示をONにする。S53は、DELEYED転送中の
書き込み処理(D)(後述する図7の(D))を行い、
使用中バッファ4の内容を転送抑止要求(データをリモ
ートファイル7にのみ書き込む要求)を行う。
【0054】以上によって、新しいリモートファイル7
に切り替え、使用中バッファ4のデータを転送抑止要求
(データをリモートファイル7にのみ書き込む要求)で
書き込み依頼することが可能となる。
【0055】次に、図7のフローチャートに示す順序に
従い、図3のS24(図6のS53)のDELAYED
転送中の書き込み処理(D)について詳細に説明する。
図7において、S61は、使用中バッファ4の内容を転
送抑止要求(データをリモートファイル7にのみ書き込
む要求)で書き込み依頼する。
【0056】S62は、空きバッファ数が0か判別す
る。YESの場合には、空バッファ4が無くなったの
で、S63で書き込み依頼が完了するまで待ち、S64
で書き込み依頼が完了したバッファ4を空きバッファ4
にし、S65に進む。一方、S62のNOの場合には、
空きバッファ4があると判明したので、S65に進む。
【0057】S65は、使用中バッファ4を書き込み依
頼中バッファ4にする。S66は、空きバッファ4を1
つ取り出して使用中バッファ4にする。以上によって、
使用中バッファ4の内容を転送抑止要求(データをリモ
ートファイル7にのみ書き込む要求)で書き込み依頼す
ることが可能となる。
【0058】次に、図8のフローチャートに示す順序に
従い、図3のS25の終了処理(E)について詳細に説
明する。図8において、S71は、リモートファイル7
切り替え中表示がONか判別する。YESの場合には、
S72で旧リモートファイル7への書き込みの完了を待
ち、S73で旧リモートファイル7をCLOSEし、S
74に進む。一方、NOの場合には、S76に進む。
【0059】S74は、DELAYED転送中表示がO
Nか判別する。YESの場合には、S75で旧リモート
ファイル7をバックアップセンタ11へ転送し、S76
に進む。一方、NOの場合には、S76に進む。
【0060】S76は、現リモートファイル7への書き
込みの完了を待つ。S77は、現リモートファイル7を
CLOSEする。S78は、DELAYED転送中表示
がONか判別する。YESの場合には、S79で現リモ
ートファイル7をバックアップセンタ11へ転送し、終
了する。一方、NOの場合には、終了する。
【0061】以上によって、リモートファイル7の書き
込み完了を待ってCLOSEすると共に、未転送のリモ
ートファイル7のデータをバックアップセンタ11に転
送してシャドウファイル16に書き込んでバックアップ
し、一連の処理を終了する。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
正センタ1から回線を介してバックアップセンタ11に
ファイル転送してバックアップする際に、回線が混雑な
どしたときに正センタ1側でリモートファイル7に一旦
保存しておき、ある程度溜まったときに一括してバック
アップセンタ11に転送してバックアップするなどの構
成を採用しているため、バックアップ時の回線の混雑等
の影響による正センタ1の業務への支障を解消すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャート(全体)であ
る。
【図3】本発明の動作説明フローチャート(その1)で
ある。
【図4】本発明の動作説明フローチャート(その2)で
ある。
【図5】本発明の動作説明フローチャート(その3)で
ある。
【図6】本発明の動作説明フローチャート(その4)で
ある。
【図7】本発明の動作説明フローチャート(その5)で
ある。
【図8】本発明の動作説明フローチャート(その6)で
ある。
【図9】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1:正センタ 2、12:CPU 3、13:主記憶 4:バッファ 5、14:ファイル制御装置 6、15:ディスク装置 7:リモートファイル 11:バックアップセンタ 16:シャドウファイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正センタのファイルを回線を介してバック
    アップセンタに転送してバックアップするバックアップ
    システムにおいて、 バックアップするデータを一時的に格納する複数のバッ
    ファと、 バッファ中のデータを格納するリモートファイルと、 アプリなどからデータを上記バッファに順次格納された
    ことに対応して、上記バッファの空が所定量以上のとき
    にバッファからデータを取り出して上記リモートファイ
    ルに格納および回線を介してバックアップセンタに同時
    に転送し、一方、上記バッファが空が所定量以下となっ
    たときにバッファからデータを取り出して上記リモート
    ファイルに一旦格納した後、当該リモートファイルから
    データを取り出して回線を介してバックアップセンタに
    転送する手段とを設けた正センタと、 この正センタから回線を介して転送されてきたデータを
    格納するシャドウファイルを設けたバックアップセンタ
    とを備えたことを特徴とするバックアップシステム。
  2. 【請求項2】上記バッファ中のデータを格納する複数の
    リモートファイルと、 上記バッファの空が所定量以下となったときにバッファ
    からデータを取り出して上記リモートファイルに格納す
    る際に、直前のデータがリモートファイルに格納および
    バックアップセンタに同時に転送していた場合には、新
    しいリモートファイルにデータを格納し、当該新しいリ
    モートファイルからデータを取り出して回線を介してバ
    ックアップセンタに転送する手段とを備えたことを特徴
    とする請求項1記載のバックアップシステム。
  3. 【請求項3】上記リモートファイルに格納されたデータ
    を一括して回線を介して上記バックアップセンタに転送
    することを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の
    バックアップシステム。
  4. 【請求項4】バックアップするデータを一時的に複数の
    バッファに格納する手段と、 バッファ中のデータをリモートファイルに格納する手段
    と、 アプリなどからデータを上記バッファに順次格納された
    ことに対応して、上記バッファの空が所定量以上のとき
    にバッファからデータを取り出して上記リモートファイ
    ルに格納および回線を介してバックアップセンタに同時
    に転送し、一方、上記バッファが空が所定量以下となっ
    たときにバッファからデータを取り出して上記リモート
    ファイルに一旦格納した後、当該リモートファイルから
    データを取り出して回線を介してバックアップセンタに
    転送する手段と、 この正センタから回線を介して転送されてきたデータを
    バックアップセンタに設けたシャドウファイルに格納す
    る手段として機能させるプログラムを記録したコンピュ
    ータ読取可能な記録媒体。を備えたことを特徴とするバ
    ックアップシステム。
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