JPH10312565A - 光ディスク駆動装置 - Google Patents
光ディスク駆動装置Info
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- JPH10312565A JPH10312565A JP12395597A JP12395597A JPH10312565A JP H10312565 A JPH10312565 A JP H10312565A JP 12395597 A JP12395597 A JP 12395597A JP 12395597 A JP12395597 A JP 12395597A JP H10312565 A JPH10312565 A JP H10312565A
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- optical
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ディスクの外周位置や任意の位置における
傾きによる走査時の悪影響を補正することが可能な光デ
ィスク駆動装置を提供する。 【解決手段】 光ディスクの情報記録面におけるトラッ
ク溝に光ピックアップにおける対物レンズを介して光ス
ポットによる走査を行って情報記録を行う光ディスク駆
動装置において、２分割ＰＤ１及び差動増幅器２により
光ディスクの内周及び光ディスクの外周のそれぞれのト
ラック溝がない領域で、トラッキングエラー信号の一種
であるプッシュプル信号のオフセット量を検出し、傾き
アクチュエータ１５により２分割ＰＤ１及び差動増幅器
２により検出した光ディスクの内周及び外周のオフセッ
ト量が等しくなるように前記光ピックアップにおける対
物レンズの光ディスクの情報記録面に対する相対姿勢角
度を調整するものである。
傾きによる走査時の悪影響を補正することが可能な光デ
ィスク駆動装置を提供する。 【解決手段】 光ディスクの情報記録面におけるトラッ
ク溝に光ピックアップにおける対物レンズを介して光ス
ポットによる走査を行って情報記録を行う光ディスク駆
動装置において、２分割ＰＤ１及び差動増幅器２により
光ディスクの内周及び光ディスクの外周のそれぞれのト
ラック溝がない領域で、トラッキングエラー信号の一種
であるプッシュプル信号のオフセット量を検出し、傾き
アクチュエータ１５により２分割ＰＤ１及び差動増幅器
２により検出した光ディスクの内周及び外周のオフセッ
ト量が等しくなるように前記光ピックアップにおける対
物レンズの光ディスクの情報記録面に対する相対姿勢角
度を調整するものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク駆動装
置に関する。
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の磁気光学記録装置の構成は、例え
ば特開昭６０−２３１９３０号公報に開示されている。
即ち、図６、図７に示すように、発光素子１１１からの
照射光に基づく光ディスク１０１からの反射光を、２個
の受光素子１１２ａ、１１２ｂで受光する。そして、２
個の受光素子１１２ａ、１１２ｂの受光量の差分を差動
アンプ１１３で得て、この差動アンプ１１３の出力を傾
き量としてアンプ１１４を介してチルト機構１０７にお
けるモータ１１５に供給する。
ば特開昭６０−２３１９３０号公報に開示されている。
即ち、図６、図７に示すように、発光素子１１１からの
照射光に基づく光ディスク１０１からの反射光を、２個
の受光素子１１２ａ、１１２ｂで受光する。そして、２
個の受光素子１１２ａ、１１２ｂの受光量の差分を差動
アンプ１１３で得て、この差動アンプ１１３の出力を傾
き量としてアンプ１１４を介してチルト機構１０７にお
けるモータ１１５に供給する。
【０００３】かかる構成において、図６に示すＣ，Ｃ´
方向に移動可能なスライダーベース１０９が、位置
（ａ）からＣ´方向に移動して光ディスク１０１の外周
部の傾いた部分（位置（ｂ））に到来すると、オプティ
カルセンサ１１０の出力に応じてチルト機構１０７が作
動し、光学系ボディ１０６を回動支点１０８を中心とし
て図６において時計方向に回動させ、光軸Ｂ，Ｂ´が光
ディスク１０１のピット面と略直角なる位置で作動を停
止する。
方向に移動可能なスライダーベース１０９が、位置
（ａ）からＣ´方向に移動して光ディスク１０１の外周
部の傾いた部分（位置（ｂ））に到来すると、オプティ
カルセンサ１１０の出力に応じてチルト機構１０７が作
動し、光学系ボディ１０６を回動支点１０８を中心とし
て図６において時計方向に回動させ、光軸Ｂ，Ｂ´が光
ディスク１０１のピット面と略直角なる位置で作動を停
止する。
【０００４】以上のようにして、光ディスク１０１の静
的なソリに追従して、常に光軸Ｂ，Ｂ´がピット面に対
して略直角になるように制御されるのである。
的なソリに追従して、常に光軸Ｂ，Ｂ´がピット面に対
して略直角になるように制御されるのである。
【０００５】上述した従来装置では、オプティカルセン
サ１１０における発光素子１１１とレンズ１０５との軸
心のずれに伴う照射光の光軸Ｂ，Ｂ´のずれが生じ易い
ので、光軸Ｂ，Ｂ´の基準面に対する直角度を保つのが
困難であると共に、光ディスク１０１の傾きを正確に検
出できないという課題があった。
サ１１０における発光素子１１１とレンズ１０５との軸
心のずれに伴う照射光の光軸Ｂ，Ｂ´のずれが生じ易い
ので、光軸Ｂ，Ｂ´の基準面に対する直角度を保つのが
困難であると共に、光ディスク１０１の傾きを正確に検
出できないという課題があった。
【０００６】また、発光素子１１１及び受光素子１１２
ａ、１１２ｂが高価なものであるため、装置全体がコス
ト高となるという課題もあった。
ａ、１１２ｂが高価なものであるため、装置全体がコス
ト高となるという課題もあった。
【０００７】また、特開昭６０−２３１９３０号公報に
は、図８に示す磁気光学記録装置も開示されている。こ
の磁気光学記録装置は、いわゆる焦点誤差検出手段１３
０を備えた構成であって、光学式ピックアップの光ディ
スク１０１に対する光ディスク半径方向における位置を
検出する位置検出手段１３７を備え、この位置検出手段
１３７の出力と焦点誤差検出手段１３０の出力とを演算
し、この演算出力に応じて光ディスク１０１に対する光
学式ピックアップにおける対物レンズ１０５の光軸の傾
きを調整するように構成されている。尚、図８におい
て、１３１は４分割検出器、１３２は誤差増幅器、１３
５はローパスフィルタ、１３６は増幅器である。
は、図８に示す磁気光学記録装置も開示されている。こ
の磁気光学記録装置は、いわゆる焦点誤差検出手段１３
０を備えた構成であって、光学式ピックアップの光ディ
スク１０１に対する光ディスク半径方向における位置を
検出する位置検出手段１３７を備え、この位置検出手段
１３７の出力と焦点誤差検出手段１３０の出力とを演算
し、この演算出力に応じて光ディスク１０１に対する光
学式ピックアップにおける対物レンズ１０５の光軸の傾
きを調整するように構成されている。尚、図８におい
て、１３１は４分割検出器、１３２は誤差増幅器、１３
５はローパスフィルタ、１３６は増幅器である。
【０００８】図８に示す磁気光学記録装置において、ス
ライダーベース１０９が、図６に示す場合と同様位置
（ａ）から位置（ｂ）に移動して、光ディスク１０１の
外周部の傾いた部分に到来すると、光ディスク１０１と
対物レンズ１０５との間の作動距離Ａ，Ａ１が変化し、
この変化分だけフォーカスサーボ系によりより対物レン
ズ１０５が駆動され、対物レンズ１０５と光ディスク１
０１との間の距離が一定に保たれる。
ライダーベース１０９が、図６に示す場合と同様位置
（ａ）から位置（ｂ）に移動して、光ディスク１０１の
外周部の傾いた部分に到来すると、光ディスク１０１と
対物レンズ１０５との間の作動距離Ａ，Ａ１が変化し、
この変化分だけフォーカスサーボ系によりより対物レン
ズ１０５が駆動され、対物レンズ１０５と光ディスク１
０１との間の距離が一定に保たれる。
【０００９】これにより、光学系は常に合焦状態に維持
される。この対物レンズ１０５の駆動時に、駆動部１３
３の可動コイル１３４に流れる電流に基づいて、抵抗Ｒ
の両端から対物レンズ１０５の光軸方向における移動量
が得られるので、この移動量を光ディスク１０１の傾き
量Ｙとして検出する。
される。この対物レンズ１０５の駆動時に、駆動部１３
３の可動コイル１３４に流れる電流に基づいて、抵抗Ｒ
の両端から対物レンズ１０５の光軸方向における移動量
が得られるので、この移動量を光ディスク１０１の傾き
量Ｙとして検出する。
【００１０】一方、位置検出手段１３７においては、対
物レンズ１０５の光ディスク１０１に対するディスク半
径方向における位置情報Ｘが検出される。
物レンズ１０５の光ディスク１０１に対するディスク半
径方向における位置情報Ｘが検出される。
【００１１】この位置情報Ｘと、光ディスク１０１の傾
き量Ｙとを、関数近似して光ディスク１の傾き角度Ａを
その関数Ｙ＝ｆ（Ｘ）の微分値ｄ／ｄｘ・ｆ（Ｘ）とす
る演算を演算回路１３８で行う。そして、演算回路１３
８で算出された傾き信号をモータ１１５に供給し、その
傾き角度分だけ光学系ボディ１０６をスライダーベース
１０９に対して回動させることにより、対物レンズ１０
５の光軸が光ディスク１０１の情報記録面に対して直角
になるように制御される。
き量Ｙとを、関数近似して光ディスク１の傾き角度Ａを
その関数Ｙ＝ｆ（Ｘ）の微分値ｄ／ｄｘ・ｆ（Ｘ）とす
る演算を演算回路１３８で行う。そして、演算回路１３
８で算出された傾き信号をモータ１１５に供給し、その
傾き角度分だけ光学系ボディ１０６をスライダーベース
１０９に対して回動させることにより、対物レンズ１０
５の光軸が光ディスク１０１の情報記録面に対して直角
になるように制御される。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】従来方式におけるチル
トサーボの原理上の課題は、光ディスク半径方向におけ
る位置情報Ｘと光ディスク１の傾き量ＹとからＹ＝ｆ
（Ｘ）の関数を考え、光ディスク１０１の傾き角度Ａ＝
ｄ／ｄｘ・ｆ（Ｘ）とする演算を行うために、位置情報
Ｘと傾き量Ｙについての連続データが無いと光ディスク
１０１の傾き角度Ａが求められないことである。
トサーボの原理上の課題は、光ディスク半径方向におけ
る位置情報Ｘと光ディスク１の傾き量ＹとからＹ＝ｆ
（Ｘ）の関数を考え、光ディスク１０１の傾き角度Ａ＝
ｄ／ｄｘ・ｆ（Ｘ）とする演算を行うために、位置情報
Ｘと傾き量Ｙについての連続データが無いと光ディスク
１０１の傾き角度Ａが求められないことである。
【００１３】オーディオ信号やビデオ信号を再生する場
合には、スパイラル状のトラックを連続して追従走査す
るので、時間と共に位置情報が変化し、連続データが求
められ、それらを微分演算することで、光ディスク１０
１の傾き角度Ａを求めることが可能である。
合には、スパイラル状のトラックを連続して追従走査す
るので、時間と共に位置情報が変化し、連続データが求
められ、それらを微分演算することで、光ディスク１０
１の傾き角度Ａを求めることが可能である。
【００１４】しかし、コンピュータデータ目的用のＣＤ
−ＲＯＭ等の光ディスク１０１では、ランダムな光ディ
スク位置にアクセスするので連続データが求められず、
この結果、再生しながら補正角度を求めることは困難と
なる。
−ＲＯＭ等の光ディスク１０１では、ランダムな光ディ
スク位置にアクセスするので連続データが求められず、
この結果、再生しながら補正角度を求めることは困難と
なる。
【００１５】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、位置情報と傾き量についての連続データが無い
場合においても光ディスクの外周位置や任意の位置にお
ける傾きによる悪影響を補正することが可能な光ディス
ク駆動装置を提供することを目的とするものである。
であり、位置情報と傾き量についての連続データが無い
場合においても光ディスクの外周位置や任意の位置にお
ける傾きによる悪影響を補正することが可能な光ディス
ク駆動装置を提供することを目的とするものである。
【００１６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
光ディスクの情報記録面におけるトラック溝に光ピック
アップにおける対物レンズを介して光スポットによる走
査を行って情報記録を行う光ディスク駆動装置におい
て、前記光ディスクの内周及び光ディスクの外周のそれ
ぞれのトラック溝がない領域で、トラッキングエラー信
号の一種であるプッシュプル信号のオフセット量を検出
するオフセット量検出手段と、このオフセット量検出手
段により検出した光ディスクの内周及び外周のオフセッ
ト量が等しくなるように前記光ピックアップにおける対
物レンズの光ディスクの情報記録面に対する相対姿勢角
度を調整する角度調整手段とを有することを特徴とする
ものである。
光ディスクの情報記録面におけるトラック溝に光ピック
アップにおける対物レンズを介して光スポットによる走
査を行って情報記録を行う光ディスク駆動装置におい
て、前記光ディスクの内周及び光ディスクの外周のそれ
ぞれのトラック溝がない領域で、トラッキングエラー信
号の一種であるプッシュプル信号のオフセット量を検出
するオフセット量検出手段と、このオフセット量検出手
段により検出した光ディスクの内周及び外周のオフセッ
ト量が等しくなるように前記光ピックアップにおける対
物レンズの光ディスクの情報記録面に対する相対姿勢角
度を調整する角度調整手段とを有することを特徴とする
ものである。
【００１７】請求項２記載の発明は、光ディスクの情報
記録面におけるトラック溝に光ピックアップにおける対
物レンズを介して光スポットによる走査を行って情報記
録を行う光ディスク駆動装置において、前記光ディスク
の内周及び光ディスクの外周のそれぞれのトラック溝が
ない領域で、トラッキングエラー信号の一種であるプッ
シュプル信号のオフセット量を検出するオフセット量検
出手段と、このオフセット量検出手段により検出した光
ディスクの内周及び外周のオフセット量を基に光ディス
クの外周の内周に対する傾き量を求めるとともに、求め
た傾き量を基準にしてトラック溝が存在する領域におい
て前記光スポットにより走査した光ディスク位置毎に傾
き補正量を求める演算手段と、この演算手段により求め
た傾き補正量に応じて走査した光ディスク位置毎に前記
光ピックアップにおける対物レンズの光ディスクの情報
記録面に対する相対姿勢角度を調整する角度調整手段
と、を有することを特徴とするものである。
記録面におけるトラック溝に光ピックアップにおける対
物レンズを介して光スポットによる走査を行って情報記
録を行う光ディスク駆動装置において、前記光ディスク
の内周及び光ディスクの外周のそれぞれのトラック溝が
ない領域で、トラッキングエラー信号の一種であるプッ
シュプル信号のオフセット量を検出するオフセット量検
出手段と、このオフセット量検出手段により検出した光
ディスクの内周及び外周のオフセット量を基に光ディス
クの外周の内周に対する傾き量を求めるとともに、求め
た傾き量を基準にしてトラック溝が存在する領域におい
て前記光スポットにより走査した光ディスク位置毎に傾
き補正量を求める演算手段と、この演算手段により求め
た傾き補正量に応じて走査した光ディスク位置毎に前記
光ピックアップにおける対物レンズの光ディスクの情報
記録面に対する相対姿勢角度を調整する角度調整手段
と、を有することを特徴とするものである。
【００１８】請求項３記載の発明は、請求項１又は２記
載の光ディスク駆動装置における前記オフセット量検出
手段は、前記光ディスクからの反射光の半径方向に分割
された２分割フォトディテクタと、この２分割フォトデ
ィテクタの検出信号を基に前記光ディスクの傾きにのみ
依存したプッシュプル信号を得る差動増幅器とを有する
ことを特徴とするものである。
載の光ディスク駆動装置における前記オフセット量検出
手段は、前記光ディスクからの反射光の半径方向に分割
された２分割フォトディテクタと、この２分割フォトデ
ィテクタの検出信号を基に前記光ディスクの傾きにのみ
依存したプッシュプル信号を得る差動増幅器とを有する
ことを特徴とするものである。
【００１９】以下に本発明についてさらに詳述する。本
発明では、電源投入後のイニシャライズ動作中に、オフ
セット量検出手段により光ディスクの内周及び外周それ
ぞれのトラック溝が無い領域（ミラー部）でのプッシュ
プル信号のオフセット量を検出し、角度調整手段によ
り、外周のミラー部でのオフセット量が内周のミラー部
でのオフセット量と同じ値となるように前記光ピックア
ップにおける対物レンズの光ディスクの情報記録面に対
する相対姿勢角度を調整し、光ディスクの外周の傾きに
よる悪影響を補正する。
発明では、電源投入後のイニシャライズ動作中に、オフ
セット量検出手段により光ディスクの内周及び外周それ
ぞれのトラック溝が無い領域（ミラー部）でのプッシュ
プル信号のオフセット量を検出し、角度調整手段によ
り、外周のミラー部でのオフセット量が内周のミラー部
でのオフセット量と同じ値となるように前記光ピックア
ップにおける対物レンズの光ディスクの情報記録面に対
する相対姿勢角度を調整し、光ディスクの外周の傾きに
よる悪影響を補正する。
【００２０】また、本発明では、オフセット量検出手段
により光ディスクの内周及び外周それぞれのトラック溝
が無い領域（ミラー部）でのプッシュプル信号のＤＣオ
フセット量を検出し、演算手段により、オフセット量検
出手段により検出した光ディスクの内周及び外周のオフ
セット量を基に光ディスクの外周の内周に対する傾き量
を求めるとともに、求めた傾き量を基準にしてトラック
溝が存在する領域において前記光スポットにより走査し
た光ディスク位置毎に傾き補正量を求める。さらに、こ
の演算手段により求めた傾き補正量にに応じて走査した
光ディスク位置毎に前記光ピックアップにおける対物レ
ンズの光ディスクの情報記録面に対する相対姿勢角度を
調整するものである。これにより、光ディスクの情報記
録面における任意の位置での傾きによる悪影響を補正す
ることが可能となる。
により光ディスクの内周及び外周それぞれのトラック溝
が無い領域（ミラー部）でのプッシュプル信号のＤＣオ
フセット量を検出し、演算手段により、オフセット量検
出手段により検出した光ディスクの内周及び外周のオフ
セット量を基に光ディスクの外周の内周に対する傾き量
を求めるとともに、求めた傾き量を基準にしてトラック
溝が存在する領域において前記光スポットにより走査し
た光ディスク位置毎に傾き補正量を求める。さらに、こ
の演算手段により求めた傾き補正量にに応じて走査した
光ディスク位置毎に前記光ピックアップにおける対物レ
ンズの光ディスクの情報記録面に対する相対姿勢角度を
調整するものである。これにより、光ディスクの情報記
録面における任意の位置での傾きによる悪影響を補正す
ることが可能となる。
【００２１】さらに、本発明によれば、前記オフセット
量検出手段として、前記光ディスクからの反射光の半径
方向に分割された２分割フォトディテクタと、この２分
割フォトディテクタの検出信号を基に前記光ディスクの
傾きにのみ依存したプッシュプル信号を得る差動増幅器
とを有する構成として、上述した作用を発揮させること
ができる。
量検出手段として、前記光ディスクからの反射光の半径
方向に分割された２分割フォトディテクタと、この２分
割フォトディテクタの検出信号を基に前記光ディスクの
傾きにのみ依存したプッシュプル信号を得る差動増幅器
とを有する構成として、上述した作用を発揮させること
ができる。
【００２２】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
に説明する。
【００２３】図１は、本発明の実施の形態の光ディスク
駆動装置を示すものであり、スピンドルモータ１１、タ
ーンテーブル１２、光ディスククランパ１３、光ピック
アップ１４、角度調整手段を構成する傾きアクチュエー
タ１５を具備し、スピンドルモータ１１により光ディス
ク１０を回転駆動するようになっている。
駆動装置を示すものであり、スピンドルモータ１１、タ
ーンテーブル１２、光ディスククランパ１３、光ピック
アップ１４、角度調整手段を構成する傾きアクチュエー
タ１５を具備し、スピンドルモータ１１により光ディス
ク１０を回転駆動するようになっている。
【００２４】尚、図１において、光ピックアップ１４、
傾きアクチュエータ１５は、光ディスク１０の内周のミ
ラー部に位置した状態を示し、光ピックアップ１４´、
傾きアクチュエータ１５´は、光ディスク１０の外周の
ミラー部に位置した状態を示している。
傾きアクチュエータ１５は、光ディスク１０の内周のミ
ラー部に位置した状態を示し、光ピックアップ１４´、
傾きアクチュエータ１５´は、光ディスク１０の外周の
ミラー部に位置した状態を示している。
【００２５】図２は、前記光ピックアップ１４と、傾き
アクチュエータ１５の構造を示すものであり、対物レン
ズ４１を保持するアクチュエータ部４２が、ピックアッ
プ本体４３に搭載され、キャリッジ４４に回転軸４５で
回転可能に２点支持され、この回転軸４５を中心に光ピ
ックアップ１４は回転し傾き調整される。キャリッジ４
４には、サーボモータ（若しくはパルスモータ）４６が
搭載され、スクリュウネジ４７で光ピックアップ１４と
連結されており、スクリュウネジ４７の回転によって光
ピックアップ１４は回転軸４５を回転中心として駆動さ
れる。キャリッジ４４の下方には、４つの軸受４８が付
属され、これにより、キャリッジ４４がガイドレール４
９上を摺動可能となっている。
アクチュエータ１５の構造を示すものであり、対物レン
ズ４１を保持するアクチュエータ部４２が、ピックアッ
プ本体４３に搭載され、キャリッジ４４に回転軸４５で
回転可能に２点支持され、この回転軸４５を中心に光ピ
ックアップ１４は回転し傾き調整される。キャリッジ４
４には、サーボモータ（若しくはパルスモータ）４６が
搭載され、スクリュウネジ４７で光ピックアップ１４と
連結されており、スクリュウネジ４７の回転によって光
ピックアップ１４は回転軸４５を回転中心として駆動さ
れる。キャリッジ４４の下方には、４つの軸受４８が付
属され、これにより、キャリッジ４４がガイドレール４
９上を摺動可能となっている。
【００２６】図３に示す光ディスク駆動装置の制御系に
おいて、オフセット量検出手段を構成するプッシュプル
信号検出用の２分割ＰＤ（フォトダイオード）１は、図
示していない記録媒体である光ピックアップ１４に内蔵
されているものであり、光ピックアップ１４から出射さ
れた集光スポットは、光ディスク１０の面で反射され、
その戻り光を２分割ＰＤ１にて受光する。２分割ＰＤ１
は、光ディスク１０の半径方向の差動信号が得られる方
向に分割されており、それぞれの信号は差動増幅器２に
入力されて、プッシュプル信号が得られる。
おいて、オフセット量検出手段を構成するプッシュプル
信号検出用の２分割ＰＤ（フォトダイオード）１は、図
示していない記録媒体である光ピックアップ１４に内蔵
されているものであり、光ピックアップ１４から出射さ
れた集光スポットは、光ディスク１０の面で反射され、
その戻り光を２分割ＰＤ１にて受光する。２分割ＰＤ１
は、光ディスク１０の半径方向の差動信号が得られる方
向に分割されており、それぞれの信号は差動増幅器２に
入力されて、プッシュプル信号が得られる。
【００２７】一般に、プッシュプル信号は、トラッキン
グエラー信号として用いられ、トラック溝によって回折
されて発生し、光スポットがトラック溝の中央に位置す
る場合には、２分割ＰＤ１ヘの戻り光は分割線を挟んで
対称な回折パターンとなるが、光スポットがトラック溝
の中央からずれると、２分割ＰＤ１への戻り先は非対称
な回折パターンとなり、トラック溝からずれる方向が左
右それぞれの場合で回折パターンが逆に発生することか
ら、トラッキングエラー信号として利用されている。
グエラー信号として用いられ、トラック溝によって回折
されて発生し、光スポットがトラック溝の中央に位置す
る場合には、２分割ＰＤ１ヘの戻り光は分割線を挟んで
対称な回折パターンとなるが、光スポットがトラック溝
の中央からずれると、２分割ＰＤ１への戻り先は非対称
な回折パターンとなり、トラック溝からずれる方向が左
右それぞれの場合で回折パターンが逆に発生することか
ら、トラッキングエラー信号として利用されている。
【００２８】また、プッシュプル信号は、反射面である
光ディスク１０の情報記録面に傾きがある場合には、戻
り光の強度分布に偏りが発生し、オフセット電圧として
現れる。従って、トラック溝が無い場合には、光ディス
クの傾きのみに対応した信号が現われることになる。
光ディスク１０の情報記録面に傾きがある場合には、戻
り光の強度分布に偏りが発生し、オフセット電圧として
現れる。従って、トラック溝が無い場合には、光ディス
クの傾きのみに対応した信号が現われることになる。
【００２９】前記差動増幅器２の出力は、ローパスフィ
ルタ３を経て高域ノイズが削除された後に、Ａ／Ｄ変換
器４によりデジタル信号に変換されて演算処理装置５に
入力される。この演算処理装置５は、図示していないア
クセス制御系のＣＰＵに対して移動指示を出力し、これ
により、図４に示す一連のシーケンスが実行される。前
記演算処理装量５は、Ｄ／Ａ変換器６にデジタル信号を
供給しアナログ値に変換し、ドライバー７に入力され
て、傾きアクチュエータ１５を駆動する。
ルタ３を経て高域ノイズが削除された後に、Ａ／Ｄ変換
器４によりデジタル信号に変換されて演算処理装置５に
入力される。この演算処理装置５は、図示していないア
クセス制御系のＣＰＵに対して移動指示を出力し、これ
により、図４に示す一連のシーケンスが実行される。前
記演算処理装量５は、Ｄ／Ａ変換器６にデジタル信号を
供給しアナログ値に変換し、ドライバー７に入力され
て、傾きアクチュエータ１５を駆動する。
【００３０】図４は、前記演算処理装置５が行うシーケ
ンスのフローチャートを示したものである。図４に示す
処理は、光ディスク駆動装置に光ディスク１０が挿入さ
れた直後のイニシャライズの中の一動作としてなされ
る。
ンスのフローチャートを示したものである。図４に示す
処理は、光ディスク駆動装置に光ディスク１０が挿入さ
れた直後のイニシャライズの中の一動作としてなされ
る。
【００３１】まず、光ディスク１０の内周のミラー部へ
光ピックアップ１４を移動し（ステップＳ１）、その位
置（ｘｉｎ）でのプッシュプル信号電圧（Ｖｉｎ）を読
み込む（ステップＳ２）。光ディスク１０の内周のミラ
ー部への移動方法としては、通常のアクセス動作によっ
て最内周トラックへ移動し、その後、トラッキングサー
ボ系をオフすると同時に、光ピックアップ１４全体の送
り機構によりさらに内周方向に押し当てることによって
実現される。光ピックアップ１４内のアクチュエータ部
４２に直流電圧を印加して、内周のミラー部に対物レン
ズ４１を移動する方法も併せて用いることもできる。
光ピックアップ１４を移動し（ステップＳ１）、その位
置（ｘｉｎ）でのプッシュプル信号電圧（Ｖｉｎ）を読
み込む（ステップＳ２）。光ディスク１０の内周のミラ
ー部への移動方法としては、通常のアクセス動作によっ
て最内周トラックへ移動し、その後、トラッキングサー
ボ系をオフすると同時に、光ピックアップ１４全体の送
り機構によりさらに内周方向に押し当てることによって
実現される。光ピックアップ１４内のアクチュエータ部
４２に直流電圧を印加して、内周のミラー部に対物レン
ズ４１を移動する方法も併せて用いることもできる。
【００３２】次に、光ピックアップ１４を光ディスク１
０の外周へ移動し（ステップＳ３）、その位置（ｘｏｕ
ｔ）でのプッシュプル信号電圧（Ｖｏｕｔ）を読み込む
（ステップＳ４）。外周のミラー部への移動方法につい
ても内周のミラー部への移動の場合と同じ方法で行う。
この外周のミラー部の位置では、プッシュプル信号電圧
Ｖｏｕｔが、前記プッシュプル信号電圧Ｖｉｎと同じ値
となるように（ステップＳ５）、傾きアクチュエータ１
５を補正角度（θｏｕｔ）分だけ傾き補正駆動する（ス
テップＳ６）。つまり、光ピックアップ１４を光ディス
ク１０の内周に対する場合と同じ傾きに設定するもので
ある。
０の外周へ移動し（ステップＳ３）、その位置（ｘｏｕ
ｔ）でのプッシュプル信号電圧（Ｖｏｕｔ）を読み込む
（ステップＳ４）。外周のミラー部への移動方法につい
ても内周のミラー部への移動の場合と同じ方法で行う。
この外周のミラー部の位置では、プッシュプル信号電圧
Ｖｏｕｔが、前記プッシュプル信号電圧Ｖｉｎと同じ値
となるように（ステップＳ５）、傾きアクチュエータ１
５を補正角度（θｏｕｔ）分だけ傾き補正駆動する（ス
テップＳ６）。つまり、光ピックアップ１４を光ディス
ク１０の内周に対する場合と同じ傾きに設定するもので
ある。
【００３３】光ディスク１０の傾きの原因は、光ディス
ク１０の自重によるものが主であるから、内周での傾き
は殆ど無いとみなすことができ、上述の傾き補正を行う
ことにより、外周での傾きを内周並に補正することが可
能となる。
ク１０の自重によるものが主であるから、内周での傾き
は殆ど無いとみなすことができ、上述の傾き補正を行う
ことにより、外周での傾きを内周並に補正することが可
能となる。
【００３４】光ディスク１０の任意の位置にアクセスし
た際に、そこでの光ディスク１０の位置ｘと光ディスク
の外周での傾き補正角度θｏｕｔから、関数ｆ（ｘ、θ
ｏｕｔ）から補正角度を求めて角度補正することができ
る（ステップＳ７）。
た際に、そこでの光ディスク１０の位置ｘと光ディスク
の外周での傾き補正角度θｏｕｔから、関数ｆ（ｘ、θ
ｏｕｔ）から補正角度を求めて角度補正することができ
る（ステップＳ７）。
【００３５】傾きアクチュエータ１５としては、入力信
号に比例して傾き角度を変化させるものである必要があ
り、ＤＣサーボモータやパルスモーターが使用される。
パルスモータを使用する場合は、演算処理装量５の出力
はＤ／Ａ変換せずに、パルス列に変換した後でパルスモ
ータ駆動する必要がある。
号に比例して傾き角度を変化させるものである必要があ
り、ＤＣサーボモータやパルスモーターが使用される。
パルスモータを使用する場合は、演算処理装量５の出力
はＤ／Ａ変換せずに、パルス列に変換した後でパルスモ
ータ駆動する必要がある。
【００３６】図５は、光ディスク１０の中心からの距離
ｒを横軸にとって、光ディスク１０の内周のミラー部で
の傾き補正量を零（基準値）とした場合の、光ディスク
１０の外周のミラー部での傾き補正量をグラフ化したも
のである。点線で結んだ部分はトラック溝があるユーザ
ー領域を示しており、トラッキングエラー信号が混入す
るために傾き補正ができないので、例えば下記数１のよ
うな多項式関数を用いて近似的に求めることになる。
ｒを横軸にとって、光ディスク１０の内周のミラー部で
の傾き補正量を零（基準値）とした場合の、光ディスク
１０の外周のミラー部での傾き補正量をグラフ化したも
のである。点線で結んだ部分はトラック溝があるユーザ
ー領域を示しており、トラッキングエラー信号が混入す
るために傾き補正ができないので、例えば下記数１のよ
うな多項式関数を用いて近似的に求めることになる。
【００３７】光ディスク１０に発生する傾きの主原因
は、光ディスク１０自身の自重によって発生するもので
あるから、光ディスク１０に対する光スポットの走査位
置と傾きの関係は材料力学に基づいた関数で近似でき
る。例えば、厚みを持つ板状の長方形部材を水平保持す
る目的で片持ち支持した状態においては、自重による撓
みが生じるが、この場合、先端からの位置をｘ、位置ｘ
における面の傾きｉ（ｘ）、全長ｌ、断面２次モーメン
トＩ、ヤング率Ｅ、単位長さ当たりの加重ｗとすれば、
傾きｉ（ｘ）は下記数１により表される。
は、光ディスク１０自身の自重によって発生するもので
あるから、光ディスク１０に対する光スポットの走査位
置と傾きの関係は材料力学に基づいた関数で近似でき
る。例えば、厚みを持つ板状の長方形部材を水平保持す
る目的で片持ち支持した状態においては、自重による撓
みが生じるが、この場合、先端からの位置をｘ、位置ｘ
における面の傾きｉ（ｘ）、全長ｌ、断面２次モーメン
トＩ、ヤング率Ｅ、単位長さ当たりの加重ｗとすれば、
傾きｉ（ｘ）は下記数１により表される。
【００３８】
【数１】
【００３９】従って、この関数に、外周のミラー部での
ＤＣプッシュプル信号の値が内周のミラー部での値に等
しくなる傾き補正値及び外周ミラー位置を代入すること
で、個々の光ディスク１０毎にばらつく加重ｗと断面２
次モーメントＩとの商（ｗ／Ｉ）が求められる。
ＤＣプッシュプル信号の値が内周のミラー部での値に等
しくなる傾き補正値及び外周ミラー位置を代入すること
で、個々の光ディスク１０毎にばらつく加重ｗと断面２
次モーメントＩとの商（ｗ／Ｉ）が求められる。
【００４０】この係数が入った数１の式に、光ディスク
１０の走査位置の情報を代入することによって、走査位
置における傾き量を計算することができ、傾きアクチュ
エータ１５によって補正することが可能になる。
１０の走査位置の情報を代入することによって、走査位
置における傾き量を計算することができ、傾きアクチュ
エータ１５によって補正することが可能になる。
【００４１】実際の光ディスク１０に対しては、中心に
関して対称な垂直荷重を受ける円板でモデル化する必要
があり、この場合も上述した場合と同様の方法にて傾き
補正することができる。
関して対称な垂直荷重を受ける円板でモデル化する必要
があり、この場合も上述した場合と同様の方法にて傾き
補正することができる。
【００４２】以上説明した本発明によれば、以下の構成
を付記できる。 （１）光ディスクの記録面に光スポットを合焦させるた
めのフォーカスエラー検出光学系及びフォーカスサーボ
手段と、光ディスク内の情報トラック上に光スポットを
追従させるためのトラッキングエラー検出光学系及びト
ラッキングサーボ手段を有し、対物レンズと光ディスク
間の相対姿勢角度をメカニカル的若しくは光学的に補正
する手段を有し、光ディスク面上に形成される光スポッ
トの傾きの影響を補正することを特徴とする光ディスク
駆動装置。
を付記できる。 （１）光ディスクの記録面に光スポットを合焦させるた
めのフォーカスエラー検出光学系及びフォーカスサーボ
手段と、光ディスク内の情報トラック上に光スポットを
追従させるためのトラッキングエラー検出光学系及びト
ラッキングサーボ手段を有し、対物レンズと光ディスク
間の相対姿勢角度をメカニカル的若しくは光学的に補正
する手段を有し、光ディスク面上に形成される光スポッ
トの傾きの影響を補正することを特徴とする光ディスク
駆動装置。
【００４３】（２）付記１記載の光ディスク駆動装置に
おいて、光ディスク外周のミラー部でのプッシュプル信
号のＤＣオフセット量が、光ディスク内周のミラー部で
の値に等価となるように、対物レンズと光ディスク間の
相対姿勢角度をメカニカル的若しくは光学的に補正する
手段を有し、光ディスク外周での補正量を基に、トラッ
ク溝が存在するユーザ領域においてアクセスした光ディ
スク位置毎に角度補正量を求め角度補正する手段を有
し、対物レンズと光ディスク間の相対姿勢角度を補正す
ることを特徴とする光ディスク駆動装置。
おいて、光ディスク外周のミラー部でのプッシュプル信
号のＤＣオフセット量が、光ディスク内周のミラー部で
の値に等価となるように、対物レンズと光ディスク間の
相対姿勢角度をメカニカル的若しくは光学的に補正する
手段を有し、光ディスク外周での補正量を基に、トラッ
ク溝が存在するユーザ領域においてアクセスした光ディ
スク位置毎に角度補正量を求め角度補正する手段を有
し、対物レンズと光ディスク間の相対姿勢角度を補正す
ることを特徴とする光ディスク駆動装置。
【００４４】即ち、光ディスクの内周部及び光ディスク
の外周部のそれぞれのトラック溝が無い領域（ミラー
部）で、トラッキングエラー信号の一種であるプッシュ
プル信号のＤＣオフセット量を測定し、光ディスクの外
周のミラー部でのプッシュプル信号のＤＣオフセット量
が、光ディスクの内周のミラー部でＤＣオフセット量の
値と等価となるように、対物レンズと光ディスクとの間
の相対姿勢角度をメカニカル的若しくは光学的に補正す
る。
の外周部のそれぞれのトラック溝が無い領域（ミラー
部）で、トラッキングエラー信号の一種であるプッシュ
プル信号のＤＣオフセット量を測定し、光ディスクの外
周のミラー部でのプッシュプル信号のＤＣオフセット量
が、光ディスクの内周のミラー部でＤＣオフセット量の
値と等価となるように、対物レンズと光ディスクとの間
の相対姿勢角度をメカニカル的若しくは光学的に補正す
る。
【００４５】また、この光ディスクの外周部での補正量
を基に、トラック溝が存在するユーザー領域においてア
クセスした光ディスク位置毎に、所定の関数に基づいて
角度補正量を求め角度補正する。
を基に、トラック溝が存在するユーザー領域においてア
クセスした光ディスク位置毎に、所定の関数に基づいて
角度補正量を求め角度補正する。
【００４６】結果的に、対物レンズと光ディスクとの間
の相対姿勢角度を補正し、光ディスク面上に形成される
光スポットの傾きの影響を補正するものである。
の相対姿勢角度を補正し、光ディスク面上に形成される
光スポットの傾きの影響を補正するものである。
【００４７】
【発明の効果】本発明によれば、専用の角度検出器を用
いないで、また、格別な光学系を構成する必要もなく、
光ピックアップにおける対物レンズと光ディスク外周と
の間の相対姿勢角度を調整して、光ディスク外周の傾き
による光スポット走査時の悪影響を補正することが可能
な光ディスク駆動装置を提供することができる。
いないで、また、格別な光学系を構成する必要もなく、
光ピックアップにおける対物レンズと光ディスク外周と
の間の相対姿勢角度を調整して、光ディスク外周の傾き
による光スポット走査時の悪影響を補正することが可能
な光ディスク駆動装置を提供することができる。
【００４８】また、本発明によれば、専用の角度検出器
を用いないで、また、格別な光学系を構成する必要もな
く、光ピックアップにおける対物レンズと光ディスクの
任意の位置との間の相対姿勢角度を調整して、光ディス
クの任意の位置の傾きによる光スポット走査時の悪影響
を補正することが可能な光ディスク駆動装置を提供する
ことができる。
を用いないで、また、格別な光学系を構成する必要もな
く、光ピックアップにおける対物レンズと光ディスクの
任意の位置との間の相対姿勢角度を調整して、光ディス
クの任意の位置の傾きによる光スポット走査時の悪影響
を補正することが可能な光ディスク駆動装置を提供する
ことができる。
【図１】本発明の実施の形態の光ディスク駆動装置を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図２】本発明の実施の形態の光ピックアップと、傾き
アクチュエータの構造を示す斜視図である。
アクチュエータの構造を示す斜視図である。
【図３】本発明の実施の形態の光ディスク駆動装置の制
御系を示すブロック図である。
御系を示すブロック図である。
【図４】本発明の実施の形態の光ディスク駆動装置にお
ける傾き補正処理を示すフローチャートである。
ける傾き補正処理を示すフローチャートである。
【図５】本発明の実施の形態の光ディスク駆動装置にお
ける光ディスクの中心からの距離と傾き補正量との関係
を示すグラフである。
ける光ディスクの中心からの距離と傾き補正量との関係
を示すグラフである。
【図６】従来の光ディスク駆動装置の概略構成図であ
る。
る。
【図７】従来の光ディスク駆動装置におけるチルトサー
ボ系を示す図である。
ボ系を示す図である。
【図８】従来の光ディスク駆動装置の他例の概略構成図
である。
である。
１ ２分割ＰＤ ２ 差動増幅器 ３ ローパスフィルタ ４ Ａ／Ｄ変換器 ５ 演算処理装置 ６ Ｄ／Ａ変換器 ７ ドライバー １０ 光ディスク １１ スピンドルモータ １２ ターンテーブル １３ 光ディスククランパ １４ 光ピックアップ １５ 傾きアクチュエータ ４１ 対物レンズ ４２ アクチュエータ部 ４３ ピックアップ本体 ４４ キャリッジ ４５ 回転軸 ４６ サーボモータ ４７ スクリュウネジ ４８ 軸受 ４９ ガイドレール
Claims (3)
- 【請求項１】 光ディスクの情報記録面におけるトラッ
ク溝に光ピックアップにおける対物レンズを介して光ス
ポットによる走査を行って情報記録を行う光ディスク駆
動装置において、 前記光ディスクの内周及び光ディスクの外周のそれぞれ
のトラック溝がない領域で、トラッキングエラー信号の
一種であるプッシュプル信号のオフセット量を検出する
オフセット量検出手段と、 このオフセット量検出手段により検出した光ディスクの
内周及び外周のオフセット量が等しくなるように前記光
ピックアップにおける対物レンズの光ディスクの情報記
録面に対する相対姿勢角度を調整する角度調整手段と、 を有することを特徴とする光ディスク駆動装置。 - 【請求項２】 光ディスクの情報記録面におけるトラッ
ク溝に光ピックアップにおける対物レンズを介して光ス
ポットによる走査を行って情報記録を行う光ディスク駆
動装置において、 前記光ディスクの内周及び光ディスクの外周のそれぞれ
のトラック溝がない領域で、トラッキングエラー信号の
一種であるプッシュプル信号のオフセット量を検出する
オフセット量検出手段と、 このオフセット量検出手段により検出した光ディスクの
内周及び外周のオフセット量を基に光ディスクの外周の
内周に対する傾き量を求めるとともに、求めた傾き量を
基準にしてトラック溝が存在する領域において前記光ス
ポットにより走査した光ディスク位置毎に傾き補正量を
求める演算手段と、 この演算手段により求めた傾き補正量に応じて走査した
光ディスク位置毎に前記光ピックアップにおける対物レ
ンズの光ディスクの情報記録面に対する相対姿勢角度を
調整する角度調整手段と、 を有することを特徴とする光ディスク駆動装置。 - 【請求項３】 前記オフセット量検出手段は、前記光デ
ィスクからの反射光の半径方向に分割された２分割フォ
トディテクタと、この２分割フォトディテクタの検出信
号を基に前記光ディスクの傾きにのみ依存したプッシュ
プル信号を得る差動増幅器とを有することを特徴とする
請求項１又は２記載の光ディスク駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12395597A JPH10312565A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 光ディスク駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12395597A JPH10312565A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 光ディスク駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10312565A true JPH10312565A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14873489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12395597A Pending JPH10312565A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 光ディスク駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10312565A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6157600A (en) * | 1998-09-14 | 2000-12-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Tilt detection device, optical disc device, and tilt control method |
| KR100587269B1 (ko) * | 1999-06-02 | 2006-06-08 | 엘지전자 주식회사 | 틸트 제어 방법 |
| KR100662263B1 (ko) * | 1999-05-18 | 2007-01-02 | 엘지전자 주식회사 | 광 기록매체의 기록재생 방법 |
| KR100698345B1 (ko) | 2004-01-08 | 2007-03-23 | 가부시끼가이샤 도시바 | 광 디스크 장치, 광 디스크 장치 제어 방법 및 기울기 보상값 기억방법 |
| US8184510B2 (en) | 1999-05-18 | 2012-05-22 | Ionosep X Holdings L.L.C. | Method of recording and reproducing an optical recording medium |
| US8254239B2 (en) | 2007-08-02 | 2012-08-28 | Panasonic Corporation | Complex objective lens including saw-tooth diffractive element for using on blue, red and infrared lights |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP12395597A patent/JPH10312565A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6157600A (en) * | 1998-09-14 | 2000-12-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Tilt detection device, optical disc device, and tilt control method |
| US6167009A (en) * | 1998-09-14 | 2000-12-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Tilt detection device, optical disc device, and tilt control method |
| US6169715B1 (en) | 1998-09-14 | 2001-01-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Tilt detection device, optical disc device, and tilt control method |
| US6549493B1 (en) | 1998-09-14 | 2003-04-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Tilt detection device, optical disc device, and tilt control method |
| KR100662263B1 (ko) * | 1999-05-18 | 2007-01-02 | 엘지전자 주식회사 | 광 기록매체의 기록재생 방법 |
| US8184510B2 (en) | 1999-05-18 | 2012-05-22 | Ionosep X Holdings L.L.C. | Method of recording and reproducing an optical recording medium |
| KR100587269B1 (ko) * | 1999-06-02 | 2006-06-08 | 엘지전자 주식회사 | 틸트 제어 방법 |
| KR100698345B1 (ko) | 2004-01-08 | 2007-03-23 | 가부시끼가이샤 도시바 | 광 디스크 장치, 광 디스크 장치 제어 방법 및 기울기 보상값 기억방법 |
| US8254239B2 (en) | 2007-08-02 | 2012-08-28 | Panasonic Corporation | Complex objective lens including saw-tooth diffractive element for using on blue, red and infrared lights |
| US8441907B2 (en) | 2007-08-02 | 2013-05-14 | Panasonic Corporation | Complex objective lens including saw-tooth diffractive element for using on blue, red and infrared lights |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040323 |
|
| A977 | Report on retrieval |
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|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050308 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050705 |