JP2000357338A - 記録媒体駆動装置及びチルト検出方法 - Google Patents

記録媒体駆動装置及びチルト検出方法

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JP2000357338A
JP2000357338A JP11168934A JP16893499A JP2000357338A JP 2000357338 A JP2000357338 A JP 2000357338A JP 11168934 A JP11168934 A JP 11168934A JP 16893499 A JP16893499 A JP 16893499A JP 2000357338 A JP2000357338 A JP 2000357338A
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Goro Fujita
五郎 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用のセンサを設けることなくチルト量を検
出する。 【解決手段】 光ディスク再生装置10は、光ディスク
に対してレーザ光を照射する対物レンズ18を有して光
ディスクに記録されているディジタルデータを読み出す
光学ピックアップ11と、光学ピックアップ11を光デ
ィスクに対してフォーカス駆動したときにおける対物レ
ンズ18のフォーカス方向への位置を検出するセンサ出
力検出回路14と、チルト指示値検出するチルト検出回
路16とを備える。光ディスク再生装置10は、基準デ
ィスクに対して対物レンズ18の焦点を合わせたときに
検出した対物レンズ18の位置である基準位置と、再生
しようとする光ディスクに対して対物レンズ18の焦点
を合わせたときに検出した対物レンズ18の位置との変
位量を検出し、この変位量に基づいて、チルト検出回路
16によりチルト指示値を算出して求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤状記録媒体を
回転駆動して円盤状記録媒体に対してディジタルデータ
の記録及び/又は再生を行う記録媒体駆動装置及び円盤
状記録媒体を回転駆動する際に生じるチルト量を検出す
るチルト検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばディジタルデータを光学的に記録
した記録媒体として、いわゆるCD(Compact Disk)や
DVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスクが広
く知られている。
【0003】このような光ディスクに対してディジタル
データの記録及び/又は再生を行う光ディスクドライブ
装置は、回転駆動させた光ディスクに対して、光学ピッ
クアップによりレーザ光を集光した微小スポットを所望
の位置に照射し、ディジタルデータを記録及び/又は再
生する。この際、光学ピックアップは、光ディスクに安
定してディジタルデータを記録したり、光ディスクに記
録されたディジタルデータを忠実に再生するために、光
ディスクの盤面上に設けられたトラックにレーザ光を追
従させて動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した光
ディスクにおいては、使用及び/又は保存時の温度や湿
度といった環境の影響や取り扱い状態による当該光ディ
スクの反りや偏芯、光ディスクドライブ装置における光
学ピックアップの傾きに起因して、ラジアルチルトが発
生することがある。このチルトは、再生光学スポットに
収差をもたらすことから、再生信号の歪みやMTF(Mo
dulation Transfer Function)の低下、記録パワー効率
の低下を引き起こすことが知られている。
【0005】また近年では、光ディスクの高密度化のた
め、光ディスクドライブ装置においては、光学ピックア
ップにおける対物レンズの開口数(Numerical Apertur
e;NA)を増大させる傾向がみられ、例えば、CDの
場合にはNAの値が0.45、DVDの場合にはNAの
値が0.60といった対物レンズを使用している。これ
にともない光ディスクは、その基板厚の薄型化が図られ
ている。そのため、光ディスクは、反りが生じやすくな
っている上に、NAが大きいことから、収差の角度依存
性も大きくなってきており、チルトが生じやすくなって
きているのが現状である。
【0006】これに対して、光ディスクドライブ装置に
おいては、チルトを補償するために、専用のセンサを設
けてチルト量を検出し、その検出信号に基づいて光学ピ
ックアップにおける対物レンズやアクチュエータ等を傾
ける方式のものが実用化されている。
【0007】しかしながら、従来の光ディスクドライブ
装置は、光ディスクが小径であった場合には、チルト量
を検出するためのセンサを設置する場所は十分に確保で
きず、チルト量を検出することは困難であった。
【0008】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、従来の光ディスクドライブ装置における
チルト検出方式の問題を解決し、チルト量を検出するた
めの専用のセンサを設けることなくチルト量を検出する
記録媒体駆動装置及びチルト検出方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかる記録媒体駆動装置は、円盤状記録媒体を
回転駆動し、円盤状記録媒体に対して、ディジタルデー
タの記録及び/又は再生を行う記録媒体駆動装置であっ
て、円盤状記録媒体に対してレーザ光を照射するレンズ
と、円盤状記録媒体に対してレンズの焦点を合わせたと
きにおけるレンズの位置を検出する位置検出手段と、位
置検出手段により検出されたレンズの位置に基づいてチ
ルト指示値を検出するチルト検出手段とを備えることを
特徴としている。
【0010】このような本発明にかかる記録媒体駆動装
置は、円盤状記録媒体に対してレーザ光を照射するレン
ズの位置を検出し、このレンズの位置に基づいて、チル
ト指示値を検出する。
【0011】また、上述した目的を達成する本発明にか
かるチルト検出方法は、円盤状記録媒体に対してレーザ
光を照射するレンズの焦点を合わせたときにおけるレン
ズの位置を検出し、検出したレンズの位置に基づいてチ
ルト指示値を検出することを特徴としている。
【0012】このような本発明にかかるチルト検出方法
は、円盤状記録媒体に対してレーザ光を照射するレンズ
の位置に基づいて、チルト指示値を検出する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0014】この実施の形態は、本発明にかかる記録媒
体駆動装置を、例えばCD(Compact Disk)やDVD
(Digital Versatile Disk)、MD(Mini Disk、ソニ
ー社商品名)等のディジタルデータが記録された円盤状
記録媒体である光ディスクからディジタルデータを再生
する光ディスク再生装置である。
【0015】図1に示す光ディスク再生装置10は、こ
こでは図示しない光ディスクに記録されているディジタ
ルデータを読み出す光学ピックアップ手段である光学ピ
ックアップ11と、この光学ピックアップ11から出力
された信号を電流−電圧変換(IV変換)するIV変換
回路12と、光学ピックアップ11を光ディスクとの距
離が一定に保つようにトラッキングさせたり、図示しな
いスピンドルモータの回転駆動動作を制御するサーボ回
路13と、光学ピックアップ11が有するセンサである
位置検知部20からの検知信号に基づいて、対物レンズ
18の位置を検出する位置検出手段であるセンサ出力検
出回路14と、IV変換回路12から入力したRF信号
に対して波形等化処理を施す波形等化手段であるイコラ
イザ15と、チルト量の検出等を行うチルト検出手段で
あるチルト検出回路16と、チルトの補償のために光学
ピックアップ11のアクチュエータ19を駆動させるた
めの制御を行うチルトドライブ回路17とを備える。
【0016】光学ピックアップ11は、レーザダイオー
ド21からのレーザ光を集光する対物レンズ18と、電
磁力により対物レンズ18を駆動するアクチュエータ1
9と、対物レンズ18のフォーカス方向における位置を
検知する位置検知部20と、レーザ光を発光するレーザ
ダイオード(LD)21と、このレーザダイオード21
から発光されたレーザ光を透過し且つ光ディスク表面で
反射回折された戻り光を内部反射するプリズム22と、
光ディスク表面で反射回折されてプリズム22により入
射された戻り光を受光するフォトダイオード(PD)2
3とを有する。
【0017】対物レンズ18は、レーザダイオード21
からのレーザ光を集光して図示しない光ディスクに照射
する。
【0018】アクチュエータ19は、コイルやマグネッ
ト等を有し、対物レンズ18を図示しない光ディスク上
の所望の位置にトラッキングさせるために、電磁力によ
り対物レンズ18をトラッキング駆動する。
【0019】位置検知部20は、アクチュエータ19に
付設され、対物レンズ18のフォーカス方向における位
置を検知するためのセンサである。位置検知部20は、
検知信号を後述するセンサ出力検出回路14に出力す
る。
【0020】レーザダイオード21は、例えば半導体レ
ーザからなる発光部を有し、レーザ光を発光する。レー
ザダイオード21から発光されたレーザ光は、プリズム
22に入射される。
【0021】プリズム22は、レーザダイオード21か
ら発光されたレーザ光を入射して透過し、対物レンズ1
8へと出射するとともに、光ディスク表面で反射回折さ
れた戻り光を入射して内部反射し、フォトダイオード2
3に出射する。
【0022】フォトダイオード23は、フォトディテク
タや光電変換部を有し、光ディスク表面で反射回折され
てプリズム22により入射された戻り光を受光し、電気
信号に変換し、後段のIV変換回路12へ出力する。
【0023】このような光学ピックアップ11は、レー
ザダイオード21から出射されたレーザ光を図示しない
光ディスクに照射し、光ディスク表面で反射回折された
戻り光を受光することによって、光ディスク表面のトラ
ックに記録されているディジタルデータを読み出す。
【0024】IV変換回路12は、フォトダイオード2
3から出力された信号を電流−電圧変換する。IV変換
回路12は、変換して得た信号を後段のサーボ回路13
に出力する。また、IV変換回路12は、変換して得た
RF(Radio Frequency)信号を後段のイコライザ15
に出力する。
【0025】サーボ回路13は、IV変換回路12から
供給された信号に基づいて、光学ピックアップ11を光
ディスクとの距離が一定に保つようにフォーカス駆動さ
せたり、図示しないスピンドルモータの回転駆動動作を
制御する。
【0026】センサ出力検出回路14は、位置検知部2
0から供給される検知信号に基づいて、対物レンズ18
のフォーカス方向における位置を検出する。センサ出力
検出回路14は、対物レンズ18の位置を検出した結果
を示す検出信号を後段のチルト検出回路16に出力す
る。
【0027】イコライザ15は、IV変換回路12から
RF信号を入力し、例えばRF信号のジッタエラーの修
正等のための波形等化処理を行う。このイコライザ15
は、後述するチルト検出回路16から供給されるチルト
エラー信号に基づいてゲインを調整し、MTF(Modula
tion Transfer Function)の低下を補償する。
【0028】チルト検出回路16は、例えばCPU(Ce
ntral Processing Unit)であり、後述するように、セ
ンサ出力検出回路14から出力された検出信号に基づい
てチルト量を示すチルト指示値を算出する。また、チル
ト検出回路16は、算出したチルト指示値を示すチルト
エラー信号に基づいて、後述するチルトドライブ回路1
7を駆動するためのドライブ信号を生成してチルトドラ
イブ回路17に供給する。さらに、チルト検出回路16
は、検出したチルトエラー信号をイコライザ15に供給
する。
【0029】チルトドライブ回路17は、チルト検出回
路16から供給されたドライブ信号に基づいて制御信号
を発生し、チルトを補償する方向へ光学ピックアップ1
1のアクチュエータ19を駆動させる。
【0030】このような光ディスク再生装置10におけ
るチルト検出方法について図2及び図3を参照して説明
する。
【0031】光ディスク再生装置10においては、一般
に、光ディスクに対して対物レンズ18の焦点を合わせ
るために、サーボ回路13により光学ピックアップ11
を光ディスクに対してフォーカス駆動させると、対物レ
ンズ18の位置(高さ)は、光ディスクの位置(高さ)
に追随して決定されるある位置(高さ)に位置する。
【0032】そこで、光ディスク再生装置10において
は、図2に示すように、チルトが存在しない基準円盤状
記録媒体である基準ディスク30をディスク挟持部3
3,34により挟持し、サーボ回路13によりモータ3
1を駆動させることによって、回転軸32を介して基準
ディスク30を回転させるとともに、光学ピックアップ
11をサーボ回路13により基準ディスク30に対して
フォーカス駆動させ、対物レンズ18の基準ディスク3
0に対する位置を位置検知部20により検知する。光デ
ィスク再生装置10においては、位置検知部20により
検知された検知信号がセンサ出力検出回路14に出力さ
れることによって、基準ディスク30における対物レン
ズ18の位置が検出される。光ディスク再生装置10に
おいては、この基準ディスク30における対物レンズ1
8の位置を示す検出信号は、チルト検出回路16に供給
され、基準位置として図示しない記憶手段に記憶され
る。
【0033】そして、光ディスク再生装置10において
は、同図に示すように、ディジタルデータを再生しよう
とする光ディスク30’を、基準ディスク30と同様
に、ディスク挟持部33,34により挟持し、サーボ回
路13によりモータ31を駆動させることによって、回
転軸32を介して回転させる。
【0034】ここで、光ディスク30’は、同図中一点
鎖線部に示すように、ある曲率を有して高さ方向で下向
きにチルトが生じているものとする。また、ディスク挟
持部33から測定点までの光ディスク30’の径方向へ
の距離をrとする。
【0035】このとき、光ディスク再生装置10におい
ては、光学ピックアップ11をサーボ回路13により光
ディスク30’に対してフォーカス駆動させると、対物
レンズ18’は、基準ディスク30の場合よりも、下方
に位置する。光ディスク再生装置10においては、光デ
ィスク30’における対物レンズ18’の位置を位置検
知部20により検知してチルト検出回路16に供給する
ことによって、基準位置からの変位量Tを検出する。
【0036】ここで、図3に示すように、検出された変
位量T、距離r、チルトにより光ディスク30’が呈す
る円弧の中心と基準位置との距離R及び円弧に対する中
心角Θの間には、 r/R=sinΘ ・・・(1) R(1−cosΘ)=T ・・・(2) の関係が成立する。したがって、中心角Θは、上式
(1)及び上式(2)より、 Θ=sin-1{2rT/(r2+T2)} ・・・(3) と表わされる。
【0037】また、図示しないが、光ディスク30’が
曲率を有さず直線状又は直線近似可能に且つ高さ方向で
下向きにチルトが生じている場合には、中心角Θは、 Θ=tan-1(T/r) ・・・(4) と表わされる。
【0038】光ディスク再生装置10においてチルト検
出回路16は、上式(3)又は上式(4)を用いて、中
心角Θを算出する。この中心角Θは、チルト角を示すも
のに他ならず、チルト検出回路16は、この中心角Θを
チルト指示値として求める。
【0039】光ディスク再生装置10においては、チル
ト検出回路16によって、算出したチルト指示値を示す
チルトエラー信号に基づいてチルトドライブ回路17を
駆動するためのドライブ信号を生成してチルトドライブ
回路17に供給する。チルトドライブ回路17は、ドラ
イブ信号に基づいて、チルト指示値を“0”に近づける
ように光学ピックアップ11を制御して駆動する。
【0040】また、光ディスク再生装置10において
は、チルト検出回路16によって、チルトエラー信号を
イコライザ15に供給する、イコライザ15は、チルト
エラー信号に基づいてゲインを調整し、MTFの低下を
補償する。
【0041】さらに、光ディスク再生装置10において
は、光ディスクの回転に対して、センサ出力検出回路1
4により検出された対物レンズ18の位置が大きく変化
する場合には、チルト検出回路16によって、ディスク
挟持部33,34が異物を挟持していると認識し、ドラ
イブ信号を生成せずにチルトの補償を行わない。
【0042】このようにして、光ディスク再生装置10
は、高精度のチルト検出、補償を行うことができる。
【0043】以上説明したように、光ディスク再生装置
10は、対物レンズ18の位置を検出することによっ
て、チルト検出のための専用のセンサを設けることなく
チルト検出、補償を行うことができる。そのため、光デ
ィスク再生装置10は、対物レンズ18の開口数(Nume
rical Aperture;NA)を増大させることにともない薄
型化し且つ小径である光ディスクに対しても、チルト量
を検出して補償することができる。
【0044】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、例えば、光ディスクからディジ
タルデータを再生する光ディスク再生装置ばかりでな
く、光ディスクにディジタルデータを記録する記録装置
にも適用可能であることは勿論である。
【0045】このように、本発明は、その趣旨を逸脱し
ない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもな
い。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる記録媒体駆動装置は、円盤状記録媒体を回転駆動
し、円盤状記録媒体に対して、ディジタルデータの記録
及び/又は再生を行う記録媒体駆動装置であって、円盤
状記録媒体に対してレーザ光を照射するレンズと、円盤
状記録媒体に対してレンズの焦点を合わせたときにおけ
るレンズの位置を検出する位置検出手段と、位置検出手
段により検出されたレンズの位置に基づいてチルト指示
値を検出するチルト検出手段とを備える。
【0047】したがって、本発明にかかる記録媒体駆動
装置は、円盤状記録媒体に対してレーザ光を照射するレ
ンズの位置を検出し、このレンズの位置に基づいて、チ
ルト指示値を検出することができ、チルト検出のための
専用のセンサを設けることなくチルト検出を行うことが
できる。
【0048】また、本発明にかかるチルト検出方法は、
円盤状記録媒体に対してレーザ光を照射するレンズの焦
点を合わせたときにおけるレンズの位置を検出し、検出
したレンズの位置に基づいてチルト指示値を検出する。
【0049】したがって、本発明にかかるチルト検出方
法は、円盤状記録媒体に対してレーザ光を照射するレン
ズの位置に基づいて、チルト指示値を検出することがで
き、チルト検出のための専用のセンサを必要とせずにチ
ルト検出を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す光ディスク再生
装置の構成を説明するブロック図である。
【図2】同光ディスク再生装置において、基準ディスク
及び光ディスクに対する対物レンズの位置検出を説明す
る図である。
【図3】チルト角を説明する図であって、同光ディスク
再生装置においてチルト指示値を算出する方法を説明す
る図である。
【符号の説明】 10 光ディスク再生装置、 11 光学ピックアッ
プ、 14 センサ出力検出回路、 15 イコライ
ザ、 16 チルト検出回路、 18 対物レンズ、
20 位置検知部、 21 レーザダイオード、 23
フォトダイオード

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状記録媒体を回転駆動し、上記円盤
    状記録媒体に対して、ディジタルデータの記録及び/又
    は再生を行う記録媒体駆動装置であって、 上記円盤状記録媒体に対してレーザ光を照射するレンズ
    と、 上記円盤状記録媒体に対して上記レンズの焦点を合わせ
    たときにおける上記レンズの位置を検出する位置検出手
    段と、 上記位置検出手段により検出された上記レンズの位置に
    基づいてチルト指示値を検出するチルト検出手段とを備
    えることを特徴とする記録媒体駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記チルト検出手段は、チルト量がない
    基準円盤状記録媒体に対して上記レンズの焦点を合わせ
    たときに、上記位置検出手段により検出された上記レン
    ズの位置である基準位置と、上記円盤状記録媒体に対し
    て上記レンズの焦点を合わせたときに、上記位置検出手
    段により検出された上記レンズの位置との変位量を検出
    することを特徴とする請求項1記載の記録媒体駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 上記チルト検出手段は、上記変位量に基
    づいて、上記チルト指示値を示す上記円盤状記録媒体の
    チルト角を算出することを特徴とする請求項2記載の記
    録媒体駆動装置。
  4. 【請求項4】 上記チルト検出手段は、上記チルト指示
    値を示すチルトエラー信号に基づいて、チルトを補償す
    るためのドライブ信号を生成することを特徴とする請求
    項1記載の記録媒体駆動装置。
  5. 【請求項5】 上記レンズを有して上記円盤状記録媒体
    に対してレーザ光を照射するとともに、上記円盤状記録
    媒体の表面で反射回折された戻り光を受光する光学ピッ
    クアップ手段を備え、 上記チルト検出手段は、上記ドライブ信号に基づいて、
    上記チルト指示値を補償するように上記光学ピックアッ
    プ手段を制御して駆動させることを特徴とする請求項4
    記載の記録媒体駆動装置。
  6. 【請求項6】 上記円盤状記録媒体の表面で反射回折さ
    れた戻り光に基づくRF信号に対して波形等化処理を施
    す波形等化手段を備え、 上記波形等化手段は、上記チルト検出手段により求めら
    れた上記チルトエラー信号に基づいて利得調整を行うこ
    とを特徴とする請求項4記載の記録媒体駆動装置。
  7. 【請求項7】 上記チルト検出手段は、上記位置検出手
    段により検出された上記レンズの位置の変化が大きい場
    合には、上記ドライブ信号を生成しないことを特徴とす
    る請求項4記載の記録媒体駆動装置。
  8. 【請求項8】 円盤状記録媒体に対してレーザ光を照射
    するレンズの焦点を合わせたときにおける上記レンズの
    位置を検出し、 検出した上記レンズの位置に基づいてチルト指示値を検
    出することを特徴とするチルト検出方法。
  9. 【請求項9】 チルト量がない基準円盤状記録媒体に対
    して上記レンズの焦点を合わせたときに検出した上記レ
    ンズの位置である基準位置と、上記円盤状記録媒体に対
    して上記レンズの焦点を合わせたときに検出した上記レ
    ンズの位置との変位量を検出することを特徴とする請求
    項8記載のチルト検出方法。
  10. 【請求項10】 上記変位量に基づいて、上記チルト指
    示値を示す上記円盤状記録媒体のチルト角を算出するこ
    とを特徴とする請求項9記載のチルト検出方法。
  11. 【請求項11】 上記チルト指示値を示すチルトエラー
    信号に基づいて、チルトを補償するためのドライブ信号
    を生成することを特徴とする請求項8記載のチルト検出
    方法。
  12. 【請求項12】 上記レンズを有して上記円盤状記録媒
    体に対してレーザ光を照射するとともに上記円盤状記録
    媒体の表面で反射回折された戻り光を受光する光学ピッ
    クアップ手段を、上記ドライブ信号に基づいて、上記チ
    ルト指示値を補償するように制御して駆動させることを
    特徴とする請求項11記載のチルト検出方法。
  13. 【請求項13】 上記チルトエラー信号に基づいて、上
    記円盤状記録媒体の表面で反射回折された戻り光に基づ
    くRF信号に対して施す波形等化処理における利得調整
    を行うことを特徴とする請求項11記載のチルト検出方
    法。
  14. 【請求項14】 検出した上記レンズの位置の変化が大
    きい場合には、上記ドライブ信号を生成しないことを特
    徴とする請求項11記載のチルト検出方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100403925B1 (ko) * 2001-03-31 2003-10-30 삼성전기주식회사 틸트 검출장치 및 틸트 검출방법
JP2005534137A (ja) * 2002-07-26 2005-11-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 光ディスク・ドライブ装置、光ディスクのチルトを測定する方法、および、光ディスクのチルトを補正する方法
US8107330B2 (en) 2004-02-12 2012-01-31 Sanyo Electric Co., Ltd. Information recording and reproducing apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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