JPH10297641A - 記憶媒体付き容器とこれを用いた商品情報伝送装置 - Google Patents

記憶媒体付き容器とこれを用いた商品情報伝送装置

Info

Publication number
JPH10297641A
JPH10297641A JP19846897A JP19846897A JPH10297641A JP H10297641 A JPH10297641 A JP H10297641A JP 19846897 A JP19846897 A JP 19846897A JP 19846897 A JP19846897 A JP 19846897A JP H10297641 A JPH10297641 A JP H10297641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
information
commodity
storage medium
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19846897A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Asai
義晴 浅井
Hideo Shinji
秀郎 信次
Hirokazu Sato
宏和 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishida Co Ltd filed Critical Ishida Co Ltd
Priority to JP19846897A priority Critical patent/JPH10297641A/ja
Publication of JPH10297641A publication Critical patent/JPH10297641A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】商品を計量・包装・値付け等するような製造ラ
インにおいて、商品の移送順序が変わっても、商品情報
の伝達を確実できる記憶媒体付き容器とこれを用いた商
品情報伝送装置を提供する。 【解決手段】搬送中に商品に関して得られる情報を記憶
している記憶媒体1付き容器12が商品と一体となって
搬送されるので、商品が搬送途中で取り除かれたり、搬
送順序が入れ替わっても、確実に商品情報を伝達でき
る。また、搬送中に発生した商品情報が記憶媒体1に書
込みまたは記憶媒体1から読出されるので、当該記憶媒
体1だけで商品情報を伝送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を収納しその
商品に関する情報を記憶する記憶媒体が付設されている
記憶媒体付き容器と、これを用いて商品に関する情報を
伝送する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパー等で販売される食肉のような商
品は、商品を製造する製造エリアにおいて、肉の種類が
識別され、その品種ごとに所定量がトレーに盛り付けら
れる。そして、トレーごとに計量機で計量されたのちに
包装値付け機で包装値付けされ、ラベルプリンタで商品
の品名,重量および価格等の商品情報を印字したラベル
が発行されて、包装材に貼付される。
【0003】この場合、識別された品名や計量機で計量
された商品の重量等の商品情報が、商品の移送順序に従
って、順次、包装値付け機やラベルプリンタに送られ
て、その内容で包装値付けされ、ラベルが発行される。
【0004】一方、商品を販売する販売エリアにおい
て、上記ラベルが貼付された商品がPOSシステムを用
いて販売される場合には、ラベルに印字されたバーコー
ドをレジスタで読み取り、指示コントローラから送られ
る商品情報に基づいて、購入された商品の価格や数量等
が集計される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、製造エリアに
おいて、商品が識別され計量されてから、値付けされラ
ベルが発行されるまでの間で、例えば、商品を収納した
トレーの1つが途中で抜き取られたり、落下したり、あ
るいは、トレーが製造機器に噛み込んでしまい、その破
損したトレーを取り除く必要が生じるといったトラブル
が発生した場合には、商品の一部が欠落したり、商品の
移送順序が変わるので、そのまま包装値付け装置で値付
けされ、ラベルプリンタでラベルが発行された場合に
は、トレーに収納された商品と貼付されたラベルの内容
とが一致しないことになる。
【0006】このため、一旦、製造を停止して、包装値
付け装置やラベルプリンタへの商品情報を正しい順序に
入れ直す必要があり、移送順序が変わることによるトラ
ブル処理が煩雑であるという問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決して、商品
を計量・包装・値付け等するような製造ラインにおい
て、商品の移送順序が変わっても、商品情報の伝達を確
実できる記憶媒体付き容器とこれを用いた商品情報伝送
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の一構成に係る記憶媒体付き容器は、商品を
収納し商品と一体となって搬送される容器であって、前
記搬送中に商品に関して得られる種々の商品情報が書込
みまたは読出される記憶媒体が付設されている。
【0009】上記記憶媒体付き容器によれば、搬送中に
商品に関して得られる情報を記憶している記憶媒体付き
容器が商品と一体となって搬送されるので、商品が搬送
途中で取り除かれたり、搬送順序が入れ替わっても、確
実に商品情報を伝達できる。また、搬送中に発生した商
品情報が記憶媒体に書込みまたは記憶媒体から読出され
るので、当該記憶媒体だけで商品情報を伝送することが
できる。
【0010】本発明の他の構成に係る商品情報伝送装置
は、請求項1の記憶媒体付き容器を用いて、この容器に
収納された商品に関する情報を伝送する装置であって、
商品の識別情報を含む商品情報を、前記記憶媒体に書込
む書込手段と、前記記憶媒体から前記商品情報を読出し
て商品の値付けを行わせる読出手段とを備えている。
【0011】上記商品情報伝送装置によれば、搬送中に
商品に関して得られる情報が書込まれている記憶媒体付
き容器が商品と一体となって搬送されるので、商品が搬
送途中で取り除かれたり、搬送順序が入れ替わっても、
確実にその商品情報を読出して商品の値付けを行うこと
ができる。
【0012】本発明のさらに他の構成に係る商品情報伝
送装置は、請求項1の記憶媒体付き容器を用いて、この
容器に収納された商品に関する情報を伝送する装置であ
って、商品の重量および内容物を含む商品特性を検出
し、その検出データを出力する検出機器と、前記検出機
器からの検出データを、前記記憶媒体に書込む書込手段
と、前記記憶媒体から前記検出データを含む商品情報を
読出す読出手段とを備えている。
【0013】上記商品情報伝送装置によれば、搬送中に
検出機器からの検出データを含む商品情報が書込まれて
いる記憶媒体付き容器が商品と一体となって搬送される
ので、商品が搬送途中で取り除かれたり、搬送順序が入
れ替わっても、確実に商品情報を伝達できる。また、検
出機器で得られた検出データを書込手段によって記憶媒
体に自動的に書込むことができる。
【0014】好ましくは、前記検出機器は、搬送される
商品を計量する計量機を備えている。従って、商品重量
の検出データを得ることができる。
【0015】好ましくは、前記読出手段で得られた商品
情報に基づいて、包装および値付けを行う包装値付け機
を備えている。従って、商品とその商品に値付けされる
内容とを合致させることができる。
【0016】好ましくは、前記読出手段で得られた商品
情報を、商品またはその包装材に貼付するラベルに印字
するラベルプリンタを備えている。従って、商品とその
商品に貼付されるラベルの内容とを合致させることがで
きる。
【0017】好ましくは、前記読出手段で得られた品
名,価格を含む商品情報に基づいて、商品の販売を行う
POSシステムにおけるレジスタを備えている。従っ
て、商品情報のうち品名,価格等を読出すことにより、
POSシステムによる商品の販売が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1に、本発明の第1実施形態に係
る記憶媒体付き容器とこれを用いた商品情報伝送装置の
概略平面図を示す。同図のように、スーパー等の生鮮食
品のような商品を調理・加工する部門、例えば精肉部な
どでは、その製造エリアBに、商品を計量して値付けす
る値付け工程が行われる値付けエリアEbと、この値付
け工程前の商品を調理・加工して準備する前工程(調理
工程)が行われる調理エリアEaとを有する。
【0019】図2に示すように、肉の種類分けに精通し
た調理担当者21によって、上記調理エリアEaの調理
台5で調理・加工された商品Mは、車輪14付きのカー
ト15内の、商品Mの種類ごとに複数段積まれたバット
(容器)12の中に、それぞれトレーTに収納された状
態で収納される。そして、上記カート15が床F上をX
方向に移動して、商品Mは、上記調理エリアEaから値
付けエリアEbの作業者(未精通者)に搬送される。
【0020】本装置では、搬送された商品Mを値付けエ
リアEbで識別するために、品名または商品識別コード
などの識別情報(ID情報)を含む商品情報の書込みお
よび読出しが可能な磁気テープのような記憶媒体1を用
い、この磁気テープ1付き容器12を、上記調理エリア
Eaから値付けエリアEbへ、上記商品Mとともに移送
させる。磁気テープ1は、磁気ヘッドに接触または非接
触で書込みおよび読出しが行われるもので、例えば、容
器12の側面に予め貼付されている。なお、記憶媒体と
して、上記磁気テープの他に、磁気カード、光カードや
無線式のICカード等を用いてもよい。
【0021】図1において、上記調理エリアEaは、品
名,商品の単価および調理年月日時などの商品情報(A
情報)を調理エリアEaに送る指示コントローラ2と、
LAN(ローカルエリアネットワーク)で接続されてい
る。調理エリアEaにおける書込み場所Ea1には、容
器12の磁気テープ1に各種情報を書込む書込手段4a
が設置されている。書込手段4aは、磁気テープ1との
接触面に対してばね力により押し付けられる(接触型)
か、または磁気テープ1との間に若干の隙間を保って配
置される(非接触型)入出力ヘッド(R/W)と、例え
ば「もも肉」,「ロース肉」等と記入された品種キーと
を有しており、容器12を移動させながら、入出力ヘッ
ド(R/W)により磁気テープ1に各種情報を書込む。
上記情報には、上記ID情報と、このID情報に基づい
て上記指示コントローラ2から送られる上記A情報と、
同じくID情報に基づいて指示コントローラ2から送ら
れる包装値付け機7(後述)の包装条件,発行するラベ
ルの大きさの切替制御およびラベルの印字制御等に関す
る生産指示情報(P情報)とが含まれる。
【0022】上記値付けエリアEbにおける読出し場所
Eb1には、前記容器12の磁気テープ1からA情報、
ID情報およびP情報を読出す読出手段6が設置されて
いる。読出手段6は、移動する容器12の磁気テープ1
から、上記と同様の入出力ヘッド(R/W)により各種
情報を読出す。また、値付けエリアEbには、上記読出
手段6で読出されたP情報に基づいて、各トレー上の商
品Mを計量するとともに包装し、A情報およびID情報
に基づいて、品名や価格等の個別商品情報がプリントさ
れたラベルを発行する包装値付け機7が設置されてい
る。上記書込み場所Ea1,読出し場所Eb1はそれぞ
れ、調理台5もしくは包装値付け機7と一体、または別
体でその近傍に配置された容器受け台18,19上に設
けられている。なお、この例では、包装値付け機7は商
品Mを計量する計量機およびラベルを発行するラベルプ
リンタを含んでいるが、包装値付け機7の上流側に計量
機を、下流側にラベルプリンタを別々に設けるようにし
てもよい。
【0023】さらに、本装置には、値付け工程を行う値
付けエリアEbの所定の書込み場所Eb2に、値付け工
程における処理に関する値付け処理データ(R情報)を
カード1に書込む書込手段4bが設置されている。この
R情報には、販売促進のために販売担当者が商品Mの価
格を値引きした場合のデータ、包装値付け機7に含まれ
るセンサの不具合、モータの過熱などのステータスデー
タなどが含まれる。上記値引きした場合のデータは、販
売担当者が包装値付け機7で値付けの訂正を行った際に
書込手段4bに取り込まれる。上記R情報が書込まれた
磁気テープ1は、容器12とともに、値付け終了後に回
収され、指示コントローラ2でその内容が読出される。
なお、図1の破線部に示すように、書込手段4bを設け
ることなく、調理エリアEaの書込手段4aで手入力で
上記R情報を書込むようにしてもよい。
【0024】つぎに、本装置の動作を説明する。まず、
図2において、商品に精通している調理担当者21は、
商品Mを上記調理エリアEaの調理台5で調理・加工
し、車輪14付きのカート15内の、商品Mの種類ごと
に複数段設けられたバット(容器)12の中に、それぞ
れトレーT上に載置した状態で収納する。
【0025】一方、調理担当者21は、肉を調理・加工
し、容器12を書込み場所Ea1に置いて、その調理・
加工した商品Mの種類に応じて、調理エリアEaに設置
された書込手段4a内の「もも肉」,「ロース肉」等と
記入された品種キーを操作して品種を入力する。この入
力されたID情報に基づいて、図1の指示コントローラ
2から商品Mの単価や調理年月日時などのA(商品)情
報も自動的に入力される。また、上記品種キーを操作し
たときに、図1の指示コントローラ2からの信号を受け
てP(生産指示)情報も入力される。これらA情報、I
D情報およびP情報は、書込手段4aにより磁気テープ
1に書込まれる。
【0026】なお、この実施形態では、調理担当者21
が書込み場所Ea1でID情報を磁気テープ1に書込ん
でいるが、予め、調理担当者自身または別の作業者が、
図1の指示コントローラ2で上記情報を書込んだ磁気テ
ープを貼付した容器12を用意しておき、これを調理エ
リアEaに持ち込んで、調理の際に該当する容器12を
選択するようにしてもよい。
【0027】つぎに、図2のカート15をX方向に移動
させて、商品Mは、上記調理エリアEaから値付けエリ
アEbの商品Mに精通していない作業者22に搬送され
る。作業者22により、値付けエリアEbの読出し場所
Eb1に容器12が置かれ、読出手段6により、容器1
2に貼付された磁気テープ1から、A情報,ID情報お
よびP情報が読出される。
【0028】上記磁気テープ1の情報は、読出手段6か
ら包装値付け機7に入力される。各商品は包装値付け機
7で計量されるとともに包装される。この場合、包装値
付け機7は、磁気テープ1から読み出されたP情報に基
づいて、包装条件、発行するラベルの大きさの切替制御
およびラベルの印字制御などが各別に設定される。そし
て、包装値付け機7から商品名や価格等の個別商品情報
がプリントされたラベルが発行され、作業者は、そのラ
ベルを商品Mの包装材に貼付して、店頭に出荷する。
【0029】一方、値付けエリアEbの所定の書込み場
所Eb2で、販売促進のために販売担当者が商品Mの価
格を値引きした場合のデータ、包装値付け機7に含まれ
るセンサの不具合、モータの過熱などのステータスデー
タなどを含むR情報が、書込手段4bで書込まれて、値
付け終了後に回収され、指示コントローラ2でその内容
が読出される。従って、磁気テープ1に、値付け工程で
処理された値付け処理データ(R情報)の内容を記録と
して残すことができるので、店側において、当該調理加
工部門の管理が正確かつ容易になる。
【0030】こうして、本発明は、商品情報を記憶した
磁気テープ1と容器12が一体になっているので、従来
のように、一部の容器12が欠落したり、容器12の移
送順序が変わることにより、容器12に収納された商品
とラベルの内容が一致しないということがなくなるか
ら、商品情報を確実に伝送できる。従って、商品の欠落
や移送順序の変更があっても、製造に支障をきたすこと
なく、その続行が可能である。
【0031】また、上記A情報,ID情報,およびP情
報が書込まれた磁気テープ1を用いることにより、値付
け工程における商品Mの識別が自動的になされるととも
に、包装値付け機7にその制御条件が自動的に入力され
る。すなわち、磁気テープ1だけで値付け工程における
バッチ処理が可能になるので、調理工程と値付け工程間
のLANなどによる接続が不要になるから、設備コスト
を低下させることができる。また、上記磁気テープ1
は、繰り返し書込み可能であるので、使用済のものを再
利用でき、コスト低下を図ることができる。
【0032】なお、この実施形態では、包装値付け機7
を用いているが、商品Mの種類によっては、包装機を省
略して、値付け機だけを用いてもよい。この場合、値付
け機から発行されたラベルは、商品Mに自動または手作
業で直接貼付される。
【0033】なお、この実施形態では、複数のトレーT
を収納した容器12に記憶媒体である磁気テープ1を貼
っているが、各トレーTに直接貼るようにしてもよい。
【0034】つぎに、第2実施形態について説明する。
図3に、第2実施形態に係る記憶媒体付き容器とこれを
用いた商品情報伝送装置の構成図を示す。本装置は、ス
ーパー等で販売される食肉のような商品を製造する製造
エリアと、製造された商品を販売する販売エリアとで用
いられ、上記製造エリアでは、商品は記憶媒体1付き容
器(トレー)Tに収納した状態で搬送コンベヤCで搬送
されつつ製造される。第1実施形態と同様に、予め容器
(トレー)Tには磁気テープのような記憶媒体1が貼付
されている。なお、記憶媒体として、上記磁気テープの
他に、磁気カード、光カードや無線式のICカード等を
用いてもよい。
【0035】本装置は、上記製造エリアにおいて、商品
Mの重量および内容物を含む商品特性を検出し、その検
出データを出力する複数の検出機器を備えている。この
検出機器は、例えば、トレーTの重量(風袋)を計量す
る第1計量機32と、商品Mを収納したトレーTの重量
を計量する第2計量機36と、商品Mの内容物について
検査する検査装置40とを備えている。検査装置40に
は、包装された商品の金属混入の有無を検出する金属検
出器、その内容物への異物混入の有無をチェックするX
線検査装置等が含まれる。上記第1計量機32と第2計
量機36との間には、作業者がトレーTに肉の盛り付け
を行う肉の盛付場所34が設けられている。第1計量機
32,肉の盛付場所34,第2計量機36および検査装
置40には、それぞれ書込手段52a,52b,52c
および52dが設けられている。各手段は、上記と同様
に、磁気テープ1との接触面に対してばね力により押し
付けられる入出力ヘッド(R/W)を有している。肉の
盛付場所34に設けられた書込手段52bには、入出力
ヘッド(R/W)の他に、例えば、「すき焼き用」,
「焼肉用」等と記入された品種キーと、商品の単価等を
入力するためのテンキーとが設けられている。
【0036】また、本装置は、製造機器である包装機3
8およびラベルプリンタ42を備えている。包装機38
は、上記と同様な入出力ヘッド(R/W)を有する読出
手段54aで得られた包装条件に基づいて、トレーTを
包装材で包装する。ラベルプリンタ42は、読出手段5
4bで得られた商品情報に基づいて、ラベルに、品名,
重量、価格、検査済を示す検査ラインマークおよび製造
年月日時を含む商品情報を印字するとともに、トレーT
にそのラベルを貼付する。上記製造製造年月日時は、時
計44からラベルプリンタ42に入力される。
【0037】さらに、図3の下欄に示すように、販売エ
リアの所定場所には、POSシステムにおけるレジスタ
46が設けられており、読出手段54cにより、購入さ
れた商品の品名,価格を含む商品情報がトレーTに貼付
された磁気テープ1から読み出されて、購入された商品
の価格や数量等が集計され、レシートが発行される。
【0038】以下、本装置の動作を説明する。図3にお
いて、まず、予め磁気テープ1が貼付されたトレーT
は、第1計量機32でトレーTの重量(風袋)が計量さ
れる。書込手段52aは、その入出力ヘッド(R/W)
を磁気テープ1に接触させた状態でトレーTを移動させ
て、トレーTの重量値を書込む。
【0039】つぎに、トレーTは搬送コンベヤCにより
肉の盛付場所34に搬送される。この場所で、作業者に
よりトレーTに肉の盛り付けが行われるとともに、肉の
種類に応じた品名,単価および包装条件等が、品種キー
およびテンキーの入力操作に基づいて書込手段52bに
入力され、この書込手段52bにより同様に、磁気テー
プ1に書込まれる。そして、トレーT上に商品Mが盛り
付けられた状態で、その重量が第2計量機36で計量さ
れる。この重量値は書込手段52cにより同様に、磁気
テープ1に書込まれる。この重量値からトレーTの重量
値を減算することにより、正確な商品の重量を検出する
ことができる。
【0040】トレーTが包装機38に搬送されると、磁
気テープ1から読出手段54aで得られた包装条件に基
づいて、フィルムのような包装材で包装される。その
後、包装されたトレーTは検査装置40に搬送され、こ
の検査装置40により検出された金属混入の有無や異物
混入の有無等の検査結果は、書込手段52dにより同様
に、磁気テープ1に書込まれる。ラベルプリンタ42
は、磁気テープ1から読出手段54bで得られた商品情
報に基づいて、ラベルに、品名,重量,価格,検査済を
示す検査ラインマークおよび製造年月日時を含む商品情
報を印字する。このラベルを作業者がトレーTに手作業
で貼付する。なお、後述する販売用の品名は、磁気テー
プ1に書込まれているので、品名を識別するバーコード
はラベルに印字されない。
【0041】こうして、本発明は、品名,商品重量およ
び価格等の商品情報を記憶した磁気テープ1とトレーT
が一体になっているので、従来のように、商品が搬送途
中で取り除かれたり、搬送順序が入れ替わっても、トレ
ーTに収納された商品とラベルの内容が一致しないとい
うことがなくなるから、商品情報を確実に伝送できる。
従って、商品の搬送順序が変わっても、製造に支障をき
たすことなく、その続行が可能である。
【0042】また、本発明は、従来のPOSシステムの
ように、商品に貼付されたラベルに印字されたバーコー
ドをレジスタのバーコーリーダで読み取るものではな
く、図3の下欄に示すように、販売エリアの所定場所に
設けられたPOSシステムのレジスタ46の読出手段5
4cにより磁気テープ1のデータを読出す。すなわち、
読出手段54cにより、購入された商品の品名,価格を
含む商品情報をトレーTに貼付された磁気テープ1から
読み出すことにより、商品の価格や数量等の集計が行わ
れ、レジスタ46からレシートが発行される。この場
合、商品に貼付されたラベルは単に購入者にその商品の
商品情報を表示するにすぎない。
【0043】ここで、レジスタにメモリを設けて販売デ
ータを蓄積し、販売終了後に販売データをフロッピイデ
ィスク,メモリカードの形で指示コントローラに渡すよ
うにした場合、レジスタと指示コントローラとの接続が
なくても、上記記憶媒体1を用いることによって、PO
Sシステムのレジスタ単独でのバッチ処理によるデータ
処理が可能となる。特にレジスタと指示コントローラと
の電気配線が煩雑な屋外のような販売エリアで使用する
場合に有効である。また、商品に貼付するラベルに品名
を識別するバーコードを印字しなくてよいので、その分
ラベルを小型化できる効果も有する。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明の一構成に係る記
憶媒体付き容器によれば、搬送中に商品に関して得られ
る情報を記憶している記憶媒体付き容器が商品と一体と
なって搬送されるので、商品が搬送途中で取り除かれた
り、搬送順序が入れ替わっても、確実に商品情報を伝達
できる。また、搬送中に発生した商品情報が記憶媒体に
書込みまたは記憶媒体から読出されるので、当該記憶媒
体だけで商品情報の伝送が可能となる。
【0045】本発明の他の構成に係る商品情報伝送装置
によれば、搬送中に商品に関して得られる情報が書込ま
れている記憶媒体付き容器が商品と一体となって搬送さ
れるので、商品が搬送途中で取り除かれたり、搬送順序
が入れ替わっても、確実にその商品情報を読み出して商
品の値付けを行うことができる。
【0046】本発明のさらに他の構成に係る商品情報伝
送装置によれば、搬送中に検出機器からの検出データを
含む商品情報が書込まれている記憶媒体付き容器が商品
と一体となって搬送されるので、商品が搬送途中で取り
除かれたり、搬送順序が入れ替わっても、確実に商品情
報を読み出すことができる。また、検出機器で得られた
検出データを書込手段によって記憶媒体に自動的に書込
むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る記憶媒体付き商品
情報伝送装置を示す平面図である。
【図2】図1の商品情報伝送装置を示す概略側面図であ
る。
【図3】第2実施形態に係る記憶媒体付き商品情報伝送
装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1…記憶媒体、4a,4b,52a〜52d…書込手
段、6,54a〜54dc…読出手段、12,T…容
器、32,36,40…検出機器、38…包装機、42
…ラベルプリンタ、M…商品。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を収納し商品と一体となって搬送
    される容器であって、 前記搬送中に商品に関して得られる種々の商品情報が書
    込みまたは読出される記憶媒体が付設されている記憶媒
    体付き容器。
  2. 【請求項2】 請求項1の記憶媒体付き容器を用い
    て、この容器に収納された商品に関する情報を伝送する
    装置であって、 商品の識別情報を含む商品情報を、前記記憶媒体に書込
    む書込手段と、 前記記憶媒体から前記商品情報を読出して商品の値付け
    を行わせる読出手段とを備えた商品情報伝送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の記憶媒体付き容器を用い
    て、この容器に収納された商品に関する情報を伝送する
    装置であって、 商品の重量および内容物を含む商品特性を検出し、その
    検出データを出力する検出機器と、 前記検出機器からの検出データを、前記記憶媒体に書込
    む書込手段と、 前記記憶媒体から前記検出データを含む商品情報を読出
    す読出手段とを備えた商品情報伝送装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記検出機器は、搬送される商品を計量する計量機を備
    えている商品情報伝送装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、さらに、 前記読出手段で得られた商品情報に基づいて、包装およ
    び値付けを行う包装値付け機を備えた商品情報伝送装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、さらに、 前記読出手段で得られた商品情報を、商品またはその包
    装材に貼付するラベルに印字するラベルプリンタを備え
    た商品情報伝送装置。
  7. 【請求項7】 請求項3において、さらに、 前記読出手段で得られた品名,価格を含む商品情報に基
    づいて商品の販売を行うPOSシステムにおけるレジス
    タを備えた商品情報伝送装置。
JP19846897A 1997-02-28 1997-07-24 記憶媒体付き容器とこれを用いた商品情報伝送装置 Pending JPH10297641A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19846897A JPH10297641A (ja) 1997-02-28 1997-07-24 記憶媒体付き容器とこれを用いた商品情報伝送装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-46212 1997-02-28
JP1997046212 1997-02-28
JP19846897A JPH10297641A (ja) 1997-02-28 1997-07-24 記憶媒体付き容器とこれを用いた商品情報伝送装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006042265A Division JP2006213408A (ja) 1997-02-28 2006-02-20 記憶媒体付き容器とこれを用いた商品情報伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10297641A true JPH10297641A (ja) 1998-11-10

Family

ID=26386329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19846897A Pending JPH10297641A (ja) 1997-02-28 1997-07-24 記憶媒体付き容器とこれを用いた商品情報伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10297641A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004267835A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 物品選別システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004267835A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 物品選別システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0557921B1 (en) Check-out device
US20030004750A1 (en) Administration process and system for manufacturing and selling products
WO1988004813A2 (en) Self-service checkout system and method
JPH06208566A (ja) 物品の自動処理の方法および装置
GB2217887A (en) Operator-unattended checkout of bulk and other articles
JP4007908B2 (ja) 商品値付け装置および商品販売システム
JP3719625B2 (ja) 組合せ計量装置
JPH09245251A (ja) セルフチェックアウトシステム
JPH0858931A (ja) 物品管理装置
JP2983605B2 (ja) 商品販売システム
JPH10297641A (ja) 記憶媒体付き容器とこれを用いた商品情報伝送装置
JPH1097681A (ja) チェックアウトカウンタ
JP2006213408A (ja) 記憶媒体付き容器とこれを用いた商品情報伝送装置
JP2002173119A (ja) ラベル情報読取システム
JPH0927082A (ja) 商品読取システム
JP2520228B2 (ja) 商品仕分け装置
JP3862100B2 (ja) 商品の箱詰めシステム
JP7287645B2 (ja) 商品販売データ処理装置及びシステム
KR20040015779A (ko) 알에프 전자저울 및 그 제어방법 그리고 이를 이용한매장관리시스템 및 매장관리방법
JP4120231B2 (ja) 商品の値引方法及び値引システム
JP2726852B2 (ja) 計量販売装置及び精算管理装置
JP2000177810A (ja) ピッキングシステムにおける検品方法及び装置
JPS6123122B2 (ja)
JPS6398083A (ja) 商品検収システム
JPH02116720A (ja) 物品計量販売装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040520

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Effective date: 20050425

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050802

A975 Report on accelerated examination

Effective date: 20050818

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051220

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060516