JPH10297283A - サンルーフ装置のフレーム構造 - Google Patents

サンルーフ装置のフレーム構造

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JPH10297283A
JPH10297283A JP11308297A JP11308297A JPH10297283A JP H10297283 A JPH10297283 A JP H10297283A JP 11308297 A JP11308297 A JP 11308297A JP 11308297 A JP11308297 A JP 11308297A JP H10297283 A JPH10297283 A JP H10297283A
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frame
cable
horizontal frame
drip
corner
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JP11308297A
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Shigeru Ueki
茂 植木
Takashi Sasaki
孝志 佐々木
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Daikyo Webasto Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横フレームから縦フレームにかけてケーブル
を挿通する構造でありながら、剛性の高いフレーム構造
とし、かつ安価に車種毎に適応させる。 【解決手段】 横フレーム6と左右一対の縦フレーム7
とを、それぞれアルミ押し出し材で略直線状に形成し、
横フレーム6の左右各端と左右各縦フレーム7の端部と
を非重合状態に近接配置すると共に、両近接端部を、横
フレーム6と縦フレーム7とから流れ込む水を排水しか
つケーブル挿通部40を有して射出成形可能な材料より
なるコーナドリップ9と、少なくともコーナドリップ9
より剛性のあるカバー部材10とで挟んで連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の乗り物
のサンルーフ装置のフレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等のサンルーフ装置のフレ
ーム構造としては、実公平7−46569号公報に開示
されたものがある。この従来のフレーム構造は、型押し
出し成形したアルミニウム材よりなる縦フレームと、硬
質薄板の金属プイレートよりなる横フレームと、樹脂材
よりなるコーナドリップとで構成されて、成形性に富ん
でいてコストダウンに寄与することができる。
【0003】また、特開平7−149153号公報に開
示されフレーム構造は、アルミニウム材よりなる縦フレ
ームと、樹脂材よりなり、側部まで回り込んだコーナ部
を有する横フレームと、横フレームの下面に、金属材料
よりなるガイド板が固定されて構成され、装置自体の厚
みを薄くすることができ、比較的安価なものとすること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、横
フレームと縦フレームとの連結を樹脂製のコーナドリッ
プのみで行っているので、フレーム構造を柔軟構造にす
るのであれば、その目的を達成できるが、剛構造とする
場合は、樹脂製コーナドリップのみの連結では強度不足
となる。
【0005】このコーナドリップをアルミ合金等の金属
で高強度に形成することも考えられるが、形状が複雑な
ために樹脂製よりも成形がコスト高になり、複雑な形状
をもつコーナドリップには適していない。また、横フレ
ームに設けた駆動機構から縦フレームへケーブルが挿通
されるが、コーナドリップはその挿通途中にあり、ケー
ブルを案内しない構成であるため、ケーブルチューブを
別途設けなければならなく、構造が複雑で組立ても面倒
になっている。
【0006】後記の従来技術では、横フレームから縦フ
レームにかけてケーブルを挿通可能となっているが、横
フレーム部材が樹脂で形成されているため、コーナドリ
ップを一体に設けることは可能だが、強度を保つために
は、両縦フレーム間に跨がって横フレーム下面に固定さ
れる金属材料よりなる板材が必要となり、大型部材の二
重構造となっている。
【0007】そのために、車種毎に型を造らなければな
らず、それも大型なのでコストが非常に高くキャリオー
バーするには適さない構成となっている。本発明の重要
な目的は、横フレームから縦フレームにかけてケーブル
を挿通する構造でありながら、剛性の高いフレーム構造
とすることができると共に、安価に車種毎に適応させる
ことができるサンルーフ装置のフレーム構造を提供する
にある。
【0008】本発明の他の目的は、コーナドリップにお
けるケーブルの摩耗を抑えて円滑に摺動できるサンルー
フ装置のフレーム構造を提供するにある。本発明の他の
目的は、カバー部材でコーナドリップにおける水飛散を
防止できるサンルーフ装置のフレーム構造を提供するに
ある。本発明の他の目的は、縦フレームから横フレーム
への水の回り込みを防止できるサンルーフ装置のフレー
ム構造を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、ケーブル13を介してル
ーフパネル3を駆動する駆動機構14が取り付けられか
つ前記ケーブル13が挿通されたケーブル挿通部6Bを
有する横フレーム6と、ルーフパネル3の前後動を案内
する案内レール部7B及び前記ケーブル13が挿通され
たケーブル挿通部7Cとを有する左右一対の縦フレーム
7とを、それぞれアルミ押し出し材で略直線状に形成
し、横フレーム6の左右各端と左右各縦フレーム7の端
部とを非重合状態に近接配置すると共に、両近接端部
を、横フレーム6と縦フレーム7とから流れ込む水を排
水しかつケーブル挿通部40を有して射出成形可能な材
料よりなるコーナドリップ9と、少なくともコーナドリ
ップ9より剛性のあるカバー部材10とで挟んで連結し
ていることである。
【0010】これによって、横フレーム6から縦フレー
ム7にかけてケーブル13が連続して挿通される構造で
ありながら、フレーム5の剛性が高められ、車種毎に安
価に適応される。本発明における課題解決のための第2
の具体的手段は、第1の具体的手段に加えて、前記カバ
ー部材10にケーブル挿通部41を形成し、このケーブ
ル挿通部41がコーナドリップ9のケーブル挿通部40
と対向して略円形状になるべく、カバー部材10をコー
ナドリップ9に接合していることである。
【0011】これによって、コーナドリップ9における
ケーブル13の挿通は、ケーブル13の摩耗を抑えた円
滑な摺動を確保する。本発明における課題解決のための
第3の具体的手段は、第1又は2の具体的手段に加え
て、前記カバー部材10は、流入水を受けるべくコーナ
ドリップ9に形成した水受け部34上に突出していて水
飛散防止可能であることである。
【0012】これによって、カバー部材10でコーナド
リップ9における水飛散が防止される。本発明における
課題解決のための第4の具体的手段は、第1〜3のいず
れかの具体的手段に加えて、前記コーナドリップ9の内
面の縦フレーム7の流水延長位置に、横フレーム6への
水の回り込みを防止する流れ規制部30を設けているこ
とである。
【0013】これによって、縦フレーム7から横フレー
ム6への水の回り込みが防止され、水の衝突、跳ね上が
りが減少する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜9において、1は乗用車の
ルーフ2に取り付けられたサンルーフ装置で、ルーフパ
ネル3をチルト動作及びスライド動作させることによ
り、ルーフ2に形成した開口部4を開閉するように構成
されている。ルーフパネル3は金属、ガラス又は合成樹
脂で形成され、その下方にサンシェードが配置されるこ
ともある。
【0015】ルーフ2の下面側にはフレーム5が取り付
けられている。このフレーム5は複数の部材が結合され
た枠構造体であり、前樋部6Aを有する前部の横フレー
ム6と、縦樋部7A及びルーフパネル案内レール部7B
を有する左右一対の縦フレーム(ガイドレール)7と、
左右縦フレーム7の前後中途部を連結する補強横フレー
ム8と、横フレーム6の左右各端と左右各縦フレーム7
の前端とを連結するコーナドリップ9及びカバー部材1
0とを有している。
【0016】前記横フレーム6は、アルミ合金等の金属
を押し出し成形していて直線形状であり、図2、5に示
すように、溝形状の前樋部6Aより前側にケーブル13
を左右両端まで案内するケーブル挿通部6Bが一体成形
されており、左右中途部にモータ又はハンドルなどでケ
ーブル13を押し引き駆動する駆動機構14が取り付け
られている。
【0017】この横フレーム6は、ケーブル挿通部6B
をリブ状に突出して一体成形していることにより、平板
状のものより強度が向上でき、抜き孔面積を大きくして
軽量化が可能になっている。左右各縦フレーム7は、ア
ルミ合金等の金属を押し出し成形していて直線形状であ
り、図2、6に示すように、左右の案内レール部7Bの
間に溝形状の縦樋部7Aが形成され、外側の案内レール
部7Bの上側にケーブル13を案内するケーブル挿通部
7Cが一体成形されている。
【0018】前記縦フレーム7の案内レール部7Bに
は、前支持体15と、前記ケーブル13に連結されたス
ライダ(図示せず)とが前後摺動自在に支持され、スラ
イダにカム体16が連動連結されている。前記ルーフパ
ネル3の下面には左右にブラケット17が固定され、こ
の各ブラケット17には前後支持部17F、17Rが形
成されている。前支持部17Fは2本のピン18、19
を介して前支持体15に連結されており、前支持体15
にはピン18に嵌合する略前後方向の長孔と、ピン19
に嵌合する後上向き傾斜状の長孔とが形成されている。
【0019】ブラケット17の後支持部17Rには、リ
フタ20の先端がピン21を介して枢支連結されてい
る。このピン21にはカムフォロァが枢支され、カム体
16の上面に形成したカム面16A上を転動可能になっ
ている。リフタ20に設けた下支持軸22は、カム体1
6の下側の溝16B内に挿入され、中途支持軸23はカ
ム体16の上側の溝16C内にそれぞれ挿入されてい
て、前後方向摺動自在に支持されている。
【0020】前記カム体16を図8の状態から前方移動
すると、ルーフパネル3は実線で示す全閉状態からピン
18を中心にチルトアップ動作をし、逆に、カム体16
を図8の状態から後方移動すると、全閉状態からチルト
ダウン動作をし、図8点線で示すチルトダウン状態から
更にカム体16を後方移動させると、チルトダウン状態
のままで開口部4を全開する位置まで移動するように構
成されている。
【0021】前記左右縦フレーム7の後端には自由端ド
リップ9Rが設けられ、左右スライダにはルーフパネル
3と共に前後動するドリップレール24が連結されてい
る。なお、サンルーフ装置1としては、ルーフパネル3
をチルトアップ状態から後方へ移動するチルトスライダ
形式、チルト動作のみするチルト形式のものでもよく、
また、横フレーム6及び駆動機構14が開口部4の後部
側に配置されるものでもよく、その場合、コーナドリッ
プ9はフレーム5の後左右コーナ部を形成する。
【0022】前記フレーム5の横フレーム6の左右各端
と左右各縦フレーム7の端部とは非重合状態に近接配置
されており、両近接端部をコーナドリップ9とこのコー
ナドリップ9に被さるカバー部材10とで連結してい
る。コーナドリップ9とカバー部材10とは、合成樹脂
又は金属等で形成することができ、ここではコーナドリ
ップ9が樹脂の射出成形で形成され、カバー部材10が
金属板をプレス加工するか又は鋳造するかして形成さ
れ、カバー部材10は少なくともコーナドリップ9より
剛性のある材料で形成されている。
【0023】前記コーナドリップ9は、その一端の接合
部32の上側に横フレーム6の端部を接合材31を介し
て当てがって固定し、他端の接合部33の上側に縦フレ
ーム7の前端部を接合材31を介して当てがって固定
し、それらの上側にカバー部材10を当てがって固定し
ており、固定手段にはネジの他にボルト又はリベット等
が使用される。
【0024】カバー部材10の固着は、コーナドリップ
9に対して横フレーム6及び縦フレーム7を連結した状
態で行うのが製作上好ましいが、コーナドリップ9とカ
バー部材10とで横フレーム6を挟んだ状態でネジで共
締めし、次に縦フレーム7を挟んだ状態でネジで共締め
してもよい。コーナドリップ9の両端の接合部32、3
3には、横フレーム6及び縦フレーム7の各長手方向と
交差する溝が1本以上形成されていて、凹凸状となって
おり、この溝に接合材31を溝容積より多く注入し、そ
して横フレーム6及び縦フレーム7を当てがって、それ
らと接合部32、33との合わせ面の全域にわたって、
接合材31が介在するようにしている。
【0025】この接合材31にはブチル等のシール材が
好ましいが、その他のシール材又は接着剤を使用するこ
とができ、コーナドリップ9と横フレーム6及び縦フレ
ーム7との間のシールが確実にできればよい。前記駆動
機構14によって押し引きされるケーブル13は、横フ
レーム6のケーブル挿通部6Bから縦フレーム7のケー
ブル挿通部7Cに至るので、コーナドリップ9及びカバ
ー部材10にもケーブル13が挿通されたケーブルコー
ナ挿通部40、41が形成され、植毛したケーブル13
であっても低抵抗で円滑に案内できるようになってい
る。
【0026】この各ケーブルコーナ挿通部40、41は
断面半円弧形状で、コーナドリップ9とカバー部材10
の両方に形成され、互いに接合することにより挿通部の
断面形状は略円形状となっている。横フレーム6の左右
ではケーブル13が平行に挿通される状態と交差する状
態とがあるので、図1、9に示すように、左右のコーナ
ドリップ9及びカバー部材10におけるケーブルコーナ
挿通部40、41の形状は異なる。
【0027】前記コーナドリップ9は、横フレーム6の
前樋部6Aと縦フレーム7の縦樋部7Aとから流れ込む
水を受け止める凹形状の水受け部34を有し、この水受
け部34にはドレン口39が連通形成されていて、ドレ
ンホースを介して外部に排水可能になっている。このド
レン口39はコーナドリップ9の外面より内側に位置
し、カバー部材10の外周部分で保護されて、破損され
難いようになっている。
【0028】前記コーナドリップ9の水受け部34内面
の縦フレーム7の流水延長位置には、舌形状の流れ規制
部30が形成されている。この流れ規制部30は、縦フ
レーム7の縦樋部7Aから水受け部34内に流れてきた
水が、水受け部34の円弧状外壁34Bに沿って流れ
て、横フレーム6の前樋部6Aへ回り込もうとするのを
防止するためのものである。
【0029】水受け部34内への急流水は、車輛を急ブ
レーキをかけたときに多く、そのため縦フレーム7の流
水延長位置に流れ規制部30を形成しているが、横フレ
ーム6の流水延長位置にも形成してもよく、また、両方
形成するか又は両方を兼用する位置に1つ形成するかし
てもよい。カバー部材10は平面視円弧形状に形成さ
れ、コーナドリップ9の略外周側半分を被い、その両端
で横フレーム6と縦フレーム7の端部をコーナドリップ
9と共に挟むようにして連結している。
【0030】前記カバー部材10は、図1、7に示すよ
うに、コーナドリップ9の水受け部34上に突出して被
っており、被うことにより水受け部34に流入してくる
水が飛散するのを防止している。このカバー部材10は
コーナドリップ9の全面を被う形状に形成することも可
能である。但し、カバー部材10は、水受け部34を被
わなくとも、コーナドリップ9の補強はできる。
【0031】前記縦フレーム7の縦樋部7Aの接合側端
部は、コーナドリップ9の水受け部34の壁34A内面
より水受け部34内に突出していて、突出端部35を形
成している。この突出端部35は突出した分だけ、その
下面と水受け部34の壁34A内面との間に懐部36を
形成することになる。この懐部36の存在により、縦フ
レーム7の前端とコーナドリップ9の接合部33とを接
合する接合材31が水受け部34側に漏れ出しても、そ
の接合材31は懐部36に出るだけで、突出端部35の
上側にはみ出るのを防止できる。また、従来より多量の
接合材31を充填でき、シール効果を高めることが可能
になる。
【0032】前記突出端部35は、水受け部34内方に
下向き傾斜していて、縦フレーム7の接合側端部上で表
面張力によって水が溜まるのを防止している。この突出
端部35は円弧状に屈曲して下向き傾斜させてもよい。
また、突出端部35の下端縁は、左右方向に傾斜(左右
一端が他端より前側となるように傾斜)していて、水が
一端部に集合し易くしている。この突出端部35の下端
縁を左右一端から他端へ前下から後上へ3次元的に傾斜
させることもできる。
【0033】さらに、突出端部35には、左右方向中途
位置に1つ以上(実施の形態では2つ)の切欠37を形
成していて、表面張力を阻止して左右方向の水の切れを
よくしている。突出端部35のこれらの形状が総合し
て、縦フレーム7の接合側端部での水切りを良好にして
いる。なお、本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、種々変形することができる。例えば、カバー
部材10は水受け部34の上面の全面を被う形状にした
り、流れ規制部30を形成したりしてもよい。また、横
フレーム6の縦樋部6Aの接合側端部も突出端部35と
同一形状に形成して、水切りを良好にするようにしても
よい。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、横フレー
ム6と縦フレーム7とをアルミ押し出し材で略直線状に
形成し、両フレーム6、7の両近接端部を、ケーブル挿
通部40を有して射出成形可能な材料よりなるコーナド
リップ9と、それより剛性のあるカバー部材10とで挟
んで連結しているので、横フレーム6から縦フレーム7
にかけてケーブル13が連続して挿通される構造であり
ながら、フレーム5の剛性が高めることができ、車種毎
に簡単かつ安価に適応して構成できる。
【0035】前記カバー部材10にケーブル挿通部41
を形成し、このケーブル挿通部41がコーナドリップ9
のケーブル挿通部40と対向して略円形状になるべく、
カバー部材10をコーナドリップ9に接合しているの
で、コーナドリップ9におけるケーブル13の挿通は、
ケーブル13の摩耗を抑えた円滑な摺動を確保すること
ができる。
【0036】前記カバー部材10は、流入水を受けるべ
くコーナドリップ9に形成した水受け部34上に突出し
ていて水飛散防止可能であるので、カバー部材10でコ
ーナドリップ9における水飛散を防止できる。前記コー
ナドリップ9の内面の縦フレーム7の流水延長位置に、
横フレーム6への水の回り込みを防止する流れ規制部3
0を設けているので、縦フレーム7から横フレーム6へ
の水の回り込みを防止でき、水の衝突、跳ね上がりを減
少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すコーナドリップの平
面図である。
【図2】同要部の平面図である。
【図3】同縦フレームとコーナドリップの連結部の一部
断面側面図である。
【図4】全体の分解斜視図である。
【図5】図1のX−X線断面図である。
【図6】図1のY−Y線断面図である。
【図7】図1のZ−Z線断面図である。
【図8】サンルーフ装置の断面側面図である。
【図9】サンルーフ装置のフレームの概略平面図であ
る。
【符号の説明】
1 サンルーフ装置 2 ルーフ 3 ルーフパネル 4 開口部 5 フレーム 6 横フレーム 7 縦フレーム 9 コーナドリップ 10 カバー部材 13 ケーブル 14 駆動機構 30 流れ規制部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル(13)を介してルーフパネル
    (3)を駆動する駆動機構(14)が取り付けられかつ
    前記ケーブル(13)が挿通されたケーブル挿通部(6
    B)を有する横フレーム(6)と、ルーフパネル(3)
    の前後動を案内する案内レール部(7B)及び前記ケー
    ブル(13)が挿通されたケーブル挿通部(7C)とを
    有する左右一対の縦フレーム(7)とを、それぞれアル
    ミ押し出し材で略直線状に形成し、横フレーム(6)の
    左右各端と左右各縦フレーム(7)の端部とを非重合状
    態に近接配置すると共に、両近接端部を、横フレーム
    (6)と縦フレーム(7)とから流れ込む水を排水しか
    つケーブル挿通部(40)を有して射出成形可能な材料
    よりなるコーナドリップ(9)と、少なくともコーナド
    リップ(9)より剛性のあるカバー部材(10)とで挟
    んで連結していることを特徴とするサンルーフ装置のフ
    レーム構造。
  2. 【請求項2】 前記カバー部材(10)にケーブル挿通
    部(41)を形成し、このケーブル挿通部(41)がコ
    ーナドリップ(9)のケーブル挿通部(40)と対向し
    て略円形状になるべく、カバー部材(10)をコーナド
    リップ(9)に接合していることを特徴とする請求項1
    に記載のサンルーフ装置のフレーム構造。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材(10)は、流入水を受
    けるべくコーナドリップ(9)に形成した水受け部(3
    4)上に突出していて水飛散防止可能であることを特徴
    とする請求項1又は2に記載のサンルーフ装置のフレー
    ム構造。
  4. 【請求項4】 前記コーナドリップ(9)の内面の縦フ
    レーム(7)の流水延長位置に、横フレーム(6)への
    水の回り込みを防止する流れ規制部(30)を設けてい
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のサ
    ンルーフ装置のフレーム構造。
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