JPH10296666A - 搬送用ロボット - Google Patents

搬送用ロボット

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Publication number
JPH10296666A
JPH10296666A JP10785397A JP10785397A JPH10296666A JP H10296666 A JPH10296666 A JP H10296666A JP 10785397 A JP10785397 A JP 10785397A JP 10785397 A JP10785397 A JP 10785397A JP H10296666 A JPH10296666 A JP H10296666A
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JP
Japan
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arm
base
driving
transfer robot
driven
Prior art date
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Pending
Application number
JP10785397A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Takahashi
高橋  研
Osamu Okaniwa
脩 岡庭
Akio Komura
明夫 小村
Jiro Ishibe
二郎 石部
Yukihisa Ono
享寿 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Musashino Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Musashino Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp, Musashino Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP10785397A priority Critical patent/JPH10296666A/ja
Publication of JPH10296666A publication Critical patent/JPH10296666A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超高真空環境下において用いられる搬送用ロ
ボットを改良して、より高い超高真空環境を得ることが
できる搬送用ロボットを提供すること。 【構成】 前進及び後退動作するアーム部2をベースプ
レート3に備え、少なくともアーム部2が真空環境下の
搬送室a内に設けられた搬送用ロボット1において、ベ
ースプレート3を回転駆動させる回転機構部4と、アー
ム部2を前進及び後退動作させる前後進機構部5と、ベ
ースプレート3及びアーム部2を昇降駆動させる昇降機
構部6とを備え、前記回転機構部4、前後進機構部5及
び昇降機構部6の各駆動源7,8,9を、前記搬送室a
の真空環境から遮断された部位に設けた構成の搬送用ロ
ボットである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、各種の研究分野や
製造分野において、超高真空環境下での試料や加工物等
の移送を行う搬送用ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種の研究開発分野や製造分野
においては、クリーンな超高真空環境の必要性が高まっ
ている。
【0003】特に、近年の半導体製造分野においては、
半導体パターンの高密度化による性能向上や、歩留りや
製品品質の面からも、よりクリーンな超高真空環境が必
要とされている。
【0004】従来、超高真空環境下において試料や加工
物等の移送を行う搬送用ロボットとして使用されている
ものは、10-6Pa程度の真空環境のものが上限である。
【0005】すなわち、搬送用ロボットは、被移送物を
保持するアームを揺動させ、或いは屈曲させて当該被移
送物を搬送するものであり、そして、従来の搬送用ロボ
ットは、アームの所謂関節部にモータ等のアクチューエ
ータを装備している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような搬送用ロボ
ットにおいて、アーム関節部にモータを設置している
と、モータの駆動によりモータ自体が熱を発生し、この
モータから生じるガスやパーティクルのため、10-6Pa
の真空度が上限になっていた。
【0007】一方、モータから生じるガスやパーティク
ルを回避するため、アーム内にモータを装着してOリン
グ等で封止するものも提案されている。ところが、シー
ル剤はゴム等でメタルを用いることが困難であるため、
前記同様、10-6Paの真空度が上限になっていた。
【0008】そこで、本発明は、超高真空環境下におい
て用いられる搬送用ロボットを改良して、より高い超高
真空環境を得ることができる搬送用ロボットを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項に記載し
た発明は、前進及び後退動作するアーム部をベースプレ
ートに備え、少なくとも前記アーム部が真空環境下の搬
送室内に設けられた搬送用ロボットにおいて、前記ベー
スプレートを回転駆動させる回転機構部と、前記アーム
部を前進及び後退動作させる前後進機構部と、前記ベー
スプレート及び前記アーム部を昇降駆動させる昇降機構
部とを備え、前記回転機構部、前記前後進機構部及び前
記昇降機構部の各駆動源を、前記搬送室の真空環境から
遮断された部位に設けた構成の搬送用ロボットである。
【0010】本願第2請求項に記載した発明は、前記請
求項1の発明において、前記搬送室の下部にベローズを
介して本体ケース部を接続し、この本体ケース部の内部
に、前記ベースプレートの下部に固着した旋回筒を回転
可能に設け、更に、前記旋回筒の下部に磁石部を備えた
従動筒部を連係し、且つ、前記従動筒部の外側には磁石
部を備えるとともにモータ軸に接続される原動筒部を設
け、前記原動筒部及び前記従動筒部は、真空環境を維持
するシール材により被覆されている構成の搬送用ロボッ
トである。
【0011】本願第3請求項に記載した発明は、前記請
求項2の発明において、前記昇降機構部は、前記搬送室
の下部に設置され、この昇降機構部の昇降部材を前記本
体ケース部に連係した構成の搬送用ロボットである。
【0012】本願第4請求項に記載した発明は、前記請
求項2の発明において、前記アーム部を駆動させる回転
軸を前記旋回筒内に回転可能に設け、更に、前記回転軸
の下部に磁石部を備えた従動筒部を連係し、且つ、前記
従動筒部の外側には磁石部を備えるとともにモータ軸に
接続される原動筒部を設け、前記原動筒部及び前記従動
筒部は、真空環境を維持するシール材により被覆されて
いる構成の搬送用ロボットである。
【0013】本願第5請求項に記載した発明は、前記請
求項4の発明において、前記アーム部は、一対の基端ア
ーム及びこれに連結する第2アームと、これら双方の第
2アームの先端に設けられて、半導体ウエーハを保持す
る保持アームとから構成され、双方の基端アームには、
それぞれ第2アームを揺動させる歯車機構が設けられ、
更に、前記各歯車機構の基端歯車は、前記回転軸に連係
する歯車に噛合して構成されている搬送用ロボットであ
る。
【0014】本願第6請求項に記載した発明は、前記請
求項4の発明において、前記アーム部は、ベースプレー
トに固着されたスライドガイド部と、スライドガイド部
にスライド移動可能に支持され、保持アームが設けられ
たスライド台座部と、基部がベースプレートに枢着され
る基端アーム及びこれに連結し先端が前記スライド台座
部に枢着される第2アームとを備え、前記基端アームの
基部には、前記回転軸に連係する原動プーリを設けると
ともに、第2アームの基部には従動プーリを設け、これ
ら原動プーリ・従動プーリ間にベルトを巻回して構成さ
れている搬送用ロボットである。
【0015】本願第7請求項に記載した発明は、前記請
求項4の発明において、前記アーム部は、ベースプレー
トに固着されたスライドガイド部と、スライドガイド部
にスライド移動可能に支持され、保持アームが設けられ
たスライド台座部と、前記アーム部駆動用の回転軸に連
係する原動プーリと、前記スライドガイド部の端部に設
けられた中間プーリと、前記スライド台座部に設けられ
た従動プーリと、原動プーリ・中間プーリ間に巻回され
る第1ベルトと、中間プーリ・従動プーリ間に巻回され
る第2ベルトとを備え、第2ベルトの適所をスライド台
座部に固着して構成されている搬送用ロボットである。
【0016】このように、本願発明は、回転機構部、前
後進機構部及び昇降機構部の各駆動源を、前記搬送室の
真空環境から遮断された部位に設けているので、これら
の機構部が発生するガス、パーティクル等の超高真空環
境を維持する上で障害になる物質の影響を遮断でき、よ
り高い超高真空環境を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の搬送ロボットを
用いた第1具体例を図1ないし図4に基づいて説明す
る。
【0018】本例においては、本発明に係る搬送用ロボ
ットを、半導体製造プロセスの複数工程を順次処理する
製造装置に用いている。尚、この製造装置の基本的な構
成は、後述する各具体例においても用いている。
【0019】図1及び図2において、この製造装置A
は、半導体素子の原材料となる半導体ウエーハを、超高
真空環境下で化学処理するための複数の工程を備えてい
る。すなわち、製造装置Aの中央部分に設けられた、後
述する搬送用ロボット1を設けた搬送室aと、この搬送
室aの周囲に配置され、搬送室aに連通接続された各工
程の処理室群、この例では、前処理室b、各スパッタ室
c,d,e,fとから構成されている。
【0020】各処理室は、所定の高さ及び径の円筒形状
に形成され、その室内には、半導体ウエーハを載置する
ステージが配置されるとともに、超高真空対応の化学処
理用機材が収納されている。
【0021】また、搬送室aは、所定高さ及び各処理室
よりも比較的大きな径の円筒形状に形成され、適宜箇所
には、監視窓が配設されている。
【0022】そして、直線(垂直)導入機g及び直線
(水平)導入機hによって、外部から前処理室bに導入
された半導体ウエーハは、前処理終了後に、搬送ロボッ
ト1によって、搬送室a内に導入され、次工程の処理室
に移送されて次の工程処理が行われ、順次、これを繰り
返した後に、逆手順で外部に取り出される。
【0023】尚、搬送室aと各処理室を連通する経路等
には、必要に応じて適宜、振り子式の仕切弁iが設けら
れていて、各室を前後分離できるように設けられてい
る。
【0024】因に、これらの処理室、搬送室及び搬送用
ロボットは、基本的にアルミ合金を主要材料として形成
されており、これにより製作精度の向上や、設置作業を
容易に行えるように考慮されている。すなわち、素材か
らのガス放出を防止するベ−キング加工の温度が低くて
済むので、熱的な変形や残留応力が少なく、従って部品
精度の向上が図れるとともに、コストの低減も図ること
ができる。また、アルミ素材なので、装置としての軽量
化を図ることができ、従って、設置場所に重量物用のコ
ンクリート台座等を設けなくて済むので、設置の容易化
をもたらすことができる。
【0025】本例の搬送用ロボット1は、図3及び図4
に示すように、前進及び後退動作するアーム部2をベー
スプレート3上に備え、少なくともアーム部2が超真空
環境下の搬送室a内に設けられている。尚、本例では、
ベースプレート3も搬送室a内に位置している。更に、
搬送用ロボット1は、ベースプレート3を回転駆動させ
る回転機構部4と、アーム部2を前進及び後退動作させ
る前後進機構部5と、ベースプレート3及び前記アーム
部2を昇降駆動させる昇降機構部6と、を備えている。
そして、後述するように、回転機構部4、前後進機構部
5及び昇降機構部6及びの各駆動源(モータ7,8,
9)を、前記搬送室aの真空環境から遮断された部位、
この例では大気側、に設けている。
【0026】この搬送ロボット1は、搬送室aの下部に
固定された外部ケース10に、伸縮するベローズ11を
介して、下方に回転機構部4及び前後進機構部5を設
け、また、外部ケース10に固定板12を介して、下方
に昇降機構部6を設け、この昇降機構部6は、断面L字
状の昇降部材13によって、回転機構部4及び前後進機
構部5を保持する本体ケース部14を懸垂し、回転機構
部4及び前後進機構部5の双方を同時に昇降することが
できるように設けられている。
【0027】以下、各具体例に共通する回転機構部4、
前後進機構部5及び昇降機構部6を詳述し、次いでアー
ム部2に言及する。
【0028】前記ベローズ11の下部に接続された本体
ケース部14は、その内部に、前記ベースプレート3の
下部に固着した旋回筒15を回転可能に設け、更に、旋
回筒15の下部に、歯車16,16を介在させて、磁石
を用いた無接触型の伝達機構17を設置している。この
伝達機構17の下方には、モータ7を設けている。本例
の回転機構部4は、旋回筒15、歯車16,16、伝達
機構17及びモータ7を備えて構成されている。
【0029】従って、モータ7が回転すると、その駆動
は伝達機構17、歯車16を経由して旋回筒15に至
り、この旋回筒15を固着するベースプレート3及び該
ベースプレート3に設けられているアーム部2を回転さ
せる。
【0030】前記伝達機構17は、図5及び図6に示す
ように、磁石部18aを備えた従動筒部18と、この従
動筒部18の外側に磁石部19aを備えた原動筒部19
とを有するマグネットカップリングにより構成され、原
動筒部19は、継手19bを介してモータ軸7aに接続
され、また、従動筒部18は、該従動筒部18の中心部
に固着されている軸18bを介して前記歯車16に連係
している。そして、これらの磁石部18a,19aにそ
れぞれシール材18c,19cを被覆してガスやパーテ
ィクルの侵入を阻止するとともに、原動筒部19の側に
は遮蔽材20を配置して、内部の真空環境を維持する措
置が採られている。
【0031】前記アーム部2を前進及び後退動作させる
前後進機構部5は、図4に示すように、該アーム部2を
駆動させる回転軸21を前記旋回筒15内に回転可能に
設け、更に、回転軸21の下部には、前述した回転機構
部4の伝達機構17と同じ構成の伝達機構17を設けて
いる。
【0032】すなわち、この伝達機構17は、磁石部1
8aを備えた従動筒部18と、この従動筒部18の外側
に磁石部19aを備えた原動筒部19とを有するマグネ
ットカップリングにより構成され、原動筒部19は、継
手19bを介してモータ軸8aに接続され、また、従動
筒部18は、該従動筒部18の中心部に固着されている
軸18bを介して前記回転軸21に連係している。そし
て、これらの磁石部18a,19aにそれぞれシール材
18c,19cを被覆してガスやパーティクルの侵入を
阻止するとともに、原動筒部19の側には遮蔽材20を
配置して、内部の真空環境を維持する措置が採られてい
る。
【0033】また、回転軸21の上端部には、アーム部
2を駆動するための歯車22を固着している。この歯車
22によるアーム部2の駆動連係構造は後述する。
【0034】図4において、前記昇降機構部6は、前述
したように、搬送室aの下部に設置され、この昇降機構
部6の昇降部材13を前記本体ケース部14に連係し、
回転機構部4及び前後進機構部5の双方を同時に昇降す
ることができるように設けられている。
【0035】本例では、昇降機構部6の駆動源としてモ
ータ9を下方に立設し、モータ軸9aの上部に、継手9
bを介して、ボールネジ23を固着するとともに、この
ボールネジ23にナット24を噛合し、ナット24を前
記昇降部材13に固着している。
【0036】従って、モータ9が回転すると、その駆動
はボールネジ23を回転させ、ボールネジ23に噛合す
るナット24を上下動させる。このナット24の上下動
作が昇降部材13及び本体ケース部14を介して、回転
機構部4及び前後進機構部5の双方を同時に昇降させる
ことになる。このように、昇降機構部6のモータ9が回
転して、回転機構部4及び前後進機構部5が昇降する
と、これに伴ってベースプレート3及びアーム部2が昇
降する。
【0037】尚、本例では、昇降動作する本体ケース部
14の上部と、搬送室aの下部との間には、弾性変形可
能な薄板金属を、横断面形状が蛇腹形状に形成されたベ
ローズ11が介在しているので、本体ケース部14が上
下に移動しても、これに追従してベローズが弾性変形す
るので、内部の超高真空状態が維持される。
【0038】また、このように昇降機構は真空環境外に
設けられているので、上述したボールネジとこれに噛合
するナットの組み合わせによる上下動機構のほか、適
宜、他の機構乃至駆動ロボットを用いてもよい。
【0039】前記アーム部2は、図3及び図4に示すよ
うに、一対の基端アーム31,31’及びこれに連結す
る第2アーム32,32’を設けるとともに、これら双
方の第2アーム32,32’の先端に、半導体ウエーハ
を保持する保持アーム33を備え、双方の基端アーム3
1,31’には、それぞれ第2アーム32,32’を揺
動させる歯車機構、この例では歯車34,35,36と
歯車34’,35’,36’が設けられている。尚、本
例では、保持アーム33の先端部33aは、半導体ウエ
ーハwを水平に保持できるように設けられている。
【0040】更に、前記一方の基端アーム31における
歯車機構の基端歯車34は、前記回転軸21に連係する
歯車22に噛合し、他方の基端アーム31’における歯
車機構の基端歯車34’は、もう一方の基端歯車34に
噛合している。また、各歯車機構の先端歯車36,3
6’は、第2アーム32,32’の基端に設けられてい
る歯車37,37’と噛合している。
【0041】そして、回転軸21に連係する歯車22が
回転すると、これに噛合する一方の基端歯車34が回転
し、これに伴い一方の基端アーム31が回動するととも
に、他方の基端アーム31’は反対方向に同一角度回動
する。更に、基端アーム31,31’の歯車機構が回転
して、第2アーム32,32’の基端に設けられている
歯車37,37’を回転させて、該第2アーム32,3
2’を回動させる。この例では、基端アーム31,3
1’の回動角度に対し、第2アーム32,32’の回動
角度が2倍になるように、各歯車の噛み合い数を設定し
ている。
【0042】このようにして、一方の基端アーム31及
び第2アーム32と、他方の基端アーム31’及び第2
アーム32’は対称に回動するので、これら双方の第2
アーム32,32’の先端に設けられている保持アーム
33は、揺動することなく、双方の基端アーム及び第2
アームの動作に追従して、前後進移動することができ
る。
【0043】また、前記歯車機構を設けていない場合
は、基端アーム31,31’と第2アーム32,32’
がそれぞれ平面視において同一線上に並んだときに、ア
ームの前後進動作に所謂デッドポイントを生じて、爾後
の動作が円滑になされ得ない状態を生じることがある。
本例のように、歯車機構を設けて第2アームを強制的に
揺動させている場合は、このような前後進動作のデッド
ポイントを解消することができる。
【0044】尚、搬送室a内に設けられる歯車や摺動部
は、少なくとも高真空環境に配置されてガスやパーティ
クルを生じることのない素材、すなわち、超高真空性を
確保でき、硬度が高く耐摩耗性に優れ、耐熱強度も高
く、潤滑材が不要な適宜の素材を用いる。例えば、少な
くともセラミック製のベアリングを用い、また、好まし
くは、磁気浮上型のベアリングを用いるとよい。
【0045】上述した第1具体例において、回転機構部
4、前後進機構部5及び昇降機構部6を制御して、アー
ム部2の保持アーム33先端を各処理室へ導入し、半導
体ウエーハwの授受を行う。すなわち、回転機構部4の
モータ7を駆動し、伝達機構17、歯車16、旋回筒1
5を経由して、ベースプレート3及び該ベースプレート
3に設けられているアーム部2を回転させる。
【0046】アーム部2の方向が定まったところで、前
後進機構部5のモータ8を駆動し、伝達機構17、回転
軸21及び歯車22を回転させ、この歯車22と噛合す
るアーム部2の歯車機構を駆動し、基端アーム31,3
1’と第2アーム32,32’を揺動させてアーム部2
自体を伸縮動作させ、保持アーム33を処理室へ前進又
は後進させる。
【0047】処理室においては、昇降機構部6のモータ
9を駆動し、ボールネジ23を回転させ、ボールネジ2
3に噛合するナット24を上下動させて、昇降部材13
及び本体ケース部14を介して、ベースプレート3及び
アーム部2を昇降させ、保持アーム33を例えば上昇さ
せて、該保持アーム33先端に載置した半導体ウエーハ
wを持上げる。そして、前後進機構部5を駆動してアー
ム部2を伸縮させ、更に回転機構部4を駆動して保持ア
ーム33を異なる処理室に対峙させ、再びアーム部2を
伸して、保持アーム33先端を当該処理室に導入する。
その後、昇降機構部6のモータ9を駆動して、保持アー
ム33を下降させ、該保持アーム33先端に載置した半
導体ウエーハwを当該処理室内の載置部(図示を省略)
に載置する。このような動作を繰り返して、半導体ウエ
ーハの工程処理が行われる。
【0048】以上説明したように、本具体例によれば、
回転機構部、前後進機構部及び昇降機構部の各駆動源
を、搬送室の真空環境から遮断された部位に設けてお
り、そして、搬送室内に設けられる歯車や摺動部の部材
にセラミック製のものを用いているので、10-8Paの超
高真空環境を得ることができた。
【0049】次に、本発明の搬送ロボットを、図7及び
図8に示す第2具体例に基づいて説明する。本具体例の
搬送ロボットは、アーム部の構成を、より超高真空環境
に適合できるようにしている。
【0050】尚、回転機構部及び昇降機構部は、前記第
1具体例と共通しているので、同一符号を付して説明を
省略する。
【0051】本例のアーム部2は、ベースプレート3に
固着されたスライドガイド部41と、スライドガイド部
41にスライド移動可能に支持され、保持アーム43が
設けられたスライド台座部42と、基部がベースプレー
ト3に枢着される基端アーム44及びこれに連結し先端
が前記スライド台座部42に枢着される第2アーム45
とを備え、基端アーム44の基部には、前後進機構部5
の前記回転軸21に連係する原動プーリ46を固着する
とともに、第2アーム45の基部には従動プーリ47を
設け、これら原動プーリ46・従動プーリ47間にベル
ト48を巻回して構成されている。この第2具体例で
は、基端アーム44を原動プーリ46の回転とともに回
転するように設けるとともに、第2アーム45の揺動機
構を、歯車列を用いずに、プーリ・ベルト式にしてい
る。
【0052】前記スライドガイド部41は、搬送室aの
直径よりも若干短い長さの長板状に形成され、その中間
付近がベースプレート3に固着されている。従って、ス
ライドガイド部41は、ベースプレート3の回転に追従
して回転する。
【0053】スライド台座部42は、平面視が略長方形
で、横断面形状が、下方開口の略コ字形状に形成され、
また、この開口幅は、スライド・ガイド部41の横幅よ
りも所定幅だけ大きく設定されている。更に、このスラ
イド台座部42の開口内側の四隅には、垂直軸支された
ローラ部42a,42aを備えている。このローラ部4
2a,42aは、スライドガイド部41の両側部を挟ん
で回転可能に設けられている。従って、スライド台座部
42は、そのローラ部42a,42aを介してスライド
ガイド部41に支持されているので、スライドガイド部
41の長手方向に沿って、安定して且つ滑らかにスライ
ド移動することができる。
【0054】そして、前後進機構部5のモータ8を駆動
し、伝達機構17、回転軸21及び原動プーリ46を回
転させると、これに伴い基端アーム44が回転するとと
もに、従動プーリ47間のベルト48が巻回されて該従
動プーリ47が回転し、この従動プーリ47の回転に伴
い第2アーム45が回動する。第2アーム45が回動す
ると、この第2アームを含むアーム部2自体が伸縮動作
するので、これに伴って第2アーム45先端のスライド
台座部42がスライドガイド部41をスライド移動す
る。このスライド台座部42は、スライドガイド部41
の全範囲をスライド移動することができる。
【0055】本例においても、基端アーム44の回動運
動に対して、第2アーム45の回動運動は、常に、その
回動方向が逆方向であるとともに、2倍の回動角度(ス
ピード)になるように設けている。すなわち、原動プー
リ46と従動プーリ47とのベルト48に接触する箇所
の直径比は、2対1に設定されている。
【0056】また、ベルト48は、弾性強度が高くガス
やパーティクルを生じない金属(例えばステンレス材)
を用いて、所定幅の平ベルト状に形成され、原動プーリ
46及び従動プーリ47に巻回されている。
【0057】更に、各アームの回動角度は180°以下
なので、ベルト48は、そのプーリの適切な接触箇所に
ピン止めされ、従動プーリ47が原動プーリ46に確実
に従動して、回転駆動できるように設けている。
【0058】尚、本例において、原動プーリ46及び従
動プーリ47を設けてこれらにベルト48を巻回する構
成をとると、例えば単に基端アームを回動させアームの
屈曲のみでスライド台座部をスライド移動させる場合に
生じるデッドポイント、すなわち基端アームと第2アー
ムが一直線上に位置したときの不動状態を、ベルトによ
り第2アームを強制的に回動することができるので、こ
れを解消することができる。従って、前述したように、
スライド台座部42は、スライドガイド部41の全範囲
を円滑にスライド移動することができる。
【0059】以上説明したように、本具体例によれば、
前例同様、回転機構部、前後進機構部及び昇降機構部の
各駆動源を、搬送室の真空環境から遮断された部位に設
けており、そして、搬送室内に設けられるアーム部の駆
動部に歯車を用いていないので、より超高真空環境に適
合することができ、10-8Paを超える超高真空環境を得
ることができた。
【0060】次に、本発明の搬送ロボットを、図9及び
図10に示す第3具体例に基づいて説明する。本具体例
の搬送ロボットは、アーム部の構成をより簡素化し、一
層超高真空環境に適合できるようにしている。
【0061】尚、回転機構部及び昇降機構部は、前記第
1具体例と共通しているので、同一符号を付して説明を
省略する。
【0062】尚、アーム部2のスライドガイド部41
と、保持アーム43が設けられたスライド台座部42は
前記第2具体例と基本的に同一構成なので、相違点のみ
を説明する。
【0063】本例のアーム部2は、ベースプレート3に
固着されたスライドガイド部41と、スライドガイド部
41にスライド移動可能に支持され、保持アーム43が
設けられたスライド台座部42と、前記回転軸21に連
係する原動プーリ51と、スライドガイド部41の端部
に設けられた中間プーリ52と、スライド台座部42に
設けられた従動プーリ53と、原動プーリ51・中間プ
ーリ52間に巻回される第1ベルト54と、中間プーリ
52・従動プーリ53間に巻回される第2ベルト55と
を備え、第2ベルト55の適所をスライド台座部42に
固着して構成されている。
【0064】本例の場合も前例同様、プーリ・ベルト式
であるが、本例は、前例の基端アーム及び第2アームを
設けずに、スライド台座部をベルト駆動する点で部品点
数を少なくして発塵源を減少させ、一層超高真空環境に
適合できるようにしている。
【0065】そして、前後進機構部5のモータ8を駆動
し、伝達機構17、回転軸21が駆動して原動プーリ5
1が回転すると、これに伴い中間プーリ52間の第1ベ
ルト54が回動して該中間プーリ52を回転させ、この
中間プーリ52が回転すると従動プーリ53間の第2ベ
ルト55が回動し、この第2ベルト55の回動に伴いス
ライド台座部42が移動する。
【0066】以上説明したように、本具体例によれば、
前例同様、回転機構部、前後進機構部及び昇降機構部の
各駆動源を、搬送室の真空環境から遮断された部位に設
けており、そして、搬送室内に設けられるアーム部の駆
動部に歯車を用いていないので、より超高真空環境に適
合することができ、更に、アーム部の構成をより簡素化
して、一層超高真空環境に適合でき、前例以上の10-8
Paを超える超高真空環境を得ることができた。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1請求項に
記載した発明は、前進及び後退動作するアーム部をベー
スプレートに備え、少なくとも前記アーム部が真空環境
下の搬送室内に設けられた搬送用ロボットにおいて、前
記ベースプレートを回転駆動させる回転機構部と、前記
アーム部を前進及び後退動作させる前後進機構部と、前
記ベースプレート及び前記アーム部を昇降駆動させる昇
降機構部とを備え、前記回転機構部、前記前後進機構部
及び前記昇降機構部の各駆動源を、前記搬送室の真空環
境から遮断された部位に設けた構成の搬送用ロボットで
ある。
【0068】本願第2請求項に記載した発明は、前記請
求項1の発明において、前記搬送室の下部にベローズを
介して本体ケース部を接続し、この本体ケース部の内部
に、前記ベースプレートの下部に固着した旋回筒を回転
可能に設け、更に、前記旋回筒の下部に磁石部を備えた
従動筒部を連係し、且つ、前記従動筒部の外側には磁石
部を備えるとともにモータ軸に接続される原動筒部を設
け、前記原動筒部及び前記従動筒部は、真空環境を維持
するシール材により被覆されている構成の搬送用ロボッ
トである。
【0069】本願第3請求項に記載した発明は、前記請
求項2の発明において、前記昇降機構部は、前記搬送室
の下部に設置され、この昇降機構部の昇降部材を前記本
体ケース部に連係した構成の搬送用ロボットである。
【0070】本願第4請求項に記載した発明は、前記請
求項2の発明において、前記アーム部を駆動させる回転
軸を前記旋回筒内に回転可能に設け、更に、前記回転軸
の下部に磁石部を備えた従動筒部を連係し、且つ、前記
従動筒部の外側には磁石部を備えるとともにモータ軸に
接続される原動筒部を設け、前記原動筒部及び前記従動
筒部は、真空環境を維持するシール材により被覆されて
いる構成の搬送用ロボットである。
【0071】本願第5請求項に記載した発明は、前記請
求項4の発明において、前記アーム部は、一対の基端ア
ーム及びこれに連結する第2アームと、これら双方の第
2アームの先端に設けられて、半導体ウエーハを保持す
る保持アームとから構成され、双方の基端アームには、
それぞれ第2アームを揺動させる歯車機構が設けられ、
更に、前記各歯車機構の基端歯車は、前記回転軸に連係
する歯車に噛合して構成されている搬送用ロボットであ
る。
【0072】本願第6請求項に記載した発明は、前記請
求項4の発明において、前記アーム部は、ベースプレー
トに固着されたスライドガイド部と、スライドガイド部
にスライド移動可能に支持され、保持アームが設けられ
たスライド台座部と、基部がベースプレートに枢着され
る基端アーム及びこれに連結し先端が前記スライド台座
部に枢着される第2アームとを備え、前記基端アームの
基部には、前記回転軸に連係する原動プーリを設けると
ともに、第2アームの基部には従動プーリを設け、これ
ら原動プーリ・従動プーリ間にベルトを巻回して構成さ
れている搬送用ロボットである。
【0073】本願第7請求項に記載した発明は、前記請
求項4の発明において、前記アーム部は、ベースプレー
トに固着されたスライドガイド部と、スライドガイド部
にスライド移動可能に支持され、保持アームが設けられ
たスライド台座部と、前記アーム部駆動用の回転軸に連
係する原動プーリと、前記スライドガイド部の端部に設
けられた中間プーリと、前記スライド台座部に設けられ
た従動プーリと、原動プーリ・中間プーリ間に巻回され
る第1ベルトと、中間プーリ・従動プーリ間に巻回され
る第2ベルトとを備え、第2ベルトの適所をスライド台
座部に固着して構成されている搬送用ロボットである。
【0074】従って、本願発明は、回転機構部、前後進
機構部及び昇降機構部の各駆動源を、前記搬送室の真空
環境から遮断された部位に設けているので、これらの機
構部が発生するガス、パーティクル等の超高真空環境を
維持する上で障害になる物質の影響を遮断でき、より高
い超高真空環境を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る搬送用ロボットを用いた半導体製
造装置を示す正面図である。
【図2】本発明に係る搬送用ロボットを用いた半導体製
造装置を示す平面図である。
【図3】本発明に係る搬送用ロボットの第1具体例を示
す平面図である。
【図4】本発明に係る搬送用ロボットの第1具体例を示
す縦断正面図である。
【図5】本発明に係る搬送用ロボットに用いる、無接触
型の動力伝達機構の縦断正面図である。
【図6】図5に示す動力伝達機構の一部を拡大した縦断
正面図である。
【図7】本発明に係る搬送用ロボットの第2具体例を示
す平面図である。
【図8】本発明に係る搬送用ロボットの第2具体例を示
す縦断正面図である。
【図9】本発明に係る搬送用ロボットの第3具体例を示
す平面図である。
【図10】本発明に係る搬送用ロボットの第3具体例を
示す縦断正面図である。
【符号の説明】
A 製造装置 a 搬送室 b 前処理室 c スパッタ室 d スパッタ室 e スパッタ室 f スパッタ室 g 直線(垂直)導入機 h 直線(水平)導入機 i 振り子式の仕切弁 w 半導体ウエーハ 1 搬送用ロボット 2 アーム部 3 ベースプレート 4 回転機構部 5 前後進機構部 6 昇降機構部 7 モータ 7a モータ軸 8 モータ 8a モータ軸 9 モータ 9a モータ軸 10 外部ケース 11 ベローズ 12 固定板 13 昇降部材 14 本体ケース部 15 旋回筒 16 歯車 17 伝達機構 18 従動筒部 18a 磁石部 18b 軸 18c シール材 19 原動筒部 19a 磁石部 19b 継手 19c シール材 20 遮蔽材 21 回転軸 22 歯車 23 ボールネジ 24 ナット 31 基端アーム 31’ 基端アーム 32 第2アーム 32’ 第2アーム 33 保持アーム 33a 先端部 34 歯車 34’ 歯車 35 歯車 35’ 歯車 36 歯車 36’ 歯車 37 歯車 37’ 歯車 41 スライドガイド部 42 スライド台座部 42a ローラ部 43 保持アーム 44 基端アーム 45 第2アーム 46 動プーリ 47 従動プーリ 48 ベルト 51 原動プーリ 52 中間プーリ 53 従動プーリ 54 第1ベルト 55 第2ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡庭 脩 大阪府大阪市此花区西九条5−3−28 日 立造船株式会社内 (72)発明者 小村 明夫 大阪府大阪市此花区西九条5−3−28 日 立造船株式会社内 (72)発明者 石部 二郎 大阪府大阪市此花区西九条5−3−28 日 立造船株式会社内 (72)発明者 小野 享寿 埼玉県岩槻市並木2丁目10番10号 株式会 社ムサシノエンジニアリング内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前進及び後退動作するアーム部をベース
    プレートに備え、少なくとも前記アーム部が真空環境下
    の搬送室内に設けられた搬送用ロボットにおいて、 前記ベースプレートを回転駆動させる回転機構部と、前
    記アーム部を前進及び後退動作させる前後進機構部と、
    前記ベースプレート及び前記アーム部を昇降駆動させる
    昇降機構部とを備え、前記回転機構部、前記前後進機構
    部及び前記昇降機構部の各駆動源を、前記搬送室の真空
    環境から遮断された部位に設けたことを特徴とする搬送
    用ロボット。
  2. 【請求項2】 前記搬送室の下部にベローズを介して本
    体ケース部を接続し、この本体ケース部の内部に、前記
    ベースプレートの下部に固着した旋回筒を回転可能に設
    け、更に、前記旋回筒の下部に磁石部を備えた従動筒部
    を連係し、且つ、前記従動筒部の外側には磁石部を備え
    るとともにモータ軸に接続される原動筒部を設け、前記
    原動筒部及び前記従動筒部は、真空環境を維持するシー
    ル材により被覆されていることを特徴とする請求項1記
    載の搬送用ロボット。
  3. 【請求項3】 前記昇降機構部は、前記搬送室の下部に
    設置され、この昇降機構部の昇降部材を前記本体ケース
    部に連係したことを特徴とする請求項2記載の搬送用ロ
    ボット。
  4. 【請求項4】 前記アーム部を駆動させる回転軸を前記
    旋回筒内に回転可能に設け、更に、前記回転軸の下部に
    磁石部を備えた従動筒部を連係し、且つ、前記従動筒部
    の外側には磁石部を備えるとともにモータ軸に接続され
    る原動筒部を設け、前記原動筒部及び前記従動筒部は、
    真空環境を維持するシール材により被覆されていること
    を特徴とする請求項2記載の搬送用ロボット。
  5. 【請求項5】 前記アーム部は、一対の基端アーム及び
    これに連結する第2アームと、これら双方の第2アーム
    の先端に設けられて、半導体ウエーハを保持する保持ア
    ームとから構成され、双方の基端アームには、それぞれ
    第2アームを揺動させる歯車機構が設けられ、更に、前
    記各歯車機構の基端歯車は、前記回転軸に連係する歯車
    に噛合して構成されていることを特徴とする請求項4記
    載の搬送用ロボット。
  6. 【請求項6】 前記アーム部は、ベースプレートに固着
    されたスライドガイド部と、スライドガイド部にスライ
    ド移動可能に支持され、保持アームが設けられたスライ
    ド台座部と、基部がベースプレートに枢着される基端ア
    ーム及びこれに連結し先端が前記スライド台座部に枢着
    される第2アームとを備え、前記基端アームの基部に
    は、前記回転軸に連係する原動プーリを設けるととも
    に、第2アームの基部には従動プーリを設け、これら原
    動プーリ・従動プーリ間にベルトを巻回して構成されて
    いることを特徴とする請求項4記載の搬送用ロボット。
  7. 【請求項7】 前記アーム部は、ベースプレートに固着
    されたスライドガイド部と、スライドガイド部にスライ
    ド移動可能に支持され、保持アームが設けられたスライ
    ド台座部と、前記アーム部駆動用の回転軸に連係する原
    動プーリと、前記スライドガイド部の端部に設けられた
    中間プーリと、前記スライド台座部に設けられた従動プ
    ーリと、原動プーリ・中間プーリ間に巻回される第1ベ
    ルトと、中間プーリ・従動プーリ間に巻回される第2ベ
    ルトとを備え、第2ベルトの適所をスライド台座部に固
    着して構成されていることを特徴とする請求項4記載の
    搬送用ロボット。
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