JPH09323276A - 搬送装置及びロボットアーム - Google Patents

搬送装置及びロボットアーム

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JPH09323276A
JPH09323276A JP8140108A JP14010896A JPH09323276A JP H09323276 A JPH09323276 A JP H09323276A JP 8140108 A JP8140108 A JP 8140108A JP 14010896 A JP14010896 A JP 14010896A JP H09323276 A JPH09323276 A JP H09323276A
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JP
Japan
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arm
pulley
driven
drive
rotation
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Application number
JP8140108A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Tsuji
和彦 辻
Yasuaki Murakami
泰昭 村上
Eisaku Takinami
栄作 滝波
Masaharu Suzuki
雅晴 鈴木
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Priority to TW086107521A priority patent/TW365569B/zh
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    • B25J9/10Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
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    • B25J18/02Arms extensible
    • B25J18/04Arms extensible rotatable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B25J9/046Revolute coordinate type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送装置において、アーム部を薄くかつ剛性を
高め、しかも、発塵性を低下させる。 【解決手段】 アーム駆動用モータ16が回転すると第
1アーム20がその基端部を回動中心に回動する。第1
アーム20の回動に基づいて従動プーリ22及び駆動ギ
ア25は第1アーム20の回動中心を中心に公転する。
この時、プーリ駆動用モータ16が停止していると、駆
動プーリ21が停止しているためベルト24を介して従
動プーリ22が回転(自転)する。駆動ギア25の公転
と従動プーリ22の公転及び自転により、駆動ギア25
に噛合する従動ギア28は回転し駆動第2アーム31を
第1アーム20に対して相対回動させる。駆動第2アー
ム31及び従動第2アーム32とで平行リンク機構を構
成するハンド34は、駆動第2アーム31の回動で一方
向に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は搬送装置及びロボッ
トアームに関するものである。特に、半導体ウェハ、液
晶基板等の材料を製造装置に搬送するのに好適な搬送装
置及びロボットアームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体製造装置に半導体ウェハを
搬送する搬送装置は、その主要部がロボットアームにて
構成されている。そのロボットアームとしてはベルト伝
達型ロボットアームとリンク型ロボットアームが知られ
ている。
【0003】ベルト伝達型ロボットアームは、基端が連
結された第1回動軸を中心に回動する第1アームの先端
に第2回動軸を介して第2アームの基端部が回動可能に
支持されている。その第2アームの先端部には第3回動
軸を介して半導体ウェハを載置するハンドが回動可能に
支持されている。そして、第1アームの第1回動軸に固
着された第1固定プーリと第1アームと第2アームを回動
可能に支持した第2回動軸に固着した第2固定プーリと
の間には第1ベルトがかけられている。又、第2回動軸
の第2アーム側に固着した第3プーリと第3回動軸に固
着した第4プーリとの間には第2ベルトがかけられてい
る。
【0004】そして、第1ベルトを介して第2プーリが
回転すると、第2アームがその第2回動軸を中心に回動
する。このとき、第2アームの回動方向は、第1アーム
の回動方向と反対方向である。従って、第2アームは、
第1アーム側に折れ曲がる状態になる。第2プーリの回
転とともに第3プーリが回転する。第3プーリが回転し
第2ベルトを介して第3プーリがが回転すると、ハンド
が第3回動軸を中心に回動する。このとき、ハンドの回
動方向は、第2アームの回動方向と反対の回動方向、即
ち、第1アームの回動方向と一致する。従って、ハンド
は、第2アーム側に折れ曲がる状態になる。
【0005】そして、第1〜第3プーリのプーリ比を適
宜選択することによって、ハンドを直線運動させること
ができる。つまり、ベルト伝達型ロボットアームは、ハ
ンド上に半導体ウェハを載置し該ハンドを直線運動させ
ることにより半導体製造装置のチャンバに対して半導体
ウェハを出し入れする。
【0006】一方、リンク型ロボットアームは、例え
ば、特表平7−507010に開示された関節アームが
ある。この関節アームは、肩端部において回転可能な一
対の上部アーム(前記第1アームに相当する)と、手首
端部において回転可能な一対の下部アーム(前記第2ア
ームに相当する)とが採用され、各対上部アームと下部
アームの肘端部は1つのリンクによって互いに連結され
ている。前記一対の上部アームの一方の上部アームは回
転する。一対の下部アームの手首部にはエンドイフェク
タ(前記ハンドに相当する)が取り付けられている。前
記リンクは、上部アームに固着したシャフトを回転させ
ると下部アームに固着したシャフトを反対方向に回転さ
せる帯体を備えている。
【0007】そして、上部アームを回動させることによ
り、エンドイフェクタは直線運動する。従って、エンド
イフェクタ上に半導体ウェハを載置し該エンドイフェク
タを直線運動させることにより半導体製造装置のチャン
バに対して半導体ウェハが出し入れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体集積
回路装置は、半導体製造装置のチャンバの高温でかつ高
真空の環境のもとで製造される。従って、該チャンバに
対して半導体ウェハを出し入れする搬送装置のロボット
アームは、耐熱性に優れ、発塵性の無いものが求められ
ている。
【0009】そして、前記したベルト伝達型ロボットア
ームにおいて、第4プーリには第2ベルトによる発塵が
外部流出しないように磁性流体シールが用いられてい
る。しかしながら、磁性流体シールは熱に弱い。高温下
のチャンバ内を該ロボットアームが出入りすると、磁性
流体シールは熱によって劣化し、発塵することがあり耐
久性に問題があった。
【0010】又、前記したベルト伝達型ロボットアーム
の第2アームには、第2アームの両端部に設けた第3及
び第4プーリ間に第2ベルトがかけられている。この第
2ベルトの幅分だけ第2アームは厚くなる。この第2ア
ームの厚さは、該第2アームが出入りするチャンバの開
口部を大きくする要因となる。
【0011】つまり、ロボットアームは、半導体ウェハ
をウェハ供給ステーションから予備室に取り込み予備室
に取り込んだウェハをチャンバ内に半導体ウェハを搬送
する。又、ロボットアームは、チャンバ内の半導体ウェ
ハを予備室まで取り出し、予備室に取り出したウェハを
ウェハ供出ステーションに搬送する。そして、ロボット
アームが、予備室と各ステーションとの間で半導体ウェ
ハの搬送を行っているときは、チャンバと予備室の間は
密閉される。又、予備室とチャンバとの間で半導体ウェ
ハの搬送を行っているときは、予備室とステーションの
間は密閉される。
【0012】ところで、第2アームが出入りするチャン
バの開口部は小さくしたい。つまり、チャンバ内に発生
する塵埃が予備室に流出して他のチャンバに影響を与え
ることがないようにするためである。しかしながら、ベ
ルト伝達型ロボットアームはチャンバの開口部をその大
きくしなければならないことから、チャンバ内で発生す
る塵埃を予備室に流出させ易い点で不利である。
【0013】一方、リンク型ロボットアームは、ベルト
伝達型ロボットアームのような上記問題点はない。しか
しながら、リンク型ロボットアームは、一対の上部アー
ムと同じく一対の下部アームをリンクにて連結するた
め、6箇所の軸部が存在しベルト伝達型ロボットアーム
に比べて多い。その6箇所の軸部は、各軸部に対して相
互に位置精度が要求されるため、各軸部の位置精度をだ
すのは非常に難しかった。従って、各軸部の位置精度が
悪いとリンクの動きは悪い。又、該リンク型ロボットア
ームは、一対の上部及び下部アームを平行リンク機構で
形成され剛性が低いことから、各アームは捻れ易くその
捻れにより各軸部は劣化し易かった。この軸部の劣化
は、リンクの動きの悪化につながり耐久性に問題があっ
た。近年、半導体ウェハ、液晶基板等の搬送材料の大型
化に伴いこの捻れは益々問題になってきている。
【0014】又、リンクの動きの悪化は、半導体ウェハ
の搬送位置精度の低下につながる。つまり、ロボットア
ームは、各半導体ウェハをチャンバ内の常に同じ箇所に
搬送載置しなければならない。ロボットアームの搬送位
置精度が低下し載置位置がずれると、各半導体ウェハ上
に形成される半導体装置の製造条件が相違することにな
り製造される半導体集積回路装置の部留まりの低下をも
たらす。
【0015】本発明の目的は、アーム部を薄くかつ剛性
を高くでき、しかも、発塵性の低い搬送装置及びロボッ
トアームを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基端
部に駆動プーリを先端部に従動プーリをそれぞれ回転可
能に配置するとともに両プーリにベルトをかけた第1ア
ームと、前記従動プーリの一側面に基端部がそれぞれ回
動可能に取着された一対の第2アームと、前記駆動一対
の第2アームの先端部が回動可能に連結され、両第2ア
ームとで平行リンク機構を構成するハンドと、前記第1
アームをその基端部を回動中心に回動させるアーム駆動
モータと、前記第1アームの基端部に回転可能に配置さ
れた駆動プーリを回転させるプーリ駆動モータと、前記
第1アーム又は駆動プーリと前記一対の第2アームの少
なくともいずれか一方の第2アームとの間に設けられ、
前記第1アームの回動、又は、第1アームの回動及び駆
動プーリの回転に基づいて前記一方の第2アームをその
基端部を回動中心に第1アームに対して相対回動させる
第2アーム回動機構とからなる搬送装置をその要旨とす
る。
【0017】請求項2の発明は、請求項1に記載の搬送
装置において、前記第2アーム回動機構が前記従動プー
リを回転可能に支持する固定軸に固着された駆動ギア
と、前記従動プーリの一側面に設けた支持軸に対して回
動可能に軸支された前記一方の第2アームに設けられ前
記駆動ギアと噛合する従動ギアとからなる。
【0018】請求項3の発明は、請求項1に記載の搬送
装置において、前記第2アーム回動機構は、前記従動プ
ーリを回転可能に支持する固定軸に固着された第1プー
リと、前記従動プーリの一側面に設けた支持軸に対して
回動可能に軸支された前記一方の第2アームに設けられ
た第2プーリと、その第1プーリと第2プーリとを連結
するベルトとからなる。
【0019】請求項4の発明は、請求項1に記載の搬送
装置において、前記第2アーム回動機構は、前記駆動プ
ーリの一側面に設けた第1プーリと、前記従動プーリの
一側面に設けた支持軸に対して回動可能に軸支された前
記一方の第2アームに設けられた第2プーリと、その第
1プーリと第2プーリとを連結するベルトとからなる。
【0020】請求項5の発明は、基端部に駆動プーリを
先端部に従動プーリをそれぞれ回転可能に配置するとと
もに両プーリにベルトをかけた第1アームと、前記従動
プーリの一側面に基端部がそれぞれ回動可能に取着され
た一対の第2アームと、前記一対の第2アーム及び従動
第2アームの先端部が回動可能に連結され、両第2アー
ムとで平行リンク機構を構成するハンドと、前記第1ア
ーム又は駆動プーリと前記一対の第2アームの少なくと
もいずれか一方の第2アームとの間に設けられ、前記第
1アームの回動、又は、第1アームの回動及び駆動プー
リの回転に基づいて前記一方の第2アームをその基端部
を回動中心に第1アームに対して相対回動させる第2ア
ーム回動機構とからなるロボットアームをその要旨とす
る。
【0021】請求項6の発明は、請求項5に記載のロボ
ットアームにおいて、前記第2アーム回動機構が前記従
動プーリを回転可能に支持する固定軸に固着された駆動
ギアと、前記従動プーリの一側面に設けた支持軸に対し
て回動可能に軸支された前記一方の第2アームに設けら
れ前記駆動ギアと噛合する従動ギアとからなる。
【0022】請求項7の発明は、請求項5に記載のロボ
ットアームにおいて、前記第2アーム回動機構が前記従
動プーリを回転可能に支持する固定軸に固着された第1
プーリと、前記従動プーリの一側面に設けた支持軸に対
して回動可能に軸支された前記一方の第2アームに設け
られた第2プーリと、その第1プーリと第2プーリとを
連結するベルトとからなる。
【0023】請求項8の発明は、請求項5に記載のロボ
ットアームにおいて、前記第2アーム回動機構が前記駆
動プーリの一側面に設けた第1プーリと、前記従動プー
リの一側面に設けた支持軸に対して回動可能に軸支され
た前記一方の第2アームに設けられた第2プーリと、そ
の第1プーリと第2プーリとを連結するベルトとからな
る。
【0024】(作用)請求項1の発明によれば、搬送装
置は、アーム駆動モータが回転すると第1アームがその
基端部を回動中心に回動する。第1アームの回動に基づ
いて従動プーリは第1アームの回動中心を中心に公転す
る。一方、例えば、プーリ駆動モータを停止させ駆動プ
ーリを停止させてベルトを介して従動プーリを回転(自
転)させる。第1アームの回動及び駆動プーリの停止に
基づいて第2アーム駆動機構は、一方の第2アームをそ
の基端部を回動中心に第1アームに対して相対回動させ
る。一対の第2アームとでリンク機構を構成するハンド
は、一方の第2アームの回動で一方向に移動する。
【0025】請求項2の発明によれば、搬送装置は、ア
ーム駆動モータが回転すると第1アームがその基端部を
回動中心に回動する。第1アームの回動に基づいて従動
プーリ及び駆動ギアは第1アームの回動中心を中心に公
転する。一方、例えば、プーリ駆動モータを停止させ駆
動プーリを停止させてベルトを介して従動プーリを回転
(自転)させる。駆動ギアの公転と従動プーリの公転及
び自転により、駆動ギアに噛合する従動ギアは回動し一
方の第2アームを第1アームに対して相対回動させる。
一対の第2アームとで平行リンク機構を構成するハンド
は、一方の第2アームの回動で一方向に移動する。
【0026】請求項3の発明によれば、搬送装置は、ア
ーム駆動モータが回転すると第1アームがその基端部を
回動中心に回動する。第1アームの回動に基づいて従動
プーリ及び第1プーリは第1アームの回動中心を中心に
公転する。一方、例えば、プーリ駆動モータを停止させ
駆動プーリを停止させてベルトを介して従動プーリを回
転(自転)させる。第1プーリの公転と従動プーリの公
転及び自転により、第1プーリとベルトで連結する第2
プーリは回転し一方の第2アームを第1アームに対して
相対回動させる。一対の第2アームとで平行リンク機構
を構成するハンドは、一方の第2アームの回動で一方向
に移動する。
【0027】請求項4の発明によれば、搬送装置は、ア
ーム駆動モータが回転すると第1アームがその基端部を
回動中心に回動する。第1アームの回動に基づいて従動
プーリは第1アームの回動中心に及び第2プーリは第1
プーリを中心に公転する。一方、例えば、プーリ駆動モ
ータを停止させ駆動プーリを停止させてベルトを介して
従動プーリを回転(自転)させる。第2プーリの公転と
従動プーリの公転及び自転により、第2プーリは回動し
一方の第2アームを第1アームに対して相対回動させ
る。一対の第2アームとで平行リンク機構を構成するハ
ンドは、一方の第2アームの回動で一方向に移動する。
【0028】請求項5の発明によれば、ロボットアーム
は、第1アームがその基端部を回動中心に回動すると従
動プーリ及が第1アームの回動中心を中心に公転する。
一方、例えば、駆動プーリを停止させてベルトを介して
従動プーリを回転(自転)させる。第2アーム駆動機構
は、第1アームの回動及び従動プーリの回転に基づいて
一方の第2アームをその基端部を回動中心に第1アーム
に対して相対回動させる。一対の第2アームとでリンク
機構を構成するハンドは、一方の第2アームの回動で一
方向に移動する。
【0029】請求項6の発明によれば、ロボットアーム
は、第1アームがその基端部を回動中心に回動すると従
動プーリ及び駆動ギアが第1アームの回動中心を中心に
公転する。一方、例えば、駆動プーリを停止させてベル
トを介して従動プーリを回転(自転)させる。駆動ギア
の公転と従動プーリの公転及び自転により、駆動ギアに
噛合する従動ギアは回動し一方の第2アームを第1アー
ムに対して相対回動させる。一対の第2アームとで平行
リンク機構を構成するハンドは、一方の第2アームの回
動で一方向に移動する。
【0030】請求項7の発明によれば、ロボットアーム
は、第1アームがその基端部を回動中心に回動すると従
動プーリ及び第1プーリが第1アームの回動中心を中心
に公転する。一方、例えば、駆動プーリを停止させてベ
ルトを介して従動プーリを回転(自転)させる。第1プ
ーリの公転と従動プーリの公転及び自転により、第1プ
ーリとベルトで連結する第2プーリは回転し一方の第2
アームを第1アームに対して相対回動させる。一対の第
2アームとで平行リンク機構を構成するハンドは、一方
の第2アームの回動で一方向に移動する。
【0031】請求項8の発明によれば、ロボットアーム
は、第1アームがその基端部を回動中心に回動すると従
動プーリが第1アームの回動中心に及び第2プーリは第
1プーリを中心に公転する。又、プーリ駆動モータが停
止していると、駆動プーリが停止してベルトを介して従
動プーリが回転(自転)する。第2プーリの公転と従動
プーリの公転及び自転により、第2プーリは回動し一方
の第2アームを第1アームに対して相対回動させる。一
対の第2アームとで平行リンク機構を構成するハンド
は、一方の第2アームの回動で一方向に移動する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の搬送装置を半導体
製造装置に用いられる半導体ウェハを搬送する搬送装置
に具体化した実施の形態について説明する。
【0033】図1は、半導体ウェハを搬送する搬送装置
の要部を示す。昇降用モータ11は、図示しない基台に
設置されている。昇降用モータ11は、出力軸(図示せ
ず)が上方に向くように配置され、その出力軸を囲むよ
うにモータ本体にガイド部材12が取着されている。ガ
イド部材12に対して筒状の外部筐体13が回転不能に
かつ上下方向に移動可能に嵌挿されている。外部筐体1
3の内部には、昇降のためのナット(図示しない)が回
転不能に取着されていて、昇降用モータ11の前記出力
軸に取着したボールネジ(図示せず)が螺合するように
なっている。そして、昇降用モータ11の出力軸が正逆
回転すると、ボールネジとそのネジに螺合したナットと
の公知の作用により、外部筐体13はガイド部材12に
沿って上下動(昇降)するようになっている。
【0034】前記外部筐体13の内部にはプーリ駆動用
モータ14が固設されている。プーリ駆動用モータ14
は、出力軸14aが上方に向くように配置され、その出
力軸14aは筒状の内部筐体15の下面に連結固定され
ている。従って、内部筐体15は、外部筐体13内にお
いてプーリ駆動用モータ14に支持されているととも
に、同モータ14の出力軸14aが正逆回転すると、同
出力軸14aの中心軸線を回動中心として正逆回転す
る。内部筐体15の上面には、円筒状の回転筒15aが
前記外部筐体11の上面から回動可能に突出形成されて
いる。又、内部筐体15の内部には、アーム駆動用モー
タ16が固設されている。アーム駆動用モータ16は、
その出力軸16aが上方に向くように配置され、その出
力軸16aは前記回転筒15aの中心軸線に沿って上方
に延出している。尚、本実施の形態では、各モータ1
1、14、16は、それぞれの出力軸の中心軸線が互い
に一致するように配置されている。
【0035】前記出力軸16aの先端にはロボットアー
ムが取着される。以下、このロボットアームについて説
明する。アーム駆動用モータ16の出力軸16aの先端
部は、第1アーム20の基端部上面に形成された連結板
20bに連結固定されている。従って、アーム駆動用モ
ータ16の出力軸16aが正逆回転すると、第1アーム
20は出力軸16aの中心軸線を回動中心に正逆方向に
回動する。第1アーム20は、本実施の形態では、アル
ミ製であって上面が凹設されて収容部20aが形成され
ている。前記収容部20aの基端部側は、その底部が貫
通されその貫通部に駆動プーリ21が下側から収容配置
されている。該駆動プーリ21は、その中心軸線が前記
回転筒15aの中心軸線と一致するように配置されてい
る。該駆動プーリ21は、第1アーム20の基端部底面
を回転可能に貫通して延びる前記アーム駆動用モータ1
6の出力軸16aに回転可能に支持されているととも
に、前記回転筒15aの先端部に固着されている。従っ
て、プーリ駆動用モータ14の出力軸14aが正逆回転
すると、駆動プーリ21は正逆転する。この時、内部筐
体15の回転により、アーム駆動用モータ14本体が回
転し、第1アーム20も駆動プーリ21とともに正逆回
転することになる。
【0036】前記収容部20aの先端部側には従動プー
リ22が配設されている。該従動プーリ22は、第1ア
ーム20に固着された固定軸23に回転可能に支持され
ている。該従動プーリ22と前記駆動プーリ21との間
には、ベルト24がかけられている。従って、駆動プー
リ21が前記プーリ駆動用モータ14にて正逆回転する
と、従動プーリ22はベルト24を介して正逆回転す
る。尚、本実施の形態では、駆動プーリ21と従動プー
リ22のプーリ比は1対1にしている。
【0037】前記従動プーリ22を回転可能に支持した
固定軸23の上部には駆動ギア25が固着されている。
従って、駆動ギア25は、従動プーリ22が回転しても
回転しない。
【0038】前記駆動ギア25の両側方の従動プーリ2
2の上面には、第1支持軸26と第2支持軸27が固着
されている。第1支持軸26と第2支持軸27は、両軸
26、27を結ぶ線の中間位置が前記固定軸23の軸芯
にくるように配置固着されている。第1支持軸26に
は、前記駆動ギア25と噛合する従動ギア28が回動可
能に支持されている。従って、従動ギア28は、駆動ギ
ア25を中心に公転する時、同従動ギア28は第1支持
軸26の軸芯を回転中心に回転(自転)する。尚、本実
施の形態では、駆動ギア25と従動ギア28のギア比
は、1対1にしている。
【0039】前記第1及び第2支持軸26、27には、
第2アームとしての駆動第2アーム31と従動第2アー
ム32がそれぞれ連結されている。駆動第2アーム31
は、その基端部が第1支持軸に対して回動可能に支持さ
れているとともに前記従動ギア28の上面に固着されて
いる。従って、従動ギア28が回転すると、駆動第2ア
ーム31は第1支持軸26の軸芯を回動中心に回動す
る。駆動アーム31の先端部は、支軸33を介してハン
ド34に対して回動可能に連結されている。
【0040】従動第2アーム32は、その基端部が第2
支持軸27に対して回動可能に支持されている。又、従
動第2アーム32の先端部は、支軸35を介してハンド
34に対して回動可能に連結されている。従って、駆動
及び従動第2アーム31,32及びハンド34にて、平
行リンク機構が構成されている。つまり、平行リンク機
構上、駆動第2アーム31がクランク、従動第2アーム
がてこ、ハンド34が媒介節に相当する。その結果、駆
動第2アーム31が回動することにより、ハンド34は
前記第1支持軸26と第2支持軸27とを結ぶ線と常に
平行となる平行運動をすることになる。
【0041】ハンド34は、両側に二股上の載置部34
aを備え、その載置部34aに半導体ウェハ40が載置
される。そして、本実施の形態では、ハンド34と駆動
及び従動アーム31,32との相対位置関係は、駆動及
び従動アーム31,32が第1アーム20に対して平行
に折り重なった状態において、ハンド34が、図4
(a)に示すように同第1アーム20の長手方向の軸線
に対して直角する方向に配置されるようになっている。
【0042】次に、上記のように構成した搬送装置の作
用について説明する。尚、説明の便宜上、図4に示すよ
うに、ハンド34が駆動プーリ2の中心軸線を右方向に
直線運動する場合について説明する。
【0043】今、ハンド34が、図4(a)に示すよう
に第1アーム20の長手方向の軸線に対して直角の方向
に配置されるようになっている状態から、第1アーム2
0を図4において時計回り方向に回動させる。この回動
は、アーム駆動用モータ16を駆動させることによって
行われる。この時、プーリ駆動用モータ14は停止させ
ている。
【0044】この第1アーム20と駆動プーリ21の回
動制御は以下のように行われる。図3に示すようA矢印
方向(時計回り方向)に回動するとき、駆動プーリ21
は停止している。
【0045】従って、第1アーム20が図3(a)に示
す位置から図3(d)に示す位置まで90度回動すると
き、駆動プーリ21は、プーリ駆動用モータ14が停止
しているため、図3(a)〜(d)に示すように外部筐
体13に対して静止している状態となる。
【0046】駆動プーリ21の停止と第1アーム20の
時計回りの回転は、ベルト24を介して従動プーリ22
を固定軸23の軸芯を回転中心として反時計回り方向に
回転させる。この時、駆動プーリ21と従動プーリ22
のプーリ比は、1対1なので、従動プーリ22の回転角
は第1アーム20の回動角と一致する。
【0047】つまり、従動プーリ22は、第1アーム2
0の90度の回動によって、駆動プーリ21の中心軸線
を回動中心に時計回り方向に90度回る(公転)ととも
に、固定軸23を回転中心に反時計回り方向に90度回
転(自転)する。
【0048】一方に、固定軸23に固着された駆動ギア
25は、固定軸23に固着されているため従動プーリ2
2と同様に駆動プーリ21の中心軸を回動中心に時計回
り方向に回動(公転)する。公転及び自転する従動プー
リ22と、公転のみする駆動ギア25により、駆動ギア
25に噛合している従動ギア28は第1支持軸26を回
転中心として図3(a)〜(d)に示すように反時計回
り方向に回転する。
【0049】そして、第1支持軸26を回転中心として
従動ギア28が反時計回り方向に回転すると、駆動第2
アーム31は第1支持軸26を回転中心として反時計回
り方向に回動する。
【0050】従って、駆動第2アーム31は、図4
(a)〜(d)に示すように反時計回り方向に回動して
図4(e)に示す第1アーム20と一直線上に配置され
る。この時、平行リンク機構を構成する従動第2アーム
32及びハンド34は、駆動第2アーム31と同様に図
4(e)に示すように第1アーム20と一直線上に配置
される。つまり、ハンド34は、図4(a)に示す位置
から右方向に平行移動するすることになる。
【0051】尚、図4(a)に示す位置から第1アーム
20を上記とは反対に反時計回り方向に90度回動させ
ると、ハンド34は図4(a)に示す位置から左方向に
平行移動する。又、プーリ駆動用プーリ14を適宜回転
させることにより、ハンド34のみを適宜回動させるこ
とができる。さらに、昇降用モータ11を適宜回転させ
ることにより、ハンド34の高さ位置を適宜変更させる
ことができる。
【0052】次に、上記のように構成した搬送装置の特
徴を以下に述べる。 (1)本実施の形態では、第1アーム20を一方向に回
動させることにより、ハンド34を図4(a)に示す位
置から左右方向に平行移動させることができる。従っ
て、ハンド34の載置部34aに半導体ウェハ40を載
置すれば、半導体ウェハ40を一方向から他方向に搬送
させることができる。
【0053】(2)本実施の形態では、ハンド34の平
行移動は駆動及び従動第2アーム31,32とよりなる
平行リンク機構を採用している。従って、前記した従来
のベルト伝達型ロボットアームのように第2ベルトが使
用されない分だけ本実施の形態のロボットアームを薄く
することができる。その結果、ハンド34と駆動及び従
動第2アーム31,32が出入りするチャンバの開口部
を小さくできる。そして、チャンバの開口部が小さくで
きる分だけ、チャンバから予備室への塵埃の流出を抑え
ることができる。
【0054】(3)又、本実施の形態では、ベルトを使
用しないことからプーリも使用されない。その結果、プ
ーリに使用されている塵の外部流出を防止するための磁
性流体シールが使用されないことから、磁性流体シール
が熱によって劣化し、発塵するといった不具合は生じな
い。
【0055】(4)本実施の形態では、第2アームの部
分のみを駆動及び従動第2アーム31,32の平行リン
クで構成したので、従来のリンク型ロボットアームに比
べて1つリンク機構が少ない。従って、その分だけ剛性
を強くすることができ、搬送材料が大型化してもアーム
が捻れることがなく各軸部の劣化を抑え円滑なリンクの
動きを持続させることができる。
【0056】(5)しかも、本実施の形態では、リンク
機構の少ない分だけロボットアームの構造を簡単にする
ことができるとともに、各軸部の位置精度をだすことに
ついても容易となる。
【0057】尚、本発明は、上記実施の形態に限定され
るものではなく、以下のように実施してもよい。 (1)上記実施の形態では、ハンド34の載置部34a
を両側に形成したが、これを一方のみ載置部34aを形
成したハンド34にて実施してもよい。
【0058】(2)上記実施の形態では、第1アーム、
駆動及び従動プーリ、ベルト、駆動及び従動ギア、駆動
及び従動第2アーム、及び、ハンド等で構成したロボッ
トアームを半導体ウェハの搬送装置に利用したが、液晶
基板を搬送する搬送装置に用いてもよい。又、材料を把
持する構造のハンド34に変更して材料を把持して搬送
する搬送装置に応用してもよい。勿論、本発明のロボッ
トアームは、搬送装置に以外の例えば加工部品又は組立
部品を把持して加工又は組立に使用する加工又は組立ロ
ボットのアームに使用してもよい。
【0059】(3)図5(a),(b)に示すように、
駆動プーリ21の一側面で同プーリ21の回転中心から
偏心位置に第1プーリ51を固着する。又、前記従動プ
ーリ22の一側面に設けた第1支持軸26に対して前記
従動第2アームとともに一体回動可能に軸支された第2
プーリを設ける。そして、この第1及び第2プーリ5
1,52間にベルト53をかける。尚、第1プーリ51
と第2プーリ52のプーリ比は、2対1にしている。つ
まり、上記実施の形態の第2アーム回動機構を構成する
駆動及び従動ギア25,28に代えて第1,第2プーリ
52及びベルト53にて実施したものである。
【0060】そして、図5(a)に示す状態から、前記
実施の形態と同様に第1アーム20を駆動プーリ21の
回転軸を回動中心に時計回り方向に90度回動させると
ともに、駆動プーリ21は停止させる。この時、第1プ
ーリ51はその位置を保持し、第2プーリ52は第1プ
ーリ51を中心に時計回り方向に公転する。この時、第
1プーリ51が回転不能に駆動プーリ21に固着されて
いるため、第2プーリ52は第1支持軸26を中心に反
時計回り方向に180度回転する。従って、駆動アーム
31は、第1支持軸26を回動中心に180度反時計回
り方向に回動することになり、上記実施の形態で説明し
たように、ハンド34は図4(e)に示すように第1ア
ーム20と一直線上の右方向に平行移動する。この場合
にも、上記実施の形態で説明したと同様な優れた各作用
効果を有する。
【0061】(4)図6に示すように従動プーリ22の
上面に左右方向に延出された鍔61を取着した、そし
て、その左右方向に延びた鍔61の両側にそれぞれ駆動
第2アーム31と従動第2アーム32を回動可能に連結
する。そして、駆動アーム31が駆動ギア25から離間
した分だけ駆動ギア25及び従動ギア28の径を大きく
したものである。従って、駆動アーム31及び従動アー
ム32が駆動ギア25から離間した分だけ、ハンド34
を大型化し剛性を上げることができる。
【0062】(5)又、第2アーム回動機構を図7に示
すように変更して実施してもよい。第1プーリ71を固
定軸23に固着するとともに、第2プーリ72を駆動第
2アーム31に固着しかつ第1支持軸26に回転可能に
支持する。又、第3プーリ73を第2支持軸27に回転
可能に支持する。さらに、従動プーリ22上にテンショ
ンプーリ74を回転可能に支持する。そして、これら各
プーリ71〜74に対して図7に示すようにベルト75
をかける。
【0063】この場合にも、上記実施の形態と同様に、
第1アーム20を一方向に回動させることにより、ベル
ト75を介して第2プーリ72が回転してハンド34を
図4(a)に示す位置から左右方向に平行移動させるこ
とができる。従って、上記実施の形態と同様な作用効果
を奏する。尚、第3プーリ73は、従動第2アーム32
に対して固定されていてもよい。
【0064】(6)さらに、第2アーム回動機構を図8
に示すように変更して実施してもよい。第1プーリ81
を固定軸23に固着するとともに、第2プーリ82を駆
動第2アーム31に固着しかつ第1支持軸26に回転可
能に支持する。又、第3プーリ83を従動第2アーム3
2に固着しかつ第2支持軸27に回転可能に支持する。
そして、第1プーリ81と第2プーリ84との間に第1
のオープンベルト84で連結する。又、第1プーリ81
と第3プーリ83との間に第2のオープンベルト85で
連結する。
【0065】この場合にも、上記実施の形態と同様に、
第1アーム20を一方向に回動させることにより、第1
及び第2オープンベルト84、85を介して第2及び第
3プーリ82が回転してハンド34を図4(a)に示す
位置から左右方向に平行移動させることができる。従っ
て、上記実施の形態と同様な作用効果を奏する。尚、第
3プーリ83は、従動第2アーム32に対して固定され
ていなくてもよい。又、第3プーリ83及び第2のオー
プンベルト85を設けなくてもよい。
【0066】(7)前記実施の形態では、外部筐体13
にプーリ駆動用モータ14を固設し、プーリ駆動用モー
タ14にて回転される内部筐体15にアーム駆動用モー
タ16を固設したが、これを図9に示すように変更して
もよい。
【0067】すなわち、外部筐体13にアーム駆動用モ
ータ14を固設し内部筐体15を回転させる。そして、
その内部筐体15の回転筒15aの先端部を第1アーム
20に固着する。一方、内部筐体15にはプーリ駆動用
モータ16を固設する。そして、プーリ駆動用モータ1
6の出力軸16aを駆動プーリ21に連結固定させる。
この時、出力軸16aは、第1アーム20に対して回転
可能に貫通している。この場合、アーム駆動用モータ1
4にて第1アーム20を時計回り方向に90度回動させ
るとともに、プーリ駆動用モータ16にて駆動プーリ2
1を反時計回り方向に90度回転させることにより、前
記実施の形態のようにハンド34を図4に示すように平
行移動させることができる。そして、この場合において
も、前記実施の形態と同様な作用効果を奏する。
【0068】(8)前記実施の形態では、駆動プーリ2
1と従動プーリ22のプーリ比を1対1、駆動ギア25
と従動ギア28のギアを1対1としたが、これらの比は
特に限定されるものではなく用途に応じて適宜変更して
もよい。
【0069】
【発明の効果】請求項1〜請求4の発明は、アーム部を
薄くかつ剛性を高くでき、しかも、発塵性を低くするこ
とができ、搬送装置として優れた効果を有する。
【0070】請求項5〜請求8の発明は、アーム部を薄
くかつ剛性を高くでき、しかも、発塵性を低くすること
ができ、ロボットアームとして優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態を説明する搬送装置の要部斜視
図。
【図2】同じく第1アームの平面図。
【図3】(a)〜(d)は駆動及び従動プーリ、及び、
駆動及び従動プーリの動きを説明する説明図。
【図4】(a)〜(e)は搬送装置の各部材の動きを説
明する説明図。
【図5】(a)、(b)は第2アーム回動機構の別例を
示す説明図。
【図6】同じく第2アーム回動機構の別例を示す説明
図。
【図7】同じく第2アーム回動機構の別例を示す要部平
面図。
【図8】同じく第2アーム回動機構の別例を示す要部平
面図。
【図9】同じく本発明の搬送装置の別例を示す要部斜視
図。
【符号の説明】
14…プーリ駆動用モータ、16…アーム駆動用モー
タ、20…第1アーム、21…駆動プーリ、22…従動
プーリ、24…ベルト、25…駆動ギア、26…第1支
持軸、27…第2支持軸、28…従動ギア、31…駆動
第2アーム、32…従動第2アーム、34…ハンド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 雅晴 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部に駆動プーリを先端部に従動プー
    リをそれぞれ回転可能に配置するとともに両プーリにベ
    ルトをかけた第1アームと、 前記従動プーリの一側面に基端部がそれぞれ回動可能に
    取着された一対の第2アームと、 前記一対の第2アームの先端部が回動可能に連結され、
    両第2アームとで平行リンク機構を構成するハンドと、 前記第1アームをその基端部を回動中心に回動させるア
    ーム駆動モータと、 前記第1アームの基端部に回転可能に配置された駆動プ
    ーリを回転させるプーリ駆動モータと、 前記第1アーム又は駆動プーリと前記一対の第2アーム
    の少なくともいずれか一方の第2アームとの間に設けら
    れ、前記第1アームの回動、又は、第1アームの回動及
    び駆動プーリの回転に基づいて前記一方の第2アームを
    その基端部を回動中心に第1アームに対して相対回動さ
    せる第2アーム回動機構とからなる搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の搬送装置において、前
    記第2アーム回動機構は、前記従動プーリを回転可能に
    支持する固定軸に固着された駆動ギアと、前記従動プー
    リの一側面に設けた支持軸に対して回動可能に軸支され
    た前記一方の第2アームに設けられ前記駆動ギアと噛合
    する従動ギアとからなる搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の搬送装置において、前
    記第2アーム回動機構は、前記従動プーリを回転可能に
    支持する固定軸に固着された第1プーリと、前記従動プ
    ーリの一側面に設けた支持軸に対して回動可能に軸支さ
    れた前記一方の第2アームに設けられた第2プーリと、
    その第1プーリと第2プーリとを連結するベルトとから
    なる搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の搬送装置において、前
    記第2アーム回動機構は、前記駆動プーリの一側面に設
    けた第1プーリと、前記従動プーリの一側面に設けた支
    持軸に対して回動可能に軸支された前記一方の第2アー
    ムに設けられた第2プーリと、その第1プーリと第2プ
    ーリとを連結するベルトとからなる搬送装置。
  5. 【請求項5】 基端部に駆動プーリを先端部に従動プー
    リをそれぞれ回転可能に配置するとともに両プーリにベ
    ルトをかけた第1アームと、 前記従動プーリの一側面に基端部がそれぞれ回動可能に
    取着された一対の第2アームと、 前記一対の第2アームの先端部が回動可能に連結され、
    両第2アームとで平行リンク機構を構成するハンドと、 前記第1アーム又は駆動プーリと前記一対の第2アーム
    の少なくともいずれか一方の第2アームとの間に設けら
    れ、前記第2アームの回動、又は、第1アームの回動及
    び駆動プーリの回転に基づいて前記一方の第2アームを
    その基端部を回動中心に第1アームに対して相対回動さ
    せる第2アーム回動機構とからなるロボットアーム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のロボットアームにおい
    て、前記第2アーム回動機構は、前記従動プーリを回転
    可能に支持する固定軸に固着された駆動ギアと、前記従
    動プーリの一側面に設けた支持軸に対して回動可能に軸
    支された前記一方の第2アームに設けられ前記駆動ギア
    と噛合する従動ギアとからなるロボットアーム。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のロボットアームにおい
    て、前記第2アーム回動機構は、前記従動プーリを回転
    可能に支持する固定軸に固着された第1プーリと、前記
    従動プーリの一側面に設けた支持軸に対して回動可能に
    軸支された前記一方の第2アームに設けられた第2プー
    リと、その第1プーリと第2プーリとを連結するベルト
    とからなるロボットアーム。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載のロボットアームにおい
    て、前記第2アーム回動機構は、前記駆動プーリの一側
    面に設けた第1プーリと、前記従動プーリの一側面に設
    けた支持軸に対して回動可能に軸支された前記一方の第
    2アームに設けられた第2プーリと、その第1プーリと
    第2プーリとを連結するベルトとからなるロボットアー
    ム。
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