JPH05130719A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH05130719A
JPH05130719A JP3289019A JP28901991A JPH05130719A JP H05130719 A JPH05130719 A JP H05130719A JP 3289019 A JP3289019 A JP 3289019A JP 28901991 A JP28901991 A JP 28901991A JP H05130719 A JPH05130719 A JP H05130719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
circuit breaker
tank
circuit
current transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3289019A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Uematsu
博文 植松
Makoto Kimura
眞 木村
Takashi Miyazaki
高司 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH05130719A publication Critical patent/JPH05130719A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンクの内部に遮断器を収容し遮断器の上方
に変流器を配置すると変流器が遮断器から発生する熱ガ
スと直接に接触して損傷するので、これを防止する。 【構成】 遮断タンク14における下部に遮断器2A〜
2Cを配置する一方、上部に変流器3A〜3Cを配置
し、変流器3A〜3Cは遮断器2A〜2Cの真上とは離
れた位置に配置することによって遮断器2A〜2Cから
上昇する熱ガスが直接に変流器3A〜3Cに接触しない
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密閉されたタンク内に
機器を収容して構成されるガス絶縁開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、ガス絶縁開閉装置の結線状態を図
4に基づいて説明する。図は単線当たりの結線を示すも
のであるが、ガス絶縁開閉装置には三相分設けられる。
また、主母線1a,1bの2本の主母線があるが、一方
は本線で他方は停電等の場合に非常用として用いる補助
線である。図中、2は遮断器、3a,3bは変流器、4
は負荷母線を接続するためのケーブルヘッド、5は避雷
器、6は計測用変成器、7a〜7bは接地装置、8a〜
8cは断路器である。
【0003】次に、斯かる結線によるガス絶縁開閉装置
を図5に基づいて説明する。
【0004】図のように、遮断ユニット12a,主母線
ユニット12b,線路側ユニット12cが形成される。
遮断ユニット12aは操作器箱13上の遮断タンク14
等からなり、主母線ユニット12bは、紙面と直角な方
向へ伸びる管路17a,17bと、管路17a,17b
に直角に接続されるとともに遮断タンク14に接続され
る管路18a,18b等で構成され、線路側ユニット1
2cは、避雷器タンク9とケーブル支持架台15とケー
ブルタンク16等からなる。
【0005】管路17a,17bには夫々三相分の主母
線1a,1bが紙面と直角な方向へ配設され、主母線1
a,1bは遮断タンク14内を介して避雷器タンク9及
びケーブルタンク16内へと導かれる。断路器8a,8
bは管路18a,18b内に設けられ、遮断器2,変流
器3a,接地装置7a,7bは遮断タンク14内に設け
られ、断路器8cは接続管10内に設けられ、避雷器5
は避雷器タンク9内に設けられ、負荷母線11を接続す
るためのケーブルヘッド4はケーブルタンク16内に設
けられる。そして、他方の変流器3bは負荷母線11に
設けられ、計器用変成器6は避雷器タンク9の上に設け
られる。なお、19は上蓋、20はマンホール、21は
制御盤である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、遮断器2の
直上に変流器3aを配置しているため、遮断器2から吹
き出す高温,高圧の熱ガスが上昇して変流器3aを損傷
するおそれがある。また、遮断器2の保守,点検を遮断
タンク14の上蓋19を取り外して行う場合に変流器3
aを取り外さねばならず作業工数と停電時間が増大す
る。変流器3aを取り外すことなく遮断器2の保守,点
検を行うには遮断タンク14の側面に点検用のマンホー
ル20を設けねばならずコスト高になる。
【0007】一方、変流器を遮断器の横に配置すると熱
ガスの影響を直接には受けないが、遮断タンクの外径寸
法が大きくなって設置スペースも多く必要になる。
【0008】そこで本発明は、斯かる課題を解決したガ
ス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの本発明の構成は、絶縁ガスが充填されたタンクの中
に三相分の遮断器を具え、夫々の遮断器から上方へ導出
された主回路導体に変流器を設けたガス絶縁開閉装置に
おいて、三相分の遮断器を水平方向へ並列に配置する一
方、三相分の変流器は遮断器の上方であって各相の遮断
器の真上を除外した位置に配置したことを特徴とする。
【0010】
【作用】遮断器から発生する高温,高圧の熱ガスがタン
ク内を上昇するが、変流器は遮断器の真上にはないの
で、直接に熱ガスが接触することはない。従って、熱ガ
スによる変流器の損傷が防止される。また、遮断器にお
ける消弧室の点検や交換をする場合には遮断器の上方か
ら作業を行うことになる。遮断器の真上には変流器が存
在しないからである。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。なお、本実施例は従来のガス絶縁開閉
装置の一部を改良したものなので、従来と同一部分には
同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明
する。
【0012】(a)実施例1 本発明によるガス絶縁開閉装置の構成を、図1〜図2に
示す。図のように遮断タンク14の下部に三相分の遮断
器2A,2B,2Cが配置され、上部に三相分の変流器
3A,3B,3Cが配置される。そして、これらの遮断
器2A,2B,2Cと変流器3A,3B,3Cは水平方
向においては図1のように配置される。
【0013】即ち、遮断器2A,2B,2Cは二等辺三
角形の頂点の位置に配置され、変流器3A,3B,3C
は遮断器2A,2B,2Cの真上を除いた位置であって
他の二等辺三角形の頂点の位置に配置される。
【0014】そして、遮断器2A,2B,2Cから上方
へ導出された主回路導体22A,22B,22Cは変流
器3A,3B,3Cを貫通したあとスペーサ23を貫通
する。このため、図1中のタンク14の右端にはこれら
の主回路導体22A,22B,22Cを配置するための
スペースが設けられている。これらの主回路導体22
A,22B,22Cの上部は碍子24を介して上蓋19
の下面に取り付けられる。
【0015】本実施例では、接続管を介することなく遮
断タンク14とケーブルタンク16とが上部で直接に接
続され、管路18a,18bはケーブルタンク16とは
反対側であって下部に接続される。その他の部分の構造
は従来と略同じなので説明を省略する。
【0016】次に、斯かるガス絶縁開閉装置の作用を説
明する。遮断器2A,2B,2Cからは前記のように高
温,高圧の熱ガスが吹き出し、温度の高い熱ガスは自然
対流によって上方へ移動する。従来は遮断器の真上に変
流器が配置されていたが、本発明では遮断器の真上を除
外した位置に配置されるので、熱ガスは直接に変流器3
A,3B,3Cに接触することはない。従って、熱ガス
による変流器の損傷の虞れが少ない。
【0017】一方、遮断器2A,2B,2Cの消弧室を
点検したり交換したりする場合は、上蓋19を取り外し
たのちに、変流器3A,3B,3Cを取り外すことなく
変流器と遮断タンクの壁面との間から作業することにな
る。
【0018】(b)実施例2 次に、斯かるガス絶縁開閉装置の実施例2を図3に基づ
いて説明する。この実施例は実施例1と異なって遮断タ
ンク14における管路18a,18bの取付側と同一側
に接続管25を介してケーブルタンク16を接続したも
のである。この場合には実施例1と異なってスペーサ2
3が遮断タンク14の左側に位置することになるので、
変流器3A,3B,3Cより上に位置する主回路導体2
2A,22B,22Cが図1中の左側へまとめて導かれ
ることになる。つまり遮断器2A,2B,2Cの配置を
変えることなく実施例1から実施例2へ変更できる。実
施例2の作用は実施例1と略同じなので説明を省略す
る。
【0019】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よるガス絶縁開閉装置によれば三相分の変流器を遮断器
の上方であって真上を除いた位置に配置したので、遮断
器から生じる高温,高圧の熱ガスが自然対流によって上
昇しても変流器が直接に熱ガスと接触することはなく変
流器の損傷が防止される。
【0020】また、遮断器の消弧室を点検したり変換し
たりする場合にタンクと変流器との間を介して遮断器の
上方から作業できるので、従来のように変流器を取り外
すことなく行うことができ、従ってタンクの側面に作業
用のマンホール等を設ける必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例1に係
り、図2のA−A矢視図。
【図2】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例1を示
す構成図。
【図3】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例2を示
す構成図。
【図4】ガス絶縁開閉装置の結線図。
【図5】ガス絶縁開閉装置の従来の構成図。
【符号の説明】
2A,2B,2C…遮断器 3A,3B,3C…変流器 14…遮断タンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ガスが充填されたタンクの中に三相
    分の遮断器を具え、夫々の遮断器から上方へ導出された
    主回路導体に変流器を設けたガス絶縁開閉装置におい
    て、 三相分の遮断器を水平方向へ並列に配置する一方、三相
    分の変流器は遮断器の上方であって各相の遮断器の真上
    を除外した位置に配置したことを特徴とするガス絶縁開
    閉装置。
JP3289019A 1991-11-06 1991-11-06 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH05130719A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3289019A JPH05130719A (ja) 1991-11-06 1991-11-06 ガス絶縁開閉装置

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JP3289019A JPH05130719A (ja) 1991-11-06 1991-11-06 ガス絶縁開閉装置

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JPH05130719A true JPH05130719A (ja) 1993-05-25

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ID=17737779

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JP3289019A Pending JPH05130719A (ja) 1991-11-06 1991-11-06 ガス絶縁開閉装置

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JP (1) JPH05130719A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008154325A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Japan Ae Power Systems Corp ガス絶縁開閉装置
JP2008283772A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Toshiba Corp ガス絶縁開閉装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008154325A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Japan Ae Power Systems Corp ガス絶縁開閉装置
JP2008283772A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Toshiba Corp ガス絶縁開閉装置

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