JPH10289803A - 抵抗器およびその製造方法 - Google Patents

抵抗器およびその製造方法

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JPH10289803A
JPH10289803A JP9098787A JP9878797A JPH10289803A JP H10289803 A JPH10289803 A JP H10289803A JP 9098787 A JP9098787 A JP 9098787A JP 9878797 A JP9878797 A JP 9878797A JP H10289803 A JPH10289803 A JP H10289803A
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JP
Japan
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electrode layer
upper electrode
layer
substrate
resistor
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JP9098787A
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English (en)
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Shogo Nakayama
祥吾 中山
Hisahiro Takashima
尚弘 高嶋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to US09/403,184 priority patent/US6348392B1/en
Priority to PCT/JP1998/001700 priority patent/WO1998047157A1/ja
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C17/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors
    • H01C17/22Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors adapted for trimming
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
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    • HELECTRICITY
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    • H01C17/22Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors adapted for trimming
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    • H01C17/242Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors adapted for trimming by removing or adding resistive material by laser

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低抵抗領域の抵抗器において、トリミングプ
ローブと上面電極層との接触位置のばらつきによりトリ
ミング後の抵抗値精度が悪いという課題を有していた。 【解決手段】 上面電極層32に切欠部34を設けるこ
とにより、トリミング時のプローブ位置のばらつきによ
る抵抗測定値のばらつきを小さくすることができ、それ
により、低抵抗領域においても抵抗値が精度良く所定の
抵抗値の範囲内に入れることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度配線回路に
用いられる抵抗器およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、特開昭63−12366
号に開示されたものが知られている。
【0003】以下、従来の抵抗器およびその製造方法に
ついて製造過程について、図面を参照しながら説明す
る。
【0004】図11は従来の抵抗器の平面図である。図
において、1は絶縁性の基板である。2a,2bは基板
の上面の側部に設けられた電極である。3は電極2a,
2b間を導通する抵抗体である。4a,4bは電極2
a,2bと導通するように基板1の側面に設けられた側
面電極である。5は抵抗体3のトリミングをしたトリミ
ング溝である。
【0005】以上のように構成された従来の抵抗器につ
いて、以下にその製造方法を図面を参照しながら説明す
る。
【0006】図12は従来の抵抗器の製造方法の要部を
示す工程図である。まず、図12に示すように、表面に
クラッキング用の縦溝12および横溝13を有するシー
ト上の絶縁基板11の上面に電極14を縦溝12の方向
にそっては、各領域毎に独立させるとともに横溝13の
方向にそっては、縦溝12をまたいでその両側に位置す
るように形成した後、横方向に隣り合う電極14間にま
たがって抵抗体17を厚膜により形成する。
【0007】次に、レーザー光を用いてトリミングを行
う。トリミングは抵抗値を測定しながら実施するのであ
るが、各抵抗体3の抵抗値の測定並びにトリミングは、
横方向に並ぶ抵抗体毎に実施する。すなわち例えば最上
段において横方向に並ぶ抵抗体について、各電極毎に測
定端子を立て、これにより抵抗値を測定しつつ、レーザ
ーを照射し、抵抗体をトリミングする。
【0008】この後、必要により表面にガラス等の絶縁
保護膜を形成してから、縦溝12に沿ってクラッキング
して、帯状体の複数を得る。そして各帯状体の両側に必
要により側面電極を厚膜により、また電極の表面にめっ
きを施す。
【0009】次に、横溝13に沿ってクラッキングして
個々のチップを得る。つまり、従来の抵抗器はトリミン
グ工程において、上面電極層にプローブを接触させ、抵
抗層に電流を流し、その電圧降下分を読みとり、所定の
抵抗値になるまで、レーザー等によりトリミング溝を形
成していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成および製造方法では、低抵抗領域の抵抗器にお
いて、トリミングプローブと上面電極層との接触位置の
ばらつきによりトリミング後の抵抗値精度が悪いという
課題を有していた。
【0011】以下、その課題を図を用いて説明する。図
13は従来の抵抗器の模式図でトリミング時のプローブ
の位置による抵抗測定電流の経路の違いを模式的に示し
たもので、図13(a),(b),(c)は高抵抗の場
合、図13(d),(e),(f)は低抵抗の場合であ
る。
【0012】図において、23は上面電極層とプローブ
との接触位置、24は抵抗値測定時の電流経路である。
高抵抗域では、上面電極層とプローブの接触位置23を
変化させても電流経路24に影響を与えない(図13
(a),(b),(c)参照)ため、問題ないが、低抵
抗領域においては、上面電極層と抵抗層の面積抵抗率の
差が小さくなるため、電流が抵抗層全体を通ることがな
くなり、図13(d),(e),(f)のように上面電
極層とプローブの接触位置23を変化させると、電流経
路24が大きく変化する。つまり、上面電極層とプロー
ブの接触位置によって、測定抵抗値が変化してしまい、
上面電極層とプローブの接触位置のばらつきが原因でト
リミング時には精度良く抵抗値修正できているにも関わ
らず、実際のトリミング後抵抗値においてはばらつきを
有するという課題を有していた。
【0013】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、低抵抗領域において、プローブと上面電極層の接触
位置のばらつきに関係なく、抵抗値が精度良く所定の抵
抗値の範囲内に入る抵抗器およびその製造方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、少なくとも前記絶縁基板と、前記基板の上
面の側部に設けられた切欠部を有する一対の上面電極層
と、前記上面電極層と電気的に接続するように設けられ
た抵抗層とからなるものである。
【0015】また、少なくとも分割溝を有するシート状
の基板の分割溝の上面を跨ぐように上面電極層を設ける
上面電極層形成工程と、前記上面電極層間を電気的に接
続するように抵抗層を設ける抵抗層形成工程とを有する
製造方法からなり、前記上面電極層形成工程は切欠部を
有したマスクを用いて印刷により電極パターンを形成し
て抵抗体の電流経路を安定せしめる工程とからなるもの
である。
【0016】また、少なくとも分割溝を有するシート状
の基板の分割溝の上面を跨ぐように上面電極層を設ける
上面電極層形成工程と、前記上面電極層に抵抗体の電流
経路を安定せしめるためにレーザー光により切欠部を設
ける切欠部形成工程と、前記上面電極層間を電気的に接
続するように抵抗層を設ける抵抗層形成工程とからなる
ものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、基板と、前記基板の上面の側部に設けられた切欠部
を有する一対の上面電極層と、前記上面電極層と電気的
に接続するように設けられた抵抗層と、少なくとも前記
抵抗層を覆うように設けられた保護層と、前記基板の側
面に前記上面電極層の一部の上面に重畳して電気的に接
続するように設けられた側面電極層とからなるものであ
る。
【0018】また、請求項2に記載の発明は、基板と、
前記基板の上面の側部に設けられた切欠部を有する一対
の上面電極層および下面の側部に設けられた一対の裏面
電極層と、前記上面電極層と電気的に接続するように設
けられた抵抗層と、少なくとも前記抵抗層を覆うように
設けられた保護層と、前記基板の側面に前記上面電極層
の一部の上面に重畳して電気的に接続するように設けら
れた側面電極層とからなるものである。
【0019】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2記載の上面電極層の切欠部は、基板の方向と同
一方向に一対の上面電極層が相対するように設けられて
なるものである。
【0020】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
または2記載の上面電極層の切欠部は、上面電極層の両
方の側部に基板の幅方向と同一方向に一対設けられてな
るものである。
【0021】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
または2記載の上面電極層は、切欠部により抵抗層と接
続している部分と接続していない部分を有するものであ
る。
【0022】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
または2記載の保護層は、少なくとも上面電極層の切欠
部と重畳するように設けられてなるものである。
【0023】また、請求項7に記載の発明は、分割溝を
有するシート状の基板の分割溝の上面を跨ぐように上面
電極層を設ける上面電極層形成工程と、前記上面電極層
間を電気的に接続するように抵抗層を設ける抵抗層形成
工程と、少なくとも前記上面電極層と抵抗層との上面を
覆うように保護層を設ける保護層形成工程と、前記保護
層を形成してなる分割溝を有するシートを短冊状に分割
する短冊分割工程と、少なくとも前記短冊基板の側面に
前記上面電極層と電気的に接続するように側面電極層を
設ける側面電極層形成工程と、前記側面電極層を形成さ
れた短冊状基板を個片に分割する個片状基板分割工程と
からなる抵抗器の製造方法において、前記上面電極層形
成工程は切欠部を有したマスクを用いて印刷により電極
パターンを形成して抵抗体の電流経路を安定せしめる工
程とからなるものである。
【0024】また、請求項8に記載の発明は、分割溝を
有するシート状の基板の分割溝の上面を跨ぐように上面
電極層を設ける上面電極層形成工程と、前記基板の下面
に分割溝を跨ぐように裏面電極層を設ける裏面電極層形
成工程と、前記上面電極層間を電気的に接続するように
抵抗層を設ける抵抗層形成工程と、少なくとも前記上面
電極層と抵抗層との上面を覆うように保護層を設ける保
護層形成工程と、前記保護層を形成してなる分割溝を有
するシートを短冊状に分割する短冊分割工程と、少なく
とも前記短冊基板の側面に前記上面電極層と電気的に接
続するように側面電極層を設ける側面電極層形成工程
と、前記側面電極層を形成された短冊状基板を個片に分
割する個片状基板分割工程とからなる抵抗器の製造方法
において、前記上面電極層形成工程は切欠部を有したマ
スクを用いて印刷により電極パターンを形成して抵抗体
の電流経路を安定せしめる工程とからなるものである。
【0025】また、請求項9に記載の発明は、請求項7
または8記載の上面電極層形成工程は、上面電極層の切
欠部を基板の幅方向と同一方向に一対の上面電極層が相
対するように設けてなるものである。
【0026】また、請求項10に記載の発明は、請求項
7または8記載の上面電極層形成工程は、上面電極層の
切欠部を上面電極層の両方の側部に基板の幅方向と同一
方向に一対設けてなるものである。
【0027】また、請求項11に記載の発明は、請求項
7または8記載の上面電極層形成工程は、上面電極層の
切欠部により抵抗層と接続している部分と接続していな
い部分を設けてなるものである。
【0028】また、請求項12に記載の発明は、分割溝
を有するシート状の基板の分割溝の上面を跨ぐように上
面電極層を設ける上面電極層形成工程と、前記上面電極
層に抵抗体の電流経路を安定せしめるために切欠部を設
ける切欠部形成工程と、前記上面電極層間を電気的に接
続するように抵抗層を設ける抵抗層形成工程と、少なく
とも前記上面電極層と抵抗層との上面を覆うように保護
層を設ける保護層形成工程と、前記保護層を形成してな
る分割溝を有するシートを短冊状に分割する短冊分割工
程と、少なくとも前記短冊基板の側面に前記上面電極層
と電気的に接続するように側面電極層を設ける側面電極
層形成工程と、前記側面電極層を形成された短冊状基板
を個片に分割する個片状基板分割工程とからなるもので
ある。
【0029】また、請求項13に記載の発明は、分割溝
を有するシート状の基板の分割溝の上面を跨ぐように上
面電極層を設ける上面電極層形成工程と、前記上面電極
層に抵抗体の電流経路を安定せしめるために切欠部を設
ける切欠部形成工程と、前記基板の下面に分割溝を跨ぐ
ように裏面電極層を設ける裏面電極層形成工程と、前記
上面電極層間を電気的に接続するように抵抗層を設ける
抵抗層形成工程と、少なくとも前記上面電極層と抵抗層
との上面を覆うように保護層を設ける保護層形成工程
と、前記保護層を形成してなる分割溝を有するシートを
短冊状に分割する短冊分割工程と、少なくとも前記短冊
基板の側面に前記上面電極層と電気的に接続するように
側面電極層を設ける側面電極層形成工程と、前記側面電
極層を形成された短冊状基板を個片に分割する個片状基
板分割工程とからなるものである。
【0030】また、請求項14に記載の発明は、請求項
12または13記載の上面電極層形成工程は、上面電極
層の切欠部を基板の幅方向と同一方向に一対の上面電極
層が相対するように設けてなるものである。
【0031】また、請求項15に記載の発明は、請求項
12または13記載の上面電極層形成工程は、上面電極
層の切欠部を上面電極層の両方の側部に基板の幅方向と
同一方向に一対設けてなるものである。
【0032】また、請求項16に記載の発明は、請求項
12または13記載の上面電極層形成工程は、上面電極
層の切欠部により抵抗層と接続している部分と接続して
いない部分を設けてなるものである。
【0033】また、請求項17に記載の発明は、請求項
7,8,12または13記載の保護層形成工程は、少な
くとも上面電極層の切欠部と重畳するように設けてなる
ものである。
【0034】以上の構成および製造方法により、低抵抗
値を有する抵抗器において、トリミング工程時に抵抗値
測定用のプローブと上面電極層との接触位置がばらつい
ても抵抗体中の電流経路がばらつかず、その結果、抵抗
器の抵抗値が所定の抵抗値の範囲内に精度良く入るとい
う作用を有するものである。
【0035】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1における抵抗器およびその製造方法について、図面
を参照しながら説明する。
【0036】図1は本発明の実施の形態1における抵抗
器の一部を切欠いた斜視図である。図1において、31
はアルミナ等からなる基板である。32は基板31の上
面の側部に設けられた銀とガラスとの混合材料等からな
る一対の上面電極層である。33は基板31の上面に一
対の上面電極層32に一部が重畳して電気的に接続する
ように設けられた酸化ルテニウムとガラスとの混合材料
および銀、パラジウムとガラスとの混合材料等からなる
抵抗層である。34は上面電極層32に基板の幅方向と
同一方向に上面電極層32の両側部から上面電極層32
の中心部が上面電極層32の幅の1/4残るように電極
層印刷工程において形成された切欠部である。35は抵
抗層33の抵抗値を所定の抵抗値に修正するためにレー
ザー等によって設けられたトリミング溝である。36は
少なくとも抵抗層33を覆うように設けられたホウケイ
酸鉛系ガラス等またはエポキシ系樹脂等からなる保護層
である。37は基板31の側面に上面電極層32と電気
的に接続するように設けられた銀とガラスとの混合材料
等からなる側面電極層である。また、必要により側面電
極層37を覆うようにニッケルめっき等からなる第1の
めっき層を設ける(図示せず)とともに、必要により第
1のめっき層を覆うように設けられた第2のめっき層を
設ける(図示せず)ものである。
【0037】以上のように構成された抵抗器について、
以下にその製造方法を図面を参照しながら説明する。
【0038】図2、図3は本発明の実施の形態1におけ
る抵抗器の製造方法を示す工程図である。
【0039】まず、図2(a)に示すように、縦横の分
割溝41を有するアルミナ等からなるシート基板42の
縦横の分割溝41を跨ぐように銀とガラスとの混合ペー
スト材料を切欠部43aを有するマスクを用いてスクリ
ーン印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉によって約8
50℃の温度で、約45分のプロファイルによって焼成
し、切欠部43aを有する上面電極層43bを形成す
る。また、このとき必要によりシート基板42の裏面に
上面電極層43bと相対する位置に銀とガラスとの混合
ペースト材料をスクリーン印刷・乾燥して、上面電極層
43bの形成と同時に裏面電極層(図示せず)を形成し
てもよい。
【0040】次に、図2(b)に示すように、上面電極
層43b間を電気的に接続するように、酸化ルテニウム
とガラスとの混合ペースト材料を上面電極層43bの一
部に重畳するようにシート基板42の上面にスクリーン
印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉により、約850
℃の温度で、約45分のプロファイルによって焼成し、
抵抗層44を形成する。
【0041】次に、図2(c)に示すように、抵抗層4
4の抵抗値を修正するために、レーザー等により、トリ
ミングし、トリミング溝45を形成する。このとき、ト
リミングをする前にホウケイ酸ガラス等により、プリコ
ート(図示せず)した後に、プリコートの上面よりレー
ザー等によりプリコートおよび抵抗層44をトリミング
してトリミング溝45を形成してもよい。
【0042】次に、図3(a)に示すように、少なくと
も抵抗層44の上面を覆うように、ホウケイ酸鉛ガラス
系ガラスペーストをスクリーン印刷・乾燥して、ベルト
式連続焼成炉により、約620℃の温度で、約45分の
プロファイルによって焼成し、保護層46を形成する。
【0043】次に、図3(b)に示すように、基板側面
から上面電極層43bが露出するようにシート基板42
の分割溝41に沿って分割して、短冊状の基板47を形
成する。
【0044】次に、図3(c)に示すように、短冊状の
基板47の側面に、上面電極層43bの一部に重畳して
導通するように、銀とガラスとの混合ペースト材料をロ
ーラー転写印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉によ
り、約620℃の温度で、約45分のプロファイルによ
って焼成し、側面電極層48を形成する。
【0045】次に、図3(d)に示すように、短冊状の
基板47(本図では図示せず)を個片に分割して、個片
状の基板49を形成する。
【0046】最後に、必要により、上面電極層43bの
露出部および側面電極層48を覆うようにニッケルめっ
き等からなる第1のめっき層であるバリア層を形成する
とともに、この第1のめっき層を覆うようにスズと鉛の
合金めっき等からなる第2のめっき層であるはんだ層を
形成して、抵抗器を製造するものである。
【0047】なお、実施の形態1では保護層の材料は銀
とガラスとの混合材料として説明したが、これはエポキ
シ系樹脂材等としてもよい。
【0048】また、実施の形態では側面電極層の材料は
銀とガラスとの混合材料として説明したが、これはニッ
ケル系フェノール樹脂材等としてもよい。
【0049】以上のように、構成製造された抵抗器につ
いて、以下にその作用を図を用いて説明する。
【0050】図4は本発明の実施の形態における抵抗器
の模式図である。51はトリミング工程でのプローブと
上面電極層の接触位置である。52は抵抗値測定時の電
流経路である。この図から明らかなように、プローブと
上面電極層の接触位置51がばらついても、抵抗測定時
の電流経路52が影響を受けず、安定した抵抗値を示
し、トリミング精度の向上を図ることができる。
【0051】以下に、その特性を比較したものを説明す
る。実験方法としては、低抵抗用4端子プローブにてト
リミング前の平均抵抗値70mΩのシートを目標抵抗値
100mΩにトリミングし、その後の抵抗値分布を測定
した。
【0052】(表1)に従来と本発明の実施の形態1に
おける抵抗器のトリミング精度分布を示す。
【0053】
【表1】
【0054】(表1)より明らかなように、本発明の実
施の形態1における抵抗器は、トリミング時にプローブ
と上面電極層の接触位置の影響を受けにくい構成である
ため、従来の抵抗器よりトリミング精度が向上し、目的
とする抵抗値が精度よく得られる抵抗器を提供できるも
のである。
【0055】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2における抵抗器およびその製造方法について、図面
を参照しながら説明する。
【0056】図5は本発明の実施の形態2における抵抗
器の一部を切欠いた斜視図である。図5において、61
はアルミナ等からなる基板である。62は基板61の上
面の側部に設けられた銀とガラスとの混合材料等からな
る一対の上面電極層である。63は基板61の上面に上
面電極層62に一部が重畳して電気的に接続するように
設けられた酸化ルテニウムとガラスとの混合材料および
銀、パラジウムとガラスとの混合材料等からなる抵抗層
である。64は上面電極層62に基板の幅方向と同一方
向に喰い違うように一対の上面電極層が相対するように
レーザー等によって上面電極層62の幅の3/4の長さ
になるように形成された切欠部である。65は抵抗層6
3の抵抗値を所定の抵抗値に修正するためにレーザー等
によって設けられたトリミング溝である。66は少なく
とも抵抗層63を覆うように設けられたホウケイ酸鉛系
ガラス等またはエポキシ系樹脂等からなる保護層であ
る。67は基板61の側面に上面電極層62と電気的に
接続するように設けられた銀とガラスとの混合材料等か
らなる側面電極層である。また、必要により側面電極層
67を覆うように設けられたニッケルめっき等からなる
第1のめっき層を設けるとともに、必要により第1のめ
っき層を覆うように設けられた第2のめっき層を設ける
ものである。
【0057】以上のように構成された抵抗器について、
以下にその製造方法を図面を参照しながら説明する。
【0058】図6、図7は本発明の実施の形態2におけ
る抵抗器の製造方法を示す工程図である。
【0059】まず、図6(a)に示すように、縦横の分
割溝71を有するアルミナ等からなるシート基板72の
分割溝71を跨ぐように銀とガラスとの混合ペースト材
料を用いてスクリーン印刷・乾燥して、ベルト式連続焼
成炉によって約850℃の温度で、約45分のプロファ
イルによって焼成し、上面電極層73を形成する。ま
た、このとき必要によりシート基板72の裏面に上面電
極層73と相対する位置に銀とガラスとの混合ペースト
材料をスクリーン印刷・乾燥して、上面電極層形成と同
時に裏面電極層(図示せず)を形成してもよい。
【0060】次に、図6(b)に示すように、レーザー
等を用い、上面電極層73に基板の幅方向と同一方向に
喰い違うように一対の切欠部74を形成する。
【0061】次に、図6(c)に示すように、上面電極
層73間を電気的に接続するように、酸化ルテニウムと
ガラスとの混合ペースト材料を上面電極層73の一部に
重畳するようにシート基板72の上面にスクリーン印刷
・乾燥して、ベルト式連続焼成炉により、約850℃の
温度で、約45分のプロファイルによって焼成し、抵抗
層75を形成する。
【0062】次に、図6(d)に示すように、抵抗層7
5の抵抗値を修正するために、レーザー等により、トリ
ミングし、トリミング溝76を形成する。このとき、ト
リミングをする前に少なくともガラス等により、プリコ
ート(図示せず)した後に、プリコートの上面よりレー
ザー等によりプリコートおよび抵抗層75をトリミング
してトリミング溝76を形成してもよい。
【0063】次に、図7(a)に示すように、少なくと
も抵抗層75(本図では図示せず)の上面を覆うよう
に、ホウケイ酸鉛ガラス系ガラスペーストをスクリーン
印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉により、約620
℃の温度で、約45分のプロファイルによって焼成し、
保護層77を形成する。
【0064】次に、図7(b)に示すように、基板側面
から上面電極層73が露出するようにシート基板72
(本図では図示せず)の分割溝71に沿って分割して、
短冊状の基板78を形成する。
【0065】次に、図7(c)に示すように、短冊状の
基板78の側面に、上面電極層73の一部に重畳して導
通するように、銀とガラスとの混合ペースト材料をロー
ラー転写印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉により、
約620℃の温度で、約45分のプロファイルによって
焼成し、側面電極層79を形成する。
【0066】次に、図7(d)に示すように、短冊状の
基板78(本図では図示せず)を個片に分割して、個片
状の基板80を形成する。
【0067】最後に、必要により、上面電極層73の露
出部および側面電極層79を覆うようにニッケルめっき
等からなる第1のめっき層であるバリア層を形成すると
ともに、この第1のめっき層を覆うようにスズと鉛の合
金めっき等からなる第2のめっき層であるはんだ層を形
成して、抵抗器を製造するものである。
【0068】なお、本発明の実施の形態2では保護層の
材料は銀とガラスとの混合材料として説明したが、これ
はエポキシ系樹脂材等としてもよい。
【0069】また、本発明の実施の形態2では側面電極
層の材料は銀とガラスとの混合材料として説明したが、
これはニッケル系フェノール樹脂材等としてもよい。
【0070】また、上面電極層の切欠部形成工程は、抵
抗層形成工程またはプリコート形成工程の後に位置して
も同様である。
【0071】以上のように、構成製造された抵抗器につ
いて、その作用を図を用いて説明する。
【0072】図8は本発明の実施の形態2における模式
図である。81はトリミング工程でのプローブと上面電
極層の接触位置である。82は抵抗値測定時の電流経路
である。この図から明らかなように、プローブと上面電
極層の接触位置81がばらついても、抵抗測定時の電流
経路82が影響を受けず、安定した抵抗値を示し、トリ
ミング精度の向上を図ることができる。
【0073】以下に、その特性を比較したものを説明す
る。実験方法としては、低抵抗用4端子プローブにてト
リミング前の平均抵抗値70mΩのシートを目標抵抗値
100mΩにトリミングし、その後の抵抗値分布を測定
した。
【0074】(表2)に従来と本発明の実施の形態2に
おける抵抗器のトリミング精度分布を示す。
【0075】
【表2】
【0076】(表2)より明らかなように、本発明の実
施の形態2における抵抗器はトリミング時にプローブと
上面電極層の接触位置の影響を受けにくい構成であるた
め、従来の抵抗器よりトリミング精度が向上し、目的と
する抵抗値が精度よく得られる抵抗器を提供できるもの
である。
【0077】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3における抵抗器およびその製造方法について、図面
を参照しながら説明する。
【0078】図9は本発明の実施の形態3における抵抗
器の斜視図である。図9において、91はアルミナ等か
らなる基板である。92は基板91の上面の側部に設け
られた銀とガラスとの混合材料等からなる一対の上面電
極層である。93は基板91の上面に上面電極層92に
一部が重畳して電気的に接続するように設けられた酸化
ルテニウムとガラスとの混合材料および銀、パラジウム
とガラスとの混合材料等からなる抵抗層である。94は
上面電極層92の幅の1/4の幅だけ抵抗層93と接続
するように一対の上面電極層92が相対するように電極
層印刷工程において形成された切欠部である。95は抵
抗層93の抵抗値を所定の抵抗値に修正するためにレー
ザー等によって設けられたトリミング溝である。96は
少なくとも抵抗層93を覆うように設けられたホウケイ
酸鉛系ガラス等またはエポキシ樹脂等からなる保護層で
ある。97は基板91の側面に上面電極層92と電気的
に接続するように設けられた銀とガラスとの混合材料等
からなる側面電極層である。また、必要により側面電極
層97を覆うようにニッケルめっき等からなる第1のめ
っき層を設けるとともに、必要により第1のめっき層を
覆うように設けられた第2のめっき層を設ける(図示せ
ず)ものである。
【0079】以上のように構成された抵抗器の製造方法
は実施の形態1または2と同一であるので説明は省略す
る。
【0080】以上のように、構成製造された抵抗器につ
いて、その作用を図を用いて説明する。
【0081】図10は本発明の実施の形態3における抵
抗器の模式図である。101はトリミング工程でのプロ
ーブと上面電極層の接触位置である。102は抵抗値測
定時の電流経路である。この図から明らかなように、プ
ローブと上面電極層の接触位置101がばらついても、
抵抗測定時の電流経路102が影響を受けず、安定した
抵抗値を示し、トリミング精度の向上を図ることができ
る。
【0082】以下に、その特性を比較したものを説明す
る。実験方法としては、低抵抗用4端子プローブにてト
リミング前の平均抵抗値70mΩのシートを目標抵抗値
100mΩにトリミングし、その後の抵抗値分布を測定
した。
【0083】(表3)に従来と本発明の実施の形態3に
おける抵抗器のトリミング精度分布を示す。
【0084】
【表3】
【0085】(表3)より明らかなように、本発明の実
施の形態3における抵抗器はトリミング時にプローブと
上面電極層の接触位置の影響を受けにくい構造であるた
め、従来の抵抗値よりトリミング精度が向上し、目的と
する抵抗値が精度よく得られる抵抗器を提供できるもの
である。
【0086】
【発明の効果】以上のように本発明は、低抵抗領域にお
いても、プローブと上面電極層の接触位置のばらつきの
影響を受けず、抵抗値が精度良く所定の抵抗値の範囲内
に入る抵抗器およびその製造方法を提供できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における抵抗器の一部を
切欠いた斜視図
【図2】同工程図
【図3】同工程図
【図4】同模式図
【図5】本発明の実施の形態2における抵抗器の一部を
切欠いた斜視図
【図6】同工程図
【図7】同工程図
【図8】同模式図
【図9】本発明の実施の形態3における抵抗器の一部を
切欠いた斜視図
【図10】同模式図
【図11】従来の抵抗器の上面図
【図12】同要部である工程図
【図13】同模式図
【符号の説明】
31,61,91 基板 32,62,92 上面電極層 33,63,93 抵抗層 34,64,94 切欠部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、前記基板の上面の側部に設けら
    れた切欠部を有する一対の上面電極層と、前記上面電極
    層と電気的に接続するように設けられた抵抗層と、少な
    くとも前記抵抗層を覆うように設けられた保護層と、前
    記基板の側面に前記上面電極層の一部の上面に重畳して
    電気的に接続するように設けられた側面電極層とからな
    る抵抗器。
  2. 【請求項2】 基板と、前記基板の上面の側部に設けら
    れた切欠部を有する一対の上面電極層および下面の側部
    に設けられた一対の裏面電極層と、前記上面電極層と電
    気的に接続するように設けられた抵抗層と、少なくとも
    前記抵抗層を覆うように設けられた保護層と、前記基板
    の側面に前記上面電極層の一部の上面に重畳して電気的
    に接続するように設けられた側面電極層とからなる抵抗
    器。
  3. 【請求項3】 上面電極層の切欠部は、基板の幅方向と
    同一方向に一対の上面電極層が相対するように設けられ
    た請求項1または2記載の抵抗器。
  4. 【請求項4】 上面電極層の切欠部は、上面電極層の両
    方の側部に基板の幅方向と同一方向に一対設けられた請
    求項1または2記載の抵抗器。
  5. 【請求項5】 上面電極層は、切欠部により抵抗層と接
    続している部分と接続していない部分を有する請求項1
    または2記載の抵抗器。
  6. 【請求項6】 保護層は、少なくとも上面電極層の切欠
    部と重畳するように設けられた請求項1または2記載の
    抵抗器。
  7. 【請求項7】 分割溝を有するシート状の基板の分割溝
    の上面を跨ぐように上面電極層を設ける上面電極層形成
    工程と、前記上面電極層間を電気的に接続するように抵
    抗層を設ける抵抗層形成工程と、少なくとも前記上面電
    極層と抵抗層との上面を覆うように保護層を設ける保護
    層形成工程と、前記保護層を形成してなる分割溝を有す
    るシートを短冊状に分割する短冊分割工程と、少なくと
    も前記短冊基板の側面に前記上面電極層と電気的に接続
    するように側面電極層を設ける側面電極層形成工程と、
    前記側面電極層を形成された短冊状基板を個片に分割す
    る個片状基板分割工程とからなる抵抗器の製造方法にお
    いて、前記上面電極層形成工程は切欠部を有したマスク
    を用いて印刷により電極パターンを形成して抵抗体の電
    流経路を安定せしめる工程である抵抗器の製造方法。
  8. 【請求項8】 分割溝を有するシート状の基板の分割溝
    の上面を跨ぐように上面電極層を設ける上面電極層形成
    工程と、前記基板の下面に分割溝を跨ぐように裏面電極
    層を設ける裏面電極層形成工程と、前記上面電極層間を
    電気的に接続するように抵抗層を設ける抵抗層形成工程
    と、少なくとも前記上面電極層と抵抗層との上面を覆う
    ように保護層を設ける保護層形成工程と、前記保護層を
    形成してなる分割溝を有するシートを短冊状に分割する
    短冊分割工程と、少なくとも前記短冊基板の側面に前記
    上面電極層と電気的に接続するように側面電極層を設け
    る側面電極層形成工程と、前記側面電極層を形成された
    短冊状基板を個片に分割する個片状基板分割工程とから
    なる抵抗器の製造方法において、前記上面電極層形成工
    程は切欠部を有したマスクを用いて印刷により電極パタ
    ーンを形成して抵抗体の電流経路を安定せしめる工程で
    ある抵抗器の製造方法。
  9. 【請求項9】 上面電極層形成工程は、切欠部を基板の
    幅方向と同一方向に一対の上面電極層が相対するように
    設けてなる工程である請求項7または8記載の抵抗器の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 上面電極層形成工程は、切欠部を上面
    電極層の両方の側部に基板の幅方向と同一方向に一対設
    けてなる工程である請求項7または8記載の抵抗器の製
    造方法。
  11. 【請求項11】 上面電極層形成工程は、切欠部により
    上面電極層に抵抗層と接続している部分と接続していな
    い部分を設けてなる工程である請求項7または8記載の
    抵抗器の製造方法。
  12. 【請求項12】 分割溝を有するシート状の基板の分割
    溝の上面を跨ぐように上面電極層を設ける上面電極層形
    成工程と、前記上面電極層に抵抗体の電流経路を安定せ
    しめるために切欠部を設ける切欠部形成工程と、前記上
    面電極層間を電気的に接続するように抵抗層を設ける抵
    抗層形成工程と、少なくとも前記上面電極層と抵抗層と
    の上面を覆うように保護層を設ける保護層形成工程と、
    前記保護層を形成してなる分割溝を有するシートを短冊
    状に分割する短冊分割工程と、少なくとも前記短冊基板
    の側面に前記上面電極層と電気的に接続するように側面
    電極層を設ける側面電極層形成工程と、前記側面電極層
    を形成された短冊状基板を個片に分割する個片状基板分
    割工程とからなる抵抗器の製造方法。
  13. 【請求項13】 分割溝を有するシート状の基板の分割
    溝の上面を跨ぐように上面電極層を設ける上面電極層形
    成工程と、前記上面電極層に抵抗体の電流経路を安定せ
    しめるために切欠部を設ける切欠部形成工程と、前記基
    板の下面に分割溝を跨ぐように裏面電極層を設ける裏面
    電極層形成工程と、前記上面電極層間を電気的に接続す
    るように抵抗層を設ける抵抗層形成工程と、少なくとも
    前記上面電極層と抵抗層との上面を覆うように保護層を
    設ける保護層形成工程と、前記保護層を形成してなる分
    割溝を有するシートを短冊状に分割する短冊分割工程
    と、少なくとも前記短冊基板の側面に前記上面電極層と
    電気的に接続するように側面電極層を設ける側面電極層
    形成工程と、前記側面電極層を形成された短冊状基板を
    個片に分割する個片状基板分割工程とからなる抵抗器の
    製造方法。
  14. 【請求項14】 切欠部形成工程は、切欠部を基板の幅
    方向と同一方向に一対の上面電極層が相対するように設
    けてなる工程である請求項12または13記載の抵抗器
    の製造方法。
  15. 【請求項15】 切欠部形成工程は、切欠部を上面電極
    層の両方の側部に基板の幅方向と同一方向に一対設けて
    なる工程である請求項12または13記載の抵抗器の製
    造方法。
  16. 【請求項16】 切欠部形成工程は、切欠部により上面
    電極層に抵抗層と接続している部分と接続していない部
    分を設けてなる工程である請求項12または13記載の
    抵抗器の製造方法。
  17. 【請求項17】 保護層形成工程は、少なくとも上面電
    極層の切欠部と重畳するように設けてなる工程である請
    求項7,8,12または13記載の抵抗器の製造方法。
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