JPH10281660A - 不定形耐火物の施工方法、及び中子型枠 - Google Patents

不定形耐火物の施工方法、及び中子型枠

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JPH10281660A
JPH10281660A JP9957397A JP9957397A JPH10281660A JP H10281660 A JPH10281660 A JP H10281660A JP 9957397 A JP9957397 A JP 9957397A JP 9957397 A JP9957397 A JP 9957397A JP H10281660 A JPH10281660 A JP H10281660A
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JP
Japan
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core
refractory
mold
irregular
heating means
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Application number
JP9957397A
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Inventor
Yukihiro Nakamura
幸弘 中村
Hitoshi Nakagawa
仁 中川
Hiroshi Imagawa
浩志 今川
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶融金属容器にライニングする不定形耐火物
の硬化時間および作業時間に長時間を要していた。 【解決手段】 パーマ煉瓦を内装した溶融金属容器内
に、複数の水蒸気抜き孔24を有する中子型枠21を挿
入設置し、この中子型枠21とパーマ煉瓦との間に不定
形耐火物を流し込み施工し、中子型枠21内を加熱する
ことにより、その水蒸気抜き孔24を介して耐火物の施
工面から水蒸気を排出して、中子型枠21を設置したま
ま不定形耐火物を乾燥する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉の大樋や取鍋
等の溶融金属容器に、不定形耐火物を流し込んでライニ
ング施工または補修を行う不定形耐火物の施工方法、及
びこれに使用する新規な中子型枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高炉の大樋や取鍋等の溶融金属容
器への不定形耐火物のライニングは、パーマ煉瓦を内装
した溶融金属容器内に中子型枠を挿入設置し、これらの
間に不定形耐火物として、例えば添加水分5〜7%程度
で混練したキャスタブルを流し込み施工し、中子振動や
棒状バイブレータによりキャスタブルの揺変性を利用し
て均質な流し込み施工体とし、セメントボンド等が形成
されて強度がでるまで養生した後、中子型枠を脱枠し、
施工体の稼動面側からガスバーナ等で加熱して乾燥させ
る施工方法が一般的である。
【0003】このような不定形耐火物の施工方法に関す
る技術として、特開昭57−187161号公報(以
下、「引用例1」という。)には、「流し込み施工用型
枠のセッティング方法」に係る発明が提案されている。
この発明の要旨は、「流し込み施工用の型枠を設置する
際に、溶融金属容器と敷との間に水を透さない材料を介
在させ、一方型枠の外周部に相当する位置に施工後下方
に浸透してくる流し込み材料に含まれた水分を吸収する
吸収材を設置する。」ことにあり、この発明によれば、
不定形耐火物の余分な水分を吸収して硬化を早めること
ができるというものである。
【0004】また、特開昭59−18172号公報(以
下、「引用例2」という。)には、「不定形耐火物の乾
燥および硬化促進方法」に係る発明が提案されている。
この発明の要旨は、「施工された不定形耐火物に超音波
振動を与えて耐火物中の金属アルミニウムと水との発熱
反応を起こさせる。」ことにあり、この発明によれば、
耐火物施工体を均一に加熱し硬化を促進させることがで
きるというものである。
【0005】さらに、特開平7−4862号公報(以
下、「引用例3」という。)には、「不定形耐火物の流
し込み施工方法および装置」係る発明が提案されてい
る。この施工方法の発明の要旨は、「中子枠の上下及び
水平方向に複数の振動子を配設し、予め実験で定めた設
定値の振動力を有する振動を付与し、かつ振動子の発動
する振動力を測定し、この設定値をフィードバックして
振動子が設定値の振動力の範囲内で振動するように制御
する。」ことにあり、又、この施工装置の発明の要旨
は、「中子枠の上下および水平方向に複数個配置され、
流し込み耐火物に振動を付与する振動子と、振動子によ
る振動力を測定する振動測定子と、振動力を適正に制御
する振動力制御部とを有する。」ことにあり、これらの
発明によれば、耐火物寿命のばらつきを大幅に減少させ
ることができ、かつ平均寿命を向上させることができる
というものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、引用例1の
「流し込み施工用型枠のセッティング方法」に係る発明
にあっては、不定形耐火物に含まれる余分な水分を吸収
して硬化を早めることができるが、十分な硬化時間の短
縮は実現されなかった。また、引用例2の「不定形耐火
物の乾燥および硬化促進方法」に係る発明にあっては、
金属アルミニウムと水との発熱反応による耐火物施工体
の硬化促進は、自然養生に比べて大幅な時間短縮が認め
られるが、未だ十分とは言えなかった。さらに、引用例
3の「不定形耐火物の流し込み施工方法および装置」係
る発明にあっては、中子枠の構造を工夫したものである
が、耐火物施工体の高生産性に関する視点はなく、乾燥
後の施工体を早く得たいという要請には対応し得なかっ
た。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、耐火物の硬化時間および作業時間の短
縮化を図ることができるとともに、均質な施工体を得る
ことができる不定形耐火物の施工方法、及びこれに使用
する新規な中子型枠を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明に係
る不定形耐火物の施工方法によれば、パーマ煉瓦を内装
した溶融金属容器内に、複数の水蒸気抜き孔を有する中
子型枠を挿入設置し、この中子型枠とパーマ煉瓦との間
に不定形耐火物を流し込み施工し、中子型枠内を加熱す
ることにより、その水蒸気抜き孔を介して耐火物の施工
面から水蒸気を排出して、中子型枠を設置したまま不定
形耐火物を乾燥するようにしたものである。
【0009】また、パーマ煉瓦を内装した溶融金属容器
内に、加熱手段を有するとともに複数の水蒸気抜き孔を
有する中子型枠を挿入設置し、この中子型枠とパーマ煉
瓦との間に不定形耐火物を流し込み施工し、加熱手段で
不定形耐火物を加熱することにより、その水蒸気抜き孔
を介して耐火物の施工面から水蒸気を排出して、中子型
枠を設置したまま不定形耐火物を乾燥するようにしたも
のである。
【0010】好ましくは、上記中子型枠として、高強度
の紙で成形した型枠が使用されるものである。
【0011】また好ましくは、上記紙製の中子型枠が、
金属製の桟で補強されるものである。
【0012】さらに好ましくは、上記加熱手段として、
電気式の加熱ヒータが使用されるものである。或いは、
上記加熱手段として、熱媒体が使用されるものである。
【0013】一方、本発明に係る中子型枠によれば、不
定形耐火物を流し込み施工するに際して、パーマ煉瓦を
内装した溶融金属容器内に挿入設置される型枠であり、
不定形耐火物の施工面を区画形成する型枠体に、複数の
水蒸気抜き孔を散点状に備えているものである。
【0014】好ましくは、上記型枠体が、鋼板により成
形されているものである。或いは、上記型枠体が、高強
度の紙により成形されているものである。そして、この
高強度の紙が、熱硬化性合成樹脂を塗布した段ボール紙
により形成されているものである。
【0015】また好ましくは、上記紙製の型枠体に、金
属製の桟が備えられているものである。
【0016】さらに好ましくは、上記型枠体が、加熱手
段を備えているものである。
【0017】そして好ましくは、上記加熱手段が、電気
式の加熱ヒータにより形成されているものである。或い
は、上記加熱手段が、熱媒体の通過する筒体により形成
されているものである。
【0018】従来の不定形耐火物の施工方法は、パーマ
煉瓦と中子型枠との間に不定形耐火物を流し込み施工
し、適当な時間養生した後に、脱枠して耐火物施工体を
その稼動面側からガスバーナ等により加熱して乾燥して
いたが、本発明によれば、複数の水蒸気抜き孔を有する
中子型枠を用いて不定形耐火物を流し込み施工し、耐火
物の施工面を加熱することにより、中子型枠の水蒸気抜
き孔を介して耐火物の施工面から水蒸気を排出し、中子
型枠を設置したままで耐火物の乾燥を完了した後に中子
型枠を脱枠するようにしたので、耐火物の硬化時間およ
び作業時間の短縮化を図ることができ、均質な施工体を
得ることができるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。本発明に係る不
定形耐火物の施工方法は各種の溶融金属容器に適用でき
るが、第1の実施形態の施工方法は高炉の大樋に適用し
たものである。
【0020】すなわち、第1の実施形態の施工方法は、
図1(a)に示すような中子型枠1を使用して実施され
る。この中子型枠1は、不定形耐火物を流し込み施工す
るに際して、パーマ煉瓦を内装した大樋内に挿入設置さ
れる型枠であり、その本体は不定形耐火物の施工面を区
画形成する型枠体2として形成されている。この型枠体
2は、鋼製の矩形筒体3を複数個並列に連結して形成さ
れ、大樋の断面形状に沿うように、その断面形状も全体
として凹状を呈している。
【0021】相隣接する矩形筒体3,3の間には、図1
(b)(c)に示すように、複数の水蒸気抜き孔4を散
点状に穿設した多孔質プレート5が設けられており、こ
の多孔質プレート5によって複数の矩形筒体3の内面側
が連結されている。この多孔質プレート5に穿設された
水蒸気抜き孔4は、例えば型枠体2の全体の内表面積の
約50%を占めるように設定されている。
【0022】また、各矩形筒体3内には、加熱手段6お
よび断熱材7が収納されている。本実施形態では、加熱
手段6として、例えば電気式の加熱ヒータを採用してお
り、この加熱ヒータ6は、矩形筒体3内において不定形
耐火物と接する外面側に配置されている。そして、断熱
材7は、矩形筒体3内において加熱ヒータ6の内面側に
配置されている。
【0023】第1の実施形態の施工方法は、このように
形成された中子型枠1を使用して以下のように実施され
る。すなわち、まず大樋内に上記の中子型枠1を挿入設
置するが、その際、大樋に内装したパーマ煉瓦と所定の
間隔を隔てて中子型枠1を配置する。次に、中子型枠1
とパーマ煉瓦との間に不定形耐火物を流し込み施工し、
矩形筒体3内に設けた加熱ヒータ6により不定形耐火物
を加熱する。
【0024】この加熱ヒータ6による加熱は、不定形耐
火物の養生、乾燥時に加熱ヒータ6の温度を適宜制御し
ながら昇温、加熱を行う。不定形耐火物の施工面が加熱
されると、多孔質プレート5の水蒸気抜き孔4を介し
て、その施工面から水蒸気が排出される。このように中
子型枠1を設置したまま不定形耐火物の乾燥を完了した
後、中子型枠1を大樋から脱枠するので、耐火物の硬化
時間および作業時間の短縮化を図ることができ、均質な
施工体を得ることができる。
【0025】また図2は、第2の実施形態の施工方法に
使用する中子型枠を示しており、(a)はその概略斜視
図、(b)はその要部断面図である。第2の実施形態の
施工方法は、第1の実施形態の施工方法と同様に、高炉
の大樋に適用したものであり、図2(a)(b)に示す
ような中子型枠11を使用して実施される。
【0026】図示するように、この中子型枠11の本体
は、第1の実施形態と同様に、多孔質プレート15によ
って複数の矩形筒体13を複数個並列に連結した型枠体
12によって形成され、大樋の断面形状に沿うように、
その断面形状が全体として凹状を呈している。この多孔
質プレート15には、第1の実施形態と同様に、水蒸気
抜き孔14が穿設され、水蒸気抜き孔14は、例えば型
枠体12の全体の内表面積の約50%を占めるように設
定されている。
【0027】第2の実施形態では、加熱手段16とし
て、各矩形筒体13内を熱媒体が通過するように構成さ
れている。この熱媒体16には、例えば高温の水蒸気や
加熱空気を採用する。
【0028】第2の実施形態の施工方法は、このように
形成された中子型枠11を使用して以下のように実施さ
れる。すなわち、まず大樋内に中子型枠11を、パーマ
煉瓦と所定の間隔を隔てて挿入設置し、中子型枠11と
パーマ煉瓦との間に不定形耐火物を流し込み施工する。
そして、矩形筒体13内に熱媒体16を通過させて、鋼
製の矩形筒体13を介して不定形耐火物を加熱する。
【0029】この熱媒体16による加熱は、不定形耐火
物の養生、乾燥時に熱媒体16の温度を適宜制御しなが
ら昇温、加熱を行う。不定形耐火物の施工面が加熱され
ると、多孔質プレート15の水蒸気抜き孔14を介し
て、その施工面から水蒸気が排出される。このように中
子型枠11を設置したまま不定形耐火物の乾燥を完了し
た後、中子型枠1を大樋から脱枠するので、第1の実施
形態と同様に、耐火物の硬化時間および作業時間の短縮
化を図ることができ、均質な施工体を得ることができ
る。
【0030】さらに図3は、第3の実施形態の施工方法
に使用する中子型枠を示しており、(a)はその概略斜
視図、(b)はその断面図である。第3の実施形態の施
工方法は、第1および第2の実施形態の施工方法と異な
り、溶融金属容器である取鍋に適用したものであり、図
3(a)(b)に示すような中子型枠21を使用して実
施される。
【0031】図示するように、この中子型枠21は有底
筒体状を呈する鋼板により形成されており、その底部か
ら開口部へ向けて順次拡径されている。すなわち、この
中子型枠21は、不定形耐火物を流し込み施工するに際
して、パーマ煉瓦を内装した取鍋22内に挿入設置され
る型枠であり、不定形耐火物の施工面を区画形成すべ
く、取鍋22の断面形状に沿って形成されている。
【0032】この中子型枠21には、複数の水蒸気抜き
孔24が散点状に穿設されており、水蒸気抜き孔24
は、例えば中子型枠21の全体の内表面積の約50%を
占めるように設定されている。
【0033】第3の実施形態の施工方法は、このように
形成された中子型枠21を使用して以下のように実施さ
れる。すなわち、まず取鍋22内に上記の中子型枠21
を挿入設置するが、その際、取鍋22に内装したパーマ
煉瓦と所定の間隔を隔てて中子型枠21を配置する。次
に、中子型枠21とパーマ煉瓦との間に不定形耐火物を
流し込み施工し、流し込み施工の完了後に中子型枠21
を設置したままで、その内部をガスバーナ26により加
熱し、鋼製の中子型枠21を介して不定形耐火物を加熱
する。
【0034】このガスバーナ26による加熱は、不定形
耐火物の養生、乾燥時にガスバーナ26の火炎を適宜制
御しながら昇温、加熱を行う。不定形耐火物の施工面が
加熱されると、中子型枠21の水蒸気抜き孔24を介し
て、その施工面から水蒸気が排出される。このように中
子型枠21を設置したまま不定形耐火物の乾燥を完了し
た後、中子型枠21を取鍋22から脱枠するので、耐火
物の硬化時間および作業時間の短縮化を図ることがで
き、均質な施工体を得ることができる。
【0035】そして図4は、第4の実施形態の施工方法
に使用する中子型枠を示しており、(a)はその概略斜
視図、(b)はその断面図である。第4の実施形態の施
工方法は、第3の実施形態の施工方法と同様に、取鍋に
適用したものであり、図4(a)(b)に示すような中
子型枠31を使用して実施される。
【0036】図示するように、この中子型枠31は、第
3の実施形態と同様に、その底部から開口部へ向けて順
次拡径された有底筒体状を呈する鋼板により形成されて
おり、不定形耐火物の施工面を区画形成すべく、取鍋3
2の断面形状に沿って形成されている。この中子型枠3
1には、第3の実施形態と同様に、複数の水蒸気抜き孔
34が散点状に穿設されており、水蒸気抜き孔34は、
例えば中子型枠31の全体の内表面積の約50%を占め
るように設定されている。
【0037】この中子型枠31の内面には、不定形耐火
物を加熱するための加熱手段36が備えられている。第
4の本実施形態では、加熱手段36として、熱媒体の通
過する蛇行筒体36が構成されている。この蛇行筒体3
6は、例えば鋼管によって形成され、これを通過する熱
媒体には、例えば高温の水蒸気や加熱空気を採用する。
なお、図4(b)では、便宜上、蛇行筒体36を省略図
示している。
【0038】第4の実施形態の施工方法は、このように
形成された中子型枠31を使用して以下のように実施さ
れる。すなわち、まず取鍋32内に中子型枠31を、パ
ーマ煉瓦と所定の間隔を隔てて挿入設置し、中子型枠3
1とパーマ煉瓦との間に不定形耐火物を流し込み施工す
る。そして、蛇行筒体36内に熱媒体を通過させて、鋼
製の蛇行筒体36および中子型枠31を介して不定形耐
火物を加熱する。
【0039】この熱媒体による加熱は、不定形耐火物の
養生、乾燥時に熱媒体の温度を適宜制御しながら昇温、
加熱を行う。不定形耐火物の施工面が加熱されると、中
子型枠31の水蒸気抜き孔34を介して、その施工面か
ら水蒸気が排出される。このように中子型枠31を設置
したまま不定形耐火物の乾燥を完了した後、中子型枠3
1を取鍋32から脱枠するので、第3の実施形態と同様
に、耐火物の硬化時間および作業時間の短縮化を図るこ
とができ、均質な施工体を得ることができる。
【0040】また図5は、第5の実施形態の施工方法に
使用する中子型枠を示しており、(a)はその概略斜視
図、(b)は加熱手段の一部概略図、(c)はその断面
図である。第5の実施形態の施工方法は、第3および第
4の実施形態の施工方法と同様に、取鍋に適用したもの
であり、図5(a)(b)(c)に示すような中子型枠
41を使用して実施される。
【0041】図示するように、この中子型枠41は、第
3および第4の実施形態と同様に、その底部から開口部
へ向けて順次拡径された有底筒体状を呈する鋼板により
形成されており、不定形耐火物の施工面を区画形成すべ
く、取鍋42の断面形状に沿って形成されている。この
中子型枠41には、第3および第4の実施形態と同様
に、複数の水蒸気抜き孔44が散点状に穿設されてお
り、水蒸気抜き孔44は、例えば中子型枠41の全体の
内表面積の約50%を占めるように設定されている。
【0042】この中子型枠41の内面には、不定形耐火
物を加熱するための加熱手段46が備えられている。第
5の本実施形態では、加熱手段46として、例えば電気
式の加熱ヒータ47が採用されており、この加熱ヒータ
47は鋼製の蛇行管48内に収納されている。なお、図
5(c)では、便宜上、加熱手段46を省略図示してい
る。
【0043】第5の実施形態の施工方法は、このように
形成された中子型枠41を使用して以下のように実施さ
れる。すなわち、まず取鍋42内に中子型枠41を、パ
ーマ煉瓦と所定の間隔を隔てて挿入設置し、中子型枠4
1とパーマ煉瓦との間に不定形耐火物を流し込み施工す
る。そして、加熱ヒータ47に通電して加熱し、鋼製の
蛇行管48および中子型枠41を介して不定形耐火物を
加熱する。
【0044】この加熱ヒータ47による加熱は、不定形
耐火物の養生、乾燥時に加熱ヒータ47の温度を適宜制
御しながら昇温、加熱を行う。不定形耐火物の施工面が
加熱されると、中子型枠41の水蒸気抜き孔44を介し
て、その施工面から水蒸気が排出される。このように中
子型枠41を設置したまま不定形耐火物の乾燥を完了し
た後、中子型枠41を取鍋42から脱枠するので、第3
および第4の実施形態と同様に、耐火物の硬化時間およ
び作業時間の短縮化を図ることができ、均質な施工体を
得ることができる。
【0045】さらに図6は、第6の実施形態の施工方法
に使用する中子型枠を示しており、(a)はその概略斜
視図、(b)は桟で補強した状態の概略斜視図、(c)
その断面図である。第6の実施形態の施工方法は、第3
乃至第5の実施形態の施工方法と同様に、取鍋に適用し
たものであり、図6(a)(b)(c)に示すような中
子型枠51を使用して実施される。
【0046】図示するように、この中子型枠51は、第
3乃至第5の実施形態と同様に、その底部から開口部へ
向けて順次拡径された有底筒体状を呈しており、不定形
耐火物の施工面を区画形成すべく、取鍋52の断面形状
に沿って形成されているが、第6の実施形態は、その構
成材質が紙である点に特徴を有する。具体的には、中子
型枠51は、段ボール紙等の紙に、フェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂およびウレタン樹脂等の熱硬化性合成樹脂を
塗布および含浸させて高強度化を図ったものである。ま
た、高強度の紙により形成された中子型枠51の内面
(ガスバーナの火炎と接触する面)には、不燃塗料(J
IS A1321:難燃一級規格適合品)が塗布されて
おり、紙が燃焼するを抑制している。
【0047】この中子型枠51には、第3乃至第5の実
施形態と同様に、複数の水蒸気抜き孔54が散点状に開
口されており、水蒸気抜き孔54は、例えば中子型枠5
1の全体の内表面積の約50%を占めるように設定され
ている。
【0048】本実施形態では、中子型枠51の内部をガ
スバーナ56等の加熱手段を用いて加熱するが、これに
限るものではなく、中子型枠51の内面に、例えば電気
式の加熱ヒータや熱媒体が通過する蛇行筒体を備えるよ
うに構成してもよい。また、取鍋52が大型であった
り、中子型枠51を構成する紙の強度が小さい場合に
は、図6(b)に示すように、紙製の中子型枠51の周
囲に鋼製の桟57を設けて補強する。この鋼製の桟57
は、中子型枠51の外周面を覆うように縦横に格子状に
形成されている。なお、図6(c)では、便宜上、鋼製
の桟57を省略図示している。
【0049】第6の実施形態の施工方法は、このように
形成された中子型枠51を使用して以下のように実施さ
れる。すなわち、まず取鍋52内に中子型枠51を、パ
ーマ煉瓦と所定の間隔を隔てて挿入設置し、中子型枠5
1とパーマ煉瓦との間に不定形耐火物を流し込み施工す
る。そして、中子型枠51の内部をガスバーナ56によ
り加熱し、不定形耐火物を加熱する。紙製の中子型枠5
1をガスバーナ56により加熱しても、その内面には、
不燃塗料が塗布されているので、紙の燃焼は抑制され焼
失しない。
【0050】このガスバーナ56による加熱は、不定形
耐火物の養生、乾燥時にガスバーナ56の火炎を適宜制
御しながら昇温、加熱を行う。不定形耐火物の施工面が
加熱されると、中子型枠51の水蒸気抜き孔54を介し
て、その施工面から水蒸気が排出される。このように中
子型枠51を設置したまま不定形耐火物の乾燥を完了し
た後、中子型枠51を取鍋52から脱枠するので、第3
乃至第5の実施形態と同様に、耐火物の硬化時間および
作業時間の短縮化を図ることができ、均質な施工体を得
ることができる。
【0051】かくして本発明によれば、溶融金属容器内
に中子型枠を設置したまま不定形耐火物の乾燥を完了さ
せることで、不定形耐火物の養生時間を短縮することが
できた。すなわち、従来は、養生時間を通常12〜24
時間程度必要とし、実際の作業ではほぼ1日が養生およ
び脱枠に掛かっていた。しかし、中子型枠を設置したま
まで、加熱手段により不定形耐火物の乾燥を行うことに
より、従来のように脱枠後にガスバーナ等で乾燥する場
合に比べ、中子型枠を介しての間接加熱による乾燥であ
るため、局部的な温度上昇がなく均一な乾燥を行うこと
ができる。が可能となる。
【0052】なお、加熱手段は、温度調整が可能なこと
が好ましく、蒸気抜き孔は、均一になるべく数多く設置
することが好ましい。ただし、蒸気抜き孔の孔径は、不
定形耐火物の流し込み施工時に、不定形耐火物が蒸気抜
き孔から出ない程度の大きさに設定すべきである。さら
に、この蒸気抜き孔の孔径は、使用する不定形耐火物の
粒度分布に依存するため、適宜適切な孔径を選択設定す
るものである。
【0053】
【実施例】次に、本発明を実機に適用して、その作用効
果を確認した。実施例1は、本発明を高炉の大樋に適用
したものであり、実施例2は、本発明を取鍋に適用した
ものである。 実施例1 実施例1は、4000m3 の高炉に設置された大樋に本
発明を適用したものである。この大樋のライニングは、
パーマ煉瓦、ウェアーの流し込み材によって形成されて
おり、流し込み材には、通常Al2 3 −SiC−Cが
使用されている。
【0054】従来、大樋のライニングは、まず大樋内に
中子型枠を挿入設置し、ウェアーの流し込み施工を行
い、12〜24時間の養生後に脱枠して乾燥を行う過程
でウェアー施工体が形成されている。ウェアー施工体の
肉厚は約400mm程度であり、乾燥は通常ガスバーナ
による方法が一般的である。しかしながら、ウェアー施
工体の肉厚が厚いため乾燥は約24時間程度掛けて行わ
れる。この乾燥時間を短縮するためにガスバーナの熱容
量を大きくすると、爆裂が生じるという問題がある。
【0055】そこで、ウェアー流し込み材の施工・乾燥
時間を短縮するために、図2に示したような蒸気抜き孔
14を有する中子型枠11を用い、流し込み施工後脱枠
せずに、即座にガスバーナーによる乾燥を実施した。中
子型枠11に穿設された蒸気抜き孔14の孔径は直径5
mm程度で、型枠体12の全体の内表面積の60%が蒸
気抜き孔14で占めるように均等に配置した。
【0056】最初は、毎分摂氏1度の昇温速度で耐火物
の中心温度が摂氏60度になるまで上昇させ、約2時間
保持した後、毎分摂氏5度の昇温速度で摂氏300度ま
で上昇させて乾燥を行った。ウェアー施工体の乾燥完了
後、中子型枠11を脱枠し、樋カバーを設置して予熱を
行った。すると、通常、ウェアーの流し込み後乾燥完了
まで約48時間掛かっていたのが、僅か約8時間でウェ
アー施工体の乾燥が完了した。また、乾燥後のウェアー
施工体の品質は、従来と同様なものが得られていた。
【0057】次に、ガスバーナを使用せず、中子型枠1
1の矩形筒体13内に熱風を通過させて、同様にウェア
ー施工体の乾燥を行った。蒸気抜き孔14は、型枠体1
2の全体の内表面積の50%を占めるように設定した。
ウェアーの流し込み後、摂氏250度の熱風を矩形筒体
13内に流し、温度制御を行いながら乾燥を行った。す
ると、僅か約10時間でウェアー施工体の乾燥が完了
し、その品質もガスバーナによる加熱の場合と同様な品
質が得られた。
【0058】さらに、図1に示したような矩形筒体3内
に加熱ヒータ6を装備した中子型枠1を用いた場合に
も、同様な乾燥時間および品質が得られた。使用した加
熱ヒータ6の容量は30kWであり、昇温速度はガスバ
ーナと同様である。なお、熱媒体および加熱ヒータを使
用する場合は、中子型枠の内面からの抜熱が大きいた
め、中子型枠の内面にセラミックファイバを配置し断熱
構造を形成した。
【0059】実施例2 実施例2は、本発明を取鍋に適用したものである。取鍋
用の耐火物には、通常Al2 3 −Spinel系、或
いはAl2 3 −MgO系不定形耐火物が使用されてい
る。取鍋のライニングは、通常敷きを最初に流し込み施
工し、養生後側壁用の中子型枠を挿入設置し、水分5〜
6%のキャスタブルを流し込み施工し、養生後中子型枠
を脱枠して、ガスバーナ等で加熱乾燥を行っている。
【0060】そこで、側壁のライニングを行う際の中子
型枠に本発明を適用した。実施例1と同様に、ガスバー
ナ、熱風、電気式の加熱ヒータを中子型枠の加熱手段と
して用い、養生時間レスの施工を実施した。キャスタブ
ルの乾燥時間の短縮はあまり見られなかったが、どの場
合も養生に掛かっていた12〜24時間を短縮すること
ができた。
【0061】次に、図6に示した紙製の中子型枠を用い
た実施例について説明する。多数の蒸気抜き孔54を有
し、エポキシ樹脂を含浸した段ボール紙(厚さ5mm)
を取鍋52の中子型枠51として使用する。蒸気抜き孔
54の孔径は直径5mmであり、蒸気抜き孔54は中子
型枠51の全体の内表面積の60%を占めるように設定
した。300tの取鍋52のように内容積が大きい場合
は、鋼製の桟57で紙製の中子型枠51を補強して、耐
火物の倒れ込みを防止した。加熱源としてガスバーナを
用いたため、火炎と接触する面である中子型枠51の内
面には不燃塗料(JIS A1321:難燃一級規格適
合品、例えばカナエ塗料製フネンテックス)を塗布し、
耐火物施工体の強度がでるまで紙の燃焼を抑制した。ラ
イニングの乾燥だけの場合は、耐火物の温度が摂氏20
0度〜300度であるため、紙製の中子型枠51を繰り
返し使用することができた。
【0062】乾燥・予熱を同時に行う場合は、紙製の中
子を脱枠せず、燃焼させて使い捨てとした。その結果、
実施例1の場合と同様に、従来に比べて養生時間を無く
すことができ、12〜24時間の短縮を図ることができ
た。なお、その他のライニング等で施工する耐火物量が
少ない場合は、鋼製の桟57を省略することができ、紙
製の中子型枠51のみで耐火物の倒れ込み等が阻止で
き、使い捨ての中子型枠51として使用することができ
た。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、溶
融金属容器内に水蒸気抜き孔を有する中子型枠を挿入設
置し、中子型枠を設置したままで加熱乾燥を行うことに
より、耐火物の硬化時間および作業時間の短縮化を図る
ことができるとともに、均質な施工体を得ることがで
き、その信頼性を向上させることができるとういう優れ
た効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の施工方法に使用する中子型枠
を示し、(a)はその概略斜視図、(b)はその要部断
面図、(c)はその要部側面図である。
【図2】第2の実施形態の施工方法に使用する中子型枠
を示し、(a)はその概略斜視図、(b)はその要部断
面図である。
【図3】第3の実施形態の施工方法に使用する中子型枠
を示し、(a)はその概略斜視図、(b)はその断面図
である。
【図4】第4の実施形態の施工方法に使用する中子型枠
を示し、(a)はその概略斜視図、(b)はその断面図
である。
【図5】第5の実施形態の施工方法に使用する中子型枠
を示し、(a)はその概略斜視図、(b)は加熱手段の
一部概略図、(c)はその断面図である。
【図6】第6の実施形態の施工方法に使用する中子型枠
を示し、(a)はその概略斜視図、(b)は桟で補強し
た状態の概略斜視図、(c)その断面図である。
【符号の説明】
1,11,21,31,41,51 中子
型枠 2,12 型枠
体 4,14,24,34,44,54 水蒸
気抜き孔 6,16,26,36,46,56 加熱
手段 57 桟

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーマ煉瓦を内装した溶融金属容器内
    に、複数の水蒸気抜き孔を有する中子型枠を挿入設置
    し、この中子型枠とパーマ煉瓦との間に不定形耐火物を
    流し込み施工し、中子型枠内を加熱することにより、そ
    の水蒸気抜き孔を介して耐火物の施工面から水蒸気を排
    出して、中子型枠を設置したまま不定形耐火物を乾燥す
    るようにしたことを特徴とする不定形耐火物の施工方
    法。
  2. 【請求項2】 パーマ煉瓦を内装した溶融金属容器内
    に、加熱手段を有するとともに複数の水蒸気抜き孔を有
    する中子型枠を挿入設置し、この中子型枠とパーマ煉瓦
    との間に不定形耐火物を流し込み施工し、加熱手段で不
    定形耐火物を加熱することにより、その水蒸気抜き孔を
    介して耐火物の施工面から水蒸気を排出して、中子型枠
    を設置したまま不定形耐火物を乾燥するようにしたこと
    を特徴とする不定形耐火物の施工方法。
  3. 【請求項3】 前記中子型枠として、高強度の紙で成形
    した型枠が使用される請求項1または請求項2に記載の
    不定形耐火物の施工方法。
  4. 【請求項4】 前記紙製の中子型枠が、金属製の桟で補
    強される請求項3に記載の不定形耐火物の施工方法。
  5. 【請求項5】 前記加熱手段として、電気式の加熱ヒー
    タが使用される請求項2乃至請求項4のいずれかに記載
    の不定形耐火物の施工方法。
  6. 【請求項6】 前記加熱手段として、熱媒体が使用され
    る請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の不定形耐火
    物の施工方法。
  7. 【請求項7】 不定形耐火物を流し込み施工するに際し
    て、パーマ煉瓦を内装した溶融金属容器内に挿入設置さ
    れる型枠であり、不定形耐火物の施工面を区画形成する
    型枠体に、複数の水蒸気抜き孔を散点状に備えているこ
    とを特徴とする中子型枠。
  8. 【請求項8】 前記型枠体が、鋼板により成形されてい
    る請求項7に記載の中子型枠。
  9. 【請求項9】 前記型枠体が、高強度の紙により成形さ
    れている請求項7に記載の中子型枠。
  10. 【請求項10】 前記高強度の紙が、熱硬化性合成樹脂
    を塗布した段ボール紙により形成されている請求項9に
    記載の中子型枠。
  11. 【請求項11】 前記紙製の型枠体に、金属製の桟が備
    えられている請求項9または請求項10に記載の中子型
    枠。
  12. 【請求項12】 前記型枠体が、加熱手段を備えている
    請求項7乃至請求項11のいずれかに記載の中子型枠。
  13. 【請求項13】 前記加熱手段が、電気式の加熱ヒータ
    により形成されている請求項12に記載の中子型枠。
  14. 【請求項14】 前記加熱手段が、熱媒体の通過する筒
    体により形成されていることを特徴とする請求項12に
    記載の中子型伜。
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