JPH10279572A - 光学活性なフェニルグリシジル酸誘導体の製造法 - Google Patents

光学活性なフェニルグリシジル酸誘導体の製造法

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JPH10279572A
JPH10279572A JP10076391A JP7639198A JPH10279572A JP H10279572 A JPH10279572 A JP H10279572A JP 10076391 A JP10076391 A JP 10076391A JP 7639198 A JP7639198 A JP 7639198A JP H10279572 A JPH10279572 A JP H10279572A
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JP10076391A
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Bernardus Kaptein
キャプテイン ベルナルダス
Gerardus Karel Maria Verzijl
カレル マリア フェルツィール ゲラルダス
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】トランス−フェニルグリシジル誘導体を高い錐
係体又はジアステレオマー比で製造すること 【解決手段】下記式(2)を持つアルデヒドを、 RCHO (2) (ここで、Rは、置換又は非置換のフェニル基、好まし
くはp−メトキシフェニルを示す)下記式(3)を持つ
光学活性なアセチル化合物 X−CH−COOA (3) (ここで、Xは脱離基を示し、かつAは剛直な構造を持
つアミノアルコール、好ましくはβ−アミノアルコール
から誘導される)と、塩基の存在下に接触させ、下記式
(1)を持つ光学活性なトランス−化合物 (ここで、Rは置換又は非置換のフェニル基、好ましく
はp−メトキシフェニルを示し、かつAは光学活性な化
合物から誘導されるものであり、特に好ましいAは下記
式(4)を持つアミノインダノール化合物である。 (ここで、R1 及びR2 は、1〜10個の炭素原子を持
つ、置換若しくは非置換の(ヘテロ)アルキル又は(ヘ
テロ)アリール基などを示す。)を製造する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、式(2)を持つアルデヒド
【化9】 (ここで、Rは置換又は非置換のフェニル基を示す)
が、式(3)を持つ光学活性なアセチル化合物
【0002】
【化10】 (ここで、Xは脱離基を示し、Aは光学活性な化合物か
ら誘導される)と、塩基の存在下に接触させられるとこ
ろの、式(1)を持つ光学活性なトランス−フェニルグ
リシジル酸誘導体
【0003】
【化11】 (ここで、Rは置換又は非置換のフェニル基を示し、A
は光学活性な化合物から誘導される)を製造する方法に
関し、Aがアミノアルコールから誘導されるところの式
(3)を持つ光学活性な化合物を使用することを特徴と
する。
【0004】Aが(−)−8−フェニルメンチルクロロ
アセテートを示すところの式(1)を持つ光学活性なト
ランス−フェニルグリシジル誘導体が製造されるところ
の類似の方法は、欧州特許出願公開第342904号公
報から公知である。
【0005】本発明に従う方法は、所望する鏡像体の高
い収率及び/又は高いジアステレオマー比が得られ得る
ところの代りの方法を提供する。ジアステレオマー比
は、二つのジアステレオマー異性体の(モル又は重量)
比を意味する。
【0006】アルデヒドとして、式(2)を持つアルデヒ
ドが使用され、ここで、Rは、一つ又はそれ以上の箇所
において、例えば、好ましくは1〜20個、とりわけ1
〜5個の炭素原子を持つアルキル基又はアルコキシ基に
より置換されていてもよいところのフェニル基を示す。
【0007】アセチル化合物として、式(3)を持つ化合
物が使用され、ここで、Xは脱離基を示し、かつAは光
学活性なアミノアルコール(AOH)から誘導されるキ
ラルな基を示す。脱離基として使用され得るところの基
は、文献から一般に公知である。非常に適する脱離基
は、例えばハロゲニド、とりわけCl−又はBr−、ス
ルホネート、例えばp−トルエン又はメタンスルホネー
トである。Aが誘導され得るところのアミノアルコール
は、好ましくは、例えば、環構造を含むアミノアルコー
ルの故に多少剛直な構造を持つところの、例えば、β−
アミノアルコール(の塩)である。アミノアルコールの
特に適切な例は、式(4)を持つ置換されたアミノイン
ダノールである。
【0008】
【化12】 (ここで、R1 及びR2 は、1〜10個の炭素原子を持
つ、置換若しくは非置換の(ヘテロ)アルキル、アルケ
ニル、(ヘテロ)アリール又はアリールスルホニル基を
示し、あるいはR1 及びR2 は、これらが結合されると
ころの窒素原子と一緒に芳香族環又は脂肪族環を形成す
る)。最も良好な結果は、式(3)を持つハロアセチル
化合物が使用されるとき得られ、ここで、XはClを示
し、かつAは、R1 及びR2 が夫々独立してメチル、エ
チル、イソプロピル、n−プロピル、n−ブチル、アリ
ル、ベンジル又はトシルであるところの式(4)を持つ
鏡像的に純粋な(即ち、95%を超える、とりわけ99
%を超える鏡像体過剰率(e.e.)を持つ)シス−アミノイ
ンダノールから誘導される。
【0009】好ましくは非求核性の塩基、例えば、水素
化物、とりわけ水素化カリウム又は水素化ナトリウム;
アルキルリチウム、より特にn−ブチルリチウム、又は
アルコキシド、好ましくはカリウムt−ブトキシドが、
塩基として使用される。好ましくはカリウムt−ブトキ
シドが使用される。
【0010】溶媒として、例えば、反応系内において不
活性であるところの塩素化された炭化水素、芳香族炭化
水素又はエーテル、例えば、ジクロロメタン、トルエ
ン、キシレン又はテトラヒドロフラン(THF)が使用
される。好ましくはトルエン又はジクロロメタンが使用
される。
【0011】反応が実行されるところの温度は、とりわ
け重要ではなく、そして好ましくは−30〜50℃、と
りわけ10〜40℃である。
【0012】アルデヒドとアセチル化合物のモル比もま
た重要ではなく、そして実際において好ましくは1:2
〜2:1、とりわけ1:1.1〜1.1:1であり、こ
こで、実質的に等モル比が最適と思われる。
【0013】好ましくは、アセチル化合物に対して僅か
に過剰の塩基、例えば、1:1〜1.5:1、好ましく
は1:1〜1.1:1の塩基:アセチル化合物のモル比
が使用される。Aが光学活性なアミノアルコールの塩、
例えばHClの塩から誘導されるとき、塩基の追加の当
量が使用されることが必要であろうことは明らかであろ
う。
【0014】本発明に従う方法により得られる光学活性
なフェニルグリシジル酸誘導体は、薬剤、とりわけベン
ゾチアゼピン(benzothiazepine)、例えばジルチアゼム
(diltiazem)及びクレンチアゼム(clenthiazem)の製造に
おいて特に有利に使用され得る。本発明はまた、式
(1)を持つ光学活性なフェニルグリシジル酸誘導体及
びそのような薬剤の製造におけるこれらの使用に関す
る。
【0015】とりわけ、本発明はまた、式(1)を持つ
新しい光学活性な化合物に関する。ここで、Rは、上記
において定義したような、置換又は非置換のフェニル基
を示し、かつAは、式(4)に従う光学活性なシス−ア
ミノインダノール(AOH)から誘導され、式(4)
で、R1 及びR2 は、1〜10個の炭素原子を持つ、置
換又は非置換の(ヘテロ)アルキル、アルケニル、(ヘ
テロ)アリール又はアリールスルホニル基を示し、ある
いはR1 及びR2 は、これらが結合されるところの窒素
原子と一緒に芳香族環又は脂肪族環を構成し、好ましく
はR1 及びR2 は夫々独立して、メチル、エチル、イソ
プロピル、n−プロピル、n−ブチル、アリル、ベンジ
ル又はトシルを示す。 かつ、本発明はまた、式(3)
を持つ光学活性なアセチル化合物に関し、ここで、Xは
脱離基を示し、かつAは、上記において定義されたもの
と同一である。
【0016】式(1)を持つ光学活性な化合物は、薬剤
の製造にそのまま直接に使用されることができ、あるい
はこれらはまず、例えば、溶媒としての所望するエステ
ルに対応するアルコールと共に塩基及びアルコール例え
ばアルカリ金属アルコキシドと反応することにより、対
応するフェニルグリシジルエステル、例えばメチル、エ
チル又はt−ブチルエステルに転換され得る。次に、こ
れらのフェニルグリシジルエステルは、公知の方法、例
えば、任意的に置換された2−アミノチオフェノールと
のカップリング及びベンゾチアゼピンへの環化により薬
剤に転換され得る。そのようなベンゾチアゼピンは、公
知の薬剤、例えばジルチアゼム及びクレンチアゼムの製
造における中間体である。ジルチアゼムの製造のため
に、例えば、式(1)を持つ(2R,3S)化合物が使
用される。ここで、Rは、p−メトキシフェニルを示
し、かつAは、(1S,2R)−アミノインダノールか
ら誘導される。あるいはそれから得られる対応するp−
メトキシフェニルグリシジルエステルがまず、例えば2
−アミノチオフェノールと接触させられ、その後、得ら
れた反応生成物は環化反応を受け、次いで、任意的にア
ルキル化及びアシル化反応が行われる。
【0017】本発明は今、限定されるものでない実施例
に関して更に説明されるであろう。
【0018】
【実施例】
【0019】
【実施例I】(1S,2R)−1−(ジエチルアミノ)−2−インダ
ノール 100ミリリットルのアセトニトリル中の15.09グ
ラム(101ミリモル)の(1S,2R)−1−アミノ
−2−インダノール、33.72グラム(244ミリモ
ル)の炭酸カリウム及び38.8グラム(249ミリモ
ル)のヨウ化エチルの懸濁物が、3時間還流された。冷
却された後、固体状物質が濾過により除去され、そして
濾液は蒸発された。残留物は4Nの塩酸中に溶解され、
そしてジクロロメタンを使用して3回洗浄された。水層
は50%の水酸化ナトリウムにより塩基性にされ、そし
てジクロロメタンにより抽出された(3回×25ミリリ
ットル)。乾燥(Na2 SO4 )及び蒸発の後、生成物
が油として分離された。この油はジエチルエーテル中に
溶解され、そして冷却されて、生成物を結晶させた。
【0020】 収量:白色固体物質の16.7グラム(81%) 融点:60〜61℃ [α]20 D +1.1(c=1、メタノール)1 H NMR(200MHz,CDCl3 ):1.02
(t,6H)、2.24〜2.57(2*m,4H)、
2.65(dd,1H)、3.20(dd,1H)、
4.22(d,1H)、4.29(q,1H)、4.7
(br s,1H)及び7.10〜7.27(m,4
H)13 C NMR(50.31MHz,CDCl3 ):1
3.63(q)、41.42(t)、45.60
(t)、66.97(d)、68.95(d)、12
5.44(d)、126.17(d)、126.45
(d)、128.28(d)、139.65(s)及び
141.98(s)
【0021】
【実施例II】(1S,2R)−N−メチル、N−i−プロピル−1−
アミノ−2−インダノール 4.0グラムの(1S,2R)−1−(i−プロピルア
ミノ)−2−インダノール(20.9ミリモル)、30
ミリリットルのギ酸及び15グラムのホルマリンの溶液
が、24時間還流された。冷却された後、該反応混合物
は蒸発され、そして4Nの水酸化ナトリウム水溶液の5
0ミリリットル中に溶解された。塩基性溶液がジクロロ
メタンにより抽出された(2回×50ミリリットル)。
乾燥(Na2 SO4 )及び蒸発の後、油は、シリカゲル
60(溶出液:酢酸エチル/石油エーテル(40〜7
0)3:1)を使用してクロマトグラフにかけられた。
【0022】収量:無色の油の3.4グラム(79%) [α]20 D +8.6(c=1、メタノール)1 H NMR(200MHz,CDCl3 ):0.95
(d,6H)、1.67(s,3H)、2.48(d
d,J=8.3及び3.5Hz,1H)、2.83(s
eptet,1H)、3.02(dd,J=8.3及び
3.9Hz,1H)、3.98〜4.12(m,2
H)、4.9(br s,1H)及び6.94〜7.0
8(m,4H)13 C NMR(50.31MHz,CDCl3 ):2
1.40(q)、21.76(q)、35.67
(q)、42.86(t)、56.51(d)、66.
70(d)、70.70(d)、126.99(d)、
127.81(d)、128.40(d)、129.6
6(d)、140.63(s)及び143.67(s)
【0023】
【実施例III】(1S,2R)−1−(ジエチルアミノ)−2−インダ
ニルクロロアセテート 1.70グラム(17ミリモル)のクロロアセチルクロ
リドが、室温で40ミリリットルのジクロロメタン中の
2.65グラム(13ミリモル)の(1S,2R)−1
−(ジエチルアミノ)−2−インダノールの溶液に5分
間で一滴づつ加えられた。温度は30℃に上昇した。反
応は、室温で15時間攪拌された。溶液の蒸発後、4.
15グラム(91%)のHCl塩が、黄色の泡として得
られた。1 H NMR(200MHz,CDCl3 ):1.27
(t,3H)、1.49(t,3H)、2.80(se
ptet,1H)、2.96〜3.39(m,5H)、
4.16(d,J=7.8Hz,1H)、4.41
(d,J=7.8Hz,1H)、5.04(br d,
1H)、5.78(q,1H)、7.15〜7.37
(m,3H)、7.55(d,1H)及び11.5(b
r s,1H) HCl塩は、ジクロロメタン/5%K2 CO3 の水溶液
を用いる抽出により定量的に遊離されることができて、
無色の油を与える。
【0024】1 H NMR(200MHz,CDCl
3 ):0.97(t,6H)、2.40〜2.71
(m,4H)、2.93(dd,1H)、3.12(d
d,1H)、3.96(s,2H)、4.50(d,1
H)、5.56(ddd,1H)及び7.15〜7.3
0(m,4H)13 C NMR(50.31MHz,CDCl3 ):1
4.74(q)、37.51(t)、41.25
(t)、45.25(t)、66.64(d)、77.
89(d)、124.92(d)、125.26
(d)、126.89(d)、127.76(d)、1
39.07(s)、141.20(s)及び167.0
3(s)
【0025】
【実施例IV】(1S,2R)−N−メチル、N−i−プロピル−1−
アミノ−2−インダニルクロロアセテート 2.00グラム(17.5ミリモル)のクロロアセチル
クロリドが、室温で40ミリリットルのジクロロメタン
中の3.00グラム(14.6ミリモル)の(1S,2
R)−N−メチル、N−i−プロピル−1−アミノ−2
−インダノールの溶液に5分間で一滴づつ加えられた。
温度は35℃に上昇した。反応は室温で15時間攪拌さ
れた。これは、5%K2 CO3 水溶液の50ミリリット
ルを添加することにより続けられ、そして抽出された。
塩基性の水層が30ミリリットルのジクロロメタンを使
用してもう一度抽出された。集められた有機層は水で洗
浄され、Na2 SO4 を使用して乾燥され、そして蒸発
された後に、3.96グラム(85%)の生成物が、黄
色の油として単離された。
【0026】1 H NMR(200MHz,CDCl
3 ):1.05(2*d,6H)、2.09(s,3
H)、2.96(dd,J=8.6及び3.5Hz+s
eptet,2H)、3.14(dd,J=8.6及び
3.5Hz,1H)、3.99(s,2H)、4.47
(d,J=3.1Hz,1H)、5.47(dt,J=
3.1及び3.5Hz,1H)及び7.10〜7.25
(m,4H)13 C NMR(50.31MHz,CDCl3 ):20.
59(q)、33.00(q)、37.06(t)、4
1.10(t)、53.61(d)、66.08
(d)、78.47(d)、124.84(d)、12
5.81(d)、126.62(d)、127.61
(d)、138.96(s)、140.46(s)及び
166.85(s)
【0027】
【実施例V】(2R,3S)−3−(4−メトキシフェニル)オキシ
ラン−2−カルボキシリック(1S,2R)−1−(ジ
エチルアミノ)−2−インダニルエステル 5〜10分間で、0.95グラム(8.5ミリモル)の
カリウムターシャリー−ブトキシドが、20℃におい
て、40ミリリットルのトルエン中の2.05グラム
(7.3ミリモル)の(1S,2R)−1−(ジエチル
アミノ)−2−インダニルクロロアセテート及び1.0
グラム(7.3ミリモル)のp−アニスアルデヒドの溶
液に少しづつ加えられた。温度は25℃に上昇した。3
0分間攪拌した後、反応は希釈されたNaHCO3 水溶
液を用いて冷却された。有機層が分離され、そして水で
洗浄され、Na2 SO4 を用いて乾燥され、そして蒸発
された。収量は黄色の油の2.75グラム(90%)で
あった。この油は、(2R,3S)−3−(4−メトキ
シフェニル)オキシラン−2−カルボキシリック(1
S,2R)−1−(ジエチルアミノ)−2−インダニル
エステル(ジアステレオマー比89:11)及び(2
R,3S)−3−(4−メトキシフェニル)オキシラン
−2−カルボキシリックターシャリー−ブチルエステル
(鏡像体過剰率80%)の混合物である。
【0028】1 H NMR(200MHz,CDCl
3 ):1.02(2*t,6H)、2.48〜2.78
(m,4H)、2.95〜3.27(m,2H)、3.
44(d,J=2.0Hz)及び3.48(d,J=
2.0Hz,少ないほう及び多いほうの夫々のジアステ
レオマーのための1H共)、4.60(d,1H)、
5.62〜5.75(m,1H)、6.85(d,2
H)及び7.15〜7.38(d+m,6H)13 C NMR(50.31MHz,CDCl3 ):1
4.71(q)、37.58(t)、45.35
(t)、55.30(q)、56.85(d)、57.
97(d)、66.51(d)、77.02(d)、1
13.49(d)、114.10(d)、124.93
(d)、125.32(d)、126.81(d)、1
27.12(d)、127.27(d)、127.74
(s)、139.16(s)、160.18(s)及び
168.16(s) (2R,3S)−3−(4−メトキシフェニル)オキシ
ラン−2−カルボキシリックターシャリー−ブチルエス
テル:1 H NMR(200MHz,CDCl3 ):1.43
(s,9H)、3.33(d,1H)、3.73(s,
3H)、3.89(d,3H)、6.81(d,2H)
及び7.14(d,2H)
【0029】
【実施例VI】(2R,3S)−3−(4−メトキシフェニル)オキシ
ラン−2−カルボキシリック(1S,2R)−1−(ジ
エチルアミノ)−2−インダニルエステル 5〜10分間で、3.50グラム(31ミリモル)のカ
リウムターシャリー−ブトキシドが、20℃において、
50ミリリットルのジクロロメタン中の4.9グラム
(12.5ミリモル)の(1S,2R)−1−(ジエチ
ルアミノ)−2−インダニルクロロアセテートHCl塩
及び1.70グラム(12.5ミリモル)のp−アニス
アルデヒドの溶液に少しづつ加えられた。温度は30℃
に上昇した。60分間攪拌した後、反応は0.5MのK
2 PO4 水溶液を使用して冷却された。有機層が分離
され、そして水で洗浄され、Na2 SO4 を用いて乾燥
され、そして蒸発された。
【0030】収量:褐色の油の5.10グラム(99
%)[(2R,3S)−3−(4−メトキシフェニル)
オキシラン−2−カルボキシリック(1S,2R)−1
−(ジエチルアミノ)−2−インダニルエステル(ジア
ステレオマー比89:11)及び(2R,3S)−3−
(4−メトキシフェニル)オキシラン−2−カルボキシ
リックターシャリー−ブチルエステル(鏡像体過剰率7
5%)の混合物]
【0031】
【実施例VII】(2R,3S)−3−(4−メトキシフェニル)オキシ
ラン−2−カルボキシリック(1S,2R)−N−メチ
ル、N−i−プロピル−1−アミノ−2−インダニルエ
ステル 5分間で、1.50グラム(13.4ミリモル)のカリ
ウムターシャリー−ブトキシドが、20℃において、5
0ミリリットルのトルエン中の3.82グラム(12.
0ミリモル)の(1S,2R)−N−メチル、N−i−
プロピル−1−アミノ−2−インダニルクロロアセテー
ト及び1.63グラム(12.0ミリモル)のp−アニ
スアルデヒドの溶液に少しづつ加えられた。温度は33
℃に上昇した。30分間攪拌した後、反応は1MのNa
HCO3 水溶液により冷却された。有機層が分離され、
そして水で洗浄され、Na2 SO4 により乾燥され、そ
して蒸発された。
【0032】収量:黄色の油の4.90グラム(98
%)[(2R,3S)−3−(4−メトキシフェニル)
オキシラン−2−カルボキシリック(1S,2R)−N
−メチル、N−i−プロピル−1−アミノ−2−インダ
ニルエステル(ジアステレオマー比79:21)及び
(2R,3S)−3−(4−メトキシフェニル)オキシ
ラン−2−カルボキシリックターシャリー−ブチルエス
テルの77:23の混合物]1 H NMR(200MHz,CDCl3 ):1.12
(2*d,6H)、2.21(s,3H)、3.05〜
3.38(m,3H)、3.52(d,J=2.0H
z,0.95H)、3.56(d,J=2.0Hz,
0.05H)、3.79(s,3H)、4.05(d,
J=2.0Hz,1H)、4.60(d,1H)、5.
63(m,1H)、6.91(d,2H)及び7.18
〜7.37(d+m,6H)13 C NMR(50.31MHz,CDCl3 ):20.
53(q)、20.80(q)、33.35(q)、3
7.17(t)、53.34(d)、55.23
(q)、56.76(d)、57.83(d)、66.
22(d)、78.16(d)、114.02(d)、
124.89(d)、125.81(d)、126.6
2(d)、127.02(d)、127.56(d)、
127.91(s)、139.06(s)、141.0
(s)、160.08(s)及び167.90(s)
【0033】
【実施例VIII】(2S,3S)−2,3−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−
2−(4−メトキシフェニル)−1,5−ベンゾチアゼ
ピン−4(5H)−オン 実施例Vの(2R,3S)−3−(4−メトキシフェニ
ル)オキシラン−2−カルボキシリック(1S,2R)
−1−(ジエチルアミノ)−2−インダニルエステル
(ジアステレオマー比89:11)及び(2R,3S)
−3−(4−メトキシフェニル)オキシラン−2−カル
ボキシリックターシャリー−ブチルエステル(鏡像体過
剰率80%)の混合物の2.0グラム(4.8ミリモ
ル)が、20ミリリットルのキシレン及び1ミリリット
ルのメタノール中に溶解された。この溶液は120℃に
加熱され、そして600ミリグラム(5.0ミリモル)
の2−アミノチオフェノールが、5分間で一滴づつ加え
られた。120℃で6時間加熱した後、溶液は20℃に
冷却され、そして1.1グラム(6.0ミリモル)のp
−トルエンスルホン酸一水和物が加えられた。これは続
いて、還流温度で6時間加熱され、その間に、1〜2ミ
リリットルのキシレン/メタノール混合物が、蒸留によ
り除去された。冷却された後、褐色の溶液が、ジクロロ
メタン中に溶解され、そして5%のNa2 CO3 水溶液
及び0.5MのKH2 PO4 水溶液により洗浄された。
Na2 SO4 により乾燥され、そして蒸発された後、化
学的に純粋な生成物が、シリカゲル(溶出液:トルエン
/酢酸エチル2:1)を使用したクロマトグラフの後に
得られた。85%の鏡像体過剰率であった(1 H NM
Rにおけるアニソクロニー(anisochrony)により決定さ
れた、C.GiordanoらのJ.Org.Che
m.1991年、(59)、第2270頁を参照のこ
と)。鏡像体過剰率は、トルエンからの一回の再結晶に
より>95%に上昇した。白色の針状結晶であった。
【0034】溶融点:200〜202℃ [α]20 D +109(c=0.4、メタノール)1 H NMR(200MHz,CDCl3 ):2.93
(d,1H)、3.71(s,3H)、4.41(d
d,1H)、5.02(d,1H)、6.74(d,2
H)、7.03〜7.21(m,2H)、7.29〜
7.44(d+m,3H)、7.61(d,1H)及び
8.47(br s,1H) (1S,2R)−1−(ジエチルアミノ)−2−インダ
ノールは、0.5MのKH2 PO4 の抽出溶液から回収
された。
【0035】
【実施例IX】(2R,3S)−3−(4−メトキシフェニル)オキシ
ラン−2−カルボキシリックメチルエステル メタノール中の0.35Mのナトリウムメトキシドの1
5ミリリットル中の2.5グラム(6.3ミリモル)の
実施例VIIの反応生成物の溶液が、1時間室温におい
て攪拌された。該溶液は、0.5MのKH2 PO4 水溶
液の40ミリリットルにより中和され、そして30ミリ
リットルのクロロホルムで2回抽出された。クロロホル
ム溶液は、0.5MのKH2 PO4 水溶液の30ミリリ
ットルで2回洗浄された。乾燥(Na2 SO4 )及び蒸
発後に、1.24グラム(95%)の(2R,3S)−
3−(4−メトキシフェニル)オキシラン−2−カルボ
キシリックメチルエステルが得られた。鏡像体過剰率は
55%であった。
【0036】1 H NMR(200MHz,CDCl
3 ):3.47(d,1H)、3.73(s)及び3.
76(s,6H共)、4.01(d,1H)、6.85
(d,1H)及び7.18(d,2H)13 C NMR(50.31MHz,CDl3 ):52.
00(q)、54.78(q)、55.99(d)、5
7.40(d)、113.59(d)、126.17
(s)、126.66(d)、159.73(s)及び
168.28(s) 50%の水酸化ナトリウム水溶液による中和及びクロロ
ホルムによる抽出の後に、1.30グラム(100%)
の(1S,2R)−N−メチル、N−i−プロピル−1
−アミノ−2−インダノールが、酸性の水層から回収さ
れた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07D 281/10 C07D 281/10 E C07M 7:00

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(2)を持つアルデヒド 【化1】 (ここで、Rは、置換又は非置換のフェニル基を示す)
    が、式(3)を持つ光学活性なアセチル化合物 【化2】 (ここで、Xは脱離基を示し、Aは光学活性な化合物か
    ら誘導される)と、塩基の存在下に接触させられるとこ
    ろの、式(1)を持つ光学活性なトランス−フェニルグ
    リシジル酸誘導体 【化3】 (ここで、Rは置換又は非置換のフェニル基を示し、A
    は光学活性な化合物から誘導される)を製造する方法に
    おいて、Aがアミノアルコールから誘導されるところの
    式(3)を持つ光学活性な化合物を使用することを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】 Rが、p−メトキシフェニル基を示すと
    ころの請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 Aが、剛直な構造を持つアミノアルコー
    ルから誘導されるところの請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 Aが、環構造を持つところの請求項3記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 Aが、式(4)を持つアミノインダノー
    ル化合物から誘導されるところの請求項4記載の方法 【化4】 (ここで、R1 及びR2 は、1〜10個の炭素原子を持
    つ、置換若しくは非置換の(ヘテロ)アルキル、アルケ
    ニル又は(ヘテロ)アリール基、又はアリールスルホニ
    ル基を示し、あるいはR1 及びR2 は、これらが結合さ
    れるところの窒素原子と一緒に芳香族環又は脂肪族環を
    形成する)。
  6. 【請求項6】 R1 及びR2 は互いに夫々独立して、1
    〜4個の炭素原子を持つアルキル若しくはアルケニル
    基、ベンジル基又はトシル基を示すところの請求項5記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 塩基としてカリウムt−ブトキシドが、
    使用されるところの請求項1〜6のいずれか一つに記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 式(3)を持つ光学活性な化合物 【化5】 [ここで、Xは、脱離基を示し、Aは、式(4)を持つ
    アミノアルコールから誘導される 【化6】 (ここで、R1 及びR2 は、1〜10個の炭素原子を持
    つ、置換若しくは非置換の(ヘテロ)アルキル、アルケ
    ニル又は(ヘテロ)アリール基、又はアリールスルホニ
    ル基を示し、あるいはR1 及びR2 は、これらが結合さ
    れるところの窒素原子と一緒に芳香族環又は脂肪族環を
    形成する)。]。
  9. 【請求項9】 XがCl又はBrを示すところの請求項
    8記載の光学活性な化合物。
  10. 【請求項10】 式(1)を持つ光学活性な化合物 【化7】 [ここで、Rは置換又は非置換のフェニル基を示し、A
    は式(4)を持つアミノアルコールから誘導される 【化8】 (ここで、R1 及びR2 は、1〜10個の炭素原子を持
    つ、置換若しくは非置換の(ヘテロ)アルキル、アルケ
    ニル又は(ヘテロ)アリール基、又はアリールスルホニ
    ル基を示し、あるいはR1 及びR2 は、これらが結合さ
    れるところの窒素原子と一緒に芳香族環又は脂肪族環を
    形成する)。]。
  11. 【請求項11】 R1 及びR2 が互いに夫々独立して、
    メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブ
    チル、アリル、ベンジル又はトシルを示すところの請求
    項8〜10のいずれか一つに記載の光学活性な化合物。
  12. 【請求項12】 式(1)を持つ化合物がまず、請求項
    1〜7のいずれか一つに従って調製され、その後、この
    化合物が、塩基及びアルコールとの反応を受けるところ
    のフェニルグリシジルエステルを製造するための方法。
  13. 【請求項13】 フェニルグリシジルエステルが次い
    で、アミノチオフェノールと反応させられるところの請
    求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 式(1)を持つ化合物が次いで、アミ
    ノチオフェノールとの反応を受けるところの請求項1〜
    7のいずれか一つに記載の方法。
  15. 【請求項15】 次いで得られた生成物が結晶化され、
    そして次いで任意的にアルキル化及び/又はアシル化さ
    れるところの請求項13又は14記載の方法。
  16. 【請求項16】 ベンゾチアゼピンとしてジルチアゼム
    が得られるところの請求項15記載の方法。
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