JPH10279442A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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Publication number
JPH10279442A
JPH10279442A JP9646797A JP9646797A JPH10279442A JP H10279442 A JPH10279442 A JP H10279442A JP 9646797 A JP9646797 A JP 9646797A JP 9646797 A JP9646797 A JP 9646797A JP H10279442 A JPH10279442 A JP H10279442A
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JP
Japan
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weight
hair
group
meth
monomer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9646797A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoyuki Kawazoe
智行 川副
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10279442A publication Critical patent/JPH10279442A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪に対する着色効果を有し、手触りが滑ら
かでありながら適度な整髪力があり、しかも毛髪上で乾
燥している時には二次付着がなく、また洗髪時にはすば
やく落ち、毛髪、衣服に色素が残らない毛髪化粧料を提
供する。 【解決手段】 増粘剤用モノマー組成物を重合したカチ
オン性増粘剤を0.1〜10.0重量%と、セット樹脂
を0.5〜40.0重量%と、直接染料を0.005〜
1.0重量%とを配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は毛髪化粧料に関し、
さらに詳細には、毛髪に対する着色効果を有し、手触り
が滑らかでありながら適度な整髪力があり、しかも毛髪
上で乾燥している時には二次付着がなく、また洗髪時に
はすばやく落ち、毛髪、衣服に色素が残らない毛髪化粧
料に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、白髪の悩みに対応する商品として、酸化染料を用い
た永久染毛料、酸化染料を用いたヘアマニキュアやカラ
ーリンス等の半永久染毛料、顔料等を用いた一時染毛料
が市販されている。また、特に男性を対象に、整髪機能
と白髪を目立たせなくさせる機能を併せ持った整髪料、
例えば、アニオン性であるカルボキシビニルポリマーを
増粘剤として用いた水溶性スタイリングジェルベースに
酸性染料や顔料を配合したものや、油性ポマードベース
に染料等を配合したものなどが知られており、永久染毛
料や半永久染毛料に抵抗感のある人に支持されている。
特に近年では、若年層から高年層まで幅広く、日によっ
て髪の色を変えたいというニーズが出てきており、洗髪
行動により元に戻る一時染毛料が好まれる傾向にある。
【0003】しかしながら、現在市販されている一時染
毛料は、頭髪に使用した場合、乾燥が遅い、手で触ると
二次汚着がおこる、洗髪後も特定の色素が毛髪内に入
り、特定の色に染色されてしまうといった欠点があっ
た。また、泡状整髪料で両性高分子と酸性染料との複合
体を用いて一時染毛をさせるものが開発されているが、
スタイリングジェルにおいては整髪力を調整できず、染
毛力を上げれば整髪力が上がり、整髪力を下げれば染毛
力も下がるという因果関係が成り立っており、染毛力を
保ちながら整髪力を調節するのは不可能であった。さら
に、このときの染毛力は色素量に依存するものであり、
高い染毛力が求められる場合には、色素量を増やさなけ
ればならなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は鋭意
研究を行った結果、特定のカチオン性増粘剤と直接染料
と各種セット樹脂とを含有させることにより、着色力が
増強されながら、二次汚着が少なく、また衣服に汚着し
た場合や塗布時に手が汚れた場合でも水洗いで簡単に落
ち、さらに着色された毛髪も通常の洗髪で完全に色が落
ち、毛髪に色素が残ることのない一時染毛料で、なおか
つ整髪力を自由に調整することが可能になるとともに、
同じ色素量を用いた場合に比べ、より毛髪の着色効果が
高くなることを見い出し、この知見に基づいて本発明を
完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、次の成分(A)を
0.1〜10.0重量%と、セット樹脂を0.5〜4
0.0重量%と、直接染料を0.005〜1.0重量%
とを含有することを特徴とする毛髪化粧料である。
【0006】(A)次の〜を含有する増粘剤用モノ
マー組成物を重合してなるカチオン性増粘剤。 一般式(I):
【0007】
【化10】
【0008】(式中、R1は水素原子またはメチル基、
2およびR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、
エチル基またはt−ブチル基、Aは酸素原子または−N
H−基、Bは直鎖状または側鎖を有する炭素数1〜4の
アルキレン基を示す。)で表されるアミン含有(メタ)
アクリル系モノマー 15.0〜85.0重量%、 一般式(III):
【0009】
【化11】
【0010】(式中、R1およびAは前記と同じ意味、
5は直鎖状または側鎖を有する炭素数1〜17のアル
キレン基または一般式(IV):
【0011】
【化12】
【0012】(式中、nは1〜4の整数、qは1〜25
の整数を示す。)で表される基、R6は水素原子または
メチル基を示す。)で表される(メタ)アクリロイル基
含有モノマー 1.0〜60.0重量%、 架橋性ビニルモノマー 0.1〜20.0重量%
【0013】本発明においては、成分(A)の増粘剤用
モノマー組成物中に、さらに次のを含有することが好
ましい。 一般式(II):
【0014】
【化13】
【0015】(式中、R1は前記と同じ意味、R4は一般
式:
【0016】
【化14】
【0017】(式中、pは3または4を示す。)で表さ
れる基または式:
【0018】
【化15】
【0019】で表される基を示す。)で表されるビニル
モノマー 3.0〜80.0重量%、
【0020】次に、本発明の構成について説明する。ま
ず、(A)成分のカチオン性増粘剤は、前記した〜
または〜を含有する増粘剤用モノマー組成物を重合
して得られるものである。以下、このカチオン性増粘剤
を構成する各成分について詳述する。
【0021】前記一般式(I)で表されるアミン含有
(メタ)アクリル系モノマーは、増粘剤用モノマー組成
物を共重合することによって得られた共重合体を適当な
酸で中和したときに、該共重合体にカチオンイオンの性
質を与える役割を有する成分である。
【0022】前記アミン含有(メタ)アクリル系モノマ
ーの代表例としては、たとえばN,N−ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノ
プロピル(メタ)アクリルアミドなどがあげられるが、
本発明はかかる例示のみに限定されるものではない。な
お、本発明においては、前記アミン含有(メタ)アクリ
ル系モノマーは、単独でまたは2種以上を混合して用い
られる。
【0023】前記増粘剤用モノマー組成物におけるアミ
ン含有(メタ)アクリル系モノマーの割合は、15.0
〜85.0重量%、好ましくは25.0〜75.0重量
%、さらに好ましくは35.0〜65.0重量%となる
ように調製される。かかるアミン含有(メタ)アクリル
系モノマーの割合が前記範囲未満である場合には、得ら
れる共重合体において該アミン含有(メタ)アクリル系
モノマーの部分が酸によって中和される量が少なくなり
すぎて充分なゲル粘度を有するものが得られにくくな
り、また前記範囲をこえる場合には、得られるカチオン
性増粘剤が乾燥したあとに形成されるフィルムの柔軟性
が失われるようになる。
【0024】前記一般式(II)で表されるビニルモノマ
ーは、カチオン性増粘剤が乾燥したあとに形成されるフ
ィルムに柔軟性、光沢およびなめらかさを付与する成分
である。
【0025】前記ビニルモノマーの代表例としては、た
とえばN−ビニルピロリドン、N−ビニルピぺリドン、
アクリルアミド、メタアクリルアミドなどがあげられる
が、本発明はかかる例示のみに限定されるものではな
い。なお、本発明においては、前記ビニルモノマーは単
独でまたは2種以上を混合して用いられる。
【0026】前記増粘剤用モノマー組成物におけるビニ
ルモノマーの割合は80.0重量%以下、好ましくは7
5.0重量%以下、さらに好ましくは60.0重量%以
下となるように調製される。かかるビニルモノマーの割
合が前記上限値をこえる場合には、得られるカチオン性
増粘剤のゲル粘度がいちじるしく低下する。なお、前記
ビニルモノマーを配合することによって奏される効果、
すなわちカチオン性増粘剤が乾燥したあとに形成される
フィルムに柔軟性、光沢およびなめらかさを充分に付与
するためには、前記増粘剤用モノマー組成物における前
記ビニルモノマーの割合は3.0重量%以上、好ましく
は5.0重量%以上、さらに好ましくは20.0重量%
以上であることが望ましい。
【0027】前記一般式(III)で表される(メタ)ア
クリロイル基含有モノマーは、カチオン性増粘剤が乾燥
したあとに形成されるフィルムの光沢の向上、ゲル粘度
の向上および種々のセッティング用ポリマーとの相溶性
の向上を図るための成分である。
【0028】前記(メタ)アクリロイル基含有モノマー
の具体例としては、例えばメチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メ
タ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレー
ト、n−ブチル(メタ)アクリレート、 イソブチル
(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレー
ト、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリ
レート、ラウリル(メタ)アクリレート、トリデシル
(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレー
ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、N−t−ブ
チル(メタ)アクリルアミド、N−t−オクチル(メ
タ)アクリルアミド、ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポリオキシエチ
レン(一般式(IV)中、nが2、qが2〜9の整数)
(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコー
ル(一般式(IV)中、nが3、qが2〜23の整数)
(メタ)アクリレートなどがあげられるが、本発明はか
かる例示のみに限定されるのものではない。なお、本発
明においては、前記(メタ)アクリロイル基含有モノマ
ーは、単独でまたは2種以上を混合して用いられる。
【0029】前記増粘剤用モノマー組成物における(メ
タ)アクリロイル基含有モノマーの割合は1.0〜6
0.0重量%、好ましくは1.0〜55.0重量%、さ
らに好ましくは2.0〜30.0重量%となるよう調製
される。かかる(メタ)アクリロイル基含有モノマーの
割合が前記範囲をこえる場合には、得られる共重合体中
の疎水性基の割合が大きくなり、中和後であっても水に
対する溶解性が小さくなり、滑らかなジェルが得られに
くくなり、前記範囲未満では、ゲル粘度が低下するた
め、カチオン性増粘剤の使用量を増す必要があり、種々
のセット用樹脂の配合可能な量が低下すると同時に、カ
チオン性増粘剤が乾燥したあとに形成されるフィルムの
光沢が低下する。
【0030】前記架橋性ビニルモノマーは、1分子中に
2以上の炭素−炭素不飽和二重結合を有する化合物であ
り、他の単量体と架橋する性質を有するものである。
【0031】前記架橋性ビニルモノマーの代表例として
は、たとえばエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ポリオキシエチレンジ(メタ)アクリレート、トリ
メチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ポリプロピ
レングリコールジ(メタ)アクリレートなどの1分子中
に2以上の炭素−炭素不飽和二重結合を有する(メタ)
アクリル系モノマー;メチレンビス(メタ)アクリルア
ミド、1,2−ビス(メタ)アクリルアミドエタン、
1,5−ビス(メタ)アクリルアミドペンタンなどの1
分子中に2以上の炭素−炭素不飽和二重結合を有する
(メタ)アクリルアミド系モノマー;ジビニルベンゼン
などの1分子中に2以上の炭素−炭素不飽和二重結合を
有するビニルモノマーなどがあげられるが、本発明はか
かる例示のみに限定されるものではない。なお、本発明
においては、前記架橋性ビニルモノマーは、1種または
2種以上を混合して用いられる。
【0032】前記増粘剤用モノマー組成物における架橋
性ビニルモノマーの割合は、0.1〜20.0重量%、
好ましくは1.0〜10.0重量%、さらに好ましくは
2.0〜8.0重量%となるように調製される。かかる
架橋性ビニルモノマーの割合は、前記範囲未満である場
合には、得られるカチオン性増粘剤の架橋密度が小さく
なりすぎるため、カチオン性増粘剤の粘度を高くするこ
とができなくなり、また前記範囲をこえるばあいには、
カチオン性増粘剤の粘度が高くなるが、ゲル中に細かい
凝集物が生じ、均一なジェルが得られにくくなる。
【0033】前記アミン含有(メタ)アクリル系モノマ
ー、ビニルモノマー、(メタ)アクリロイル基含有モノ
マーおよび架橋性ビニルモノマーを含有した増粘剤用モ
ノマー組成物の重合反応は、一般的な溶液重合法や塊重
合法によって行うことができるが、たとえば粉体を得る
ための重合法である析出重合法によって行うこともで
き、通常チッ素ガスなどの不活性ガス雰囲気下で非水系
溶媒中で加温しながら行われる。このように、不活性ガ
ス雰囲気下で非水系溶媒中で重合反応が行われるのは、
単量体または形成された共重合体中に存在するエステル
基が加水分解することを防止するためである。
【0034】本発明においては、前記非水系溶媒として
は、良溶媒単独または良溶媒と貧溶媒の混合溶媒が用い
られる。
【0035】本発明において良溶媒が用いられるのは、
各単量体の反応性の差異による単独重合体の生成を抑制
し、均一な共重合体を得るためである。なお、本明細書
において、前記良溶媒とは、25℃において該良溶媒1
00mlに対して分子量が10000以上の共重合体が
20g以上の範囲で溶解し、濁りが認められないような
溶媒をいう。前記良溶媒の具体例としては、たとえばメ
タノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、
酢酸エチル、ベンゼン、トルエン、キシレンなどがあげ
られる。これらの良溶媒のなかでは、エタノール、イソ
プロパノールおよびベンゼンは、比較的高分子量の共重
合体を得ることができるものであるのでとくに好まし
い。なお、ベンゼンなどには為害性があるため、エタノ
ールおよびイソプロパノールがもっとも好ましい。
【0036】また、本発明において貧溶媒が用いられる
のは、生成した共重合体を重合溶液から容易に析出させ
るためである。前記貧溶媒とは、25℃において該貧溶
媒100mlに対して分子量が10000以上の共重合
体を5g以下の範囲で溶解する溶媒をいう。前記貧溶媒
の具体例としては、たとえばn−ペンタン、n−ヘキサ
ン、シクロヘキサンなどの炭素数が15以下の直鎖、分
岐鎖または環状の脂肪族炭化水素などがあげられる。こ
れらの貧溶媒のなかでは、比較的沸点が高い炭素数7以
下の直鎖、分岐鎖または環状の脂肪族炭化水素が好まし
い。なかでも、炭素数が6または7の直鎖、分岐鎖また
は環状の脂肪族炭化水素は、沸点が高いのでとくに好ま
しい。また、安価であり、工業的に取扱い性が良好であ
るという点から、n−ヘキサン、シクロヘキサンなどが
好ましい。
【0037】得られるカチオン性増粘剤の特性を損なう
ことなくカチオン性増粘剤を合成するためには、前記良
溶媒および貧溶媒を適切な割合で配合することが好まし
い。前記貧溶媒の割合が大きすぎる場合には、重合がす
みやかに進行し、短時間のうちに粉体が析出して所望の
物性を有するカチオン性増粘剤が得られがたくなる傾向
があるため、良溶媒と貧溶媒との混合溶媒に対して貧溶
媒の割合は、98重量%以下、好ましくは97重量%以
下、また良溶媒の割合は2重量%以上、好ましくは3重
量%以上とすることが望ましい。
【0038】反応溶液からカチオン性増粘剤を効率よく
得るためには、重合時の攪拌を良好にするための反応装
置を用いることが好ましい。かかる反応装置として一般
に用いられている溶液重合用攪拌機を用いる場合には、
前記増粘剤用モノマー組成物の濃度が30重量%以下と
なるように前記溶媒で希釈することが好ましい。なお、
反応に際しては、反応溶液が滞ることがないようにする
ために、攪拌機などを用いて充分に攪拌することが好ま
しい。前記重合反応は、50〜100℃の加温下にて行
うことが好ましく、一般には、反応に用いられる溶媒の
還流温度で行われる。重合反応に要する時間は、通常1
0時間以上である。なお、重合反応は、残存している単
量体量が10重量%以下になった時点で、任意に終了す
ることができる。なお、残存している単量体の量は、た
とえばPSDB法などの公知の方法によってシュウ素を
二重結合に付加し、二重結合含量を測定することによっ
て決定することができる。
【0039】かくしてカチオン性増粘剤の沈殿物を含有
した反応溶液が得られるが、混合溶媒の除去は、たとえ
ば得られたカチオン性増粘剤の沈殿物を濾取したのち、
真空乾燥を施したり、常圧または減圧下で留去すること
によって行うことができる。
【0040】重合反応に際しては、重合触媒を用いても
よい。かかる重合触媒としては、たとえば、2,2′−
アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス(4
−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、ジメ
チル−2,2′−アゾビスイソブチレートなどのアゾ系
化合物や過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイルなどのジ
アシルパーオキサイドや、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ドなどのジアルキルパーオキサイド、ジイソプロピルパ
ーオキシジカーボネートなどのパーオキシカーボネー
ト、t−ブチルパーオキシピバレートなどのパーオキシ
エステルで代表される過酸化物があるが、これらの触媒
は1種または2種以上を混合して用いられる。また、本
発明はかかる例示のみに限定されるものではない。な
お、増粘剤用モノマー組成物中にアミン系モノマーが多
く使用されている場合、過酸化物触媒を多用すると酸化
反応などの好ましくない副反応が併発し、重合を阻害す
るおそれがあるので、使用するときには注意を要する。
一般には、アゾ系触媒を主に使用することが好ましい
が、用いる溶媒の沸点によっても異なり、たとえばエタ
ノールやベンゼンを用いるばあいには、2,2′−アゾ
ビスイソブチロニトリルが取扱い性がよいのでもっとも
好ましい。前記重合触媒の使用量は、増粘剤用モノマー
組成物の単量体全重量に対して0.05〜3.0重量
%、なかんづく0.1〜1.0重量%であることが好ま
しい。
【0041】なお、前記単量体の重合過程においては、
さまざまな様相が呈される。たとえば、前記良溶媒のみ
を用いた場合には、重合反応の初期の段階で一般の溶液
重合を行った場合と同様の様相を呈するが、反応の進行
に伴って架橋反応が進行し、ゲル状を呈するようにな
り、さらに反応が進行するにしたがって沈殿物のないグ
リース状の生成物が得られる。
【0042】また、前記良溶媒と貧溶媒との混合溶液を
用いた場合には、重合の初期の段階では一般の溶液重合
法を採用した場合と同様の様相が呈されるが、反応の進
行に伴って架橋反応が進行し、ゲル状を呈するようにな
り、さらに反応が進行するにしたがって、得られた重合
体はもはや混合溶媒に溶け込めなくなり、不溶化して沈
殿物として析出する。
【0043】かくしてカチオン性増粘剤が得られるが、
該カチオン性増粘剤は、例えば特開平5−140531
号公報、特願平5−298659号に記載されている。
カチオン性増粘剤は、それ自身、べたつかず、セット保
持力を有するもので、全組成中に0.1〜10.0重量
%、好ましくは0.5〜5.0重量%配合される。0.
1重量%未満では着色性や洗髪後の非染着性の点で十分
な効果が得られず、10.0重量%を超えるとべたつき
が生じ、かつ粘度が高くなりすぎて塗布しにくいという
問題点があり、好ましくない。
【0044】本発明で用いられるセット樹脂としては、
両性高分子樹脂化合物、カチオン性高分子樹脂化合物、
アニオン性高分子樹脂化合物、ノニオン性高分子樹脂化
合物が含まれ、これらの中から任意の1種または2種以
上を選び出し含有させることができる。
【0045】両性高分子樹脂化合物としては、例えば、
一般式(V):
【0046】
【化16】
【0047】(式中、n:m=2:8〜8:2の範囲で
あり、分子量は50000〜500000の範囲であ
る。R1およびR6は水素原子またはメチル基、R3およ
びR4は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、R2
よびR5は1〜4個の炭素原子を有するアルキレン基、
7は1〜24個の炭素原子を有する飽和または不飽和
のアルキル基、Aは酸素原子またはNH基またはなしで
ある。)で表されるジアルキルアミノエチルアクリレー
ト、ジアルキルアミノエチルメタクリレート、ダイアセ
トンアクリルアミド等と、アクリル酸、メタクリル酸、
アクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸アルキルエ
ステル等を共重合し、ハロゲン化酢酸で両性化した化合
物[上市品:ユカフォーマーAM75(三菱化学社
製)]や、アンフォマー(ナショナル スターチ社製)
で代表されるアクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリ
ル酸ブチルアミノエチル、アクリル酸オクチルアミド共
重合体等がある。
【0048】カチオン性高分子樹脂化合物としては、例
えば、マーコート100(米国メルク社製)で代表され
るポリ[ジメチルジアリルアンモニウムハライド]型カ
チオンポリマー、マーコート550(米国メルク社製)
で代表されるジメチルジアリルアンモニウムハライドと
アクリルアミドの共重合体カチオン性ポリマー、ポリマ
ーJR−400、ポリマーJR−125およびポリマー
JR−30M(以上、UCC社製)で代表される第4級
チッ素含有セルロースエーテル、ポリコートH(***ヘ
ンケル社製)で代表されるポリエチレングリコール、エ
ピクロルヒドリン、プロピレンアミン、タロイルアミノ
の共重合体、ポリコートNH(***ヘンケル社製)で代
表されるポリエチレングリコール、エピクロルヒドリ
ン、ヤシ油アルキルアミン、ジプロピレントリアミン共
重合体、H.C.ポリマー1,1N,2,HCP−3A
(以上、大阪有機化学工業社製)、ガフコート755お
よび734(以上、アイエスピー(ISP)社製)で代
表されるビニルピロリドン、ジメチルアミノエチルメタ
クリレート共重合体カチオン化物等がある。
【0049】ノニオン性高分子樹脂化合物としては、例
えば、PVP/VA(アイエスピー社製)、ルビスコー
ルVA(油化バーディッシュ社製)およびPVA645
0(大阪有機化学工業社製)で代表されるビニルピロリ
ドンと酢酸ビニルとの共重合体、PVPK(アイエスピ
ー社製)およびルビスコールK(油化バーディッシュ社
製)で代表されるポリビニルピロリドン、ルビフレック
スD4101(油化バーディッシュ社製)、ポリビニル
アルコール、ビニルピロリドン−酢酸ビニル−アルキル
アミノエチルアクリレート共重合体、ヒドロキシエチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、エチ
ルセルロース、デキストリン、ガラクタン、プルラン等
が挙げられる。これらのうち、特に耐水性機能を付与す
る場合にはポリビニルアルコールが好ましい。
【0050】アニオン性高分子樹脂化合物としては、具
体的には、アニセット、KB−1000、KB−100
H、B−1015、HS−3000(以上、大阪有機化
学工業社製)、プラスサイズL−33およびL−53
(以上、互応化学工業社製)で代表されるアクリル酸お
よび/またはメタクリル酸と、アクリル酸アルキルエス
テルおよび/またはメタクリル酸アルキルエステルの共
重合体であるアクリル樹脂アルカノールアミン、BEM
−42S、WEM−22S(以上、大阪有機化学工業社
製)、ガントレッツES−425、ES−225、ES
−33(以上、アイエスピー社製)で代表されるメチル
ビニルエーテルとマレイン酸モノアルキルエステルとの
共重合物、レジン28−1310、レジン28−293
0(以上、ナショナルスターチ社製)、ルビセットCE
5055(油化バーディッシュ社製)、酢酸ビニルとク
ロトン酸との共重合物、ウルトラホールド8(チバガイ
ギー社製)で代表されるアクリル酸とアクリル酸アルキ
ルエステルとN−アルキルアクリルアミドの共重合体、
カルボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマ
ー、キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸ナトリ
ウム、アラビアガム、ペクチン等がある。
【0051】これらのセット樹脂は、単独または2種以
上を組み合わせて用いることができ、全組成中に0.5
〜40.0重量%、好ましくは1.0〜30.0重量%
配合される。0.5重量%未満では、被膜形成力の低下
により、毛髪に対してセット力を付与することができな
いと共に、毛髪に対する染毛効果の増強も全く認められ
なくなる。また、40.0重量%を超えると著しくべた
つきを生じる。
【0052】本発明で用いられる直接染料としては、例
えばニトロ系の染料である3−アミノ−4−ヒドロキシ
ニトロベンゼン、2−アミノ−5−ヒドロキシニトロベ
ンゼン、2−アミノ−3−ヒドロキシニトロベンゼン、
2−アミノ−5−N,N−ビス−β−ヒドロキシエチル
アミノニトロベンゼン、2−アミノ−4−クロロ−5−
N−β−ヒドロキシエチルアミノニトロベンゼン、2−
アミノ−4−メチル−5−N−β−ヒドロキシエチルア
ミノニトロベンゼン、3,4−ビス−(N−β−ヒドロ
キシエチルアミノ)ニトロベンゼン、2−アミノ−4−
メチル−5−N−β,γ−ジヒドロキシプロピルアミノ
ニトロベンゼン、2−アミノ−4−メチル−5−β−ア
ミノエチルアミノニトロベンゼン、2−アミノ−4−ヒ
ドロキシニトロベンゼン、及び特に有利なものとして;
3,4−ビス−(N−β−ヒドロキシエチルアミノ)ニ
トロベンゼン、2−アミノ−4−メチル−5−N−β,
γ−ジヒドロキシプロピルアミノニトロベンゼン、2−
アミノ−4−メチル−5−β−アミノエチルアミノニト
ロベンゼン、2−アミノ−4−ヒドロキシニトロベンゼ
ン、及び特に有利なものとして;3,4−ジアミノニト
ロベンゼン、2,5−ジアミノニトロベンゼン、2−ア
ミノ−5−N−β−ヒドロキシエチルアミノニトロベン
ゼン、2−N−β−ヒドロキシエチルアミノ−5−N,
N−ビス−β−ヒドロキシエチルアミノニトロベンゼ
ン、2−N−メチルアミノ−5−N,N−ビス(β−ヒ
ドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、2−N−メチ
ルアミノ−5−N−メチル−N−β−ヒドロキシエチル
アミノニトロベンゼン、2−N−β−ヒドロキシエチル
アミノ−5−ヒドロキシニトロベンゼン、3−メトキシ
−4−N−β−ヒドロキシエチルアミノニトロベンゼ
ン、4−ニトロ−3−メチルアミノフェノキシエタノー
ル、2−N−β−ヒドロキシエチルアミノ−5−アミノ
ニトロベンゼン、2−N−β−ヒドロキシエチルアミノ
ニトロベンゼン、3−アミノ−4−N−β−ヒドロキシ
エチルアミノニトロベンゼン、3−β−ヒドロキシエチ
ロキシ−4−N−β−ヒドロキシエチルアミノニトロベ
ンゼン、2−アミノ−5−N−メチルアミノニトロベン
ゼン、2−アミノ−3−メチルニトロベンゼン、2−N
−β−ヒドロキシエチルアミノ−5−β,γ−ジヒドロ
キシプロキシニトロベンゼン、3−ヒドロキシ4−N−
β−ヒドロキシエチルアミノニトロベンゼン、3−ヒド
ロキシ−4−アミノニトロベンゼン、2,5−N,N’
−β−ヒドロキシエチルアミノニトロベンゼン、2−N
−メチルアミノ−4−O−β,γ−ジヒドロキシプロピ
ロキシニトロベンゼン、2−N−β−アミノエチルアミ
ノ−5−N,N−ビス−(β−ヒドロキシエチル)アミ
ノニトロベンゼン、2−N−β−アミノエチルアミノ−
4−メトキシニトロベンゼン、2−N−β−アミノエチ
ルアミノ−5−β−ヒドロキシエチロキシニトロベンゼ
ン、1−アミノ−4−メチルアミノアントラキノン、
1,4−ジアミノアントラキノン;酸性染料である赤色
2号、赤色3号、赤色102号、赤色105号、赤色1
06号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、青
色2号、赤色201号、赤色227号、赤色230号、
赤色231号、赤色232号、橙色205号、橙色20
7号、黄色202号、黄色203号、緑色201号、緑
色204号、緑色205号、青色202号、青色205
号、かっ色201号、赤色401号、赤色502号、赤
色503号、赤色504号、赤色506号、橙色402
号、黄色402号、黄色403号、黄色406号、黄色
407号、緑色401号、緑色402号、紫色401
号、黒色401号;油性染料である赤色215号、赤色
218号、赤色225号、橙色201号、橙色206
号、黄色201号、黄色204号、緑色202号、紫色
201号、赤色501号、赤色505号、橙色403
号、黄色404号、黄色405号、青色403号;分散
染料である赤色215号、赤色218号、赤色223
号、赤色225号、橙色201号、橙色206号、黄色
201号、黄色204号、緑色202号、紫色201
号、赤色501号、赤色505号、黄色404号、黄色
405号、青色403号;塩基性染料である赤色213
号、赤色214号;及びWilliams社の塩基性染
料であるSienna Brown、Mahogan
y、Madder Red、Steel Blue、St
raw Yellow、分散染料であるDispers
e Black 9、Disperse Blue 1、D
isperse Blue 3、DisperseVio
let 1、Disperse Violet 4等が挙
げられる。
【0053】これらの直接染料のうち、色落ち、汚着性
等の点から酸性染料が好ましく、特に、黄色4号、緑色
204号、赤色2号、赤色102号、赤色227号、緑
色3号、青色1号、青色205号、黄色403号、赤色
106号、赤色201号、橙色205号、黒色401
号、緑色201号、紫色401号が好ましく、なかでも
特に黒色401号、紫色401号、橙色205号、橙色
403号、赤色106号が好ましい。
【0054】これらの直接染料は、単独または2種以上
を組み合わせて用いることができ、全組成中に0.00
5〜1.0重量%、好ましくは0.005〜0.2重量
%配合される。0.005重量%未満では、重ね付けし
ても白髪を目立たなくする効果が低く、1.0重量%を
超えると色落ちや汚着が著しく整髪料として使用し難く
なる。
【0055】本発明の毛髪化粧料は、種々の使用態様の
組成物とすることができる。たとえば液体整髪料、ジェ
ル状整髪料、ヘアクリーム、トリートメントローション
などの種々の使用態様のものとすることができるが、使
用時の垂れ落ちによる汚着を考えるとジェル状整髪料が
好ましい。
【0056】本発明の毛髪化粧料には、上記必須成分以
外に、例えば、界面活性剤、他の増粘剤、ハイロドロー
プ、乳濁剤、コンディショニング剤、油脂類、保湿剤、
高級脂肪酸エステル、グリセリン、ポリエチレングリコ
ールなどの可塑剤、ジメチルポリシロキサンなどの高分
子シリコーン、水溶性シリコーン、着色剤、殺菌剤、香
料、紫外線防止剤、蛋白質誘導体、植物抽出液などの種
々の添加剤を併用することもできる。
【0057】
【実施例】次に、具体的に実施例を用いて本説明をさら
に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。なお、配合量はすべて重量%である。
【0058】実施例1〜15、比較例1〜10 表1〜表3に示す組成のジェル状整髪料を製造し、着色
性、二次付着性、整髪力、べたつきのなさ、ごわつきの
なさ、洗髪後の非染毛度について評価を行った。その結
果を併せて表1〜表3に示す。
【0059】[製法] カチオン性増粘剤の製造方法 温度計、環流計およびチッ素導入管を備えた三っ口フラ
スコに、モノマーとしてN,N−ジメチルアミノエチル
メタクリレート50g、N−ビニルピロリドン47.5
g、ステアリルアクリレート2.5gおよびトリプロピ
レングリコールジアクリレート1.9gとエタノール2
3.1gおよびシクロヘキサン554.3gの混合溶媒
(混合比(重量比)4:96)とを添加し、80℃にて
環流を行いながらチッ素気流下で2時間攪拌して脱気し
た。つぎに、ジメチル−2,2’−アゾビスイソブチレ
ート0.41gを三っ口フラスコに添加し、80℃で重
合を開始した。重合開始45分間経過後にトリプロピレ
ングリコールジアクリレート1.9gを添加し、さらに
45分間経過後にトリプロピレングリコールジアクリレ
ート1.9gを添加した。チッ素気流下で攪拌しながら
約10時間重合反応を行ったのち、得られたポリマース
ラリー溶液を減圧下で濾過し、固形分を減圧下で乾燥し
た。得られた乾燥ポリマーを粉砕機で粉砕し、白色粉末
状のカチオン性増粘剤を得た。
【0060】ジェル状および液体整髪料の製造方法 イオン交換水に、上記で製造したカチオン性増粘剤を分
散し、そこにアルコール、セット樹脂、色素、保湿剤、
メチルパラベン、紫外線防止剤、香料を入れてからリン
酸で中和した後で撹拌混合して、ジェル状および液体整
髪料を得た。
【0061】得られたジェル状および液体整髪料の
(1)着色性、(2)二次付着性、(3)整髪力、
(4)べたつきのなさ、(5)ごわつきのなさ、(6)
洗髪後の非染毛度について評価を行った。なお、各評価
方法は以下の通りである。
【0062】(1)着色性の評価 白髪人毛ストランド2g程度にサンプルを0.5gを均
一に塗布し、未処理の白髪人毛ストランドに対する隠ぺ
い力を、専門パネラー50人に肉眼で判定してもらっ
た。評価は以下の評価に基づいて平均点を求め、以下の
評価結果表示に基づく結果を表1〜表3に示した。
【0063】評価点 +3;非常によい。 +2;良い。 +1;やや良い。 0;ふつう。 −1;やや悪い。 −2;悪い。 −3;非常に悪い。 評価結果の表示 ◎;+2以上。 ○;+1以上、+2未満。 △;−1以上、0未満。 ×;−2以上、−1未満。
【0064】(2)二次付着性の評価 専門パネラー50人に各サンプルを使用してもらい、塗
布後乾燥後、髪にタオルを押しつけてもらい、タオルに
汚着する量を肉眼で確認してもらった。評価は以下の評
価に基づいて平均点を求め、以下の評価結果表示に基づ
く結果を表1〜表3に示した。
【0065】評価点 +3;非常によい。 +2;良い。 +1;やや良い。 0;ふつう。 −1;やや悪い。 −2;悪い。 −3;非常に悪い。 評価結果の表示 ◎;+2以上。 ○;+1以上、+2未満。 △;−1以上、0未満。 ×;−2以上、−1未満。
【0066】(3)整髪力の評価 専門パネラー50人に各サンプルを使用してもらい、塗
布後の整髪力を官能評価してもらった。評価は以下の評
価に基づいて平均点を求め、以下の評価結果表示に基づ
く結果を表1〜表3に示した。
【0067】評価点 +3;非常によい。 +2;良い。 +1;やや良い。 0;ふつう。 −1;やや悪い。 −2;悪い。 −3;非常に悪い。 評価結果の表示 ◎;+2以上。 ○;+1以上、+2未満。 △;−1以上、0未満。 ×;−2以上、−1未満。
【0068】(4)べたつきのなさの評価 専門パネラー50人に各サンプルを使用してもらい、塗
布後のべたつきのなさについて官能評価してもらった。
評価は以下の評価に基づいて平均点を求め、以下の評価
結果表示に基づく結果を表1〜表3に示した。
【0069】評価点 +3;非常によい。 +2;良い。 +1;やや良い。 0;ふつう。 −1;やや悪い。 −2;悪い。 −3;非常に悪い。 評価結果の表示 ◎;+2以上。 ○;+1以上、+2未満。 △;−1以上、0未満。 ×;−2以上、−1未満。
【0070】(5)ごわつきのなさの評価 専門パネラー50人に各サンプルを使用してもらい、塗
布後のごわつきのなさについて官能評価してもらった。
評価は以下の評価に基づいて平均点を求め、以下の評価
結果表示に基づく結果を表1〜表3に示した。
【0071】評価点 +3;非常によい。 +2;良い。 +1;やや良い。 0;ふつう。 −1;やや悪い。 −2;悪い。 −3;非常に悪い。 評価結果の表示 ◎;+2以上。 ○;+1以上、+2未満。 △;−1以上、0未満。 ×;−2以上、−1未満。
【0072】(6)洗髪後の非染毛度の評価 白髪人毛ストランド2g程度にサンプルを0.5gを均
一に塗布し、乾燥する操作を3回繰り返した後、市販シ
ャンプーによって1分間洗浄した。その後、完全にすす
ぎを終わらせた後に、ドライヤーにて乾燥した洗髪スト
ランドを、未処理の白髪人毛ストランドと比較すること
により、洗髪後の非染毛度を、専門パネラー50人に肉
眼で判定してもらった。評価は以下の評価に基づいて平
均点を求め、以下の評価結果表示に基づく結果を表1〜
表3に示した。
【0073】評価点 +3;非常によく落ちている。 +2;比較的よく落ちている。 +1;やや落ちている。 0;ふつう。 −1;やや残っている。 −2;残っている。 −3;完全に残っている。 評価結果の表示 ◎;+2以上。 ○;+1以上、+2未満。 △;−1以上、0未満。 ×;−2以上、−1未満。
【0074】
【表1】 ────────────────────────────────── 実施例 比較例 配合成分 ──────────── ──────── 1 2 3 4 5 1 2 3 ────────────────────────────────── (1) カチオン性増粘剤 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 (2) ポリビニルアルコール 0.5 5.0 10.0 25.0 40.0 − 0.1 45.0 (3) 黒色401号 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 (4) 黄色403号 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 (5) 赤色227号 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 (6) エチルアルコール 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 (7) リン酸 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 (8) ホ゜リオキシエチレンホ゜リオキシフ゜ロ ヒ゜レンテ゛シルテトラテ゛シルエーテル 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 (9) 香料 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 (10) イオン交換水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ────────────────────────────────── 着色性 ○ ◎ ◎ ◎ ◎ △ △ ◎ 二次付着性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ △ ○ ◎ 整髪力 ○ ◎ ◎ ◎ ◎ △ △ ◎ べたつきのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ △ ごわつきのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ △ 洗髪後の非染毛度 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ──────────────────────────────────
【0075】実施例1〜5の製造方法 (2)を完全に溶解させた(10)に(1)を均一に分散したもの
に、(8),(9)を溶解した(6)を徐々に添加していきながら
攪拌混合した。得られた溶液に(7)を攪拌しながら徐々
に添加していき増粘させ、最後に(3),(4),(5)を溶解し
た一部の(10)を添加混合してジェル状整髪料を得た。
【0076】比較例1〜3の製造方法 必要に応じて(2)を完全に溶解させた(10)に(1)を均一に
分散したものに、(8),(9)を溶解した(6)を徐々に添加し
ていきながら攪拌混合した。得られた溶液に(7)を攪拌
しながら徐々に添加していき増粘させ、最後に(3),(4),
(5)を溶解した一部の(10)を添加混合してジェル状整髪
料を得た。
【0077】
【表2】 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 配合成分 ─────────── ─────────── 6 7 8 9 10 4 5 6 7 ─────────────────────────────────── (1) カチオン性増粘剤 0.1 0.5 2.0 5.0 10.0 − 0.01 15.0 − (2) アニオン性増粘剤*1) − − − − − − − − 0.6 (3) カチオン性セット樹脂*2) 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 (4) 橙色205号 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 (5) エチルアルコール 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 (6) ホ゜リオキシエチレン硬化 ヒマシ油エステル 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 (7) リン酸 0.03 0.15 0.6 1.5 3.0 − 0.003 4.5 − (8) 苛性ソーダ − − − − − − − − 0.12 (9) 香料 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 (10) イオン交換水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ─────────────────────────────────── 着色性 ○ ◎ ◎ ◎ ◎ × △ ◎ △ 二次付着性 ○ ◎ ◎ ◎ ◎ △ △ ◎ × 整髪力 ○ ○ ◎ ◎ ◎ △ △ ◎ × べたつきのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ △ △ ごわつきのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ △ ◎ 洗髪後の非染毛度 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ × △ ◎ × ───────────────────────────────────
【0078】*1):カルボキシビニルポリマー *2):ビニルポリピロリドン・ジメチルアミノエチルメ
タクリレート共重合体カチオン化物
【0079】実施例6〜10の製造方法 (10)に(1)を均一に分散したものに、(6),(9)を溶解した
(5)を徐々に添加していきながら攪拌混合した。得られ
た溶液に(3)を添加攪拌した後で、(7)を攪拌しながら徐
々に添加していき増粘させ、最後に(4)を溶解した一部
の(10)を添加混合してジェル状整髪料を得た。
【0080】比較例4〜8の製造方法 (10)に必要に応じて(1)または(2)を均一に分散したもの
に、(6),(9)を溶解した(5)を徐々に添加していきながら
攪拌混合した。得られた溶液に(3)を添加し攪拌混合し
た。次に、この得られた溶液に必要に応じて(7)または
(8)を攪拌しながら徐々に添加していき増粘させ、後に
(4)を溶解した一部の(10)を添加混合してジェル状整髪
料を得た。
【0081】
【表3】 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 配合成分 ─────────────── ──────── 11 12 13 14 15 8 9 10 ─────────────────────────────────── (1) カチオン性増粘剤 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 (2) 両性セット樹脂*3) 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 (3) 黒色401号 0.0025 0.005 0.05 0.25 0.5 0.0005 1.0 2.0 (4) 黄色403号 0.00125 0.0025 0.025 0.125 0.25 0.00025 0.5 1.0 (5) 赤色227号 0.00125 0.0025 0.025 0.125 0.25 0.00025 0.5 1.0 (6) エチルアルコール 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 (7) リン酸 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 (8) ホ゜リオキシエチレンホ゜リオキシフ゜ロ ヒ゜レンテ゛シルテトラテ゛シルエーテル 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 (9) 香料 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 (10) イオン交換水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ─────────────────────────────────── 着色性 ○ ◎ ◎ ◎ ◎ × ◎ ◎ 二次付着性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ △ × 整髪力 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ べたつきのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ごわつきのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 洗髪後の非染毛度 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ △ × ───────────────────────────────────
【0082】*3):ベタイン化ジアルキルアミノアルキ
ルアクリレート共重合体
【0083】実施例11〜15の製造方法 (10)に(1)を均一に分散したものに、(2),(8),(9)を溶解
した(6)を徐々に添加していきながら攪拌混合した。得
られた溶液に(7)を攪拌しながら徐々に添加していき増
粘させ、最後に(3),(4),(5)を溶解した一部の(10)を添
加混合してジェル状整髪料を得た。
【0084】比較例8〜10の製造方法 (10)に(1)を均一に分散したものに、(2),(8),(9)を溶解
した(6)を徐々に添加していきながら攪拌混合した。得
られた溶液に(7)を攪拌しながら徐々に添加していき増
粘させ、最後に(3),(4),(5)を溶解した一部の(10)を添
加混合してジェル状整髪料を得た。
【0085】表1、表2および表3の結果から明らかな
ように、本発明の毛髪化粧料は、着色力が強化されなが
ら、二次汚着が少なく、また衣服に汚着した場合や塗布
時に手が汚れた場合でも水洗いで簡単に落ち、さらに染
色された毛髪も通常の洗髪で完全に色が落ち、毛髪に色
素が残ることのない一時染毛料で、なおかつ整髪力を自
由に調整することが可能になるとともに、同じ色素量を
用いた場合に比べ、より毛髪の着色効果が高いものであ
る。
【0086】 実施例16 ヘアクリーム (1) カチオン性増粘剤 3.0 重量% (2) プロピレングリコール 3.0 (3) 硬化ヒマシ油誘導体(100E.O.) 1.0 (4) ジメチルポリシロキサン 5.0 (5) ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体 6.0 (6) エタノール 20.0 (7) 緑色3号 0.05 (8) 黄色4号 0.02 (9) 紫色401号 0.03 (10)イオン交換水 残量 (11)乳酸 適量 (12)香料 適量 (13)蛋白質誘導体 適量 [製法](2)に(3)を溶解し、次に(4),(12)を室温にて徐
々に添加していきながらホモミキサー処理を行い、乳化
を行った。得られた水溶性溶媒中油型エマルジョンに(1
0)の一部を添加することにより水中油型エマルジョンを
得た。次に、残りの(10)に(1)を均一に分散したもの
に、(5)を溶解させた(6)を添加し、更に水中油型エマル
ジョンを添加し攪拌混合した後に、(11)を攪拌しながら
徐々に添加していき増粘させ、最後に(7),(8),(9)を溶
解させた(10)および(13)を添加してジェル状のヘアクリ
ームを得た。
【0087】 実施例17 ヘアトリートメント (1) カチオン性増粘剤 3.0 重量% (2) 1,3−ブチレングリコール 3.0 (3) ポリオキシエチレンオレイル アルコールエーテル(15E.O.) 0.5 (4) ポリビニルアルコール 2.0 (5) カチオン性セット樹脂 3.0 (ビニルポリピロリドン・ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体カチ オン化物) (6) エタノール 25.0 (7) 青色1号 0.02 (8) 黄色203号 0.01 (9) イオン交換水 残量 (10)リンゴ酸 適量 (11)香料 適量 (12)酸化防止剤 適量 [製法]あらかじめ(12),(2)を溶解させた(9)に(1)を均
一に分散したものに、(3),(4),(5),(11)を溶解した(6)
を徐々に添加していきながら攪拌混合した。得られた溶
液に(10)を攪拌しながら徐々に添加していき増粘させ、
最後に(7),(8)を溶解させた一部の(9)を添加させてヘア
トリートメントを得た。
【0088】 実施例18 ヘアムース(登録商標) (1) カチオン性増粘剤 0.8 重量% (2) ポリエチレングリコール 3.0 (3) ポリオキシエチレンステアリルエーテル(80E.O.) 1.0 (4) ジメチルポリシロキサン 5.0 (5) 両性セット樹脂 12.0 (ベタイン化ジアルキルアミノアルキルアクリレート共重合体) (6) ジグリセリン 3.0 (7) エタノール 20.0 (8) イオン交換水 残量 (9) 橙色205号 0.02 (10)リン酸 適量 (11)L.P.G(40) 10.0 (12)香料 適量 (13)紫外線防止剤 適量 [製法](2)に(3)を溶解し、次に(4),(12)を室温にて徐
々に添加していきながらホモミキサー処理を行い、乳化
を行った。得られた水溶性溶媒中油型エマルジョンに
(8)の一部を添加することにより水中油型エマルジョン
を得た。次に、あらかじめ(6),(13)を溶解させた残りの
(8)に(1)を均一に分散したものに、(5)を溶解させた(7)
を添加し、更に水中油型エマルジョンを添加し攪拌混合
した後に、(10)を攪拌しながら徐々に添加し、最後に
(9)を溶解させた一部の(8)を加え攪拌し、これを原液と
した。この原液を(11)とともに充填することによりヘア
ムースを得た。
【0089】上記実施例16〜18の毛髪化粧料は、い
ずれも色素量に対する着色性に優れ、整髪性、使用性、
安定感が良好で、しかも二次付着が極めて少なく、洗髪
によって良好に洗い流されて色味を落とすことができる
ものであった。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の毛髪化粧
料は色素量に対する着色性に優れ、整髪性、使用性、安
定感が良好で、しかも二次付着が極めて少なく、洗髪に
よって良好に洗い流されて、毛髪に色素が残ることのな
いものである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)を0.1〜10.0重量
    %と、セット樹脂を0.5〜40.0重量%と、直接染
    料を0.005〜1.0重量%とを含有することを特徴
    とする毛髪化粧料。 (A)次の〜を含有する増粘剤用モノマー組成物を
    重合してなるカチオン性増粘剤。 一般式(I): 【化1】 (式中、R1は水素原子またはメチル基、R2およびR3
    はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基また
    はt−ブチル基、Aは酸素原子または−NH−基、Bは
    直鎖状または側鎖を有する炭素数1〜4のアルキレン基
    を示す。)で表されるアミン含有(メタ)アクリル系モ
    ノマー 15.0〜85.0重量%、 一般式(III): 【化2】 (式中、R1およびAは前記と同じ意味、R5は直鎖状ま
    たは側鎖を有する炭素数1〜17のアルキレン基または
    一般式(IV): 【化3】 (式中、nは1〜4の整数、qは1〜25の整数を示
    す。)で表される基、R6は水素原子またはメチル基を
    示す。)で表される(メタ)アクリロイル基含有モノマ
    ー 1.0〜60.0重量%、 架橋性ビニルモノマー 0.1〜20.0重量%
  2. 【請求項2】 次の成分(A)を0.1〜10.0重量
    %と、セット樹脂を0.5〜40.0重量%と、直接染
    料を0.005〜1.0重量%とを含有することを特徴
    とする毛髪化粧料。 (A)次の〜を含有する増粘剤用モノマー組成物を
    重合してなるカチオン性増粘剤。 一般式(I): 【化4】 (式中、R1は水素原子またはメチル基、R2およびR3
    はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基また
    はt−ブチル基、Aは酸素原子または−NH−基、Bは
    直鎖状または側鎖を有する炭素数1〜4のアルキレン基
    を示す。)で表されるアミン含有(メタ)アクリル系モ
    ノマー 15.0〜85.0重量%、 一般式(III): 【化5】 (式中、R1およびAは前記と同じ意味、R5は直鎖状ま
    たは側鎖を有する炭素数1〜17のアルキレン基または
    一般式(IV): 【化6】 (式中、nは1〜4の整数、qは1〜25の整数を示
    す。)で表される基、R6は水素原子またはメチル基を
    示す。)で表される(メタ)アクリロイル基含有モノマ
    ー 1.0〜60.0重量%、 架橋性ビニルモノマー 0.1〜20.0重量% 一般式(II): 【化7】 (式中、R1は前記と同じ意味、R4は一般式: 【化8】 (式中、pは3または4を示す。)で表される基または
    式: 【化9】 で表される基を示す。)で表されるビニルモノマー
    3.0〜80.0重量%、
  3. 【請求項3】 直接染料が酸性染料である請求項1また
    は2記載の毛髪化粧料。
  4. 【請求項4】 セット樹脂が両性セット樹脂である請求
    項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  5. 【請求項5】 セット樹脂がカチオン性セット樹脂であ
    る請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  6. 【請求項6】 セット樹脂がノニオン性セット樹脂であ
    る請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  7. 【請求項7】 セット樹脂がアニオン性セット樹脂であ
    る請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010124897A3 (de) * 2009-04-29 2011-12-01 Henkel Ag & Co. Kgaa Filmbildner in haarfarben
WO2018097231A1 (ja) * 2016-11-24 2018-05-31 株式会社 資生堂 整髪料組成物

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WO2018097231A1 (ja) * 2016-11-24 2018-05-31 株式会社 資生堂 整髪料組成物
JPWO2018097231A1 (ja) * 2016-11-24 2019-10-17 株式会社 資生堂 整髪料組成物

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