JPH10278712A - エアバッグ及びその製造方法 - Google Patents
エアバッグ及びその製造方法Info
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- JPH10278712A JPH10278712A JP10081797A JP10081797A JPH10278712A JP H10278712 A JPH10278712 A JP H10278712A JP 10081797 A JP10081797 A JP 10081797A JP 10081797 A JP10081797 A JP 10081797A JP H10278712 A JPH10278712 A JP H10278712A
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Abstract
基布地の裁断ロスを極力少なくでき且つ、強度的に優位
なエアバッグを提供すること。 【解決手段】 自動車衝突時にガス入口から噴出される
ガスにより膨出するエアバッグにおいて、該エアバッグ
が乗員側布帛2とパネル側布帛1とを縫合してなり、該
パネル側布帛1が分割された第1のパネル側布帛1Aと
第2のパネル側布帛1Bの2枚の平面状布帛を縫合する
ことにより形成されているエアバッグ。 【効果】 エアバッグを製造するに際しての、基布地の
裁断ロス、特に、基布地の長さをに大きく低減すること
ができ、結果的に製造コストを下げることができた。ま
た、インフレータ取り付け口又は排気口に集中する張力
を避けて強度的にも性能が向上する。
Description
動車の内装材との間に展開して、乗員が受ける衝撃を緩
和するエアバッグ及びその製造方法に関するものであ
る。
装置が実用化されてきた。エアバッグ装置は、車両が衝
突した際の急激な減速を検知するセンサ、センサからの
信号を受けて高圧ガスを発生するインフレータ、インフ
レータからの高圧ガスにより展開して乗員の衝撃を緩和
するエアバッグ、エアバッグシステムが正常に機能して
いるか否かを判断する診断回路より成る。
システムには、主に正面方向の衝突に対応するものとし
て、運転席用と助手席用がある。 (更に後部座席用や側面衝突用のエアバッグシステムが
搭載され始めている)
は、運転席用のものに比べて、容量が大いものが採用さ
れる。それは、助手席の前方にはハンドル等の突出部が
なく所有空間が大きいためである。助手席の乗員の衝撃
を緩和するには、その広い空間に十分膨出展開すること
ができるだけの十分大きな容量のエアバッグを必要とす
る。
図5に示すような、3枚の布帛パ−ツから構成される3
ピースバッグが主流が開発されている。この3ピースバ
ッグは、センター布帛40に2つのサイド布帛50を縫
い合わせることにより作られるものである。
ンター布帛40とサイド布帛50とを縫合する際に、曲
線部を立体的に縫製しなければならず、かなり高度な縫
製技術を必要とする。また、基布地Fから裁断するに際
して、センター布帛40が長く広がっているため、サイ
ド布帛50は、その側面に配置して裁断する必要があ
り、布帛材料を多く使用しなければならなかった。
のエアバッグを採ろうとすると、裁断の対象となる基布
地Fの幅Wが織布製造上現実の幅、例えば145cmに
設定されているため、センター布帛40の横側に2つの
サイド布帛50を並べて位置決めし裁断する必要があ
り、基布地Fの長さLは170cmを要とした〔図5
(B)参照〕。
を縫い合わせる2ピースタイプのエアバッグが考案され
ている。この2ピースバッグは、パネル側布帛20と乗
員側布帛30とを縫い合わせて作られるものである。し
かし、3ピースバッグに見られるような複雑な曲線部分
の縫製は無くなるが、一つ一つのピースの両端が大きく
なってしまう。
70cmのエアバッグを採ろうとすると、矩形状の基布
地Fの対角線方向に各ピース(即ち、パネル側布帛3
0、乗員側布帛20)を配置して裁断することになり、
基布地Fの長さLは175cmを必要とする(図4
(B)参照)。このように、基布地Fの長さLが175
cmと5cmと長くなることにより、より多くの基布地
Fを必要とし裁断ロスが増える。その結果、生産個数が
多くなるとコスト的に極めて不利になる。
に、不定形の状態で勢いよく広がるため、布帛に加わっ
た張力がインフレータ取り付け口120又は排気口13
0に集中し易い。その結果、前記インフレータ取り付け
口120や又は排気口130の周囲に十分な強度を確保
するために補強する必要があった。
な問題を解決するためになされたものである。すわな
ち、本発明の目的は、2ピースバッグにおいて、裁断の
対象となる基布地の裁断ロスを極力少なくでき且つ、強
度的に優位なエアバッグを提供することである。
題解決のために鋭意努力した結果、パネル側布帛を2つ
のピースに分割することにより、裁断ロス及び強度の両
方が解決できることを見出し、本発明を解決するに到っ
たものである。
ガス入口から噴出されるガスにより膨出するエアバッグ
において、該エアバッグが乗員側布帛とパネル側布帛と
を縫合してなり、該パネル側布帛が分割された第1のパ
ネル側布帛と第2のパネル側布帛の2枚の平面状布帛を
縫合することにより形成されているエアバッグに存す
る。
ス入口と排気口とを備える上記(1)のエアバッグに存
する。
と第2のパネル側布帛とが略同面積である上記(1)の
エアバッグに存する。
入口から噴出されるガスにより膨出するエアバッグにお
いて、該エアバッグが乗員側布帛とパネル側布帛とを縫
合してなり、該パネル側布帛が分割された第1のパネル
側布帛と第2のパネル側布帛とよりなり、第1のパネル
側布帛がガス入口と排気口とを備え、第1のパネル側布
帛と第2のパネル側布帛とが略同面積であるエアバッグ
に存する。
と第2のパネル側布帛の縫合方法が折り伏せ縫いである
(1)又は(4)のエアバッグに存する。
と第2のパネル側布帛の縫合方法が合わせ縫い片倒しス
テッチである(1)又は(4)のエアバッグに存する。
そしてまた、(7)、第1のパネル側布帛と第2のパネ
ル側布帛の縫合方法が袋縫いである(1)又は(4)載
のエアバッグに存する。
側布帛とよりなるエアバッグを製造する方法であって、
エアバッグの布帛となる矩形状基布地を裁断する際、パ
ネル側布帛を直線で2つに分割したところの第1のパネ
ル側布帛と第2のパネル側布帛及び乗員側布帛との計3
枚の布帛を前記矩形状基布地の面積が最小になるように
配置裁断し、次に、裁断した第1のパネル側布帛と第2
のパネル側布帛とを縫合し、その後、縫合して形成され
たパネル側布帛と乗員側布帛とを最終縫合するエアバッ
グの製造方法に存する。
側布帛とよりなるエアバッグを製造する方法であって、
エアバッグの材片となる矩形状基布地を裁断する際、パ
ネル側布帛を直線で2つに分割したところの第1のパネ
ル側布帛と第2のパネル側布帛及び乗員側布帛との計3
枚の布帛を前記矩形状基布地の面積が最小になるよう
に、しかも矩形布地の外辺に第1のパネル側布帛の直線
部が一致し且つ第2のパネル側布帛の直線部が一致する
ように配置裁断し、次に、裁断した第1のパネル側布帛
の直線部と第2のパネル側布帛の直線部とを縫合し、そ
の後、前記縫合して形成されたパネル側布帛と乗員側布
帛とを最終縫合するエアバッグの製造方法に存する。
パネル側布帛、及び第2パネル側布帛の3枚の布帛の領
域を除いた部分にて他部材片を配置裁断するエアバッグ
の製造方法に存する。
て、以下図1〜3に基づいて説明する。図1は、本発明
の2ピースによるエアバッグを背面から見た外観図を示
す。このエアバッグは、大きくはパネル側布帛1と乗員
側布帛2との2つの分割ピースよりなる。そして、パネ
ル側布帛1は、更に分割されて、第1のパネル側布帛1
Aと第2のパネル側布帛1Bとの2つの平面状の分割ピ
ースとなる。第1のパネル側布帛1Aと第2のパネル側
布帛1Bとは縫合されることにより一体化するが、その
縫合は、両者の結合を確実なものとしなければならな
い。
採用される。(A)は、折り伏せ縫いであり、この縫い
代部11は、第1のパネル側布帛1Aを二つに折った状
態にし、第2のパネル側布帛1Bを重ねて2箇所で縫う
ことにより形成される。
り、この縫い面は、第1のパネル側布帛1Aと第2のパ
ネル側布帛1Bを重ねて縫っておき、更に、その縫い代
部11を第1のパネル側布帛1Aに折り曲げ、その状態
で2箇所で縫うことにより形成される。
布帛1Aと第2のパネル側布との一定長さの重ね部を縫
い、その後、その縫い代部11を第1のパネル側布帛1
Aに折り曲げて重ね、その状態で1箇所を縫うことによ
り形成される。
代部11の十分な強度を確保するために、2本以上、例
えば3本、4本としてもよい。以上のような縫い代部1
1を採用することにより、第1のパネル側布帛1Aと第
2のパネル側布帛1Bとの結果は、確実な強度を保証さ
れる。尚、(D)伏せ縫いや(E)合わせ縫い等の縫合
も採用されることも可能である。
布帛1Bとを縫合して一体となったパネル側布帛1は、
全周囲が乗員側布帛2と縫合されている。第1のパネル
側布帛1Aと第2のパネル側布帛1Bとの縫い代部11
が、比較的硬く強化された状態となる。この場合の縫合
は、上記の第1のパネル側布帛1Aと第2のパネル側布
帛1Bとの縫合手法が適応される。
がインフレータ取り付け口12、すなわちガス入り口か
ら噴出した場合、エアバッグは膨出展開する。そして、
膨出展開の際、インフレータ取り付け口12を有する第
1のパネル側布帛1Aに対して、第2のパネル側布帛1
Bが図でいう下方に膨出して広がり、引っ張るように作
用する。
帛1Aと第2のパネル側布帛1Bとの縫い代部11が比
較的硬く強化された状態となる。そのため、膨出展開す
る際、第2のパネル側布帛1Bが第1のパネル側布帛1
Aを引っ張るように作用しても、その作用は、縫い代部
ライン全体に分散する。縫い代部ライン全体に分散した
張力は、第1のパネル側布帛1Aと第2パネル側布帛1
Bとが互いに縫い代部ラインを対称として互いに引っ張
り合うような力関係となる。従って、第2のパネル側布
帛1Bの一部のみが第1のパネル側布帛1Aを引っ張る
ことにより、その力がインフレータ取り付け口12又は
排気口13周辺にのみ片って集中するようなことはな
い。
べる。まず、裁断の対象となる基布地Fを用意する。通
常、基布地Fの幅寸法は、145cmのものが使用され
る。図2に示すように、乗員側布帛2の直線底辺部aを
矩形状の基布地Fの一辺X1に位置させた状態で配置す
る。
配置し、後程縫い代部11となる直線部bを基布地Fの
幅辺Y1に位置させた状態で配置する。更にまた、乗員
側布帛2の下に第2のパネル側布帛1Bを配置し、後程
縫い代部11となる直線部Cを基布地Fの一辺X2に位
置させた状態で配置する。乗員側布帛2、第1のパネル
側布帛1A、及び第2のパネル側布帛1Bの占める以外
の残りの領域(基布地Fの角部分)を利用して、他の部
材片が配置裁断される。他の部材片としては、インフレ
ータ取り付け口12の周辺を強化する強化片3や排気口
13の周囲を強化する強化片4等がある。
のエアバッグを採ろうとすると、基布地Fの長さLは1
40cmとなる。これは、従来の図5の3ピースバック
(170cm)や図4の2ピースバック(175cm)
に比べて、基布地Fの長さLが極端に短くなっている。
特に、後者の2ピースバックに較べて、基布地Fの長さ
Lは20%(175cm→140cm)程度削減され
た。以上のような状態に各パーツを配置した後、例え
ば、レザーメスを使って順次裁断していく。
1のパネル側布帛1A、第2のパネル側布帛1B、イン
フレータ取り付け口12や排気口13の周辺を強化する
各強化片3、4等が、独立したパーツとして切り離され
る。次に、第1のパネル側布帛1Aに設けたインフレー
タ取り付け口12や排気口13の周りに各強化片3、4
を縫い付ける。その後、第1のパネル側布帛1Aと第2
のパネル側布帛1Bとを互いに前述直線部b、cにて縫
合する。
伏せ縫い、折り伏せ縫い、袋縫い等による縫合が行われ
ることにより、縫い代部11の強度が向上する。両布帛
の境界が強度と腰のある縫い代部ラインに形成される。
最後に第1のパネル側布帛1Aと第2のパネル側布帛1
Bとの縫合によりできたパネル側布帛1と乗員側布帛2
とを縫合する。この縫合に際しても、既に述べたよう
な、伏せ縫い、折り伏せ縫い、袋縫い等による縫合が行
われる。
材料は、例えばナイロン6、66、46等のポリアミド
繊維;パラフェニレンテレフタルアミド、及び芳香族エ
−テルとの共重合体等に代表される芳香族ポリアミド繊
維(アラミド繊維);ポリアルキレンテレフタレ−トに
代表されるポリエステル繊維;全芳香族ポリエステル繊
維;ビニロン繊維;レ−ヨン繊維;超高分子量ポリエチ
レン等のポリオレフィン繊維;ポリオキシメチレン繊
維;パラフェニレンサルフォン、ポリサルフォン等のフ
ァルフォン系繊維;ポリエ−テルエ−テルケトン繊維;
ポリエ−テルミイド繊維;炭素繊維;ポリミイド繊維等
がある。場合によっては、ガラス繊維、セラミック繊
維、金属繊維等の無機繊維を単独又は併用使用しても良
い。
編物、不織布等の何れであってもよく、例えば、織物の
場合は平織、朱子織、綾織、パナマ織、袋織等があり、
編物の場合は径編み、丸編み等がある。
−トでも良い。コ−ティングに使用する樹脂としては、
例えばクロロプレンゴム、ハイパロンゴム、フッ素ゴム
等の含ハロゲンゴム、シリコ−ンゴム、エチレンプロピ
レンゴム、エチレンプロピレン3元共重合ゴム、ニトリ
ルブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、イソブチ
レンイソプレンゴム、ウレタンゴム、アクリルゴム等の
ゴム類、又は塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、塩
素化ポリオレフィン樹脂、フッ素樹脂等の含ハロゲン樹
脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、エスレル樹脂、アミ
ド樹脂、オレフィン樹脂、シリコ−ン樹脂等の樹脂類で
あり、単独又は併用使用される。
なお、本発明は、この実施例に限定されるものではな
い。
1のパネル側布帛1A、第2のパネル側布帛1B、乗員
側布帛2の布帛の裁断を行った。規定寸法のエアバッグ
(最大周囲が170cm)を作るために、基布地Fの幅
Wを145cm、基布地Fの長さLを140cmとし
た。第1のパネル側布帛1Aに設けられたインフレータ
の取付口12と排気口13の周囲に強化片3、4を縫い
付けた後、第2のパネル側布帛1Bと伏せ縫いにより縫
合した。
の全外周部分を縫合し、エアバッグを得た。得られたエ
アバッグを、エアバッグモジュ−ルに組み込んで、ガス
発生剤からの所定圧のガスで展開させ、その展開挙開を
高速度ビデオ装置にて撮影・観察した。展開試験後のエ
アバッグには、破れや部分的な切れ等は見られなかっ
た。また、排気口13以外での著しいガス抜け等も観察
されなかった。
アバッグの裁断対象としては基布地Fの長さLは175
cm(基布地の幅W;145cm)であった。この裁断パタ
−ンでは、無駄な部分が多くなった。パネル側布帛20
と乗員側布帛30の外周部分を縫合し、エアバッグを得
た。得られたエアバッグを、エアバッグモジュ−ルに組
み込んで、ガス発生剤からのガスで展開させ、その展開
挙開を高速度ビデオ装置にて撮影・観察した。展開試験
後のエアバッグには、破れ、部分的な切れ等は見られな
かった。また、排気穴以外での著しいガス抜け等も観察
されなかった。ただ排気穴の内周にほつれがみられた。
地の裁断ロス、特に基布地の長さをに大きく低減するこ
とができた。結果的に製造コストを下げることができ
た。また、インフレータ取り付け口又は排気口に集中す
る張力を避けて強度的にも性能が向上する。
ら見た外観図を示す。
裁断配置状態を示す。
Claims (10)
- 【請求項1】 自動車衝突時にガス入口から噴出される
ガスにより膨出するエアバッグにおいて、該エアバッグ
が乗員側布帛とパネル側布帛とを縫合してなり、該パネ
ル側布帛が分割された第1のパネル側布帛と第2のパネ
ル側布帛の2枚の平面状布帛を縫合することにより形成
されていることを特徴とするエアバッグ。 - 【請求項2】 第1のパネル側布帛がガス入口と排気口
とを備えることを特徴とする請求項1記載のエアバッ
グ。 - 【請求項3】 第1のパネル側布帛と第2のパネル側布
帛とが略同面積であることを特徴とする請求項1記載の
エアバッグ。 - 【請求項4】 自動車衝突時にガス入口から噴出される
ガスにより膨出するエアバッグにおいて、該エアバッグ
が乗員側布帛とパネル側布帛とを縫合してなり、該パネ
ル側布帛が分割された第1のパネル側布帛と第2のパネ
ル側布帛とよりなり、第1のパネル側布帛がガス入口と
排気口とを備え、第1のパネル側布帛と第2のパネル側
布帛とが略同面積であることを特徴とするエアバッグ。 - 【請求項5】 第1のパネル側布帛と第2のパネル側布
帛の縫合方法が折り伏せ縫いであることを特徴とする請
求項1又は4記載のエアバッグ。 - 【請求項6】 第1のパネル側布帛と第2のパネル側布
帛の縫合方法が合わせ縫い片倒しステッチであることを
特徴とする請求項1又は4記載のエアバッグ。 - 【請求項7】 第1のパネル側布帛と第2のパネル側布
帛の縫合方法が袋縫いであることを特徴とする請求項1
又は4記載のエアバッグ。 - 【請求項8】 乗員側布帛とパネル側布帛とよりなるエ
アバッグを製造する方法であって、エアバッグの布帛と
なる矩形状基布地を裁断する際、パネル側布帛を直線で
2つに分割したところの第1のパネル側布帛と第2のパ
ネル側布帛及び乗員側布帛との計3枚の布帛を前記矩形
状基布地の面積が最小になるように配置裁断し、次に、
裁断した第1のパネル側布帛と第2のパネル側布帛とを
縫合し、その後、縫合して形成されたパネル側布帛と乗
員側布帛とを最終縫合することを特徴とするエアバッグ
の製造方法。 - 【請求項9】 乗員側布帛とパネル側布帛とよりなるエ
アバッグを製造する方法であって、エアバッグの材片と
なる矩形状基布地を裁断する際、パネル側布帛を直線で
2つに分割したところの第1のパネル側布帛と第2のパ
ネル側布帛及び乗員側布帛との計3枚の布帛を前記矩形
状基布地の面積が最小になるように、しかも矩形布地の
外辺に第1のパネル側布帛の直線部が一致し且つ第2の
パネル側布帛の直線部が一致するように配置裁断し、次
に、裁断した第1のパネル側布帛の直線部と第2のパネ
ル側布帛の直線部とを縫合し、その後、前記縫合して形
成されたパネル側布帛と乗員側布帛とを最終縫合するこ
とを特徴とするエアバッグの製造方法。 - 【請求項10】 乗員側布帛、第1パネル側布帛、及び
第2パネル側布帛の3枚の布帛の領域を除いた部分にて
他部材片を配置裁断することを特徴とするエアバッグの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10081797A JP3847893B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | エアバッグの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10081797A JP3847893B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | エアバッグの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10278712A true JPH10278712A (ja) | 1998-10-20 |
JP3847893B2 JP3847893B2 (ja) | 2006-11-22 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3847893B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003531054A (ja) * | 2000-04-14 | 2003-10-21 | ミリケン・アンド・カンパニー | エアバッグテザーの作成 |
JP2007099006A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Nippon Plast Co Ltd | エアバッグ |
JP2008037199A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Seiren Co Ltd | エアバッグ及びその製造方法 |
WO2008116574A1 (de) * | 2007-03-26 | 2008-10-02 | Autoliv Development Ab | Gassack und verfahren zu seiner herstellung |
JP2011507753A (ja) * | 2007-12-21 | 2011-03-10 | オートリブ ディベロップメント エービー | 膨張可能エアバッグ |
-
1997
- 1997-04-04 JP JP10081797A patent/JP3847893B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2008116574A1 (de) * | 2007-03-26 | 2008-10-02 | Autoliv Development Ab | Gassack und verfahren zu seiner herstellung |
JP2011507753A (ja) * | 2007-12-21 | 2011-03-10 | オートリブ ディベロップメント エービー | 膨張可能エアバッグ |
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---|---|
JP3847893B2 (ja) | 2006-11-22 |
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