JPH10275766A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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Publication number
JPH10275766A
JPH10275766A JP9502597A JP9502597A JPH10275766A JP H10275766 A JPH10275766 A JP H10275766A JP 9502597 A JP9502597 A JP 9502597A JP 9502597 A JP9502597 A JP 9502597A JP H10275766 A JPH10275766 A JP H10275766A
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JP
Japan
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substrate
unit
cleaning
back surface
processing apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP9502597A
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English (en)
Inventor
Joichi Nishimura
讓一 西村
Masami Otani
正美 大谷
Yasuo Imanishi
保夫 今西
Masao Tsuji
雅夫 辻
Masaki Iwami
優樹 岩見
Akihiko Morita
彰彦 森田
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板を露光装置に搬送する前に基板の裏面を
洗浄することにより、基板裏面の汚染による露光時のパ
ターンの精度の劣化を防止することのできる基板処理装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 基板処理装置は、その第1層部分に、イ
ンデクサ部2と、一対のスピンコータ4と、一対のスピ
ンデベロッパ5と、洗浄ユニット6と、反転ユニット7
と、インターフェース部3を備え、第1層部分の上方に
配置される第2層部分に多段に配置された12個の熱処
理ユニット9を備える。また、この基板処理装置の中央
部には、第1層部分および第2層部分に亘って基板を搬
送する基板搬送機構1が配設されている。基板はインタ
ーフェース部3からステッパーに向け搬送される前に、
反転ユニット7により反転され、洗浄ユニット6により
その裏面を洗浄される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハや
液晶表示パネル用ガラス基板あるいは半導体製造装置用
マスク基板等の基板を処理する基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の基板処理装置は、複数の基板を
収納する基板収納部としての基板搬送用カセットを複数
個載置可能なインデクサ部と、基板表面に薬液としての
レジストを供給して塗布処理するレジスト塗布ユニット
や、基板の表面に薬液としての現像液を供給して現像処
理する現像処理ユニット等の薬液処理ユニットと、基板
を加熱するホットプレートまたは基板を冷却するクール
プレートからなる熱処理ユニットと、基板をステッパー
等の露光装置との間で受け渡しするためのインターフェ
ース部とを有する。
【0003】このような基板処理装置においては、前段
の工程から基板搬送用カセットに収納されて搬送された
基板をインデクサ部において基板搬送用カセットから取
り出し、この基板に対して熱処理ユニットで熱処理を施
した後、レジスト塗布ユニットでレジストを塗布する。
レジスト塗布後の基板は、インターフェース部を介して
露光装置に搬送され、基板表面のレジストに所定のパタ
ーンが露光される。露光が終了した基板は、インターフ
ェース部を介して基板処理装置に搬入され、この基板に
対して熱処理ユニットで熱処理を施した後、現像処理ユ
ニットで現像処理する。現像処理が終了した基板は、イ
ンデクサ部の基板搬送用カセットに収納され、後工程に
向け搬送される。
【0004】なお、基板をレジスト塗布ユニットに搬送
してレジストを塗布する前に、基板の表面を洗浄装置で
洗浄する場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような基板処理装
置において、基板の裏面が汚染されている場合において
は、露光装置によるパターン露光時に、パターンの精度
が劣化するという問題が生じる。すなわち、露光装置に
おいては、基板の表面を上方に向けた状態でテーブル上
に載置し、基板の上方より光ビームを照射することによ
りパターン露光を実行している。このため、基板の裏面
にパーティクル等が付着した場合には、光ビームの焦点
位置に配置されるべき基板表面の高さ位置に誤差が生
じ、光ビームが基板表面上で焦点を結ばないことから、
パターンの精度が劣化することになる。このような基板
裏面の汚染によるパターンの精度の劣化は、近年のパタ
ーンの微細化に対応して生じてきた問題である。
【0006】このような問題に対応するためには、基板
の裏面を洗浄するための裏面洗浄装置に基板を搬送して
基板の裏面を洗浄した後、この基板を露光装置に搬送す
る構成とすることも考えられる。
【0007】しかしながら、このような構成とした場合
においては、レジスト塗布後の基板を裏面洗浄装置まで
搬送してその裏面を洗浄した後、この基板を再度露光装
置まで搬送する必要がある。このため、基板処理装置、
裏面洗浄装置および露光装置間の基板搬送経路を全て清
浄な状態に保つ必要があることとなり、構成が複雑とな
る。
【0008】特に、近年のパターン微細化に対応して使
用される化学増幅型のレジストを使用した場合には、パ
ーティクル等による物理的な汚染のみならず酸やアルカ
リによる化学的な汚染をも防止する必要があることか
ら、基板処理装置から露光装置に至る基板搬送経路全て
を清浄に保つためには、構成が極めて複雑となる。
【0009】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、基板を露光装置に搬送する前に基板の
裏面を洗浄することにより、基板裏面の汚染による露光
時のパターンの精度の劣化を防止することのできる基板
処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の基板を収納する基板収納部から処理を行うべ
き基板を取り出し、また、処理の終了した基板を前記基
板収納部に収納するための搬入搬出部と、基板表面に薬
液を供給することにより基板を処理する薬液処理ユニッ
トと、前記薬液処理ユニットを含む処理ユニットに基板
を搬送する基板搬送機構とを有する基板処理装置におい
て、基板の裏面を洗浄するための裏面洗浄手段を備えた
ことを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記裏面洗浄手段により裏面を洗浄さ
れた基板を露光装置に搬送し、また、前記露光装置によ
り露光された基板を前記露光装置から受け取るインター
フェース部をさらに備えている。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2いずれかに記載の発明において、前記裏面洗浄手段
は、前記基板搬送機構から受け取った基板を水平軸の回
りに反転させて再度前記基板搬送機構に渡す反転ユニッ
トと、前記基板搬送機構により搬送される基板を受け取
り当該基板の裏面をその上方から洗浄する洗浄ユニット
から構成されている。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2いずれかに記載の発明において、前記裏面洗浄手段
は、前記基板搬送機構により搬送される基板を受け取っ
て水平軸の回りに反転させる反転機構と、前記反転機構
により反転された基板の裏面をその上方から洗浄する洗
浄機構とを有する反転洗浄ユニットから構成されてい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明の第1実施形態
に係る基板処理装置の平面図である。なお、図1(a)
は基板処理装置の第1層部分を示し、図1(b)は第2
層部分を示している。また、図1(b)に示す第2層部
分においては、多段に配設された熱処理ユニット9を横
方向にずらせて表現している。
【0015】この基板処理装置は、前段の処理工程から
搬入された基板(半導体ウエハ)にレジストを塗布して
後段のステッパーに搬出するとともに、ステッパーから
搬入された露光済の基板を現像処理して後段の処理工程
に搬出するものである。
【0016】この基板処理装置は、その第1層部分に、
インデクサ部2と、一対のスピンコータ(回転式レジス
ト塗布ユニット)4と、一対のスピンデベロッパ(回転
式現像ユニット)5と、洗浄ユニット6と、反転ユニッ
ト7と、インターフェース部3を備え、第1層部分の上
方に配置される第2層部分に多段に配設された12個の
熱処理ユニット9を備える。また、この基板処理装置の
中央部には、第1層部分および第2層部分に亘って基板
を搬送する基板搬送機構1が配設されている。なお、ス
ピンコータ4、スピンデベロッパ5、熱処理ユニット9
を処理工程数より多く配置しているのは、基板の処理効
率を上げるために、並行して同一の処理を行えるように
するためである。
【0017】インデクサ部2は、図示を省略した基板搬
送用カセット内に収納された基板を基板搬送機構1の側
方に配置された載置台21に供給し、または、載置台2
1に載置された基板を基板搬送用カセット内に格納する
図示しない基板移載アームを有する。前段の処理工程よ
り基板搬送用カセットに収納されて搬送された基板は、
インデクサ部2の基板移載アームにより一枚ずつ取り出
され、載置台21上に載置される。また、処理を終了し
て載置台21上に載置された基板は、インデクサ部2の
基板移載アームにより基板搬送用カセット内に格納され
る。
【0018】スピンコータ4は、基板を保持して回転す
るスピンチャックと、レジスト供給ノズルとを有し、ス
ピンチャックに保持されて回転する基板の表面にレジス
トを供給することにより、基板の表面にレジストの薄膜
を形成するものである。
【0019】スピンデベロッパ5は、スピンチャックと
現像液供給ノズルとを有し、スピンチャックに保持され
て回転する基板の表面に現像液を供給することにより、
基板の表面における露光済レジストを現像処理するもの
である。
【0020】洗浄ユニット6は、基板をその上方から洗
浄するためのものである。図2はこの洗浄ユニット6の
要部を示す正面図である。
【0021】この洗浄ユニット6は、基板Wを保持して
回転するスピンチャック21と、スピンチャック21に
保持されて回転する基板Wをその上方から洗浄するブラ
シ機構22とを備える。
【0022】前記スピンチャック21は、モータ24の
回転軸25と接続された支持台26を有する。この支持
台26上には、基板Wの端縁部のみと当接する複数の基
板保持ピン27が配設されている。このスピンチャック
21の周囲には、基板Wの回転に伴う遠心力により基板
Wから飛散する洗浄液の外部への飛散を防止する内カッ
プ23が配設されている。この内カップ23は、図示し
ない昇降手段により、上下方向に移動可能な構成となっ
ている。
【0023】前記ブラシ機構22は、内カップ23の外
側に配設された支軸を中心に、図2において実線で示す
待機位置と二点鎖線で示す洗浄位置の間を揺動可能なア
ーム28を有する。また、アーム28の先端部には、洗
浄ブラシ29が下向きの状態で設けられている。この洗
浄ブラシ29は鉛直方向を向く軸芯回りに回転する。な
お、アーム28は、図示しない昇降手段により、洗浄ブ
ラシ29の下端部がスピンチャック21に保持された基
板Wと当接する位置と、そこから離隔する位置の間を上
下移動可能に構成されている。
【0024】この洗浄ユニット6により基板Wを洗浄す
る際には、基板Wをスピンチャック21に保持した状態
で回転させる。また、図示しないノズルより基板Wの表
面に純水等の洗浄液を供給する。そして、アーム28を
洗浄位置まで移動させた後下降させ、洗浄ブラシ29を
スピンチャック21に保持されて回転する基板Wに当接
させるとともに、この洗浄ブラシ29自身を回転させ
る。そして、洗浄ブラシ29を基板Wの端縁まで移動さ
せることにより、スピンチャック21に保持された基板
Wにおける上側の面が洗浄される。なお、基板Wの洗浄
が終了すれば、図示しないノズルから基板Wに窒素ガス
を吹き付けるとともに、基板Wを高速回転させることに
より基板Wを乾燥する。
【0025】図1に示す反転ユニット7は、基板Wを水
平軸の回りに回転させることにより、その表裏反転を行
うためのものである。図3は反転ユニット7の要部を示
す斜視図である。
【0026】この反転ユニット7は、図示しない昇降手
段により上下移動する支持台32を有する。この支持台
32上には、基板Wの端縁部のみと当接する複数の基板
支持ピン33が配設されている。また、支持台32の上
方には、複数の基板支持ピン33により保持された基板
Wを、端縁部のみと当接する状態で挟持する一対のチャ
ック34が配設されている。一対のチャック34は、水
平軸を中心に回転する支持部材35により支持されてい
る。
【0027】この反転ユニット7により基板Wを反転す
る場合には、基板Wを基板搬送機構1により支持台32
の基板支持ピン33上に載置する。そして、基板支持ピ
ン33上に支持された基板Wの両端縁部を一対のチャッ
ク34により挟持するとともに、支持台32を下降させ
る。支持台32が十分に下降すれば、支持部材35を一
対のチャック34とともに水平軸を中心に180°回転
させる。これにより、基板Wも180°回転し、その表
裏反転が行われる。基板Wの表裏反転が完了すれば、支
持台32を上昇させて基板Wを基板支持ピン33上に載
置するとともに、一対のチャック34による挟持を開放
する。
【0028】図1に示す熱処理ユニット9は、ホットプ
レートまたはクールプレートをその内部に備える。ホッ
トプレートは、基板Wに対しレジスト塗布または現像処
理を実行する前後において、基板Wを加熱するためのも
のである。また、クールプレートは、ホットプレートに
より加熱された基板Wを、スピンコータ4またはスピン
デベロッパ5に搬送する前に予め冷却することにより、
基板Wの温度を設定温度まで降温させるためのものであ
る。
【0029】インタフェース部3は、基板搬送機構1の
側方の載置台22に載置された基板Wを図示を省略した
ステッパーに搬入し、または、ステッパーから搬出され
た基板Wを載置台22に載置するための図示しない基板
移載アームを有する。基板処理装置においてレジストを
塗布され、載置台22上に載置された基板Wは、インタ
ーフェース部3の基板移載アームにより後段のステッパ
ーに搬送される。また、ステッパーから搬入された露光
済の基板Wは、インタフェース部3の基板移載アームに
より載置台22上に載置される。
【0030】基板搬送機構1は、インデクサ部2の基板
移載アームにより載置台21に搬送された基板Wを、上
記スピンコータ4、洗浄ユニット6、反転ユニット7、
および熱処理ユニット9に順次搬送して処理した後、載
置台22に載置し、また、インターフェース部3の基板
移載アームにより載置台22に搬送された基板Wを、上
記スピンデベロッパ5および熱処理ユニット9に順次搬
送して処理した後、載置台21に載置する。
【0031】この基板搬送機構1は、基板Wの端縁部の
みと当接する上下一対の搬送アーム38(図1において
は上方のアームのみを図示している)を有する。この上
下一対の搬送アーム38は、鉛直軸を中心に回動可能か
つ上下方向に昇降可能な支持台39に支持されている。
このため、搬送アーム38は、スピンコータ4、スピン
デベロッパ5、洗浄ユニット6、反転ユニット7、熱処
理ユニット9等の各処理ユニットおよび載置台21、2
2と対向する位置に移動することができる。
【0032】また、各搬送アーム38は、支持台39に
対して前後方向に移動可能に構成されている。このた
め、搬送アーム38は、スピンコータ4、スピンデベロ
ッパ5、洗浄ユニット6、反転ユニット7、熱処理ユニ
ット9等の各処理ユニットおよび載置台21、22に対
し、基板Wの受け渡しを行うことができる。より詳細に
は、上下一対の搬送アーム38のうちの一方の搬送アー
ム38により各処理ユニットまたは載置台21、22に
載置された基板Wを受け取るとともに、他方の搬送アー
ム38に保持した基板Wを各処理ユニットまたは載置台
21、22に載置することにより、基板Wの受け渡しを
実行することができる。
【0033】次に、上述した基板処理装置による基板W
の処理動作について説明する。
【0034】図示しない基板移載アームにより、インデ
クサ部2から載置台21にその表面を上方に向けた状態
で搬出された基板Wは、基板搬送機構1の搬送アーム3
8により洗浄ユニット6に搬送される。そして、洗浄ユ
ニット6において基板Wの表面が洗浄される。この基板
表面の洗浄は、上述したように、スピンチャック21に
保持されて回転する基板Wの表面に洗浄液を供給すると
ともに、基板Wの表面をその上方からブラシ機構22で
洗浄することにより実行される。なお、基板表面の洗浄
が不要である場合には、この工程は省略される。
【0035】その表面を洗浄された基板Wは、基板搬送
機構1の搬送アーム38によりホットプレートを有する
熱処理ユニット9に搬送され、加熱処理の一種である脱
水ベークが施される。脱水ベークを完了した基板Wは、
基板搬送機構1の搬送アーム38によりクールプレート
を有する熱処理ユニット9に搬送され、設定温度まで冷
却される。そして、クールプレートを有する熱処理ユニ
ット9により冷却された基板Wは、基板搬送機構1の搬
送アーム38により、別のホットプレートを有する熱処
理ユニット9に搬送される。この熱処理ユニット9で
は、ホットプレート上において加熱処理の一種である基
板Wのレジストとの密着性を良くするための密着強化処
理が施される。密着強化処理の完了した基板Wは、基板
搬送機構1の搬送アーム38によりクールプレートを有
する熱処理ユニット9に搬送され、設定温度まで冷却さ
れる。そして、クールプレートを有する熱処理ユニット
9により冷却された基板Wは、基板搬送機構1の搬送ア
ーム38によりスピンコータ4に搬送され、その表面に
レジストが塗布される。
【0036】スピンコータ4によりレジストを塗布され
た基板Wは、基板搬送機構1の搬送アーム38によりホ
ットプレートを有する熱処理ユニット9に搬送される。
ホットプレートを有する熱処理ユニット9に搬送された
基板Wには、加熱処理の一種であるプリベークが施され
る。そして、プリベーク後の基板Wは、基板搬送機構1
の搬送アーム38によりクールプレートを有する熱処理
ユニット9に搬送される。クールプレートを有する熱処
理ユニット9により冷却された基板Wは、基板搬送機構
1の搬送アーム38により反転ユニット7に搬送され
る。そして、反転ユニット7において、基板Wは反転さ
れる。この基板Wの反転は、基板支持ピン33上に載置
された基板Wを一対のチャック34により挟持し、この
チャック34を水平軸を中心に180°回転させること
により実行される。
【0037】表裏反転が終了した基板Wは、基板搬送機
構1の搬送アーム38により、その裏面を上方に向けた
状態で、再度洗浄ユニット6に搬送される。そして、洗
浄ユニット6において基板Wの裏面が洗浄される。この
基板裏面の洗浄は、上述した基板表面の洗浄と同様、ス
ピンチャック21に保持されて回転する基板Wの裏面に
洗浄液を供給するとともに、基板Wの裏面をその上方か
らブラシ機構22で洗浄することにより実行される。
【0038】その裏面を洗浄された基板Wは、基板搬送
機構1の搬送アーム38により反転ユニット7に搬送さ
れる。そして、反転ユニット7において、基板Wは再度
反転される。
【0039】その両面の洗浄が完了した基板Wは、基板
搬送機構1の搬送アーム38により載置台22に搬送さ
れる。
【0040】載置台22に載置された基板Wは、インタ
ーフェース部3の基板移載アームによりステッパーに搬
送され、所定のパターンの露光が行われる。露光済の基
板Wは、インターフェース部3の基板移載アームによ
り、再度、載置台22に載置される。
【0041】載置台22上の基板Wは、基板搬送機構1
の搬送アーム38によりホットプレートを有する熱処理
ユニット9に搬送され、加熱処理の一種であるポストエ
クスポージャーベーク(PEB)が施される。ポストエ
クスポージャーベークを完了した基板Wは、基板搬送機
構1の搬送アーム38によりクールプレートを有する熱
処理ユニット9に搬送され、設定温度まで冷却される。
【0042】クールプレートを有する熱処理ユニット9
により冷却された基板Wは、基板搬送機構1の搬送アー
ム38によりスピンデベロッパ5に搬送され、露光済の
レジストを現像処理される。
【0043】スピンデベロッパ5により現像処理された
基板Wは、基板搬送機構1の搬送アーム38によりホッ
トプレートを有する熱処理ユニット9に搬送され、加熱
処理の一種であるポストベークが施される。そして、ポ
ストベーク後の基板Wは、基板搬送機構1の搬送アーム
38によりクールプレートを有する熱処理ユニット9に
搬送される。クールプレートを有する熱処理ユニット9
により冷却された基板Wは、基板搬送機構1の搬送アー
ム38により載置台21に搬送される。
【0044】載置台21に載置された基板Wは、インデ
クサ部2の基板移載アームにより基板搬送用カセット内
に格納される。
【0045】なお、上述した実施の形態においては、レ
ジスト塗布後の基板Wの表面を下方に向けて処理および
搬送を行う場合に、基板Wと接触する基板保持ピン2
7、基板支持ピン33、一対のチャック34および搬送
アーム38を基板Wの端縁部のみと当接する構成とする
ことにより、基板Wの表面に塗布されたレジストへの影
響を防止している。但し、基板Wと接触する部材の構成
等により基板表面に塗布されたレジストに影響がある場
合においては、基板Wの裏面を予め洗浄してからレジス
トを塗布するようにしてもよい。レジストを塗布する前
に基板Wの裏面を洗浄する場合でも、前行程の処理にお
いて基板裏面に付着したパーティクルだけでなく、例え
ば基板搬送用カセットをインデクサ2に載置するために
搬送してくる過程において、例えば基板搬送用カセット
内に収納された基板の裏面に付着したパーティクルをも
除去することができる。
【0046】以上説明したこの発明の第1実施形態に係
る基板処理装置によると、ステッパーにより露光を行う
前の基板Wの裏面を予め洗浄することができることか
ら、基板表面の高さ位置に誤差が生じることに起因する
パターン精度の劣化を防止することができる。
【0047】このとき、レジスト塗布後の基板Wは、イ
ンターフェース部を介してステッパーに直接搬送される
ので、基板処理装置を清浄に保つことにより基板Wの汚
染を防止することができる。したがって、基板Wの裏面
洗浄専用の裏面洗浄装置に基板Wを搬送して洗浄する場
合のように、その搬送路全域を清浄な状態に保つ必要は
ない。
【0048】また、複数の基板処理装置に対し処理能力
の高い単一の裏面洗浄装置を配設する場合のように、多
数の基板Wを集中化して処理するのではなく、基板処理
装置に基板Wの裏面を洗浄するための機構を付設して処
理していることから、工程の整流化を図ることができ
る。
【0049】次に、この発明の他の実施の形態について
説明する。図4はこの発明の第2実施形態に係る基板処
理装置の平面図である。なお、図4(a)は基板処理装
置の第1層部分を示し、図4(b)は第2層部分を示し
ている。また、図4(b)に示す第2層部分において
は、多段に配設された熱処理ユニット9を横方向にずら
せて表現している。なお、図1に示す第1実施形態と同
一の部材については、同一の符号を付して詳細な説明を
省略する。
【0050】この第2実施形態に係る基板処理装置は、
図1に示す第1実施形態に係る基板処理装置と比べ、洗
浄ユニット6と反転ユニット7を省略し、これに換えて
一対の反転洗浄ユニット8を配設している点のみが異な
る。この反転洗浄ユニット8は、後述するように、基板
Wをその上方から洗浄する洗浄機構41と基板Wを水平
軸の回りに反転させる反転機構42とを備え、基板Wの
表面または裏面を選択的に洗浄するものである。
【0051】以下、この反転洗浄ユニット8の構成につ
いて説明する。図5は反転洗浄ユニット8の平面図であ
り、図6はその正面図、また、図7は基板反転機構42
の要部を示す側面図である。これらの図に示すように、
この基板反転洗浄ユニット8は、上述した洗浄機構41
と反転機構42から構成される。
【0052】洗浄機構41は、図2に示す洗浄ユニット
6と同様の構成を有する。すなわち、この洗浄機構41
は、基板Wを保持して回転するスピンチャック21と、
スピンチャック21に保持されて回転する基板Wをその
上方から洗浄するブラシ機構22とを備える。なお、図
5および図6においては、図2に示す洗浄ユニット6と
同一の部材については同一の符号を付している。
【0053】前記スピンチャック21は、モータ24の
回転軸25と接続された支持台26を有する。この支持
台26上には、基板Wの端縁部のみと当接する複数の基
板保持ピン27が配設されている。このスピンチャック
21の周囲には、基板Wの回転に伴う遠心力により基板
Wから飛散する洗浄液の外部への飛散を防止する内カッ
プ23が配設されている。この内カップ23は、図示し
ない昇降手段により、上下方向に移動可能な構成となっ
ている。
【0054】前記ブラシ機構22は、内カップ23の外
側に配設された支軸を中心に、図6において実線で示す
待機位置と二点鎖線で示す洗浄位置の間を揺動可能なア
ーム28を有する。また、アーム28の先端部には、洗
浄ブラシ29が下向きの状態で設けられている。この洗
浄ブラシ29は鉛直方向を向く軸芯回りに回転する。な
お、アーム28は、図示しない昇降手段により、洗浄ブ
ラシ29の下端部がスピンチャック21に保持された基
板Wと当接する位置と、そこから離隔する位置の間を上
下移動可能に構成されている。
【0055】上記反転機構42は、基板Wの端縁を保持
するための略円弧状の一対のチャック51を有する。一
対のチャック51の基部は各々一対の支持体53に支持
されており、各チャック51はそれぞれ若干異なる高さ
位置に配置されている。このチャック51には、基板W
の端縁部のみと当接するフッ素樹脂製の支持部材52
が、各々2個配設されている。また、一対の支持体53
は、回転板54に取り付けられたガイド部材55に沿っ
て水平方向に移動可能に構成されている。そして、これ
らの支持体53は、図示しないバネにより、互いに近接
する方向に付勢されている。
【0056】図7に示すように、回転板54は互いに対
称に配置された一対のリンク機構50を有する。このリ
ンク機構50は、図5に示すように、回転板54と連結
する軸を中心に回動する第1のリンク56と、一端が第
1のリンク56と連結し他端が一方の支持体53に連結
する第2のリンク57と、一端が第1のリンク56と連
結し他端が他方の支持体53に連結する第3のリンク5
8とを備える。そして、エアシリンダ59のシリンダロ
ッドが第1リンク56と第3リンク58との連結部分を
押圧することにより、各リンク56、57、58が屈曲
した状態から伸長した状態に移行することにより、一対
のチャック51は互いに離隔する方向に移動する。ま
た、エアシリンダ59のシリンダロッドが縮めば、図示
しないバネの作用により、一対のチャック51は互いに
近接する方向に移動する。
【0057】一対のチャック51を支持する支持体53
に連結する回転板54は、モータ61の回転軸に固定さ
れている。このため、モータ61の回転軸を180°回
転させることにより、一対のチャック51をそこに保持
した基板Wとともに180°回転させることができる。
また、一対のチャック51は、図6に示す昇降用エアシ
リンダ62の駆動により上下移動する。
【0058】この反転洗浄ユニット8により基板Wの表
面を洗浄する際には、基板搬送機構1によりその表面を
上方に向けて搬送された基板Wをスピンチャック21に
保持して回転させる。また、一対のノズル43より基板
Wの表面に純水等の洗浄液を供給する。そして、アーム
28を洗浄位置まで移動させた後下降させ、洗浄ブラシ
29をスピンチャック21に保持されて回転する基板W
に当接させるとともに、この洗浄ブラシ29自身を回転
させる。そして、洗浄ブラシ29を基板Wの端縁まで移
動させることにより、、スピンチャック21に保持され
た基板Wにおける上側の面が洗浄される。なお、基板W
の洗浄が終了すれば、一対のノズル44から基板Wに窒
素ガスを吹き付けるとともに、基板Wを高速回転させる
ことにより基板Wを乾燥する。
【0059】また、この反転洗浄ユニット8により基板
Wの裏面を洗浄する際には、基板搬送機構1によりその
表面を上方に向けて搬送された基板Wをスピンチャック
21に一旦保持する。そして、反転機構42における一
対のチャック51を下降させ、このチャック51によ
り、基板Wを挟持した後、チャック51を上昇させる。
チャック51が所定の高さまで上昇すれば、モータ61
の駆動により回転板54をチャック51とともに180
°回転させる。これにより、チャック51に保持された
基板Wは表裏反転される。
【0060】続いて、チャック51を下降させて基板W
をスピンチャック21に保持させた後、チャック51を
上方に退避させる。そして、上記表面洗浄と同様の工程
により基板Wの裏面を洗浄する。その裏面を洗浄された
基板Wは、反転機構42により再度反転され、その表面
を上方に向けた状態で基板搬送機構1に受け取られる。
【0061】次に、上述した基板処理装置による基板W
の処理動作について説明する。
【0062】図示しない基板移載アームにより、インデ
クサ部2から載置台21にその表面を上方に向けた状態
で搬出された基板Wは、基板搬送機構1の搬送アーム3
8により反転洗浄ユニット8に搬送される。そして、反
転洗浄ユニット8において基板Wの表面が洗浄される。
この基板W表面の洗浄は、反転洗浄ユニット8における
洗浄機構41を使用して実行される。この場合において
は、反転機構42は使用されない。なお、基板W表面の
洗浄が不要である場合には、この工程は省略される。
【0063】その表面を洗浄された基板Wは、基板搬送
機構1の搬送アーム38によりホットプレートを有する
熱処理ユニット9に搬送され、加熱処理の一種である脱
水ベークが施される。脱水ベークを完了した基板Wは、
基板搬送機構1の搬送アーム38によりクールプレート
を有する熱処理ユニット9に搬送され、設定温度まで冷
却される。そして、クールプレートを有する熱処理ユニ
ット9により冷却された基板Wは、基板搬送機構1の搬
送アーム38により、別のホットプレートを有する熱処
理ユニット9に搬送される。この熱処理ユニット9で
は、ホットプレート上において加熱処理の一種である基
板Wのレジストとの密着性を良くするための密着強化処
理が施される。密着強化処理の完了した基板Wは、基板
搬送機構1の搬送アーム38によりクールプレートを有
する熱処理ユニット9に搬送され、設定温度まで冷却さ
れる。そして、クールプレートを有する熱処理ユニット
9により冷却された基板Wは、基板搬送機構1の搬送ア
ーム38によりスピンコータ4に搬送され、その表面に
レジストが塗布される。
【0064】スピンコータ4によりレジストを塗布され
た基板Wは、基板搬送機構1の搬送アーム38によりホ
ットプレートを有する熱処理ユニット9に搬送される。
ホットプレートを有する熱処理ユニット9に搬送された
基板Wには、加熱処理の一種であるプリベークが施され
る。そして、プリベーク後の基板Wは、基板搬送機構1
の搬送アーム38によりクールプレートを有する熱処理
ユニット9に搬送される。クールプレートを有する熱処
理ユニット9により冷却された基板Wは、基板搬送機構
1の搬送アーム38により反転洗浄ユニット8に搬送さ
れる。そして、反転洗浄ユニット8の反転機構42によ
り基板Wは反転される。表裏反転が終了した基板Wは、
反転洗浄ユニット8の洗浄機構41によりその裏面を洗
浄される。裏面の洗浄が終了した基板Wは、反転洗浄ユ
ニット8の反転機構41により、再度その表面が上方を
向く状態に反転される。
【0065】その両面の洗浄が完了した基板Wは、基板
搬送機構1の搬送アーム38により載置台22に搬送さ
れる。
【0066】載置台22に載置された基板Wは、インタ
ーフェース部3の基板移載アームによりステッパーに搬
送され、所定のパターンの露光が行われる。露光済の基
板Wは、インターフェース部3の基板移載アームによ
り、再度、載置台22に載置される。
【0067】載置台22上の基板Wは、上述した第1実
施形態と同様の動作により、熱処理および現像処理を施
された後、インデクサ部2の基板移載アームにより基板
搬送用カセット内に格納される。
【0068】なお、上述した実施の形態においても、第
1実施形態同様、レジスト塗布後の基板Wの表面を下方
に向けて処理および搬送を行う場合に、基板Wと接触す
る基板保持ピン27、一対のチャック51および搬送ア
ーム38を基板Wの端縁部のみと当接する構成とするこ
とにより、基板Wの表面に塗布されたレジストへの影響
を防止している。但し、基板Wと接触する部材の構成等
により基板表面に塗布されたレジストに影響がある場合
においては、基板Wの裏面を予め洗浄してからレジスト
を塗布するようにしてもよい。
【0069】以上説明したこの発明の第2実施形態に係
る基板処理装置によると、第1実施形態に係る基板処理
装置の効果に加え、反転洗浄ユニット8により基板Wの
反転と基板W裏面の洗浄とを行うことができるので、基
板Wの裏面を洗浄するための構成を小型化でき、また、
単一の反転洗浄ユニット8により基板Wの表面および裏
面を洗浄しているので、基板Wの両面を洗浄するために
必要な機構を簡易化できるという効果がある。
【0070】なお、上述した実施の形態においては、基
板処理装置に基板Wの表面および裏面を洗浄するための
反転洗浄ユニット8を2個配設しているが、これらのう
ちの一方を図2に示す基板表面洗浄用の洗浄ユニット7
とし、反転洗浄ユニット8は基板Wの裏面洗浄専用に使
用してもよい。
【0071】次に、この発明のさらに他の実施の形態に
ついて説明する。図8はこの発明の第3実施形態に係る
基板処理装置の平面図である。なお、多段に配設された
熱処理ユニット9については、横方向にずらせて表現し
ている。また、図1に示す第1実施形態と同一の部材に
ついては、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0072】この第3実施形態に係る基板処理装置は、
基板Wを支持した一方向に往復移動する搬送アーム38
を有する基板搬送機構71を使用し、この基板搬送機構
71の両側に各処理ユニットを配設した点が、図1に示
す第1実施形態に係る基板処理装置と異なる。すなわ
ち、この基板処理装置においては、上下一対の搬送アー
ム38を支持する支持台39を、一対のレール73に沿
って移動可能な基台72上に回転可能に配設している。
【0073】この基板搬送機構71の一方の側には、第
1実施形態と同様のスピンコータ4、2個のスピンデベ
ロッパ5および洗浄ユニット6が配設されており、他方
の側には、反転ユニット7と多段に積層された8個の熱
処理装置9とが配設されている。また、基板搬送機構7
1の両側には、インデクサー部2とインターフェース部
3とが配置されている。なお、熱処理ユニット9は、上
下方向に重畳するようにしてさらに多数個配置してもよ
い。
【0074】この基板処理装置により基板Wを処理する
場合においても、上述した第1実施形態の場合と同様、
基板搬送機構71により基板Wを各処理ユニット間で搬
送して、基板Wの表面洗浄、レジスト塗布、裏面洗浄、
現像処理および熱処理を必要な順序で実行することが可
能となる。このとき、際1、第2実施形態の場合と同
様、インターフェース部3を介してステッパーに搬送さ
れる前の基板Wの裏面を洗浄することにより、パターン
精度の劣化を防止することができる。
【0075】なお、この第3実施形態においても、第2
実施形態の場合と同様、洗浄ユニット6と反転ユニット
7を省略し、これに換えて一対の反転洗浄ユニット8を
配設するようにしてもよい。
【0076】上述した第1、第2、第3実施形態におい
ては、基板処理装置として、スピンコータ4およびスピ
ンデベロッパ5の両方を有するものについて説明した
が、これらの一方を省略することも可能である。すなわ
ち、この発明を、基板Wにレジスト塗布と裏面洗浄とを
施した後、この基板Wをステッパーに搬送する基板処理
装置や、予めレジストを塗布された基板Wの裏面を洗浄
してステッパーに搬送した後、ステッパーから露光済の
基板Wを受け取って現像処理する基板処理装置として採
用することも可能である。
【0077】なお、上述した第1、第2、第3実施形態
における各処理装置内のスピンコータ4、スピンデベロ
ッパ5、洗浄ユニット6、反転ユニット7、反転洗浄ユ
ニット8および熱処理ユニット9の配設個数は、必要と
される基板Wの処理プロセス等に応じて適宜変更するこ
とができる。
【0078】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、基板の
裏面を洗浄するための裏面洗浄手段を備えたことから、
基板裏面の汚染により基板表面の高さ位置に誤差が生じ
ることに起因するパターン精度の劣化を防止することが
できる。
【0079】請求項2に記載の発明によれば、裏面洗浄
手段により裏面を洗浄された基板を露光装置に搬送し、
また、露光装置により露光された基板を露光装置から受
け取るインターフェース部をさらに備えていることか
ら、裏面を洗浄した基板を他の搬送装置を介することな
く直接露光装置に搬送することができる。このため、清
浄な状態を保った基板搬送経路を別途配設することな
く、簡易な構成で基板自身を清浄な状態に保って薬液処
理および露光処理することができる。
【0080】請求項3に記載の発明によれば、裏面洗浄
手段が、基板搬送機構から受け取った基板を水平軸の回
りに反転させて再度基板搬送機構に渡す反転ユニット
と、基板搬送機構により搬送される基板を受け取り当該
基板の裏面をその上方から洗浄する洗浄ユニットから構
成されることから、基板の表面を洗浄可能な洗浄ユニッ
トを使用して基板の裏面を洗浄することができる。
【0081】請求項4に記載の発明によれば、裏面洗浄
手段が、基板搬送機構により搬送される基板を受け取っ
て水平軸の回りに反転させる反転機構と、反転機構によ
り反転された基板の裏面をその上方から洗浄する洗浄機
構とを有する反転洗浄ユニットから構成されることか
ら、反転洗浄ユニットにより基板の反転と基板裏面の洗
浄とを行うことが可能となり、基板の裏面を洗浄するた
めの構成を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る基板処理装置の
平面図である。
【図2】洗浄ユニット6の要部を示す正面図である。
【図3】反転ユニット7の要部を示す斜視図である。
【図4】この発明の第2実施形態に係る基板処理装置の
平面図である。
【図5】反転洗浄ユニット8の要部を示す平面図であ
る。
【図6】反転洗浄ユニット8の要部を示す正面図であ
る。
【図7】基板反転機構42の要部を示す側面図である。
【図8】この発明の第3実施形態に係る基板処理装置の
平面図である。
【符号の説明】 1 基板搬送機構 2 インデクサ部 3 インターフェース部 4 スピンコータ 5 スピンデベロッパ 6 洗浄ユニット 7 反転ユニット 8 反転洗浄ユニット 9 熱処理ユニット 21 スピンチャック 22 ブラシ機構 29 洗浄ブラシ 34 チャック 38 搬送アーム 41 洗浄機構 42 反転機構 51 チャック 71 基板搬送機構 W 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今西 保夫 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 辻 雅夫 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 岩見 優樹 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 森田 彰彦 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基板を収納する基板収納部から処
    理を行うべき基板を取り出し、また、処理の終了した基
    板を前記基板収納部に収納するための搬入搬出部と、基
    板表面に薬液を供給することにより基板を処理する薬液
    処理ユニットと、前記薬液処理ユニットを含む処理ユニ
    ットに基板を搬送する基板搬送機構とを有する基板処理
    装置において、 基板の裏面を洗浄するための裏面洗浄手段を備えたこと
    を特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記裏面洗浄手段により裏面を洗浄された基板を露光装
    置に搬送し、また、前記露光装置により露光された基板
    を前記露光装置から受け取るインターフェース部をさら
    に備える基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2いずれかに記載の基板
    処理装置において、 前記裏面洗浄手段は、前記基板搬送機構から受け取った
    基板を水平軸の回りに反転させて再度前記基板搬送機構
    に渡す反転ユニットと、前記基板搬送機構により搬送さ
    れる基板を受け取り当該基板の裏面をその上方から洗浄
    する洗浄ユニットから構成される基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2いずれかに記載の基板
    処理装置において、 前記裏面洗浄手段は、前記基板搬送機構により搬送され
    る基板を受け取って水平軸の回りに反転させる反転機構
    と、前記反転機構により反転された基板の裏面をその上
    方から洗浄する洗浄機構とを有する反転洗浄ユニットか
    ら構成される基板処理装置。
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