JPH10275298A - マルチメディア再生システム - Google Patents

マルチメディア再生システム

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JPH10275298A
JPH10275298A JP8137797A JP8137797A JPH10275298A JP H10275298 A JPH10275298 A JP H10275298A JP 8137797 A JP8137797 A JP 8137797A JP 8137797 A JP8137797 A JP 8137797A JP H10275298 A JPH10275298 A JP H10275298A
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雅文 木津
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正敏 安保
Shinichi Tsutsugi
伸一 筒木
Yoshinori Watanabe
慶範 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一空間内の各所で異なるメディアの再生を
行う際に、各所でのメディアの再生音が互いに干渉しな
いようにする。 【解決手段】 再生分配装置20は、前席用操作装置1
6aと後席用操作装置16bとからそれぞれ入力される
操作信号に基づいて、情報出力装置群18の出力をスピ
ーカ14と前席ディスプレイ10aと後席ディスプレイ
10bとに分配する。この際、前席操作装置16aと後
席操作装置16bとが、共に、少なくとも音声情報を出
力する情報出力装置を選択した場合に、いずれか一方が
選択した情報出力装置の出力情報の再生を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチメディア再生
システムに関し、特に、各メディア源からの出力を分配
制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車載用のオーディオ装置には、コ
ンパクトディスク(CD)、FM多重放送、テレビ、ビ
デオ、カーナビゲーション、などの各種のメディアを再
生するための機能が付加され、マルチメディア再生シス
テムとして利用されるに至っている。
【0003】さらに、こうしたマルチメディア再生シス
テムでは、助手席や後部座席においてもマルチメディア
再生システムの表示画像を楽しみたいという要求に応え
るために、運転席用の他に助手席用や後部座席用にディ
スプレイや操作入力装置を別途追加することも行われて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかるマルチ
メディア再生システムにおいて、運転席や助手席や後部
座席などに、独立のスピーカを取り付けて、それぞれ別
々のメディアの再生を行えば、それらの音が互いに干渉
して車内居住性を著しく低下させる。こうした問題は、
セダンなどの狭い車室を有する乗用車で異なるメディア
を同時再生した場合に顕著に現れる。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、同一空間内の各所で異なるメディ
アの再生を行う際に、各所でのメディアの再生音が互い
に干渉しないようにすることのできるマルチメディア再
生システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、音声情報又は画像情報の
少なくとも一つの情報を出力する複数の情報出力手段
と、前記情報出力手段から出力される音声情報を再生す
るスピーカと、前記情報出力手段から出力される画像情
報を再生する第一のディスプレイと、前記情報出力手段
から出力される画像情報を再生する第二のディスプレイ
と、利用者の入力操作に従って前記情報出力手段を識別
する第一の識別信号を出力する第一の操作手段と、利用
者の入力操作に従って前記情報出力手段を識別する第二
の識別信号を出力する第二の操作手段と、前記第一の操
作手段により出力される第一の識別信号と、前記第二の
操作手段により出力される第二の選択信号と、に基づい
て、前記スピーカにより音声情報を再生する情報出力手
段と、前記第一のディスプレイにより画像情報を再生す
る情報出力手段と、前記第二のディスプレイにより画像
情報を再生する情報出力手段と、を決定する再生分配手
段と、を含むマルチメディア再生システムであって、前
記再生分配手段は、前記第一の識別信号によって識別さ
れる情報出力手段と、前記第二の識別信号によって識別
される情報出力手段と、が共に、少なくとも音声情報を
出力する情報出力手段である場合に、前記第一の識別信
号によって識別される情報出力手段又は前記第二の識別
信号によって識別される情報出力手段のいずれか一方の
情報出力手段により出力される情報の再生を制限する再
生制限手段を含むことを特徴とする。
【0007】請求項1に記載のマルチメディア再生シス
テムでは、第一の操作手段と第二の操作手段とが設けら
れていて、それぞれ利用者の入力に従って、第一の識別
信号と第二の識別信号とが出力されるようになってい
る。そして、前記再生分配手段は、これらの識別信号に
基づいて、第一のディスプレイと第二のディスプレイと
により画像情報を再生するそれぞれの情報出力手段を決
定し、スピーカにより音声情報を再生する情報出力手段
を決定する。こうして、いずれかの情報出力手段により
出力される画像情報が第一のディスプレイにより再生表
示され、第二のディスプレイにより再生表示される。さ
らに、いずれかの情報出力手段により出力される音声情
報がスピーカにより再生出力される。
【0008】この際、本発明では、前記再生分配手段に
再生制限手段が含められていて、第一の操作手段と第二
の操作手段の双方により、音声情報を出力する情報出力
手段が選択されれば、いずれかの操作手段により出力さ
れる識別信号によって識別される情報出力手段からの出
力情報の再生が制限される。
【0009】こうすれば、情報出力手段により出力され
る異なる音声情報が同時に再生出力されて、それらが互
いに干渉することを回避することができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のマルチメディア再生システムにおいて、前記第一のデ
ィスプレイと前記第二のディスプレイと前記スピーカと
は、車室内に配設されることを特徴とする。
【0011】このように、本マルチメディア再生システ
ムの第一及び第二のディスプレイとスピーカとを車室内
に配置した場合には、情報出力手段により出力される異
なる音声情報が同時に再生出力されて、それらが互いに
干渉することを回避することができ、この結果、車室で
の居住性を大幅に向上させることができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のマルチメディア再生システムにおいて、前記再
生制限手段は、前記第一の識別信号及び前記第二の識別
信号の双方により、少なくとも音声情報と画像情報のい
ずれをも出力する情報出力手段が識別される場合に、前
記第一のディスプレイ及び前記第二のディスプレイによ
り略同一の画像情報を再生する画像再生制限手段を、さ
らに含むことを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、第一及び
第二の操作手段によって、共に音声情報と画像情報のい
ずれをも出力する情報出力手段が選択された場合に、第
一及び第二のディスプレイでは略同一の画像情報が再生
表示される。この結果、たとえば、第一又は第二のディ
スプレイで再生表示される画像情報に対応して情報出力
手段により出力される音声情報をスピーカにより再生出
力すれば、第一及び第二のディスプレイにおいて、略同
一内容の画像情報を、対応する音声付きで楽しむことが
できる。こうして、情報出力手段により出力される異な
る音声情報が同時に再生出力されて、それらが互いに干
渉することを回避することができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載のマルチメディア再生システムにおい
て、前記再生制限手段は、前記第一の識別信号又は前記
第一の識別信号のいずれか一方の識別信号により音声情
報と画像情報との双方を出力する情報出力手段が識別さ
れている場合に、利用者の入力に従って少なくとも音声
情報を出力する情報出力手段を識別する識別信号が他方
の操作手段により新たに出力されるとき、前記第一のデ
ィスプレイ又は前記第二のディスプレイに他の画像を表
示する表示変更手段を、さらに含むことを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、利用者が
音声情報と画像情報との双方を出力する情報出力手段を
第一又は第二の操作手段により選択している場合におい
て、さらに、少なくとも音声情報を出力する情報出力手
段が新たに選択されれば、前記第一又は第二のディスプ
レイに、所定のデフォルト画面や、他方のディスプレイ
の表示画像などの、他の画像が表示される。こうすれ
ば、音声情報と画像情報との再生出力が利用者により要
求されている場合に、他の音声情報の再生出力が新たに
要求されれば、元の画像情報の再生出力を制限して、相
対応しない組み合わせの音声情報と画像情報とを第一又
は第二のディスプレイとスピーカで再生出力することを
回避することができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載のマルチメディア再生システムにおい
て、前記第一の操作手段又は第二の操作手段は、利用者
の入力操作に従って第一のディスプレイと前記第二のデ
ィスプレイとのいずれか一方のディスプレイにより再生
されている画像情報と略同一内容の画像情報を他方のデ
ィスプレイにより再生すべき旨の表示統一信号をさらに
出力し、前記再生制限手段は、前記第一の操作手段又は
第二の操作手段により出力される前記表示統一信号に基
づいて、前記第一のディスプレイにより画像情報を再生
する情報出力手段と、前記第二のディスプレイにより画
像情報を再生する情報出力手段と、を決定することを特
徴とする。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、前記第一
又は第二の操作手段により、表示統一信号が出力され
る。そして、再生制限手段は、この表示統一信号に基づ
いて、たとえば、前記第一及び第二のディスプレイに略
同一の画像を表示出力するよう、前記第一のディスプレ
イにより画像情報を再生する情報出力手段と、前記第二
のディスプレイにより画像情報を再生する情報出力手段
と、をそれぞれ決定する。この結果、第一の操作手段に
対する操作入力により、第一のディスプレイの観者に第
二のディスプレイに表示されている画像を見せること、
或いは、第二のディスプレイの観者に第一のディスプレ
イに表示されている画像を見せること、ができる。また
は、第二の操作手段に対する操作入力により、第一のデ
ィスプレイの観者に第二のディスプレイに表示されてい
る画像を見せること、或いは、第二のディスプレイの観
者に第一のディスプレイに表示されている画像を見せる
こと、ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面に基づいて詳細に説明する。
【0019】ここでは、本発明を車両に搭載されたマル
チメディア再生システムに適用する例について説明す
る。
【0020】[構成]まず、本マルチメディア再生シス
テムの構成について説明する。図1は本マルチメディア
再生システムの構成を示す図である。同図に示すよう
に、本システムには、各種画像情報を再生表示するディ
スプレイが二つ備えられていて、一つが前席ディスプレ
イ10aとして車両前部座席の前方に取り付けられてい
る。また、一つが後席ディスプレイ10bとして車両後
部座席の前方に取り付けられている。また、本システム
には、音声情報を増幅するための増幅器12と、こうし
て増幅された各種の音声情報を再生発音するために車両
の各座席横に備えられたスピーカ14と、が含められて
いる。すなわち、本マルチメディア再生システムは、画
像情報を前席ディスプレイ10aと後席ディスプレイ1
0bとにより二系統取り扱い、音声情報をスピーカ14
により一系統取り扱うものである。そして、これらの前
席ディスプレイ10a、後席ディスプレイ10b、スピ
ーカ14は、前席用操作装置16aと後席用操作装置1
6bとにより、その再生内容が切り替えられる。
【0021】また、本システムでは、オーディオ装置、
マルチCD再生装置、テレビ/ビデオ装置、移動電話、
カーナビゲーション装置、及び情報装置を含む情報出力
装置群18の再生出力が再生分配装置20に入力されて
いる。この再生分配装置20には音声分配部22と画像
分配部24とが設けられており、音声分配部22には、
オーディオ装置、マルチCD再生装置、テレビ/ビデオ
装置、移動電話、及びカーナビゲーション装置からそれ
ぞれ出力される音声情報が入力される。また、画像分配
部24には、カーナビゲーション装置、情報装置、マル
チCD再生装置、及びテレビ/ビデオ装置からそれぞれ
出力される画像情報が入力される。
【0022】ここで、前記オーディオ装置は、AM放送
及びFM放送その他の放送信号を受信し、或いは音楽カ
セットテープを再生して、音声情報を出力するものであ
る。前記マルチCD再生装置は、通常の音楽CDの他
に、静止画像データの記録されたCD−Gや動画像デー
タの記録されたビデオCDの再生が可能なCD再生装置
であって、それらのCDに含まれる音声情報を出力する
とともに、前記静止画像データや前記動画像データを画
像情報として出力するものである。前記テレビ/ビデオ
装置は、テレビ受信機とビデオ再生機とのいずれの機能
も有するものであり、音声情報と画像情報とを出力する
ものである。前記移動電話は、車両外部との無線通信手
段であって、通信内容を音声情報として出力する。前記
カーナビゲーション装置は、衛星測位システムを利用し
た車両の現在位置情報の出力手段であって、地図情報及
び現在位置情報を画像情報として出力するとともに、ガ
イド音声を音声情報として出力する。さらに、前記情報
装置は、FM多重放送における文字情報の他、時刻情報
やカレンダ情報などを画像情報として出力するものであ
る。なお、以上の各情報出力装置の出力する画像情報
は、広義であり、文字データ、静止画像データ、動画像
データなどの全ての視覚認識の対象となるデータを含む
意である。
【0023】前記再生分配装置20には、さらに分配制
御部26が備えられている。この分配制御部26は、前
記前席用操作装置16aから入力される操作信号と前記
後席用操作装置16bから入力される操作信号とに基づ
いて、前席ディスプレイ10aと後席ディスプレイ10
bにより画像情報を再生出力すべき情報出力装置をそれ
ぞれ決定し、さらに、スピーカ14により音声情報を再
生出力すべき情報出力装置を決定する。そして、前席デ
ィスプレイ10aと後席ディスプレイ10bとスピーカ
14とにより所定の画像と音声が出力されるように、そ
の決定内容に基づいて前記音声分配部22と前記画像分
配部24とを制御する。
【0024】[動作モード]次に、本マルチメディア再
生システムが取り扱う各動作モードについて説明する。
【0025】本マルチメディア再生システムで取り扱う
動作モードは、図2に示すように、音声無し映像モード
M1、音声有り映像モードM2、映像無し音声モードM
3、音声映像並存モードM4、出力停止モードM5、の
5つのモードに分類される。
【0026】音声無し映像モードM1は、たとえば、カ
ーナビゲーション装置や情報装置のように、主として画
像情報を出力する情報出力装置により出力される情報を
再生する動作モードである。音声有り映像モードM2
は、たとえば、テレビ/ビデオ装置やマルチCD再生装
置のように、音声情報と画像情報との双方を出力する情
報出力装置により出力される情報を再生する動作モード
である。映像無し音声モードM3は、たとえば、オーデ
ィオ装置のように、主として音声情報を出力する情報出
力装置により出力される情報を再生する動作モードであ
る。音声映像並存モードM4は、前記音声無し映像モー
ドM1と前記映像無し音声モードM3の組み合わせに対
応する動作モードであり、たとえば、オーディオ装置に
より出力される音声情報をスピーカ14により再生し、
カーナビゲーション装置により出力される画像情報を前
席ディスプレイ10aや後席ディスプレイ10bにより
再生する動作モードである。さらに、出力停止モードM
5は、情報出力装置群18の出力するいずれの情報の再
生も行わない動作モードである。
【0027】[動作モード遷移操作]次に、前記前席用
操作装置16a又は前記後席用操作装置16bによる本
マルチメディア再生システムの動作モード遷移操作につ
いて説明する。
【0028】前席用操作装置16aと後席用操作装置1
6bには、カーナビゲーションボタン(現在地ボタン、
目的地ボタン、メニューボタンを含む。)、情報ボタ
ン、テレビ/ビデオボタン、マルチCDボタン、画面消
しボタン、オーディオ再生ボタン、電源ボタン、などの
複数のボタンがそれぞれ設けられている。そして、これ
らのボタンの押下による操作のうち、前記動作モードの
遷移を起こす操作は、図3に示すように、音声無し映像
変更操作O1、音声有り映像変更操作O2、映像無し音
声変更操作O3、画面消し操作O4、音声電源操作O
5、の5つの種類に分類できる。また、この他に、前席
用操作装置16aには、“前席画面を見せる”ボタン
と、“後席画面を見る”ボタンと、が設けられており、
前席ディスプレイ10aの表示内容を後席ディスプレイ
10bに強制表示させることや、後席ディスプレイ10
bの表示内容を前席ディスプレイ10aで表示させるこ
とができるようになっている。同様に、後席用操作装置
16bには、“後席画面を見せる”ボタンと、“前席画
面を見る”ボタンと、が設けられており、後席ディスプ
レイ10bの表示内容を前席ディスプレイ10aに強制
表示させることや、前席ディスプレイ10aの表示内容
を後席ディスプレイ10bで表示させることができるよ
うになっている。
【0029】音声無し映像変更操作O1は、たとえば、
カーナビゲーションボタンや情報ボタンなどような、主
として画像情報を出力する情報出力装置を選択するため
のボタンの操作を意味する。音声有り映像変更操作O2
は、たとえば、テレビ/ビデオボタンや、マルチCDボ
タンなどのような、音声情報と画像情報との双方を出力
する情報出力装置を選択するためのボタンの操作を意味
する。映像無し音声変更操作O3は、たとえば、オーデ
ィオ再生ボタンなどのような、主として音声情報を出力
する情報出力装置を選択するためのボタンの操作を意味
する。画面消し操作O4は、画面消しボタンなどのよう
な、前席ディスプレイ10aや後席ディスプレイ10b
などの表示を停止させるためのボタンの操作を意味す
る。さらに、音声電源操作O5は、電源ボタンなどのよ
うな、スピーカ14による音声出力を停止させるための
ボタンの操作を意味する。
【0030】[動作モード制御ルール] 1.自画面での動作モード制御 まず、自画面に対して上述の動作モード遷移操作がなさ
れた場合の動作モード制御ルールについて説明する。す
なわち、ここでは、前席用操作装置16aにより動作モ
ード遷移操作(O1〜O5)がなされた場合の前席ディ
スプレイ10a及びスピーカ14の再生出力の制御ルー
ル、及び後席用操作装置16bにより動作モード遷移操
作(O1〜O5)がなされた場合の後席ディスプレイ1
0b及びスピーカ14の再生出力の制御ルールについて
説明する。
【0031】なお、以下で説明する動作モード制御ルー
ルは、再生分配装置20の分配制御部26が、その制御
の際に基準とするものである。すなわち、以下に説明す
る情報が分配制御部26の図示しないメモリに記憶さ
れ、分配制御部26は、その情報と前記前席用操作装置
16aから入力される操作信号と前記後席用操作装置1
6bから入力される操作信号とに基づいて、前席ディス
プレイ10aと後席ディスプレイ10bにより画像情報
を再生出力すべき情報出力装置をそれぞれ決定し、さら
に、スピーカ14により音声情報を再生出力すべき情報
出力装置を決定する。
【0032】まず、本マルチメディア再生システムでは
一系統の音声が扱われる。ただし、カーナビゲーション
装置から出力される音声情報と移動電話から出力される
音声情報とは、割り込み音声として、他の音声情報(た
とえば、オーディオ装置から出力される音声情報)と合
成され、スピーカ14により同時出力される(制御ルー
ルR1−1)。
【0033】また、本マルチメディア再生システムで
は、ディスプレイの数と同数、すなわち、前席ディスプ
レイ10aと後席ディスプレイ10bとの二つまでの画
像情報を同時に取り扱うものとする。たとえば、前席デ
ィスプレイ10aによりカーナビゲーション装置から出
力される画像情報を再生出力し、後席ディスプレイ10
bにより情報装置から出力される画像情報を再生出力す
ることができる(制御ルールR1−2)。
【0034】また、本マルチメディア再生システムで
は、音声有り映像モードM2の動作状態で、映像無し音
声変更操作O3に属する操作がなされれば、その音声と
映像のうちの映像のみが変更され、音声映像並存モード
M4の動作状態に移行する。一方、音声有り映像モード
M2の動作状態から、その音声だけを消した動作状態へ
は移行できないものとする(制御ルールR1−3)。
【0035】また、前席用操作装置16aと後席用操作
装置16bとの操作入力は、それぞれ対等に取り扱い、
いずれかを優先的に取り扱わないものとする。すなわ
ち、本マルチメディア再生システムでは、前席用操作装
置16aと後席用操作装置16bのいずれか一方の操作
装置による最後の操作入力を優先するものとする(制御
ルールR1−4)。
【0036】さらに、本マルチメディア再生システムで
は、電源OFF時おける動作モード、すなわちラストモ
ードをメモリ記憶などにより管理し、電源ON時にはそ
のラストモードにより動作を再開するものとする(制御
ルールR1−5)。
【0037】図4は、以上の動作モード制御ルールを図
示したものである。同図中、四角で囲まれた各領域は、
本マルチメディア再生システムの動作モードに対応する
ものである。また、各領域間を結ぶ矢印はそれぞれ前述
した本マルチメディア再生システムでの5つの種類の操
作に対応するものである。そうして、同図によれば、た
とえば、前席ディスプレイ10aが音声無し映像モード
M1の動作状態で、前席用操作装置16aにより音声有
り映像変更操作O2に属する操作がなされれば、前席デ
ィスプレイ10a及びスピーカ14が音声有り映像モー
ドM2に動作状態が移行することがわかる。また、たと
えば、後席ディスプレイ10bが音声有り映像モードM
2の動作状態で、後席用操作装置16bにより映像無し
音声変更操作O3に属する操作がなされれば、後席ディ
スプレイ10b及びスピーカ14が音声映像並存モード
M4の動作状態に移行することがわかる。
【0038】2.他画面での動作モード制御 次に、他画面に対して動作モード遷移操作がなされた場
合の自画面の動作モード制御ルールについて説明する。
本マルチメディア再生システムでは、上述のように、前
席用操作装置16aと後席用操作装置16bとの操作入
力に優劣を設けないため(上記制御ルールR1−4参
照)、一方のディスプレイに対して動作モード遷移操作
がなされた場合、それに応じて他方のディスプレイ及び
スピーカ14は、現状の動作モードから他の動作モード
へ遷移する必要が生じる場合がある。ここでは、前席用
操作装置16aにより動作モード遷移操作(O1〜O
5)がなされた場合の後席ディスプレイ10b及びスピ
ーカ14の再生出力の制御ルール、及び後席用操作装置
16bにより動作モード遷移操作(O1〜O5)がなさ
れた場合の前席ディスプレイ10a及びスピーカ14の
再生出力の制御ルールについて説明する。
【0039】(1)二つのディスプレイでの表示画面の
組み合わせ まず、本マルチメディア再生システムでは、カーナビゲ
ーション装置からの出力情報の再生、情報装置からの出
力情報の再生、マルチCD再生装置からの出力情報の再
生、テレビ/ビデオ装置からの出力情報の再生、画面消
し、の5つの画面表示モードが取り扱われる。そして、
前席ディスプレイ10aと後席ディスプレイ10bと
は、それぞれ次に示す組み合わせルールに従って、いず
れかの画面表示モードでの画像情報の再生表示が行われ
る。
【0040】図5は、前席ディスプレイ10aと後席デ
ィスプレイ10bとの画面表示モードの組み合わせルー
ルを説明する図であり、同図(a)は、車両停車中にお
ける画面表示モードの組み合わせを示し、同図(b)
は、車両走行中における画面表示モードの組み合わせを
示す。このように、車両停車中と車両走行中とで組み合
わせルールを切り替えるのは、車両走行中にテレビ等の
娯楽画像を前席ディスプレイ10aで表示すれば安全運
転の支障となるからである。また、これらの図におい
て、最左列は前席ディスプレイ10aの画面表示モード
を示し、最上行は後席ディスプレイ10bの画面表示を
示す。また、○印は、その画面表示モードの組み合わせ
が許可されることを表し、×印は、その画面表示モード
の組み合わせが禁止されることを表す。さらに、△印
は、その画面表示モードの組み合わせには制限があるこ
とを表す。
【0041】まず、車両停車中は、同図(a)に示され
るとおり、前席ディスプレイ10aでテレビ/ビデオ装
置から出力される情報の再生を行うと同時に、後席ディ
スプレイ10bでマルチCD再生装置から出力される情
報の再生を行う場合、或いはその逆の場合は、画面表示
モードの組み合わせが禁止される(同図中※1、及び※
2)。これは、テレビ/ビデオ装置とマルチCD再生装
置とが、ともに音声情報と画像情報とのいずれの情報も
出力する情報出力装置であるため、これらを同時に前席
で再生出力すれば、互いの音声が干渉し、車室の居住性
を悪化させるからである。なお、それ以外の画面表示モ
ードの組み合わせは原則として許可される。
【0042】また、車両走行中は、同図(b)に示され
るとおり、前席ディスプレイ10aでテレビ/ビデオ装
置から出力される情報の再生を行うことが全面的に禁止
される(同図中テレビ/ビデオの行は全て×印が付され
ている)。また、前席ディスプレイ10aでマルチCD
再生装置から出力される情報の再生を行うことには、制
限が加えられる(同図中マルチCDの行は△印乃至×印
が付されている)。具体的には、前席ディスプレイ10
aではマルチCD再生装置の出力情報のうちの画像情報
の再生表示が禁止され、音声情報のスピーカ14による
再生のみが許可される。すなわち、前席ディスプレイ1
0aでビデオCDやCD−Gの再生は禁止される。以上
の制限は、前述したように、車両走行中に運転席から見
える位置に配置される前席ディスプレイ10aでテレビ
/ビデオ装置やマルチCD再生装置から出力される画像
情報を再生表示すれば、安全走行の支障となることを理
由とするものである。また、前席ディスプレイ10aで
マルチCD再生装置の出力情報を再生し、後席でテレビ
/ビデオ装置の出力情報を再生することは、車両停車中
と同様、禁止される。
【0043】(2)動作モード遷移 次に、本マルチメディア再生システムにおける二つの画
面の動作モード遷移について説明する。
【0044】まず、前席用操作装置16a又は後席用操
作装置16bにおいて選択された動作モードが、映像出
力を伴う動作モードである場合において、他席のディス
プレイで既に同一の画像情報の再生表示が行われていれ
ば、そのディスプレイと同じ画像情報の再生表示を行
う。一方、他席のディスプレイで画像が何も表示されて
いない場合にはトップ画面であるメニュー画面を表示す
る(制御ルールR2−1)。たとえば、後席用操作装置
16bでテレビ/ビデオ装置の出力情報を再生させるた
めの操作がなされた場合に、既に前席ディスプレイ10
aででテレビ画像が表示されていれば、後席ディスプレ
イ10bでは同じ画像情報、すなわち同じチャンネルの
画像を表示する。一方、前席ディスプレイ10aで特に
画像が表示されていない場合、或いはカーナビゲーショ
ンなどの他の画像が表示されている場合には、後席ディ
スプレイ10bではテレビ/ビデオを選択した場合の初
期メニュー画面を表示する。
【0045】また、本マルチメディア再生システムで
は、前席又は後席のうちのいずれか一方の席でディスプ
レイが音声有り映像モードM2の動作状態である場合
に、他方の席の操作装置で、他の情報出力装置の音声情
報の再生出力を選択する操作がなされれば、そのディス
プレイの表示画面を他のディスプレイの表示画面に一致
させる。また、一致させる画面が無い場合には、所定の
デフォルト画面を表示する(制御ルールR2−2)。た
とえば、前席ディスプレイ10aとスピーカ14とでテ
レビの映像と音声とが出力されている場合において、後
席用操作装置16bでマルチCDが選択されれば、前席
ディスプレイ10aでもマルチCDの画像情報の再生出
力が行われる。また、後席用操作装置16bでラジオが
選択され、且つ、その時点で後席ディスプレイ10bで
特に画像情報の出力が行われていなければ、前席ディス
プレで所定のデフォルト画面が表示される。ここで、所
定のデフォルト画面は、前席ディスプレイ10aについ
てはナビゲーション装置から出力される画像情報に基づ
く画面とし、後席ディスプレイ10bについては情報装
置から出力される画像情報に基づく画面とする。
【0046】また、前席用操作装置16aで“前席画面
を見せる”ボタン又は“後席画面を見る”ボタンが押下
されたとき、及び後席用操作装置16bで“後席画面を
見せる”ボタン又は“前席画面を見る”ボタンが押下さ
れたときは、強制的に前席ディスプレイ10aとディス
プレイの表示画面モードを一致させる(制御ルールR2
−3)。
【0047】さらに、後席ディスプレイ10bが音声有
り映像モードM2である場合に、後席用操作装置16b
で画面消し操作O4がなされれば、音声と画像の再生出
力をともに停止する(制御ルールR2−4)。
【0048】[動作説明]以下、図6〜10に基づい
て、前席ディスプレイ10aと後席ディスプレイ10b
とスピーカ14のモードがそれぞれ、どのように遷移す
るかを説明する。これらの図において、中央部の囲みは
前席ディスプレイ10aと後席ディスプレイ10bとス
ピーカ14との現在のモードを示している。そして、矢
印及びその先の各囲みは、O1〜O5に属するいずれか
の操作がなされた場合(モードXを選択した場合)に移
行する前席ディスプレイ10aと後席ディスプレイ10
bとスピーカ14のモードを示している。また、これら
の図において、画面1と画面2とは、それぞれ、前席デ
ィスプレイ10aと後席ディスプレイ10b、または後
席ディスプレイ10bと前席ディスプレイ10a、の組
み合わせを意味する。さらに、画面1に対する操作によ
る動作モードの遷移を図中の上方に表し、画面2に対す
る操作による動作モードの遷移を図中の下方に表す。ま
た、画面1又は画面2に対して映像無し音声変更操作O
3と音声電源操作O5に属する操作が行われた場合に起
こる動作モードの遷移を図中の中央右方に示す。また、
図7と図9においては、後席用操作装置16bにおいて
画面消し操作O4に属する操作がなされた場合の前席デ
ィスプレイ10a、後席ディスプレイ10b、及びスピ
ーカ14の各動作モードの遷移を、画面1が後席ディス
プレイ10bの表示であるものとして、図中の中央左方
に示している。
【0049】(1)まず、図6は、現画面が前後席とも
に音声有り映像の場合、すなわち、前席ディスプレイ1
0aと後席ディスプレイ10bとで音声有り映像Aの画
像情報が再生出力され、スピーカ14でその音声情報が
再生出力されている場合を示す。たとえば、前席ディス
プレイ10aと後席ディスプレイ10bで同一チャンネ
ルのテレビ画像が表示され、スピーカ14でそのテレビ
音声が発音されている場合が該当する。
【0050】(2)図7は、一方の現画面が音声無し映
像であり、他方の現画面が音声有り映像である場合、す
なわち、一方の席のディスプレイで音声無し映像Aの画
像情報が再生出力され、他方の席のディスプレイで音声
無し映像Bの画像情報が再生出力され、スピーカ14で
音声有り映像Aの音声情報が再生出力されている場合を
示す。たとえば、前席ディスプレイ10aとスピーカ1
4とでテレビの画像並びに音声が出力され、後席ディス
プレイ10bでカーナビゲーションの表示出力がされて
いる場合が該当する。
【0051】(3)図8は、現画面が前後席ともに音声
無し映像である場合、すなわち、一方の席のディスプレ
イで音声無し映像Aの画像情報が再生出力され、他方の
ディスプレイで音声無し映像Bが再生出力され、スピー
カ14で音声Cが再生出力されている場合を示す。たと
えば、前席ディスプレイ10aでカーナビゲーション装
置から出力される画像情報が再生出力され、後席ディス
プレで情報装置から出力される画像情報が再生出力さ
れ、スピーカ14でオーディオ装置から出力される音声
情報が再生出力されている場合が該当する。
【0052】(4)図9は、一方の現画面が音声有り映
像であり、他方の現画面が画面消しである場合、すなわ
ち、一方の席のディスプレイとスピーカ14とで音声有
り映像の画像情報と音声情報とが再生出力され、他方の
ディスプレイでは画面表示が停止されている場合を示
す。たとえば、前席ディスプレイ10aとスピーカ14
とでテレビの映像と音声とがそれぞれ出力され、後席デ
ィスプレイ10bの画面が消されている場合が該当す
る。
【0053】(5)図10は、一方の現画面が音声無し
映像であり、他方の現画面が画面消しである場合、すな
わち、一方の席のディスプレイで音声無し映像Aの画像
情報が再生出力され、他方の席のディスプレイは画面表
示が停止され、スピーカ14では音声Cの音声情報が再
生出力されている場合を示す。たとえば、前席ディスプ
レイ10aでカーナビゲーション装置の画像情報が再生
出力され、後席ディスプレイ10bの画面表示が停止さ
れ、スピーカ14でオーディオ装置から出力される音声
情報が再生出力されている場合が該当する。
【0054】図6によれば、たとえば、画面1に対して
音声無し映像変更操作O1に属する操作がなされれば、
画面1では音声無し映像Xの画像情報が再生出力され、
画面2では音声有り映像Aの画像情報が再生出力され、
スピーカ14では音声有り映像Aの音声情報が再生出力
される(同図中6a欄)。この場合、画面1ではメニュ
ー画面が表示される(上記制御ルールR2−1参照)。
【0055】また、画面1に対して画面消し操作O4に
属する操作がなされれば、画面1は画面消しの状態に移
行し、画面2では音声有り映像Aの画像情報が再生出力
され、スピーカ14では音声有り映像Aの音声情報が再
生出力される(同図中6a欄)。
【0056】また、画面1に対して音声有り映像変更操
作O2に属する操作がなされた場合、そのモードが画面
2で再生出力されている画像情報と同一であれば、すな
わちXとAとが同一であれば、画面1と画面2とスピー
カ14の動作モードはそれぞれ不変である(同図中6b
欄)。一方、選択された動作モードが画面2で再生出力
されている画像情報と同一でなければ、すなわちXとA
が異なるときは、画面1と画面2とで共に音声有り映像
Xの画像情報が再生出力され、スピーカ14でその音声
情報が再生出力される(同図中6c欄;上記制御ルール
R2−2参照)。
【0057】一方、前席用操作装置16a又は後席用操
作装置16bのいずれかでオーディオ装置の操作がなさ
れた場合、すなわち映像無し音声映像変更操作O3に属
する操作がなされた場合、画面1と画面2とではそれぞ
れ所定のデフォルト画像が表示される。そして、スピー
カ14では映像無し音声Xの音声情報が再生出力され
る。同様に、音声電源操作O5に属する操作がなされた
場合、前席ディスプレイ10aと後席ディスプレイ10
bではそれぞれ所定のデフォルト画像が表示される。そ
して、スピーカ14では音声出力が停止される(同図中
6d欄;上記制御ルールR2−2参照)。
【0058】図7によれば、たとえば、画面1に対して
音声無し映像変更操作O1に属する操作がなされ、且つ
選択された動作モードが画面2の動作モードと同一であ
れば、すなわちXとBとが同一であれば、画面1と画面
2とで音声無し映像Bの画像情報が再生出力され、スピ
ーカ14で音声有り映像Aの音声情報の再生出力がされ
る(同図中7a欄)この場合、画面1ではメニュー表示
は行われず、画面2と同一の画面表示が行われる(上記
制御ルールR2−1参照)。一方、入力されたモードが
画面2の動作モードと同一でなければ、すなわちXとB
とが同一でなければ、画面1で音声無し映像Xの画像情
報が再生出力され、画面2で音声無し映像Aの画像情報
が再生出力され、スピーカ14で音声有り映像Aの音声
情報が再生出力される(同図中7b欄)。また、画面1
に対して画面消し操作O4に属する操作がなされれば、
画面1は画面消しの状態になり、画面2では音声無し映
像Bの画像情報が再生され、スピーカ14では音声有り
映像Aの音声情報が再生出力される(同図中7b欄)。
【0059】図9によれば、たとえば、画面1に対して
画面消し操作O4がなされれば、画面1と画面2とで共
に画面表示が停止され、さらに、スピーカ14での音声
出力も停止される(同図中9a欄;上記制御ルールR2
−4)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に係るマルチメディア再生シス
テムの構成を示す図である。
【図2】 本実施の形態に係るマルチメディア再生シス
テムの5つの動作モードを示す図である。
【図3】 本実施の形態に係るマルチメディア再生シス
テムにおいて動作モード遷移を起こす操作の5つの類型
を示す図である。
【図4】 本実施の形態に係るマルチメディア再生シス
テムにおける動作モード制御ルールの模式図である。
【図5】 本実施の形態に係るマルチメディア再生シス
テムにおける前席ディスプレイと後席ディスプレイとの
画面表示モードの組み合わせルールを説明する図であ
る。
【図6】 現画面が前後席ともに音声有り映像の場合に
おける、各画面の動作モード遷移を説明する図である。
【図7】 一方の現画面が音声無し映像であり、他方の
現画面が音声有り映像である場合における、各画面の動
作モード遷移を説明する図である。
【図8】 現画面が前後席ともに音声無し映像の場合に
おける、各画面の動作モード遷移を説明する図である。
【図9】 一方の現画面が音声有り映像であり、他方の
現画面が画面消しである場合における、各画面の動作モ
ード遷移を説明する図である。
【図10】 一方の原画面が音声無し映像であり、他方
の原画面が画面消しである場合における、各画面の動作
モード遷移を説明する図である。
【符号の説明】
10a 前席ディスプレイ、10b 後席ディスプレ
イ、14 スピーカ、16a 前席用操作装置、16b
後席用操作装置、18 情報出力装置群、20再生分
配装置、22 音声分配部、24 画像分配部、 26
分配制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 筒木 伸一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 渡辺 慶範 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声情報又は画像情報の少なくとも一つ
    の情報を出力する複数の情報出力手段と、 前記情報出力手段から出力される音声情報を再生するス
    ピーカと、 前記情報出力手段から出力される画像情報を再生する第
    一のディスプレイと、 前記情報出力手段から出力される画像情報を再生する第
    二のディスプレイと、 利用者の入力操作に従って前記情報出力手段を識別する
    第一の識別信号を出力する第一の操作手段と、 利用者の入力操作に従って前記情報出力手段を識別する
    第二の識別信号を出力する第二の操作手段と、 前記第一の操作手段により出力される第一の識別信号
    と、前記第二の操作手段により出力される第二の選択信
    号と、に基づいて、前記スピーカにより音声情報を再生
    する情報出力手段と、前記第一のディスプレイにより画
    像情報を再生する情報出力手段と、前記第二のディスプ
    レイにより画像情報を再生する情報出力手段と、を決定
    する再生分配手段と、 を含むマルチメディア再生システムであって、 前記再生分配手段は、 前記第一の識別信号によって識別される情報出力手段
    と、前記第二の識別信号によって識別される情報出力手
    段と、が共に、少なくとも音声情報を出力する情報出力
    手段である場合に、前記第一の識別信号によって識別さ
    れる情報出力手段又は前記第二の識別信号によって識別
    される情報出力手段のいずれか一方の情報出力手段によ
    り出力される情報の再生を制限する再生制限手段を含む
    ことを特徴とするマルチメディア再生システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のマルチメディア再生シ
    ステムにおいて、 前記第一のディスプレイと前記第二のディスプレイと前
    記スピーカとは、車室内に配設されることを特徴とする
    マルチメディア再生システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のマルチメディア
    再生システムにおいて、 前記再生制限手段は、 前記第一の識別信号及び前記第二の識別信号の双方によ
    り、少なくとも音声情報と画像情報のいずれをも出力す
    る情報出力手段が識別される場合に、前記第一のディス
    プレイ及び前記第二のディスプレイにより略同一の画像
    情報を再生する画像再生制限手段を、さらに含むことを
    特徴とするマルチメディア再生システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のマル
    チメディア再生システムにおいて、 前記再生制限手段は、 前記第一の識別信号又は前記第一の識別信号のいずれか
    一方の識別信号により音声情報と画像情報との双方を出
    力する情報出力手段が識別されている場合に、利用者の
    入力に従って少なくとも音声情報を出力する情報出力手
    段を識別する識別信号が他方の操作手段により新たに出
    力されるとき、前記第一のディスプレイ又は前記第二の
    ディスプレイに他の画像を表示する表示変更手段を、さ
    らに含むことを特徴とするマルチメディア再生システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のマル
    チメディア再生システムにおいて、 前記第一の操作手段又は第二の操作手段は、 利用者の入力操作に従って第一のディスプレイと前記第
    二のディスプレイとのいずれか一方のディスプレイによ
    り再生されている画像情報と略同一内容の画像情報を他
    方のディスプレイにより再生すべき旨の表示統一信号を
    さらに出力し、 前記再生制限手段は、 前記第一の操作手段又は第二の操作手段により出力され
    る前記表示統一信号に基づいて、前記第一のディスプレ
    イにより画像情報を再生する情報出力手段と、前記第二
    のディスプレイにより画像情報を再生する情報出力手段
    と、を決定することを特徴とするマルチメディア再生シ
    ステム。
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