JPH1026692A - 原子炉圧力容器内の補修溶接方法及びそれに用いる補修溶接装置 - Google Patents

原子炉圧力容器内の補修溶接方法及びそれに用いる補修溶接装置

Info

Publication number
JPH1026692A
JPH1026692A JP8201195A JP20119596A JPH1026692A JP H1026692 A JPH1026692 A JP H1026692A JP 8201195 A JP8201195 A JP 8201195A JP 20119596 A JP20119596 A JP 20119596A JP H1026692 A JPH1026692 A JP H1026692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure vessel
reactor pressure
yag laser
reactor
repair welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8201195A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sato
彰 佐藤
Toru Ozaki
徹 小崎
Toshio Kojima
敏雄 小嶋
Yuji Nagasawa
裕二 長澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP8201195A priority Critical patent/JPH1026692A/ja
Publication of JPH1026692A publication Critical patent/JPH1026692A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者に被ばくの虞がなく、炉水を張ったま
ま狭い箇所や複雑な形状の箇所にも容易に接近して溶接
作業ができ、短い工事期間で作業できる原子炉圧力容器
内の補修溶接方法及びそれに用いる補修溶接装置の提
供。 【解決手段】 原子炉圧力容器1外に配設されたYAG
レーザー発振器32から光ファイバーケーブル41を介
してYAGレーザー光が伝送されると共に原子炉圧力容
器1外からシールドガスと溶加ワイヤーが供給されるY
AGレーザートーチを備えた溶接作業機構部10を、炉
水が張られた原子炉圧力容器1内に沈降させて所定位置
に固定し、原子炉圧力容器1外から遠隔操作によってシ
ールドガスで遮水しつつ炉水内で補修溶接を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉圧力容器内
の溶接箇所に対して補修溶接を行う原子炉圧力容器内の
補修溶接方法及びそれに用いる補修溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所における原子炉圧力容器内
部は、安全のために定期的な点検を行うが、その際に溶
接箇所に不具合が発見された場合には、補修溶接を行う
必要がある。
【0003】このような補修溶接の作業方法としては、
炉水を排出した後に作業者が炉内に入って行う方法、炉
水を張ったままで局部遮水によって行う方法、トーチ周
りをシールドガスで遮蔽して行う水中TIG溶接によっ
て行う方法、等が考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ごとき方法では、下記のごとき種々問題点がある。
【0005】即ち、原子炉圧力容器内部に満たされた炉
水を排出した後に作業者が炉内に入って行うものでは、
放射線レベルの高い炉内で作業しなければならないた
め、作業者の被ばくを防ぐ手段を講ずる必要があると共
に、炉水の排水や徐染作業等の付帯工事に時間を要し、
工事期間が長期化する。
【0006】また、炉水を張ったままで局部遮水によっ
て行うものでは、遮水装置が必要であるため、狭い箇所
や複雑な形状の箇所等の遮水装置を配設できない場所で
は溶接作業ができないという問題がある。
【0007】更に、トーチ周りをシールドガスで遮蔽し
て行う水中TIG溶接では、トーチの小型化に限界があ
ると共に、溶接に大電力が必要となるために太く重いケ
ーブルを引き回さなければならず、狭い箇所や複雑な形
状の箇所に接近して溶接作業することは困難なものであ
る。
【0008】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であって、作業者に被ばくの虞がなく、炉水を張ったま
ま狭い箇所や複雑な形状の箇所にも容易に接近して溶接
作業ができ、短い工事期間で作業できる原子炉圧力容器
内の補修溶接方法及びそれに用いる補修溶接装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明に係る原子炉圧力容器内の補修溶接方法は、原子炉圧
力容器外に配設されたYAGレーザー発振器から光ファ
イバーケーブルを介してYAGレーザー光が伝送される
と共に前記原子炉圧力容器外からシールドガスと溶加ワ
イヤーが供給されるYAGレーザートーチを、炉水が張
られた原子炉圧力容器内に沈降させて所定位置に固定
し、前記原子炉圧力容器外から遠隔操作によって前記シ
ールドガスで遮水しつつ前記炉水内で補修溶接を行うこ
とを特徴とする。
【0010】また、上記原子炉圧力容器内の補修溶接方
法を用いて補修溶接を行う補修溶接装置は、炉水が張ら
れた原子炉圧力容器内に沈降可能な溶接ヘッドと、原子
炉圧力容器外に配設された駆動・制御装置群とが、可撓
性を有する接続部材群によって結ばれて成り、前記溶接
ヘッドは、前記原子炉圧力容器内への固定手段と、移動
機構を介して移動可能に支持されたYAGレーザートー
チとを備え、前記駆動・制御装置群は、YAGレーザー
発振器と、シールドガス供給装置と、溶加ワイヤー供給
装置と、前記溶接ヘッド及び当該駆動・制御装置群全体
を制御する制御装置とを備え、前記接続部材群は、前記
駆動・制御装置群のYAGレーザー発振器から前記溶接
ヘッドのYAGレーザートーチにレーザー光を伝送する
光ファイバーケーブルと、前記シールドガス供給装置か
ら前記YAGレーザートーチへシールドガスを供給する
シールドガス供給管と、前記溶加ワイヤー供給装置から
前記YAGレーザートーチへの溶加ワイヤー供給路と、
電源及び制御信号ケーブルとを備えて構成されているこ
とを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施形態について説明する。図1は本発明に係る原子炉
圧力容器内の補修溶接装置の一実施形態による原子炉圧
力容器内の補修溶接作業の概念構成斜視図,図2はその
縦断面図,図3は図2のA−A断面図に相当する上部格
子板の平面図,図4は図2のB−B断面図に相当する炉
心支持板の平面図である。尚、本構成例は、原子炉圧力
容器1の底部である下鏡1Aに溶接配設された制御棒駆
動機構を内蔵するスタブチューブ1Bの周囲角部の溶接
部位の補修溶接を行うものである。
【0012】図示補修溶接装置は、原子炉圧力容器1内
で溶接作業を行う溶接作業機構部10と、原子炉圧力容
器1の外部に配設される駆動・制御装置群30とが、接
続部材群としての接続ケーブル40によって結合されて
構成されている。
【0013】溶接作業機構部10は、図5にその拡大図
を示すように、上端に固定治具11を備えた所定長さの
パイプ12の下端に溶接ヘッド20が設けられて構成さ
れている。
【0014】パイプ12及び溶接ヘッド20は原子炉圧
力容器1に設けられた炉心支持板3の燃料棒支持孔3A
を通過可能な径に設定される一方、上端の固定治具11
は燃料棒支持孔3Aより大きく設定されており、これに
より、当該溶接作業機構部10を炉心支持板3の燃料棒
支持孔3Aに挿置することで、溶接作業機構部10はス
タブチューブ1Bの配設位置に一致すると共に、固定治
具11が炉心支持板3に係合し、下端の溶接ヘッド20
はスタブチューブ1Bに対して所定の上下位置関係とな
るようになっている。
【0015】溶接ヘッド20は、図6に拡大斜視図,図
7にスタブチューブ1Bに装着された状態の拡大断面図
を示すように、概略円柱状のケース21の下端部に回転
体22が設けられると共にこの回転体22にアーム23
を介してYAGレーザートーチ24とCCDカメラ25
とが支持されて構成されている。
【0016】回転体22は、略円盤状であってその中心
に配置された回転軸22Aで回転可能に設けられ、回転
駆動モーター26によって回転駆動されるようになって
いる。また、下面にはスタブチューブ1Bに貫通装着さ
れた制御棒駆動機構のハウジング1Cに嵌合して当該溶
接ヘッド20を位置決め固定する位置決め嵌合凹部22
Bが形成されている。
【0017】アーム23は、溶接ヘッド20内に設けら
れたスライド駆動モーター27によって回転体22に対
してスライド移動駆動可能となっていると共に、拡大図
である図8に示すようにその先端部には回転体22の回
転軸22Aを含む同一平面内で屈曲する二つの関節(第
一関節23A,第二関節23B)がそれぞれ内蔵された
図示しない屈曲駆動モーターによって屈曲駆動可能に設
けられている。また、図示しないがアーム23は中空で
あってその内部に後述する光ファイバーケーブル41,
溶加ワイヤー,フレキシブルガスパイプ及びCCDカメ
ラ25の信号ケーブルが挿通されると共に、第一関節2
3Aから溶加ワイヤーガイド23Cが分岐配設されてい
る。
【0018】アーム23に内挿された光ファイバーケー
ブル41とフレキシブルガスパイプはYAGレーザート
ーチ24に接続され、溶加ワイヤー43は溶加ワイヤー
ガイド23CによってYAGレーザートーチ24の先端
部に向けて案内されるようになっている。
【0019】CCDカメラ25は第二関節23Bから支
持部材25Aを介して支持されてYAGレーザートーチ
24による溶接部位を撮像し得るように設けられてお
り、YAGレーザートーチ24の移動に伴って移動する
ようになっている。
【0020】上記のごとき構成の溶接ヘッド20では、
YAGレーザートーチ24は、アーム23のスライド移
動によって上下に移動可能であると共に、二つの関節2
3A,23Bの屈曲によって回転体22の回転中心に対
して離接可能であり、更に、回転体22の回転によって
回転体22の回転軸22Aを中心とする円弧を描いて移
動可能となっているものである。
【0021】各駆動モーター(回転駆動モーター26,
スライド駆動モーター27,屈曲駆動モーター)は、後
述する信号ケーブル及び電源ケーブルが接続された制御
・電源ユニット28に接続されて後述する制御装置31
によって駆動制御されるようになっており、従って、Y
AGレーザートーチ24は、制御装置31による駆動制
御によって上下左右の位置及び向き(姿勢)が変位し、
その姿勢を保って回転体22の回転軸22Aを中心に周
回移動するようになっているものである。
【0022】駆動・制御装置群30は、制御装置31,
YAGレーザー発振器32,シールドガス供給装置3
3,溶加ワイヤー供給装置34とから成っている。
【0023】制御装置31,YAGレーザー発振器32
及びシールドガス供給装置33はそれぞれ原子炉圧力容
器1の開口床面に配設され、溶加ワイヤー供給装置34
は原子炉圧力容器1の開口部上に架設された支持梁4上
に設けられている。
【0024】制御装置31は、当該補修溶接装置全体の
駆動制御を行うと共にCCDカメラ25による撮像を受
像するモニターを備えている。
【0025】支持梁4は、原子炉圧力容器1の開口部を
挟んで平行に設けられた一対のガイド4A,4Aの間に
架設され、このガイド4Aに案内されてその延説方向に
移動可能となっており、その上に溶加ワイヤー供給装置
34と、固定台35が配設されている。
【0026】固定台35は、支持梁4に沿って移動可能
であり、溶接ヘッド20を吊り下げる吊り下げワイヤー
50を支持すると共に、溶接ヘッド20と可撓性を有す
る接続チューブ40によって接続されている。
【0027】接続チューブ40には、YAGレーザー発
振器32からのYAGレーザーを伝送する光ケーブル4
1と,制御装置31からの制御信号やCCDカメラの画
像信号を伝送する信号ケーブルと,電源ケーブルと,シ
ールドガス供給装置33からシールドガスを供給するフ
レキシブルガスパイプと,溶加ワイヤー供給装置34か
らの溶加ワイヤーが集束されて固定台35を介して内挿
・配索されており、これらケーブル類はそれぞれ溶接ヘ
ッド20の所定部位に接続されている。
【0028】而して、上記のごとく構成された補修溶接
装置は、下記のごとくして原子炉圧力容器1の下鏡1A
に溶接配設されたスタブチューブ1Bの周囲角部の溶接
部位の補修溶接を行う。
【0029】まず、図9(A)に示すように、原子炉建
屋の天井クレーン5を用い、吊り下げワイヤー50を介
して溶接作業機構部10を吊り下げ、炉水を張ったまま
の原子炉圧力容器1内に下ろし、上部格子板2及び炉心
支持板3を通して沈下させる。
【0030】これにより、溶接作業機構部10はスタブ
チューブ1Bの真上から降下することになり、図9
(B)に示すように上端の固定治具11が炉心支持板3
に係合することで上下方向の位置が決まり、更に、溶接
ヘッド20の下面の位置決め嵌合凹部22Bが制御棒駆
動機構のハウジング1Cに嵌合して左右方向が位置決め
される。つまり、本構成では、固定治具11と位置決め
嵌合凹部22Bが固定手段を構成しているものである。
【0031】その後、CCDカメラ25による撮像で観
察しつつスライド駆動モーター27を駆動してアーム2
3をスライドさせると共に関節23A,23Bを屈曲さ
せてYAGレーザートーチ24の位置及び角度(姿勢)
を、補修溶接部位(スタブチューブ1Bの周囲角部)と
対応するように設定し、補修溶接を行う。即ち、シール
ドガス供給装置33からアルゴンガス等の不活性ガスを
溶接部位に供給して遮水しつつYAGレーザー発振器3
2からのYAGレーザー光を光ファイバーケーブル41
を介して伝送すると共に溶加ワイヤー供給装置34から
溶加ワイヤーを供給し、回転駆動モーター26の駆動に
よって回転体22を回転させてYAGレーザートーチ2
4を溶接部位に沿って移動させて補修溶接を行うもので
ある。その際、溶接状況をCCDカメラ25による撮像
でモニターすることができる。
【0032】尚、上記構成例は、原子炉圧力容器1の下
鏡1Aに溶接配設されたスタブチューブ1Bの周囲角部
の溶接部位の補修溶接を行う例であるが、本願発明は当
該部位に限らずシュラウドサポート等他の部位の補修溶
接にも適用可能なものである。また、固定手段も上記構
成に限るものではなく、把持機構やマグネットを利用す
る等他の機構としても良いものである。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る原子炉
圧力容器内の補修溶接方法及びそれに用いる補修溶接装
置によれば、作業者が直接原子炉圧力容器内で作業する
ことなく遠隔操作によって溶接を行うため、原子炉圧力
容器内に炉水を張ったままで作業が可能であって作業者
に被ばくの虞がなく、遮蔽構造物も不要であることから
狭い箇所や複雑な形状の箇所にも容易に接近して溶接作
業ができると共に、工事期間の短縮が可能となるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原子炉圧力容器内の補修溶接装置
の一実施形態による原子炉圧力容器内の補修溶接作業の
概念構成斜視図である。
【図2】図1の縦断面図に相当する図である。
【図3】図2のA−A断面図に相当する上部格子板の平
面図である。
【図4】図2のB−B断面図に相当する炉心支持板の平
面図である。
【図5】溶接作業機構部の拡大図である。
【図6】溶接ヘッドの下面を示す斜視図である。
【図7】溶接ヘッドのスタブチューブへの装着状態にお
ける縦断面図である。
【図8】YAGレーザートーチ部分の拡大図である。
【図9】(A),(B)は補修溶接の際における溶接作
業機構部の設置手順を説明する図である。
【符号の説明】
1 原子炉圧力容器 10 溶接作業機構部 11 固定治具(固定手段) 20 溶接ヘッド 22 回転体(移動機構) 22A 回転軸(移動機構) 22B 位置決め嵌合凹部(固定手段) 23 アーム(移動機構) 23A 第一関節(移動機構) 23B 第二関節(移動機構) 24 YAGレーザートーチ 26 回転駆動モーター(移動機構) 27 スライド移動モーター(移動機構) 30 駆動・制御装置群 31 制御装置 32 YAGレーザー発振器 33 シールドガス供給装置 34 溶加ワイヤー供給装置 40 接続チューブ(接続部材群) 41 光ファイバーケーブル 43 溶加ワイヤー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小嶋 敏雄 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内 (72)発明者 長澤 裕二 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉圧力容器外に配設されたYAGレ
    ーザー発振器から光ファイバーケーブルを介してYAG
    レーザー光が伝送されると共に前記原子炉圧力容器外か
    らシールドガスと溶加ワイヤーが供給されるYAGレー
    ザートーチを、炉水が張られた原子炉圧力容器内に沈降
    させて所定位置に固定し、前記原子炉圧力容器外から遠
    隔操作によって前記シールドガスで遮水しつつ前記炉水
    内で補修溶接を行うことを特徴とする原子炉圧力容器内
    の補修溶接方法。
  2. 【請求項2】 炉水が張られた原子炉圧力容器内に沈降
    可能な溶接ヘッドと、原子炉圧力容器外に配設された駆
    動・制御装置群とが、可撓性を有する接続部材群によっ
    て結ばれて成り、 前記溶接ヘッドは、前記原子炉圧力容器内への固定手段
    と、移動機構を介して移動可能に支持されたYAGレー
    ザートーチとを備え、 前記駆動・制御装置群は、YAGレーザー発振器と、シ
    ールドガス供給装置と、溶加ワイヤー供給装置と、前記
    溶接ヘッド及び当該駆動・制御装置群全体を制御する制
    御装置とを備え、 前記接続部材群は、前記駆動・制御装置群のYAGレー
    ザー発振器から前記溶接ヘッドのYAGレーザートーチ
    にレーザー光を伝送する光ファイバーケーブルと、前記
    シールドガス供給装置から前記YAGレーザートーチへ
    シールドガスを供給するシールドガス供給管と、前記溶
    加ワイヤー供給装置から前記YAGレーザートーチへの
    溶加ワイヤー供給路と、電源及び制御信号ケーブルとを
    備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の原子炉圧力容器内の補修溶接方法に用いる補修溶接装
    置。
JP8201195A 1996-07-11 1996-07-11 原子炉圧力容器内の補修溶接方法及びそれに用いる補修溶接装置 Pending JPH1026692A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8201195A JPH1026692A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 原子炉圧力容器内の補修溶接方法及びそれに用いる補修溶接装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8201195A JPH1026692A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 原子炉圧力容器内の補修溶接方法及びそれに用いる補修溶接装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1026692A true JPH1026692A (ja) 1998-01-27

Family

ID=16436927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8201195A Pending JPH1026692A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 原子炉圧力容器内の補修溶接方法及びそれに用いる補修溶接装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1026692A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0977207A1 (en) * 1998-07-27 2000-02-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Maintenance system for a reactor incore piping section
JP2005227218A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Toshiba Corp 炉内保全・補修装置
JP2009014741A (ja) * 2008-10-06 2009-01-22 Toshiba Corp 炉内検査補修装置
JP2011085508A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Toshiba Corp 遠隔溶接装置および遠隔溶接方法
JP2013244498A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Toshiba Corp 溶接装置および溶接方法
JP2018171657A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 日本精工株式会社 レーザ溶接装置、レーザ加工装置、レーザ溶接方法、軸受の製造方法、機械の製造方法、車両の製造方法、軸受、機械、及び車両
US11213916B2 (en) 2017-03-31 2022-01-04 Nsk Ltd. Laser machining method

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0977207A1 (en) * 1998-07-27 2000-02-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Maintenance system for a reactor incore piping section
US6259759B1 (en) 1998-07-27 2001-07-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Incore piping section maintenance system of reactor
US6549602B2 (en) 1998-07-27 2003-04-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Incore piping section maintenance system of reactor
JP2005227218A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Toshiba Corp 炉内保全・補修装置
JP2009014741A (ja) * 2008-10-06 2009-01-22 Toshiba Corp 炉内検査補修装置
JP4599443B2 (ja) * 2008-10-06 2010-12-15 株式会社東芝 炉内検査装置
JP2011085508A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Toshiba Corp 遠隔溶接装置および遠隔溶接方法
JP2013244498A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Toshiba Corp 溶接装置および溶接方法
JP2018171657A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 日本精工株式会社 レーザ溶接装置、レーザ加工装置、レーザ溶接方法、軸受の製造方法、機械の製造方法、車両の製造方法、軸受、機械、及び車両
US11213916B2 (en) 2017-03-31 2022-01-04 Nsk Ltd. Laser machining method
JP2022118112A (ja) * 2017-03-31 2022-08-12 日本精工株式会社 レーザ加工装置、軸受の製造方法、機械の製造方法、車両の製造方法、軸受、機械、及び車両
US11794279B2 (en) 2017-03-31 2023-10-24 Nsk Ltd. Laser machining method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5178000B2 (ja) 原子炉環境における検査の方法もしくは器具の使用方法
KR0167991B1 (ko) 열교환기를 확인, 검사 및 유지보수하기 위한 매개장치
JPH1026692A (ja) 原子炉圧力容器内の補修溶接方法及びそれに用いる補修溶接装置
JP3934422B2 (ja) 水中内保全補修装置および方法
US5519741A (en) System for inspection and mending in a reactor vessel of a nuclear reactor
JP2010078433A (ja) 遠隔作業装置
JP2003337192A (ja) 原子炉圧力容器内構造物の点検予防保全装置および点検方法
JP2007003400A (ja) 制御棒貫通孔部材検査装置
JP6359904B2 (ja) 切断装置及び切断方法並びに切断装置を用いた解体システム
JP3918217B2 (ja) 容器ノズル内面の補修方法
JP2007155402A (ja) 炉内構造物点検装置
JP3146101B2 (ja) 原子炉内検査装置
KR101206789B1 (ko) 사용후 핵연료 골격체용 관 절단장치
JP3895162B2 (ja) 原子炉補修ロボット
KR100598353B1 (ko) 원자로 헤드와 제어봉 구동장치 노즐의 접합 부위 보수용용접 장치
JP3834437B2 (ja) レーザ照射ヘッドおよびこの照射ヘッドを備えた原子炉内構造物の予防保全・補修装置および作業方法
JP4634865B2 (ja) 炉底部検査補修装置及びその方法
JPH09211182A (ja) 遠隔炉内作業装置およびその作業方法
JP2543999B2 (ja) 制御棒駆動機構ハウジングの頂部の位置を正確に決定する整列装置、鉛直方向整列状態を測定する方法、溶接補修装置、及び制御棒駆動機構ハウジングをスタブチュ―ブに水中で溶接する方法
FI73155C (fi) Anlaeggning foer placering och svetsning av ett stycke som skall svetsas i ett annat stycke.
JP4987388B2 (ja) アニュラス部への機器アクセス装置
JPH05333187A (ja) 遠隔炉内点検補修装置
JPH05333188A (ja) 原子炉内点検・補修方法および装置
JP4616626B2 (ja) 炉底部検査装置
JPH08146186A (ja) 原子炉内構造物検査装置および検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050602

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051011