JP2003337192A - 原子炉圧力容器内構造物の点検予防保全装置および点検方法 - Google Patents

原子炉圧力容器内構造物の点検予防保全装置および点検方法

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JP2003337192A
JP2003337192A JP2002146377A JP2002146377A JP2003337192A JP 2003337192 A JP2003337192 A JP 2003337192A JP 2002146377 A JP2002146377 A JP 2002146377A JP 2002146377 A JP2002146377 A JP 2002146377A JP 2003337192 A JP2003337192 A JP 2003337192A
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reactor
reactor pressure
preventive maintenance
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Koichi Kurosawa
孝一 黒沢
Katsuhiko Hirano
克彦 平野
Tadashi Morinaka
廉 守中
Nobuo Tada
伸雄 多田
Hideaki Sakai
英明 酒井
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Hitachi Ltd
Sugino Machine Ltd
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Hitachi Ltd
Sugino Machine Ltd
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    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】原子炉圧力容器の炉底部および炉心シュラウド
と原子炉圧力容器との間に形成されているアニュラス部
の点検および予防保全作業を高効率化する。 【解決手段】冷却水を満たした状態の原子炉圧力容器内
構造物に遠隔制御によりアクセスして該構造物の点検、
清掃および予防保全を行う原子炉圧力容器内構造物の点
検予防保全装置であって、該点検予防保全装置は自身を
前記圧力容器内構造物または自身を誘導するガイドパイ
プに対して保持固定する固定機構部と、該固定機構部に
対して移動可能かつ取り外し可能に取り付けた、複数の
関節部を有する本体部からなり、前記本体部はキャビテ
ーション気泡を生成するノズル436、並びに施工部を
監視する電子カメラおよび照明手段437を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子炉圧力容器内構
造物の点検予防保全装置および点検方法等にかかり、特
に原子炉圧力容器内に冷却水を満たした状態の原子炉圧
力容器内構造物に遠隔制御によりアクセスして該構造物
の点検および予防保全を行う原子炉圧力容器内構造物の
点検予防保全装置および点検方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原子力発電プラントの供用期間中
に行う原子炉圧力容器および炉内構造物の点検は、特開
平7−69284号公報「遊泳式水中目視観察装置」あ
るいは特開平11−14784号公報「原子炉内検査装
置」に示されるようにカメラ機能のみを備えた装置を使
用して行われる。
【0003】また、前記原子炉圧力容器および炉内構造
物の残留応力改善による予防保全は、特許第28419
63号「原子炉構造物の残留応力改善方法及びその残留
応力測定装置」、特許第2824610号「ウオーター
ジェットピーニング方法およびその装置」、あるいは特
許第2859125号「原子炉容器内の予防保全方法及
びその予防保全装置」に示されるようにキャビテーショ
ン気泡発生用のノズルを備えた装置を使用して行われ
る。
【0004】また、原子炉圧力容器内のシュラウドサポ
ート、CRD(制御棒駆動機構)ハウジング、CRDス
タブチューブ、ICM(中性子計測)ハウジング等のア
ニュラス部および炉底部の残留応力改善作業を行う場合
は、特許第2841963号「原子炉構造物の残留応力
改善方法及びその残留応力測定装置」、特許第2824
610号「ウオータージェットピーニング方法およびそ
の装置」あるいは特許第2859125号「原子炉容器
内の予防保全方法及びその予防保全装置」に示されるよ
うに、原子力プラントの出力サイズにもよるが、炉内全
域で102本ないし240本あるCRDとCR(制御
棒)とCRガイドチューブのうち1/4以上を取外した
後、装置をCRDハウジング上面に着座させて施工す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の点検あるい
は予防保全装置は点検対象面の清掃機能を有しない。こ
のため、点検対象面にクラッド等が付着している場合
は、別個の装置あるいは手段により予めクラッドを除去
しておくことが必要である。このため、作業前後の確認
作業を含めて作業工程が複雑化し、作業者の被爆する機
会が増大する。
【0006】また、シュラウドサポート溶接部、シュラ
ウドサポートとサポートレグとの溶接部、サポートレグ
と原子炉圧力容器炉底部との溶接部等は、狭隘部である
ためにアクセス性が悪化する。このため原子力プラント
定期点検中に予防保全策として残留応力改善作業を実施
することは事実上不可能であった。
【0007】本発明は、原子炉圧力容器の炉底部および
炉心シュラウドと原子炉圧力容器との間に形成されてい
るアニュラス部の点検および予防保全作業を高効率化
し、作業時間を短縮することのできる原子炉圧力容器内
構造物の点検予防保全装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために次のような手段を採用した。
【0009】冷却水を満たした状態の原子炉圧力容器内
構造物に遠隔制御によりアクセスして該構造物の点検、
清掃および予防保全を行う原子炉圧力容器内構造物の点
検予防保全装置であって、該点検予防保全装置は自身を
前記圧力容器内構造物または自身を誘導するガイドパイ
プに対して保持固定する固定機構部と、該固定機構部に
対して移動可能かつ取り外し可能に取り付けた、複数の
関節部を有する本体部からなり、前記本体部はキャビテ
ーション気泡を生成するノズル、並びに施工部を監視す
る電子カメラおよび照明手段を備えた。また、前記点検
予防保全装置は固定機構部に対して取り外し可能に取り
付けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の第1の実施形態を
図1ないし図9を用いて説明する。図1は、発明の対象
となる原子炉及び原子炉炉内構造物を説明する図であ
り、ここでは沸騰水型軽水炉の圧力容器1およびその炉
内構造物を示す。図に示すように、原子炉圧力容器1内
には、ドライヤ2、セパレータ3、炉心シュラウド4が
据付けられており、炉心シュラウド4には燃料集合体7
を支持するための上部格子板5、炉心支持板6等が取り
付けられている。
【0011】原子炉圧力容器1の下部には、再循環水出
口ノズル8が取り付けられており、圧力容器1と炉心シ
ュラウド4に囲まれた空間にはバッフルプレート10お
よび該バッフルプレート10に溶接したジェットポンプ
9が配置されている。前記原子炉圧力容器1と炉心シュ
ラウド4に囲まれ、ジェットポンプ9が据付けられた環
状の狭隘な円筒空間をアニュラス部11と呼ぶ。
【0012】また、原子炉圧力容器1の底部にCRDハ
ウジング12、CRDスタブチューブ13、及びICM
ハウジング14が溶接されている。このCRDハウジン
グ14が林立している原子炉圧力容器1の底部を炉底部
15と呼ぶ。更に、炉心シュラウド4は、炉底部15に
溶接されているシュラウドサポートレグ16及びシュラ
ウドサポート17に支持されている。
【0013】図2は、本実施形態にかかる原子炉圧力容
器内構造物の点検予防保全装置が行う点検予防保全手順
を説明する図、図3はガイドパイプの設定を説明するで
ある。以下図2,3を参照して炉底部およびアニュラス
部の点検および予防保全について説明する。
【0014】まず、ステップ1において、RPV(圧力
容器)ヘッドを取り外し、ステップ2において、原子炉
ウェルに水張りを行った後、ステップ3において、ドラ
イヤ2、セパレータ3等の炉内機器及び燃料集合体7を
取り外し、ステップ4において、原子炉ウェル19の水
を抜きを実施する。
【0015】ステップ5において、原子炉内水位をRP
Vフランジ面まで下げ、RPVフランジ面に、フランジ
全面を覆う、例えば遮蔽体22からなる足場を設置し、
ステップ6において、該遮蔽体22からガイドパイプ2
1を炉内に吊降ろし、該遮蔽体22によりガイドパイプ
21を保持する。なお、備え付けの燃料交換台車を利用
して点検予防保全装置を吊りおろす場合は、遮蔽体、ガ
イドパイプを設置する必要はなくなる。このため、ウェ
ルの水抜きも実施しないので、前記ステップ4〜6は省
略可能である。
【0016】ステップ7において、後述する昇降台車2
4にシュラウドサポート部を点検予防保全する点検予防
保全装置25を取付けて炉内に吊降ろす。なお、昇降台
車24はガイドパイプ21の内面に取り付けたレールに
沿って昇降する構造になっている。
【0017】ステップ8において、装置を所定の位置に
設置した後、例えばWJ(ウォータジェット)ノズルか
らの高圧水の噴射、レーザー発振機からのレーザ照射、
超音波振動子からの超音波照射などのキャビテーション
の生成可能な方法により対象表面を施工する。すなわ
ち、キャビテーションの崩壊圧力を対象表面に照射する
ことにより、対象表面のクラッドを除去し、同時に対象
部材表面の残留応力を圧縮応力に変換することができ
る。ステップ9において、VT検査(電子カメラによる
目視検査)により対象溶接部の点検を行う。なお、本実
施形態では後述するようにクラッド除去用の装置や残留
応力改善を行う為の装置、およびVT検査を行うための
装置を全て1台の装置で兼用することが可能である。
【0018】ステップ9のVT検査において、欠陥が検
出されない場合は、ステップ8で行ったWJ、レーザ
ー、超音波等の施工により、既に対象部位の予防保全は
終了しているので、ステップ13に進む。なお、ステッ
プ8において、フラッパーやブラシを用いて対象部位を
直接磨くことにより対象部位の清掃と圧縮残留応力の生
成を行うこともできる。
【0019】ステップ9のVT検査において、欠陥が検
出された場合は、ステップ11において、欠陥の箇所、
大きさを特定した後、ステップ12において欠陥を除去
あるいは補修する。
【0020】ステップ13において、復旧作業を始め
る。ステップ14において、点検予防保全装置を圧力容
器から取外し、ステップ15において、ガイドパイプ2
1及びケーブル処理装置20を取外し、遮蔽体22を取
外す。ステップ16において、原子炉ウェル19に水を
張り、ステップ17において、取外した炉内機器を復旧
し、ステップ18において、原子炉ウェル19の水を抜
き、ステップ19において、RPVヘッド18を取付け
る。
【0021】図4および図5は点検予防保全装置を示す
図であり、図4は点検予防保全装置の全体を示す図、図
5は点検予防保全装置の下腕部に取り付けたWJP(ウ
ォータジェットピーニング)ノズル436並びに水中カ
メラおよび水中照明437を示す図である。図に示すよ
うに、本装置25は、その位置をクランプ等の手段によ
り固定可能な昇降台車24と、点検予防保全装置の本体
部からなり、該本体部はアーム旋回駆動軸、アーム上下
駆動軸、上腕揺動軸、下腕揺動軸、手首旋回駆動軸、ノ
ズル首振り駆動軸の6軸から構成されている。
【0022】アーム旋回駆動軸41は、減速機付アーム
旋回駆動モータ47により歯車を介して、ピニオン48
を回転させ、そのピニオン48が取付けられている旋回
主軸49を回転させることによりその旋回主軸49以下
のアーム上下駆動部42を含むアーム全体を旋回させ
る。
【0023】また、アーム上下駆動部42は、減速機付
アーム上下駆動モータ411により上下送りネジ412
を駆動することによりスライダ413を上下させる。ス
ライダの上下に伴い、アーム上下駆動部42が上下方向
に移動する。
【0024】上腕414はそのアーム上下駆動部42に
取付けられており、上下駆動部のスライダを上下させる
ことにより、上腕414を上下させる。
【0025】上腕駆動は減速機付上腕揺動モータ415
によりピニオン416、ウォームギア417を介して、
ウォームギア417に取付けられているプーリ418を
回転させ、そのプーリ418の回転をタイミングベルト
419で上腕揺動軸419に取付けてあるプーリ421
に伝達することにより、上腕414を揺動させる。
【0026】下腕駆動は減速機付下腕揺動モータ422
によりピニオン423、ウォームギア424を介して、
ウォームギア424に取付けられているプーリ425を
回転させ、そのプーリ425の回転をタイミングベルト
426で下腕揺動軸427に取付けてあるプーリ428
に伝達することにより、下腕429を揺動させる。
【0027】手首旋回駆動は減速機付手首旋回駆動モー
タ430によりピニオン431を回転させ、そのピニオ
ン431が取付けられている手首旋回主軸432を回転
させることによりその手首旋回主軸432以下のWJP
ノズル首振駆動部全体を旋回させる。ノズル首振駆動は
減速機付ノズル首振駆動モータ433によりピニオン4
34を回転させることによりノズル首振軸435を回転
させる。それによりノズル首振軸435にとりつけられ
ているWJPノズル436、水中カメラおよび水中照明
437を回転させる。
【0028】このように炉底部およびアニュラス部を点
検予防保全する点検予防保全装置25は多関節構造とな
っており、同時に数個の関節の動作を制御することによ
り、シュラウドサポート17とシュラウドサポートレグ
16との内面・外面溶接部、サポートレグと原子炉圧力
容器底部との内面・外面溶接部を点検し、清掃し、予防
保全することができる。
【0029】図5において、下腕部の先端には、対象面
を清掃及び圧縮応力を付与するためのWJPノズル43
6並びに対称面を点検するための水中カメラおよび水中
照明437を備える。WJPノズル436は高圧水供給
配管51にスイベルジョイント52を介して接続されて
おり、任意に回転することが可能である。更に、モータ
53により、スイベルジョイント52は遠隔操作により
回転が可能である。なお、ノズル436の替わりに超音
波発振用の素子やレーザー発振装置を取付けることによ
り超音波やレーザーを用いて発生させたキャビテーショ
ンにより対象部位を洗浄することが可能となる。
【0030】図6は、点検予防保全装置による施工状態
を説明する図である。図に示すように、本装置の上腕4
14と下腕429を制御することにより任意の箇所にア
クセスし、施工することが可能である。例えば、原子炉
内の「H8」と称される下面溶接部61を施工する場合
は、下腕429に接続されているノズル部が真上を向く
ように上腕414と下腕429の位置を制御し、次いで
ノズル436を斜め方向に向けて施工することができ
る。また、シュラウドサポートレグを施工する場合は、
ノズル部が下方向を向くように下腕を制御する。次いで
ノズルを斜め方向のH11溶接線62に向け、さらに本
装置の旋回主軸49を回転させる。ことのとき他の軸も
同時に制御することによりH11溶接線62を施工する
ことができる。尚、前記ガイドパイプ21の先端はCR
Dハウジング12に嵌合して固定し、上腕部および下腕
部はガイドパイプに形成した開口部より突出させること
ができる。
【0031】図7は、原子炉のアニュラス部の上面図で
ある。図に示すように干渉物が多く存在する為,この部
位から点検予防保全装置を投入して炉底部まで降下させ
ることは非常に困難である。このため後述するようにフ
レキシブルなガイドパイプ71を用いることにより狭隘
部分への装置投入をより簡便にできる。図の場合には、
図中に示した12箇所(15゜,45゜,75゜,10
5゜,135゜,165゜,195゜,225゜,25
5゜,285゜,315゜,345゜の各位置)にフレ
キシブルガイドパイプ71を挿入し、該ガイドパイプに
沿って本装置を降下させることで、シュラウドサポート
溶接部、シュラウドサポートとシュラウドサポートレグ
等の溶接部に対応することができる。
【0032】図8は、フレキシブルガイドパイプの挿入
および点検予防保全装置の挿入を説明する図である。前
記挿入および挿入に際しては図2に示した手順に沿って
行う。 まず、原子炉のRPVヘッド18の取外して原
子炉を開放する。次いで、炉内機器及び燃料集合体7を
取り外す。なお、このときに取外す燃料集合体7は点検
対象部近傍のみとすることができる。次いで、原子炉ウ
ェル19の水を抜きを実施し、次いでシュラウド4のフ
ランジ上面にガイドパイプ据付治具56を設置する。
【0033】次に、原子炉内水位をRPVフランジ面ま
で下げ、RPVフランジ面にフランジ全面を覆う遮蔽体
57を設置し、該遮蔽体57からフレキシブルガイドパ
イプ71をガイドパイプ据付治具56を通過してアニュ
ラス部11の所定のレベルまでに吊降ろす。なお、ガイ
ドパイプは前記遮蔽体57に替えて他の支持可能な構造
物に据え付けることができる。
【0034】次に、図9ないし図13を参照して第2の
実施形態を説明する。図9および図10は、点検予防保
全装置を炉上部より挿入して、ジェットポンプ9に設置
する手順を示す図である。前述の方法により設置したフ
レキシブルガイドパイプ71には、本装置の方位を一定
に保つために4本のワイヤーロープ91が挿入ガイドと
して取付けられている。さらに、このワイヤーロープ9
1には、ガイドパイプ内面クランプ機構92および炉内
クランプ機構93を備えた本装置の挿入治具94が取付
けられる。この装置挿入治具94の先端に点検予防保全
装置の本体62を取付け、炉内に吊降ろす。装置挿入治
具94の四隅にワイヤーロープ91が通っているため、
装置挿入治具94は方位を変えることなくガイドパイプ
71下端まで下降することができる。
【0035】図10aに示すように、ガイドパイプ71
の下端まで下降した装置挿入治具94は、ガイドパイプ
内面クランプ駆動モータ96によりボールネジ97を回
転させボールネジナット98を上下させることにより、
リンク99を駆動してパイプ内面クランプパッド910
を外側に張り出し、ガイドパイプ71内面をクランプ、
これにより自分の姿勢を保持することができる。
【0036】次に図10bに示すように、炉内クランプ
機構旋回軸911を駆動することにより、炉内クランプ
機構93を90゜旋回させて、炉内クランプ機構93の
クランプパッド912をシュラウド4と原子炉圧力容器
1の内面との間でクランプできるように向きを変える。
その後、位置決クランプ駆動モータにより、ボールネジ
88を回転させボールネジナット87を上下させること
により、リンク917を駆動し、炉内クランプ機構93
内のクランプパッド912を外側に張り出し、シュラウ
ド4と原子炉圧力容器1の内面との間でクランプする。
これによりメカスイングシリンダ913の位置、姿勢を
保持することができる。
【0037】次に、図10cに示すように、メカスイン
グ部旋回軸95を駆動することにより、メカスイングシ
リンダ913及び点検予防保全装置62をジェットポン
プ9の方に向きを変える。
【0038】次に、図10dに示すように、メカスイン
グシリンダ913を駆動することにより、リンク918
を介して点検予防保全装置62をジェットポンプ9に押
付ける。ここで、点検予防保全装置の本体62の前部
(下腕部)と後部(上腕部)でそれぞれジェットポンプ
を吸着し、本体62をジェットポンプ9に取りつける。
【0039】次に、図10eに示すように、メカ接続シ
リンダ919をOFFにして、前部(下腕部)と後部
(上腕部)を切り離して自立歩行部とする。続いてこの
自立歩行部、すなわち本体部62を所定の作業位置まで
前進させる。
【0040】図11は、点検予防保全装置の固定部およ
び本体部を示す図である。本体部62を取り付ける対象
がジェットポンプから原子炉圧力容器に替わっているが
取付の手順は図9および図10に示す場合と同様であ
る。
【0041】図12および図13は、点検予防保全装置
の本体部62の自立歩行を説明する図である。本体62
は、対象面を清掃及び圧縮応力を付与するためのWJP
ノズル、点検のためのカメラを配置したノズルヘッド部
121および歩行用旋回伸縮部122からなる。また、
歩行用旋回伸縮部122は、後部吸着パッド131と後
部パッドリフタ123、前後移動用シリンダ124、前
部パッド横シフト駆動部、リンク125、前部吸着パッ
ド126と前部パッドリフタ127からなる。
【0042】ノズルヘッド部121は、ノズルヘッド横
スイング駆動部、ノズル首振駆動部、WJPノズル12
8、並びに水中カメラおよび水中照明129からなる。
【0043】まず、図13aに示すように、前部パッド
リフタ127により前部吸着パッド126を吸着面から
離す。次に、図13bに示すように前部パッド横シフト
用駆動モータによりウォームギア130を介してリンク
125を旋回させる。次に、図13cに示すように、前
後移動用シリンダ124を前進させて前部パッドリフタ
127をOFFすることにより、前部吸着パッドを吸着
面に設置させ、次いで前部吸着パッド126の吸着をO
Nにする。次に、図13dに示すように、後部パッドリ
フタ123により、後部吸着パッド131を吸着面から
離す。次に図13eに示すように、前部パッド横シフト
用駆動モータによりウォームギア130を介してリンク
125を旋回させることにより、後部パッド部を前部パ
ッドに引き寄せ、更に、後部パッドリフタ123をOF
Fすることにより、後部吸着パッド131を吸着面に設
置させ、次いで後部吸着パッド131の吸着をONにす
る。 以上の操作によりにより、本体62を横方向に移
動することができる。なお、ノズルヘッド部121は、
ノズルヘッド横スイング駆動モータ132によりウォー
ムギア133を介して、WJPノズル128並びに水中
カメラおよび水中照明129を横スイングさせることが
できる。更に、ノズル首振駆動モータ134によりウォ
ームギア135を介して、WJPノズル128並びに水
中カメラおよび水中照明129を上下に首振りすること
ができる。これにより、幅広い範囲を点検し、清掃し、
予防保全することが可能になる。
【0044】次に、図14ないし図15を用いて第3の
実施形態を説明する。図14は、原子炉炉底部のCRD
ハウジング、CRDスタブチューブ、ICMハウジング
等の円柱状構造物の溶接部の点検、清掃および予防保全
を行うことのできる点検予防保全装置を示す図、図15
はその上面図である。本装置は平行リンク式のクランプ
アーム143を本体の左右に上下1対ずつ合計4体備え
ている。このクランプアームは装置の炉内投入、撤去時
には折りたたまれた状態で収納されているが、炉底部に
装置が設置されると前方に張出し、その後、CRDハウ
ジング141を抱え込むようにして、両側からクランプ
することができる。
【0045】上部クランプ部143aおよび下部クラン
プ143bは、それぞれ前述のように左右のクランプア
ームで構成され、下部クランプ部143bの下方に、対
象面を清掃しさらに圧縮応力を付与するためのWJPノ
ズル、および点検のためのカメラを配置したノズルヘッ
ド部144が設置される。本体の移動に際しては、例え
ば、乗り移りたい方向のCRDハウジングに向けて下方
のクランプアーム143を張り出し、該CRDハウジン
グ141をクランプし、次いで上方のクランプを解除す
ることでCRDハウジング間を移動する。
【0046】本体の炉内への設置に際しては、前記遮蔽
体22とガイドパイプ21を使用する方法、、前記遮蔽
体21およびガイドパイプ21を使用しないで、備え付
けのクレーン等を用いて設置する方法、およびガイドパ
イプ21のみを使用する方法があるが、その主な取付
け、取外しの手順は図2に示す場合と同様である。
【0047】また、クランプアームの根元には駆動ゴム
ローラ144があり、上下のクランプアームで同じCR
Dハウジング141をクランプした後、モータで前記ゴ
ムローラを回転させることにより、本体をCRDハウジ
ング141の周りで旋回させることができる。作業に際
しては、例えば上下ともに同一CRDハウジング141
をクランプした状態でノズルを上下、揺動させて位置を
調整しWJP施工を実施する。また、これらのクランプ
アームはラックギヤを備えており,これを他のギヤで回
転させることで開閉を行う構造となっている。また、ク
ランプアームは開いた状態でリンクが稼動し折りたため
る構造となっている。
【0048】以上説明したように、本発明によれば、水
中VT機能とUT(超音波探傷)機能と点検対象面のク
ラッドを除去する清掃機能と点検対象面に圧縮残留応力
を付与する予防保全機能とを備えた本体装置を用いて、
原子炉圧力容器または炉内構造物を点検し、清掃し、予
防保全することができる。
【0049】さらに前記本体装置は、(1)炉心シュラ
ウドと原子炉圧力容器との間に形成されるアニュラス部
溶接部用装置、(2)シュラウドサポート溶接部、シュ
ラウドサポートレグとシュラウドサポートとの溶接部お
よびサポートレグと原子炉圧力容器炉底部との溶接部等
の溶接部用装置、並びに(3)CRDハウジング、CR
Dスタブチューブ、ICMハウジング等の炉底部溶接部
用の装置とに分けて製作することができる。
【0050】このため、ひとつの本体装置に清掃、点
検、および予防保全機能をもたせることが可能となり、
これにより本体装置を圧力容器に挿入設定する回数を削
減することができ、清掃、点検、および予防保全にかか
る工程を短縮することができる。
【0051】また、ガイドパイプを使用して本体装置を
挿入設定することにより、迅速に且つ正確な位置決めが
可能となり、点検予防保全対象面への装置アクセスが容
易となり、上記溶接部の点検、清掃および予防保全工程
のさらなる短縮が可能になる。さらに、炉内構造物の取
外し部分が削減することが可能であり、これにより工程
を短縮することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、原
子炉圧力容器の炉底部および炉心シュラウドと原子炉圧
力容器との間に形成されているアニュラス部の点検およ
び予防保全作業を高効率化し、作業時間を短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対象となる原子炉および炉内構造物を
説明する図である。
【図2】点検予防保全の手順説明する図である。
【図3】ガイドパイプの設定を説明する図である。
【図4】第1の実施形態にかかる点検予防保全装置の全
体を示す図である。
【図5】点検予防保全装置の下腕部に取り付けたWJP
ノズル水中カメラ、水中照明を示す図である。
【図6】点検予防保全装置による施工状態を説明する図
である。
【図7】アニュラス部の上面図である。
【図8】フレキシブルガイドパイプの挿入および点検保
全装置の挿入を説明する図である。
【図9】第2の実施形態にかかる点検予防保全装置を挿
入してジェットポンプに設置する手順を示す図である。
【図10】前記点検予防保全装置を挿入してジェットポ
ンプに設置する手順を示す図である。
【図11】点検予防保全装置の固定部および本体部を説
明する図である。
【図12】本体部の自立歩行を説明する図である。
【図13】本体部の自立歩行を説明する図である。
【図14】第3の実施形態にかかる点検予防保全装置の
全体を示す図である。
【図15】前記点検予防保全装置の上面図である
【符号の説明】
1 原子炉圧力容器 2 ドライヤ 3 セパレータ 4 炉心シュラウド 5 上側格子板 6 炉心支持板 7 燃料集合体 8 再循環出口ノズル 9 ジェットポンプ 10 バッフルプレート 11 アニュラス部 12 CRDハウジング 13 CRDスタブチューブ 14 IMCハウジング 15 炉心部 16 シュラウドサポートレグ 19 ウエル 21 ガイドパイプ 22 遮蔽体 24 昇降台車 25 点検予防保全装置 41 アーム旋回駆動軸 49 旋回主軸 62 点検予防保全装置の本体 71 フレキシブルガイドパイプ 143a 上部クランプアーム 143b 下部クランプアーム 414 上腕部 429 下腕部 436 WJPノズル 437 水中カメラおよび水中照明 912 クランプパッド 919 メカ接続シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 克彦 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所原子力事業部内 (72)発明者 守中 廉 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所原子力事業部内 (72)発明者 多田 伸雄 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所原子力事業部内 (72)発明者 酒井 英明 富山県魚津市本江2410番地 株式会社スギ ノマシン内 Fターム(参考) 2G075 AA03 BA17 CA07 DA15 FA13 FC14 GA15

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却水を満たした状態の原子炉圧力容器
    内構造物に遠隔制御によりアクセスして該構造物の点
    検、清掃および予防保全を行う原子炉圧力容器内構造物
    の点検予防保全装置であって、 該点検予防保全装置は自身を前記圧力容器内構造物また
    はガイドパイプに対して保持固定する固定機構部と、該
    固定機構部に対して移動可能に取り付けた複数の関節部
    を有する本体部からなり、 該本体部はキャビテーション崩壊圧力を利用するキャビ
    テーション発生器を備えたことを特徴とする原子炉圧力
    容器内構造物の点検予防保全装置。
  2. 【請求項2】 冷却水を満たした状態の原子炉圧力容器
    内構造物に遠隔制御によりアクセスして該構造物の点
    検、清掃および予防保全を行う原子炉圧力容器内構造物
    の点検予防保全装置であって、 該点検予防保全装置は自身を前記圧力容器内構造物また
    はガイドパイプに対して保持固定する固定機構部と、該
    固定機構部に対して移動可能かつ取り外し可能に取り付
    けた、複数の関節部を有する本体部からなり、 該本体部は高圧水を噴出して前記構造物を清掃すると同
    時に予防保全するノズルを備えたことを特徴とする原子
    炉圧力容器内構造物の点検予防保全装置。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし請求項2の何れか1の記
    載において、前記本体部はキャビテーション気泡を生成
    するノズル、並びに施工部を監視するCCDカメラおよ
    び照明手段を備えたことを特徴とする原子炉圧力容器内
    構造物の点検予防保全装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れか1の記
    載において、前記本体部はリンクを介して結合した上腕
    部および下腕部からなり、上腕部および下腕部はそれぞ
    れ前記原子炉圧力容器内構造物に結合する結合部を備え
    たことを特徴とする原子炉圧力容器内構造物の点検予防
    保全装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の記載において、前記結合部は
    吸着パッドおよび該吸着パッドの吸着を解除するパッド
    リフタからなることを特徴とする原子炉圧力容器内構造
    物の点検予防保全装置。
  6. 【請求項6】 請求項4の記載において、前記結合部は
    前記原子炉圧力容器内構造物を把持する把持部からなる
    ことを特徴とする原子炉圧力容器内構造物の点検予防保
    全装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6の何れか1の記
    載において、前記点検予防保全装置はガイドパイプ内を
    走行可能であることを特徴とする原子炉圧力容器内構造
    物の点検予防保全装置。
  8. 【請求項8】 請求項4ないし請求項7の何れか1の記
    載において、前記腕部はキャビテーション気泡を生成す
    るノズル、並びに施工部を監視するCCDカメラおよび
    照明装置を備えたことを特徴とする原子炉圧力容器内構
    造物の点検予防保全装置。
  9. 【請求項9】 請求項1の記載において、前記キャビテ
    ーション発生器は、ノズル、超音波振動子およびレーザ
    発振機の何れか1つからなることを特徴とする原子炉圧
    力容器内構造物の点検予防保全装置。
  10. 【請求項10】 原子炉圧力容器内に冷却水を満たした
    状態で、水中で前記原子炉圧力容器および原子炉圧力容
    器内の炉内構造物を点検する方法において、予め前記原
    子炉圧力容器および炉内構造物の点検対象となる表面を
    清掃することを特徴とする原子炉圧力容器および炉内構
    造物の点検方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の記載において、前記
    清掃はキャビテーション気泡の崩壊圧を利用することを
    特徴とする原子炉圧力容器および炉内構造物の点検方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項10ないし請求項11の何れか
    1の記載において、前記清掃は高圧水からのキャビテー
    ション気泡の崩壊圧を利用することを特徴とする原子炉
    圧力容器および炉内構造物の点検方法。
  13. 【請求項13】 請求項10ないし請求項11の何れか
    1の記載において、前記清掃は超音波利用によるキャビ
    テーション気泡の崩壊圧を利用することを特徴とする原
    子炉圧力容器および炉内構造物の点検方法。
  14. 【請求項14】 請求項10ないし請求項11の何れか
    1の記載において、前記清掃はレーザ利用によるキャビ
    テーション気泡の崩壊圧を利用することを特徴とする原
    子炉圧力容器および炉内構造物の点検方法。
  15. 【請求項15】 請求項10の記載において、前記清掃
    は高圧水を用いて実施することを特徴とする原子炉圧力
    容器および炉内構造物の点検方法。
  16. 【請求項16】 請求項10の記載において、前記清掃
    はフラッパまたはブラシを用いて実施することを特徴と
    する原子炉圧力容器および炉内構造物の点検方法。
  17. 【請求項17】 請求項10ないし請求項16の何れか
    1の記載において、前記清掃により前記清掃面に圧縮の
    残留応力を付与することを特徴とする原子炉圧力容器お
    よび炉内構造物の点検および予防保全方法。
  18. 【請求項18】 請求項10ないし請求項17の何れか
    1の記載において、前記点検は水中カメラにより行うこ
    とを特徴とする原子炉圧力容器および炉内構造物の点検
    方法。
  19. 【請求項19】 請求項10ないし請求項18の何れか
    1の記載において、使用する点検装置には水中カメラお
    よび清掃手段を備えたことを特徴とする原子炉圧力容器
    および炉内構造物の点検装置。
  20. 【請求項20】 請求項10ないし請求項18の何れか
    1の記載において、使用する点検装置には超音波探傷装
    置および清掃手段を備えたことを特徴とする原子炉圧力
    容器および炉内構造物の点検装置。
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