JPH10264915A - ラベル貼付方法 - Google Patents

ラベル貼付方法

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Publication number
JPH10264915A
JPH10264915A JP6672097A JP6672097A JPH10264915A JP H10264915 A JPH10264915 A JP H10264915A JP 6672097 A JP6672097 A JP 6672097A JP 6672097 A JP6672097 A JP 6672097A JP H10264915 A JPH10264915 A JP H10264915A
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JP
Japan
Prior art keywords
label
suction head
suction
sticking
unit body
Prior art date
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Pending
Application number
JP6672097A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Watanabe
文夫 渡辺
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP6672097A priority Critical patent/JPH10264915A/ja
Publication of JPH10264915A publication Critical patent/JPH10264915A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベル剥がし時の静電気の影響を受けずに良
好なラベルの貼り付けを達成し、同時に製造工程の効率
化と低コスト化をはかるラベル貼付方法を提供する。 【解決手段】 ラベル供給装置51の巻取りローラ56
によって離型紙54が一定長巻き取られ、離形紙54か
ら剥がれながら、1枚のラベル3がほぼ水平方向に繰り
出される。ラベル3が吸着ヘッド57の吸着面57aの
下方に繰り出されると、ラベル3が吸着面57aに吸着
される。その際、除電器70で、ラベル3の静電気除去
のためのイオン風をエッジ部材55の先端に向けて吹き
つけてラベル3の静電気を除去し、しかも、除電器70
によるイオン風がラベル3のアシストエアーとなって、
吸着ヘッド57の吸着面57aへラベル3が押しつけら
れるため、安定して乗り移りが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークにラベルを
正確に貼り付けるラベル貼付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラを携帯していないときでも簡単に
写真撮影を楽しむことができるように、本出願人からレ
ンズ付きフイルムユニット(商品名「写ルンですHi」
等)が提供されている。このレンズ付きフイルムユニッ
トは、予め未露光の写真フイルムと露光付与機構とを内
蔵させたユニット本体を紙箱等のボックス状をした外装
体で被包したものである。
【0003】ところが、このボックス状の外装体は形状
が複雑なため、材料コスト,打ち抜きコスト等がかかる
とともに、ユニット本体への装着工程が複雑となり、ま
たリサイクル時の分解が面倒である等の欠点がある。こ
のため、本出願人はボックス状の外装体の代わりに帯状
のラベルをユニット本体の外周面に巻きつけたレンズ付
きフイルムユニット(商品名「写ルンですSuper
Slim」等)を販売している。
【0004】ところで、特願平7−231703号で
は、前記ラベルを離形紙から剥がして吸着ヘッドに供給
し、ラベルを保持した吸着ヘッドをユニット本体の前面
に押しつけて仮貼り付けを行なった後、ユニット本体の
各面にローラでラベルを押しつけてラベルを本貼付する
方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たものでは、ラベルを剥離紙から剥がした時に静電気を
発生してラベルが帯電してしまう。これにより、ラベル
が吸着ヘッドに接近すると付着現象を起こし、吸着ヘッ
ドの吸着面へのラベルの吸着位置が一定しなくなり、貼
り付け位置が不安定になる。また、めくれを生じて見苦
しい外観となって品質の低下を生じてしまう。
【0006】本発明は上記従来技術の問題点を考慮して
なされたもので、ラベル剥がし時に発生した静電気の影
響を受けずに良好なラベルの貼り付けを達成するラベル
貼付方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のラベル貼付方法では、ラベルを離形紙から
吸着ヘッドに供給する際に、静電気除去のためのイオン
風をラベルに向けて吹きつけて、吸着ヘッドの吸着面へ
ラベルを押しつけるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のラベル貼付方法を用いた
レンズ付きフイルムユニットを示す図10において、レ
ンズ付きフイルムユニット1は、ユニット本体2の中央
部の縦方向に帯状のラベル3をのり巻き状に貼りつけた
ものである。ユニット本体2は、写真フイルムやパトロ
ーネを内蔵するとともに、シャッタ機構や巻止め機構が
組み込まれた本体基部4と、その前面、背面にそれぞれ
爪係合された前カバー5,後カバー6とから構成されて
いる。
【0009】ユニット本体2は全体として直方体形状を
している。本体基部4に設けられているパトローネ収納
室の外壁は円筒状に突出しており、これに対応して前カ
バー5の図面左側に***部7が形成されている。この隆
起部7は撮影時にグリップとして使用される。また、前
カバー5の前部には、撮影レンズ9やシャッタ機構を保
護する***部10が形成され、これを中心として、前カ
バー5の前面は上下縁に向けて緩やかに湾曲している。
【0010】前カバー5の上面には、カウンタ窓21が
形成され、前カバー5の前面には、ファインダ対物窓と
ストロボ窓とが設けられ、本体基部4に組み込んだファ
インダ対物レンズ17、ストロボ発光部18がそれぞれ
露呈している。また、前カバー5の前面及び上面にはス
トロボスイッチ19及びシャッタボタン20がそれぞれ
一体に設けられている。また、後カバー6にはファイン
ダ接眼窓が設けられ、ここから本体基部4に組み込んだ
ファインダ接眼レンズが露呈している。
【0011】ラベル3を展開して表面側から観た図9に
おいて、ラベル3は、例えば,ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)あるいは合成紙等の柔軟なシート材から
形成したほぼ矩形の細長い帯状をしており、ユニット本
体2の外周面にのり巻き状に巻き付けるために、底面カ
バー部23、背面カバー部24、上面カバー部25、前
面カバー部26及び底面カバー部23の裏面と接合され
る重畳部27からなる。
【0012】前面カバー部26には、開口31,32が
形成され、開口31からは***部10が突出され、開口
32からはファインダ対物レンズ17が露呈される。上
面カバー部25には、開口33が形成され、ここからカ
ウンタ窓21が露呈される。また、背面カバー部24に
は、開口34が形成され、ここからファインダ接眼レン
ズが露呈される。ラベル3は、この裏面全体に粘着剤が
塗布されており、ユニット本体2の前面を基準として、
ユニット本体2の外周面になぞりながら貼着される。
【0013】ラベル3をユニット本体2に貼り付けるラ
ベル貼付装置40は、図8に示すように、ユニット本体
2の前面に前面カバー部26を貼付する第1ステーショ
ン41と、ユニット本体2の上面に上面カバー部25を
貼付する第2ステーション42と、ユニット本体2の背
面に背面カバー部24を貼付する第3ステーション43
と、ラベル3のずれを検出する第4ステーション44
と、ユニット本体2の底面に重畳部27を貼付する第5
ステーション45と、重畳部27に重ね合わせて底面カ
バー部23を貼付する第6ステーション46とから構成
されている。ベルトコンベア47には、ユニット本体2
を両サイドから保持する治具48a,48bが固定され
ている。組み立てステーションで組み立てられたユニッ
ト本体2を両サイドから治具48a,48bで保持し
て、各ステーション41〜46に搬送する。第1ステー
ション41〜第6ステーション46の工程が終了する
と、ユニット本体2へのラベル3の貼付が完了する。
【0014】第1ステーション41の前面カバー部貼付
装置50には、図1〜図3に示すように、ラベル供給装
置51に設けられた長尺のラベルテープ53によりラベ
ル3が供給される。このラベルテープ53は、長尺の離
型紙54の片面に多数のラベル3を整列接合したもので
ある。第1ステーション41の側方には、エッジ部材5
5がほぼ水平方向に張り出したように設けられ、この先
端部にラベルテープ53が巻きつけられている。このエ
ッジ部材55の下方で先端部から離れた位置には、離型
紙54を巻き取る巻取りローラ56が設置されている。
この巻取りローラ56は、離型紙54を一定長ずつ間欠
的に巻き取るように駆動される。巻き取りローラ56が
回転され、離型紙54がエッジ部材55の先端部と反対
側へ引っ張られると、ラベル3が1枚ずつ離型紙54か
ら剥がされ、前面カバー部貼付装置50に向かってほぼ
水平方向に繰り出される。以下、水平面内において、ラ
ベル3の繰り出し方向と同一方向をX方向とし、これと
直角方向をY方向とする。
【0015】前面カバー部貼付装置50は、吸着ヘッド
57、貼付用シリンダ58、X方向位置決め用シリンダ
59、Y方向位置決め用シリンダ60,X方向位置決め
用の基準ガイド61,62,63及びY方向位置決め用
センサ65、押圧ローラ67及びシリンダ68からな
る。
【0016】吸着ヘッド57は、Y方向に細長いボック
ス形状をしており、エッジ部材55の先端部近傍に設け
られている。吸着ヘッド57は、水平方向に平滑な吸着
面57aを有し、エッジ部材55の先端部から繰り出さ
れたラベル3を吸着してこれを水平方向に保持する。な
お、図示していないが、吸着ヘッド57は、例えば弾性
パイプを介してサクションブロアに接続され、吸着面5
7aには微少な吸引用開口が多数形成されている。
【0017】吸着ヘッド57は、吸着面57aに吸着し
た展開状態のラベル3のエッジ3a,3bが部分的には
み出すように、エッジ部材55から離れる側の長辺面に
3個の切欠57b,57c,57dを有し、また長辺面
と直角をなす短辺面に1個の切欠57eを有する。
【0018】この吸着ヘッド57は硬質スポンジで形成
されている。吸着ヘッド57が降下した際にユニット本
体2の前面の凹凸に合わせて吸着面57aが変形して、
もれなくラベル3の前面カバー部26をユニット本体の
前面に押圧可能になっている。また、吸着ヘッド57の
吸着面57aには、ユニット本体2の***部10に対応
した部分に、***部10が十分に収納される大きさの凹
部57fが形成されており、吸着ヘッド57が、吸着面
57aの他の部分が***部10に接触することなく、吸
着面57aに吸着されたラベル3がユニット本体2の前
面に押圧・貼付できる位置まで十分に降下できるように
なっている。
【0019】貼付用シリンダ58は、下方に位置決めさ
れたユニット本体2の前面にラベル3を貼りつけるため
のもので、この可動部が吸着ヘッド57の上部中央部に
固着してあり、吸着ヘッド57を昇降させる。この貼付
用シリンダ58の側面には、X方向位置決め用シリンダ
59の可動部が固着されており、吸着ヘッド57を貼付
用シリンダ58ごとX方向に移動させる。また、X方向
位置決め用シリンダ59には、Y方向位置決め用シリン
ダ60の可動部が固着されており、吸着ヘッド57を貼
付用シリンダ58、X方向位置決め用シリンダ59ごと
Y方向に移動させる。
【0020】吸着ヘッド57のX方向近傍には、ラベル
3の長辺のエッジ3aが当接されることにより、ラベル
3のX方向の位置決めを行なう3個の基準ガイド61,
62,63がY方向に一直線に設置されている。吸着ヘ
ッド57のY方向近傍には、ラベル3の短辺のエッジ3
bを検出する例えば反射型のY方向位置決め用センサ6
5が設置されている。このY方向位置決め用センサ65
からのエッジ検出信号はコンピュータ66に入力され、
これによりY方向位置決め用シリンダ60の駆動が制御
される。
【0021】シリンダ68は、ユニット本体3の前面と
平行に可動部68aに固定した押圧ローラ67が可動す
るように配置されている。この押圧ローラ67は、シリ
ンダ68によりユニット本体2の前面に平行に右から左
に移動して、ラベル3の前面カバー部26を押しつけて
なぞりながら移動するようになっている。
【0022】ところで、エッジ部材55の先端でラベル
3が離形紙54から剥がされたときに静電気が発生し、
ラベル3が帯電しやすい。これにより、ラベル3が吸着
ヘッド57に接近すると付着現象を起こし、吸着ヘッド
57の吸着面57aへのラベル3の吸着が不安定にな
る。このため、除電器70をラベル供給装置51の側方
に設けている。除電気70は、ラベル3の静電気を除去
するイオン風をラベル3が繰り出されるエッジ部材55
の先端に向けて常時吹きつけて、ラベル3を吸着ヘッド
57の吸着面57aへ押しつける。
【0023】第2ステーション42には、図4に示すよ
うに押圧ローラ73、シリンダ74からなる上面カバー
部貼付装置72が設けられている。シリンダ74は、ユ
ニット本体3の上面と平行に可動部74aに固定した押
圧ローラ73が可動するように配置されている。この押
圧ローラ73は、シリンダ74によりユニット本体2の
上面に平行に上から下に移動して、上面カバー部25に
押しつけてなぞりながら移動するようになっている。
【0024】ラベル3の底面カバー部23は最後に貼付
するため、重畳部27の貼り付けの邪魔にならないよう
に、第5ステーション46にユニット本体2が送られる
まで吸着ヘッド75によって水平に保持されている。
【0025】第3ステーション43には、図5に示すよ
うに押圧ローラ77、シリンダ78からなる背面カバー
部貼付装置76が設けられている。シリンダ78はユニ
ット本体3の背面と平行に可動部78aに固定した押圧
ローラ77が可動するように配置されている。この押圧
ローラ77は、シリンダ78によりユニット本体2の背
面に平行に右から左に移動して、背面カバー部24に押
しつけてなぞりながら移動するようになっている。
【0026】第4ステーション43には一対のズレ検出
用反射型センサ79a,79bがラベル3の幅と同じか
これよりも広い間隔を開けて配置してある。このズレ検
出用センサ79a,79bで、ここを通過するユニット
本体2に貼付したラベル3の側縁3a,3aを検出し、
ラベル3がズレて貼り付いていないか監視している。一
定以上のラベル3のズレを検出した場合、そのユニット
本体2はベルトコンベア47上から排除される。
【0027】第5ステーション45には図6に示すよう
に、押圧ローラ81、シリンダ82からなる重畳部貼付
装置80が設けられている。シリンダ82はユニット本
体3の底面と平行に可動部82aに固定した押圧ローラ
81が可動するように配置されている。この押圧ローラ
81は、シリンダ82によりユニット本体2の底面に平
行に下から上に移動して、重畳部27に押しつけてなぞ
りながら移動するようになっている。
【0028】第6ステーション46には図7に示すよう
に、押圧ローラ86、シリンダ87からなる底面カバー
部貼付装置85が設けられている。シリンダ87はユニ
ット本体3の底面と平行に可動部87aに固定した押圧
ローラ86が可動するように配置されている。この押圧
ローラ86は、シリンダ87によりユニット本体2の底
面に平行に上から下に移動して、底面カバー部23に押
しつけてなぞりながら移動するようになっている。
【0029】このように構成されたラベル貼り付け装置
40の作用を説明する。別の組立ラインにて組み立てら
れたユニット本体2がベルトコンベア47の端まで搬送
されてくると、ベルトコンベア47の端近傍に設置され
たロボットアームにより治具48a,48bに固定され
る。ベルトコンベア46が駆動されてユニット本体2が
第1ステーション41に到着すると、ラベル供給装置5
1の巻取りローラ56によって離型紙54が一定長巻き
取られ、離形紙54から剥がれながら、1枚のラベル3
がほぼ水平方向に繰り出される。このとき、X方向位置
決め用シリンダ59の可動部が延ばされており、予め図
1に二点鎖線で示すように、吸着ヘッド57はエッジ部
材55の先端部近傍まで移動されている。
【0030】ラベル3が、離形紙54から剥がれなが
ら、吸着ヘッド57の吸着面57aの下方に繰り出され
ると、図示しないセンサスイッチ等によりラベル3の繰
り出し位置が検出されて吸着ヘッド57の駆動が開始さ
れ、ラベル3が吸着面57aに吸着される。ラベル3が
離形紙54から剥がれるときに静電気が生じるが、除電
器70によって、ラベル3の静電気を除去するイオン風
がエッジ部材55の先端に向けて常時吹きつけられてい
るので、ラベル3の静電気が除かれる。同時に除電器7
0によるイオン風がラベル3のアシストエアーとなっ
て、吸着ヘッド57の吸着面57aへのラベル3を押し
つけるので、吸着面57aへのラベル3の乗り移りが安
定して行われる。除電をアシストエアーと兼ねることに
よって、除電手段を別個に設ける必要がなくなり、低コ
ストで、製造効率に優れる。
【0031】ラベル3が吸着ヘッド57の吸着面57a
に吸着すると、ラベル3のエッジ3aが吸着ヘッド57
の切欠57b〜57eから食み出す。続いて、X方向位
置決め用シリンダ59が駆動され、吸着ヘッド57がエ
ッジ部材55から離れる方向(X方向)に水平に移動さ
れる。この移動は、吸着ヘッド57の切欠57b〜57
dの底面が基準ガイド61〜63に当接する所定位置ま
で行なわれ、この間に切欠57b〜57dから食み出た
ラベル3のエッジ3aが基準ガイド61〜63に当接し
てラベル3のX方向の位置決めが行なわれる。これによ
り、例えばラベルテープ53にラベル3の打ち抜き位置
のばらつきがあってラベル3が吸着ヘッド57の吸着面
57aに吸着される位置が一定してなくとも、ラベル3
のX方向の位置が所定の正しい位置に修正される。
【0032】続いて、Y方向位置決め用シリンダ60が
駆動され、X方向位置決め用シリンダ59ごと吸着ヘッ
ド57がY方向に移動される。Y方向位置決め用センサ
60が切欠57eから食み出たラベル3のエッジ3bを
検出すると、この検出信号がコンピュータ66に入力さ
れる。これにより、Y方向位置決め用シリンダ60の駆
動が停止され、ラベル3のY方向の位置決めが行なわれ
る。このY方向の位置決めに際しても、ラベル3のエッ
ジ位置を検出することにより吸着ヘッド57の停止位置
を決めているので、ラベル3の吸着位置にばらつきがあ
ってもラベル3のY方向の位置が正しく修正される。
【0033】この後、貼付用シリンダ58が駆動され、
吸着ヘッド57が下方のユニット本体2に向かって降下
される。このとき、ラベル3のX,Y両方向の位置決め
が正確に行なわれているから、ラベル3の開口31とユ
ニット本体2の***部10との位置が一致しており、隆
起部10にラベル3の一部が接触して貼りつくようなこ
とがない。吸着ヘッド57の降下が進むにつれて開口3
1から***部10が突出して凹部57fに入り込み、吸
着面57aに貼着されたラベル3の前面カバー部26が
ユニット本体2の前面に接触する。そして、ラベル3の
裏面に塗布された粘着剤により前面カバー部26がユニ
ット本体2の前面に貼着される。
【0034】次に、押圧ローラ73が右から左に移動
し、ラベル3の前面カバー部26をなぞりながらユニッ
ト本体2の上面に押しつけて貼り付ける。この後、ベル
トコンベア47が駆動され、ユニット本体2は第2ステ
ーション42に搬送される。
【0035】ユニット本体2が第2ステーション42に
到着すると、押圧ローラ73が降下してラベル3の上面
カバー部25をなぞりながらユニット本体2の上面に押
しつけて貼り付ける。この後、ベルトコンベア47が駆
動されて、ユニット本体2は第3ステーション43に搬
送される。
【0036】第3ステーション43では、押圧ローラ7
7が右から左へ移動してラベル3の背面カバー部24を
なぞりながらユニット本体2の背面に押しつけて貼付す
る。この後、ベルトコンベア47が駆動されて、ユニッ
ト本体2は第4ステーション44に搬送される。
【0037】第4ステーション44では、ラベル3の側
縁をズレ検出用センサ79a,79bで検出して、ラベ
ル3のズレを調べる。ラベル3のズレが検出されない場
合は、ユニット本体2は第5ステーション45に送られ
る。ラベル3のズレが検出された場合は、別工程に送ら
れてラベル3を剥がした後、再度、第1ステーション4
1に送られて、ラベル3の貼り付けが行われる。
【0038】第5ステーション45では、押圧ブラシ8
1が下から上へ移動してラベル3の重畳部27をなぞり
ながらユニット本体2の底面に押しつけて貼付する。こ
の後、ベルトコンベア47が駆動されて、ユニット本体
2は第6ステーション44に搬送される。
【0039】第6ステーション46では、押圧ブラシ8
6が上から下へ移動してラベル3の底面カバー部23を
なぞりながら重畳部27の上に押しつけて貼り付ける。
【0040】以上説明した実施形態において用いた吸着
ヘッドは、吸着面をゴムやビニールで構成したものが好
ましい。吸着ヘッドをスポンジで構成し、吸着ヘッドを
ユニット本体の前面に押しつけたときに密着して、本発
明の実施形態の第1ステーションで行った貼り付け工程
を兼ねるようにしてもよい。
【0041】また、ラベル貼付手段に用いるローラとし
ては、ゴム製やスポンジ製のローラや、これらで樹脂や
金属の軸の外周面を覆ったローラ等を用いることかでき
る。また、ローラのかわりにブラシ等を用いてラベルを
なぞるようにしてもよい。また、ラベルの材料として
は、PETや合成紙の他に、ポリスチレン(PS),ポ
リプロピレン(PP)等を使用することができる。ま
た、***部の形状によっては吸着ヘッドの吸着面に凹部
を設けなくともよい。また、***部の形状によっては吸
着ヘッドの吸着面に凹部を設けなくともよい。また、吸
着ヘッド75を用いることなくラベルの腰(意図的に湾
曲させる)をもたせたり、エアーや接着しにくい部材で
支持する方法もある。
【0042】また、ラベルのズレ検出手段として第4ス
テーションで一対の反射型センサを用いてるが、透過型
センサや、***部とこれが突出した開口縁との間の未貼
付部分の面積をラインセンサ等で読み取り、画像処理を
行った画像データを正規データと比較してズレを検出し
てもよい。また、開口縁と***部との間の未貼付部分の
形状を読み取ってズレを検出してもよい。また、***部
の形状によっては吸着ヘッドの吸着面に凹部を設けなく
ともよい。また、ユニット本体にラベル貼付を行うため
の搬送方式とし、間欠送りのインデックステーブルを用
いる方法もある。また、各ユニットごとに停止せず、連
続動作する中で貼付,折り込みする方法もある。
【0043】また、上記実施形態では、ラベルをユニッ
ト本体に貼りつける場合を選択したが、本発明はあらゆ
るラベル使用分野に適用することができる。
【0044】
【発明の効果】上述したように、本発明のラベル貼付方
法によれば、ラベルを離形紙から吸着ヘッドに供給する
際に、静電気除去のためのイオン風をラベルに向けて吹
きつけて、吸着ヘッドの吸着面へラベルを押しつけるよ
うにしたので、吸着ヘッドの吸着面へのラベルの乗り移
りが静電気の影響を受けずに確実に行える。その結果ワ
ークに精度良くラベルを貼付することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラベルを前面カバー部貼付装置に供給する様子
を示す説明図である。
【図2】ユニット本体の上面にラベルの前面カバー部を
貼り付ける工程を示す説明図である。
【図3】ラベルを前面カバー部貼付装置に供給後、ラベ
ルを吸着ヘッドに位置決めする様子を示す説明図であ
る。
【図4】ユニット本体の上面にラベルを貼り付ける工程
を示す説明図である。
【図5】ユニット本体の背面にラベルを貼り付ける工程
を示す説明図である。
【図6】ユニット本体の底面にラベルを貼り付ける工程
を示す説明図である。
【図7】ラベルの両端部を重ね合わせて貼り付ける工程
を示す説明図である。
【図8】ラベル貼付装置を示す概略図である。
【図9】ラベルの表面側展開図である。
【図10】レンズ付きフイルムユニットの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 レンズ付きフイルムユニット 2 ユニット本体 3 ラベル 40 ラベル貼付装置 50 前面カバー部貼付装置 51 ラベル供給装置 53 ラベルテープ 54 離形紙 57 吸着ヘッド 57a 吸着面 70 除電器 72 上面カバー部貼付装置 76 背面カバー部貼付装置 80 重畳部貼付装置 85 底面カバー部貼付装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離形紙から剥がしたラベルを保持した吸
    着ヘッドをワークに押し付けてラベルを貼り付ける方法
    において、 前記ラベルを離形紙から吸着ヘッドに供給する際に、静
    電気除去のためのイオン風を前記ラベルに向けて吹きつ
    けて、吸着ヘッドの吸着面へ前記ラベルを押しつけるよ
    うにしたことを特徴とするラベル貼付方法。
JP6672097A 1997-03-19 1997-03-19 ラベル貼付方法 Pending JPH10264915A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6672097A JPH10264915A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 ラベル貼付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6672097A JPH10264915A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 ラベル貼付方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10264915A true JPH10264915A (ja) 1998-10-06

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