JPH10260471A - 多焦点カメラ - Google Patents

多焦点カメラ

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Publication number
JPH10260471A
JPH10260471A JP6701697A JP6701697A JPH10260471A JP H10260471 A JPH10260471 A JP H10260471A JP 6701697 A JP6701697 A JP 6701697A JP 6701697 A JP6701697 A JP 6701697A JP H10260471 A JPH10260471 A JP H10260471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
lens
light
polarizing
polarized light
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6701697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Osada
英喜 長田
Hiroshi Mukai
弘 向井
Tetsuo Kono
哲生 河野
Hiroyuki Matsumoto
博之 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
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Publication of JPH10260471A publication Critical patent/JPH10260471A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多焦点電子カメラにおいて、偏光を利用する
ことで、可動機構を必要とせずに撮影レンズの切り換え
を可能とし、小型化及びコストダウンを図る。 【解決手段】 撮影レンズ8,10から射出される光束
を、P偏光とS偏光に偏光する偏光ビームスプリッタ6
1、及びP偏光とS偏光の選択が可能な偏光板62を通
すことで、CCD13に到達する光を選択できる。これ
により、可動機構を必要とせずに撮影レンズの切り換え
を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに焦点距離の
異なる複数の撮影レンズを有した多焦点カメラに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多焦点カメラは、主レンズの光軸
に対して副レンズを出し入れ移動させることにより、焦
点距離を変えるもの(例えば、実開平2−119632
号公報参照)、光軸上に配置したミラーを回転させるこ
とにより、レンズ切り換えを行うもの(例えば、特開平
2−119633号公報参照)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような多焦点カメラでは、撮影レンズ切り換えのため
に、レンズやミラーを移動させるための可動機構が必要
であり、構成が複雑となり、カメラの大型化、コストア
ップの要因となっていた。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、偏光を利用することで、可動機
構を必要とせずに撮影レンズの切り換えを可能とし、小
型化、及びコストダウンを図った多焦点カメラを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、入射光束が異なるとともに、焦点
距離の異なる複数の撮影レンズ系と、撮影レンズ系から
射出される光束が結像する撮像部と、撮影レンズ系から
射出される複数の光束の中から撮像部に導かれる光束を
選択する選択手段を備え、この選択手段は、ビームスプ
リッタを含んで構成されている多焦点カメラである。こ
の構成においては、撮影レンズから射出される光束のい
ずれかをビームスプリッタにより選択して光電変換素子
に導き、もって、可動機構を必要とせず、撮影レンズの
切り換えを行うことができる。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の多焦点カメラにおいて、選択手段は光を偏光する偏光
手段を含み、撮像部に導かれる光束は、該偏光手段によ
って偏光された光束であるものである。この構成におい
ては、偏光手段を用いて、簡単な構成にて撮影レンズの
切り換えを行うことができる。
【0007】また、請求項3の発明は、請求項2に記載
の多焦点カメラにおいて、選択手段が撮影レンズに応じ
てP偏光とS偏光に偏光する偏光手段と、P偏光とS偏
光の選択が可能な偏光可変フィルタとにより構成された
ものである。この構成においては、偏光可変フィルタを
用いてレンズ切換が行える。
【0008】また、請求項4の発明は、請求項2に記載
の多焦点カメラにおいて、偏光手段が偏光ビームスプリ
ッタであるものである。
【0009】また、請求項5の発明は、請求項2に記載
の多焦点カメラにおいて、偏光手段が撮影レンズの前又
は後ろに設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面を参照して説明する。図1乃至図3は第1の
実施形態による2焦点カメラを示す。図1は同カメラの
外観図である。2焦点電子カメラ1は、偏平方形状のカ
メラボディ2と、撮影のための撮像ブロック3と、撮影
される像を表示するLCD4から成る。カメラボディ2
には、レリーズボタン6、不図示の電源スイッチ、制御
回路やメモリカード等でなる記憶装置、バッテリ電源等
が設けられている。撮像ブロック3には、互いに焦点距
離の異なる2つの撮影レンズ8,10(T:テレ、W:
ワイド)と、これらの撮影レンズから射出される光束を
受光して、その光学像を電気信号に変換するCCD13
(撮像部:図2)と、これら撮影レンズの切り換えすな
わち焦点距離切り換え(撮像部に導かれる光束を選択す
る手段)のための各種光学部材等が設けられている。ま
た、焦点距離切り換えのための偏光板回転操作レバー6
2aがスリット開口12gから露出するように設けられ
ている。
【0011】図2は、撮像ブロック3の分解斜視図であ
る。撮像ブロック3は、レンズ・ミラー保持部12とカ
バー部15とから筐体が形成されている。撮影レンズ
8,10はレンズブロックとしてレンズ・ミラー保持部
12の凹部18,20に収納される。CCD13はレン
ズ・ミラー保持部12の撮影レンズ10の光軸に対向す
る位置に設けられる。撮影レンズ8,10から射出され
る光束を1つのCCD13方向に導く偏光ビームスプリ
ッタ61(偏光手段)が、撮影レンズ10とCCD13
との間の凹部12fに設けられ、撮影レンズ8の光軸に
対応して反射ミラー63が設けられている。この反射ミ
ラー63及び偏光ビームスプリッタ61は、撮影レンズ
8からCCD13に至る撮影光路における結像光束を折
り曲げる機能を持ち、偏光ビームスプリッタ61は、図
3に示すように、P偏光の光は反射し、S偏光の光は透
過する。また、偏光ビームスプリッタ61とCCD13
との間のスリット開口12gには、偏光板62(偏光可
変フィルタ)が回転自在に設けられる。そして、偏光ビ
ームスプリッタ61及び偏光板62は、撮影レンズの切
り換えを行うレンズ切換手段を構成している。
【0012】上記のように撮像ブロック3の光学系が構
成されているので、偏光ビームスプリッタ61により、
撮影レンズ8からのP偏光の光と撮影レンズ10からの
S偏光の光が偏光板62に到達しており、この偏光板6
2の角度位置に応じて、CCD13に到達する光は選択
される。従って、操作つまみ63を90°回転操作する
ことで偏光板62の角度が決まり、撮影レンズ8,10
の切り換えが行える。
【0013】図4は、他の実施形態による撮像ブロック
3の光学系の構成を示す。この例では、撮影レンズ8,
10の前に、角度を互いに異ならせて配置してP偏光と
S偏光に偏光する偏光フィルタ65,66(偏光手段)
が設けられている。そして、上記偏光ビームスプリッタ
61に代えて、その位置にハーフミラー64を設けてい
る。この構成においても、偏光板62を90°回転させ
ることで、CCD13に到達する光を選択でき、従っ
て、撮影レンズ8,10の選択が行える。
【0014】図5は応用展開例による撮像ブロック3の
光学系の構成を示す。この例では、撮影レンズ8,10
の前に、図4の実施形態での偏光フィルタ65,66に
替えて可動な遮光板67を設けている。この遮光板67
を移動させることで、CCD13に到達する光を選択で
き、従って、撮影レンズ8,10の選択が行える。
【0015】図6は、2焦点電子カメラ1の制御回路の
ブロック図である。同制御回路は、カメラ全体を制御す
るためのCPU41や電源42を有し、CPU41は電
源スイッチ5及びレリーズスイッチ6からの操作信号を
受けてカメラ動作を制御し、撮像装置であるCCD13
から撮像信号を受信し、表示装置であるLCD4に撮像
画像を表示し、また、メモリカード等でなる記憶装置4
3に格納する。
【0016】上記各種実施形態による2焦点電子カメラ
1においては、焦点距離が互いに異なる撮影レンズ8,
10から射出される光束のいずれかをビームスプリッタ
61等から構成される偏光手段と偏光可変フィルタを用
いてCCD13に導き、撮影レンズ8,10の選択を行
うことができるので、従来のようなレンズやミラーを駆
動する複雑な可動機構を必要とせず、比較的簡単な構成
で済み、カメラの小型化、コストダウンが図れる。ま
た、撮像部の撮像媒体としては、光電変換素子の他に、
銀塩フィルムであってもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように請求項1又は請求項2の発
明によれば、撮影レンズから射出される光束をビームス
プリッタにより選択して撮像部に導き、もって撮影レン
ズの切り換えを行うことかできるので、複雑な可動機構
を必要とせずに、カメラの小型化、コストダウンが可能
となる。
【0018】また、請求項2乃至請求項5の発明によれ
ば、偏光可変フィルタを用いて撮影レンズの切り換えが
行えるので、従来のレンズやミラーを移動させるものに
比べて簡単な構成で済み、請求項1と同様の効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による2焦点電子カメ
ラの外観図である。
【図2】撮像ブロックの分解斜視図である。
【図3】撮影レンズからCCDに至る光学系の構成を示
す図である。
【図4】他の実施形態による光学系の構成を示す図であ
る。
【図5】さらに他の実施形態による光学系の構成を示す
図である。
【図6】同カメラの制御回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 2焦点電子カメラ 8,10 撮影レンズ 13 CCD(撮像部) 61 偏光ビームスプリッタ(偏光手段) 62 偏光板(偏光可変フィルタ) 63 反射ミラー 64 ハーフミラー 65,66 偏光フィルタ(偏光手段)
フロントページの続き (72)発明者 河野 哲生 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタ株式会社内 (72)発明者 松本 博之 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射光束が異なるとともに、焦点距離の
    異なる複数の撮影レンズ系と、 前記撮影レンズ系から射出される光束が結像する撮像部
    と、 前記撮影レンズ系から射出される複数の光束の中から撮
    像部に導かれる光束を選択する選択手段を備え、 前記選択手段は、ビームスプリッタを含んで構成されて
    いることを特徴とする多焦点カメラ。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、光を偏光する偏光手段
    を含み、前記撮像部に導かれる光束は、該偏光手段によ
    って偏光された光束であることを特徴とする請求項1記
    載の多焦点カメラ。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、撮影レンズに応じてP
    偏光とS偏光に偏光する偏光手段と、P偏光とS偏光の
    選択が可能な偏光可変フィルタとにより構成されたこと
    を特徴とする請求項2記載の多焦点カメラ。
  4. 【請求項4】 前記偏光手段は偏光ビームスプリッタで
    あることを特徴とする請求項2記載の多焦点カメラ。
  5. 【請求項5】 前記偏光手段は撮影レンズの前又は後ろ
    に設けたことを特徴とする請求項2記載の多焦点カメ
    ラ。
JP6701697A 1997-03-19 1997-03-19 多焦点カメラ Withdrawn JPH10260471A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008059120A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 多焦点画像を撮像する方法及び多焦点撮像装置
JP2008059121A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 多焦点撮像装置
JP2012018264A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Olympus Corp 撮像装置および顕微鏡システム
WO2016199468A1 (ja) * 2015-06-09 2016-12-15 日本電気硝子株式会社 撮像装置、撮像方法及び液晶レンズの使用方法

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Effective date: 20040601