JP2801016B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2801016B2
JP2801016B2 JP1022976A JP2297689A JP2801016B2 JP 2801016 B2 JP2801016 B2 JP 2801016B2 JP 1022976 A JP1022976 A JP 1022976A JP 2297689 A JP2297689 A JP 2297689A JP 2801016 B2 JP2801016 B2 JP 2801016B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はカメラに関し、特に、撮影光学系に対して
独立したファインダー光学系を有するとともに該ファイ
ンダー光学系が該撮影光学系に対して連動するズーム光
学系として構成されているカメラに関する。
[従来の技術] 撮影光学系としてズームレンズを搭載したレンズ非交
換型のオートフォーカスカメラが数年前から市販されて
いる。最近、この種のカメラにおいてはズームレンズの
高倍率化と撮影距離の近接化とが図られており、従来の
同種カメラでは2倍程度であったズーム比が最近発売さ
れた同種カメラでは3〜4倍となるとともにレンズの焦
点距離も従来品よりも長くなっており、また、撮影至近
距離も0.6m程度になっている。また、この種のカメラの
中にはレンジファインダーを採用しているものがある
が、撮影光学系のズーム比の増大に伴ってレンジファイ
ンダーのズーム比も高倍率化されている。
[発明が解決しようとする課題] 前記のカメラに搭載されているレンジファインダーで
は一般に、眼の焦点調節能力を考慮して3m程度の距離に
ある被写体に焦点が合うように調整しておけば無限遠か
ら至近距離までの範囲にある被写体をボケずに見ること
ができる。
しかしながら、ファインダー光学系のズーム比が大き
くなって焦点距離が長くなると被写界深度が浅くなるた
め焦点が合って見える範囲は小さくなり、その結果、長
焦点側ではファインダーの焦点を3m程度の距離の被写体
に合うように調整すると、ボケずに見えるのは無限遠か
ら1m程度までの距離にある被写体であり、それよりも近
い距離にある被写体はファインダーを通して見るとボケ
て見えることになる。
一方、撮影レンズの焦点調節範囲が無限遠から0.6m程
度であると1m〜0.6mの距離にある被写体は前記ファイン
ダーを通して見るとボケて見えるが、撮影してみると焦
点の合った写真が撮れることになる。これは、撮影者が
この範囲(0.6〜1m)の被写体にはピントが合わないと
誤信するため、撮影者がファインダーを通して被写体が
ボケなく見える距離まで後退して撮影するとか、或は被
写体がボケずに見えるまでズームレンズの焦点距離を短
くして撮影する、等の行動をとらせることになる。従っ
て、本来はもっと被写体の近くで被写体を大きく撮影で
きるにもかかわらず、ファインダー光学系のズーム比を
大きくした従来のカメラではそれを実現することができ
ないという欠点があった。
本発明の目的は従来のカメラに存する前記の如き欠点
のない新規なカメラを提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本願発明のカメラは、変倍
用レンズと合焦用レンズとを有した焦点距離可変な撮影
光学系と、該変倍用レンズに連動するファインダー変倍
用レンズ及び該合焦用レンズに連動するファインダー合
焦用レンズを有した焦点距離可変なファインダー光学系
と、該撮影光学系の変倍用レンズと該ファインダー変倍
用レンズとを駆動する第1の駆動源と、該撮影光学系の
合焦用レンズと該ファインダー合焦用レンズとを駆動す
る第2の駆動源と、変倍操作を行う変倍用操作部材と、
該操作部材の操作に応じて該第1の駆動源の駆動を制御
する第1の制御手段と、被写体距離に応じた出力信号を
発生する合焦用信号発生手段と、該合焦用信号発生手段
の出力信号に応じた合焦用レンズ移動量もしくは移動位
置を演算するとともにその演算結果に基いて該第2の駆
動源の駆動を制御する第2の制御手段と、を具備してい
ることを特徴とするものである。
[作用] 本発明によるカメラでは、ズーミング中は撮影光学系
の変倍用レンズとファインダー光学系の変倍用レンズと
が連動し、撮影時には測距装置の測距結果に応じて撮影
光学系の合焦用レンズとファインダー光学系の合焦用レ
ンズとが連動するのでファインダーにおける像の見え方
と撮影光学系における像の見え方とが一致し、従って、
カメラ使用者が安心して構図を決めることができ、ま
た、近接撮影において撮影を失敗する恐れがない。
[実 施 例] 以下に図面を参照して本発明によるカメラの実施例に
ついて説明する。
第1図は本発明によるカメラの光学系の概略構造と該
光学系の駆動構造とを示した図である。第1図に示すよ
うに、本発明のカメラでは撮影光学系10が第1群レンズ
11及び第2群レンズ12並びに第3群レンズ13を有した3
群ズームレンズによって構成されている。そして、変倍
用レンズである第2群レンズ12及び第3群レンズ13は第
1のモータM1によって駆動されるようになっており、ま
た、合焦用レンズである第1群レンズ11は第2のモータ
M2によって駆動されるようになっている。
一方、本発明のカメラでは、ファインダー光学系20も
第1群レンズ21及び第2群レンズ22並びに第3群レンズ
23を有した3群ズームレンズで構成されており、合焦用
レンズである第1群レンズ21はモータM2によって駆動さ
れ、変倍用レンズである第2群レンズ22及び第3群レン
ズ23はモータM1によって駆動されるようになっている。
すなわち、本発明のカメラでは、撮影光学系10の変倍用
レンズ12及び13とファインダー光学系20の変倍用レンズ
22及び23とが互いに連動するようになっており、また、
撮影光学系10の合焦用レンズ11とファインダー光学系20
の合焦用レンズ21とが互いに連動するようになってい
る。
第2図は第1図に示した光学系を有する本発明のカメ
ラの電気的構成の一部を示した概略図である。第2図に
おいて、1は演算機能及びシーケンス制御機能並びに記
憶機能を有した制御回路、2はモータM1を駆動するため
の第1のモータ駆動回路、3はモータM2を駆動するため
の第2のモータ駆動回路、4はモータM1の回転量の絶対
値を検出して制御回路1にフィードバックする第1のモ
ータ回転量検出手段、5はモータM2の回転量の絶対値又
は相対値を検出して制御回路1にフィードバックする第
2のモータ回転量検出手段、6は公知の測距装置(合焦
用信号発生手段)、9及び14は撮影者が操作するズーム
スイッチで一方のスイッチが押されている時には望遠側
へ他方のスイッチが押されている時には広角側へズーミ
ングすることになる。
15は不図示のシャッターレリーズボタンの半押しスト
ロークに応じて投入されるレリーズ第1スイッチ、16は
該シャッターレリーズボタンの全押しストロークに応じ
て投入されるレリーズ第2スイッチ、17は該カメラのシ
ャッター及び絞り機構やその他の機構を制御するための
諸機構制御回路、である。
前記構成において、撮影光学系及びファインダー光学
系の変倍動作を制御する第1の制御手段18(すなわち、
モータM1の制御手段)は第2図において一点鎖線で囲ま
れたブロックで表わされ、また、撮影光学系及びファイ
ンダー光学系の合焦動作を制御する第2の制御手段19
(すなわち、モータM2の制御手段)は第2図において二
点鎖線で囲まれたブロックで表わされている。
第3図は第2図に示した制御回路1において実行され
る制御動作のフローチャートである。
以下に第1図乃至第3図を参照して本発明のカメラの
動作について説明する。
カメラ使用者が不図示の電源スイッチをONにすると、
制御回路1の動作が可能となり、制御回路1は第3図の
フローチャートにおいてSTARTの状態となる。カメラ使
用者が撮影を行うに際して被写体に向ってカメラを向
け、構図を決めるためにファインダーを見ながらズーム
スイッチ9又は14を押すと、制御回路1はいずれのスイ
ッチが押されているかを検出し、それに応じてモータ駆
動回路2を介してモータM1を正転又は逆転させることに
より撮影レンズを望遠側又は広角側へズーミングする。
モータM1が駆動されることによって撮影光学系の第2群
レンズ12及び13が光軸に沿って動かされると同時にファ
インダー光学系20の第2群レンズ21及び第3群レンズ23
も光軸に沿って動かされる。この時、モータM1の回転量
の絶対値はモータ回転量検出手段4によって検出され、
該検出手段4から発生した位置信号により制御回路1は
撮影レンズの焦点距離(倍率)を検出でき、この焦点距
離情報をもとに撮影時におけるシャッタ等の制御条件を
変化させる。制御回路1はスイッチ9又は14が押されて
いる間モータM1を駆動し、スイッチ9及び14がはなされ
たことを検出するか回転量検出手段4からの位置信号に
より望遠側終点位置あるいは広角側終点位置のいずれか
を検出した時にモータM1の駆動を停止させる。カメラ使
用者はファインダー中の像が自分の意図しているイメー
ジに合致した時、スイッチ9又は14をはなすので制御回
路1はモータM1を停止させ、これにより、撮影光学系10
の第2群レンズ12及び13とファインダー光学系20の第2
群レンズ21及び第3群レンズ23とが停止される。
次にカメラ使用者が不図示のシャッターレリーズボタ
ンを押すと、該ボタンが先ず第1ストロークだけ押下げ
られて第2図の第1スイッチ15が投入され、これに応じ
て制御回路1は測距装置6に測距動作を行わせるととも
に不図示の測光装置に測光動作を行わせる。そして、測
距装置6から測距結果を取込んで該測距結果に対応する
レンズ移動量を演算し、その演算結果に基いてモータ駆
動回路3を介してモータM2を駆動する。モータM2が駆動
されると、モータM2の回転量は検出手段5によって検出
され制御回路1にフィードバックされ、また、撮影光学
系10の1群レンズ11とファインダー光学系20の1群レン
ズ21とがモータM2によって光軸に沿って動かされること
によって撮影光学系及びファインダー光学系における焦
点調節(ピント合わせ)が同時に行われる。そして、回
転量検出手段5の出力信号が制御回路1において演算さ
れたレンズ移動量と一致した時に制御回路1はモータM2
を停止させ、これにより撮影光学系10とファインダー光
学系20におけるピント合わせが同時に終了する。その
後、制御回路1は前記第1スイッチ15の投入状態を調
べ、該スイッチ15が投入されていなければそれ自身の初
期状態に復帰する。
一方、撮影光学系及びファインダー光学系のピント合
わせが終了した後に第1スイッチ15が投入状態になって
いた場合は、制御回路1は第2スイッチ16の投入状態を
調べ、第2スイッチ16が投入されていなければ合焦完了
後の状態で待機する。その後、カメラ使用者がシャッタ
ーレリーズボタンを更に押込み操作して該第2スイッチ
16が投入されると、制御回路1は諸機構制御回路17を動
作させることによってシャッター機構などを動作させて
露光を行わせ、撮影が終了する。
なお、前記実施例では合焦用レンズの移動量の検出手
段としてモータ回転量検出手段5が使用されているが、
モータM2としてステッピングモータを使用する場合は該
検出手段5は不要である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、撮影およびフ
ァインダーの両光学系の合焦用レンズについて共通の駆
動源で駆動するとともに、両光学系の変倍用レンズにつ
いても共通の駆動源で駆動するので、倍率が高くてもフ
ァインダーにおける像の見え方(ピントの程度)と撮影
光学系における像の見え方とを一致させることができる
上に、このような効果を駆動源の増加をできるだけ抑え
て簡単な構成により達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカメラにおける光学系の構造と光学系
の駆動構造を示した概略図、第2図は本発明のカメラに
おける電気的構成の一部を示した概略図、第3図は第2
図に示した制御回路1で実行される制御動作のフローチ
ャート、である。 1……制御回路 2及び3……モータ駆動回路 4及び5……回転量検出手段 6……測距装置、9及び14……スイッチ 15……レリーズ第1スイッチ 16……レリーズ第2スイッチ 17……諸機構制御回路、18……第1制御手段 19……第2制御手段、10……撮影光学系 11……第1群レンズ、12……第2群レンズ 13……第3群レンズ 20……ファインダー光学系 21……第1群レンズ、22……第2群レンズ 23……第3群レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 7/10 G03B 13/12 G03B 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変倍用レンズと合焦用レンズとを有した焦
    点距離可変な撮影光学系と、該変倍用レンズに連動する
    ファインダー変倍用レンズ及び該合焦用レンズに連動す
    るファインダー合焦用レンズを有した焦点距離可変なフ
    ァインダー光学系と、該撮影光学系の変倍用レンズと該
    ファインダー変倍用レンズとを駆動する第1の駆動源
    と、該撮影光学系の合焦用レンズと該ファインダー合焦
    用レンズとを駆動する第2の駆動源と、変倍操作を行う
    変倍用操作部材と、該操作部材の操作に応じて該第1の
    駆動源の駆動を制御する第1の制御手段と、被写体距離
    に応じた出力信号を発生する合焦用信号発生手段と、該
    合焦用信号発生手段の出力信号に応じた合焦用レンズ移
    動量もしくは移動位置を演算するとともにその演算結果
    に基いて該第2の駆動源の駆動を制御する第2の制御手
    段と、を具備していることを特徴とするカメラ。
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