JPH1025661A - 繊維製品用噴霧仕上げ剤組成物 - Google Patents

繊維製品用噴霧仕上げ剤組成物

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JPH1025661A
JPH1025661A JP18045696A JP18045696A JPH1025661A JP H1025661 A JPH1025661 A JP H1025661A JP 18045696 A JP18045696 A JP 18045696A JP 18045696 A JP18045696 A JP 18045696A JP H1025661 A JPH1025661 A JP H1025661A
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JP
Japan
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water
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textile product
alkyl
group
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JP18045696A
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English (en)
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Koki Nomura
弘毅 野村
Izumi Onuki
和泉 大貫
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に雨などで水に濡れてハリやコシを失った
ウール製のなどの衣類に対し、アイロンがけやスチーム
プレスを必要とせず、吊り下げた衣類に対し組成物を霧
状の状態で付着させた後乾燥させるだけの操作で外的な
力を加えることなく衣類の風合いを回復することができ
る繊維製品用噴霧仕上げ剤組成物を提供すること。 【解決手段】 (a)ヘキシレングリコール、イソプレ
ングリコール及びジプロピレングリコールなどの特定の
水溶性溶剤、(b)繊維浸透性向上基剤 0.01〜3重
量%及び(c)水を含有する繊維製品への噴霧仕上げ剤
水性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイシャツなどの
各種シャツ、スーツ、ズボン、スカートなどの繊維製品
に噴霧することにより、しわを除去し、かつよれよれの
状態を新品同然のシャキットした状態に回復されること
ができる繊維製品用噴霧仕上げ剤組成物及び繊維製品の
仕上げ方法に関するものである。
【従来の技術】素材としてウールを用いた衣類は、雨に
濡れるといった場合などのように水に濡れてしまった場
合に、衣料におけるハリやコシが失われ、特にスーツな
どでは風合いや美観を損ねてしまうことが多い。通常、
このような風合いを回復する手法としては、アイロンが
けやスチームプレスを用いる方法が知られているが、ス
ーツは複雑な形状をしているため一般消費者にとっては
アイロンがけは非常に困難な作業となってしまい、場合
によってはアイロンがけを失敗してかえって美観を損ね
てしまうことがある。またスチームプレスは大がかりな
設備を必要とし、一般消費者が家庭で用いることはでき
ないのが現状である。そのため、一般消費者の多くは家
庭内での風合い回復処理を諦め、商業クリーニングに風
合い回復処理を委ねざるを得ないのが現状である。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特に雨など
で水に濡れてハリやコシを失ったウール製のなどの衣類
に対し、アイロンがけやスチームプレスを必要とせず、
吊り下げた衣類に対し組成物を霧状の状態で付着させた
後乾燥させるだけの操作で外的な力を加えることなく衣
類の風合いを回復することができる繊維製品用噴霧仕上
げ剤組成物を提供することを目的とする。本発明は、
又、外的な力を加えることなく繊維製品の風合いを回復
させる方法をも提供する。
【課題を解決するための手段】本発明は、特定の水溶性
溶剤と繊維浸透性向上基剤と水とを組み合わせ、これら
を衣料に噴霧すると上記課題を効率的に解決することが
できるとの知見に基づいてなされたのである。すなわ
ち、本発明は、(a)下記一般式(1)及び(2)で示
される水溶性溶剤からなる群から選ばれる少なくとも一
種の溶剤、(b)繊維浸透性向上基剤0.01〜3重量%
及び(c)水を含有することを特徴とする繊維製品への
噴霧仕上げ剤水性組成物を提供する。
【0003】
【化2】
【0004】R5-O-(PO)n-H ・・・・ 式(2) (式中、R1は水素、メチル基又はエチル基、R2、R3及び
R4は、それぞれ水素又はメチル基、R5は水素、メチル基
又はエチル基、mは0〜2の整数、nは1〜2の整数、
POはプロピレンオキシドを示す。) 本発明は、又、繊維製品に上記仕上げ剤水性組成物を噴
霧して付着させ、次いで吊り下げた状態で乾燥させるこ
とにより、外的な力を加えることなく繊維製品の風合い
を回復させることを特徴とする繊維製品の仕上げ方法を
提供する。
【発明の実施の形態】本発明で用いる一般式(1)で示
される水溶性溶剤として、具体的には、ヘキシレングリ
コール(2−メチル−2,4−ペンタンジオール)、イ
ソプレングリコール(3−メチル−1,3−ブタンジオ
ール)、1,2−ブチレングリコール、2,3−ブチレ
ングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−
ブチレングリコール、1,3−プロピレングリコール、
1,2−プロピレングリコールなどの一種又は二種以上
の混合物があげられる。
【0005】一般式(2)で示される水溶性溶剤とし
て、具体的には、プロピレングリコールモノエチルエー
テル、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ルモノメチルエーテルなどの一種又は二種以上の混合物
があげられる。上記水溶性溶剤のうち、特にヘキシレン
グリコール、イソプレングリコール及びジプロピレング
リコールが好ましい。本発明では、一般式(1)で示さ
れる水溶性溶剤と一般式(2)で示される水溶性溶剤を
混合して使用することもできる。(a)成分の水溶性溶
剤の好ましい量としては、繊維製品用噴霧仕上げ剤組成
物中、1重量%(以下、%と略称する)〜30%であ
り、更に好ましくは1%〜25%、特に好ましくは2%
〜20%である。本発明の仕上げ剤組成物に用いられる
(b)成分の繊維浸透性向上基剤としては、(a)成分
の水溶性溶剤と(c)成分の水との混合物を繊維に浸透
させる働きを示すものならば、特に限定されるものでは
なく、次の(i) 〜 (vi) の界面活性剤などが挙げられ
る。
【0006】(i) 炭素数8〜18の1級または2級アル
コールにエチレンオキサイド(EO)及び/又はプロピ
レンオキサイド(PO)を平均6〜18モル付加したポ
リオキシアルキレンアルキルまたはアルケニルエーテ
ル、平均炭素数6〜12のアルキル基を有しエチレンオ
キサイドを平均6〜20モル付加したポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル、炭素数8〜18のアルキ
ル基またはアルケニル基を有する脂肪酸にエチレンオキ
サイド(EO)及び/又はプロピレンオキサイド(P
O)を平均6〜18モル付加したポリオキシアルキレン
脂肪酸エステル、炭素数10〜20のアルキル基または
アルケニル基を有するアルキルまたはアルケニルアミン
オキサイド、炭素数10〜20のアルキル基またはアル
ケニル基を有するアルキルまたはアルケニルジエタノー
ルアマイド、炭素数10〜20のアルキル基またはアル
ケニル基を有するアルキルアミンまたはアルキルジメチ
ルアミンまたはアルケニルアミンまたはアルケニルジメ
チルアミン、炭素数10〜20のアルキル基またはアル
ケニル基を有するアルキルアミンまたはアルケニルアミ
ンにエチレンオキサイド(EO)及び/又はプロピレン
オキサイド(PO)を平均2〜40モル付加したポリオ
キシアルキレンアルキルまたはアルケニルアミン、炭素
数8〜18のアルキル基またはアルケニル基を有する脂
肪酸が1モルから3モルエステル結合したソルビタン脂
肪酸エステルにエチレンオキサイド(EO)及び/又は
プロピレンオキサイド(PO)を平均6〜30モル付加
したポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、
炭素数8〜18のアルキル基またはアルケニル基を有す
る脂肪酸が1モルから3モルエステル結合したソルビッ
ト脂肪酸エステルにエチレンオキサイド(EO)及び/
又はプロピレンオキサイド(PO)を平均6〜80モル
付加したポリオキシアルキレンソルビット脂肪酸エステ
ル、炭素数8〜18のアルキル基またはアルケニル基を
有する脂肪酸が1モルから3モルエステル結合したグリ
セリン脂肪酸エステルにエチレンオキサイド(EO)及
び/又はプロピレンオキサイド(PO)を平均6〜30
モル付加したポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エ
ステル、エチレンオキサイド(EO)及び/又はプロピ
レンオキサイド(PO)を平均6〜80モル付加したポ
リオキシアルキレンヒマシ油又は硬化ヒマシ油、プロピ
レンオキサイドとプロピレングリコールとの縮合物にエ
チレンオキサイドを付加したもの(プルロニック型界面
活性剤)、プロピレンオキサイドとエチレンジアミンと
の縮合物にエチレンオキサイドを付加したもの(テトロ
ニック型界面活性剤)等の非イオン界面活性剤。
【0007】(ii)炭素数8〜16のアルキル基を有する
直鎖または分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、炭素
数10〜20のアルキル硫酸塩もしくはアルケニル硫酸
塩、炭素数10〜20のオレフィンスルホン酸塩、炭素
数10〜20のアルカンスルホン酸塩、炭素数10〜2
0の直鎖または分岐鎖のアルキル基もしくはアルケニル
基を有し平均0.5〜8モルのエチレンオキサイドある
いはプロピレンオキサイドあるいはブチレンオキサイド
あるいはエチレンオキサイド/プロピレンオキサイド=
0.1/9.9〜9.9/0.1の比で付加したアルキルエーテ
ル硫酸塩またはアルケニルエーテル硫酸塩、炭素数10
〜20の直鎖または分岐鎖のアルキル基もしくはアルケ
ニル基を有し平均0.5〜8モルのエチレンオキサイドあ
るいはプロピレンオキサイドあるいはブチレンオキサイ
ドあるいはエチレンオキサイド/プロピレンオキサイド
=0.1/9.9〜9.9/0.1の比で付加したアルキルエー
テルカルボン酸塩またはアルケニルエーテルカルボン酸
塩、炭素数10〜20のアルキルグリセリルエーテルス
ルホン酸のようなアルキル多価アルコールエーテル硫酸
塩、炭素数10〜20の高級脂肪酸塩等の陰イオン界面
活性剤。
【0008】(iii) 炭素数10〜20のアルキル基もし
くはアルケニル基を有するモノアルキルまたはモノアル
ケニルトリメチルアンモニウム塩、炭素数8〜16のア
ルキル基もしくはアルケニル基を有する塩化ベンザルコ
ニウム等の陽イオン界面活性剤。 (iv)炭素数10〜20のアルキル基もしくはアルケニル
基を有するジメチルアミノ酢酸ベタイン、炭素数10〜
20のアルキル基もしくはアルケニル基を有するイミダ
ゾリニウムベタイン、炭素数8〜18のアルキル基もし
くはアルケニル基を有する脂肪酸アミドプロピルジメチ
ルアミノ酢酸ベタイン、炭素数8〜18のアルキル基も
しくはアルケニル基を有するN−アシルアミノ酸または
その塩、炭素数8〜18のアルキル基もしくはアルケニ
ル基を有するN−アシルメチルタウリン酸塩等の両性界
面活性剤。
【0009】(v) アルキル基またはアルケニル基中の水
素の一部をフッ素で置換したフッ素系界面活性剤。 (vi) ジメチルシリコーンオイルにポリオキシエチレン
基及び/又はポリオキシプロピレン基を付加させたポリ
エーテル変性シリコーン。これら繊維浸透性向上基剤の
うち、非イオン界面活性剤及びポリエーテル変性シリコ
ーンが好ましく、これら繊維浸透性向上基剤は単独で用
いても良く、2種以上を混合して用いても良い。本発明
の仕上げ剤組成物において(b)成分の繊維浸透性向上
基剤の量は0.01%〜3%であり、好ましくは0.02%
〜2%、さらに好ましくは0.03%〜2%である。
(b)成分の繊維浸透性向上基剤の量が0.01%に満た
ない場合には、特に厚手の衣料の場合にハリやコシの回
復効果が十分でなく、3%を越えるとベタ付き等の原因
になるので好ましくない。
【0010】本発明の仕上げ剤組成物は(a)成分の水
溶性溶剤と(b)成分の繊維浸透性向上剤を(c)成分
の水に溶解したものを霧状の状態にし、吊り下げた状態
の衣類に対し付着させた後、吊り下げた状態で乾燥させ
ることにより、外的な力を加えることなく衣類の風合い
を回復させることが可能となる。本発明の仕上げ剤組成
物を霧状の状態にする方法としては特に限定するもので
はないが、エアゾール又はトリガー式スプレイヤー又は
ポンプ式ディスペンサーを用いても良く、又は市販の霧
吹きに本発明の繊維製品用噴霧仕上げ剤を入れ霧状にし
て用いることも可能である。さらに、本発明の繊維製品
用噴霧仕上げ剤組成物を圧搾空気を利用したペイント用
のエアガンを用いて霧状にしても良く、超音波加湿器の
原理を応用して霧状にしても良い。本発明の繊維製品用
噴霧仕上げ剤組成物をエアゾールにて霧状の状態にする
場合、噴射剤としては特に限定するものではないが、好
ましくはジメチルエーテル、液化炭化水素ガス、炭酸ガ
ス、圧縮窒素ガスを用いることができる。本発明の仕上
げ剤組成物100重量部あたり、0.3〜50重量部の噴
射剤とともに、噴射容器に充填して使用するのがよい。
【0011】本発明の繊維製品用噴霧仕上げ剤組成物を
霧状の状態にし、吊り下げた状態の衣類に対し付着させ
る時、衣類を吊り下げる方法としては特に限定するもの
ではないが、例えば衣類用ハンガーを用いても良く、ク
リップや洗濯バサミを用いて吊り下げても良い。また、
簡易的には片手で衣類を吊り下げた状態で本発明の繊維
製品用噴霧仕上げ剤組成物を付着させることも可能であ
る。室温で吊るして置くことにより、30分〜10時間
程度経過すると、衣類の風合いを回復することができ
る。本発明の繊維製品用噴霧仕上げ剤組成物を霧状の状
態にし、吊り下げた状態の衣類に対し付着させた後、乾
燥させる方法としては、特に限定はないが室内での自然
乾燥や、扇風機等で風を送り乾燥させても良く、また、
浴室乾燥機を利用しても良い。本発明の繊維製品用噴霧
仕上げ剤組成物には必要に応じ、シリコーンオイル、ア
ミノ変性シリコーン等のシリコーン系風合い改良剤、抗
菌剤、殺菌剤、香料や植物抽出物等の消臭剤などを含有
させることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明の繊維製品用噴霧仕上げ剤組成物
は、特に雨などで水に濡れてハリやコシを失ったウール
製の衣類に対し、アイロンがけやスチームプレスを必要
とせず、吊り下げた衣類に対し組成物を霧状の状態で付
着させた後乾燥させるだけの操作で外的な力を加えるこ
となく衣類の風合いを回復することが可能となり、商業
クリーニングに出す手間を省くことが可能となる。本発
明の繊維製品用噴霧仕上げ剤組成物によれば、衣料のし
わも簡易に除去することができる。次に、実施例によっ
て本発明をさらに詳細に説明するが本発明は以下の実施
例に限定されるものではない。
【0013】
【実施例】
実施例1 表−1に示す組成の繊維製品用噴霧仕上げ剤組成物を調
製して(表中の各成分の量は重量%である。以下同
じ)、ウールトロピカル地の風合い(ハリ)回復の度合
いを評価した。表中に記載したDobanol 25
(EO)9 Hは、Dobanol 25にエチレンオキ
シドを平均で9モル付加させたポリオキシエチレンアル
キルエーテルである。ここで、Dobanol 25
は、炭素数12〜15を主成分とし、α−メチル分岐を
含有する合成高級アルコール(直鎖率80%)(三菱化
学(株)製)である。又、CDEは、ヤシ脂肪酸ジエタ
ノールアマイドである。尚、衣類の風合い回復性の評価
は、以下の方法により行った。
【0014】〔衣類の風合い回復性評価試験〕 1)試験布 試験布としては市販のウール(サージ)及びウール(ト
ロピカル)を20cm×20cmのサイズに裁断したも
のを用いた。 2)雨濡れモデル布 上記試験布に対し、ポンプ式ディスペンサーを用いて水
を40g/m2 の割合で噴霧する。これを室内にて一晩
乾燥したものを雨濡れモデル布とする。 3)ハリ・コシの風合い値算出法 ハリ・コシの風合い値は、KES−FB計測システム
(カトーテック株式会社製)を用い、試験布の曲げ特性
値、揃断特性値を測定した後、川端・丹羽の線形式(力
学量−風合い値変換式:KN−101−WINTER−
KOSHI及びKN−101−SUMMER−HAR
I)に曲げ特性値、揃断特性値を代入し算出する。
【0015】4)評価試験 2)の方法で作成した雨濡れモデル布をクリップを用い
て衣類用ハンガー(針金製)に吊し、予めトリガー式ス
プレイヤー容器に充填しておいた繊維製品用噴霧仕上げ
剤組成物を40g/m2 の割合で噴霧する。このままの
状態で20℃の恒温室にて一晩自然乾燥させた布を3)
の方法で各特性値を測定し、風合い値を算出する 5)判定基準 各種繊維製品用噴霧仕上げ剤組成物サンプルによる風合
い回復性を以下の基準に基づき判定した。 ○:未処理試験布(水で濡れる前)並み、またはそれ以
上に回復(未処理試験布より高い風合い値を示す) ×:未処理試験布(水で濡れる前)のレベルまで回復し
ない(未処理試験布より低い風合い値を示す) 結果をまとめて表−1に示す。
【0016】
【表1】 表−1 1 2 3 4 5* 6* 1,4-ブチレングリコール 10 − − − − − ヘキシレングリコール − 10 − − − − イソプレングリコール − − 10 20 − − エタノール − − − − 15 − Dobanol 25(EO)9H 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 CDE − 0.3 − − − − 香料 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 水 バランス 風合い回復効果(ハリ) ○ ○ ○ ○ × ×
【0017】表中、5* と6* は比較例である。又風合
い回復効果(ハリ)はウール(トロピカル)についての
結果である。 実施例2 表−2に示した組成の繊維製品用噴霧仕上げ剤組成物を
調製して、ウールサージ地の風合い(コシ)回復効果を
実施例1と同様にして評価した。結果も表−2に示す。
表中に記載したDobanol 25(EO)12Hは、
Dobanol 25にエチレンオキシドを平均で12
モル付加させたポリオキシエチレンアルキルエーテルで
あり、ここでDobanol 25は、炭素数12〜1
5を主成分とし、α−メチル分岐を含有する合成高級ア
ルコール(直鎖率80%)(三菱化学(株)製)であ
る。又、硬化ヒマシ油(EO)40は、硬化ヒマシ油にエ
チレンオキシドを平均で40モル付加させたポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油であり、シリコーンSH3771
は、ポリエーテル変性シリコーン(東レ・ダウコーニン
グ・シリコーン社製)である。
【0018】
【表2】 表−2 本発明品 7 8 9 10 11 12 13 1,3-ブチレングリコール 10 − − − − − − 1,2-ブチレングリコール − 12 − − − − − ヘキシレングリコール − − 15 − − − 5 1,4-ブチレングリコール − − − 3 − − − 2,3-ブチレングリコール − − − − 15 − − イソプレングリコール − 5 5 − − − − ジプロピレングリコール − − − − − 10 − ジプロピレングリコール − − − − − 5 − モノメチルエーテル Dobanol 25(EO)12H 0.1 0.1 − 0.2 − − 0.1 硬化ヒマシ油(EO)40 − − 0.5 − − 0.1 − シリコーンSH3771 − 0.3 − − 1.0 1.5 − 香料 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 水 バランス 風合い回復効果(コシ) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 表中、風合い回復効果(ハリ)はウール(サージ)につ
いての結果である。
【0019】
【表3】 表−2(続き) 14* 15* 16* 17* ジプロピレングリコール 5 − − − モノメチルエーテル エタノール − 15 − − イソプロパノール − − 15 − Dobanol 25(EO)12H − 0.1 0.1 0.1 香料 0.01 0.01 0.01 0.01 水 バランス 風合い回復効果(コシ) × × × × 表中、14 *〜17* は比較例である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)下記一般式(1)及び(2)で示
    される水溶性溶剤からなる群から選ばれる少なくとも一
    種の溶剤、(b)繊維浸透性向上基剤 0.01〜3重量
    %及び(c)水を含有することを特徴とする繊維製品へ
    の噴霧仕上げ剤水性組成物。 【化1】 R5-O-(PO)n-H ・・・・ 式(2) (式中、R1は水素、メチル基又はエチル基、R2、R3及び
    R4は、それぞれ水素又はメチル基、R5は水素、メチル基
    又はエチル基、mは0〜2の整数、nは1〜2の整数、
    POはプロピレンオキシドを示す。)
  2. 【請求項2】 繊維製品に請求項1の仕上げ剤水性組成
    物を噴霧して付着させ、次いで吊り下げた状態で乾燥さ
    せることにより、外的な力を加えることなく繊維製品の
    風合いを回復させることを特徴とする繊維製品の仕上げ
    方法。
JP18045696A 1996-07-10 1996-07-10 繊維製品用噴霧仕上げ剤組成物 Pending JPH1025661A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008525295A (ja) * 2004-12-23 2008-07-17 メシエ−ブガッティ セラミック粒子を組み込まれている炭素/炭素型の複合材料からなる部品製造用の繊維プリフォームの製造法およびそれによって得られる製品

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US8282756B2 (en) 2004-12-23 2012-10-09 Messier-Bugatti Method of making a fiber preform for manufacturing parts of a composite material of the carbon/carbon type incorporating ceramic particles, and products obtained thereby

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