JP2002049243A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002049243A
JP2002049243A JP2000233112A JP2000233112A JP2002049243A JP 2002049243 A JP2002049243 A JP 2002049243A JP 2000233112 A JP2000233112 A JP 2000233112A JP 2000233112 A JP2000233112 A JP 2000233112A JP 2002049243 A JP2002049243 A JP 2002049243A
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JP
Japan
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toner
developing
image carrier
forming apparatus
image forming
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JP2000233112A
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English (en)
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Youjirou Satou
謡次郎 佐藤
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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  • Cleaning In Electrography (AREA)
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一成分現像法を用いた画像形成装置において、
長期にわたって現像器を使用したときに発生する濃度低
下に対して現像器を交換せずに回避すると同時に、像担
持体表面の付着物を除去する。 【解決手段】新たなトナーコンテナ31から現像器10
へのトナー充填前に、現像器10内に残っているトナー
を感光体9に現像してクリーニングブレード13で回収
させる制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ、複写機、
ファクシミリ等の画像形成装置に関するものであり、特
に、脱着可能なトナーカートリッジを有する画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一成分現像方式は、磁性ジャンピング現
像方式に代表されるように、現在では最も一般的な現像
方式として知られている。この方法は二成分現像法と異
なり、トナーのみを攪拌しブレード間隙でトナーに帯電
を付与させるため、キャリアや現像剤の濃度制御が不必
要で比較的安価であることが特色である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この現
像方式ではトナーの特性に大きく依存しているため、ト
ナーの帯電量や粒径によって優先的に現像してしまうい
わゆる選択現像が発生する。この選択現像が発生する
と、現像器内のトナーの帯電量分布や粒径分布が変化し
てしまい、長期にわたって使用していると、濃度低下や
トナー補給時のカブリを引き起こしてしまうという問題
があった。
【0004】一方、ドラムについても長期にわたって使
用していると、紙粉、トナー、帯電生成物等でドラム表
面が汚染され、画像ボケやその他の画像上の不具合を発
生させることがあるという問題があった。
【0005】これらの問題を回避する方法として、現像
器とドラムをある時期で交換するカートリッジ方式があ
るが、この方式は使用可能な部材を廃棄して新たに購入
する必要があることから、費用の面で望ましい方法とは
言えない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題に鑑み
てなされたものであり、使用可能な部材を廃棄すること
なく、現像器内の物性の変化したトナーのみを入れ替え
ることによって、現像器を長期にわたって使用した際に
発生する濃度低下や、トナー補給時のカブリを回避する
と共に、さらには像担持体表面を研磨して異物を除去も
できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】具体的には、像担持体と、該像担持体にト
ナーを現像する一成分の現像手段と、前記像担持体に形
成された現像像を転写する転写手段と、前記像担持体に
残留するトナーを回収するクリーニング手段と、を有す
る画像形成装置において、前記現像手段は、トナーを収
容し前記像担持体にトナーを現像する現像器と、トナー
を前記現像器に充填可能で前記現像器から脱着可能なト
ナーコンテナと、前記現像器内のトナー交換を検知する
検知手段または前記現像器内のトナーを交換することを
入力する入力手段と、を設け、前記検知手段での検知ま
たは前記入力手段での入力があった場合に、前記現像器
内に残っているトナーを前記像担持体に現像して前記ク
リーニング手段で回収させる排出モードを実行するよう
に制御する画像形成装置としたものである。
【0008】さらには、前記排出モードは、前記トナー
コンテナを交換する際に行う画像形成装置としたもので
ある。
【0009】また、前記トナーは研磨剤を含有し、前記
クリーニング手段は前記像担持体に当接させて研磨を行
う研磨ロールを備え、前記排出モード時に前記像担持体
の研磨を行った後にトナーを回収する画像形成装置とし
たものである。
【0010】また、前記排出モードの実行後、前記トナ
ーコンテナから前記現像器へトナーを充填すると同時
に、前記像担持体の研磨を再度行う充填・再研磨モード
を実行するように制御する記載の画像形成装置としたも
のである。
【0011】また、前記転写手段を転写ローラとし、前
記再研磨は前記像担持体と転写手段との間に転写材を挟
んだ状態で前記像担持体を回転させることにより、前記
トナーの研磨剤と転写材により前記像担持体の表面を研
磨する画像形成装置としたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を例示的に詳しく説明する。但しこの実施の形
態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その
相対配置などは特に特定的な記載がない限りは、この発
明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明
例に過ぎない。
【0013】図1は、本発明が適用される画像形成装置
の一実施例を示し、画像形成装置1には、図上時計回り
に回転するa−Si感光体ドラム9の周囲に、回転方向
に沿って、現像器10、転写ローラ19、クリーニング
用の研磨ローラ11、クリーニングブレード13、及び
帯電ユニット8が配設されている。
【0014】現像器10には、現像ローラ32が配設さ
れ、現像ローラ32の表面は感光体9の表面と所定間隔
離間している。そして、現像器10はトナーコンテナ3
1から適宜所定量のトナーが供給可能に構成されてい
る。また、トナーコンテナ31に上方には上部扉7が基
部7aを中心として矢印方向に開閉可能に配置され、ト
ナーコンテナ31を脱着可能に構成している。
【0015】感光体9の上部には感光体9の表面に画像
のドットを形成する光学伝送機構5が設けられ、光学伝
送機構5は図示しないレーザ光源からのレーザ光を反射
するポリゴンミラー2、レーザ光を反射ミラー4を介し
て帯電ユニット8と現像ローラ32との間の感光体表面
に画像ドットを結像する光学系3を有して構成されてい
る。
【0016】画像形成装置1の下部には、後述する装置
を制御する制御回路71が収納される基部54が設けら
れ、基部54の上側には記録紙コンテナ55が外部から
着脱可能に配置され、記録紙コンテナ55には転写前記
録紙収納庫14が設けられ、押圧バネ52上に載置され
た記録紙は搬送ローラ53及び15により通路16およ
び17を通って補助ローラ30に対面して設けられてい
るレジストローラ18まで搬送可能に構成されている。
【0017】画像形成装置1の右側には前方扉50が、
仮想線で示す50′のように開閉可能に配置され、前方
扉50が50′のごとく開成すると、その前方扉50′
に載置される記録紙は搬送ローラ51により通路17に
搬送可能に構成されている。
【0018】画像形成装置1の左方には、定着ローラ2
3及び24によって定着部が構成され、感光体9と転写
ローラ19間を通過した記録紙は定着ローラ23、24
により定着され、定着後の記録紙は搬送ローラ25、2
6により通路27を通って、ローラ28、29により転
写済記録紙集積庫6に集積されるように構成されてい
る。
【0019】また、画像記録装置1の上部には各種情報
を表示する表示部47、インストールスイッチ48及び
電源スイッチ49が設けられている。
【0020】このように構成された画像記録装置1は、
電源スイッチ49を閉成すると、図示しないメインモー
タが駆動を開始し、図示しないスタートスイッチにより
感光体9が時計方向に回転し、光学伝送機構5が感光体
9の表面に画像を形成し、画像は現像器10の現像ロー
ラ32により現像され、この現像された画像は転写ロー
ラ19により記録紙に転写され、定着ローラ23、24
により定着され、ローラ25,27,28,29により
集積庫6に搬送されて集積される。
【0021】次に、本画像形成装置1の各要部を説明す
る。図2は、現像器とトナーコンテナとの構成を示す断
面図、図3は現像器内部を示す斜視図、図4は図2のA
−A断面図である。これらの図において、現像器10
は、磁性一成分トナーが収納される収納室10b,10
c、及び、回転可能な非磁性体の現像スリーブ32a
と、その内部に固定された複数の磁極を有する磁石32
bとで構成された現像ローラ32が配設される現像ロー
ラ室10eを有して構成されるとともに、前記現像ロー
ラの表面は前記感光体9の表面と所定間隔離間してい
る。
【0022】現像器10の中央部分には長手方向に沿っ
て前記収納室10b,10cを隔離する壁10aが植設
され、一方の壁面10gの中央部分には圧電センサ39
が、その押圧面39aが壁面10gより若干内側に突設
した配置されている。圧電センサ39は、後述する制御
回路71の制御の基に所定の周期で所定電圧が印加し、
前記周期で押圧面39aは前記壁面10gと交差する方
向に振動するとともに、現像器内にトナーが充満するこ
とにより前記振動が停止し、圧電センサの振動により正
及び負の電圧が制御回路に入力され、振動を停止するこ
とにより正の電圧が制御回路に入力するように構成され
ている。
【0023】収納室10b,及び10cの中央部には、
第1スパイラル軸41及び第2スパイラル軸42が、両
者ともに、スパイラルラップをトナーが壁面10gに向
かって押圧移動するように設けられ、スパイラル軸はそ
れぞれ軸受け41a,41a及び42a,42aを介し
て壁面10g,およびその反対壁面10h間に保持され
時計方向回転可能に配設されている。これらのスパイラ
ル軸はそれぞれ現像器10の外壁面に設けたギヤ45、
46を介してメインモータ65(図6)に連結してい
る。
【0024】スパイラル軸の軸受け41a,41a及び
42a,42aには、それぞれ攪拌棒43、44が、互
いに180°偏位した位置を回転通過するように装架さ
れている。そして、攪拌棒43、44の攪拌軌跡は壁1
0aの上面端部10iより高い位置を取るので、攪拌棒
43によって収納室10bのトナーは攪拌棒43によっ
て隣の収納室10cへ容易に移動することも可能であ
り、また、攪拌棒43によって隣の収納室10cへトナ
ーを移動しているときは、収納室10c内の攪拌棒44
は180°偏位した位置にあるので、両攪拌棒がトナー
を押し合うことはなく、収納室10bから10cへのト
ナーの移行に支障はない。
【0025】なお、両攪拌棒の偏位角度は180°に限
定されるものではなく、収納室10bから10cへのト
ナーの移行に支障がない限りどの角度でもよいことは勿
論のことである。また、攪拌帽44を用いない構成とし
てもよい。
【0026】また、収納室10cの左手側に設けられた
収納室10eには現像ローラ32が配設され、この現像
ローラ32は、外部に矢印方向に回動可能に現像スリー
ブ32aと、現像スリーブ32a内に感光体9側にN
極、該N極をS極で挟んだ磁石が固定配置され、現像ス
リーブ32aの表面から所定間隔離間してサイドシール
10dが設けられ、サイドシール10dの端部にトナー
を現像スリーブ側に供給する開口部10jを有してS極
56が対峙し、S極56の左側には現像スリーブ32表
面にトナー層を規制する規制ブレード40が配設されて
いる。
【0027】また、現像スリーブ32aはトナーコンテ
ナ31を現像器10に装着すると、メインモータと連結
して矢印方向に回転可能に構成されている。そして、現
像ローラ32の表面とは所定間隔離間して感光体9の表
面が位置するように感光体9が配置され、現像器10で
攪拌され現像スリーブ32aに層規制されたトナーは現
像ローラ32内のN極により磁気穂が形成され、感光体
9表面の像を現像する。
【0028】また、現像器10の上面にはアパーチャ1
0fが開口し、トナーコンテナ31を現像器10に装着
したときにトナー放出口38aを有した開閉扉38が図
示しない機構に連動して移動し、前記アパーチャ10f
に対面して、トナー放出口38aが開成するように構成
されている。
【0029】トナーコンテナ31には、アパーチャ38
aを通ってトナーを供給する供給ローラ33が配設さ
れ、また、内部のトナーを攪拌するために軌跡34、3
5を描いて回転する攪拌羽根36、37が設けられ、こ
れらの供給ローラ33、攪拌羽根36及び37は、トナ
ーコンテナ31を現像器10に装着するとトナー供給モ
ータ67(図6)に接続可能に構成されている。
【0030】次に、このように構成された現像器10及
びトナーコンテナ31の動作を説明する。図5はトナー
コンテナ31を交換する説明図である。同図において、
上部扉7を開成し、図面にしめすように起立させ、実線
で示すトナーコンテナ31の状態から仮想線31′で示
す状態にトナーコンテナ31を画像形成装置1から取り
出し、新しいトナーコンテナを挿入することでトナーコ
ンテナの交換を行うことができる。
【0031】図2に示すように、トナーコンテナ31を
現像器10に装着すると、開閉扉38は開成し、開口部
38aと現像器10のアパーチャ10fが一致し、供給
ローラ33の回転によりトナーが現像器10収納室10
b内に落下する。圧電センサ39は制御回路から所定周
期の正負の信号を受けて、押圧面39aは振動している
が、図4に示す側壁10g,10h間にトナーが貯ま
り、圧電センサ39の押圧面39aをトナーが押圧する
ほどに集積すると、圧電センサ39は一方に押圧された
ままとなる。
【0032】この信号により現像器内にトナーが適正量
集積されたことを知ることができる。一方、スパイラル
軸41、及び42によりトナーは攪拌され、帯電され順
次収納室10cへ送られる。そして、現像ローラ32に
よりトナーは感光体9に飛翔し、感光体9表面を現像す
る。
【0033】また、図4において、現像ローラ32の全
長L1は現像器10の側壁10gー10h間の距離より
若干短く形成されているが、規制ブレード40は両側壁
間に架設され、現像ローラ端面と側壁面間にトナーの飛
散を極力防止している。また、現像器10の壁部10a
は中央部に立設しているが、壁部10aの全長L2は現
像器の側壁側を欠如して、現像ローラ32の全長L1よ
り短く形成されているので、第1スパイラル軸41及び
第2スパイラル軸42によって流れるトナー流57、5
7用の通路を形成する。
【0034】また、トナーの収納室10b側に設けた開
口部38aの全長L3は図4に示すように壁部10aの
全長L2より短く形成されているので、開口部28aか
ら落下したトナーが攪拌棒43によって直接収納室1c
内に運ばれることがなく、トナーは矢印58の方向にス
パイラル軸41によって移動し、スパイラル軸近傍の矢
印58によるトナー流の外側をトナー流59、57とし
て循環する。
【0035】また、収納室10c内においては、トナー
流57として侵入、もしくは若干の量は攪拌棒43によ
り壁部10aを上部から飛び越して、トナーは収納室1
0c内をトナー流58、57、もしくは58、59とし
て現像器内を循環する。
【0036】上述したように、現像器10内は、現像ロ
ーラの全長L1、壁部10aの全長L2、トナー受け入
れ口の全長L3として、L1>L2>L3の関係に形成
しているので、トナーコンテナ31からトナーを受け入
れにおいてトナーが飛散して攪拌不十分のために帯電不
足で現像ローラ側に供給されることがない。
【0037】次に、本トナー補給装置を制御する制御回
路を説明する。図6に示すように、制御回路71は画像
形成装置1の基部54内に載置されている。制御回路7
1は、内部にCPU(中央演算素子)、計数回路等を備
え、入力端には、画像形成装置1に電力を供給する電源
スイッチ49、使用者が初めて装置にトナーを供給する
ことを示すインストールスイッチ48、記録紙の印字枚
数計数手段62、圧電センサ39の状態等の情報を入力
可能に構成されるとともに、制御プログラムを記憶した
ROM63、測定値、演算置を記憶するRAM64が接
続されている。
【0038】また、出力端子には、画像形成装置1の動
力を供給するメインモータ65、メインモータ65に連
結して感光体9を回転駆動する電磁クラッチ66、トナ
ーコンテナ31のトナー補給モータ67、トナー供給モ
ータ67の作動時間を制御する作動時間制御手段68、
トナー供給モータ67の回転速度を可変制御可能なモー
タ速度制御手段70、トナーの補給状態によりトナー供
給モータの作動時間内であってもモータを停止するトナ
ー補給停止手段69、感光体9の表面に画像情報を伝送
して結像する光学伝送機構5、諸情報を表示する表示部
47、及び圧電センサで構成されている圧電センサ(ト
ナーセンサ)39が接続されている。
【0039】次に、本発明の特徴となる構成について説
明する。トナーは、研磨剤となる酸化チタンを外添処理
したものを使用しており、未転写トナーが研磨ローラ1
1と感光体9との間に介在して感光体9の表面を摺擦す
るようにしている。これにより、感光体9上の塵等を除
去することができ、特にa−Si感光体ドラムを用いた
場合には像流れの原因となる帯電生成物を除去すること
ができるようになる。トナーは研磨ローラ1を通過した
後、クリーニングブレード13により掻き取られ、廃棄
ボトル(不図示)に残留トナーとして回収されるように
している。
【0040】また、現像器10にはトナーコンテナ31
が交換されたことを検知する検知手段(不図示)を設け
たり、トナーコンテナ31を交換したこを知らせるため
にユーザが入力する入力手段としてインストールスイッ
チ48を作用させたりしている。なお、本実施例では、
検知手段や入力手段としてトナーコンテナ31が交換さ
れたことを検知または入力する手段について説明してい
る。このような検知手段または入力手段により、トナー
コンテナ31の交換毎に現像器10内にある交換前のト
ナーコンテナ31から充填されたトナーを排出すること
ができるようになる。但し、他の実施例として適宜タイ
ミングで行う現像器10内のトナー交換を検知する検知
手段、あるいは現像器10内のトナーを交換することを
入力できる入力手段を設けるようにしてもよい。
【0041】また、制御回路71では、トナーコンテナ
31の交換があり、トナーコンテナ31から現像器10
へトナーを充填する前に、現像器10内に残っているト
ナーを感光体9に現像して、研磨ローラ11で研磨を行
った後にクリーニングブレード13で回収させるように
制御可能にしている。
【0042】また、制御回路71では、交換したトナー
コンテナ31から現像器10にトナーを充填すると同時
に、転写材をレジストローラ18で挟んで感光体9と転
写ローラ19との間でも挟まれるような状態とし、感光
体9を回転させるように制御可能にしている。
【0043】このような構成により、図7に示すよう
に、新しいトナーコンテナ31と空の廃棄ボトルを装着
する準備段階、感光体9を回転しながら現像バイアスを
印可し現像器10内のトナーを感光体9に現像しながら
排出すると共に研磨ローラ11で感光体9表面を研磨し
た後に廃棄ボトルに回収する排出・研磨段階、新しいト
ナーをトナーコンテナ31から現像器10内へ充填する
と同時に、転写前記録紙収納庫14(給紙カセット)に
用紙があった場合、用紙を感光体9と転写ローラ19と
の間に挟んで更にドラム表面を研磨する充填・再研磨段
階の三段階を経た後に、通常の印字処理を行えるように
することができる。なお、充填・再研磨段階での用紙搬
送は、前方扉50から行われるようにしてもよい。
【0044】以下、3段階の経る動作について説明す
る。まず、図8に示すように、トナーコンテナ31の交
換を行う際に、例えばインストールスイッチ48により
入れ替えモードを選択すると、“ADD NEWTON
ER”を表示する(ステップ1)。そして、新しいトナ
ーであるか否かを判定する(ステップ2)。
【0045】次に、トナーコンテナ31が装着されたの
を確認し、“REPLACE WASTE TONER
BOTTLE”を表示し(ステップ3)、廃棄ボトル
が装着されたのを確認した後(ステップ4)、“PRE
SS START BOTTON”を表示し(ステップ
5)、準備段階が完了する。
【0046】そして、スタートボタンを押下すると、図
11に示すタイミングによって、図9に示すトナー排出
・研磨モードが開始し、内蔵されたタイマーによって時
間を計測する。
【0047】トナー排出・研磨モード開始より一定時間
が経過するとトナー排出・研磨モードを終了する(ステ
ップ12)。このときの排出時間は現像器10内のトナ
ーが全て排出する時間とすることが好ましく、本実施例
では30分とした。また、トナー排出中に廃棄ボトルが
満杯になった場合(ステップ11のYes)は、再度
“REPLACE WASTE TONER BOTT
LE”を表示し(ステップ3)、元に戻る。
【0048】図11のタイミングチャートを用いてトナ
ーの排出動作と感光体9の表面研磨動作を説明する。ト
ナー排出・研磨モードが開始するとメインモータが回転
し、その後、現像バイアスを印可する。このとき帯電バ
イアスはOFFにしてあるので、感光体9の表面は帯電
されず感光体9と現像スリーブ32a間の電位差によっ
てトナーが感光体9の表面に現像される。感光体9の表
面上に現像されたトナーは次に転写ローラ19に達する
が、このとき転写ローラ19にはトナーと逆極性のバイ
アス電圧が印可されているので、殆どのトナーは転写ロ
ーラ19を汚さずに感光体9上に残る。その後、感光体
9上のトナーは研磨ローラ11に達し、研磨ローラ11
で感光体9の表面を研磨した後、廃棄ボトルに回収され
る。
【0049】図10は、トナーを充填・再研磨するとき
のモードを示すフローチャートである。トナー充填・再
研磨モードが開始すると、トナーコンテナ31のトナー
供給モータ67が駆動し、トナーコンテナ31内のトナ
ーを攪拌羽根36、37により固まりがほぐされるとと
もに、供給ローラ33によりトナーが現像器10内に落
下する(ステップ21)。また、用紙格納庫14に用紙
が充填されている場合は(ステップ22のYes)、給
紙動作を行い(ステップ23)、用紙がレジストセンサ
を通過後一定時間経過後にレジストローラ18の回転を
停止し(ステップ24)、用紙が感光体9と転写ローラ
19の間に挟まれている状態にする。
【0050】トナー供給モータ67の作動時間は、通常
のトナー供給時より長く、例えば第1所定値600秒に
設定されている。この所定値内でトナーセンサがHレベ
ル(圧電センサの押圧表面がトナーで押圧して凹んだ状
態)であると(ステップ25のYes)、トナー供給モ
ータを停止して、トナー攪拌モータ70を60秒間攪拌
して、現像器10内のトナーをスパイラル軸にて攪拌
し、トナー再充填動作が完了し、このとき同時にレジス
トロールを回転し用紙を排出して通常印字出来る状態と
なる。図12は、このトナー充填・再研磨モード時のタ
イミングチャートを示す。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像形成装
置によれば、適宜タイミング、例えば新たなトナーコン
テナから現像器へのトナー充填前に、現像器内に残って
いるトナーを像担持体に現像してクリーニング手段で回
収させる排出モードを実行することによって、使用可能
な部材を廃棄することなく、現像器内の物性の変化した
トナーを入れ替えることができ、現像器を長期にわたっ
て使用した際に発生する濃度低下や、トナー補給時のカ
ブリを回避する画像形成装置を提供することができる。
【0052】さらに、トナーは研磨剤を含有し、クリー
ニング手段は前記像担持体に当接させて研磨を行う研磨
ロールを備え、排出モード時に像担持体の研磨を行った
後にトナーを回収することにより、像担持体表面を研磨
して異物を除去する画像形成装置を提供することができ
る。
【0053】さらに、新たなトナーコンテナから現像器
へトナーを充填すると同時に、像担持体の研磨を再度行
うことにより、具体的には像担持体と転写手段との間に
転写材を挟んだ状態で転写材により像担持体の研磨を再
度行うことにより、排出モード時に像担持体にトナーが
残って付着している場合でも、残ったトナーを擦り取る
画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置を示す断面図である。
【図2】 画像形成装置内の現像器とトナーコンテナと
の構成を示す断面図である。
【図3】 画像形成装置内の 現像器内部を示す斜視図
である。
【図4】 図2のA−A断面図である。
【図5】 トナーコンテナを交換する状態を示す図であ
る。
【図6】 画像形成装置内の制御回路を示すブロック構
成図である。
【図7】 画像形成装置の入れ替えモードの概略図であ
る。
【図8】 画像形成装置の準備段階のフローチャートで
ある。
【図9】 画像形成装置のトナー排出・研磨段階のフロ
ーチャートである。
【図10】画像形成装置のトナー充填・再研磨段階のフ
ローチャートである。
【図11】図9のトナー排出・研磨段階時のタイミング
チャートである。
【図12】図10のトナー充填・再研磨段階時のタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 ポリゴンミラー 5 光学電送機構 7 上部扉 9 感光体 10 現像器 11 摺擦ローラ 31 トナーコンテナ 32 現像ローラ 33 供給ローラ 39 トナーセンサ 47 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 510 G03G 21/00 326 372 Fターム(参考) 2H027 DA27 ED02 ED10 ED24 ED27 EE07 EF01 EG07 HB04 HB06 HB07 HB12 HB14 2H032 AA05 BA01 BA11 BA19 BA23 CA13 2H034 AA05 BC01 BC10 CA01 2H077 AA02 AC16 CA19 DA24 DA32 GA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、該像担持体にトナーを現像す
    る一成分の現像手段と、前記像担持体に形成された現像
    像を転写する転写手段と、前記像担持体に残留するトナ
    ーを回収するクリーニング手段と、を有する画像形成装
    置において、 前記現像手段は、トナーを収容し前記像担持体にトナー
    を現像する現像器と、トナーを前記現像器に充填可能で
    前記現像器から脱着可能なトナーコンテナと、前記現像
    器内のトナー交換を検知する検知手段または前記現像器
    内のトナーを交換することを入力する入力手段と、を設
    け、 前記検知手段での検知または前記入力手段での入力があ
    った場合に、前記現像器内に残っているトナーを前記像
    担持体に現像して前記クリーニング手段で回収させる排
    出モードを実行するように制御することを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】前記排出モードは、前記トナーコンテナを
    交換する際に行うことを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】前記トナーは研磨剤を含有し、前記クリー
    ニング手段は前記像担持体に当接させて研磨を行う研磨
    ロールを備え、前記排出モード時に前記研磨ロールで前
    記像担持体の研磨を行った後に、前記トナーを回収する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記排出モードの実行後、前記トナーコン
    テナから前記現像器へトナーを充填すると同時に、前記
    像担持体の研磨を再度行う充填・再研磨モードを実行す
    るように制御することを特徴とする請求項3記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】前記転写手段を転写ローラとし、前記再研
    磨は前記像担持体と転写手段との間に転写材を挟んだ状
    態で前記像担持体を回転させ、前記転写材により前記像
    担持体の表面を研磨することを特徴とする請求項4記載
    の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006154148A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Ricoh Co Ltd 現像装置及び画像形成装置
JP2007233092A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008286870A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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