JP2001249543A - 電子写真式画像形成装置、それに使用するプロセスカートリッジおよび現像装置、ならびにそのトナーリサイクル方法 - Google Patents

電子写真式画像形成装置、それに使用するプロセスカートリッジおよび現像装置、ならびにそのトナーリサイクル方法

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JP2001249543A JP2000059061A JP2000059061A JP2001249543A JP 2001249543 A JP2001249543 A JP 2001249543A JP 2000059061 A JP2000059061 A JP 2000059061A JP 2000059061 A JP2000059061 A JP 2000059061A JP 2001249543 A JP2001249543 A JP 2001249543A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 できるだけ回収トナーを重力に抗してトナー
貯蔵部上まで押し上げる必要をなくし、トナーの搬送効
率を高める一方、回収トナーの搬送経路を短くして部品
点数を少なくし、コストダウンを図るとともに、回収ト
ナーの搬送経路を短くして回収トナー搬送部材の駆動を
単純化し、回収トナー搬送部材を無理なく駆動し得るよ
うにする。 【解決手段】 クリーニング装置14から回収トナーを
現像装置12へと戻すトナーリサイクル装置36を備え
た電子写真式画像形成装置において、現像装置12に備
えるトナー貯蔵部21の重力方向中間位置に、つまりト
ナー貯蔵部21の満杯時のトナー上面より重力方向で下
方位置に、トナーリサイクル装置36で戻した回収トナ
ーを返送する戻し口68を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機やプリン
タやファクシミリ、またはそれらの複合機などの画像形
成装置に関する。特に、そのうち、帯電・書込み・現像
・転写・クリーニング等の電子写真プロセスを繰り返し
て像担持体上に逐次トナー画像を形成し、そのトナー画
像を順次転写して、最終的に用紙等の記録媒体に記録を
行う電子写真式の画像形成装置に関する。
【0002】また、そのような電子写真式の画像形成装
置において使用し、像担持体とともに、電子写真プロセ
スのいくつかの機能を備えたプロセスカートリッジに関
する。さらに、同じくそのような電子写真式の画像形成
装置において使用し、像担持体上の静電潜像を現像する
現像装置に関する。またさらに、そのような電子写真式
画像形成装置において、現像に寄与しなかったトナーを
回収して再使用するトナーリサイクル方法に関する。
【0003】
【従来の技術】今日、電子写真式画像形成装置では、資
源の有効利用や地球環境の保護の観点から、像担持体に
付着したトナーのうち現像に寄与しなかったトナーを、
クリーニング装置や転写装置から回収して、現像に再利
用するトナーリサイクルが重要視され、現実に行われて
いる。
【0004】従来、トナーのみの一成分現像剤を使用す
る画像形成装置では、たとえば図20に示すように、感
光体1上の転写残トナーをクリーニング装置2のクリー
ニングブレード3で掻き落とし、その掻き落としたトナ
ーをコイル状の回収トナー搬送部材4の回転で搬送し
て、パイプ5内を通して現像装置6上まで運び、上から
落としてその現像装置6のトナー貯蔵部内に戻していた
(たとえば特開平8−44171号公報参照)。
【0005】また、トナーとキャリアよりなる二成分現
像剤を使用する従来の画像形成装置でも、たとえば図1
9に示すように、感光体1上の転写残トナーをクリーニ
ング装置2のクリーニングブレード3で掻き落とし、そ
の掻き落としたトナーをコイル状の回収トナー搬送部材
4の回転で搬送して、パイプ5内を通して現像装置6上
まで運び、上から落としてその現像装置6のトナー貯蔵
部7内に戻し、再び現像に再利用していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の画像形成装置には、次のような問題があった。
1)回収トナーを重力に抗してトナー貯蔵部7上まで押
し上げなければならず、上述した従来例のように感光体
1の左右にクリーニング装置2と現像装置6とを配置す
る画像形成装置にあっては、回収トナーの搬送経路が上
向きとなるとともに長くなり、トナーの搬送効率が低下
する。
【0007】2)回収トナーをトナー貯蔵部7上まで押
し上げて落とすから、回収トナーの搬送経路が長くな
り、部品点数も多くなってコストアップとなる。
【0008】3)回収トナーの搬送経路が長くなり、回
収トナー搬送部材4の駆動が複雑となって無理が生ず
る。
【0009】そこで、この発明の第1の課題は、できる
限り回収トナーを重力に抗してトナー貯蔵部上まで押し
上げる必要をなくし、トナーの搬送効率を高める一方、
回収トナーの搬送経路を短くして部品点数を少なくし、
コストダウンを図るとともに、回収トナーの搬送経路を
短くして回収トナー搬送部材の駆動を単純化し、回収ト
ナー搬送部材を無理なく駆動し得るようにすることにあ
る。
【0010】第2の課題は、回収トナーを強い搬送力で
強引にトナー貯蔵部内のトナー中に押し込むことによ
り、上記第1の課題を達成せんとするものである。
【0011】第3の課題は、回収トナー搬送部材で回収
トナーをトナー貯蔵部内のトナー中まで入り込んで戻す
ことにより、上記第1の課題を達成せんとするものであ
る。
【0012】第4の課題は、回収トナーの戻し抵抗を少
なくして回収トナーをトナー貯蔵部内に戻し安くするこ
とにより、上記第1の課題を達成せんとするものであ
る。
【0013】第5の課題は、回収トナーをトナー貯蔵部
内にムラなく戻すことにある。
【0014】第6の課題は、画像形成装置本体の小型化
を図れるとともに、ジャム処理や部品交換や修理などの
メンテナンス時の取り扱いを容易とすることにある。
【0015】第7の課題は、プロセスカートリッジを分
割して交換可能とし、経済性を向上することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
上記第1の課題を達成すべく、回収トナーを現像装置へ
と戻すトナーリサイクル装置を備えた電子写真式画像形
成装置において、現像装置に備えるトナー貯蔵部の重力
方向中間位置に、トナーリサイクル装置で戻した回収ト
ナーを返送する戻し口を設けてなる、ことを特徴とす
る。
【0017】請求項2に記載の発明は、上記第2の課題
を達成すべく、請求項1に記載の電子写真式画像形成装
置において、トナー貯蔵部内のトナー攪拌部材の駆動力
を伝達してトナーリサイクル装置の回収トナー搬送部材
を駆動してなる、ことを特徴とする。
【0018】請求項3に記載の発明は、同じく上記第2
の課題を達成すべく、請求項2に記載の電子写真式画像
形成装置において、トナー攪拌部材の回転軸と回収トナ
ー搬送部材の回転軸とを一体に形成してなる、ことを特
徴とする。
【0019】請求項4に記載の発明は、同じく上記第2
の課題を達成すべく、請求項1に記載の電子写真式画像
形成装置において、トナーリサイクル装置の回収トナー
搬送部材を、トナー貯蔵部に向けて漸次尖らせて形成し
てなる、ことを特徴とする。
【0020】請求項5に記載の発明は、上記第3の課題
を達成すべく、請求項1に記載の電子写真式画像形成装
置において、トナーリサイクル装置の回収トナー搬送部
材をトナー貯蔵部内まで入り込ませてなる、ことを特徴
とする。
【0021】請求項6に記載の発明は、上記第5の課題
を達成すべく、請求項5に記載の電子写真式画像形成装
置において、回収トナー搬送部材を、トナー貯蔵部内の
トナー攪拌部材の回転軸に沿ってトナー貯蔵部内の奥ま
でのばしてなる、ことを特徴とする。
【0022】請求項7に記載の発明は、同じく上記第5
の課題を達成すべく、請求項6に記載の電子写真式画像
形成装置において、トナー貯蔵部内における回収トナー
搬送部材によるトナー搬送方向を、戻し口から中間まで
と中間から奥までとで逆向きとしてなる、ことを特徴と
する。
【0023】請求項8に記載の発明は、同じく上記第5
の課題を達成すべく、請求項6に記載の電子写真式画像
形成装置において、回収トナー搬送部材を、トナー貯蔵
部内のトナー攪拌部材の回転軸内を通してのばすととも
に、その回転軸にトナー放出孔を設けてなる、ことを特
徴とする。
【0024】請求項9に記載の発明は、上記第4の課題
を達成すべく、請求項1に記載の電子写真式画像形成装
置において、戻し口の上に庇をトナー貯蔵部内に突出し
て設けてなる、ことを特徴とする。
【0025】請求項10に記載の発明は、同じく上記第
4の課題を達成すべく、請求項1に記載の電子写真式画
像形成装置において、戻し口の口縁から筒部材をトナー
貯蔵部内に突出して設けてなる、ことを特徴とする。
【0026】請求項11に記載の発明は、上記第2およ
び4の課題を達成すべく、請求項10に記載の電子写真
式画像形成装置において、筒部材を先細に形成してな
る、ことを特徴とする。
【0027】請求項12に記載の発明は、上記第4の課
題を達成すべく、請求項1に記載の電子写真式画像形成
装置において、戻し口を形成するケースに、その戻し口
の上を被うような段部を設けてなる、ことを特徴とす
る。
【0028】請求項13に記載の発明は、同じく上記第
4の課題を達成すべく、請求項1に記載の電子写真式画
像形成装置において、戻し口に、トナー貯蔵部内のトナ
ーがトナーリサイクル装置へと逆流することを阻止する
逆流防止部材を設けてなる、ことを特徴とする。
【0029】請求項14に記載の発明は、同じく上記第
4の課題を達成すべく、請求項1に記載の電子写真式画
像形成装置において、トナー貯蔵部内のトナー攪拌部材
の回転軸に、戻し口付近のトナーを排除する羽根を設け
てなる、ことを特徴とする。
【0030】請求項15に記載の発明は、同じく上記第
4の課題を達成すべく、請求項1に記載の電子写真式画
像形成装置において、戻し口付近のトナーを、トナー貯
蔵部内の奥へと搬送するトナー送り部材を設けてなる、
ことを特徴とする。
【0031】請求項16に記載の発明は、上記第1の課
題を達成すべく、電子写真式画像形成装置のプロセスカ
ートリッジにおいて、トナーを付着して像担持体上の静
電潜像を現像する現像装置と、回収トナーをその現像装
置へと戻すトナーリサイクル装置とを備え、現像装置に
備えるトナー貯蔵部の重力方向中間位置に、トナーリサ
イクル装置で戻した回収トナーを返送する戻し口を設け
てなる、ことを特徴とする。
【0032】請求項17に記載の発明は、上記第6の課
題を達成すべく、請求項16に記載の電子写真式画像形
成装置のプロセスカートリッジにおいて、像担持体と、
その像担持体上から転写残トナーを掻き落とすクリーニ
ング装置と、トナーリサイクル装置と、現像装置とを備
えてなる、ことを特徴とする。
【0033】請求項18に記載の発明は、上記第7の課
題を達成すべく、請求項16に記載の電子写真式画像形
成装置のプロセスカートリッジにおいて、トナーリサイ
クル装置を第1の部分と第2の部分とに分割可能とし、
その第1の部分とともに像担持体およびクリーニング装
置を備える第1のカートリッジ部分と、第2の部分とと
もに現像装置を備える第2のカートリッジ部分とで構成
してなる、ことを特徴とする。
【0034】請求項19に記載の発明は、上記第1の課
題を達成すべく、電子写真式画像形成装置の現像装置に
おいて、トナーを付着して像担持体上の静電潜像を現像
する現像部と、その現像部に補給するトナーを貯蔵する
トナー貯蔵部とを備え、そのトナー貯蔵部の重力方向中
間位置に、トナーリサイクル装置で戻した回収トナーを
返送する戻し口を設けてなる、ことを特徴とする。
【0035】請求項20に記載の発明は、上記第1の課
題を達成すべく、電子写真式画像形成装置のトナーリサ
イクル方法において、現像に寄与しなかったトナーを回
収し、トナーリサイクル装置で戻し、現像装置に備える
トナー貯蔵部の、重力方向中間位置に設ける戻し口から
返送して現像装置で再使用してなる、ことを特徴とす
る。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1には、この発明に
よる電子写真式画像形成装置におけるその要部の概略構
成を示す。
【0037】図中符号10は、像担持体であるドラム状
の感光体である。感光体10の上側には、感光体10と
対向してそれと平行にローラ式の帯電装置11を備え
る。その帯電装置11から感光体10の回転方向に順
に、その感光体10の図中右側には現像装置12、下に
は転写装置13、左側にはクリーニング装置14を設け
てなる。
【0038】また、帯電装置11の上には、書込み装置
15を配置する。また、クリーニング装置14の左に
は、定着装置16を設置してなる。
【0039】そして、感光体10の回転とともに、帯電
装置11で感光体10の表面を一様に帯電し、書込み装
置15で書込み光Lを照射して書込みを行い、感光体1
0の表面上に静電潜像を形成する。
【0040】続いて、さらなる感光体10の回転ととも
に、ネガポジの場合には、現像装置12で潜像部分にト
ナーを付着して可視像化し、感光体10上にトナー画像
を形成する。その後、レズストローラ17でタイミング
を取って感光体10の下側に搬送されてきた、用紙等の
記録媒体18に、転写装置13で上記感光体10上のト
ナー画像を転写する。
【0041】画像転写後の感光体10の表面は、クリー
ニング装置14で残留トナーを除去して清掃し、その後
たとえば不図示の除電ランプで除電し、帯電からはじま
る再度の画像形成に備える。
【0042】一方、画像転写後の記録媒体18は、定着
装置16へと搬送してその定着装置16で転写画像を定
着して後、図示しない排出ローラで画像形成装置本体外
に排出してたとえば排紙トレイ上にスタックしてなる。
【0043】ところで、この例の画像形成装置で用いる
現像装置12は、一成分現像装置で、トナーを付着して
感光体10上の静電潜像を現像する現像部20と、その
現像部20に補給するトナーを貯蔵するトナー貯蔵部2
1を備える。現像部20には、現像ローラ22と、先端
をそれに押し当てる薄層化ブレード23などを設ける。
トナー貯蔵部21には、貯蔵するトナーを攪拌しながら
現像部20へと送るトナー攪拌部材(アジテータ)24
などを設ける。
【0044】転写装置13は、転写ベルト26を駆動ロ
ーラ27と従動ローラ28間に掛け渡し、転写ベルト2
6にクリーニングブレード29の先端を押し当ててな
り、クリーニングブレード29で掻き落としたトナーを
搬送するコイル状の回収トナー搬送部材30を備えてな
る。
【0045】また、クリーニング装置14は、この例で
は、ホルダ32を介して、ブレード状のクリーニング部
材33を支持し、その先端を感光体10の表面に押し当
ててなり、また回収したトナーを軸方向に搬送するスク
リュ状の回収トナー搬送部材34を設けてなる。
【0046】さて、この図示例では、画像形成装置本体
の小型化を図るとともに、ジャム処理や部品交換や修理
などのメンテナンス上の便宜から、感光体10と帯電装
置11と現像装置12とクリーニング装置14と後述す
るトナーリサイクル装置36とで、図2に示すようにプ
ロセスカートリッジ40を形成してなる。
【0047】そして、このプロセスカートリッジ40
は、トナーリサイクル装置36を後述のごとく第1の部
分37と第2の部分38とに分割可能とし、その第1の
部分37とともに感光体10と帯電装置11とクリーニ
ング装置14とを備える第1のカートリッジ部分41
と、第2の部分38とともに現像装置13を備える第2
のカートリッジ部分42とで構成してなる。
【0048】トナーリサイクル装置36は、図3に示す
ように、プロセスカートリッジ40の片側において第1
の部分37と第2の部分38とに分割可能とし、クリー
ニング装置14と現像装置12とを連結して設け、クリ
ーニング装置14から回収トナーを現像装置12へと戻
す働きをする。
【0049】すなわち、クリーニング装置14の上述し
た回収トナー搬送部材34は、一端を第1のカートリッ
ジ部分41のカートリッジケース44から突出して、先
端に、図4に示すようにギヤ45を固着する。一方、回
収トナー搬送部材34の他端は、図3に示すようにカー
トリッジケース44の筒部46から突出して、図4に示
すように先端に、ピン47を有するローラ部48を形成
してなる。
【0050】そして、このローラ部48には、ベルト状
の回収トナー搬送部材50の一側を掛け、その回収トナ
ー搬送部材50の長孔51にピン47を入れる。回収ト
ナー搬送部材50の外周には一定間隔置きに羽根52を
設けてなり、その他側は、回転軸53のローラ部54に
掛ける。
【0051】回収トナー搬送部材50は、図3に示すよ
うに、ローラ部48および回転軸53とともに、搬送路
下ケース56内に入れてなる。搬送路下ケース56は、
第1のカートリッジ部分41で、トナーリサイクル装置
36の第1の部分37の主要部を形成するもので、上述
した筒部46および半円筒状の下連結部57で連結して
カートリッジケース44と一体成形で形成してなる。
【0052】そのような搬送路下ケース56の長さ方向
には、搬送路下ケース58を分離可能に直線的に連結す
る。搬送路下ケース58は、第2のカートリッジ部分4
2で、トナーリサイクル装置36の第2の部分38の主
要部を形成するもので、半円筒状の下連結部59で連結
して第2のカートリッジ部分42の下カートリッジケー
ス60と一体成形で形成してなる。
【0053】さて、そのような搬送路下ケース58内に
は、同様に、外周に一定間隔置きに羽根61を設けるベ
ルト状の回収トナー搬送部材62を入れる。回収トナー
搬送部材62は、回転軸63のローラ部に一側を掛け、
他側をローラ部64に掛け、図5に示すそのローラ部6
4に有するピン65を回収トナー搬送部材62の長孔6
6に入れる。ローラ部64は、スクリュ状の回収トナー
搬送部材67の基端に設けてなる。
【0054】図3に示すように、回収トナー搬送部材6
7は、下連結部59を通して下カートリッジケース60
を貫通し、先端を戻し口68から逆流防止部材69内を
通してトナー貯蔵部21内に入り込ませてなる。
【0055】逆流防止部材69は、図6に示すように、
たとえばゴム材料を用いて円錐型に形成し、先端側にス
リット70を設けて回収トナー搬送部材67を通したと
き図示するように開くようにつくり、基端71を戻し口
68の口縁に接着等で取り付けてなる。
【0056】ところで、上述した回収トナー搬送部材6
7の回転軸73は、図示例では、上述したトナー攪拌部
材24の回転軸74と一体成形で連続して形成する。ト
ナー攪拌部材24の回転軸74は、他端を下カートリッ
ジケース60から突出して、先端に、図5に示すように
ギヤ75を固着してなる。
【0057】そして、下カートリッジケース60上に
は、第2のカートリッジ部分42の不図示の上カートリ
ッジケースを被せ、その上カートリッジケースと一体の
上連結部および搬送路上ケースで、それぞれ下カートリ
ッジケース60、下連結部59、搬送路下ケース58、
ならびに第1のカートリッジ部分41の下連結部57お
よび搬送路下ケース56上を被う。
【0058】このようにしてつくったプロセスカートリ
ッジ40を画像形成装置本体内に組み込むと、前述した
回収トナー搬送部材34上のギヤ45(図4参照)が装
置本体側の不図示の駆動ギヤと噛み合い、また前述した
トナー攪拌部材24の回転軸74上のギヤ75が、図5
に示すように装置本体側に設ける駆動源76のギヤ77
と噛み合う。
【0059】これにより、図1から判るとおり、クリー
ニング装置14から回収トナーを現像装置12へと戻す
トナーリサイクル装置36を備えた電子写真式画像形成
装置において、現像装置12に備えるトナー貯蔵部21
の重力方向中間位置に、つまりトナー貯蔵部21の満杯
時のトナー上面より重力方向で下方位置に、トナーリサ
イクル装置36で戻した回収トナーを返送する戻し口6
8を設けてなる。
【0060】また、図2から判るとおり、そのような電
子写真式画像形成装置のプロセスカートリッジ40は、
トナーを付着して感光体10上の静電潜像を現像する現
像装置12と、回収トナーをその現像装置12へと戻す
トナーリサイクル装置36とを備え、現像装置12に備
えるトナー貯蔵部21の重力方向中間位置に、トナーリ
サイクル装置36で戻した回収トナーを返送する戻し口
68を設けてなる。
【0061】そしていま、この画像形成装置の使用をは
じめると、装置本体側の駆動源からギヤ45を介して駆
動力を伝達し、クリーニング装置14内の回収トナー搬
送部材34を回転し、トナーリサイクル装置36の回収
トナー搬送部材50も回転する。
【0062】また、装置本体側の駆動源76からギヤ7
7・75の噛み合いを介して駆動力を伝達し、トナー貯
蔵部21内のトナー攪拌部材24を回転し、そのトナー
攪拌部材24と一体の回収トナー搬送部材67にも駆動
力を伝達して回転し、トナーリサイクル装置36の回収
トナー搬送部材62も回転する。
【0063】そして、クリーニング装置14のクリーニ
ング部材33で掻き落とした転写残トナーを、回収トナ
ー搬送部材34で軸方向に搬送して回収し、トナーリサ
イクル装置36へと入れ、回収トナー搬送部材50の羽
根52および回収トナー搬送部材62の羽根61でそれ
ぞれ掻いて搬送し、続けて回収トナー搬送部材67で搬
送して戻し、戻し口68からトナー貯蔵部21内に返送
して現像装置12で再使用する。
【0064】これにより、この図示例では、トナー貯蔵
部21の重力方向中間位置に回収トナーの戻し口68を
設けるから、回収トナーをトナー貯蔵部21まで押し上
げるよりも回収トナーの搬送経路の傾斜を小さくして、
回収トナーを重力に抗してトナー貯蔵部21上まで押し
上げる程度を少なくし、トナーの搬送効率を高めること
ができる。また、回収トナーの搬送経路を短くして部品
点数を少なくし、コストダウンを図ることができるとと
もに、回収トナーの搬送経路を短くして回収トナー搬送
部材50・62・67の駆動を単純化し、それらの回収
トナー搬送部材を無理なく駆動することができる。
【0065】さて、上述したような画像形成装置にあっ
ては、使用開始時、トナー貯蔵部21内にはトナーが充
満している。このため、トナー貯蔵部21の重力方向中
間位置にある戻し口68から、トナー貯蔵部21内に回
収トナーを返送することは、トナーの粉圧を受けてなか
なか困難である。
【0066】そこで、トナーで充満するトナー貯蔵部2
1中に回収トナーを返送しやすくするために、たとえば 1)回収トナーの戻し搬送力を強めて回収トナーをトナ
ー中に強引に押し込むようにする。 2)回収トナー搬送部材67をトナー貯蔵部21内にま
で入り込ませて回収トナーをトナー中に返送するように
する。 3)トナー貯蔵部21内のトナー粉圧が戻し口68にま
ともに加わりにくくして戻し抵抗を少なくする。 4)トナー貯蔵部21内の戻し口68付近のトナーを積
極的に除去して戻し抵抗を少なくする。
【0067】1)の方法としては、たとえば上述した図
示例のように、トナー貯蔵部21内のトナー攪拌部材2
4の駆動力を伝達してトナーリサイクル装置36の回収
トナー搬送部材67を駆動する。そして、専用の駆動源
を設けることなく安価にして、トナー攪拌部材24の駆
動とともに回収トナー搬送部材67を駆動し、間近の駆
動源による強い搬送力で回収トナーを強引にトナー貯蔵
部21内のトナー中に押し込むようにする。
【0068】図示例では、トナー攪拌部材24の回転軸
74と回収トナー搬送部材67の回転軸73とを一体に
形成するから、部品点数を少なくするのみならず、トナ
ー攪拌部材24の駆動力を直ちに回収トナー搬送部材6
7に伝達し、ロスなく回収トナー搬送部材67を一層強
い力で回転することができる。
【0069】また、たとえば図7に示すように、スクリ
ュ状の回収トナー搬送部材67をトナー貯蔵部21に向
けて漸次小径にして尖らせて形成し、絞り出すようにし
てトナー搬送力を少しずつ増大するようにしてもよい。
【0070】2)の方法としては、たとえば上述した図
示例のように、トナーリサイクル装置36の回収トナー
搬送部材67をトナー貯蔵部21内まで入り込ませてな
る。そして、トナー貯蔵部21内のトナー中まで入り込
んで回収トナー搬送部材67により回収トナーを戻すよ
うにする。
【0071】たとえば図8に示すように、回収トナー搬
送部材67をトナー貯蔵部21内まで入り込ませ、その
ままトナー攪拌部材24の回転軸74に沿ってトナー貯
蔵部21内の奥までのばすと、回収トナーをトナー貯蔵
部21内に概ねムラなく戻すことができる。
【0072】回収トナー搬送部材67をトナー攪拌部材
24の回転軸74に沿ってトナー貯蔵部21内の奥まで
設けるには、図示例のように、回転軸74そのものをス
クリュ状につくって回収トナー搬送部材67としてもよ
く、回転軸74にコイルを巻き付けて回転軸74と同軸
に回収トナー搬送部材67を形成してもよく、また別軸
としてスクリュやコイルやベルト等よりなる回収トナー
搬送部材67を回転軸74と平行にのばすようにしても
よい。
【0073】このとき、トナー貯蔵部21内における回
収トナー搬送部材67によるトナー搬送方向を、たとえ
ば図9に示すように戻し口68から中間までaと中間か
ら奥までbとで逆向きとすると、回収トナーをトナー貯
蔵部21内に一層ムラなく均等に戻すことができる。こ
の場合、ベルトのときは反対回転とし、スクリュやコイ
ルのときは反対巻きとする。
【0074】また、図10に示すように、回収トナー搬
送部材67を、トナー貯蔵部21内のトナー攪拌部材2
4の回転軸74内を通してのばすとともに、その回転軸
74にトナー放出孔80を設ける。そして、回転軸74
内を通して回収トナーを搬送しながら、トナー放出孔8
0からトナー貯蔵部21内に戻し、回収トナーをトナー
貯蔵部21内にムラなく均等に戻すようにしてもよい。
【0075】なお、このとき、トナー放出孔80は、ト
ナー量が少なくなる奥に行くにつれて間隔を小さくした
り、孔径を大きくしたりすると、回収トナーをトナー貯
蔵部21内に一層ムラなく均等に戻すことができる。ま
た、回収トナー搬送部材67は、トナーリサイクル装置
36側から駆動するようにするとよい。
【0076】3)の方法としては、たとえば図11に示
すように、戻し口68の上に庇81を、図示のようにケ
ース100と一体に、または別体で接着等で取り付けて
トナー貯蔵部21内に突出して設ける。そして、庇81
で遮ってトナー貯蔵部21内のトナーの粉圧が戻し口6
8付近にまともに加わりにくくし、回収トナーの戻し抵
抗を少なくして回収トナーをトナー貯蔵部21内に戻し
安くする。
【0077】また、図12に示すように、戻し口68の
口縁から、図示のようにケース100と一体に、または
別体で接着等で取り付けて円筒や角筒等の筒部材82を
トナー貯蔵部21内に突出して設ける。筒部材82で遮
って、同様にトナー貯蔵部21内のトナーの粉圧が戻し
口68付近にまともに加わりにくくし、回収トナーの戻
し抵抗を少なくして回収トナーをトナー貯蔵部21内に
戻し安くする。
【0078】この筒部材82をたとえば図13に示すよ
うに先細とすると、さらに絞り出すようにしてトナー搬
送力を少しずつ増大し、回収トナーを強い搬送力で強引
にトナー貯蔵部21内のトナー中に押し込むことができ
る。
【0079】さらに、たとえば図14に示すように、戻
し口68を形成するケース100に、その戻し口68の
上を被うような段部84を形成する。そして、その段部
84で遮ってトナー貯蔵部21内のトナーの粉圧が戻し
口68付近にまともに加わりにくくし、回収トナーの戻
し抵抗を少なくして回収トナーをトナー貯蔵部21内に
戻し安くする。
【0080】さらにまた、上述した図示例のように、戻
し口68に、トナー貯蔵部21内のトナーがトナーリサ
イクル装置36へと逆流することを阻止する逆流防止部
材69を設ける。すると、回収トナーの戻し抵抗を少な
くして回収トナーをトナー貯蔵部21内に戻し安くする
ことができる。
【0081】4)の方法としては、たとえば図15に示
すように、トナー攪拌部材24のたとえば回転軸74
に、戻し口68付近のトナーを排除する羽根85を設け
る。そして、回収トナーの戻し抵抗を少なくして回収ト
ナーをトナー貯蔵部21内に戻し安くする。
【0082】また、たとえば図16に示すように、戻し
口68付近のトナーを、トナー貯蔵部21内の奥へと搬
送する、たとえばスクリュ状のトナー送り部材86を設
ける。そして、戻し口68付近のトナーを図中矢示方向
に送って排除し、回収トナーの戻し抵抗を少なくして回
収トナーをトナー貯蔵部21内に戻し安くする。
【0083】なお、図16中符号87は、ケース60外
でトナー送り部材86と同軸に設けるギヤであり、この
プロセスカートリッジを画像形成装置本体に取り付けた
とき、図示するように装置本体側の駆動ギヤ88と噛み
合うようにする。符号89は、ケース60に取り付けて
トナー送り部材86を回転自在に支持するブラケットで
ある。
【0084】ところで、上述した図1に示す例では、感
光体10を挟んで現像装置12とクリーニング装置14
とがほぼ同じ高さ位置にある場合について説明したが、
この発明は、現像装置12がクリーニング装置14より
も高い位置にある場合についても、同様に適用すること
ができ、同様の効果を生ずる。
【0085】また、上述した例では、すべてクリーニン
グ装置14からトナーを回収する場合について説明し
た。しかし、この発明には、現像に寄与しなかったトナ
ーをクリーニング装置からのみ回収する場合に限らず、
たとえば図1に示す例で、転写装置13から回収トナー
搬送部材30で回収した回収トナーを現像装置12に戻
してリサイクルする場合も含めるものである。
【0086】加えて、カラー画像形成装置では、感光体
上に形成した単色画像を逐次転写して中間転写体上に合
成カラー画像を形成し、そのカラー画像を転写して、用
紙等の記録媒体上にカラー画像を形成する。このような
カラー画像形成装置においても、中間転写体上からクリ
ーニング装置で転写残トナーを掻き落とすが、この発明
には、その中間転写体から掻き落としたトナーを現像装
置12に戻してリサイクルする場合なども含めるもので
ある。
【0087】さらに、図示例では、回収トナー搬送部材
34・67がスクリュ状であり、回収トナー搬送部材5
0・62がベルト状である場合について説明したが、回
収トナーを戻す回収トナー搬送部材は、それぞれスクリ
ュ状でもよいし、ベルト状でもよいし、コイル状であっ
てもよい。
【0088】さてまた、上述した図1に示す例では、一
成分現像装置12を有する画像形成装置について説明し
た。しかし、この発明は、たとえば図17および図18
に示すような二成分現像装置12を有する画像形成装置
にも、同様に適用することができる。
【0089】二成分現像装置12は、トナー貯蔵部21
内に貯蔵するトナーをトナー攪拌部材(アジテータ)2
4で攪拌するとともに、トナー補給ローラ91の回転に
より攪拌搬送部92へと入れ、その攪拌搬送部92で、
パドルホイール93の回転によりキャリアと攪拌して現
像部20へと搬送し、複数の固定磁石94を収納する現
像スリーブ95上に磁気ブラシを形成し、その磁気ブラ
シのトナーを付着して感光体10上の静電潜像を現像す
る。
【0090】この画像形成装置にも、クリーニング装置
14と現像装置12とを連結してトナーリサイクル装置
36を設け、クリーニング装置14から回収トナーを現
像装置12へと戻す。そして、同様に、トナー貯蔵部2
1の重力方向中間位置に、つまりトナー満杯時のトナー
上面より重力方向で下方位置に、トナーリサイクル装置
36で戻した回収トナーを返送する戻し口68を設ける
ようにする。
【0091】この図17および図18に示す例でも、回
収トナーをトナー貯蔵部21まで押し上げるよりも回収
トナーの搬送経路の傾斜を小さくして、回収トナーを重
力に抗してトナー貯蔵部21まで押し上げる程度を少な
くし、トナーの搬送効率を高めることができる。
【0092】なお、この図17および図18に示す例で
は、上述した図1に示す例と異なり、トナーリサイクル
装置36を分割可能とすることなく、図18から判ると
おり一体に形成してなる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、トナー貯蔵部の重力方向中間位置に回収トナーの戻
し口を設けるから、回収トナーを重力に抗してトナー貯
蔵部上まで押し上げる程度を少なくし、トナーの搬送効
率を高めることができる。また、回収トナーの搬送経路
を短くして部品点数を少なくし、コストダウンを図るこ
とができるとともに、回収トナーの搬送経路を短くして
回収トナー搬送部材の駆動を単純化し、回収トナー搬送
部材を無理なく駆動することができる。
【0094】請求項2に係る発明によれば、トナー攪拌
部材の駆動力を伝達して回収トナー搬送部材を駆動する
から、専用の駆動源を設けることなく安価にして、トナ
ー攪拌部材の駆動とともに回収トナー搬送部材を駆動
し、間近の駆動源による強い搬送力で回収トナーを強引
にトナー貯蔵部内のトナー中に押し込むことができる。
【0095】請求項3に係る発明によれば、トナー攪拌
部材の回転軸と回収トナー搬送部材の回転軸とを一体に
形成するから、部品点数を少なくするのみならず、トナ
ー攪拌部材の駆動力を直ちに回収トナー搬送部材に伝達
し、ロスなく回収トナー搬送部材を一層強い力で回転す
ることができる。
【0096】請求項4に係る発明によれば、回収トナー
搬送部材をトナー貯蔵部に向けて漸次尖らせて形成する
から、絞り出すようにトナー搬送力を少しずつ増大し
て、回収トナーを強い搬送力で強引にトナー貯蔵部内の
トナー中に押し込むことができる。
【0097】請求項5に係る発明によれば、回収トナー
搬送部材をトナー貯蔵部内まで入り込ませるから、回収
トナー搬送部材で回収トナーをトナー貯蔵部内のトナー
中まで入り込んで戻すことができる。
【0098】請求項6に係る発明によれば、回収トナー
搬送部材をトナー攪拌部材の回転軸に沿ってトナー貯蔵
部内の奥までのばすから、回収トナーをトナー貯蔵部内
に概ねムラなく戻すことができる。
【0099】請求項7に係る発明によれば、トナー貯蔵
部内における回収トナー搬送部材によるトナー搬送方向
を、戻し口から中間までと中間から奥までとで逆向きと
するから、回収トナーをトナー貯蔵部内に一層ムラなく
均等に戻すことができる。
【0100】請求項8に係る発明によれば、回収トナー
搬送部材を、トナー貯蔵部内のトナー攪拌部材の回転軸
内を通してのばすとともに、その回転軸にトナー放出孔
を設け、回転軸内を通して回収トナーを搬送しながら、
トナー放出孔からトナー貯蔵部内に戻すから、回収トナ
ーをトナー貯蔵部内にムラなく均等に戻すことができ
る。
【0101】請求項9に係る発明によれば、戻し口の上
に庇をトナー貯蔵部内に突出して設けるから、庇で遮っ
てトナー貯蔵部内のトナーの粉圧が戻し口付近にまとも
に加わりにくくし、回収トナーの戻し抵抗を少なくして
回収トナーをトナー貯蔵部内に戻し安くすることができ
る。
【0102】請求項10に係る発明によれば、戻し口の
口縁から筒部材をトナー貯蔵部内に突出して設けるか
ら、筒部材で遮って同様にトナー貯蔵部内のトナーの粉
圧が戻し口付近にまともに加わりにくくし、回収トナー
の戻し抵抗を少なくして回収トナーをトナー貯蔵部内に
戻し安くすることができる。
【0103】請求項11に係る発明によれば、その筒部
材を先細とするから、さらに絞り出すようにトナー搬送
力を少しずつ増大して、回収トナーを強い搬送力で強引
にトナー貯蔵部内のトナー中に押し込むことができる。
【0104】請求項12に係る発明によれば、戻し口を
形成するケースに、その戻し口の上を被うような段部を
形成するから、その段部で遮ってトナー貯蔵部内のトナ
ーの粉圧が戻し口付近にまともに加わりにくくし、回収
トナーの戻し抵抗を少なくして回収トナーをトナー貯蔵
部内に戻し安くすることができる。
【0105】請求項13に係る発明によれば、戻し口
に、トナー貯蔵部内のトナーがトナーリサイクル装置へ
と逆流することを阻止する逆流防止部材を設けるから、
回収トナーの戻し抵抗を少なくして回収トナーをトナー
貯蔵部内に戻し安くすることができる。
【0106】請求項14に係る発明によれば、トナー攪
拌部材に、戻し口付近のトナーを排除する羽根を設ける
から、回収トナーの戻し抵抗を少なくして回収トナーを
トナー貯蔵部内に戻し安くすることができる。
【0107】請求項15に係る発明によれば、戻し口付
近のトナーを、トナー貯蔵部内の奥へと搬送するトナー
送り部材を設けるから、戻し口付近のトナーを排除して
回収トナーの戻し抵抗を少なくし、回収トナーをトナー
貯蔵部内に戻し安くすることができる。
【0108】請求項16に係る発明によれば、現像装置
とトナーリサイクル装置とを備えるプロセスカートリッ
ジにおいて、現像装置に備えるトナー貯蔵部の重力方向
中間位置に回収トナーの戻し口を設けるから、回収トナ
ーを重力に抗してトナー貯蔵部上まで押し上げる必要が
なく、トナーの搬送効率を高めることができる。また、
回収トナーの搬送経路を短くして部品点数を少なくし、
コストダウンを図ることができるとともに、回収トナー
の搬送経路を短くして回収トナー搬送部材の駆動を単純
化し、回収トナー搬送部材を無理なく駆動することがで
きる。
【0109】請求項17に係る発明によれば、像担持体
とクリーニング装置とトナーリサイクル装置と現像装置
とを一体的に備えるから、画像形成装置本体の小型化を
図れるとともに、ジャム処理や部品交換や修理などのメ
ンテナンス時の取り扱いを容易とすることができる。
【0110】請求項18に係る発明によれば、プロセス
カートリッジにおいて、比較的寿命の長い第1のカート
リッジ部分と比較的寿命の短い第2のカートリッジ部分
とに分割可能とし、寿命となったときそれらを個別に交
換可能とするから、経済性を向上することができる。
【0111】請求項19に係る発明によれば、電子写真
式画像形成装置の現像装置において、現像部とトナー貯
蔵部とを備え、そのトナー貯蔵部の重力方向中間位置
に、トナーリサイクル装置で戻した回収トナーを返送す
る戻し口を設けるから、回収トナーを重力に抗してトナ
ー貯蔵部上まで押し上げる必要がなく、トナーの搬送効
率を高めることができる。また、回収トナーの搬送経路
を短くして部品点数を少なくし、コストダウンを図るこ
とができるとともに、回収トナーの搬送経路を短くして
回収トナー搬送部材の駆動を単純化し、回収トナー搬送
部材を無理なく駆動することができる。
【0112】請求項20に係る発明によれば、電子写真
式画像形成装置のトナーリサイクル方法において、現像
に寄与しなかったトナーを回収し、トナーリサイクル装
置で戻し、現像装置に備えるトナー貯蔵部の、重力方向
中間位置に設ける戻し口から返送して現像装置で再使用
するから、同様に、回収トナーを重力に抗してトナー貯
蔵部上まで押し上げる必要がなく、トナーの搬送効率を
高めることができる。また、回収トナーの搬送経路を短
くして部品点数を少なくし、コストダウンを図ることが
できるとともに、回収トナーの搬送経路を短くして回収
トナー搬送部材の駆動を単純化し、回収トナー搬送部材
を無理なく駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電子写真式画像形成装置におけ
るその要部の概略構成図である。
【図2】その画像形成装置で用いるプロセスカートリッ
ジの概略構成図である。
【図3】上カートリッジケースを外して示すそのプロセ
スカートリッジの部分斜視図である。
【図4】そのプロセスカートリッジで用いるトナーリサ
イクル装置の部分分解斜視図である。
【図5】他の部分分解斜視図である。
【図6】同プロセスカートリッジの逆流防止部材部分の
斜視図である。
【図7】この発明の他例を示す、プロセスカートリッジ
のトナー貯蔵部における説明部分断面図である。
【図8】この発明のさらに他例を示す、プロセスカート
リッジのトナー貯蔵部における説明断面図である。
【図9】この発明のまたさらに他例を示す、プロセスカ
ートリッジのトナー貯蔵部における説明断面図である。
【図10】この発明のまたさらに他例を示す、プロセス
カートリッジのトナー貯蔵部における説明断面図であ
る。
【図11】この発明のまたさらに他例を示す、プロセス
カートリッジのトナー貯蔵部における説明部分断面図で
ある。
【図12】この発明のまたさらに他例を示す、プロセス
カートリッジのトナー貯蔵部における説明部分断面図で
ある。
【図13】この発明のまたさらに他例を示す、プロセス
カートリッジのトナー貯蔵部における説明部分断面図で
ある。
【図14】この発明のまたさらに他例を示す、プロセス
カートリッジのトナー貯蔵部における説明部分断面図で
ある。
【図15】この発明のまたさらに他例を示す、プロセス
カートリッジのトナー貯蔵部における説明部分断面図で
ある。
【図16】この発明のまたさらに他例を示す、プロセス
カートリッジのトナー貯蔵部における説明部分断面図で
ある。
【図17】この発明のまたさらに他例を示す、画像形成
装置の要部の概略構成図である。
【図18】その画像形成装置で用いるプロセスカートリ
ッジの部分斜視図である。
【図19】一成分現像剤を使用する従来の画像形成装置
の主要部の概略構成図である。
【図20】二成分現像剤を使用する従来の画像形成装置
の主要部の概略構成図である。
【符号の説明】
10 感光体(像担持体) 12 現像装置 13 転写装置 14 クリーニング装置 20 現像部 21 トナー貯蔵部 24 トナー攪拌部材 36 トナーリサイクル装置 37 トナーリサイクル装置の第1の部分 38 トナーリサイクル装置の第2の部分 40 プロセスカートリッジ 41 第1のカートリッジ部分 42 第2のカートリッジ部分 67 回収トナー搬送部材 68 戻し口 69 逆流防止部材 73 回収トナー搬送部材の回転軸 74 トナー攪拌部材の回転軸 80 トナー放出孔 81 庇 82 筒部材 84 段部 85 羽根 86 トナー送り部材 100 ケース

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回収トナーを現像装置へと戻すトナーリ
    サイクル装置を備えた電子写真式画像形成装置におい
    て、 前記現像装置に備えるトナー貯蔵部の重力方向中間位置
    に、前記トナーリサイクル装置で戻した回収トナーを返
    送する戻し口を設けてなる、電子写真式画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー貯蔵部内のトナー攪拌部材の
    駆動力を伝達して前記トナーリサイクル装置の回収トナ
    ー搬送部材を駆動してなる、請求項1に記載の電子写真
    式画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記トナー攪拌部材の回転軸と前記回収
    トナー搬送部材の回転軸とを一体に形成してなる、請求
    項2に記載の電子写真式画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記トナーリサイクル装置の回収トナー
    搬送部材を、前記トナー貯蔵部に向けて漸次尖らせて形
    成してなる、請求項1に記載の電子写真式画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記トナーリサイクル装置の回収トナー
    搬送部材を前記トナー貯蔵部内まで入り込ませてなる、
    請求項1に記載の電子写真式画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記回収トナー搬送部材を、前記トナー
    貯蔵部内のトナー攪拌部材の回転軸に沿って前記トナー
    貯蔵部内の奥までのばしてなる、請求項5に記載の電子
    写真式画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記トナー貯蔵部内における前記回収ト
    ナー搬送部材によるトナー搬送方向を、前記戻し口から
    中間までと中間から奥までとで逆向きとしてなる、請求
    項6に記載の電子写真式画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記回収トナー搬送部材を、前記トナー
    貯蔵部内のトナー攪拌部材の回転軸内を通してのばすと
    ともに、 その回転軸にトナー放出孔を設けてなる、 請求項6に記載の電子写真式画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記戻し口の上に庇を前記トナー貯蔵部
    内に突出して設けてなる、請求項1に記載の電子写真式
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記戻し口の口縁から筒部材を前記ト
    ナー貯蔵部内に突出して設けてなる、請求項1に記載の
    電子写真式画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記筒部材を先細に形成してなる、請
    求項10に記載の電子写真式画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記戻し口を形成するケースに、その
    戻し口の上を被うような段部を設けてなる、請求項1に
    記載の電子写真式画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記戻し口に、前記トナー貯蔵部内の
    トナーが前記トナーリサイクル装置へと逆流することを
    阻止する逆流防止部材を設けてなる、請求項1に記載の
    電子写真式画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記トナー貯蔵部内のトナー攪拌部材
    の回転軸に、前記戻し口付近のトナーを排除する羽根を
    設けてなる、請求項1に記載の電子写真式画像形成装
    置。
  15. 【請求項15】 前記戻し口付近のトナーを、前記トナ
    ー貯蔵部内の奥へと搬送するトナー送り部材を設けてな
    る、請求項1に記載の電子写真式画像形成装置。
  16. 【請求項16】 トナーを付着して像担持体上の静電潜
    像を現像する現像装置と、回収トナーをその現像装置へ
    と戻すトナーリサイクル装置とを備え、 前記現像装置に備えるトナー貯蔵部の重力方向中間位置
    に、前記トナーリサイクル装置で戻した回収トナーを返
    送する戻し口を設けてなる、 電子写真式画像形成装置のプロセスカートリッジ。
  17. 【請求項17】 前記像担持体と、その像担持体上から
    転写残トナーを掻き落とすクリーニング装置と、前記ト
    ナーリサイクル装置と、前記現像装置とを備えてなる、
    請求項16に記載の電子写真式画像形成装置のプロセス
    カートリッジ。
  18. 【請求項18】 前記トナーリサイクル装置を第1の部
    分と第2の部分とに分割可能とし、その第1の部分とと
    もに前記像担持体および前記クリーニング装置を備える
    第1のカートリッジ部分と、前記第2の部分とともに前
    記現像装置を備える第2のカートリッジ部分とで構成し
    てなる、請求項16に記載の電子写真式画像形成装置の
    プロセスカートリッジ。
  19. 【請求項19】 トナーを付着して像担持体上の静電潜
    像を現像する現像部と、その現像部に補給するトナーを
    貯蔵するトナー貯蔵部とを備え、 そのトナー貯蔵部の重力方向中間位置に、トナーリサイ
    クル装置で戻した回収トナーを返送する戻し口を設けて
    なる、 電子写真式画像形成装置の現像装置。
  20. 【請求項20】 現像に寄与しなかったトナーを回収
    し、 トナーリサイクル装置で戻し、 現像装置に備えるトナー貯蔵部の、重力方向中間位置に
    設ける戻し口から返送して前記現像装置で再使用してな
    る、 電子写真式画像形成装置のトナーリサイクル方法。
JP2000059061A 2000-03-03 2000-03-03 電子写真式画像形成装置、それに使用するプロセスカートリッジおよび現像装置、ならびにそのトナーリサイクル方法 Expired - Fee Related JP3956333B2 (ja)

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