JPH10245115A - スラットへのリアクションプレート取付構造 - Google Patents
スラットへのリアクションプレート取付構造Info
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- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スラットの推進効率を高めることができると
ともに、製造が容易で製造コストを安くでき、且つ、運
転騒音を低減することのできるスラットへのリアクショ
ンプレート取付構造を提供する。 【解決手段】 スラット１自体が２次側の導体としてリ
ニアモータ駆動され、スラット内に磁気回路を形成する
リアクションプレート２が内蔵されたスラットコンベヤ
において、リアクションプレート２と弾性材料からなる
押さえ板３とが厚み方向に重ねられ、且つ、前記押さえ
板３が厚み方向に弾性圧縮された状態で前記スラット１
の中空部内１Ａへ圧入固定されている。
ともに、製造が容易で製造コストを安くでき、且つ、運
転騒音を低減することのできるスラットへのリアクショ
ンプレート取付構造を提供する。 【解決手段】 スラット１自体が２次側の導体としてリ
ニアモータ駆動され、スラット内に磁気回路を形成する
リアクションプレート２が内蔵されたスラットコンベヤ
において、リアクションプレート２と弾性材料からなる
押さえ板３とが厚み方向に重ねられ、且つ、前記押さえ
板３が厚み方向に弾性圧縮された状態で前記スラット１
の中空部内１Ａへ圧入固定されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモータ駆動
式スラットコンベヤにおけるスラットへのリアクション
プレートの取付構造に関する。
式スラットコンベヤにおけるスラットへのリアクション
プレートの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、物品の仕分け作業等に使用される
スラットコンベヤの駆動手段として、特開平７−６１５
７０号公報に記載されているような、リニアモータを用
いているものもある。
スラットコンベヤの駆動手段として、特開平７−６１５
７０号公報に記載されているような、リニアモータを用
いているものもある。
【０００３】これはアルミニウム等の金属で形成されて
いるスラットを２次側導体として、リニアモータによっ
て無端状に連結されているそれぞれのスラットがリニア
モータの位置で電磁気的に推進力が与えられて直接駆動
されるもので、チェーンによってスラットを駆動するも
のと比較して騒音の発生する部分が少なく静粛な運転を
行うことのできる長所がある。
いるスラットを２次側導体として、リニアモータによっ
て無端状に連結されているそれぞれのスラットがリニア
モータの位置で電磁気的に推進力が与えられて直接駆動
されるもので、チェーンによってスラットを駆動するも
のと比較して騒音の発生する部分が少なく静粛な運転を
行うことのできる長所がある。
【０００４】しかしながら、前記特開平７−６１５７０
号公報に記載されているスラットコンベヤは、リニアモ
ータの二次側として使用されているスラットがアルミニ
ウムのような非磁性体であるため駆動効率が低く、特
に、スラットにスライドシューが摺動自在に嵌挿されて
いる仕分け装置として用いるスラットコンベヤでは、ス
ラットに設けられたスライドシューがスラットの下方に
配置された斜めのガイドレールに案内されてスラットの
移動に伴って左右方向に摺動されるように構成されてい
るため、物品を仕分け位置で払い出す際の抵抗力に対抗
するための駆動力が不足する問題があった。
号公報に記載されているスラットコンベヤは、リニアモ
ータの二次側として使用されているスラットがアルミニ
ウムのような非磁性体であるため駆動効率が低く、特
に、スラットにスライドシューが摺動自在に嵌挿されて
いる仕分け装置として用いるスラットコンベヤでは、ス
ラットに設けられたスライドシューがスラットの下方に
配置された斜めのガイドレールに案内されてスラットの
移動に伴って左右方向に摺動されるように構成されてい
るため、物品を仕分け位置で払い出す際の抵抗力に対抗
するための駆動力が不足する問題があった。
【０００５】そこでこの問題を解消するため、本出願人
は、特願平７−２７００２３号で、アルミニウム製のス
ラット内部に磁気回路を構成する強磁性材料のリアクシ
ョンプレートを設ける技術を提案している。
は、特願平７−２７００２３号で、アルミニウム製のス
ラット内部に磁気回路を構成する強磁性材料のリアクシ
ョンプレートを設ける技術を提案している。
【０００６】この技術によれば、リアクションプレート
を用いていない場合と比較して、リニアモータのスラッ
トを推進する力を３倍弱にまで高めることができ、また
常に安定した推進力を得ることができるので、物品仕分
け用の構造とした場合にスライドシューが移動する際に
生じる抵抗力に対してリニアモータの推進力が不足する
ようなことが無く、確実で安定した仕分け動作を行うこ
とができる利点を有している。
を用いていない場合と比較して、リニアモータのスラッ
トを推進する力を３倍弱にまで高めることができ、また
常に安定した推進力を得ることができるので、物品仕分
け用の構造とした場合にスライドシューが移動する際に
生じる抵抗力に対してリニアモータの推進力が不足する
ようなことが無く、確実で安定した仕分け動作を行うこ
とができる利点を有している。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】前述した特願平７−２
７００２３号の出願に係る発明では、図８及び図９に示
すように、リアクションプレートをタッチプレートａ
１，ｂ１とバックメタルａ２，ｂ２とに分割して構成
し、スラットｃ内部に形成されている複数の中空部ｄ
１，ｄ２内にそれぞれ対向して配置している。
７００２３号の出願に係る発明では、図８及び図９に示
すように、リアクションプレートをタッチプレートａ
１，ｂ１とバックメタルａ２，ｂ２とに分割して構成
し、スラットｃ内部に形成されている複数の中空部ｄ
１，ｄ２内にそれぞれ対向して配置している。
【０００８】これらのタッチプレートａ１，ｂ１とバッ
クメタルａ２，ｂ２は、スラットｃの外部から操作可能
なネジ部材ｅ１，ｅ２によって対向間隔を拡げ、中空部
ｄ１，ｄ２の上下の壁面を押圧して摩擦固定する構造で
あるため、スラットｃ内に配置される部品の数が多くな
り、その結果、スラットｃの総重量が増加してこれを駆
動するリニアモータに大きな駆動推進力が必要となる問
題があった。
クメタルａ２，ｂ２は、スラットｃの外部から操作可能
なネジ部材ｅ１，ｅ２によって対向間隔を拡げ、中空部
ｄ１，ｄ２の上下の壁面を押圧して摩擦固定する構造で
あるため、スラットｃ内に配置される部品の数が多くな
り、その結果、スラットｃの総重量が増加してこれを駆
動するリニアモータに大きな駆動推進力が必要となる問
題があった。
【０００９】また、前記ネジ部材ｅ１，ｅ２をスラット
ｃの外部から操作するためのネジ操作孔ｆ１，ｆ２をス
ラットｃに加工する必要があり、また、組立時にタッチ
プレートａ１，ａ２とバックメタルｂ１，ｂ２のそれぞ
れの組をスラットｃ内へ正確に位置決めして固定する必
要があるため、製造に手間と時間を要し、製造コストが
高くなる問題があった。
ｃの外部から操作するためのネジ操作孔ｆ１，ｆ２をス
ラットｃに加工する必要があり、また、組立時にタッチ
プレートａ１，ａ２とバックメタルｂ１，ｂ２のそれぞ
れの組をスラットｃ内へ正確に位置決めして固定する必
要があるため、製造に手間と時間を要し、製造コストが
高くなる問題があった。
【００１０】また、タッチプレートａ１，ａ２とバック
メタルｂ１，ｂ２の表面やスラットｃ内壁面に製作誤差
による曲がりや歪みがあると、スラットコンベヤの駆動
時にリニアモータから受ける変動する電磁力によって、
タッチプレートａ１，ａ２やバックメタルｂ１，ｂ２が
スラットｃ内で振動を起こしやすく、スラットコンベヤ
の運転時に前記振動が騒音の発生源となる可能性があっ
た。
メタルｂ１，ｂ２の表面やスラットｃ内壁面に製作誤差
による曲がりや歪みがあると、スラットコンベヤの駆動
時にリニアモータから受ける変動する電磁力によって、
タッチプレートａ１，ａ２やバックメタルｂ１，ｂ２が
スラットｃ内で振動を起こしやすく、スラットコンベヤ
の運転時に前記振動が騒音の発生源となる可能性があっ
た。
【００１１】そこで、本発明は、前述した技術をさらに
改良し、スラットの推進効率を高めることができるとと
もに、製造が容易で製造コストを安くでき、且つ、運転
騒音を低減することのできるスラットへのリアクション
プレート取付構造を提供することを目的とする。
改良し、スラットの推進効率を高めることができるとと
もに、製造が容易で製造コストを安くでき、且つ、運転
騒音を低減することのできるスラットへのリアクション
プレート取付構造を提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】前記目的のため、本発明
のスラットへのリアクションプレート取付構造は、スラ
ット自体が２次側の導体としてリニアモータ駆動され、
スラット内に磁気回路を形成するリアクションプレート
が内蔵されたスラットコンベヤに適用されるものであ
り、請求項１記載の発明は、リアクションプレートと弾
性材料からなる押さえ板とを厚み方向に重ね、且つ前記
押さえ板を厚み方向に弾性圧縮変形させた状態でスラッ
トの中空部内へ圧入固定したものである。
のスラットへのリアクションプレート取付構造は、スラ
ット自体が２次側の導体としてリニアモータ駆動され、
スラット内に磁気回路を形成するリアクションプレート
が内蔵されたスラットコンベヤに適用されるものであ
り、請求項１記載の発明は、リアクションプレートと弾
性材料からなる押さえ板とを厚み方向に重ね、且つ前記
押さえ板を厚み方向に弾性圧縮変形させた状態でスラッ
トの中空部内へ圧入固定したものである。
【００１３】また請求項２記載の発明は、請求項１にお
ける押さえ板がリアクションプレートの厚み方向の両面
に配置されているものである。
ける押さえ板がリアクションプレートの厚み方向の両面
に配置されているものである。
【００１４】また請求項３記載の発明は、請求項１にお
けるリアクションプレートの厚み方向の片側の面が押さ
え板と隣接し、反対側の面がスラットの中空部内面に接
着剤で固着されているものである。
けるリアクションプレートの厚み方向の片側の面が押さ
え板と隣接し、反対側の面がスラットの中空部内面に接
着剤で固着されているものである。
【００１５】さらに請求項４記載の発明は、スラットに
は幅方向中央に広幅の中空部が形成され、前記中空部内
にその長手方向に沿って中間部分が中空部の上下に対向
する一方の面に近接配置されているとともに、両端部が
他方の面側にそれぞれ折り曲げられて前記他方の面にリ
ベットで固定されている広幅のリアクションプレートが
設けられているものである。
は幅方向中央に広幅の中空部が形成され、前記中空部内
にその長手方向に沿って中間部分が中空部の上下に対向
する一方の面に近接配置されているとともに、両端部が
他方の面側にそれぞれ折り曲げられて前記他方の面にリ
ベットで固定されている広幅のリアクションプレートが
設けられているものである。
【００１６】
【作用】請求項１に記載された発明では、リアクション
プレートがスラットの中空部内に弾性圧縮変形を受けた
状態の押さえ板で摩擦固定されているため、スラットの
走行中にリニアモータからスラット内部のリアクション
プレートに変動する電磁力が作用して振動が生じても、
前記振動は押さえ板によって直ちに吸収され、リアクシ
ョンプレートの振動で発生する騒音が低減される。
プレートがスラットの中空部内に弾性圧縮変形を受けた
状態の押さえ板で摩擦固定されているため、スラットの
走行中にリニアモータからスラット内部のリアクション
プレートに変動する電磁力が作用して振動が生じても、
前記振動は押さえ板によって直ちに吸収され、リアクシ
ョンプレートの振動で発生する騒音が低減される。
【００１７】また、押さえ板がリアクションプレートの
厚み方向の両面に配置されている請求項２に記載された
発明では、リアクションプレートの振動は、その両面で
押さえ板に吸収されるため、運転時の騒音の発生はさら
に少ない。
厚み方向の両面に配置されている請求項２に記載された
発明では、リアクションプレートの振動は、その両面で
押さえ板に吸収されるため、運転時の騒音の発生はさら
に少ない。
【００１８】また、リアクションプレートの厚み方向の
片側の面が押さえ板に隣接し、反対側の面はスラットの
中空部内面に接着剤で固着されている請求項３に記載さ
れた発明では、リアクションプレートがスラットに対す
る振動を拘束されているとともに、スラット自体が振動
して発生する騒音も弾性材料の押さえ板によって吸収さ
れるため、運転騒音が低減される。
片側の面が押さえ板に隣接し、反対側の面はスラットの
中空部内面に接着剤で固着されている請求項３に記載さ
れた発明では、リアクションプレートがスラットに対す
る振動を拘束されているとともに、スラット自体が振動
して発生する騒音も弾性材料の押さえ板によって吸収さ
れるため、運転騒音が低減される。
【００１９】さらに、請求項４に記載された発明では、
リアクションプレートはリベットで長手方向の両端部が
スラットへ固定されているため、スラットの走行中にリ
アクションプレートが電磁力を受けてもスラット内で振
動を生じにくく騒音の発生は少ない。
リアクションプレートはリベットで長手方向の両端部が
スラットへ固定されているため、スラットの走行中にリ
アクションプレートが電磁力を受けてもスラット内で振
動を生じにくく騒音の発生は少ない。
【００２０】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の第１実施例に
ついて説明する。図１は、図示しないリニアモータによ
って推進駆動されるスラットコンベヤを構成しているス
ラットの横断面図、図２は、図１のＡ−Ａ線位置におけ
る矢印方向から見たスラットの一部を示す縦断面図であ
って、スラット１はリニアモータの２次側の導体を兼用
するためアルミニウム材で成形され、その内部にはスラ
ット１の両端で開口されている３つの中空部１Ａ，１
Ｂ，１Ｃが設けられている。
ついて説明する。図１は、図示しないリニアモータによ
って推進駆動されるスラットコンベヤを構成しているス
ラットの横断面図、図２は、図１のＡ−Ａ線位置におけ
る矢印方向から見たスラットの一部を示す縦断面図であ
って、スラット１はリニアモータの２次側の導体を兼用
するためアルミニウム材で成形され、その内部にはスラ
ット１の両端で開口されている３つの中空部１Ａ，１
Ｂ，１Ｃが設けられている。
【００２１】これらの中空部１Ａ，１Ｂ，１Ｃのうち、
中央の中空部１Ａは、スラット１の底面に近い位置の幅
方向中央に位置していてその断面形状は、扁平な矩形で
あり、また、両側の中空部１Ｂ，１Ｃは幅方向中心に対
して互いに対称な断面形状になっている。
中央の中空部１Ａは、スラット１の底面に近い位置の幅
方向中央に位置していてその断面形状は、扁平な矩形で
あり、また、両側の中空部１Ｂ，１Ｃは幅方向中心に対
して互いに対称な断面形状になっている。
【００２２】前記中央の中空部１Ａ内には、スラット１
の長手方向中央部分に前記中空部１Ａの幅に近い幅を有
する扁平で細長いリアクションプレート２と、前記リア
クションプレート２とほぼ同じ長さと幅とを有する弾性
変形が容易な発泡ウレタンゴム等の弾性材料からなる押
さえ板３とが組み込まれている。なお、リアクションプ
レート２には、例えば、軟鉄板材等の強磁性材料を用い
ることができる。
の長手方向中央部分に前記中空部１Ａの幅に近い幅を有
する扁平で細長いリアクションプレート２と、前記リア
クションプレート２とほぼ同じ長さと幅とを有する弾性
変形が容易な発泡ウレタンゴム等の弾性材料からなる押
さえ板３とが組み込まれている。なお、リアクションプ
レート２には、例えば、軟鉄板材等の強磁性材料を用い
ることができる。
【００２３】前記押さえ板３は、リアクションプレート
２の上面と押さえ板３の下面とがそれぞれ中空部１Ａ内
壁の天井面と底面とに押し付けられて摩擦固定されるよ
うに、上下方向に弾性圧縮された状態で前記中空部１Ａ
内に挿入されている。
２の上面と押さえ板３の下面とがそれぞれ中空部１Ａ内
壁の天井面と底面とに押し付けられて摩擦固定されるよ
うに、上下方向に弾性圧縮された状態で前記中空部１Ａ
内に挿入されている。
【００２４】図３は、リアクションプレート２と押さえ
板３をスラット１の中空部１Ａ内に装着する直前の状態
を示すものであって、これらの部材をスラット１内に挿
入する前に押さえ板３はあらかじめリアクションプレー
ト２の上面に重ねられ、接着剤等で接着されて一体化さ
れている。
板３をスラット１の中空部１Ａ内に装着する直前の状態
を示すものであって、これらの部材をスラット１内に挿
入する前に押さえ板３はあらかじめリアクションプレー
ト２の上面に重ねられ、接着剤等で接着されて一体化さ
れている。
【００２５】スラット１内に装着する前には、リアクシ
ョンプレート２と押さえ板３との厚みの和Ｔは、スラッ
ト１の中空部１Ａの天井面と底面間の距離Ｈよりも大き
く設定されている。
ョンプレート２と押さえ板３との厚みの和Ｔは、スラッ
ト１の中空部１Ａの天井面と底面間の距離Ｈよりも大き
く設定されている。
【００２６】次に、押さえ板３の上面とリアクションプ
レート２の下面との間に治具等を使用して外力を加え、
押さえ板３を厚み方向に圧縮変形させてその厚みを減少
させ、スラット１の長手方向の一方の端に開口された中
空部１Ａ内に圧入する。そして、リアクションプレート
２と押さえ板３とがスラット１の長手方向中央に配置さ
れるように中空部１Ａの長手方向に両者を滑らせて位置
決めする。
レート２の下面との間に治具等を使用して外力を加え、
押さえ板３を厚み方向に圧縮変形させてその厚みを減少
させ、スラット１の長手方向の一方の端に開口された中
空部１Ａ内に圧入する。そして、リアクションプレート
２と押さえ板３とがスラット１の長手方向中央に配置さ
れるように中空部１Ａの長手方向に両者を滑らせて位置
決めする。
【００２７】このとき、押さえ板３の厚みは、弾性変形
前よりＴ−Ｈだけ圧縮されているため押さえ板３には弾
性復元力が生じており、前述したようにリアクションプ
レート２と押さえ板３とが、この弾性復元力によってス
ラット１の中空部１Ａ内に摩擦固定される。
前よりＴ−Ｈだけ圧縮されているため押さえ板３には弾
性復元力が生じており、前述したようにリアクションプ
レート２と押さえ板３とが、この弾性復元力によってス
ラット１の中空部１Ａ内に摩擦固定される。
【００２８】なお、図示していないが、スラット１の両
端の開口は、リアクションプレート２と押さえ板３の装
着後にゴミや異物が内部に侵入しないようにカバー装着
して塞いでおくことが望ましい。
端の開口は、リアクションプレート２と押さえ板３の装
着後にゴミや異物が内部に侵入しないようにカバー装着
して塞いでおくことが望ましい。
【００２９】次に図４は、本発明の第２実施例を示すス
ラットの横断面図であって、前述した図１〜図３に示し
た第１実施例と同一のスラット１が用いられているが、
第１実施例では、スラット１の中空部１Ａ内にリアクシ
ョンプレート２と押さえ板３のみ配置しているのに対し
て、図４に示すものでは、押さえ板３とともにリアクシ
ョンプレート２の下面と中空部１Ａの底面との間にも、
厚さ０．２ｍｍ程度の極薄いウレタンゴム等の弾性材料
からなる第２の押さえ板４を介在させている。
ラットの横断面図であって、前述した図１〜図３に示し
た第１実施例と同一のスラット１が用いられているが、
第１実施例では、スラット１の中空部１Ａ内にリアクシ
ョンプレート２と押さえ板３のみ配置しているのに対し
て、図４に示すものでは、押さえ板３とともにリアクシ
ョンプレート２の下面と中空部１Ａの底面との間にも、
厚さ０．２ｍｍ程度の極薄いウレタンゴム等の弾性材料
からなる第２の押さえ板４を介在させている。
【００３０】前記押さえ板３と第２の押さえ板４は、ス
ラット１内へ入れる前にこれらの厚みの合計がスラット
１の中空部１Ａの天井面と底面間の距離よりも大きく設
定されており、押さえ板３と押さえ板４はそれぞれリア
クションプレート２の上面と下面に接着剤等を用いてあ
らかじめ接着されている。そして、前述した第１実施例
のものと同様に、スラット１の端部の開口から一体化さ
れたリアクションプレート２と押さえ板３，４とを中空
部１Ａ内に圧入して、スラット１内にリアクションプレ
ート２を位置決めして固定する。
ラット１内へ入れる前にこれらの厚みの合計がスラット
１の中空部１Ａの天井面と底面間の距離よりも大きく設
定されており、押さえ板３と押さえ板４はそれぞれリア
クションプレート２の上面と下面に接着剤等を用いてあ
らかじめ接着されている。そして、前述した第１実施例
のものと同様に、スラット１の端部の開口から一体化さ
れたリアクションプレート２と押さえ板３，４とを中空
部１Ａ内に圧入して、スラット１内にリアクションプレ
ート２を位置決めして固定する。
【００３１】本実施例においては、リアクションプレー
ト２の下面がスラット１の中空部１Ａの底面と直接接触
せずに第２の押さえ板４を介して固定されるため、スラ
ット１走行時にリアクションプレート２にリニアモータ
の電磁力受けて振動が生じたとしても、スラット１に伝
達される振動は上下の押さえ板３，４によって減衰さ
れ、前述した第１実施例のものよりさらに効果的に騒音
の発生を防止することができる。
ト２の下面がスラット１の中空部１Ａの底面と直接接触
せずに第２の押さえ板４を介して固定されるため、スラ
ット１走行時にリアクションプレート２にリニアモータ
の電磁力受けて振動が生じたとしても、スラット１に伝
達される振動は上下の押さえ板３，４によって減衰さ
れ、前述した第１実施例のものよりさらに効果的に騒音
の発生を防止することができる。
【００３２】なお、この実施例では、押さえ板４に厚み
の極薄いものを用いているが、リアクションプレート２
をスラット１の中空部１Ａ内に摩擦固定可能で、また、
リアクションプレート２の磁気回路としての機能を損な
わないかぎり、押さえ板３と押さえ板４の厚みは同程度
にしたり、反対に押さえ板３側を薄くしてもよい。
の極薄いものを用いているが、リアクションプレート２
をスラット１の中空部１Ａ内に摩擦固定可能で、また、
リアクションプレート２の磁気回路としての機能を損な
わないかぎり、押さえ板３と押さえ板４の厚みは同程度
にしたり、反対に押さえ板３側を薄くしてもよい。
【００３３】さらに、図５は本発明の第３実施例を示す
スラットの横断面図であって、前述した２つの実施例と
同様に、リアクションプレート２と押さえ板３とを上下
に重ねてスラット１の中空部１Ａ内に装着しているが、
本実施例ではスラット１内の中空部１Ａ底面とリアクシ
ョンプレート２の下面との間が接着剤５によって接着さ
れている点が摩擦力のみでリアクションプレート２を中
空部１Ａ内に固定している前述した各実施例のものと異
なっている。
スラットの横断面図であって、前述した２つの実施例と
同様に、リアクションプレート２と押さえ板３とを上下
に重ねてスラット１の中空部１Ａ内に装着しているが、
本実施例ではスラット１内の中空部１Ａ底面とリアクシ
ョンプレート２の下面との間が接着剤５によって接着さ
れている点が摩擦力のみでリアクションプレート２を中
空部１Ａ内に固定している前述した各実施例のものと異
なっている。
【００３４】なお、スラット１内へ装着前のリアクショ
ンプレート２の厚みと押さえ板３の厚みの合計は、スラ
ット１の中空部１Ａの天井面と底面間の距離よりも大き
く設定されている。
ンプレート２の厚みと押さえ板３の厚みの合計は、スラ
ット１の中空部１Ａの天井面と底面間の距離よりも大き
く設定されている。
【００３５】本実施例では、リアクションプレート２を
接着剤５でスラット１に接着固定していることによっ
て、スラット１がリニアモータの上を通過する際に、電
磁気的な加振力がリアクションプレート２に作用して
も、リアクションプレート２の振動はスラット１によっ
て抑制されている。しかも、押さえ板３によって、スラ
ット１自体に生じる振動のエネルギーが吸収されるた
め、スラット１の走行時に発生する騒音を極めて少なく
することができる。
接着剤５でスラット１に接着固定していることによっ
て、スラット１がリニアモータの上を通過する際に、電
磁気的な加振力がリアクションプレート２に作用して
も、リアクションプレート２の振動はスラット１によっ
て抑制されている。しかも、押さえ板３によって、スラ
ット１自体に生じる振動のエネルギーが吸収されるた
め、スラット１の走行時に発生する騒音を極めて少なく
することができる。
【００３６】スラット１内部にリアクションプレート２
と押さえ板３とを組み込む作業は、先ず、リアクション
プレート２の上面に押さえ板３を接着剤等によって接着
して両者を一体にし、さらに、リアクションプレート２
の下面に熱硬化性接着剤を塗布する。
と押さえ板３とを組み込む作業は、先ず、リアクション
プレート２の上面に押さえ板３を接着剤等によって接着
して両者を一体にし、さらに、リアクションプレート２
の下面に熱硬化性接着剤を塗布する。
【００３７】次いで、前述した各実施例の場合と同様
に、スラット１の長手方向の一方の端に開口された中空
部１Ａ内に一体となったリアクションプレート２と押さ
え板３を圧入して、スラット１の長手方向中央に位置す
るように位置決めする。その後、スラット１を外側から
加熱すると、内部の接着剤５は熱により硬化して、リア
クションプレート２がスラット１に接着固定される。
に、スラット１の長手方向の一方の端に開口された中空
部１Ａ内に一体となったリアクションプレート２と押さ
え板３を圧入して、スラット１の長手方向中央に位置す
るように位置決めする。その後、スラット１を外側から
加熱すると、内部の接着剤５は熱により硬化して、リア
クションプレート２がスラット１に接着固定される。
【００３８】この際、押さえ板３は、中空部１Ａ内で厚
さ方向に弾性圧縮されているため、その上面が中空部１
Ａの天井面に押し付けられて摩擦で固定され、前記接着
剤５が硬化する途中でリアクションプレート２に位置ず
れを生じることを防止する役目を果たしている。
さ方向に弾性圧縮されているため、その上面が中空部１
Ａの天井面に押し付けられて摩擦で固定され、前記接着
剤５が硬化する途中でリアクションプレート２に位置ず
れを生じることを防止する役目を果たしている。
【００３９】なお、アルミニウム材で形成されているス
ラット１と軟鉄等の鉄系材料で形成されているリアクシ
ョンプレート２とは、熱膨張係数が異なるため、前記接
着剤５は硬化後に両者の温度が低下したときに生じる熱
収縮量の差を吸収できる程度に弾性を有するものが望ま
しい。
ラット１と軟鉄等の鉄系材料で形成されているリアクシ
ョンプレート２とは、熱膨張係数が異なるため、前記接
着剤５は硬化後に両者の温度が低下したときに生じる熱
収縮量の差を吸収できる程度に弾性を有するものが望ま
しい。
【００４０】また、接着剤５は加熱工程を省くために、
熱硬化性接着剤以外の種類のものを用いてもよく、その
場合にも接着剤５が硬化する途中のリアクションプレー
ト２の位置ずれを押さえ板３で防止することができる。
熱硬化性接着剤以外の種類のものを用いてもよく、その
場合にも接着剤５が硬化する途中のリアクションプレー
ト２の位置ずれを押さえ板３で防止することができる。
【００４１】前述した図１〜図５によって説明した各実
施例においては、リアクションプレート２に対して押さ
え板３や押さえ板４を接着剤で接着しているが、溶着等
の他の固定手段で接合してもよく、また、スラット１の
中空部１Ａ内にリアクションプレート２と押さえ板３，
４を位置ずれを生じることなく圧入可能であれば、接着
等で両者を接合しなくてもよい。
施例においては、リアクションプレート２に対して押さ
え板３や押さえ板４を接着剤で接着しているが、溶着等
の他の固定手段で接合してもよく、また、スラット１の
中空部１Ａ内にリアクションプレート２と押さえ板３，
４を位置ずれを生じることなく圧入可能であれば、接着
等で両者を接合しなくてもよい。
【００４２】次に、図６は本発明の第４実施例を示すス
ラットの横断面図であって、この実施例ではスラット１
１上に載置された物品を、仕分け位置でその側方に払い
出すためのスライドシュー１２が外周を包囲して長手方
向にスライド自在に取り付けられており、前記スライド
シュー１２下面に回転自在に取り付けられている案内ロ
ーラ１３がスラットの移動に伴って図示していない斜め
のガイドレールで案内されて左右方向にスライドするよ
うに構成されている。
ラットの横断面図であって、この実施例ではスラット１
１上に載置された物品を、仕分け位置でその側方に払い
出すためのスライドシュー１２が外周を包囲して長手方
向にスライド自在に取り付けられており、前記スライド
シュー１２下面に回転自在に取り付けられている案内ロ
ーラ１３がスラットの移動に伴って図示していない斜め
のガイドレールで案内されて左右方向にスライドするよ
うに構成されている。
【００４３】また、図７は図６のＢ−Ｂ線位置における
スラット１１の縦断面図であり、前記スラット１１には
幅方向中央に扁平で広幅の中空部１１Ａが形成され、前
記中空部１１Ａ内にその幅とほぼ同じ幅を有するリアク
ションプレート１４が配置されている。なお、図７にお
いては、図６中のスライドシュー１２と案内ローラ１３
の図示を省略している。
スラット１１の縦断面図であり、前記スラット１１には
幅方向中央に扁平で広幅の中空部１１Ａが形成され、前
記中空部１１Ａ内にその幅とほぼ同じ幅を有するリアク
ションプレート１４が配置されている。なお、図７にお
いては、図６中のスライドシュー１２と案内ローラ１３
の図示を省略している。
【００４４】前記リアクションプレート１４は、中空部
１１Ａ内にその長手方向に沿って中間部分１４Ａが中空
部１１Ａの天井面に近接して配置されているとともに、
中空部１１Ａの底面側に両端部１４Ｂがそれぞれ折り曲
げられて前記底面にリベット１５で固定されている。
１１Ａ内にその長手方向に沿って中間部分１４Ａが中空
部１１Ａの天井面に近接して配置されているとともに、
中空部１１Ａの底面側に両端部１４Ｂがそれぞれ折り曲
げられて前記底面にリベット１５で固定されている。
【００４５】この実施例では、リアクションプレート１
４がスラット１１にリベット１５を用いて固定されるた
め、外部からリアクションプレート１４に電磁力が作用
してもスラット１１内部で振動して騒音を発生すること
がない。
４がスラット１１にリベット１５を用いて固定されるた
め、外部からリアクションプレート１４に電磁力が作用
してもスラット１１内部で振動して騒音を発生すること
がない。
【００４６】スラット１１へのリアクションプレート１
４の装着は、スラット１１端部に形成されている図示し
ない中空部１１Ａの開口からリアクションプレート１４
をスラット１１の長手方向中央部へ挿入して、リアクシ
ョンプレート１４両端部１４Ｂに形成されているリベッ
ト孔と、前記リベット孔と対応してスラット１１の中空
部１１Ａ底面に形成されているリベット孔とを整合させ
てリベット１５を差し込み、リベット装着工具を用いて
かしめて固定する。
４の装着は、スラット１１端部に形成されている図示し
ない中空部１１Ａの開口からリアクションプレート１４
をスラット１１の長手方向中央部へ挿入して、リアクシ
ョンプレート１４両端部１４Ｂに形成されているリベッ
ト孔と、前記リベット孔と対応してスラット１１の中空
部１１Ａ底面に形成されているリベット孔とを整合させ
てリベット１５を差し込み、リベット装着工具を用いて
かしめて固定する。
【００４７】なお、リアクションプレート１４はその両
端で折り曲げ方向を逆にして中間部分１４Ａを中空部１
１Ａの底面に、また、両端部１４Ｂをその天井面にリベ
ット１５で固定するようにしてもよい。
端で折り曲げ方向を逆にして中間部分１４Ａを中空部１
１Ａの底面に、また、両端部１４Ｂをその天井面にリベ
ット１５で固定するようにしてもよい。
【００４８】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のスラッ
トへのリアクションプレート取付構造によれば、スラッ
トの重量を軽減することができるため、小さな駆動力で
スラットを推進させることができ、駆動効率を向上する
ことができる。また、構造が簡単であるため、製造が容
易で製造コストを安くできる。
トへのリアクションプレート取付構造によれば、スラッ
トの重量を軽減することができるため、小さな駆動力で
スラットを推進させることができ、駆動効率を向上する
ことができる。また、構造が簡単であるため、製造が容
易で製造コストを安くできる。
【００４９】特に請求項１に記載した発明によれば、磁
気回路を構成するリアクションプレートは、スラットの
中空部内に弾性圧縮変形させた状態の押さえ板で摩擦固
定されるので、リアクションプレートの固定作業をネジ
等の締結部材を用いずに行うことができ、構造が簡単で
あるとともに、スラット走行中にリアクションプレート
に生じる振動が押さえ板によって吸収され、スラット走
行時の騒音を低減することができる。
気回路を構成するリアクションプレートは、スラットの
中空部内に弾性圧縮変形させた状態の押さえ板で摩擦固
定されるので、リアクションプレートの固定作業をネジ
等の締結部材を用いずに行うことができ、構造が簡単で
あるとともに、スラット走行中にリアクションプレート
に生じる振動が押さえ板によって吸収され、スラット走
行時の騒音を低減することができる。
【００５０】特に請求項２に記載した発明によれば、押
さえ板がリアクションプレートの厚み方向の両面に配置
されているため、リアクションプレートの振動は、その
両面で吸収され、騒音の発生をさらに少なくすることが
できる。
さえ板がリアクションプレートの厚み方向の両面に配置
されているため、リアクションプレートの振動は、その
両面で吸収され、騒音の発生をさらに少なくすることが
できる。
【００５１】特に請求項３に記載した発明によれば、リ
アクションプレートの厚み方向の片側の面は押さえ板に
隣接し、反対側の面はスラットの中空部内面に接着剤で
固着されているため、リアクションプレートがスラット
に対する振動が阻止されるとともに、スラット自体が振
動して発生する騒音も弾性材料の押さえ板によって吸収
されるので運転騒音を極めて少なくすることができる。
アクションプレートの厚み方向の片側の面は押さえ板に
隣接し、反対側の面はスラットの中空部内面に接着剤で
固着されているため、リアクションプレートがスラット
に対する振動が阻止されるとともに、スラット自体が振
動して発生する騒音も弾性材料の押さえ板によって吸収
されるので運転騒音を極めて少なくすることができる。
【００５２】特に請求項４に記載した発明によれば、磁
気回路を構成するリアクションプレート幅を広くすると
ともに、両端部をスラット側にリベットを用いて固定し
ているため、構造が簡単でスラットに大きな推進力を発
生することができ、駆動効率を向上できる。また、スラ
ット内部でのリアクションプレートの振動が抑制されて
リアクションプレートの振動に起因する運転騒音を低減
することができる。
気回路を構成するリアクションプレート幅を広くすると
ともに、両端部をスラット側にリベットを用いて固定し
ているため、構造が簡単でスラットに大きな推進力を発
生することができ、駆動効率を向上できる。また、スラ
ット内部でのリアクションプレートの振動が抑制されて
リアクションプレートの振動に起因する運転騒音を低減
することができる。
【図１】 本発明の第１実施例を示すスラットの横断
面図。
面図。
【図２】 図１のＡ−Ａ線位置における矢印方向から
見たスラットの一部を示す縦断面図。
見たスラットの一部を示す縦断面図。
【図３】 リアクションプレートと押さえ板をスラッ
ト内へ装着する前の状態を示す図。
ト内へ装着する前の状態を示す図。
【図４】 本発明の第２実施例を示すスラットの横断面
図。
図。
【図５】 本発明の第３実施例を示すスラットの横断面
図。
図。
【図６】 本発明の第４実施例を示すスラットの横断面
図。
図。
【図７】 図５のＢ−Ｂ線位置におけるスラットの一部
を示す縦断面図。
を示す縦断面図。
【図８】 従来技術におけるスラットへのリアクション
プレート取付構造の一例を示すスラットの横断面図。
プレート取付構造の一例を示すスラットの横断面図。
【図９】 図８のＸ−Ｘ線位置における矢印方向から見
たスラットの一部を示す縦断面図。
たスラットの一部を示す縦断面図。
１，１１ スラット １Ａ，１Ｂ，１Ｃ，１１Ａ 中空部 ２，１４ リアクションプレート ３，４ 押さえ板 ５ 接着剤 １４Ａ 中間部分 １４Ｂ 両端部 １５ リベット
Claims (4)
- 【請求項１】 スラット自体が２次側の導体としてリニ
アモータ駆動され、スラット内に磁気回路を形成するリ
アクションプレートが内蔵されたスラットコンベヤにお
いて、 リアクションプレートと弾性材料からなる押さえ板とが
厚み方向に重ねられ、且つ、前記押さえ板が厚み方向に
弾性圧縮された状態でスラットの中空部内へ圧入固定さ
れていることを特徴とするスラットへのリアクションプ
レート取付構造。 - 【請求項２】 押さえ板がリアクションプレートの厚み
方向の両面に配置されていることを特徴とする請求項１
記載のスラットへのリアクションプレート取付構造。 - 【請求項３】 リアクションプレートの厚み方向の片側
の面は押さえ板に隣接し、反対側の面はスラットの中空
部内面に接着剤で固着されていることを特徴とする請求
項１記載のスラットへのリアクションプレート取付構
造。 - 【請求項４】 スラット自体が２次側の導体としてリニ
アモータ駆動され、スラット内に磁気回路を形成するリ
アクションプレートが内蔵されたスラットコンベヤにお
いて、 スラットには幅方向中央に広幅の中空部が形成され、前
記中空部内にその長手方向に沿って中間部分が中空部の
上下に対向する一方の面に近接配置されているととも
に、両端部が他方の面側にそれぞれ折り曲げられて前記
他方の面にリベットで固定されている広幅のリアクショ
ンプレートが設けられていることを特徴とするスラット
へのリアクションプレート取付構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9050161A JPH10245115A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | スラットへのリアクションプレート取付構造 |
| KR1019980005463A KR19980079753A (ko) | 1997-03-05 | 1998-02-21 | 슬래트로의 리액션 플레이트 부착구조 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9050161A JPH10245115A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | スラットへのリアクションプレート取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10245115A true JPH10245115A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12851483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9050161A Pending JPH10245115A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | スラットへのリアクションプレート取付構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10245115A (ja) |
| KR (1) | KR19980079753A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101179862B1 (ko) | 2010-12-24 | 2012-09-04 | 한국철도기술연구원 | 열팽창에 의한 공극 틀림 발생을 방지하기 위한 리액션 플레이트 |
| CN107777273A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-03-09 | 上海瑞京机电发展（昆山）有限公司 | 一种物流分拣机构 |
| JP2018532665A (ja) * | 2015-09-25 | 2018-11-08 | ハバシット アクチエンゲゼルシャフト | ハイブリッドモジュラーベルト |
| EP3786089A1 (de) * | 2019-08-26 | 2021-03-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Vorrichtung und verfahren zum fördern und sortieren von stückgütern |
-
1997
- 1997-03-05 JP JP9050161A patent/JPH10245115A/ja active Pending
-
1998
- 1998-02-21 KR KR1019980005463A patent/KR19980079753A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101179862B1 (ko) | 2010-12-24 | 2012-09-04 | 한국철도기술연구원 | 열팽창에 의한 공극 틀림 발생을 방지하기 위한 리액션 플레이트 |
| JP2018532665A (ja) * | 2015-09-25 | 2018-11-08 | ハバシット アクチエンゲゼルシャフト | ハイブリッドモジュラーベルト |
| CN107777273A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-03-09 | 上海瑞京机电发展（昆山）有限公司 | 一种物流分拣机构 |
| EP3786089A1 (de) * | 2019-08-26 | 2021-03-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Vorrichtung und verfahren zum fördern und sortieren von stückgütern |
| WO2021037610A1 (de) * | 2019-08-26 | 2021-03-04 | Siemens Aktiengesellschaft | Vorrichtung und verfahren zum fördern und sortieren von stückgütern |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR19980079753A (ko) | 1998-11-25 |
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