JPH10244337A - オートパレタイザ及びオートパレタイザに設置されたセンタリング手段のアタッチメント交換方法 - Google Patents

オートパレタイザ及びオートパレタイザに設置されたセンタリング手段のアタッチメント交換方法

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JPH10244337A
JPH10244337A JP5017997A JP5017997A JPH10244337A JP H10244337 A JPH10244337 A JP H10244337A JP 5017997 A JP5017997 A JP 5017997A JP 5017997 A JP5017997 A JP 5017997A JP H10244337 A JPH10244337 A JP H10244337A
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JP
Japan
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panel
attachment
centering means
palletizer
conveyor
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Application number
JP5017997A
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English (en)
Inventor
Juichi Noda
重一 野田
Hiroyuki Shoda
弘之 庄田
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アタッチメントの交換に複数のパネル受け台
を必要として、装置が複雑かつ高価となる。 【解決手段】 トランスファプレスで成形されたパネル
3を搬出するパネル搬出コンベヤ2と、パネル搬出コン
ベヤ2の下流側に設けられ、搬送されてきたパネル3を
アタッチメント16により支持することによりパネル3
のセンタリングを行うセンタリング手段4と、パネル受
け渡し位置B及びアタッチメント外段取り位置Eの間を
移動自在に設けられ、かつセンタリング手段4で用済と
なったアタッチメント16を次に使用するアタッチメン
ト16と交換するアタッチメント交換台車5と、上記セ
ンタリング手段4の下流側に設けられ、かつパネル3を
積込むパレット30が循環されるオートパレタイザ本体
6と、上記オートパレタイザ本体6に設けられ、かつセ
ンタリング手段4でセンタリングされたパネル3をパレ
ット30内へ積込むパネルローダ7とより構成したこと
により、1台のアタッチメント交換台車5でセンタリン
グ手段4のアタッチメント16の交換が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はプレスにより成形
されたパネルを自動的にパレットへ積込むオートパレタ
イザ及びオートパレタイザに設置されたセンタリング手
段のアタッチメント交換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来トランスファプレスなどで成形され
たパネルは、プレス本体のパレット搬出側に設置された
オートパレタイザにより自動的にパレットに積込んで搬
出する方法が一般に採用されており、オートパレタイザ
の構造も従来から種々のものが提案され、実用化されて
いる。
【0003】例えば特開昭62−83970号公報で
は、トランスファプレスから送出されたパネルを間欠送
りする間欠送り装置と、間欠送りされたパネルを間欠送
り装置より上昇させる複数の中間ワーク搬送装置と、中
間ワーク装置により搬送されてきたパネルを仮受けする
複数のワーク仮受け装置と、ワーク仮受け装置に載置さ
れたパネルを支持して、予め待機しているコンテナに縦
積みする複数の移載装置とより構成されたオートパレタ
イザ(自動積込み装置)が開示されている。
【0004】また実公平7−30182号公報では、ト
ランスファプレスの最終加工ステーションで分割された
2個取りパネルをアイドルステーションへ搬送する第1
積込み装置と、上記アイドルステーションに設けられ、
かつアイドルステーションよりアタッチメント交換ステ
ーションへ移動自在なパネル受け台と、上記パネル受け
台に設けられ、かつ搬入されたパネルを前後方向へ分離
するパネルシフタと、上記パネルシフタが分離したパネ
ルを積込みステーションに待機する複数基のパレットへ
積込む第2積込み装置と、複数基の空パレット及びパネ
ルの積込まれた複数基の充パレットを同時に搬送するパ
レット移載装置とより構成されたオートパレタイザが開
示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし前者公報のオー
トパレタイザでは、パネルをコンテナへ積込む前にワー
ク仮受け装置によりパネルの位置決めを行う構成のた
め、ワーク仮受け装置にワーク位置決め装置を設けてい
るが、ワーク位置決め装置の構造が複雑なため、高価に
なると共に、種々のワークに対応する汎用の位置決め部
材を使用するため、精度の高い位置決めができないなど
の不具合がある。
【0006】また後者公報のオートパレタイザでは、2
台のパネル受け台を交互に使用することにより、外段取
りでアタッチメントの交換を可能にしているが、この方
法では、2台のパネル受け台及びパネルリフタが必要と
なるため、装置が高価となる不具合がある。
【0007】この発明はかかる従来の不具合を改善する
ためになされたもので、1台のアタッチメント交換台車
により、外段取りでアタッチメントの交換を可能にした
オートパレタイザを提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用効果】上記目的を
達成するため請求項1記載の発明は、トランスファプレ
スで成形されたパネルを搬出するパネル搬出コンベヤ
と、パネル搬出コンベヤの下流側に設けられ、搬送され
てきたパネルをアタッチメントにより下方から支持する
ことによりパネルのセンタリングを行うセンタリング手
段と、パネル受け渡し位置及びアタッチメント外段取り
位置の間を移動自在に設けられ、かつセンタリング手段
で用済となったアタッチメントを次に使用するアタッチ
メントと交換するアタッチメント交換台車と、上記セン
タリング手段の下流側に設けられ、かつパネルを積込む
パレットが循環されるオートパレタイザ本体と、上記オ
ートパレタイザ本体に設けられ、かつセンタリング手段
でセンタリングされたパネルをパレット内へ積込むパネ
ルローダとより構成したものである。
【0009】上記構成により、センタリング手段のアタ
ッチメントを予め外段取りでアタッチメント交換台車に
セットし、パネル受け渡し位置で、センタリング手段で
用済みとなったアタッチメントを次に使用するアタッチ
メントと交換することができるため、1基のセンタリン
グ手段のアタッチメントが外段取りで交換可能となり、
従来の2基のパネル受け台を交互に使用するものに比べ
て、設備費の大幅な削減が図れる。
【0010】また予め外段取りでアタッチメント交換台
車にセットされたアタッチメントを、パネル受け渡し位
置で用済みアタッチメントと交換することができるた
め、アタッチメントの交換が短時間で行え、これによっ
てプレス本体の休止時間を短縮することができるため、
生産性の向上が図れるようになる。
【0011】さらにセンタリング手段でセンタリングし
たパネルをパネルローダによりパレットに積込むことが
できるため、パネルをパレットに整然と積込むことがで
きると共に、アタッチメントにより下方よりパネルを支
持することにより、パネルのセンタリングが行えるた
め、センタリング手段の構造が簡単で、かつ製作が容易
なため安価に提供することができる。
【0012】上記目的を達成するため請求項2記載の発
明は、パネル搬出コンベヤを搬送するパネルの大きさに
応じて幅調整自在となすと共に、センタリング手段のア
タッチメントの間隔もこれに連動して調整自在としたも
のである。
【0013】上記構成により、パネルの大きさに合せて
パネル搬送コンベヤの幅を調整すると、センタリング手
段のアタッチメントの間隔がパネルに応じて自動調整さ
れるため、パネルの大きさが変る毎にアタッチメントの
間隔を調整する面倒な手間が不要となる。
【0014】上記目的を達成するため請求項3記載の発
明は、アタッチメント交換時、センタリング手段をパネ
ル搬出コンベヤによりパネル受け渡し位置より上流側へ
退避できるようにしたものである。
【0015】上記構成により、パネル受け渡し位置でア
タッチメントの交換が可能になるため、アタッチメント
を交換するスペースを別に確保する必要がなく、これに
よって省スペース化が図れるようになる、
【0016】上記目的を達成するため請求項4記載の発
明は、アタッチメント交換台車に、用済アタッチメント
を格納する支持レールと、次に使用するアタッチメント
を格納する支持レールを設けて、これら支持レールより
交互にアタッチメントをセンタリング手段へ出し入れす
るようにしたものである。
【0017】上記構成により、1台のアタッチメント交
換台車で、用済みアタッチメントと次に使用するアタッ
チメントの交換が可能になるため、アタッチメント交換
台車を2台用意する必要がなく、大変経済的である。
【0018】上記目的を達成するため請求項5記載の発
明は、トランスファプレスにより成形されたパネルを搬
出するパネル搬出コンベヤの下流側に設けられたセンタ
リング手段のアタッチメントを交換するに当り、まずパ
ネル搬出コンベヤを上流側へ移動して、センタリング手
段をパネル受け渡し位置より退避させ、次にアタッチメ
ント外段取り位置で、次に使用するアタッチメントのセ
ットされたアタッチメント交換台車をパネル受け渡し位
置へ移動して、まず用済みアタッチメントをセンタリン
グ手段よりアタッチメント交換台車に格納し、次にアタ
ッチメント交換台車より次に使用するアタッチメントを
センタリング手段へ移動した後、アタッチメント交換台
車をアタッチメント外段取り位置へ、またパネル搬送コ
ンベヤによりセンタリング手段をパネル受け渡し位置へ
移動させるようにしたものである。
【0019】上記方法により、アタッチメントの交換が
外段取りで行えるため、交換時間の大幅な短縮が図れる
ようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して詳述する。図1はトランスファプレスのパネル搬
出側に設置されたパネル搬出コンベヤ及びオートパレタ
イザ本体の平面図、図2はパネル搬出コンベヤの平面
図、図3は同側面図、図4はセンタリング手段及びアタ
ッチメント交換台車の平面図、図5は同側面図、図6は
図5のF−F線に沿う断面図、図7は図5のG方向から
の矢視図、図8はオートパレタイザ本体の正面図、図9
は図8のH方向からの矢視図、図10は図8のI方向か
らの矢視図である。
【0021】図1において1はプレス本体、2はプレス
本体1により成形されたパネル3を搬出するパネル搬出
コンベヤ、4はパネル搬出コンベヤ2の下流端に設けら
れたセンタリング手段、5はパネル受け渡し位置Bへ走
行自在に設けられたアタッチメント交換台車、6はパレ
タイザ本体、7はパネルローダ、8はアタッチメントロ
ーダを示す。上記プレス本体1のパネル搬出側には、プ
レス本体1の最終加工ステーションで成形が完了したパ
ネル3を搬出して、パネル搬出コンベヤ2上に載置する
アンローダ(図示せず)が設けられており、パネル搬出
コンベヤ2上に載置されたパネル3はパネル搬送方向A
へ搬送される。
【0022】上記パネル搬出コンベヤ2は、モータや油
圧シリンダなどのシフト手段9でパネル搬送方向Aへ往
復移動自在な台車2aを有していて、この台車2a上に
高さ調整モータ10により高さ調整自在な架台2bが設
置されている。そしてこの架台2b上に例えば4本のコ
ンベヤ本体2cがパネル搬送方向Aに沿って水平に載置
されていると共に、これらコンベヤ本体2cは幅調整モ
ータ11により間隔が調整自在となっている。上記コン
ベヤ本体2cは例えばベルトコンベヤにより構成されて
いて、フレーム2dの前後端に回転自在に支承されたロ
ーラ2eに無端状のベルト2fが捲装されており、ベル
ト2fの一部はベルト駆動モータ12により回転駆動さ
れる駆動ローラ2gに迂回されていて、ベルト駆動モー
タ12により各ベルト2fが同時に同方向へ回転される
ようになっている。
【0023】またパネル搬出コンベヤ2の下流端に設け
られたセンタリング手段4は、稼動時はパネル受け渡し
位置Bにあって、パネル搬出コンベヤ2により搬送され
てきたパネル3をセンタリングするようになっている。
上記センタリング手段4は図4以下に示すように、パネ
ル搬出コンベヤ2の台車2a上にリフト手段14により
上下動される支持桁4aを有している。上記支持桁4a
は、各コンベヤ本体2cの両側にこれと平行するよう水
平に設けられていて、下部がリフト手段14の昇降枠1
4aに支持されている。
【0024】上記昇降枠14aは、図6に示すようにコ
ンベヤ本体2c側に設けられたガイド部材14bに上下
摺動自在に支承されており、下部に支持杆14cの上端
に固着されていると共に、各支持杆14cには上下方向
にラック14dが布設されていて、これらラック14d
にリフトモータ15に設けられたピニオン(図示せず)
が噛合されており、リフトモータ15によりラック14
dを介して支持杆14cが上下動できるようになってい
る。上記支持桁4aの上端は、断面T字形となったガイ
ドレール4bとなっていて、これらガイドレール4bに
アタッチメント取付け杆4cの下部に取付けられたロー
ラ4dが支承されている。
【0025】上記アタッチメント取付け杆4cは、上面
に複数のアタッチメントホルダ4eが長手方向に間隔を
存して設けられていて、これにアタッチメントホルダ4
eにネストなどのアタッチメント16が選択的に取付け
られるようになっている。上記アタッチメント取付け杆
4cは、例えば8本を1組として、予め複数組用意され
ており、アタッチメント交換台車5により1組ずつ自動
的に交換できるようになっている。
【0026】上記アタッチメント交換台車5は、パネル
受け渡し位置Bの床面に、パネル搬送方向Aと直交する
布設されたレール18上を自走できるようになってお
り、下部に複数の車輪5aを有していて、車輪5aの一
部は走行モータ19により回転駆動されるようになって
いる。
【0027】またパネル受け渡し位置Bには、アタッチ
メント交換台車5を2位置に位置決めして停止させるス
トッパ20が設置されていると共に、アタッチメント交
換台車5上には架台5bが2段に設けられていて、下側
の架台5bにアタッチメント2組分の支持レール5cが
パネル搬送方向Aに沿って等間隔で布設されている。こ
れら支持レール5cは、センタリング手段4の支持桁4
aをアタッチメント交換位置まで下降させたときに、支
持桁4a上部のガイドレール4bと同じ高さとなり、ま
たアタッチメント交換位置までコンベヤ本体2cの間隔
を広げたとき、各ガイドレール4bに対して各支持レー
ル5cが1本おきに接続できるように配置されていると
共に、各支持レール5cにはキャリッジ5dが支持レー
ル5cに沿って移動自在に支承されている。
【0028】上記キャリッジ5dからは、アタッチメン
ト取付け杆4cに向けて係止杆5eが突設されていて、
これら係止杆5eの先端に、各アタッチメント取付け杆
4cの端部に形成されたほぼU字状の切欠きよりなる係
止部5fに係脱自在な係止ピン5gが設けられている。
【0029】また各支持レール5cの両端側には、各支
持レール5cと直交する方向に一対の回転軸5h,5i
が回転自在に支承されていて、これら回転軸5h,5i
に各キャリッジ5d毎にスプロケット5jが取付けられ
ている。これらスプロケット5jのうち、奇数列目のキ
ャリッジ5d毎に設けられたスプロケット5jの一方
は、例えば上流側の回転軸5hに固着され、他方は下流
側の回転軸5iに空転自在に支承されていると共に、偶
数列目のキャリッジ5d毎に設けられたスプロケット5
jの一方は下流側は回転軸5iに固着され、他方は上流
側の回転軸5hに空転自在に支承されている。
【0030】そしてこれらスプロケット5j間には、無
端状のチェーン5kが捲装されていて、これらチェーン
5kの一部は各キャリッジ5dの下部に接続されてい
る。そして各回転軸5h,5iの中間部には、アタッチ
メント交換台車5上に設置された回転駆動源22,23
にチェーン5mを介して接続されていて、これら回転駆
動源22,23の一方で、回転軸5hを回転させること
により、奇数列目のキャリッジ5dがチェーン5kを介
して駆動でき、他方で回転軸5iを回転させることによ
り、偶数列目のキャリッジ5dがチェーン5kを介して
駆動できるようになっている。
【0031】一方パレタイザ本体6はパネル受け渡し位
置Bの下流側にパネル積込み位置Cと不良パネル積込み
位置Dが設定されており、これらパネル積込み位置C及
び不良パネル積込み位置Dに、パネル搬送方向Aと直交
する方向にパレット搬送手段25,26が設置されてい
る。各パレット搬送手段25,26の上流側は、パレッ
ト搬入口27に達していて、パレット搬入口27より搬
入されたパレット30が載置されるようになっていると
共に、下流側はパレット搬出口28に達していて、パネ
ル3の積込まれたパレット30はこのパネル搬出口28
より搬出されるようになっている。
【0032】また上記オートパレタイザ本体6には、架
台6aが上下2段に設けられていて、上段側の架台6a
上に、パネル搬送方向Aと直交する方向に移動自在に横
行レール6bが設けられ、この横行レール6bに、パネ
ル3をパレット30へ積込む1基または複数基のパネル
ローダ7が、そして下段側の架台6aには、パレット3
0内にパネル3を1枚積込む毎に、パレット30に設け
られた仕切板(図示せず)を起してパネル3同士が接触
するのを防止する2基のアタッチメントローダ8が移動
自在に設けられている。
【0033】上記パネルローダ7は、パネル受け渡し位
置Bと、パネル積込み位置C及び不良パネル積込み位置
Dの間を移動する台車7aを有していて、この台車7a
に昇降杆7bが昇降自在に設けられている。上記昇降杆
7bの下端部には、旋回及び回転自在な手首部7cを介
してバキュームカップのようなパネル保持手段7dが取
付けられていて、このパネル保持手段7dによりパネル
受け渡し位置Bで吸着したパネル3を、パネル積込み位
置Cに停止しているパレット30に平積みまたは縦積み
し、不良パネル3は、不良パネル積込み位置Dに停止し
ているパレット30に平積みまたは縦積みできるように
なっている。
【0034】また2基のアタッチメントローダ8は、そ
れぞれ独立して移動可能な台車8aを有していて、これ
ら台車8aに昇降杆8bがそれぞれ昇降自在に設けられ
ている。上記各昇降杆8bの下端には、旋回及び回動自
在な手首部8cを介してハンド8dが取付けられてい
て、これらハンド8dにより、パレット30に設けられ
た仕切板を使用位置に起立させたり、不使用位置に格納
できるようになっている。
【0035】次に上記構成されたオートパレタイザの作
用を説明する。プレス本体1により成形が完了して、ア
ンローダによりパネル搬出コンベヤ2上に載置されたパ
ネル3は、パネル搬出コンベヤ2によりパネル受け渡し
位置Bへ搬送される。パネル受け渡し位置Bには、セン
タリング手段4のアタッチメント16がパネル搬出コン
ベヤ2より低い位置に待機していて、パネル3がパネル
受け渡し位置Bに達すると、リフト手段14によりアタ
ッチメント取付け杆4cとともにアタッチメント16が
上昇され、パネル搬出コンベヤ2上のパネル3は、アタ
ッチメント16上に載置されると共に、このときネスト
よりなるアタッチメント16によりパネル3の中心がパ
ネル受け渡し位置Bの中心と一致するようパネル3のセ
ンタリングが行われる。
【0036】パネル受け渡し位置Bでアタッチメント1
6上にパネル3が載置されると、上方に待機するパネル
ローダ7の昇降杆7bが下降されて、パネル保持手段7
dがパネル3を上方より吸着し、昇降杆7bの上昇とと
もに台車7aをパネル積込み位置Cへ移動する。このと
き予めパネル3をパレット30に縦積みするように設定
されている場合は、昇降杆7a下端の手首部7cが90
°旋回されて、パネル保持手段7dに保持されたパネル
3はほぼ垂直状態でパレット30に順次積込まれる。
【0037】また検査工程で不良品と判定されたパネル
3は、不良パネル積込み位置Dまで搬送されて、不良パ
ネル積込み位置に停止されているパレット30に積込ま
れると共に、パレット30にパネル3が1枚または複数
枚積込まれる毎に、パレット30の両側に待機するアタ
ッチメントローダ8がパレット30に設けられた複数の
仕切板を1枚ずつ起立させて、積込まれたパネル同士が
接触するのを防止する。
【0038】以上のようにしてプレス本体1より連続的
に搬出されたパネル3は、パネル積込み位置Cでパレッ
ト30へ所定枚数積込まれると共に、所定枚数のパネル
3が積込まれたパレット30は、パレット搬送手段25
により下流側へ1ピッチ移動され、上流側の空パレット
30がパネル積込み位置Cへ移動されて、再びパネル3
の積込みが開始される。そしてパレット搬送手段25に
より搬送されてパレット搬出口28まで搬送された充パ
レット30は、オートパレタイザ本体6内より搬出され
ると共に、パレット搬入口27からは、パレット搬送手
段25上のパレット30が1ピッチ移動される毎に、空
パレット30が搬入される。
【0039】一方1ロット分のパネル3の成形が完了し
て、新たなパネル3をプレス成形する場合、プレス本体
1内の使用済金型及びパネル保持手段をプレス本体1内
より搬出して、金型及びパネル保持手段の交換を行う
が、このときセンタリング手段4のアタッチメン16の
交換も行う。
【0040】アタッチメント16の交換に当っては、ま
ずシフト手段8によりパネル搬送コンベヤ2を上流側へ
移動させると共に、各コンベヤ本体2cの間隔をアタッ
チメント交換位置まで拡開する。次にこの状態で、予め
外段取り位置Eで次に使用するアタッチメント16をセ
ットしたアタッチメント交換台車5を、外段取り位置E
からパネル受け渡し位置Bへ移動して、センタリング手
段4の各ガイドレール4bと、アタッチメント16をセ
ットしていない奇数列目の支持レール5cが合致する位
置に図4に示すようにアタッチメント交換台車5を停止
させる。そしてこの状態で回転駆動源22により上流側
の回転軸5hを回転させて、奇数列目のキャリッジ5d
をチェーン5kを介してセンタリング手段4側へ移動さ
せる。
【0041】各キャリッジ5dが左端側に達したら、リ
フト手段14により支持桁4aを少し上昇させて、セン
タリング手段4側にある用済アタッチメント16が取付
けられたアタッチメント取付け杆4c端部の係止部5f
にキャリッジ5d側の係止ピン5gを係合させる。次に
この状態で上記回転駆動源22を逆転させてキャリッジ
5dを右方向へ移動させ、使用済アタッチメント16の
取付けられたアタッチメント取付け杆4cを奇数列目の
支持レール5cに引き込んで格納する。
【0042】使用済アタッチメント16の取付けられた
アタッチメント取付け杆4cの格納が完了したら、再び
アタッチメント交換台車5を走行させて、次に使用する
アタッチメント16が取付けられたアタッチメント取付
け杆4cを支持する偶数列目の支持レール5cと、セン
タリング手段4のガイドレール4cが合致する位置まで
移動し、この位置で回転駆動源23により下流側の回転
軸5iを回転させて、偶数列目のキャリッジ5dをチェ
ーン5kを介してセンタリング手段4側へ移動させ、次
に使用するアタッチメント16が取付けられたアタッチ
メント取付け杆4cをセンタリング手段4のガイドレー
ル4bへ送り込む。そしてアタッチメント取付け杆4c
が定位置に達したら、リフト手段14により支持桁4a
を下降させて、アタッチメント取付け杆4cとキャリッ
ジ5dの間を切離した後、キャリッジ5dを元の位置ま
で後退させる。
【0043】以上のようにして次に使用するアタッチメ
ント16が取付けられたアタッチメント取付け杆4cを
センタリング手段4にセットしたら、アタッチメント交
換台車5をアタッチメント外段取り位置Eまで後退させ
て、使用済アタッチメント16を次の次に使用するアタ
ッチメント16と外段取りで交換する。また次に使用す
るアタッチメント16がセットされたセンタリング手段
4は、次に成形するパネル3の大きさに応じて間隔調整
されるコンベヤ本体4cとともに移動されて、自動的に
パネル4の大きさに合せて間隔が調整されるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になるオートパレタイザ
の平面図である。
【図2】この発明の実施の形態になるオートパレタイザ
を構成するパネル搬出コンベヤの平面図である。
【図3】この発明の実施の形態になるオートパレタイザ
を構成するパネル搬出コンベヤの側面図である。
【図4】この発明の実施の形態になるオートパレタイザ
を構成するセンタリング手段及びアタッチメント交換台
車の平面図である。
【図5】この発明の実施の形態になるオートパレタイザ
を構成するセンタリング手段及びアタッチメント交換台
車の側面図である。
【図6】図5のF−F線に沿う断面図である。
【図7】図5のG方向からの矢視図である。
【図8】この発明の実施の形態になるオートパレタイザ
本体の正面図である。
【図9】図8のH方向からの矢視図である。
【図10】図8のI方向からの矢視図である。
【符号の説明】
2…パネル搬出コンベヤ 3…パネル 4…センタリング手段 5…アタッチメント交換台車 5c…支持レール 6…オートパレタイザ本体 7…パネルローダ 16…アタッチメント 30…パレット A…パネル搬送方向 B…パネル受け渡し位置 C…パネル積込み位置 D…不良パネル積込み位置 E…アタッチメント外段取り位置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスファプレスで成形されたパネル
    3を搬出するパネル搬出コンベヤ2と、パネル搬出コン
    ベヤ2の下流側に設けられ、搬送されてきたパネル3を
    アタッチメント16により支持することによりパネル3
    のセンタリングを行うセンタリング手段4と、パネル受
    け渡し位置B及びアタッチメント外段取り位置Eの間を
    移動自在に設けられ、かつセンタリング手段4で用済と
    なったアタッチメント16を次に使用するアタッチメン
    ト16と交換するアタッチメント交換台車5と、上記セ
    ンタリング手段4の下流側に設けられ、かつパネル3を
    積込むパレット30が循環されるオートパレタイザ本体
    6と、上記オートパレタイザ本体6に設けられ、かつセ
    ンタリング手段4でセンタリングされたパネル3をパレ
    ット30内へ積込むパネルローダ7とを具備したことを
    特徴とするオートパレタイザ。
  2. 【請求項2】 パネル搬出コンベヤ2を、搬送するパネ
    ル3の大きさに応じて幅調整自在となすと共に、センタ
    リング手段4のアタッチメント16の間隔もこれに連動
    して調整自在としてなる請求項1記載のオートパレタイ
    ザ。
  3. 【請求項3】 アタッチメント交換時、センタリング手
    段4をパネル搬出コンベヤ2によりパネル受け渡し位置
    Bより上流側へ退避できるようにしてなる請求項1記載
    のオートパレタイザ。
  4. 【請求項4】 アタッチメント交換台車5に、用済アタ
    ッチメント16を格納する支持レール5cと、次に使用
    するアタッチメント16を格納する支持レール5cを設
    けて、これら支持レール5cより交互にアタッチメント
    16をセンタリング手段4へ出し入れするようにしてな
    る請求項1記載のオートパレタイザ。
  5. 【請求項5】 トランスファプレスにより成形されたパ
    ネル3を搬出するパネル搬出コンベヤ2の下流側に設け
    られたセンタリング手段4のアタッチメント16を交換
    するに当り、まずパネル搬出コンベヤ2を上流側へ移動
    して、センタリング手段4をパネル受け渡し位置Bより
    退避させ、次にアタッチメント外段取り位置Eで、次に
    使用するアタッチメント16のセットされたアタッチメ
    ント交換台車5をパネル受け渡し位置Bへ移動して、ま
    ず用済みアタッチメント16をセンタリング手段4より
    アタッチメント交換台車5に格納し、次にアタッチメン
    ト交換台車5より次に使用するアタッチメント16をセ
    ンタリング手段4へ移動した後、アタッチメント交換台
    車5をアタッチメント外段取り位置Eへ、またパネル搬
    送コンベヤ2によりセンタリング手段4をパネル受け渡
    し位置Bへ移動させることを特徴とするオートパレタイ
    ザに設置されたセンタリング手段のアタッチメント交換
    方法。
JP5017997A 1997-03-05 1997-03-05 オートパレタイザ及びオートパレタイザに設置されたセンタリング手段のアタッチメント交換方法 Pending JPH10244337A (ja)

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