JPH1023413A - 符号化装置 - Google Patents

符号化装置

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Publication number
JPH1023413A
JPH1023413A JP17320396A JP17320396A JPH1023413A JP H1023413 A JPH1023413 A JP H1023413A JP 17320396 A JP17320396 A JP 17320396A JP 17320396 A JP17320396 A JP 17320396A JP H1023413 A JPH1023413 A JP H1023413A
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JP
Japan
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coefficient
quantization
encoding
quantization control
unit
Prior art date
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Application number
JP17320396A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Suzuki
一弘 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割画像毎にパイプライン処理を行って装置
規模の小さい符号化装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 線順次出力手段1は、走査線順次に画像
データを出力する。第1の切替手段2は、画像データを
一定の走査線順次毎に分割して出力先を切り替える。蓄
積手段3a〜3dは、走査線順次毎に分割された画像デ
ータを蓄積する。画素ブロック構成手段5a〜5cは、
蓄積手段から一定の順序で画素を読みだして画素ブロッ
クを構成する。第2の切替手段4a〜4cは、蓄積手段
3a〜3dと画素ブロック構成手段5a〜5cとの接続
を一定の順序で切り替える。符号量算出手段6は、量子
化係数から符号量を算出する。最適量子化制御係数算出
手段7は、符号量をもとに最適量子化制御係数を算出す
る。符号化手段8は、最適量子化制御係数を用いて画素
ブロックを符号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は符号化装置に関し、
特に画像データを符号化する符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】直交変換符号化方式は、階調を有する画
像を高能率に符号化する方式として知られている。中で
もDCT(離散コサイン変換)を用いたJPEG(Jo
intPhotographic Expert Gr
oup)やMPEG(Moving Picture
Expert Group)と呼ばれる方式は、国際標
準方式となっている。
【0003】DCTはエッジを含まない領域に対して
は、画像データの電力の大部分が低い周波数成分に集中
するため、高い周波数成分を粗く量子化してもそれほど
画質に影響なく高い圧縮率が得られる。一方、画素ブロ
ック内にエッジなどが含まれる場合には、高い周波数成
分にも電力が分散するために圧縮率が低下する。
【0004】また、圧縮率や画質を変更する場合には、
設定された量子化マトリックスに一定の値を乗じて量子
化ステップ幅を一様に増減する処理が行われる。この処
理を量子化スケーリングと呼ぶ。また、各要素に乗じる
一定値はスケーリングファクタあるいは量子化制御係数
といわれるが、以降では量子化制御係数と呼ぶことにす
る。
【0005】このようにDCTを用いた符号化圧縮率
は、画像内容に依存したものとなることから、画像デー
タの符号量を一定にすることが必要である。画像データ
の符号量を一定にすることを目的としたものとして、例
えば、特開平4−233373号公報のように目標符号
量に収束する量子化制御係数を求める手法がある。
【0006】図20は、上記の従来技術の構成を示す図
である。入力画像信号をディジタルの画像データにアナ
ログ−ディジタル変換するA/D部100と、画像デー
タを量子化制御係数q1で符号化して符号量b1を算出
する第1の符号化部101と、画像データを量子化制御
係数q2で符号化して符号量b2を算出する第2の符号
化部102と、画像データを一定時間遅延させる遅延部
103と、符号量b1、符号量b2から目標符号量b0
に収束するように量子化制御係数q0を求める演算部1
04と、演算部104で決定された量子化制御係数q0
で、遅延された画像データを符号化する第3の符号化部
105と、から構成される。
【0007】入力されたアナログ画像信号は、A/D部
100でディジタルの画像データに変換される。画像デ
ータは第1の符号化部101に入力され、量子化制御係
数q1で符号化されて符号量b1が算出される。同様に
画像データは第2の符号化部102に入力され、量子化
制御係数q2で符号化されて符号量b2が算出される。
演算部104は量子化制御係数q1と符号量b1、量子
化制御係数q2と符号量b2の組合せを線形補間して、
目標符号量b0に収束するように量子化制御係数q0を
求める。そして、画像データは遅延部103で一定時間
遅延した後に第3の符号化部105に入力され、演算部
104で決定された量子化制御係数q0で符号化され
る。
【0008】このような従来技術では、A/D変換され
た画像データを遅延部で約1フレーム分遅延させて符号
化を行っている。また、少なくとも2つの符号化部を並
列化して、同時に2種類の量子化制御係数で符号化した
場合の符号量を算出し、目標符号量となる量子化制御係
数を決定している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来技術では、遅延部にメモリを備える必要がある。メ
モリ容量としては例えば、ディジタル複写機で通常扱わ
れるISO A4サイズ(210〔mm〕×297〔m
m〕)の大きさを持つ原稿の場合、これを画素当たり8
〔bit〕、解像度16〔画素/mm〕程度で入力する
と、210×16×297×16=15,966,72
0バイトのデータとなる。また、フルカラーで入力する
場合のデータ量はこの3倍となり、15,966,72
0〔画素〕×3〔byte/画素〕=47,900,1
60バイトという膨大なデータとなる。
【0010】したがって、複数の符号化部で並列に符号
化して、目標符号量に収束する量子化制御係数を決定す
る場合、こうした高精細でデータ量の多い画像を所定の
期間遅延させるだけのメモリを備えることは装置規模が
増大するという問題点があった。
【0011】また、メモリを備えない場合には、符号化
の繰り返しが必要となり、演算量、処理時間が増加する
という問題点があった。本発明はこのような点に鑑みて
なされたものであり、分割画像毎に並列処理を行って装
置規模の小さい符号化装置を提供することを目的とす
る。
【0012】また、本発明の他の目的は、1回の走査で
目標の符号量に収束する量子化制御係数を決定する符号
化装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、画像データを符号化する符号化装置において、走査
線順次に画像データを出力する線順次出力手段と、前記
画像データを一定の走査線順次毎に分割して出力先を切
り替える第1の切替手段と、走査線順次毎に分割された
前記画像データを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段か
ら一定の順序で画素を読みだして画素ブロックを構成す
る画素ブロック構成手段と、前記蓄積手段と前記画素ブ
ロック構成手段との接続を一定の順序で切り替える第2
の切替手段と、前記第1及び第2の切替手段の切替制御
を行う切替制御手段と、前記画素ブロックを符号化して
少なくとも2つの量子化制御係数で定まる量子化特性で
量子化して量子化係数を求め、前記量子化係数から符号
量を算出する符号量算出手段と、前記符号量をもとに目
標符号量に収束するような最適量子化制御係数を算出す
る最適量子化制御係数算出手段と、前記最適量子化制御
係数を用いて前記画素ブロックを符号化する符号化手段
とを有することを特徴とする符号化装置が提供される。
【0014】ここで、線順次出力手段は、走査線順次に
画像データを出力する。第1の切替手段は、画像データ
を一定の走査線順次毎に分割して出力先を切り替える。
蓄積手段は、走査線順次毎に分割された画像データを蓄
積する。画素ブロック構成手段は、蓄積手段から一定の
順序で画素を読みだして画素ブロックを構成する。第2
の切替手段は、蓄積手段と画素ブロック構成手段との接
続を一定の順序で切り替える。切替制御手段は、第1及
び第2の切替手段の切替制御を行う。符号量算出手段
は、画素ブロックを符号化して量子化制御係数で定まる
量子化特性で量子化して量子化係数を求め、量子化係数
から符号量を算出する。最適量子化制御係数算出手段
は、符号量をもとに目標符号量に収束するような最適量
子化制御係数を算出する。符号化手段は、最適量子化制
御係数を用いて画素ブロックを符号化する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は符号化装置の構成ブロッ
ク図である。符号化装置は、走査線順次に画像データを
出力する線順次出力手段1と、画像データの出力先を切
り替える第1の切替手段2と、画像データを複数ライン
分蓄積する蓄積手段3a、3b、3c、3dと、蓄積手
段からの出力を切り替える第2の切替手段4a、4b、
4cと、画素ブロックを構成する画素ブロック構成手段
5a、5b、5cと、符号量を算出する符号量算出手段
6と、最適量子化制御係数Q0を算出する最適量子化制
御係数算出手段7と、最適量子化制御係数Q0で画像デ
ータを符号化する符号化手段8と、第1の切替手段2及
び第2の切替手段4a、4b、4cの切替え制御を行う
切替制御手段9と、から構成される。また、符号量算出
手段6は、符号量B1を出力する第1の符号量算出手段
6aと、符号量B2を出力する第2の符号量算出手段6
bと、から構成される。
【0016】次に、入力される画像を分割して、それぞ
れの分割画像の処理をパイプライン的に行う高速処理に
ついて説明する。図2は、分割画像を示す図である。分
割画像は、入力画像10を複数の走査線から構成される
帯状領域に分割したものである。各分割画像1a〜1f
・・・は、等しい走査線数となるように分割される。
【0017】図3は、4個の蓄積手段を備えた場合に、
分割画像毎に施されるパイプライン処理の流れを示す図
である。以降の説明では蓄積手段をブロックラインバッ
ファと呼ぶことにする。また、表中の括弧内の数字は符
号量算出回数である。はじめに期間Aでは、ブロックラ
インバッファ3aに対して図2の分割画像1aに相当す
る画像データが読み込まれる。続いて期間Bでは、ブロ
ックラインバッファ3aの分割画像1aに対して1回目
の予備符号化が行われ、1回目の符号量が算出される。
予備符号化については後述する。そして、これと並行し
てブロックラインバッファ3bには、分割画像1bが読
み込まれる。
【0018】さらに、期間Cでは、ブロックラインバッ
ファ3aの分割画像1aに対して、2回目の予備符号化
が行われ、2回目の符号量が算出される。このときブロ
ックラインバッファ3bの分割画像1bに対して1回目
の予備符号化が行われ、ブロックラインバッファ3cに
は分割画像1cが入力される。
【0019】期間Dでは、ブロックラインバッファ3a
の分割画像1aに対して、上述した2回目の予備符号化
の結果から推定された量子化制御係数を用いて符号化が
行われ、符号データが出力される。この時点でブロック
ラインバッファ3aに保存された分割画像1aに対する
一連の処理が終了したことになり、次の期間Eではブロ
ックラインバッファ3aに新たな分割画像が読み込まれ
ることになる。
【0020】同様の動作を継続することにより、入力さ
れた画像を分割画像単位に所定の符号量に制御して符号
化を行う。また、符号量制御に必要な一連の処理を互い
にオーバーラップさせることになるので、符号化に要す
る時間は1パスの符号化処理に要する時間とほぼ等しく
することができる。
【0021】次に、ブロックラインバッファへの画像デ
ータ入力動作について説明する。図4は、ブロックライ
ンバッファに画像データが入力される様子を示す図であ
る。ブロックラインバッファ3は、主走査方向について
は線順次出力手段1で走査可能な最大画素数以上の容量
を持つ。また、副走査方向については1画素ブロックを
構成するのに必要なライン数を持つものとする。図では
8ラインである。
【0022】図5は、ブロックラインバッファから画像
データが出力される様子を示す図である。ブロックライ
ンバッファ3から出力する画像データは図のようにブロ
ックスキャン順に読みだされる。そして、画素ブロック
構成手段5a、5b、5c内で画素ブロックが構成され
る。画素ブロックは8×8画素で構成される。
【0023】次に、第1及び第2の切替手段の動作につ
いて説明する。図6は、第1の切替手段と第2の切替手
段の動作を示す図である。また分割画像を以降の説明で
は、ブロックラインと呼ぶ。はじめにブロックライン1
aの画像データは、線順次出力手段1によって読み込ま
れ、第1の切替手段2によって接続されているブロック
ラインバッファ3aに記憶されることを示している。
【0024】続くブロックライン1bの読み込みの際に
は、第1の切替手段2の出力先はブロックラインバッフ
ァ3bに切り替えられているので、ブロックラインバッ
ファ3bに画像データが記憶される。この時、第2の切
替手段4aはブロックラインバッファ3aに接続される
ので、すでに記憶されている第1のブロックラインの画
像データの読み出し動作が、ブロックラインバッファ3
bへの書き込み動作と並列して実行できる。
【0025】これ以降のブロックラインの画像データに
ついても同様に、図に示されるようにブロックライン単
位に書き込みと読み出しが並列して実行されることにな
る。また、切替制御手段9は、上記のような第1の切替
手段2と、第2の切替手段4a、4b、4cとの接続の
切り替えを制御する。
【0026】以上説明したように、ブロックラインバッ
ファを切替手段で切り替えて画素ブロック構成手段で画
素ブロックを構成するパイプライン的な並列処理を行う
構成とした。
【0027】これにより、画像データの並列処理を実行
でき、大容量の画像に対しても、原稿全体を記憶するメ
モリを必要とせず、高速符号化処理の実行が可能とな
る。次に、予備符号化を行う符号量算出手段について説
明する。第1の符号量算出手段と第2の符号量算出手段
は、同じ構成なので符号量算出手段として説明する。図
7は、符号量算出手段の構成を示す図である。符号量算
出手段は、直交変換手段(以下DCTとする。)601
と、量子化手段603と、可変長符号化手段(以下VL
Cとする。)600と、から構成される。DCT601
は、画像データを画素ブロック毎に分割し、画素ブロッ
ク毎に直交変換を施し変換係数を求める。
【0028】図8は、DCT後の変換係数マトリクスの
概略を示す図である。図のように水平、垂直方向の周波
数成分に対応する8×8の要素で構成されている。最左
上に位置する直流係数601aは、DCT前の画素ブロ
ックの平均輝度値に相当する。これに対しマトリクス内
のそれ以外の要素は交流係数である。
【0029】量子化手段603は、変換係数を量子化マ
トリックスで量子化し、量子化係数を求める。量子化マ
トリックスは、量子化制御係数Q1、Q2でスケーリン
グされた後、量子化テーブル602に設定される。そし
て、VLC600は、量子化係数をもとにして符号量B
1、B2を算出する。
【0030】次に、目標符号量に収束するための最適量
子化制御係数を決定するまでの原理について詳しく説明
する。量子化制御係数Qと符号量Bのそれぞれの対数
は、次式で表される1次関数を用いて近似できることが
経験則として知られている。
【0031】
【数1】
【0032】ここで、定数aは同一の符号化であれば、
画像によらずほぼ一定となり、定数bの値は画像によ
り、一定の分布を持つとされている。
【0033】図9は、量子化制御係数Qと符号量Bの対
数軸での関係を示す図である。横軸に量子化制御係数の
対数をとったlogQを、縦軸に符号量Bの対数をとっ
たlogBをとってある。図からもわかるように、量子
化制御係数Qと符号量Bのそれぞれの対数の関係は1次
関数となる。よって、1つの画像Xを符号化する場合に
2種類の量子化制御係数Qでスケーリングされた量子化
マトリクスで符号化してそれぞれの符号量Bを求めるこ
とができれば、式(1)の定数a、bを求めることがで
きる。そして、a、bが求まれば指定された目標符号量
B0に収束させるための最適量子化制御係数を式(1)
から求めることができる。
【0034】すなわち、2つの量子化制御係数Q1、Q
2から得られた符号量がB1、B2であれば、式(1)
から、
【0035】
【数2】
【0036】
【数3】
【0037】となる。そして、式(1)のBを目標符号
量B0と置き換え、式(2)、式(3)のa、bを式
(1)に代入すれば次式のように最適量子化制御係数Q
0を求めることができる。
【0038】
【数4】
【0039】以上説明したように、本実施の形態では、
個々の分割画像に対して、少なくとも2回の予備的な符
号化を行い、量子化制御係数と発生符号量の関係を求
め、次にこの関係から指定された符号量となる最適量子
化制御係数を算出して符号化を行う。
【0040】また、本実施の形態では、基本的に各分割
画像を等しい符号量となるように制御することを目的と
しているが、分割画像に含まれる画像データが原稿の余
白などのもともと発生符号量の少ない領域である場合
は、最適量子化制御係数を過剰に小さくしてしまう場合
がある。このことは、発生符号量の大きな分割画像と発
生符号量の小さな分割画像が隣接している場合には、両
者に対して算出された最適量子化制御係数が大きく異な
り、これら2つの分割画像の境界が不連続になるなどの
視覚的な妨害が復号画像に発生することがある。
【0041】このため、最適量子化制御係数を制御する
範囲を上限値、下限値としてあらかじめ設定しておき、
この範囲外に最適量子化制御係数が収束した場合は、い
ずれか近い方の値を最適量子化制御係数として採用す
る。
【0042】次に、VLCについて詳しく説明する。図
10は、VLCの構成を示す図である。VLCは、量子
化係数のマトリクスの走査順序を変換して、直流係数と
1次元化された交流係数を出力するスキャン変換手段6
0と、直流係数を1画素ブロックの期間遅延する遅延器
61と、1画素ブロック前の直流係数と現在の画素ブロ
ックの直流係数とを減算して差分情報を出力する減算器
62と、差分情報をその大きさによって所定のグループ
に分類し、グループ番号とグループ内の数値を識別する
ための付加ビットを出力するグループ判定手段63a
と、グループ番号に対応する可変長符号語の長さを直流
係数符号表65より読み出し、付加ビットの長さと加算
して符号長情報を出力する符号長読み出し手段64a
と、入力される量子化係数が無効(値が0)であるか否
かを判定して両者を分離する無効係数判定手段66と、
無効係数の連続する長さをカウントしてその長さを出力
する零ランカウンタ67と、入力される有効係数をその
大きさによって所定のグループに分類し、グループ番号
とグループ内の数値を識別するための付加ビットを出力
するグループ判定手段63bと、無効係数の連続する長
さとそれに続く有効係数の大きさを示すグループ番号か
ら決定される可変長符号語の長さを交流係数符号表68
から読み出し、付加ビットの長さと加算して符号長情報
を出力する符号長読み出し手段64bと、符号長を累積
加算し1画像あたりの符号量Bを計算する加算器69
と、から構成される。
【0043】次に、VLCでの符号量Bの計算動作につ
いて説明する。はじめに、スキャン変換手段60で量子
化係数は直流係数と交流係数に分離される。図11は、
スキャン変換手段で行われるジグザグスキャンの様子を
示す図である。直流係数601aを除く交流係数は、図
のようなジグザグスキャンによって2次元の配列から1
次元の配列に変換される。
【0044】以下、直流係数に対する処理について説明
する。スキャン変換手段60によって分離された直流係
数は、遅延器61に記憶される。そして、遅延器61に
記憶されていた1画素ブロック前の直流係数が出力され
る。
【0045】減算器62は、1画素ブロック前の直流係
数と現在の直流係数との差分を計算し差分情報として出
力する。グループ判定手段63aは、入力される差分信
号が属するグループ番号(SIZE)と、差分信号がグ
ループ内のどの数値に対応するかを識別するための付加
ビットとを出力する。図12は、直流係数の差分のグル
ープ化を示す図である。例えば、入力される差分信号
(直流係数の差分63a-2)が4であれば、SIZE6
3a-1は3で、付加ビット63a-3は3である。
【0046】符号長読み出し手段64aは、入力された
SIZEに対応する可変長符号語の長さを直流係数符号
表65から読み出す。図13に直流係数符号表を示す。
直流係数符号表65は、SIZE65aと、符号語65
bと、符号長65cとからなる。例えば、SIZE65
aが3ならば 符号長65cは3である。
【0047】通常の符号化処理の場合には、SIZE
と、対応する符号語(ビットパターン)と、符号長とが
設定される必要があるが、本実施の形態では符号語は必
要ないためSIZEと符号長のみが設定されているだけ
でもよい。
【0048】以上のようにして決定された可変長符号語
の長さと、付加ビットの長さとを加算して、1画素ブロ
ック内の直流成分の符号長を出力する。次に、交流係数
に対する処理について説明する。無効係数判定手段66
は、スキャン変換手段60から、1次元の係数列として
出力された交流係数の値が無効(0)であるか否かを判
定する。
【0049】零ランカウンタ67は、値が0の場合に
は、その連続する長さ(RUN)をカウントする。ま
た、値が有効(0でない)である交流係数が検出された
場合には、グループ判定手段63bに出力する。
【0050】グループ判定手段63bは、直流係数の場
合と同様にグループ番号(SIZE)と検出された有効
係数がグループ内のどの数値に対応するかを識別するた
めの付加ビットとを出力する。図14は、交流係数のグ
ループ化を示す図である。例えば、入力される交流係数
63b-2が8であれば、SIZE63b-1は4で、付加
ビット63b-3は4である。
【0051】符号長読み出し手段64bは、有効係数が
検出された時点で、それまでに零ランカウンタ67で計
数された数値(RUN)と、グループ判定手段63bで
決定されたSIZEの組合せに対応した可変長符号語を
決定する。
【0052】図15に、交流係数符号表を示す。交流係
数符号表はRUNとSIZEの組合せ(RUN/SIZ
E)68aと、符号語68bと、符号長68cとからな
る。ただし、直流係数符号表の場合と同様に、符号語が
設定されていなくても構わない。
【0053】図16は、RUNとSIZEから構成され
る2次元の符号表を表すものである。この符号表64c
は、図15の(RUN/SIZE)68aの組み合わせ
を形成するための表である。
【0054】以上のようにして、符号長読み出し手段6
4bはRUNとSIZEの組合せに対応する可変長符号
語の長さを読み出し、付加ビット長と加算して交流係数
の符号語長を出力する。
【0055】加算器69は、符号長読み出し手段64
a,64bの出力する符号長を、画像全体にわたって累
積加算することで、画像全体の符号量Bを計算する。以
上の構成、及び動作により、画像をあらかじめ指定され
た目標符号量B0に符号化することができる。
【0056】図17は、符号化手段の構成を示す図であ
る。符号化手段8は、DCT601bと、量子化手段6
03bと、VLC600bと、から構成される。量子化
手段603bは、変換係数を量子化マトリックスで量子
化し、量子化係数を求める。量子化マトリックスは、最
適量子化制御係数Q0でスケーリングされた後、量子化
テーブル602bに設定される。そして、VLC600
bは、量子化係数をもとにして符号データを出力する。
【0057】また、符号化手段8は、1つのブロックラ
インの符号化を開始する前に、そのブロックラインの先
頭にこれから符号化に使用する量子化マトリックス、も
しくは最適量子化制御係数を設定して、復号の際に量子
化マトリックスの変更が可能であるようにする。また、
n−1個目のブロックラインの最適量子化制御係数と、
n個目のブロックラインの最適量子化制御係数の差分で
あっても構わない。
【0058】こうした量子化マトリックスの変更を指示
する情報は、JPEGにおけるマーカーコードと同様の
手法を用いて設定することが可能である。JPEGで
は、最適量子化制御係数や同期情報などの設定にマーカ
ーコードと呼ばれる制御情報が定義され符号データ中に
設定できるようになっている。
【0059】これは、符号データ中にバイト境界に整合
するようにFF(H)を挿入し、その後に0以外の値を
持つ1バイトのマーカーコードを続けるものである。符
号データとしてFFが発生した場合には、直後に00
(H)を付与することでマーカーコードと符号データを
区別することが可能である。
【0060】本実施の形態では、JPEGの未定義のマ
ーカーコードを用いて、量子化マトリックスの変更を指
示するものとする。また、JPEGのマーカーコードに
は、データの開始、終了を示すもののようにマーカーコ
ード単独で使用されるものの他に、可変長のフィールド
を持つものもある。本実施の形態に使用するマーカーコ
ードは、量子化マトリックスの変更内容を設定するため
の可変長のフィールドを備えたものとする。
【0061】さらに、量子化マトリックスの変更を指示
する情報をバイト境界に整合するように設定するため、
符号化手段8は各ブロックラインがバイト境界で終わる
ように符号データの出力後にフィルビットを付加する。
これにより、量子化マトリックスの変更を指示する情報
の検出が容易になるだけでなく、符号データ中から特定
のブロックラインに対応する符号データの抜き出しが可
能である。
【0062】次に、パイプライン動作が破綻しないため
の処理について説明する。一般にスキャナ等による原稿
の入力動作は等速度で実行されるため、分割画像の入力
処理に要する時間は一定と考えることができる。また、
最終的な符号化処理についても、符号量制御をすること
によって処理時間をほぼ一定にすることができる。した
がって、制御目標となる圧縮率の設定などにより、画像
の入力処理に要する時間以内に制御できる。
【0063】これに対し、予備符号化処理は、分割画像
の原稿特性が未知であるまま符号化処理を行うので、所
定の時間内にすべての処理が終了しない場合がある。こ
のような場合には、ブロックラインバッファ内のすべて
の画像データに対して予備符号化を行わず、部分的な領
域を予備符号化の対象とする。部分的な領域としては、
奇数番目または偶数番目といった画素ブロックのみとし
てもよいし、情報量の少ない原稿余白部を除く意味で、
ブロックラインバッファの中央部分の画素ブロックを用
いてもよい。
【0064】また、線順次出力手段での処理の終了を符
号量算出手段に通知することで、予備符号化処理を強制
的に終了させ、その時点で予備符号化処理の完了してい
るブロック数と符号量から、ブロックライン全体の符号
量を推定してもよい。
【0065】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図18は、第2の実施の形態の符号化装置の
構成ブロック図である。符号化装置は、走査線順次に画
像データを出力する線順次出力手段1と、画像データの
出力先を切り替える第1の切替手段2aと、画像データ
を複数ライン分蓄積する蓄積手段3a、3b、3cと、
蓄積手段からの出力を切り替える第2の切替手段4c、
4dと、画素ブロックを構成する画素ブロック構成手段
5a、5bと、符号量B1と符号量B2とを出力する近
似符号量算出手段6cと、最適量子化制御係数Q0を算
出する最適量子化制御係数算出手段7と、最適量子化制
御係数Q0で画像データを符号化する符号化手段8と、
第1の切替手段2a及び第2の切替手段4c、4dの切
替え制御を行う切替制御手段9aと、から構成される。
【0066】次に、近似量子化係数について説明する。
静止画像符号化の国際標準方式であるJPEGのベース
ラインシステムと呼ばれる必須方式は、直交変換符号化
を用いる方式である。JPEGでの量子化処理は、次式
で表される。
【0067】
【数5】
【0068】
【数6】
【0069】ここで、F1 (i,j)は量子化係数、F
(i,j)は変換係数、Q(i,j)は量子化マトリク
スを表す。i、jは、個々のマトリクス内の要素の位置
に対応する。また、〔 〕は整数化を表す演算子であ
る。
【0070】量子化制御係数Q=2でスケーリングされ
た量子化マトリクスで変換係数の量子化を行って得られ
た量子化係数F2(i,j)と、量子化制御係数Q=1
でスケーリングされた所定の量子化マトリクスで変換係
数を量子化して得られた量子化係数を1/2(1ビット
右シフト)して得られた近似量子化係数F2-1(i,
j)との関係は近似的に次式で表すことができる。
【0071】
【数7】
【0072】ここで、≫は右方向、≪は左方向へのビッ
トシフト演算を表すものし、両辺の差は、丸め処理(四
捨五入)に起因する。
【0073】したがって、近似量子化係数F2-1(i,
j)を符号化した際の符号量は、量子化係数F2(i,
j)を符号化した際の符号量と近似的に等しいとみなす
ことができる。
【0074】このように、量子化マトリクスから得られ
る量子化係数にNビットの右シフト処理を施して求めら
れる符号量と、同じ量子化マトリクスを2N でスケーリ
ングしたときに得られる符号量とが、量子化の丸め処理
に起因する誤差の範囲で近似できることを利用して、第
2の実施の形態では最適量子化制御係数を求めることに
なる。
【0075】以上説明したように、第2の実施の形態の
符号化装置は、基本マトリクス(量子化制御係数Q=
1)から得られた符号量B1と、量子化制御係数Q=2
に対応する近似量子化係数から得られた符号量B2と、
を用い、上述した式(2)、式(3)から定数a、bを
求める。さらに、定数a、bと目標符号量B0を式
(4)に代入して、最適量子化制御係数Q0を決定す
る。よって、複数の符号化部で並列に符号化することな
く最適量子化制御係数を決定できるため、装置規模の縮
小を実現する。
【0076】なお、上記の説明では、近似量子化係数を
量子化係数を右へ1ビットシフトして得られるものとし
て説明してきたが、Nビットのシフト処理(ただし、N
は整数であり、右方向シフトを正、左方向を負とする)
としても構わない。そして、Nビットのシフト処理の場
合は、量子化制御係数Q=2N でスケーリングした量子
化係数に該当する。
【0077】次に、近似符号量算出手段の構成について
説明する。図19は、近似符号量算出手段の構成を示す
図である。近似符号量算出手段は、DCT601と、量
子化手段603と、近似量子化係数算出手段604と、
VLC600、600aとから構成される。量子化手段
603は、変換係数を量子化マトリックスで量子化し、
量子化係数を求める。量子化マトリックスは、量子化制
御係数Q1でスケーリングされた後、量子化テーブル6
02に設定される。また、近似量子化係数算出手段60
4は、量子化手段603が出力する量子化係数にシフト
処理を行って近似量子化係数を算出する。
【0078】以上説明したように、第2の実施の形態で
は、第1の実施の形態と比べて4個必要であったブロッ
クラインバッファを3個に、3個必要であった第2の切
替手段を2個に削減することが可能であるため、装置構
成を簡略化できる。
【0079】また、第2の実施の形態においても、符号
化部で符号化の繰り返しをする必要がなく、演算量、処
理時間の減少が可能になる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の符号化装
置は、ブロックラインバッファを一定の順序で切り替え
て、予備符号化と最適量子化制御係数での符号化とを並
列処理で行う構成とした。これにより、大容量の画像に
対しても原稿全体を記憶する大容量メモリを必要としな
い。
【0081】また、本発明の符号化装置は、1つの符号
化部で複数の量子化制御係数に対応する符号量を算出す
る構成とした。これにより、目標の符号量に収束する最
適量子化制御係数を少ない演算量で計算でき、処理時間
が短くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号化装置の構成ブロック図である。
【図2】分割画像を示す図である。
【図3】4個の蓄積手段を備えた場合に、分割画像毎に
施されるパイプライン処理の流れを示す図である。
【図4】ブロックラインバッファに画像データが入力さ
れる様子を示す図である。
【図5】ブロックラインバッファから画像データが出力
される様子を示す図である。
【図6】第1の切替手段と第2の切替手段の動作を示す
図である。
【図7】符号量算出手段の構成を示す図である。
【図8】DCT後の変換係数マトリクスの概略を示す図
である。
【図9】量子化制御係数Qと符号量Bの対数軸での関係
を示す図である。
【図10】VLCの構成を示す図である。
【図11】スキャン変換手段で行われるジグザグスキャ
ンの様子を示す図である。
【図12】直流係数の差分のグループ化を示す図であ
る。
【図13】直流係数符号表を示す。
【図14】交流係数のグループ化を示す図である。
【図15】交流係数符号表を示す。
【図16】RUNとSIZEから構成される2次元の符
号表を表すものである。
【図17】符号化手段の構成を示す図である。
【図18】第2の実施の形態の符号化装置の構成ブロッ
ク図である。
【図19】近似符号量算出手段の構成を示す図である。
【図20】従来技術の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 線順次出力手段 2 第1の切替手段 3a、3b、3c、3d 蓄積手段 4a、4b、4c 第2の切替手段 5a、5b、5c 画素ブロック構成手段 6 符号量算出手段 6a 第1の符号量算出手段 6b 第2の符号量算出手段 7 最適量子化制御係数算出手段 8 符号化手段 9 切替制御手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを符号化する符号化装置にお
    いて、 走査線順次に画像データを出力する線順次出力手段と、 前記画像データを一定の走査線順次毎に分割して出力先
    を切り替える第1の切替手段と、 走査線順次毎に分割された前記画像データを蓄積する蓄
    積手段と、 前記蓄積手段から一定の順序で画素を読みだして画素ブ
    ロックを構成する画素ブロック構成手段と、 前記蓄積手段と前記画素ブロック構成手段との接続を一
    定の順序で切り替える第2の切替手段と、 前記第1及び第2の切替手段の切替制御を行う切替制御
    手段と、 前記画素ブロックを符号化して少なくとも2つの量子化
    制御係数で定まる量子化特性で量子化して量子化係数を
    求め、前記量子化係数から符号量を算出する符号量算出
    手段と、 前記符号量をもとに目標符号量に収束するような最適量
    子化制御係数を算出する最適量子化制御係数算出手段
    と、 前記最適量子化制御係数を用いて前記画素ブロックを符
    号化する符号化手段と、 を有することを特徴とする符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記蓄積手段は、前記画像データを少な
    くとも8走査線分蓄積することを特徴とする請求項1記
    載の符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記最適量子化制御係数算出手段は、前
    記最適量子化制御係数の上限値と下限値とを設定し、前
    記最適量子化制御係数が前記上限値と前記下限値との範
    囲外の値に収束した場合は、前記上限値あるいは前記下
    限値のいずれか近い方を出力することを特徴とする請求
    項1記載の符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記符号化手段は、前記画像データを符
    号化する際に、前記画像データを一定の走査線順次毎に
    分割して符号化して得られる符号データの先頭に量子化
    特性を示す情報を付与することを特徴とする請求項1記
    載の符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記符号化手段は、前記画像データを符
    号化した符号データの終了がバイト境界となるようにフ
    ィルビットを付与することを特徴とする請求項1記載の
    符号化装置。
  6. 【請求項6】 前記符号量算出手段は、前記画素ブロッ
    ク毎に直交変換を施して変換係数を求める直交変換手段
    と、前記変換係数を第1の量子化制御係数で定まる量子
    化特性で量子化して前記量子化係数を求める第1の量子
    化手段と、前記量子化係数に可変長符号化を施して前記
    第1の符号量を算出する第1の可変長符号化手段と、か
    らなる第1の符号量算出手段と、前記直交変換手段と、
    前記変換係数を第2の量子化制御係数で定まる量子化特
    性で量子化して前記量子化係数を求める第2の量子化手
    段と、前記量子化係数に前記可変長符号化を施して前記
    第2の符号量を算出する第2の可変長符号化手段と、か
    らなる第2の符号量算出手段と、から構成されることを
    特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の符号量算出手段は、
    同一の可変長符号表を用いて前記第1及び第2の符号量
    を算出することを特徴とする請求項6記載の符号化装
    置。
  8. 【請求項8】 前記直交変換手段は、離散コサイン変換
    であることを特徴とする請求項6記載の符号化装置。
  9. 【請求項9】 前記最適量子化制御係数算出手段は、前
    記第1及び第2の量子化制御係数と前記第1及び第2の
    符号量との対数をとったパラメータからなる1次関数に
    よって、前記最適量子化制御係数を決定することを特徴
    とする請求項6記載の符号化装置。
  10. 【請求項10】 前記符号量算出手段は、前記直交変換
    手段と、前記第1の量子化手段と、前記第1の可変長符
    号化手段と、前記第2の量子化制御係数で定まる量子化
    特性で、前記変換係数の量子化を行って得られる量子化
    係数と近似的に等しくなる近似量子化係数を算出する近
    似量子化係数算出手段と、前記近似量子化係数に前記可
    変長符号化を施して第2の符号量を算出する可変長符号
    化算出手段と、から構成されることを特徴とする請求項
    1記載の符号化装置。
  11. 【請求項11】 前記近似量子化係数算出手段は、前記
    第2の量子化制御係数を2N とし、前記第1の量子化制
    御係数で定まる量子化特性で量子化して得られた前記量
    子化係数にNビットのシフト処理を行って前記近似量子
    化係数を算出することを特徴とする請求項10記載の符
    号化装置。
  12. 【請求項12】 前記直交変換手段は、離散コサイン変
    換であることを特徴とする請求項10記載の符号化装
    置。
  13. 【請求項13】 前記最適量子化制御係数算出手段は、
    前記第1の量子化制御係数及び前記近似量子化係数と、
    前記第1及び第2の符号量との対数をとったパラメータ
    からなる1次関数によって、前記最適量子化制御係数を
    決定することを特徴とする請求項10記載の符号化装
    置。
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