JPH1023412A - 符号化装置及び符号化方法 - Google Patents

符号化装置及び符号化方法

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Publication number
JPH1023412A
JPH1023412A JP17320296A JP17320296A JPH1023412A JP H1023412 A JPH1023412 A JP H1023412A JP 17320296 A JP17320296 A JP 17320296A JP 17320296 A JP17320296 A JP 17320296A JP H1023412 A JPH1023412 A JP H1023412A
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JP
Japan
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coefficient
quantization
code amount
encoding
quantized
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Pending
Application number
JP17320296A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Suzuki
一弘 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH1023412A publication Critical patent/JPH1023412A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1回の走査で目標符号量に収束する量子化制
御係数を決定する符号化装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 直交変換手段2は、直交変換をして変換
係数を求める。量子化手段3は、変換係数を量子化して
量子化係数を求める。第1の符号量算出手段4aは、第
1の符号量B1を算出する。近似量子化係数算出手段5
は、量子化係数をもとに近似量子化係数を算出する。第
2の符号量算出手段4bは、第2の符号量B2を算出す
る。最適量子化制御係数算出手段6は、第1の符号量B
1と第2の符号量B2から目標符号量B0に対応する最
適量子化制御係数Q0を算出する。遅延手段7は、画像
データを遅延させる。符号化手段8は、遅延した画像デ
ータを直交変換し、最適量子化制御係数Q0で量子化し
て可変長符号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は符号化装置及び符号
化方法に関し、特に画像データを符号化する符号化装置
及び符号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】階調を有する画像を符号化する方式とし
て直交変換符号化方式があり、特にDCT(離散コサイ
ン変換)が広く知られている。DCTは、複数の画素か
ら構成される矩形領域(以下、画素ブロックと記す)に
対しDCT演算を行い、画素ブロック内の空間周波数成
分に相当する変換係数を出力する。これらの変換係数
は、各変換係数ごとに設定された量子化ステップ幅から
成る量子化マトリクスを用いて、量子化されるのが一般
的である。また、量子化された変換係数は可変長符号化
されて符号化動作を完了する。
【0003】また、圧縮率や画質を変更する場合には、
スケーリングと呼ばれる手法が用いられる。これは基本
となる量子化マトリクスの各要素に一定の値を乗じ、各
変換係数に対する量子化ステップ幅を一様に増減し、圧
縮率や画質を変更するものである。この各要素に乗ずる
一定の値はスケーリングファクタあるいは量子化制御係
数といわれるが、以降は量子化制御係数と呼ぶことにす
る。
【0004】量子化制御係数が1よりも大きいと、各量
子化ステップ幅が広がり、変換係数は粗く量子化される
ことになり、圧縮率は高く画質は低下することになる。
一方、DCTは階調変化の緩やかな領域では、DCT後
の信号電力の大部分が低い周波数成分に集中するため、
高い圧縮率が得られる。一方、画素ブロック内にエッジ
などが含まれる場合には、高い周波数成分にも電力が分
散するために圧縮率が低下する。このようにDCTを用
いた符号化圧縮率は、画像内容に依存したものとなるこ
とから、画像データの符号量を一定にすることが必要で
ある。
【0005】画像データの符号量を一定にすることを目
的としたものとして、例えば、特開平4−233373
号公報のように目標符号量に収束する量子化制御係数を
求める手法がある。
【0006】図17は、上記の従来技術の構成を示す図
である。入力画像信号をディジタルの画像データにアナ
ログ−ディジタル変換するA/D部100と、画像デー
タを量子化制御係数q1で符号化して符号量b1を算出
する第1の符号化部101と、画像データを量子化制御
係数q2で符号化して符号量b2を算出する第2の符号
化部102と、画像データを一定時間遅延させる遅延部
103と、符号量b1、符号量b2から目標符号量b0
に収束するように量子化制御係数q0を求める演算部1
04と、演算部104で決定された量子化制御係数q0
で画像データを符号化する第3の符号化部105と、か
ら構成される。
【0007】入力されたアナログ画像信号は、A/D部
100でディジタルの画像データに変換される。画像デ
ータは第1の符号化部101に入力され、量子化制御係
数q1で符号化されて符号量b1が算出される。同様に
画像データは第2の符号化部102に入力され、量子化
制御係数q2で符号化されて符号量b2が算出される。
演算部104は量子化制御係数q1と符号量b1、量子
化制御係数q2と符号量b2の組合せを線形補間して、
目標符号量b0に収束するように量子化制御係数q0を
求める。そして、画像データは遅延部103で一定時間
遅延した後に第3の符号化部105に入力され、演算部
104で決定された量子化制御係数q0で符号化され
る。
【0008】このような従来技術では、少なくとも2つ
の符号化部を並列化して、同時に2種類の量子化制御係
数で符号化した場合の符号量を算出し、目標符号量とな
る量子化制御係数を決定している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来技術の構成では、符号化の繰り返しが必要となり、
演算量、処理時間が増加するという問題があった。
【0010】また、複数の符号化部を持つため、装置構
成が複雑になるという問題があった。本発明は上記問題
点を解決するために、1回の走査で目標の符号量に収束
する量子化制御係数を決定する符号化装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】また、本発明の他の目的は、装置構成を簡
略化した符号化装置を提供することである。さらに、本
発明の他の目的は、1回の走査で目標の符号量に収束す
る量子化制御係数を決定する符号化方法を提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、画像データを符号化する符号化装置において、画像
データを画素ブロックに分割し、前記画素ブロック毎に
直交変換を施して変換係数を求める直交変換手段と、前
記変換係数を第1の量子化制御係数で定まる量子化特性
で量子化して量子化係数を求める量子化手段と、前記量
子化係数に可変長符号化を施して得られる第1の符号量
を算出する第1の符号量算出手段と、第2の量子化制御
係数で定まる量子化特性で、前記変換係数の量子化を行
って得られる量子化係数と近似的に等しくなる近似量子
化係数を算出する近似量子化係数算出手段と、前記近似
量子化係数に前記可変長符号化を施して得られる第2の
符号量を算出する第2の符号量算出手段と、前記第1の
符号量と前記第2の符号量をもとに目標符号量に対応す
る最適量子化制御係数を算出する最適量子化制御係数算
出手段と、前記最適量子化制御係数が決定されるまで前
記画素ブロックを遅延させる遅延手段と、遅延後の画素
ブロックに前記直交変換を施して変換係数を求め、前記
変換係数を前記最適量子化制御係数で定まる量子化特性
で量子化して量子化係数を求め、前記量子化係数を可変
長符号化して出力する符号化手段と、を有することを特
徴とする符号化装置が提供される。
【0013】ここで、直交変換手段は、画像データを画
素ブロックに分割し、画素ブロックごとに直交変換をし
て変換係数を求める。量子化手段は、変換係数を量子化
制御係数で定まる量子化特性で量子化して量子化係数を
求める。第1の符号量算出手段は、量子化係数に可変長
符号化を施して得られる第1の符号量を算出する。近似
量子化係数算出手段は、量子化係数から近似量子化係数
を算出する。第2の符号量算出手段は、近似量子化係数
に可変長符号化を施して得られる第2の符号量を算出す
る。最適量子化制御係数算出手段は、第1の符号量と第
2の符号量から目標符号量に対応する最適量子化制御係
数を算出する。遅延手段は、画像データを遅延させる。
符号化手段は、遅延した画像データを直交変換し、最適
量子化制御係数で量子化し、可変長符号化する。
【0014】また、画像データを符号化する符号化方法
において、画像データを画素ブロックに分割し、前記画
素ブロック毎に直交変換を施して変換係数を求め、前記
変換係数を第1の量子化制御係数で定まる量子化特性で
量子化して量子化係数を求め、前記量子化係数に可変長
符号化を施して第1の符号量を算出し、第2の量子化制
御係数で定まる量子化特性で、前記変換係数の量子化を
行って得られる量子化係数と近似的に等しくなる近似量
子化係数を算出し、前記近似量子化係数に前記可変長符
号化を施して第2の符号量を算出し、2つの定数を含
み、量子化制御係数の対数をとった量子化制御係数パラ
メータと符号量の対数をとった符号量パラメータとから
決定される1次関数の前記量子化制御係数パラメータに
前記第1及び第2の量子化制御係数を代入し、前記1次
関数の前記符号量パラメータに前記第1及び第2の符号
量を代入し、前記第1及び第2の量子化制御係数と前記
第1及び第2の符号量とを前記1次関数に代入して生成
した連立1次方程式を解いて、前記2つの定数を求め、
前記1次関数の前記符号量パラメータに目標符号量を代
入し、求めた前記2つの定数を代入して最適量子化制御
係数を求め、前記最適量子化制御係数が決定されるまで
前記画素ブロックを遅延させ、遅延後の画素ブロックに
前記直交変換を施して変換係数を求め、前記変換係数を
前記最適量子化制御係数で定まる量子化特性で量子化し
て量子化係数を求め、前記量子化係数を可変長符号化し
て出力することを特徴とする符号化方法が提供される。
【0015】ここで、1次関数は、2つの定数を含み、
量子化制御係数の対数をとった量子化制御係数パラメー
タと符号量の対数をとった符号量パラメータとから決定
される。この1次関数の量子化制御係数パラメータに第
1及び第2の量子化制御係数を代入し、符号量パラメー
タに第1及び第2の符号量を代入して連立1次方程式を
生成する。そして、この連立1次方程式を解いて、2つ
の定数を求める。さらに、1次関数の符号量パラメータ
に目標符号量を代入し、求めた2つの定数を代入して最
適量子化制御係数を求める。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は符号化装置の構成ブロッ
ク図である。符号化装置は、アナログ画像信号をディジ
タルの画像データに変換するA/D変換手段1と、直交
変換をして変換係数を求める直交変換手段2と、量子化
係数を求める量子化手段3と、量子化係数から第1の符
号量を算出する第1の符号量算出手段4aと、近似量子
化係数を算出する近似量子化係数算出手段5と、近似量
子化係数から第2の符号量を算出する第2の符号量算出
手段4bと、最適量子化制御係数を求める最適量子化制
御係数算出手段6と、画像データを一定時間遅延させる
遅延手段7と、遅延後の画像データを符号化する符号化
手段8と、から構成される。
【0017】次に、各手段の動作について説明する。A
/D変換手段1は、入力されるアナログ画像信号をディ
ジタルの画像データに変換する。直交変換手段2は、画
像データを画素ブロック毎に分割し、画素ブロック毎に
直交変換を施し変換係数を求める。本実施の形態ではD
CTを用いて直交変換を行っている。
【0018】量子化手段3は、変換係数を量子化マトリ
ックスで量子化し、量子化係数を求める。ここでの量子
化マトリックスは、あらかじめ設定された所定の量子化
マトリックスであり、量子化制御係数Q=1である。
【0019】第1の符号量算出手段4aは、量子化手段
3から出力される量子化係数に対応する符号量B1を算
出する。近似量子化係数算出手段5は、量子化手段3か
ら出力される量子化係数を右に1ビットシフトする。そ
して、これを近似量子化係数とする。この近似量子化係
数は、量子化制御係数Q=2でスケーリングされた量子
化マトリクスで変換係数の量子化を行って得られた量子
化係数と近似的に等しい。詳細は後述する。
【0020】第2の符号量算出手段4bは、近似量子化
係数算出手段5から出力される近似量子化係数に対応す
る符号量B2を算出する。最適量子化制御係数算出手段
6は、符号量B1、B2から目標符号量B0となる最適
量子化制御係数Q0を求める。
【0021】遅延手段7は、画像データの最適量子化制
御係数Q0が決定されるまで、その画像データを遅延す
る。符号化手段8は、遅延された画像データに直交変換
を施し変換係数を求める。そして、最適量子化制御係数
Q0でスケーリングされた量子化マトリックスで量子化
を行い、量子化係数を求める。さらに量子化係数に可変
長符号化を施し出力する。
【0022】次に、目標符号量に収束するための最適量
子化制御係数を決定するまでの原理について詳しく説明
する。量子化制御係数Qと符号量Bのそれぞれの対数
は、次式で表される1次関数を用いて近似できることが
経験則として知られている。
【0023】
【数1】
【0024】ここで、定数aは同一の符号化であれば、
画像によらずほぼ一定となり、定数bの値は画像によ
り、一定の分布を持つとされている。図2は、量子化制
御係数Qと符号量Bの対数軸での関係を示す図である。
横軸に量子化制御係数の対数をとったlogQを、縦軸
に符号量Bの対数をとったlogBをとってある。図か
らもわかるように、量子化制御係数Qと符号量Bのそれ
ぞれの対数の関係は1次関数となる。よって、1つの画
像Xを符号化する場合に2種類の量子化制御係数Qでス
ケーリングされた量子化マトリクスで符号化してそれぞ
れの符号量Bを求めることができれば、式(1)の定数
a、bを求めることができる。そして、a、bが求まれ
ば指定された目標符号量B0に収束させるための最適量
子化制御係数を式(1)から求めることができる。
【0025】すなわち、2つの量子化制御係数Q1、Q
2から得られた符号量がB1、B2であれば、式(1)
から、
【0026】
【数2】
【0027】
【数3】
【0028】となる。そして、式(1)のBを目標符号
量B0と置き換え、式(2)、式(3)のa、bを式
(1)に代入すれば次式のように最適量子化制御係数Q
0を求めることができる。
【0029】
【数4】
【0030】次に、近似量子化係数について説明する。
静止画像符号化の国際標準方式であるJPEG(Joi
nt Photographic Expert Gr
oup)のベースラインシステムと呼ばれる必須方式
は、直交変換符号化を用いる方式である。JPEGでの
量子化処理は、次式で表される。
【0031】
【数5】
【0032】
【数6】
【0033】ここで、F1 (i,j)は量子化係数、F
(i,j)は変換係数、Q(i,j)は量子化マトリク
スを表す。i、jは、個々のマトリクス内の要素の位置
に対応する。また、〔 〕は整数化を表す演算子であ
る。
【0034】量子化制御係数Q=2でスケーリングされ
た量子化マトリクスで変換係数の量子化を行って得られ
た量子化係数F2(i,j)と、量子化制御係数Q=1
でスケーリングされた所定の量子化マトリクスで変換係
数を量子化して得られた量子化係数を1/2(1ビット
右シフト)して得られた近似量子化係数F2-1(i,
j)との関係は近似的に次式で表すことができる。
【0035】
【数7】
【0036】ここで、≫は右方向、≪は左方向へのビッ
トシフト演算を表すものし、両辺の差は、丸め処理(四
捨五入)に起因する。したがって、近似量子化係数F2
-1(i,j)を符号化した際の符号量は、量子化係数F
2(i,j)を符号化した際の符号量と近似的に等しい
とみなすことができる。
【0037】両者の関係を確認するために実際の画像を
用いて実験を行った。実験に用いた画像データは、標準
的な512画素×512画素、画素あたり8ビットの精
度を持つモノクロ階調画像である。
【0038】なお、直交変換符号化のアルゴリズムとし
ては、JPEGのベースライン・アルゴリズムを使用し
た。さらに、量子化マトリクス及び可変長符号化に使用
するハフマン符号表は、同標準における推奨値を用いて
いる。図3に、JPEGによる輝度成分用の推奨量子化
マトリクス30を示す。
【0039】図4は、近似量子化係数から求めた符号量
の精度を示す図である。図3で示した推奨マトリクス3
0に複数の量子化制御係数によるスケーリングを施して
基本マトリクスを生成する。そして、この基本マトリク
スをさらに量子化制御係数Q=2でスケーリングして得
られる符号量と、近似量子化係数から得られる符号量と
を比較したものである。
【0040】図の項目は、基本マトリックスを生成する
量子化制御係数31と、量子化制御係数Q=2でスケー
リングして求めた符号量〔bit〕32と、近似量子化
係数から求めた符号量〔bit〕33と、スケーリング
方式を基準とした差〔%〕34と、から構成される。
【0041】図からわかるように、両者の差はほぼ1%
以内に納まっていることから、近似量子化係数から得ら
れた符号量を、量子化制御係数Q=2でスケーリングし
て得られた符号量とみなすことができると考えられる。
【0042】図5は、ニュートン・ラプソン法及び近似
量子化係数で求めた量子化制御係数を示す図である。複
数の目標符号量〔bit/画素〕35の設定に対し、ニ
ュートン・ラプソン法で収束させたときの量子化制御係
数36aと、本発明の近似量子化係数によって決定され
た量子化制御係数36bとを比較している。また、ニュ
ートン・ラプソン法で収束させたときの量子化制御係数
の括弧内の数字は繰り返し数である。さらに、それぞれ
の量子化制御係数を用いて実際に符号化を行った場合に
得られる符号結果〔bit/画素〕37a、37bも合
わせて記載した。
【0043】図からわかるように、画像をほぼ指定され
た符号量に収束させる量子化制御係数を、近似量子化係
数によって得られていることがわかる。なお、指定され
た符号量へ厳密に収束しない理由は、JPEGベースラ
イン方式では、量子化マトリクスの各要素は8ビットの
精度と規定され、スケーリングされた量子化ステップ幅
は1〜255の整数に丸められるためであり、実用的に
は全く問題ない。
【0044】このように、量子化マトリクスから得られ
る量子化係数にNビットの右シフト処理を施して求めら
れる符号量と、同じ量子化マトリクスを2N でスケーリ
ングしたときに得られる符号量とが、量子化の丸め処理
に起因する誤差の範囲で近似できることを利用して最適
量子化制御係数を求めることになる。
【0045】以上説明したように、本発明の符号化装置
は、基本マトリクス(量子化制御係数Q=1)から得ら
れた符号量B1と、量子化制御係数Q=2に対応する近
似量子化係数から得られた符号量B2と、を用い、式
(2)、式(3)から定数a、bを求める。さらに、定
数a、bと目標符号量B0を式(4)に代入して、最適
量子化制御係数Q0を決定する。よって、複数の符号化
部で並列に符号化することなく最適量子化制御係数を決
定できるため、装置規模の縮小、コストの低減を実現す
る。
【0046】なお、上記の説明では、近似量子化係数は
量子化係数を右へ1ビットシフトして得られるものとし
て説明してきたが、Nビットのシフト処理(ただし、N
は整数であり、右方向シフトを正、左方向を負とする)
としても構わない。そして、Nビットのシフト処理の場
合は、量子化制御係数Q=2N でスケーリングした量子
化係数に該当する。
【0047】また、量子化係数にMの除算、もしくは1
/Mの乗算を施し、量子化係数を求めてもよい。そし
て、この場合は量子化制御係数Q=Mでスケーリングし
た量子化係数に該当する。
【0048】なお、量子化マトリックスにスケーリング
を施す際に、特定の位置の量子化ステップ値をスケーリ
ングの対象から除外することがある。例えば、直流成分
に対応する量子化ステップ値がスケーリングによって大
きくなりすぎると、復号画素ブロック間で平均値に大き
な段差が生じることがあり、ブロックノイズとして知ら
れる劣化の原因となるからである。
【0049】このようなスケーリング処理の結果得られ
る量子化係数を近似するためには、スケーリング処理か
ら除外される量子化ステップ値に対応する量子化係数の
シフト、除算、乗算等の処理を同様に省略してもよい。
【0050】次に、画像データから符号量B1、B2が
算出されるまでの処理手順について詳しく説明する。図
6は、画像データから符号量B1、B2が算出されるま
での構成を示す図である。図1で示した直交変換手段2
はDCT2aに、近似量子化係数算出手段5はシフタ5
aに対応する。
【0051】図7は、DCT後の変換係数マトリクスの
概略を示す図である。図のように水平、垂直方向の周波
数成分に対応する8×8の要素で構成されている。最左
上に位置する直流係数20は、DCT前の画素ブロック
の平均輝度値に相当する。これに対しマトリクス内のそ
れ以外の要素は交流係数である。
【0052】このような変換係数マトリクスに対し、量
子化手段で式(5)、式(6)で示したような量子化処
理が行われる。次に、符号量算出手段について詳しく説
明する。第1の符号量算出手段と第2の符号量算出手段
は、同じ構成なので符号量算出手段として説明する。図
8は、符号量算出手段の構成を示す図である。符号量算
出手段は、量子化係数のマトリクスの走査順序を変換し
て、直流係数と1次元化された交流係数を出力するスキ
ャン変換手段40と、直流係数を1画素ブロックの期間
遅延する遅延器41と、1画素ブロック前の直流係数と
現在の画素ブロックの直流係数とを減算して差分情報を
出力する減算器42と、差分情報をその大きさによって
所定のグループに分類し、グループ番号とグループ内の
数値を識別するための付加ビットを出力するグループ判
定手段43aと、グループ番号に対応する可変長符号語
の長さを直流係数符号表45より読み出し、付加ビット
の長さと加算して符号長情報を出力する符号長読み出し
手段44aと、入力される量子化係数が無効(値が0)
であるか否かを判定して両者を分離する無効係数判定手
段46と、無効係数の連続する長さをカウントしてその
長さを出力する零ランカウンタ47と、入力される有効
係数をその大きさによって所定のグループに分類し、グ
ループ番号とグループ内の数値を識別するための付加ビ
ットを出力するグループ判定手段43bと、無効係数の
連続する長さとそれに続く有効係数の大きさを示すグル
ープ番号から決定される可変長符号語の長さを交流係数
符号表48から読み出し、付加ビットの長さと加算して
符号長情報を出力する符号長読み出し手段44bと、符
号長を累積加算し1画像あたりの符号量Bを計算する加
算器49と、から構成される。
【0053】次に、符号量算出手段での符号量Bの計算
動作について説明する。はじめに、スキャン変換手段4
0で量子化係数は直流係数と交流係数に分離される。図
9は、スキャン変換手段で行われるジグザグスキャンの
様子を示す図である。直流係数20を除く交流係数は、
図のようなジグザグスキャンによって2次元の配列から
1次元の配列に変換される。
【0054】以下、直流係数に対する処理について説明
する。スキャン変換手段40によって分離された直流係
数は、遅延器41に記憶される。そして、遅延器41に
記憶されていた1画素ブロック前の直流係数が出力され
る。
【0055】減算器42は、1画素ブロック前の直流係
数と現在の直流係数との差分を計算し差分情報として出
力する。グループ判定手段43aは、入力される差分信
号が属するグループ番号(SIZE)と、差分信号がグ
ループ内のどの数値に対応するかを識別するための付加
ビットとを出力する。図10は、直流係数の差分のグル
ープ化を示す図である。例えば、入力される差分信号
(直流係数の差分43a-2)が4であれば、SIZE4
3a-1は3で、付加ビット43a-3は3である。
【0056】符号長読み出し手段44aは、入力された
SIZEに対応する可変長符号語の長さを直流係数符号
表45から読み出す。図11に直流係数符号表を示す。
直流係数符号表45は、SIZE45aと、符号語45
bと、符号長45cとからなる。例えば、SIZE45
aが3ならば 符号長45cは3である。
【0057】通常の符号化処理の場合には、SIZE
と、対応する符号語(ビットパターン)と、符号長とが
設定される必要があるが、本実施の形態では符号語は必
要ないためSIZEと符号長のみが設定されているだけ
でもよい。
【0058】以上のようにして決定された可変長符号語
の長さと、付加ビットの長さとを加算して、1画素ブロ
ック内の直流成分の符号長を出力する。次に、交流係数
に対する処理について説明する。無効係数判定手段46
は、スキャン変換手段40から、1次元の係数列として
出力された交流係数の値が無効(0)であるか否かを判
定する。
【0059】零ランカウンタ47は、値が0の場合に
は、その連続する長さ(RUN)をカウントする。ま
た、値が有効(0でない)である交流係数が検出された
場合には、グループ判定手段43bに出力する。
【0060】グループ判定手段43bは、直流係数の場
合と同様にグループ番号(SIZE)と検出された有効
係数がグループ内のどの数値に対応するかを識別するた
めの付加ビットとを出力する。図12は、交流係数のグ
ループ化を示す図である。例えば、入力される交流係数
43b-2が8であれば、SIZE43b-1は4で、付加
ビット43b-3は4である。
【0061】符号長読み出し手段44bは、有効係数が
検出された時点で、それまでに零ランカウンタ47で計
数された数値(RUN)と、グループ判定手段43bで
決定されたSIZEの組合せに対応した可変長符号語を
決定する。
【0062】図13に、交流係数符号表を示す。交流係
数符号表はRUNとSIZEの組合せ(RUN/SIZ
E)48aと、符号語48bと、符号長48cとからな
る。ただし、直流係数符号表の場合と同様に、符号語が
設定されていなくても構わない。
【0063】図14は、RUNとSIZEから構成され
る2次元の符号表を表すものである。この符号表44c
は、図13の(RUN/SIZE)48aの組み合わせ
を形成するための表である。
【0064】以上のようにして、符号長読み出し手段4
4bはRUNとSIZEの組合せに対応する可変長符号
語の長さを読み出し、付加ビット長と加算して交流係数
の符号語長を出力する。
【0065】加算器49は、符号長読み出し手段44
a,44bの出力する符号長を、画像全体にわたって累
積加算することで、画像全体の符号量Bを計算する。以
上の構成、及び動作により、画像をあらかじめ指定され
た目標符号量B0に符号化することができる。
【0066】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図15は、符号化装置の第2の実施の形態の
構成を示す図である。第1の実施の形態と比べて遅延手
段の代わりに切替手段を用いて、第1の実施の形態と同
様な符号化を行っている。この第2の実施の形態の構成
は、原稿走査をして画像入力を行って符号化する符号化
装置に特に有効である。なお、その他の構成手段につい
ては、第1の実施の形態と同様なので説明は省略する。
【0067】第2の実施の形態の動作について説明す
る。第2の実施の形態は、原稿走査として画像入力を2
回行い、1回目の画像入力で指定された符号量に収束す
る最適量子化制御係数Q0を決定し、2回目の画像入力
時に、量子化制御係数Q0によって画像を符号化するも
のである。すなわち、1回目の画像入力の時には、切替
手段9は、画像データを直交変換手段2に切り替え、2
回目の画像入力の際には、符号化手段8に画像データを
切り替える。このような動作をすることにより、第1の
実施の形態で用いた遅延手段7を不要とすることができ
る。遅延手段7は、半導体メモリ等で実現されるのが一
般的であることから、高精細で画素数の多い画像を扱う
場合には大容量のメモリが必要となる。よって、第2の
実施の形態は、これらのコストを削減することが可能で
ある。
【0068】次に、本発明の符号化方法について説明す
る。図16は、符号化方法の手順について示すフローチ
ャートである。 〔S1〕画素ブロックにDCTを施して変換係数を求め
る。 〔S2〕変換係数を量子化制御係数Q=1の量子化マト
リックスで量子化して量子化係数を求める。 〔S3〕量子化係数に可変長符号化を施して第1の符号
量を算出する。 〔S4〕近似量子化係数を算出する。ここでは、量子化
制御係数Q=1の量子化マトリックスで量子化して得ら
れた量子化係数を右に1ビットシフトし、量子化制御係
数Q=2に相当する近似量子化係数を求める。 〔S5〕近似量子化係数に可変長符号化を施して第2の
符号量を算出する。 〔S6〕量子化制御係数パラメータと符号量パラメータ
とで決定される1次関数から連立1次方程式を作成す
る。 〔S7〕連立1次方程式を解き、2つの定数を求める。 〔S8〕1次関数の符号量パラメータに目標符号量を代
入し、最適量子化制御係数を求める。ステップS6、S
7、S8の最適量子化制御係数の算出方法については、
すでに詳細を示したので、説明は省略する。 〔S9〕最適量子化制御係数が決定されるまで画素ブロ
ックを遅延させる。 〔S10〕遅延後の画素ブロックに直交変換を施して、
変換係数を求める。 〔S11〕変換係数を最適量子化制御係数で定まる量子
化特性で量子化して量子化係数を求める。 〔S12〕量子化係数を可変長符号化して出力する。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の符号化装
置は、1回の画像走査から複数の量子化制御係数に対応
する符号量を算出する構成とした。これにより、目標の
符号量に収束する最適量子化制御係数を少ない演算量と
処理時間で決定することが可能になる。
【0070】また、本発明の符号化装置は、1つの符号
化部で複数の量子化制御係数に対応する符号量を算出す
る構成とした。これにより、装置構成が簡略化される。
さらに、本発明の符号化方法は、1回の画像走査から複
数の量子化制御係数に対応する符号量を算出するように
した。これにより、目標の符号量に収束する最適量子化
制御係数を少ない演算量と処理時間で決定することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号化装置の原理図である。
【図2】量子化制御係数Qと符号量Bの対数軸での関係
を示す図である。
【図3】JPEGによる輝度成分用の推奨量子化マトリ
クスを示す図である。
【図4】近似量子化係数から求めた符号量の精度を示す
図である。
【図5】ニュートン・ラプソン法及び近似量子化係数で
求めた量子化制御係数を示す図である。
【図6】画像データから符号量B1、B2が算出される
までの構成を示す図である。
【図7】DCT後の変換係数マトリクスの概略を示す図
である。
【図8】符号量算出手段の構成を示す図である。
【図9】スキャン変換手段で行われるジグザグスキャン
の様子を示す図である。
【図10】直流係数の差分のグループ化を示す図であ
る。
【図11】直流係数符号表を示す図である。
【図12】交流係数のグループ化を示す図である。
【図13】交流係数符号表を示す図である。
【図14】RUNとSIZEから構成される2次元の符
号表を表すものである。
【図15】符号化装置の第2の実施の形態の構成を示す
図である。
【図16】符号化方法の手順について示すフローチャー
トである。
【図17】従来装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 A/D変換手段 2 直交変換手段 3 量子化手段 4a 第1の符号量算出手段 4b 第2の符号量算出手段 5 近似量子化係数算出手段 6 最適量子化係数算出手段 7 遅延手段 8 符号化手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを符号化する符号化装置にお
    いて、 画像データを画素ブロックに分割し、前記画素ブロック
    毎に直交変換を施して変換係数を求める直交変換手段
    と、 前記変換係数を第1の量子化制御係数で定まる量子化特
    性で量子化して量子化係数を求める量子化手段と、 前記量子化係数に可変長符号化を施して得られる第1の
    符号量を算出する第1の符号量算出手段と、 第2の量子化制御係数で定まる量子化特性で、前記変換
    係数の量子化を行って得られる量子化係数と近似的に等
    しくなる近似量子化係数を算出する近似量子化係数算出
    手段と、 前記近似量子化係数に前記可変長符号化を施して得られ
    る第2の符号量を算出する第2の符号量算出手段と、 前記第1の符号量と前記第2の符号量をもとに目標符号
    量に対応する最適量子化制御係数を算出する最適量子化
    制御係数算出手段と、 前記最適量子化制御係数が決定されるまで前記画素ブロ
    ックを遅延させる遅延手段と、 遅延後の画素ブロックに前記直交変換を施して変換係数
    を求め、前記変換係数を前記最適量子化制御係数で定ま
    る量子化特性で量子化して量子化係数を求め、前記量子
    化係数を可変長符号化して出力する符号化手段と、 を有することを特徴とする符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記近似量子化係数算出手段は、前記第
    2の量子化制御係数を2N とし、前記第1の量子化制御
    係数で定まる量子化特性で量子化して得られた前記量子
    化係数にNビットのシフト処理を行って前記近似量子化
    係数を算出することを特徴とする請求項1記載の符号化
    装置。
  3. 【請求項3】 前記近似量子化係数算出手段は、前記第
    2の量子化制御係数をMとし、前記第1の量子化制御係
    数で定まる量子化特性で量子化して得られた前記量子化
    係数に対してMの除算を行って前記近似量子化係数を算
    出することを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記最適量子化制御係数算出手段は、前
    記第1及び第2の量子化制御係数と前記第1及び第2の
    符号量との対数をとったパラメータからなる1次関数に
    よって、前記最適量子化制御係数を決定することを特徴
    とする請求項1記載の符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の符号量算出手段は、
    同一の可変長符号表を用いてそれぞれの符号量を算出す
    ることを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  6. 【請求項6】 前記直交変換手段は、離散コサイン変換
    であることを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  7. 【請求項7】 1回目の画像データ入力時に前記画像デ
    ータを前記直交変換手段に切り替えて前記最適量子化制
    御係数を求め、2回目の前記画像データ入力時は、前記
    画像データを前記符号化手段に切り替えて、前記1回目
    の画像データで求めた前記最適量子化制御係数で符号化
    することを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  8. 【請求項8】 画像データを符号化する符号化方法にお
    いて、 画像データを画素ブロックに分割し、前記画素ブロック
    毎に直交変換を施して変換係数を求め、 前記変換係数を第1の量子化制御係数で定まる量子化特
    性で量子化して量子化係数を求め、 前記量子化係数に可変長符号化を施して第1の符号量を
    算出し、 第2の量子化制御係数で定まる量子化特性で、前記変換
    係数の量子化を行って得られる量子化係数と近似的に等
    しくなる近似量子化係数を算出し、 前記近似量子化係数に前記可変長符号化を施して第2の
    符号量を算出し、 2つの定数を含み、量子化制御係数の対数をとった量子
    化制御係数パラメータと符号量の対数をとった符号量パ
    ラメータとから決定される1次関数の前記量子化制御係
    数パラメータに前記第1及び第2の量子化制御係数を代
    入し、 前記1次関数の前記符号量パラメータに前記第1及び第
    2の符号量を代入し、 前記第1及び第2の量子化制御係数と前記第1及び第2
    の符号量とを前記1次関数に代入して生成した連立1次
    方程式を解いて、前記2つの定数を求め、 前記1次関数の前記符号量パラメータに目標符号量を代
    入し、求めた前記2つの定数を代入して最適量子化制御
    係数を求め、 前記最適量子化制御係数が決定されるまで前記画素ブロ
    ックを遅延させ、 遅延後の画素ブロックに前記直交変換を施して変換係数
    を求め、 前記変換係数を前記最適量子化制御係数で定まる量子化
    特性で量子化して量子化係数を求め、 前記量子化係数を可変長符号化して出力することを特徴
    とする符号化方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010252083A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Sony Corp 画像符号化装置と画像符号化方法

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JP2010252083A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Sony Corp 画像符号化装置と画像符号化方法

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