JPH10223449A - コイル部品 - Google Patents
コイル部品Info
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- JPH10223449A JPH10223449A JP2337697A JP2337697A JPH10223449A JP H10223449 A JPH10223449 A JP H10223449A JP 2337697 A JP2337697 A JP 2337697A JP 2337697 A JP2337697 A JP 2337697A JP H10223449 A JPH10223449 A JP H10223449A
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- coil
- bobbin
- coil component
- primary coil
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- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
線を用いたコイルを実現すること。 【解決手段】 薄板状の平角線104がコイル形状に成
形された一次コイル102と二次コイル103と、一次
コイル102と二次コイル103を保持した、突起部1
16a、bが設けられたボビン106とを備え、平角線
104の両端部102a、bが突起部116a,bに巻
き付けられている構成。
Description
品として用いることのできるコイル部品に関するもので
ある。
コイル部品としては、図5に示すような構成のものがあ
った。
部品501の構成について説明する。
イル形状に巻き込まれた線材505を保持するものであ
り、底板部503は、ボビン502の底面部に一体形成
されていて、更にリードフレーム504a,504bが
インサートされた樹脂成型品である。
の一端505aが巻き付けられて、半田付け(図示省
略)により電気的に接続されている。又、同様に、リー
ドフレーム504bには、線材505の他端505bが
巻き付けられて、半田付けされている。この一端505
aは、コイル形状の巻はじめの部位に、又、他端505
bは、コイル形状の巻終わりの部位にそれぞれ対応して
いる。
電気回路のパターン510が形成されており、上記コイ
ル部品501のリードフレーム504a,504bが挿
入される孔部512a,512bを有する基板である。
リードフレーム504a,504bは、孔部512a,
bから飛び出した部位でパターン510と半田513に
より電気的に接続されている。
パターン510への電気信号の伝達をリードフレーム5
04a,504bを介して行うものであった。
の以外に、次の様なものがある。即ち、同図に示す線材
505の代わりに、平角線を螺旋形状に巻き込んで成形
されたコイルを利用するコイル部品である(図示省
略)。
端との接続の方法は、上述した様にリードフレームに巻
き付けると言う方法はとらない。
たリードフレームの端子の内、基板上のパターと接続さ
れる端子とは反対側にある端子が、ボビン502の底板
部503を貫通しており、コイル側に突き出している。
その突き出した端子は、平板形状である。それら平板形
状の端子と、上記平角線の両端とがそれぞれ、スポット
溶接されている。
うな構成では、リードフレームを介してプリント基板上
のパターンと電気的に接続されるので、リードフレーム
を底板部にインサートする必要があり、部品点数の削減
や製造工程の簡素化が図れないと言った課題が有った。
フレームを使用しないで、プリント基板のパターン上に
直接搭載が可能な、いわゆる表面実装部品としてのコイ
ル部品の実現が要望されていた。
課題を考慮し、リードフレームを使用しない、薄板状の
平角線を用いたコイル部品を提供することを目的とす
る。
は、薄板状の平角線がコイル形状に成形されたコイル部
材と、前記コイル部材を保持した、孔部又は凸部が設け
られた保持部材とを備え、前記平角線の両端部が前記孔
部を利用して前記保持部材に巻き付けられているか、又
は前記凸部に巻き付けられているコイル部品である。
端部の、プリント基板上に接続される予定の面は、前記
保持部材の底面側に形成されているコイル部品である。
は一次コイルと二次コイルを備え、前記保持部材は前記
凸部を有し、前記凸部は前記一次コイル用及び二次コイ
ル用としてそれぞれ一対ずつ設けられた突起部であるコ
イル部品である。
コイル部品を提供出来る。
態について図面を参照して説明する。
ル部品101の斜視図であり、図2〜図3は、その構成
部品を示す図であり、同図を用いて本実施の形態の構成
を説明する。
イル103側に配設されているコア(磁心)105b、
105aの斜視図であり、図3は、ボビン106の斜視
図である。
コイル102及び二次コイル103を保持する樹脂成形
部品である。一次コイル102及び二次コイル103
は、薄板状の平角線104を螺旋形状に巻き込んで成形
されたコイルである。即ち、薄板形状の平角線104の
幅方向が上記螺旋形状の軸方向と直交する様に巻き込ま
れている。又、二次コイル103は一次コイル102の
上側に、後述する絶縁シート108を介して、積み重ね
られている。一次コイル102の一端部102a及び他
端部102bは、ボビン106の下部の突起部116
a,bにそれぞれ巻き付けられている。二次コイル10
3の一端部103a及び他端部103b(他端部103
bについては図4(a)参照)についても、一次コイル
102と同様に、ボビン106の下部の突起部117
a,bにそれぞれ巻き付けられている(117bについ
ては、図4(a)参照)。尚、ボビン106に付いて
は、これら4つの突起部116a〜117bの形状等を
含め、更に図3を用いて詳細に後述する。
で、中央部に円柱状に突き出た芯部105c,dが形成
された同一形状の鉄心である(図2参照)。コア105
a,105bは、ボビン106の側壁部301(図3参
照)の内側に収められたコイル102,103を、その
側壁部301をも含めて上下方向からそれぞれ取り囲む
様に配設されている。又、芯部105c,dは、各コイ
ル103,102の中心軸に形成された空間に挿入され
ている。これら一対のコア105a,bは、コア締め付
け用金具107のバネ性により、ボビン106に固定さ
れている。コア締め付け用金具107は、断面が略コの
字形状の板状バネ部材である。コア締め付け用金具10
7のコの字の文字の上下部分の先端部には、更に内側に
向けて曲げられた爪部107aが双方に形成されてい
る。
コイル102と二次コイル103の間に設けられている
他に、上下の各コア105a,bとの間にもそれぞれ配
設された電気絶縁用の紙である。絶縁シート108は、
外形が各コイル102,103よりも少し大きめの円形
状で、その中央部には、芯部105c,dが貫通する孔
が明けられている。
について上述した通り、更に詳細に述べる。
103を収納するスペースをその内面側に形成した一対
の側壁であり、コイル102,103の中心軸を挟んで
相対向して、立設している。
7bは、ボビン106の下部の四隅において、前後方向
(図3において、紙面右斜め下方向及び左斜め上方向に
対応)へ突き出した四角柱形状のものである。これら4
つの突起部116a〜117bの先端部には、つば部3
06a,306b、307a,307b(307bにつ
いては、図4(a)参照)がそれぞれ設けられている。
つば部306a,306bは、突起部116a,116
bにそれぞれ巻き付けられた一次コイル102の一端部
102a及び他端部102bが、移動して突起部116
a,bから容易に抜けるのを防止するためのものであ
る。つば部307a,307bも、二次コイル103の
一端部103a及び他端部103bについて、上記と同
様の目的で設けられたものである。
次コイル102の平角線104の両端部を挿入するスペ
ースである。二次コイル103についても、上記と同様
の切り欠き部が、突起部117aと突起部117bとの
間に設けられている。
03(図3中、二点鎖線にて表した)の最下面を構成す
る平角線303aは、その先端(一端部103aに対
応)が突起部117aに巻き付けられ、最上面を構成す
る平角線303bは、その先端(他端部103bに対
応)が突起部117bに巻き付けられている(図4
(b)参照)。
と、他端部102b,103bの、それぞれの底面側
は、後述するプリント基板401上のパターン402
a,403aと、402b,403bに接続される予定
の面である(図4(a),(b)参照)。又、これら平
角線の各端部102a,102b,103a,103b
は、予め、その絶縁皮膜が取り除かれて、半田の皮膜が
形成されている。
形態のコイル部品101をプリント基板401に搭載す
る場合について、図4(a),(b)を参照しながら説
明する。
をプリント基板401上に配置した状態を示す図であ
り、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図である。
イル部品101はプリント基板401上の所定の位置に
位置決めされて、一次コイル102の一端部102a及
び他端部102bの底面側と、パターン402a,40
2bの表面とが、半田付け(図示省略)されるものであ
る。同様に、二次コイル103の一端部103a及び他
端部103bの底面側と、パターン403a,403b
の表面とが、半田付けされる。従って、これらパターン
上の、上記半田付けを行う面には従来の様な貫通孔は不
要である。
の両端部を端子として使用し、且つ、ボビンの突起部を
それら端子の固定用に用いるので、従来の様に別部材の
リードフレームを使用する必要が無く、部品点数の削減
が出来る。又、リードフレームとスポット溶接等する必
要がないので、製造工程の簡素化が図れる。
部に巻き付けているので、平角線の各端部の位置決めが
確実に出来て、パターンとの半田付けが確実に行える。
更に、突起部の先端がつば状になっているので、平角線
の各端部の固定がより確実に出来る。
することなく、コイルから直接パターンに伝達されるの
で、不要な回路抵抗を低減出来る。
の、突起部が設けられたボビンに限らず、例えば、孔部
が設けられたボビンであっても良い。即ち、この場合の
一例として、図3に示す切り欠き部302a,302b
を含む4つの切り欠き部の代わりに、4つの貫通孔がそ
れぞれ形成された構成でもよい。この場合、平角線の各
端部は、それぞれ対応する貫通孔にその先端を、一旦通
して、ボビン106の四隅にそれぞれ巻き付けるもので
ある。従って、切り欠き部が貫通孔に代わった点を除い
ては、図1で示した状態と基本的には同じ巻き付け状態
であり、上記実施の形態の場合と、同様の効果を発揮す
る。又、この場合、つば部306a,bが無くても、貫
通孔の作用により各端部の固定は確実に行える。
態の一次コイルと二次コイルから構成されている場合に
限らず、例えば、一つ又は三つ以上のコイルから構成さ
れていても良い。
本発明は、リードフレームを使用しない、薄板状の平角
線を用いたコイル部品を提供することが出来ると言う長
所を有する。
図
の斜視図
視図
基板上に配置した状態を示す平面図 (b):本実施の形態のコイル部品をプリント基板上に
配置した状態を示す正面図
Claims (3)
- 【請求項1】薄板状の平角線がコイル形状に成形された
コイル部材と、 前記コイル部材を保持した、孔部又は凸部が設けられた
保持部材とを備え、 前記平角線の両端部が前記孔部を利用して前記保持部材
に巻き付けられているか、又は前記凸部に巻き付けられ
ていることを特徴とするコイル部品。 - 【請求項2】前記平角線の両端部の、プリント基板上に
接続される予定の面は、前記保持部材の底面側に形成さ
れていることを特徴とする請求項1記載のコイル部品。 - 【請求項3】前記コイル部材は一次コイルと二次コイル
を備え、前記保持部材は前記凸部を有し、前記凸部は前
記一次コイル用及び二次コイル用としてそれぞれ一対ず
つ設けられた突起部であることを特徴とする請求項1又
は2記載のコイル部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02337697A JP3200384B2 (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | コイル部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02337697A JP3200384B2 (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | コイル部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10223449A true JPH10223449A (ja) | 1998-08-21 |
JP3200384B2 JP3200384B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=12108829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02337697A Expired - Lifetime JP3200384B2 (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | コイル部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3200384B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002208521A (ja) * | 2001-01-11 | 2002-07-26 | Denso Corp | 大電流平滑用の平滑コイル |
JP2015230984A (ja) * | 2014-06-05 | 2015-12-21 | スミダコーポレーション株式会社 | コイル部品およびコイル部品の製造方法 |
CN108511168A (zh) * | 2018-02-02 | 2018-09-07 | 桐乡市耀润电子有限公司 | 电感骨架 |
-
1997
- 1997-02-06 JP JP02337697A patent/JP3200384B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002208521A (ja) * | 2001-01-11 | 2002-07-26 | Denso Corp | 大電流平滑用の平滑コイル |
JP2015230984A (ja) * | 2014-06-05 | 2015-12-21 | スミダコーポレーション株式会社 | コイル部品およびコイル部品の製造方法 |
CN108511168A (zh) * | 2018-02-02 | 2018-09-07 | 桐乡市耀润电子有限公司 | 电感骨架 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3200384B2 (ja) | 2001-08-20 |
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