JPH10214881A - Idカードの入出装置 - Google Patents

Idカードの入出装置

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JPH10214881A
JPH10214881A JP2950797A JP2950797A JPH10214881A JP H10214881 A JPH10214881 A JP H10214881A JP 2950797 A JP2950797 A JP 2950797A JP 2950797 A JP2950797 A JP 2950797A JP H10214881 A JPH10214881 A JP H10214881A
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Yoshiyuki Honda
儀幸 本田
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辰也 西田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カセット側面の保持部と搬送ロボットの間に
おけるIDカードの授受を円滑に行うことができる入出
装置を提供する。 【解決手段】 被処理体Wを収納するカセットCの側面
に形成された保持部5に対してIDカードAを挿入およ
び取出するための入出装置50であって,保持部5に挿
入されているIDカードAを突き上げるためのプッシャ
51,52と,保持部5から取り出したIDカードAを
一時的に保持しておくストッカー17と,保持部5とス
トッカー17の上方位置を移動自在であり,かつ,保持
部5とストッカー17の上方位置において昇降自在に構
成された,搬送ロボット26とを備えた入出装置50に
おいて,保持部5からIDカードAを突き上げる際,お
よび/または保持部5にIDカードAを挿入する際に,
IDカードAを案内するガイド57,66を設けたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,半導体ウェハやL
CD基板等の被処理体を収納するカセットの側面に形成
されたIDカード保持部に対してIDカードを挿入およ
び取出するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば,半導体デバイスの製造工程にお
いては,半導体ウェハ(以下,「ウェハ」という)表面
のパーティクル,有機汚染物等のコンタミネーションを
除去するために洗浄システムが使用されている。その中
でもウェハを処理槽内にて洗浄液に浸漬して洗浄するウ
エット型の洗浄システムは,ウェハに付着したパーティ
クルを効果的に除去できるといった長所がある。
【0003】このウエット型の洗浄システムは,ウェハ
を収納するカセットが載置されるインタフェイスと,ウ
ェハの洗浄及び乾燥を行う洗浄乾燥部と,これらインタ
フェイスと洗浄乾燥部の間でカセットの搬入および搬出
を行う移載装置を備えている。洗浄乾燥部には,カセッ
トからウェハを取り出す操作を行うローダと,ウェハを
洗浄する種々の洗浄槽及びウェハを乾燥する乾燥槽と,
ウェハをカセットに収納する操作を行うアンローダなど
が設けられている。そして,ロボット等によってインタ
フェイスにカセットが載置されると,該カセットを移載
装置によって洗浄乾燥部に搬入する。次いで,洗浄乾燥
部のローダにおいてこのカセットからウェハを取り出
す。そして,例えばカセット2個分に収納されていた5
0枚のウェハをまとめて各洗浄槽に搬送しながら種々の
液体を用いてバッチ式に洗浄し,更に乾燥槽にてウェハ
を乾燥させる。こうして洗浄および乾燥処理を終了した
ウェハを,アンローダにて再びカセットに収納し,その
カセットを移載装置によってインタフェイスに戻すよう
に構成されている。
【0004】ところで,最近ではカセットに収納された
ウェハに関する情報などを表示するためのIDカードを
カセットの一部に保持させることが行われている。この
IDカードの保持は,カセットの側面に保持部を形成し
ておき,そこにIDカードを挿入することによって行わ
れるのが一般的である。そして,このようなIDカード
を用いれば,ウェハに関する種々の情報を容易に正確に
把握することができ,洗浄等の制御がし易いといった利
点がある。
【0005】一方,上記のような洗浄システムにおいて
は,洗浄システムにウェハを搬入する際に使用していた
カセットと,洗浄システムからウェハを搬出する際に使
用されるカセットが一致するとは限らない。特に,洗浄
前のウェハからカセットを介して汚染物質が移転するこ
とを防ぐため,洗浄後のウェハを洗浄前のウェハを収納
していたカセットとは別の清潔なカセットに収納する方
法も行われているが,かかる場合は,搬入時に使用され
るカセットと搬出時に使用されるカセットは必ず別のも
のとなる。このため,洗浄前のウェハを収納していたカ
セットからIDカードを取り出し,そのIDカードを洗
浄後のウェハを収納した別のカセットに新たに保持させ
直す必要が生じる。
【0007】そこで,洗浄システムのインタフェイスに
IDカードの入出装置を設け,洗浄前のウェハを収納し
ているカセットからIDカードを取り出してそのIDカ
ードをストッカーに一時的に保持し,洗浄後のウェハを
収納するカセット側面の保持部にIDカードを再び挿入
し直す方法が採用されている。そして,かかる入出装置
は,カセット側面の保持部からIDカードを突き上げる
ためのプッシャと,IDカードを保持部上方とストッカ
ーとの間で搬送する搬送ロボットとによって構成されて
いるのが一般的である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来は,
このように入出装置によってIDカードを保持部から突
き上げて搬送ロボットで掴む際や,或いは搬送ロボット
を下降させてIDカードを保持部に挿入する際に,受け
渡しミスを生じやすかった。このため,受け渡しミスを
生じるたびに装置の稼働を停止させて人為的な対処をす
ることが必要であり,稼働効率を向上させることの妨げ
となっていた。
【0009】従って本発明の目的は,カセット側面の保
持部と搬送ロボットの間におけるIDカードの授受を円
滑に行うことができる入出装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明は,被処理体を収納するカセットの側面に形
成された保持部に対してIDカードを挿入および取出す
るための装置であって,保持部に挿入されているIDカ
ードを突き上げるためのプッシャと,保持部から取り出
したIDカードを一時的に保持しておくストッカーと,
保持部とストッカーの上方位置を移動自在であり,か
つ,保持部とストッカーの上方位置において昇降自在に
構成された,搬送ロボットとを備えた入出装置におい
て,保持部からIDカードを突き上げる際,および/ま
たは保持部にIDカードを挿入する際に,IDカードを
案内するガイドを設けたことを特徴とする。
【0011】この入出装置において,IDカード底面と
プッシャ上端の接触する位置が,IDカードの重心の真
下位置からIDカード底面の短辺方向に偏心した位置で
あるように構成することが好ましい。また,ストッカー
においてIDカード底面を支持する位置が,IDカード
の重心の真下位置からIDカード底面の短辺方向に偏心
した位置であるように構成することが好ましい。そして
また,搬送ロボットがIDカードを把持しているか否か
を検知するセンサや,プッシャによって突き上げられた
IDカードの有無を検知するセンサや,ストッカーにお
けるIDカードの有無を検知するセンサを設けることが
好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態を,被処理体の一例としてのウェハWを洗浄するため
の洗浄システム1に基づいて説明する。図1は,洗浄シ
ステム1の斜視図である。この洗浄システム1は,図示
しないロボット等によってカセットCが載置されるイン
タフェイス2と,ウェハの洗浄及び乾燥を行う洗浄乾燥
部3と,これらインタフェイス2と洗浄乾燥部3との間
でカセットCの搬入および搬出を行う移載装置4を備え
ている。
【0013】図2は,カセットCの斜視図である。カセ
ットCの内面には左右対称の位置に多数の溝10が設け
られており,これらの溝10に円板形状のウェハWを上
から差し込むことによって,一つのカセットC内におい
て例えば25枚のウェハWを垂直に立てた姿勢で平行に
整列させて保持するようになっている。カセットCの側
面には,IDカードAを保持するための保持部5が形成
されている。IDカードAには,カセットC内に収納さ
れているウェハWに関する情報などが表示されている。
保持部5は左右一対の鈎形状の係止片11,11からな
り,これら係止片11,11同士の間にIDカードAを
上から差し込むことによって,IDカードAをカセット
Cの側面との間で保持するように構成されている。そし
て,このように保持部5に保持されたIDカードAの底
面中央部は露出した状態になっており,その露出した部
分を後述するプッシャで突き上げることにより,IDカ
ードAを保持部5から上方に取り出すことができる構成
になっている。
【0014】以上のようなカセットCが載置されるイン
タフェイス2の上面には,図3に示すように,洗浄シス
テム1に搬入するカセットCが載置される搬入部15
と,洗浄システム1から搬出するカセットCが載置され
る搬出部16が並んで設けられている。また,搬入部1
5の後方には,後に詳しく説明する入出装置によってカ
セットCの保持部5から取り出したIDカードAを一時
的に保持しておくためのストッカー17が配置されてい
る。
【0015】搬入部15には,4本のレール20,2
1,22,23が設けられている。図示の形態において
は,後方2本のレール20,21上には,これから洗浄
システム1で洗浄しようとするウェハWを収納したカセ
ットCが,図示しないロボット等によって載置されるよ
うになっている。このようにレール20,21上にウェ
ハWを収納したカセットCが載置される際には,そのカ
セットCの保持部5にはIDカードAは入った状態にな
っている。また,前方2本のレール22,23上には,
ウェハWを収納していない清潔なカセットCが,図示し
ないロボット等によって載置されるようになっている。
このようにレール22,23上にウェハWを収納してい
ないカセットCが載置される際には,そのカセットCの
保持部5には,IDカードAは入っていない状態になっ
ている。これらレール20,21,22,23上におい
て,カセットCは何れも図3において左側位置に載置さ
れるようになっている。そして,カセットCはその載置
後においてレール20,21,22,23上の右側位置
まで搬送されるようになっている。図3において,レー
ル20,21上のカセットCは,ロボット等によって搬
入された直後の左側位置に載置された状態を示してい
る。また,レール22,23上のカセットCは,載置後
において右側位置まで搬送された状態を示している。
【0016】この搬入部15とストッカー17の上方に
はガイドレール25が設けてあり,後に詳しく説明する
入出装置の搬送ロボット26が,このガイドレール25
に沿って移動することによって,レール20,21上に
おいて右側位置まで搬送されたカセットCからIDカー
ドAを取り出してそのIDカードAをストッカー17ま
で搬送し,また,ストッカー17から取り出したIDカ
ードAをレール22,23上において右側位置まで搬送
されたカセットCに挿入するように構成されている。
【0017】また,搬出部16にも同様に,4本のレー
ル30,31,32,33が設けられている。図示の形
態においては,後方2本のレール30,31上には,洗
浄システム1において既に洗浄を終了したウェハWを収
納したカセットCが,次に説明する移載装置4のアーム
35によって載置されるようになっている。また,前方
2本のレール32,33上には,洗浄前のウェハWを抜
き取った後の空のカセットCが,次に説明する移載装置
4のアーム35によって載置されるようになっている。
これらレール30,31,32,33上においては,カ
セットCはアーム35によって何れも図3において右側
位置に載置されるようになっている。そして,カセット
Cはその載置後においてレール30,31,32,33
上の左側位置まで搬送されるようになっている。図3に
おいて,レール32,33上のカセットCは,アーム3
5によって右側位置に載置された直後の状態を示してい
る。また,レール30,31上のカセットCは,載置後
において左側位置まで搬送された状態を示している。
【0018】移載装置4の上面には,図3に示すよう
に,前後に伸びるガイドレール36が配置されており,
前述のアーム35は,このガイドレール36に沿って走
行するアーム本体37の上面に,昇降自在かつ回転自在
に装着されている。そして,これらアーム本体37の走
行とアーム35の昇降および回転によって,先に説明し
たインタフェイス2の搬入部15においてレール20,
21,22,23上の右側位置まで搬送されたカセット
Cをアーム35ですくい上げて,そのカセットCを次に
説明する洗浄乾燥部3の入出口40に搬入する構成にな
っている。また同様に,これらアーム本体37の走行と
アーム35の昇降および回転によって,次に説明する洗
浄乾燥部3からカセットCをアーム35ですくい上げる
ようにして取り出し,そのカセットCを先に説明したイ
ンタフェイス2の搬出部16においてレール30,3
1,32,33上の右側位置に載置する構成になってい
る。
【0019】洗浄乾燥部3の最も手前側には,先に説明
した移載装置4のアーム35によるカセットCの授受が
行われる入出口40が配置されており,この入出口40
の後方にアンローダ41が配置され,このアンローダ4
1の後方にウェハWの洗浄および乾燥等を行う種々の洗
浄乾燥槽42が直列に配置され,更にそれら洗浄乾燥槽
42の最も後方にローダ43が配置されている。そし
て,インタフェイス2の搬入部15においてレール2
0,21上に洗浄前のウェハWを収納したカセットCが
載置され,そのカセットCがアーム35によって洗浄乾
燥部3の入出口40に搬入された場合には,図示しない
リフタによってカセットCは洗浄乾燥部3の上方に持ち
上げられた後,ライナによって洗浄乾燥槽42の最も後
方まで搬送され,更に,図示しないリフタで下降される
ことにより,洗浄前のウェハWを収納したカセットCは
ローダ43まで搬送されるようになっている。そして,
ローダ43においてカセットCからウェハWが取り出さ
れて,ウェハWを各洗浄乾燥槽42に対してバッチ式に
順次搬送して洗浄および乾燥を行い,こうして洗浄等の
処理を終了したウェハWがアンローダ41に供給される
ようになっている。一方,ローダ43においてウェハW
が取り出されて空となったカセットCは,再びリフタに
よって洗浄乾燥部3の上方に持ち上げられた後,ライナ
によって洗浄乾燥槽42の最も前方まで搬送され,更
に,図示しないリフタで下降されることにより,空とな
ったカセットCは入出口40まで搬送されるようになっ
ている。そして,こうして入出口40まで搬送されたカ
セットCは,その後,アーム35によって搬送されて,
インタフェイス2の搬出部16のレール32,33上に
載置されるようになっている。
【0020】また,インタフェイス2の搬入部15にお
いてレール22,23上にウェハWを収納していない清
潔なカセットCが載置され,そのカセットCがアーム3
5によって洗浄乾燥部3の入出口40に搬入された場合
には,そのカセットCはアンローダ41に搬入されるよ
うになっている。そして,前述のように洗浄乾燥部3の
各洗浄乾燥槽42における洗浄等の処理を終了したウェ
ハWが,こうしてアンローダ41に搬入された空の清潔
なカセットCに収納されるようになっている。そして,
こうして洗浄済みのウェハWを収納したカセットCは,
その後,アーム35によって搬送されて,インタフェイ
ス2の搬出部16のレール30,31上に載置されるよ
うになっている。
【0021】次に図1に示すように,以上のような洗浄
システム1においてインタフェイス2の搬入部15近傍
には,カセットCの保持部5からIDカードAを取り出
す動作と保持部5にIDカードAを挿入する動作を行う
入出装置50が配置されている。
【0022】図4,5に示すように,入出装置50は,
インタフェイス2の搬入部15のレール20,21下方
に配置されたプッシャ51,52を備えている。図4,
5において実線で示したカセットCは,何れもレール2
0,21上の右側位置まで搬送された状態を示してい
る。このようにカセットCがレール20,21上の右側
位置にある場合には,カセットC側面の保持部5に保持
されたIDカードAの真下にプッシャ51,52がそれ
ぞれ位置するようになっている。先ず,プッシャ51に
ついて説明すると,プッシャ51の下端は,レール20
下方に垂設された支柱53に沿って移動する昇降部材5
4に支持されている。図5に示されるロッドレスシリン
ダ55の稼働によるこの昇降部材54の上昇に伴ってプ
ッシャ51が上方に移動し,プッシャ51の上端でID
カードAの底面中央部を突き上げることにより,IDカ
ードAを保持部5から上方に取り出す構成になってい
る。図4,5において一点鎖線51’は,そのように上
昇したプッシャ51の状態を示しており,一点鎖線A’
は,プッシャ51の上昇によって上方に突き上げられた
IDカードAの状態を示している。
【0023】また,このようにレール20上の右側位置
まで搬送されたカセットCの側方には,プッシャ51に
よって上方に突き上げられたIDカードAを案内するた
めのガイド57が設けられている。このガイド57は,
摺動部材58上に立設された支柱59の上端に取り付け
られており,摺動部材58の移動に伴ってガイド57を
カセットC側面の保持部5に保持されたIDカードAの
真上に移動させることができる構成になっている。図4
において一点鎖線57’は,そのようにIDカードAの
真上に移動したガイド57の状態を示している。
【0024】図6は,ガイド57を部分的に切断して示
した斜視図である。図示の如く,ガイド57の中央には
上下に貫通した溝60が形成されている。この溝60の
間隔は,IDカードAの厚さよりも余裕を持った長さに
形成されている。溝60の上下には,テーパ状部分6
1,62がそれぞれ形成されている。このようなガイド
57をカセットC側面の保持部5に保持されたIDカー
ドAの真上に移動させた状態で,先に説明したようにプ
ッシャ51によってIDカードAを保持部5上方に突き
上げることにより,図4において一点鎖線A’で示した
ように,IDカードAはガイド57内に丁度嵌入し,ガ
イド57内部の溝60によって案内される構成になって
いる。
【0025】プッシャ51の上端は,図7に示すように
傾斜面65に形成されていることにより,プッシャ51
の上端において中央から偏心した位置51a(隅角部)
が最も高くなるように形成されている。そして,先に説
明したようにプッシャ51によってIDカードAの底面
を突き上げた際には,IDカードA底面に対してプッシ
ャ51上端の偏心した位置51aが接触することによっ
て,両者の接触位置64が,IDカードAの重心Gの真
下位置G’からIDカードA底面の短辺方向に長さLだ
け偏心した位置となる構成になっている。
【0026】ここで図8は,プッシャ51の突き上げに
よってガイド57内部の溝60にIDカードAが嵌入し
た状態を示す断面図である。先に図7で説明したよう
に,プッシャ51上端がIDカードAの重心Gの真下位
置G’から偏心した位置を突き上げているので,IDカ
ードAは溝60内部において必ず常に同じ方向(図8に
おいては時計回転方向a)に傾いた姿勢となるように構
成されている。
【0027】また,プッシャ52も,先に説明したプッ
シャ51と同様に,昇降部材65に伴って上昇し,レー
ル21上のカセットCの保持部5からIDカードAを上
方に突き上げるように構成されている。図4,5におい
て一点鎖線52’は,そのように上昇したプッシャ52
の状態を示しており,一点鎖線A’は,プッシャ52の
上昇によって上方に突き上げられたIDカードAの状態
を示している。
【0028】また同様に,レール21上の右側位置まで
搬送されたカセットCの側方には,プッシャ52によっ
て上方に突き上げられたIDカードAを案内するための
ガイド66が設けられており,このガイド66も,レー
ル21上のカセットC側面の保持部5に保持されたID
カードAの真上に移動させることができる構成になって
いる。図4において一点鎖線66’は,そのようにID
カードAの真上に移動したガイド66の状態を示してい
る。なお,ガイド66およびプッシャ52の上端形状の
具体的な構成は先に図6〜8で説明したガイド57およ
びプッシャ51と同様であるため,詳細な説明は省略す
るが,プッシャ52によってIDカードAを突き上げた
際には,先に図8で説明した場合と同様に,IDカード
Aはガイド66内部において必ず常に同じ方向に傾いた
姿勢となるように構成されている。
【0029】図9,10に示すように,入出装置50
は,インタフェイス2の搬入部15とストッカー17の
上方においてガイドレール25に沿って移動する搬送ロ
ボット26を備えている。図9,10に示されるカセッ
トCは,何れもレール20,21,22,23上の右側
位置まで搬送された状態を示している。そして,搬送ロ
ボット26は,このようにレール20,21,22,2
3上の右側位置にあるカセットC側面の保持部5に保持
されたIDカードAの真上位置を移動するように構成さ
れている。駆動プーリ70と従動プーリ71に巻回され
た無端ベルト72がガイドレール25と平行に配置され
ており,この無端ベルト72の一部に取り付けられたブ
ラケット73をロボット本体74の側面に接続すること
により,無端ベルト72の摺動に伴って搬送ロボット2
6全体がカセットCとストッカー17の上方においてガ
イドレール25に沿って往復移動する構成になってい
る。
【0030】ロボット本体74の内部にはシリンダ75
が設けられており,ロボット本体74の下面に突出する
このシリンダ75のピストンロッド76の左右に別のシ
リンダ77,78を介して一対の開閉チャック79,8
0が装着されている。なお,これらシリンダ77,78
を一つのシリンダで構成しても良い。そして,シリンダ
75の伸縮稼働に伴って開閉チャック79,80が昇降
動作し,シリンダ77,78の伸縮稼働に伴って開閉チ
ャック79,80が開閉動作を行う構成になっている。
【0031】図10において実線で示した開閉チャック
79,80は,シリンダ75の短縮稼働によって上昇
し,シリンダ77,78の伸張稼働によって開いた状態
を示している。この状態からシリンダ75が伸張稼働す
ることによって,開閉チャック79,80は下降する。
そして,その下降位置においてシリンダ77,78が短
縮稼働することによって,開閉チャック79,80は閉
じられ,その際に,先に図4,5で説明したプッシャ5
1,52によってカセットC側面の保持部5から上方に
突き上げられ,ガイド57,66内に嵌入した状態で待
機しているIDカードAの上方を開閉チャック79,8
0の間で掴むようになっている。図10において一点鎖
線79’,80’で示した開閉チャック79,80は,
そのようにプッシャ51,52によって上方に突き上げ
られたIDカードAを開閉チャック79,80の間に掴
んだ状態を示している。そして,このようにIDカード
Aを掴んだ後,シリンダ75の短縮稼働によって開閉チ
ャック79,80が上昇することにより,IDカードA
を更に上方に持ち上げ,これにより,IDカードAをガ
イド57および66内から完全に上方に抜き去ることが
できるようになっている。図10において二点鎖線7
9”,80”で示した開閉チャック79,80は,その
ようにIDカードAを更に上方に持ち上げることによっ
てガイド57および66内から完全に上方に抜き去った
状態を示している。
【0032】そして,レール20,21上の右側位置に
載置されたカセットCに対しては,このように,先ず開
閉チャック79,80が下降し,次いで開閉チャック7
9,80が閉じられてIDカードAを掴み,その後,開
閉チャック79,80が上昇することによりIDカード
Aを上方に抜き去る構成になっている。また,こうして
IDカードAを上方に抜き去った後,無端ベルト72の
摺動で搬送ロボット26全体がストッカー17上方まで
移動する。そして,ストッカー17上方においてシリン
ダ75の伸張稼働により開閉チャック79,80が下降
して,開閉チャック79,80の間に掴んでいたIDカ
ードAがストッカー17内に納められるようになってい
る。なお,こうしてストッカー17内に納められた際の
IDカードAの高さは,先に説明したプッシャ51,5
2によって上方に突き上げられた際のIDカードAの高
さと同じになるように構成されている。そして,このよ
うにしてIDカードAをストッカー17内に納めた後,
開閉チャック79,80は再び上昇するようになってい
る。
【0033】一方,レール22,23上の右側位置に載
置されたカセットCにIDカードAを挿入する場合は,
先ずストッカー17上方において待機していた開閉チャ
ック79,80がシリンダ75の伸張稼働によって下降
し,次いで開閉チャック79,80が閉じられIDカー
ドAを掴み,その後,開閉チャック79,80が上昇す
ることによりIDカードAをストッカー17の上方に抜
き去る。そして,こうしてIDカードAをストッカー1
7上方に抜き去った後,無端ベルト72の摺動で搬送ロ
ボット26全体が,レール22,23上の右側位置に載
置されたカセットCの上方まで移動する。そして先ず,
レール22上のカセットCに対してIDカードAを挿入
する場合は,搬送ロボット26がレール22上の右側位
置に載置されたカセットC側面の保持具5の真上位置に
移動し,その後,開閉チャック79,80が下降するこ
とにより,IDカードAをレール22上のカセットCの
保持具5内に挿入するようになっている。また,レール
23上のカセットCに対してIDカードAを挿入する場
合は,IDカードAをストッカー17内から抜き去った
後,搬送ロボット26がレール23上の右側位置に載置
されたカセットC側面の保持具5の真上位置に移動し,
その後,開閉チャック79,80が下降することによ
り,IDカードAをレール23上のカセットCの保持具
5内に挿入するようになっている。
【0034】図11は,ストッカー17の平面図であ
る。図示のように,ストッカー17の内面には左右対称
の位置に多数の溝90数設けられており,先に説明した
開閉チャック79,80の下降によってこれらの溝90
にIDカードAを上から差し込むことによって,ストッ
カー17内に複数枚のIDカードAを垂直に立てた姿勢
で平行に整列させて収納するようになっている。ストッ
カー17の下面には,このようにしてストッカー17内
に収納されたIDカードAの底面を支持するための突起
91が,各溝90に対応して配置されている。この突起
91の上端は,図12に示すように傾斜面92に形成さ
れていることにより,突起91の上端において中央から
偏心した位置91a(隅角部)が最も高くなるように形
成されている。そして,先に説明したように開閉チャッ
ク79,80の下降によってストッカー17の溝90に
IDカードAが上から差し込まれた際には,IDカード
A底面に対して突起91上端の偏心した位置91aが接
触することによって,両者の接触位置93が,IDカー
ドAの重心Gの真下位置G’からIDカードA底面の短
辺方向に長さMだけ偏心した位置となる構成になってい
る。このように,突起91上端がIDカードAの重心G
の真下位置G’から偏心した位置を支えているので,I
DカードAは溝90内部において必ず常に同じ方向(図
12においては時計回転方向a)に傾いた姿勢となるよ
うに構成されている。
【0035】また,図9,10に示すように,開閉チャ
ック79,80の外側には,ロボット本体74に懸吊さ
れた一対の支柱100,101が配置されている。これ
ら支柱100,101の内面には,下端に配置された一
対のセンサ素子102,103と,これらセンサ素子1
02,103よりも上方に配置された一対のセンサ素子
104,105が取り付けられている。これらセンサ素
子102,103およびセンサ素子104,105は,
例えば発光素子と受光素子などの光電センサ組によって
構成されている。そして,下方側に配置されているセン
サ素子102,103は,先に説明したプッシャ51,
52によって上方に突き上げられた状態のIDカードA
と,ストッカー17内に納められた状態のIDカードA
を丁度検知できる高さに配置されている。一方,上方側
に配置されているセンサ素子104,105は,図10
において二点鎖線で示したIDカードAのように,開閉
チャック79,80の上昇によって上方に持ち上げた状
態のIDカードAを丁度検知できる高さに配置されてい
る。
【0036】さて,この洗浄システム1においては,図
示しないロボットにより,インタフェイス2の搬入部1
5に設けられたレール20,21,22,23上にカセ
ットCが載置される。なおこの場合,レール20,21
上には,これから洗浄システム1で洗浄しようとするウ
ェハWを収納したカセットCが載置されるが,このカセ
ットCの保持部5には,カセットC内のウェハWに関す
る情報などを表示したIDカードAが挿入された状態に
なっている。一方,レール22,23上には,ウェハW
を収納していない清潔なカセットCが載置されるが,こ
のカセットCの保持部5には,IDカードAが入ってい
ない状態になっている。また,これらカセットCは,先
に図3で説明したように,何れもレール20,21,2
2,23上の左側位置に載置されるようになっている。
そして,各カセットCはその載置後においてレール2
0,21,22,23上の右側位置まで搬送される。
【0037】次に,入出装置50において,レール2
0,21上の右側位置まで搬送されたカセットCの側方
にガイド57,66が近付くように移動し,こうして,
各ガイド57,66がレール20,21上のカセットC
の保持部5に保持されたIDカードAの真上にそれぞれ
移動した状態となる。その後,プッシャ51,52が上
昇し,レール20,21上に載置されたカセットCの保
持部5からIDカードAをそれぞれ上方に突き上げる。
これにより,各IDカードAはガイド57,66内に嵌
入した状態となる。なお,プッシャ51,52の上端が
傾斜面に形成されているので,このようにプッシャ5
1,52によってIDカードAを突き上げた際には,先
に図8で説明したように,IDカードAはガイド57,
66内部において必ず常に同じ方向に傾いた姿勢とな
る。
【0038】次に,入出装置50における搬送ロボット
26が先ずレール20上の右側位置に載置されたカセッ
トCの上に移動する。この時,センサ素子102,10
3によって,プッシャ51で突き上げられた状態のID
カードAの検知が行われ,IDカードAが検知されない
場合は,例えば警報等を発して稼働を停止する。一方,
IDカードAが検知された場合は,先ずシリンダ75が
伸張稼働することによって,開閉チャック79,80が
下降する。次いで開閉チャック79,80が閉じられ,
ガイド57内においてプッシャ51で突き上げられた状
態で待機しているIDカードAを掴む。なお,このよう
にIDカードAを掴む際には,先に図8で説明したよう
に,IDカードAがガイド57内部において必ず常に同
じ方向に傾いた姿勢となっているので,IDカードAが
ガイド57内にてふらつくことがなく,IDカードAの
上端が常に同じ位置にくるようになる。そして,このよ
うにガイド57内において常に同じ方向に傾いた姿勢で
位置決めされたIDカードAの上端を開閉チャック7
9,80で掴むことにより,掴みミスが極めて少なくな
る。
【0039】そして,このようにIDカードAの上端を
開閉チャック79,80で掴んだ後,開閉チャック7
9,80が上昇してIDカードAを上方に抜き取る。こ
の時,センサ素子104,105によって,開閉チャッ
ク79,80で掴んでいるIDカードAの検知が行わ
れ,IDカードAが検知されない場合は,例えば警報等
を発して稼働を停止する。一方,IDカードAが検知さ
れた場合は,無端ベルト72の摺動で搬送ロボット26
全体がストッカー17上方まで移動する。そして,スト
ッカー17上方においてシリンダ75の伸張稼働により
開閉チャック79,80が下降して,開閉チャック7
9,80の間に掴んでいたIDカードAがストッカー1
7内に納められる。こうしてIDカードAをストッカー
17内に納めた後,開閉チャック79,80は再び上昇
する。
【0040】次に,搬送ロボット26はレール21上の
右側位置に載置されたカセットCの上に移動する。そし
て,レール20上のカセットCに対する場合と同様の工
程を繰り返すことにより,レール21上に載置されたカ
セットCの保持部5からIDカードAを抜き取り,その
IDカードAをストッカー17内に納める。
【0041】こうして,レール20,21上においてI
DカードAを抜き取られたカセットCは,次に,移載装
置4のアーム35によって洗浄乾燥部3の入出口40に
順次搬入される。そして,このカセットCはリフタおよ
びライナによって洗浄乾燥槽42の後方に搬送されて,
ローダ43に搬入される。そして,ローダ43において
カセットCからウェハWが取り出されて,ウェハWを各
洗浄乾燥槽42に対してバッチ式に順次搬送して洗浄お
よび乾燥を行い,こうして洗浄等の処理を終了したウェ
ハWがアンローダ41に供給される。
【0042】一方,ローダ43においてウェハWが取り
出されて空となったカセットCは,再びリフタおよびラ
イナによって入出口40まで搬送される。そして,この
空のカセットCは,その後,アーム35によって入出口
40から搬出され,インタフェイス2の搬出部16のレ
ール32,33上に載置される。その後,この空のカセ
ットCは,図示しないロボットによってレール32,3
3上から取り去られる。
【0043】また,レール22,23上の右側位置まで
搬送された,ウェハWを収納していない清潔なカセット
Cに対しては,入出装置50によるIDカードAの挿入
が行われる。即ち,先ずストッカー17上方において待
機していた開閉チャック79,80がシリンダ75の伸
張稼働によって下降する。この時又は下降前に,センサ
素子102,103によって,ストッカー17に収納さ
れている状態のIDカードAの検知が行われ,IDカー
ドAが検知されない場合は,例えば警報等を発して稼働
を停止する。一方,IDカードAが検知された場合は,
開閉チャック79,80が閉じられてIDカードAを掴
む。なお,このようにIDカードAを掴む際には,先に
図12で説明したように,IDカードAがストッカー1
7の溝90内部において必ず常に同じ方向に傾いた姿勢
となっているので,IDカードAが溝90内にてふらつ
くことがなく,IDカードAの上端が常に同じ位置にく
るようになる。そして,このように溝90内において常
に同じ方向に傾いた姿勢で位置決めされたIDカードA
の上端を開閉チャック79,80で掴むことにより,掴
みミスが極めて少なくなる。
【0044】こうしてIDカードAの上端を開閉チャッ
ク79,80で掴んだ後,開閉チャック79,80が上
昇してIDカードAをストッカー17の上方に抜き去
る。この時,センサ素子104,105によって,開閉
チャック79,80で掴んでいるIDカードAの検知が
行われ,IDカードAが検知されない場合は,例えば警
報等を発して稼働を停止する。一方,IDカードAが検
知された場合は,その後,無端ベルト72の摺動で搬送
ロボット26全体が,先ず,レール22上の右側位置に
載置されたカセットCの上方まで移動する。その後,開
閉チャック79,80が下降することにより,IDカー
ドAをレール22上のカセットCの保持具5内に挿入す
る。こうしてレール22上のカセットCに対してIDカ
ードAを挿入した後,再び搬送ロボット26がストッカ
ー17上方に移動し,IDカードAをストッカー17の
上方に抜き去る。そして,同様に搬送ロボット26がレ
ール23上の右側位置に載置されたカセットC側面の保
持具5の真上位置に移動し,その後,開閉チャック7
9,80が下降することにより,IDカードAをレール
23上のカセットCの保持具5内に挿入する。
【0045】こうして,レール22,23上においてI
DカードAを保持具5内に挿入されたカセットCは,次
に,移載装置4のアーム35によって洗浄乾燥部3の入
出口40に順次搬入される。そして,このカセットC
は,次に洗浄乾燥部3のアンローダ41に搬入される。
そして,前述のように洗浄乾燥部3の各洗浄乾燥槽42
における洗浄等の処理を終了したウェハWが,こうして
アンローダ41に搬入された空の清潔なカセットCに収
納される。
【0046】そして,こうして洗浄済みのウェハWを収
納したカセットCは,その後,アーム35によって搬送
されて,インタフェイス2の搬出部16のレール30,
31上に載置される。次で,このウェハWを収納したカ
セットCも同様に,図示しないロボットによってレール
30,31上から取り去られる。
【0047】かくして、以上の操作を行ってカセットC
に対するIDカードAの入出動作を行うことにより,カ
セットC側面の保持部5やストッカー17と入出装置5
0の搬送ロボット26との間におけるIDカードAの授
受を円滑に行うことができ,システム全体の稼働効率を
向上させることが可能となる。なお、IDカードを抜き
取る場合にのみガイドを使用する例について説明した
が,IDカードをカセット側面の保持具に挿入する際に
ガイドを使用するように構成しても良い。また,一例と
してウェハを洗浄する洗浄システムについて主たる説明
を行ったが、本発明は、LCD基板の如き他の被処理体
を扱うシステムや,例えば他の処理等を行う各種の処理
システムなどに適応させることも可能である。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、ガイドを使用している
ので,IDカードを搬送ロボットで掴む際やIDカード
を保持部に挿入する際に受け渡しミスを生じることが極
めて少なくなり,システム全体の稼働効率を向上させる
ことが可能となる。従って、本発明によれば被処理体の
処理を円滑に行うことができ、例えば、半導体デバイス
の製造における歩留まりを向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗浄システムの斜視図である。
【図2】カセットの斜視図である。
【図3】インタフェイスの平面図である。
【図4】入出装置の下部構造を示す右側面図である。
【図5】入出装置の下部構造を示す背面図である。
【図6】ガイドを部分的に切断して示した斜視図であ
る。
【図7】プッシャの上端形状とIDカードの底面の関係
図である。
【図8】プッシャの突き上げによってガイド内部にID
カードが嵌入した状態を示す断面図である。
【図9】入出装置の上部構造を示す左側面図である。
【図10】入出装置の上部構造を示す背面図である。
【図11】ストッカーの平面図である。
【図12】ストッカー内におけるIDカードの保持状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
A IDカード C カセット W ウェハ 5 保持部 17 ストッカー 26 搬送ロボット 50 入出装置 51,52 プッシャ 57,66 ガイド 102,103,104,105 センサ素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を収納するカセットの側面に形
    成された保持部に対してIDカードを挿入および取出す
    るための装置であって,保持部に挿入されているIDカ
    ードを突き上げるためのプッシャと,保持部から取り出
    したIDカードを一時的に保持しておくストッカーと,
    保持部とストッカーの上方位置を移動自在であり,か
    つ,保持部とストッカーの上方位置において昇降自在に
    構成された,搬送ロボットとを備えた入出装置におい
    て,保持部からIDカードを突き上げる際,および/ま
    たは保持部にIDカードを挿入する際に,IDカードを
    案内するガイドを設けたことを特徴とするIDカードの
    入出装置。
  2. 【請求項2】 IDカード底面とプッシャ上端の接触す
    る位置が,IDカードの重心の真下位置からIDカード
    底面の短辺方向に偏心した位置である請求項1に記載の
    IDカードの入出装置。
  3. 【請求項3】 ストッカーにおいてIDカード底面を支
    持する位置が,IDカードの重心の真下位置からIDカ
    ード底面の短辺方向に偏心した位置である請求項1また
    は2に記載のIDカードの入出装置。
  4. 【請求項4】 搬送ロボットがIDカードを把持してい
    るか否かを検知するセンサを設けてなる請求項1,2ま
    たは3の何れかに記載のIDカードの入出装置。
  5. 【請求項5】 プッシャによって突き上げられたIDカ
    ードの有無を検知するセンサを設けてなる請求項1,
    2,3または4の何れかに記載のIDカードの入出装
    置。
  6. 【請求項6】 ストッカーにおけるIDカードの有無を
    検知するセンサを設けてなる請求項1,2,3,4また
    は5の何れかに記載のIDカードの入出装置。
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