JPH10204118A - 親水性共重合体の製法 - Google Patents

親水性共重合体の製法

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JPH10204118A
JPH10204118A JP2434597A JP2434597A JPH10204118A JP H10204118 A JPH10204118 A JP H10204118A JP 2434597 A JP2434597 A JP 2434597A JP 2434597 A JP2434597 A JP 2434597A JP H10204118 A JPH10204118 A JP H10204118A
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JP
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hydrophilic copolymer
water
group
hydrophilic
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JP2434597A
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English (en)
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Atsuhiro Kanzaki
敦浩 神崎
Takao Suzuki
隆雄 鈴木
Akira Nakano
彰 仲野
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
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  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 親水性共重合体の収率が高く、且つ劣化し難
い親水性共重合体を得るための製造方法を提供する。 【解決手段】 燐酸エステル基含有の親水性共重合体ラ
テックスに、ポリブチル化ビスフェノールAをドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウムで乳化し、攪拌しながら
添加し、ラウリルジエタノールアミン水溶液に前記のポ
リブチル化ビスフェノールA含有の親水性共重合体ラテ
ックスを全量添加し、親水性共重合体を凝固させ、脱
水、乾燥して、親水性共重合体を得た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,親水性共重合体の
製造方法に関する。さらに詳しくは、水現像タイプの感
光性フレキソ版の感光層などに使用する親水性共重合体
を高収率で製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】親水性共重合体は、乳化重合の分散剤、
塗料、クレーコート、磁気テープバインダー及び水現像
可能な感光性フレキソ版、サンドプラスト法用の水現像
性マスキングフィルムなどに使用されている。従来の親
水性共重合体の製造方法としては、親水性共重合体の劣
化を抑える老化防止剤をラテックス中に添加し、凝固し
て、親水性共重合体を製造していた。老化防止剤の代表
的なものとしてフェノールタイプのものが知られている
が、このフェノールタイプの老化防止剤を使用すると親
水性共重合体の凝固性があまりよくないことがわかっ
た。特に、リン、イオウが含有している強酸性系の親水
性共重合体においては、凝固性が低いことに加え、本来
の老化防止効果すら低下してしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、親水性共重
合体の収率が高く、且つ劣化し難い親水性共重合体を得
るための製造方法を提供することを目的としているもの
である。本発明者らは、この目的を達成すべく鋭意研究
を重ねた結果、親水性共重合体ラテックスに特定の老化
防止剤を添加し、凝固することにより親水性共重合体の
収率が向上し、セラム水とクラムの分離性も良好となり
及び凝固クラムも若干肥大化すること及び老化防止効果
が充分に得られることを見出し、この知見に基づき、本
発明を完成するに到ったのであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】かくして本発明によれ
ば、(1)親水性共重合体ラテックスにビスフェノール
タイプ又はビスフェノールAタイプの老化防止剤を添加
して凝固することを特徴とする親水性共重合体の製法が
提供される。
【0005】本発明の親水性共重合体の好適な製法とし
て、以下のごときものが提供される。 (2)親水性共重合体ラテックスがリン含有の親水性基
を有する共重合体ラテックスであることを特徴とする前
記(1)の親水性共重合体の製法。 (3)親水性共重合体ラテックスが硫黄含有の親水性基
を有する共重合体ラテックスであることを特徴とする前
記(1)の親水性共重合体の製法。 (4)親水性共重合体ラテックスがホウ素含有の親水性
基を有する共重合体ラテックスであることを特徴とする
前記(1)の親水性共重合体の製法。 (5)親水性共重合体ラテックスが燐酸エステル基を有
する共重合体ラテックスであることを特徴とする前記
(1)の親水性共重合体の製法。
【0006】(6)老化防止剤が化1で表される構造の
ものであることを特徴とする前記(1)〜(8)のいず
れかの製法。 (7)老化防止剤が化2で表される構造のものであるこ
とを特徴とする前記(1)〜(8)のいずれかの製法。
【0007】
【化1】
【0008】
【化2】
【0009】但し、化1及び化2中のR1 及びR2は、
それぞれ独立に水素又はアルキル基であり、アルキル基
の炭素数は1〜10の整数であり、望ましくは、2〜5
の整数であり、mは1〜3の整数、nは0〜2の整数で
ある。 (8)老化防止剤を乳化剤に溶解し、エマルジョン化し
てから添加することを特徴とする前記(1)〜(10)
の製法。
【0010】本発明の親水性共重合体ラテックスは、親
水性の官能基を有する共重合体のラテックスである。親
水性の官能基としては、水酸基、カルボキシル基、アミ
ノ基、シアノ基や、リン酸エステル基のごときリン含有
の親水性基、ホウ酸エステル基のごときホウ素含有の親
水性基、硫酸エステル基のごとき硫黄含有の親水性基な
どが挙げられる。
【0011】親水性共重合体ラテックスは、通常、親水
性の官能基を含有するエチレン性不飽和単量体及び必要
に応じて用いるその他の単量体を共重合することによっ
て得る。
【0012】親水性の官能基を含有するエチレン性不飽
和単量体としては、燐酸エチレンアクリレート、燐酸ト
リメチレンアクリレート、燐酸プロピレンアクリレー
ト、燐酸テトラメチレンアクリレート、燐酸ジエチレン
グリコールアクリレート、燐酸トリエチレングリコール
アクリレート、燐酸ポリエチレングリコールアクリレー
ト、燐酸エチレンメタクリレート、燐酸トリメチレンメ
タクリレート、燐酸プロピレンメタクリレート、燐酸テ
トラメチレンメタクリレート、燐酸ジエチレングリコー
ルメタクリレート、燐酸トリエチレングリコールメタク
リレート、燐酸ポリエチレングリコールメタクリレート
や、化3で代表的に表される燐酸エステル基含有モノエ
チレン性不飽和単量体;
【0013】
【化3】
【0014】(化3中、R1は水素又はメチル基、R3
びR4はそれぞれ独立に水素またはメチル基、mは好適
には1〜10の整数、nは好適には1〜10の整数であ
る。)
【0015】燐酸ビスエチレンアクリレート、燐酸ビス
トリメチレンアクリレート、燐酸ビステトラエチレンア
クリレート、燐酸ビスジエチレングリコールアクリレー
ト、燐酸ビストリエチレングリコールアクリレート、燐
酸ビスポリエチレングリコールアクリレート、燐酸ビス
エチレンメタクリレート、燐酸ビストリメチレンメタク
リレート、燐酸ビステトラエチレンメタクリレート、燐
酸ビスジエチレングリコールメタクリレート、燐酸ビス
トリエチレングリコールメタクリレート、燐酸ビスポリ
エチレングリコールメタクリレートや、化4で代表的に
表される燐酸エステル基含有ジエチレン性不飽和単量
体;
【0016】
【化4】
【0017】(化4中、R1及びR2はそれぞれ独立に水
素又はメチル基、R3、R4、R5及びR6はそれぞれ独立
に水素またはメチル基、m及びkは独立に1〜10の整
数が好ましく、n及びlは独立に1〜10の整数が好ま
しい。)
【0018】メタクリロニトリル、アクリロニトリル等
のシアン化ビニル単量体;
【0019】ビニルホスホン酸、ジメチルビニルホスホ
ン酸、ジエチルビニルホスホン酸、ジイソプロピルビニ
ルホスホン酸、ジイソブチルビニルホスホン酸、ジブチ
ルビニルホスホン酸、フェニルビニルホスホン酸や、化
5で代表的に表される単量体;p−ビニルベンゼンホス
ホン酸や、化6で代表的に表される単量体等のホスホン
酸基含有モノエチレン性不飽和単量体;
【0020】
【化5】
【0021】
【化6】
【0022】(化5及び化6中の、R1は水素またはメ
チル基である。)
【0023】ジビニルホスホン酸、ビス(ジエチルビニ
ル)ホスホン酸、ビス(ジメチルビニル)ホスホン酸、
ビス(ジイソプロピルビニル)ホスホン酸、ビス(ジイ
ソブチルビニル)ホスホン酸、ビス(ジブチルビニル)
ホスホン酸、ビス(フェニルビニル)ホスホン酸のごと
き化7で表されるホスホン酸基含有ジエチレン性不飽和
単量体;
【0024】
【化7】
【0025】(化7中の、R1は水素またはメチル基で
ある。)
【0026】ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸ナ
トリウム等のスルホン基、スルホキシド基あるいはスル
ホン酸基含有ビニル単量体;2−スルホエチル(メタ)
アクリレートや化8で代表的に表されるスルホキシド
基,スルホン基あるいは,スルホン酸基含有(メタ)ア
クリレート;
【0027】
【化8】
【0028】(化8中の、R1は水素又はメチル基、R3
及びR4はそれぞれ独立に水素またはメチル基、mは好
適には1〜10の整数、nは好適には1〜10の整数で
ある。)
【0029】ボルニル(メタ)アクリレート、2−ボル
ニルエチル(メタ)アクリレートのごとき化9で表され
るホウ酸基含有モノエチレン性不飽和単量体;
【0030】
【化9】
【0031】(化9中の、R1は水素又はメチル基、R3
及びR4はそれぞれ独立に水素またはメチル基、mは好
適には1〜10の整数、nは好適には1〜10の整数で
ある。)
【0032】アクリル酸、メタクリル酸等のエチレン性
不飽和モノカルボン酸;マレイン酸、フマル酸、シトラ
コン酸、イタコン酸のごときエチレン性不飽和多価カル
ボン酸;マレイン酸モノエチル、イタコン酸モノメチル
等のエチレン性不飽和多価カルボン酸の部分エステル化
物;
【0033】ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジ
メチルアミノエチルアクリレート、アクリルアミド、メ
タクリルアミド、N−エチルアクリルアミド、N−ヒド
ロキシエチルアクリルアミドのごときアミノ基およびア
ミド基含有モノエチレン性不飽和単量体;
【0034】2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒ
ドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシエチル
アクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒ
ドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシブチルメタク
リレートのごとき水酸基含有モノエチレン性不飽和単量
体;などが挙げられる。
【0035】これら親水性官能基を有する単量体のう
ち、リンを含有する親水性の官能基が好ましく、特に、
リン酸エステル基含有のモノエチレン性不飽和単量体と
リン酸エステル基含有のジエチレン性不飽和単量体とを
組み合わせて用いるのが好ましい。
【0036】親水性官能基を有する単量体の量は、親水
性共重合体ラテックスを得るために用いる全単量体のう
ち、通常、1〜40重量%、好ましくは5〜30重量%
である。リン酸エステル基含有のモノエチレン性不飽和
単量体(以下、PM1ということがある。)とリン酸エ
ステル基含有のジエチレン性不飽和単量体(以下、PM
2ということがある。)とを組み合わせて用いる場合に
は、PM1の量とPM2の量との比([PM1]/[P
M2])が、通常、95/5〜20/80、好ましくは
80/20〜30/70である。
【0037】親水性官能基を有する単量体と共重合させ
る単量体として好適なものは、1,3−ブタジエン、イ
ソプレン、クロロプレン、1,3−ペンタジエン、2,
3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−ヘキサジ
エンのごとき共役ジエン単量体、特に1,3−ブタジエ
ンである。共役ジエン単量体を共重合させて得られた親
水性共重合体を感光性フレキソ版に成形した場合に版の
強度バランス、水現像速度が向上する。共役ジエンの量
は、親水性共重合体ラテックスを得るために用いる全単
量体のうち、通常、30〜90重量%、好ましくは45
〜80重量%である。
【0038】親水性官能基を有する単量体と共重合させ
る単量体として好適なものは、エチレングリコールジア
クリレート、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、プロピレングリコールジアクリレート等の多価アル
コールのアクリル酸エステル、及びこれらに対応するメ
タクリル酸エステル;ジビニルベンゼン、トリビニルベ
ンゼン等の多官能の芳香族ビニル単量体;などの多価ビ
ニル化合物、特にエチレングリコールジアクリレート、
エチレングリコールジメタクリレートである。多価ビニ
ル化合物を共重合させることによって得られる親水性共
重合体を感光性フレキソ版に成形した場合に版の強度バ
ランスが向上する。多価ビニル化合物の量は、親水性共
重合体ラテックスを得るために用いる全単量体のうち、
通常、10重量%以下、好ましくは5重量%以下であ
る。
【0039】親水性官能基を有する単量体と共重合させ
る単量体としてその他に挙げられるものは、スチレン、
O−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチル
スチレン、p−tert−ブチルスチレン、3−ジメチ
ルスチレン、クロロスチレン、ビニルナフタレン、ビニ
ルアントラセン等の芳香族ビニル単量体;
【0040】アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸プロピル、アクリル酸n−アミル、アクリル酸
イソアミル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸エチルヘ
キシルアクリル酸オクチル、アクリル酸グリシジル、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸
プロピル、メタクリル酸n−アミル、メタクリル酸イソ
アミルメタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸エチルヘキ
シル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸グリシジル
等のエチレン性不飽和カルボン酸エステル単量体;
【0041】アリルグリシジルエーテル等のエチレン性
不飽和グリシジルエーテル;などである。これらの単量
体は、1種あるいは2種以上を組み合わせて使用しても
差し支えない。
【0042】本発明に用いる親水性共重合体ラテックス
は、前記単量体をラジカル重合、好適には乳化重合して
得る。重合に用いる開始剤、乳化剤等は、特に限定され
ない。
【0043】本発明の製法に使用する老化防止剤は、ビ
スフェノールタイプ又はビスフェノールAタイプのも
の、好適にはビスフェノールAタイプのものである。具
体的には2,2’−メチレン−ビス−(4−メチル−6
−t−ブチルフェノール)、2,2−メチレン−ビス−
(4−メチル−6−シクロヘキシル・フェノール)、
4,4’−メチレン−ビス−(2,6−ジ−t−ブチル
フェノール)、4,4’−ブチリデン−ビス−(6−t
−ブチル−m−クレゾール)、2,2’−エチリデン−
ビス−(4,6−ジ−t−ブチルフェノール)、2,
2’,6’−トリ−t−ブチル−4,4’−イソプロピ
リデン−ジフェノール、4,4’−イソプロピリデン−
ビス(2−t−ブチルフェノール)、2−t−ブチル−
4,4’−イソプロピリデンジフェノールなどのアルキ
ル化ビスフェノール、変性アルキル化ビスフェノール、
ポリアルキル化ビスフェノールA等が挙げられる。これ
らのうち、化2で代表的に表されるビスフェノールAタ
イプの老化防止剤は、リン酸エステル基のごとき酸性系
親水性官能基をもつ親水性共重合体ラテックスの劣化防
止効果、凝固性が良好になるので好適である。これらの
ビスフェノールタイプまたはビスフェノールAタイプの
老化防止剤は1種または2種以上を組み合わせて用いる
ことができる。
【0044】ビスフェノールタイプ又はビスフェノール
Aタイプの老化防止剤の量は、親水性共重合体100重
量部に対して、通常、0.1〜20重量部、好ましくは
0.5〜5重量部である。
【0045】本発明の製法においては、必要に応じて、
ビスフェノールタイプ又はビスフェノールAタイプ以外
の老化防止剤を用いることができる。ビスフェノールタ
イプ又はビスフェノールAタイプ以外の老化防止剤とし
ては、(トリスノニルフェニル)ホスファイト、フェニ
ル−ジイソデシルホスファイト、ジフェニルモノ(2−
エチルヘキシル)ホスファイト、トリフェニルホスファ
イト等の亜リン酸エステル系;N−フェニル−1−ナフ
チルアミン、p−(p−トルエンスルホニルアミド)−
ジフェニルアミン、N,N’−ジフェニル−p−フェニ
レンジアミン等のアミン系老化防止剤;6−エトキシ−
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン等
のキノリン系老化防止剤;2,5−ジ−(t−アミル)
ヒドロキノン、2,5−ジ−t−ブチルヒドロキノン、
ヒドロキノンモノメチルエーテル等のヒドロキノン誘導
体系老化防止剤;2,6−ジ−t−ブチル−4−メチル
フェノール、2,6―ジ−t−ブチル−4−sec−ブ
チルフェノール等のモノフェノール系老化防止剤等が挙
げられる。
【0046】本発明の製法において、老化防止剤は、親
水性共重合体ラテックスに老化防止剤をそのまま添加す
るか、老化防止剤を溶媒に溶解して添加するか、あるい
は老化防止剤を乳化剤に溶解して添加する。これらの添
加方法のうち、老化防止剤を乳化剤に溶解して、親水性
共重合体ラテックスに添加する方法が共重合体ラテック
スに老化防止剤が均一に混合されるので特に好ましい。
従来のように、親水性共重合体ラテックスを凝固して固
形ポリマーにした後、老化防止剤を添加すると、ポリマ
ーの劣化防止が充分でなくなる場合がある。
【0047】本発明の製法においては親水性共重合体ラ
テックスを凝固させる手段及び方法は特に限定されない
が、三級アミン、四級アンモニウム塩、化11で表され
る化合物、硫酸塩、塩酸塩,金属塩等の凝固剤を用いて
凝固するのが好適である。特に、三級アミン、四級アン
モニウム塩、化10で表される化合物が凝固性が良好で
ある。
【0048】
【化10】
【0049】(化10の式中の、R1は炭化水素基、R2
及びR3はそれぞれ二価の炭化水素基であり、それら
は、たがいに同一でも異なっていてもよく、n及びmは
それぞれ0〜60の整数で一方は必ず1以上である。)
【0050】三級アミンとしては、N,N−ジメチルス
テアリルアミン、N,N−ジメチルラウリルアミン、
N,N−ジメチルフェニルアミン、N,N−ジメチルナ
フチルアミン、N,N−ジエチルステアリルアミン、
N,N−ジエチルラウリルアミン、N,N−ジフェニル
アミン、N,N−ジエチルナフチルアミン、N−エチル
−N−メチルフェニルアミン、N−エチル−N−メチル
ラウリルアミン、N−エチル−N−メチルナフチルアミ
ン、N−エチル−N−プロピルアニリンなどが挙げられ
る。
【0051】四級アンモニウム塩としては、ラウリルト
リメチルアンモニウムクロリド、ステアリルトリメチル
クロリド、ジラウリルジメチルアンモニウムクロリド、
ジステアリルジメチルアンモニウムクロリドなどのラテ
ックス配合において公知のカチオン性界面活性剤が挙げ
られる。
【0052】化10で表される化合物としては、N−モ
ノ(ポリオキシエチレン)ドデシルアミン、N−モノ
(ポリオキシプロピレン)ドデシルアミン−N−モノ
(ポリオキシエチレン)ステアリルアミン等のアルキル
アミンエチレンオキシド誘導体やアルキルアミンプロピ
レンオキシド誘導体;N,N−ビス(ポリオキシエチレ
ン)ドデシルアミン、N,N−ビス(ポリオキシプロピ
レン)ドデシルアミン、N,N−ビス(ポリオキシエチ
レン)ステアリルアミン等のアルキルアミンエチレンオ
キシド誘導体やアルキルアミンプロピレンオキシド誘導
体等が挙げられる。これらのアミン化合物からなる凝固
剤は一種類で用いても、二種類以上を組み合わせて用い
ても良い。
【0053】凝固剤は、通常0.1〜10重量%の水溶
液として用いる。そして、この凝固剤水溶液に前記親水
性共重合体ラテックスを添加する。しかる後、この系全
体を、凝固が完全になるまで5℃〜80℃の間の温度に
て撹拌する。
【0054】このようにして親水性共重合体ラテックス
を凝固させたのち,脱水,乾燥などの公知の手法による
処理を行うことにより,親水性共重合体を得ることがで
きる。
【0055】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが,本発明は,これらの例によってなんら限定され
るものではない。なお,実施例,比較例中の部及び%
は,特に断りのない限り重量基準である。
【0056】親水性共重合体ラテックスの凝固性の評価
は,下記の試験方法に基づいて行った。
【0057】[分離速度]親水性共重合体ラテックスを
凝固剤であるN−モノ(ポリオキシエチレン)ラウリル
アミンと水とを添加後、撹拌する。撹拌を止めて、一分
後、水相とクラム相とに固液分離した状態の水相の体積
を求めた。
【0058】[水の状態]親水性共重合体ラテックスを
凝固剤であるN−モノ(ポリオキシエチレン)ラウリル
アミンと水とを添加後、撹拌する。撹拌を止めて、一分
後、水相とクラム相とに固液分離した状態の水相の濁度
を紫外可視分光光度計にて測定した値を水の状態とし
た。
【0059】[クラムの回収率]親水性共重合体ラテッ
クスを凝固剤であるN−モノ(ポリオキシエチレン)ラ
ウリルアミンと水とを添加後、撹拌する。あらかじめ2
mmΦの篩の重さW1を測定し,撹拌停止一分後、2mm
Φの篩にて固液分離を実施し、篩を80℃にて2時間熱
風乾燥後の篩の重さW2を測定し、(W2−W1)で算
出されるクラムの重さを親水性共重合体ラテックス中の
固形分で割り100を掛けた値をクラムの回収率とし
た。
【0060】実施例1 オートクレーブに、水200部を仕込み、次いでブタジ
エン60部、エチルアクリレ−ト18部、燐酸エチレン
メタクリレート7.6部、燐酸ビスエチレンメタクリレ
ート3.9部、スチレン10部、エチレングリコールジ
メタクリレート0.5部、ドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム4部、過硫酸カリウム0.3部及びt−ドデ
シルメルカプタン0.4部を添加し、50℃に加熱して
乳化重合反応を開始し、重合転化率が95%に達した時
点で停止剤を添加して反応を終了し、水冷して親水性共
重合体ラテックスを得た。この親水性共重合体ラテック
ス1500部(固形分:495部)に、ポリブチル化ビ
スフェノールA(化11、化12、化13及び化14を
主成分とするもの)5部をドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウムで乳化して撹拌しながら添加した。水220
0部に凝固剤であるラウリルジエタノールアミンを10
部を添加し、撹拌し凝固剤液にポリブチル化ビスフェノ
ールA含有の親水性共重合体ラテックスを全量添加し
た。三分間強撹拌した後、分離速度を測定したところ9
0cc/minであり、水の状態は、透明であり、水の
濁度の測定値は、99.5%であり、クラムの回収率は
97.1%であった。
【0061】
【化11】
【0062】
【化12】
【0063】
【化13】
【0064】
【化14】
【0065】実施例2 ポリブチル化ビスフェノールAの量を10部に変えた他
は実施例1と同様の操作を行った。分離速度は、100
cc/minであり、水の状態は、透明であり、水の濁
度の測定値は、99.3%であり、クラムの回収率は9
7.5%であった。
【0066】実施例3 ポリブチル化ビスフェノールAを2,2’−メチレン−
ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)に変え
た他は実施例1と同様の操作を行った。分離速度は、6
0cc/minであり、水の状態は、透明であり水の濁
度の測定値は90.1%であり、クラムの回収率は、9
2.4%であった。
【0067】実施例4 オートクレーブに、水200部を仕込み、次いで、ブタ
ジエン60部、エチルアクリレート16.5部、ビニル
スルホン酸ナトリウム12.5部、スチレン10部、エ
チレングリコールジメタクリレート1部、オレイン酸カ
リウム3部、過硫酸カリウム0.4部及びt−ドデシル
メルカプタン0.4部を添加し、50℃に加熱して乳化
重合反応を開始し、重合転化率93%に達した時点で停
止剤を添加して反応を終了し、水冷して親水性共重合体
のラテックスを得た。この親水性共重合体ラテックス1
500部(固形分:495部)に、ポリブチル化ビスフ
ェノールA5部をオレイン酸カリウムで乳化して撹拌し
ながら添加した。その後は、実施例1と同様の操作を行
ったところ、分離速度は、75cc/minであり、水
の状態は、透明であり水の濁度の測定値は、98.2%
であり、クラムの回収率は、96.8%であった。
【0068】実施例5 ポリブチル化ビスフェノールAに代えて2,2’−メチ
レン−ビス(4−メチル−6−tert―ブチルフェノ
ール)を用いた他は実施例4と同様の操作を行った。分
離速度は、55cc/minであり、水の状態は、透明
であり水の濁度の測定値は、89.2%であり、クラム
の回収率は、90.9%であった。
【0069】実施例6 オートクレーブ中に、水200部を仕込み、次いでブタ
ジエン60部、エチルアクリレート18部、ホウ酸メタ
クリレート7部、ホウ酸ビスエチレンメタクリレート
5.5部、スチレン10部、エチレングリコールジメタ
クリレート0.5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム5部、過硫酸カリウム0.6部及びt−ドデシル
メルカプタン0.4部を添加し50℃に加熱して乳化重
合反応を開始し、重合転化率が93%に達した時点で停
止剤を添加して反応終了し、水冷して親水性共重合体ラ
テックスを得た。この親水性共重合体ラテックス150
0部(固形分495部)に、ポリブチル化ビスフェノー
ルA5部をドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムで乳
化して撹拌しながら添加した。その後は、実施例1と同
様の操作を行ったところ、分離速度は、80cc/mi
nであり、水の状態は、透明であり、水の濁度の測定値
は98.1%であり、クラムの回収率は、95.9%で
あった。
【0070】実施例7 ポリブチル化ビスフェノールAを2,2’−メチレン−
ビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)
に変えた他は実施例6と同様の操作を行った。分離速度
は、50cc/minであり、水の状態は、透明で、水
の濁度の測定値は、88.2%であり、クラムの回収率
は91.1%であった。
【0071】実施例8 オートクレーブに、水200部を仕込み、次いでブタジ
エン60部、エチルアクリレート12部、メタクリル酸
17.5部、スチレン10部、エチレングリコールジメ
タクリレート0.5部、オレイン酸カリウム4部、過硫
酸カリウム0.5部及びt−ドデシルメルカプタン0.
4部を添加し60℃に加熱して乳化重合反応を開始し、
重合転化率が93%に達した時点で、水冷して反応を終
了し、親水性共重合体ラテックスを得た。この親水性共
重合体ラテックス1500部(固形分495部)にポリ
ブチル化ビスフェノールA5部をオレイン酸カリウムで
乳化して撹拌しながら添加した。その後は、実施例1と
同様の操作を行ったところ、分離速度は、80cc/m
inであり、水の状態は、透明であり、水の濁度の測定
値は、97.6%であり、クラムの回収率は、96.4
%であった。
【0072】実施例9 ポリブチル化ビスフェノールAを2,2’−メチレン−
ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)に変え
た他は実施例8と同様の操作を行った。分離速度は、5
5cc/minであり、水の状態は、透明で水の濁度の
測定値は、88.6%であり、クラムの回収率は、8
9.4%であった。
【0073】実施例10 オートクレーブに、水200部を仕込み、次いでブタジ
エン60部、エチルアクリレート18部、ジメチルアミ
ノメタクリレート11.5部、スチレン10部、エチレ
ングリコールジメタクリレート0.5部、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム4部、過硫酸カリウム0.5
部及びt−ドデシルメルカプタン0.4部を添加し60
℃に加熱して乳化重合反応を開始し、重合転化率が93
%に達した時点で、水冷して反応を終了し、親水性共重
合体ラテックスを得た。この親水性共重合体ラテックス
1500部(固形分495部)にポリブチル化ビスフェ
ノールA5部をドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
で乳化して攪拌しなら添加した。その後は、実施例1と
同様の操作を行ったところ、分離速度は、80cc/m
inであり、水の状態は、透明であり、水の濁度の測定
値は、98.1%であり、クラムの回収率は、96.3
%であった。
【0074】実施例11 ポリブチル化フェノールAを2,2’−メチレン−ビス
(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)に変えた他
は実施例10と同様の操作を行った。分離速度は、45
cc/minであり、水の状態は、透明で水の濁度の測
定値は、87.1%であり、クラムの回収率は、88.
2%であった。
【0075】実施例12 オートクレーブに、水200部を仕込み、次いでブタジ
エン60部、エチルアクリレート14部、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート15.5部、スチレン10部、
エチレングリコールジメタクリレート0.5部、オレイ
ン酸カリウム4部、過硫酸カリウム0.5部及びt−ド
デシルメルカプタン0.4部を添加し60℃に加熱して
乳化重合反応を開始し、重合転化率が93%に達した時
点で、水冷して反応を終了し、親水性共重合体ラテック
スを得た。この親水性共重合体ラテックス1500部
(固形分495部)にポリブチル化ビスフェノールA5
部をオレイン酸カリウムで乳化して撹拌しながら添加し
た。その後は、実施例1と同様の操作を行ったところ、
分離速度は、75cc/minであり、水の状態は、透
明であり、水の濁度の測定値は、97.3%であり、ク
ラムの回収率は、95.4%であった。
【0076】実施例13 ポリブチル化フェノールAを2,2’−メチレン−ビス
(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)に変えた他
は実施例12と同様の操作を行った。分離速度は、50
cc/minであり、水の状態は、透明で水の濁度の測
定値は、91.1%であり、クラムの回収率は、89.
1%であった。
【0077】実施例14 オートクレーブ中に、水200部を仕込み、次いでブタ
ジエン60部、エチルアクリレート8部、アクリロニト
リル15部、燐酸エチレンメタクリレート4部、燐酸ビ
スエチレンメタクリレート2.5部、、スチレン10
部、エチレングリコールジメタクリレート0.5部、ド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5部、過硫酸カリ
ウム0.6部及びt―ドデシルメルカプタン0.4部を
添加し50℃に加熱して乳化重合反応を開始し、重合転
化率が93%に達した時点で停止剤を添加して反応終了
し、水冷して親水性共重合体ラテックスを得た。この親
水性共重合体ラテックス1500部(固形分495部)
に、ポリブチル化ビスフェノールA5部をドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウムで乳化して撹拌しながら添加
した。その後は、実施例1と同様の操作を行ったとこ
ろ、分離速度は、75cc/minであり、水の状態
は、透明であり、水の濁度の測定値は97.2%であ
り、クラムの回収率は、95.2%であった。
【0078】実施例15 ポリブチル化フェノールAを2,2’−メチレン−ビス
(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)に変えた他
は実施例14と同様の操作を行った。分離速度は、45
cc/minであり、水の状態は、透明で水の濁度の測
定値は、86.9%であり、クラムの回収率は、88.
1%であった。
【0079】比較例1 ポリブチル化ビスフェノールAを2,5−ジ−t−アミ
ルハイドロキノンに変えた他は実施例1と同様の操作を
行った。分離速度は、30cc/minであり、水の状
態は、やや白濁しており、水の濁度の測定値は、66.
9%であり、クラムの回収率は68.2%であった。
【0080】比較例2 ポリブチル化ビスフェノールAをトリス(ノニルフェニ
ル)ホスファイトに変えた他は実施例1と同様の操作を
行った。分離速度は、25cc/minであり、水の状
態は、やや白濁しており、水の濁度の測定値は、61.
2%であり、クラムの回収率は61.3%であった。
【0081】比較例3 ポリブチル化ビスフェノールAをトリス(ノニルフェニ
ル)ホスファイトに変えた他は実施例4と同様の操作を
行った。分離速度は、20cc/minであり、水の状
態は、やや白濁しており水の濁度の測定値は、49.3
%であり、クラムの回収率は、59.8%であった。
【0082】比較例4 ポリブチル化ビスフェノールAを2,5−ジ−t−アミ
ルハイドロキノンに変えた他は実施例8と同様の操作を
行った。分離速度は、20cc/minであり、水の状
態は、透明で水の濁度の測定値は、52.3%であり、
クラムの回収率は、64.2%であった。
【0083】
【発明の効果】本発明の製法によれば、親水性共重合体
ラテックスの凝固性が高くなるので、凝固後のクラム回
収率が高く、親水性共重合体を高収率で得ることができ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親水性共重合体ラテックスにビスフェノ
    ールタイプまたはビスフェノールAタイプの老化防止剤
    を添加して、凝固することを特徴とする親水性共重合体
    の製法。
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