JPH10202105A - ディーゼル排ガス用酸化触媒 - Google Patents

ディーゼル排ガス用酸化触媒

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JPH10202105A
JPH10202105A JP9009542A JP954297A JPH10202105A JP H10202105 A JPH10202105 A JP H10202105A JP 9009542 A JP9009542 A JP 9009542A JP 954297 A JP954297 A JP 954297A JP H10202105 A JPH10202105 A JP H10202105A
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JP
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upstream
oxidation catalyst
coating layer
exhaust gas
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JP9009542A
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Tetsuo Nagami
哲夫 永見
Akemi Sato
あけみ 佐藤
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/02Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
    • F01N3/021Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
    • F01N3/033Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters in combination with other devices
    • F01N3/035Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters in combination with other devices with catalytic reactors, e.g. catalysed diesel particulate filters

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Abstract

(57)【要約】 【課題】低温域でHC及びSOFを一層効率よく酸化浄
化するとともに、サルフェートの生成を一層抑制する。 【解決手段】触媒貴金属3は、排ガス流の上流側に配置
される担体基材1の上流部10のコート層2に、上流部
10の容積1リットル当たり3g以上の担持密度で高密
度担持されている担持部分が小容量かつ高密度担持とな
るほど、SOFの燃焼温度が低下するとともにサルフェ
ートの生成が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ン(以下DEという)の排ガス中に含まれるHC(炭化
水素)を酸化浄化するとともにSOF(Soluble Organi
c Fraction)を酸化浄化してディーゼルパティキュレー
トの排出量を低減するディーゼル排ガス用酸化触媒に関
する。
【0002】
【従来の技術】ガソリンエンジンについては、排ガスの
厳しい規制とそれに対処できる技術の進歩により、排ガ
ス中の有害物質は確実に減少している。しかしDEにつ
いては、有害成分が主としてパティキュレートとして排
出されるという特異な事情から、規制も技術の開発もガ
ソリンエンジンに比べて遅れており、有害成分を確実に
浄化できる排ガス浄化触媒の開発が望まれている。
【0003】現在までに開発されているDE排気ガス浄
化装置としては、大きく分けてトラップを用いる方法
(触媒無しと触媒付き)と、オープン型SOF分解触媒
とが知られている。このうちトラップを用いる方法は、
ディーゼルパティキュレートを捕捉してその排出を規制
するものであり、特にドライスーツの比率の高い排気ガ
スに有効である。しかしながらトラップを用いる方法で
は、捕捉されたディーゼルパティキュレートを焼却する
ための再生処理装置が必要となり、再生時の触媒構造体
の割れ、アッシュによる閉塞あるいはシステムが複雑に
なるなど、実用上多くの課題を残している。
【0004】一方オープン型SOF分解触媒は、例えば
特開平1−171626号公報に示されるように、ガソ
リンエンジンと同様に活性アルミナなどの担持層に白金
族金属などの触媒金属を担持した触媒が利用され、CO
やHCとともにSOFを酸化分解して浄化している。こ
のオープン型SOF分解触媒は、ドライスーツの除去率
が低いという欠点があるが、ドライスーツの量はDEや
燃料自体の改良によって低減することが可能であり、か
つ再生処理装置が不要という大きなメリットがあるた
め、今後の一段の技術の向上が期待されている。
【0005】ところがオープン型SOF分解触媒は、高
温域で排ガス中のSO2 までも酸化されてSO3 やSO
4 が生成し、サルフェートとなって逆にパティキュレー
ト量が増大するという問題がある。これは、SO2 はパ
ティキュレートとして測定されないが、サルフェートは
パティキュレートとして測定されるためである。特にD
Eにおいては排ガス中に酸素ガスが多く存在し、SO2
の酸化反応が生じやすい。
【0006】ところで触媒金属としての白金(Pt)
は、低温活性が強く始動時や低速走行時の浄化性能に優
れている。しかしその反面SO2 の酸化も低温で生じ、
300℃以上で活発にサルフェートを生成する。一方、
パラジウム(Pd)は低温における浄化性能は低いが高
温では充分な浄化性能を示し、SO2 を酸化する温度は
約450℃以上と白金触媒よりかなり高い。
【0007】そこで特開平6−198181号公報に
は、上流側にPtを担持させ、そのPt担持位置より下
流側にPdを担持させた酸化触媒が開示されている。こ
のようにすれば、排ガス温度が300℃程度の低温時に
は、上流側のPtがHCやSOFの浄化に寄与しSO2
の酸化も生じない。また、触媒反応の反応熱により担体
基材の下流側は上流側より高温となるため、もし下流側
にもPtが担持されているとそこでSO2 の酸化が生
じ、サルフェートが早期に生成してしまう。しかし上記
酸化触媒では下流側にPdを担持しているため、約45
0℃以上に達するまではサルフェートの生成が防止され
る。したがってパティキュレートの排出が抑制される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら地球環境
の汚染防止という大義においては、上記特開平6−19
8181号公報に開示された酸化触媒であっても、サル
フェートの生成抑制効果が十分でなく、またHC及びS
OFの浄化性能も十分でない。本発明はこのような事情
に鑑みてなされたものであり、低温域でHC及びSOF
を一層効率よく酸化浄化するとともに、サルフェートの
生成を一層抑制することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1に記載のディーゼル排ガス用酸化触媒の特徴は、担
体基材と、担体基材表面に形成されたコート層と、コー
ト層に担持された触媒貴金属とよりなるディーゼル排ガ
ス用酸化触媒において、触媒貴金属は排ガス流の上流側
に配置される担体基材の上流部のコート層に上流部の容
積1リットル当たり3g以上の担持密度で高密度担持さ
れていることにある。
【0010】また請求項2に記載のディーゼル排ガス用
酸化触媒の特徴は、請求項1に記載の酸化触媒におい
て、排ガス流の下流側に配置される担体基材の下流部の
コート層には、下流部の容積1リットルに対して、0.
001〜1.0gのPt、0.001〜2.0gのP
d、0.001〜2.0gのRhのうち少なくとも一つ
が担持されていることにある。
【0011】
【発明の実施の形態】従来の酸化触媒においては、触媒
貴金属はコート層の全体に均一に担持されている。また
触媒貴金属の担持量は、一般に多く担持すれば活性が向
上するものの所定担持量で活性が飽和し、それ以上の担
持は意味がないばかりかコストの増大となる。したがっ
て触媒貴金属の担持量はコストと活性のバランスによっ
て決定され、例えばPtの場合は担体基材1リットル当
たり0.5〜2.0gの範囲が最適とされている。
【0012】ところが本発明者の研究によれば、触媒貴
金属の担持密度を高めるとともに、担持される担体基材
を小容量化することにより、SOFの低温浄化活性が向
上するとともにサルフェートの生成が抑制されることが
明らかとなった。例えば、Ptの担持量を担体基材全体
に均一に1.5g/L担持した触媒をベースとし、Pt
の絶対量はそれと同一として、担体基材の上流部のみの
小さい容積部分に高密度で担持した触媒の活性を測定し
た。その結果、図1に示すように担持部分が小容量かつ
高密度担持となるほど、SOFの燃焼温度が低下して低
温でSOFが浄化され、サルフェートが急増する温度が
高くなってサルフェートの生成が抑制されることが明ら
かとなった。
【0013】そこで本発明のディーゼル排ガス用酸化触
媒では、触媒貴金属を排ガス流の上流側に配置される担
体基材の上流部のコート層に上流部の容積1リットル当
たり3g以上の担持密度で高密度担持した構成としたも
のである。このような構成とすることにより、SOFは
先ず上流部のコート層に吸着され、高密度で担持されて
いる触媒貴金属により低温時でも酸化されて着火する。
一旦SOFの燃焼が始まると、酸化による発熱によって
燃焼がますます促進され、燃焼が伝播して触媒中に存在
するHC及びSOFは瞬時に燃え尽きると考えられ、H
C及びSOFの低温浄化活性が向上する。
【0014】一方、低温時にコート層に吸着されたSO
2 は、高温時にコート層から放出され、そこに触媒貴金
属が存在すればその酸化作用により酸化されてサルフェ
ートとなる。しかし本発明の酸化触媒では、触媒貴金属
の担持部分が小容積であるので、SO2 と触媒貴金属と
の接触確率が低く、大部分のSO2 は酸化されずそのま
ま放出されると考えられ、これによりサルフェートの生
成量が激減する。
【0015】担体基材としては、コーディエライトやメ
タルなどから形成されたハニカム形状の担体基材、ある
いはペレット状の担体基材を用いることができる。また
コート層は、従来と同様にアルミナ、シリカ、チタニ
ア、ジルコニア、シリカ−アルミナ、ゼオライトなどの
多孔質担体から形成され、そのコート量は従来と同様に
担体基材1リットル当たり50〜200gとされる。コ
ート量がこれより少ないと、SOFの吸着量が低減して
SOFの低温浄化活性が低下し、コート量がこれより多
くなると通気抵抗が増大して圧損が増大するため好まし
くない。
【0016】なお上流部のコート層は、SOFの燃焼が
速やかに行われる範囲内で、SOFの吸着能をより高く
することが好ましい。これによりSOFの急速燃焼が一
層増長され低温浄化活性が一層向上する。このようにす
るには、コート量を多くする方法、ゼオライトなどのS
OF吸着材をコート材に混合する方法、コート層の多孔
度をより大きくする方法などが例示される。
【0017】触媒貴金属としては、Ptを始めとして、
Pd、ロジウム(Rh)、イリジウム(Ir)などが例
示される。これらの貴金属に加えて、鉄(Fe)、ニッ
ケル(Ni)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、コ
バルト(Co)、銅(Cu)などの卑金属を併用するこ
ともでき、目的とする酸化力に応じて選択される。この
触媒貴金属の担持量としては、従来と同様に担体基材全
体の容積1リットルに対して0.05〜1モル/L程度
が適当である。担持量がこれより少ないとHC及びSO
Fの酸化力が不十分となり、これより多く担持しても効
果が飽和するとともにコスト面での不具合が発生するよ
うになる。
【0018】本発明の酸化触媒では、触媒貴金属は上流
部のコート層に上流部の容積1リットル当たり3g以上
担持される。この上流部の担持密度が3gより小さい
と、高密度担持した効果が得られず、SOFの低温浄化
活性が低下するとともにサルフェートの排出量が増大す
るようになる。この担持密度の上限は特に設定されない
が、多く担持しすぎても効果が飽和するとともにコスト
が嵩むので、多くても30g/L程度にとどめておくの
が好ましい。
【0019】例えば担体基材全体の容積が1.7Lであ
り、触媒貴金属の担持量が全体に1.5g/Lである場
合には、例えば上流部容積0.85Lの部分に担持した
ときの担持密度は3.0g/Lとなる。また上流部容積
0.34Lの部分に担持すれば担持密度は7.5g/L
となり、0.17Lの部分に担持すれば担持密度は15
g/Lとなる。
【0020】本発明の酸化触媒全体に占める上流部の比
率は、全容積の80%以下とすることが望ましい。触媒
貴金属が高密度担持された上流部の容積が80%を超え
ると、高密度担持した効果が得られず、SOFの低温浄
化活性が低下するとともにサルフェートの排出量が増大
するようになる。なお、サルフェートの生成量がきわめ
て僅かな場合には、触媒貴金属が高密度で担持された上
流部以外の部分に、少量の触媒貴金属あるいはベースメ
タルを担持しておくことが望ましい。これによりHC、
CO及びSOFの酸化浄化活性を一層高めることができ
る。
【0021】例えば下流部の容積1リットルに対して、
Ptであれば0.001〜1.0g、Pdであれば0.
001〜2.0g、Rhであれば0.001〜2.0g
担持することが好ましい。また、Fe、Coなどのベー
スメタルを0.05〜1モル/L担持しても同様の効果
が得られる。担持量がこの下限より少ないと担持した効
果が得られず、この上限より多く担持するとサルフェー
トの生成量が増大する。
【0022】担体基材の上流部と下流部は、一体であっ
てもよいし複数の担体基材から構成することもできる。
また触媒貴金属の担持密度は、上流部と下流部とで段階
的としてもよいし、上流部から下流部に向かって担持密
度が徐々に低下するように連続的に傾斜させることもで
きる。本発明の酸化触媒を製造するには、コート層を形
成した担体基材を触媒貴金属塩の水溶液に浸漬して触媒
貴金属を担持する際に、上流部の担持したい部分のみを
浸漬することによって製造することができる。また、予
め触媒貴金属を高密度担持した多孔質担体粉末と、触媒
貴金属を担持しないか極めて微量担持した多孔質担体粉
末を用意し、それぞれをスラリー化してそれぞれ上流部
と下流部に分けてコートして製造することもできる。さ
らに、長さの短い担体基材を二つ用意し、触媒貴金属を
高密度担持した担体基材と触媒貴金属を担持しない担体
基材とを、排気系の上流から下流に向かってこの順に直
列に並べて配置してもよい。
【0023】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を一層
具体的に説明する。 (実施例1)図1に本発明の一実施例の排ガス用酸化触
媒の模式的断面図を示す。この酸化触媒は、コーディエ
ライトからなるハニカム形状の担体基材1と、担体基材
1表面に被覆形成されたシリカ−アルミナよりなるコー
ト層2とから構成され、排ガス流の上流側に配置される
上流部10のコート層2にのみPt3が担持されてい
る。
【0024】以下、この酸化触媒の製造方法を説明し
て、構成の詳細な説明に代える。先ず容積1.7Lの円
筒形のハニカム状モノリス担体基材1を用意し、シリカ
−アルミナ粉末が主体のスラリーに浸漬後、引き上げて
余分なスラリーを吹き払い、乾燥・焼成してコート層2
を形成した。コート層2は100g/L形成された。
【0025】次に、Ptを1.5g含むジニトロジアン
ミン白金硝酸塩水溶液に、上記コート層2が形成された
担体基材1全体の1/10の長さの部分(上流部10)
を先端から浸漬し、そのまま120℃の乾燥炉で蒸発乾
固した後、さらに250℃で1時間の熱処理を行って、
上流部10にPtを担持した。上流部10の容積は0.
17Lであり、Ptの担持密度は上流部10の容積1リ
ットル当たり15gである。
【0026】(実施例2)Ptを1.5g含むジニトロ
ジアンミン白金硝酸塩水溶液に、実施例1と同様にコー
ト層2が形成された担体基材1全体の1/5の長さの部
分(上流部)を先端から浸漬し、そのまま120℃の乾
燥炉で蒸発乾固した後、さらに250℃で1時間の熱処
理を行って、上流部にPtを担持した。上流部の容積は
0.34Lであり、Ptの担持密度は上流部の容積1リ
ットル当たり7.5gである。
【0027】(実施例3)Ptを1.5g含むジニトロ
ジアンミン白金硝酸塩水溶液に、実施例1と同様にコー
ト層2が形成された担体基材1全体の1/2の長さの部
分(上流部)を先端から浸漬し、そのまま120℃の乾
燥炉で蒸発乾固した後、さらに250℃で1時間の熱処
理を行って、上流部にPtを担持した。上流部の容積は
0.85Lであり、Ptの担持密度は上流部の容積1リ
ットル当たり3.0gである。
【0028】(実施例4)コート層が200g/L形成
されたこと以外は実施例1と同様にして形成された担体
基材を用い、実施例1と同様にしてPtを担持した。上
流部10の容積は0.17Lであり、Ptの担持密度は
上流部10の容積1リットル当たり15gである。
【0029】(実施例5)シリカ−アルミナ粉末100
重量部と、ゼオライト(モルデナイト)粉末100重量
部とを主体とするスラリーを用いたこと以外は実施例1
と同様にしてコート層を形成し、同様にしてPtを担持
した。上流部10の容積は0.17Lであり、Ptの担
持密度は上流部10の容積1リットル当たり15gであ
る。
【0030】(実施例6)予めPtが担持されたPt−
ゼオライト(モルデナイト)粉末を主体とするスラリー
を用い、実施例1と同様の担体基材1全体の1/10の
長さの部分(上流部10)を先端から浸漬し、残りの9
/10の下流部をシリカ−アルミナ粉末を主体とするス
ラリーに浸漬した。そして実施例1と同様に乾燥・焼成
してコート層2を形成した。Pt−ゼオライトコート層
のコート量は、上流部10の容積1リットル当たり10
0gであり、シリカーアルミナコート層のコート量は、
上流部10を除く下流部の容積1リットル当たり100
gである。また上流部10の容積は0.17Lであり、
Ptの担持密度は上流部10の容積1リットル当たり1
5gである。
【0031】(実施例7)実施例1の酸化触媒を用い、
Ptを1.5g含むジニトロジアンミン白金硝酸塩水溶
液に上流部10を除く下流部を浸漬し、そのまま120
℃の乾燥炉で蒸発乾固した後、さらに250℃で1時間
の熱処理を行って、下流部にもPtを担持した。下流部
の容積は1.53Lであり、下流部のPtの担持密度
は、下流部の容積1リットル当たり0.15gである。
【0032】(実施例8)実施例1の酸化触媒を用い、
Ptを1.5g含むジニトロジアンミン白金硝酸塩水溶
液に上流部10を除く下流部を浸漬し、そのまま120
℃の乾燥炉で蒸発乾固した後、さらに250℃で1時間
の熱処理を行って、下流部にもPtを担持した。下流部
の容積は1.53Lであり、下流部のPtの担持密度
は、下流部の容積1リットル当たり0.08gである。
【0033】(実施例9)実施例4の酸化触媒を用い、
Ptを1.5g含むジニトロジアンミン白金硝酸塩水溶
液に上流部10を除く下流部を浸漬し、そのまま120
℃の乾燥炉で蒸発乾固した後、さらに250℃で1時間
の熱処理を行って、下流部にもPtを担持した。下流部
の容積は1.53Lであり、下流部のPtの担持密度
は、下流部の容積1リットル当たり0.08gである。
【0034】(比較例1)実施例1で形成されたコート
層をもつ担体基材を用い、Ptを1.5g含むジニトロ
ジアンミン白金硝酸塩水溶液に全体を浸漬し、そのまま
120℃の乾燥炉で蒸発乾固した後、さらに250℃で
1時間の熱処理を行って、全体にPtを担持した。Pt
の担持密度は、担体記載の容積1リットル当たり1.5
gである。
【0035】(比較例2)実施例1で形成されたコート
層をもつ担体基材をそのまま比較例2の酸化触媒とし
た。もちろんPtは全く担持されていない。
【0036】
【表1】 (試験例1)実施例1、実施例2、実施例3、比較例1
及び比較例2の上流部の担持密度に相当する担持密度
で、φ30、長さ50のテストピース全体を同一の担持
密度とし、このテストピースでSOFの燃焼形態を調査
した。
【0037】先ずSOFの模擬成分としてテトラコサン
(n−C2450)を、各酸化触媒のコート層全体に均一
に付着させた。テトラコサンの付着量は、担体基材1リ
ットル当たり3gである。そしてO2 を10%含む窒素
ガスを流通させながら5℃/minの速度で昇温し、各
温度毎に排気中のCO2 ガスの濃度をそれぞれの酸化触
媒について測定した。結果を図3に示す。図中、たとえ
ば実施例1とあるのは、実施例1の上流部の担持密度に
相当する担持密度で全体を同一担持密度としたテストピ
ースのデータを示す。
【0038】図3より、Ptの担持密度が高くなるにつ
れてCO2 の生成はより低温から生じていることがわか
る。また各酸化触媒について、テトラコサン燃焼時の入
りガスと出ガスの温度差を測定したところ、実施例1は
18℃、実施例2は15℃、実施例3は15℃、比較例
1は5℃であった。つまり上流部のPtの担持密度が高
くなるにつれて発熱が大きくなっている。したがって、
上流部のPtの担持密度が高いと酸化による発熱によっ
て燃焼がますます促進され、テトラコサンが瞬時に燃え
尽きるため、CO2 の生成はより低温から生じるものと
考えられる。
【0039】(試験例2)実施例1、実施例2、実施例
3及び比較例1の酸化触媒を用い、排気量2000cc
のDEの排気系に搭載して、各入りガス温度における出
ガス中のサルフェート量を測定した。結果を図4に示
す。図4より、上流部のPtの担持密度が高くなるにつ
れてサルフェートの排出量が激減していることが明らか
である。
【0040】(試験例3)上記の各酸化触媒を2000
ccのディーゼルエンジンの排気系に搭載し、SOF浄
化率を測定した。また120km/hで定常走行した時
のサルフェート排出量を測定した。なお燃料中にはS成
分が0.05%含まれている。それぞれの結果を、比較
例1の結果に対する比として相対値で図5及び図6に示
す。
【0041】図5及び図6より、上流部のPtの担持密
度が高くなるにつれてSOFの浄化率が向上し、かつサ
ルフェートの排出量が激減していることがわかる。ま
た、実施例1と実施例4及び実施例5との比較より、コ
ート層を厚くするとサルフェート排出量は僅かに増加す
るものの、SOF浄化率が一層増大している。これは、
コート層を厚くすることによりSOFの吸着量が増大し
たためと考えられる。
【0042】さらに実施例1と実施例6の比較から、上
流部10のコート層にゼオライトを用いることにより、
サルフェート排出量は僅かに増加するものの、SOF浄
化率が一層増大していることもわかる。これは、ゼオラ
イトによりSOF吸着能が一層向上したためと考えられ
る。そして実施例1及び実施例4と、実施例7〜9との
比較から、下流部に少量のPtを担持することにより、
サルフェート排出量はやや増加するものの、SOF浄化
率が一層増大していることがわかる。これは、下流部で
もSOFが燃焼していることを意味し、上流部で着火し
た燃焼が下流部へ瞬時に伝播したものと考えられる。
【0043】
【発明の効果】すなわち本発明のディーゼル排ガス用酸
化触媒によれば、排ガス中のSO2 をほとんどそのまま
排出することができ、HC及びSOFのみを効率よく浄
化することができるので、低温から高温まで高いパティ
キュレート浄化率が得られ、パティキュレート浄化の温
度ウィンドウが拡大される。
【図面の簡単な説明】
【図1】触媒貴金属の担持部分の全体に対する容積比と
SOF燃焼温度及びサルフェート急増温度との関係を示
すグラフである。
【図2】本発明の一実施例の酸化触媒の構成を説明する
模式的断面図である。
【図3】入りガス温度と排ガス中のCO2 濃度との関係
を示すグラフである。
【図4】入りガス温度と排ガス中のサルフェート量との
関係を示すグラフである。
【図5】各実施例の酸化触媒のSOF浄化率を比較例1
の酸化触媒のSOF浄化率に対する比として示す棒グラ
フである。
【図6】各実施例の酸化触媒のサルフェート排出量を比
較例1の酸化触媒のサルフェート排出量に対する比とし
て示す棒グラフである。
【符号の説明】
1:担体基材 2:コート層 3:Pt 10:上流部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01J 37/02 301 B01J 37/02 301D F01N 3/02 301E F01N 3/02 301 3/10 A 3/10 3/28 301Q 3/28 301 B01D 53/36 104B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 担体基材と、該担体基材表面に形成され
    たコート層と、該コート層に担持された触媒貴金属とよ
    りなるディーゼル排ガス用酸化触媒において、 該触媒貴金属は排ガス流の上流側に配置される該担体基
    材の上流部の該コート層に該上流部の容積1リットル当
    たり3g以上の担持密度で高密度担持されていることを
    特徴とするディーゼル排ガス用酸化触媒。
  2. 【請求項2】 排ガス流の下流側に配置される前記担体
    基材の下流部の前記コート層には、該下流部の容積1リ
    ットルに対して、0.001〜1.0gのPt、0.0
    01〜2.0gのPd、0.001〜2.0gのRhの
    うち少なくとも一つが担持されていることを特徴とする
    請求項1記載のディーゼル排ガス用酸化触媒。
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