JPH10200519A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH10200519A
JPH10200519A JP9000230A JP23097A JPH10200519A JP H10200519 A JPH10200519 A JP H10200519A JP 9000230 A JP9000230 A JP 9000230A JP 23097 A JP23097 A JP 23097A JP H10200519 A JPH10200519 A JP H10200519A
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JP
Japan
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data
communication
key
terminal device
network
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JP9000230A
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English (en)
Inventor
Tadayuki Yasumoto
格之 安本
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】暗号文と暗号鍵を別のルートで通信すること
で、通信の秘守性を更に高めた通信端末装置を提供す
る。 【解決手段】本発明に係る通信端末装置は、コンピュー
タ通信網と公衆回線網とを接続可能として、コンピュー
タ通信網を介して暗号文を通信(#02,#12)する
一方、公衆回線網を介して暗号鍵を通信(#03,#1
1)することによって、暗号通信を行うことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ通信
網との通信を可能としたファクシミリ装置等の通信端末
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット等のコンピュータ通信網
は益々利用される傾向にあり、近頃では、一般家庭にお
いても利用する人が増えている。このようなコンピュー
タ通信網の利用は、利用者がパーソナルコンピュータな
どから、最寄りの契約プロバイダ(コンピュータ通信網
への接続業者)までの通信費用のみの負担するだけでよ
いため、通信時間が短縮でき、海外のコンピュータとの
通信も安価でできるようになっている。
【0003】そこで現在では、このような状況を鑑み
て、コンピュータ通信網への接続を可能としたファクシ
ミリ装置などの通信端末装置が開発されており、これに
よれば、読取走査した原稿画像を、ファクシミリ送信、
あるいは、電子メール送信のいずれかによって、相手の
通信端末装置に送信できるようになっている。即ち、画
像データの送信時に、ファクシミリ送信を選択したとき
には、電話網などを使用して直接、画像データを送信す
る。一方、電子メール送信を選択したときには、画像デ
ータを電子メール形式に変換し、このデータをネットワ
ーク上のメールボックスに格納して、これを受信側の多
くが、ダイヤルアップ接続によって、適当な時機に電話
回線経由でコンピュータ通信網を接続し、電子メールが
送信されていれば、メールボックスから画像データを読
み出している。
【0004】このような装置及び通信網の普及に伴っ
て、大量の画像データ通信が可能になっているが、その
一方では、情報セキュリティ対策が課題になっており、
これを解決するため、従来から暗号通信が利用されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
通信端末装置は、暗号通信をコンピュータ通信網を通じ
て行えば、データ量が大量であったり長距離通信であっ
ても、通信コストがかからずに済むが、送信データを暗
号化した暗号文と、この暗号文を復号するための暗号鍵
(復号鍵)とを一緒に送信することには変わりなく、ま
た、コンピュータ通信網では、様々なルートを通るた
め、依然、伝送途中でのデータの遺漏、盗聴などの秘守
性の点では、問題が残っていた。
【0006】そこで、本発明は上記事情に鑑みて、暗号
文と暗号鍵を別のルートで通信することで、通信の秘守
性を更に高めた通信端末装置を提供することを目的とし
て提案される。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項1に記載の通信端末装置は、コンピ
ュータ通信網と公衆回線網とを接続可能としており、コ
ンピュータ通信網を介して暗号文を通信する一方、公衆
回線網を介して暗号鍵を通信することによって、暗号通
信を行うことを特徴とする。
【0008】ここに暗号鍵には、暗号処理を行うために
用いる狭義の暗号鍵と、復号処理を行うために用いる復
号鍵とがあるが、本発明においては、暗号鍵の文言は、
主に復号鍵の意味あいで用いており、両者が同じデータ
内容である場合を想定している。但し、これらが違う内
容であってもよく、その場合は、復号鍵が公衆回線網を
通じて通信される。
【0009】この通信端末装置では、送信時は、暗号鍵
を用いて暗号処理を行った暗号文を、コンピュータ通信
網を通じて送信するとともに、暗号鍵を公衆回線網を通
じて送信し、一方、受信時は、コンピュータ通信網を通
じて受信した暗号文を、公衆回線網を通じて受信した暗
号鍵によって復号した後に、印字出力などの所定の処理
を行う。
【0010】なお、本発明に係る通信端末装置は、コン
ピュータ通信網を接続可能とした電子メール機能付きフ
ァクシミリ装置や、データ通信機能を備えたパーソナル
コンピュータ等がこれに相当する。また、コンピュータ
通信網には、インターネットや、パソコン通信サービス
であるNIFTY−Serve、PC−VANなどがあ
り、サービスの1つとして電子メールサービスを実施し
ている。一方の公衆回線網には、電話網、ISDN(サ
ービス総合デジタル網)などがある。
【0011】請求項2に記載の通信端末装置では、暗号
鍵は、公衆回線網を介して、ポーリング受信あるいは親
展受信によって受信する。ここに、ポーリング受信と
は、受信側から送信要求を行って、送信側にセットされ
ているデータを受信する機能であり、親展受信とは、受
信したデータを一旦メモリに蓄積し、所定のパスワード
を入力しなければ、蓄積しているデータを取り出すこと
ができないようにしている機能である。
【0012】請求項3に記載の通信端末装置は、公衆回
線網を介して暗号鍵を受信したときには、コンピュータ
通信網を自動的に接続し暗号文を受信する。即ち、暗号
鍵の受信によって、暗号文が既に送信されていることが
分かる。したがって、インターネットをダイヤルアップ
接続で利用する場合であっても、暗号文が送信された後
すぐに、この暗号文を受信することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本発明の通信端末装置
の内部構成の一例を示すブロック図である。ここでは、
本発明の通信端末装置の1つである電子メール機能付フ
ァクシミリ装置の構成例を示す。即ち、このファクシミ
リ装置には、公衆回線網を介して行う従来のG3,G4
のファクシミリ通信機能に加えて、コンピュータ通信網
を介した通信機能を備えており、以下には、コンピュー
タ通信網にインターネットを使用し、インターネット上
で電子メール(e−mail)サービスを利用する説明
する。
【0014】CPU1は、バス12を通じて、このファ
クシミリ装置の各部を制御するだけではなく、後述する
暗号化(復号化)、符号化/復号化、画像変換、バイナ
リ・テキスト変換、メール編集などの各処理を実行す
る。読取部2は、CCD等で原稿を読み取り、白黒2値
のイメージデータを出力する。記録部3は、電子写真方
式などのプリンタを備え、他のG3,G4ファクシミリ
装置から、あるいはインターネットを介して、受信した
イメージデータを記録(印字出力)する。表示部4は、
液晶表示装置などを備え、このファクシミリ装置の動作
状態やイメージデータを表示する。操作部5はテンキ
ー、短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキーなどの
各種キーを備えて、このファクシミリ装置に対し、各種
入力設定を行う。
【0015】ROM6は、このファクシミリ装置の動作
に必要なソフトウェアを記憶する。RAM7は、ソフト
ウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶するほ
か、後述する各種テーブルT1〜T3を記憶している。
イメージメモリ8は、DRAM等で構成され、イメージ
データを記憶する。DSU(データ回線終端装置:Digi
tal Service Unit)9は、ベースバンド伝送方式を使用
しているデジタル回線L1に接続できるように、送受信
データと電圧の変換を行う。モデム10は、従来のFA
Xモデム機能の他にデータモデム機能を備えている。N
CU(網制御装置:Network Control Unit)11は、ア
ナログ回線L2の閉結、開放を行う。
【0016】図2は、図1に示したファクシミリ装置内
のデータの流れを模式的に示したものである。この図で
は、図1と対応する箇所には同じ符号を付している。後
述する電子メール変換部A、暗号部20、符号化復号化
部21、オートダイヤラー25は、図1には存在しない
が、ROM6に記憶されたソフトウェアに基づいて、C
PU1によって処理されるものとする。
【0017】なお、電子メール変換部Aは、画像変換部
22、バイナリ・テキスト変換部23、メール編集部2
4で構成されており、従来のファクシミリ装置に、この
電子メール変換部Aを備えることによって、ファクシミ
リ通信に加え、インターネットへのアクセス、及び電子
メールサービスの利用を可能にしている。暗号部20
は、読取部2で読み取ったイメージデータ(平文)を、
予め定められた暗号鍵を用いて暗号化し、あるいは、逆
に復号化して記録部3から出力する。なお、暗号化の方
式には、DES(Data Encryption Standard)やRSA
などがあり、具体的には、例えば、暗号鍵に「0」と
「1」とで表される所定のビット列を用い、これをイメ
ージデータと掛け合わせるなどの演算を行う。以下、こ
のように暗号化されたイメージデータを「暗号化デー
タ」と呼ぶ。
【0018】符号化復号化部21は、暗号化データをM
H,MR,MMR等の符号化方式によって符号化または
復号化する。以下、これらの符号化方式によって符号化
されたデータを「符号化データ」と呼ぶ。イメージメモ
リ8には、この符号化データを記憶する。なお、ここで
は、暗号化データを符号化データに変換する場合を示し
ているが、本発明はこれには限定されず、符号化したデ
ータを暗号化するようにしてもよく、その場合は、図2
における暗号部20と、符号化復号化部21及びイメー
ジメモリ8とのブロックが入れ替わる。
【0019】画像変換部22は、電子メールの送信時
に、符号化データを、コンピュータで使用される一般的
な画像フォーマットである、TIFF(Tagged Image F
ile format)に変換する一方、受信時には、TIFFか
ら符号化データに変換する。TIFFは、adobe社
によって公開されており、白黒2値だけではなく、白黒
多値、フルカラーなどを扱う様々なClass が定義されて
いる。その中の1つには、ファクシミリ画像を扱うClas
s F が定義されており、符号化データに対して、先頭に
Class F のTIFFヘッダ情報の付加などを行えば、T
IFFに変換できる。以下、Class F のTIFFヘッダ
情報が付加された符号化データを「TIFFデータ」と
呼ぶ。
【0020】バイナリ・テキスト変換部23は、電子メ
ールの送信時は、バイナリデータをテキストデータに変
換する一方、受信時には、テキストデータをバイナリデ
ータに変換する。インターネットには、バイナリデータ
の電子メールを扱うことが出来ないコンピュータを接続
している場合があるので、相手先に対し確実に電子メー
ルが届くようにするには、TIFFデータなどのバイナ
リデータは、送信時にテキストデータに変換する必要が
ある。
【0021】インターネットで扱うテキストデータは、
IETF(Internet Engineering Task Fore)が発行す
るドキュメント、RFC(Request For Comments)82
2において、7ビットのコードとして規定されている
が、MIME(Multipurpose Internet Mail Extension
s )のbase64などを利用すれば、バイナリデータ
をテキストデータに変換できる。なお、base64と
は、8ビット×3バイトのバイナリデータを6ビット×
4バイトと見なし、各々のバイトに対し、キャラクタコ
ードを割り当てることにより、バイナリデータをテキス
トデータに変換する符号化方式である。
【0022】メール編集部24は、電子メールの送信時
は、テキストデータに変換されたTIFFデータにメー
ルヘッダ情報を付加して電子メール形式に編集する一
方、受信時には、電子メール形式のデータからメールヘ
ッダ情報を取り除き、テキストデータのTIFFデータ
とする。ここに、メールヘッダ情報とは、インターネッ
トの電子メールの所定のヘッダ情報のことであり、送信
するTIFFデータの先頭に、"From:" ,"To:","Subj
ect:","cc:","Date:" などの項目を付加することが規
定されている。
【0023】オートダイヤラー25は、プロバイダテー
ブルT2、相手先テーブルT3から読み出したダイヤル
番号を自動発呼すべく、DSU9、モデム10またはN
CU11へダイヤル番号データを送る。次に、RAM7
に記憶された各テーブルT1〜T3の構成について図3
とともに説明する。
【0024】図3(a)の利用者テーブルT1には、こ
のファクシミリ装置を使用するユーザ毎に、インターネ
ットにログインするためのユーザIDとパスワード、電
子メールアドレス、プロバイダ種別を登録している。な
お、プロバイダ種別は同図(b)のプロバイダテーブル
T2のプロバイダ種別に対応している。同図(b)のプ
ロバイダテーブルT2には、プロバイダ種別に対応させ
て、プロバイダ名称、回線種別(アナログまたはデジタ
ル)、インターネットに接続するときに使用するプロバ
イダのダイヤル番号(電話番号)を登録している。これ
によって、プロバイダ毎に異なるログイン手順を識別し
て実行することができ、1人のユーザが複数のプロバイ
ダを利用する場合や、プロバイダが複数の回線を有して
いる場合でも、このテーブルT2の設定によって対応で
きる。
【0025】同図(c)の相手先テーブルT3には、短
縮ダイヤル番号、ワンタッチダイヤル番号毎に、相手先
名称、電子メールアドレス、ファクシミリ番号とその種
別(G3またはG4)を登録している。なお、各テーブ
ルT1〜T3は、パスワードなどの秘密事項を除く設定
内容を、記録部3や表示部4からリスト出力することも
でき、そうすれば、ユーザや管理者などによる各テーブ
ルT1〜T3の設定、変更、確認作業が簡易になる。
【0026】以上のような構成によって、このファクシ
ミリ装置は、従来と比べ、より秘守性を高めた暗号通信
を行う。このときの動作の一例を概略フローで図4に示
す。送信側のファクシミリ装置では、スタートキーの操
作などにより、送信指示があると、暗号部20で暗号化
された原稿データ(暗号文)をインターネットで送信
し、暗号化で使用した暗号鍵を電話回線L1,L2を通
じて送信する(#01〜#03)。
【0027】一方、受信側では、電話回線L1,L2を
介して暗号鍵を受信すると、自動的にインタ−ネットを
通じて暗号文を受信し、暗号部20において、暗号文を
受信した暗号鍵を用いて復号化し、記録部3から印字出
力(印刷)する(#11〜#13)。ここでは、公衆回
線網である電話回線L1,L2を介して、暗号鍵を受信
したときに、これが契機となって、コンピュータ通信網
であるインターネットを自動的に接続して、暗号文を受
信している。これによって、ダイヤルアップ接続方式に
よってインターネットを利用する場合であっても、暗号
鍵を受信すれば、既に暗号文が送信されていることが分
かり、迅速なデータ伝送が実現できる。
【0028】なお、暗号鍵は、従来、ファクシミリ通信
で送受されている、中継局から同報送信を行わせる中継
同報指示信号などと同種の新規な信号で通信され、ある
いは、通信手順内のNSF(非標準機能識別信号)など
に新たな項目として含めることによって通信される。次
に、上記ファクシミリ装置を備えた通信網の構成を図5
に示す。ここでは、図中のFがこの電子メール機能付フ
ァクシミリ装置に該当するものとして、以下にその動作
を説明するが、本発明の通信端末装置は、専用線で接続
されたパーソナルコンピュータPCでもよく、これによ
れば、定期的あるいは任意の時機にダイヤルアップ接続
を行わなくても、リアルタイムにデータ通信を行うこと
ができる。
【0029】ファクシミリ装置Fから、相手先の電子メ
ール機能付ファクシミリ装置Faやパーソナルコンピュ
ータPCaに対し、暗号通信を行うときには、まず、暗
号鍵の送信に先だって、暗号文を電子メールで送信すべ
く、公衆回線網Pを介して契約プロバイダを呼び出し、
コンピュータ通信網Nを接続し、読取走査した画像デー
タを送信する(ルート〜)。
【0030】続いて、暗号鍵を、公衆回線網P,Paを
介して送信する(ルート〜〜,〜〜)。相
手先のファクシミリ装置Fa、コンピュータPCa宛
に、すでに暗号文を電子メールで送信しているので、暗
号鍵の受信と同時、あるいは、その後の任意の時機に、
公衆回線網Paを介してコンピュータ通信網Nを接続
し、自アドレス宛の電子メールを受信して(ルート〜
,〜)、暗号文を復号化することができる。
【0031】このような形態において通信すれば、デー
タ量が多い暗号文はコンピュータ通信網Nを通じて送受
されるので、送信側F、受信側Fa,PCaの双方で
は、契約プロバイダまでの通信費を支払うだけでよく、
通常のファクシミリ通信(ルート〜〜,〜〜
,〜〜)によって、暗号文を送受した場合のよ
うに、多くの通信費がかかることがない。なお、図中の
Fbは、電子メール機能を備えていない通常のファクシ
ミリ装置である。
【0032】また、コンピュータ通信網Nには、専用線
接続によってコンピュータPCを接続し、LAN接続な
どによって他のネットワークNaも接続しているので、
ファクシミリ装置Fから、専用線接続のコンピュータP
C、LAN接続のネットワークNaに電子メールを送信
することもできる(ルート〜〜,〜〜)。
なお、この場合も、コンピュータPC、ネットワークN
aに公衆回線網P,Paを接続していれば、上記と同様
の暗号通信ができる。
【0033】次に、本発明の通信端末装置(電子メール
機能付ファクシミリ装置)の受信時の基本動作につい
て、図6のフローチャートとともに説明する。ここで
は、まず、暗号鍵を公衆回線網P,Paを介して親展受
信し(ステップ100〜106)、この暗号鍵の受信を
確認すれば、ダイヤルアップ接続によって、インターネ
ットにアクセスし、暗号文を受信する(ステップ107
〜121)場合を示している。
【0034】親展送信が指示された呼出に対して着信す
ると、受信した暗号鍵のデータを、送信側から指定され
た親展ボックス(RAM7)に記憶する。そして、回線
を開放し、親展受信したことを、宛先や親展ボックス番
号などとともに、記録部3によって記録、あるいは、表
示部4に表示する。その後、親展ボックスに対応した暗
証番号(パスワード)が入力されれば、この暗証番号を
入力した人だけに分かるように、暗号通信であること
を、記録部3によって記録、あるいは、表示部4に表示
する(以上、ステップ100〜106)。
【0035】次に、暗号通信を確認した人は、本文であ
る暗号文を受信すべく、まず、操作部5の操作などによ
って、利用者テーブルT1から自己のユーザIDなどの
データを選択する。すると、プロバイダテーブルT2か
ら、接続するプロバイダの回線種別を読み出し、アナロ
グ回線であればモデム10を設定、デジタル回線であれ
ばDSU9を設定して、プロバイダの電話番号を発呼
し、着信があれば、電子メール(暗号文)の受信を開始
する。
【0036】ここに、電子メールの受信は、プロトコル
に、例えば、PAP(Password Authentication Protoc
ol)を使用してログインし、POP(Post Office Prot
ocol)によりデータを受信する。続いて、受信した電子
メールのデータから、メール編集部24によって電子メ
ールヘッダを取り除き、これをバイナリ・テキスト変換
部23でバイナリデータに変換し、画像変換部22によ
ってTIFFデータから符号化データに戻し、符号化復
号化部21によって符号化データを復号化した後、暗号
部20によって、このデータを親展受信済みである暗号
鍵を用いて復号する。この復号したイメージデータは、
記録部2によって記録、あるいは、表示部4に表示さ
れ、その後、回線が開放される(以上、ステップ107
〜121)。
【0037】以上には、暗号鍵を親展受信によって受信
する場合を示したが、本発明では、これ以外に、ポーリ
ング受信(送信要求受信)によって受信することもでき
る。ポーリング受信とは、操作部5の操作、あるいは、
時刻指定によって、予め定められた通信端末装置(送信
側)に対し、受信側から送信要求を行って、送信側にセ
ット(メモリに記憶)されているデータを受信するもの
である。これによれば、コンピュータ通信網Nを介して
暗号文を受信した後の好きな時機に暗号鍵を受信し、暗
号文の復号(解読)を開始することができる。
【0038】なお、本発明は、上記以外の実施の形態を
とることもでき、コンピュータ通信網Nにおいて送信す
るデータを、イメージデータ以外に、音声、動画などの
データとしてもよく(例えば、インターネットのWW
W)、電子メールの送信に、インターネット以外のコン
ピュータ通信網(例えば、NIFTY−Serve)を
使用してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載の通信端末装置によれば、暗号通
信を行うときに、暗号文をコンピュータ通信網を介して
通信するので通信コストを飛躍的に安価にすることが出
来、また、暗号鍵を、暗号文とは別ルートである公衆回
線網を介して通信するので、従来と比べ、通信の秘守性
が更に高まる。
【0040】請求項2に記載の通信端末装置によれば、
暗号鍵を、ポーリング受信あるいは親展受信によって受
信するので、更に、秘密を保持した通信が可能になる。
請求項3に記載の通信端末装置によれば、暗号鍵の受信
によって、暗号文が既に送信されていることが判断で
き、自動的にコンピュータ通信網を接続し暗号文を受信
することができる。したがって、コンピュータ通信網を
ダイヤルアップ接続によって利用する場合でも、迅速に
データ伝送ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信端末装置の内部構成の一例を
示したブロック図である。
【図2】本発明に係る通信端末装置内のデータの流れを
示した模式図である。
【図3】本発明に係る通信端末装置に記憶されるテーブ
ルの構成の一例を示した図である。
【図4】本発明に係る通信端末装置の動作を概略を示す
フローチャートである。
【図5】本発明に係る通信端末装置を備えた通信網の構
成の一例を示した図である。
【図6】本発明に係る通信端末装置の受信時の基本動作
の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
20・・・暗号部 A・・・電子メール変換部 N・・・コンピュータ通信網 P,Pa・・・公衆回線網 F・・・電子メール機能付ファクシミリ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 11/00 303 H04L 11/20 101B H04N 1/44

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータ通信網と公衆回線網とを接続
    可能とした通信端末装置であって、 上記コンピュータ通信網を介して暗号文を通信する一
    方、上記公衆回線網を介して暗号鍵を通信することによ
    って、暗号通信を行うことを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】上記暗号鍵は、上記公衆回線網を介して、
    ポーリング受信あるいは親展受信によって受信すること
    を特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】上記公衆回線網を介して暗号鍵を受信した
    ときには、上記コンピュータ通信網を自動的に接続し、
    上記暗号文を受信することを特徴とする請求項1あるい
    は請求項2に記載の通信端末装置。
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