JP3534565B2 - ネットワークファクシミリ装置の制御方法 - Google Patents

ネットワークファクシミリ装置の制御方法

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JP3534565B2
JP3534565B2 JP07674097A JP7674097A JP3534565B2 JP 3534565 B2 JP3534565 B2 JP 3534565B2 JP 07674097 A JP07674097 A JP 07674097A JP 7674097 A JP7674097 A JP 7674097A JP 3534565 B2 JP3534565 B2 JP 3534565B2
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network
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正篤 木曽野
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローカルエリアネ
ットワークまたはインターネットを介して電子メールを
やりとりする機能と、公衆網を介して行うファクシミリ
伝送手順によるファクシミリデータのやりとりの機能を
備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及に伴い、ロ
ーカルエリアネットワークまたはインターネットを介し
て電子メールをやりとりする機能と、公衆網を介して行
うファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのや
りとりの機能を備えたネットワークファクシミリ装置が
実用されている。
【0003】また、このネットワークファクシミリ装置
の機能として、ローカルエリアネットワークまたはイン
ターネットを介して中継送信依頼の電子メールを受信
し、その電子メールで指定された中継宛先が公衆網に接
続されたファクシミリ装置の場合には、公衆網によりそ
のファクシミリ装置へ発呼し、電子メールで受信した画
情報をその宛先に送信する中継送信機能を実現すること
ができる。
【0004】このような中継送信機能を利用すると、遠
隔地のファクシミリ装置に対して公衆網を用いて直接送
信する場合に比べ、通信料金を格段に低減することがで
きるので、通信コストの大幅低減を実現することができ
るようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ネットワークファクシミリ装置では、所定形式の中継依
頼送信の電子メールを受信すると、指定された宛先に対
して中継送信動作を行うので、例えば、同一のネットワ
ークを構成しない他のユーザから中継依頼送信の電子メ
ールを受信した場合でも、かかる不正ユーザからの中継
依頼送信を行ってしまい、通信料金を不当に負担するこ
ととなるという事態を生じるおそれがある。
【0006】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、不正ユーザからの中継送信依頼の中継送信を
行わないようにすることができるネットワークファクシ
ミリ装置の制御方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ローカルエリ
アネットワークまたはインターネットを介して電子メー
ルをやりとりする機能と、公衆網を介して行うファクシ
ミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりの機
能を備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法に
おいて、中継送信依頼の電子メールを受信すると、その
電子メールに含まれている中継宛先番号を指定する中継
宛先情報を取り出して、その中継宛先情報に対し、所定
の鍵データを用いた暗号復号処理を適用して元の中継宛
先番号を形成し、その形成した中継宛先番号へ発呼し、
受信した電子メールの画情報を送信するようにしたもの
である。
【0008】また、ローカルエリアネットワークまたは
インターネットを介して電子メールをやりとりする機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
クファクシミリ装置の制御方法において、所定の秘密鍵
データを記憶する記憶手段を備え、中継送信依頼の電子
メールを受信すると、その電子メールに含まれている中
継宛先番号を指定する中継宛先情報を取り出して、その
中継宛先情報に対し、上記記憶手段に記憶している秘密
鍵データを用いた暗号復号処理を適用して元の中継宛先
番号を形成し、その形成した中継宛先番号へ発呼し、受
信した電子メールの画情報を送信するようにしたもので
ある。
【0009】また、ローカルエリアネットワークまたは
インターネットを介して電子メールをやりとりする機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
クファクシミリ装置の制御方法において、中継送信依頼
可能なユーザのネットワークアドレスと、そのネットワ
ークアドレスに対応したおのおののユーザの秘密鍵デー
タを記憶する記憶手段を備え、中継送信依頼の電子メー
ルを受信すると、その電子メールの送信元ユーザのネッ
トワークアドレスを取り出して、そのネットワークアド
レスが上記記憶手段に登録されている場合には、そのネ
ットワークアドレスに対応して上記記憶手段に記憶され
ている秘密鍵データを取り出すとともに、受信した電子
メールに含まれている中継宛先番号を指定する中継宛先
情報を取り出し、その中継宛先情報に対し、上記取り出
した秘密鍵データを用いた暗号復号処理を適用して元の
中継宛先番号を形成し、その形成した中継宛先番号へ発
呼し、受信した電子メールの画情報を送信する一方、受
信したその電子メールの送信元ユーザのネットワークア
ドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合には、
中継送信動作を行わないようにしたものである。
【0010】また、ローカルエリアネットワークまたは
インターネットを介して電子メールをやりとりする機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
クファクシミリ装置の制御方法において、中継送信依頼
可能なユーザのネットワークアドレスと、そのネットワ
ークアドレスに対応したおのおののユーザの秘密鍵デー
タを記憶する記憶手段を備え、中継送信依頼の電子メー
ルを受信すると、その電子メールの送信元ユーザのネッ
トワークアドレスを取り出して、そのネットワークアド
レスが上記記憶手段に登録されている場合には、そのネ
ットワークアドレスに対応して上記記憶手段に記憶され
ている秘密鍵データを取り出すとともに、受信した電子
メールに含まれている中継宛先番号を指定する中継宛先
情報を取り出し、その中継宛先情報に対し、上記取り出
した秘密鍵データを用いた暗号復号処理を適用して元の
中継宛先番号を形成し、その形成した中継宛先番号へ発
呼し、受信した電子メールの画情報を送信する一方、受
信したその電子メールの送信元ユーザのネットワークア
ドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、また
は、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛先
番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号処
理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号体
系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わず、
あらかじめ登録されている管理者に対して、不正な中継
送信依頼を受け取ったことを通知する所定のレポート電
子メールを送信するようにしたものである。
【0011】また、ローカルエリアネットワークまたは
インターネットを介して電子メールをやりとりする機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
クファクシミリ装置の制御方法において、中継送信依頼
可能なユーザのネットワークアドレスと、そのネットワ
ークアドレスに対応したおのおののユーザの秘密鍵デー
タを記憶する記憶手段を備え、中継送信依頼の電子メー
ルを受信すると、その電子メールの送信元ユーザのネッ
トワークアドレスを取り出して、そのネットワークアド
レスが上記記憶手段に登録されている場合には、そのネ
ットワークアドレスに対応して上記記憶手段に記憶され
ている秘密鍵データを取り出すとともに、受信した電子
メールに含まれている中継宛先番号を指定する中継宛先
情報を取り出し、その中継宛先情報に対し、上記取り出
した秘密鍵データを用いた暗号復号処理を適用して元の
中継宛先番号を形成し、その形成した中継宛先番号へ発
呼し、受信した電子メールの画情報を送信する一方、受
信したその電子メールの送信元ユーザのネットワークア
ドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、また
は、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛先
番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号処
理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号体
系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わず、
あらかじめ登録されている管理者に対して、不正な中継
送信依頼を受け取ったことを通知する所定のレポート画
情報をファクシミリ伝送手順により送信するようにした
ものである。
【0012】また、ローカルエリアネットワークまたは
インターネットを介して電子メールをやりとりする機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
クファクシミリ装置の制御方法において、中継送信依頼
可能なユーザのネットワークアドレスと、そのネットワ
ークアドレスに対応したおのおののユーザの秘密鍵デー
タを記憶する記憶手段を備え、中継送信依頼の電子メー
ルを受信すると、その電子メールの送信元ユーザのネッ
トワークアドレスを取り出して、そのネットワークアド
レスが上記記憶手段に登録されている場合には、そのネ
ットワークアドレスに対応して上記記憶手段に記憶され
ている秘密鍵データを取り出すとともに、受信した電子
メールに含まれている中継宛先番号を指定する中継宛先
情報を取り出し、その中継宛先情報に対し、上記取り出
した秘密鍵データを用いた暗号復号処理を適用して元の
中継宛先番号を形成し、その形成した中継宛先番号へ発
呼し、受信した電子メールの画情報を送信する一方、受
信したその電子メールの送信元ユーザのネットワークア
ドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、また
は、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛先
番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号処
理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号体
系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わず、
不正な中継送信依頼を受け取ったことを通知する所定の
レポート画像を記録出力するようにしたものである。
【0013】また、ローカルエリアネットワークまたは
インターネットを介して電子メールをやりとりする機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
クファクシミリ装置の制御方法において、中継送信依頼
可能なユーザのネットワークアドレスと、そのネットワ
ークアドレスに対応したおのおののユーザの秘密鍵デー
タを記憶する記憶手段を備え、中継送信依頼の電子メー
ルを受信すると、その電子メールの送信元ユーザのネッ
トワークアドレスを取り出して、そのネットワークアド
レスが上記記憶手段に登録されている場合には、そのネ
ットワークアドレスに対応して上記記憶手段に記憶され
ている秘密鍵データを取り出すとともに、受信した電子
メールに含まれている中継宛先番号を指定する中継宛先
情報を取り出し、その中継宛先情報に対し、上記取り出
した秘密鍵データを用いた暗号復号処理を適用して元の
中継宛先番号を形成し、その形成した中継宛先番号へ発
呼し、受信した電子メールの画情報を送信する一方、受
信したその電子メールの送信元ユーザのネットワークア
ドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、また
は、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛先
番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号処
理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号体
系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わず、
不正な中継送信依頼を受け取ったことをあらわす履歴情
報を記憶するようにしたものである。
【0014】また、ローカルエリアネットワークまたは
インターネットを介して電子メールをやりとりする機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
クファクシミリ装置の制御方法において、中継送信依頼
可能なユーザのネットワークアドレスと、そのネットワ
ークアドレスに対応したおのおののユーザの公開鍵デー
タを記憶する記憶手段を備え、中継送信依頼の電子メー
ルを受信すると、その電子メールの送信元ユーザのネッ
トワークアドレスを取り出して、そのネットワークアド
レスが上記記憶手段に登録されている場合には、そのネ
ットワークアドレスに対応して上記記憶手段に記憶され
ている公開鍵データを取り出すとともに、受信した電子
メールに含まれている中継宛先番号を指定する中継宛先
情報を取り出し、その中継宛先情報に対し、上記取り出
した公開鍵データを用いた暗号復号処理を適用して元の
中継宛先番号を形成し、その形成した中継宛先番号へ発
呼し、受信した電子メールの画情報を送信する一方、受
信したその電子メールの送信元ユーザのネットワークア
ドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合には、
中継送信動作を行わないようにしたものである。
【0015】また、ローカルエリアネットワークまたは
インターネットを介して電子メールをやりとりする機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
クファクシミリ装置の制御方法において、中継送信依頼
可能なユーザのネットワークアドレスと、そのネットワ
ークアドレスに対応したおのおののユーザの公開鍵デー
タを記憶する記憶手段を備え、中継送信依頼の電子メー
ルを受信すると、その電子メールの送信元ユーザのネッ
トワークアドレスを取り出して、そのネットワークアド
レスが上記記憶手段に登録されている場合には、そのネ
ットワークアドレスに対応して上記記憶手段に記憶され
ている公開鍵データを取り出すとともに、受信した電子
メールに含まれている中継宛先番号を指定する中継宛先
情報を取り出し、その中継宛先情報に対し、上記取り出
した公開鍵データを用いた暗号復号処理を適用して元の
中継宛先番号を形成し、その形成した中継宛先番号へ発
呼し、受信した電子メールの画情報を送信する一方、受
信したその電子メールの送信元ユーザのネットワークア
ドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、また
は、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛先
番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号処
理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号体
系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わず、
あらかじめ登録されている管理者に対して、不正な中継
送信依頼を受け取ったことを通知する所定のレポート電
子メールを送信するようにしたものである。
【0016】また、ローカルエリアネットワークまたは
インターネットを介して電子メールをやりとりする機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
クファクシミリ装置の制御方法において、中継送信依頼
可能なユーザのネットワークアドレスと、そのネットワ
ークアドレスに対応したおのおののユーザの公開鍵デー
タを記憶する記憶手段を備え、中継送信依頼の電子メー
ルを受信すると、その電子メールの送信元ユーザのネッ
トワークアドレスを取り出して、そのネットワークアド
レスが上記記憶手段に登録されている場合には、そのネ
ットワークアドレスに対応して上記記憶手段に記憶され
ている公開鍵データを取り出すとともに、受信した電子
メールに含まれている中継宛先番号を指定する中継宛先
情報を取り出し、その中継宛先情報に対し、上記取り出
した公開鍵データを用いた暗号復号処理を適用して元の
中継宛先番号を形成し、その形成した中継宛先番号へ発
呼し、受信した電子メールの画情報を送信する一方、受
信したその電子メールの送信元ユーザのネットワークア
ドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、また
は、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛先
番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号処
理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号体
系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わず、
あらかじめ登録されている管理者に対して、不正な中継
送信依頼を受け取ったことを通知する所定のレポート画
情報をファクシミリ伝送手順により送信するようにした
ものである。
【0017】また、ローカルエリアネットワークまたは
インターネットを介して電子メールをやりとりする機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
クファクシミリ装置の制御方法において、中継送信依頼
可能なユーザのネットワークアドレスと、そのネットワ
ークアドレスに対応したおのおののユーザの公開鍵デー
タを記憶する記憶手段を備え、中継送信依頼の電子メー
ルを受信すると、その電子メールの送信元ユーザのネッ
トワークアドレスを取り出して、そのネットワークアド
レスが上記記憶手段に登録されている場合には、そのネ
ットワークアドレスに対応して上記記憶手段に記憶され
ている公開鍵データを取り出すとともに、受信した電子
メールに含まれている中継宛先番号を指定する中継宛先
情報を取り出し、その中継宛先情報に対し、上記取り出
した公開鍵データを用いた暗号復号処理を適用して元の
中継宛先番号を形成し、その形成した中継宛先番号へ発
呼し、受信した電子メールの画情報を送信する一方、受
信したその電子メールの送信元ユーザのネットワークア
ドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、また
は、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛先
番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号処
理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号体
系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わず、
不正な中継送信依頼を受け取ったことを通知する所定の
レポート画像を記録出力するようにしたものである。
【0018】また、ローカルエリアネットワークまたは
インターネットを介して電子メールをやりとりする機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
クファクシミリ装置の制御方法において、中継送信依頼
可能なユーザのネットワークアドレスと、そのネットワ
ークアドレスに対応したおのおののユーザの公開鍵デー
タを記憶する記憶手段を備え、中継送信依頼の電子メー
ルを受信すると、その電子メールの送信元ユーザのネッ
トワークアドレスを取り出して、そのネットワークアド
レスが上記記憶手段に登録されている場合には、そのネ
ットワークアドレスに対応して上記記憶手段に記憶され
ている公開鍵データを取り出すとともに、受信した電子
メールに含まれている中継宛先番号を指定する中継宛先
情報を取り出し、その中継宛先情報に対し、上記取り出
した公開鍵データを用いた暗号復号処理を適用して元の
中継宛先番号を形成し、その形成した中継宛先番号へ発
呼し、受信した電子メールの画情報を送信する一方、受
信したその電子メールの送信元ユーザのネットワークア
ドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、また
は、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛先
番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号処
理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号体
系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わず、
不正な中継送信依頼を受け取ったことをあらわす履歴情
報を記憶するようにしたものである。
【0019】また、ローカルエリアネットワークまたは
インターネットを介して電子メールをやりとりする機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
クファクシミリ装置の制御方法において、中継送信依頼
可能なユーザのネットワークアドレスと、そのネットワ
ークアドレスに対応したおのおののユーザの公開鍵デー
タを記憶する公開鍵データ記憶手段と、他のネットワー
クファクシミリ装置の1つ以上のネットワークアドレス
を記憶したネットワークアドレス記憶手段と、不正ユー
ザのネットワークアドレスを登録する不正アクセステー
ブルを記憶する不正アクセステーブル記憶手段を備え、
中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
て上記記憶手段に記憶されている公開鍵データを取り出
すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
先情報に対し、上記取り出した公開鍵データを用いた暗
号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
画情報を送信する一方、受信したその電子メールの送信
元ユーザのネットワークアドレスが、上記記憶手段に登
録されていない場合、または、上記暗号復号処理が適切
に終了せずに上記中継宛先番号を形成できなかった場
合、または、上記暗号復号処理により形成した上記中継
宛先番号が所定の電話番号体系に合致しなかった場合に
は、中継送信動作を行わず、その電子メールの送信元ユ
ーザのネットワークアドレスを上記不正アクセステーブ
ルに登録するとともに、そのネットワークアドレスが不
正ユーザネットワークアドレスである旨を通知する電子
メールを、上記ネットワークアドレス記憶手段に記憶さ
れている全てのネットワークアドレスに対して送信し、
受信した電子メールで通知された上記不正ユーザネット
ワークアドレスを、上記不正ユーザテーブルに登録する
ようにしたものである。
【0020】また、ローカルエリアネットワークまたは
インターネットを介して電子メールをやりとりする機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
クファクシミリ装置の制御方法において、中継送信依頼
可能なユーザのネットワークアドレスと、そのネットワ
ークアドレスに対応したおのおののユーザの秘密鍵デー
タを記憶する秘密鍵データ記憶手段と、他のネットワー
クファクシミリ装置の1つ以上のネットワークアドレス
を記憶したネットワークアドレス記憶手段と、不正ユー
ザのネットワークアドレスを登録する不正アクセステー
ブルを記憶する不正アクセステーブル記憶手段を備え、
中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
て上記記憶手段に記憶されている秘密鍵データを取り出
すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
先情報に対し、上記取り出した秘密鍵データを用いた暗
号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
画情報を送信する一方、受信したその電子メールの送信
元ユーザのネットワークアドレスが、上記記憶手段に登
録されていない場合、または、上記暗号復号処理が適切
に終了せずに上記中継宛先番号を形成できなかった場
合、または、上記暗号復号処理により形成した上記中継
宛先番号が所定の電話番号体系に合致しなかった場合に
は、中継送信動作を行わず、その電子メールの送信元ユ
ーザのネットワークアドレスを上記不正アクセステーブ
ルに登録するとともに、そのネットワークアドレスが不
正ユーザネットワークアドレスである旨を通知する電子
メールを、上記ネットワークアドレス記憶手段に記憶さ
れている全てのネットワークアドレスに対して送信し、
受信した電子メールで通知された上記不正ユーザネット
ワークアドレスを、上記不正ユーザテーブルに登録する
ようにしたものである。
【0021】また、ローカルエリアネットワークまたは
インターネットを介して電子メールをやりとりする機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
クファクシミリ装置の制御方法において、中継送信依頼
可能なユーザのネットワークアドレスと、そのネットワ
ークアドレスに対応したおのおののユーザの公開鍵デー
タを記憶する公開鍵データ記憶手段と、他のネットワー
クファクシミリ装置の1つ以上のネットワークアドレス
を記憶したネットワークアドレス記憶手段と、不正ユー
ザのネットワークアドレスと不正アクセス回数を登録す
る不正アクセステーブルを記憶する不正アクセステーブ
ル記憶手段を備え、中継送信依頼の電子メールを受信す
ると、その電子メールの送信元ユーザのネットワークア
ドレスを取り出して、そのネットワークアドレスが上記
記憶手段に登録されている場合には、そのネットワーク
アドレスに対応して上記記憶手段に記憶されている公開
鍵データを取り出すとともに、受信した電子メールに含
まれている中継宛先番号を指定する中継宛先情報を取り
出し、その中継宛先情報に対し、上記取り出した公開鍵
データを用いた暗号復号処理を適用して元の中継宛先番
号を形成し、その形成した中継宛先番号へ発呼し、受信
した電子メールの画情報を送信する一方、受信したその
電子メールの送信元ユーザのネットワークアドレスが、
上記記憶手段に登録されていない場合、または、上記暗
号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛先番号を形成
できなかった場合、または、上記暗号復号処理により形
成した上記中継宛先番号が所定の電話番号体系に合致し
なかった場合には、中継送信動作を行わず、その電子メ
ールの送信元ユーザのネットワークアドレスに基づいて
上記不正アクセステーブルを更新するとともに、そのネ
ットワークアドレスが不正ユーザネットワークアドレス
である旨を通知する電子メールを、上記ネットワークア
ドレス記憶手段に記憶されている全てのネットワークア
ドレスに対して送信し、受信した電子メールで通知され
た上記不正ユーザネットワークアドレスにより、上記不
正ユーザテーブルを更新するとともに、受信した電子メ
ールの送信元ユーザのネットワークアドレスが、上記不
正ユーザテーブルに登録されていて、その不正アクセス
回数が所定値以上の場合には、電子メールを廃棄するよ
うにしたものである。
【0022】また、ローカルエリアネットワークまたは
インターネットを介して電子メールをやりとりする機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
クファクシミリ装置の制御方法において、中継送信依頼
可能なユーザのネットワークアドレスと、そのネットワ
ークアドレスに対応したおのおののユーザの秘密鍵デー
タを記憶する秘密鍵データ記憶手段と、他のネットワー
クファクシミリ装置の1つ以上のネットワークアドレス
を記憶したネットワークアドレス記憶手段と、不正ユー
ザのネットワークアドレスを登録する不正アクセステー
ブルを記憶する不正アクセステーブル記憶手段を備え、
中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
て上記記憶手段に記憶されている秘密鍵データを取り出
すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
先情報に対し、上記取り出した秘密鍵データを用いた暗
号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
画情報を送信する一方、受信したその電子メールの送信
元ユーザのネットワークアドレスが、上記記憶手段に登
録されていない場合、または、上記暗号復号処理が適切
に終了せずに上記中継宛先番号を形成できなかった場
合、または、上記暗号復号処理により形成した上記中継
宛先番号が所定の電話番号体系に合致しなかった場合に
は、中継送信動作を行わず、その電子メールの送信元ユ
ーザのネットワークアドレスに基づいて上記不正アクセ
ステーブルを更新するとともに、そのネットワークアド
レスが不正ユーザネットワークアドレスである旨を通知
する電子メールを、上記ネットワークアドレス記憶手段
に記憶されている全てのネットワークアドレスに対して
送信し、受信した電子メールで通知された上記不正ユー
ザネットワークアドレスにより、上記不正ユーザテーブ
ルを更新するとともに、受信した電子メールの送信元ユ
ーザのネットワークアドレスが、上記不正ユーザテーブ
ルに登録されていて、その不正アクセス回数が所定値以
上の場合には、電子メールを廃棄するようにしたもので
ある。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施例にかかる通信シ
ステムを示している。なお、本発明においては、インタ
ーネットを利用するアプリケーションとして電子メール
を主として取り上げるので、以下の説明においては、電
子メール以外のアプリケーションについては省略してい
る。
【0025】この通信システムは、主として、ローカル
エリアネットワークLAN1を中心とするドメインDM
1と、ローカルエリアネットワークLAN2を中心とす
るドメインDM2から構成されている。また、ファクシ
ミリ装置FX1は、ローカルエリアネットワークLAN
1の設置地域(例えば、日本国)に設置され公衆網PS
TNを伝送路として用いるグループ3ファクシミリ装置
であり、ファクシミリ装置FX2は、ローカルエリアネ
ットワークLAN2の設置地域(例えば、米国)に設置
され公衆網PSTNを伝送路として用いるグループ3フ
ァクシミリ装置である。
【0026】また、それぞれのドメインDM1,DM2
は、ルータRT1,RT2を介して、インターネットI
NETのサービスプロバイダ(網接続業者;図示略)に
専用線接続されている。
【0027】ここで、ドメインDM1,DM2には、割
り当てを受けたネットワークアドレスに所定値のネット
マスクを適用して分割した固有のネットワークアドレス
が設定されており、それにより、ドメインDM1,DM
2の相互間で、ルータRT1,RT2およびインターネ
ットINETを介したデータ伝送を行うことができる。
【0028】また、ドメインDM1には、ローカルエリ
アネットワークLAN1に接続されているクライアント
端末CL1,CL2およびネットワークファクシミリ装
置FI1に電子メールサービスを提供するためのメール
サーバ端末SV1が設けられている。また、例えば、お
のおののクライアント端末CL1,CL2、ネットワー
クファクシミリ装置FI1、および、メールサーバ端末
SV1には、それぞれドメインDM1のネットワークア
ドレスに固有のアドレスを連結してなる固有のホストア
ドレスが設定されており、このドメインDM1を使用す
るユーザは、固有のユーザ名に、いずれかのクライアン
ト端末CL1,CL2のホストアドレスを連結してなる
ユーザアドレスが設定される。
【0029】同様に、ドメインDM2には、ローカルエ
リアネットワークLAN2に接続されているクライアン
ト端末CL3,CL4およびネットワークファクシミリ
装置FI2に電子メールサービスを提供するためのメー
ルサーバ端末SV2が設けられている。また、例えば、
おのおののクライアント端末CL3,CL4、ネットワ
ークファクシミリ装置FI2、および、メールサーバ端
末SV2には、それぞれドメインDM2のネットワーク
アドレスに固有のアドレスを連結してなる固有のホスト
アドレスが設定されており、このドメインDM2を使用
するユーザは、固有のユーザ名に、いずれかのクライア
ント端末CL3,CL4のホストアドレスを連結してな
るユーザアドレスが設定される。
【0030】また、ネットワークファクシミリ装置FI
1,FI2は、ローカルエリアネットワークLAN1,
LAN2に接続して、画情報を電子メールとしてやりと
りするための伝送機能と、公衆網PSTNに接続し、こ
の公衆網PSTNを伝送路として用いてグループ3ファ
クシミリ伝送手順による画情報伝送を行う伝送機能を備
えている。
【0031】また、基本的には、ローカルエリアネット
ワークLAN1,LAN2に接続されている端末相互間
でのデータのやりとり、および、インターネットINE
Tを介して行うデータのやりとりは、いわゆるTCP/
IPと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロト
コルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組
み合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行
われる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上
位レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simpl
e Mail Transfer Protocol)
という通信プロトコルが適用される。
【0032】また、本実施例では、電子メールは、メー
ルサーバ端末SV1,SV2にいったん蓄積された後に
宛先へと配信される蓄積配信型の伝送形態で送信され
る。このとき、電子メールに付されている宛先アドレス
(後述)の値が、それぞれのドメインDM1,DM2に
設定されているネットワークアドレスを含む場合には、
その電子メールは、対応するメールサーバ端末SV1,
SV2にそのまま蓄積され、また、電子メールに付され
ている宛先アドレスの値が、それぞれのドメインDM
1,DM2に設定されているネットワークアドレス以外
の値を含む場合には、その電子メールは、ルータRT
1,RT2を介して、インターネットINETに送り出
され、インターネットINETのデータ転送機能によ
り、その宛先アドレスの値に対応したネットワークアド
レスを持つ適宜なドメインあるいはホストなどに送信さ
れる。
【0033】したがって、例えば、ドメインDM1の各
ユーザからドメインDM2の各ユーザへの電子メール
は、メールサーバ端末SV1にいったん蓄積され、この
メールサーバ端末SV1に蓄積された電子メールは、ル
ータRT1を介してインターネットINETに送り出さ
れ、インターネットINETを介して相手側のドメイン
DM2のメールサーバ端末SV2に送信されて蓄積され
る。
【0034】一方、各端末(クライアント端末およびネ
ットワークファクシミリ装置)は、適宜な周期でメール
サーバ端末SV1,SV2に対して、自端末のユーザ宛
の電子メール受信の問い合わせを行い、ユーザ宛の電子
メールがメールサーバ端末SV1,SV2に蓄積されて
いるときには、メールサーバ端末SV1,SV2よりそ
の電子メールを受信して、自端末ユーザにその旨を通知
する。ただし、この場合、ネットワークファクシミリ装
置については、自端末に設定されている電子メールアド
レスをユーザアドレスとして取り扱う。
【0035】ここで、各端末がメールサーバ端末SV
1,SV2に対して、ユーザ宛の電子メールの受信確認
のために適用するプロトコルは、いわゆるPOP(Po
stOffice Protocol)などが適用され
る。
【0036】また、TCP/IP,SMTP,POPな
どの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式
やデータ構造などについては、それぞれIETF(In
ternet Engineering Task F
orce)というインターネットに関する技術内容をま
とめている組織から発行されているRFC(Reque
st For Comments)文書により規定され
ている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC
793、SMTPはRFC821、電子メールの形式
は、RFC822,RFC1341,RFC1342な
どでそれぞれ規定されている。
【0037】図2は、ネットワークファクシミリ装置
(FI1,FI2)の構成例を示している。
【0038】同図において、システム制御部1は、この
ネットワークファクシミリ装置の各部の制御処理、所定
の暗号復号処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処
理などの各種制御処理を行うものであり、システムメモ
リ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラ
ム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各
種データなどを記憶するとともに、システム制御部1の
ワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ
3は、このネットワークファクシミリ装置に固有な各種
の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現
在時刻情報を出力するものである。
【0039】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このネットワークファクシミリ装置を操作するた
めのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器か
らなる。
【0040】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0041】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0042】網制御装置11は、このファクシミリ装置
を公衆網PSTNに接続するためのものであり、自動発
着信機能を備えている。
【0043】ローカルエリアネットワークインターフェ
ース回路12は、このネットワークファクシミリ装置を
ローカルエリアネットワークに接続するためのものであ
り、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、ロ
ーカルエリアネットワークおよびインターネットを介し
て、他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりと
りするための所定のプロトコルスイートの通信制御処理
を実行するためのものである。
【0044】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網
制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝
送制御部13は、内部バス14に接続されており、これ
らの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内
部バス14を介して行われている。
【0045】また、網制御装置11とグループ3ファク
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0046】さて、ネットワークファクシミリ装置FI
1,FI2は、受信した電子メールが所定形式の中継送
信依頼の電子メールである場合、その電子メールに配置
される宛先番号に対して、公衆網PSTNを用いて発呼
し、電子メールの本文に配置される画情報を送信する。
【0047】ここで、電子メールを用いて、ネットワー
クファクシミリ装置FI1,FI2に対し、公衆網PS
TNに接続されたグループ3ファクシミリ装置への画情
報の中継送信依頼をするときの電子メールの一例を図3
(a)に示す。
【0048】電子メールは、基本的に、ヘッダ情報と本
文情報からなり、そのヘッダ情報は、基本的には、送信
日時情報をセットする「Date」フィールド、電子メ
ールの識別のためのメッセージ識別情報がセットされる
「Message−ID」フィールド、発信者を表示す
るための「From」フィールド、宛先アドレスを表示
するための「To」フィールド、および、本文の表題な
どを表示するために用いられる「Subject」フィ
ールドからなる。
【0049】ただし、この場合、「Subject」フ
ィールドは、この電子メールが中継送信依頼のためであ
る旨をあらわす指示語「RELAY」と、中継宛先の電
話番号と、かっこでくくられた中継宛先の名称が配置さ
れる。なお、この場合に配置される中継宛先の電話番号
は1つであるが、2つ以上の電話番号を配置することも
できる。
【0050】また、電子メールの本文情報は、基本的に
は、7ビットコードの可読情報でなければならないとい
う制限があるが、この場合に電子メールの本文に含めよ
うとする画情報は、バイナリデータであるので直接配置
することができない。そこで、本実施例では、図示のよ
うに、MIME(Multipurpose Inte
rnet Mail Extensions(多目的メ
ール);RFC1341,RFC1342)形式の情報
に変換する。
【0051】すなわち、この場合のヘッダ情報には、こ
の本文情報がMIME形式であることを表示する「MI
ME−Version」フィールド(この値は、「1.
0」固定)が追加され、また、本文情報は、内容の符号
化方式を表示するための「Content−Trans
fer−Encoding」フィールド(この場合は、
「base64」符号化方式を使用していることを表
示)、および、画情報をbase64符号化規則に従っ
て符号化した後のMIME情報からなる。
【0052】したがって、電子メールを受信したネット
ワークファクシミリ装置は、ヘッダ情報の「Subje
ct」フィールドの値を調べ、指示語「RELAY」が
含まれている場合には、その受信した電子メールの本文
情報の画情報を、「Subject」フィールドに含ま
れる電話番号に中継転送する中継転送依頼のための電子
メールであると認識する。
【0053】そして、受信した電子メールが中継転送依
頼のためのものであると認識した場合には、本文情報の
MIME情報を元の画情報に変換し、その画情報を、指
定された宛先に送信する。
【0054】一方、図3(a)のように、「Subje
ct」フィールドに配置する指示語「RELAY」、中
継宛先の電話番号、および、中継宛先の名称を、平文で
あらわすと、この通信ネットワークを構成しない他のユ
ーザから、中継依頼送信の電子メールを受信した場合で
も、中継依頼送信動作を行うこととなり、不当なユーザ
に利益をもたらすこととなって、好ましくない。
【0055】そこで、本実施例では、同図(b)に示す
ように、「Subject」フィールドに配置する情報
のうち、中継宛先の電話番号、および、中継宛先の名称
は、所定の暗号化処理により暗号化した内容を配置する
こととする。
【0056】したがって、この場合には、電子メールを
受信したネットワークファクシミリ装置は、ヘッダ情報
の「Subject」フィールドの値を調べ、指示語
「RELAY」が含まれている場合には、中継送信依頼
の電子メールを受信したと判断する。
【0057】そして、「Subject」フィールドの
残りの情報について所定の暗号復号処理を適用して元の
電話番号および中継宛先の名称を形成し、その復号処理
が適切に終了した場合には、電子メールの本文情報の画
情報を、その形成した電話番号に中継転送し、復号処理
が適切に終了しない場合には、中継送信を行わないよう
にする。
【0058】これにより、不正ユーザによる不当な中継
依頼送信動作を抑制することができる。
【0059】また、本実施例では、暗号処理として、適
宜な秘密鍵情報を用いて暗号化する秘密鍵暗号方式を適
用するとともに、おのおのの正規ユーザについて、図4
に示すように、ユーザのメールアドレスと秘密鍵情報を
記憶した秘密鍵テーブルを記憶しており、それぞれのユ
ーザについて、対応する秘密鍵情報を適用して暗号の復
号処理を実行する。
【0060】この場合に、電子メールを受信した際のネ
ットワークファクシミリ装置の動作の一例を図5に示
す。
【0061】電子メールを受信すると(判断101の結
果がYES)、その電子メールの「Subject」フ
ィールドの内容を調べて、電子メールの種別を判定する
(処理102)。「Subject」フィールドに、指
示語「RELAY」が含まれておらず、中継送信依頼の
電子メールでない場合には(判断103の結果がN
O)、そのときに受信した電子メールに対応した処理を
実行して(処理104)、この動作を終了する。
【0062】また、「Subject」フィールドに、
指示語「RELAY」が含まれていて、中継送信依頼の
電子メールである場合には(判断103の結果がYE
S)、そのときに受信した電子メールの「From」フ
ィールドのメールアドレスが秘密鍵テーブルに登録され
ているかどうかを調べ(処理105)、登録されている
場合には(判断106の結果がYES)、そのメールア
ドレスに対応して登録されている秘密鍵情報を取り出
す。
【0063】そして、「Subject」フィールドの
残りの部分のデータを取り出して(処理107)、その
データについて、秘密鍵情報を適用した所定の暗号の復
号処理を実行して、元の中継宛先番号および中継宛先名
称を得る(処理108)。
【0064】この復号処理で適切に宛先番号および宛先
名称を得た場合には(判断109の結果がYES)、そ
のときに取り出した宛先番号へ、電子メールの本文情報
をMIME逆変換して形成した画情報を送信する、ファ
クシミリ中継送信処理(処理110)を実行して、中継
送信動作を行う。
【0065】また、そのときに受信した電子メールの
「From」フィールドのメールアドレスが秘密鍵テー
ブルに登録されていない場合で判断106の結果がNO
になるとき、復号処理で適切に宛先番号および宛先名称
を得ることができなかった場合で判断109の結果がN
Oになるときには、その時点で、この動作を終了し、中
継送信動作を行わない。
【0066】このようにして、本実施例では、あらかじ
めユーザに登録された秘密鍵情報を適用して、「Sub
ject」フィールドの暗号化された情報を復号処理
し、中継宛先番号および中継宛先名を得ているので、こ
のネットワークファクシミリ装置に対して中継送信を依
頼する場合には、登録した秘密鍵情報を適用して、「S
ubject」フィールドに配置する中継宛先番号およ
び中継宛先名を所定の秘密鍵暗号方式で暗号化し、その
暗号化した内容を、中継宛先番号および中継宛先名とし
て配置するとよい。
【0067】それにより、あらかじめ登録されたユーザ
以外の不正ユーザは、このネットワークファクシミリ装
置を利用した中継送信を適切に行わせることができない
ので、不正な中継送信動作を抑制することができ、通信
ネットワークの運営を円滑に行うことができるようにな
る。
【0068】なお、上述した実施例では、おのおののユ
ーザに対して、秘密鍵情報を登録するようにしている
が、それぞれのネットワークファクシミリ装置につい
て、1つの秘密鍵情報を設定し、他のユーザは、その秘
密鍵情報を適用して、所定の秘密鍵暗号方式で暗号処理
するようにすることもできる。
【0069】ところで、暗号方式は、周知のように、上
述したような暗号側と復号側で同一の秘密鍵を用いる秘
密鍵暗号方式の他に、暗号側と復号側で異なる鍵情報を
適用するいわゆる公開鍵暗号方式がある。この公開鍵暗
号方式では、暗号側では秘密鍵情報を適用して情報を暗
号化し、復号側では、公開鍵情報を適用して暗号化され
た情報から元の平文の情報を得る。
【0070】本実施例で、この公開鍵暗号方式を適用す
る場合には、図6に示すように、ユーザのメールアドレ
スとその公開鍵情報を記憶した公開鍵テーブルを記憶
し、図7に示すような動作を行うようにするとよい。
【0071】すなわち、この場合、電子メールを受信す
ると(判断201の結果がYES)、その電子メールの
「Subject」フィールドの内容を調べて、電子メ
ールの種別を判定する(処理202)。「Subjec
t」フィールドに、指示語「RELAY」が含まれてお
らず、中継送信依頼の電子メールでない場合には(判断
203の結果がNO)、そのときに受信した電子メール
に対応した処理を実行して(処理204)、この動作を
終了する。
【0072】また、「Subject」フィールドに、
指示語「RELAY」が含まれていて、中継送信依頼の
電子メールである場合には(判断203の結果がYE
S)、そのときに受信した電子メールの「From」フ
ィールドのメールアドレスが公開鍵テーブルに登録され
ているかどうかを調べ(処理205)、登録されている
場合には(判断206の結果がYES)、そのメールア
ドレスに対応して登録されている公開鍵情報を取り出
す。
【0073】そして、「Subject」フィールドの
残りの部分のデータを取り出して(処理207)、その
データについて、公開鍵情報を適用した所定の暗号の復
号処理を実行して、元の中継宛先番号および中継宛先名
称を得る(処理208)。
【0074】この復号処理で適切に宛先番号および宛先
名称を得た場合には(判断209の結果がYES)、そ
のときに取り出した宛先番号へ、電子メールの本文情報
をMIME逆変換して形成した画情報を送信する、ファ
クシミリ中継送信処理(処理210)を実行して、中継
送信動作を行う。
【0075】また、そのときに受信した電子メールの
「From」フィールドのメールアドレスが公開鍵テー
ブルに登録されていない場合で判断206の結果がNO
になるとき、復号処理で適切に宛先番号および宛先名称
を得ることができなかった場合で判断209の結果がN
Oになるときには、その時点で、この動作を終了し、中
継送信動作を行わない。
【0076】このようにして、本実施例では、あらかじ
めユーザに登録された公開鍵情報を適用して、「Sub
ject」フィールドの暗号化された情報を復号処理
し、中継宛先番号および中継宛先名を得ているので、こ
のネットワークファクシミリ装置に対して中継送信を依
頼する場合には、ユーザは、所定の秘密鍵情報を適用し
て、「Subject」フィールドに配置する中継宛先
番号および中継宛先名を所定の公開鍵暗号方式で暗号化
し、その暗号化した内容を、中継宛先番号および中継宛
先名として配置するとよい。
【0077】それにより、あらかじめ登録されたユーザ
以外の不正ユーザは、このネットワークファクシミリ装
置を利用した中継送信を適切に行わせることができない
ので、不正な中継送信動作を抑制することができ、通信
ネットワークの運営を円滑に行うことができるようにな
る。
【0078】なお、この公開鍵暗号方式では、上述した
ように、暗号側では秘密鍵情報を適用して平文の情報を
暗号化し、復号側では、公開鍵情報を適用して暗号化さ
れた情報から元の平文の情報を得るので、当然のことな
がら、全てのユーザに共通する1つの鍵情報を適用し
て、暗号化された情報を復号することはできないので、
上述したような公開鍵テーブルは必須となる。
【0079】ところで、上述した実施例では、暗号化さ
れた情報の復号処理が適切に終了した場合、送信元ユー
ザの公開鍵情報が適切なものであると判断しているが、
例えば、不正ユーザが登録ユーザのメールアドレスを不
当に使用した場合で、たまたま不正ユーザが使用した鍵
情報により復号処理が適切に終了するという事態を生じ
るときには、不正ユーザによる中継依頼送信が受け付け
られて実行されてしまうことが想定される。
【0080】そこで、かかる事態を回避できるようにす
るために、次のような付加条件を設定する。
【0081】すなわち、復号処理が適切に終了して、そ
の結果得られた情報が、「所定の電話番号体系に合致し
た電話番号」、「(」、「文字列」、「)」という書式
になっている場合に限り、受信した電子メールの中継送
信を実行する。
【0082】この場合に、電子メールを受信した際のネ
ットワークファクシミリ装置の動作の一例を図8に示
す。
【0083】電子メールを受信すると(判断301の結
果がYES)、その電子メールの「Subject」フ
ィールドの内容を調べて、電子メールの種別を判定する
(処理302)。「Subject」フィールドに、指
示語「RELAY」が含まれておらず、中継送信依頼の
電子メールでない場合には(判断303の結果がN
O)、そのときに受信した電子メールに対応した処理を
実行して(処理304)、この動作を終了する。
【0084】また、「Subject」フィールドに、
指示語「RELAY」が含まれていて、中継送信依頼の
電子メールである場合には(判断303の結果がYE
S)、そのときに受信した電子メールの「From」フ
ィールドのメールアドレスが公開鍵テーブルに登録され
ているかどうかを調べ(処理305)、登録されている
場合には(判断306の結果がYES)、そのメールア
ドレスに対応して登録されている秘密鍵情報を取り出
す。
【0085】そして、「Subject」フィールドの
残りの部分のデータを取り出して(処理307)、その
データについて、公開鍵情報を適用した所定の暗号の復
号処理を実行して、元の中継宛先番号および中継宛先名
称を得る(処理308)。
【0086】この復号処理が適切に終了して、判断30
9の結果がYESになるときには、そのときに取り出し
た中継宛先番号が、所定の電話番号体系に一致するかど
うかを調べる(処理310)。
【0087】そのときに取り出した中継宛先番号が、所
定の電話番号体系に一致した場合で、判断311の結果
がYESになるときには、その中継宛先番号へ発呼し
て、電子メールの本文情報をMIME逆変換して形成し
た画情報を送信する、ファクシミリ中継送信処理(処理
312)を実行して、中継送信動作を行う。
【0088】また、そのときに受信した電子メールの
「From」フィールドのメールアドレスが秘密鍵テー
ブルに登録されていない場合で判断306の結果がNO
になるとき、復号処理で適切に宛先番号および宛先名称
を得ることができなかった場合で判断309の結果がN
Oになるとき、そのときに取り出した中継宛先番号が所
定の電話番号体系に一致しない場合で判断311の結果
がNOになるときには、その時点で、この動作を終了
し、中継送信動作を行わない。
【0089】図9は、本発明の他の実施例にかかる電子
メールを受信した際のネットワークファクシミリ装置の
動作の一例を示している。
【0090】電子メールを受信すると(判断401の結
果がYES)、その電子メールの「Subject」フ
ィールドの内容を調べて、電子メールの種別を判定する
(処理402)。「Subject」フィールドに、指
示語「RELAY」が含まれておらず、中継送信依頼の
電子メールでない場合には(判断403の結果がN
O)、そのときに受信した電子メールに対応した処理を
実行して(処理404)、この動作を終了する。
【0091】また、「Subject」フィールドに、
指示語「RELAY」が含まれていて、中継送信依頼の
電子メールである場合には(判断403の結果がYE
S)、そのときに受信した電子メールの「From」フ
ィールドのメールアドレスが公開鍵テーブルに登録され
ているかどうかを調べ(処理405)、登録されている
場合には(判断406の結果がYES)、そのメールア
ドレスに対応して登録されている公開鍵情報を取り出
す。
【0092】そして、「Subject」フィールドの
残りの部分のデータを取り出して(処理407)、その
データについて、公開鍵情報を適用した所定の暗号の復
号処理を実行して、元の中継宛先番号および中継宛先名
称を得る(処理408)。
【0093】この復号処理が適切に終了して、判断40
9の結果がYESになるときには、そのときに取り出し
た中継宛先番号が、所定の電話番号体系に一致するかど
うかを調べる(処理410)。
【0094】そのときに取り出した中継宛先番号が、所
定の電話番号体系に一致した場合で、判断411の結果
がYESになるときには、その中継宛先番号へ発呼し
て、電子メールの本文情報をMIME逆変換して形成し
た画情報を送信する、ファクシミリ中継送信処理(処理
412)を実行して、中継送信動作を行う。
【0095】また、そのときに受信した電子メールの
「From」フィールドのメールアドレスが秘密鍵テー
ブルに登録されていない場合で判断406の結果がNO
になるときには、エラー情報として「鍵なし」を保存し
(処理413)、復号処理で適切に宛先番号および宛先
名称を得ることができなかった場合で判断409の結果
がNOになるときには、エラー情報として「復号エラ
ー」を保存し(処理414)、そのときに取り出した中
継宛先番号が所定の電話番号体系に一致しない場合で判
断411の結果がNOになるときには、エラー情報とし
て「電話番号エラー」を保存し(処理415)、図10
に示すように、不正な中継依頼送信のアクセスがあった
旨を、そのエラー情報とともに、管理者に通知するレポ
ートの電子メールを作成し(処理416)、その電子メ
ールを管理者に送信して(処理417)、この動作を終
了する。また、この場合には、中継送信動作を行わな
い。
【0096】このようにして、本実施例では、不正なア
クセスがあった旨を、エラー情報とともに、管理者に通
知しているので、管理者は、不正なアクセスがどこから
されたか、および、どの段階でエラーと判断されたかを
明確に知ることができ、不正なアクセスの予防、また
は、正規ユーザに対するエラー原因の通知など、適切に
保守作業を行うことができる。
【0097】なお、この場合には、管理者のメールアド
レスは、ネットワークファクシミリ装置に登録してお
く。
【0098】図11および図12は、本発明のさらに他
の実施例にかかる、電子メールを受信した際のネットワ
ークファクシミリ装置の動作の一例を示している。
【0099】電子メールを受信すると(判断501の結
果がYES)、その電子メールの「Subject」フ
ィールドの内容を調べて、電子メールの種別を判定する
(処理502)。「Subject」フィールドに、指
示語「RELAY」が含まれておらず、中継送信依頼の
電子メールでない場合には(判断503の結果がN
O)、そのときに受信した電子メールに対応した処理を
実行して(処理504)、この動作を終了する。
【0100】また、「Subject」フィールドに、
指示語「RELAY」が含まれていて、中継送信依頼の
電子メールである場合には(判断503の結果がYE
S)、そのときに受信した電子メールの「From」フ
ィールドのメールアドレスが公開鍵テーブルに登録され
ているかどうかを調べ(処理505)、登録されている
場合には(判断506の結果がYES)、そのメールア
ドレスに対応して登録されている公開鍵情報を取り出
す。
【0101】そして、「Subject」フィールドの
残りの部分のデータを取り出して(処理507)、その
データについて、公開鍵情報を適用した所定の暗号の復
号処理を実行して、元の中継宛先番号および中継宛先名
称を得る(処理508)。
【0102】この復号処理が適切に終了して、判断50
9の結果がYESになるときには、そのときに取り出し
た中継宛先番号が、所定の電話番号体系に一致するかど
うかを調べる(処理510)。
【0103】そのときに取り出した中継宛先番号が、所
定の電話番号体系に一致した場合で、判断511の結果
がYESになるときには、その中継宛先番号へ発呼し
て、電子メールの本文情報をMIME逆変換して形成し
た画情報を送信する、ファクシミリ中継送信処理(処理
512)を実行して、中継送信動作を行う。
【0104】また、そのときに受信した電子メールの
「From」フィールドのメールアドレスが公開鍵テー
ブルに登録されていない場合で判断506の結果がNO
になるときには、エラー情報として「鍵なし」を保存し
(処理513)、復号処理で適切に宛先番号および宛先
名称を得ることができなかった場合で判断509の結果
がNOになるときには、エラー情報として「復号エラ
ー」を保存し(処理514)、そのときに取り出した中
継宛先番号が所定の電話番号体系に一致しない場合で判
断511の結果がNOになるときには、エラー情報とし
て「電話番号エラー」を保存し(処理515)、図10
に示すように、不正な中継依頼送信のアクセスがあった
旨を、そのエラー情報とともに、管理者に通知するレポ
ートの本文データを作成する(処理516)。
【0105】次いで、管理者に対して電子メールでエラ
ーレポートを通知するように設定されているかどうかを
調べ(判断517)、管理者に対して電子メールでエラ
ーレポートを通知するように設定されている場合で、判
断517の結果がYESになるときには、処理516で
作成したレポートを送信する電子メールを作成し(処理
518)、その電子メールを管理者に送信する(処理5
19)。
【0106】次に、管理者に対してファクシミリ送信で
エラーレポートを通知するように設定されているかどう
かを調べ(判断520)、管理者に対してファクシミリ
送信でエラーレポートを通知するように設定されている
場合で、判断520の結果がYESになるときには、処
理516で作成したレポートの本文データを対応するフ
ァクシミリ画情報に変換し(処理521)、あらかじめ
登録されている管理者電話番号へ発呼して、そのファク
シミリ画情報を送信する(処理522)。
【0107】さらに、エラーレポートを記録出力するよ
うに設定されているかどうかを調べ(判断523)、エ
ラーレポートを記録出力するように設定されている場合
で、判断523結果がYESになるときには、処理51
6で作成したレポートの本文データを対応する画像デー
タに変換し(処理524)、その画像をプロッタ6より
記録出力する(処理525)。
【0108】このようにして、本実施例では、不正なア
クセスがあった旨を、エラー内容とともに、管理者に、
電子メール、ファクシミリ送信、または、レポート画像
を記録出力することで通知しているので、管理者は、不
正なアクセスがどこからされたか、および、どの段階で
エラーと判断されたかを明確に知ることができ、不正な
アクセスの予防、または、正規ユーザに対するエラー原
因の通知など、適切に保守作業を行うことができる。ま
た、管理者が一番便利な手段で、エラーレポートを得る
ことができるので、管理者の手間を大幅に削減すること
ができる。
【0109】なお、この場合には、管理者のメールアド
レス、および、ファクシミリ電話番号は、あらかじめネ
ットワークファクシミリ装置に登録しておく。
【0110】図13および図14は、本発明のまたさら
に他の実施例にかかる、電子メールを受信した際のネッ
トワークファクシミリ装置の動作の一例を示している。
【0111】電子メールを受信すると(判断601の結
果がYES)、その電子メールの「Subject」フ
ィールドの内容を調べて、電子メールの種別を判定する
(処理602)。「Subject」フィールドに、指
示語「RELAY」が含まれておらず、中継送信依頼の
電子メールでない場合には(判断603の結果がN
O)、そのときに受信した電子メールに対応した処理を
実行して(処理604)、この動作を終了する。
【0112】また、「Subject」フィールドに、
指示語「RELAY」が含まれていて、中継送信依頼の
電子メールである場合には(判断603の結果がYE
S)、そのときに受信した電子メールの「From」フ
ィールドのメールアドレスが公開鍵テーブルに登録され
ているかどうかを調べ(処理605)、登録されている
場合には(判断606の結果がYES)、そのメールア
ドレスに対応して登録されている公開鍵情報を取り出
す。
【0113】そして、「Subject」フィールドの
残りの部分のデータを取り出して(処理607)、その
データについて、公開鍵情報を適用した所定の暗号の復
号処理を実行して、元の中継宛先番号および中継宛先名
称を得る(処理608)。
【0114】この復号処理が適切に終了して、判断60
9の結果がYESになるときには、そのときに取り出し
た中継宛先番号が、所定の電話番号体系に一致するかど
うかを調べる(処理610)。
【0115】そのときに取り出した中継宛先番号が、所
定の電話番号体系に一致した場合で、判断611の結果
がYESになるときには、その中継宛先番号へ発呼し
て、電子メールの本文情報をMIME逆変換して形成し
た画情報を送信する、ファクシミリ中継送信処理(処理
612)を実行して、中継送信動作を行う。
【0116】また、そのときに受信した電子メールの
「From」フィールドのメールアドレスが公開鍵テー
ブルに登録されていない場合で判断606の結果がNO
になるときには、エラー情報として「鍵なし」を保存し
(処理613)、復号処理で適切に宛先番号および宛先
名称を得ることができなかった場合で判断609の結果
がNOになるときには、エラー情報として「復号エラ
ー」を保存し(処理614)、そのときに取り出した中
継宛先番号が所定の電話番号体系に一致しない場合で判
断611の結果がNOになるときには、エラー情報とし
て「電話番号エラー」を保存し(処理615)、そのと
きの送信元ユーザのメールアドレスに基づいて、図15
に示すような不正アクセステーブルの内容を更新する
(処理616)。ここで、不正アクセステーブルは、不
正アクセスをしたユーザのメールアドレスをあらわす不
正アクセスユーザと、そのユーザの不正アクセス回数を
記憶したものである。
【0117】次いで、図16に示すように、不正な中継
依頼送信のアクセスがあった旨を、そのエラー情報およ
び不正アクセス回数とともに、管理者に通知するレポー
トの本文データを作成する(処理617)。
【0118】次いで、管理者に対して電子メールでエラ
ーレポートを通知するように設定されているかどうかを
調べ(判断618)、管理者に対して電子メールでエラ
ーレポートを通知するように設定されている場合で、判
断618の結果がYESになるときには、処理617で
作成したレポートを送信する電子メールを作成し(処理
619)、その電子メールを管理者に送信する(処理6
20)。
【0119】次に、管理者に対してファクシミリ送信で
エラーレポートを通知するように設定されているかどう
かを調べ(判断621)、管理者に対してファクシミリ
送信でエラーレポートを通知するように設定されている
場合で、判断621の結果がYESになるときには、処
理617で作成したレポートの本文データを対応するフ
ァクシミリ画情報に変換し(処理622)、あらかじめ
登録されている管理者電話番号へ発呼して、そのファク
シミリ画情報を送信する(処理623)。
【0120】さらに、エラーレポートを記録出力するよ
うに設定されているかどうかを調べ(判断624)、エ
ラーレポートを記録出力するように設定されている場合
で、判断624の結果がYESになるときには、処理6
17で作成したレポートの本文データを対応する画像デ
ータに変換し(処理625)、その画像をプロッタ6よ
り記録出力する(処理626)。
【0121】このようにして、本実施例では、不正なア
クセスがあった旨を、エラー内容および不正アクセス回
数とともに、管理者に、電子メール、ファクシミリ送
信、または、レポート画像を記録出力することで通知し
ているので、管理者は、不正なアクセスがどこから何回
されたか、および、どの段階でエラーと判断されたかを
明確に知ることができ、不正なアクセスの予防、また
は、正規ユーザに対するエラー原因の通知など、適切に
保守作業を行うことができる。また、管理者が一番便利
な手段で、エラーレポートを得ることができるので、管
理者の手間を大幅に削減することができる。
【0122】なお、この場合には、管理者のメールアド
レス、および、ファクシミリ電話番号は、あらかじめネ
ットワークファクシミリ装置に登録しておく。
【0123】ところで、上述した通信ネットワークに
は、複数のネットワークファクシミリ装置が含まれて、
それぞれのネットワークファクシミリ装置で、不正アク
セスの状況を監視するとともに、不正アクセスされた場
合には、依頼された中継送信を行わず、不正アクセスが
された旨をあらわすレポートを管理者に出力するように
しているが、通信システム全体で不正アクセスを考えた
場合には、おのおののネットワークファクシミリ装置が
受けた不正アクセスを他のネットワークファクシミリ装
置に対して通知しておくことが好ましい。
【0124】そのために、まず、通信ネットワークに含
まれる複数のネットワークファクシミリ装置のメールア
ドレス(ネットワークアドレス)を、図17に示すよう
に、ネットワークファクシミリアドレステーブルに登録
しておき、不正アクセスがされると、その旨を他のネッ
トワークファクシミリ装置に対して電子メールで通知す
るようにするとよい。
【0125】図18、図19、および、図20は、この
場合に電子メールを受信した際のネットワークファクシ
ミリ装置の動作の一例を示している。
【0126】電子メールを受信すると(判断701の結
果がYES)、その電子メールの「Subject」フ
ィールドの内容を調べて、電子メールの種別を判定する
(処理702)。
【0127】「Subject」フィールドに、指示語
「RELAY」が含まれていて、中継送信依頼の電子メ
ールである場合には(判断703の結果がYES)、そ
のときに受信した電子メールの「From」フィールド
のメールアドレスが公開鍵テーブルに登録されているか
どうかを調べ(処理705)、登録されている場合には
(判断706の結果がYES)、そのメールアドレスに
対応して登録されている公開鍵情報を取り出す。
【0128】そして、「Subject」フィールドの
残りの部分のデータを取り出して(処理707)、その
データについて、公開鍵情報を適用した所定の暗号の復
号処理を実行して、元の中継宛先番号および中継宛先名
称を得る(処理708)。
【0129】この復号処理が適切に終了して、判断70
9の結果がYESになるときには、そのときに取り出し
た中継宛先番号が、所定の電話番号体系に一致するかど
うかを調べる(処理710)。
【0130】そのときに取り出した中継宛先番号が、所
定の電話番号体系に一致した場合で、判断711の結果
がYESになるときには、その中継宛先番号へ発呼し
て、電子メールの本文情報をMIME逆変換して形成し
た画情報を送信する、ファクシミリ中継送信処理(処理
712)を実行して、中継送信動作を行う。
【0131】また、そのときに受信した電子メールの
「From」フィールドのメールアドレスが秘密鍵テー
ブルに登録されていない場合で判断706の結果がNO
になるときには、エラー情報として「鍵なし」を保存し
(処理713)、復号処理で適切に宛先番号および宛先
名称を得ることができなかった場合で判断709の結果
がNOになるときには、エラー情報として「復号エラ
ー」を保存し(処理714)、そのときに取り出した中
継宛先番号が所定の電話番号体系に一致しない場合で判
断711の結果がNOになるときには、エラー情報とし
て「電話番号エラー」を保存する(処理715)。
【0132】次いで、そのときの送信元ユーザのメール
アドレスに基づいて、図21に示すような不正アクセス
ユーザを通知する電子メールを作成する(処理71
6)。ここで、この不正アクセスユーザを通知する電子
メールには、「Subject」フィールドに「ERR
OR REPORT」を含み、本文データには、指示語
「[illegal user]」と、不正アクセスユ
ーザのメールアドレスが配置される。よって、電子メー
ルを受信して、その「Subject」フィールドに
「ERROR REPORT」が配置されていれば、そ
の電子メールが不正アクセスユーザを通知するためのも
のであると判断することができる。
【0133】そして、その作成した電子メールを、ネッ
トワークファクシミリアドレステーブルに登録されてい
る全てのメールアドレスに対して送信し(処理71
7)、次いで、そのときの送信元ユーザのメールアドレ
スに基づいて、上述と同様な不正アクセステーブルの内
容を更新する(処理718)。
【0134】次に、上述と同様に、不正な中継依頼送信
のアクセスがあった旨を、そのエラー情報および不正ア
クセス回数とともに、管理者に通知するレポートの本文
データを作成する(処理719)。
【0135】次いで、管理者に対して電子メールでエラ
ーレポートを通知するように設定されているかどうかを
調べ(判断720)、管理者に対して電子メールでエラ
ーレポートを通知するように設定されている場合で、判
断718の結果がYESになるときには、処理717で
作成したレポートを送信する電子メールを作成し(処理
721)、その電子メールを管理者に送信する(処理7
22)。
【0136】次に、管理者に対してファクシミリ送信で
エラーレポートを通知するように設定されているかどう
かを調べ(判断723)、管理者に対してファクシミリ
送信でエラーレポートを通知するように設定されている
場合で、判断723の結果がYESになるときには、処
理719で作成したレポートの本文データを対応するフ
ァクシミリ画情報に変換し(処理724)、あらかじめ
登録されている管理者電話番号へ発呼して、そのファク
シミリ画情報を送信する(処理725)。
【0137】さらに、エラーレポートを記録出力するよ
うに設定されているかどうかを調べ(判断726)、エ
ラーレポートを記録出力するように設定されている場合
で、判断726の結果がYESになるときには、処理7
19で作成したレポートの本文データを対応する画像デ
ータに変換し(処理727)、その画像をプロッタ6よ
り記録出力する(処理728)。
【0138】また、「Subject」フィールドに、
指示語「RELAY」が含まれておらず、中継送信依頼
の電子メールでない場合には(判断703の結果がN
O)、受信した電子メールの「Subject」フィー
ルドに「ERROR REPORT」が配置されている
かどうかを調べる(判断730)。
【0139】受信した電子メールの「Subject」
フィールドに「ERROR REPORT」が配置され
ている場合で、判断730の結果がYESになるときに
は、受信した電子メールの本文から不正アクセスユーザ
のメールアドレスを取り出して(処理731)、そのメ
ールアドレスで上述した不正アクセステーブルを更新し
て、この動作を終了する。また、判断730の結果がN
Oになるときには、そのときに受信した電子メールに対
応した処理を実行して(処理733)、この動作を終了
する。
【0140】ところで、上述した実施例では、不正なア
クセスを行ったユーザについては、ユーザアドレスと不
正アクセス回数を記憶するようにしているが、さらに、
不正アクセス回数が一定値以上になっているユーザから
受信した電子メールは、全て廃棄するように、電子メー
ルの受信制御を行うようにすることもできる。
【0141】この場合のこの場合に電子メールを受信し
た際のネットワークファクシミリ装置の動作の一例を図
22、図23、および、図24に示す。
【0142】電子メールを受信すると(判断801の結
果がYES)、まず、電子メールの「From」フィー
ルドにセットされているユーザアドレスが、不正アクセ
ステーブルに登録されていて、その不正アクセス回数が
所定値(例えば、5)以上になっている不正ユーザであ
るかどうかを調べる(判断802)。電子メールの「F
rom」フィールドにセットされているユーザアドレス
が不正ユーザのものである場合で、判断802の結果が
YESになるときには、上述した不正アクセス通知メー
ルを作成して、他のネットワークファクシミリ装置に送
信し(処理803)、そのときの送信元ユーザのユーザ
アドレスにより不正アクセステーブルの内容を更新して
(処理804)、この動作を終了する。
【0143】また、電子メールの「From」フィール
ドにセットされているユーザアドレスが不正ユーザのも
のではない場合で、判断802の結果がNOになるとき
には、その電子メールの「Subject」フィールド
の内容を調べて、電子メールの種別を判定する(処理8
05)。
【0144】「Subject」フィールドに、指示語
「RELAY」が含まれていて、中継送信依頼の電子メ
ールである場合には(判断806の結果がYES)、そ
のときに受信した電子メールの「From」フィールド
のメールアドレスが公開鍵テーブルに登録されているか
どうかを調べ(処理807)、登録されている場合には
(判断808の結果がYES)、そのメールアドレスに
対応して登録されている公開鍵情報を取り出す。
【0145】そして、「Subject」フィールドの
残りの部分のデータを取り出して(処理809)、その
データについて、公開鍵情報を適用した所定の暗号の復
号処理を実行して、元の中継宛先番号および中継宛先名
称を得る(処理810)。
【0146】この復号処理が適切に終了して、判断81
1の結果がYESになるときには、そのときに取り出し
た中継宛先番号が、所定の電話番号体系に一致するかど
うかを調べる(処理812)。
【0147】そのときに取り出した中継宛先番号が、所
定の電話番号体系に一致した場合で、判断813の結果
がYESになるときには、その中継宛先番号へ発呼し
て、電子メールの本文情報をMIME逆変換して形成し
た画情報を送信する、ファクシミリ中継送信処理(処理
815)を実行して、中継送信動作を行う。
【0148】また、そのときに受信した電子メールの
「From」フィールドのメールアドレスが秘密鍵テー
ブルに登録されていない場合で判断808の結果がNO
になるときには、エラー情報として「鍵なし」を保存し
(処理816)、復号処理で適切に宛先番号および宛先
名称を得ることができなかった場合で判断811の結果
がNOになるときには、エラー情報として「復号エラ
ー」を保存し(処理817)、そのときに取り出した中
継宛先番号が所定の電話番号体系に一致しない場合で判
断813の結果がNOになるときには、エラー情報とし
て「電話番号エラー」を保存する(処理818)。
【0149】次いで、そのときの送信元ユーザのメール
アドレスに基づいて、上述と同様な不正アクセスユーザ
を通知する電子メールを作成する(処理820)。
【0150】そして、その作成した電子メールを、ネッ
トワークファクシミリアドレステーブルに登録されてい
る全てのメールアドレスに対して送信し(処理82
1)、次いで、そのときの送信元ユーザのメールアドレ
スに基づいて、上述と同様な不正アクセステーブルの内
容を更新する(処理822)。
【0151】次に、上述と同様に、不正な中継依頼送信
のアクセスがあった旨を、そのエラー情報および不正ア
クセス回数とともに、管理者に通知するレポートの本文
データを作成する(処理823)。
【0152】次いで、管理者に対して電子メールでエラ
ーレポートを通知するように設定されているかどうかを
調べ(判断824)、管理者に対して電子メールでエラ
ーレポートを通知するように設定されている場合で、判
断824の結果がYESになるときには、処理823で
作成したレポートを送信する電子メールを作成し(処理
825)、その電子メールを管理者に送信する(処理8
26)。
【0153】次に、管理者に対してファクシミリ送信で
エラーレポートを通知するように設定されているかどう
かを調べ(判断827)、管理者に対してファクシミリ
送信でエラーレポートを通知するように設定されている
場合で、判断827の結果がYESになるときには、処
理823で作成したレポートの本文データを対応するフ
ァクシミリ画情報に変換し(処理828)、あらかじめ
登録されている管理者電話番号へ発呼して、そのファク
シミリ画情報を送信する(処理829)。
【0154】さらに、エラーレポートを記録出力するよ
うに設定されているかどうかを調べ(判断830)、エ
ラーレポートを記録出力するように設定されている場合
で、判断830の結果がYESになるときには、処理8
23で作成したレポートの本文データを対応する画像デ
ータに変換し(処理831)、その画像をプロッタ6よ
り記録出力する(処理832)。
【0155】また、「Subject」フィールドに、
指示語「RELAY」が含まれておらず、中継送信依頼
の電子メールでない場合には(判断806の結果がN
O)、受信した電子メールの「Subject」フィー
ルドに「ERROR REPORT」が配置されている
かどうかを調べる(判断835)。
【0156】受信した電子メールの「Subject」
フィールドに「ERROR REPORT」が配置され
ている場合で、判断836の結果がYESになるときに
は、受信した電子メールの本文から不正アクセスユーザ
のメールアドレスを取り出して(処理837)、そのメ
ールアドレスで上述した不正アクセステーブルを更新し
て、この動作を終了する。また、判断836の結果がN
Oになるときには、そのときに受信した電子メールに対
応した処理を実行して(処理838)、この動作を終了
する。
【0157】なお、上述した実施例では、不正アクセス
テーブルに、不正アクセスをしたユーザのメールアドレ
スと、不正アクセス回数を登録するようにしているが、
この登録する情報の内容は、これに限ることはない。例
えば、不正アクセスをしたユーザのメールアドレスとア
クセス時刻を、不正アクセス履歴情報として保存し、不
正アクセス通知レポートを作成する際に、同一メールア
ドレスの登録回数を計数し、その計数値を不正アクセス
回数として用いるようにすることもできる。
【0158】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
あらかじめユーザに登録された秘密鍵情報または公開鍵
情報を適用して、暗号化された情報を復号処理し、中継
宛先情報等を得ているので、あらかじめ登録されたユー
ザ以外の不正ユーザは、このネットワークファクシミリ
装置を利用した中継送信を適切に行わせることができな
いので、不正な中継送信動作を抑制することができ、通
信ネットワークの運営を円滑に行うことができるように
なるという効果を得る。
【0159】また、暗号化された情報の復号処理が適切
に終了し、かつ、得られた宛先電話番号が所定の電話番
号体系に合致した電話番号なっている場合に限り、受信
した電子メールの中継送信を実行するので、不正な中継
送信動作を抑制することができ、通信ネットワークの運
営を円滑に行うことができるようになるという効果を得
る。
【0160】また、不正なアクセスがあった旨を、エラ
ー情報とともに、電子メール、ファクシミリ通信、また
は、レポートのハードコピーを用いて管理者に通知して
いるので、管理者は、不正なアクセスがどこからされた
か、および、どの段階でエラーと判断されたかを明確に
知ることができ、不正なアクセスの予防、または、正規
ユーザに対するエラー原因の通知など、適切に保守作業
を行うことができるという効果を得る。
【0161】また、不正なアクセスがあった旨を、エラ
ー内容および不正アクセス回数とともに、管理者に、電
子メール、ファクシミリ送信、または、レポート画像を
記録出力することで通知しているので、管理者は、不正
なアクセスがどこから何回されたか、および、どの段階
でエラーと判断されたかを明確に知ることができ、不正
なアクセスの予防、または、正規ユーザに対するエラー
原因の通知など、適切に保守作業を行うことができる。
また、管理者が一番便利な手段で、エラーレポートを得
ることができるので、管理者の手間を大幅に削減するこ
とができるという効果も得る。
【0162】また、通信ネットワークシステムに含まれ
る複数のネットワークファクシミリ装置間で、自端末が
受けた不正アクセスを他のネットワークファクシミリ装
置に対して通知するので、不正ユーザが別個のネットワ
ークファクシミリ装置に対して同様な攻撃をしている場
合に、かかる不正ユーザを適切に排除することができる
という効果を得る。
【0163】また、不正アクセス回数が一定値以上にな
っているユーザから受信した電子メールは、全て廃棄す
るように、電子メールの受信制御を行っているので、不
正ユーザのアクセスを適切に排除できるという効果を得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる通信システムを示し
たブロック図。
【図2】ネットワークファクシミリ装置の構成例を示し
たブロック図。
【図3】中継送信依頼をするときの電子メールの一例を
示した概略図。
【図4】秘密鍵テーブルの一例を示した概略図。
【図5】電子メールを受信した際のネットワークファク
シミリ装置の動作の一例を示したフローチャート。
【図6】公開鍵テーブルの一例を示した概略図。
【図7】電子メールを受信した際のネットワークファク
シミリ装置の動作の他の例を示したフローチャート。
【図8】電子メールを受信した際のネットワークファク
シミリ装置の動作のさらに他の例を示したフローチャー
ト。
【図9】電子メールを受信した際のネットワークファク
シミリ装置の動作のまたさらに他の例を示したフローチ
ャート。
【図10】不正な中継依頼送信のアクセスがあった旨
を、そのエラー情報とともに、管理者に通知するレポー
トの電子メールの一例を示した概略図。
【図11】電子メールを受信した際のネットワークファ
クシミリ装置の動作の別な例の一部を示したフローチャ
ート。
【図12】電子メールを受信した際のネットワークファ
クシミリ装置の動作の別な例の残りの部分を示したフロ
ーチャート。
【図13】電子メールを受信した際のネットワークファ
クシミリ装置の動作のさらに別な例の一部を示したフロ
ーチャート。
【図14】電子メールを受信した際のネットワークファ
クシミリ装置の動作のさらに別な例の残りの部分を示し
たフローチャート。
【図15】不正アクセステーブルの一例を示した概略
図。
【図16】不正な中継依頼送信のアクセスがあった旨
を、そのエラー情報および不正アクセス回数とともに、
管理者に通知するレポートの電子メールの一例を示した
概略図。
【図17】ネットワークファクシミリアドレステーブル
の一例を示した概略図。
【図18】電子メールを受信した際のネットワークファ
クシミリ装置の動作のまたさらに別な例の一部を示した
フローチャート。
【図19】電子メールを受信した際のネットワークファ
クシミリ装置の動作のまたさらに別な例の他の部分を示
したフローチャート。
【図20】電子メールを受信した際のネットワークファ
クシミリ装置の動作のまたさらに別な例の残りの部分を
示したフローチャート。
【図21】不正アクセスユーザを通知する電子メールの
一例を示した概略図。
【図22】電子メールを受信した際のネットワークファ
クシミリ装置の動作のまたさらに別な例の一部を示した
フローチャート。
【図23】電子メールを受信した際のネットワークファ
クシミリ装置の動作のまたさらに別な例の他の部分を示
したフローチャート。
【図24】電子メールを受信した際のネットワークファ
クシミリ装置の動作のまたさらに別な例の残りの部分を
示したフローチャート。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/00 104 H04N 1/32 Z 1/32 1/44 1/44 H04L 9/00 673C (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/66 H04N 1/00 104 H04N 1/32 G09C 1/00 640

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローカルエリアネットワークまたはイン
    ターネットを介して電子メールをやりとりする機能と、
    公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファク
    シミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークフ
    ァクシミリ装置の制御方法において、 中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
    ルに含まれている中継宛先番号を指定する中継宛先情報
    を取り出して、その中継宛先情報に対し、所定の鍵デー
    タを用いた暗号復号処理を適用して元の中継宛先番号を
    形成し、 その形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メー
    ルの画情報を送信することを特徴とするネットワークフ
    ァクシミリ装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 ローカルエリアネットワークまたはイン
    ターネットを介して電子メールをやりとりする機能と、
    公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファク
    シミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークフ
    ァクシミリ装置の制御方法において、 所定の秘密鍵データを記憶する記憶手段を備え、 中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
    ルに含まれている中継宛先番号を指定する中継宛先情報
    を取り出して、その中継宛先情報に対し、上記記憶手段
    に記憶している秘密鍵データを用いた暗号復号処理を適
    用して元の中継宛先番号を形成し、 その形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メー
    ルの画情報を送信することを特徴とするネットワークフ
    ァクシミリ装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 ローカルエリアネットワークまたはイン
    ターネットを介して電子メールをやりとりする機能と、
    公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファク
    シミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークフ
    ァクシミリ装置の制御方法において、 中継送信依頼可能なユーザのネットワークアドレスと、
    そのネットワークアドレスに対応したおのおののユーザ
    の秘密鍵データを記憶する記憶手段を備え、 中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
    ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
    て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
    れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
    て上記記憶手段に記憶されている秘密鍵データを取り出
    すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
    先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
    先情報に対し、上記取り出した秘密鍵データを用いた暗
    号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
    形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
    画情報を送信する一方、 受信したその電子メールの送信元ユーザのネットワーク
    アドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合に
    は、中継送信動作を行わないことを特徴とするネットワ
    ークファクシミリ装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 ローカルエリアネットワークまたはイン
    ターネットを介して電子メールをやりとりする機能と、
    公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファク
    シミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークフ
    ァクシミリ装置の制御方法において、 中継送信依頼可能なユーザのネットワークアドレスと、
    そのネットワークアドレスに対応したおのおののユーザ
    の秘密鍵データを記憶する記憶手段を備え、 中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
    ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
    て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
    れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
    て上記記憶手段に記憶されている秘密鍵データを取り出
    すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
    先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
    先情報に対し、上記取り出した秘密鍵データを用いた暗
    号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
    形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
    画情報を送信する一方、 受信したその電子メールの送信元ユーザのネットワーク
    アドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、ま
    たは、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛
    先番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号
    処理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号
    体系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わ
    ず、あらかじめ登録されている管理者に対して、不正な
    中継送信依頼を受け取ったことを通知する所定のレポー
    ト電子メールを送信することを特徴とするネットワーク
    ファクシミリ装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 ローカルエリアネットワークまたはイン
    ターネットを介して電子メールをやりとりする機能と、
    公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファク
    シミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークフ
    ァクシミリ装置の制御方法において、 中継送信依頼可能なユーザのネットワークアドレスと、
    そのネットワークアドレスに対応したおのおののユーザ
    の秘密鍵データを記憶する記憶手段を備え、 中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
    ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
    て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
    れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
    て上記記憶手段に記憶されている秘密鍵データを取り出
    すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
    先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
    先情報に対し、上記取り出した秘密鍵データを用いた暗
    号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
    形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
    画情報を送信する一方、 受信したその電子メールの送信元ユーザのネットワーク
    アドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、ま
    たは、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛
    先番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号
    処理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号
    体系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わ
    ず、あらかじめ登録されている管理者に対して、不正な
    中継送信依頼を受け取ったことを通知する所定のレポー
    ト画情報をファクシミリ伝送手順により送信することを
    特徴とするネットワークファクシミリ装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 ローカルエリアネットワークまたはイン
    ターネットを介して電子メールをやりとりする機能と、
    公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファク
    シミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークフ
    ァクシミリ装置の制御方法において、 中継送信依頼可能なユーザのネットワークアドレスと、
    そのネットワークアドレスに対応したおのおののユーザ
    の秘密鍵データを記憶する記憶手段を備え、 中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
    ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
    て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
    れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
    て上記記憶手段に記憶されている秘密鍵データを取り出
    すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
    先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
    先情報に対し、上記取り出した秘密鍵データを用いた暗
    号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
    形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
    画情報を送信する一方、 受信したその電子メールの送信元ユーザのネットワーク
    アドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、ま
    たは、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛
    先番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号
    処理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号
    体系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わ
    ず、不正な中継送信依頼を受け取ったことを通知する所
    定のレポート画像を記録出力することを特徴とするネッ
    トワークファクシミリ装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 ローカルエリアネットワークまたはイン
    ターネットを介して電子メールをやりとりする機能と、
    公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファク
    シミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークフ
    ァクシミリ装置の制御方法において、 中継送信依頼可能なユーザのネットワークアドレスと、
    そのネットワークアドレスに対応したおのおののユーザ
    の秘密鍵データを記憶する記憶手段を備え、 中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
    ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
    て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
    れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
    て上記記憶手段に記憶されている秘密鍵データを取り出
    すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
    先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
    先情報に対し、上記取り出した秘密鍵データを用いた暗
    号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
    形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
    画情報を送信する一方、 受信したその電子メールの送信元ユーザのネットワーク
    アドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、ま
    たは、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛
    先番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号
    処理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号
    体系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わ
    ず、不正な中継送信依頼を受け取ったことをあらわす履
    歴情報を記憶することを特徴とするネットワークファク
    シミリ装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 ローカルエリアネットワークまたはイン
    ターネットを介して電子メールをやりとりする機能と、
    公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファク
    シミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークフ
    ァクシミリ装置の制御方法において、 中継送信依頼可能なユーザのネットワークアドレスと、
    そのネットワークアドレスに対応したおのおののユーザ
    の公開鍵データを記憶する記憶手段を備え、 中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
    ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
    て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
    れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
    て上記記憶手段に記憶されている公開鍵データを取り出
    すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
    先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
    先情報に対し、上記取り出した公開鍵データを用いた暗
    号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
    形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
    画情報を送信する一方、 受信したその電子メールの送信元ユーザのネットワーク
    アドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合に
    は、中継送信動作を行わないことを特徴とするネットワ
    ークファクシミリ装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 ローカルエリアネットワークまたはイン
    ターネットを介して電子メールをやりとりする機能と、
    公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファク
    シミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークフ
    ァクシミリ装置の制御方法において、 中継送信依頼可能なユーザのネットワークアドレスと、
    そのネットワークアドレスに対応したおのおののユーザ
    の公開鍵データを記憶する記憶手段を備え、 中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
    ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
    て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
    れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
    て上記記憶手段に記憶されている公開鍵データを取り出
    すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
    先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
    先情報に対し、上記取り出した公開鍵データを用いた暗
    号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
    形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
    画情報を送信する一方、 受信したその電子メールの送信元ユーザのネットワーク
    アドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、ま
    たは、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛
    先番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号
    処理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号
    体系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わ
    ず、あらかじめ登録されている管理者に対して、不正な
    中継送信依頼を受け取ったことを通知する所定のレポー
    ト電子メールを送信することを特徴とするネットワーク
    ファクシミリ装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 ローカルエリアネットワークまたはイ
    ンターネットを介して電子メールをやりとりする機能
    と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
    ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
    クファクシミリ装置の制御方法において、 中継送信依頼可能なユーザのネットワークアドレスと、
    そのネットワークアドレスに対応したおのおののユーザ
    の公開鍵データを記憶する記憶手段を備え、 中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
    ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
    て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
    れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
    て上記記憶手段に記憶されている公開鍵データを取り出
    すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
    先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
    先情報に対し、上記取り出した公開鍵データを用いた暗
    号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
    形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
    画情報を送信する一方、 受信したその電子メールの送信元ユーザのネットワーク
    アドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、ま
    たは、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛
    先番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号
    処理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号
    体系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わ
    ず、あらかじめ登録されている管理者に対して、不正な
    中継送信依頼を受け取ったことを通知する所定のレポー
    ト画情報をファクシミリ伝送手順により送信することを
    特徴とするネットワークファクシミリ装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 ローカルエリアネットワークまたはイ
    ンターネットを介して電子メールをやりとりする機能
    と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
    ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
    クファクシミリ装置の制御方法において、 中継送信依頼可能なユーザのネットワークアドレスと、
    そのネットワークアドレスに対応したおのおののユーザ
    の公開鍵データを記憶する記憶手段を備え、 中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
    ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
    て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
    れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
    て上記記憶手段に記憶されている公開鍵データを取り出
    すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
    先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
    先情報に対し、上記取り出した公開鍵データを用いた暗
    号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
    形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
    画情報を送信する一方、 受信したその電子メールの送信元ユーザのネットワーク
    アドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、ま
    たは、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛
    先番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号
    処理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号
    体系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わ
    ず、不正な中継送信依頼を受け取ったことを通知する所
    定のレポート画像を記録出力することを特徴とするネッ
    トワークファクシミリ装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 ローカルエリアネットワークまたはイ
    ンターネットを介して電子メールをやりとりする機能
    と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
    ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
    クファクシミリ装置の制御方法において、 中継送信依頼可能なユーザのネットワークアドレスと、
    そのネットワークアドレスに対応したおのおののユーザ
    の公開鍵データを記憶する記憶手段を備え、 中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
    ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
    て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
    れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
    て上記記憶手段に記憶されている公開鍵データを取り出
    すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
    先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
    先情報に対し、上記取り出した公開鍵データを用いた暗
    号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
    形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
    画情報を送信する一方、 受信したその電子メールの送信元ユーザのネットワーク
    アドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、ま
    たは、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛
    先番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号
    処理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号
    体系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わ
    ず、不正な中継送信依頼を受け取ったことをあらわす履
    歴情報を記憶することを特徴とするネットワークファク
    シミリ装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 ローカルエリアネットワークまたはイ
    ンターネットを介して電子メールをやりとりする機能
    と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
    ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
    クファクシミリ装置の制御方法において、 中継送信依頼可能なユーザのネットワークアドレスと、
    そのネットワークアドレスに対応したおのおののユーザ
    の公開鍵データを記憶する公開鍵データ記憶手段と、 他のネットワークファクシミリ装置の1つ以上のネット
    ワークアドレスを記憶したネットワークアドレス記憶手
    段と、 不正ユーザのネットワークアドレスを登録する不正アク
    セステーブルを記憶する不正アクセステーブル記憶手段
    を備え、 中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
    ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
    て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
    れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
    て上記記憶手段に記憶されている公開鍵データを取り出
    すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
    先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
    先情報に対し、上記取り出した公開鍵データを用いた暗
    号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
    形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
    画情報を送信する一方、 受信したその電子メールの送信元ユーザのネットワーク
    アドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、ま
    たは、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛
    先番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号
    処理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号
    体系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わ
    ず、その電子メールの送信元ユーザのネットワークアド
    レスを上記不正アクセステーブルに登録するとともに、
    そのネットワークアドレスが不正ユーザネットワークア
    ドレスである旨を通知する電子メールを、上記ネットワ
    ークアドレス記憶手段に記憶されている全てのネットワ
    ークアドレスに対して送信し、 受信した電子メールで通知された上記不正ユーザネット
    ワークアドレスを、上記不正ユーザテーブルに登録する
    ことを特徴とするネットワークファクシミリ装置の制御
    方法。
  14. 【請求項14】 ローカルエリアネットワークまたはイ
    ンターネットを介して電子メールをやりとりする機能
    と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
    ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
    クファクシミリ装置の制御方法において、 中継送信依頼可能なユーザのネットワークアドレスと、
    そのネットワークアドレスに対応したおのおののユーザ
    の秘密鍵データを記憶する秘密鍵データ記憶手段と、 他のネットワークファクシミリ装置の1つ以上のネット
    ワークアドレスを記憶したネットワークアドレス記憶手
    段と、 不正ユーザのネットワークアドレスを登録する不正アク
    セステーブルを記憶する不正アクセステーブル記憶手段
    を備え、 中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
    ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
    て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
    れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
    て上記記憶手段に記憶されている秘密鍵データを取り出
    すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
    先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
    先情報に対し、上記取り出した秘密鍵データを用いた暗
    号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
    形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
    画情報を送信する一方、 受信したその電子メールの送信元ユーザのネットワーク
    アドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、ま
    たは、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛
    先番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号
    処理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号
    体系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わ
    ず、その電子メールの送信元ユーザのネットワークアド
    レスを上記不正アクセステーブルに登録するとともに、
    そのネットワークアドレスが不正ユーザネットワークア
    ドレスである旨を通知する電子メールを、上記ネットワ
    ークアドレス記憶手段に記憶されている全てのネットワ
    ークアドレスに対して送信し、 受信した電子メールで通知された上記不正ユーザネット
    ワークアドレスを、上記不正ユーザテーブルに登録する
    ことを特徴とするネットワークファクシミリ装置の制御
    方法。
  15. 【請求項15】 ローカルエリアネットワークまたはイ
    ンターネットを介して電子メールをやりとりする機能
    と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
    ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
    クファクシミリ装置の制御方法において、 中継送信依頼可能なユーザのネットワークアドレスと、
    そのネットワークアドレスに対応したおのおののユーザ
    の公開鍵データを記憶する公開鍵データ記憶手段と、 他のネットワークファクシミリ装置の1つ以上のネット
    ワークアドレスを記憶したネットワークアドレス記憶手
    段と、 不正ユーザのネットワークアドレスと不正アクセス回数
    を登録する不正アクセステーブルを記憶する不正アクセ
    ステーブル記憶手段を備え、 中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
    ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
    て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
    れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
    て上記記憶手段に記憶されている公開鍵データを取り出
    すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
    先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
    先情報に対し、上記取り出した公開鍵データを用いた暗
    号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
    形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
    画情報を送信する一方、 受信したその電子メールの送信元ユーザのネットワーク
    アドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、ま
    たは、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛
    先番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号
    処理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号
    体系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わ
    ず、その電子メールの送信元ユーザのネットワークアド
    レスに基づいて上記不正アクセステーブルを更新すると
    ともに、そのネットワークアドレスが不正ユーザネット
    ワークアドレスである旨を通知する電子メールを、上記
    ネットワークアドレス記憶手段に記憶されている全ての
    ネットワークアドレスに対して送信し、 受信した電子メールで通知された上記不正ユーザネット
    ワークアドレスにより、上記不正ユーザテーブルを更新
    するとともに、 受信した電子メールの送信元ユーザのネットワークアド
    レスが、上記不正ユーザテーブルに登録されていて、そ
    の不正アクセス回数が所定値以上の場合には、電子メー
    ルを廃棄することを特徴とするネットワークファクシミ
    リ装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 ローカルエリアネットワークまたはイ
    ンターネットを介して電子メールをやりとりする機能
    と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
    ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
    クファクシミリ装置の制御方法において、 中継送信依頼可能なユーザのネットワークアドレスと、
    そのネットワークアドレスに対応したおのおののユーザ
    の秘密鍵データを記憶する秘密鍵データ記憶手段と、 他のネットワークファクシミリ装置の1つ以上のネット
    ワークアドレスを記憶したネットワークアドレス記憶手
    段と、 不正ユーザのネットワークアドレスを登録する不正アク
    セステーブルを記憶する不正アクセステーブル記憶手段
    を備え、 中継送信依頼の電子メールを受信すると、その電子メー
    ルの送信元ユーザのネットワークアドレスを取り出し
    て、そのネットワークアドレスが上記記憶手段に登録さ
    れている場合には、そのネットワークアドレスに対応し
    て上記記憶手段に記憶されている秘密鍵データを取り出
    すとともに、受信した電子メールに含まれている中継宛
    先番号を指定する中継宛先情報を取り出し、その中継宛
    先情報に対し、上記取り出した秘密鍵データを用いた暗
    号復号処理を適用して元の中継宛先番号を形成し、その
    形成した中継宛先番号へ発呼し、受信した電子メールの
    画情報を送信する一方、 受信したその電子メールの送信元ユーザのネットワーク
    アドレスが、上記記憶手段に登録されていない場合、ま
    たは、上記暗号復号処理が適切に終了せずに上記中継宛
    先番号を形成できなかった場合、または、上記暗号復号
    処理により形成した上記中継宛先番号が所定の電話番号
    体系に合致しなかった場合には、中継送信動作を行わ
    ず、その電子メールの送信元ユーザのネットワークアド
    レスに基づいて上記不正アクセステーブルを更新すると
    ともに、そのネットワークアドレスが不正ユーザネット
    ワークアドレスである旨を通知する電子メールを、上記
    ネットワークアドレス記憶手段に記憶されている全ての
    ネットワークアドレスに対して送信し、 受信した電子メールで通知された上記不正ユーザネット
    ワークアドレスにより、上記不正ユーザテーブルを更新
    するとともに、 受信した電子メールの送信元ユーザのネットワークアド
    レスが、上記不正ユーザテーブルに登録されていて、そ
    の不正アクセス回数が所定値以上の場合には、電子メー
    ルを廃棄することを特徴とするネットワークファクシミ
    リ装置の制御方法。
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