JPH10193251A - バレル研磨装置 - Google Patents

バレル研磨装置

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JPH10193251A
JPH10193251A JP8358015A JP35801596A JPH10193251A JP H10193251 A JPH10193251 A JP H10193251A JP 8358015 A JP8358015 A JP 8358015A JP 35801596 A JP35801596 A JP 35801596A JP H10193251 A JPH10193251 A JP H10193251A
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JP
Japan
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polishing
work
storage tank
polishing medium
vehicle wheel
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JP8358015A
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English (en)
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Akitaka Matsushita
彰孝 松下
Shuji Kawasaki
修司 川崎
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Individual
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の研磨媒体によって荒削り研磨、中仕上
げ研磨、仕上げ研磨が一連の工程で連続的にできるバレ
ル研磨装置を提供することである。 【解決手段】 研磨媒体を収容した研磨媒体収容槽と振
動可能なワークとを備え、前記研磨媒体収容槽は上端開
口を有するとともにその底部に媒体供給口を設け、この
供給口の下方に前記ワークを配置し、前記ワークを振動
させながら前記研磨媒体収容槽の研磨媒体を連続的に前
記ワークの表面に供給可能としたバレル研磨装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はバレル研磨装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来におけるバレル研磨装置にあって
は、研磨媒体収容槽にワークを収容した状態で、研磨媒
体を流動させることによってこのワークを研磨してい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のバレル研磨装置にあっては、研磨媒体によって、
研磨の程度が限られていたため、研磨の目的、即ち、荒
取り研磨、中仕上げ研磨、仕上げ研磨によって、研磨媒
体を取り替えるか、又は、それぞれの目的にあった研磨
媒体を有する研磨装置を複数用意しなければならず、い
ずれにしても、バレル研磨作業の作業能率を向上せにく
いという不都合を有した。
【０００４】この発明の課題はかかる不都合を解消する
ことである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、この発明に係るバレル研磨装置においては、研磨媒
体を収容した研磨媒体収容槽と振動可能なワークとを備
え、前記研磨媒体収容槽は上端開口を有するとともにそ
の底部に媒体供給口を設け、この供給口の下方に前記ワ
ークを配置し、前記ワークを振動させながら前記研磨媒
体収容槽の研磨媒体を連続的に前記ワークの表面に供給
可能としたため、研磨媒体は研磨媒体収容槽から減って
いくにつれて漸次ワークへの供給圧を減じていくもので
ある。
【０００６】また、研磨媒体は自然落下していくため、
孔部を有するワークにとって、その孔部に侵入しやすい
結果、当該孔部をより適正に研磨できるものである。
【０００７】また、研磨媒体のワーク面への供給を自然
落下に頼っているため、騒音が少ないとともに省エネル
ギーを図ることができる。
【０００８】なお、前記研磨媒体収容槽の供給口と前記
ワークの表面との間にガイド筒を配置すれば、ワークへ
の研磨媒体の供給が無駄なくできるものである。
【０００９】更に、前記ガイド筒も前記ワークと一体的
に振動させれば、研磨媒体の供給がより滑らかに行われ
るものである。
【００１０】また、前記研磨媒体収容槽の研磨媒体に適
宜手段によって加圧可能とすれば、ワークの研磨の程度
を変えることができる。
【００１１】
【実施例】図１において、10はバレル研磨装置Ａの研磨
媒体収容槽である。この研磨媒体収容槽10には、研磨媒
体（集合物）20,20,…が収容されている。なお、研磨媒
体20としては、セラミックス粒等通常使用されているす
べてのものを使用することができる。
【００１２】11は研磨媒体収容槽10の上端開口であり、
この上端開口11を介して研磨媒体収容槽10の内部を大気
中に連通している。
【００１３】12は媒体供給口であり、研磨媒体収容槽10
の底部に形成されている。この媒体供給口12を介して、
研磨媒体収容槽10内の研磨媒体20,20,…は自然落下す
る。このときの落下する圧力は、研磨媒体20,20,…が研
磨媒体収容槽10から減っていくにつれて漸次減じてい
く。
【００１４】30はガイド筒であり、前記研磨媒体収容槽
10の底部に回転可能に外嵌めされている。又、31はラッ
パ筒であり、前記ガイド筒30の下部に設けられガイド筒
30の一部を構成している。このガイド筒30の機能は後記
する。
【００１５】Ｗは車両用ホイール（この発明の「ワー
ク」に相当する）であり、前記ラッパ筒31の内側に略隙
間無く接した状態で収容されている。この車両用ホイー
ルＷは振動させながら軸心Ｏを中心として回転可能であ
る。なお、車両用ホイールＷが回転するとき、ラッバ筒
31を含めたガイド筒30も一体的に回転及び振動する。
【００１６】車両用ホイールＷを振動させながら回転さ
せた状態で、前記研磨媒体収容槽10から研磨媒体20,20,
…を車両用ホイールＷの表面に向かって自然落下させる
と、研磨媒体20,20,…はガイド筒30を介して、車両用ホ
イールＷの表面の連続的に、略隙間の無い状態で到達す
る。そして、車両用ホイールＷの表面をバレル研磨しな
がら、孔部51,52 を介して下方に排出される。
【００１７】なお、前記したように、研磨媒体20,20,…
は研磨媒体収容槽10から減っていくにつれて漸次車両用
ホイールＷへの供給圧を減じていくため、単一の研磨媒
体20,20,…を使用しても、供給圧の強い最初に車両用ホ
イールＷの表面を荒削り研磨することができるととも
に、この研磨媒体20,20,…の供給圧の漸減に従って、車
両用ホイールＷの表面を中仕上げ研磨、仕上げ研磨と連
続的にできるものである。
【００１８】なお、排出された研磨媒体20,20,…は車両
用ホイールＷの下方の全て排出された後、換言すれば、
研磨媒体収容槽10が空になった後、適宜手段によって、
再度、研磨媒体収容槽10に戻される。そして、再び、車
両用ホイールＷの荒削り研磨、中仕上げ研磨、仕上げ研
磨と連続的に行うものである。
【００１９】また、前記研磨媒体収容槽10内に加圧空気
又は水を加え、研磨媒体20,20,…に圧力を加えて研磨の
程度を変えることもできる。
【００２０】
【発明の効果】この発明に係るバレル研磨装置において
は、研磨媒体を収容した研磨媒体収容槽と振動可能なワ
ークとを備え、前記研磨媒体収容槽は上端開口を有する
とともにその底部に媒体供給口を設け、この供給口の下
方に前記ワークを配置し、前記ワークを振動させながら
前記研磨媒体収容槽の研磨媒体を連続的に前記ワークの
表面に供給可能としたため、研磨媒体は研磨媒体収容槽
から減っていくにつれて漸次ワークへの供給圧を減じて
いくものである。
【００２１】よって、この装置を使用すれば、単一の研
磨媒体の供給圧の強い最初にワークの荒削り研磨を行う
とができるとともに、この研磨媒体の供給圧の漸減に従
って中仕上げ研磨、仕上げ研磨と一連の工程で連続的に
できるものである。
【００２２】また、研磨媒体は自然落下していくため、
孔部を有するワークにとって、その孔部に侵入しやすい
結果、当該孔部をより適正に研磨できるものである。
【００２３】また、研磨媒体のワーク面への供給を自然
落下に頼っているため、騒音が少ないとともに省エネル
ギーを図ることができる。
【００２４】なお、前記研磨媒体収容槽の供給口と前記
ワークの表面との間にガイド筒を配置すれば、ワークへ
の研磨媒体の供給が無駄なくできるものである。
【００２５】更に、前記ガイド筒も前記ワークと一体的
に振動させれば、研磨媒体の供給がより滑らかに行われ
るものである。
【００２６】また、前記研磨媒体収容槽の研磨媒体に適
宜手段によって加圧可能とすれば、ワークの研磨の程度
を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の研磨装置の断面図である。
【符号の説明】
10 … 研磨媒体収容槽 11 … 上端開口 12 … 媒体供給口 20 … 研磨媒体 30 … ガイド筒 Ｗ … 車両用ホイール（ワーク）

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 研磨媒体を収容した研磨媒体収容槽と振
    動可能なワークとを備え、前記研磨媒体収容槽は上端開
    口を有するとともにその底部に媒体供給口を設け、この
    供給口の下方に前記ワークを配置し、前記ワークを振動
    させながら前記研磨媒体収容槽の研磨媒体を連続的に前
    記ワークの表面に供給可能としたことを特徴とするバレ
    ル研磨装置。
  2. 【請求項２】 前記研磨媒体収容槽の供給口と前記ワー
    クの表面との間にガイド筒を配置したことを特徴とする
    請求項１のバレル研磨装置。
  3. 【請求項３】 前記ガイド筒も前記ワークと一体的に振
    動することを特徴とする請求項２のバレル研磨装置。
  4. 【請求項４】 前記研磨媒体収容槽の研磨媒体に適宜手
    段によって加圧可能とした請求項２、又は請求項３のバ
    レル研磨装置。
JP8358015A 1996-11-27 1996-12-31 バレル研磨装置 Pending JPH10193251A (ja)

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JP8358015A JPH10193251A (ja) 1996-12-31 1996-12-31 バレル研磨装置
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AU45170/97A AU706377B2 (en) 1996-11-27 1997-11-12 Barrel polishing apparatus
CA002323335A CA2323335A1 (en) 1996-11-27 1997-11-12 Work polishing method
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TW88104307A TW396089B (en) 1996-12-31 1997-11-14 Polishing device
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