JPH1019116A - 車両用自動変速機の制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の制御装置

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JPH1019116A
JPH1019116A JP8173456A JP17345696A JPH1019116A JP H1019116 A JPH1019116 A JP H1019116A JP 8173456 A JP8173456 A JP 8173456A JP 17345696 A JP17345696 A JP 17345696A JP H1019116 A JPH1019116 A JP H1019116A
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JP
Japan
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clutch
pressure
shift
range
release
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Application number
JP8173456A
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English (en)
Inventor
Hideki Yasue
秀樹 安江
Hiromichi Kimura
弘道 木村
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Priority to US08/883,899 priority patent/US5827153A/en
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/0437Smoothing ratio shift by using electrical signals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H2061/0481Smoothing ratio shift during range shift from drive (D) or reverse (R) to neutral (N)

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シフトレバーが走行位置から非走行位置へ操
作されたときに所定の油圧式摩擦係合装置が解放される
形式の自動変速機においてその操作に関連するショック
が好適に抑制される車両用自動変速機の制御装置を提供
する。 【解決手段】 非走行シフト操作判定手段130によっ
てシフトレバー72が走行レンジから非走行レンジへ操
作されたことが判定された場合には、係合圧急速低下手
段144によってクラッチC2の係合圧PC2が予め設定
された急速低下値PD まで急速に低下させられた後、係
合圧連続低下手段146によってその係合圧PC2が予め
設定された低下速度ΔPS で連続的に低下させられ、こ
の連続低下過程でクラッチC2が解放されることにな
る。したがって、クラッチC2の解放が緩やかに行われ
るので、車両の動力伝達系の捩じり変形などにより蓄積
されていた弾性エネルギが緩やかに放出され、シフトレ
バー72がRレンジからNレンジへ操作されたことに関
連して発生するショックが好適に抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用自動変速機の制御
装置に係り、特に、走行レンジから非走行レンジへのシ
フト操作時のショックを抑制する技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車両用自動変速機において、シフトレバ
ーによる走行位置から非走行位置への切換え操作が行わ
れる場合は、アイドル回転速度が目標値に対して所定量
ずれたときにはライン圧を修正することにより、そのシ
フトレバーによる切換え操作に関連する油圧式摩擦係合
装置の係合或いは開放とアイドル回転速度制御の作動開
始との間のタイミングのずれに起因するエンジン回転速
度の一時的な落ち込みや吹き上がりを防止する制御装置
が知られている。たとえば、特開平4−236853号
公報に記載された装置がそれである。これによれば、油
圧式摩擦係合装置の摩擦特性の経時変化や作動油温度に
起因して係合動作或いは開放動作期間が変化させられて
も、エンジン回転速度の一時的落ち込み或いは吹き上が
りが好適に防止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両の
停止中などにおいて、シフトレバーがその走行位置から
非走行位置へ切換え操作される際に油圧式摩擦係合装置
が解放されることによって自動変速機内の動力伝達経路
が開放されると、車両の動力伝達系の捩じり変形などに
より蓄積されていた弾性エネルギが一挙に放出されるこ
とにより、車両のショックが発生するという欠点があっ
た。このような欠点は、上記油圧式摩擦係合装置にアキ
ュムレータが接続されておらず、その油圧式摩擦係合装
置の係合圧が調圧弁によって直接的に制御される場合に
顕著となる。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、シフトレバーが
走行位置から非走行位置へ操作されたときに所定の油圧
式摩擦係合装置が解放される形式の自動変速機において
その操作に関連するショックが好適に抑制される車両用
自動変速機の制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、シフト操作装置が走
行レンジから非走行レンジへ操作されたことに応答して
所定の油圧式摩擦係合装置を解放することにより、自動
変速機内の動力伝達経路が開放される形式の車両用自動
変速機の制御装置であって、(a) 前記シフト操作装置が
走行レンジから非走行レンジへ操作されたことを判定す
る非走行シフト操作判定手段と、(b) その非走行シフト
操作判定手段によって前記シフト操作装置が走行レンジ
から非走行レンジへ操作されたことが判定された場合に
は、前記油圧式摩擦係合装置の係合圧を、予め設定され
た急速低下値まで急速に低下させる係合圧急速低下手段
と、(c) その係合圧急速低下手段により急速低下値まで
低下させられた係合圧を、予め設定された低下速度で連
続的に低下させる係合圧連続低下手段とを、含むことに
ある。
【0006】
【発明の効果】このようにすれば、非走行シフト操作判
定手段によって前記シフト操作装置が走行レンジから非
走行レンジへ操作されたことが判定された場合には、係
合圧急速低下手段によって油圧式摩擦係合装置の係合圧
が予め設定された急速低下値まで急速に低下させられた
後、係合圧連続低下手段によってその係合圧が予め設定
された低下速度で連続的に低下させられ、この連続低下
過程で油圧式摩擦係合装置が解放されることになる。し
たがって、油圧式摩擦係合装置の解放が緩やかに行われ
るので、車両の動力伝達系の捩じり変形などにより蓄積
されていた弾性エネルギが緩やかに放出され、シフト操
作装置が走行レンジから非走行レンジへ操作されたこと
に関連して発生するショックが好適に抑制される。
【0007】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記急速低下値
は、前記油圧式摩擦係合装置の解放が開始される値の上
下近傍の値、さらに好適には、その油圧式摩擦係合装置
の解放が開始される直前の値が用いられる。このように
すれば、シフト操作装置の操作から油圧式摩擦係合装置
の解放完了までの期間が短縮され、シフト応答性が高め
られる。
【0008】また、好適には、前記油圧式摩擦係合装置
の解放の進行状態が予め設定された目標進行状態と一致
するように、前記急速低下値を学習により補正する急速
低下値学習補正手段が備えられる。このようにすれば、
油圧式摩擦係合装置の解放の進行状態が目標進行状態と
されるので、油圧式摩擦係合装置の作動油温度や係合特
性の経時変化に拘わらず、シフト操作装置が走行レンジ
から非走行レンジへ操作されたことに関連して発生する
ショックが好適に抑制される。
【0009】また、好適には、上記急速低下値学習補正
手段は、シフト操作装置の操作から油圧式摩擦係合装置
の解放開始までの実際の時間が予め設定された目標時間
と一致するように、次回のシフト操作時において用いら
れる急速低下値を補正する。
【0010】また、好適には、(d) 前記油圧式摩擦係合
装置が完全解放に対応する予め設定された解放状態に到
達したか否かを判定する解放状態判定手段と、(e) その
解放状態判定手段により前記油圧式摩擦係合装置が予め
設定された解放状態に到達したと判定された場合には、
該油圧式摩擦係合装置の係合圧を大気圧に開放する係合
圧開放手段とを、さらに含む。このようにすれば、油圧
式摩擦係合装置の完全解放が判定されてから油圧式摩擦
係合装置の係合圧が大気圧に開放されるので、油圧式摩
擦係合装置の完全解放が早すぎて、残存弾性エネルギの
急放出によるショックが防止される。
【0011】また、好適には、シフト操作装置が非走行
位置に操作されたとき、エンジン回転速度を目標アイド
ル回転速度に一致させるように制御するアイドル回転速
度制御手段と、前記解放状態判定手段において油圧式摩
擦係合装置が完全解放に対応する予め設定された解放状
態に到達したか否かを判定するための判断基準値を、上
記目標アイドル回転速度NIDL に基づいて決定する判断
基準値決定手段とをさらに含む。このようにすれば、前
記解放状態判定手段による前記油圧式摩擦係合装置が予
め設定された解放状態に到達したか否かの判定が一層正
確となる。
【0012】また、好適には、上記解放状態判定手段
は、判断基準値決定手段によりアイドル回転速度制御手
段の目標アイドル回転速度に基づいて予め決定された判
断基準時間を、前記油圧式摩擦係合装置の解放開始判定
が行われてからの経過時間が越えたことを以て、前記油
圧式摩擦係合装置が予め設定された解放状態に到達した
か否かを判定する。
【0013】また、好適には、上記解放状態判定手段
は、判断基準値決定手段によりアイドル回転速度制御手
段の目標アイドル回転速度に基づいて予め決定された判
断基準回転速度以上となったことを以て、前記油圧式摩
擦係合装置が予め設定された解放状態に到達したか否か
を判定する。
【0014】
【発明の好適な実施の態様】以下、本発明の一実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1の車両において、エンジン10の出力
は、流体式伝動装置としてのトルクコンバータ12、自
動変速機14、差動歯車装置16を経て図示しない駆動
輪へ伝達されるようになっている。トルクコンバータ1
2は、エンジン10のクランク軸18と連結されている
ポンプ翼車20と、自動変速機14の入力軸22に連結
されたタービン翼車24と、一方向クラッチ26を介し
て非回転部材であるハウジング28に固定されたステー
タ翼車30と、図示しないダンパを介して上記入力軸2
2に連結されたロックアップクラッチ32とを備えてい
る。
【0016】自動変速機14は、入力軸22上に同軸に
配設された2組のシングルピニオン型遊星歯車装置4
0,42と、前記入力軸22と平行なカウンタ軸44上
に同軸に配置された1組の遊星歯車装置46と、そのカ
ウンタ軸44の軸端に固定されて差動歯車装置16とか
み合う出力ギヤ48とを備えている。上記遊星歯車装置
40,42,46の構成要素は、3つのクラッチC1、
C2、C3によって互いに選択的に連結され、或いは3
つのブレーキB1、B2、B3によって非回転部材であ
るハウジング28に選択的に連結されるようになってい
る。また、2つの一方向クラッチF1、F2によってそ
の回転方向により相互に若しくはハウジング28と係合
させられるようになっている。なお、差動歯車装置16
は軸線(車軸)に対して対称的に構成されているため、
下側を省略して示してある。
【0017】上記クラッチC1、C2、C3およびブレ
ーキB1、B2、B3(以下、特に区別しない場合には
クラッチC,ブレーキBという)は、多板式のクラッチ
やバンドブレーキなど油圧アクチュエータによって係合
制御される油圧式摩擦係合装置である。それらの油圧ア
クチュエータが作動させられることによって上記クラッ
チC,ブレーキBが選択的に係合させられることによ
り、図2に示すように、前進4段のうちの何れかの変速
段が成立させられる。図2の「○」は係合、「◎」は駆
動時のみにおいて係合を意味しており、空欄は解放を意
味している。
【0018】図3において、車両のエンジン10の吸気
配管には、アクセルペダル50によって操作されるスロ
ットル弁52が設けられている。また、エンジン10の
回転速度NE を検出するエンジン回転速度センサ58、
エンジン10の吸入空気量Qを検出する吸入空気量セン
サ60、吸入空気の温度TA を検出する吸入空気温度セ
ンサ62、上記スロットル弁52の開度θを検出するス
ロットルセンサ64、カウンタ軸44の回転速度Nout
すなわち車速Vを検出する車速センサ66、エンジン1
0の冷却水温度TW を検出する冷却水温センサ68、ブ
レーキの作動を検出するブレーキスイッチ70、シフト
レバー72の操作位置を検出する操作位置センサ74な
どが設けられており、それらのセンサから、エンジン回
転速度N E 、吸入空気量Q、吸入空気温度TA 、スロッ
トル弁の開度θ、車速V、エンジン冷却水温TW 、ブレ
ーキの作動状態BK、シフトレバー72の操作位置Psh
を表す信号がエンジン用電子制御装置76および変速用
電子制御装置78に供給されるようになっている。ま
た、タービン翼車24の回転速度を検出するタービン回
転速度センサ75からタービン回転速度NT すなわち入
力軸22の回転速度N INを表す信号が変速用電子制御装
置78にそれぞれ供給される。
【0019】エンジン用電子制御装置76は、CPU、
RAM、ROM、入出力インターフェースを備えた所謂
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラ
ムに従って入力信号を処理し、種々のエンジン制御を実
行する。たとえば、燃料噴射量制御のために燃料噴射弁
80を制御し、点火時期制御のためにイグナイタ82を
制御し、アイドルスピード制御のために図示しないバイ
パス弁を制御する。
【0020】変速用電子制御装置78も、上記と同様の
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROM79に記憶されたプロ
グラムに従って入力信号を処理し、油圧制御回路84の
各電磁弁或いはリニヤソレノイド弁を駆動する。たとえ
ば、変速用電子制御装置78は、スロットル弁52の開
度θに対応した大きさの出力圧PSLT を発生させるため
にリニヤソレノイド弁SLT を、ロックアップクラッチ3
2のスリップ量Nslipを制御するためにリニヤソレノイ
ド弁SLU を、ロックアップクラッチ32の係合および解
放を切り換えるために電磁弁SLをそれぞれ駆動する。
また、変速用電子制御装置78は、図示しない予め記憶
された変速線図から実際のスロットル弁開度θおよび車
速Vに基づいて自動変速機14のギヤ段やロックアップ
クラッチ24の変速判断を実行し、この判断されたギヤ
段および係合状態が得られるように電磁弁S1、S2、
S3を駆動する。
【0021】図4は、第2速ギヤ段および第3速ギヤ段
の達成に直接関連するブレーキB1およびクラッチC2
の係合制御に関連する油圧制御回路84の要部を示して
いる。図において、電磁弁S1およびS2は、ライン圧
LINEから一定の値に調圧されたモジュレータ圧PM
元圧とし、変速用電子制御装置78からの駆動信号のデ
ュティ比すなわち駆動電流IS1およびIS2 に対応した
大きさの制御圧PS1およびPS2を、B1調圧弁90およ
びC2調圧弁92へそれぞれ出力し、ブレーキB1およ
びクラッチC2の係合圧PB1および係合圧PC2を直接的
に調圧する。なお、ブレーキB1およびクラッチC2に
は、係合圧PB1およびPC2の脈動を吸収するためのB1
ダンパ94およびC2ダンパ96がそれぞれ接続されて
いる。
【0022】B1調圧弁90は、シフトレバー72がD
レンジ、2レンジ、Lレンジなどの前進レンジに操作さ
れたときに図示しないマニアル弁から発生させられる前
進レンジ圧PD を受け入れる入力ポート100と、係合
圧PB1を出力する出力ポート102と、それら入力ポー
ト100と出力ポート102との間を開閉するスプール
弁子104と、このスプール弁子104を閉弁方向に付
勢するスプリング106と、スプール弁子104を開弁
方向に付勢するために制御圧PS1を受け入れる油室10
8と、上記スプリング106を収容し、スプール弁子1
04を閉弁方向に付勢するフィードバック圧として係合
圧PB1を受け入れるフィードバック油室110とを備
え、数式1から制御圧PS1に従って調圧した係合圧PB1
をフェイルセーフ弁112を通してブレーキB1へ出力
する。なお、数式1において、S1は油室108の受圧
面積、S2 はフィードバック油室110の受圧面積、W
1 はスプリング106の付勢力であり、S1 >S2 であ
る。
【0023】
【数1】PB1=(S1 ・PS1−W1 )/S2
【0024】C2調圧弁92は、ライン圧PLINEを受け
入れる入力ポート114と、係合圧PC2を出力する出力
ポート116と、それら入力ポート114と出力ポート
116との間を開閉するスプール弁子118と、このス
プール弁子118を閉弁方向に付勢するスプリング12
0と、スプール弁子118を開弁方向に付勢するために
制御圧PS2を受け入れる油室122と、上記スプリング
120を収容し、スプール弁子118を閉弁方向に付勢
するフィードバック圧として係合圧PC2を受け入れるフ
ィードバック油室124とを備え、数式2から制御圧P
S2に従って調圧した係合圧PC2をクラッチC2へ出力す
る。なお、数式2において、S3 は油室122の受圧面
積、S4 はフィードバック油室124の受圧面積、W2
はスプリング120の付勢力であり、S3 >S4 であ
る。また、126は、シフトレバー72がLレンジへ操
作されたときに発生するLレンジ圧PL を受け入れてス
プール弁子118を閉弁位置にロックするための油室で
ある。
【0025】
【数2】PC2=(S3 ・PS2−W2 )/S4
【0026】なお、フェイルセーフ弁112は、クラッ
チC2の係合圧PC2、ブレーキB1の係合圧PB1ならび
にブレーキB2の係合圧PB2が同時に発生した場合にダ
ブルロック現象によるクラッチ、ブレーキの損傷を回避
するためのバルブであり、クラッチC2の係合圧PC2
ブレーキB1の係合圧PB1もしくはクラッチC2の係合
圧PC2とブレーキB2の係合圧PB2が同時に高圧になっ
た場合には、スプール弁子128が図面上側に移動して
ブレーキB1の係合圧PB1あるいはブレーキB2の係合
圧PB2がカットされるようになっている。
【0027】図5は、変速用電子制御装置78の制御機
能の要部を説明する機能ブロック線図である。非走行シ
フト操作判定手段130は、シフトレバー72が、Lレ
ンジ、2レンジ、Dレンジ、Rレンジなどの走行位置か
らNレンジのような非走行位置への操作、たとえばRレ
ンジからNレンジへのR→N操作が行われたか否かを判
定する。
【0028】急速低下値記憶手段132は、たとえば前
記ROM79内の所定領域に対応するものであり、クラ
ッチC2の解放が開始される値の上側または下側の近傍
の値、好適には、そのクラッチC2の解放が開始される
直前の値に設定された急速低下値PD を記憶する。
【0029】急速低下値学習補正手段134は、クラッ
チC2の解放の進行状態が予め設定された目標進行状態
と一致するように、急速低下値記憶手段132に記憶さ
れた急速低下値PD を学習により補正する。たとえばシ
フトレバー72のR→N操作からクラッチC2の解放開
始までの実際の時間TS が予め設定された目標時間T ST
と一致するように、次回のシフト操作時において用いら
れる急速低下値PD を補正する。
【0030】アイドル回転速度制御手段136は、よく
知られたものであって、シフトレバー72がNレンジへ
操作されたときに、エヤコンなどの補機の作動時、エン
ジン冷却水温TW が設定値以下であるときには、定常時
と比較して所定値高くなるように目標アイドル回転速度
IDL を決定し、実際のエンジン回転速度NE がその目
標アイドル回転速度NIDL と一致するように、図示しな
いアイドル調整弁を駆動する。
【0031】判断基準値決定手段138は、クラッチC
2の略完全解放を判定するために、たとえば予め記憶さ
れた関係から上記目標アイドル回転速度NIDL に基づい
て判断基準時間TD 或いは判断基準回転速度ND を決定
する。その関係では、上記判断基準時間TD は、クラッ
チC2の解放開始判定からクラッチC2の完全解放時点
までの時間に対応するように上記目標アイドル回転速度
IDL に応じて予め設定されている。たとえば、目標ア
イドル回転速度NIDL が700r.p.m であれば判断基準
時間TD が0.3秒となるが、目標アイドル回転速度N
IDL が1000r.p.m では判断基準時間TD が0.5秒
というように、上記関係は、目標アイドル回転速度N
IDL が増加する程判断基準時間TD も増加するように設
定されている。
【0032】解放状態判定手段140は、判断基準値決
定手段138により決定された判断基準値を実際の値が
越えたことに基づいて、たとえば、解放状態判定手段1
40は、判断基準値決定手段138により目標アイドル
回転速度NIDL に基づいて予め決定された判断基準時間
D を、クラッチC2の解放開始判定が行われてからの
経過時間TELが越えたことを以て、クラッチC2の略完
全解放を判定する。
【0033】油圧制御手段142は、非走行シフト操作
判定手段130によりシフトレバー72のR→N操作が
判定されたことに応答して、自動変速機14内の動力伝
達経路を開放するためにクラッチC2の係合圧PC2をた
とえば図8に示すように低下制御し、R→Nシフト操作
によるショックのない滑らかなものとする。このため、
油圧制御手段142は、クラッチC2の係合圧PC2を、
好適にはそのクラッチC2の滑りが発生する値よりも予
め高く決定された急速低下値PD まで急速に低下させる
係合圧急速低下手段144と、その係合圧急速低下手段
144により急速低下値PD まで低下させられた係合圧
C2を、予め設定された低下速度ΔPSで連続的に低下
させる係合圧連続低下手段146と、このような係合圧
C2の連続低下中において前記解放状態判定手段140
によりクラッチC2の解放開始すなわち滑り開始が判定
されたとき、クラッチC2の係合圧PC2を大気圧に解放
する係合圧開放手段148とを備えている。
【0034】図6は、前記変速用電子制御装置78の制
御作動の要部を説明するフローチャートである。
【0035】図6において、前記非走行シフト操作判定
手段130に対応するステップ(以下、ステップを省略
する)SA1では、シフトレバー72によるR→Nシフ
ト操作があったか否かが、シフトレバー72の操作位置
Pshを表す信号に基づいて判断される。このSA1の判
断が否定された場合は本ルーチンが終了させられるが、
肯定された場合には、前記係合圧急速低下手段144に
対応するSA2において、クラッチC2の係合圧PC2
その最大値からROM79に予め記憶され且つ学習によ
り補正された急速低下値PD まで急速に低下させられ
る。図8のt1 時点はこの状態を示している。
【0036】SA3では、上記シフトレバー72による
R→Nシフト操作時点からの経過時間を計時するための
タイマCS の計時作動が開始される。次いで、前記係合
圧連続低下手段146に対応するSA4では、急速低下
値PD まで急速に低下させられたクラッチC2の係合圧
C2が、予め設定された比較的緩やかな低下速度ΔP S
で連続的に低下させられる。この低下速度ΔPS は、連
続低下期間内においてクラッチC2の解放が開始されて
もショックがそれほど発生しないように設定された値で
ある。
【0037】続いて、SA5では、クラッチC2の滑り
開始すなわち解放開始であるか否かが、たとえばエンジ
ン回転速度NE の上昇開始などに基づいて判断される。
このSA5の判断が否定された場合は上記SA4以下が
繰り返し実行されるが、肯定された場合は、SA6にお
いて、そのときのタイマCS の計時内容が、実際のシフ
トレバー72によるR→Nシフト操作時点からクラッチ
C2の解放開始までの時間TS として記憶される。図8
のt2 時点はこの状態を示している。
【0038】次に、SA7においては、図7に示す開放
制御ルーチンが実行されることにより、クラッチC2が
略完全開放であると判定されると、クラッチC2の係合
圧P C2が大気圧まで低下される。図7において、前記判
断基準値決定手段138に対応するSB1では、クラッ
チC2の完全解放を判定するために予め設定された関係
からアイドル回転速度制御手段136における目標アイ
ドル回転速度NIDL に基づいて判断基準時間TD が決定
される。次いで、前記解放状態判定手段140に対応す
るSB2では、クラッチC2の解放開始時点からの経過
時間TELが上記判断基準時間TD 以上であるか否かが判
断される。このSB2の判断が否定される場合は待機さ
せられるが、肯定された場合は、前記係合圧開放手段1
48に対応するSB3において、クラッチC2の係合圧
C2が大気圧まで低下され、クラッチC2内が大気圧と
される。図8のt3 時点はこの状態を示している。
【0039】図6に戻って、SA8では、実際のシフト
レバー72によるR→Nシフト操作時点からクラッチC
2の解放開始までの時間TS が、クラッチC2の解放の
進行状態の目標を示す目標値TST以上であるか否かが判
断される。このSA8の判断が肯定された場合は、SA
9において、それまでの急速低下値PD から所定の減少
値ΔPD を差し引くことにより次回に用いる急速低下値
D が学習補正される。しかし、SA8の判断が否定さ
れた場合は、SA10において、それまでの急速低下値
D に所定の加算値ΔPD を加算することにより次回に
用いる急速低下値PD が学習補正される。
【0040】上記急速低下値PD と上記R→Nシフト操
作時点からクラッチC2の解放開始までの時間TS
は、たとえば図9に示す関係にあることから、前記急速
低下値学習補正手段134に対応するSA8乃至SA1
0の学習補正作動によって、R→Nシフト操作時点から
クラッチC2の解放開始までの時間TS が予め設定され
た目標値TSTに一致させられるのである。
【0041】上述のように、本実施例によれば、非走行
シフト操作判定手段130(SA1)によってシフトレ
バー72が走行レンジから非走行レンジへ操作されたこ
とが判定された場合には、係合圧急速低下手段144
(SA2)によってクラッチC2の係合圧PC2が予め設
定された急速低下値PD まで急速に低下させられた後、
係合圧連続低下手段146(SA4)によってその係合
圧PC2が予め設定された低下速度ΔPS で連続的に低下
させられ、この連続低下過程でクラッチC2が解放され
ることになる。したがって、クラッチC2の解放が緩や
かに行われるので、車両の動力伝達系の捩じり変形など
により蓄積されていた弾性エネルギが緩やかに放出さ
れ、シフトレバー72がRレンジからNレンジへ操作さ
れたことに関連して発生するショックが好適に抑制され
る。
【0042】また、本実施例によれば、急速低下値学習
補正手段134(SA8〜SA10)により、クラッチ
C2の解放の進行状態が予め設定された目標進行状態と
一致するように、すなわち、R→N操作時点からクラッ
チC2の解放開始までの時間TS が目標値TSTと一致す
るように、前記急速低下値PD が学習により補正される
ことから、作動油温度TOIL やクラッチC2の係合特性
の経時変化に拘わらず、シフトレバー72のR→N操作
に関連して発生するショックが好適に抑制される。
【0043】また、本実施例によれば、クラッチC2が
予め設定された解放状態すなわち完全解放に到達したか
否かを判定する解放状態判定手段140(SA5)と、
その解放状態判定手段140によりクラッチC2が完全
解放に到達したと判定された場合には、そのクラッチC
2の係合圧PC2を大気圧に開放する係合圧開放手段14
8とが設けられていることから、クラッチC2の完全解
放が判定されてからクラッチC2の係合圧PC2が大気圧
に開放されるので、クラッチC2の完全解放が早すぎ
て、残存弾性エネルギの急放出によるショックが防止さ
れる。
【0044】また、本実施例では、解放状態判定手段1
40に用いられる判断基準値すなわち判断基準時間TD
を目標アイドル回転速度NIDL に基づいて決定する判断
基準値決定手段138(SB1)が設けられていること
から、上記解放状態判定手段140によるクラッチC2
の完全解放の判定が一層正確となる利点がある。
【0045】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、以下の説明において前述の実施例と共通する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0046】前述の図6のSA7は、たとえば図10に
示す解放制御ルーチンから構成されてもよい。図10に
おいて、前記判断基準値決定手段138に対応するSC
1では、クラッチC2の完全解放を判定するために予め
設定された関係からアイドル回転速度制御手段136に
おける目標アイドル回転速度NIDL に基づいて判断基準
回転速度ND が決定される。この判断基準回転速度ND
は、クラッチC2の完全解放時点におけるエンジン回転
速度に対応する値であり、たとえば目標アイドル回転速
度NIDL のたとえば10%程度の所定割合低い値或いは
目標アイドル回転速度NIDL から数十回転程度の所定値
だけ差し引いた値が用いられる。次いで、前記解放状態
判定手段140に対応するSC2では、エンジン回転速
度NE が上記判断基準回転速度ND 以上であるか否かが
判断される。このSC2の判断が否定される場合は待機
させられるが、肯定された場合は、前記係合圧開放手段
148に対応するSC3において、クラッチC2の係合
圧PC2が大気圧まで低下され、クラッチC2内が大気圧
とされる。図8のt3 時点はこの状態を示している。本
実施例においても、クラッチC2が予め設定された完全
係合状態に到達したことが、比較的正確に判定されるの
で、前述の実施例と同様の効果が得られる。
【0047】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
【0048】たとえば、前述の実施例においては、シフ
トレバー72のR→Nシフト操作について説明されてい
たが、D→Nシフト操作であっても差し支えない。この
場合には、クラッチC2に代えてクラッチC1の係合圧
C1の低下に関して、前述の実施例と同様に制御されれ
ばよい。
【0049】また、前述の実施例の急速低下値学習補正
手段134は、R→Nシフト操作時点からクラッチC2
の解放開始までの時間TS が目標値TSTと一致するよう
に急速低下値PD を学習補正していたが、クラッチC2
の解放開始から上昇するエンジン回転速度NE の上昇率
が目標上昇率と一致するように急速低下値PD を学習補
正してもよい。
【0050】また、前述の実施例において、図7のSB
2では、クラッチC2の解放開始からの経過時間TEL
判断基準時間TD 以上となったときにクラッチC2の完
全解放が判定されていたが、R→Nシフト操作時点から
の経過時間が用いられてもよい。この場合の判断基準時
間はそのR→Nシフト操作時点からの経過時間に対応し
て決定される。
【0051】また、前述の実施例の判断基準時間TD
判断基準回転速度ND は、クラッチC2の完全解放を判
定するものであったが、クラッチC2の完全解放から係
合圧PC2の大気への開放作動の遅れ時間だけ先立つ時点
を判定するように予め設定されてもよい。
【0052】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用される車両用自動変速
機の構成を説明する骨子図である。
【図2】図1の自動変速機の各変速段を成立させるため
のクラッチおよびブレーキの係合作動を説明する図であ
る。
【図3】図1の自動変速機を制御するために車両に設け
られた変速用電子制御装置などを説明するブロック線図
である。
【図4】図3の油圧制御回路の要部の構成を説明する油
圧回路図である。
【図5】図3の変速用電子制御装置による制御機能の一
例であって、その制御機能の要部を説明する機能ブロッ
ク線図である。
【図6】図3の変速用電子制御装置による制御作動の要
部を説明するフローチャートである。
【図7】図6のSA7の解放制御ルーチンを説明するフ
ローチャートである。
【図8】図6の制御作動により変化させられるクラッチ
C2の係合圧PC2、エンジン回転速度NE などを示すタ
イムチャートである。
【図9】図6の学習制御により補正される急速低下値P
D と、R→Nシフト操作からクラッチC2の解放開始ま
での時間TS との関係を示す図である。
【図10】本発明の他の実施例を説明する図7に相当す
る図である。
【符号の説明】
14:自動変速機 72:シフトレバー(シフト操作装置) 132:急速低下値記憶手段 134:急速低下値学習補正手段 136:アイドル回転速度制御手段 138:判断基準値決定手段 140:解放状態判定手段 144:係合圧急速低下手段 146:係合圧連続低下手段 148:係合圧開放手段 クラッチC2:油圧式摩擦係合装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフト操作装置が走行レンジから非走行
    レンジへ操作されたことに応答して所定の油圧式摩擦係
    合装置を解放することにより、自動変速機内の動力伝達
    経路が開放される形式の車両用自動変速機の制御装置で
    あって、 前記シフト操作装置が走行レンジから非走行レンジへ操
    作されたことを判定する非走行シフト操作判定手段と、 該非走行シフト操作判定手段によって前記シフト操作装
    置が走行レンジから非走行レンジへ操作されたことが判
    定された場合には、前記油圧式摩擦係合装置の係合圧
    を、予め設定された急速低下値まで急速に低下させる係
    合圧急速低下手段と、 該係合圧急速低下手段により急速低下値まで低下させら
    れた係合圧を、予め設定された低下速度で連続的に低下
    させる係合圧連続低下手段とを、含むことを特徴とする
    車両用自動変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記油圧式摩擦係合装置の解放の進行状
    態が予め設定された目標進行状態と一致するように、前
    記急速低下値を学習により補正する急速低下値学習補正
    手段を、含むことを特徴とする請求項1の車両用自動変
    速機の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 前記油圧式摩擦係合装置が予め設定され
    た解放状態に到達したか否かを判定する解放状態判定手
    段と、 該解放状態判定手段により前記油圧式摩擦係合装置が予
    め設定された解放状態に到達したと判定された場合に
    は、該油圧式摩擦係合装置の係合圧を大気圧に開放する
    係合圧開放手段とを、含むことを特徴とする請求項1ま
    たは2の車両用自動変速機の制御装置。
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