JPH10185607A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JPH10185607A
JPH10185607A JP8356145A JP35614596A JPH10185607A JP H10185607 A JPH10185607 A JP H10185607A JP 8356145 A JP8356145 A JP 8356145A JP 35614596 A JP35614596 A JP 35614596A JP H10185607 A JPH10185607 A JP H10185607A
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JP
Japan
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feature
voice
coordinate
user
determining
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Application number
JP8356145A
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English (en)
Inventor
Yasuko Nakamura
泰子 中村
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Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
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Publication date
Application filed by Equos Research Co Ltd filed Critical Equos Research Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両走行時に現在位置及び進行方向を視覚的
に運転に知らせ得るナビゲーション装置を提供する。 【解決手段】 音声にて入力された特徴物、及び、特徴
物と道路との相対位置関係(右又は左)を認識し(S1
07)、特徴物の入力された際の座標、及び、特徴物と
道路との相対位置関係を保持する(S116)。そし
て、車両前方を検索し(S204)、特徴物の座標位置
に所定距離まで接近したと判断した際に(S208がY
es)、音声により特徴物を知らせると共に、該特徴物
と自車の進行方向との相対位置関係(右又は左)を知ら
せる。このため、運転者は、モニター画面を参照するこ
となく、車両の現在位置及び進行方向を確認することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声によって経路
案内を行うナビゲーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】音声案内機能及び音声認識機能付きナビ
ゲーション装置を利用して出発地から目的地に向かう場
合、表示画面等の地図に視覚を奪わないように、ナビゲ
ーション装置側から運転者に対して音声によって経路を
案内し、一方では、運転者側からナビゲーション装置に
対して、音声によって目的地の入力、周辺案内の指令等
を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、運転者が実際
に運転する際には、デパート、銀行等の建物を特徴物と
して現在位置及び進行方向を確認し、右折、左折等を行
っている。例えば、特定のデパートを右側に見て、2つ
めの交差点を左折し、特定の銀行を右側に見た後、約1
Km走行して目的地に到着する等である。一方、ナビゲ
ーション装置は、道路データに沿って経路案内を行うた
め、道路の距離、交差点を特徴物としており、例えば、
音声で上記案内を行う際に、2つめの交差点を左折し、
1Km直進する等の指示を行っている。即ち、運転者に
よる経路の識別パターンとは違った方法で経路案内を行
っているため、運転者に違和感を与えと共に、目的地が
正しく設定できているか否かに不安を持たせることがあ
った。
【0004】ここで、ナビゲーション装置においては、
モニター上に上記特定のデパート及び銀行を表示してい
るが、該モニター上の地図を確認する際には、運転者は
前方への視覚をインパネ側に移す必要があった。更に、
デパート及び銀行等が、CDROM内の道路データ上に
乗せられていない際には、モニター上に表示されないの
で、モニターで運転者が自分の特徴物が確認できなくな
り、現在位置及び進行方向がナビゲーション装置の誘導
通りなのかが確認できなくなっていた。
【0005】また、特徴物は、各運転者毎に異なるた
め、画一的に設定・指示することはできない。
【0006】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、車両走
行時に現在位置及び進行方向を視覚的に運転者に知らせ
得るナビゲーション装置を提供することにある。
【0007】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、車両走
行時に現在位置及び進行方向を視覚的にそれぞれの運転
者へ知らせ得るナビゲーション装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1のナビゲーション装置では、予め設定され
た特徴物の座標を各使用者毎に保持する座標保持手段
と、使用者を判断する使用者判断手段と、判断された使
用者に対応する特徴物の座標を前記座標保持手段より検
索する座標検索手段と、現在位置を検出する位置検出手
段と、前記座標検索手段により検索された特徴物の座標
位置に所定距離まで接近したかを判断する接近判断手段
と、前記接近判断手段にて、特徴物に接近したと判断さ
れた際に、音声により特徴物を知らせると共に、該特徴
物と自車の進行方向との相対位置関係を知らせる音声出
力手段と、を備えることを技術的特徴とする。
【0009】また、上記の目的を達成するため、請求項
2のナビゲーション装置では、道路データを保持する道
路データ保持手段と、音声にて入力された特徴物を認識
する音声認識手段と、当該入力された特徴物を道路デー
タ上で識別し、該特徴物の座標を各使用者毎に保持する
座標保持手段と、使用者を判断する使用者判断手段と、
判断された使用者に対応する特徴物の座標を前記座標保
持手段より検索する座標検索手段と、現在位置を検出す
る位置検出手段と、前記座標検索手段により検索された
特徴物の座標位置に所定距離まで接近したかを判断する
接近判断手段と、前記接近判断手段にて、特徴物に接近
したと判断された際に、音声により特徴物を知らせる音
声出力手段と、を備えることを技術的特徴とする。
【0010】更に、請求項3のナビゲーション装置で
は、道路データを保持する道路データ保持手段と、音声
にて入力された特徴物を認識する音声認識手段と、当該
入力された特徴物を道路データ上で識別し、該特徴物の
座標を各使用者毎に保持する座標保持手段と、使用者を
判断する使用者判断手段と、判断された使用者に対応す
る特徴物の座標を前記座標保持手段より検索する座標検
索手段と、右側に位置する特徴物を知らせるか、左側に
位置する特徴物を知らせるかの指示を設定する指示入力
手段と、前記座標検索手段により検索された特徴物の座
標位置に所定距離まで接近したかを判断する接近判断手
段と、前記特徴物の座標位置が、自車進行方向に対して
右側か左側かを検索し、前記指示入力手段に設定された
側かを判断する相対位置判断手段と、前記接近判断手段
にて特徴物に接近したと判断され、且つ、前記相対位置
判断手段で前記指示認識手に設定された側に位置すると
判断された際に、当該特徴物を音声により知らせる音声
出力手段と、を備えることを技術的特徴とする。
【0011】また、上記の目的を達成するため、請求項
4のナビゲーション装置では、道路データを保持する道
路データ保持手段と、音声にて入力された特徴物を認識
する音声認識手段と、当該入力された特徴物を道路デー
タ上で識別し、該特徴物の座標を各使用者毎に保持する
座標保持手段と、使用者を判断する使用者判断手段と、
判断された使用者に対応する特徴物の座標を前記座標保
持手段より検索する座標検索手段と、現在位置を検出す
る位置検出手段と、音声により入力された自車の進行方
向との相対関係と、特徴物とを前記道路データから検索
し、該特徴物が所定距離内に存在するかに基づき音声案
内を開始するか否かを決定する音声案内開始判断手段
と、前記音声案内開始判断手段にて音声案内の開始が決
定された際に、前記座標検索手段により検索された特徴
物の座標位置に所定距離まで接近したかを判断する接近
判断手段と、前記接近判断手段にて特徴物に接近したと
判断された際に、音声により特徴物を知らせると共に、
該特徴物と自車の進行方向との相対関係を知らせる音声
出力手段と、を備えることを技術的特徴とする。
【0012】請求項1の発明では、使用者判断手段が使
用者が誰であるかを判断し、判断された使用者に対応す
る特徴物の座標を座標検索手段を用いて座標保持手段に
より検索し、位置検出手段が現在位置を検出する。そし
て、接近判断手段が、検索された各使用者毎に設けられ
た特徴物の座標位置に所定距離まで接近したと判断した
際に、音声出力手段が音声により特徴物を知らせると共
に、該特徴物と自車の進行方向との相対位置関係を知ら
せる。このため、それぞれの運転者は、モニター画面を
参照することなく、自己の設定した特徴物により車両の
現在位置及び進行方向を確認することができる。
【0013】請求項2の発明では、音声認識手段が音声
にて入力された特徴物を認識し、座標保持手段が、入力
された特徴物を道路データ上で識別し、該特徴物の座標
を各使用者毎に保持する。このため、運転中に、特徴物
の設定が音声により容易に行える。
【0014】次回走行以降には、位置検出手段が現在位
置を検出し、接近判断手段が、各使用者毎に設けられた
座標保持手段に保持された特徴物の座標位置に所定距離
まで接近したと判断した際に、音声出力手段が音声によ
り特徴物を知らせる。このため、それぞれの運転者は、
モニター画面を参照することなく、自己の設定した特徴
物により車両の現在位置及び進行方向を確認することが
できる。
【0015】請求項3の発明では、指示入力手段が右側
に位置する特徴物を知らせるか、左側に位置する特徴物
を知らせるかの指示を設定し、接近判断手段が、座標保
持手段に保持された特徴物の座標位置に所定距離まで接
近したかを判断する。そして、相対位置判断手段が、特
徴物の座標位置が、自車進行方向に対して右側か左側か
を検索し、指示入力手段に設定された側かを判断する。
最後に、接近判断手段にて特徴物に接近したと判断さ
れ、相対位置判断手段で前記指示認識手に設定された側
に位置すると判断された際に、音声出力手段が当該特徴
物を音声により知らせる。このように、指示入力手段に
設定した右側、又は、左側に位置する特徴物のみを音声
により知らせるため、右左折のタイミグを運転者は適切
に知ることができる。
【0016】請求項4の発明では、音声案内開始判断手
段が音声により入力された自車の進行方向との相対関係
と、特徴物とを前記道路データから検索し、該特徴物が
所定距離内に存在すると判断した際に音声案内を開始す
る。このため、所望のタイミングで音声による経路案内
を開始させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施態
様について図を参照して説明する。図1は、本発明の第
1実施態様に係るナビゲーション装置40の構成を示し
ている。該ナビゲーション装置40は、音声を認識する
ための音声認識装置10と、駐車場の空き等の情報を入
力するための受信機44とを備える。該ナビゲーション
装置40は、CDROM42内に道路データを保持し、
アンテナ40aから入力されたGPS信号から現在位置
を求めモニタ60側に地図を表示すると共に、図示しな
い音声合成回路からスピーカ46を介して音声によって
経路案内等を行う。このモニタ60には、画像を表示す
ると共に指を触れられた位置を検出する表示パネル62
が配設されている。
【0018】音声認識装置10では、多数の音声パター
ンを保持している不特定話者辞書用のCDROM28
と、運転者により予め登録された音声パターンを保持す
るRAM26とが辞書管理部24にて管理されるように
なっており、登録時に使用者と対応付けて記録される。
例えば、登録語を個人の音声パターン毎に自動的に区別
して登録するか、あるいは、登録時に個人のIDコード
をリモコン等によりまたは音声により入力する。辞書バ
ッファ20にて、入力語のパターンが、不特定辞書20
a、特定辞書20bにて保持されるように構成されてい
る。A/D変換12は、マイク30から入力されたアナ
ログ音声をデジタルデータに変換して、音響特徴抽出部
14へ出力する。該音響特徴抽出部14は、音声のデジ
タルデータの特徴を抽出して、パターンマッチング16
へ出力する。該パターンマッチング16は、当該抽出さ
れた音声の特徴と、辞書バッファ20に保持されている
入力語のパターンとが一致するかを判断し、一致した入
力語を結果処理部18へ出力する。該結果処理部18
は、一致した入力語を制御装置50側へ出力する。
【0019】引き続き、実施態様に係るナビゲーション
装置40による、特徴物の登録及び音声案内の概要につ
いて、図8を参照して説明する。図8中のC1の位置に
有る車両がビール工場を通過する際に、運転者が「右手
ビール工場」と発呼すると、ナビゲーション装置40
が該ビール工場を特徴物として登録する。そして、次
回、車両が当該ビール工場が見える位置まで進行する
と、ナビゲーション装置40側が、「右手 ビール工
場」と合成音声により特徴物を案内する。
【0020】このナビゲーション装置40による音声案
内処理について、当該処理のフローチャートを示す図2
乃至図7を参照して更に詳細に説明する。図2及び図3
は、音声登録の設定を切り換えるための設定ルーチンを
示している。ナビゲーション装置40は、運転者によっ
て「特徴物オン」と発呼されたかを判断し(S12)、
その発生音パターンから音声識別装置10を介して、使
用者が自動的に認識され、辞書管理部24より該使用者
に対応する辞書が検索される。また、発呼前に使用者が
リモコン等により、また音声によりIDコードを入力す
ると、同様にして使用者に対応する辞書が検索される。
例えば、「ID01」をリモコンにより入力するか、
「IDゼロイチ」と音声入力する。該特徴物オンの入力
により(S12がYes)、図9に示す特徴建物認識時
のお知らせメニューを表示パネル62に表示する(S1
4)。そして、表示パネル62の指タッチによる操作が
あったかを判断し(S16)、タッチによる操作があっ
た際には(S16がYes)、該タッチに従い種々の設
定を行う(S18)。
【0021】他方、タッチによる操作がない場合には
(S16がNo)、音声による設定入力を開始する(S
22〜S88)。ここでは、まず、「特徴建物 音声案
内」と音声により出力し(S20)、運転者による「す
る」、「しない」の音声による指示に待機する(S2
2、S24)。ここで、運転者によって「する」が入力
された際には(S22がYes)、特徴建物音声案内を
設定し(S26)、他方、「しない」が入力された際に
は(S24がYes)、特徴建物音声案内を解除する
(S28)。
【0022】以下同様に、「目的地までの距離」を設定
・解除するか(S30〜S38)、「現在住所」を設定
・解除するか(S40〜S48)、「周辺案内」を設定
・解除するか(S50〜S58)、「駐車場案内」を設
定・解除するか(S60〜S68)、「新規登録」を設
定・解除するか(S70〜S78)、「特徴物削除」を
設定・解除するかを(S80〜S88)、音声によって
設定せしめる。
【0023】引き続き、上記新規登録が選択された際に
特徴物を登録するための登録ルーチンについて、当該処
理のフローチャートを示す図4を参照して説明する。ま
す、ナビゲーション装置40は、新規登録が設定されて
いるかを判断する(S102)、新規登録が設定されて
いる際には(S102がYes)、運転者による「登
録」の音声入力に待機する(S104)。ここで、図8
に示すように、位置C1に差しかかった車両の運転者
が、ビール工場を登録するために「登録」と発呼し(S
104がYes)、引き続き、「右手 ビール工場」と
発呼すると(S106がYes)、入力された音声の方
向・特徴物を音声認識装置10を介して認識する(S1
07)。そして、運転者によって「位置確認」が入力さ
れると(S108がYes)、現在位置の座標を検出し
た後(S110)、「右手ビール工場を確認しました」
と音声出力する(S112)。
【0024】ここで、運転者は、自己の音声入力した
「右手 ビール工場」が正しく認識できている際には、
「登録」と発呼する。「登録」の入力により(S114
がYes)、ナビゲーション装置40が特徴物の登録処
理を開始する(S116〜S124)。他方、ナビゲー
ション装置40にて音声によって入力された特徴物が正
しく識別できていないときは、運転者が「登録」と発呼
しないことにより(S114がNo)、当該処理が終了
する。
【0025】引き続き、「登録」と入力された際の(S
114がYes)、特徴物の登録処理について説明す
る。まず、ナビゲーション装置40は、「右手 ビール
工場」と入力された地点の座標(絶対座標)、及び、道
路進行方向に対する相対位置(図8中で紙面上側に進行
している際には右側)を登録する(S116)。その
後、「登録しました」と音声を出力し(S118)、運
転者に登録が完了した旨告知する。その後、CDROM
42に保持されている道路データ上で、ビール工場を識
別し、座標(相対座標)を検索する(S120)。ここ
で、該ビール工場が道路データ上で識別できなかった
際、例えば、道路データにビール工場が乗せられていな
かった際には(S122がNo)、当該処理を終了す
る。他方、ビール工場の座標(相対座標)が検索できた
際には(S122がYes)、当該相対座標を登録して
(S124)、処理を終了する。
【0026】引き続き、特徴物が登録された以降のナビ
ゲーション装置40による、特徴物の音声案内ルーチン
について、当該処理のフローチャートである図5、図
6、図7を参照して説明する。まず、ナビゲーション装
置40は、音声による特徴物の案内が設定(図2に示す
ステップ126)されているかの判断を経て(図5に示
すS202がYes)、現在位置を認識すると共に道路
進行方向の前方を検索する(S204)。その後、駐車
場案内が設定されているかを判断し(S206)、駐車
場案内が設定されていないときには(S206がN
o)、上記絶対座標(特徴物の音声が入力された位置の
座標)の手前400mまで近づいたかを判断する(S2
08)。また、絶対座標に近づいていないときには(S
208がNo)、上記相対座標(検索された特徴物の座
標)の手前300mまで近づいたかを判断し(S21
0)、相対座標にも近づいていないときには(S210
がNo)、ステップ204へ戻り、前方の検索を続け
る。
【0027】ここで、絶対座標の手前400mまで近づ
いた際(S208がYes)、または、相対座標の手前
300mまで近づいた際には(S210がYes)、特
徴物の音声出力の完了を示すフラグが設定されていない
かの判断を経て(S212がNo)、道路上の進行方向
と、該特徴物との相対的位置関係、即ち、特徴物が道路
に対して右側になるか左側になるかを決定する(S21
4)。絶対座標に近づいた際には、図4に示すステップ
116にて登録した、道路進行方向に対する相対位置
(図8中で、紙面上側に進行している際の右側)から右
側か左側かを判断する。ここでは、登録時の進行方向と
同じ側に進行している際には、同じ側(右側)と判断
し、一方、登録時の進行方向と逆方向に進行している際
には、逆側(左側)と判断する。他方、相対座標に近づ
いた際には(S210がYes)、特徴物の座標と、進
行している道路の座標と、現在の進行方向とから右側か
左側かを判断する。
【0028】更に、該ステップ214では、特徴物を設
定した際とは異なる道路を車両が進行している際、例え
ば、図8に示す位置C2に車両が有り、図中左側に向け
て走行して特徴物の絶対座標又は相対座標に近づいた際
には、特徴物の座標と、進行している道路の座標と、現
在の進行方向とから右側か左側かを判断する。その後、
該左右の判断に従い音声にて例えば「右側 ビール工
場」と出力した後(S215)、特徴物の音声出力完了
を示すフラグをセットする(S216)。この音声によ
る「右側 ビール工場」との指示により、運転者は、該
ビール工場を視認することで、表示パネル62の地図画
面を見ることなく、現在位置及び進行方向を確認するこ
とができる。
【0029】その後、図3のステップ80を参照して上
述した「特徴物削除」が設定されているかを判断し(S
218)、「特徴物削除」が設定されている際には(S
218がYes)、運転者の音声による「削除」の入力
に待機する(S220)。ここで、「削除」の入力が有
った際には(S220がYes)。運転者に確認を求め
るため「削除しますか」を音声出力し(S222)、該
運転者からの「する」の音声入力があった際には(S2
24がYes)、当該ビール工場の絶対座標及び/又は
相対座標を削除した後(S226)、「削除しました」
と音声出力する(S228)。
【0030】引き続き、図2のステップ40を参照して
上述した「現在住所」が設定されているかを判断し(図
6に示すS230)、「現在住所」が設定されている際
には(S230がYes)、現在の住所を音声出力する
(S232)。例えば、「現在 千代田区外神田2丁目
です」と出力する。
【0031】次に、図3のステップ50を参照して上述
した「周辺案内」が設定されているかを判断し(S23
4)、「周辺案内」が設定されている際には(S234
がYes)、現在位置から周囲1km以内の名所、レス
トラン、ガソリンスタンド等を検索し(S236)、音
声にて出力する(S238)。例えば、「右手に××百
貨店、300m先 スタンド、 500m先 レストラ
ン・・・」と出力する。
【0032】その後、目的地に到着したかを判断し(S
240)、目的地に到着するまでは(S240がN
o)、図5に示すステップ204へ戻り、上記処理を繰
り返す。
【0033】ここで、上記図5に示すステップ206の
駐車場案内が設定されているか否かの判断において、図
3のステップ60を参照して上述した「駐車場案内」が
設定されている場合には(S206がYes)、図7に
示すステップ240へ移行して駐車場案内処理を行う。
先ず、上記絶対座標(特徴物の音声が入力された位置の
座標)の手前1000mまで近づいたかを判断する(S
240)。また、絶対座標に近づいていないときには
(S240がNo)、上記相対座標(検索された特徴物
の座標)の手前1000mまで近づいたかを判断し(S
242)、相対座標にも近づいていないときには(S2
42がNo)、ステップ204へ戻り、前方の検索を続
ける。
【0034】ここで、絶対座標又は相対座標の手前10
00mまで近づいた際には(S240又はS242がY
es)、特徴物の音声出力の完了を示すフラグが設定さ
れていないかの判断を経て(S244がNo)、特徴物
及び特徴物までの距離を音声出力する(S246)。例
えば、「××百貨店まで1000mです」と音声出力す
る。そして、特徴物の音声出力完了を示すフラグをセッ
トする(S248)。
【0035】その後、運転者による特徴物立ち寄りの指
示の有無に待機する(S250)。ここで、運転者が該
××百貨店に立ち寄るために、「××百貨店 よる」と
音声入力した際には(S250がYes)、確認のため
に「××百貨店 よる ですね」と合成音声にて出力す
る(S252)。その後、運転者からの確認入力に待機
し(S254)、運転者が「はい」と入力しない際には
(S254がNo)、処理を終了する。他方、運転者が
「はい」と入力した際には(S254がYes)、「パ
ーキング情報をみますか」と合成音声で出力し(S25
6)、運転者が「はい」と入力しないときには(S25
8がNo)、当該××百貨店までの経路案内を開始する
(S268)。他方、運転者が「はい」と入力した際に
は(S258がYes)、当該××百貨店の駐車場の空
き状況を、図1に示す受信機にて受信した駐車場状況に
基づき判断し(S260)、この結果「空いてします」
又は「満車です」を音声にて出力する(S262)。こ
こで、「空いてします」を出力した際に、運転者が「は
い」と入力した際には(S264がYes)、該××百
貨店の駐車場への経路案内を開始する(S266)。
【0036】引き続き、上記第1実施態様の改変例につ
いて説明する。上述した第1実施態様では、図4を参照
したように、絶対座標(特徴物の音声が入力された位置
の座標)と相対座標(特徴物の座標)とを共に登録して
いたが、この改変例では、相対座標が求められないとき
にのみ絶対座標を保持する。この改変例の登録ルーチン
について、図10を参照して説明する。なお、この改変
例の他の処理については、図2、図3、図5〜図7を参
照して上述した第1実施態様の処理と同様であるため説
明を省略する。
【0037】上記図4に示す処理と同様にして、運転者
からの特徴物の音声入力「右手 ビール工場」に対して
(S104〜110)、例えば「右手 ビール工場を確
認しました」と確認の音声を出力し(S112)、この
特徴物を登録する旨の指示「はい」の入力が有った際に
は(S114がYes)、先ず、相対座標、即ち、当該
ビール工場の座標を道路データから検索する(S13
0)。ここで、該相対座標が検索できた際には(S13
2がYes)、当該相対座標を登録する(S136)。
他方、相対座標が検索できなかった際には(S132が
No)、上記絶対座標(特徴物の音声が入力された位置
の座標)を登録する(S134)。その後、「登録しま
した」と合成音声によって出力して(S136)、処理
を終了する。
【0038】引き続き、本発明の第2実施態様につい
て、図11〜図15を参照して説明する。上述した第1
実施態様では、運転者を識別せずに、特徴物を設定せし
めていた。これに対して、第2実施態様では、運転者毎
に辞書を設け特徴物の設定を行う。なお、ナビゲーショ
ン装置の構成は、図1を参照して上述した第1実施態様
と同様であるため説明を省略する。
【0039】ここで、第2実施態様により設定される特
徴物について、図15を参照して説明する。ここでは、
位置C3に在る車両が、右側に警察署、市役所、郵便
局、また、左側に消防署、○○百貨店、ボーリング場を
見ながら、図中上側に向かって走行するものとする。
【0040】先ず、第2実施態様において、新規登録が
選択された際に特徴物を登録するための登録ルーチンに
ついて、当該処理のフローチャートを示す図11を参照
して説明する。先ず、ナビゲーション装置40は、新規
登録が設定されているかを判断する(S302)、新規
登録が設定されている際には(S302がYes)、運
転者による「登録」の音声入力に待機する(S30
4)。ここで、図15に示すように、位置C3に差しか
かった車両の運転者が、警察署を登録するために「登
録」と発呼すると(S304がYes)、先ず、この音
声に基づき、入力を行っている者を特定し、当該使用者
固有の辞書を開く(S305)。そして、運転者が「右
手、警察署」と発呼すると(S306がYes)、入力
された音声の方向・特徴物を音声認識装置10を介して
認識する(S307)。そして、運転者によって「位置
確認」が入力されると(S308がYes)、現在位置
の座標を検出した後(S310)、「右手 警察署」と
音声出力する(S312)。
【0041】ここで、運転者は、自己の音声入力した
「右手 警察署」が正しく認識できている際には、「登
録」と発呼する。「登録」の入力により(S314がY
es)、ナビゲーション装置40が特徴物の登録処理を
開始する(S316〜S324)。他方、ナビゲーショ
ン装置40にて音声によって入力された特徴物が正しく
識別できていないときは、運転者が「登録」と発呼しな
いことにより(S314がNo)、当該処理が終了す
る。
【0042】引き続き、「登録」と入力された際の(S
314がYes)、特徴物の登録処理について説明す
る。まず、ナビゲーション装置40は、「右手 警察
署」と入力された地点の座標(絶対座標)、及び、道路
進行方向に対する相対位置(図15中で紙面上側に進行
している際には右側)を登録する(S316)。その
後、「登録しました」と音声を出力し(S318)、運
転者に登録が完了した旨告知する。その後、CDROM
42に保持されている道路データ上で、警察署を識別
し、座標(相対座標)を検索する(S320)。ここ
で、該警察署が道路データ上で識別できなかった際には
(S322がNo)、当該処理を終了する。他方、警察
署の座標(相対座標)が検索できた際には(S322が
Yes)、当該相対座標を登録して(S324)、処理
を終了する。
【0043】次に、特徴物が登録された以降のナビゲー
ション装置40による、特徴物の音声案内ルーチンにつ
いて、当該処理のフローチャートである図12を参照し
て説明する。まず、ナビゲーション装置40は、音声に
よる特徴物の案内が設定されているかの判断を経て(S
402がYes)、音声により特徴物の案内を設定した
運転者(ユーザ)を識別して当該ユーザ用の辞書を検索
する(S404)。その後、該運転者が右側の特徴物の
案内を指示するか、或いは、左側の特徴物の案内を指示
するまで待機する(S406)。ここで、図15に示す
ボーリング場にて左折したい運転者が「左」と発呼する
と(S406がYes)、左側の特徴物の案内を設定す
る。
【0044】引き続き、現在位置を認識すると共に道路
進行方向の前方を検索する(S410)。そして、上記
絶対座標(特徴物の音声が入力された位置の座標)の手
前400mまで近づいたかを判断する(S412)。ま
た、絶対座標に近づいていないときには(S412がN
o)、上記相対座標(検索された特徴物の座標)の手前
300mまで近づいたかを判断し(S414)、相対座
標にも近づいていないときには(S414がNo)、ス
テップ410へ戻り、前方の検索を続ける。
【0045】ここで、絶対座標の手前400mまで近づ
いた際(S412がYes)、または、相対座標の手前
300mまで近づいた際には(S414がYes)、特
徴物の音声出力の完了を示すフラグが設定されていない
かの判断を経て(S422がNo)、道路上の進行方向
と、該特徴物との相対的位置関係、即ち、特徴物が道路
に対して右側になるか左側になるかを決定する(S42
3)。ここでは、第1実施態様と同様に絶対座標又は相
対座標に基づき右側か左側かを判断する。
【0046】次に、上記ステップ406において運転者
によって設定された「左」と、特徴物の相対位置(右、
左)とが一致するかを判断する(S425)。ここで、
一致しない場合には(S425がNo)、ステップ41
0へ戻る。他方、一致する場合、例えば、図15に示す
消防署の横を車両が差し掛かった際には(S425がY
es)、音声にて例えば「消防署」と出力した後(S4
25)、特徴物の音声出力完了を示すフラグをセットし
(S428)、上記処理を音声案内が解除されない限り
(S430がYes)、続ける。
【0047】この実施態様では、例えば、ボーリング場
で左折を欲する運転者が、左折するポイント探しながら
走行する際に、「消防署」、「○○百貨店」、「ホーリ
ング場」との音声での案内を順次受けていくため、確実
に左折することができる。また、例えば、○○百貨店に
行きたい運転者が、○○百貨店は、道路の左側にあるこ
とが分かっていれば、進路の左側の特徴物のみを案内さ
せることにより、確実に○○百貨店を探し出すことがで
きる。更に、第2実施態様では、ユーザ毎に辞書が設定
されているため、例えば、周囲の地理がある程度分かっ
ているユーザがボーリング場のみを特徴物として登録し
ておけば、左折地点を指示させる場合にも、消防署、○
○百貨店については案内が行われないため、左折位置の
みで案内を受けることができる。なお、第2実施態様に
おいては、指定された側(右、又は、左)に存在する、
音声によって案内される特徴物(消防署、○○百貨店、
ホーリング場)については、図1に示す表示パネル62
に蛍光色でマーキングして表示することで、より特徴物
が認識し易いようにする。また、音声による特徴物の案
内はなくとも、表示パネル上のマーキングのみでも、特
徴物の認識の助けとなる。
【0048】引き続き、本発明の第3実施態様のナビゲ
ーション装置による経路案内について、図13を参照し
て説明する。この第3実施態様では、経路案内の開始を
特徴物により指示し得る点を除き、第1実施態様とほぼ
同様である。即ち、この第3実施態様では、ステップ5
02、ステップ504の処理を経て、ステップ506に
て、ユーザにより経路案内を開始する特徴物及び該特徴
物の相対位置が指示されているかを判断する。ここで、
ユーザが図15に示す警察署の手前で、「右 警察署」
と音声により指示すると(S506がYes)、該特徴
物を地図データから検索する(S508)。そして、該
特徴物(警察署)までの距離が所定範囲(例えば500
m )に入ったかを判断する(S509)。そして、特徴
物が所定距離に入ると(S509がYes)、ステップ
508〜ステップ530において、第1実施態様と同様
にして経路案内を行う。例えば、図15に示す例では、
「左 消防署」、「右 市役所」、「左 ○○百貨
店」、「左 ボーリング場」、「右 郵便局」と音声に
より現在位置及び進行方向を指示する。但し、この第3
実施態様においては、各運転者毎に辞書が設定されてい
るため、経路案内を受ける運転者が実際に設定した特徴
物のみが、音声により告知される。
【0049】引き続き、本発明の第3実施態様の改変例
に係る音声案内について、図14を参照して説明する。
上述した第3実施態様においては、特徴物を距離的に近
い順に音声により告知して行ったが、この第3実施態様
においては、特徴物(建築物)の高さが高く、目立つ順
に案内する。この改変例においては、地図データ上に各
建築物の座標が高さと併せて保持されている。ここで、
ステップ502、ステップ504の処理を経て、ここ
で、ユーザが図15に示す警察署の手前で、「右 警察
署」と音声により指示すると(S506がYes)、ナ
ビゲーション装置40は、該特徴物を地図データから検
索する(S508)。そして、該特徴物(警察署)が所
定範囲に入ると(S510がYes)、ステップ511
〜ステップ530において経路案内を行う。ここではま
ず、前方を検索し(S511)、所定範囲内(例えば、
800m )にある個人別の辞書中に設定されている特徴
物を検索する(S513)。そして、該所定距離内にあ
る特徴物について、高さ順に並び替え(S514)、そ
の順序に従い特徴物を音声案内する(S524、S52
6)。例えば、図15に示す位置C3にある車両の進行
方向の800m 以内に○○百貨店と、市役所と、消防署
とがあり、市役所、○○百貨店、消防署の順で建物の高
さが高い場合には、「市役所」、「○○百貨店」、「消
防署」の順で音声により案内する。この改変例では、建
物が高く目立つ順に案内をさせることができる。なお、
ここでは、建物の高さ順に案内を行ったが、敷地の広い
順に案内を行うことも可能である。
【0050】なお、第2、第3実施態様においては、特
徴物の設定及び案内を個人別に行い、この使用者の識別
を音声により自動的に判別する例を挙げたが、この代わ
りに、スイッチ等により使用者を切り換えるようにも構
成できる。
【0051】第1、第3実施態様では、登録された特徴
物を音声により知らせると共に、該特徴物と自車の進行
方向との相対位置関係(右、左)を音声によって知らせ
る。このため、運転者は、モニター画面を参照すること
なく、車両の現在位置及び進行方向を確認することがで
きる。また、運転者が通常走行する際に行う認識作業と
同様にして、特徴物が音声にて案内されるため、経路の
確認が容易である。
【0052】更に、第1、第2実施態様では、特徴物の
座標が道路データ上で識別し得ない場合にも、絶対座標
として音声の入力された地点の座標を登録するため、地
図データ上に存在していない特徴物(例えば、交差点の
タバコ屋等)でも、特徴物として設定することができ
る。
【0053】特徴物の固有名詞、例えば、××デパート
等を正確に認識することは、現時点の音声認識装置では
高い確率では行い得ない。このため、地図データ上に×
×デパートが存在していても、音声識別が正確に行え
ず、例えば、○×デパートと認識した際には、座標を検
出することができないことになる。しかしながら、上記
実施態様では、特徴物の××デパートを○×デパートと
してでも設定することができる。なお、特徴物の固有名
詞と同時に入力される「右側」、「左側」については、
予め音声識別用の辞書に登録してあるため、確実に識別
することができ、従って、特徴物の××デパートを○×
デパートとして認識してとしても、道路との相対位置に
関しては、正確に指示できる。このため、上記実施態様
の構成では、運転中に、特徴物の設定が音声により容易
に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施態様に係るナビゲーション装
置の構成を示す構成図である。
【図2】第1実施態様のナビゲーション装置による設定
ルーチンの前半部分を示すフローチャートである。
【図3】第1実施態様に係る設定ルーチンの後半部分を
示すフローチャートである。
【図4】第1実施態様のナビゲーション装置による登録
ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】第1実施態様のナビゲーション装置による音声
案内ルーチンの前半部分を示すフローチャートである。
【図6】第1実施態様に係る音声案内ルーチンの後半部
分を示すフローチャートである。
【図7】第1実施態様に係る音声案内ルーチン中の駐車
場案内処理を示すフローチャートである。
【図8】第1実施態様に係る音声案内が行われる道路の
説明図である。
【図9】第1実施態様に係る表示パネルの画面の説明図
である。
【図10】第1実施態様の改変例に係る登録ルーチンを
示すフローチャートである。
【図11】第2実施態様のナビゲーション装置による登
録ルーチンを示すフローチャートである。
【図12】第2実施態様のナビゲーション装置による音
声案内ルーチンを示すフローチャートである。
【図13】第3実施態様のナビゲーション装置による音
声案内ルーチンを示すフローチャートである。
【図14】第3実施態様の改変例に係るナビゲーション
装置による音声案内ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図15】第2、第3実施態様に係る音声案内が行われ
る道路の説明図である。
【符号の説明】
10 音声認識装置 30 マイク 40 ナビゲーション装置 42 CRROM(道路データ) 46 スピーカ 60 モニタ 62 表示パネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された特徴物の座標を各使用者
    毎に保持する座標保持手段と、 使用者を判断する使用者判断手段と、 判断された使用者に対応する特徴物の座標を前記座標保
    持手段より検索する座標検索手段と、 現在位置を検出する位置検出手段と、 前記座標検索手段により検索された特徴物の座標位置に
    所定距離まで接近したかを判断する接近判断手段と、 前記接近判断手段にて、特徴物に接近したと判断された
    際に、音声により特徴物を知らせると共に、該特徴物と
    自車の進行方向との相対位置関係を知らせる音声出力手
    段と、を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 道路データを保持する道路データ保持手
    段と、 音声にて入力された特徴物を認識する音声認識手段と、 当該入力された特徴物を道路データ上で識別し、該特徴
    物の座標を各使用者毎に保持する座標保持手段と、 使用者を判断する使用者判断手段と、 判断された使用者に対応する特徴物の座標を前記座標保
    持手段より検索する座標検索手段と、 現在位置を検出する位置検出手段と、 前記座標検索手段により検索された特徴物の座標位置に
    所定距離まで接近したかを判断する接近判断手段と、 前記接近判断手段にて、特徴物に接近したと判断された
    際に、音声により特徴物を知らせる音声出力手段と、を
    備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 道路データを保持する道路データ保持手
    段と、 音声にて入力された特徴物を認識する音声認識手段と、 当該入力された特徴物を道路データ上で識別し、該特徴
    物の座標を各使用者毎に保持する座標保持手段と、 使用者を判断する使用者判断手段と、 判断された使用者に対応する特徴物の座標を前記座標保
    持手段より検索する座標検索手段と、 右側に位置する特徴物を知らせるか、左側に位置する特
    徴物を知らせるかの指示を設定する指示入力手段と、 前記座標検索手段により検索された特徴物の座標位置に
    所定距離まで接近したかを判断する接近判断手段と、 前記特徴物の座標位置が、自車進行方向に対して右側か
    左側かを検索し、前記指示入力手段に設定された側かを
    判断する相対位置判断手段と、 前記接近判断手段にて特徴物に接近したと判断され、且
    つ、前記相対位置判断手段で前記指示認識手に設定され
    た側に位置すると判断された際に、当該特徴物を音声に
    より知らせる音声出力手段と、を備えることを特徴とす
    るナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 道路データを保持する道路データ保持手
    段と、 音声にて入力された特徴物を認識する音声認識手段と、 当該入力された特徴物を道路データ上で識別し、該特徴
    物の座標を各使用者毎に保持する座標保持手段と、 使用者を判断する使用者判断手段と、 判断された使用者に対応する特徴物の座標を前記座標保
    持手段より検索する座標検索手段と、 現在位置を検出する位置検出手段と、 音声により入力された自車の進行方向との相対関係と、
    特徴物とを前記道路データから検索し、該特徴物が所定
    距離内に存在するかに基づき音声案内を開始するか否か
    を決定する音声案内開始判断手段と、 前記音声案内開始判断手段にて音声案内の開始が決定さ
    れた際に、前記座標検索手段により検索された特徴物の
    座標位置に所定距離まで接近したかを判断する接近判断
    手段と、 前記接近判断手段にて特徴物に接近したと判断された際
    に、音声により特徴物を知らせると共に、該特徴物と自
    車の進行方向との相対関係を知らせる音声出力手段と、
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
JP8356145A 1996-12-24 1996-12-24 ナビゲーション装置 Pending JPH10185607A (ja)

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